無料でウェブサイトを作る方法|目的別の最適解とチェックリスト
「無料でウェブサイトを作れる」と聞くと、すごく魅力的ですよね。
でも実際に調べ始めると、選択肢が多すぎて、こんな風に迷いませんか?
「無料ってどこまでできるの? 後から課金が必須になるのは嫌だ…」
「サイト作成ツール、Googleサイト、WordPress、HTML… 結局どれが正解?」
「広告が出るとダサい? 独自ドメインは無料じゃ無理?」
「とりあえず公開したいけど、スマホ表示が崩れたり、問い合わせが届かなかったら困る…」
「検索に出したいのに、公開したのに全然出てこないって本当?」
「仕事用に使いたい。無料でも信頼されるサイトにできる?」
無料で始めたい人がつまずくポイントは、実はテクニックではなく、
“目的に合わない作り方を選んでしまうこと”にあります。
たとえば、
名刺代わりの1ページが欲しい人と、更新(ブログ)を続けたい人と、社内共有がしたい人では、最短ルートが違います。
さらに「独自ドメイン」「広告」「SSL(https)」「フォーム」「バックアップ」「乗り換えやすさ」など、無料ならではの制限を知らないまま進めると、後から困りやすいのも事実です。
そこでこの記事では、初心者でも迷わないように、
- 目的別の最適解(どの方法が一番ラクで失敗しにくいか)
- 無料の落とし穴を避けるチェックリスト(比較の軸を固定)
- 信頼される要素(E-E-A-T)と公開前後のやること
を、できるだけ分かりやすく整理して解説します。
読み終える頃には、あなたの目的に合った「無料での最短ルート」と、公開前に潰すべき注意点がはっきりします。
まず知っておく:「無料」の範囲と、後で困りやすい落とし穴
無料でウェブサイトを作れるサービスは増えていますが、「無料でできること」と「無料ではできないこと」の境界を先に押さえると、やり直しが激減します。
ポイントは次の2つです。
- 無料はたいてい “お試し・入門” として設計されている(=制限があるのが普通)
- 困るのは制作中より 公開後(信頼・集客・運用) が多い
無料プランで起きがちな制限(広告/独自ドメイン/容量・ページ数/サポート)
無料プランの制限はサービスごとに違いますが、初心者がつまずきやすいのはだいたい共通です。
よくある制限(頻出トップ4)
- 広告が表示される
例:フッターにサービス名が出る/上下に「Powered by…」が出る など
→ 企業・店舗だと「公式感」が薄く見えやすいです。 - 独自ドメインが使えない(または条件つき)
例:〇〇.wixsite.com、〇〇.wordpress.com、〇〇.jimdofree.comのようなサブドメインになる
→ 名刺・SNS・看板に載せる時に不利になりがち。 - 容量・転送量が小さい(画像が多いと早めに詰む)
例:画像を増やしたらアップできない/表示が重くなる
→ 写真中心(店舗・作品・メニュー)ほど影響が出やすいです。 - サポートが薄い/復旧が自己責任になりやすい
例:困った時に問い合わせできない/返答が遅い など
代表的な“無料の目安”をざっくり把握する表(雰囲気を掴む用)
※細かい条件は必ず各公式ページで確認してください(仕様は変更されます)
| サービス例 | 独自ドメイン | 広告表示 | 公開URLの傾向 / 備考 |
|---|---|---|---|
| Wix | 有料で対応になりやすい | あり | サブドメイン+ブランド表示、容量や転送量に上限 |
| WordPress.com | 無料は制限あり | あり | 無料は1GBなど小さめ、上位プランで広告解除など |
| Jimdo | 有料で解除 | あり | 無料はフッター広告、URLがjimdofree等になりやすい |
| STUDIO | 独自ドメイン公開は有料 | プラン次第 | 公開自体はできても、独自ドメインは課金が境界に |
| ペライチ | 無料プランの扱いに注意 | 機能制限が強い | プラン変更で「公開できない」等の制限が出る場合あり |
| Google Sites | 条件つき | なしに近い | 共有・社内用途に強いが機能はシンプル寄り |
ペライチ公式サイト





ここが落とし穴:無料だと“SEOの土台”が作りにくいことがある
- タイトル・説明文・OGP・構造化など 細かい調整が限られる
- 計測(解析タグ)やリダイレクトが 上位プラン前提 になりやすい
→ 「検索で集客したい」なら、無料のまま頑張るより “土台だけ課金(独自ドメイン+計測)” のほうが結果的に早いことが多いです。
ビジネス用途で詰まりやすいポイント(メール・フォーム・バックアップ・権限管理)
個人の趣味なら無料でも十分なケースが多い一方、ビジネス用途では「見た目」よりも 運用の必須要件 で詰まります。
1) メール(信頼の入口)
- 無料だと 独自ドメインのメール(例:
info@あなたのドメイン)が用意できない/別契約になることが多い - フリーメールだけだと、業種によっては信用面で不利になることも
2) フォーム(問い合わせの受け皿)
- 無料ではフォームが使えない/件数制限/通知設定が弱い、がありがち
- 代替として、最初は次のどれかに寄せるとシンプルです
- Googleフォーム等を埋め込む
- SNSのDM導線を明確化
- 予約・問い合わせは外部サービスに一本化
3) バックアップ(壊れた時に戻せない)
- 無料プランは 復元・履歴・エクスポート が弱いことが多い
- 事故例:編集ミス、共同編集で上書き、テンプレ変更で崩壊、など
✅ 対策(最低限) - 主要ページの文章は 別に保存(Googleドキュメント等)
- 画像素材は 元データを手元 に残す
- 公開後は月1回でも スクショ+URL一覧 を残す(復旧が速くなる)
4) 権限管理(共同運用で揉める)
- 「全員が編集できる」だけだと事故が起きやすい
✅ 対策 - 編集者・承認者を分ける(最低でも2段階)
- 管理者アカウントは使い回さない(退職・外注終了時に困ります)
E-E-A-T的に効く“最低限の信頼パーツ”は無料でも作れます
- 会社・運営者情報(誰が運営しているか)
- 問い合わせ先(返信目安も)
- プライバシーポリシー(フォームや解析を入れるなら特に重要)
ここは無料でも整えられるので、早めに用意すると「ちゃんとしてる感」が一気に上がります。✨
「ずっと0円」を目指す条件と、課金した方が早い境界線
結論として、ずっと0円 に向いているのは「目的が軽い」か「外部に逃がせる」ケースです。
ずっと0円が向きやすい人
- ✅ とりあえず公開してみたい(練習・試作・学習)
- ✅ 名刺代わりで、更新頻度が低い(プロフィール・作品置き場)
- ✅ 集客は検索よりSNS中心(リンク先があればOK)
- ✅ 重要機能を外部で代替できる
- フォーム:Googleフォーム
- 予約:予約サービス
- 物販:ECモール/決済リンク
- 解析:簡易で満足
課金した方が早い境界線(ここに当てはまったら検討)
- 🔥 取引先・顧客に見せる「公式サイト」用途(信用が必要)
- 🔥 URLを長期で育てたい(独自ドメインで継続したい)
- 🔥 広告表示がブランドを損ねる(士業・医療・店舗など)
- 🔥 問い合わせが売上に直結する(フォーム・計測・改善が必要)
- 🔥 画像・動画が多い(容量・表示速度が重要)
- 🔥 引っ越し(乗り換え)を前提にしたくない
最小コストのおすすめ発想:「全部課金」ではなく「土台だけ課金」
- まずは無料で試作
- 続けられそうなら、最初にお金をかけるのはだいたいこの順
- 独自ドメイン(信用と資産化)
- 広告非表示(公式感)
- 計測・導線改善(問い合わせ率UP)
この順番にすると、無駄な出費を抑えつつ「検索・信頼・運用」を一気に前進できます。
結論を先に:あなたの目的別「最短の作り方」診断チャート
無料で作る方法はたくさんありますが、目的を先に決めると迷いが消えます。
まずは次の“3問診断”で、あなたの最短ルートを決めてください。
3問診断(当てはまるところへ)
- 公開先は?
- 社内(限定公開) → 「社内共有・資料置き場」へ
- 一般公開(誰でも見る) → 2へ - 更新頻度は?
- たまに/固定情報だけ → 「名刺代わり・1ページ」へ
- 継続して記事やお知らせを追加 → 「更新(ブログ/お知らせ)」へ - “作り方”の好みは?
