マイクラサーバーの作り方を完全解説|初心者でも迷わない手順まとめ
「友達とマイクラをやりたいけど、サーバーってどう作るの?」
そう思って調べ始めた瞬間、こんな疑問や不安が出てきませんか?
「Realmsとレンタルと自宅PC、結局どれが一番ラクで安全なの?」
「Java版と統合版って何が違う? うちはSwitchやスマホも混ざるけど大丈夫?」
「“サーバーを立てる”って、ポート開放とか難しい設定が必須?」
「無料で24時間動かせる? それとも月額が必要?」
「作ったのにつながらない、重い・ラグいってなるのが怖い…」
「公開したら荒らしに遭わない? 最低限の安全対策は何をすればいい?」
マイクラのサーバー作りでつまずく原因は、ほとんどが「手順が難しい」よりも、
“自分に合う方法を選べていない”ことにあります。
同じ「サーバーを作る」でも、家の中だけで遊ぶのか、離れた友達と遊ぶのか、MODを入れたいのか、Switch/PSも混ぜたいのかで、最適解はまったく変わります。
この記事では、初心者が迷いやすいポイントを先回りしながら、
- 最初に結論:あなたに合う方法を30秒で判定
- Realms/レンタル(VPS/ゲームサーバー)/自宅PC(Windows)の作り方を手順で解説
- 統合版(Bedrock)での注意点(ゲーム機の制約も含む)
- 荒らし・事故を防ぐための運用ルール(ホワイトリスト・バックアップ・ログ)
- つながらない/重いときのチェックリストと改善策
- 長く遊ぶ人向けのアップデート・引っ越しのコツ
…まで、1本でまとめて解説します。
「結局どれが正解?」がクリアになり、読み終わる頃には“自分の環境で確実に動く”手順が手元に残るはずです。
おすすめサーバー比較は以下の記事をご覧ください↓


最初に結論:あなたに合う方法はどれ?(30秒で判定)
まず大前提として、「マイクラのサーバー作り方」は “どの環境で・誰と・どれくらいの自由度で遊びたいか” で最適解が変わります。
ここでは初心者が迷いやすいポイントだけを押さえて、最短で方法を決めます。
下の表で、あなたの状況に近い行を見つけてください。
| やりたいこと | いちばんラク | 自由度 | つまずきやすい所 |
|---|---|---|---|
| 同じ家・同じWi-Fiで遊ぶ | ワールド共有(LAN/フレンド参加) | 中 | 版(Java/統合)の違い |
| 離れた友達と遊ぶ | Realms | 低〜中 | 料金・参加人数の上限 |
| Switch/PS/スマホも混ぜたい | Bedrock(統合版)+Realms | 中 | コンソールの制約 |
| MOD/プラグインで遊びたい | Java版+レンタル/VPS or 自宅PC | 高 | 相性・更新・負荷 |
| 24時間稼働/人数多め/公開運用 | レンタル/VPS | 高 | バックアップ/荒らし対策 |
同じ家・同じWi-Fiだけで遊ぶ(外部公開しない)
この条件なら、「専用サーバーを建てる」より先に、ワールド共有で十分 なケースが多いです。
外部公開しないので ポート開放・固定IP・VPS契約は不要。最短で遊べます。
おすすめ:まずはこれ
- Java版:ホストがワールドを開き、LANに公開して同じネットワークの友達が参加
- 統合版(Bedrock):ホストのワールドに フレンド参加(同一Wi-Fiなら見つけやすい)
この方法が向く人
- 家族や同居人と遊ぶ
- 週末だけ遊べればOK(24時間稼働は不要)
- 設定作業はなるべく減らしたい
注意点(ここだけ押さえる)
- ✅ 全員の“版”を揃える:Java版と統合版は基本的に別物(混ぜると参加できません)
- ✅ 同じWi-Fiでも、ホスト側がワールドを公開しているか が重要
- ⚠️ 機種・設定によってはオンライン/フレンド機能に制限が出ることがあります(特にコンソール)
迷ったら
- 「外部の友達も入れたい」になった時点で、次の「離れた友達と遊ぶ」に進むのがスムーズです。
離れた友達と遊ぶ(外部から参加できる必要あり)
離れた友達と遊ぶ場合、初心者が失敗しにくい順にいうと Realms → レンタル/VPS → 自宅PC公開 です。
結論:初めてならRealmsがいちばん早い
- 常時オンライン(ホストがPCを付けっぱなしにしなくていい)
- バックアップ込み(事故でワールドが消えるリスクが下がる)
- 招待制で、参加者管理がラク
Realmsの料金(公式の表示例)
- 統合版向け:$3.99/月(同時プレイ:自分+2人)/$7.99/月(自分+10人)
- Java版向け:$7.99/月(自分+10人)
※実際の請求額は購入するストアの表示に従います(税や通貨で変動)。
また、コンソールではマルチプレイにプラットフォーム側のオンライン加入が必要な場合があります。
Realmsが向く人
- ✅ とにかく早く、安定して遊びたい
- ✅ 設定(ポート開放など)で詰まりたくない
- ✅ 参加者は身内中心(公開サーバー運営ではない)
レンタル/VPSが向く人
- 設定の自由度を上げたい(距離・難易度・各種設定を細かく調整したい)
- 将来、人数や遊び方が増える見込みがある
→ “運用の土台”として強いです(バックアップや管理もしやすい)
自宅PC公開が向く人(上級寄り)
- 月額を抑えたい(ただし電気代・手間・セキュリティの責任は増えます)
- ポート開放やFW設定に抵抗がない
→ 初心者はここで止まりやすいので、最初は無理に選ばないのが安全です。
Switch/PS/スマホも混ぜたい(統合版の制約を先に確認)
混在プレイを狙うなら、基本は 統合版(Bedrock)に寄せる のが近道です。
そして重要なのが、コンソールは“自由にサーバーを追加できない”制約が出やすいこと。
結論:混在(Switch/PS/スマホ)なら「Bedrock+Realms」が最短
- Realms(Bedrock)は Android/iOS/Windows/Xbox/PlayStation/Nintendo等のクロスプレイ対応が明記されています。
- 招待して入ってもらう方式なので、初心者でも迷いにくいです。
コンソールの注意点(ここが落とし穴)
- 公式のFAQでは、コンソールは“プラットフォームの制約により、提携サーバーに限定される”旨が説明されています。
つまり「自分で建てた統合版サーバーに、Switch/PSからそのまま参加」は、状況によって難しくなることがあります。
現実的な選び方
- ✅ 「Switch/PSを確実に混ぜたい」→ Bedrock Realms(またはRealms Plus)
- ✅ 「PC/スマホ中心で、たまにコンソールが混ざる」→ 参加端末の制約を先に確認(ここを曖昧にすると後で崩れます)
- ✅ 「どうしても自前サーバーにコンソール参加させたい」→ 代替手段が語られることもありますが、環境依存が大きいので 初心者は避けるのが無難です
MOD・プラグインで遊びたい(Java版が前提になりやすい)
MOD/プラグイン系は、やれることが増える一方で “安定運用”の難易度が一段上がる分野です。
ここでの最短ルートは、次の2択に寄せることです。
結論:初心者が失敗しにくいのは「Java版+レンタル/VPS」
- サーバーが落ちても自宅回線やPCの問題に引っ張られにくい
- 管理画面やバックアップ機能があると、復旧がラク
- 友達が増えてもスケールしやすい
自宅PCでMOD運用が向く人
- 小人数で、短時間プレイ中心
- PCのスペックと空き容量に余裕がある
- トラブル時に原因切り分けを楽しめる(ここ大事)
初心者が押さえるべき“落とし穴”
- ✅ 全員のバージョン一致(MODは特にズレると入れない)
- ✅ 更新の順番:更新前にバックアップ → MOD/プラグインの互換確認 → 更新
- ⚠️ 重さは人数だけで決まらない:描画距離、拠点密度、自動化、MOD構成で急に重くなります
迷ったら
- まずは バニラ(MODなし)でサーバー運用に慣れる → その後にMODへ、が一番安全です。
いきなりMODから入ると「何が原因で入れない/重いのか」が分からなくなりがちです。
24時間稼働・人数多め・公開運用(レンタル/VPSが現実的)
この条件は、結論として レンタル/VPSが現実的です。
自宅PC公開でも不可能ではないですが、セキュリティ・安定性・手間の面で負担が大きくなります。
レンタル/VPSを選ぶべき理由
- ✅ 24時間稼働が前提(自宅の停電・回線不調の影響を受けにくい)
- ✅ バックアップ運用を組み込みやすい
- ✅ 公開運用に必要な 権限管理・ログ・復旧がやりやすい
公開運用で最低限やること(初心者向けの優先順位)
- バックアップを自動化(まずこれ)
- ホワイトリスト/権限(OP)を整理(誰が何をできるかを固定)
- ルールを明文化(荒らし対策は“技術+運用”)
- 重い時に備えて、距離設定・同時接続の設計を最初に決める
迷ったら
- 「公開運用したいけど怖い」なら、最初は 招待制・少人数で運用して、問題が起きた時の復旧手順(バックアップから戻す等)を一度経験しておくと安心です。
「サーバー」を作る前に:混乱ポイントを整理
「マイクラのサーバー作り方」で迷う最大の理由は、“サーバー”という言葉が指すものが3〜4種類あるからです。
ここを先に整理すると、方法選びと手順が一気にラクになります。
ホスト型マルチと専用サーバーの違い(“建てる”意味が変わる)
まず「サーバー=専用サーバー」と思いがちですが、実際は次の2系統に分かれます。
1) ホスト型マルチ(いわゆる「ワールドを開く」)
ホスト(主催者)のゲームがそのまま“サーバー役”になります。
- 特徴:ホストがワールドを開いている間だけ、他の人が入れる
- 向くケース:同じ家・同じWi-Fi、少人数、短時間で遊ぶ
- メリット:準備が軽い✅(専用ソフトや運用がほぼ不要)
- デメリット:
- ホストが落ちると全員終了⚠️
- ホストPC/回線の影響を受けやすい
- 外部の友達と遊ぶ場合、環境次第で難易度が上がる(ネットワーク設定など)
ざっくり言うと、「今すぐ遊べる」代わりに「ホスト依存」です。
2) 専用サーバー(Dedicated Server)
ゲームとは別に、サーバー用のプログラム(またはサービス)が常時稼働してワールドを管理します。
