サイト引越し屋さんとは|評判・料金・向き不向きを初心者向けに完全解説

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

WordPressのサイト移転って、やることが多くて不安になりますよね。
サーバーやドメイン、DNS、メール、SSL……。用語だけで心が折れそうになる人も多いはずです。

「サイト引越し屋さんって評判はいいの? 怪しくない?」
「料金は結局いくら? 追加費用で高くならない?」
「自分のサイトでも対応してもらえる? どこまで任せられるの?」
「SEOが落ちたらどうしよう。引越しで順位が下がるって本当?」
「メールが届かなくなったり、フォームが壊れたりしない?」
「ログイン情報を渡すのが怖い。安全に依頼できるの?」
「サーバー会社の簡単移行や自分で引越しと何が違うの?」

こうした疑問を抱えたまま移転を始めると、途中で詰まったり、最悪の場合はアクセスや売上に影響が出たりします。
だからこそ大切なのは、最初に “自分のケースに必要な対応” を整理し、安心できる方法で進めることです。

この記事では「サイト引越し屋さん」について、初心者でも判断できるように

  • できること・対応範囲(どこまで任せられるか)
  • 評判・口コミの正しい見方(良い悪いより大事な判断軸)
  • 料金体系と追加費用が出やすいポイント
  • 向く人・向かない人の結論
  • SEOを落とさないための必須チェック
  • 依頼〜納品までの流れと、失敗しない段取り

を、専門用語をかみ砕きながら順番に解説します。

読み終える頃には、「自分はサイト引越し屋さんに頼むべきか」「頼むならどのプラン・どの範囲で依頼すればいいか」が明確になります。

サイト引越し屋さん公式サイト
目次

まず結論:サイト引越し屋さんが向く人・向かない人

「サイト引越し屋さん」は、ざっくり言うと WordPressサイトの“引越し(サーバー移転・移行)”をプロが代行してくれるサービスです。
判断のコツはシンプルで、「失敗したときの痛さ」×「自力で検証できるか」で決まります。

向く人(時間・安全性・SEOを優先したい)

次のどれかに当てはまるなら、依頼する価値が出やすいです。

  • 本業サイト・売上が絡むサイト(会社サイト/EC/予約/集客LPなど)
    → 表示崩れ・フォーム停止・メール不達が起きるとダメージが大きい
  • SEOを落としたくない(検索流入が生命線)
    → ドメイン変更やURL変更が絡むと、301リダイレクト・計測設定など“やること”が増える
    ※ドメイン変更時の301リダイレクトはオプションで用意されています。
  • 「万一」に備えたい(補償・不具合対応)
    → 公式の移転プランは、プランごとに事故補償額不具合対応期間が明示されています。
    例:ライト 38,500円(税込)/補償 最大10万円/不具合対応 検収後1週間 …など
  • 時間を買いたい(自分の作業を止めたくない)
    → 移転は「バックアップ」「テスト」「DNS切替」「動作確認」など地味に工程が多い
    仕事や執筆に集中したい人ほど相性が良い
  • 周辺もまとめて整えたい(メール・SSL・計測・セキュリティなど)
    → メール移行、SSL化、Analytics/Search Console導入などもオプションがあります。

向かない人(コスト最優先/自分で検証できる)

逆に、次のタイプは“自力”でも成立しやすいです。

  • とにかく費用を抑えたい(多少の手間はOK)
  • 検証できる人(ステージング環境で確認できる/復旧手順が分かる)
  • 影響が小さいサイト(趣味ブログ初期/アクセスが少ない/止まっても困らない)
  • 移転要件が単純(URL変更なし・メール運用なし・特殊機能なし)

ただし「自分でできると思ったけど、途中で詰んだ」が一番コスト高になりがちです。
不安があるなら、まずは見積もりで“難易度”だけでも把握すると失敗しにくいです。

迷ったときの判断基準3つ(リスク・工数・影響範囲)

迷う人向けに、判断がブレなくなる3点をまとめます。

1)リスク:止まったら何が起きる?