- クリック操作で作りたい → ノーコード系(名刺/ブログ向け)
- コードを書いて作りたい → 「学習・ポートフォリオ(コード)」へ
名刺代わり・1ページで十分な人に向く方法
「会社・店舗・個人の紹介を1枚にまとめて、URLを配る」タイプです。
無料で最短にするなら、ノーコード(テンプレ)がいちばん早いです。
最短の型(この順で埋めると失敗しにくい)
- ① 何者か(肩書き+一言の専門領域)
- ② 何を提供するか(サービス/できることを3つ以内)
- ③ 誰向けか(対象と、よくある悩み)
- ④ 実績・根拠(制作例/導入例/経歴など“検証できる形”)
- ⑤ 連絡手段(フォーム or メール or SNSを1本化)
- ⑥ 安心材料(運営者情報・所在地の方針・プライバシー)
無料で作る場合に特に効く“信頼の作り込み”(E-E-A-T)
- 運営者情報を具体的に:誰が、何年、どの分野をやってきたか
- 実績は「数字 or 画像 or 第三者」で示す:例「制作◯件」「受賞」「掲載」など
- 問い合わせ導線は迷わせない:ボタン1つ+返信目安を明記
- 規約系(最低限):フォームを置くならプライバシーポリシーは必須
無料プランで起きやすい注意点(名刺サイトほど影響が大きい)
- 広告表示・サブドメインだと「公式感」が落ちやすい
- 画像を盛りすぎると容量や表示速度で詰みやすい
- バックアップや復元が弱いことがある
- ✅対策:本文は別メモに保存、画像は元データを手元に残す
「土台だけ課金」に切り替える目安
- URLを名刺・SNS・看板に載せる予定がある
- 仕事として見せる必要がある(広告非表示・独自ドメインが欲しい)
→ この場合は、まず 独自ドメイン+広告非表示だけを優先すると費用対効果が高いです。
更新(ブログ/お知らせ)を続けたい人に向く方法
「記事やお知らせを積み上げて、検索やSNSから見つけてもらう」タイプです。
無料で始めるなら、ブログ運用の型が最初から揃っているサービスが強いです。
無料ブログ運用で“最短で成果が出やすい設計”
- カテゴリは最初から作りすぎない(3〜5個)
- 例:お知らせ/実績/ノウハウ/プロフィール
- 記事テンプレを固定(毎回ゼロから書かない)
- 冒頭:結論(誰の何を解決するか)
- 中盤:手順/比較/根拠
- 終盤:次の行動(問い合わせ・資料・関連記事)
- 更新の頻度より「継続できる単位」
- 週1が無理なら隔週でもOK。止まらない方が大事です。
SEOで最低限やること(無料でもできる範囲で)
- タイトルは「結論+対象+具体」を意識
- 例:○○の始め方(初心者向け)/○○の手順(無料で)
- 記事の冒頭に“答え”を置く(検索意図の回収が早い)
- 1記事1テーマ(詰め込みすぎない)
無料プランでの現実的な限界
- 広告表示・独自ドメイン不可などで、長期運用の“資産化”が弱くなることがある
- 高度なSEO設定や拡張(プラグイン等)が上位プラン前提の場合がある
→ 伸ばしたいなら、名刺サイト同様に 独自ドメイン+計測の優先度が上がります。
おすすめの考え方(迷う人向け)
- 「まず10本」:無料で始めて、続けられるか確認
- 「続くと分かったら移行」:独自ドメインなど“資産化”に投資
この順にすると、無駄な課金が減ります。
社内共有・資料置き場に向く方法
「外向けの集客」より、共同編集・権限管理・資料の埋め込みが大事なタイプです。
最短で安定しやすいのは、社内アカウント体系と相性が良い仕組みです。
社内サイトで必須になる要件(ここが満たせるかで決める)
- 共有範囲を細かく指定できる(閲覧のみ/編集可)
- 更新担当を複数にできる(引き継ぎに強い)
- 資料を埋め込める(PDF・スプレッドシート・動画など)
- URLが増えても管理できる(ページ階層・メニュー)
運用のコツ(事故を減らす)
- 権限は最低でも2種類に分ける
- 編集者(更新担当)/閲覧者(全員)
- トップページに「最後の更新日」「連絡先」「探し方(目次)」を置く
- 重要ページは“変更ルール”を決める
- 例:改訂履歴、承認者、変更前のバックアップ
注意点
- “社内用途”なら無料でも十分なことが多い一方、
独自ドメインや高度な管理は有料契約が必要になる場合があります。
まずは無料で形を作り、必要になったら段階的に整えるのが安全です。
学習・ポートフォリオ目的でコードを書きたい人に向く方法
「HTML/CSS/JavaScript(またはReact等)で作って、無料で公開したい」タイプです。
この場合、選ぶべきは “静的サイトの公開先(ホスティング)” です。
選び方(迷ったらこの基準)
- ただのポートフォリオ(静的) → GitHub Pagesが最短
- フレームワーク(React/Next等)を使う → Vercel / Netlifyが楽
- 速度・配信規模を気にする/サイト数が多い → Cloudflare Pagesが強い
比較(初心者向けに要点だけ)
| 公開先 | 向いているもの | つまずきにくさ | 独自ドメイン |
|---|---|---|---|
| GitHub Pages | 静的なポートフォリオ、学習成果 | 高い(手順が定番) | 可能(ドメインを持っていれば) |
| Cloudflare Pages | 静的サイト多め、配信も強め | 中(設定は少しIT寄り) | 可能(無料枠が広め) |
| Netlify | 静的〜中規模、フォーム等も便利 | 高い(UIが親切) | 可能(ドメインを持っていれば) |
| Vercel | Next.jsなどWebアプリ寄り | 高い(フレームワークに強い) | 可能(ドメインを持っていれば) |
“無料でも評価される”ポートフォリオの作り方(E-E-A-T)
- 作品は「スクショ」ではなく URL+目的+工夫+検証結果で見せる
- 例:表示速度改善、アクセシビリティ、レスポンシブ対応など
- README(または制作メモ)を整える
- 使った技術、セットアップ、学び、今後の改善点
- 連絡先・プロフィールは必ず設置(採用側が一番見る)
方法A:無料サイト作成ツール(ノーコード)で“最短公開”する
ノーコード系(Wix / STUDIO / Canva / Strikingly など)の強みは、「作る→公開」までを“一本道”にしてくれていることです。
初心者は、作り込みより先に まず公開して、必要なところだけ直すほうが失敗しにくいです。

10分で公開する流れ(作業の全体図)
最短で終わらせるコツは、編集を始める前に「素材」を先に決めることです。
先に決める素材(これだけで迷いが減る)
- サイト名(15文字くらい)
- キャッチコピー(1文)+補足(1〜2文)
- 画像:3〜5枚(横長1枚+四角2枚くらいが扱いやすい)
- 連絡手段:1つに絞る(フォーム/メール/SNSのどれか)
- 実績・根拠:1つでOK(制作例、写真、導入数、プロフィール など)
アカウント作成 → テンプレ選択(またはAI生成)
ここでやることは2つだけ
- 目的を選ぶ(店舗/個人/作品/イベント など)
- テンプレは「見た目」より 載せたい要素が揃っているかで選ぶ
✅ テンプレの当たりはずれは“セクション”で決まります
たとえば「問い合わせ」「料金」「実績」「FAQ」が最初からあるテンプレは、後で整えやすいです。
文章・画像の差し替え(先に必要素材を決める)
最短でそれっぽくするなら、上から順に置き換えます。
- ① いちばん上(ファーストビュー)
誰の/何を/どうするを1〜2行で言い切る - ② メインの説明(3つ以内)
箇条書きで「できること」を並べる - ③ 根拠(E-E-A-Tの芯)
実績・経歴・事例・写真など、確認できる材料を1つ入れる - ④ 問い合わせ(最後)
ボタンを1つにして迷わせない
文章を短くする小技
- 1文は40〜60字くらいで改行
- 「〜です。〜です。」が続くと単調なので、箇条書きを混ぜる
- 見出しは“説明”ではなく“結論”に寄せる(例:×「当店について」→ ○「3分で分かる当店」)
スマホ表示の崩れを直す(チェック箇所だけ)
全部を完璧にする必要はなく、見られる場所だけ直せばOKです。
最低限チェック(ここだけで体感8割)
- 見出しが2行以上で不自然に折れていないか
- ボタンが小さすぎないか(指で押しにくい)
- 画像が切れて意味が変わっていないか(顔が切れる等)
- 余白が詰まって“圧”がないか(詰まりは信頼感を下げがち)
- フォームがスマホで入力しづらくないか
問い合わせ導線を置く(フォーム/SNS/メール)
初心者が一番やりがちなのが「連絡先が分散して、結局どれも使われない」状態です。
おすすめは“1本化”
- いますぐ受けたい → フォーム(項目は最小:名前・連絡先・内容)
- 気軽さ重視 → SNS(ボタンを目立たせる)
- 取引先向け → メール(返信目安も書く)
フォームの項目は増やすほど離脱します
まずは最小で公開し、必要になったら増やすのが安全です。
公開設定(URL・検索公開・共有範囲)
公開前に、最後にここだけ決めます。
- URL:無料だとサブドメインになりやすい(まずは割り切ってOK)
- 共有範囲:全員に公開/リンクを知る人だけ/パスワード保護(ツールによる)
- 検索公開:完成まで人に見せるだけなら、検索に出さない設定が楽
※多くのツールで「検索エンジンに表示」系の切り替えがあります
“公開=完成”ではありません。公開してから直してOKです。
テンプレ選びで失敗しない基準(目的・導線・更新頻度)
テンプレ選びは「センス」ではなく、用途の型で決めるのが最短です。
| あなたの目的 | テンプレで見るべき要素 | 避けた方がいいテンプレ |
|---|---|---|
| 名刺代わり(1ページ) | ヒーロー+実績+問い合わせがある | セクションが多すぎて長い |
| 店舗・サービス | メニュー/料金、地図、予約/問い合わせ | 写真が主役すぎて情報が薄い |
| 作品・ポートフォリオ | ギャラリー、制作意図、プロフィール | 作品だけで“誰が作ったか”がない |
| イベント・告知 | 日程、会場、参加方法、注意事項 | おしゃれだが情報導線が弱い |
導線(ゴール)を最初に1つ決める
- 例:問い合わせ、予約、資料請求、SNSフォロー
→ ボタンは基本1種類にして、各所に同じ行動を置くと強いです。