- 特徴:ホストがログアウトしても、ワールドは動き続ける(24時間運用が可能)
- 向くケース:離れた友達、人数多め、長期運用、公開運用、MOD/プラグイン
- メリット:安定✅・運用しやすい✅(バックアップや権限管理もやりやすい)
- デメリット:最初の設定・管理が必要(ただし後述のRealmsだとかなり軽くなる)
ざっくり言うと、「ちゃんと運用する場所」です。
Java版と統合版:できること/できないこと
初心者が最初につまずくのがここです。
Java版と統合版は“別のゲーム”に近く、基本的に混ぜて遊べません。
Java版(PC中心:Windows/Mac/Linux)
- 得意:MOD・プラグイン文化が強い/カスタムサーバー運用が豊富
- 専用サーバー:公式のサーバーソフトを使って立てられる(自宅PCでもレンタルでも可)
- 注意:
- 参加者全員のバージョン一致が重要(MODが絡むとさらにシビア)
- 「自由度が高い=管理も増える」ので、初心者は最初から盛りすぎないのがコツ
統合版(Bedrock:スマホ・Switch・PS・Xbox・Windowsなど幅広い)
- 得意:クロスプレイ(多機種)をしやすい/フレンド合流が直感的
- 専用サーバー:公式の専用サーバーも配布されていて、必要スペックの目安(公式)も明記されています
- 例:CPUはCore i3クラス、メモリ4GB、Windows/Ubuntu要件など
- 注意(超重要):
- コンソール(Switch/PS等)は“自由にサーバー追加”できない制約が出やすい
- そのため、混在プレイは「専用サーバーを自前で立てる」より、Realmsで安全にまとめる選択が強くなりがちです
迷ったときの最短ルール
- MOD/プラグイン重視 → Java版寄り
- Switch/PS/スマホも混ぜたい → 統合版寄り(Realmsが安定)
Realms・レンタル・自宅PC:手間/自由度/安定性の違い
専用サーバーを「どう用意するか」は主に3択です。
初心者向けに、“失敗しにくさ”順で整理します。
| 用意の仕方 | 初期の手間 | 安定性 | 自由度 | 料金感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Realms(公式) | とても低い✅ | 高い✅ | 中 | 月額(公式表示あり) | とにかく早く確実に遊びたい/混在プレイをまとめたい |
| レンタル/VPS(外部サービス) | 中 | 高い | 高い✅ | サービス次第 | 人数多め・24時間運用・将来拡張したい |
| 自宅PCで運用 | 高い⚠️ | 環境次第 | 高い | 月額ほぼ0(ただし電気代等) | 学習目的/小規模/ネットワーク設定も自分で触れる |
Realms(公式)の“初心者に強い”ポイント
- 24時間使える(ホストが落ちても世界が残る)
- バックアップが標準で用意されている(事故に強い)
- 招待管理が簡単(“誰を入れるか”が分かりやすい)
さらに料金と同時プレイ人数が公式ページで明確です。
例として、統合版は $3.99/月(登録者+2人)、$7.99/月(登録者+10人)、Java版は $7.99/月(登録者+10人) といった形で示されています。
※実際の請求はストアの表示(通貨・税など)に従います。コンソールは別途オンライン加入が必要になる場合があります。
レンタル/VPS(外部サービス)を選ぶべきタイミング
- 人数が増える見込みがある
- 設定を細かく詰めたい(距離・ルール・運用)
- 公開運用や長期運用を想定している
一言でいうと「運用の土台を作る」選択です。
自宅PC運用を選ぶ前に知っておきたいこと
- “無料”に見えて、実際は 手間がコストになります
(PC稼働・回線・セキュリティ・ポート開放・トラブル対応など) - 初心者が詰まりやすいので、最初の1回目はRealmsかレンタル寄りが安心です
準備チェックリスト(ここで詰まる人が多い)
サーバー作りで詰まりやすいのは、サーバーソフトを起動する“前”の確認不足です。
先にここを潰すと、エラーや「友達が入れない…」をほぼ回避できます。
- 参加者全員の「版」と「バージョン」を確定する
- だいたいの人数・遊び方から、必要スペックを見積もる
- 接続の仕組み(IP/ポート/TCP・UDP)を最低限だけ理解する
- Javaの要件(特に最新系)を満たす
- 安全対策(IPの扱い・バックアップ)を先に決める
参加者と版・バージョンを揃える(最重要)
ここがズレると、どれだけ正しく建てても入れません。初心者向けの結論はこれです。
- 版(Java版 / 統合版)を統一する
- Java版と統合版は基本的に混在できません(「クロスプレイしたい」なら、最初から統合版前提で考える)
- バージョン番号を統一する
- 例:1.21.x の “x” が違うだけでも入れないことがあります
- MOD/プラグインを使うなら「サーバー側の方式」も統一する
- MOD系(例:Fabric/Forge)と、プラグイン系(例:Paper系)は前提が違うため、途中で混ぜると破綻しやすいです
初心者がラクになる“連絡テンプレ”を用意しておくと、地味に強いです。
- 版:Java / 統合
- バージョン:例 1.21.xx
- 遊び方:バニラ / MODあり / プラグインあり
- 参加端末:PC / Switch / PS / スマホ
- 接続先:IP(またはドメイン)+ポート
- 参加ルール:ホワイトリスト(招待制)にするか、公開するか
よくある原因トップ3
- 「友達のほうがバージョンが古い(または新しい)」
- 「Java版だと思ってたら統合版だった」
- 「MODを入れた人と入れてない人が混在している」
必要スペックの目安(人数×MOD/プラグイン×描画距離)
“何人で遊べるか”は、人数だけで決まりません。負荷の正体はだいたい次の3つです。
- 同時接続人数(処理するプレイヤーが増える)
- ワールドの重さ(自動化・村・チェストだらけ・Mob大量など)
- 設定と拡張(描画距離/シミュレーション距離、MOD/プラグイン)
まず押さえる現実的な考え方
- CPUは“コア数”より“1コアの強さ”が効きやすい(特にJava版)
- メモリは「足りない」と一気にカクつく(“余裕”が正義)
- ストレージはSSD推奨(新規チャンク生成・バックアップで体感差が出ます)
ざっくり目安(初心者向け)
※ここは「失敗しにくい方向に寄せた目安」です。最終的には遊び方で上下します。
- 少人数・バニラ(2〜4人):メモリは“最低限”より余裕を持たせる
- 中人数(5〜10人):メモリ増量+CPU性能を意識
- MOD多め/重めの自動化:メモリを大きめに確保(様子を見て増やす)
統合版(Bedrock)の専用サーバーは、公式がシステム要件を明記しています。
一方で、Java版は「動くだけなら軽い」こともありますが、快適さは設定と遊び方で大きく変わるので、“余裕を確保して様子見”が安全です。
通信の基礎:IP/ポート/TCP・UDPを超ざっくり理解
ここは難しく見えますが、初心者が必要なのは「何をどこまで開けるか」の判断材料だけです。
IPアドレス(住所)
- プライベートIP:家の中(同じWi-Fi内)で使う住所(例:192.168.x.x)
- グローバルIP:外の世界(インターネット)から見える住所(固定とは限らない)
ポート(玄関番号)
同じ住所でも、玄関番号が違えば別のサービスに届きます。
マイクラは版で“玄関番号”が違います。
- Java版:既定は 25565(主にTCP)
- 統合版:既定は 19132(主にUDP)、IPv6は 19133
TCP・UDP(荷物の渡し方の違い)
- TCP:確実に届ける(確認しながら運ぶ)
- UDP:軽快に投げる(確認は少なめ)
マイクラは版によって使い分けているので、ルーター設定やファイアウォールで“プロトコル違い”をやりがちです。
初心者が覚えるべき最小ルール
- 同じ家の中だけで遊ぶなら、基本はポート開放不要
- 離れた友達が入るなら、基本はルーターのポート転送(ポート開放)+PC側のファイアウォール許可が必要になりやすい
- 統合版は「UDPを開けたつもりがTCPだけ開けてた」で詰まりがち(逆もあります)
Javaの確認(例:最新系はJava要件が上がる)
Java版のサーバーは、サーバーPCにJavaが入っていないと動きません。
そして重要ポイントは、最近のバージョンは必要なJavaの世代が上がったことです。
結論
- Minecraft Java Edition 1.20.5 以降は Java 21 が必要
(古いJavaのままだと、起動時にエラーが出たり、サーバーが立ち上がりません)
確認方法(いちばん簡単)
コマンドでバージョンを見ます。
java -version
表示が 21 未満なら、原則アップデート対象です。
ありがちな落とし穴
- Javaは入れたのに、サーバー起動で別のJavaが参照されている(PATHの問題)
- 32bit環境や古いOSで止まる(最近は64bit前提になりやすい)
- 「ゲームは起動できるのに、サーバーだけ動かない」
→ ランチャー同梱Javaと、サーバー実行環境のJavaが別、というパターンが多いです
安全の基本:IPの共有範囲・バックアップの取り方
「遊ぶだけ」でも、最低限ここはやっておくと安心です。
IPの共有範囲
- グローバルIPをSNSで拡散しない(荒らし・攻撃リスクが上がります)
- 可能なら、まずは招待制(ホワイトリスト)で始める
- 公開運用するなら、後で困らないように最初から「ルール」と「権限」を決める
バックアップ(最重要の保険)
バックアップは「やるかどうか」ではなく「いつ取るか」です。
最低限のルール
- ✅ アップデート前に必ず取る
- ✅ 世代管理する(1個だけ残す、は危険)
- ✅ 復元テストを一度やる(“戻せるバックアップ”だけが正義)
何をバックアップする?(代表例)
- Java版:worldフォルダ、server.properties、権限・参加者関連ファイル、(プラグイン/Mod導入なら)plugins/mods/config
- 統合版:worldsフォルダ、server.properties、必要ならbehavior_packs/resource_packs
