求人サイト制作の教科書|応募が増える設計・費用・運用まで完全解説
「求人サイトを作れば応募が増えるはず」──そう思って公開したのに、現実はなかなか厳しい。
実際、採用担当者の方からはこんな声をよく聞きます。
「求人媒体に出しても応募が集まらない。自社サイトで何とかしたい…」
「採用ページはあるけど、情報が薄いと言われて離脱されている気がする」
「制作会社に頼むと高そう。費用相場や見積もりの見方が分からない」
「かっこいいデザインより、応募につながる導線を作りたい」
「求人が頻繁に変わるのに、更新できない。結局放置になっている」
「ATS連携やSEO、セキュリティまで必要? どこまでやればいいの?」
「公開後、何を見て改善すればいいのか分からず、効果測定ができない」
求人サイト制作は、見た目の良さだけで成果が決まるものではありません。
応募が増えるサイトには共通して、要件定義(設計図)・運用(更新の仕組み)・信頼(不安を消す情報)が揃っています。
そこで本記事では、初心者でも迷わないように、次のポイントを“教科書”として体系的にまとめました。
- あなたが作るべき求人サイトのタイプ(採用サイト/求人ポータル/ATS連携型)
- 応募を増やすための設計(導線・UI/UX・フォーム最適化)
- 費用相場と見積もりの読み方(どこで金額が変わるか)
- 採用SEO・集客の実務(職種×地域、指名検索、求人の構造化)
- 個人情報・セキュリティなど、採用サイトとして必須の備え
- 公開後の改善サイクル(計測→仮説→施策→検証)
「まず何から始めればいいか」が分かり、公開後も伸ばせる求人サイトを作れるように、順番に解説していきます。
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最初に結論:あなたが作るべき「求人サイト」はどのタイプ?
自社の採用サイト(コーポレート採用ページ)
いちばん王道で、まず検討すべきタイプです。自社の魅力や仕事のリアルをしっかり伝え、応募の後押しをする「最終決定の場」になりやすいのが特徴です。
向いているケース(目安)
- 自社採用を強化したい(応募の質・志望度を上げたい)
- 会社のカルチャーや働き方を丁寧に伝えたい
- 求人媒体だけだと情報が足りない/他社比較で埋もれやすい
強み ✅
- 情報を深く載せられる(社風、育成、評価、キャリア、社員の声など)
- 会社理解が進み、ミスマッチ減につながりやすい
- 更新を継続できれば、採用広報の資産になる
弱み・注意点 ⚠️
- ただ作るだけだと集客が弱い(求人媒体・SNS・広告などと併用しやすい)
- 更新が止まると逆効果(「放置感」が出る)
最低限そろえたい中身(初心者向けの必須セット)
- 募集一覧/募集詳細(仕事内容・必須/歓迎・勤務地・選考フロー)
- 会社紹介(事業、価値観、カルチャー、働き方)
- よくある質問(応募前の不安をつぶす)
- 応募導線(応募ボタンの配置、フォーム、連絡先)
ポイント:“誰に・どんな仕事で・何が魅力か”が最初の数秒で分かる設計にすると、読み進めてもらいやすくなります。
求人ポータル(複数企業の求人を掲載するサイト)
これは「自社採用」ではなく、複数の企業求人を集める“サービス事業”寄りのサイトです。難易度が上がる分、要件を曖昧にしたまま走ると失敗しやすいタイプでもあります。
向いているケース(目安)
- 「地域特化」「職種特化」などで求人を集めてマネタイズしたい
- 企業側(掲載者)と求職者側(応募者)の両方を集められる見込みがある
- 運用体制(審査・掲載・問い合わせ対応)を用意できる
強み ✅
- うまく回れば、掲載企業が増えるほど価値が増える(プラットフォーム型)
- 特化領域に刺されば、SEOや指名で伸びやすい
弱み・注意点 ⚠️(ここが重要)
- 必要機能が多い:検索、絞り込み、掲載管理、審査、通知、問い合わせなど
- 運用負荷が大きい:求人の鮮度管理、規約、違反対応、審査フロー
- 個人情報や不正応募対策など、セキュリティ要件が重くなりがち
最初に決めるべき“設計の芯”
- どの領域で勝つ?:地域/職種/雇用形態/業界…など 一点突破
- 収益モデル:掲載課金、成果報酬、広告、サブスク…など
- 運用の現実:誰が審査し、いつ更新し、問い合わせにどう対応するか
ポイント:求人ポータルは「制作」より先に、運用の設計が勝負を分けます。
採用管理ツール(ATS)+採用ページ生成(運用重視)
ATS(採用管理システム)を使い、求人の作成・応募受付・選考管理を一元化しながら、ATS側で採用ページ(キャリアページ)を生成する/連携するタイプです。
「更新が多い」「選考の管理が煩雑」な会社ほど効果が出やすいです。
向いているケース(目安)
- 求人が頻繁に増減する(複数職種・複数拠点など)
- 応募が複数経路から来て、管理が大変
- 面接調整・連絡・進捗管理を効率化したい
強み ✅
- 運用が強い:求人更新や選考管理が回しやすい
- 応募者情報がまとまり、対応漏れを減らしやすい
- 採用ページと管理がつながるので、更新の手間が減る
弱み・注意点 ⚠️
- デザインや表現の自由度は、フルスクラッチより制約が出ることがある
- 「ATSの設定・運用」を回せる体制が必要
- 既存サイトとの整合(URL設計・導線・計測)を考えないと迷子になりやすい
初心者が失敗しない考え方
- まずは「運用の課題」を言語化する
例:応募対応が遅れる/求人更新が追いつかない/媒体ごとに管理がバラバラ - その課題を解消するために、ATSで何を一元化するか決める
- 求人作成・掲載
- 応募受付・進捗管理
- 面接調整・連絡
- 集計・レポート(必要なら)
ポイント:ATSは“制作物”というより、採用業務の運用設計そのものに近い選択です。
迷ったときの判断軸:目的・予算・スピード・運用体制
最後はシンプルに、4つの軸で決めると迷いが減ります。
1)目的(何を一番改善したい?)
- 応募の質・志望度を上げたい → 自社の採用サイト
- 求人掲載事業として伸ばしたい → 求人ポータル
- 応募対応・選考管理を効率化したい → ATS+採用ページ
2)予算(どこまで作り込む?)
- 表現・ブランド重視(作り込みたい) → 自社採用サイト(自由度高め)
- 機能・運用重視(管理を楽にしたい) → ATS
- 両面(求職者+掲載企業)を作る必要がある → 求人ポータル(範囲が広い)
3)スピード(いつ公開したい?)
- 最短で公開し、改善しながら育てたい → ATS連携/テンプレ型の採用サイト
- 要件から作り込みたい → 自社採用サイト(設計に時間を使う)
- 事業として検証も必要 → 求人ポータル(段階開発がおすすめ)
4)運用体制(公開後に回せる?)
- 週1でも更新できる担当がいる → 自社採用サイトが強い
- 更新・選考管理の負荷が高い → ATSで仕組み化
- 審査・問い合わせ対応まで担える → 求人ポータルに挑戦可能
比較表(ざっくり把握用)
| タイプ | 得意なゴール | 難易度 | 公開後に必要な運用 |
|---|---|---|---|
| 自社の採用サイト | 志望度UP・ミスマッチ減 | 中 | コンテンツ更新・導線改善 |
| 求人ポータル | 掲載事業として成長 | 高 | 審査・鮮度管理・CS対応 |
| ATS+採用ページ | 運用効率・対応漏れ削減 | 中 | ATS運用・設定最適化 |
迷ったらこの結論が安全です
- まずは 自社の採用サイト を整える
- 求人の増減が多く、管理が限界なら ATS連携 を検討
- 求人ポータルは「事業設計と運用体制」が固まってから
求人サイト制作で得られる成果と、失敗パターン
採用コスト・応募数・ミスマッチをどう改善できるか
求人サイトは「きれいなサイトを作る」ことよりも、採用のムダ(コスト・工数・ミスマッチ)を減らし、成果(応募〜採用)を増やすための仕組みです。改善の方向性は大きく3つあります。
1)採用コストを下げる(=ムダな流入・ムダな対応を減らす)
- 求職者が知りたい情報が最初から揃うと、問い合わせ対応・説明の手間が減ります
- 応募の質が上がると、面接数のムダや辞退対応の負担が下がります
- どの導線が採用に効いたかが見えると、広告や媒体費を「効くところ」に寄せられます
2)応募数を増やす(=離脱を減らす)
- 仕事理解→魅力理解→応募までの導線が整うと、「興味はあるのに応募しない」を減らせます
- 応募フォームが長い・分かりづらいと、途中離脱が増えやすいので、入力負担の最適化は応募数に直結します
3)ミスマッチを減らす(=“合わない応募”を減らす)
- 良い面だけでなく、仕事のリアル(期待役割・大変な点・向く人)を示すと、自己選別が進みます
- 結果として、面接化率や内定承諾率、早期離職の観点で改善が出やすくなります
初心者がまず追うと迷いにくい指標(これだけでOK)
| 目的 | まず見る指標 | 求人サイトで効く改善 |
|---|---|---|
| 応募数を増やす | 応募完了数/フォーム完了率 | フォーム短縮、必須項目の整理、スマホ最適化 |
| 応募の質を上げる | 面接化率/辞退率 | 仕事内容の具体化、期待役割、FAQ、透明性 |
| コストを下げる | 採用単価(概念でOK) | 流入源の見直し、無駄な応募の抑制、導線改善 |
コツ:公開前に「現状値(応募数・完了率・面接化率)」をメモしておくと、改善の手応えが判断しやすくなります。
よくある失敗:見た目重視/情報不足/応募導線が弱い/更新できない
失敗はだいたい「デザイン」ではなく、採用の実務のどこかが抜けて起きます。よくあるパターンを“症状”で整理します。
失敗1:見た目は良いのに応募が増えない(見た目重視)
- ファーストビューで「何の仕事か」「誰向けか」が伝わらない
- かっこいいけど、読み進める理由が弱い(情報の順番がバラバラ)
失敗2:情報が足りず、比較で負ける(情報不足)
- 仕事内容が抽象的(例:やりがい中心で、具体がない)
- 条件が曖昧(勤務地・働き方・評価・キャリアが見えない)
- 不安解消がない(FAQ・選考の流れ・求める人物像が薄い)
失敗3:応募までが遠い(応募導線が弱い)
- 応募ボタンが見つからない/ページ下まで行かないと出てこない
- フォームが長い・分かりづらい・スマホで入力しづらい
- 応募後が不安(自動返信がない、次の流れが書いてない)
失敗4:更新できず、情報が古くなる(更新できない)
- 更新が制作会社頼みで、都度コストと時間がかかる
- 募集が増減しても反映できず、掲載内容の信頼が落ちる
- 担当が決まっておらず、公開後に運用が止まる
失敗を早期に防ぐチェック(5分で確認)
- □ 「この仕事に応募する理由」が30秒で分かる
- □ 募集要項に“具体”がある(役割・チーム・期待・条件)
- □ 応募導線が常に見える(迷子にならない)
- □ フォームが必要最小限(スマホで苦痛が少ない)
- □ 更新手順が決まっている(誰が・いつ・何を)
成果を分けるのは「設計(要件・導線・運用)」