無料でも安っぽく見せないデザイン最小ルール
無料でも“ちゃんとして見える”サイトは、派手な装飾ではなく 整列で作れます。
余白/見出し階層/フォント数/画像の統一感
これだけ守れば急にそれっぽくなります
- 余白:詰め込まず、1セクションごとに“空気”を入れる
- 見出し階層:大(結論)→中(理由)→小(補足)の順に揃える
- フォント数:基本は2種類まで(本文1、見出し1)
- 色数:ベース+アクセント1色(ボタン色は統一)
- 画像の統一感:同じトーン(明るさ・色味)に寄せる
- 迷ったら「明るめ・背景すっきり」を選ぶと外れにくいです
E-E-A-Tを底上げする“見せ方”
- 運営者情報・実績・連絡先を、目立ちすぎないけど“必ず見つかる場所”に置く
- フッターに「運営者」「問い合わせ」「プライバシー」を並べるだけでも信頼感が上がります
無料ツールでよくあるつまずき(広告、機能制限、移行の難しさ)
無料は便利な反面、詰まりどころはだいたい同じです。先回りで回避できます。
1) 広告が消せない
- 仕事用・店舗用なら、広告は“公式感”を落としやすい
- 対策:まず無料で作る → 伸ばすと決めた段階で 広告非表示+独自ドメインだけ検討
- 例としてSTUDIOは、独自ドメイン接続/公開や計測連携が有料プラン側にあります(最小プランの提示あり)
2) 容量・転送量が足りなくなる(画像で詰む)
- 対策:画像は“枚数”より“質”
- 写真は厳選(3〜5枚で十分)
- 1枚に情報を詰めすぎない
- 例としてWixは無料プランにストレージ/帯域の上限が明記されています
3) できると思った機能が無料では使えない
- 例:フォーム、解析、リダイレクト、パスワード保護など
- 対策:最初は「外部で代替」しておく
- フォーム → Googleフォーム等
- 解析 → まずは簡易でOK、必要になったら有料化
- 予約 → 予約サービスへ誘導
4) 引っ越しが難しい(ロックイン)
- ノーコードは「そのツールの中で完結」する代わりに、移行が大変になりがちです
- 対策(最初からやっておくと後が楽)
- 原稿(文章)は別に保存しておく
- 画像の元データを手元に残す
- ページ構成を増やしすぎない(まず1〜3ページで十分)
- いずれ育てるなら、早めに独自ドメインを検討(資産化)
方法B:Googleサイトで作る(シンプル・共有に強い)
Googleサイト(Google Sites)は、「シンプルに情報をまとめて、すぐ共有したい」用途に強い無料系の作り方です。
特に、Googleドライブ等の素材がすでにある人ほど“最短ルート”になります。

向いているケース/向かないケース
まずは「合う/合わない」を切り分けると、途中で詰まりにくいです。
向いている(ハマりやすい)
- 社内・チーム向けのポータル/手順書/資料置き場
- イベントの告知ページ(日時・場所・申込み)
- 小規模店舗の簡易サイト(メニュー・地図・問い合わせ)
- 授業・サークル・コミュニティの共有ページ(共同編集が必要)
向きにくい(後で限界が来やすい)
- デザインを細部まで作り込みたい(独自UI・高度なアニメ等)
- 本格的にSEOで集客して育てたい(細かい最適化を積みたい)
- ネットショップ(決済・商品管理)をそのまま載せたい
- 会員制・予約・高度なフォーム分岐などを“サイト内で完結”させたい
ざっくり判断表(迷ったらこれ)
| 目的 | Googleサイトの相性 |
|---|---|
| 共有・社内利用・資料集約 | とても良い |
| 告知・簡易の案内ページ | 良い |
| 集客メインの商用サイト | 目的次第(制約を許容できるなら) |
| EC・本格ブログ運用 | 不向き |
作成〜公開までの手順(最短ルート)
「作る」より先に、載せる内容の型を決めると速いです。
最小構成(これだけで公開できる)
- 何のサイトか(1文の説明)
- 見せたい情報(3つまでの箇条書き)
- 信頼材料(運営者/実績/写真など1つ)
- 連絡手段(フォーム or メール or SNS を1本化)
新規作成 → テンプレ選択 → 編集 → 公開
- 新規作成
- Google Sites を開いて「新しいサイト」を作成(空白 or テンプレ)
- テンプレ選択のコツ
- 見た目より「必要セクションが揃っているか」で選ぶ
例:イベントなら「日程・場所・申込み」枠が最初からあると楽
- 見た目より「必要セクションが揃っているか」で選ぶ
- 編集(最短で整う順番)
- ① 一番上:サイト名+一言で説明(キャッチ)
- ② 中段:内容を3点に要約(箇条書き)
- ③ 下段:問い合わせ(ボタン/フォーム)+運営者情報
- プレビュー→公開
- 公開前にプレビューでスマホ表示をチェックし、公開でURL(ウェブアドレス)を決めて公開します(プレビュー/公開の流れが用意されています)😊
ページ追加・並び替え(迷わない構成の作り方)
ページを増やしすぎると、初心者ほど迷子になります。おすすめは最大でも3階層です。
迷わない基本構成(3〜5ページ)
- ホーム
- サービス/メニュー(または概要)
- よくある質問
- 問い合わせ
- 運営者(必要なら)
作り方のポイント
- ページ追加は「Pages」から追加でき、あとで並び替えもできます
- 「1ページに詰め込みすぎない」よりも、まずは1ページ完結でもOK
→ 伸びたらページを分けるほうが安全です
Drive・YouTube・地図・フォームの埋め込み
Googleサイト最大の強みは、Google系コンテンツを“そのまま差し込める”ことです。
よく使う埋め込み例
- Drive:PDF/資料(Docs/Sheets/Slides)
- YouTube:紹介動画・手順動画
- 地図:店舗・会場の場所
- フォーム:問い合わせ・申込み・アンケート
失敗しない注意点(ここが落とし穴)
- 埋め込む元ファイル側(Driveやフォーム)の共有設定が厳しいと、閲覧者に見えません
→ 「誰に見せるか」を先に決めてから共有設定を合わせるとスムーズです
共有と共同編集(権限の考え方)
Googleサイトは「編集」と「公開後の閲覧」を分けて管理します。
基本の考え方
- 編集できる人:共同編集者(チームで更新したい場合)
- 公開サイトを見られる人:公開設定(限定公開/一般公開など)
運用がラクになる小技
- 「編集者は少人数」「閲覧者は広く」のほうが荒れにくい
- 更新ミスが怖いなら、バージョン履歴が使えるので、戻せる前提で運用すると安心です
できること/できないこと(デザイン自由度・SEO・独自ドメインの扱い)
デザイン自由度
- できる:テンプレ+ブロック配置で、整った見た目にしやすい
- 苦手:細かいレイアウトや装飾を“ピクセル単位”で追い込むこと
初心者はむしろ、自由すぎないほうが崩れにくいです。
SEO
Googleサイトでも検索に出すことは可能ですが、最低限ここを押さえます。
検索に出す前提条件(まずここ)
- 公開設定が「一般公開」になっていること
- 公開設定で「検索エンジンに表示しない」設定を誤って有効化していないこと
(※この設定は“リクエスト”であり、表示/非表示を保証するものではありません)
初心者ができる“効くところ”
- タイトルを具体的に(例:「〇〇の申込み」より「〇〇イベント申込み|日時・場所・参加方法」)
- 1ページ1テーマ(雑多にしない)
- 運営者情報・連絡先・根拠(写真/実績/所在地など)を置く
→ E-E-A-Tの土台ができます
独自ドメインの扱い
独自ドメイン接続は可能ですが、初心者はここだけ理解しておくと十分です。
- 接続できるのはサイト所有者のみ
- 追加で最大5つまで接続できる(同一サイトに)
- DNSや所有確認が必要なケースがあり、反映に時間がかかることがある(最大48時間の案内あり)
- 独自ドメイン化すると、一部のGoogleアカウント依存機能が期待通り動かない場合がある(注意事項の記載あり)
「独自ドメイン必須」なら、Googleサイトでいけるかを先に確認し、難しければ方法A(ノーコード)へ切り替える判断が早いです。
用途別の構成例(社内ポータル/イベント/小規模店舗)
社内ポータル(更新が多い)
- ホーム:重要リンク(3〜6個)
- 手順書:カテゴリ別(入社/申請/ツール)
- 資料:Driveのフォルダを埋め込み
- お知らせ:更新履歴(短文でOK)
- 問い合わせ:担当窓口(フォーム or チャットリンク)
👉 鍵は「リンク集を育てる」こと。ページを作りすぎず、入口を整えると運用が続きます。
イベント(短期集中)
- ホーム:日程・場所・参加対象
- 詳細:タイムテーブル/注意事項
- 申込み:Googleフォーム埋め込み
- FAQ:持ち物/キャンセル/問い合わせ
👉 参加者が知りたい順に並べると、問い合わせが減ります。
小規模店舗(最低限で信頼を取る)
- ホーム:何の店か+強み3つ
- メニュー/料金:表で簡潔に
- アクセス:地図+営業時間+連絡先
- 予約/問い合わせ:フォーム or 電話ボタン
👉 “情報の確実さ”が最優先。更新頻度が低いならGoogleサイトは相性が良いです。
方法C:WordPressを“無料で”始める2ルート(おすすめ度も正直に)

ルート1:WordPress.com無料で始める(できる範囲/制約)
結論:最短で公開したい初心者には一番ラク。 ただし「無料の範囲」は明確に線引きがあります。
できること(無料で“足りる”ケース)
- ブログ/簡易サイトをすぐ公開(サーバー準備なし)
- テーマでデザインを整える(大きなカスタマイズは控えめ)
- 固定ページで「プロフィール」「活動内容」「問い合わせ」などを作る
- 基本的なフォーム設置やシンプルな導線作り
無料で詰まりやすい制約(ここが境界線)
- URLがサブドメインになりやすい(例:〇〇.wordpress.com 形式)
- 広告が表示される(ブランド感・信頼感に影響しやすい)
- 容量が小さめなので、画像多用だとすぐ上限に近づく
- プラグインの追加が自由ではない(「あとから機能を足す」がやりにくい)
- 独自ドメインや本格的な計測・SEO施策は有料側で強化されることが多い
無料で始めるなら、最初に決めておくと失敗しにくい3点
- ゴールは何か:名刺代わりでOK?集客したい?収益化したい?
