Googleサイト徹底解説|機能一覧・作り方・料金・制限・代替案まで

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「Googleサイトって、無料でホームページが作れるらしいけど……実際どこまでできるの?」
そう思って調べ始めたものの、情報が断片的でモヤモヤしていませんか。

「とにかく早く公開したい。最短で作る手順を知りたい」
「料金は本当に無料? どんな条件で使えないことがあるの?」
「社内ポータルやプロジェクトサイトにも使える? 権限や共有が不安」
「独自ドメインは設定できる? 反映しないって聞くけど大丈夫?」
「SEOはどこまでできる? Search ConsoleやAnalyticsは使える?」
「後からWordPressなどに移行したくなったら詰む? バックアップは?」

Googleサイトは、Googleドライブやフォーム、カレンダーなどと相性がよく、“早く作って、チームで更新する”用途に強い一方で、デザインや機能、SEOの細かな制御には限界もあります。
つまり「向いているケース」を選べば最高にラクですが、「向いていない目的」で使うと遠回りになりがちです。

この記事では、初心者でも迷わないように、Googleサイトを1記事で俯瞰できる形にまとめました。

  • できること/できないこと(制限と回避策)
  • 最短で公開する作り方(ページ構成・導線設計)
  • 料金と必要なもの(個人アカウント/Workspaceの違い)
  • 公開範囲・権限・共同編集(事故防止の考え方)
  • 独自ドメイン・URLの注意点(反映しない時のチェック含む)
  • SEOとアクセス解析(できる範囲で最大化する方法)
  • 代替案(WordPress/Wix/STUDIO/Notion等)との選び方

公式ヘルプなどの一次情報をベースに、実務でつまずきやすいポイントを先回りして整理しているので、読み終える頃には「自分はGoogleサイトで行くべきか」「どう作れば迷わないか」がはっきりします。

【※Googleサイトは簡易的なホームページ作成向きです。本格的なホームページを検討している場合は以下をおすすめします↓】

専門知識は不要!プロ級の美しいホームページがつくれる【とりあえずHP】
こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」
ありえないほど簡単にホームページができる【ジンドゥー】
無料ホームページ制作・作成なら作り方かんたんなペライチ
手軽にホームページを作成【おちゃのこさいさい】
目次

記事でわかること(最短で作って、迷わず運用できる状態まで)

このパートでは、Googleサイトを「とりあえず作れた」で終わらせず、公開・共有・更新がスムーズに回る状態まで、迷いやすいポイントを先回りして整理します。

具体的には、次のことがわかります。

  • 最短で公開するまでの流れ(何から手を付けるべきか)
  • 公開範囲の決め方(一般公開/限定公開/組織内公開)
  • 共同編集の進め方(担当分け・権限・事故防止)
  • 独自ドメインの考え方(必要なケースと注意点)
  • “伸びる運用”の型(更新しやすい構造・ルール・テンプレ)

また、初心者がつまずきがちな「結局どこまでできるの?」「何ができないの?」を、用途ごとに短く整理します。
読むだけで、次の一手が決まる構成にします。

対象:個人の簡易サイト/小規模ビジネス/社内ポータル・プロジェクトサイト

Googleサイトは、ざっくり言うと “速く作れて、共有・更新がラクなWebページ” を作るのに強いツールです。
特に、次のような人に向いています。

1) 個人(簡易サイト)

  • 自己紹介/プロフィール
  • ポートフォリオ
  • イベント告知ページ(参加案内・地図・申込)

2) 小規模ビジネス

  • 1枚の案内ページ(サービス概要/料金の目安/問い合わせ)
  • 採用ページ(募集要項/選考フロー)
  • 店舗の案内ページ(アクセス/予約導線)

3) 社内ポータル・プロジェクトサイト

  • 情報が散らばりがちな「リンク集・手順・FAQ」の集約
  • プロジェクトの議事録・資料・最新情報の置き場
  • 新人向けオンボーディング(最初に読むページ)

ポイントは、「頻繁に更新する」「複数人で扱う」「見た目はシンプルでOK」な用途ほど相性が良いことです。

この記事の結論(Googleサイトが“刺さる”ケースを先に整理)

先に結論です。Googleサイトが強いのは、次の3タイプです。

  • スピード重視:今日中に公開したい/サクッと立ち上げたい
  • 共有・運用重視:社内やチームで編集し、最新情報を保ちたい
  • Google連携重視:ドライブ、フォーム、カレンダー等を“そのまま”載せたい

逆に、次の要件が強いなら、最初から別手段(例:WordPressや高機能なWeb制作ツール)を検討した方がラクです。

  • デザインを細部まで作り込みたい
  • ブログ運用・高度なマーケ施策をガッツリやりたい
  • EC/会員機能など、複雑な仕組みが必須

用途別の相性早見表

スクロールできます
やりたいこと相性理由(短く)
社内ポータル/プロジェクトの情報集約共同編集と共有が主役。更新がラク
イベント案内(申込・地図・日程)フォームやカレンダーを載せやすい
1枚もののサービス紹介・会社案内すぐ公開できる。シンプル運用向き
しっかりSEOで集客するブログ“作りやすさ”が強みで、拡張性は限定的
EC・予約システム・会員制サイト×機能面で不足しやすい

最短で迷わないための「3つの原則」

初心者が詰まりにくくなる、運用のコツだけ先に置きます。

  1. ページ構成を先に決める(増やしても破綻しない)
  2. 公開範囲を先に固定する(公開事故を防ぐ)
  3. 更新ルールを作る(誰が・どこを・いつ直すか)

この3つを押さえるだけで、「作ったのに放置」「誰も更新できない」「情報が散らばる」をかなり防げます。

Googleサイトとは何か(できること・立ち位置を1ページで把握)

Googleサイト(Google Sites)は、Googleが提供する“かんたんWebページ作成ツール”です。
コードを書かなくても、文章・画像・ボタン・埋め込みなどを組み合わせて、公開用ページ社内向けページを作れます。

まずは全体像を3行でまとめます。

  • 作る:テンプレート+ドラッグ&ドロップでページを組み立てる
  • 共有する:共同編集・公開範囲の調整がしやすい
  • 運用する:Googleドライブ等と相性がよく、更新が続けやすい

「凝ったWeb制作」よりも、スピードと運用が重視される場面で強い立ち位置です。

Googleサイトの特徴:ドラッグ&ドロップで作れる/共同編集しやすい

1) ドラッグ&ドロップで“見たまま”作れる

Googleサイトは、ブロック(部品)を配置して作ります。初心者が迷いにくい理由は、次の2点です。

  • テンプレートがある:白紙が苦手でも始めやすい
  • 自動で整列する:レイアウトが崩れにくく、スマホ表示も意識しやすい

ページに置けるものの例(よく使う順)

  • 見出し/本文テキスト
  • 画像、ボタン
  • Googleドライブのファイル(ドキュメント、スプレッドシート、スライド)
  • Googleフォーム(問い合わせ・申込)
  • カレンダー、地図、YouTube などの埋め込み

資料はドライブに置き、サイトには“見せ方”だけ作る」という運用ができるので、更新の手間が増えにくいのが利点です。

2) 共同編集が“最初から前提”で作られている

Googleサイトは、個人制作だけでなく、チーム運用に向きます。

  • 編集者を招待して、同じサイトを複数人で更新できる
  • 下書き(編集画面)公開版(閲覧画面)で共有範囲を分けられる
  • 設定次第で、編集者が勝手に公開・権限変更しないよう制限もできる

運用で失敗しないコツ(初心者向け)

  • 編集者は最小限(増やすほど事故が起きやすい)
  • 変更ルールを短く決める(例:更新は「お知らせ」だけ、資料はドライブで管理)
  • 公開担当を1人決める(公開ボタンを押す人)

料金と必要なもの(無料で始める条件・利用できないケース)

料金の考え方

Googleサイトは、基本的にサイト作成・公開そのものに追加料金はかかりません
ただし、次のような“周辺コスト”は別です。

  • 独自ドメインを使うなら:ドメイン取得費(年額など、取得先により異なる)
  • 法人運用でWorkspaceを契約するなら:ユーザー数に応じたライセンス費用

目安として、費用の分かれ方はこう考えるとシンプルです。

スクロールできます
やりたいこと追加費用の発生補足
とにかく無料で公開して使うなしGoogleアカウントがあれば開始可能
独自ドメインで公開したいありドメイン代+DNS設定などが必要
組織で管理・統制したいありGoogle Workspaceの契約を検討

必要なもの

  • Googleアカウント(個人アカウント or Google Workspaceアカウント)
  • 作業しやすい環境:基本はPCブラウザ推奨(編集の操作がしやすい)

利用できない/制限がかかる代表例

初心者がハマりやすいのは「自分のアカウント側の制限」です。

  • 保護者管理のGoogleアカウントでは、Googleサイトを新規利用できない場合がある
  • 会社・学校のアカウントは、管理者ポリシーで
    • そもそも作れない
    • 外部公開ができない
    • 共有範囲が制限される
      といったケースがある

「作れない/公開できない」と感じたら、まずアカウント種別と管理設定を疑うのが近道です。

個人GoogleアカウントとGoogle Workspaceの違い(管理・権限・運用の差)

Googleサイト自体の操作感は近いのですが、運用の安心感が大きく変わります。

ざっくり結論

  • 個人アカウント:自分で作って自分で管理(小さく始めやすい)
  • Workspace:組織で統制して管理(退職・異動・情報統制に強い)

違いを「運用」の視点で比較

スクロールできます
観点個人GoogleアカウントGoogle Workspace
所有の考え方個人に紐づく組織(会社・学校)に紐づく
権限の統制個別に共有設定管理者がポリシーで制御しやすい
外部共有基本は自己責任で設定外部共有の可否・範囲を制限しやすい
運用の継続性アカウントが変わると引継ぎが面倒になりがち異動・退職時も管理しやすい
サポート基本はヘルプ中心プランによりサポート体制が手厚くなる

初心者のおすすめ指針

  • 個人・小規模で“まず作る”なら:個人アカウントで十分
  • 社内ポータルとして“継続運用する”なら:Workspaceが安心

「新しいGoogleサイト」と「以前のGoogleサイト」の違い(移行が必要な人向け)

ここは混乱しやすいので、最初に前提を揃えます。

  • 現在主流なのは 「新しいGoogleサイト」(一般にGoogleサイトと言えばこれ)
  • 以前の仕組みは 「Classic(旧)Googleサイト」 と呼ばれ、移行が必要になった時期があります

何が違うのか(初心者向けに要点だけ)

  • 新しいGoogleサイト:
    • レイアウトが自動で整いやすい(レスポンシブ意識)
    • 直感的な編集(ブロック配置)
    • 共同編集・共有がわかりやすい
  • 以前のGoogleサイト(Classic):
    • 古いUIで、機能や移行の都合で扱いが別枠
    • 現在は「新しいGoogleサイト」への移行が前提になった