同じ予算でも成果が大きく変わるのは、設計の差が出るからです。初心者でも押さえやすいように、3つに分けて考えると失敗が減ります。
1)要件設計:何を作るか(作る前に勝負が決まる)
- 採用ターゲット(職種・経験・志向)を1枚にまとめる
- 必須ページを決める(募集一覧/募集詳細/会社・文化/FAQ/応募)
- 必須機能を決める(CMS更新、フォーム、自動返信、計測)
- 個人情報の扱い・同意文言など、信頼の土台を用意する
2)導線設計:どうやって応募まで運ぶか(離脱ポイントを潰す)
- 流入先を想定する(求人媒体→詳細、SNS→インタビュー、検索→募集ページ…)
- ページ内の順番を整える
例:仕事の概要 → 具体(1日の流れ等)→ 期待役割 → 条件 → FAQ → 応募 - 応募のハードルを下げる
- 入力項目を絞る(まずは最小限)
- スマホで入力しやすいUI
- 応募後の流れを明記して不安を減らす
3)運用設計:公開後に育てる(“作って終わり”を防ぐ)
- 更新の担当者と頻度を決める(例:募集は週1確認、内容は月1見直し)
- 数字を見る日を決める(例:月1で応募数・完了率・面接化率)
- 改善の優先順位を固定化する
- 応募導線・フォーム
- 募集要項の具体化
- 信頼コンテンツ(FAQ、社員の声、データ)
初心者向け:最短で成果に近づく進め方
- いきなり全部やらず、まずは
「最重要の1職種」×「最高品質の募集ページ」×「応募導線の最適化」
から着手すると、改善の手応えが出やすいです。 - その後、型を横展開して職種数を増やすのが安全です。
要件定義:求人サイト制作で“最も重要な設計図”を作る
求人サイト制作の成否は、デザインやCMS選びよりも先に、要件定義(何を・誰のために・どう運用するか)でほぼ決まります。
初心者でも迷わないように、ここでは「決める順番」と「そのまま使えるテンプレ」をセットで整理します。
目的とKPIを決める(応募数/応募率/面接化率/採用単価 など)
最初にやることは、“何を改善したいか”を1行で言える状態にすることです。
目的が曖昧だと、ページも機能も増えて、結局「作ったけど効かない」になりがちです。
目的の例(1行でOK)
- 例1:応募数を増やす(まず母数を増やしたい)
- 例2:ミスマッチを減らす(面接は来るが合わない)
- 例3:採用単価を下げる(媒体・人件費のムダを減らしたい)
- 例4:採用業務を効率化する(連絡漏れ・管理がつらい)
次に、目的に直結するKPIを“少数精鋭”で決めます。最初から多すぎると運用されません。
初心者におすすめのKPIセット(まずはこれで十分)
- 応募数(応募完了数)
- 応募率(ページ閲覧 → 応募の割合)
- 面接化率(応募 → 面接の割合)
- 採用単価(概算でOK:採用に使った費用 ÷ 採用人数)
サイト内で“計測できる形”に落とすコツ
- 応募完了=「送信完了ページ表示」または「送信完了イベント」
- 応募率=「募集詳細PV」や「応募クリック」→「応募完了」
- 面接化率=サイト外(採用管理・スプレッドシート等)で集計してOK
重要:KPIは“理想値”より、現状値→改善が回ることが価値です。公開前に、今の応募数・面接化率などをメモしておくと、成果が判断しやすくなります。
ターゲット定義(職種・経験・志向・不安・比較軸)
ターゲットは「年齢・性別」より、応募の意思決定に関係する情報を定義します。
求人サイトの場合、特に効くのは次の5点です。
ターゲット定義の5点セット
- 職種:営業/エンジニア/事務…(職種で見たい情報が違う)
- 経験レベル:未経験/経験者/リーダー候補…(期待役割が変わる)
- 志向:成長重視/安定重視/裁量重視/WLB重視…
- 不安:何が不安で離脱する?(残業、評価、教育、社風、将来性など)
- 比較軸:候補者は何で比較する?(給与、制度、働き方、技術、案件、勤務地)
初心者がやりがちなズレ(避けたい)
- 「誰でも歓迎」のままページを作る
→ 結果、刺さらず、ミスマッチ応募も増える - “良いことだけ”並べる
→ 信頼が落ち、面接でギャップが出やすい
おすすめの作り方(1職種から始める)
- まずは採用優先度の高い1職種だけターゲットを深掘り
- その職種で「刺さるページの型」を作る
- 型を横展開して職種を増やす(ここが一番失敗しにくい)
採用ファネル設計(流入→理解→共感→応募)
求人サイトは、いきなり応募してもらう場所ではなく、段階的に“納得”を作る装置です。
そこで「ファネル(段階)」ごとに、必要な情報とページを割り当てます。
採用ファネルの例(シンプル版)
- 流入:求人媒体/SNS/検索/紹介などから来る
- 理解:仕事内容・条件・選考が分かる
- 共感:価値観・チーム・働き方に納得する
- 応募:迷わず応募できる(フォーム・導線が整っている)
段階ごとに“置くべき情報”
- 流入:最初の数秒で「何の仕事」「誰向け」「強み」が分かる
- 理解:仕事内容が具体(1日の流れ、チーム体制、期待役割)
- 共感:カルチャー、育成、評価、社員の声、数字での裏付け
- 応募:応募ボタンが見つかる/フォームが短い/応募後の流れが明確
初心者向けの実装ポイント
- 募集詳細ページは“最重要ページ”として作り込む
(ここが弱いと、どこから流入しても応募につながりにくい) - 応募導線は「ページ上部・中盤・下部」に分散して置く
(読み終える前に決める人もいるため)
要件の分解:ページ要件/機能要件/運用要件/セキュリティ要件
ここからが要件定義の本体です。
ポイントは、「作る」だけでなく「回す」までを要件に含めることです。
ページ要件:必要ページと優先順位
ページを“全部盛り”にすると遅れます。まずは3段階で決めます。
Must(最初から必要)
- 募集一覧(職種が複数なら必須)
- 募集詳細(職種ページ)
- 応募(フォーム or 応募導線)
- 会社・事業概要(最低限の信頼材料)
- 選考フロー/FAQ(不安を減らす)
Should(余力があれば入れる)
- 社員インタビュー
- 働き方・制度(評価、育成、福利厚生、キャリア)
- 数字でわかる会社(離職率、平均残業、制度利用率など“出せる範囲”で)
Could(後からでもよい)
- ブログ(採用広報)
- 動画コンテンツ
- イベント告知、カジュアル面談特設
優先順位の決め方(迷ったらこれ)
- 募集詳細の品質
- 応募導線・フォーム
- FAQ・選考フロー
- 信頼コンテンツ(社員の声・データ)
機能要件:応募・検索・管理・連携
機能は「必要最小限」を決めてから増やします。
応募(必須になりやすい)
- 入力フォーム(スマホ前提)
- 自動返信メール(応募後の不安を減らす)
- スパム対策(例:reCAPTCHA等)
- 同意取得(個人情報の取り扱い)
検索(求人が多い場合に重要)
- 絞り込み(職種・勤務地・雇用形態)
- 並び替え(新着、人気など)
- 求人の掲載期限管理(期限切れは非表示)
管理(更新が多いなら必須)
- CMSで求人を更新できる
- 権限(更新担当/承認者/管理者)
- 変更履歴(誰が何を変えたか)
連携(必要になったら検討)
- ATS連携(応募〜選考管理)
- 予約(面接日程調整)
- 計測(GA4などのイベント計測)
運用要件:誰が、何を、どの頻度で更新するか
運用要件は“最初に決めないと後で止まる”代表です。
最低限決める4つ
- 担当者:求人更新は誰?承認は誰?
- 更新頻度:求人は週1確認、制度やFAQは月1見直し…など
- 更新フロー:追加→確認→公開の手順(簡単でOK)
- 改善の習慣:月1で数字を見る(応募数・応募率・面接化率)
運用が回る設計のコツ
- 求人情報は「更新しやすい形」に分離する(CMS管理)
- “誰が見ても更新できる”ように、入力ルールを決める
例:仕事内容は「概要→具体→期待役割→必須/歓迎→働き方→FAQ」
セキュリティ要件:個人情報・権限・ログ・バックアップ
求人サイトは応募フォームがある時点で、個人情報を扱うサイトです。
ここはE-E-A-T(信頼)にも直結するので、最低限は要件に入れます。
個人情報で最低限押さえること
- 利用目的の明示(何のために集め、どう扱うか)
- プライバシーポリシーの整備
- 送信時の暗号化(HTTPS)
- 保管期間の考え方(いつまで保持するか)
- 問い合わせ窓口(削除・訂正などの対応窓口)
権限・ログ(地味だけど事故を減らす)
- 管理画面に入れる人を最小限にする
- 退職・異動時の権限削除ルール
- 重要操作ログ(いつ・誰が・何をしたか)
バックアップ(復旧できる状態が要件)
- バックアップの頻度(例:毎日)
- 復元手順(誰が、どの手順で戻すか)
- 万が一の連絡フロー(障害時の連絡先)
要件定義テンプレ(そのまま使えるヒアリング項目)
最後に、要件定義を“1枚”に落とすテンプレを用意します。
これがあると、制作会社に依頼する場合も、自作する場合もブレません。
要件定義1枚シート(コピペ用)
- 目的(1行):
- 最優先KPI(最大3つ):
- 対象職種(まず1つ):
- ターゲット(経験/志向/不安/比較軸):
- 必須ページ(Must):
- 必須機能(応募・管理・計測):
- 更新体制(担当/承認/頻度):
- セキュリティ・個人情報(同意/保管/権限/ログ/バックアップ):
- 公開希望日:
- 公開後にやる改善(まず1〜2個):
必須:職種別に「応募の障壁」を洗い出す質問
応募の障壁=「応募しない理由」です。これを先に潰すと、応募率が上がりやすくなります。
障壁を掘る質問(職種ごとに聞く)
- 応募前に、何が分からないと不安になりますか?
- 応募を迷うポイントはどこですか?(給与/残業/教育/評価…)
- 面接で必ず聞かれる質問は何ですか?(=FAQの核)
- 入社後に「想像と違った」と言われがちな点は?
- その職種で成果が出る人の共通点は?逆に合わない人は?
- 1日の流れを具体的に説明できますか?(できないなら要補強)
この質問のゴール
- 募集詳細に「不安を潰す情報」を入れられる
- FAQが“実務に強い内容”になる
- ミスマッチ応募が減り、面接化率が上がりやすい
必須:競合比較で負けない“根拠”の用意(制度・実績・数字)
差別化は「キャッチコピー」ではなく、根拠で作るのが安全です。
根拠があると、信頼も上がり、面接での説得力も増します。
根拠を集める質問(出せる範囲でOK)
- 他社と比べて強い制度は?(教育、評価、働き方、キャリア)
- それは誰にとって嬉しい?(ターゲットと紐づくか)
- 実績で語れることは?(プロジェクト例、顧客、技術、表彰など)
- 数字で語れることは?(例:育成期間、制度利用率、平均残業“目安”など)
- その根拠は更新できますか?(古くなるなら“更新可能な形”で設計)
根拠の見せ方(初心者向け)
- 「制度があります」だけで終わらせず、
“誰が・いつ・どう使えるか”まで書く - 数字は盛らずに、出せる範囲で正確に(信頼の積み上げになります)
費用相場と見積の読み方|どこで金額が変わる?
