ホームページ無料サーバーおすすめ比較|目的別に最適解がわかる
「ホームページを作りたい。でも、できれば無料で…」
そう思って調べ始めた瞬間、こんな壁にぶつかりませんか?
「無料サーバーって、結局どれがいいの?」
「広告が出るって聞くけど、ビジネス用途でも大丈夫?」
「独自ドメインやSSL(HTTPS)って、無料でも使えるの?」
「WordPressを無料で試したいけど、“動く”だけじゃ意味ないよね…?」
「あとから有料に移行するなら、今のうちに何を決めておくべき?」
「途中で凍結・終了したら…作ったサイトが消えるのが怖い」
実は「ホームページ無料サーバーおすすめ」を探す人の悩みは、スペックの比較というより、
“自分の目的に合う選択肢が分からない”ことにあります。
無料サービスには、
広告/機能制限/速度/規約(商用可否)/移行のしやすさなど、見落とすと後で痛いポイントが必ずあります。
逆に言えば、最初に「目的別の選び方」を押さえれば、無料でも十分に失敗を減らせます。
この記事では、初心者でも迷わないように、
- 無料でホームページを公開できる選択肢をタイプ別(自由度・手軽さ・WordPress・開発向け)に整理
- 広告・独自ドメイン・SSL・WordPress対応・移行性など、重要項目を同じ基準で比較
- 「名刺代わり」「集客・商用」「学習・検証」など、目的別に最適解がすぐ分かる形で解説
します。
さらに、長期運用で損をしないために、SEO・計測(Search Console/Analytics)・セキュリティ・バックアップ・移行の考え方までまとめているので、
「無料で始めたいけど、将来はちゃんと育てたい」という人にも役立つ内容になっています。

最初に結論:無料サーバーは「目的別」に選べば失敗しない
「ホームページを無料で公開したい」といっても、目的によって“最適解”が変わります。
先にゴールを決めると、不要な比較で迷わずに済みます。
| 目的 | まず選ぶべき方向性 | 失敗しにくい判断軸 |
|---|---|---|
| 名刺代わり(1〜5ページ) | 手軽な公開手段(テンプレ型 or かんたん運用) | 表示の安定・スマホ対応・連絡先の載せやすさ |
| WordPressを試す | “WPが動く”だけでなく“運用できる”環境 | DB/書き込み/SSL/制限の少なさ |
| 学習・検証(開発寄り) | 静的ホスティングやクラウド無料枠 | Git連携・デプロイの簡単さ・課金事故の防止 |
| 集客・商用 | 無料の限界を理解し、早めに拡張できる設計 | 独自ドメイン/計測/信頼性/広告の制御 |
ここからは、目的ごとに「何を重視するか」を具体化します。
名刺代わりの小規模サイト(1〜5ページ)で重視すべき条件
小規模サイトの勝ち筋は「早く・ミスなく・信用される形で公開する」です。
凝った機能より、次の条件を優先したほうが失敗しません。
優先度が高い条件(初心者向け)
- スマホで見やすいテンプレがある(作り込みより見栄えが大事)
- HTTPS(SSL)で表示できる(ブラウザ警告を避ける)
- 問い合わせ導線が作れる(メールリンク・フォーム・SNSなど)
- 更新が簡単(営業時間変更・料金改定・実績追加などが続けやすい)
- バックアップ/複製がしやすい(万一のときに“取り返し”が効く)
ありがちな落とし穴
- 無料プランだと広告が強制表示されて、企業・店舗の印象が落ちる
- 独自ドメインが使えない/URLが長くなる(名刺やSNSで不利)
- 解析タグや計測の自由度が低く、改善の打ち手が見えない
おすすめの考え方(迷ったらこれ)
- 「とにかく公開が最優先」なら、まずはテンプレ型で公開→後から整える
- 「信用第一」なら、将来的に独自ドメインへ移行できる手段を選ぶ
- 事業用途なら、最低限として本文に 運営者情報/所在地(出せる範囲)/連絡先/プライバシーポリシー を入れると信頼性が上がります(E-E-A-T面でも有利)
WordPressを無料で試したい人が先に確認すべき条件
WordPressは「動けばOK」ではなく、更新・画像追加・バックアップまで回せて初めて“試せた”と言えます。
無料環境だと、ここでつまずきがちです。
最初に確認するチェック(ここが本質)
- PHPとデータベースが使えるか(MySQL/MariaDB 等)
- ファイル書き込みが止められていないか(画像アップロード・更新に影響)
- 独自SSL(HTTPS)が使えるか
- 制限の内容(容量、転送量、同時アクセス、実行時間、プラグイン制限など)
- バックアップの仕組み(自分で取れるか/世代が残るか)
- 禁止事項(商用・アフィリエイト・特定ジャンルなどの規約)
“無料で試す”ときの現実的なルート(おすすめ順)
- 本番に近い環境で試す:WordPressが動く無料サーバーで公開まで体験
- 運用の感覚を掴む:テーマ変更→固定ページ作成→画像最適化→バックアップ
- 無理に本番運用しない:集客が目的になったら有料へ切り替える
無料で起きやすいトラブルと回避策
- 更新が失敗しがち → プラグインを増やしすぎない/画像を軽くする
- 速度が出ない → 重いテーマや多機能ビルダーを避ける
- 制限に当たる → 検証サイトはページ数を絞る(5〜10記事程度)
ポイント:WordPressを“試す”段階では、完成度よりも「公開→修正→改善」の一連を体験するほうが価値が高いです。
学習・検証用途(開発寄り)で向く「無料枠」の考え方
学習・検証なら、レンタルサーバー型よりも
静的ホスティング/クラウドの無料枠のほうが相性がいい場面が多いです。
学習用途で無料枠が強い理由
- Git連携で変更→自動デプロイでき、作業が早い
- HTML/CSS/JSの練習に最適(WordPressのような“重さ”がない)
- 公開までの導線が短いので、挫折しにくい
向いているケース
- ポートフォリオ、LP、技術メモ、作品集
- フロントエンド学習(React/Vueなど)
- “一旦公開して動きを見る”検証
注意点(無料枠で事故らないために)
- 無料枠にも上限があります。以下を意識すると安全です。
- いきなり大きなアクセスを集めない(SNS拡散など)
- 動的処理(重いAPIや画像配信)を無理に載せない
- 使う機能を絞る(分析やログなど“増やすほど複雑”)
代表的な選択肢(方向性の例)
- 静的サイトの公開:GitHub Pages など
- 高速デプロイ・フレームワーク対応:Vercel / Netlify / Cloudflare Pages など
学習目的なら、「無料で続けられる」「移行しやすい」を最重視にしてOKです。
集客・商用が前提なら「無料の限界」を先に知っておく
商用・集客をやるなら、無料は“最初の踏み台”としては優秀ですが、
次のどれかに当てはまったら、無料だけで走り続けるのは危険になりやすいです。
無料の限界が出やすいポイント
- URLの信頼性:独自ドメインにできない(または制約が強い)
- 広告の制御:広告が強制表示され、ブランド毀損につながる
- 計測・改善:解析タグやCV計測の自由度が低い(施策が打てない)
- 拡張性:ページ増加・フォーム・予約・ECなどで壁に当たる
- 安定性:サポートが弱い/仕様変更や終了リスクが読みにくい
それでも無料で始めるなら、最低限ここだけは守る
- 規約で 商用利用可否 を確認(アフィリエイト・広告・業種の制限)
- “持ち出し”を前提に、コンテンツは必ず手元にも残す
- テキスト原稿
- 画像の元データ
- サイト構成メモ(URL設計やページ一覧)
- 信頼性の土台として、以下を整える
- 運営者情報(出せる範囲でOK)
- 問い合わせ先
- プライバシーポリシー
有料へ切り替える判断の目安
- 「独自ドメインで信用を上げたい」
- 「広告を消したい」
- 「計測して改善したい(Search Console / GA4 / CV)」
- 「WordPressで本格運用したい(速度・保守・バックアップ)」
商用は“信用と継続”が利益の土台になります。
無料で始めるほど、いつでも乗り換えられる設計にしておくのが勝ち筋です。
「無料サーバーでホームページ」とは?まず用語を整理
「無料でホームページを作れる」と一口にいっても、実際は 2つのタイプが混ざって語られがちです。
ここを整理すると、選び方が一気にラクになります。
無料レンタルサーバーと無料ホームページ作成サービスの違い
ざっくり言うと、“自分で作ったデータを置く場所”がレンタルサーバー、“作る道具と置き場所がセット”がホームページ作成サービスです。
| 比較ポイント | 無料レンタルサーバー | 無料ホームページ作成サービス |
|---|---|---|
| 作り方 | HTMLをアップロード/CMS設置など | テンプレ+ドラッグ操作で作成 |
| 自由度 | 高い(構成・ファイル管理がしやすい) | 中〜低(枠の中で作る) |
| 初心者の始めやすさ | やや難しい(設定が必要) | とても簡単(すぐ公開できる) |
| 広告 | 出る場合が多い(サービスによる) | 出ることが多い(無料プランの典型) |
| 独自ドメイン | 対応していても制約あり/有料誘導も | 多くは有料プランで解放 |
| 移行 | 比較的しやすい(データを持ち出しやすい) | サービス次第(持ち出しに制約あり) |
初心者が迷ったときの目安
- 「とにかく早く公開したい」→ 無料ホームページ作成サービス
- 「将来の引っ越しや拡張も見据えたい」→ 無料レンタルサーバー寄り
たとえば無料レンタルサーバー系では、無料プランでも SSL 対応やDB提供など“できること”が明示されているケースがあります。
一方、ホームページ作成サービス系は「無料で作れるが、独自ドメインや広告非表示はアップグレードで解放」という設計が典型です。
“無料”の内訳:広告・機能制限・アップグレード誘導
無料は「タダ」ではなく、だいたい次のどれか(または複合)で成り立っています。
1) 広告が表示される
- 例:サイト上部に運営会社のバナーが出る、ブラウザタブのアイコンが運営側になる など