自分が移行対象かどうかの見分け方

  • 以前作ったサイトを編集しようとして
    • 編集画面の見た目が今と大きく違う
    • 「Classic Sites Manager」「変換」などの文言が出る
      → この場合は移行対象の可能性が高いです。

移行が必要な人がやること(最短ルート)

  1. 旧サイトが残っているか確認
  2. 変換(コンバート)機能で「新しいGoogleサイト」の下書きに移す
  3. レイアウト崩れ・リンク切れをチェック
  4. 公開し直す(公開範囲も再確認)

ポイント:移行は「変換したら終わり」ではなく、公開設定の確認が重要です。
特に社内運用だと、公開範囲が意図せず広がる/逆に見えなくなる、が起きがちです。

まず結論:Googleサイトが向いている人/向いていない人

Googleサイトは、ひとことで言うと 「素早く作れて、共有・更新がラクな“情報サイト”」 に強いツールです。
逆に、デザインや機能を作り込む“本格サイト” には不向きになりやすいです。

迷ったら、次の考え方がいちばんシンプルです。

  • “作る”より“運用する”が大事 → Googleサイト向き
  • “表現・機能の自由度”が最重要 → 別ツール向き

向いている:スピード優先・情報共有・小規模で十分なサイト

次のどれかに当てはまるなら、Googleサイトはかなり相性が良いです。

1) 最短で公開したい(とにかく早く形にしたい)

  • 「今日中に案内ページが必要」
  • 「まずは仮のサイトを作って、あとで情報を足したい」
  • 「Web制作に時間をかけられない」

✅ 理由:テンプレ+ブロック配置で、ページの骨組みがすぐ作れるためです。

2) 情報共有・共同編集が中心(更新が多い、担当が複数)

  • 社内ポータル(手順書、FAQ、リンク集)
  • プロジェクトのハブ(資料、議事録、タスク導線)
  • イベント運営ページ(申込、日程、会場案内)

✅ 理由:共有範囲や編集権限を前提に設計されていて、「誰が更新しても破綻しにくい」 からです。
(※下書きと公開版でアクセスを分ける運用もしやすいです)

3) “Googleの中で完結させたい”(ドライブやフォーム中心で回す)

  • 申込はGoogleフォーム
  • 資料はGoogleドライブ
  • 日程はGoogleカレンダー

✅ 理由:外部ツールを増やさずに “いつものGoogle”で運用 しやすいからです。

用途別の相性(ざっくり早見)

スクロールできます
目的相性コメント
社内ポータル/共有ハブ更新が多いほど真価が出る
イベント案内(申込・地図・日程)必要要素を載せやすい
小規模ビジネスの案内(1〜数ページ)まず公開して改善が向く
採用ページ(簡易)変更が多い運用に強い
しっかり集客するメディア運用拡張性・施策の幅で不利になりがち

向いていない:凝ったデザイン、EC/会員制、細かなSEO制御が必須

次の要件が強い場合、Googleサイトは「作れはするけど、途中で詰まりやすい」側です。

1) デザインを細部まで作り込みたい

  • セクション余白や装飾をミリ単位で揃えたい
  • アニメーションや凝ったUIを入れたい
  • ブランド表現が重要(見た目の差が成果に直結)

⚠️ Googleサイトは、良く言えば“整う”、悪く言えば“自由に崩せない”ため、表現の自由度が足りないと感じやすいです。

2) EC/会員制など、機能が中心のサイトにしたい

  • 商品販売(カート・決済・在庫)
  • 会員登録/ログイン/マイページ
  • 予約管理、顧客管理などの業務機能

⚠️ こうした機能は、標準機能だけで完結させるのが難しく、外部サービス連携前提になります。
「サイトはGoogleサイト、機能は別サービス」という形にできないなら、最初から別手段が安全です。

3) 細かなSEO制御が必須(施策の自由度が必要)

  • 記事を量産して検索流入を伸ばすメディア型
  • 構造化データや細かなメタ制御を積極的に使いたい
  • SEOのテクニカル施策が重要な領域

⚠️ Googleサイトでも“基本はできます”が、ツールとしての思想は 「運用しやすい情報ページ」寄り
SEOを主戦場にする場合は、施策の幅が広い環境(例:WordPress等)の方が進めやすいことが多いです。

判断チェックリスト(Yes/Noで3分診断)

次のチェックで、直感的に判断できます。
Yesが多いほどGoogleサイト向きです。

目的・成果のタイプ

  • [ ] とにかく早く公開したい(スピード優先)
  • [ ] 情報共有が主目的(説明・手順・資料集約)
  • [ ] ページ数は少なめで十分(1〜10ページ程度から開始)

運用体制

  • [ ] 更新担当が複数いる/今後増える可能性がある
  • [ ] 更新頻度が高い(月1以上の見直しがある)
  • [ ] 退職・異動があっても回るように “属人化を避けたい”

必要機能・拡張性

  • [ ] 機能は「問い合わせ」「申込」「資料閲覧」程度で足りる
  • [ ] EC・会員制などの複雑機能は 不要(または外部サービスでOK)
  • [ ] デザインは シンプルで問題ない(見やすさ重視)

SEO・集客の前提

  • [ ] 検索集客は「最低限できればよい」or 別施策(SNS/広告/名刺URL)が中心
  • [ ] SEOのために、構造化データや細かな制御までやる予定はない

判定(目安)

  • Yesが8〜12個:Googleサイトで始める価値が高い 👍
  • Yesが4〜7個:用途を絞ればアリ(社内用/イベント用など)
  • Yesが0〜3個:別ツールを先に検討した方が早い(作り直しを避けやすい)

迷ったときの最終判断(超シンプル)

  • 1週間以内に公開したい → Googleサイトで試作
  • 半年以上“資産として育てたい” → 拡張性がある環境も比較してから決定

Googleサイトで“できること”一覧(機能を用途別に整理)

ここでは、Googleサイトの機能を「何ができるか」だけでなく、どんな場面で役立つか(用途)に寄せて整理します。
初心者でも「自分がやりたいこと=どの機能を使えばいいか」がすぐ結びつくようにまとめます。

ページ作成とサイト構造(ナビ、階層、複数ページ運用)

Googleサイトは、ページを増やして「小さなサイト構造」を作れます。ポイントは “運用しやすい導線作り” が標準でできることです。

できること(サイト構造まわり)

  • 複数ページを作成して、メニュー(ナビ)で移動できる
  • ページをドラッグして、並び替え階層化(サブページ化)ができる
  • サブページは最大5階層まで作れる(深すぎる構造にも一応対応)
  • ページごとにURLの末尾(カスタムパス)を設定できる
    例:/about/contact のようにわかりやすく整理
  • ページをメニューから非表示にできる(ただしリンクを知っていればアクセスは可能)
  • “ページ”とは別に、メニュー内に外部リンクメニュー見出し(セクション)を追加できる
    →「社内ルール」「申請」「FAQ」などをカテゴリっぽく整理しやすい

初心者が失敗しにくい構造の作り方(ミニ指針)

  • まずは トップ+下層3〜6ページくらいで開始(増やすのはあとでOK)
  • 階層は深くしすぎない(深くなるほどURLが長くなり、管理が難しくなる)
  • “メニューから非表示”ページは、用途を決めて限定運用(例:お礼ページ、限定案内)

デザイン(テーマ、配色、フォント、ヘッダー画像)

Googleサイトのデザインは、細部を作り込むというより 「破綻しない統一感を、短時間で作る」 のが得意です。

できること(見た目の基本)

  • テーマを選んで、全体の雰囲気を揃えられる
  • テーマ上で、配色・背景・テキストの見え方をまとめて調整できる
  • 文字スタイル(タイトル、見出し、本文など)のフォントや書式をある程度統一できる
  • ヘッダー画像の設定や、ヘッダーのサイズ(表示タイプ)を選べる
  • 必要に応じて、フッターを付けて共通情報(連絡先、注意事項など)を固定できる

もう一歩“それっぽく”するコツ(初心者向け)

  • 配色は 2色までに絞る(メイン+アクセント)
  • ヘッダー画像は「情報が読みやすい」ものを優先(派手さより視認性)
  • 文字サイズの強弱は 見出しで作る(装飾を増やしすぎない)

💡 Googleサイトは、テーマに加えて「ボタン」「区切り線」「リンク」「画像カルーセル」などの見た目もまとめて整えられるため、統一感を崩しにくいのが強みです。

埋め込みと連携(ドライブ、フォーム、カレンダー、地図、YouTube など)

Googleサイトの大きな強みがここです。
“中身はGoogle(ドライブ等)に置き、サイトで見せる” という運用ができます。

できること(Google連携)

  • Googleドライブのファイルをそのまま載せられる
    • ドキュメント、スプレッドシート、スライド など
  • Googleフォームを埋め込める(問い合わせ/申込/アンケート)
  • Googleカレンダーを載せられる(イベント日程、予約枠の共有にも便利)
  • Googleマップを載せられる(アクセス案内が簡単)
  • YouTube動画を載せられる(説明動画、手順動画など)
  • Googleグループを埋め込むなど、チーム向けの使い方も可能

できること(外部コンテンツの埋め込み)

  • URLを貼って、外部ページを埋め込み表示できる
  • 埋め込みコードでも挿入できる(※コードには条件がある)
  • さらに、埋め込みを「ページの中」だけでなく、埋め込み専用の1ページとして作ることもできる
    → 例えば「予約ページ」「外部サービス画面」を1ページ丸ごと表示、など

見落としがちな重要ポイント(権限)

埋め込んだドライブ資料は、サイト側を公開しても 資料側の共有権限が合っていないと閲覧できません

  • ✅ 公開サイトで見せたいなら「資料の共有設定」も合わせる
  • ✅ 社内限定なら「組織内のみ」など、意図した範囲に揃える

さらに便利な点として、サイト内検索で 埋め込んだドライブ資料の中身も探せるケースがあります。
(社内ポータル用途だと体感が大きいポイントです)

共同編集(編集者追加、同時編集、変更履歴の考え方)

Googleサイトは「1人で作る」より、複数人で回す設計が得意です。
“担当が変わっても運用が止まりにくい”のが強みになります。

できること(共同編集)

  • 編集者を追加して、複数人で同時編集できる
  • 編集中に、相手がどこを触っているか追える機能がある(迷子になりにくい)
  • 編集権限の調整ができる(不要な人は外す/オーナー変更も可能)
  • 「編集者が勝手に公開・権限変更できない」 ように制限できる
    → 事故防止にかなり効きます

※注意(初心者が混乱しやすい点)
非Googleアカウントの編集者は「下書きの閲覧」はできても、編集はできないなど挙動が異なる場合があります。チーム運用は Googleアカウント前提で考えるとスムーズです。

できること(変更履歴=バージョン管理)

  • 変更履歴(バージョン履歴)を見られる(誰が何を変えたか辿れる)
  • 過去の状態に復元できる(サイト全体/ページ単位の復元も可能)
  • バージョンに名前を付けて、節目を管理できる

初心者におすすめの運用ルール(例)

  • 大きな更新前に、履歴に「2026-01 改定前」など名前を付ける
  • 公開ボタンを押す担当を決める(公開事故が激減します)