相場の考え方:テンプレ型/セミオーダー/フルスクラッチ
求人サイト(採用サイト)の費用は、ざっくり言うと 「作り方(型)× 作る範囲(規模)× 作る中身(コンテンツ)× 公開後(保守・運用)」 で決まります。
まずは「作り方」の違いを押さえると、見積のブレが理解しやすくなります。
テンプレ型(最短・低コストで公開)
- 既成テンプレートや採用サイト作成ツールを使い、デザインや構成を大きく作り込まない方式
- 向くケース
- まず公開して、求人票や導線を改善しながら育てたい
- 予算が限られている/社内で原稿を用意できる
- 注意点
- 見た目やページ構成の自由度は低め
- “運用が回るか”はツール側の仕様に依存しやすい
セミオーダー型(成果とコストのバランス)
- ベース(テンプレ)を使いつつ、必要箇所は設計・デザイン・CMSを調整する方式
- 向くケース
- 自社らしさも出したいが、フルスクラッチほどは要らない
- 職種ページが複数あり、更新も続けたい
- 注意点
- 「どこまでが標準で、どこからが追加か」が見積に出やすい
- 仕様の決め方次第で費用が上下する
フルスクラッチ型(要件に合わせて最適化)
- 情報設計・UI・機能・運用まで要件に合わせて作る方式(自由度が高い)
- 向くケース
- 職種が多い/検索や権限、ATS連携など機能要件が重い
- 採用ブランディングを強く出したい(撮影・取材込みなど)
- 注意点
- “作る範囲”が広がるとコストが増えやすい
- 仕様変更(後出し要望)に弱いので要件定義が重要
初心者向けの結論
- 迷ったら、まずは 「セミオーダー(またはテンプレ)で最小構成→改善」 が堅実です。
- ただし、後から高くつく機能(後述)は 最初に要件へ入れる のがコツです。
規模別の目安:小規模・中規模・大規模(ページ数と工数)
求人サイトは「ページ数」だけで測るとズレます。
なぜなら、募集詳細は “職種の数だけ増える” うえ、CMSで動的生成されることも多いからです。
そこで、初心者でも判断しやすいように 「工数が増える条件」 で規模感を整理します。
| 規模感 | だいたいの構成イメージ | 工数が増えるポイント |
|---|---|---|
| 小規模 | 会社紹介+募集(1〜3職種)+FAQ+応募 | 原稿が揃っているか、フォームがシンプルか |
| 中規模 | 複数職種+インタビュー+制度/働き方+更新体制あり | 取材/撮影、CMSの作り込み、導線設計 |
| 大規模 | 職種多数+検索/絞り込み+権限+多言語+ATS連携 | 要件定義・設計・検証(テスト)が重い |
費用が跳ねやすい“境目”
- 職種数が増え、募集ページがテンプレ化(CMS化)できない
- 検索や絞り込み、会員/権限など 機能開発 が入る
- 取材・撮影・ライティングなど コンテンツ制作 を外注する
- 公開後の改善(計測設計、AB、速度改善)まで範囲に入れる
見積の内訳チェック:企画・設計/デザイン/実装/CMS/コンテンツ制作/保守
見積で失敗しやすいのは、金額の大小より 「同じ範囲で比べていない」 ことです。
以下の観点で“中身”を確認すると、比較しやすくなります。
見積の内訳と、見るべきポイント(チェックリスト)
- 企画・設計
- 目的/KPI、ターゲット、導線、サイトマップ、ワイヤーが含まれるか
- 「募集詳細の型(テンプレ)」の設計が入っているか
- デザイン
- どこまでデザインする?(トップだけ/下層も全部/パーツ設計)
- スマホのデザインが別途か(レスポンシブ前提か)
- 実装
- 対応ブラウザ、レスポンシブ、速度最適化の範囲
- フォーム(入力補助・エラー表示・自動返信)まで含むか
- CMS
- 更新できる範囲(募集要項、FAQ、社員紹介など)が明確か
- 承認フローや権限が必要なら含まれているか
- コンテンツ制作
- 原稿・取材・撮影・編集の範囲が分かれているか
- 写真素材の権利(利用範囲・二次利用)が整理されているか
- 保守
- 「更新代行」と「保守(監視/障害対応)」と「改善提案」が分離されているか
- 連絡手段、対応時間、月の作業上限(軽微修正◯回まで等)が明記されているか
初心者が必ず確認したい“見積の定義”
- 「1ページ」の定義(募集詳細は何ページ扱い?)
- デザイン対象ページ数(トップ+下層◯ページまで、など)
- フォームの仕様(項目数、添付、同意文言、スパム対策)
- 計測設定(応募完了の計測、イベント設定)
- 納品物(デザインデータ、マニュアル、引き継ぎ資料)
コツ:見積を比較するなら、各社に「ページ一覧(対象範囲)」「機能一覧」「保守範囲」を同じフォーマットで返してもらうと、差が一気に見えます。
コンテンツ制作(取材・撮影・ライティング)を入れるべきケース
コンテンツ制作は費用が増えやすい一方で、採用では 効果が出やすい投資 でもあります。
次に当てはまるなら、最初から範囲に入れるのがおすすめです。
- 社内で原稿が作れず、公開が遅れそう
- “会社の魅力”が言語化できておらず、差別化が弱い
- 職種ごとに訴求が違うのに、求人票が抽象的になりがち
- 写真が古い/統一感がなく、信頼感で損している
- ミスマッチが多く、仕事のリアルを丁寧に伝えたい
入れる場合の現実的な進め方
- まずは 最重要1職種+社員1〜2名 から作り、型を作る
- その型を横展開して、職種・部署を増やす
保守運用で差が出る項目(更新、軽微修正、改善提案、障害対応)
保守は「何をどこまで含むか」で金額が大きく変わります。
月額が安く見えても、必要な作業が別料金だと結果的に高くなることがあります。
保守で差が出やすい項目
- 更新代行:テキスト修正、画像差し替え、新着追加
- 軽微修正:レイアウト調整、フォーム改善、小さなUI調整
- 障害対応:フォーム不具合、表示崩れ、復旧対応
- セキュリティ:監視、バックアップ、脆弱性対応
- 改善提案:数値を見て、導線やコンテンツの改善を提案・実装
見積で確認したい“運用ルール”
- 月の作業上限(◯時間/◯回)と、超過時の単価
- 返信の目安(例:◯営業日以内)
- 緊急時の扱い(休日対応の有無、別料金か)
- バックアップの頻度と復旧手順(誰が何をするか)
追加費用が出やすいポイント
「後から追加したい」が出やすいのに、後追加だと工数が増えやすい領域です。
要件が少しでもあり得るなら、最初から見積に入れておくと安全です。
フォーム・ATS連携・多言語・権限管理・検索機能・会員機能
- フォーム
- 添付ファイル、条件分岐(職種で項目が変わる)、自動返信、スパム対策などで工数が増える
- ATS連携
- API連携やデータ項目のマッピング、検証(テスト)が必要になりやすい
- 多言語
- 表示切替だけでなく、CMSの入力欄設計、URL設計、翻訳フローまで必要になる
- 権限管理
- 更新担当、承認者、管理者などロール設計が入ると仕様が一気に増える
- 検索機能
- 求人データの設計(項目・タグ)、絞り込みUI、速度や運用(期限切れ)まで範囲が広い
- 会員機能
- マイページ、通知、パスワード、セキュリティ、個人情報の扱いで負荷が跳ねる
“後から追加”が高くつく機能ランキング
- 会員機能(マイページ/ログイン/通知)
画面だけでなく、データ設計・セキュリティ・運用ルールまで必要になるため - 権限管理(承認フロー含む)
“誰が何をできるか”の仕様が増え、テスト観点も増えるため - 求人検索(絞り込み・並び替え・タグ運用)
求人データの持ち方から作り直しになるケースがあるため - ATS連携(API/CSV、媒体連携含む)
連携先仕様に引っ張られ、検証や例外対応が増えやすいため - 多言語対応(翻訳フロー含む)
CMS設計と運用が絡み、公開後の更新負荷が増えるため - 添付付きフォーム(履歴書など)
保存・セキュリティ・容量・運用ルールの整備が必要になるため
機能要件:必要機能を「採用サイト」と「求人ポータル」で分けて考える
機能要件でいちばん大事なのは、「目的に直結する最小構成(MVP)」を先に決めることです。
採用サイト(自社)と求人ポータルは、同じ“求人”でも必要機能の重さがまったく違います。
まずは全体像(ざっくり)👇
| 区分 | 目的 | まず必要な機能の傾向 |
|---|---|---|
| 採用サイト(自社) | 志望度を上げて応募につなげる | 「情報+応募」の導線最適化が中心 |
| 求人ポータル | 求人を探す・掲載する場を運営する | 「検索・管理・審査・課金」まで広がる |
採用サイト(自社)で最低限そろえる機能
採用サイトは、“応募の意思決定”を後押しするのが役割です。
よって「見せる→理解する→不安が消える→応募できる」を途切れさせない機能を優先します。
募集一覧/募集詳細/エントリーフォーム/自社更新(CMS)
この4つが揃うと、採用サイトとして最低限“戦える状態”になります。
- 募集一覧
- 職種が複数あるなら必須(迷子を防ぐ)
- 表示項目は最小限でOK(職種名/勤務地/雇用形態/特徴など)
- 募集詳細(最重要)
- 応募前に知りたい情報を“順番どおり”に配置
例:仕事内容の概要 → 具体 → 期待役割 → 必須/歓迎 → 条件 → 選考 → FAQ - 応募ボタンは複数箇所(上・中・下)に置くと取りこぼしが減ります
- 応募前に知りたい情報を“順番どおり”に配置
- エントリーフォーム
- 初期は「必須項目を絞る」ほど強いです(入力負担=離脱要因)
- 送信後の不安を消すために、応募後の流れ(連絡目安など)を明記
- 自社更新(CMS)
- “更新できるかどうか”は成果に直結します
- 最低でも、以下は社内で更新できるようにしておくのがおすすめ
- 募集要項(職種の追加・停止・内容変更)
- よくある質問(面接で聞かれる内容を随時追加)
- 社員紹介(増やせると強い)
初心者が決めておくとラクなルール
- 募集要項は「型(テンプレ)」を作り、職種ごとにブレないようにする
- “誰が・いつ・何を更新するか”をCMSの運用ルールに含める(ここが抜けると止まります)
スパム対策(reCAPTCHA等)/自動返信/問い合わせ分類
応募フォームはスパム・なりすまし・いたずらの入口になり得ます。
同時に、応募者体験(不安の少なさ)も落とさない設計が重要です。
- スパム対策(reCAPTCHA等)
- bot応募や大量送信を減らすために導入価値が高いです
- 目安としては
- 応募フォーム:必須レベル
- 問い合わせフォーム:優先度高
- 注意点:対策を強くしすぎると、正しい応募者が弾かれることもあるため、運用しながら調整します
- 自動返信(メール)
- “送れたか不安”をなくすだけで、応募者体験が改善します
- 文章は短くてOK
- 受付完了
- 次の連絡目安
- 連絡先(緊急時)
- 問い合わせ分類
- フォームに「種別」を入れるだけでも、社内の処理が速くなります
例:応募/カジュアル面談希望/質問/その他 - 可能なら職種も選択式にしておくと、担当振り分けがスムーズです
- フォームに「種別」を入れるだけでも、社内の処理が速くなります
求人ポータルで必須になりやすい機能
求人ポータルは、求職者だけでなく「掲載する企業」も相手です。
その分、“運営に必要な機能”が増えます(制作費より運用コストが効きやすい領域です)。
求人検索(絞り込み・並び替え)/求人管理画面/企業ページ
ポータルの価値は「探しやすさ」と「掲載しやすさ」で決まります。
- 求人検索(絞り込み・並び替え)
- 最低限:職種/勤務地/雇用形態
- できれば:給与帯/特徴タグ(未経験可、リモート可など)
- 運用で重要:掲載期限切れの扱い(古い求人が残ると信頼が落ちます)
- 求人管理画面(企業向け)
- 求人の新規作成・編集・停止
- 応募の通知、応募者の閲覧(どこまで見せるかは要件)