- 見た目の問題だけでなく、名刺代わりのサイトや店舗・法人サイトだと「信頼感」に影響しやすいです
Wixは、無料サイトにはバナー広告が表示され、広告を外すには有料プランが必要と案内しています。
2) 機能や上限が制限される
- 容量(保存できるデータ量)
- 転送量(表示される総データ量)
- データベース数(WordPressなどで重要)
- 使える機能(メール、バックアップ、APIなど)
※「サイトが軽いうちは問題ない」ことも多いですが、画像が増えると効いてきます。無料レンタルサーバーでも、容量や転送量上限が明確に設定されています。
3) アップグレード誘導(必要になったら課金)
無料で始めて、次のタイミングでアップグレードを促す設計が多いです。
- 独自ドメインを使いたくなった
- 広告を消したい
- 容量・帯域(アクセス)に余裕がほしい
- より手厚いサポートがほしい
たとえばWixの公式記事では、無料プランでは独自ドメイン接続ができず、サブドメインでの公開になる旨が説明されています。
WordPress.comも無料プランではサブドメイン提供で、独自ドメインは有料プランが必要という整理です。
サブドメイン運用と独自ドメイン運用の差(信頼性・SEO・移行)
まず用語を超シンプルに。
- サブドメイン:
yourname.service.comのように、サービスのドメインの“住所の一部”を借りる形 - 独自ドメイン:
yourname.comのように、自分で取得して管理する“自分の住所”
結論から言うと、長く運用するほど独自ドメインが有利です。
理由は「信頼」と「移行(引っ越し)のしやすさ」にあります。
サブドメインで起きやすい制約
1) URL(住所)を自分で持てない
- サービスをやめた瞬間に、同じURLを維持できないことがあります
- 名刺・SNS・チラシなどに載せたURLが無効になるリスク
2) ブランド面で不利になりやすい
- URLにサービス名が入るため、事業サイトだと「仮っぽさ」が出る場合があります
- 無料プランの広告表示も重なると、第一印象が落ちやすいです
3) 設定できる範囲が狭い
- 解析・計測、SEOの細かい制御、外部連携などがプラン依存になりがち
- “できる範囲”はサービスごとの差が大きいので、規約・仕様確認が重要です
なお、検索エンジンがサイトをどう捉えるかは一律ではなく、状況によってはサブドメインが別サイトとして扱われることもある、とGoogleは説明しています(サイト多様性の観点など)。
独自ドメインを使うメリットと注意点
メリット
- 信頼性が上がりやすい:事業名とURLが一致し、見た人が覚えやすい
- 引っ越しがしやすい:サーバーを変えても、URLは維持できる(DNSで向き先を変える)
- 長期の資産になる:名刺・SNS・被リンク・検索評価などを積み上げやすい
注意点(初心者がつまずきやすいポイント)
- 独自ドメイン自体は基本的に取得・更新が有料です(サーバーが無料でもここは別)
- 使うには DNS設定 が必要になる場合があります
- 例:Google Sites では独自ドメインのセットアップ手順が案内されており、DNS(CNAMEなど)設定が登場します
- もしURLを変更(サブドメイン→独自ドメイン等)するなら、検索順位やユーザー導線を崩さないために リダイレクトや移行手順を踏む必要があります(Googleもサイト移転の一般的なベストプラクティスを提示しています)。
無料で作る前に必読:よくある落とし穴と回避策
無料サーバーは「すぐ公開できる」「お試しに最適」という強みがあります。
一方で、無料ならではの制約を知らないまま進むと、後から手戻りが増えがちです。
ここでは、初心者がつまずきやすいポイントを “起こること → 困る理由 → 回避策” の順で整理します。
広告表示がサイトの印象・成約率に影響するケース
無料サービスでは、サイト内に運営会社の広告やロゴが表示されることがあります。
これが“ただの見た目”で終わらないのが、落とし穴です。
影響が出やすいケース
- 事業サイト・店舗サイト(「ちゃんとしてる感」が重要)
- 問い合わせ・予約・申し込みが目的のページ(離脱が増えやすい)
- 採用ページ(信頼性・会社感が伝わりにくい)
- 士業・医療・金融など、安心感が強く求められる分野
なぜ成約に響くのか(よくあるパターン)
- 広告が目立つ → 「公式サイト感」が薄れる
- 広告がスマホの上部/下部に固定 → ボタンが押しにくい
- 競合サービスの広告が出ることがある → 意図せず離脱が起こる
回避策(手間の少ない順)
- 公開前に必ずスマホで確認(シークレット/プライベートモード推奨)
- 申し込み導線があるなら、
広告の出ないプラン or 広告が弱いサービスを選ぶ - 無料で行くなら、まずは
名刺代わりの“最低限ページ”に用途を限定(会社概要・実績・連絡先など)
目安:「信頼性が売り」なら広告はリスク、
「学習・趣味」なら広告は割り切りやすい、という判断が現実的です。
作成できるページ数・容量・ファイル数の上限に注意
無料は、たいてい「どこかに上限」があります。
初心者が見落としやすいのは、容量だけでなく“別の上限”が先に来る点です。
| 上限の種類 | 起こりやすいこと | 先回りの対策 |
|---|---|---|
| 容量(保存できる量) | 画像が増えると突然アップできない | 画像を軽くする・不要画像を削除 |
| 転送量/帯域 | アクセスが増えると表示が遅い/止まる | 重い画像・動画を置かない |
| ファイル数(inode等) | 小さなファイルを大量に置くと上限に当たる | 不要なバックアップ・キャッシュを整理 |
| ページ数(作成サービス型) | 追加できるページが決まっている | 最初から構成を絞る(1〜5ページなど) |
| DB/機能(WPなど) | WordPressが“動くが運用で詰まる” | 事前に対応範囲・制限を確認 |
回避策のコツ
- 最初に「増えやすいもの」を決め打ちで抑える
- 画像(特にスマホ写真)
- PDF配布
- 動画の直貼り
- 文章はサーバーに溜めず、手元(メモ/ドキュメント)に原稿を残す
→ 移行や再構築が圧倒的にラクになります
初心者向けの現実的な設計
- 小規模サイトなら、まずは
トップ / サービス / 実績 / よくある質問 / お問い合わせ
のように“少ないページで伝える”方が成功しやすいです。
表示速度が遅くなる原因と、ユーザー側でできる改善
無料環境では、サーバー側でできる最適化が限られがちです。
その分、ユーザー側(あなた側)の改善が効きやすいです。
遅くなる主な原因
- 画像が重い(スマホ写真をそのまま貼る)
- テンプレが多機能で、読み込みが多い
- フォントや装飾を盛りすぎる(外部読み込みが増える)
- 広告スクリプトが読み込みを増やす(無料で起こりやすい)
初心者でも効く改善(やる順番)
- 画像を軽くする
- 横幅を必要以上に大きくしない
- 可能なら WebP 等の軽量形式を使う
- 載せる素材を絞る
- 動画は直貼りより、外部サービスに置いて埋め込みにする
- ページの“部品”を減らす
- 使っていないウィジェット・SNS埋め込み・装飾を外す
- 1ページに詰め込みすぎない
- 長いページは、セクション分け・別ページ化も検討
体感が変わりやすい目標
- トップページは「画像少なめ・要点だけ」にすると、無料でも安定しやすいです。
- “おしゃれ”より 読める・迷わない を優先した方が、成果につながりやすいです。
SSL(HTTPS)が使えない/設定が難しい場合のリスク
HTTPS(SSL)は、今のWebでは“できれば”ではなく 基本装備に近いです。
HTTPSがないと困ること
- ブラウザで「安全ではない」といった趣旨の表示が出やすい
- お問い合わせフォームなどで入力があると、不安を招きやすい
- 検索面でも、HTTPSの重要性が示されている(評価シグナルとして扱われることが公表されている)
回避策
- 可能なら、最初からHTTPS対応のサービスを選ぶ
- 設定が難しいなら、次の順で“安全に逃げる”
- 自動SSL(ワンクリック系)があるサービスを選ぶ
- どうしてもHTTPSにできない場合、個人情報を集めない
- 例:問い合わせは HTTPS の外部フォームに寄せる(フォーム側で保護)
- 「独自ドメイン×SSL」をやるつもりなら、手順が用意されているかも選定基準に入れる
突然の凍結・終了に備える(バックアップと代替案)
無料サービスは、次の理由で「急に使えなくなる」可能性がゼロではありません。
起こりやすいきっかけ
- 規約違反(商用可否・広告・コンテンツ制限など)
- 長期間ログインしない・更新しない(休眠扱い)
- アクセス急増・不正アクセス疑い(自動停止)
- サービス仕様変更・無料プランの縮小
だからこそ、無料で始めるなら最初から “いつでも引っ越せる設計” が重要です。
最低限やるべきバックアップ(ファイル/DB/設定)
1)静的サイト(HTML/CSS)系
- ファイル一式(HTML/CSS/画像/JS)
- 設定ファイル(ある場合)
- 使った素材の元データ(ロゴ・写真・PDFなど)
- ドメインを使っているなら
DNS設定のメモ(どこに向けているか)
2)WordPress系
- ファイル(テーマ・プラグイン・アップロード画像)
- DB(投稿・固定ページ・設定・ユーザー等が入る)
- 重要設定の控え
- 使用テーマ名
- プラグイン一覧
- パーマリンク設定
- 連絡先フォームの設定 など
おすすめ頻度(初心者向け)
- 公開直後:まず1回
- 大きく変えたとき:変更前後で1回ずつ
- 月1:習慣化できるなら理想
「持ち出せない」サービスを避ける判断基準
無料の落とし穴で一番痛いのが、移行したいのに持ち出せないケースです。
次の観点でチェックすると失敗しにくいです。
避けたいサイン
- 文章や画像を「一括で書き出す」手段がない
- URL構造が独特で、引っ越し後に同じ構造を再現できない