初心者におすすめの運用
- プレイ終了後にZIP化して保存(まずは手動でOK)
- 慣れたら自動化(毎日・毎週など)へ
方法A:いちばん簡単「Realms」でサーバーを用意する
Realms(レルム)は、公式が用意してくれる“常時オンラインの自分専用ワールド”です。
自宅PCでの設定(ポート開放など)や、レンタルサーバーの初期構築が不要なので、初心者が最短でマルチを始めやすい方法です。
Realmsが向く人/向かない人
向く人
- とにかく手間なく、友達とすぐ遊びたい
- ホストが落ちても、24時間いつでも入れるワールドがほしい
- 統合版で、Switch/PS/スマホ/PCなど端末がバラバラになりそう
- 人数は最大でも 「自分+10人」までで足りる
向かない人
- Java版で、プラグイン(Paper等)や大規模MODを入れて本格運用したい
→ Realmsは「サーバーに自由に拡張を追加する」用途に向きにくいです - 同時接続が11人を超えそう(自分+10人以上)
- 料金を抑えるより、自由度・管理性(細かい設定/ログ/外部ツール連携)を優先したい
作成の流れ(購入→ワールド作成→招待)
Realmsは、ゲーム内から購入・作成するのが基本です。
操作名は機種で少し違いますが、流れはほぼ共通です。
1)事前に確認すること
- Microsoftアカウントでサインインできているか
- コンソール(Switch/PS/Xbox)で遊ぶ人がいるなら、各プラットフォームのオンライン利用権(別売)が必要になるケースがある
- 「2人用」か「10人用」か(同時接続の上限が変わります)
2)購入〜新規ワールド作成(基本ルート)
- Minecraftで「プレイ」へ
- 「新規作成」からワールド作成画面へ
- 「Realmsで作成(Realms上に作成)」を選ぶ
- 2人用(自分+2人) か 10人用(自分+10人) を選ぶ
- 規約に同意して、無料体験が出る場合は開始/出ない場合は購読
3)既存ワールドをRealmsに載せる(あとから移行したい人)
- 手持ちのワールドを編集して「Realmで遊ぶ」を選び、対象のRealmへアップロードします
- ⚠️ すでにRealm側にワールドが入っている場合、置き換えになります
進行状況を残したいなら、事前にワールドをダウンロードしてバックアップしてからが安全です
フレンドを招待する手順(招待リンク/権限の考え方)
Realmsの「友達を呼ぶ」は、主に 2ルートあります。
招待ルートA:ゲーマータグで招待(いちばん安全寄り)
- すでにフレンド登録済み、またはゲーマータグが分かる相手向け
- Realmの設定画面から「メンバー」を開き、フレンドを検索して招待します
メリット
- 招待先がはっきりしていて、管理がラク
- 後から「誰を招待したか」が追いやすい
招待ルートB:招待リンクで招待(手軽だけど扱い注意)
- フレンド登録がまだの相手、すぐ呼びたい相手向け
- Realmの設定画面で「共有リンク(招待リンク)」を作って送ります
重要ポイント
- ⚠️ リンクを知っている人は参加できるタイプなので、SNSや公開掲示板に貼るのは避ける
- もし意図しない人が入ったら、リンクを作り直して“無効化”する運用が安心です
権限の考え方(最初は弱め→慣れたら強め)
Realmsでは、参加者に「何ができるか」を段階的に設定できます。
初心者におすすめの運用はこの順番です。
- 初参加・様子見:Visitor(見学寄り)
荒らし対策としてまず安全側 - 信頼できる友達:Member(通常プレイ)
基本の建築・採掘など - 共同運営する相手だけ:Operator(管理者)
コマンドや管理系の操作が可能になるため、付与は最小限が安全
コツ
- 「初期設定で全員を強い権限」にしない
- “一緒に管理する人”以外は、Operatorを付けない
- 招待リンクを使う場合は特に、最初の権限を弱めにしておくと事故が減ります
料金・人数・できないこと(Java/統合で別サービス)
Realmsは、統合版(Bedrock)とJava版で仕組みが別です。
最初に「どっちのRealmsを使うのか」を固定してください(ここが混乱ポイントです)。
プラン早見表(公式の基本仕様)
| 対象 | プラン | 月額(定期) | 同時に遊べる人数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 統合版 | Realms | $3.99 | 自分+2人 | 手軽・少人数向け |
| 統合版 | Realms Plus | $7.99 | 自分+10人 | カタログ型の追加コンテンツが付く |
| Java版 | Realms | $7.99 | 自分+10人 | Java用のRealms(統合版とは別) |
※金額は米ドル表記のため、決済通貨・税・為替で体感が変わることがあります。
できること(Realmsの強み)
- Realmは24時間オンライン(ホストが落ちてもワールドは残る)
- 友達側はRealms契約不要(招待されれば参加できる)
- バックアップが用意されていて、運用の安心感が高い
- 招待人数自体は非常に多く設定できる(同時接続とは別)
できないこと(最初に知っておくと失敗しない)
- サーバーを自由に改造して運用するのは苦手
(例:Javaでプラグインを大量導入、独自サーバー構成、細かい外部連携など) - 同時接続人数の上限はプランで固定(増やしたいならプラン変更か別手段)
- 「公開サーバー運営」より、身内で安全に遊ぶ用途に向きやすい
無料体験について
- 新規加入者向けに、一定期間の無料体験が案内されることがあります
- 体験後は、キャンセルしない限り自動更新になるため、必要なら早めに更新設定を確認しておくのが安心です
方法B:安定&自由度「レンタル(VPS/ゲームサーバー)」で作る
レンタル型は、自宅PCの電源・回線・ルーター設定に左右されにくいのが最大の強みです。
「友達がいつ入っても動いている」「人数が増えても強化しやすい」「バックアップ運用を組み込みやすい」ので、初心者でも“長く遊ぶ前提”なら現実的な選択になります。
なおレンタルには大きく2タイプあります。
- ゲームサーバー型:管理画面が用意され、テンプレでサクッと立つ(初心者向け)
- VPS型:OSから自分で管理する(自由度が高いが手順は増える)
おすすめサーバー比較は以下の記事をご覧ください↓


レンタルのメリット・デメリット(自宅運用との違い)
まずは「なぜレンタルがラクなのか」を、判断しやすい形で整理します。
| 比較ポイント | レンタル(VPS/ゲームサーバー) | 自宅PC運用 |
|---|---|---|
| 安定性 | 回線・電源が安定しやすい | 家の回線/電源/PC負荷に左右される |
| 24時間稼働 | しやすい | 付けっぱなしが前提になりがち |
| つまずきやすさ | 低〜中(特にゲームサーバー型) | 中〜高(ポート/FW/環境差が多い) |
| 自由度 | 高い(VPSほど高い) | 高い |
| 管理のしやすさ | 管理画面・スナップショット等で復旧しやすい | “自分で復旧する”前提 |
| セキュリティ責任 | もちろん必要だが、公開IPの扱いが整理しやすい | グローバルIPの扱い・家庭内機器の影響も考える必要 |
結論:初心者が「友達と安定して遊ぶ」を優先するなら、レンタルはかなり堅い選択です👍
(逆に“完全無料”を優先して自宅運用にすると、作業が増えやすいです)
共通の作業フロー(サービスが変わっても基本は同じ)
サービス名が違っても、やることはだいたいこの順番です。
迷子にならないように “作業のゴール” を先に置きます。
ゴール:参加者に渡すのはこれだけ
- 版(Java / 統合)
- バージョン
- 接続先(IPまたはドメイン)
- ポート(必要なら)
- 参加ルール(招待制か/権限)
テンプレート選択(Java/統合・バージョン)
最初にここを間違えると、後工程が全部ムダになります。
選び方の鉄則
- MOD/プラグイン中心 → まずは Java版 を選ぶ(ただし最初は“盛りすぎない”)
- スマホ/Switch/PSも混ぜたい → 基本は 統合版(Bedrock) 寄り(ただしコンソールは制約に注意)
バージョンの決め方(初心者向け)
- 参加者全員が同じバージョンにできるものを選ぶ
- MOD/プラグインを入れる予定があるなら、対応が安定しているバージョンに寄せる
(“最新版に即更新”より、みんなが揃えられることが優先)
Java版の重要注意
- Java版はバージョンによって 必要なJavaが変わります。特に 1.20.5 以降は Java 21 が必須です。
ここが古いと「サーバーが起動しない」原因になります。
サーバー情報の確認(IP/ポート/管理画面)
レンタルで確認すべき情報はシンプルです。
最低限メモする項目
- 管理画面URL(ブックマーク推奨)
- サーバーの IPアドレス(または割り当てドメイン)
- ポート番号
- 起動・停止・再起動の場所
- ファイル管理(ワールドデータの場所)とバックアップの場所
ポートの基本(初心者が間違えやすい)
- Java版:既定 25565(主にTCP)
- 統合版:既定 19132(IPv4)、19133(IPv6)
参加者には基本的に 「IP:ポート」 を渡します。
(Java版でポートが既定のままなら、ポート省略でつながることもありますが、最初は明示すると混乱が減ります)
バックアップ設定(自動化できるなら先にON)
バックアップは“後でやる”ほど事故ります。先に入れましょう。
初心者におすすめのバックアップ設計
- 頻度:毎日 or プレイ前後
- 世代:最低でも複数世代(1個だけ残すのは危険)
- 保管先:できればサーバー外(ダウンロード保存やスナップショット)
最低限のルール
- アップデート前は必ずバックアップ
- MOD/プラグインを変える前もバックアップ
- 一度だけでいいので「復元できるか」を試す(これが最強の安心材料)
参加者が入る手順(Java版/統合版)
「参加できない」を減らすために、渡す情報を固定します。
おすすめは、参加者に以下をコピペで渡す形です。
- 版:Java / 統合
- バージョン:例 1.xx.x