- 企業側の作業を減らすほど、掲載継続率が上がりやすいです
- 企業ページ
- 企業情報、魅力、募集一覧、リンク
- “求人だけ”よりも、比較・納得に必要な情報が揃うと応募率が上がりやすいです
MVPの作り方(現実的で失敗しにくい)
- 最初は「検索→求人詳細→応募」までに絞る
- 企業管理画面や高度な絞り込みは、運用が見えてから段階追加
会員機能(求職者・企業)/メッセージ/通知/お気に入り
この領域は便利ですが、一気に難易度が上がるゾーンです。
「必要になるまで作らない」判断も立派な設計です。
- 会員機能
- 求職者:プロフィール、応募履歴、お気に入り
- 企業:求人管理、応募管理、権限(担当者の追加など)
- メッセージ
- ポータル内でやり取りするなら、通報・ブロック・監査ログなどもセットで必要になりがちです
- 通知
- 求職者:新着求人、応募状況
- 企業:応募が来た、メッセージが来た
- 通知の配信設計(頻度・同意・停止)が必要です
- お気に入り
- 検討期間が長い職種ほど効果が出やすい
- ただし会員なしで実装すると「別端末で消える」など制約が出ます
掲載課金(有料プラン・請求)/審査・通報/監査ログ
ここからは“事業運営”の機能です。早めに要件に入れないと後で高くつきます。
- 掲載課金(有料プラン・請求)
- プラン設計(掲載数、上位表示、期間、追加オプション)
- 請求(請求書、カード決済などの方式)
- 解約・返金・日割りのルール
- 審査・通報
- 掲載審査(虚偽、禁止表現、重複など)
- 通報フロー(求職者→運営)
- 対応履歴(誰が、どう判断したか)
- 監査ログ
- 求人内容の変更履歴(改ざん・トラブル時に重要)
- 管理画面の操作ログ(権限事故の原因追跡に役立つ)
連携:ATS・カレンダー・チャット・分析基盤
連携は「やるなら最初から設計に入れる」ほうが安全です。
後から入れると、データ項目の不足や導線の作り直しが起きやすいからです。
ATS連携の方式(API/CSV/フォーム連携)と注意点
ATS連携は、目的によって最適解が変わります。
- API連携(リアルタイム寄り)
- 向いている:応募が多い、ステータス管理を自動化したい
- 注意:データ項目の対応、認証、例外処理、同期タイミングの設計が必要
- CSV連携(バッチ)
- 向いている:まずは運用を始めたい、更新頻度がそこまで高くない
- 注意:重複、更新漏れ、差分管理が課題になりやすい
- フォーム連携(簡易)
- 向いている:最短で応募連携を作りたい(最初の一歩)
- 注意:ATS側の項目に合わないと、後で手作業が増える
初心者が落としやすい注意点(これだけは先に決める)
- 応募データとして必須の項目(職種ID、応募経路、同意取得など)
- 同期の範囲(応募だけ連携/選考ステータスも戻す、など)
- 重複防止(同じ人が複数回応募したときの扱い)
- 個人情報の扱い(保管、権限、ログ)
面接予約連携、LINE等コミュニケーション導線
「応募後」が弱いと、せっかくの応募を取りこぼします。ここは改善効果が出やすい領域です。
- 面接予約連携
- できること:日程提示→確定→リマインド
- 効果:担当者の往復連絡が減り、対応速度が上がる
- まずは簡易でもOK(候補日時の提示+カレンダー招待)
- LINE等コミュニケーション導線
- 目的:応募前の質問、応募後のフォロー、辞退防止
- 実装の考え方
- まずは「問い合わせ窓口」として導線を作る
- 余力が出たら、自動応答(FAQ)やステータス通知へ
- 注意:本人確認、同意、通知頻度、運用体制がセットになります
- 分析基盤(計測)
- 最低限見るべきは 「応募クリック」と「応募完了」
- 採用サイトと求人ポータルで、計測イベントを分けて設計すると改善が速くなります
- 採用サイト:募集詳細閲覧 → 応募クリック → 応募完了
- ポータル:検索利用 → 求人詳細閲覧 → 応募 → 会員登録(ある場合)
コンテンツ設計:応募が増える求人サイトの“情報セット”
求人サイトのコンテンツは、闇雲に増やすほど良いわけではありません。応募が増えるサイトは、ほぼ例外なく次の3点が揃っています。
- 会社理解:入社後のズレを減らし、合う人だけが残る
- 職種理解:仕事内容と期待が分かり、不安が消える
- 信頼形成:情報の正確さ・根拠・透明性で「この会社なら大丈夫」と思える
この順番で情報を積み上げると、読み手が迷いにくく、応募率にもつながりやすいです。
会社理解(ミスマッチ削減)
会社理解の目的は「良く見せる」ではなく、合う人にだけ刺さる判断材料を出すことです。
結果的に、応募数だけでなく面接化率や定着にも効きます。
事業・ミッション・価値観・カルチャー
ここは“抽象”で終わると弱いので、1分で読める具体に落とし込みます。
最低限入れると強い要素(おすすめ順)
- 事業を一言で:誰のどんな課題をどう解決しているか
- 強み:顧客・技術・品質・スピードなど「選ばれる理由」
- ミッション/価値観:きれいな言葉より、行動に結びつく定義
- カルチャー:日々の判断基準(例:意思決定の速さ、レビュー文化など)
書き方の型(コピペして埋める方式)
- 私たちは【誰の】、【どんな困りごと】を、【こういう方法】で解決する会社です。
- 強みは【強み1】と【強み2】で、【具体例】の実績があります。
- 大事にしているのは【価値観】で、現場では【行動例】として表れます。
ありがちな弱さ(避けたい)
- 「風通しが良い」「アットホーム」だけで終わる
→ それが分かるエピソードや制度、働き方の実態とセットにします。
働き方(制度・評価・キャリア・育成)
ここは応募者が最も“比較”する領域です。条件・例外・対象者まで書くと信頼が上がります。
制度を書くときの必須項目
- 対象:誰が使えるか(例:入社半年後から、など)
- 条件:何を満たす必要があるか(申請、上長承認、回数制限)
- 実態:どれくらい使われているか(出せる範囲で)
- 例外:できないケースがあるなら先に明記
評価・キャリア・育成は“プロセス”を書く
- 評価:何を見て、いつ、どう決まるか(評価項目の方向性だけでもOK)
- キャリア:よくある成長ルート(例:専門職/マネジメントの両立可など)
- 育成:最初の数か月に何を学び、誰が支援するか(メンター、研修、OJT)
小さな工夫ですが、「入社後に困りやすいこと」→「会社の支援」の順に書くと、納得感が出やすいです。
職種理解(応募の不安を消す)
職種理解で大事なのは、候補者が頭の中で「働く自分」を想像できることです。
抽象表現より、現場の具体を優先します。
仕事内容(1日の流れ/使用ツール/チーム体制)
募集詳細は“最重要ページ”です。迷ったら、次の順番で組み立てると読みやすくなります。
募集詳細の基本構成(初心者向けテンプレ)
- 仕事の要約(3行):何を、誰と、何のためにやるか
- 具体業務:主タスクを3〜7個(比率が分かると強い)
- チーム体制:人数、役割、関わる部署
- 使用ツール/環境:ツール名+用途(羅列だけにしない)
- 働き方:勤務地、リモート可否、勤務時間の考え方
- 成果の指標:何ができたら評価されるか(定性でもOK)
- 応募導線:応募前に準備するもの、選考の流れ
1日の流れの書き方(例の型)
- 午前:定例/優先タスク
- 日中:メイン業務(例:実装、提案、顧客対応)
- 夕方:レビュー/共有/翌日の準備
※職種によって変動があるなら「繁忙期」「締切前」を併記すると親切です。
期待役割(入社後30/90/180日)
このパートは、応募の不安を減らしつつ、ミスマッチも減らせる“強い材料”です。
ポイントは 「できるようになること」+「支援されること」 をセットで書くこと。
30/90/180日の目安(書き分け例)
- 30日:オンボーディング(業務理解、基本ルール、簡単な実務)
- 90日:一人で回せる範囲(主担当の一部を持つ、品質基準を理解)
- 180日:成果に責任を持つ(改善提案、周囲を巻き込む、再現性を出す)
初心者が失敗しにくいコツ
- 経験者/未経験者で期待値が違うなら、2パターン用意する
- 数字目標を置く場合は「前提(担当範囲・期間・定義)」も必ず添える
- “できないとNG”ではなく、到達イメージとして提示する
要件(必須/歓迎)と“なぜ必要か”の説明
要件は列挙するより、理由と評価の仕方まで書くと納得感が出ます。
必須要件の書き方(強い型)
- 必須:A(理由:この業務で必要/評価:面接や課題でここを見る)
- 必須:B(理由:チームで共通基準/評価:過去経験の具体例を確認)
歓迎要件でやりがちなNG
- 歓迎を盛りすぎて「結局、何が必須?」が分からない
→ 歓迎は“あると伸びる方向”を2〜5個程度に絞るのがおすすめです。
抽象ワードは翻訳して出す
- 「コミュニケーション能力」→ 具体的に求める行動(例:進捗共有、課題の早期相談)
- 「主体性」→ 期待する場面(例:改善提案、仕様の確認、やり切り)
信頼形成(E-E-A-Tの土台)
信頼はデザインではなく、情報の正確さ・根拠・透明性で作られます。
採用は人生に関わる意思決定なので、ここが弱いと応募が止まりやすいです。
社員インタビュー(事実・具体・再現性)
インタビューは“盛る”ほど逆効果になりがちです。強いのは、事実と具体で「自分もできそう」を作れる記事です。
インタビューのおすすめ構成
- 入社前:なぜ応募したか(比較して決めた理由)
- 入社後:最初に苦労したこと/どう乗り越えたか
- 仕事:具体業務、関係者、判断のポイント
- 成長:できるようになったこと(再現できるプロセス)
- 支援:育成・レビュー・相談先(制度より“実態”)
- 向いている人:合う人/合わない人(自己選別を促す)
信頼を上げる小技
- 記事末尾に「取材日」「担当(編集)」「内容確認の有無」を出す
- 写真が用意できるなら、最低限「本人+職場の雰囲気」が伝わるカットを揃える
数字で示せるデータ(離職率、育成、制度利用率など)
数字は強いですが、雑に出すと不信感の原因になります。
次の3点をセットにすると、説得力が出やすいです。
- 定義:その数字は何を指すか(対象者、期間)
- 算出:どう計算したか(概算でも説明)
- 更新:いつ時点か(古い数字は逆効果)
数字の出し方テンプレ(例)
- 対象:正社員(2025年1月〜12月)
- 定義:入社1年以内の退職者割合
- 注記:部署によって差がある/採用強化中で変動あり
出せる範囲で、無理のない数字だけでOKです。出せないものは出さないほうが信頼が上がります。
選考プロセス/FAQ/募集背景
ここは「応募の不安」を最短で消す場所です。長文にせず、要点を箇条書きで揃えると読みやすくなります。
選考プロセスで最低限書くと強い項目
- ステップ(書類→面接回数→適性→内定など)
- 期間の目安(応募から内定まで)
- 見るポイント(何を評価するか)
- 連絡方法(メール、電話、チャットなど)
- 必要書類(任意/必須、提出タイミング)
FAQに入れると効果が出やすい質問
- 残業・リモート・休日・副業などの実態
- 未経験の場合の育成、評価の基準
- 選考の重視ポイント(人物像、スキル)
- 入社後の配属、異動、キャリアの考え方
募集背景は“正直さ”が強い
- 増員なのか、欠員補充なのか
- どんな課題を解決したい採用か
- このポジションが成功した状態は何か
この3つがあると、応募の納得度が上がります。
やってはいけない表現(誇大・曖昧・誤認)を避けるガイド
求人は「宣伝」ではなく、正確な情報提供が基本です。誤解を招く書き方は、応募者トラブルにもつながります。
特に注意したいポイント(チェックリスト)
- 会社情報が曖昧(募集主の情報・連絡先が不十分)
- 職種名が実態とズレている(華美な名称で誤認させる)
- 給与の書き方が誤解を生む(固定残業代の扱い、条件の例外)