公開(一般公開/限定公開/組織内公開の切り替え)

Googleサイトは「作る」と「公開する」を分けて考えられます。
公開の仕組みを理解すると、迷いが一気に減ります。

できること(公開の基本)

  • 公開前にプレビューして、PC/スマホ表示を確認できる
  • 公開時に、サイトの公開URL(アドレス)を設定できる
  • 公開範囲を切り替えできる
    • 一般公開:誰でも見られる
    • 限定公開:指定した人・グループだけ見られる
    • 組織内公開:仕事/学校アカウントでは、組織内だけに限定できる選択肢が出る場合がある

検索エンジンとの関係(“できること”の範囲で整理)

  • 一般公開の場合、検索に出る可能性はあります
  • ただし、公開設定で「検索エンジンに表示しないよう依頼する」オプションがあり、“依頼”はできる(※保証ではない)

閲覧体験を整える機能(地味に便利)

  • 見出しへ飛べるアンカーリンクを表示する/しないを切り替えられる
    → 長いページの読みやすさが上がります
  • 公開されたサイトにサイト内検索を付けられる(情報が増えても探しやすい)

Googleサイトで“やりにくい/できないこと”と回避策

Googleサイトは「速く作って、みんなで更新する」用途に強い一方で、自由度や拡張性が必要な場面では壁が出ます。
ここでは、初心者がハマりやすい“つまずきポイント”を先に知って、現実的な回避策までセットで整理します。

デザイン自由度の壁(CSS直編集・細かなレイアウトの限界)

やりにくいこと

  • サイト全体に対して、任意のCSSを当てて細部を調整する(ナビの影、余白のpx指定など)
  • “この位置にこの要素を固定したい”のような、ミリ単位のレイアウト制御
  • 独自アニメーションや、凝ったUI(高度な表現)を標準機能だけで作る

Googleサイトのデザインは、基本的に テーマ(配色・フォント・部品の見た目)+ブロック配置で整える思想です。
そのため「自由に崩せる=自由に作れる」タイプの制作とは方向性が違います。

回避策(現実的にうまくいく順)

  1. テーマ設計を先に固める(最優先)
    • 配色は メイン+アクセントの2色に絞る
    • 見出しの段(H2/H3…)でメリハリを作り、装飾を増やしすぎない
    • ボタン・区切り線・リンクなどの“部品”は、テーマ側で統一する
  2. “作り込みたい部分”だけ外部で作って埋め込む
    • 例:料金表、動く図解、予約ウィジェット、比較UIなど
    • 外部で作ったページやウィジェットを埋め込み(iframe)にして、Googleサイトには「見せる枠」として置く
  3. デザインで勝負するサイトは、最初から別の土俵を選ぶ
    • 会社・ブランドの世界観が成果に直結するなら、WordPress / STUDIO / Wix 等の方が、結果的に早いケースが多いです

高度な機能の壁(EC、会員、DB連携、複雑な動的処理)

やりにくいこと

  • EC(カート・決済・在庫・注文管理)をサイト内で完結
  • 会員制サイト(ログイン、権限ごとの表示切替、マイページ)を本格運用
  • DBを前提にした機能(検索・絞り込み・一覧自動生成)を、柔軟に構築
  • サイト側で複雑な動的処理(高度なJSアプリ)を安定稼働

Googleサイトは“Webアプリ基盤”というより、情報を整理して見せるためのツールです。
埋め込みで拡張はできますが、動作しない/制限が出るケースもあるので、重要機能ほど「外部サービスに任せる」発想が安全です。

回避策(目的別のおすすめパターン)

A) 物販・決済をしたい場合

  • Googleサイトは「商品説明・導線」に徹し、
    購入(決済)はECサービス側で完結させるのが王道です。
  • 具体例
    • 商品ページ → 「購入ボタン」または「購入ページへのリンク」
    • 申込・問い合わせ → Googleフォーム(受付)+自動返信

B) 会員制っぽく見せたい場合(簡易)

  • できる範囲:限定公開で「見られる人」を絞る(共有ベースの考え方)
  • できない範囲:ログイン後のマイページ、会員ランク別コンテンツ、課金連動など
    → ここが必要なら、会員基盤があるサービスを選ぶ方が早いです。

C) データを扱いたい場合(DBの代替)

  • スプレッドシート+フォームで「疑似DB」運用は可能
    ただし、検索・絞り込み・表示制御の自由度は限定的になりやすいです。
  • データが増える/要件が複雑になるなら、
    最初からDBやアプリ基盤(業務アプリ系)に寄せた方が後悔しにくいです。

D) 動くコンテンツを載せたい場合(埋め込み活用)

  • “動く部分”は外部で完結させ、Googleサイトは表示枠として使う
  • 重要:埋め込む側のページが https対応iframe埋め込み許可などを満たさないと表示できないことがあります

バックアップ・移行の壁(いざという時の復元設計)

起きやすい誤解

  • 「サイトを丸ごとバックアップして、あとで同じように戻せるはず」
    → 実際は、復元の考え方を先に設計しておく方が安全です。

Googleサイト側でできる“復元”

  • バージョン履歴から、過去の状態に戻せます(サイト単位/ページ単位)
  • 大きく編集する前に「節目の版」を作っておくと、復元がラクになります

“バックアップ”として現実的な選択肢

  • Google Takeout(またはDriveのエクスポート)でアーカイブを作る
    ただし、これは主に「手元保管」「監査」「万が一の参照」向けになりやすく、
    そのまま同じ形で“再インポート”できるとは限らない点に注意が必要です。

初心者向け:失敗しにくい復元設計(おすすめ運用)

  • 変更前に、バージョン履歴で節目を作る(例:月次更新前)
  • 画像や資料は、サイト内に散らさず Drive側で整理してから埋め込む
    → サイトの引継ぎ・差し替えがラクになります
  • URLやページ構成を変える前に、簡単な「サイト構成メモ」を残す
    • 主要ページ一覧
    • 重要リンク(申込・問い合わせ)
    • 更新担当者

旧版(Classic)を使っていた人の注意点

  • 旧版のサイトは、新しいGoogleサイトへの変換やアーカイブ出力など、扱いが別になります。
    旧サイト資産が残っている人は、まず「どこに何が残っているか」を棚卸しするのが先決です。

「最初から別サービスにすべき」代表パターン

次のどれかに当てはまるなら、Googleサイトで頑張るより、最初から別サービスを選ぶ方が失敗しにくいです。

  1. デザインが成果に直結する
    • ブランディング重視(コーポレート、採用、LPでCVを取りたい)
  2. EC・会員・予約など“機能が主役”
    • カート、決済、会員権限、マイページ、注文管理が必須
  3. SEOを主戦場にして、施策を積み上げたい
    • メディア運用(記事量産・内部施策・構造化など)で伸ばす前提
  4. 大規模運用が前提
    • ページが増え続ける、複数サイト展開、権限設計が複雑
  5. バックアップ/移行を厳密に求められる
    • 規制業種、監査要件、長期保全、厳格な復元プロセスが必要

迷ったときの結論はシンプルです。
「情報共有の箱」ならGoogleサイト、「本格的に作り込むなら別サービス」が基本方針になります。

最短で公開する:基本の作り方(初心者でも迷わない手順)

「何となく触っていたら迷子になった…」を防ぐために、先に決める → 作る → 整える → 公開するの順で進めます。
この順番にすると、後戻り(作り直し)が最小になります。

0) 事前準備:目的・ターゲット・必要ページを先に決める

ここをサボると、途中でページが増殖して「どこに何があるか分からないサイト」になりがちです。
3分だけでいいので、先に型を作ります。

サイトの目的を1行で言えるようにする(例:問い合わせ獲得/社内周知)

まずは、次のテンプレで1行を書いてください(メモでOK)。

  • 誰に
  • 何を
  • してほしい(ゴール)

例)

  • 個人:初めて来た人に「実績」を見せて、問い合わせにつなげたい
  • 小規模ビジネス:サービス概要と料金目安を伝えて、相談フォームへ誘導したい
  • 社内:業務手順とリンクを集約して、質問の往復を減らしたい

この1行が決まると、必要ページも自然に決まります。

最低限のページ構成テンプレ(1ページ型/複数ページ型)

1ページ型(最短公開向け)
「とりあえず公開したい」「情報量が少ない」ならこれが最速です。

  • ファーストビュー(何のページか)
  • 概要(誰向け/何が得られる)
  • 特徴・実績(信頼材料)
  • よくある質問(不安つぶし)
  • 問い合わせ/申込(ゴール)

複数ページ型(運用向け)
更新が増える・社内で回すなら、最初から分けた方がラクです。

  • トップ(全体の入口)
  • サービス/概要(説明)
  • 料金・プラン(目安)
  • 実績・事例(信頼)
  • FAQ(問い合わせ削減)
  • お問い合わせ(ゴール)
  • (社内なら)手順/申請/資料/リンク集

✅ 迷ったら「1ページ型で公開 → 後から複数ページへ拡張」が失敗しにくいです。

1) 新規サイトを作成(テンプレ or 白紙)

Googleサイトのトップから、新しいサイトを作ります。
ここでは「何で始めるか」を決めるだけでOKです。

テンプレを選ぶ基準(“見た目”より“用途”で決める)

テンプレは「完成形」ではなく、ページの型(配置の雛形)です。
選ぶ基準はシンプルに次でOKです。

  • 最短で公開したい → 既存テンプレ(近い用途のもの)
  • 運用しながら作りたい/迷いを減らしたい → テンプレ
  • 細部はあとで自分で決めたい → 白紙(Blank)

迷ったら、まずはテンプレで始めて、不要なブロックを消す方が速いです。

サイト名・ロゴ・ファビコンの整え方

初心者が最初に整えるべきは、凝ったデザインではなく“識別できる状態”です。

  • サイト名:短く、用途が伝わる名前に
    例)「採用情報」「〇〇プロジェクト」「手順・申請ポータル」
  • ロゴ(任意):会社・チーム運用なら設定推奨
    ロゴがない場合は、無理に入れずサイト名を明確に
  • ファビコン(任意):運用サイト(社内ポータル等)だと地味に便利
    タブで見分けやすくなり、開きっぱなしでも迷いません

ポイント:これらは「公開後に直してもOK」ですが、サイト名だけは早めに確定しておくと管理が楽です。

2) ページを増やして構造を作る(迷子を作らないナビ設計)

本文を書き始める前に、ページの骨組みを作ります。
ここでサイト全体の見通しが決まり、あとが一気にラクになります。

ページ名の付け方(検索・導線・運用を意識)

ページ名は、装飾せずに中身が想像できる日本語が最強です。

  • 良い例:
    • 「料金」「お問い合わせ」「よくある質問」「アクセス」「手順」「申請」
  • 迷う例:
    • 「概要」「詳細」「サービス」など、意味が広すぎる言葉

ちょっとしたコツ👇

  • 迷ったら「読者が探す言葉」を優先(例:「連絡先」より「お問い合わせ」)
  • 社内向けは「動詞+目的語」も強い(例:「申請する」「アカウントを作る」)