- サーバーアドレス:xxx.xxx.xxx.xxx
- ポート:xxxxx
- 参加条件:招待制(ホワイトリスト)/初期権限
Java版の入り方(PC)
- Minecraftを起動
- 「マルチプレイ」→「サーバーを追加」
- サーバーアドレスに「IP:ポート」 を入力
- 入れない場合は、まず バージョン一致 と ホワイトリスト を確認
初心者あるある
- 自分は入れるのに友達が入れない → だいたい「バージョン」か「ホワイトリスト」
統合版(Bedrock)の入り方
- 「遊ぶ」→「サーバー」
- 追加できる環境なら「サーバーを追加」
- アドレスとポート(19132など) を入力して参加
注意
- Switch/PSなどコンソールは、環境によって“自由にサーバー追加”が難しい場合があります。
この場合は、統合版Realmsを使うほうが手戻りが少ないことが多いです。
人数が増えた時の強化ポイント(メモリ・CPU・距離設定)
人数が増えるとき、強化の優先順位はだいたいこうです。
- 描画距離・シミュレーション距離を見直す(体感が変わりやすい)
- メモリを増やす(足りないと一気に不安定)
- CPU性能を上げる(TPSが落ちるなら効果が出やすい)
- ワールドの負荷源を減らす(拠点密集・Mob・自動化・常時稼働装置など)
“距離設定”が効く理由
- 距離は、サーバーが処理する範囲(=負荷)を増減します
- 特に人数が増えると、距離設定の影響が掛け算で効きやすいです
統合版のサーバー設定(server.properties)にも view-distance などの項目があり、ここが運用のレバーになります。
MOD/プラグインを入れる時の考え方(運用難易度が変わる)
ここは初心者が一番ハマりやすいので、先に“考え方”だけ固めておきます。
MODとプラグインの違い(ざっくり)
- MOD:基本的に サーバー側+参加者側(クライアント) の両方が揃って成立しやすい
- プラグイン:基本的に サーバー側だけ で動きやすい(導入はラクになりがち)
初心者が失敗しない導入手順
- まず バニラで安定稼働(ここが土台)
- 追加するものは 1つずつ(一気に入れない)
- 変更の前にバックアップ
- うまくいかなければ 直前の状態に戻す(戻せる設計が正義)
ありがちな詰まりポイント
- MODの種類は合ってるのに入れない → だいたい バージョン不一致
- 動くけど重い → 距離設定 と メモリ と 負荷源(自動化等) を疑う
- アップデート後に壊れた → 互換性確認なし更新 が原因になりやすい
方法C:コスト最小「自宅PC(Windows)でJava版サーバーを起動する」
自宅PCでのサーバー運用は、月額をかけずに始められる反面、回線・セキュリティ・稼働の責任がすべて自分に来ます。
ここでは初心者が迷いやすいポイントだけに絞って、「まず動かす → 友達が入れる → 安定して運用する」までを最短で整理します。
先に注意:この方法のリスク(回線・セキュリティ・稼働)
自宅PC運用で起きがちな“事故”は、だいたい次の3つに集約されます。
- 稼働リスク
PCがスリープ・再起動・更新で落ちると、サーバーも止まります。
→ 付けっぱなし運用の設計が必要(後述) - 回線リスク
家の回線が不安定/上りが弱いと、ラグ・切断が出やすいです。
→ 同時接続人数や距離設定に影響 - セキュリティリスク
外部公開(ポート開放)すると、誰でも到達できる入口ができます。
→ IPをむやみに公開しない/ホワイトリスト運用が基本
不安なら、最初は「同じWi-Fi内だけ」で試運転 → 問題がなければ外部公開の順が安全です。
全体像:必要作業を7ステップで俯瞰
先に全体の“地図”だけ見せます。ここから順に進めればOKです。
| ステップ | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1 | Javaの用意(要件確認) | 起動エラーを防ぐ |
| 2 | サーバーファイルを入手 | server.jar を用意 |
| 3 | 初回起動 | 必要ファイルを自動生成 |
| 4 | EULA同意 | eula=true にして起動可能へ |
| 5 | 起動コマンド調整 | メモリ設定・bat化 |
| 6 | server.properties調整 | 人数・難易度・距離など最小設定 |
| 7 | 外部接続の準備 | ポート開放+FW許可+接続テスト |
公式サーバーファイルの入手と初回起動
準備:サーバー専用フォルダを作る
例:C:\minecraft-server\ のように、分かりやすい場所に作成します。
(OneDrive配下は同期トラブルが起きることがあるので、慣れるまでは避けるのが無難です)
1)公式ページから server.jar を入手
公式の「Java Edition Server」からダウンロードし、先ほどのフォルダに入れます。
初心者は、ファイル名を server.jar にリネームしておくと後がラクです。
(例:minecraft_server.1.xx.x.jar → server.jar)
2)初回起動(コマンド)
Windowsのコマンドプロンプト(またはPowerShell)で、フォルダへ移動して起動します。
cd C:\minecraft-server
java -jar server.jar -nogui
初回はファイル生成が走り、すぐ止まることがあります。これは正常です(次のEULAで止まるのが典型)。
EULA同意と“最初の起動でやること”
初回起動後、フォルダ内に eula.txt が作られます。
中身を開くと eula=false になっているので、true に変更します。
eula=true
この1行ができたら、もう一度起動します。
java -jar server.jar -nogui
ここまでの到達目標
- サーバー画面(コンソール)が動き続ける
- フォルダ内に
server.propertiesなどが生成されている
起動コマンドとメモリ設定(最低限の考え方)
次に“ラグりにくさ”の土台として、メモリ(RAM)を最低限調整します。
目安はこう考えると失敗しにくいです。
- 少人数バニラ:まず 2GB〜 から(重ければ増やす)
- 人数多め/重め:4GB〜 を検討
例として、起動用の start.bat を作ると便利です(メモ帳でOK)。
@echo off
cd /d C:\minecraft-server
java -Xms2G -Xmx4G -jar server.jar -nogui
pause
-Xms:最初に確保するメモリ-Xmx:最大で使ってよいメモリ
(PC全体のメモリを使い切らないよう、余裕は残します)
最低限ここだけ触る:server.propertiesの重要項目
server.properties はサーバーの基本設定です。最初は“触る場所を絞る”のがコツ。
メモ帳で開いて、次だけ確認・調整しましょう。
最大人数・難易度・PvP・オンライン認証
- 最大人数
max-players=20
人数に合わせて調整(多すぎる設定はラグの原因になります)
- 難易度
difficulty=easyなど
迷ったらeasyから始めると事故が少ないです
- PvP(プレイヤー同士の攻撃)
pvp=true/false
友達同士で揉めがちならfalseが平和です
- オンライン認証(正規アカウント確認)
online-mode=true推奨
セキュリティ面で基本はON。むやみにOFFにしないのが安全です
さらに安全寄りにするなら、ここもセットでおすすめです(初心者の事故防止)
white-list=true(招待制にする)
※有効化したら、参加させたい人をホワイトリストに追加する運用が必要です。
描画距離/シミュレーション距離(ラグ対策の要)
体感に効きやすいのが距離設定です。まずは控えめにして、快適さを優先します。
view-distance=8から試す(重いなら 6 へ)simulation-distance=6から試す(重いなら 4 へ)
距離を上げるほど“広く快適”になりますが、サーバー負荷も増えます。
初心者は 「最初は低め → 余裕があれば上げる」が正解です。
ポート設定(変更が必要になるケースだけ)
通常はデフォルトでOKです。
server-port=25565(通常このまま)
変更が必要なのはこんなとき
- 同じPC/回線で別サーバーを同時運用したい
- 25565が他サービスと競合している
変更した場合は、ルーターのポート開放設定も同じ番号に合わせるのを忘れないでください。
外部から入れるようにする:ルーター設定(ポート開放)
Java版の標準ポート(TCP 25565)
外部の友達が入るには、基本的に次の2つが必要です。
- ルーターで TCP 25565 を、サーバーPC(ローカルIP)へ転送
- Windowsのファイアウォールで Java(または25565)を許可
手順(一般形)
- サーバーPCのローカルIPを固定(ルーター側のDHCP予約が簡単)
- ローカルIP確認:コマンドで
ipconfig→ IPv4アドレスを見る
- ローカルIP確認:コマンドで
- ルーター管理画面で「ポート転送(ポートフォワード)」を設定
- 外部ポート:25565
- 宛先IP:サーバーPCのローカルIP
- 宛先ポート:25565
- プロトコル:TCP
Windows側(最低限)
- 初回起動時に出る「Windows Defender ファイアウォール」の許可ダイアログは基本許可
- うまくいかない場合は、受信規則でTCP 25565を許可(またはJavaを許可)
開放できないときの典型原因(FW/セキュリティソフト/回線)
詰まりポイントはだいたいこれです。
- 二重ルーター(ルーターが2台)で、片方しか設定していない
- セキュリティソフトが遮断している(FWとは別に止めることがあります)
- ルーターが ポート開放に非対応、または設定項目が見当たらない
- 回線が CGNAT で、そもそも外部から到達できない(家庭側にグローバルIPが割り当たらない)
代替策(“そもそも開放できない環境”の回避ルート)
「ポート開放が無理そう」なときは、早めに方針転換したほうが時間を節約できます。
- 最短で確実:Realmsに切り替える