- 「誰でも簡単」「必ず稼げる」など根拠のない断定
- グループ会社の実績を自社と誤認させる見せ方
- 条件の“良いところだけ”を強調し、制約を小さく書く
NG→OKの言い換え例(型)
| ありがちな表現 | 置き換えの方向性 |
|---|---|
| 高収入!誰でも稼げる | 収入例を出すなら前提条件(期間・役割・評価条件)を明記 |
| 未経験歓迎(詳細なし) | 育成の仕組み・最初に任せる業務・支援体制を具体化 |
| 風通しが良い | 意思決定の仕組み、相談ルート、レビュー文化など事実に置換 |
| 年収〇〇万円可能 | “可能”の条件、モデルケース、幅(レンジ)をセットで提示 |
迷ったときは、「読んだ人がどう誤解し得るか」を先に想像し、条件・定義・例外を添えるのが安全です。
UI/UXと導線:応募率を上げる“設計の型”
求人サイトのUI/UXは「見栄え」ではなく、応募までの迷い・不安・手間を減らす設計が成果を左右します。
ここでは、初心者でも実装しやすい“型”として整理します。
ファーストビューで伝えるべき3点(誰に・何の仕事・なぜうちか)
ファーストビュー(FV)は、3つが揃って初めて強くなります。
「かっこいい」より、3秒で理解できるを優先してください。
1)誰に(想定ターゲット)
- 例:経験者向け/未経験歓迎/第二新卒/フルリモート志向 など
- 具体化のコツ:
- 「歓迎」だけでなく、“向く人”を1行で置く
- 例:「顧客折衝より、プロダクト改善に集中したい人へ」
2)何の仕事(募集の核)
- 職種名だけで終わらせず、何をする仕事かを補足します
- 例:「Webエンジニア」+「新機能開発/既存改善/チーム体制」
3)なぜうちか(比較に勝つ根拠)
- 主張より、根拠のある差別化を短く
- 例:育成の仕組み/評価の考え方/働き方のルール/使用技術/案件の特徴
- ここは“盛り”が逆効果になりやすいので、出せる範囲でOKです
FVの定番パーツ(迷ったらこの順)
- 見出し(誰に・何の仕事)
- 補足(なぜうちか:3つまで)
- 行動ボタン(応募/募集を見る/カジュアル面談)
- 安心材料(選考の流れ・連絡目安・個人情報の扱いの入口)
すぐ効く小技
- CTA(応募など)は、FVに1つだけ“主役”を置く
- 「応募」だけが重い場合は、入口を2段階にする
- 例:①募集を見る → ②応募する(詳細内に明確なCTA)
導線設計:回遊→比較→意思決定→応募
導線設計は、次の4段階を“自然に進む”ように整えることです。
- 回遊(どの職種があるか分かる)
- 比較(自分に合うか判断できる)
- 意思決定(不安が消える/納得できる)
- 応募(迷わず完了できる)
この流れを止める典型は「次にどこを見ればいいか分からない」「応募が面倒」「スマホでつらい」です。
逆に言うと、ここを潰すだけで応募率は上がりやすいです。
募集一覧の見せ方(職種軸/勤務地軸/おすすめ枠)
募集一覧は“迷子防止”が目的です。見せ方は3パターンを使い分けます。
職種軸が向くケース(一般的にはこれが最優先)
- 職種が複数ある企業の採用サイト
- 「職種→詳細→応募」の導線が作りやすい
勤務地軸が向くケース
- 拠点が多い/地域採用が強い
- 求職者の最初のフィルタが「場所」になりやすい
おすすめ枠(迷いを減らす)
- 初心者に効くのは「おすすめ」ではなく、目的別の入口です
- 例:未経験歓迎/リモート中心/マネージャー候補 など
- 注意:おすすめを増やしすぎると、逆に迷いが増えます(最大3枠くらいが無難)
一覧カードで最低限見せたい情報(多すぎないのが正解)
- 職種名
- 勤務地(または働き方:リモート可など)
- 雇用形態
- 特徴タグ(2〜3個まで)
- CTA(詳細を見る)
比較が進む“並び順”のコツ
- 新着順だけにしない
- よく採用したい職種/応募が集まりにくい職種を上に置く設計も有効
- ただし恣意的に見えると不信につながるので、
- 「おすすめ」「注目」などラベルで意図を明示すると安心です
フォーム最適化(入力項目の最小化・離脱防止)
応募フォームは、求人サイトの“最終関門”です。
最優先は 「必須項目を削る」 で、次に 「迷いとエラーを減らす」 です。
最初に作るべき“最小フォーム”(例)
- 氏名
- メール
- 電話(任意にできるなら任意)
- 希望職種(一覧から選択)
- 自由記入(任意:質問や補足)
- 同意(個人情報の取扱い)
履歴書・職務経歴書の添付は、最初は任意にすると離脱が減りやすいです。
(必要なら「一次通過後に提出」などに分ける)
離脱防止の定番セット
- 1カラム(縦並び)で入力させる(横並びはミスが増えやすい)
- 入力補助(例:電話番号の自動整形、郵便番号の補完)
- エラーはその場で具体的に(「形式が違います」ではなく「@を含めてください」)
- 入力途中で戻っても消えない(できれば自動保存)
- 応募後の流れを明記(連絡目安・選考ステップ)
“聞くべきでない質問”の目安
- 今すぐ採用判断に不要なもの
- 例:詳細住所、細かい経歴の全入力、希望条件の過剰な分岐
- 代替策:まずは最小で受けて、面接前後で回収する
スマホ体験(タップ領域・読みやすさ・速度)
求人はスマホ閲覧が多くなりやすいので、スマホ最適化は“必須”です。
特に効くのは次の3つです。
1)タップしやすさ(誤タップ防止)
- ボタン・リンクは押しやすいサイズにする
- 目安として 48px相当のタップ領域を確保すると事故が減ります
- 近い要素同士の間隔も大事(押し間違いが離脱につながる)
2)読みやすさ(流し読み前提)
- 1文を短く(1〜2行で改行)
- 見出し→箇条書き→補足の順で情報を出す
- 「応募に必要な情報」が埋もれないように、募集詳細に“要点サマリー”を置く
- 例:勤務地/働き方/必須要件/選考回数/応募方法
3)速度(遅い=不安・離脱)
- 表示の体感は応募率に直結します
- 最低限やると効くこと
- 画像を軽くする(容量を落とす・遅延読み込み)
- 不要なスクリプトを増やさない
- ページの表示がガタつかないようにする(レイアウトのズレ防止)
スマホ導線の型(おすすめ)
- スクロールしてもCTAが消えない(固定ボタンを1つだけ)
- 募集詳細の途中にもCTAを挟む(読んだ瞬間に押せる)
- FAQは折りたたみで見やすく(ただし重要項目は隠しすぎない)
採用SEO・集客:求人サイトを“見つけてもらう”ための実務
採用サイトのSEOは、一般的なSEOと違って 「短命な求人(募集詳細)」 と 「長く育つページ(会社理解・職種ハブ)」 を両輪で回すのがコツです。
求人ページだけ増やしても、期限切れ・重複・更新停止で評価が落ちやすいので、最初から“運用前提”で設計します。
狙う検索意図の分類(職種×地域/企業名+採用/働き方系)
まずは狙う検索意図を3系統に分けると、作るページがブレません。
| 検索意図の型 | 例 | 受け皿ページ | 取りに行く価値 |
|---|---|---|---|
| 職種×地域(求人探し) | 「営業 東京 求人」「看護師 大阪 正社員」 | 募集一覧(絞り込み)/募集詳細 | 応募に近い(CV直結) |
| 企業名+採用(指名) | 「◯◯株式会社 採用」「◯◯ 仕事」 | 採用トップ/職種一覧/FAQ | 取りこぼすと致命的 |
| 働き方・不安解消(比較) | 「リモート可 仕事」「未経験 エンジニア きつい」 | 働き方・制度/職種ガイド/FAQ | 志望度UP・ミスマッチ減 |
初心者向けの結論
- 最初に強化すべきは 「企業名+採用」 と 「職種×地域の受け皿」
- その後に 働き方系(比較・不安解消) を増やして指名と自然流入を育てる
情報設計(URL設計・カテゴリ・内部リンク)
SEOで効く情報設計は、難しい施策より 「迷子にしない構造」 です。特に採用は、ユーザーが比較・検討しながら回遊するため、内部リンクが成果に直結します。
URL設計のおすすめ(例)
- 採用トップ:
/recruit/ - 職種一覧(ハブ):
/recruit/jobs/ - 職種カテゴリ:
/recruit/jobs/engineering/など - 募集詳細:
/recruit/jobs/{job-id}/(IDで一意に) - 勤務地ハブ(必要なら):
/recruit/locations/tokyo/など - 働き方・制度:
/recruit/workstyle//recruit/benefits/など
ポイント
- 募集詳細は増減するので、カテゴリ(職種ハブ)を主役にして評価を貯める
- URLは後から変えるとコストが高いので、最初に“増える前提”で決める
カテゴリ設計(“検索”と“運用”の両方に効く)
採用はカテゴリが増えすぎると管理できなくなります。最初はシンプルでOKです。
- 軸1:職種(最優先)
- 軸2:勤務地(拠点が多い場合のみ)
- 軸3:雇用形態(必要ならタグ運用)
おすすめの考え方
- カテゴリは固定(少数)
- 変化するものはタグ(例:リモート可、未経験可、時短可)に寄せる
→ “運用で詰む”のを防げます。
内部リンク(回遊→比較→応募を作る)
採用サイトの内部リンクは、SEOというより 応募率を上げる導線です。
- 採用トップ → 職種一覧(最短で仕事が見つかる)
- 職種ハブ → 募集詳細(比較しやすい)
- 募集詳細 → FAQ/選考フロー/働き方(不安を潰す)
- 記事(働き方・制度) → 関連職種ハブ(意思決定を応募に寄せる)
やってはいけない例
- インタビューや制度ページが“読み物”で終わり、募集へ戻れない
→ どのページにも「関連する募集」リンクを置くのが鉄板です。
求人の構造化と検索導線(求人検索/Googleしごと検索等を意識)
求人が“見つかる”導線は、主に2つです。
- サイト内:求人検索(絞り込み)→ 募集詳細 → 応募
- 検索面:求人リッチ表示(JobPosting構造化データ)→ 募集詳細 → 応募
Googleの求人向け表示を狙うなら、募集詳細ページに JobPosting構造化データを入れるのが基本になります(対象ページが要件を満たす必要あり)。
求人ページのインデックス設計(重複・期限切れ・noindex運用)
採用SEOで一番事故が多いのが、ここです。結論から言うと 「掲載中は正しく出す」「終了したら正しく消す」 をルール化します。
1)重複を作らない(最優先)
- 同じ求人が複数URLで存在(パラメータ違い、複製ページ、テスト環境など)
- 掲載媒体ごとに別URLを作ってしまう
対策の基本はこれだけでOK:
- 募集詳細のURLは 1求人=1URL に固定
- 検索用パラメータは原則インデックスさせない運用にする(必要なら canonical で正規化)
2)期限切れ求人の扱いを決める(運用ルール化)
求人は“終わる”のが前提なので、終了時の処理を先に決めます。
- 終了したら、以下のいずれか(または組み合わせ)で整理
- 募集ページ自体を終了(404/410など)
- 構造化データを外す
validThrough(掲載期限)を過去にする- 検索に出したくないなら noindex でブロックする
3)noindexは“使いどころ”を間違えない
- 掲載中の求人(出したいページ)に noindex を入れると、当然検索に出ません
- 構造化データを活かしたいページは、ブロック要因(noindex等)を入れないのが原則です
- 逆に、終了求人・重複ページ・テスト環境などは noindex が有効です
初心者向けの運用の型(おすすめ)
- 掲載中:index(通常公開)+ JobPosting
- 終了:募集詳細は残すなら noindex(または JobPostingを外す)
- 完全に不要:404/410で整理(サイト運用次第)
速度・CWV・画像最適化・キャッシュ