- 独自ドメインが使えても、解約すると同じURLで公開できない
- 重要ページ(お問い合わせ等)がサービス固有機能に依存しすぎる
おすすめの事前チェック(10分でできる)
- サンプルページを1つ作る
- そのページを「別環境に移す」と仮定して、
- テキストはコピーできるか
- 画像はまとめてダウンロードできるか
- 設定(フォーム・SEO項目など)は引き継げそうか
を確認する
判断の目安
- 将来、集客や商用に寄せるなら
“独自ドメイン+移行のしやすさ” を最初から優先した方が結果的に安く済みます。
失敗しない選び方チェックリスト(迷ったらここだけ見ればOK)
無料サーバー選びで一番大事なのは「あとで困らない出口(移行)まで考える」ことです。
まずは次の 10項目 を上から順に確認してください。
先に“即NG判定”だけ共有します(どれか1つでも不安なら別候補へ)
- 商用利用やアフィリエイトが禁止/曖昧
- 独自ドメインが使えない(将来も商用予定なら特に)
- HTTPSが使えない、または設定が現実的に難しい
- データを持ち出せない(エクスポート不可、バックアップ不可)
チェック1:商用利用・アフィリエイト可否(規約の確認ポイント)
無料サービスは、規約が“実質スペック”です。
機能が良くても、規約でアウトなら継続できません。
まず見る場所(この順で)
- 利用規約(Terms)
- 禁止事項/コンテンツポリシー(Acceptable Use / Prohibited)
- よくある質問(商用・広告・アフィリエイトの記載があることが多い)
最低限チェックする文言
- 「商用利用」「営利目的」「広告掲載」「アフィリエイト」
- 「審査」「凍結」「停止」「削除」「事前通知なし」
- 「禁止コンテンツ」「禁止業種」「リンク制限」
初心者向けの判断基準
- 明確に「商用OK」でも、“何がNGか”が具体的に書かれている方が安全
- 規約が短すぎる/曖昧すぎる場合は、運用が不安定になりやすい(停止理由が読めない)
NGになりやすい表現・コンテンツ例
サービスによって差はありますが、無料枠で特に警戒したいのは次の系統です。
- 誇大表現:断定的な「必ず儲かる」「絶対改善」など
- 権利侵害:無断転載(画像・文章・ロゴ)、利用許諾のない素材
- 誘導が強すぎる広告:過度なポップアップ、誤認させるボタン表現
- 規制の厳しい領域:医療・金融・投資・成人向けなど(“扱えるか”を先に確認)
コツ:アフィリエイトをやるなら、規約だけでなく「運営者情報」「免責」「プライバシーポリシー」を最初から置くと、ユーザーにも検索エンジンにも説明責任を果たしやすくなります。
チェック2:広告の有無・表示条件(PC/スマホ差・位置固定など)
無料プランで最もトラブルが少ないのは「広告を許容できる用途」に絞ることです。
広告は“ある/ない”だけでなく、出方が重要です。
確認ポイント
- PCとスマホで表示が違うか
- 上部/下部固定(スクロールしても残る)か
- 申し込みボタンの近くに出て邪魔しないか
- 外部リンク(広告クリック)で意図せず離脱が起きないか
確認のやり方(初心者でも確実)
- 公開後に、スマホで実機チェック(可能なら別端末)
- シークレットウィンドウで確認(キャッシュの影響を避ける)
- 重要ページ(問い合わせ・料金・予約)だけは必ず確認
目安:事業用途や問い合わせが目的なら、広告は“コスト”ではなく“機会損失”になることがあります。
チェック3:WordPress対応(PHP・DB・書き込み制限・Cron)
「WordPress対応」と書いてあっても、“快適に運用できる”とは限りません。
無料枠はとくに、更新やバックアップで詰まりやすいです。
最低限見るべき項目
- PHPのバージョン(推奨に近いか)
- DB(MySQL/MariaDB)の提供数・容量
- ファイル書き込み制限(画像アップロードや更新に直結)
- Cron(定期処理)が使えるか(バックアップや自動処理で差が出る)
- 同時アクセス・実行時間の制限(管理画面が重くなる原因)
初心者におすすめの見方
- 公式の「WordPress推奨環境」に近いかを基準にする
- “制限一覧”が公開されているサービスほど、後から困りにくい
“動く”と“運用できる”は別(更新・画像・バックアップ)
WordPressは「初回インストール」よりも、次の場面で差が出ます。
- 更新:WordPress本体/テーマ/プラグイン更新が安定するか
- 画像:アップロードが途切れないか、容量で詰まらないか
- バックアップ:ファイル+DBを自分で取り出せるか(復元できるか)
コツ:無料で試すなら、最初から記事を増やしすぎず「固定ページ数枚+投稿5本」くらいで“運用の一連”を体験すると判断が速いです。
チェック4:独自ドメイン対応(ドメイン数・DNSの自由度)
独自ドメインは、将来の引っ越し(移行)をラクにしてくれる“保険”です。
無料でも対応していることはありますが、制約の中身が重要です。
確認ポイント
- 独自ドメインを使えるか(無料枠でもOKか、上位プラン必須か)
- 何個まで追加できるか(マルチドメイン数)
- DNS設定が必要か(CNAME/Aレコードなど)
- サブドメイン運用から独自ドメインへ移す導線があるか
初心者向けの判断基準
- 将来、集客や商用の可能性があるなら 独自ドメイン対応を優先
- 複数サイトを作る可能性があるなら マルチドメイン数も確認
wwwあり/なしの統一とリダイレクト方針
公開後に放置しがちですが、ここは早めに決めると後がラクです。
決めること(シンプルでOK)
- 正規URLを「wwwあり」か「wwwなし」どちらかに統一
- もう片方は 301リダイレクトで正規URLへ寄せる
- サイト内リンクも正規URLに揃える
統一しておくと、評価や計測が分散しにくく、移行時の作業も減ります。
チェック5:SSL対応(共有SSL/独自SSL/自動更新)
HTTPS(SSL)は、信頼性と安全性の基本です。
無料でも対応しているサービスは増えていますが、方式を見てください。
見るべきポイント
- 無料でHTTPSが使えるか
- 独自ドメインでもHTTPS化できるか
- 証明書の更新が自動か(期限切れ事故が起きにくいか)
- 設定が簡単か(管理画面で完結するか)
初心者向けの目安
- 迷ったら 「独自ドメイン×自動SSL」が最も事故りにくい
- HTTPS化できない場合は、個人情報を扱う導線(フォーム等)を別手段に逃がす
チェック6:容量・転送量・同時アクセスの上限
無料枠の上限は「数字の大小」より、自分の使い方に合うかが大事です。
用語を超ざっくりで
- 容量:置けるデータ量(画像・PDFで増えやすい)
- 転送量:見られた分だけ消費(アクセス増で効いてくる)
- 同時アクセス:一時的な混雑耐性(バズやキャンペーンで差が出る)
初心者向けのチェック方法
- トップページの“重さ”を増やしすぎない(画像を軽く)
- PDF配布・高画質ギャラリー・動画直置きは早めに避ける
- 「急なアクセス増で止まる」可能性があるなら、用途を限定(名刺・学習など)
チェック7:速度(HTTP/2・キャッシュ・CDNの可否)
無料サーバーは速度面で不利になりやすいので、“勝てる設計”に寄せます。
確認できるなら見たい項目
- HTTP/2対応(通信効率)
- キャッシュ機能(表示の高速化)
- CDNの有無(配信が速くなる)
- 静的サイト向けの高速配信(Git連携など)
サービス側で弱いときの対策(ユーザー側でできる)
- 画像を圧縮して軽くする(最優先)
- トップページを“軽い構成”にする(素材を置きすぎない)
- 外部埋め込み(地図・SNS・動画)を増やしすぎない
チェック8:サポート体制(問い合わせ手段・障害情報・復旧速度)
無料はサポートが弱いこともあるので、困ったときの逃げ道を確保します。
確認ポイント
- 問い合わせ手段:フォーム/メール/チャット/コミュニティ
- 障害情報の出し方:ステータスページ、告知の頻度
- マニュアルの充実:手順が画像つきで揃っているか
- “無料枠はサポート対象外”の明記があるか
初心者向けのおすすめ
- マニュアルが丁寧なサービスを選ぶ(自己解決できるかが鍵)
- 障害情報が追えるサービスを選ぶ(復旧目処が立つ)
チェック9:運営会社の信頼性(継続性・実績・情報開示)
無料サービスはビジネスモデル上、仕様変更が起きえます。
だからこそ 「続きそうか」 を見ます。
見るべきポイント
- 会社情報の明記(運営者、所在地、連絡手段)
- 料金・仕様の公開が明瞭(プラン表が分かりやすい)
- 変更履歴やお知らせが更新されている
- セキュリティやバックアップ方針の説明がある
初心者向けの判断基準
- 情報開示が丁寧=運用も丁寧な傾向
- 逆に、重要情報が探しても出てこない場合は避けるのが無難
チェック10:移行しやすさ(バックアップ・エクスポート・FTP/SSH)
最後にここ。無料で始めるなら、最初から“引っ越し前提”で選ぶのが賢いです。
確認ポイント
- ファイルを取得できるか(FTPでOKか)
- DBをエクスポートできるか(WordPressなら必須)
- バックアップ機能の有無(世代管理があると強い)
- 代替手段があるか(Git連携、エクスポートツールなど)
- 独自ドメインを移してもURLを維持できるか
初心者向けの“安全運用ルール”
- 原稿(文章)は必ず手元に残す(コピペできる形で保管)
- 画像の元データも残す(再アップロードに備える)
- 大きな変更前にバックアップ(変更前後で1回ずつが理想)
比較で選ぶ:無料でホームページを公開できる選択肢まとめ
比較表の見方(どの数値が重要か)
無料で「ホームページを公開する」方法は、大きく4タイプあります。“作り方”と“運用の自由度”がまったく違うので、まずはタイプを合わせるのが近道です。
| タイプ | 代表例 | 強み | つまずきやすい点 | 向く用途 |
|---|---|---|---|---|