- 自由度と安定を両立:レンタル(VPS/ゲームサーバー)に切り替える
- 同じLAN扱いで遊ぶ:VPN系(Tailscale/ZeroTier など)で“仮想LAN”を作る
- ルーター設定を避けられることが多い
- ただし導入・管理は少し増えます
接続テストの順番(自分→同一LAN→外部)
いきなり友達に試してもらう前に、この順番で切り分けると迷子になりません。
- 自分(サーバーPC)で接続
- マルチプレイでサーバーアドレスに
localhostを入れて接続
- マルチプレイでサーバーアドレスに
- 同一LAN(同じWi-Fi)から接続
- 別PCから
192.168.x.x:25565のようにローカルIPで接続
- 別PCから
- 外部(スマホのモバイル回線など)から接続
- 家のWi-Fiではなく、スマホ回線(テザリングやモバイル)で“外部から”試す
- ※ルーターによっては、家の中から自分のグローバルIPでつなぐと失敗することがあります(外部テストが確実)
- 家のWi-Fiではなく、スマホ回線(テザリングやモバイル)で“外部から”試す
止め方・再起動・自動起動(運用で困らないために)
正しい止め方
サーバー画面(コンソール)に次を入力します。
stop
いきなりウィンドウを閉じると、ワールド破損のリスクが上がります。
再起動
stop→ 数秒待つ →start.batを再実行
これが基本です。
自動起動(やりすぎない範囲で)
「PC再起動後も勝手に立ち上げたい」なら、まずは軽めに次を検討します。
- Windowsのタスクスケジューラで
start.batをログオン時に実行 - スリープを無効化、電源設定を見直す(付けっぱなし運用なら必須)
最低限の運用ルール(初心者向け)
- アップデート前はバックアップ
- 権限(OP)は最小限
- 公開しないなら、IPを広く共有しない
統合版(Bedrock)でサーバーを作る/参加する時のポイント
統合版(Bedrock)は、PC・スマホ・ゲーム機など端末の幅が広いぶん、「参加しやすい端末」と「制約が出やすい端末」が分かれます。
ここでは、初心者がつまずきがちな“統合版ならでは”の要点だけを整理します。
公式の専用サーバーと動作要件(Windows/Linux)
統合版には、公式が配布しているBedrock Dedicated Server(BDS)があります。
レンタル/VPSでも自宅PCでも動かせますが、初心者はまず「公式が想定している環境」を基準に考えると失敗しにくいです。
公式サーバーの特徴(押さえるべきポイント)
- 無料で利用できる(サーバープログラム自体は無償)
- OSは主に Windows と Ubuntu Linux が前提
- Java版サーバーと違い、統合版クライアント向け(スマホ・Win・コンソール等)に合わせた仕組み
動作要件の目安(初心者向けに噛み砕く)
公式の要件を“現実的に動かす”目線でまとめると、次のイメージです。
- CPU:古すぎないデスクトップ/サーバー向けCPU(入門クラスでOK)
- メモリ:最低ラインはあるが、快適さは余裕で決まる(4GBは起点、人数が増えるなら増やす)
- ストレージ:本体は軽めでも、ワールドとバックアップで増える(空き容量に余裕を)
- OS:
- Windows:一定以上のWindows 10/Windows Serverが前提
- Linux:Ubuntu LTS系が前提になりやすい(他ディストリは“自己責任”になりがち)
初心者が失敗しないコツ
- まずは バニラ(拡張なし)+少人数で稼働確認
- “重い/ラグい”は、最初からスペックで殴るより、後述の 距離設定や運用で改善できることが多い
- 長期運用するなら、自動バックアップを先に入れる(トラブル時の復旧が速い)
統合版の標準ポート(UDP 19132/IPv6関連)
統合版サーバーで多い事故が「ポートは開けたつもりなのに入れない」です。
原因の大半は、UDP と IPv6 周りの見落としにあります。
まず覚えるべき結論
- 統合版サーバーの標準ポートは UDP 19132
- IPv6を使う環境では 19133(UDP) も関係してくることがある
何を設定すればいい?(最小チェック)
自宅で公開する場合、基本は次の2点です。
- ルーターの「ポート転送」で UDP 19132 をサーバーPCへ向ける
- サーバーPCのファイアウォールで UDP 19132 を許可する
IPv6でハマりやすいパターン
- ルーターや回線がIPv6中心で、端末側もIPv6を使っている
- その結果、IPv4(19132)だけ開けていても挙動が不安定に見えることがある
初心者のおすすめは、いきなり難しくしないことです。
- まず 同一LAN(同じWi-Fi)で参加できるかを確認
- 次に 外部(スマホのモバイル回線等)から参加を試す
- そこで初めて「ルーター設定/FW/IPv6」を疑う
PC/スマホは参加しやすいが、ゲーム機は制約が出やすい
統合版はクロスプレイが魅力ですが、端末によって“できる参加方法”が違う点が最重要です。
PC/スマホが比較的ラクな理由
- ゲーム内メニューで サーバー名・アドレス・ポートを入力して追加できる環境が多い
- 自宅鯖でもレンタル鯖でも、基本は「アドレス+ポート」で参加できる
一方で、ゲーム機はここが同じにならないことがあります。
Switch/PSで“サーバー追加”ができないケース
Switch/PS(などのコンソール)では、プラットフォーム側の制約により、
- そもそも「任意のサーバーアドレスを追加する」UIが出ない
- 追加できても制限が強く、実用上は“提携サーバー中心”になる
といったケースが起こり得ます。
ここで初心者がやりがちな失敗は、次の流れです。
- PC/スマホ基準で統合版サーバーを建てる
- Switch/PSから入れなくて詰まる
- 原因が設定ミスなのか、仕様制約なのか切り分けできずに時間が溶ける
対策はシンプルで、最初に「参加端末の組み合わせ」を確定することです。
現実的な選択肢:Realms/公式提携サーバー/別手段(注意点)
Switch/PSを混ぜたい場合、初心者が失敗しにくい順に並べると次の通りです。
1)Realms(統合版)
- 招待制で遊べるので、公開設定やポート周りで詰まりにくい
- コンソールを含むBedrock同士のクロスプレイに向く
- まずは「友達と確実に遊ぶ」を最優先するなら最短ルート
2)公式提携(Featured/Partner)サーバー
- コンソールでも入りやすい
- “自分で建てたサーバー”ではないが、マルチの入口としては手堅い
3)別手段(非公式の回避策)
- DNS設定の変更などで、コンソールから任意サーバーへ接続できるようにする手法が知られています
- ただしこれは 公式が保証する方法ではなく、環境差が大きいです
初心者向けの結論はこれです。
- 身内マルチを安定させたい → Realms
- 自分の統合版サーバーに確実に入れたい(端末も混在) → 端末制約を先に確認し、厳しければRealmsへ
- “どうしても自前サーバーにコンソール参加させたい” → 非公式手段は最終手段(自己責任。まずはRealms/レンタルで目的達成できないか検討)
荒らし・事故を防ぐ:公開前に必ず入れる運用ルール
サーバー運用は「建てる」よりも「守る・戻す・追える」が重要です。
ここでは初心者が最低限やるべき 3本柱(入室管理/バックアップ/ログ) を、すぐ実行できる形に落とし込みます。🛡️
ホワイトリスト・権限(OP)の基本
「知らない人が入る」「友達が悪気なく壊す」を同時に防ぐには、招待制+権限の最小化が鉄板です。
まずは“招待制”を標準にする
- Java版(自宅・VPS・レンタル)
- ホワイトリスト(whitelist)を ON
- 参加させたい人だけ追加(あとから増やせる)
- 統合版(Bedrock Dedicated Server)
- allow-list(許可リスト)を ON
- Xbox LiveのGamertagを登録して招待制に
「公開するつもりはない」サーバーでも、最初から招待制にしておくと安心です。
(“身内だけ”のつもりでも、IPが漏れる/推測される事故はゼロではありません)
OP(管理者)は“少数・最小権限”が正解
OPは便利な反面、できることが強すぎます。
初心者ほど、OPを増やさず次の役割分担にするのがおすすめです。
| 役割 | 付与する人 | できることの目安 | 運用のコツ |
|---|---|---|---|
| オーナー(最上位) | 自分だけ | 全管理 | パスワードや重要設定はここだけ |
| サブ管理者 | 信頼できる1人まで | 再起動、軽作業 | “困った時だけ”使う |
| 一般メンバー | 参加者 | 普通に遊ぶ | 基本はここで完結させる |
“事故を起こしやすい権限”は先に封じる
とくに次は、荒らしよりも“善意の事故”で壊れがちです。
- コマンド権限(/give や /tp など)
- ゲームモード変更(クリエ化でバランスが崩れる)
- コマンドブロック(設定ミスで負荷や荒らし要因になる)
迷ったら「普段はOFF、必要な時だけON」の方針が安全です。✅
追加・削除の運用ルール(最小セット)
- 参加者が増えるときは、口頭ではなく“IDを正確にもらう”(打ち間違いが多い)
- 1人抜けたら、ホワイトリストからも削除(放置しない)
- OP付与は“期限付き”の発想で(作業が終わったら戻す)
バックアップ設計(頻度/保存先/復元テスト)
バックアップは「取る」だけでは不十分で、戻せる設計が必要です。
初心者は、次のテンプレでまず合格点を作れます。
何をバックアップする?(最低限はこれ)
- ワールドデータ(worldフォルダ)
- 設定ファイル(server.properties など)
- 参加者・権限系(whitelist/allowlist、ops/permissions など)
- MOD/プラグイン導入済みなら
- mods / plugins / config(環境が揃わないと復元できないため)
「ワールドだけ」だと、復元後に“参加できない/権限が壊れる”が起きがちです。
頻度の決め方(初心者向けテンプレ)
- 毎日1回:最低ライン(軽めの運用でも安心)