採用サイトは写真が多くなりがちで、速度低下が起きやすいです。対策は“少数精鋭”でOKです。
まず効く改善(優先順)
- 画像を軽くする(容量削減・適切なサイズ・遅延読み込み)
- 不要なスクリプトを増やさない(計測タグを盛りすぎない)
- キャッシュ設計を入れる(静的アセット・画像)
- 表示崩れを防ぐ(画像・要素のサイズ指定でガタつき対策)
CWVの考え方(現場で困らない要点)
- “速さ”は一発の施策より、画像・JS・フォントの積み重ねで良くなります
- いきなり満点を狙うより、まずは 応募導線のページ(募集詳細・フォーム) から改善すると成果に直結します
計測設計(応募CV・フォーム離脱・職種別の成果)
採用サイトの改善は「応募数」だけ見ていると詰みます。
最低限、どこで落ちたかが分かる計測にします。
最小で入れるイベント(これだけで改善できる)
- 募集詳細の閲覧(job_id付き)
- 応募ボタンクリック(job_id付き)
- フォーム開始(入力開始)
- フォームエラー(どの項目で詰まったか)
- 応募完了(CV)
職種別に成果を出すコツ
job_id/job_category/locationをパラメータとして持つ- これだけで「どの職種が伸びた/落ちた」が追えるようになります
フォーム離脱の見方(初心者でもできる)
離脱はだいたい以下のどれかです。
- 項目が多い(心理的負担)
- 入力がしづらい(スマホUI)
- エラーが分かりにくい(戻れない、何がダメか不明)
- 応募後が不安(返信がない、次が分からない)
改善はシンプルに👇
- 必須項目を削る(最強)
- エラー文言を具体化(どこをどう直すか)
- 自動返信で不安を消す(連絡目安を明記)
法務・セキュリティ:個人情報を扱うサイトとして必須の備え
求人サイトは、氏名・連絡先・職務経歴など、取り扱いを誤るとダメージが大きい情報を扱います。
だからこそ「とりあえず公開」ではなく、公開前に“守る設計”を入れておくのが最短ルートです。
個人情報の取り扱い(同意文言・保管期間・委託先・問い合わせ窓口)
ここは法律対応だけでなく、応募者の安心にも直結します。採用サイトは「応募前の不安」が最大の離脱要因なので、情報の出し方が重要です。
1) まず整えるべき3点(初心者はここだけでOK)
- 何のために集めるか(利用目的)
- 誰が管理するか(事業者情報・窓口)
- どのくらい保管するか(保管期間・削除の考え方)
これが曖昧だと、応募者は「この会社、管理が雑かも…」と感じて離脱しやすくなります。
2) 同意文言の考え方(チェックボックスは“目的”が命)
同意チェックボックスは、置けば良いわけではありません。ポイントは次の2つです。
- 同意の対象を明確にする(何に同意しているのか)
- 同意しなくてもできること/できないことを分ける(任意と必須の切り分け)
同意文言に入れたい要素(例)
- 取得する情報の範囲(氏名、連絡先、履歴書など)
- 利用目的(選考連絡、面接調整、合否通知、社内検討 等)
- 第三者提供の有無(あるなら条件と範囲)
- 委託の有無(ATSやメール配信など)
- 保管期間の目安
- 問い合わせ窓口(削除・開示等の連絡先)
※実務では「個人情報保護方針(またはプライバシーポリシー)に同意」だけだと、何に同意したのかが曖昧になりやすいので、フォーム近くに要点を短く出すのが安全です。
3) 保管期間は“年数を断言しすぎない”のがコツ
採用は、法令・紛争対応・再応募などで保管ニーズが変わります。初心者がやりやすいのは次の型です。
- 原則:採用活動に必要な期間
- 例外:法令対応・紛争対応など、合理的な必要がある場合
- 削除:目的達成後は、適切な方法で消去(または匿名化)
運用ルールもセットで決める
- 不採用者データ:◯か月〜◯年を目安に削除
- 内定辞退:短め(連絡対応が終わったら)
- 採用者データ:雇用管理へ移行(保管場所・権限を切り替え)
「決めたけど守れない」が一番危険なので、削除できる仕組み(ATSの自動削除、期限で棚卸し)までセットにしましょう。
4) 委託先(ATS・フォーム・クラウド)を使う前提で“監督”を組み込む
採用サイトでは、次のような委託がよく起きます。
- ATS(採用管理システム)
- フォーム/メール配信
- クラウドストレージ(履歴書保管)
- Web制作会社(保守・運用)
最低限やること(チェックリスト)
- 委託先を社内で把握(棚卸しリスト化)
- 権限・アクセス範囲を最小化(制作会社に応募データを見せない設計が理想)
- 契約・規約で取り扱いを明確化(再委託、事故時連絡、削除、監査など)
- 委託先の安全管理措置を確認(簡易でよい:運用体制・アクセス制限・暗号化)
5) 問い合わせ窓口は「応募」と「個人情報」を分けると事故が減る
運用でよくある事故が、応募メールに個人情報の請求(削除依頼など)が混ざって埋もれることです。
- 応募関連:採用担当(問い合わせフォーム)
- 個人情報関連:個人情報窓口(専用メール/フォーム)
この分離だけで、対応漏れが減って信頼につながります。
6) 万が一の漏えい時に備える(報告・通知の動線を決めておく)
漏えいは「起きない」前提だと初動が遅れます。
初心者でも、最低限これだけは決めてください。
- 社内の第一連絡先(誰が判断するか)
- 委託先の緊急連絡ルート(夜間含む)
- 事実確認 → 影響範囲特定 → 対応の意思決定 の手順
- 報告・通知が必要なケースの判断基準
セキュリティ対策(SSL/TLS、WAF、脆弱性対応、バックアップ)
採用サイトのセキュリティは、アプリ(サイト)+運用の両方で守ります。
「WAFを入れたから安心」ではなく、入口・権限・更新・復旧の4点セットで考えると失敗しません。
1) SSL/TLS(通信の暗号化)は“最低ライン”+設定が重要
- 常時HTTPS(全ページ)
- TLS設定は、推奨設定に寄せる(古い暗号スイートを残さない)
- 証明書更新の自動化(期限切れで応募停止、がよく起きます)
2) WAFは「フォームがあるならほぼ必須」
応募フォームは攻撃もスパムも集まりやすい場所です。
WAFで守りたい対象
- 応募フォーム
- 管理画面(CMS/ATS連携部分)
- ログイン周り
WAF以外に一緒にやると効く
- レート制限(短時間に大量投稿をブロック)
- Bot対策(reCAPTCHA等)
- 管理画面のアクセス制限(IP制限、VPN、MFA)
3) 脆弱性対応は「直す」より「直し続ける仕組み」
初心者が最初から完璧にやるのは難しいので、運用で回る形にします。
現実的な運用の型
- CMS・プラグイン・ライブラリを定期更新(担当者と頻度を決める)
- 影響が大きい更新はステージングで事前確認
- 緊急度が高いものは即時対応(例:広く悪用されている脆弱性)
- 年1〜2回の簡易診断(第三者の脆弱性診断/ペンテストが理想)
4) バックアップは「取る」だけではなく「戻せる」ことが本体
採用サイトは、改ざん・誤更新・ランサムなど、復旧が勝負になる場面が多いです。
最低限の設計
- 自動バックアップ(毎日〜週次)
- 世代管理(直近だけだと“感染後バックアップ”しか残らない)
- 別環境保管(本番と同じ場所に置かない)
- 復旧テスト(戻せないバックアップは無いのと同じ)
権限設計(更新担当・採用担当・管理者)と監査ログ
採用サイトは、関わる人が増えるほど事故が増えます。
だから、最小権限(必要な人に必要な範囲だけ)を徹底すると安全です。
1) 役割を3つに分ける(迷ったらこの型)
- 更新担当:ページ更新、画像差し替え、記事公開
- 採用担当:求人票の公開/停止、応募者管理、選考ステータス更新
- 管理者:権限管理、設定変更、連携、障害対応
よくある失敗
- 全員が管理者権限 → 誤削除、設定ミス、情報閲覧の過剰が起きる
- 制作会社が応募データに触れられる → 委託管理・事故のリスクが跳ね上がる
2) 認証(ログイン)は“面倒でも”強くする
管理画面・ATSは、狙われる前提です。
- MFA(多要素認証)
- パスワードポリシー(使い回しを前提にしない)
- 退職・異動時のアカウント停止を運用に組み込む
3) 監査ログは「何が起きたか」を追える状態にする
ログは“保存する”より“使える”が大事です。
最低限ログに残したいイベント
- ログイン/ログイン失敗
- 権限変更
- 求人の公開・停止
- 応募データの閲覧・エクスポート
- 重要設定の変更
ログ運用のコツ
- 誰が見て、どこに連絡するか(アラートの受け先)
- 保存期間(短すぎると調査できない)
- 不審検知(短時間の大量ログイン失敗等)
求人ポータルの場合:掲載審査・通報・反社/規約対応
求人ポータル(複数企業の掲載)は、自社採用サイトより法務・運用の難易度が上がります。
「掲載審査」「通報」「規約」の3つが揃って、初めて安全に回せます。
1) 掲載審査(入口で落とす設計)
審査で確認したい最小セット
- 募集主の実在確認(会社名、住所、連絡先)
- 求人内容の必須情報が揃っているか(業務内容、就業場所、賃金など)
- 誤解を招く表示がないか(過大表現、条件の曖昧化)
特に近年は、求人を装った犯罪募集が社会問題化しているため、必須表示の徹底は最優先です。
2) 通報・エスカレーション(ユーザーの目を仕組みにする)
通報導線は“押しやすく、処理しやすく”
- 各求人ページに通報ボタン
- 通報理由をテンプレ化(虚偽、賃金不明瞭、危険行為、詐欺疑い等)
- 対応SLA(例:一次確認は24時間以内)
- 一時停止の権限(緊急時に止められる運用)
3) 規約・ガイドライン(掲載ルールを文章化しておく)
ポータルは「自由に書ける」だと炎上とトラブルが増えます。
- 禁止表現(虚偽・誤認・誇大)
- 掲載不可業種/案件
- 料金・違約金・掲載課金の明示(誤解を生まない)
- 掲載停止・アカウント停止の条件
- 免責と責任分界(ただし乱暴な免責は逆効果)
4) 反社対応(暴排条項)は“約款に入れる”が現実解
反社の排除は、運用だけでなく約款・契約に条項として組み込むのが基本です。
- 反社会的勢力でないことの表明・確約
- 判明時の契約解除・掲載停止
- 迷惑行為(脅迫、業務妨害、信用毀損)の禁止
「どこまで調査義務があるか」などはケースで変わるため、実際にポータル運営をする場合は、弁護士等に条項設計を相談するのが安全です。
制作の進め方:公開までのロードマップ(チェックリスト付き)
準備:目的・要件・素材(原稿/写真/動画)をそろえる
ここが弱いと、制作途中で「やっぱりこうしたい」が増えて、費用も納期も膨らみます。
初心者はまず “決める→集める→合意する” の順番で進めるのが安全です。
最初に決めること(3点だけ)
- 目的:応募数を増やす/ミスマッチを減らす/採用単価を下げる など
- 対象:職種(まずは優先度が高い1職種)+地域+雇用形態
- 最小ゴール:公開時点で必ず達成する状態(例:募集詳細×3職種、応募フォーム稼働、計測できる)
役割分担(決めないと止まる)
- 決裁者(最終OKを出す人)
- 現場監修(仕事内容の事実確認をする人)
- 採用担当(応募フロー・選考情報を持つ人)
- 更新担当(CMSで更新する人)
素材収集のコツ(あとで詰まらない)
- 原稿は「完成」を目指さず、まず叩き台で集める(不足は後で補う)
- 写真は「人物+職場の空気」が伝わる最低限を先に確保
- 動画は無理に作らない(作るなら短尺で“雰囲気”だけでも効果が出やすい)
準備フェーズ チェックリスト
- [ ] 目的/KPI(応募数・応募率など)が決まっている
- [ ] 対象職種(優先順位)が決まっている
- [ ] 公開時の最小要件(ページと機能)が決まっている
- [ ] 競合比較(最低3社)のメモがある(何で差が出るか)
- [ ] 原稿の担当者と締切が決まっている
- [ ] 写真/ロゴ/社内資料の利用可否(権利)が確認できている