階層ルール(増やしても破綻しないコツ)

階層(サブページ)は便利ですが、深くしすぎると運用で詰まります。
初心者はこのルールで十分です。

  • 原則:2階層まで(トップ → 下層)で回す
  • 例外:社内ポータルなど、カテゴリが明確な場合だけ3階層目
  • 追加する前に「このページ、FAQに吸収できない?」を1回考える

おすすめの分類(社内ポータル向け)

  • 手順(How to)
  • 申請(フォーム・依頼)
  • 資料(テンプレ・規程)
  • FAQ(よくある質問)
  • お知らせ(更新情報)

3) コンテンツを配置(ブロック/セクションで“読ませる”)

ここから本文を入れていきます。
Googleサイトは「文章を詰め込む」より、セクションで分けて読みやすくするのが得意です。

よく使うコンテンツブロック(見出し・文章・画像・ボタン)

初心者は、まずこの4つだけ覚えれば十分です。

  • 見出し:内容の区切り(読みやすさが一気に上がる)
  • 文章:短めの段落+箇条書き中心がおすすめ
  • 画像:スクショ、図、ロゴ、事例画像など
  • ボタン:行動導線(問い合わせ、申込、資料DLなど)

配置のコツ(読みやすさ重視)

  • 1セクション=1メッセージ(言いたいことは1つ)
  • 文章は3〜5行で改行、箇条書きを混ぜる
  • ボタンはページ内に1〜3個(多すぎると迷います)

埋め込み(フォーム/地図/動画/外部ページ)の使い分け

埋め込みは「便利な反面、増やすと重くなる」ことがあります。
用途で使い分けるとスッキリします。

  • フォーム:問い合わせ、申込、社内申請(ゴールに直結)
  • 地図:アクセス案内(店舗、会場)
  • 動画:手順の説明、サービス紹介(文章を減らせる)
  • 外部ページ埋め込み:予約ツール、別サービスの画面など(必要最小限に)

さらに、外部ページを「ページ丸ごと」で見せたい場合は、フルページ埋め込みという選択もあります(用途がハマると強力です)。

フォーム:問い合わせ・申込・社内申請での設計ポイント

フォームは作って終わりではなく、運用で揉めない設計が大事です。

最低限のチェック(初心者向け)

  • 入力項目は最小(多いと離脱します)
  • 目的が違うならフォームを分ける
    例)「問い合わせ」と「見積もり」は別フォーム
  • 送信後に“次にやること”を表示
    • 例)「2営業日以内に返信します」「必要資料はこちら」

地味に効くポイント

  • 社内申請は「申請の前提条件」「よくある差し戻し理由」を先に書くと、やりとりが減ります。
スプレッドシート:一覧・FAQ・更新情報の“準DB化”

スプレッドシートは、更新しやすい一覧に向いています。

使いどころ例

  • 更新履歴(いつ何を変えたか)
  • FAQ一覧(質問と回答を表で管理)
  • リンク集(カテゴリ別に一覧化)
  • 担当者一覧(窓口の可視化)

運用のコツ

  • シート側は「編集担当」を決める(誰でも編集は事故が増えがち)
  • サイト側は「見せる」だけにして、データの更新はシートで行う

4) テーマと見た目を整える(最小コストで“それっぽく”)

見た目をいじり始めると沼りやすいので、ここはルールで時短します。
目的は「おしゃれ」ではなく、読みやすく、迷わないことです。

配色とフォントの決め方(ブランド/可読性の優先順位)

おすすめの優先順位は次の通りです。

  1. 可読性(読みやすさ)
  2. 統一感(ブレない)
  3. ブランドっぽさ(余裕があれば)

やり方(初心者向け)

  • テーマはまず1つ選んで固定
  • 色は2色まで(メイン+アクセント)
  • フォントは変えすぎない(統一が正義)

ヘッダー画像・セクション余白・視線誘導の基本

最短で整えるなら、この3点だけ意識すれば十分です。

  • ヘッダー画像は「文字が読める」ものに(情報が主役)
  • セクションを増やしすぎない(1ページに詰め込まない)
  • ボタンは“次にしてほしいこと”だけ置く
    例)「お問い合わせ」「申し込む」「資料を見る」

✅ 1ページの中で「説明 → 納得 → 行動」が自然に流れるように配置すると、成果につながりやすいです。

5) 公開して共有(公開範囲と権限を先に固定)

最後に公開です。初心者が一番ミスしやすいのが公開範囲なので、ここは慎重に。

一般公開/限定公開/組織内公開:どれを選ぶべきか

目的別のおすすめはこうです。

  • 一般公開:誰でも見てよい(店舗案内、イベント告知、簡易LPなど)
  • 限定公開:特定の人だけ(顧客向け資料、限定案内など)
  • 組織内公開:社内ポータル、学校内向け(Workspace環境で出ることが多い)

迷ったら…

  • 外部に見せないなら、まず限定 or 組織内にして、必要になってから一般公開に切り替えるのが安全です。

公開後の更新フロー(下書き→確認→公開の型)

更新が始まると、運用ルールがないサイトはすぐ崩れます。
最小限の型を作っておくと、ずっと楽になります。

おすすめの最小フロー

  1. 編集(下書き状態で更新)
  2. 確認(別の人が軽くチェック)
  3. 公開(担当者がPublish)

運用の小ワザ

  • 大きな更新の前に「節目」を作る(後で戻しやすくなります)
  • 公開担当を1人決める(事故が激減します)
  • 更新頻度が高いなら「更新ルール」ページを1つ作る(誰が見ても迷わない)

社内ポータル・プロジェクトサイトで成果を出す情報設計

Googleサイトで社内ポータルを作るときの失敗パターンは、だいたいこの2つに集約されます。

  • 「情報はあるのに見つからない
  • 「資料が増えるほど散らばって混乱する

ここでは、初心者でも再現しやすい形で、トップページ設計 → ページ構成 → FAQ設計 → 全社展開のルールまでを一気につなげます。

「探せない」「散らばる」を潰すトップページ設計

トップページは「会社のホームページ」ではなく、社内の“作業開始画面”にします。
理想は、社員がトップを開いた瞬間に次のどれかが即決できる状態です。

  • 今すぐやる手続きに行く(申請・依頼)
  • 目的の情報を探す(規程・手順・テンプレ)
  • 直近の更新を確認する(お知らせ・変更点)

トップページの鉄板レイアウト(迷子を減らす型)

1) 最上段:クイック導線(最重要)
ここは“3〜7個”に絞るのがコツです。

  • よく使う手続き(例:アカウント申請、経費精算、稟議)
  • よく使う資料(例:ロゴ、テンプレ、規程)
  • よくある質問(FAQ)
  • 困ったとき(問い合わせ窓口)

2) 探す:検索と索引の置き場
「探せない」を潰すために、検索導線を目立つ場所に置きます。

  • サイト内検索(使える場合は最優先で活用)
  • カテゴリ別の索引(手続き/規程/テンプレ…)
  • “部署別・業務別”の入口(必要な会社だけ)

※検索を強くする小ワザ

  • ページ名を「人が探す言葉」に寄せる(例:問い合わせ先 → お問い合わせ)
  • 1ページの冒頭に「結論」を置く(検索結果から開いても迷いにくい)

3) 知る:更新情報(新着・変更点)
社内ポータルは“更新があるほど”価値が上がるので、更新情報をトップに固定します。

  • お知らせ(新着3〜5件)
  • 重要な変更(規程改定、申請フロー変更など)
  • 今月のよくある問い合わせ(FAQ誘導に使える)

4) 信頼:運用情報(E-E-A-Tの社内版)
社内でも「この情報は正しい?」が起きます。そこで、各ページに最低限これを入れます。

  • 最終更新日
  • 担当部署/責任者(窓口)
  • 関連する一次資料(規程原本、申請フォームなど)へのリンク

これだけで「古い情報が残り続ける問題」「誰に聞けばいいか分からない問題」が激減します。

トップページに置くべき“箱”の例(そのまま使える)

  • よく使う手続き(ボタン6個まで)
  • よく使うテンプレ(3カテゴリまで)
  • FAQ(人気の質問5つ+“もっと見る”)
  • お知らせ(新着3件)
  • 困ったとき(窓口・問い合わせ・緊急連絡)

おすすめページ構成(社内ポータル雛形)

「何を作ればいいか分からない」を防ぐために、まずは雛形を置きます。
最初から完璧に作るより、型を作って、運用しながら増やすほうが成功しやすいです。

最小構成(小規模チームでも回る)

スクロールできます
区分役割置くものの例
トップ入口と導線クイックリンク/検索/更新情報
手続き“やる”を完結申請フロー、必要書類、期限
規程根拠の保管就業規則、経費、セキュリティ
申請実行導線Googleフォーム/外部申請ツールへのリンク
FAQ問い合わせ削減よくある質問、エラー対応、差し戻し理由
テンプレ置き場作業の標準化稟議、議事録、見積依頼、ロゴ、資料雛形

使い始めると追加したくなるページ(必要な会社だけ)

  • 窓口一覧(部署別:人事/情シス/経理…)
  • 新人向け「最初に読むページ」(オンボーディング)
  • プロジェクト別スペース(後述の型で量産)
  • 用語集(社内略語・ツール名が多い会社ほど効きます)
お知らせ/手続き/規程/申請/FAQ/テンプレ置き場

この6カテゴリは、社内ポータルの“基本セット”です。
迷ったときは、情報を次の基準で振り分けると散らかりにくいです。

  • お知らせ:変化(新しくなったこと)
  • 手続き:行動(どうやるか)
  • 規程:根拠(なぜそうするか)
  • 申請:実行(ここから申請する)
  • FAQ:例外(詰まるポイント)
  • テンプレ:標準化(迷わず書ける)

ナレッジ/FAQサイトの作り方(問い合わせを減らす構造)

FAQが機能しない原因は「情報量が少ない」より、構造が悪いことが多いです。
ポイントは、FAQを“辞書”ではなく、問題解決の導線として設計することです。

問い合わせを減らすFAQの型(1ページの構成)

各FAQページは、次の順にすると解決率が上がります。

  1. 結論(まず一言):できます/できません/この手順です
  2. 手順(3〜7ステップ):画面操作は箇条書き
  3. つまずきポイント:よくある原因と対処
  4. 必要な場合だけ問い合わせ:窓口+必要情報(スクショ、エラー文など)

例(社内向けの強い書き方)

  • 結論:申請はこのフォームから。期限は毎月25日です。
  • 手順:①〜⑤
  • つまずき:差し戻し理由TOP3
  • 問い合わせ:添付すべき情報(これがあると往復が減ります)

FAQを増やすときの“分類ルール”(散らばり防止)

FAQが増え始めたら、分類を固定します。

  • 業務別(経費/勤怠/IT/総務)
  • 状況別(新入社員/異動/退職/在宅勤務)
  • トラブル別(ログインできない/権限がない/表示されない)