| タイプA:無料レンタルサーバー | XREA Free など | ファイルを自由に置ける/独自ドメイン運用もしやすい | 広告あり・機能差が大きい/運用は自己責任 | 小規模サイト、HTML/CSSで作る名刺サイト |
| タイプB:無料ホームページ作成サービス | Wix / Google Sites など | とにかく簡単、編集が直感的 | 無料は独自ドメイン不可や広告・機能制限が多い | まず公開してみたい、短期の検証 |
| タイプC:WordPress系無料ホスティング | WordPress.com Free など | ブログ寄りで始めやすい | 無料は拡張(プラグイン等)に制限が出る | 文章中心の発信、WordPressに慣れたい |
| タイプD:クラウドの無料枠(静的ホスティング) | GitHub Pages / Cloudflare Pages / Netlify / Vercel など | 速い・安定・HTTPSが標準級 | “静的”前提で設計が必要/DNSなど知識が要る | 学習・開発・ポートフォリオ、LP公開 |



「容量」より先に見るべき3項目
容量は目立つ指標ですが、無料環境では優先順位が下がりがちです。先にここを見ておくと、後悔が減ります。
- 独自ドメイン+HTTPSを“手間なく”維持できるか
- 設定できても、更新が手動だと放置で期限切れ…が起きます。
- GitHub PagesはカスタムドメインでもHTTPS対応、強制も可能です。
- Google Sitesは独自ドメイン接続自体は可能で、最大5つまで接続できます(反映に最大48時間目安)。
- 広告・ブランディング表示の条件
- 無料だと「サービス側の表示(ロゴやバナー)」が付くのは珍しくありません。
- “スマホだけ大きく表示”など、見え方の差がある場合も。
- 移行のしやすさ(持ち出し可能性)
- 無料ほど「あとで引っ越したい」が起きやすいです。
- データを丸ごと出せる(HTML/画像の一括、エクスポート、Git連携など)かは、実は最重要クラスです。
「広告あり」でも許容できるケース/できないケース
許容しやすいケース
- 学習用・検証用(デザイン確認、社内資料、ポートフォリオの叩き台)
- 期間限定の告知(イベント案内など)
- “名刺代わり”でも、まず仮置きして反応を見る段階
避けた方がいいケース
- 問い合わせ獲得・採用・商談など、信頼性が成果に直結する用途
- アフィリエイト等の収益化を前提に、CV(申込)まで狙う用途
- 会社名で検索されることが多いビジネス(ブランド毀損リスク)
タイプA:無料レンタルサーバー(自由度重視)
向いている人/向かない人
向いている人
- HTML/CSSで作った数ページを置きたい
- ある程度「設定作業」があってもOK
- 将来、有料サーバーへ移行する前提で“土台”を作りたい
向かない人
- 完全ノーコードで完結したい
- 速度・安定性・サポートを最優先したい
- WordPressを“無料で長期運用”したい(制限に当たりやすい)
最低限ほしい機能(FTP/SSL/DB/バックアップ)
無料レンタルサーバーを選ぶなら、最低ラインとして以下は押さえたいです。
- 独自ドメイン運用の可否(DNSの自由度も含む)
- HTTPS(共用SSLでも可)
- ファイルアップロード手段(FTP/SFTP、できればSSH)
- バックアップ(自動 or 世代管理があると強い)
- CMSを置くなら DBの個数・上限(MySQL/MariaDB等)
例として、XREA Free はWeb容量10GB、転送量上限5GB/日、最大ファイル数10万、広告表示あり、DBはMySQL(MariaDB)5個、共用SSL対応などが明示されています。無料でも仕様が具体的に開示されているサービスは安心材料になります。
タイプB:無料ホームページ作成サービス(手軽さ重視)
テンプレ型の強みと限界(カスタマイズ・移行・SEO)
強み(最短で公開できる)
- 編集画面でドラッグ&ドロップ中心
- スマホ表示も自動で整うことが多い
- “文章と写真”だけなら、最速ルートになりやすい
限界(無料の壁が明確)
- 無料は独自ドメイン不可のことが多い
- サービスのブランディング表示(ロゴや広告)が入る
- できるSEO施策が限定される場合がある(細かな制御が難しい)
例:Wix の無料プランは「Wixの表示付き」「wixsite.com ドメイン」で使う前提で、独自ドメイン接続や広告削除は有料プラン側の機能として説明されています(無料の容量・帯域の目安も記載あり)。
Google Sites は、ドラッグ&ドロップで作れるシンプルなサイト作成ツールで、独自ドメイン接続の手順も公式ヘルプで案内されています。
「公開はできたけど伸びない」を防ぐ設計
無料の作成サービスは“公開”がゴールになりやすいので、最初からこの3点だけ決めると伸びやすいです。
- 1ページ1目的(トップ=何の人/会社か、サービス=何ができるか、問い合わせ=どう連絡するか)
- 信頼ブロックを先に作る
- 運営者情報(プロフィール)
- 実績・制作物・活動内容
- 問い合わせ導線(フォーム or メール)
- 将来の引っ越し前提で素材管理
- 画像原本・文章原稿はローカルでも保管
- 主要ページのコピーを別管理(NotionやGoogle Docs等)
タイプC:WordPress系の無料ホスティング(ブログ寄り)
無料プランの制限(テーマ/プラグイン/独自ドメイン)
WordPress.com の無料プランは、始めやすい反面、拡張に制限が出ます。例えば、
- 無料でも開始でき、基本的なSEOや統計などの機能が案内されています
- ただし プラグインの追加は無料サイトでは不可で、使うにはアップグレードが必要
- アクセス解析(統計)も、無料は見られる範囲が限定される(直近◯日分のみ等)
収益化・計測(広告/解析/タグ)で詰まりやすい点
無料プランは「できる範囲」が途中で頭打ちになりやすいです。詰まりどころは主にここ。
- 計測の自由度:GA4やタグ管理など、やりたいことが増えるほど制限が気になりやすい
- 拡張(プラグイン):問い合わせ、SEO補助、キャッシュ、フォーム強化…が必要になると有料へ
- 独自ドメイン運用:信頼性を上げたい段階で移行が起きやすい
「WordPressを無料で触りたい」の最短ルートではありますが、商用運用の前提なら“どこで有料にするか”を先に決めておくと迷いません。
タイプD:クラウドの無料枠(開発・検証向き)
無料枠で“想定外の課金”を防ぐ考え方
結論としては、“静的サイト中心”に寄せるほど安全です。
- 画像・HTML中心:課金に繋がりにくい
- Functions(サーバー側処理)や外部DBを足す:上限や従量課金の確認が必須
例:Cloudflare Pages は、無料プランのファイル数上限(2万ファイル)が明示され、静的アセットへのリクエストは無料・無制限である旨もドキュメントにあります。
Netlify は無料プランが「$0 forever」で、無料枠の上限(クレジット制限)が明記されています。
Vercel も Hobby が無料で、まずは個人プロジェクト向けの入口として提供されています。
運用に必要な知識(DNS/HTTPS/権限/ログ)
クラウド無料枠は強い反面、最低限ここを触ります。
- DNS:独自ドメインをどこに向けるか(A/AAAA/CNAME等)
- HTTPS:証明書が自動でも、DNSが誤ると発行されない
- 権限:Git連携するなら公開範囲・リポジトリ権限に注意
- ログ/デバッグ:表示崩れやビルド失敗を自力で追う場面がある
「学習・検証」なら最適解になりやすい一方、“完全初心者がいきなり商用の顔にする”には難易度が上がるので、目的に合わせて選ぶのが安全です。
実践:無料サーバーでホームページを公開する手順(3パターン)
ここでは、初心者が「迷いにくい」順に、無料で公開する代表的な3パターンを手順化します。
どの方法でも共通して大切なのは、最初から“移行できる形”で作ることです(原稿・画像は手元にも保存)。
手順パターン1:HTML/CSSをアップロードして公開する
「数ページの名刺サイト」「LP」「ポートフォリオ」を最短で公開するなら、この方法が一番シンプルです。
公開に必要な最低ファイル(index.html/CSS/画像)
最低限は次の構成があればOKです(まずはこの形で公開→後から増やすのが安全)。
index.html(トップページ)css/style.css(見た目)img/(画像フォルダ)
例(フォルダ構成):
/public_html/(公開フォルダ。サービスによって名称が違います)index.htmlcss/style.cssimg/logo.png
ポイント
- トップは基本的に
index.htmlが入口になります。 - 画像は
img/にまとめると、リンク切れが減ります。
文字化け・リンク切れを防ぐ基本設定
初心者が最初につまずきやすいのが、文字化けとリンクです。以下だけ守ると事故が激減します。
文字化け対策(最重要)
- HTMLの
<head>内に文字コード指定を入れるmeta charset="utf-8"を入れる
- ファイル保存もUTF-8で統一する(エディタの保存形式)
リンク切れ対策(よくある原因)
- ファイル名の大小文字を混ぜない
About.htmlとabout.htmlは別物として扱われることがあります
- 画像パスは「相対パス」で統一する
- 例:
img/logo.png、css/style.css
- 例:
- 日本語ファイル名は避ける(環境によって崩れやすい)
最初から決めておくと楽なルール
- URL末尾のスラッシュ有無(ディレクトリ型運用するなら重要)
wwwあり/なし(後述のDNS・SSL・正規URLに関係)
FTP/FTPSの設定と安全な運用
アップロードにはFTP系ソフトを使うことが多いです。安全面では次の優先順位で選びます。
- SFTP(SSH)が使えるなら最優先
- 次に FTPS(Explicit TLS)