- [ ] 個人情報の取り扱い方針(窓口・保管・委託先の有無)が整理できている
設計:サイトマップ/ワイヤー/コンテンツ企画
設計は「見た目」ではなく、応募までの流れ(導線)と、迷いを減らす情報の順番を決める工程です。
サイトマップ(ページ一覧)を先に確定する
初心者は、いきなりページを増やさないほうが成功率が上がります。
最小構成(採用サイトの基本)
- 採用トップ
- 募集一覧
- 募集詳細(職種ページ)
- 応募フォーム
- 会社・事業(最低限)
- FAQ / 選考フロー
余力があれば追加(効果が出やすい順)
- 社員インタビュー
- 働き方・制度
- 数字でわかる会社(出せる範囲で)
ワイヤー(画面設計)は「型」で決める
ワイヤーは、デザイン前の設計図です。ここがあると、手戻りが激減します。
- 採用トップ:誰に/何の仕事/なぜうちか/募集への入口
- 募集一覧:迷わない絞り込み+詳細へ行く導線
- 募集詳細:仕事内容→期待→要件→条件→不安解消→応募
- フォーム:項目最小+エラー少+送信後の案内
コンテンツ企画は「職種×不安」で作る
職種ごとに不安が違うので、同じテンプレを雑に流用しないのがポイントです。
- 例:未経験職 → 育成とサポートの具体
- 例:経験者職 → 裁量・評価・技術/案件のリアル
- 例:現場職 → シフト・安全・体制・1日の流れ
設計フェーズ チェックリスト
- [ ] サイトマップ(必須/追加)が確定している
- [ ] 募集詳細ページの“型”が決まっている(順番まで)
- [ ] 応募導線(どこから応募するか)が整理できている
- [ ] 更新対象ページ(CMSで更新する範囲)が決まっている
- [ ] URL設計(今後増える職種を想定)が決まっている
- [ ] 計測したいイベント(応募クリック/完了など)が決まっている
制作:デザイン→実装→CMS→連携→テスト
制作フェーズは「作る」より「事故らずに公開できる」ことが重要です。
特に求人サイトはフォームと個人情報が絡むので、テストを軽視しないのがコツです。
デザインで決めるべきこと(見た目より統一)
- フォントサイズ、余白、ボタン、見出しなどのルール(パーツ化)
- スマホを前提にした読みやすさ(1画面の情報量を詰めすぎない)
- 写真のトーン(撮影が混在するなら、トリミング・明るさを合わせる)
実装で重要なポイント(採用サイト特有)
- 応募ボタンを見失わない配置(上・中・下)
- 速度劣化を招く要素を増やしすぎない(画像、外部タグ)
- 表示崩れが起きにくい実装(画像サイズ指定など)
CMS・連携(後回しにすると痛い)
- 求人の追加/停止/修正が社内でできるか
- 権限(更新担当・採用担当・管理者)を分けられるか
- ATSやカレンダー等、連携が必要なら方式を確定しておく(API/CSV/フォーム)
テストは「応募の通しテスト」が最優先
見た目のチェックより、まずは応募が成立するかを確認します。
- 応募フォーム入力→送信→完了画面→自動返信
- 受信先メール/ATSに届くか
- 添付があるなら容量・形式・保存先
- スパム対策が強すぎて正しい応募を弾かないか
制作フェーズ チェックリスト
- [ ] 募集詳細のテンプレで複数職種を作れている
- [ ] フォームの必須項目が“最小”になっている
- [ ] 自動返信メールが設定されている
- [ ] スパム対策(reCAPTCHA等)を入れている
- [ ] CMS更新の手順が「担当者でも再現できる」状態
- [ ] 管理画面のMFA/権限が設定できている
- [ ] 主要ブラウザ・スマホで表示崩れがない
- [ ] 応募の通しテストが完了している
公開:リダイレクト/計測設定/運用手順書
公開は「切り替えるだけ」に見えて、実はトラブルが出やすい工程です。
公開当日をラクにするには、公開前に“チェックの型”を用意するのが有効です。
リダイレクト(移行がある場合)
- 旧URL→新URLの対応表を作る
- 重要ページ(採用トップ・募集一覧・主要募集)の優先確認
- 404が出たらすぐ直せる体制(連絡先と対応担当)
計測設定(最低限でいいので入れる)
- 応募クリック
- フォーム開始
- 応募完了(最重要)
「応募完了」が取れていないと、改善が始まりません。
運用手順書(短くてOK)
長いマニュアルより、次の3つが書いてあれば運用できます。
- どう更新するか(求人の追加・停止・編集)
- どこを見て改善するか(数値の見方)
- 困ったときの連絡先(障害/フォーム不具合)
公開フェーズ チェックリスト
- [ ] ドメイン・SSL/TLSが正しく有効
- [ ] 主要ページが表示できる(スマホ含む)
- [ ] 旧サイトがあるならリダイレクトが適用済み
- [ ] 応募完了(CV)が計測できている
- [ ] Search Console等の登録が完了(必要に応じて)
- [ ] 運用手順(更新・連絡先・頻度)が共有されている
公開後:改善サイクル(分析→仮説→施策→検証)
採用サイトは公開がスタートです。
最初から大改修を狙わず、小さな改善を毎月回すほうが成果が出やすいです。
まず見る数字(初心者向けの最小セット)
- 募集詳細の閲覧数(職種別)
- 応募クリック数(職種別)
- 応募完了数(職種別)
- フォーム離脱(どこでやめたか)
改善の“型”(迷ったらここから)
- 応募が少ない
→ 募集詳細の冒頭(仕事の要約)とCTA配置を見直す - 応募クリックはあるのに完了が少ない
→ フォーム項目を削る/エラー文言を改善する - 面接化率が低い(ミスマッチ)
→ 仕事内容の具体化、向いている人/向かない人を明確にする
公開後フェーズ チェックリスト
- [ ] 月1で数字を見る日が決まっている
- [ ] 改善タスクが「小さく」切られている(1〜3件/月)
- [ ] 募集の期限切れ・内容の古さを点検する運用がある
- [ ] 写真・制度・FAQなど“信頼”に関わる情報を定期更新できている
- [ ] フォーム不具合・メール未達の監視ができている
制作会社・ツールの選び方:比較で失敗しない基準
制作会社に向くケース/ツールに向くケース
結論から言うと、求人サイト制作は「作ること」より運用と改善が本番です。
その前提で、向き・不向きを分けると失敗しにくくなります。
| 判断軸 | 制作会社が向く | ツールが向く |
|---|---|---|
| 目的 | ブランド採用・職種が多い・訴求設計が重要 | まず公開して応募導線を整えたい |
| 機能 | ATS連携/権限/検索/会員/多言語などが複雑 | 標準機能で足りる(フォーム・求人管理が中心) |
| 運用 | 取材・撮影・原稿・改善提案まで外部支援がほしい | 社内で更新でき、テンプレ運用で回せる |
| 速度 | 要件を固めて品質重視で作り込みたい | 最短で公開→改善したい |
| リスク | 個人情報・セキュリティ・監査などを設計から固めたい | ツールのセキュリティ/運用を前提に割り切る |
制作会社に寄せた方が良い典型例
- 採用の母集団形成が難しく、訴求・導線・コンテンツで差を付けたい
- 職種数が多い/拠点が多い/検索・絞り込みが複雑
- ATSや面接予約、分析基盤など外部連携が複数ある
- 個人情報の扱い、監査ログ、権限分離などガバナンス要件が厳しい
ツールで十分になりやすい典型例
- 採用ページが未整備で、まずは最低限の募集掲載と応募を回したい
- 掲載職種が少なく、テンプレでも情報が整理できる
- 社内で更新する体制があり、改善PDCAを回せる
💡おすすめは「最初はツールで最小構成→伸びたら制作会社で拡張」です。
最初からフルスクラッチにすると、運用負荷が重くなりやすいからです。
比較の評価軸(採用実績・提案力・運用支援・体制・見積の透明性)
比較は「デザインが好み」だけだと失敗しがちです。成果に直結する評価軸で見ます。
採用実績(“見た目”ではなく“採用の実務”を理解しているか)
- どの職種で、何を改善して、どんな指標が動いたか(応募率/面接化率など)
- 施策の根拠があるか(導線・情報設計・フォーム最適化・SEOなど)
- 実績の開示が難しい場合、考え方やプロセスを説明できるか
提案力(言われた通りに作るだけか、設計から伴走できるか)
- 要件が曖昧でも、ヒアリング→整理→優先順位付けができるか
- 「まず公開に必要な最小構成」と「後から伸ばす構成」を分けて提案できるか
- 法務・セキュリティ・運用(更新・権限)まで視野に入っているか
運用支援(公開後に強いか)
- 月次レポートや改善提案があるか(数字→仮説→施策)
- 更新代行の範囲が明確か(文言修正、求人追加、画像差替えなど)
- 緊急対応(フォーム不具合、表示崩れ、スパム急増)に対応できるか
体制(誰がやるかが成果を決める)
- ディレクター/デザイナー/実装/QA/セキュリティの担当が明確か
- 連絡手段、窓口、対応時間、レビュー回数が決まっているか
- 外注比率が高い場合、品質管理の仕組みがあるか
見積の透明性(“後で増える”を最小化する)
- 何が含まれていて、何が含まれていないか(除外項目)が明確か
- 工程別(設計/デザイン/実装/CMS/連携/テスト)の内訳があるか
- 追加料金が発生する条件が書かれているか(仕様変更、ページ追加など)
- 保守費用の範囲(更新回数、軽微修正、監視、バックアップ)が明確か
✅面談での“良いサイン”
「要件が固まっていないので、まずMVPで公開→データを見て改善しましょう」と言える会社/ツールは、採用サイトの勝ち筋を理解していることが多いです。
RFP(提案依頼書)に入れるべき項目
RFPは「発注側のわがままリスト」ではなく、比較可能な提案を引き出すための共通条件です。
初心者は、完璧を目指さず「ズレやすいところだけ」先に文章化すると十分です。
RFPを作るメリット
- 提案内容が揃うので比較しやすい
- 見積の前提が揃うので、追加費用の揉め事が減る
- 公開後の運用まで含めて検討できる
RFP作成のコツ(短くてOK)
- 2〜5ページ程度+別紙(サイトマップ案、参考サイト、現状課題メモ)で十分
- Must/Should(必須/できれば)で優先順位をつける
- 「受け入れ条件(できたと判断する基準)」を入れる
要件/KPI/必須ページ/必須機能/運用体制/納期/予算
そのまま転記して埋められる“型”を置きます(必要なところだけ使ってください)。
1)背景・目的
- 背景:採用課題(応募が少ない、ミスマッチ、採用単価など)
- 目的:今回の制作で改善したいこと(例:応募率、面接化率、指名検索の取りこぼし防止)
- 成功条件:公開後◯か月でどうなっていたいか(定性でもOK)
2)KPI(測り方まで書く)
- 例:応募完了数、応募率(募集詳細→応募完了)、フォーム離脱率、職種別成果
- 計測:GA4等でどのイベントを取るか(応募クリック/開始/完了 など)
3)必須ページ(Must/Shouldで)
- Must:採用トップ/募集一覧/募集詳細/応募フォーム/FAQ/選考フロー
- Should:社員インタビュー/働き方・制度/数字でわかる会社 など
4)必須機能(運用前提で最小から)
- Must:CMS更新(求人の追加・停止)/フォーム(自動返信・スパム対策)/権限分離
- 必要なら:ATS連携(方式:API/CSV/フォーム)/検索・絞り込み/多言語/監査ログ
5)非機能要件(見落とされがち)
- セキュリティ:HTTPS、脆弱性対応方針、バックアップ、WAFの有無
- 性能:表示速度の目安、画像最適化、キャッシュ
- 運用:更新頻度、担当者、承認フロー、緊急時の連絡手段
6)運用体制(“誰がやるか”を明文化)
- 更新担当:求人追加・文言修正は社内or外部?
- 採用担当:応募管理はATS側で完結?サイト側で何を見る?