さらに効く工夫として、トップに「よく見られる質問」を置き、下層でカテゴリ分類に分けると、探す時間が短くなります。

FAQのネタは“現場”にあります(作る順番)

初心者でも失敗しにくい作り方はこれです。

  • まず、直近1〜2か月の問い合わせ(メール/チャット)を10件だけ集める
  • 「同じ質問」を1つにまとめて、FAQ化
  • 差し戻しが多い申請から先に整備(効果が出やすい)

💡 成果が見えやすい指標

  • 問い合わせ件数の減少
  • 差し戻し回数の減少
  • “窓口への到達前に解決”した割合(体感でもOK)

全社展開のコツ(テンプレ統一・作成権限・公開ルール)

社内ポータルは、全社に広げるほど「統一ルール」がないと崩れます。
ここでは、最低限のガバナンス(運用の決め事)だけに絞ります。

1) テンプレ統一(増やしても崩れない)

ページを量産すると、見た目以上に困るのが「書式バラバラ問題」です。
そこで、最初にテンプレを固定します。

  • ページ冒頭に必ず置く:目的/対象者/最終更新日/担当
  • 見出し階層(H2→H3)を統一
  • “手続きページ”は同じ並び(必要書類→手順→期限→FAQ)

おすすめ:代表的なページを3つだけテンプレ化

  • 手続きページテンプレ
  • 規程ページテンプレ
  • FAQページテンプレ

2) 作成権限(事故が起きない編集体制)

全社展開で多い事故はこれです。

  • 誰かが誤って公開範囲を変える
  • 誰かが勝手に公開して古い手順が残る
  • 担当が退職して更新できなくなる

回避するための“最小ルール”

  • オーナー(管理者)を2名以上にする(属人化防止)
  • 編集者は必要最小限にし、公開・権限変更は制限する
  • 公開担当を決める(下書き→確認→公開)

3) 公開ルール(公開範囲を固定する)

社内ポータルでは「基本は社内限定」です。公開範囲は次の考え方が安全です。

  • 社内だけ:組織内限定(可能な環境) or 限定公開
  • 外部共有が必要:専用サイトを分ける(社内ポータルと混ぜない)

加えて、公開運用の型を作ります。

  • 重大変更は「更新履歴」に残す(いつ・何を・なぜ)
  • 月1回、棚卸し(古いページを削除/統合)
  • 大きな改定の前は履歴を残して戻せるようにする

公開範囲・権限・共同編集(セキュリティと事故防止)

Googleサイトで一番起きやすい事故は、「公開範囲の設定ミス」「編集権限が広すぎる」です。
ここでは、初心者でも迷わないように「役割の分け方 → 外部共有の確認 → 変更の戻し方」を“型”として整理します。

権限の種類(閲覧者/編集者/オーナー)と責任分界

Googleサイトは、ざっくり言うと 「作る人(編集)」「見る人(閲覧)」「管理する人(オーナー)」に分かれます。
まずは責任(事故が起きたときに誰が止めるか)を分けるのが重要です。

スクロールできます
役割できること典型的な責任(おすすめ)
閲覧者(Published viewer)公開済みのサイトを見る情報の参照・リンク先の利用
編集者(Editor)下書き含め編集する(権限設定次第)コンテンツ更新(文章・画像・ページ作成)
オーナー(Owner)共有設定・権限・所有者変更などを管理公開範囲の管理、事故防止ルール、復元判断

事故が減る“最小ルール”

  • オーナーは最低2人(属人化防止)
  • 編集者は必要最小限(増やすほど事故率が上がる)
  • 公開(Publish)に関する操作は、できる限りオーナーが握る

編集者に「やらせない」設定が最重要

Googleサイトには、オーナーが 「編集者が公開や権限変更をできない」ように制限する設定があります。
これを入れるだけで、事故の大半(勝手に公開/共有範囲変更/編集者追加)が止まります。

共同編集の注意点(意外とハマる)

  • Googleアカウントでない編集者は、下書きを見られても編集できないなど制限が出る場合があります(運用は原則Googleアカウント前提がスムーズ)。
  • 公開版の閲覧者(Published viewer)は、公開されるまで内容が見えない前提で設計すると混乱が減ります。

外部共有のチェックポイント(意図しない公開を防ぐ)

公開事故は「最後の1分の確認」で防げます。
公開前に、次の順でチェックしてください。

1) 公開版の公開範囲を先に固定する

公開範囲は、基本的にこの2択が軸です(仕事/学校アカウントは追加選択肢が出ることがあります)。

  • Restricted(制限付き):指定した人・グループだけ閲覧
  • Public(公開):誰でも閲覧(一般公開)

⚠️ 初心者の安全策
迷ったら Restrictedで公開 → 必要になったらPublicに変更 が一番事故が少ないです。

2) 下書き(Draft)と公開版(Published)を分けて考える

Googleサイトは「作業中の下書き」と「公開されているページ」が別物です。
共有設定でも DraftPublished site を分けて調整できます。

  • Draft:編集者・関係者だけに限定(基本これでOK)
  • Published:公開範囲(Restricted/Public)を明確にする

この分離ができていると、「編集中の内容が外に見えた」系の不安がほぼ消えます。

3) “公開できる人”を絞る(最重要の事故防止)

次の設定がONだと、編集者が

  • 公開(Publish)
  • 権限変更(閲覧範囲を変える)
  • 新しいメンバー追加
    をできてしまうケースがあります。

対策:オーナー設定で、編集者にこれらをさせない(チェックを外す)
→ これが“事故防止の本丸”です。

4) 埋め込み資料(Drive/フォーム等)の権限は別管理

よくある落とし穴がこれです。

  • サイトを公開しても、埋め込んだDriveファイルの共有権限が合っていないと見えない
  • 逆に、資料だけ誰でも見える設定になっていて、サイトより広く公開されてしまうこともある

対策(シンプル)

  • サイトの公開範囲と、埋め込み資料の共有範囲を一致させる
  • 「公開時に、埋め込み資料の共有を合わせる」ことを手順に入れる

5) 検索エンジンに出したくないときの考え方

公開(Public)にした場合、検索に出る可能性があります。
Googleサイトには「検索エンジンに表示しないよう依頼する」設定がありますが、“依頼であり保証ではない”点に注意が必要です。

  • 本当に外部に見せたくない → そもそもPublicにしない(Restricted/組織内)
  • Publicだけど検索に出したくない → 依頼設定を使いつつ、運用上も注意(URL拡散など)

公開前の3分チェックリスト(そのまま使えます)

  • [ ] Published site が Restricted / Public のどちらか意図通り
  • [ ] Draft は関係者だけ(必要以上に開いていない)
  • [ ] 編集者が「公開・権限変更・追加」をできない設定になっている
  • [ ] 埋め込みDrive資料の共有範囲が、サイトと一致している
  • [ ] 公開後、別ブラウザ(シークレット等)で表示確認した

変更履歴の見方と“戻し方”のルール化

共同編集の安心材料が 変更履歴(Version history)です。
ただし、見られる人・戻せる人・戻し方を決めておかないと、いざという時に混乱します。

まず前提:履歴を見られるのは誰?

変更履歴を閲覧するには、基本的に編集権限が必要です。
つまり、「閲覧者」は困ったときに自分で戻せません。ここが責任分界の根拠になります。

“戻し方”は2種類ある(使い分けが大事)

  • サイト全体を戻す:広範囲に壊れた/大規模変更の失敗
  • 特定ページだけ戻す:誤って削除した/そのページだけ崩れた

復元後は、公開サイトに反映させるために再公開(Publish)が必要になるケースがあるため、公開担当の運用とセットにします。

事故が起きない「履歴運用の型」

おすすめは、次の3つだけルール化です。

  1. 大きな変更の前に「版に名前を付ける」
    例:2026-01-18 公開前(手順改定)
    → いざ戻すときに迷いません。
  2. 公開フローを固定する(下書き→確認→公開)
    • 編集者:下書き更新
    • 確認者:内容チェック
    • 公開担当(オーナー推奨):Publish
  3. “戻す判断”をオーナーに寄せる
    • 戻す(復元)は影響が大きいので、勝手に戻さない
    • 迷ったら「ページ単位で戻す」から試す(被害が小さい)

よくある失敗と対策

  • 「直したつもりが公開されてない」
    → 公開と下書きは別。更新後にPublishが必要な運用にする
  • 「勝手に戻されて、変更が消えた」
    → 復元できる人(編集者/オーナー)と手順を決める。復元前に版名を付ける

独自ドメイン設定とURLの考え方(失敗しやすい所を先回り)

独自ドメインは「見た目を整える最後の仕上げ」になりがちですが、実際は 公開範囲・権限・埋め込み・運用ルールに影響します。
ここでは、つまずきやすい点を先に潰しながら、最短で安定運用できる形にまとめます。

標準URLと独自ドメインの違い(何が変わる?)

標準URL(GoogleのURL)のイメージ

  • Googleサイトを公開すると、基本は sites.google.com/ から始まるURLが付きます。
  • 速くてラク。DNS不要。まずはこれで運用を開始できます。

独自ドメイン(自分のURL)のイメージ

  • www.example.com のように、会社や個人で保有するドメインに紐付けられます。
  • 覚えやすい・名刺や資料に載せやすい・ドメインから“公式感”が出るのがメリットです。

「何が変わるか」を先に整理(重要)

独自ドメインにすると、URLが変わるだけでなく、次のような違いが出ます。

  • 所有者(オーナー)だけがドメイン接続できる(編集者では不可)
  • 反映に時間がかかる(DNS反映+証明書発行の都合)
  • Googleアカウント前提の一部機能が動きにくくなる場合がある
    (例:Googleアカウント認証が絡む挙動、埋め込みの一部など)
  • 公開範囲が“外部公開”になっていないと、独自ドメインURLで見えない/標準URLへ戻されることがある

つまり、独自ドメインは「作って終わり」ではなく、運用設計とセットで考えると事故が減ります。

事前準備:ドメイン所有権・DNS・HTTPSの基礎

独自ドメインで詰まる原因の9割は、ここが曖昧なまま進むことです。
最低限、次の3つを押さえるだけで失敗率が大きく下がります。

1) ドメイン所有権(=DNSを触れる権限)

  • ドメインは「買った人」ではなく、DNSレコードを編集できる人が強いです。
  • 社内なら「誰がDNSを管理しているか」を先に確認しておきます。

2) DNSの基本(CNAMEが中心)

Googleサイトの独自ドメインは、一般的に サブドメイン(例:www)をCNAMEで向ける運用が基本です。

  • 例:wwwghs.googlehosted.com に向ける(CNAME)
  • DNSには反映待ち(数分〜最大1〜2日程度)が起きます

💡 まずは “wwwあり” を通すのが鉄則

  • example.com(wwwなし=ネイキッドドメイン)まで完璧にやろうとすると難易度が上がります。
  • 先に wwwを成功させてから、必要なら example.com → www.example.com の転送や追加設定を検討するのが安全です。

3) HTTPS(SSL証明書)の考え方

  • Googleサイトの独自ドメインは、通常 証明書(HTTPS)が自動で用意されます。
  • ただし、証明書は“自分で持ち込む”タイプではなく、発行・反映に時間がかかることがあります。