- どうしても 平文FTPしかないなら、公開情報のみ・早めの移行前提
安全運用のコツ
- 可能ならFTPS/SFTPを選ぶ(ログイン情報が暗号化される)
- パスワードを長く・使い回さない
- アップロード用アカウントを分けられるなら分ける(権限を最小化)
- 公開フォルダ以外は触らない(誤削除を防ぐ)
手順パターン2:WordPressを入れて公開する(対応サーバーの場合)
WordPressは「動く」だけでなく「更新できる」「バックアップできる」までがセットです。無料環境では、導入前の確認が結果を左右します。
導入前チェック(DB作成・容量・書き込み・制限)
最低限、次を確認してから始めてください。
- DBが作れるか(MySQL/MariaDB)
- PHPとHTTPSが使えるか
- ファイル書き込みが制限されていないか
- 画像アップロード・更新・キャッシュ生成で詰まる原因になります
- 容量・ファイル数上限(画像が増えると効く)
- Cron相当が使えるか(任意)
- バックアップや定期処理をやりたい場合に差が出ます
加えて、WordPressの推奨要件(PHP・DBバージョンなど)に近いほどトラブルが減ります。
初期設定で必ずやること(URL・パーマリンク・権限)
導入直後にやるべき項目を「これだけ」に絞ります。
1) サイトURLを確定
https://で統一wwwあり/なしを決める(後で変えると移行作業が増えます)
2) パーマリンク設定
- 迷ったら「投稿名」系の分かりやすい形式に寄せる
- 途中変更はURLが変わりやすいので、最初に決めるのが得です
3) 権限・ログイン周り
- 管理者IDを安易に
adminにしない - 強いパスワード+可能なら2段階認証
- 不要なユーザーを作らない(権限は最小に)
無料環境で事故りやすい設定(更新・バックアップ・画像最適化)
無料環境は“余裕が少ない”ので、ここで失敗しやすいです。先回りで潰します。
更新(事故を減らす手順)
- 大型更新の前にバックアップ
- テーマ・プラグインは一気に更新しない(原因切り分けが難しくなる)
- 更新後に「トップ・主要ページ・問い合わせ」の表示確認
バックアップ(最低限)
- ファイル(テーマ/プラグイン/アップロード画像)
- DB(記事・固定ページ・設定)
- “復元できるか”まで意識(バックアップは取るだけだと意味が薄い)
画像最適化(無料環境の最重要テク)
- スマホ写真をそのまま上げない(容量が一気に尽きます)
- 画像の横幅を用途に合わせて縮小
- 可能ならWebPなど軽量形式を使う
プラグインを入れすぎない基準
「便利だから全部入れる」は無料環境だと高確率で詰みます。基準はこれでOKです。
- 1プラグイン = 1目的(目的が被るものは入れない)
- 迷ったら入れない(後から追加で十分)
- 最初は以下の“最低限カテゴリ”だけ
- セキュリティ(軽量なもの)
- バックアップ(取れる・戻せる)
- 画像圧縮(サーバー負荷が軽い設定)
手順パターン3:静的サイト(ビルドして配信)で公開する
「HTMLを置く」より一歩進んだ形で、Git連携で自動公開できるタイプです。速くて安定しやすく、学習・検証にも向きます。
更新運用がラクになるケース/逆に難しいケース
ラクになるケース
- 更新頻度が高い(Gitにpush→自動反映)
- チームで管理したい(履歴が残る)
- 速度・安定性を重視したい
難しいケース
- WordPressのような管理画面で更新したい
- フォームや予約など“動的機能”が多い
- Gitやビルドの概念に抵抗がある
フォーム・予約など“動的機能”の代替手段
静的サイトでも、目的別に“外付け”で解決できます。
- お問い合わせ:フォーム機能(静的フォーム対応)や外部フォーム
- 予約:予約サービスへのリンク/埋め込み
- 会員制:外部の会員・決済サービスへ寄せる
- 更新:CMSを使わず、固定ページ中心で運用する(最初はこれが簡単)
静的フォームの代表例として、HTMLに特定属性を付けて受け付ける方式があります(実装が軽い反面、迷惑投稿対策なども考える必要があります)。
独自ドメインをつなぐ(DNS設定)
独自ドメインは「住所」です。サーバーを変えても住所を維持できるのが最大メリット。
ただしDNSは最初につまずきやすいので、最低限だけ整理します。
A/AAAA/CNAMEの使い分け
- A:ドメイン → IPv4アドレス
- AAAA:ドメイン → IPv6アドレス
- CNAME:サブドメイン → 別のドメイン名(別名として参照)
初心者がハマるポイントはこれです。
- ルート(例:
example.com)は、DNS仕様上 CNAMEが使えないことが多い- そのため、A/AAAA か ALIAS/ANAME/Flattened CNAME(DNS事業者の機能)を使う流れになります
www.example.comのようなサブドメインは CNAMEが使いやすい
迷ったら定番の形(例)
wwwを正にする(CNAMEでホスティング先へ)- ルート(
@)はwwwへリダイレクト、またはALIAS/ANAMEで同じ向き先へ
wwwあり/なし統一・正規URL(canonical)の考え方
公開後に評価や計測が分散しないよう、次を統一します。
- 正規URLを1つ決める(
wwwあり or なし) - もう片方は 301リダイレクトで正規へ寄せる
- 可能ならページ側も canonical(rel=canonical) で“代表URL”を明示する
- ただし、最優先はリダイレクトと内部リンクの統一です
SSL(HTTPS)を有効化して確認する
HTTPSは信頼性と安全性の基本です。無料でもHTTPSを提供するサービスは増えています。
混在コンテンツ(http画像等)の直し方
HTTPS化後に「鍵マークが出ない」原因で多いのが混在コンテンツです。
よくある混在箇所
- 画像だけ
http://のまま - 外部スクリプト(計測タグ・埋め込み)が
http:// - CSS内の背景画像URLが
http://
直し方(初心者向けに安全な順)
- 可能なら URLをhttpsに置き換える
- 外部素材は HTTPS配信している提供元へ差し替える
- どうしても直せない外部要素は、いったん削除して公開を優先する
常時SSL化の最終チェック
公開前にここだけ確認すると安心です。
- トップと主要ページが
https://で表示される http://にアクセスしてもhttps://に寄る(可能なら)wwwあり/なしのどちらでも最終的に正規URLへ寄る- ブラウザの開発者ツールで混在エラーが出ていない
公開前チェックリスト(これでミスが激減)
最後に“公開の品質”を上げるチェックです。時間がなければ上から順に。
スマホ表示・表示速度・404・問い合わせ導線
- スマホで見たときに文字が小さすぎない
- 画像が重くて表示が遅くない(特にトップ)
- メニューが押しやすい(誤タップしない)
- 主要リンクが404になっていない
- 問い合わせ手段が分かりやすい(ボタン・リンクが見つかる)
小ワザ
- 公開前に、URLを自分に送って“スマホだけで”一通り操作してみる
→ これだけで不具合が見つかることが多いです。
最低限の法務(プライバシーポリシー/連絡先表記)
法律の細部は状況で変わりますが、最低限として次は整えるのが安全です。
- プライバシーポリシー(問い合わせフォームがあるなら特に)
- 連絡先(メール、フォーム、SNSなど。事業ならより明確に)
- 収益化・販売をするなら、必要に応じて
- 免責
- 広告・アフィリエイトの明記
- 特商法関連の表記(該当する場合)
SEOで損しないための無料サーバー運用術
無料サーバーは「制約がある前提」で設計すると、SEOでも成果でも損しにくくなります。
この章では、無料ならではの弱点を“設計と運用”で相殺するコツをまとめます。
広告・サブドメインが不利になりやすい場面と対策
無料環境で起こりやすいのは、検索順位そのもの以前に 「信頼」「計測」「資産化」 が伸びにくくなることです。
広告が不利になりやすい場面
- 問い合わせ・申込みがゴールのサイト(CVRが落ちやすい)
- 企業名・屋号で見つけてもらうサイト(第一印象が重要)
- 比較・レビュー・アフィリエイト導線(広告が導線を邪魔しやすい)
対策(無料のままやれる順)
- 重要導線のページは「軽い構成」にする
- ファーストビューに要点(何者/何ができる/連絡手段)
- 画像・埋め込み・装飾を盛りすぎない
- 広告が固定表示で邪魔なら、導線設計を変更
- お問い合わせボタンを上部だけでなく、本文途中や末尾にも置く
- スマホの押しやすさ最優先(タップ領域を大きく)
- どうしても成果が必要なら「広告を外せる」選択肢へ切替を検討
- 無料に固執してCVが落ちると、結果的に高くつくことがあります
サブドメインが不利になりやすい場面
サブドメイン自体が“必ず”SEOで不利とは限りませんが、無料サービスのサブドメイン運用は次の理由で不利になりやすいです。
- ドメイン資産が自分に残らない(サービス終了・仕様変更の影響を受けやすい)
- 移行時にURLが総入れ替えになりやすい(被リンク・名刺・SNSのURLが無効化しやすい)
- http/https、www有無、末尾スラッシュなどが混在し、重複URLが生まれやすい
対策(現実的に効くものだけ)
- 長く育てるなら、早めに独自ドメインへ(これが一番効く)
- 独自ドメインがまだ難しいなら、せめて「URLの正規化」を徹底
- wwwあり/なしを統一(片方は301で寄せる)
- http→httpsへ統一
- 正規URLをcanonicalでも明示(可能な範囲で)
- Search Consoleは「ドメインプロパティ」で見える範囲を広げる
- http/httpsやサブドメイン違いでデータが分かれるのを防ぎやすい
速度(Core Web Vitals)で負けないための実務
無料サーバーはサーバー側の最適化に限界があることが多いです。だからこそ、“自分で触れる部分”に集中すると改善が早いです。