- プレイ前後:週末に集まるタイプなら最強
- 1〜3時間ごと:人数多め・公開運用・長時間稼働なら検討
悩んだら「毎日+プレイ前」で十分実用的です。
保存先(サーバー内だけは危険)
バックアップの置き場所は “同じ場所だけ”にしない のが基本です。
- サーバー内(同一ディスク)だけ → ❌
- ディスク故障・誤削除に弱い
- サーバー外(別PC/クラウド/別ストレージ)にもコピー → ⭕
おすすめの現実解
- 自宅PC運用:外付けSSD + たまにクラウド(Google Drive等)
- VPS/レンタル:自動バックアップ機能 + 定期的にローカルへダウンロード
復元テスト(これが一番大事)
バックアップは、復元できて初めて価値があります。
初心者におすすめの“簡単な復元テスト”はこれです。
- バックアップ一式を別フォルダにコピー
- そのフォルダでサーバーを起動
- 自分だけでログインしてワールドが開けるか確認
- 問題なければ停止(本番を触らずに検証できる)
月1回でもいいのでやると、いざという時に強いです。🧯
ログ・監視の最低ライン(何か起きた時に追える状態)
「誰がいつ入った?」「いつから重い?」「何が原因?」を追えるだけで、トラブル対応が一気にラクになります。
最低限見る場所(“3点セット”)
- 通常ログ:参加/退出、警告、起動停止の記録
- クラッシュレポート:落ちた理由(例外・原因)が出る
- 変更履歴メモ:いつ何を変えたか(手動でOK)
最初から監視ツールを入れなくても、ログを見られる状態にしておけば十分です。
ログで“まず探すべきキーワード”
初心者が原因切り分けしやすい順に並べます。
WARN/ERROR(警告・エラー)Can't keep up(処理が追いついていない=ラグの兆候)Exception(例外。MOD/プラグイン由来が多い)Disconnect(切断理由)OutOfMemory(メモリ不足)
見つけたら、その直前の数十行を見るのがコツです。
“ログを残しすぎ問題”も知っておく
ログには、設定によってIP等の情報が残ることがあります。
身内サーバーなら、必要がなければ プライバシーに配慮して最小化するのも選択肢です。
- 例:IP記録のON/OFFなど(サーバー設定で制御できることがあります)
- ただし、トラブル時に追いにくくなるので、最初はONのままでもOK
すぐできる“軽い監視”の作り方
- 毎回のプレイ後にログをざっと見る(ERRORがないかだけ)
- 重くなった時刻をメモして、ログの同時刻を確認
- 変更したら必ず1行メモ
- 例:「2/9 距離8→6」「2/9 プラグインA追加」など
この“変更メモ”があるだけで、原因特定が数倍速くなります。📌
アップデート/引っ越し:長く遊ぶ人ほど重要
サーバー運用で一番痛いのは、更新でワールドが壊れる/入れなくなる/戻せないの3つです。
ここでは初心者でも失敗しにくいように、「更新前→更新→引っ越し」を テンプレ化して解説します。
更新前の確認(互換性・MOD/プラグイン・バックアップ)
更新前にやることは、実は少ないです。ポイントは “確認の順番”。
1)まず「揃えるべきもの」を確定する
- 版:Java版/統合版(Bedrock)
- サーバーの種類:Realms/レンタル/自宅PC(Javaサーバー or BDS)
- 参加者のバージョン:全員が同じにできるか
- 拡張の有無:MOD/プラグイン/アドオン(統合版)
ここが曖昧だと、更新しても「友達が入れない」が起きます。
2)互換性チェック(拡張ありの場合)
拡張を入れているなら、更新前にこれだけは確認します。
- MOD:対象バージョンに対応しているか
- プラグイン:対応バージョンに追随しているか
- 前提サーバー(例:Paper系・Fabric/Forgeなど):更新が必要か
コツ:迷ったら「すぐ最新版」ではなく、対応が揃うまで待つ方がトラブルが減ります。
3)バックアップは「一式」を取る(ワールドだけは危険)
更新で戻れない原因の多くは、ワールドはあるのに設定や拡張が戻らないことです。
最低限このセットをバックアップします👇
- ワールドデータ
- 設定ファイル(server.properties 等)
- 参加者・権限(ホワイトリスト/OP関連)
- 拡張ありなら mods / plugins / config(統合版ならpacks系)
4)バックアップ設計のミニテンプレ(初心者向け)
| 項目 | おすすめ |
|---|---|
| 頻度 | 更新前は必須/普段は毎日 or プレイ前後 |
| 保存先 | サーバー外にも1つ(別PC・外付けSSD・クラウド) |
| 世代 | 最低3世代(直近・前回・前々回) |
| 復元テスト | 月1回でいいので「起動して入れるか」確認 |
Realmsの場合は「バックアップがあるから安心」と思いがちですが、バックアップが永続とは限らないため、重要な節目では自分でもダウンロードしておくのが安全です。
更新手順(落とし穴と回避)
初心者が成功しやすい更新手順は、どの環境でもほぼ同じです。
“止める → 入れ替える → 起動して確認 → 問題があれば戻す” の4点セットで進めます。
手順テンプレ(まずはこれでOK)
- サーバーを停止(強制終了しない)
- バックアップ一式を作成(別フォルダ/別保存先へ)
- サーバープログラムを更新
- Java:server.jar等を新しいものに差し替え
- Bedrock:BDS(実行ファイル一式)を更新
- ホスティング:パネルの「アップデート」機能があるならそれを使う
- 起動してログを確認
- エラーがないか
- ワールドが読み込めるか
- 自分だけでログイン確認 → 友達に開放
- 問題が出たら すぐロールバック(バックアップに戻す)
落とし穴と回避(よくある順)
- 参加者のクライアントだけ先に更新した/サーバーだけ先に更新した
→ 事前に「更新日時」を決めて、同じタイミングで揃える - Javaのバージョンが足りず起動しない
→ Java版はアップデートで要求Javaが上がることがあります。更新前にjava -versionを確認しておくと安全 - 拡張が原因で落ちる(MOD/プラグイン)
→ まず「拡張を一旦外して起動できるか」を確認すると切り分けが速い
(動いたら拡張の互換が原因と分かる) - ワールドは開くが、重くなる/ラグる
→ 更新直後は内部処理(データ変換等)で重くなる場合があります
→ 最初は少人数で短時間動作確認し、落ち着いてから通常運用に戻す
“安全に進める小技”(初心者でも効く)
- 最初の起動は自分1人で(人が多いほど切り分けが難しい)
- 更新直後は 距離設定を少し控えめにして様子見(安定優先)
- 「更新した内容」を1行メモ(例:日付・バージョン・変更点)
→ 後で戻すときのスピードが段違いです
ワールド移行(別PC・別VPSへ移すとき)
引っ越しは「ワールドをコピーすれば終わり」と思われがちですが、実際は “ワールド+環境” で考えると失敗しません。
引っ越しの基本ルール
- 新しい環境に先にサーバーを用意してから、ワールドを移す
- バージョンは原則 同じ(または新環境の方が新しい)に揃える
- 最初は ローカルで起動確認してから公開する
Java版サーバーの引っ越し(自宅PC → VPS、PC買い替えなど)
移すのはこのセットです。
- worldフォルダ(ネザー・エンドも含め一式)
- server.properties
- whitelist / ops / permissions系
- 拡張ありなら plugins / mods / config
手順の流れ
- 旧サーバー停止 → バックアップ一式を作成
- 新環境でサーバーを一度起動(必要ファイルの土台を作る)
- 新環境を停止
- バックアップから ワールドと設定一式を上書き
- 起動 → 自分でログイン確認 → 参加者へ案内
よくあるミス
- worldだけ移して、ホワイトリストや設定がなくなる
- start.bat(起動コマンド)だけ古くて、jar名やメモリ設定が合っていない
統合版(BDS)の引っ越し(Windows/Linux間、VPS移行など)
BDSは、主に「ワールド保存場所」と「設定」を移します。
- worldsフォルダ(サーバー設定により配置は変わる)
- server.properties
- allowlist / permissions関連
注意点
- OSが変わるとファイル権限や改行コードなどでつまずくことがあります
→ まずは 新環境で起動→停止→必要箇所を上書きの順にすると安全
Realmsを使った“引っ越し”(端末変更やバックアップ用途)
Realmsは、引っ越しの手段としても便利です。
- Bedrock:Realmsを使って別端末へワールドを移す手順が用意されています
- Realmのワールドを置き換える前には、先にダウンロードして手元に保存しておくのが安心です
重い・ラグいを解消:原因を3分で切り分ける
「なんか重い…」は、原因が 回線(ネット)/クライアント(各自のPC)/サーバー(処理落ち) のどれかで対処が変わります。
ここでは初心者でも迷いにくいように、3分で当たりを付ける手順に絞って解説します。🧰
まず確認する数値(TPS/メモリ/距離設定)
最初に見るべきは「体感」ではなく、次の3つです。
1)TPS(Java版で特に重要)
- TPSは 1秒あたりの処理回数(理想は20)
- 目安として、20に近いほど快適で、下がるほど体感ラグが増えます
確認方法(Java版の例)
- サーバーコンソールに「Can’t keep up! … ticks behind」系の警告が出ていないか
- Paper系などのサーバー実装なら
/tpsで確認できることが多い - より正確に原因を掘るなら、後述のプロファイラ(sparkなど)で計測
「TPSが落ちてる」=サーバーの処理が詰まっている可能性が高い、という判断材料になります。
2)メモリ(RAM)と“カクつき方”
メモリ不足は、TPSとは別に 周期的な停止(カクッ) が出やすいです。
よくある症状
- 数十秒〜数分に1回、全員が一斉に止まる
- エンティティ(Mobやアイテム)が増えるほど悪化
- ログにメモリ不足っぽい内容が出ることがある
確認方法(超簡単)