  • 売上が落ちる/問い合わせが消える/広告費が無駄になる/信用が落ちる
  • 1日止まるだけでも痛いなら、基本は“依頼寄り”

2)工数:自分が安全に完走できる?

  • 途中で必要になること:バックアップ、復元、DNS、SSL、フォーム、メール、計測…
  • 「調べながらやる」自体は可能でも、検証と切り戻しができないなら危険度が上がる

3)影響範囲:変わるのはサーバーだけ?周辺も?

  • サーバー移転だけ(URLそのまま)=難易度低め
  • ドメイン変更/メール移行/AWS・VPS など=難易度が上がりやすい(追加費用の可能性も)

判断を一発で整理するなら、これでOKです。

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あなたの状況おすすめ
事業サイト/止められない/SEO流入が主力依頼が安全
趣味サイト/多少の不具合は許容/検証できる自力でも可
ドメイン変更・メール移行・特殊機能あり依頼が無難
URL変更なし・メールなし・構成が単純まず自力検討でもOK

最後に、ありがちな落とし穴だけ先に共有します。

  • ダウンタイム(サイトが見えない時間)が発生するケースがある
    → 条件によっては回避策の相談が必要、と公式にも注意書きがあります。
  • “移転できた”=“全部OK”ではない
    → フォーム、決済、計測、画像、SSL混在、プラグイン相性などは要確認
  • 安さだけで決めると、サポート範囲の違いで後悔しやすい
    → 補償額・不具合対応期間・特急可否まで含めて比較するのがコツ
サイト引越し屋さん公式サイト

サイト引越し屋さんとは:運営元・実績・安心材料の整理

どんな作業を代行するサービスか(ざっくり全体像)

「サイト引越し屋さん」は、WordPressを中心に“サイトの引越し(移転・移行)”をまとめて代行してくれるサービスです。
初心者がつまずきやすいポイント(DNS切替、SSL、メール、動作確認など)まで含めて、「事故らずに完了させる」ことを重視した進め方になっています。

引越し作業でやることを、初心者向けに噛み砕くとこんな感じです。

  • データを移す:サイトのファイル/データベース(記事・画像・設定)を新環境へ
  • 動くように整える:PHPや設定、WordPress側の調整、必要なら修正
  • 切り替える:ドメインの向き先(DNS)を新サーバーへ
  • 仕上げる:表示・フォーム・メール・SSL(https)・計測ツールなどの確認

また公式ページでは、依頼者側の作業は原則「ログイン情報を送る」程度で、残りは代行する旨が明記されています。
「何をどう渡せばいいか」まで案内されるタイプなので、初めてでも進めやすい設計です。

対応できる移転パターン(WP移転/無料ブログ→WP/他CMS→WP)

サイト引越し屋さんは、単なる「サーバーの乗り換え」だけでなく、目的別の移転(移行)に対応しています。代表例は次のとおりです。

  • WordPressの引越し
    • サーバーの乗り換え(URLはそのまま)
    • ドメイン変更を伴う引越し
    • リニューアルサイトの本番公開(反映)
    • サイトM&Aなど譲渡に伴う作業
  • 無料ブログからWordPressへ移行
    • 例:Ameba/Livedoor/FC2 などの“WP化”
    • 独自ドメイン運用へ切り替え、収益化や拡張性を狙うケース
  • 他CMS・各種ツールからWordPressへ移行
    • 例:Wix/Jimdo/MovableType などからの“WP化”
    • ホームページ作成ソフト由来のサイトをWordPressへ統合したいケース

ポイントは、「同じ“引越し”でも難易度が違う」こと。
サーバー移転だけなら比較的シンプルですが、ドメイン変更や他CMS→WP移行は工程が増えやすいので、依頼前に「どのパターンか」を整理すると見積もりもズレにくくなります。

周辺作業まで任せられる範囲(ドメイン・メール・SSL・保守など)

初心者が不安になりやすいのが「サイト以外も動くの?」問題です。
サイト引越し屋さんは、周辺作業もオプションとして料金が明示されていて、必要なものだけ追加できます。

代表的なオプション(例)