まず目標ラインを把握する(ざっくりでOK)
Core Web Vitalsは、主に次の3指標です(実ユーザーデータの75パーセンタイルが基準)。
| 指標 | 何を表すか | 目標(Good) |
|---|---|---|
| LCP | 表示の速さ(主役が出るまで) | 2.5秒未満 |
| INP | 操作の反応(重さ) | 200ms未満 |
| CLS | レイアウトのズレ | 0.1未満 |
無料環境で効きやすい改善トップ5
- 画像を軽くする(最優先)
- 横幅を必要以上に大きくしない
- 可能ならWebP等を使う
- “ヒーロー画像”を重くしない(LCPに直撃)
- LCP候補を“最初から”見つけやすくする
- 重要画像や見出しを、なるべく上の方に置く
- 画像の読み込み優先度を上げる(できる範囲で)
- 逆に、ファーストビューに不要なJSや埋め込みを置かない
- レイアウトずれ(CLS)を潰す
- 画像・広告・埋め込みにサイズ(幅/高さ)を確保
- フォント切替でガタつくなら、フォント数を減らす
- 遅れて出る要素(バナー等)を上部に差し込まない
- INP対策:重いJSを減らす
- SNS埋め込み、地図、アニメーション、計測タグを増やしすぎない
- どうしても必要なら、ページ全体ではなく必要箇所だけに限定
- “重いページを作らない設計”にする
- トップは軽量(実績や詳細は別ページへ)
- 1ページに機能を詰め込みすぎない(特に無料環境)
測り方(初心者でも迷わない)
- Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートで「実ユーザーの傾向」を見る
- PageSpeed Insightsで「原因の当たり」を付ける
- 無料サーバーでTTFBなどが改善しにくいときは、画像・JS・CLSの改善に寄せると成果が出やすいです
Search Console/Analyticsの導入と初期設定
無料サーバーほど「何が起きているか分からない」が致命傷になります。
早い段階で Search Console+GA4 を入れて“見える化”してください。
導入の順番(迷ったらこれ)
- Search Consoleでプロパティ追加(可能ならドメインプロパティ)
- 所有権確認(DNSが一番つぶしが効く)
- サイトマップ送信
- GA4(Googleタグ or タグマネ)導入
- 主要ページが計測できているか確認(リアルタイム等)
インデックス登録を早める施策
「送信したのに出ない」問題は、だいたい下のどれかです。
- そもそもクロールされていない(発見されていない)
- robots.txtでクロールが塞がれている
- noindexが入っている
- 重要ページへの内部リンクが弱い(孤立ページ)
- 重複URLが多く、正規URLがぶれている
効く施策(上から順に)
- 重要ページをナビやトップから必ず辿れるようにする(内部リンク最優先)
- サイトマップを送信して、重要URLを明示
- URL検査で「インデックス登録をリクエスト」
- ただし万能ではなく、反映に時間がかかることもあります(多用しない)
サイトマップとrobotsの基本
無料運用でありがちな“やりがちミス”だけ押さえます。
robots.txtの注意点
- robots.txtは「クロール制御」であって「検索結果から消す仕組み」ではありません
- 隠したいなら、noindexや認証など別の方法が必要です
サイトマップの基本
- 重要ページの正規URLだけ載せる(http/httpsやwww有無の混在を避ける)
- サイトマップは複数に分割も可能(URL数やサイズに上限がある)
- robots.txtにサイトマップの場所を1行書いておくと発見されやすい
例(robots.txtにサイトマップを記述):
User-agent: *
Disallow:
Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
“無料テンプレっぽさ”を消して独自性を出す設計
無料環境でも、「中身の独自性」と「信頼の見せ方」で差がつきます。
テンプレを消すコツは、デザインよりも「情報の出し方」です。
独自性が出る要素(やりやすい順)
- 一次情報を入れる
- 実際の写真(店舗・作業風景・制作物)
- 手順・工程のスクショ
- ビフォーアフター(可能な範囲で)
- “誰が書いているか”を明確にする
- 運営者情報(プロフィール、連絡手段、実績)
- 監修や参考情報の扱い方(根拠を示す姿勢)
- FAQを“自分の読者向け”に作る
- よくある質問を、あなたのサービス・経験に合わせて具体化
- テンプレFAQより、具体例の方が評価されやすいです
- ページの役割を分ける(薄いページ量産を避ける)
- 会社概要/サービス/実績/料金/問い合わせ
- それぞれに“迷いの解消”を置く(比較・注意点・流れ)
無料でもできるE-E-A-Tの底上げチェック
- 連絡先が見つけやすい(フッター固定がおすすめ)
- 更新日・運営者情報がある
- “言い切り”より、根拠・条件・例外が書かれている
- 他サイトのコピペではなく、自分の体験・手順・判断基準がある
セキュリティとトラブル回避(無料ほど重要)
無料サーバーは「便利だけど、守ってくれる範囲が狭い」ことが多いです。
だからこそ、凍結されない運用と、荒らされない仕組みと、消えても復活できるバックアップを先に作っておくのが最短ルートです。
アカウント凍結を避ける:規約で見ておくべきポイント
無料サービスの凍結・停止は、だいたい次の2系統で起こります。
- コンテンツ系:掲載してはいけない内容/権利侵害/通報など
- 運用系:広告の扱い/負荷や転送量/容量超過/不審な挙動など
特に無料プランは、事前通知がない(または必ずしも届かない)前提で動くほうが安全です。
「やったつもりで規約違反」も多いので、最初にチェック項目を固定しておきましょう。
規約チェックの最短テンプレ(10項目)
以下の10個を“読み方の軸”にすると、初心者でも規約を見落としにくくなります。
- 商用利用OKか(会社サイト・店舗サイト・営業目的など)
- アフィリエイト/広告タグOKか(外部広告、計測タグ含む)
- 無料プランの広告表示ルール(非表示・位置変更がNGのことがある)
- 禁止コンテンツの範囲(アダルト、出会い系、違法性、過激表現 等)
- 著作権・商標(画像、動画、文章、ロゴ、フォント、音源)
- 転送量・同時アクセス・高負荷処理(CGI/プログラム、重い処理、スクレイピング等)
- 容量上限(ディスク)と超過時の扱い(凍結になる例もある)
- “置かないとダメなファイル”(トップにindexが必須など、サービス固有ルール)
- メール通知/連絡手段の要件(連絡が取れないと不利)
- 凍結→削除までの流れ(猶予期間、復旧手順、問い合わせ手段)
“やりがち”凍結原因と回避策
回避策は、難しいことより「事故が起きない設計」に寄せるのがコツです。
- 広告関連のルール違反
- ✅ 広告が必須の無料プランは「非表示にしない」「テンプレを勝手に改造しない」
- ✅ 広告が表示される前提で、重要導線(問い合わせ等)を複数箇所に置く
- 容量・転送量・負荷の超過
- ✅ 画像を軽くする(これが一番効く)
- ✅ 動画や重い素材は外部サービス埋め込みに寄せる(ただし埋め込みの多用は速度に注意)
- ✅ アクセス急増が見込まれるページは、計測・埋め込み・装飾を減らして軽量化
- 著作権の事故(初心者が最も多い)
- ⚠️ 「引用」のつもりでも、画像・スクショ・歌詞・ロゴは特に危険
- ✅ 公式の素材利用ルールやフリー素材のライセンスを確認し、出典メモを残す
- “心当たりがない”停止が起きたときの備え
- ✅ 重要:登録メールが確実に受信できる状態にする(迷惑メールも含めて)
- ✅ サービスの管理画面・通知を定期的に見る(週1でOK)
- ✅ 連絡先ページ(メールフォーム・SNS等)を用意しておくと復旧時に有利
フォームのスパム対策・ログ管理の考え方
無料サーバー運用で最初に荒らされやすいのが「お問い合わせフォーム」です。
フォームは “公開された入口” なので、放置すると次が起こりがちです。
- 迷惑投稿で受信箱が埋まる
- URL付きスパムでサイト評価や運用が崩れる
- 場合によっては不正アクセスの足がかりになる
初心者でも実装しやすい考え方は、対策を1つに頼らず、薄く重ねることです。
スパム対策は「3層」で考える
層1:ボットを引っかける(低コスト)
- ハニーポット(隠し項目):人には見えない欄をボットだけが埋める仕組み
- 入力項目のバリデーション(メール形式、文字数制限など)
層2:機械判定で弾く(主力)
- CAPTCHA系(reCAPTCHA / Turnstile など)
- サービス側のスパムフィルタ(フォーム機能に内蔵されることが多い)
層3:通ってきたものを制御する(保険)
- 送信回数制限(同一IP/同一端末で短時間連投をブロック)
- “送信=即通知”をやめ、一旦保留(検疫)してから通知
- NGワード/URL数が多い投稿は自動隔離
実務で効く「フォーム設計」小ワザ
- 必須項目を増やしすぎない(人間が離脱して逆効果になりがち)
- 自由記述の文字数上限を付ける(極端に長いスパムを減らす)
- URL入力欄は基本作らない(必要なら任意+厳しめの制限)
- 確認画面 or 自動返信メールで、無差別送信の効率を落とす
- 送信ボタン連打に備えて「送信中…」表示を入れる(多重送信防止)
ログ管理は「最小限+目的限定」が正解
無料運用だと、フル機能のログ基盤は難しいこともあります。
その場合でも、次の「最小ログ」だけは残すとトラブル対応が一気に楽になります。
最低限のログ(例)
- 送信日時
- 送信元(IPはそのまま保存が難しければ“ハッシュ化”でもOK)
- User-Agent(端末・ブラウザの種類)
- 参照元ページ(どのフォームから来たか)
- 判定結果(通過/隔離/拒否)と理由(例:URL多すぎ、CAPTCHA失敗)