⚠️ 盲点:CAAレコード

  • DNS側で「この認証局の証明書しか発行させない(CAA)」の制限をかけていると、証明書が作れず詰まることがあります。

事前に揃えるもの(チェック用ミニ表)

スクロールできます
用意するもの具体例つまずきポイント
ドメインexample.comDNS編集権限がない
DNS管理画面アクセスレジストラ/Cloud DNS等CNAMEの競合がある
公開済みサイトURL標準URLそもそも未公開だと進まない
公開範囲の方針公開/限定/組織内“外部閲覧不可”だと独自URLが効かないことがある

設定手順の分岐(Workspace管理者がいる/いない)

独自ドメイン設定は、環境によって「入口」が変わります。
迷いやすいので、まずはどちらかを選んでください。

A) Workspace管理者がいる(会社・学校アカウント)

この場合、管理者(Admin Console)側でURLマッピングする流れになることが多いです。

やること(全体像)

  1. サイトを公開(公開範囲も確認)
  2. 管理者が Admin Console で「新しいGoogleサイト」を対象に カスタムURL(Custom URL)を追加
  3. DNSで CNAME を設定(www → ghs.googlehosted.com など)
  4. 反映待ち(最大24時間程度のことも)

ポイント(勘違いしやすい)

  • 管理者がマッピングできるのは 基本的に“サブドメイン”(例:www)で、条件や制約があります
  • サイトが「組織内だけ」共有だと、独自URLではなく標準URLへ誘導されるケースがあります
    (社内ポータル用途はここで混乱しやすいです)

B) Workspace管理者がいない(個人運用/自分が所有者)

この場合は、Googleサイト編集画面の 設定 → カスタムドメイン から進めるのが基本です。

やること(全体像)

  1. サイト所有者でログインして、設定からカスタムドメイン設定開始
  2. ドメインを入力し、案内に従ってDNSを更新
  3. 所有権確認が求められたら、表示される手順(TXT追加など)で確認
  4. 反映を待って表示確認

ポイント

  • 「所有者だけが接続できる」ので、編集者でログインしていると詰まります
  • 反映は時間差があるため、設定直後に見えなくても“即ミス”とは限りません

反映されない時のチェックリスト(DNS/公開状態/キャッシュ)

独自ドメインが表示されないときは、下から順に潰すと最短です。
(上からやるより、成功率が高い)

1) 公開状態(これが最優先)

  • 公開(Published)が適切か
  • 公開範囲が「外部閲覧OK」になっているか(必要な場合)

2) DNS(CNAMEの基本ミスを潰す)

  • www のCNAMEが ghs.googlehosted.com を向いているか
  • 既存の www レコード(別CNAMEやAレコード)と競合していないか
  • TTLが長すぎないか(すぐ直したいときは短いほうが確認が楽)

3) “wwwなし”で見えない(ネイキッドドメイン問題)

  • example.comwww.example.com と別物です
  • まず wwwが開くことを確認し、必要なら
    • レジストラの転送機能で example.com → www.example.com
    • もしくはDNS/サービス側の“ネイキッドドメイン対応”を検討

4) HTTPS(証明書)待ち/失敗

  • 証明書がまだ発行されていない(時間差)
  • DNSのCAA制限が原因で発行できない

5) キャッシュ(見えてないだけ)

  • シークレットウィンドウで確認
  • 別端末・別回線(スマホ回線など)で確認
  • OSのDNSキャッシュを疑う(特にWindows)

✅ 最短の確認方法

  • 「シークレットで www にアクセス」→ OKならDNSは概ね正しい
  • NGならDNSか公開範囲の問題の可能性が高いです

公開後の運用(URL変更・リンク切れ・案内ページの作り方)

独自ドメインを設定した後に事故が起きるのは、だいたい URL変更リンク切れです。
Googleサイトは自由に作れる反面、Webサーバーのように細かなリダイレクト制御ができるとは限りません。
なので、運用ルールで守るのが現実的です。

1) URLは「変えない前提」で決める

  • 最初に決めるべきは、URLの方針です
    • 例:社外向けは www.example.com
    • 社内向けは標準URL(または組織のルールに従う)
  • 途中でドメインや構成を大きく変えると、名刺・資料・社内ドキュメントのリンクが壊れます

2) ページ構成変更のときは“案内ページ”で吸収する

もしURLが変わりそうなら、次のやり方が安全です。

  • 旧ページを消さずに残し、冒頭に案内文を置く
    • 例:「このページは移動しました。最新版はこちら →(新URL)」
  • 旧ページはナビから外しつつ、外部リンクの受け皿としてしばらく保持

💡 これだけで「404対応」「社内リンク切れ対応」の工数が激減します。

3) ドメインを変更したい場合の基本方針

  • 旧ドメイン → 新ドメインへの転送ができるなら、一定期間は転送を維持
  • できない場合は、旧ドメイン側に「案内ページ(入口)」を残すのが現実解

4) 運用を仕組みにする(おすすめ)

  • 更新履歴(いつ何を変えたか)をスプレッドシート等で管理
  • 重要URL(トップ・申込・問い合わせ・FAQ)だけは固定化して、変更しない運用にする

アクセス解析(Analytics等)で改善する運用サイクル

Googleサイトは「作って終わり」より、公開後に少しずつ直して成果を上げるのが向いています。
そのために、アクセス解析は“多機能に使う”より、目的に合う指標だけに絞るのがコツです。

前提として、Googleサイトは設定画面から Google Analytics(GA4)の測定ID(G-XXXX)を入力して計測できます。反映まで時間がかかる場合があるため、公開直後は焦らず「翌日以降」で確認するのが安全です。

“見るべき指標”を目的別に決める(問い合わせ/社内利用率)

アクセス解析で失敗しやすいのは「見られる数字を全部見る」ことです。
初心者は、まず KPIを1〜3個に固定してください。

目的別:おすすめ指標マップ(このまま使えます)

スクロールできます
目的まず見る指標(1〜3個)次に見る指標(原因分析用)改善の当たり
問い合わせ・申込を増やす(外部向け)キーイベント(コンバージョン)数CTAクリック数/ユーザー数参照元(どこから来たか)/ページ別の離脱傾向/スクロールCTA位置、ページ構成、FAQ追加
社内ポータルの利用率を上げる(内部向け)アクティブユーザー閲覧数(Views)1人あたり閲覧数よく見られるページ/検索(使うなら)/ファイルDL・外部リンククリックトップ導線、カテゴリ整理、検索性
問い合わせ・差し戻しを減らす(FAQ/手順)FAQページ閲覧数窓口リンククリック数の減少“つまずき”ページの集中/更新前後の変化手順の順番、例の追加、注意点の見える化
資料配布(テンプレ・規程など)ファイルDL/関連ページ閲覧数参照元/ページ内の導線クリック置き場の一本化、リンクの目立たせ方

ポイントは、「成果(ゴール)」の指標 → 「原因(なぜ)」の指標の順に見ることです。

外部向け(問い合わせ)の「測り方」具体例

Googleサイトはコードを入れて細かなイベントを作り込むのが得意ではないため、現実的には次で十分です。

  • CTAクリックをキーイベント化
    例:
    • お問い合わせボタン(外部リンク/フォームへの遷移)
    • mailto:(メールリンク)や tel:(電話リンク)
      → クリックが取れれば、問い合わせの“前段”が見えます
  • Googleフォームの場合は、二段で確認する
    1. GA:フォームへ遷移したクリック数(サイト側)
    2. フォーム:回答数(フォーム側)
      → 「押されたけど送られてない(離脱)」が推測できます
  • UTMで流入元を判別(SNS/メルマガ/社内チャット等)
    URLにパラメータを付けるだけで、「何が効いたか」が見えます

社内向け(利用率)の「測り方」具体例

社内ポータルは“滞在時間が長いほど良い”とは限りません。
「迷って長い」のか「目的を達成して長い」のかが混ざるため、次の組み合わせが安全です。

  • アクティブユーザー(使われているか)
  • 1人あたり閲覧数(迷子か、回遊が必要な構造か)
  • トップページ → 手続きページへの遷移(導線が機能しているか)
  • よく見られるページTOP(どこにニーズが集中しているか)

“キーイベント(コンバージョン)”の最小設計

初心者はこれだけでOKです。

  • 外部向け:
    「問い合わせ」ボタンのクリックをキーイベントにする
  • 社内向け:
    「申請フォームへ行く」クリック「テンプレDL」をキーイベントにする(できる範囲で)

※GA4では「イベント」を重要指標として“キーイベント(旧:コンバージョン相当)”に設定できます。まずは1〜2個に絞ると、改善が速くなります。

改善の優先順位(導線→内容→信頼→見た目の順)

改善は、見た目から触ると迷走しがちです。
成果が出やすい順に、次の流れで直すのが鉄板です。

1) 導線(迷わずゴールに行けるか)

最優先は「クリックされるべき場所がクリックされているか」です。

チェック項目

  • トップに「よく使う導線(3〜7個)」があるか
  • 重要ページへのボタンが、上(冒頭)と下(読み終わり)にあるか
  • メニュー名が分かりやすいか(抽象語が多すぎないか)

改善アイデア(効きやすい)

  • CTAボタンを 1〜2種類に統一(例:お問い合わせ/申し込む)
  • トップに「手続き」「FAQ」「テンプレ」を固定(社内向け)

2) 内容(読めば解決するか)

導線が整っても、内容が薄いと成果は伸びません。

チェック項目

  • 冒頭3行で「誰の・何の・何が得られる」が伝わるか
  • 手順は 箇条書き(3〜7手順)で書けているか
  • “よくある詰まり”が先回りできているか(FAQ/注意点)

改善アイデア

  • “差し戻し理由TOP3”をFAQに入れる(社内申請系で強い)
  • 例・スクショを1つ足す(文章量を増やさず理解を上げる)

3) 信頼(この情報は正しいと言えるか)

外部向けはもちろん、社内でも信頼がないと「結局聞く」が起きます。

最低限入れると強い情報

  • 最終更新日
  • 担当部署/窓口
  • 根拠リンク(規程原本、公式手順、申請フォームなど)
  • 更新履歴(変更点の要約)

これだけで「古い情報の放置」「誰に聞けばいいか不明」が減ります。

4) 見た目(読みやすいか、疲れないか)

最後にデザインです。ここは“凝る”より“整える”が正解です。

  • 1セクション1メッセージ(詰め込みすぎない)
  • 文章は 3〜5行で改行+箇条書き中心
  • 配色は2色まで、ボタンの種類を増やさない

改善サイクルの回し方(初心者向けの最短)

週1回・15分で回せる形にします。

  1. 指標を見る(KPI 1〜3個だけ)
  2. 原因ページを1つ決める(例:トップ or 問い合わせ前のページ)
  3. 1つだけ直す(導線 or FAQ追加など)
  4. 次週、同じ指標で差分を見る