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オプション例目的料金の目安(税込)
メールアドレス引越し(メールサーバー移転)メール不達を防ぐ33,000円〜
ドメイン移管(管理会社の移管)管理を一本化したい22,000円
ドメイン変更に伴う301リダイレクト設定SEO・旧URLアクセスを引き継ぐ11,000円〜
WordPress常時SSL化(https化)警告表示回避・安全性22,000円
Google Analytics導入設定計測を継続11,000円
Search Console導入設定検索状態の監視11,000円
セキュリティ対策/改ざん復旧/速度改善安全性・復旧・高速化33,000円〜/見積

さらに、公式サイトでは保守管理サービス(監視・バックアップ・更新・修正等)も案内されており、
「移転したあとも不安」「更新を止めたくない」人は、引越しとセットで検討しやすい構成です。

安心して任せるための論点(補償・情報管理・打ち合わせ)

「代行サービスって、何を基準に“安心”と言えるの?」を、初心者向けに整理します。
サイト引越し屋さんで見るべき論点は、主にこの4つです。

1)運営元の透明性(誰が運営しているか)
運営は 株式会社DPパートナーズで、会社概要(所在地・代表・沿革など)が公開されています。
「運営元が追える」こと自体が、初めての外注では重要な安心材料になります。

2)実績の出し方(数字・沿革があるか)
公式の来歴として、サービス開始(2017年1月)からの沿革や、累計対応数の節目が公開されています。
初めての依頼では、“どのくらい続いているか”が判断材料になります。

3)補償と不具合対応(トラブル時にどうなるか)
プランは補償額と不具合対応期間で分かれており、目安は次のとおりです(公式表)。

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プラン料金(税込)事故補償額不具合対応期間
ライト38,500円最大10万円検収完了から1週間
スタンダード49,500円最大100万円検収完了から2週間
アドバンス71,500円最大1,000万円検収完了から1ヶ月
プレミアム99,000円最大1億円無期限

「どれを選べばいいか迷う」場合は、難しく考えずに、
“サイトが止まったら損害はいくら?” → それに見合う補償のプラン、でOKです。

4)情報管理・やりとり(ログイン情報や連絡手段)
公式ページには、やり取り手段(メール/電話/ビデオ会議、Chatwork対応)や、前払い・後払い相談、NDA(秘密保持契約)の相談ができる旨も示されています。
外注が初めてなら、ここをチェックすると安心です。

最後に、依頼前にあなた側でやっておくと失敗しにくい「超ミニ確認」を置いておきます。

  • 引越しの目的は?(速度改善/費用削減/管理統一/リニューアル など)
  • URLは変わる?(変わるなら301や計測再設定が重要)
  • メール運用はある?(あるなら“メール引越し”も検討)
  • 止められない機能は?(フォーム/予約/決済/会員機能)

ここが整理できていると、見積もりの往復が減り、仕上がりも安定します。

サイト引越し屋さん公式サイト

対応範囲を早見表で確認(あなたのケースはどれ?)

まずは「あなたの引越し」がどのタイプかを、ざっくり当てはめてみてください。
タイプが分かると、必要な作業・リスク・追加になりやすい項目が一気に整理できます。

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あなたのケースURL/ドメイン難易度の目安追加になりやすいこと
サーバー乗り換えだけ変わらない低〜中SSL・メール・動作確認
ドメイン変更あり変わる中〜高301リダイレクト・計測再設定
リニューアル公開(入替)基本変わらない公開手順の設計・切替タイミング
サイト売買・譲渡状況次第中〜高権限移譲・名義移転・機密管理
ハッキング復旧込み変わらないことが多い復旧+再発防止(塞ぐ作業)

サーバー乗り換えだけ(URLは変えない)

一番よくあるのがこのパターンです。
独自ドメインはそのままで、サーバーだけを入れ替えます。

主な作業のイメージ

  • WordPressのデータを新サーバーへ移す(ファイル+DB)
  • 新環境で正常に動くように調整(PHP差・設定差の吸収)
  • 切替(DNSを新サーバーに向ける)
  • 仕上げ(SSL・フォーム・画像・ログイン・表示速度などを確認)