運用ルール(初心者向け)
- ✅ 保管期間は短め(例:30〜90日)
- ✅ 個人情報は「必要最小限」だけ扱う
- ✅ 使わないログは溜めない(漏えいリスクを減らす)
バックアップと復元の手順(最悪に備える)
無料サーバーは、最悪の場合 「突然見れなくなる」 をゼロにできません。
だからこそ、SEOや運用以前に “消えても戻せる” が最優先です。
ここでは、初心者でも回せるように パターン別に手順を整理します。
パターン別:バックアップで守る対象
- HTMLサイト(静的):ファイル一式(HTML/CSS/JS/画像)+設定メモ
- WordPress:記事・固定ページ(コンテンツ)+メディア(画像等)+テーマ/プラグイン構成
- ホームページ作成サービス:文章・画像素材・設定(持ち出せない場合がある)
まずはこれだけ:バックアップの基本形(3-2-1を簡略化)
難しく考えず、次を守れば十分スタートできます。
- コピーは3つ(例:PC/クラウドストレージ/外付け or 別クラウド)
- 月1で“フル”、週1で“差分”(更新頻度に合わせて)
- 必ず“サービス外”に置く(同じサービス内だけだと一緒に消える)
HTMLサイト(静的)の手順
- サイト一式のフォルダをPCに保存
- フォルダをzip化して日付を付ける(例:site_2026-01-25.zip)
- クラウドへ同期(Google Drive/OneDrive等、どれでもOK)
- 可能ならGit(履歴管理)にしておくと復元が簡単
復元の最短
- 新しいサーバーを用意 → ファイルをアップロード → 表示確認 → ドメインDNSを向ける
WordPressの手順(重要: “全部”は1回で取れないことがある)
WordPressは「コンテンツ」と「メディア」が別になることがあるので、二段構えが安全です。
- コンテンツ:エクスポート(記事・固定ページ等)
- メディア:メディアライブラリのエクスポート(可能なら)
- 構成メモ:使っているテーマ名・プラグイン一覧・重要設定(リダイレクト、計測IDなど)
復元の最短
- 新ホストにWordPressを入れる
- コンテンツをインポート
- メディアを戻す(方法は環境による)
- パーマリンク・SSL・リダイレクトを整える
- Search Consoleでサイトマップ再送信
“持ち出せない”サービスだったときの現実的な備え
ホームページ作成サービスは、サービスによって「移行=作り直し」に近い場合があります。
そのときは 素材を守る のが最重要です。
- 文章:原稿データ(Googleドキュメント等)に保存
- 画像:元データ(圧縮前)を保管
- ページ構成:サイトマップ(ページ一覧)をメモ
- 設定:ドメイン設定、フォーム通知先、計測IDを控える
復元の“事故”を防ぐ公開前チェック(バックアップ視点)
バックアップがあっても、復元後に次のミスで落ちがちです。
- 404が大量に出る(URL設計が変わった)
- http/httpsやwww有無が混在
- 画像パスが壊れる
- フォームが動かない(スパム対策や通知設定が未設定)
おすすめ:年に1回だけでいいので、復元リハーサルをやる
(別サーバーやローカルで“戻せるか”確認するだけで、安心感が段違いです)
有料へ移行する判断基準と、失敗しない乗り換え
無料サーバーは「試す」「小さく始める」には最適です。
ただし、ある地点からは 無料の制約が“機会損失”になりやすいので、移行判断をルール化しておくと失敗しません。
移行すべきサイン(速度・広告・計測・信頼性・拡張性)
次のうち 2つ以上当てはまったら、移行(またはアップグレード)を具体的に検討してOKです。
| サイン | 起きがちな損 | まずやる対策 | それでもダメなら |
|---|---|---|---|
| ページ表示が遅い/不安定 | 離脱増・CV低下・作業効率低下 | 画像圧縮・埋め込み削減 | 有料へ(性能・安定を買う) |
| 無料広告が目立つ | 信頼低下・導線の邪魔 | 導線位置を分散 | 広告なし環境へ |
| GA/タグが入れにくい | 改善できない(計測できない) | 最低限の計測だけに絞る | 計測自由度のある環境へ |
| 独自ドメインが使えない/不便 | “資産化”しない・移行が重い | まずドメインだけ取得 | 独自ドメイン+有料へ |
| WordPressが「運用」できない | 更新失敗・画像で詰む・バックアップ不可 | プラグイン削減・画像軽量化 | WP向けホストへ |
| バックアップが弱い | 凍結・削除で詰む | 手元バックアップ徹底 | 自動バックアップ付きへ |
| サポートが弱い | 復旧まで止まる | 自己解決できる範囲に用途限定 | サポート重視へ |
✅ 一番分かりやすい判断軸
- 「見られているのに改善できない(計測できない)」
- 「問い合わせが取れそうなのに、信頼面(広告・ドメイン)が足を引っ張る」
- 「運用の手戻りが増えた(更新・バックアップ・復旧)」
この3つは、無料のまま粘るより 早めに環境を整えた方が最終的に安くなりやすいです。
移行パターン:同社アップグレード/他社へ引っ越し
移行は大きく2種類です。SEOの難易度を左右するのは「URLが変わるかどうか」です。
同社アップグレード(URLが変わらない前提)
メリット
- 住所(URL)が同じなら、SEO面のリスクが最小
- 設定や管理画面が似ていて、手順が簡単
- 広告非表示・容量増・サポート追加などが一気に解決しやすい
注意点
- 「広告が消える条件」「独自ドメイン可否」「SSLの方式」「バックアップ範囲」を必ず確認
※“アップグレードしたのに不満が残る”のはここが原因になりがちです。
他社へ引っ越し(URLが変わる可能性あり)
メリット
- 性能・安定・サポート・WordPress適性などを根本から選び直せる
- “将来の拡張”に合わせて設計できる(メール、複数サイト、ステージング等)
注意点
- URLが変わるほど、移行の設計が重要(301、正規化、計測引き継ぎ)
SEOを落とさない移行チェック(URL・リダイレクト・SSL)
移行で検索流入が落ちる典型は「URLの扱いが雑」「検証不足」「変更を同時にやりすぎ」です。
以下の順で進めると安定します。
1) URL方針を決める(最重要)
- 可能な限り URL構造を変えない
- 変えるなら、旧→新の対応表(リダイレクトマップ)を作る
- 例:
/service/→/services/のような“軽い変更”も必ず記録
- 例:
2) 301リダイレクトを用意する
- 旧URLは 301で新URLへ(ページ単位での対応が理想)
- ホームだけでなく 主要ページも 301
- 旧→新が1回で到達するように(多段リダイレクトは避ける)
3) HTTPS・www統一を同時に整える
http → https、wwwあり/なしのどちらを正にするか決める- 旧URL側も最終的に 正規URLへ1本化する
- HTTPS移行後は 混在コンテンツ(http画像等)を潰す
4) Search Console・サイトマップ・計測の引き継ぎ
- 新しいサイト側で Search Console を用意 → サイトマップ送信
- ドメイン変更を伴う場合は Change of Address(アドレス変更)ツールも検討
- GA4は「新サイトでも計測できているか」を公開直後に確認
5) 公開後の監視(ここで差がつく)
- 404(見つからない)を最優先で潰す
- インデックス状況、リダイレクトの効き、主要KWの推移を確認
- 旧環境はすぐ捨てない(リダイレクト維持のため)
移行時に“やってはいけない”こと
⚠️ これをやると、落ちた流入が戻るまで長引きやすいです。
- リダイレクトを貼らずにURLを変える(またはトップだけ301)
- 301ではなく302やJavaScript/メタリフレッシュで逃げる
- 旧サイトを先に解約して、リダイレクトが消える
- いきなり ドメイン変更+デザイン刷新+URL変更+記事整理を同時にやる
- noindex / robots.txt の設定ミスで、クロールを塞ぐ
http/https、wwwあり/なしが混在したまま放置する- 画像やCSSが http のままで、混在コンテンツが大量発生する
最小コストで始める現実的な構成(目安)
「最小コスト」は人によって意味が違います。ここでは “無料の弱点を潰しつつ、支出を増やしすぎない”構成を3段階で示します。
(キャンペーンや為替で変動するので、金額は“目安レンジ”として捉えてください)
構成1:名刺代わりの小規模サイト(最小)
- 独自ドメイン(資産化の核)
- 静的ホスティング(無料〜低額でもOK)
- フォームは外部サービスで代替(スパム対策付きが安心)
- バックアップは「手元+クラウド」に保存
費用感の目安
- ドメイン:年数千円程度
- ホスティング:無料〜月数百円程度(静的なら抑えやすい)
✅ 向く人:1〜5ページ、更新頻度が低い、まず“信頼できるURL”が欲しい
構成2:WordPressで運用(現実的な最小)
- 独自ドメイン
- WordPress向けレンタルサーバー(自動SSL・バックアップがあると事故が減る)
- 画像最適化は必須(容量と速度に効く)
- プラグインは最小(バックアップ・セキュリティ・画像の3系統から)
費用感の目安
- サーバー:月数百円〜(継続運用を考えると“安すぎるプラン”は制限に注意)
✅ 向く人:ブログ更新を続けたい、問い合わせ導線を作りたい、計測して改善したい
構成3:商用・収益化(最小で“事故りにくい”)
- 独自ドメイン
- サーバーは「安さ」より 自動バックアップ+サポート+安定性を優先
- 独自ドメインメール(または転送+SMTPなど)で信頼性を上げる
- 必要ならCDNやWAF(まずは標準機能で足りることも多い)
✅ 向く人:問い合わせ・予約・成約が目的、止まると機会損失が大きい
よくある質問(ホームページ 無料 サーバー)
完全無料で独自ドメイン+広告なしは可能?