“まとめて大改修”より、小さく直して早く検証がGoogleサイトでは勝ちやすいです。

GoogleサイトのSEO:できることだけで最大化する

前提:メタ情報を細かくいじれないぶん、本文設計が勝負

Googleサイトは、WordPressのように「title/description/OGP/構造化データ/robots」などをページ単位で細かく調整するタイプではありません。
そのぶん、成果が出るサイトは次の“土台”が強いです。

  • 1ページ=1目的(混ぜない)
  • 冒頭で要点がわかる(検索結果→クリック→即納得)
  • 見出しで情報が探せる(スクロールしても迷子にならない)
  • 内部リンクで次の行動に誘導(回遊=評価と成果につながる)

また、検索結果の説明文(スニペット)は、設定したメタディスクリプションだけで決まらず、本文の一部が採用されることも普通にあります。
だからこそ、本文の“見せ方”がSEOの中心になります。

コンテンツ設計で効く施策

ページタイトルと見出し構造(H2〜H4で意図を明確化)

やることはシンプルで、効果が大きい順に並べます。

1) ページタイトルは「誰の何を解決するか」を入れる

悪い例:

  • ホーム / TOP / 案内 / まとめ

良い例:

  • 社内ポータルの申請手順(経費精算)
  • Googleサイトで問い合わせページを作る方法(最短手順)
  • プロジェクトX:資料・議事録・進捗(入口ページ)

ポイント

  • 先頭付近に主要語(探される言葉)を置く
  • “対象”か“状況”を入れて、同名ページの量産を避ける
  • タイトルと本文の冒頭がズレないようにする(クリック後の離脱が減ります)
2) 見出しは「検索者が探している順」に並べる

おすすめはこの型です。

  • H2:結論・要点(または手順の全体像)
  • H2:手順(または具体例)
  • H2:よくあるミス・注意点(詰まる所の先回り)
  • H2:FAQ(問い合わせ削減)
  • H2:参考・根拠・更新履歴(信頼)
3) H2〜H4は“意味が重複しない”ように切る

ありがちな重複はこれです。

  • 「作り方」「手順」「設定方法」が別見出しで同じ内容
    「手順」に統合して、手順内で小見出し(H3)にする
4) URL(ページパス)も整えると運用が楽

GoogleサイトはページごとにURLの“末尾(カスタムパス)”を設定できます。
SEOだけでなく、社内共有や資料掲載のときにリンクが読みやすいのが強みです。

例:

  • /apply-expense
  • /project-x/meeting-notes
  • /faq/account

注意

  • あとから変えるとリンク切れが起きやすいので、最初に方針を決めるのが安全です

内部リンクとナビ(回遊性・探しやすさ)

GoogleサイトのSEOは、内部リンクが“ほぼ生命線”です。理由は2つあります。

  • 検索エンジンも人も、リンクを辿って重要ページを理解する
  • サイト内で迷うと、すぐ戻られて成果が落ちる(問い合わせ・申請など)
1) グローバルナビは「7項目まで」が基本

増えるほど探しにくくなります。おすすめの考え方は、

  • ナビ:カテゴリ(入口)だけ置く
  • 実務ページ:入口から2クリック以内に配置する

例(社内ポータル)

  • 手続き / 規程 / 申請 / テンプレ / FAQ / お知らせ / 窓口
2) “次に進めるリンク”をページ内に必ず置く

特に効果が出やすいのは、この3箇所です。

  • 冒頭:結論の直後(急いでいる人用)
  • 中盤:手順の途中(「ここから申請」など)
  • 末尾:読了後(FAQ・関連手続き・問い合わせ)
3) アンカーテキストは「ここを押す」禁止

リンク文字は、内容が一瞬でわかる表現にします。

  • 悪い:こちら / 詳細 / ここをクリック
  • 良い:経費精算の申請フォーム / 稟議テンプレ(Googleドキュメント)/ アカウント発行手順

画像の代替テキスト(アクセシビリティ+理解補助)

画像の代替テキスト(alt)は、SEOというより品質と信頼の底上げに効きます。
(読み上げ対応・理解補助ができ、結果として離脱が減りやすい)

altテキストの基本ルール(迷ったらこれ)
  • 画像の役割が「情報」なら書く(スクショ、図、表、比較など)
  • 画像が「飾り」なら無理に盛らない(説明がノイズになる)

書き方の型

  • 何の画像か+何が重要かを短く
    例:
  • 「Googleサイトの公開設定画面。公開範囲を制限付きにする項目」
  • 「ページのプロパティ画面。カスタムパスを設定する場所」

検索結果の説明文に“使われやすい要約”の置き方

Googleサイトでは、メタディスクリプションを思い通りに編集できない前提で、本文側に“要約ブロック”を置くのが現実的に強いです。

おすすめ:冒頭に「2〜4行の要約」を固定

以下のテンプレが便利です(そのまま使えます)。

  • このページでわかること:〇〇の結論/手順/注意点
  • 対象:〇〇の人(例:小規模チーム、社内ポータル運用者)
  • すぐやること:最初に〇〇を確認 → 次に〇〇を設定

ポイント

  • 主要語(検索される言葉)を自然に入れる
  • 「結論→手順→注意点」の順に並べる
  • 文章を詰めず、改行する(読みやすさ=離脱防止)

インデックス状況の確認と促進

site:検索での確認手順

まずは“今どう見えているか”を軽く把握します。

  • Google検索で site:あなたのURL を入力
  • ページが多い場合は site:あなたのURL キーワード で絞る
    例:site:example.com 申請 / site:example.com FAQ

見たいポイント

  • 重要ページが出ているか
  • 古いページ名が残っていないか
  • 意図しないページ(下書き的なページ)が出ていないか

Search Consoleでの所有権確認と登録

Search Consoleは「検索での表示状況」と「インデックス可否」を確認するための必須ツールです。
Googleサイトでも、独自ドメイン運用なら特に入れておく価値があります。

1) どっちで登録するか(最短で迷わない判断)
  • 独自ドメインがある → ドメインプロパティが管理しやすい(DNSが必要)
  • とりあえず試したい/URL単位でOK → URLプレフィックスでも可
2) 検証(所有権確認)で詰まりにくい順

GoogleサイトはHTMLを自由に編集できないため、初心者は次が安全です。

  • DNS(TXT)で検証:最も堅牢(DNSを触れる人向け)
  • Google Analyticsで検証:GA4を入れていて権限があるなら有力

進め方(ざっくり)

  1. Search Consoleでプロパティ追加
  2. 検証方法を選ぶ(DNSまたはGA)
  3. 指示どおりに設定して「確認」
  4. 所有権が取れたら、URL検査やパフォーマンスを使える

URL検査で再クロール依頼(更新が反映されない時)

更新したのに検索結果が変わらないときは、URL検査が最短です。

流れ

  1. Search Consoleの上部検索窓に、対象ページURLを入れる
  2. 「インデックス登録済みか」「クロール日時」「検出方法」などを確認
  3. 変更後なら、インデックス登録をリクエスト(可能な場合)

よくある“反映されない理由”

  • 公開範囲が制限されていてGoogleが見られない
  • ページがナビや内部リンクから辿れず、発見されにくい
  • 内容が薄い/他ページと重複していて評価が乗りにくい
  • 大幅変更直後で、反映待ちの段階(時間差は普通にあります)

よくあるトラブルと対処(詰まりポイントをまとめて解決)

Googleサイトで詰まりやすいのは、だいたい次の4つです。

  • 公開したのに見られない(共有設定・URLの勘違い)
  • スマホ表示で崩れる(レイアウト設計)
  • 独自ドメインが反映されない(DNS・公開状態・時間差)
  • 検索に出ない(限定公開・noindex・インデックス未完了)

まずは「症状→最短チェック→原因の切り分け」の順で進めると迷いません。

公開したのに見られない(公開範囲・権限・アカウント要因)

最短で切り分ける3分チェック

次を上から順に確認してください(ここで8割解決します)。

  1. 「公開(Publish)」が済んでいるか
    • 編集画面で内容を直しただけでは、公開版に反映されないことがあります
    • 変更後は基本的に再公開が必要です
  2. 「公開サイト(Published site)」の閲覧範囲が意図どおりか
    • 制限付き(Restricted)のままだと、許可した人以外は見られません
    • 仕事/学校アカウントだと「組織内のみ」などの選択肢が出ることがあります
  3. 相手が“正しいURL”で開いているか
    • 編集者向けのURL/下書きのURLを渡していると、表示できなかったり、権限要求が出たりします
    • いったん「シークレットウィンドウ」で自分でも開いて確認するのが確実です

それでも見られないときの“原因別”対処

A. 「アクセス権限が必要です」になる

  • 原因:公開範囲が制限付き、または相手のアカウントが違う
  • 対処:
    • 公開範囲を見直す(公開/制限付き)
    • 制限付きの場合は、相手を「公開済み閲覧者(Published viewer)」として追加
    • 相手が複数アカウント(個人/会社)を使っているなら、許可したアカウントでログインしてもらう

B. 「見えるけど、埋め込み(ドライブ資料・動画・カレンダー等)が見えない」

  • 原因:サイトは見えても、埋め込み元の共有権限が合っていない
  • 対処:
    • 埋め込み元(Driveファイル等)の共有設定を、サイトの公開範囲に合わせる
    • 例:サイトが一般公開なら、資料も閲覧可能にしておく(必要範囲で)

C. 相手には“古い内容”が表示される

  • 原因:再公開していない/ブラウザのキャッシュ
  • 対処:
    • もう一度公開(Publish)する
    • シークレットで確認、別端末で確認

再発防止の運用ルール(これだけで事故が激減)

  • 編集者=更新、オーナー=公開と公開範囲管理に分ける
  • 公開前チェック(固定化)
    • 公開範囲
    • 共有相手
    • 埋め込み資料の権限
    • シークレット表示確認

スマホ表示で崩れる(セクション設計の見直し)

Googleサイトは自動的にレスポンシブに調整されますが、“PCで美しく見える配置”がスマホでは破綻しやすいです。特に「2〜3列レイアウト」「横長の表」「画像+テキストの詰め込み」で崩れます。

よくある崩れ方と、直し方の鉄板

1) 2列(横並び)がスマホで窮屈になる

  • 対処:
    • 重要セクションは 1列(縦積み)を基本にする
    • 2列を使うのは「カード3つまで」「文章は短め」など軽い用途に限定

2) 画像が大きすぎて、文字やボタンが押しづらい

  • 対処:
    • 画像は「説明のため」だけに絞る(飾り画像を減らす)
    • ボタンは密集させず、上下に余白を取る(誤タップ防止)

3) 表が横にはみ出す/読めない

  • 対処(おすすめ順):
    • 表をやめて、箇条書き+小見出しに置き換える
    • どうしても比較表が必要なら、項目数を絞り「縦比較(A→B→C)」にする