- 画像の使い方:なるべく軽量・少数で(容量と表示速度の両面で有利)
- 将来の移行:独自ドメインにする予定があるなら、ページURL(スラッグ)設計を丁寧に
ルート2:無料サーバーで動かす場合の注意(速度・広告・保守・制限)
結論:学習目的ならアリ。実運用(集客・仕事)ではおすすめ度が低め。
理由は「無料=運用コストがゼロ」ではなく、手間とリスクがユーザー側に乗るからです。
最低限必要な知識・作業
- サーバー側に PHP+データベース(MySQL/MariaDB) があること
- WordPress本体の設置(手動 or 自動インストール)
- SSL(https)設定
- WordPress/テーマ/プラグインの更新、セキュリティ管理、バックアップ
無料サーバーで起きがちな困りごと(あるある)
- 🐢 表示が遅い/不安定:アクセスが増えるほど辛くなる
- 📢 広告の強制表示:見た目・信頼性・導線の邪魔になりやすい
- 🔒 機能制限:同時アクセス、DB容量、実行時間、メール送信、Cron、アクセス制限など
- 🧯 サポートが薄い:トラブル時に自己解決が前提
- 🧼 アカウント停止・削除のリスク:一定期間未ログインで停止などの運用ルールがある場合も
- 🧩 WordPressが動作要件に合わない:PHPやDBが古いと更新で詰まる
“無料サーバーでWordPress”が向くのはこの2パターンだけ
- ✅ 勉強・検証用(テーマ検証、ブロック編集の練習、構成づくり)
- ✅ 短期の使い捨てサイト(長期運用しない、消えても困らない)

収益化・集客が目的なら無料が遠回りになりやすい理由
無料スタートが遠回りになりやすいのは、主にこの3つです。
1)信頼の土台が弱くなりやすい
- 広告表示やサブドメインは、訪問者に「個人の試作品感」を与えがち
- ビジネス用途だと、名刺・営業資料・SNSから流入した人ほど違和感を覚えやすい
2)伸びた瞬間に“足回り”が限界になる
- 速度、容量、拡張(プラグイン)、バックアップなどがボトルネックになりやすい
- “伸びてから移行”は、忙しいタイミングで大工事が発生しがち
3)移行のダメージ(SEO/導線/作業)が発生しやすい
- URLが変わると、検索評価・SNSのシェア・被リンクが分散しやすい
- 301リダイレクトなどの整理に手間がかかる(または有料オプションが必要になることも)
迷ったらこの判断でOK
- まずは見た目重視で公開したい → WordPress.com無料(最短・安全寄り)
- 仕事や集客で使うのが確定 → 最初から独自ドメイン+安定した環境(後でラク)
将来の引っ越し設計(独自ドメイン・データ移行の見通し)
移行で大事なのは「URLを変えない/変えるなら戻し方を用意する」です。
設計の基本ルール
- ページのURL(例:/service/ /profile/ /contact/)は最初から丁寧に決める
- カテゴリやスラッグを後から頻繁に変えない(変更は“積み上げ”を壊しやすい)
WordPress.com → 別環境へ移るときの現実的な流れ
- まずは エクスポート(バックアップ) を取り、移行先に インポート
- 画像・テーマ・細かい装飾は、移行後に手直しが必要になることがある
- 旧URLから新URLへ人を流すには、状況により リダイレクト設定(有料の移行向けオプション等) を検討
無料スタートでも“将来をラクにする”コツ
- どのみち独自ドメインにする予定なら、
- ①最初は無料で公開して反応を見る
- ②手応えが出た段階で独自ドメインへ
という順番でもOK
ただし、移行コスト(手間・評価の揺れ)はゼロにならないので、早めの判断がラクです。
ミニ比較表(おすすめ度の目安)
| ルート | おすすめ度 | 向いている人 | 典型的な落とし穴 |
|---|---|---|---|
| WordPress.com無料 | ★★★★☆ | 最短で公開したい/運用を簡単にしたい | 広告・サブドメイン・拡張制限 |
| 無料サーバーでWordPress | ★★☆☆☆ | 学習・検証/短期運用 | 不安定・制限・保守負担・停止リスク |
方法D:HTML/CSSで作って無料で公開(学習・ポートフォリオ向け)
HTML/CSSで作る方法は、「仕組みがシンプルで、どこでも動く」のが最大のメリットです。
一方で、サーバー側の機能(問い合わせ処理・会員機能など)は基本ありません。だからこそ、最初に「静的サイトでできる範囲」を理解しておくと迷いません。
必要なもの(エディタ/素材/公開先)
エディタ(無料でOK)
- Visual Studio Code(定番。拡張機能が豊富)
- 代替:メモ帳でも可能ですが、初心者ほどVS Code推奨です(ミスが減ります)
素材(最低限これだけ用意)
- ロゴ(なくてもOK)/プロフィール画像(1枚)
- 画像 3〜5枚(ヒーロー1枚+補助数枚)
- 文章(後から差し替えでもOK。まずは仮で埋める)
- 連絡手段(フォーム・メール・SNSのどれか1つ)
公開先(無料の代表例)
静的サイトの無料公開先はいくつかあります。迷ったらまずこれでOKです。
- GitHub Pages:HTML/CSSの公開が分かりやすい(学習と相性◎)
- Cloudflare Pages:配信が強く、無料枠が広め(例:無料でサイト内ファイル数に上限あり)
- Netlify / Vercel:Git連携で自動デプロイが簡単(React/Nextなどにも強い)
「とにかく最短で公開したい」なら、まずは GitHub Pages から始めるのが王道です。
最短で公開する手順(作る→置く→更新する)
1) まずは“最小構成”で作る
フォルダはこれだけで十分です。
index.htmlstyle.cssassets/(画像を入れる:assets/profile.jpgなど)
index.html(最小サンプル)
<!doctype html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1" />
<title>あなたのサイト名</title>
<meta name="description" content="サイトの説明を1〜2文で。" />
<link rel="stylesheet" href="style.css" />
</head>
<body>
<header class="container">
<h1>あなたの名前 / サービス名</h1>
<p>何をする人(会社)かを1文で。</p>
<a class="btn" href="#contact">問い合わせ</a>
</header>
<main class="container">
<section>
<h2>できること</h2>
<ul>
<li>強み1(具体的に)</li>
<li>強み2(具体的に)</li>
<li>強み3(具体的に)</li>
</ul>
</section>
<section>
<h2>実績・根拠</h2>
<p>制作例、導入数、経歴など「確認できる形」を1つ入れる。</p>
</section>
<section id="contact">
<h2>問い合わせ</h2>
<p>連絡手段を1つに絞るのがコツです。</p>
</section>
</main>
<footer class="container">
<small>© あなたの名前</small>
</footer>
</body>
</html>
style.css(読みやすくする最低限)
body { margin: 0; font-family: system-ui, sans-serif; line-height: 1.7; }
.container { max-width: 900px; padding: 24px; margin: 0 auto; }
.btn { display: inline-block; padding: 10px 16px; border: 1px solid #000; text-decoration: none; }
h1,h2 { line-height: 1.25; }
ポイントは、最初から凝らないこと。
「公開できる形」→「必要なところだけ改善」が最短です。
2) ローカルで表示確認する
index.htmlをブラウザで開く(まずはこれでOK)- 余裕があればVS Code拡張(Live Serverなど)でプレビューすると編集が楽になります
3) GitHub Pagesで公開する(最短ルート)
ざっくり流れは 「リポジトリ作成 → ファイルを置く → PagesをON」 です。
- GitHubで新規リポジトリを作る
index.html/style.css/assets/をアップロード(またはgitでpush)- リポジトリの Settings → Pages で公開元(ブランチ)を選び、保存
- 数十秒〜数分で公開URLが出ます
4) 更新する(ここが“継続できる人”の勝ち筋)
更新は超シンプルです。
- ファイルを直す
- commit/push(またはアップロードし直す)
- 自動で公開が更新される
更新のコツ
- 1ページに詰め込みすぎない(増えたらページを分ける)
- まずは「実績」「FAQ」「問い合わせ」から厚くする
→ 信頼(E-E-A-T)に直結します
フォーム・解析・画像最適化をどう補うか