初心者が事故りやすいポイント

  • SSL(https):切替後に「保護されていません」や混在コンテンツが出る
  • メール:サイトは表示できても、メールが送受信できない
  • 切替のタイミング:混雑する時間帯に切替して問い合わせが止まる

覚えておくと安心な考え方

  • URLが変わらないので、SEO面のリスクは比較的小さめ
    ただし、表示崩れやエラーで巡回(クロール)が止まれば、順位に影響することはあります。
  • 同一サーバー会社内の移転など、条件によってはダウンタイム(サイト非表示時間)が発生する可能性があるため、止めたくない場合は回避策の相談が現実的です。

ドメイン変更を伴う引越し(URLが変わる)

このパターンは、やることが増えます。理由はシンプルで、
検索エンジンもユーザーも「別サイト」に見えやすいからです。

最低限おさえたい“要点”

  • 301リダイレクト(旧URL→新URLへの恒久転送)
    → これがないと、アクセスも評価も分断されやすい
  • ページ単位の対応
    → 「トップだけ転送」ではなく、できる限り旧ページ→対応する新ページ
  • 計測と検索管理の引継ぎ
    → Google Analytics / Search Console の設定がズレると、移転後の異常に気づけません

失敗しやすい落とし穴

  • 新サイト側でnoindexが入っていた(公開したのに検索に出ない)
  • リダイレクトが連鎖して遅くなった(A→B→C…)
  • canonical(正規URL)の指定が旧ドメインのまま

サイト引越し屋さん側では、ドメイン変更に伴う301リダイレクト設定がオプションとして用意されています。
「URLが変わる」なら、まずここを前提に見積もりを組むとズレにくいです。

リニューアル公開・本番反映(ステージング→本番)

これは「引越し」というより、作り替えた新サイトを“安全に入れ替えて公開する”タイプです。
ドメインはそのまま、見た目や構成だけを新しくするケースが典型です。

このケースのコツは“公開方式”を決めること

  • 別サーバーで新サイトを作る → DNS切替で入替
  • 同一サーバー内で新サイトを作る → ディレクトリ/設定の切替で入替
  • 一部だけ差し替える → 段階公開(影響範囲を小さく)

初心者が詰まりやすいポイント

  • 公開直前まで更新していて、旧サイトと新サイトで差分がズレる
  • 本番でいきなり切替して、フォーム・決済・予約が動かない
  • 画像パスや内部リンクが旧仕様のまま残る

失敗しない段取り(最低限)

  • 公開前:更新停止のタイミングを決める(いつから“凍結”するか)
  • 公開直前:チェックリストで確認(フォーム/404/主要ページ表示/ログイン)
  • 公開後:アクセス・エラー監視(最初の24時間が勝負)

「ステージングで検証→本番に反映」は、サイトの安全運用の王道です。
丸投げしたい場合は、この“公開設計”から相談できると安心度が上がります。

サイト売買・譲渡に伴う移転(権限/機密情報が絡む)

サイト売買(譲渡)は、技術より先に権限と情報の設計が重要です。
単純にデータを移すだけだと、あとで揉めたり、漏れたりします。

最初に決めるべきこと(ここが曖昧だと事故る)

  • サーバー契約は「移転」か「アカウント譲渡」か
    → そもそも移転不要で済むケースがあります
  • ドメインの管理者(名義)をいつ移すか
  • 解析ツール(GA/SC)や広告アカウントの所有権をどう移すか
  • どのタイミングで本番切替するか(売買契約の条件と連動)

機密情報まわりの現実的な対策

  • 受け渡しは“必要最小限”の権限から(最初は閲覧・検証用)
  • 完了したらパスワードは総入れ替え(WP/サーバー/DB/メール)
  • NDA(秘密保持)が必要なら、早めに締結しておく

「誰が何をいつ受け取るか」を紙に書いて整理すると、失敗率が一気に下がります。

ハッキング・改ざん後の復旧を含むケース

このケースは、引越しより先に復旧と封じ込めが優先です。
放置すると、検索から除外されたり、閲覧者に被害が及ぶリスクがあります。

まず最初にやるべきこと(初心者でもできる)