- Windowsならタスクマネージャーで、Java(サーバー)のメモリ使用量をチェック
- 「割り当て上限(-Xmx)」に張り付いているなら、メモリ増量や負荷削減を検討
ただし、メモリを盛れば盛るほど良いわけではありません。OSや他アプリが動く余白は残します。
3)距離設定(体感に直撃)
距離系の設定は、負荷を一気に下げられる“レバー”です。
- Java版:
view-distance/simulation-distance - 統合版(BDS):
view-distance/tick-distance
判断のコツ
- 「重いときほど距離を下げる」→ まず改善しやすい
- 特に人数が増えるほど、距離の影響が掛け算で効きます
3分切り分け用・ミニ表
| 症状 | まず疑う | 最短チェック | 最短対処 |
|---|---|---|---|
| 全員が同時に重い | サーバー処理 | TPS低下/警告ログ | 距離を下げる、負荷源を止める |
| 特定の人だけ重い | クライアント/回線 | Pingが高い/FPSが低い | 有線・回線見直し、設定軽量化 |
| ワールド生成で急に重い | 新規チャンク生成 | 探索時だけカクつく | 探索を控える/事前生成を検討 |
| 周期的にカクッと止まる | メモリ/GC | メモリ上限に張り付く | メモリ調整+エンティティ削減 |
負荷が増える典型パターン(拠点密集・自動化・MOD)
原因の“当たり”をつけるなら、まずは典型パターンを疑うのが近道です。
拠点が1か所に密集している
- 村人・動物・チェスト・かまど・ホッパー・レッドストーンが集まる
- プレイヤーが同じ場所に固まるほど、その周辺処理が集中します
対策
- 施設を分散(特に村人・自動化・アイテム処理)
- 人数が多い日は、集合拠点での作業を控える
自動化(ホッパー、連続クロック、アイテム散乱)
ラグの“犯人”として多いのがここです。
- ホッパーが常時吸い続ける
- レッドストーンが止まらない(クロック回路)
- ドロップアイテムが大量に漂う(回収されない)
対策
- 使わない装置はスイッチで止める(普段はOFF)
- アイテムは回収・圧縮(散乱を減らす)
- 大規模装置は「稼働時間」を決める
探索で新規チャンクが大量生成されている
「冒険に出たら急に重い」はこれが多いです。
- 新しい地形生成はサーバー負荷が高い
- 人数が同時に別方向へ探索すると、負荷が跳ねます
対策
- 探索は時間差で行う
- 長期運用なら「事前に範囲を生成しておく」運用も検討(上級寄り)
MOD/プラグイン(またはデータパック)が重い
拡張は便利ですが、“相性”と“品質差”があります。
対策
- 追加は1つずつ(原因特定が速い)
- 重くなった直前に入れたものを疑う
- 後述のプロファイラで「何が時間を使っているか」を計測する
設定で効く対策(距離・最大人数・最適化系)
最後に「設定で効く」対策を、効果が出やすい順に並べます。
変更前には、念のためバックアップを取っておくと安心です。
1)距離を下げる(最優先)
Java版
view-distance:まず 10→8→6 のように段階的に下げるsimulation-distance:まず 8→6→4 のように段階的に下げる
統合版(BDS)
view-distance:段階的に下げるtick-distance:まず 6→4 のように下げる(処理範囲が減って軽くなりやすい)
距離を下げると「遠くの作物が育ちにくい」など副作用もあるので、必要最低限で調整します。
2)最大人数を現実値にする
max-playersを「来ない人数」まで上げない- 人数が増える日だけ一時的に設定を変えるのもアリです
3)“まず止める”運用を入れる(装置対策)
設定だけで限界がある場合、運用ルールが効きます。
- 大規模装置は「稼働時間」を決める
- 放置トラップは人数が少ない時だけ回す
- アイテム散乱を放置しない(地味に効きます)
4)最適化系(導入できる人向け)
サーバー実装やツールで、原因特定と改善が楽になります。
- Java版:最適化系のサーバー実装(Paper系など)で、TPS確認や設定が扱いやすくなることが多い
- プロファイラ:spark などを入れると「どの処理が重いか」を可視化できます(闇雲な設定いじりを減らせます)
つながらない時のチェックリスト(版/設定/ネットワーク)
「接続できない」は原因が多いぶん、順番が大事です。
最短で切り分けるコツは、上から順に“否定”していくこと。3〜5分で当たりが付く構成にしてあります。
Java版/統合版の取り違えを疑う
最初にここを外すと、いくら設定をいじっても一生つながりません。
まず結論
- Java版サーバーには、Java版しか入れません
- 統合版(Bedrock)サーバーには、統合版しか入れません
(Realmsも同じで、Java RealmsとBedrock Realmsは別物です)
取り違えの“よくあるパターン”
- PCで遊んでいるからJavaだと思ったら、実は Windows版(統合版)だった
- Switch/PS/スマホが混ざっているのに、Java版サーバーを建ててしまった
- 友達のクライアントが「Java/統合」のどちらか曖昧なまま進めている
すぐできる確認(迷ったらこれ)
- ゲームの表記で “Java Edition” と出ている → Java版
- Switch/PS/スマホ → 基本は統合版
- PCでも Minecraft for Windows と書かれている → 統合版のことが多い
ここが確定したら、以降のチェックは「その版の手順だけ」見ればOKです。
バージョン不一致を疑う
次に多いのがこれです。版が合っていても、バージョンがズレると入れないことが普通にあります。
まず揃えるもの(最低限)
- サーバーのバージョン
- 参加者のバージョン
- MOD/プラグインありなら、導入しているものの条件
よくあるズレ方
- サーバーだけ先に更新(または友達だけ先に更新)
- MOD入り(Forge/Fabric等)なのに、参加者がバニラで入ろうとしている
- “同じ1.20”でも、細かい版(1.20.4 と 1.20.5 など)が違う
初心者向けの鉄則
- まずは サーバー側のバージョンを基準に、参加者を合わせる
- 拡張ありの場合、拡張が対応してから更新する(急がない方が成功率が高い)
IP・ポートの入力ミスを疑う
「アドレスは合ってるはず」が一番危ないです。入力ミス or 指定の仕方の勘違いがかなり多いです。
Java版の入力ルール(超重要)
- 基本:
IPアドレスまたはドメイン - ポートが標準(25565)なら、ポート入力を省略してもOK
- 標準以外なら:
IP:ポート(コロンでつなぐ)
例)
example.com(標準ポートならこれでOK)example.com:25570(ポート変更しているなら必須)
統合版の入力ミスで多い点
- サーバー追加画面で ポート欄を空欄のままにしている
- IPv6環境で、必要な設定がサーバー側と噛み合っていない
(まずはIPv4の19132想定で揃えて試すと切り分けがラクです)
“同じ家の中”でつながらないときの注意
家のWi-Fi内から自分のグローバルIPへ接続すると、ルーターの仕様で失敗することがあります(いわゆるNATループバック問題)。
切り分けはこの順番が確実です。
- サーバーPC本人 →
localhost(Java版なら) - 同じWi-Fiの別端末 → ローカルIPで接続
- 外部(スマホのモバイル回線等) → グローバルIP/ドメインで接続
サーバーが起動しているか/FWで止まっていないか
入力が正しくても、そもそもサーバーが待ち受けていないと入れません。ここは機械的にチェックします。
1)サーバーが起動しているか
- サーバーの画面(コンソール)が生きているか
- 直前にクラッシュしていないか(落ちたままになっていないか)
- EULA未同意などで停止していないか(初回に多い)
2)ファイアウォール(FW)が止めていないか
初心者が見落としがちなのが、Windows Defender FW + セキュリティソフトの二重ブロックです。
最低限やること(考え方)
- サーバーPCで Java(またはbedrock_server)を許可
- もしくはポートを明示的に許可
- Java版:25565(変更しているならその番号)
- 統合版:19132 / 19133(IPv6も使うなら)
3)ルーター側が未設定(外部から入れない場合)
同じWi-Fi内では入れるのに、外部から入れないなら、原因はほぼここです。
- ポート転送が設定されていない
- 宛先IP(サーバーPCのローカルIP)が変わっている
→ DHCP予約(IP固定)で安定します
ホワイトリストやMOD差分で弾かれていないか
最後にここ。ここまで問題がないと、「サーバーには到達しているが、入室条件で拒否されている」可能性が高いです。
ホワイトリストで弾かれていないか
よくある状況は2つです。
- ホワイトリストをONにしたのに、自分(または友達)を追加していない
- 強制ホワイトリスト系の設定で、許可リスト外が自動キックされる
確認の方向性(初心者向け)
- サーバー設定で「招待制」にしているなら、参加者IDが登録されているかを確認
- Realmsの場合も、招待(許可)したアカウントで入っているか確認
MOD差分で弾かれていないか(Java版で多い)
MOD入り環境で「クライアント側が揃っていない」と、典型的にはこうなります。
- 入ろうとすると即落ち
- エラー文に「MODが足りない/違う」系の説明が出る
切り分けの最短手順
- サーバーがバニラかMOD入りかを明確にする
- MOD入りなら、参加者に「同じローダー(Forge/Fabric)+同じMOD構成」を配る
- どうしても混乱するなら、まずは バニラで接続確認 → その後にMOD の順が安全
プラグイン差分は基本“クライアントに不要”
プラグイン(Paper/Spigot系)は、通常クライアントに同じものを入れる必要はありません。
ただし、サーバー側プラグインが原因でログイン処理で落ちることもあるので、怪しいときは「最近追加したもの」を疑うのが近道です。
よくある質問(検索されやすい論点を先回り)
無料で24時間動かせる? 結局どこにコストが出る?