静的サイトの弱点は「サーバー側の処理がない」ことです。
その代わり、外部サービスを組み合わせれば十分実用になります。
1) フォーム(問い合わせ)を補う
初心者がやりやすい順に並べます。
- Googleフォームを埋め込む(最も簡単で安定)
- フォーム作成 → 埋め込みコード(iframe)を貼るだけ
- Netlify Forms等の“静的サイト向けフォーム”を使う
- HTMLフォームに属性を付けるだけで受けられる仕組みがある(ただし無料枠・課金条件は要確認)
- メールリンク(mailto)
- 早いけど、スパムやユーザーの手間が増えやすい
- 使うなら「返信目安」と「必要事項テンプレ」を添えると親切です
フォームの項目は増やしすぎない
- 最初は 名前 / 連絡先 / 内容 の3つで十分
- 必要になったら増やす(離脱が減ります)
2) 解析(アクセス計測)を補う
無料で始めるなら、基本は Google Analytics(GA4) が現実的です。
- GAの「Googleタグ」を取得
index.htmlの<head>直後に貼る(複数ページがあるなら全ページに)
解析で最初に見るべき指標(初心者向け)
- どのページが見られているか
- どこから来たか(SNS/検索/直接)
- 問い合わせボタンが押されているか(クリック計測)
あわせて、検索流入を狙うなら Search Console も登録しておくと安心です。
「インデックスされているか」「エラーがないか」が見えるようになります。
3) 画像最適化(表示速度と見栄え)を補う
無料サイトほど、画像が重いと一気に“素人感”が出ます。ここだけは丁寧に。
最低限のルール
- 画像はアップ前に圧縮(スマホ写真をそのまま載せない)
- 可能なら WebP/AVIF を使う
<img>にはwidthとheightを書く(表示のガタつき防止)- 画面外の画像は
loading="lazy"を使う(ただし一番上の大きな画像はlazyにしない)
例:遅延読み込み(下の方の画像向け)
<img src="assets/work.webp" alt="制作例" width="1200" height="800" loading="lazy">
E-E-A-Tに効く“静的サイトの作り込み”
- プロフィール(誰が運営しているか)
- 実績(制作物・成果・数字・掲載など)
- 連絡先(問い合わせ導線+返信目安)
- ポリシー(プライバシーポリシー。解析やフォームがあるなら特に重要)
この4点が揃うだけで、無料でも「ちゃんとしてる」印象が出ます。✅
無料の作り方を選ぶチェックリスト(比較の軸を固定する)
無料でサイトを作る方法は多いですが、比較の軸を固定すると「結局どれがいいの?」が一気に解決します。
ここでは、初心者でも迷わないように “落とし穴になりやすい順” にチェック項目を整理しました。
独自ドメイン/広告/SSL(HTTPS)の可否
ここは「見た目」よりも 信頼・資産性 に直結します。最初に確認するとムダが減ります。
最初に決める優先順位(これがブレると迷子になります)
- 仕事・店舗の公式用途 → 独自ドメイン優先
- 趣味・試作・学習 → 無料URLでもOK(ただし将来移行の可能性は意識)
- 広告が出ると困る(公式感が重要)→ 広告非表示の条件を確認
チェック項目(Yes/Noで見ればOK)
- 独自ドメインを接続できるか
- 無料のまま不可のケースが多い(“後で課金”の境界線になりやすい)
- 広告が表示されるか/消せるか
- 表示場所(フッター、ヘッダー、ポップアップ等)も要確認
- HTTPS(鍵マーク)で公開できるか
- 現代のWebでは実質必須。フォームやログインがあるなら特に重要です
✅ 判断のコツ
「独自ドメイン+広告非表示+HTTPS」 が揃うかどうかで、
「長期運用に向く無料」か「短期の試作向き無料」かがほぼ決まります。
ページ数・容量・速度(重くなる原因と回避)
無料プランは、たいてい 容量・転送量・機能 のどこかに上限があります。
サイトが“遅い”と、読者も検索エンジンも離れやすいので、早めに対策しておくと安心です。
重くなる原因(初心者が踏みがち)
- スマホ写真をそのまま大量に載せる
- 1ページに画像・装飾を詰め込みすぎる
- 埋め込み(動画・地図・SNS)を載せすぎる
- フォントやアニメーションを増やしすぎる
回避の最小ルール(これだけで体感が変わる)
- 画像は「枚数」より「厳選」:3〜5枚で成立する設計にする
- 画像はアップ前に圧縮(可能ならWebP/AVIF)
- 画面下の画像は遅延読み込みを使う(ツール側で対応していることも多い)
- 埋め込みは必要最低限(地図1、動画1、フォーム1 くらい)
✅ チェックの基準
- スマホで3秒以上待つ感覚がある → 画像と埋め込みの見直しが最優先
- 無料の容量が小さい → “画像中心サイト”は早めに上限が来る可能性が高い
SEOで最低限触れるべき設定(タイトル・説明・OGP など)
無料でも、SEOに強い/弱いは 「触れる設定の範囲」で差が出ます。
ここでは“初心者がやる価値が高い順”に絞ります。
まず必須(できるなら最優先)
- ページタイトル(title)
- 例:×「ホーム」→ ○「○○の作り方|無料で始める手順と注意点」
- 説明文(meta description)
- 検索結果の文章に使われることがあるので、短い要約として用意すると強い
- 見出し構造(H1→H2→H3…)
- これは多くの無料ツールでも調整しやすく、内容の理解が進みます
できると強い(SNSやクリック率に効く)
- OGP(SNSでの表示)
og:title/og:description/og:imageが整うと、SNS共有が強くなります
- サイトアイコン(favicon)
- 些細ですが「公式感」に効きます
✅ 注意点(無料ツールで差が出るところ)
無料サービスによっては、説明文やOGPの編集が制限される場合があります。
その場合は、次の工夫が効きます。
- 重要ページ(トップ・サービス・問い合わせ)だけでも文章を丁寧に
- 冒頭に結論を置く(検索意図の回収が早くなる)
- 画像を「内容が伝わる1枚」に寄せる(OGP画像にも流用しやすい)
問い合わせ・予約・ECが要るか(後付け可能性)
ここは「今必要か」だけでなく、将来必要になった時に詰まらないかが重要です。
まず決める(1つに絞ると迷わない)
- 問い合わせ:フォーム/メール/SNS のどれにする?
- 予約:サイト内で完結?それとも外部予約へ誘導?
- EC:サイトで売る?決済リンク?モールを使う?
ありがちな失敗と対策
- フォームの項目を増やしすぎて送られない
→ 最初は3項目(名前・連絡先・内容)で十分 - “予約もECも会員も”を無料で全部やろうとして詰む
→ 外部サービスに逃がしてOK(サイトは案内と導線に徹する)
✅ チェックポイント
- その無料サービスで「フォーム」「予約」「決済」が 標準でできるか
- できないなら「埋め込み」や「リンク誘導」で 代替できるか
- 将来の拡張が必要なら、最初から“乗り換え前提”で設計しておく
サポートとバックアップ(困った時に復旧できるか)
無料の最大リスクは、トラブル時に戻せないことです。
「作れた」よりも「戻せる・引き継げる」を先に確保すると安心です。
最低限のバックアップ運用(無料でもできる)
- 文章は別保存(Googleドキュメント等)
- 画像の元データは手元に残す
- URL一覧をメモ(ページが増えるほど効きます)
- 月1で主要ページをスクショ(復旧が速くなる)
共同運用するなら必須
- 管理アカウントを使い回さない
- 編集権限は最小限に(“全員編集可”は事故りやすい)
✅ 見るべき機能
- バージョン履歴、復元、エクスポート可否
- サポート窓口(無料だと制限があるのが普通)
乗り換えやすさ(エクスポート/URL設計)
無料で始めるなら、「うまくいったら次に進める設計」が最重要です。
ここを押さえると、途中でサービス変更してもダメージを減らせます。
乗り換えやすい人が最初からやっていること
- URL(スラッグ)を丁寧に決める
- 例:
/service//price//contact/など、意味が分かる形に
- 例:
- ページを増やしすぎない(まずは1〜5ページで十分)
- “サイト内でしか使えない機能”に依存しすぎない(外部で代替しておく)
乗り換えに弱くなりやすいパターン
- サービス独自のブロック・装飾に依存しすぎる
- URL構造がぐちゃぐちゃ(移行時に整理が大変)
- 画像や文章の元データが手元にない
✅ 最短の結論
無料で始めるなら、最初から 「文章と画像は自分の資産」として管理し、
サイトは「見せ方の器」と割り切ると、乗り換えが一気にラクになります。
作り始める前に:迷わないサイト設計(構成・原稿・素材)
「無料で作れる」こと自体は簡単でも、途中で手が止まる原因の多くは“設計が決まっていない”ことです。
ここでは、作り始める前に決めておくと迷いが激減するポイントを、初心者向けに整理します。
目的・ターゲット・ゴールを1枚で定義する
まずは、サイトの芯を“1枚”にまとめます。難しく考えず、空欄を埋めるだけでOKです。
1枚設計シート(コピペして埋めてください)
- 目的(このサイトで達成したいこと)
例:問い合わせを増やす/予約を取る/作品を見せる/社内手順を共有する - ターゲット(誰が見るか)