- 管理者:権限管理、連携設定、障害対応の責任者
7)納期・予算・契約形態
- 納期:公開希望日+逆算したレビュー日(決裁者の確認日)
- 予算:上限だけでも提示(提案の質が上がります)
- 契約:請負/準委任、保守の月額、改修の見積ルール
8)提出してほしい提案物
- 画面構成(ワイヤー)案、導線の考え方
- 見積内訳、スケジュール、体制
- 公開後の改善プラン(最低3か月の進め方)
契約前の確認(著作権・保守範囲・解約・データ移管)
契約は“揉めやすい論点”を先に潰すのがコツです。特に採用サイトは、個人情報・運用・継続が絡むので、確認漏れが高くつきます。
著作権(納品物を“自分で直せる状態”にする)
- 著作権/利用権の帰属(デザイン、HTML/CSS、画像、原稿)
- データ納品範囲(ソース一式、デザインデータ、素材、マニュアル)
- フォント/写真素材/プラグインのライセンス名義(契約終了後も使えるか)
- 2次利用の制限(制作会社のテンプレ流用等)をどう扱うか
保守範囲(“含まれる”の定義を合わせる)
- 更新(回数・対象):求人追加、文言修正、画像差替えは何回まで?
- 障害対応:受付時間、一次対応の目安、復旧の目安
- セキュリティ:脆弱性対応、WAF/監視、バックアップ頻度、復旧手順
- 改善提案:レポートの有無、改善作業は別途か込みか
解約(やめるときに困らない)
- 解約通知期限、違約金、保守の終了条件
- アカウントの返却(CMS管理者、ホスティング、DNS、WAF、解析ツール)
- 応募フォーム・自動返信の停止手順(止め忘れは事故につながる)
データ移管(ベンダーロックを避ける)
- 求人データ:エクスポート形式(CSV等)と項目定義
- 応募データ:移管可否、保管期間、削除の方法(委託先も含む)
- 引き継ぎ:運用手順書、設定情報、連携仕様、監査ログの取り扱い
- 移管作業の費用:どこまでが保守に含まれるか
🧩最後に重要な一言
個人情報を外部に委託して扱うなら、委託先の監督(契約と運用)が必要です。制作会社・ツール提供会社に“任せきり”にしない前提で、契約条項と運用ルールを整えるのが安全です。
よくある質問(FAQ)
制作期間はどれくらい? 最短で公開する方法は?
制作期間は「どこまで作り込むか」で大きく変わります。目安は次のイメージです。
- ツール(採用ページ作成+簡易応募):数日〜2週間
- 制作会社(テンプレ寄り/セミオーダー):1〜2か月
- フルスクラッチ(要件が重い・連携が多い):2〜4か月以上
最短で公開したいなら、“完成形”ではなく“最小で成果が出る形(MVP)” に絞るのがコツです。
最短公開のMVP例(これだけでも応募は回せます)
- 採用トップ(誰向け/何の仕事/なぜうちか)
- 募集一覧
- 募集詳細(1〜3職種)
- 応募フォーム(項目最小+自動返信)
- FAQ(不安を潰す)
- 個人情報の取扱い(同意と窓口)
最短化のポイント
- 写真・インタビューは「後追い」でもOK(まずは文章で成立させる)
- 求人は“テンプレ化”して量産できる形にする
- 承認者(決裁者)を早めに巻き込んで、手戻りを減らす 🏃♂️
既存コーポレートサイトと分けるべき?(ドメイン/サブドメイン)
結論は「運用体制」と「将来の拡張」で決めるのが安全です。SEOの理想論だけで決めると、運用が破綻しやすいです。
分けない(同一ドメイン配下)に向くケース
- 更新担当が同じ(広報・採用が同じCMSで回せる)
- コーポレートの信頼(会社情報・IRなど)と一体で見せたい
- 採用ページが“企業名検索”で必ず見つかってほしい
分ける(サブドメイン/別ドメイン)に向くケース
- 採用だけ刷新頻度が高い(採用チームが独立運用したい)
- ブランド採用で、採用体験を別世界観で作りたい
- コーポレート側の制約が強い(CMS変更不可、権限が厳しい等)
迷ったときの実務的な判断軸
- 1年後に「職種数・拠点・コンテンツ」が増える見込みが強い → 分ける選択肢が有力
- まずは小さく始めたい・管理を簡単にしたい → 既存サイト配下が無難
※どの形でも、後から移転(URL変更)する可能性はあるので、移転時の手順(リダイレクトやSearch Consoleでの扱い)を想定しておくと安心です。
自社で更新できるようにするには?
「CMSを入れる」だけでは不十分で、更新の範囲・テンプレ・権限・手順までセットで作ると失敗しません。
最初に決めること(ここが9割)
- 何を自社更新する?(例:求人、FAQ、制度、インタビュー)
- どこは固定にする?(例:デザイン、基本導線、計測設定)
- 更新頻度は?(週次/月次/募集が出た時だけ)
自社更新を成功させる“仕組み”
- 求人ページはテンプレ化(項目の順番を固定)
- 画像のルールを作る(サイズ、トーン、ファイル名)
- 権限を分ける(更新担当/採用担当/管理者)
- 公開フローを決める(下書き→レビュー→公開)
初心者におすすめの最低限セット
- 更新マニュアルは長文不要:
- 「求人を追加する手順」
- 「募集を停止する手順」
- 「FAQを更新する手順」
これだけで運用が回り始めます 👍
求人が頻繁に変わる場合、どう運用する?
頻繁に変わるなら、重要なのは「消し方」です。
募集が終わるたびにページを消したり作り直すと、管理もSEOも荒れます。
運用の基本方針(おすすめ)
- 募集詳細は 1求人=1URL を固定する
- ステータスで管理(掲載中/停止/クローズ)
- 求人一覧と職種ハブを“入口”として育てる(募集が増減しても軸がブレない)
募集終了時の扱い(運用ルール化)
- すぐ再開する可能性がある:
- ページは残す(「募集終了」を明記)+関連求人へ誘導
- もう出さない:
- 職種一覧などへ整理(必要に応じてリダイレクト)
- 検索に出したくない:
- インデックス制御(終了求人の扱いを統一)
Googleの求人表示を狙う場合の注意
- 掲載中の求人は、求人の構造化(JobPosting)を正しく出す
- 終了したら、構造化・期限・公開状態を“誤表示にならない形”へ切り替える
(ここを曖昧にすると、運用コストが一気に上がります)
ATS連携は必須? 後からでも間に合う?
必須ではありません。小規模なら、まずは シンプルなフォーム+管理 で十分回せます。
ATSがなくても回るケース
- 募集職種が少ない
- 応募数が多すぎない
- 面接調整や連絡が手作業でも回る
ATSを入れたほうが良いサイン
- 応募が増えて、対応漏れ・返信遅れが出てきた
- 複数職種・複数担当で、進捗が見えなくなってきた
- エージェント/媒体/自社サイトの応募が混ざって管理が崩れてきた
後から連携するなら“先に決めておくと楽”なこと
- 求人のID(job_id)を持つ(後で統合しやすい)
- 応募フォームの項目を増やしすぎない(ATS移行時に整理が大変)
- 連携方式の想定(API/CSV/フォーム連携)
- もしURLを変える可能性があるなら、移転時の設計(リダイレクト等)も想定
最初から完璧にしなくてOKです。
「応募が回る最小構成」→「増えたらATSで運用最適化」 が、初心者に一番安全な道です。
成果が出る求人サイト制作は「要件定義×運用×信頼」で決まる
求人サイト制作で成果(応募数・応募率・面接化率・採用単価の改善)を出す鍵は、デザインや機能の多さではなく、要件定義×運用×信頼の3点セットを“最初から噛み合わせる”ことです。ここが揃うと、公開後の改善が速くなり、採用の再現性が上がります。
1) 要件定義:成果の出るサイトは「誰に・何を・どう動いてほしいか」が明確
求人サイトは「見てもらう」より、“応募まで迷わず進める”設計が必要です。
そのために、最初に以下を決めるだけでブレが激減します。
- 目的(KPI):応募数/応募率/面接化率/採用単価など(測れる形で)
- ターゲット:職種・経験・志向・不安(比較ポイントまで)
- 導線:流入 → 理解 → 共感 → 応募(途中で不安を潰す)
- 最小構成(MVP):公開時点で必ず必要なページと機能を絞る
💡ポイント:最初から完璧を狙わず、「最小で公開→データで改善」を前提にすると失敗しにくいです。
2) 運用:求人は変わる前提。更新できないサイトは“止まった瞬間に弱くなる”
求人は増減し、内容も更新が必要です。運用が回らないと、どんなに良いサイトでもすぐに劣化します。
- 更新の範囲:求人/FAQ/制度/インタビューなど(誰が、どの頻度で)
- テンプレ化:募集詳細の型を固定して、品質とスピードを両立
- 権限設計:更新担当・採用担当・管理者を分離し、事故と漏えいを防ぐ
- 終了求人の扱い:消し方・残し方をルール化(運用コストと混乱を防止)
- 改善サイクル:分析 → 仮説 → 施策 → 検証を“月1”で回す
✅運用が強いサイトは、公開後に伸びます。逆に「更新できない」「誰も触れない」状態は、成果が出ても維持できません。
3) 信頼:応募は個人情報を渡す行為。最後のひと押しは“安心材料”で決まる
採用は意思決定が重いので、最後に効くのは“安心できる根拠”です。
E-E-A-Tの観点でも、信頼情報は成果と評価の両方に効きます。
- 情報の具体性:仕事内容・期待役割・評価・育成が具体的
- 透明性:選考プロセス、連絡目安、FAQ、募集背景が明確
- 根拠:数字(出せる範囲)・事例・社員の一次情報(取材・監修)
- 法務・セキュリティ:個人情報の取り扱い、同意、保管、窓口が整っている
📌信頼は「盛る」ほど落ちます。正確で、条件や例外まで書ける会社ほど強いです。
最後に:初心者でも外さない“成功チェックリスト” ✅
- 要件定義:KPI・ターゲット・導線・MVPが言語化できている
- 運用:求人を追加/停止/修正でき、終わった求人の扱いも決まっている
- 信頼:不安を消す情報(選考・FAQ・個人情報)が揃っている
- 計測:応募完了CVと、フォーム離脱が取れている(改善できる状態)
この4つが揃えば、制作フェーズはもちろん、公開後の改善が“勝手に前に進む”状態になります。
まとめ
求人サイト制作で成果を出す近道は、派手な機能や見栄えではなく、応募につながる設計と回る運用、そして信頼を積み上げる情報をセットで整えることです。
本記事で押さえた重要ポイントを、最後にもう一度まとめます。
- 求人サイトは目的で選ぶ:
自社採用サイト/求人ポータル/ATS連携型で必要な設計が変わる - 成果を分けるのは最初の設計:
ターゲット・KPI・採用ファネル(流入→理解→共感→応募)を言語化する - 応募が増える“型”を作る:
ファーストビューで「誰に・何の仕事・なぜうちか」を明確にし、募集詳細→応募へ迷わせない - フォームは最小が正義:
項目を絞り、スマホで入力しやすくし、離脱ポイントを計測して改善する - 費用は「方式×規模×運用」で変わる:
テンプレ/セミオーダー/フルスクラッチの違いと、見積の内訳・追加費用の出やすい箇所を理解する - SEOと運用ルールが重要:
URL設計・内部リンク・求人の構造化、期限切れ求人の扱い(重複・noindex等)を最初から決める - 信頼は最後のひと押し:
仕事内容の具体性、選考フロー、FAQ、個人情報の取り扱い、セキュリティを整える - 公開後が本番:
応募CV・フォーム離脱・職種別成果を見て、月1で改善サイクルを回す
もし「最短で成果を出したい」なら、最初から完璧を狙わず、最小構成(MVP)で公開→データを見て改善が最も安全で確実です。
求人は変わる前提だからこそ、更新できる仕組みと、改善の仕方まで含めて設計することが、採用の再現性につながります。
この教科書を参考に、あなたの求人サイトを「作って終わり」ではなく、応募が増え続ける採用資産として育てていきましょう。
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