結論:「完全無料で24時間」は現実的には難しいです。どこかで必ずコストが発生します(お金 or 手間)。
無料に近づける代表パターンと、発生するコストはこんな感じです。
- 自宅PCで24時間稼働(サーバーソフト自体は無料)
- 💰 電気代(付けっぱなし)
- 💰 PCの劣化・故障リスク(HDD/SSD寿命)
- 🧠 保守コスト(アップデート、バックアップ、セキュリティ)
- 📶 回線の上り帯域(友達が増えるほど効く)
- 無料枠クラウドで稼働(いわゆる“無料サーバー”)
- ⛔ そもそも長時間稼働が難しい(スリープ/停止/制限が多い)
- 🧠 設定難度が上がりやすい
- 📜 利用規約や制限に引っかかるケースがある(長期運用に不向き)
初心者におすすめの考え方はこれです👇
「無料にこだわって詰む」より、月額で安定を買った方が総コスト(時間)が安いことが多いです。
何人まで遊べる? “人数”より効く要素は?
結論:“何人まで”は人数だけでは決まりません。 同じ5人でも、遊び方で快適さが天と地ほど変わります。
人数より効く要素(影響が大きい順のイメージ)
- 距離設定(描画距離/シミュレーション距離)
- 上げるほど重くなりやすい
- 迷ったら「低め → 余裕があれば上げる」が正解
- 拠点の密集度(村人・チェスト・ホッパー・かまど)
- “集合拠点”は負荷が集中しやすい
- 村人+自動化+アイテム処理の組み合わせは特に重い
- 自動化の量(レッドストーン・トラップ・アイテム散乱)
- 使わない装置は止める(スイッチ運用が効く)
- 新規チャンク生成(探索)
- 大人数で別方向に探索すると負荷が跳ねやすい
- MOD/プラグインの重さ(Java)/アドオン(統合)
- “便利=軽い”ではないので、追加は1つずつが安全
目安としては、まず少人数+控えめ距離で安定させ、プレイスタイルに合わせて段階的に強化すると失敗しにくいです。
友達に伝えるのは何?(サーバーアドレスの考え方)
結論:友達に渡す情報は 「アドレス」だけでは足りないことが多いです。最低限、次のセットで伝えるとトラブルが減ります。
友達に送るテンプレ(コピペ用)
- 版:Java版 / 統合版(Bedrock)
- バージョン:例)1.xx.x(サーバーと同じに)
- サーバーアドレス:
- 同じWi-Fi内:ローカルIP(例:192.168.x.x)
- 外部から:グローバルIP または ドメイン
- ポート:
- Java:基本は省略可(標準なら“入力不要”)
- 統合:入力欄があることが多いので数値も伝える
- 参加条件:
- ホワイトリスト制なら「追加したIDで入ってね」
- MODありなら「このMOD構成で起動してね(配布方法も)」
- ルール(最低限):
- OPは基本なし/荒らし防止の注意
- 重い装置は使う時間を決める…など
ポイントはここです👇
- 「家の中でしか遊ばない」なら、外部公開(ポート開放)なしでOK
- 「離れた友達」なら、外部向けアドレス+ルーター設定(公開の仕組み)が必要
RealmsとVPS、どっちが安い?
結論:“月額だけ”ならRealmsが安定、 “やりたいこと次第”でVPSが逆転します。
比較は「お金+手間+自由度」で考えるのが失敗しません。
ざっくり比較表
| 目的 | 安く感じやすい | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく簡単に遊びたい | Realms | 設定・保守がほぼ不要 |
| 10人規模で安定させたい | Realms or VPS | Realmsは迷わない、VPSは調整で強い |
| MOD/プラグインを本格運用 | VPS(Java寄り) | 自由度が段違い |
| 公開サーバー運用 | VPS/ゲームサーバー | 管理・防御・拡張が前提になりやすい |
“見えないコスト”も忘れずに
- Realms:月額は固定。時間コストが小さい
- VPS:月額は幅がある。時間コスト(運用)が乗る
- 更新、バックアップ、セキュリティ、障害対応など
初心者のおすすめはこうです👇
まずRealmsで「遊べる状態」を作る → やりたいことが増えたらVPSへ移行
(ワールド移行も現実的にできます)
公開運用しても大丈夫?最低限の安全策は?
結論:最低限のルールを入れれば運用できます。 ただし、何もしない公開はリスクが高いです。
初心者でも必ず入れる「最低限の安全策」はこの5つです。
- 招待制(ホワイトリスト/許可リスト)を基本にする
- 公開する場合でも、最初は招待制が安全
- OP(管理権限)を配らない/最小にする
- 事故の9割は“悪意より権限過多”で起きます
- バックアップを自動化&世代管理する
- 例:毎日+プレイ前、3世代保持
- “戻せる”が最大の防御です
- ログを残す(何が起きたか追える状態)
- エラーや侵入の兆候に気づけます
- 更新を止めない(サーバー・拡張・OS)
- 古いまま放置は、事故率が上がりやすいです
公開運用で不安が強いなら、次の考え方が安全です。
「まず身内招待制で安定 → 必要になってから公開」(いきなり公開しない)
まとめ
マイクラサーバー作りは、難しい設定を覚えるより先に、まず“あなたの遊び方に合う方法”を選ぶことが成功の近道です。
- 手間を最小にして、すぐ友達と遊びたいなら → Realms
- 公式サービスで導入が簡単、管理もラク。身内マルチに強い
- 24時間稼働・安定・自由度も欲しいなら → レンタル(VPS/ゲームサーバー)
- IP/ポート確認→バックアップ→参加手順、という共通フローで迷いにくい
- 人数が増えても強化(CPU/メモリ/距離調整)がしやすい
- とにかく費用を抑えて始めたいなら → 自宅PC(Windows)でJavaサーバー
- ただし、回線・稼働・セキュリティの責任が大きい
- 外部公開するなら、ポート開放やFW設定、IP共有範囲に注意
そして、どの方法でも「長く快適に遊ぶ」ために欠かせないのがこの3つです。
- 招待制(ホワイトリスト)+権限(OP)の最小化
- バックアップの自動化(頻度・保存先・復元テスト)
- ログを残して“何か起きた時に追える状態”にする
さらに、トラブルが起きたら焦らず、
版(Java/統合)→バージョン→IP/ポート→起動状態/FW→ホワイトリスト/MOD差分の順で確認すれば、原因の多くは短時間で切り分けできます。
もし今あなたが「どれを選べばいいか迷う」状態なら、まずは記事冒頭の判定パートで自分の条件を整理し、最短で成功しやすい方法から始めてください。
サーバー作りは、最初の一歩さえ踏めれば、あとは“運用の型”で安定します。あなたの環境に合う方法で、快適なマルチ環境を作っていきましょう。
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