例:初めて来る人/比較検討中の人/既存顧客/社内メンバー - ゴール(見た人にしてほしい行動)
例:フォーム送信/電話/SNSフォロー/資料DL/会場に来る - 一言で説明(30〜40字)
例:「○○向けに、△△の手順と事例をまとめた案内サイトです」 - 強み(3つ以内)
例:最短○日で対応/実績○件/専門分野○年 - 信頼材料(証拠を1つ)
例:制作例/お客様の声/資格/掲載実績/写真付きプロフィール - 問い合わせ先(1つに絞る)
例:フォーム/メール/SNS(複数あると迷わせがち)
ここまで決まると、テンプレ選びも文章作成も迷いません。
逆に言うと、ここが空っぽのまま作ると「何を載せればいいか」が永遠に決まりません。
最小ページ構成テンプレ(まずはこれだけ)
最初はページを増やさず、“最小構成で公開→必要に応じて追加”が安全です。
トップ/サービス(or 自己紹介)/実績(or 作品)/料金(必要なら)
おすすめ最小構成(3〜4ページ)
- トップ:誰向けに何をするサイトか(結論を先に)
- サービス or 自己紹介:提供内容/できること/対応範囲
- 実績 or 作品:具体例(画像+短い説明)
- 料金(必要なら):よくあるプランだけ簡潔に
トップに最低限入れるべき要素(1ページ完結でもOK)
- キャッチ(何ができるかを1文)
- 強み(3点)
- 実績(1〜3点)
- 問い合わせボタン(1つ)
- 運営者情報への導線(フッターでも可)
よくある質問/問い合わせ
次に追加するならこの2ページが効果的
- よくある質問(FAQ)
目的:不安・疑問を先回りして解消 → 問い合わせ率UP
例:料金の目安/対応エリア/納期/キャンセル/支払い方法 - 問い合わせ
目的:迷わせず行動してもらう
コツ:フォーム項目は最小(名前・連絡先・内容)から
ページを増やしすぎない目安
- 公開前:最大5ページまで
- それ以上は、公開後に反応を見て増やすほうが失敗が少ないです。
文章テンプレ:信頼される順番(結論→根拠→具体例→次の行動)
文章が長くなる原因は「説明の順番が逆」になっていることが多いです。
初心者でも読みやすくなる型を置いておきます。
信頼されやすい基本の型(どのページにも使えます)
- 結論(先に答え)
- 根拠(なぜそう言えるか)
- 具体例(実績・手順・事例)
- 次の行動(問い合わせ・予約など)
例:サービス説明のテンプレ(そのまま使えます)
- 結論:当サービスは「○○で困っている人」に「△△」を提供します。
- 根拠:理由は「□□の経験/実績」があり、「◇◇」の手順で進めるからです。
- 具体例:これまでに「事例A」「事例B」を対応し、「結果(数字)」が出ています。
- 次の行動:まずは「問い合わせ(or 予約)」で状況を教えてください(返信目安:○時間)。
読みやすくする小ルール
- 1文を短めにして、2〜3文ごとに改行
- “同じ語尾が続く”と単調なので、箇条書きを挟む
- 数字は効果的(例:3つ、最短、○日、○件)
- 専門用語は出すなら「一言説明」を添える
E-E-A-Tを文章で補強するコツ
- 「誰が書いているか」:プロフィール・経験年数・実績の出し方
- 「根拠があるか」:一次情報/写真/手順/比較軸
- 「安心できるか」:問い合わせ先、返信目安、ポリシー整備
この3点があるだけで、“無料サイト感”が薄れます。
画像・ロゴ・アイコンの準備とフリー素材の注意点
画像は見栄えだけでなく、信頼感・速度・権利に直結します。
ここを押さえると、後戻りが減ります。
先に用意しておくと早い素材(最低限)
- ロゴ(なくてもOK。文字ロゴでも可)
- プロフィール画像(1枚)
- キービジュアル(横長1枚)
- 実績・作品画像(2〜6枚)
- アイコン(サービス説明用に3つ程度)
フォルダを作って管理すると迷わない
/assets/logo//assets/profile//assets/works//assets/icons/
フリー素材の注意点(ここだけは必ず確認)
- 利用条件はサイトごとに違う
「商用OK」「クレジット表記」「改変OK/NG」「再配布NG」などが分かれます。 - “無料=何でもOK”ではない
例えば、再販売・素材集化の禁止、競合サービスの作成禁止など、独自の制限があることがあります。 - Creative Commons(CC)は種類で条件が変わる
「クレジット必須」「商用NG」「改変NG」など、ライセンス表記を見て判断します。 - 人物・建物・ロゴが写っている写真は追加注意
権利処理(モデル/プロパティ)や商標が絡むと、素材の利用条件とは別にリスクが出ることがあります。
見た目を整える最小ルール(無料でも“安っぽく”見せない)
- 画像の色味をそろえる(明るさ・トーンを近づける)
- 余白を確保する(詰め込みはチープに見えやすい)
- 画像は増やしすぎない(厳選したほうが強い)
- なるべく軽量化(重いと体感の信用が落ちやすい)
E-E-A-Tを作る:「信頼できるサイト」に見せる必須要素
E-E-A-Tは「文章が上手いか」より、“この情報は誰が、どんな根拠で言っているのか”が一目で分かるかで差がつきます。
無料サイトでも、次の4点を揃えるだけで「ちゃんとして見える」確率が一気に上がります ✅
- 運営者情報(誰が・何を・なぜ)
- 実績・根拠(証拠の置き方)
- 問い合わせ導線(連絡の安心設計)
- ポリシー(プライバシー/必要なら特商法)
運営者情報(誰が・何を・なぜ)を短く強く書く
運営者情報は長文にするより、短くても“確認できる情報”が揃っていることが大事です。
最低限入れる項目(まずはこれでOK)
- 運営者名(個人名 or 法人名)
- 何のサイトか(提供内容・テーマ)
- なぜ発信できるのか(経験・専門・立場)
- どんな人向けか(対象)
- 連絡手段(問い合わせ先)
- 更新方針(いつ更新するか/更新日表記)
すぐ使える文章テンプレ(短く強く)
- 例(個人)
「○○(肩書/職種)の△△です。□□年の経験をもとに、◯◯で困る初心者向けに、再現できる手順と注意点をまとめています。お問い合わせは××からどうぞ。」 - 例(法人/店舗)
「当サイトは株式会社△△が運営しています。◯◯サービスの提供・運用実績にもとづき、よくある疑問を分かりやすく整理しています。ご相談は××より承ります。」
“信頼感が上がる”小ワザ(無料でも効く)
- 顔写真が難しければ、職場・作業風景・店舗外観など「実在感」のある写真を1枚
- 経歴は盛らずに、年数・担当範囲・実績の形で書く
(例:×「たくさん経験」→ ○「運用◯年/制作◯件」) - 記事があるサイトは、著者名・公開日・更新日を見える位置に
実績・根拠の出し方(事例/数値/一次情報/プロフィール)
実績は「すごいです」より、第三者が検証できる形が強いです。
根拠の“強さ”の目安(上ほど強い)
- 一次情報:自分で計測した結果、現場写真、画面キャプチャ、手順ログ
- 数値:件数、期間、率、比較(条件もセットで)
- 事例:Before/After、導入の流れ、よくある失敗と対策
- プロフィール:経歴、担当領域、資格(該当する場合)
事例(ケース)を書くときの最短フォーマット
- 課題:何に困っていたか
- 対応:何をどうしたか(手順)
- 結果:どう改善したか(できれば数値)
- 学び:次はどうするか(再現性)
数値を出すときの注意(信頼を落とさない)
- 条件を添える:期間・前提・対象(例:1ヶ月、1サイト、◯◯環境)
- “盛った数字”は逆効果。小さくても具体のほうが信頼されます。
テーマがYMYL寄り(健康・お金・法律など)の場合
- 断定を避け、根拠(公的機関・一次資料)+個別判断の余地を残す
- 資格や監修がない範囲は、体験談と一般論を分けて書く
(例:「私のケース」/「一般的には」)
問い合わせ導線(連絡手段・返信目安・所在地表記の考え方)
問い合わせ導線は、便利さより 安心感(連絡できる・返ってくる) が重要です。
連絡手段は“1本化”が最強
- フォーム(おすすめ):最小3項目(名前/連絡先/内容)
- メール:返信目安を必ず書く(例:24時間以内)
- SNS:ビジネス用途なら固定投稿・プロフィールにも導線
返信目安があるだけで不安が減ります
- 例:
- 「原則24時間以内に返信します」
- 「営業時間内に順次対応(平日10:00-18:00)」
- 「3営業日以内に返信します(繁忙期は延長の可能性あり)」
所在地表記の考え方(出し方の現実解)
- 店舗・来店型:住所・地図・営業時間は基本セット
- 法人:会社情報ページに所在地・代表・連絡先を整理
- 個人:自宅住所を出したくない場合は、
- 都道府県まで+連絡手段明確化、または
- バーチャルオフィス等の利用(必要なら)
※ただし、販売形態によっては特商法表示で住所等が必要になることがあります(後述)
“信頼される問い合わせページ”のテンプレ
- 何を送ればいいか(例:相談内容、希望時期、予算感)
- 返信目安
- 対応できない内容(例:営業目的は不可 など)
- 個人情報の扱い(プライバシーポリシーへのリンク)
ちょっとした一文でも、安心感が上がります 😊
ポリシー整備(プライバシーポリシー/必要なら特商法)
無料サイトでも、フォームや解析を入れた瞬間に「ポリシー」が必要になります。
ここはSEOというより、ユーザー保護とトラブル回避のための土台です。