結論から言うと、「独自ドメイン」と「完全無料(ずっと0円)」は両立しにくいです。理由はシンプルで、独自ドメインは原則として取得・更新に費用がかかるためです。
ただし、次のように考えると現実的です。
現実的な落としどころ(おすすめ順)
- 月額0円+独自ドメイン(※ドメイン費のみ)+広告なし
- 静的サイトを無料ホスティングに置く(広告なし)
- 独自ドメインは自分で取得して紐付ける
- →「運用コストを最小化しつつ、サイト資産は自分のもの」にできます
- 完全無料(0円)+広告なし(独自ドメインは諦める)
- サービス提供のサブドメインで公開する
- →「練習・試作・ポートフォリオの仮置き」なら十分
- 完全無料(0円)+独自ドメイン(広告なしは難しいことが多い)
- 無料サイト作成系は、無料プランだと広告(ブランド表示)が付くケースが一般的
- →広告を消すにはアップグレードが必要、というパターンが多いです
判断のコツ
- “完全無料”にこだわりすぎて、広告や制限で成果が落ちるなら本末転倒です。
目的が「名刺」「集客」「問い合わせ」なら、独自ドメイン+広告なし(0円ホスティング+ドメイン費)が最もバランスが良いことが多いです。
無料でWordPressを“ちゃんと運用”できますか?
「ちゃんと運用」の定義で答えが変わります。ここでは初心者がイメージしやすいように3段階に分けます。
1) “投稿できればOK”(最低限)
- 無料のWordPress系サービスでも、記事投稿や固定ページ作成はできます
- ただし無料プランは、できることが最初から決まっている場合が多いです
- 例:プラグイン導入不可、テーマの自由度が低い、計測が制限される…など
2) “SEO・計測・改善まで回したい”(一般的にここから難しくなる)
- 無料だと次で詰まりやすいです
- 計測(Analytics/タグ)を自由に入れられない
- 機能追加(プラグイン等)が制限される
- 広告・サブドメインの制約で信頼面が弱い
- 結果として「書いたけど伸びない/改善できない」になりやすいので、
有料(低額でもOK)へ移行する価値が出ます
3) “ビジネス用途で安定運用”(問い合わせ・予約・集客が目的)
- ここは無料だとリスクが上がります
- バックアップ、復元、安定稼働、セキュリティ対応が重要
- 現実的には、WordPress向けの有料環境(自動SSL・バックアップ・サポートあり)を選ぶ方が失敗しにくいです
学習目的ならおすすめの近道
- 本番の無料サーバーで頑張るより、まずは ローカル環境(PC上)でWordPressを動かして練習
- うまく回る形が見えたら、有料へ移して“そのまま運用”がスムーズです
途中でサービス終了・凍結したらどうなる?
基本的には、次のどちらかが起きます。
- 閲覧できなくなる(停止・凍結):サイトが表示されない/管理画面に入れない
- 削除される(契約解除・終了):データが戻らない可能性がある
影響の大きさは、独自ドメインを自分で持っているかで決まります。
独自ドメインを持っている場合
- サービス側が止まっても、別の移転先にDNSを向け直せば復旧しやすい
- “住所は自分のもの”なので、名刺やSNSのリンクが無駄になりにくい
サブドメインだけの場合
- サービスが終わるとURL自体が消える可能性が高い
- 過去のリンク・検索結果・被リンクが引き継げないこともあります
万一に備えた“初動”テンプレ
- 通知(メール・管理画面)を確認し、停止理由を把握
- 可能なら データを吸い出す(エクスポート/ファイルDL)
- 代替先を用意して仮復旧(まずは表示を戻す)
- URLが変わるなら、301リダイレクトを設計
- Search Consoleで移転関連の対応(サイトマップ再送・必要に応じて移転ツール)
ポイントは、「復旧(表示)」と「SEO(移転)」を分けて考えることです。
まず表示を戻し、その後にURL・リダイレクト・計測を整えると失敗が減ります。
趣味サイトとビジネスサイトで選び方は違う?
違います。求めるものが別だからです。迷ったら、下の表の“優先順位”で決めると早いです。
| 観点 | 趣味サイト | ビジネスサイト |
|---|---|---|
| 最優先 | 手軽さ・継続しやすさ | 信頼・成約・計測 |
| ドメイン | サブドメインでもOKになりやすい | 独自ドメインが基本 |
| 広告 | 多少は許容しやすい | 基本NG(印象・導線に響く) |
| 速度・安定性 | “ほどほど”でも成立しやすい | 遅い=機会損失 |
| セキュリティ | 最低限で良いことが多い | バックアップ・復元が必須 |
| 将来の移行 | 気にしないケースもある | 移行前提で設計する方が安全 |
判断の一言
- 趣味:とにかく始めて続ける
- ビジネス:最初から“信用が落ちない土台”を用意する(独自ドメイン・広告なし・SSL・連絡先)
将来の移行を前提に、今やっておくべきことは?
移行で痛い目を見ないコツは、今の段階で「持ち出せる形」にしておくことです。
初心者でも効くものだけ、チェックリストにしました。
今すぐできる移行準備チェックリスト
- 独自ドメインを自分名義で確保(将来どこへでも引っ越せる“住所”)
- 正規URLを統一(https、wwwあり/なし、末尾スラッシュの方針)
- 原稿は別管理(Googleドキュメント、Markdownなど“サイト外”に残す)
- 画像の元データを保存(圧縮後だけだと作り直しが発生しがち)
- 設定メモを作る(DNS、SSL、フォーム通知先、計測ID、使用テーマ等)
- サイト構造を固定(URLをコロコロ変えない。カテゴリやディレクトリも早めに決める)
- 定期バックアップ=復元テストまで(取るだけでなく、戻せるかの確認)
“移行しやすいサイト”の作り方(小ワザ)
- できるだけ 標準的なHTML/CSSや、一般的なWordPress構成で作る
- 独自仕様のブロック・機能に依存しすぎない(依存すると作り直しが増えます)
- URL変更が起きそうな改修は、あとからまとめてやらない(小さく段階的に)
まとめ:無料サーバーは「最初の一歩」に最適。長期運用は設計で勝つ
無料サーバーは、最短で公開して学べるという意味で、これ以上ない入口です。
ただし「無料でずっと戦う」よりも、無料の弱点を前提に“勝てる設計”にしておく方が、結果としてコストも手戻りも減ります。
無料サーバーで失敗しない要点
- 無料は「タダ」ではなく、広告・制限・運用リスクのいずれかで回収される
- だからこそ、最初に決めるべきは スペックより目的
- 名刺代わり(少ページ)
- 学習・検証
- ブログ運用(WordPress)
- 商用・集客(ここは無料の限界が出やすい)
長期運用で差がつく設計ポイント
無料で始めても、次の3つを押さえるだけで“資産化”しやすくなります。
- 住所(独自ドメイン)を自分で持つ
- 将来の引っ越しが一気にラクになります
- HTTPS・正規URLを最初から統一する
http/https、wwwあり/なし、末尾スラッシュなどの混在を防ぐ- SEO・計測の分散を減らせます
- バックアップは「取る」ではなく「戻せる」まで
- 原稿・画像・設定メモをサイト外に残す
- できれば年1回だけでも“復元リハ”をしておくと安心です
無料のままでも成果が出やすい人の共通点
- トップページを軽量に保つ(画像盛りすぎない、埋め込みを増やしすぎない)
- 重要導線(問い合わせ等)をシンプルにする
- Search Console / GA4 を早めに入れて、感覚で運用しない
- 「テンプレっぽさ」をデザインではなく、一次情報(実績・写真・手順)で消す
有料へ移行する最適タイミング
無料のまま粘るより、次の状態になったら移行の方が合理的です。
- 見られているのに改善できない(計測・タグが入れづらい)
- 広告が成果を邪魔している(信頼・成約率に影響)
- 速度や安定性がボトルネックになっている
- WordPressが「動く」けど 運用が続かない(更新・画像・バックアップで詰む)
移行の鉄則は、URLを変えないか、変えるなら301と正規化を丁寧に。
ここを守れば、SEOの落下リスクをかなり抑えられます。
今日からできる最短アクション
- 目的を1つに絞る(名刺/学習/ブログ/商用)
- 正規URLを決める(https、wwwあり/なし)
- 原稿と画像をサイト外に保管する(これだけでも移行耐性が上がる)
- Search Console に登録してサイトマップを送る
- 公開前チェック(スマホ表示・404・導線・最低限の表記)を通す
無料サーバーは「最初の一歩」に最適です。
ただし、長期で勝つのは設計(目的・信頼・計測・移行)。
この記事の比較を使って、あなたの目的に合う“最適解”から、ムダなくスタートしてください。