4) セクション内に要素を詰め込みすぎて“情報の塊”になる

  • 対処:
    • 1セクション=1メッセージ(結論→補足→リンク)
    • 長文は「折りたたみ」やFAQに逃がす

最短で見栄えを整えるテンプレ

  • 冒頭:2〜4行の要約(誰向け・何ができる)
  • 本文:手順は番号付き(3〜7手順)
  • 途中:注意点(箇条書き3〜5個)
  • 末尾:次の行動ボタン(問い合わせ/申請/関連ページ)

独自ドメインが反映されない(DNS/公開/時間差)

独自ドメインは、つまずく原因がだいたい決まっています。
また、反映には時間差があり、最大48時間かかることがあるため、焦って設定をいじり直すのが逆効果になることもあります。

最短で潰すチェックリスト(上から順に)

  1. あなたがサイトの「所有者(オーナー)」か
    • 独自ドメイン接続は基本的にオーナーしかできません
  2. サイトが公開済みか
    • 公開していないと、独自ドメインで見えない/挙動が安定しません
  3. 公開範囲が“世界に公開”になっているか
    • 独自ドメインに紐付けたサイトは、公開閲覧者の共有設定が“世界向け”でないと、標準URL側へ誘導されることがあります
    • 社内限定サイトはここでハマりやすいです
  4. DNSに誤り・競合がないか(特に www)
    • 典型:www のCNAMEが指定先になっていない/別のAレコード等と競合している
    • DNSサービスの「プロキシ(CDN)」系機能が有効だと挙動が不安定になる場合があるので、まずは標準のDNS解決で確認
  5. 待つ(反映待ち)
    • 変更直後は、端末や回線によって見え方がズレます
    • シークレット+別回線で確認すると切り分けが早いです

よくあるエラーの考え方(現場で多い)

  • 「証明書がない」系
    • いったんカスタムURL設定を外して、再度割り当てし直すと直ることがあります(証明書発行のやり直し)
  • 「そのURLは他サービスで使用中」系
    • 以前に同じサブドメインを別サービスに割り当てた履歴があると衝突します
    • 既存のマッピング解除が必要です

検索に出ない(限定公開、クロール、インデックスの確認)

まず大前提として、限定公開(Restricted/組織内のみ)だと、検索結果に出ない(出すべきでもない)ケースが大半です。
外部向けに検索から来てほしいなら、公開範囲が適切かを最初に確認します。

まず確認すること(ここで大半が決まる)

1) 公開範囲は外部に開いているか

  • 「限定公開」のままでは、Googleがクロールできません

2) “検索エンジンに表示しない”設定をONにしていないか

  • 公開設定の中に、検索エンジンに表示しないよう依頼する項目があります
  • これをONにすると、検索に出にくくなります(そもそも出したくない用途で使う機能です)

Search Consoleで確認と促進(更新が反映されないときに強い)

検索結果に出す・更新を早く反映させたいなら、Search ConsoleのURL検査が最短です。

  • 手順(ざっくり)
    1. Search Consoleにサイトを登録(所有権確認)
    2. URL検査で、対象ページURLを入力
    3. 「インデックス可能か」を確認
    4. 問題がなければ インデックス登録をリクエスト

注意点(初心者が誤解しやすい)

  • リクエストしても 必ず掲載される保証はありません
  • リクエストには 上限(回数制限)があります
  • インデックスは早いと1日程度でも、状況次第で時間がかかることがあります

“検索に出ない”ときの実務的な直し方(安全順)

  • まず:公開範囲を確認(限定公開なら、検索の話はここで終わり)
  • 次:検索に表示しない設定を見直す
  • 次:Search ConsoleでURL検査→問題がなければリクエスト
  • 次:コンテンツの重複や薄さを改善(1ページ1目的、冒頭要約、見出し整理)

他サービスとの比較(結局どれを選ぶべき?)

「Googleサイトが良いかどうか」は、サービス単体の優劣というより 目的と運用体制に合うかで決まります。
ここでは、ありがちな選定ミス(あとで作り直し)を避けるために、各サービスの“刺さる場面”を整理します。

WordPress:拡張性・SEO・資産性を重視する場合

WordPressが向くのは、ひとことで言うと “伸ばす前提のサイト”です。

向いているケース

  • ブログやオウンドメディアを育てたい(記事数が増える前提)
  • SEOを本気でやりたい(タイトル/説明文/構造化/速度/内部リンク設計などを詰めたい)
  • 将来的に機能追加したい(会員、予約、EC、多言語、LP量産…)
  • “サイトが資産”として長く残る形にしたい(移転・拡張がしやすい)

強み(現場で効くところ)

  • テーマ+プラグインで機能を増やせる(SEO系も含む)
  • 運用が成熟すると、改善の打ち手が尽きにくい(分析→施策→検証が回る)

弱み(初心者がつまずくところ)

  • サーバー/ドメイン/更新/セキュリティ/バックアップなど、運用の責任範囲が広い
  • 最初の形にするまでの手間が、Googleサイトより大きい

判断の目安

  • 「検索から継続的に集客する」「記事を増やす」なら、最終的にWordPressが優位になりやすいです。
  • 逆に「短期で簡易サイト」「社内共有」が主なら、WordPressは過剰装備になりがちです。

Wix/STUDIO/ペライチ:デザインや機能を盛りたい場合

この3つは共通して、ノーコードで“見た目と機能”を早く整えやすいカテゴリです。
ただし性格が違うので、用途で切り分けると選びやすくなります。

Wixが向くパターン

向いているケース

  • 予約・会員・ECなど、サイト内でやりたいことが多い
  • ある程度のSEO設定(タイトル/説明文など)も触りたい
  • サイト運用を「サービス側に寄せて」楽にしたい

注意点

  • できることが多い分、設計が雑だとページが増えたときに管理が散らかりやすい
    → 最初に「ページ構成」「カテゴリ」「導線」を決めてから作るのがコツです。

STUDIOが向くパターン

向いているケース

  • コーポレート/採用/サービス紹介など、デザイン品質を上げたい
  • CMSやフォームも含めて、制作〜運用をノーコードで回したい
  • “制作会社っぽい見た目”を、なるべく短期間で作りたい

注意点

  • 予約・ECなどの領域は、要件によっては外部連携(別サービス)前提になります
    → 「サイト内で完結したいか」「外部連携でもOKか」で判断が変わります。

ペライチが向くパターン

向いているケース

  • 1ページ完結のLPで、すぐ公開したい(キャンペーン、講座、相談受付など)
  • 決済や予約など“売る”導線を軽く作りたい
  • とにかく最短で「形」と「販売」を始めたい

注意点

  • サイト全体を育てる(情報量を増やす)より、単発LPに強い設計
    → SEOで記事を積み上げる用途は、別手段(WordPress等)のほうが噛み合います。
ペライチ公式サイト

Notion/社内Wiki:ナレッジ管理が主目的の場合

Notion(や社内Wiki系)が強いのは、検索される“Webサイト”というより、更新され続ける“知識の置き場”です。

向いているケース

  • 社内ルール、手順書、議事録、テンプレ、FAQなどを一元化したい
  • 共同編集・権限管理・情報の構造化(データベース)が重要
  • “更新される前提”で、運用を仕組みにしたい

弱み(外部向けに使うと起きやすいこと)

  • 外部集客(SEO)をメインにする設計ではない
  • 公開ページを作れても、LP/コーポレートとしての見せ方は別サービスのほうが整えやすい

現実的な使い分け

  • 外部向け:Googleサイト / Wix / STUDIO / WordPress
  • 内部向け:Notion(ナレッジ)+ Googleサイト(社内ポータル入口)
    のように、役割を分けると運用が崩れにくいです。

判断表:目的×運用体制×必要機能で選ぶ

「目的」と「運用できる体制」で選ぶと、ブレません。
(“作れるか”より“回せるか”が重要です)

スクロールできます
目的/要件いちばん相性が良い候補理由(初心者向けに短く)
とにかく早く公開、簡易サイトでOKGoogleサイト最短で公開・共有できる。社内/小規模向けに強い
社内ポータルの入口、情報共有が主Googleサイト / NotionGoogleサイトは“入口”。Notionは“中身(知識)”で強い
1ページLPで申込/販売を最短でペライチLP運用+決済/販売の導線が作りやすい
デザイン品質を上げたコーポレート/採用STUDIO見た目の完成度を上げやすい。CMS/フォームも扱える
予約・会員・ECなど機能を盛りたいWix機能が揃っていてノーコード運用に寄せやすい
記事を増やし、SEOで育てて資産化WordPress拡張性とSEOの打ち手が多く、長期運用に強い
将来の拡張(会員/EC/多言語等)も想定WordPress(本命) / Wix(運用寄せ)どこまで自分で持つかで選ぶ(自由度 vs 手軽さ)

迷ったときの“即決”ルール

  • 検索集客を伸ばしたい(記事が増える) → WordPress
  • デザインを重視して早く整えたい → STUDIO(機能盛りならWix)
  • LPで売る/申し込ませるのが先 → ペライチ
  • 社内の入口・共有が主 → Googleサイト(中身の整備はNotion併用が強い)

まとめ

Googleサイトは、スピード・共同編集・Google連携に強い、シンプルで実用的なサイト作成ツールです。
個人の簡易サイト、小規模ビジネスの案内ページ、社内ポータルやプロジェクトサイトなど、“早く作って、運用しながら整える”目的なら、非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。

一方で、次のような要件では壁が出やすい点も押さえておきましょう。

  • デザインを細部まで作り込みたい(CSS直編集など)
  • EC・会員制・複雑な動的機能をサイト内で完結したい
  • SEOを細かく管理してメディアを伸ばしたい(高度な制御が必要)
  • 移行・バックアップを厳密に求められる運用

だからこそ重要なのは、最初に「目的」と「運用体制」を決め、Googleサイトで勝てる形に寄せることです。

  • 最短で公開する:1ページ型で始め、必要になったら複数ページへ
  • 迷子を作らない:ナビは絞り、重要導線(申込・問い合わせ・申請)を固定
  • 事故を防ぐ:公開範囲と権限(閲覧者/編集者/オーナー)を分ける
  • 詰まりを減らす:FAQ・手順・更新履歴・担当窓口を明記して運用する
  • 改善で伸ばす:Analytics/GA4で目的に合う指標だけを見て、導線から直す

もしあなたの目的が「早く、正しく、みんなで更新できるサイトを運用すること」なら、Googleサイトはかなり有力な選択肢です。
逆に、作り込みや拡張が主目的なら、WordPressやWix/STUDIO、ナレッジ用途ならNotionなど、最初から別サービスを選ぶ方が結果的に早いこともあります。

本記事の内容をもとに、まずは「最小構成で1つ公開」してみてください。
運用しながら改善していくことで、Googleサイトの強み(速さと共有性)が最大化され、迷わず運用できる状態に近づきます。

【※Googleサイトは簡易的なホームページ作成向きです。本格的なホームページを検討している場合は以下をおすすめします↓】

専門知識は不要!プロ級の美しいホームページがつくれる【とりあえずHP】
こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」
ありえないほど簡単にホームページができる【ジンドゥー】
無料ホームページ制作・作成なら作り方かんたんなペライチ
手軽にホームページを作成【おちゃのこさいさい】
目次