プライバシーポリシーに最低限書くこと
- 取得する情報(例:氏名、メール、問い合わせ内容、Cookie 等)
- 利用目的(返信・改善・統計など)
- 第三者提供の有無(するなら条件)
- アクセス解析・広告(使うツール名、Cookieの扱い)
- 保管期間・安全管理(ざっくりでOK)
- 開示・訂正・削除の窓口
- 改定の方針(更新する場合があること)
特商法が必要になりやすいケース(ざっくり)
- ネットで商品・サービスを販売する(決済が発生する)
- 有料の講座・サロン・サブスク
- 予約販売・継続課金・デジタルコンテンツ販売 など
特商法で“表示が求められやすい”代表項目(一般的なイメージ)
- 事業者名(法人名/屋号)・責任者名
- 住所・連絡先(電話番号等)
- 販売価格・送料等の付帯費用
- 支払い方法・支払い時期
- 引き渡し(提供)時期
- 返品・キャンセル条件(デジタルは扱いが重要)
迷ったときの安全策
- まずは「販売は外部サービス側で完結(特定の販売ページで表示整備)」
- 自サイトは「案内と導線」に徹する
これだけでもリスクと手間を減らせます。
公開前チェック:表示崩れ・漏れ・機会損失を潰す
公開直前は、作り込みよりも 「落とし穴を潰す」 が最優先です。
ここでは初心者でも漏れなく確認できるように、チェック項目を “影響が大きい順” に並べました。
(全部やると重いので、まずは「必須」だけでもOKです)
スマホ表示・フォーム送信・リンク切れの最終確認
まずは “見られる・押せる・送れる” を確実にします。ここが崩れると機会損失が大きいです。
必須チェック(ここだけはやる)
- スマホで開いて、最上部〜最下部までスクロール
- 見出しが不自然に折れていない
- 画像が切れて意味が変わっていない(顔が切れる、文字が読めない など)
- 余白が詰まりすぎて読みづらくない
- ボタン類が押しやすいか
- 問い合わせボタン、予約ボタン、SNSリンク
- 指で押すときに誤タップしない配置になっている
- フォームを実際に送信して確認
- 送信完了画面が出るか
- 自分のメールに通知が届くか(迷惑メールも確認)
- 自動返信を使うなら、文面が崩れていないか
- リンク切れ(404)を潰す
- メニュー、フッター、ボタン、SNSリンク、埋め込み(地図/動画/フォーム)
- 画像リンク(作品集など)も意外と壊れやすい
“見落としがちだけど効く”チェック
- ファーストビューの一文が「誰向け・何ができるか」になっているか
- 例:○「初心者向けに、無料で作れる方法を最短手順で解説」
- 問い合わせ導線が複数に散っていないか(1本化が基本)
- フォーム+メール+SNS…と増えるほど、送られにくくなります
- 画像の重さ
- スマホ回線で重い → 画像の枚数を減らす/圧縮する/埋め込みを減らす
10分で終えるミニ手順(おすすめ)
- スマホでトップを開く → 違和感がある箇所をメモ
- 問い合わせフォームを送信 → 通知を確認
- メニューとフッターのリンクを全部タップ
- 直したら再度スマホで見て完了
検索に出す準備(公開範囲/noindex確認/サイト名)
「公開したのに検索に出ない」「出したくないのに出た」を防ぐパートです。
ここは設定ミスが原因になりやすいので、意図を先に決めてから確認します。
まず決める:検索に出す?出さない?
- 今すぐ検索に出したい:公開範囲を一般公開+noindex解除
- 完成まで検索に出したくない:noindex(または検索非表示設定)をON
- 社内共有だけ:限定公開(ログイン/リンク限定/パスワード)+検索は想定しない
公開範囲のチェック
- 公開設定が「一般公開」になっているか(検索に出したい場合)
- 「検索エンジンに表示しない」系のスイッチがONになっていないか
※サービスによって表現が違います(例:検索結果に表示しない、インデックスしない、など)
noindexの確認(よくある原因)
サイトを検索に出したいのに出ない場合、まず疑うのはこれです。
noindexが入っていないか(ページ単位、全体設定、テンプレ設定)- 重要ページ(トップ/サービス/問い合わせ)だけでも noindex になっていないか
サイト名・タイトルの最終調整(クリック率に効く)
最低限、次の2つは整えると強いです。
- ページタイトル(title):ページごとに具体的に
- 例:×「ホーム」→ ○「〇〇の無料サイト作成|最短手順と注意点」
- サイト名(見出し・ロゴ表記):表記ゆれをなくす
- ヘッダーとフッターで名前が違う、がよく起きます
“公開後の確認”としてやると安心なこと
- Search Console を使う場合は、URL検査で「インデックス可能か」を確認し、必要なら再クロール(インデックス登録のリクエスト)を行う
※無料ツールやホスティングによっては自動で通知される場合もあります
セキュリティの基本(パスワード、権限、二段階認証)
無料サイトでも、乗っ取り・改ざん・素材流出は普通に起こり得ます。
難しいことはせず、まずは “刺さりやすい穴” を塞ぎます。
パスワード(最小で効く対策)
- 管理画面のパスワードは 長く・使い回さない
- 可能なら パスワード管理アプリ を使う(覚える負担を減らす)
- 共有アカウント運用は避ける(誰が触ったか分からなくなる)
権限(共同編集で事故を防ぐ)
- 編集者は必要最小限にする(全員編集可は事故りやすい)
- 役割を分ける
- 管理者:設定変更が必要な人だけ
- 編集者:更新担当
- 閲覧者:見るだけ
- 退職・担当変更があったら、権限を見直す(放置が危険)
二段階認証(できるなら最優先)
- 可能なら必ずON(特にGoogleアカウント・GitHub・サイト作成サービス)
- バックアップコードや復旧手段も用意しておく(スマホ紛失対策)
“無料サイト特有”の注意点
- 埋め込み(Drive/フォーム/スプレッドシート)の 共有設定が「公開」になりすぎていないか
- 社内資料を誤って全公開、がありがちです
- 公開範囲(限定公開/一般公開)を意図どおりにしているか
- 不要な編集者・連携アプリが残っていないか(連携サービスの見直し)
公開後にやること:無料サイトでも集客を始める手順
検索導線(Search Console相当の登録・インデックス確認)
公開後の検索流入は、基本的に 「見つけてもらう → 正しく登録される → 増やす」 の順で進めると迷いません。
1) まずは“登録できる状態”にする(最短チェック)
- サイトが 一般公開 になっている(限定公開・パスワード公開だと検索に出ません)
- 重要ページに noindex が入っていない(公開直前の設定が残りがち)
- HTTPSで表示できる(鍵マークが出る)
2) Search Consoleでやるべきこと(できる範囲から)
無料サイトでも、可能なら Search Console を使うのが最も確実です。
- 所有権の確認(登録)
- 目的:Googleに「このサイトは自分が管理している」と証明して、詳細データと操作権限を得る
- URL検査でインデックス状況を見る
- 目的:検索に「入っている/入っていない」「問題の有無」を短時間で把握する
- サイトマップの送信(可能なら)
- 目的:全体のURLをまとめて伝え、巡回(クロール)のヒントにする
- 重要ページだけ“再クロール(インデックス依頼)”
- 目的:トップ・サービス・実績・問い合わせなど“入口になるページ”を優先して反映を早める
※やりすぎると意味が薄いので、最初は重要ページだけでOK
- 目的:トップ・サービス・実績・問い合わせなど“入口になるページ”を優先して反映を早める
3) Search Consoleが使いにくい場合の代替(現実解)
- Googleに見つけてもらう導線を増やす
- SNS投稿・プロフィールリンク・外部掲載(無料)で、まず“発見されるきっかけ”を作る
- Bingも押さえる(余力があれば)
- Bing Webmaster Tools でサイト追加・確認をしておくと、検索流入の取りこぼしが減ります
SNS・地図・口コミなど、無料で強い流入経路
無料で強い流入は、ざっくり 「人づて」「地図」「コミュニティ」 です。サイト種別で効き方が変わります。
1) SNS(投稿→プロフィール→サイト)の最短導線
- まずは “固定投稿(またはプロフィール)にリンクを置く” が最優先
- 投稿は毎回がんばらず、型で回すのが継続のコツです
投稿テンプレ(コピペで回せる型)
- 結論:今日の結論を1行
- 理由:なぜそう言えるか1行
- 手順:箇条書きで3つ
- 行動:サイトの該当ページへ(「詳しくはプロフィールから」)
2) 地図(Googleビジネスプロフィール)は“店舗・地域ビジネス”の王道
店舗・来店型・地域サービス(美容、教室、修理、士業、工務店など)は、無料集客の主戦場が地図になります。
- ビジネスプロフィールを作成→オーナー確認
- 写真(外観・内観・メニュー・事例)を追加
- 営業時間・サービス内容・予約導線を整える
- 口コミが増えたら、返信をテンプレで継続(“放置”が一番損)
3) 口コミ・掲載(無料でも“第三者評価”が増える)
- 業種別の無料掲載(ポータル/地域情報)
- SNSでの紹介・引用(実績ページがあると強い)
- note / Qiita / Zenn / はてな等で要点だけ公開→サイトへ誘導(“全文はサイト”はやりすぎ注意)
4) どれを優先するか(迷ったらこの早見)
| サイトのタイプ | まず強い無料導線 |
|---|---|
| 店舗・地域サービス | 地図(ビジネスプロフィール)+口コミ |
| ポートフォリオ・個人 | SNS+コミュニティ(同業・学習) |
| 情報発信(ブログ寄り) | 検索+SNS(要点投稿) |
| 社内向け・限定共有 | 検索より共有導線(権限管理) |
更新計画(お知らせ/実績追加/FAQ増強)
公開後は「更新=記事を書く」だけではありません。初心者が続けやすく、信頼も上がる更新はこの3つです。
1) お知らせ(小さくてOK、でも“新鮮さ”が出る)
- 営業日・休業日・対応範囲の変更
- 新しい取り組み・改善(例:予約方法を変更)
- よくある質問の追加
2) 実績追加(E-E-A-Tを最短で底上げ)
実績は“量”より“形式”が重要です。
- 1件=「課題→対応→結果→学び」を短く
- 可能なら数字(件数・期間・改善点)を添える
- 画像があるなら、1枚で十分(増やしすぎない)
3) FAQ増強(問い合わせを減らし、成約率を上げる)
FAQは検索にも強く、問い合わせ率にも効きます。
- 料金の目安
- 納期
- 対応範囲・対象外
- キャンセル
- 支払い方法(必要なら)
最小の更新スケジュール例(1ヶ月)
- 1週目:FAQを3つ追加
- 2週目:実績を1件追加
- 3週目:トップの文章を微調整(分かりにくい箇所だけ)
- 4週目:問い合わせ導線を改善(ボタン位置/文言)
改善の見方(アクセス解析/問い合わせ率/離脱ポイント)
改善は“全部いじる”と失敗します。無料サイトほど、数字で優先順位を決めるのが近道です。
1) 最低限入れる計測(無料でもできる)
- アクセス解析(GA4 など):どのページが見られたか、どこから来たか
- Search Console:検索で表示されているか、クエリ、CTR、掲載順位の傾向
- SNS流入は可能なら UTM を付ける(どの投稿が効いたか分かる)
2) 見るべき指標(初心者が迷わないセット)
検索(Search Console)
- 表示回数:見つけられる土台
- クリック率(CTR):タイトル・説明・訴求の強さ
- 掲載順位:競争の強さ、改善余地
サイト(解析)
- 流入元:検索/SNS/地図/参照サイト
- 主要ページの閲覧数:トップ、サービス、実績、問い合わせ
- 離脱が多いページ:改善の最優先候補
成果(コンバージョン)
- 問い合わせ数(またはボタン押下数)
- 問い合わせ率の目安:
問い合わせ率(%)= 問い合わせ数 ÷ セッション数 × 100
3) 改善の優先順位(これだけ守ると効率がいい)
- 問い合わせ導線:ボタンが見つからない/押しづらい → 位置と文言を直す
- トップの一文:誰向けで何が得られるかが曖昧 → 1文で言い切る
- 実績・根拠:不安が残って離脱 → 事例とFAQを追加
- 検索スニペット:CTRが低い → タイトルと説明文を改善
よくある質問
完全無料のまま運用できるケース/難しいケース
結論:条件がそろえば“ほぼ0円運用”は可能。ただし「独自ドメイン」「広告なし」「本格集客」を同時に満たすのは難しくなりがちです。
完全無料が成立しやすいケース(現実的にいける)
- 学習・ポートフォリオ・作品置き場(静的ページ中心)
- 社内共有・手順書・イベント案内(検索集客が主目的ではない)
- SNSやコミュニティで見せる“リンク先”として使う(検索依存しない)
- サブドメインやサービスの広告表示を許容できる
完全無料が難しいケース(どこかで課金が必要になりやすい)
- 独自ドメイン必須(※ドメイン自体は購入・更新費が発生)
- 広告を消したい/ブランド感を保ちたい
- お問い合わせの自動化(フォーム通知・CRM連携・予約など)を“きれいに”やりたい
- 画像や動画が多く、容量・速度がシビア(無料枠の上限に当たりやすい)
- ビジネス用途で「運営者情報・ポリシー・バックアップ・権限管理」を安定運用したい
目安として覚えると迷いにくい境界線
- 「名刺代わり+連絡先があればOK」→ 無料のまま成立しやすい
- 「広告なし+独自ドメイン+集客」→ 早めに“必要最低限の課金”を検討したほうが結果が早い
スマホだけで作るときの注意点
スマホだけでも作れますが、“仕上がりの差”はほぼ「文字・画像・導線」で出ます。
スマホ制作で失敗しがちなポイント
- 文章が長くなり、改行が少なくて読みにくい
- 画像のトリミングが雑で、意図が伝わらない(顔が切れる、文字が潰れる)
- ボタンが小さい/近すぎて押し間違える
- フォーム入力が面倒で離脱(項目が多い、必須が多い)
- PCで見たときの表示が崩れているのに気づけない
スマホだけで“ちゃんと見える”最小ルール
- 文章は 1段落2〜3行 で改行(見た目の圧を下げる)
- 見出しは「説明」ではなく「結論」に寄せる(短く強く)
- 画像は 3〜5枚に厳選+アップ前に圧縮(重さ対策)
- 問い合わせは 1本化(フォーム or メール or SNS)
- 公開前に 別端末でテスト(家族のスマホ、PC、タブレットなど)
- これだけで“気づけなかった崩れ”がだいたい見つかります
地味に効くテク
- スマホで作っても、最後だけはPCで「リンクの全クリック」「フォーム送信」を検証すると事故が激減します。
独自ドメインにしたい場合の現実的なルート
結論:独自ドメインは“完全無料”にはなりません。現実的には「ドメイン購入+どこかで接続」になります。
ルートは大きく3つ
- サイト作成サービス側の有料プランで接続
- いちばん簡単。管理画面で案内に沿ってDNS設定
- ついでに広告非表示・解析・フォーム強化などもまとまって解決しやすい
- Google Sitesで独自ドメイン接続(条件が合う場合)
- シンプル運用・共同編集が強み
- ただし「やりたい見た目・機能・SEO最適化」をどこまで求めるかで相性が分かれます
- 静的サイトで独自ドメイン接続(GitHub Pages / Cloudflare Pages など)
- ホスティング自体は無料でも、ドメインは購入が必要
- HTML/CSSで作る or 生成ツールで作る人に向く
- “運用の自由度”は高いが、DNSや更新の概念は最低限必要
独自ドメイン化で失敗しにくいコツ
- 先に URL設計(/service /works /contact など)を固める
- 移行しそうなら、最初から「文章・画像は手元で管理」しておく
- DNS反映はタイムラグがあり得るので、切替日は余裕を持つ(焦って設定をいじり倒すのが一番危ない)
途中で有料にするなら、どこにお金を使うべき?
課金は“全部盛り”より、効果が直撃する場所からが失敗しません。優先順位はこれです。
最優先(費用対効果が高い)
- 独自ドメイン(資産化・信頼感・名刺やSNSで使いやすい)
- 広告非表示(ビジネス用途なら特に体感で効く)
- フォーム周りの安定(通知・自動返信・スパム対策の強化)
次点(伸びてきたら効く)
4) アクセス解析の強化(GA/連携・イベント計測)
5) バックアップ・復元(事故対策)
6) ページ速度・容量(画像が多いサイトほど効く)
後回しでもいいこと(初心者が先にやりがち)
- デザインテンプレを頻繁に変える(迷いが増えるだけ)
- 機能の追加を先に増やす(運用が複雑化して止まりやすい)
- 高額プランを最初から契約(伸びてから必要分だけが安全)
迷ったらこの一言で決めてOK
- 「信頼(独自ドメイン+広告なし)」「連絡(フォーム)」「復旧(バックアップ)」
この3つにお金を使うと、無料卒業の満足度が高いです。✅
まとめ
無料でウェブサイトを作ること自体は、今は誰でもできます。
大事なのは「無料で作る」ことではなく、あなたの目的に合った方法を選び、後で困らない形で公開することです。
この記事で押さえたポイントを、最後に要点だけまとめます。
- 無料には必ず“範囲”がある
広告/独自ドメイン/容量・速度/サポート/バックアップは特に差が出やすい - 目的別に最短ルートは変わる
- 最短で公開したい → ノーコード系
- 共有や資料置き場 → Googleサイト
- 収益化・集客を育てたい → WordPress(ただし無料には制約)
- 学習・ポートフォリオ → HTML/CSS+無料公開
- 無料でも“信頼されるサイト”にはできる
運営者情報/実績・根拠/問い合わせ導線/ポリシーの4点が土台 - 公開前に「表示崩れ」「フォーム送信」「リンク切れ」「noindex」を潰す
公開後は、Search Console相当の確認と、SNS・地図・口コミなど無料導線から集客を始める
最後に、迷ったらこの順番で動くと失敗しにくいです。
- 目的を一言で決める(名刺/更新/共有/学習)
- チェックリストで「独自ドメイン・広告・SSL・フォーム・移行性」を確認
- 最小ページ構成でまず公開(トップ/サービスor自己紹介/実績/問い合わせ)
- 公開後に改善(FAQ追加、実績追加、導線の微調整)
「完全無料」にこだわりすぎて遠回りになるより、
必要なところだけ最小のコストで強化するほうが、結果的に早く、安心して運用できます。
まずは今日、あなたの目的に合う方法を1つ選び、
チェックリストを見ながら“最小構成で公開”まで進めてみてください。
公開できれば、そこからは改善でいくらでも育てられます。