  • サーバー会社のセキュリティ通知を確認
  • ログイン情報を全変更(WordPress/サーバー/メール)
  • 不審なユーザー・プラグイン・テーマがないか確認
  • 可能なら一時的にアクセス制限(被害拡大を止める)

復旧で必要になりやすい作業

  • 不正ファイルの特定・削除、バックアップ復元
  • 侵入口の特定(古いプラグイン、脆弱なパスワード等)
  • 再発防止(セキュリティ強化、WordPress更新、設定見直し)

サイト引越し屋さんでは、ハッキング・改ざんからの復旧セキュリティ対策がオプションとして用意されています。
「復旧だけ」ではなく「再発防止まで」セットで考えるのが、結局いちばん安く済みます。

サイト引越し屋さん公式サイト

料金の見方:総額が決まるポイント(追加費用の出やすい所)

サイト引越し屋さんの費用は、ざっくり言うと次の式で考えるとブレません。

総額 = 基本プラン料金 + オプション料金 + 条件による加算(要相談・見積り)

まずは「基本プランでどこまで入っているか」を押さえ、次に「自分のケースでオプションが要るか」を切り分けるのがコツです。

基本料金に含まれるもの/含まれないもの

基本料金(プラン)で決まる部分

サイト引越し屋さんのWordPress移転は、プランごとに料金が決まっています(補償とサポート期間が主な違い)。

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プラン料金(税込)事故補償額不具合対応期間納期の目安
ライト38,500円最大10万円検収完了から1週間2週間程度(特急は別)
スタンダード49,500円最大100万円検収完了から2週間2週間程度(特急は別)
アドバンス71,500円最大1,000万円検収完了から1ヶ月特急対応可能
プレミアム99,000円最大1億円無期限特急対応可能

ポイント:「保険(補償)と、移転後の面倒見(不具合対応期間)」にお金を払う設計です。
収益や事業影響が大きいほど、上位プランの“安心コスト”が効いてきます。

含まれると考えてよいもの(初心者が気になる所)

公式の案内から読み取れる「基本料金側で面倒を見てくれる領域」は次の通りです。

  • 移転作業は“プラン一式”で対応(部分的な移転だけの依頼は不可)
  • バックアップを取った上で作業
  • DNS(ネームサーバー/レコード等)の設定も料金に含む
  • 移転後の不具合修正は、「移転作業によって生じた不具合」に限定
  • 移転手法は、プラグイン任せではなく手作業で行う方針(データ数を目視確認する旨の記載あり)

“含まれない/別料金になりやすい”もの

ここが「思ったより高くなる」原因になりがちです。

  • 特急対応(ライト/スタンダードは追加料金で可)
  • AWS・VPSなどへの移転(構成次第で別途費用の可能性)
  • メールの引越し(サイト移転とは別枠になりやすい)
  • SSL化、301リダイレクト、セキュリティ強化などの周辺対応(=オプション)

よく付くオプション(メール・301・SSL・セキュリティ等)

オプションは「必要な人には必須」「不要な人にはゼロ」で、分かれやすいです。
代表的なものを“目的別”にまとめます。

運用を止めない・困らないためのオプション

  • 時間外対応費:22,000円(税込)
    平日9:00–17:00以外での対応が必要な場合に発生
  • メールアドレス引越し:33,000円〜(税込)
    目安として、POP接続は10アドレス以下が基本料金、以降は増えるごとに加算。IMAPでメールデータ移行が必要な場合は1アドレスごとに加算という記載があります。
    ※PCのメールソフト設定は基本的に利用者側(サポートはあり)

SEO・アクセスを落としにくくするオプション

  • ドメイン変更に伴う301リダイレクト設定:11,000円〜(税込)
    ドメイン変更があるなら、基本的に“検討必須”枠です。
  • WordPress常時SSL化:22,000円(税込)
    いまhttpのままなら、移転を機に一緒に済ませる人が多いです(移転後に別発注だと二度手間になりがち)。

不安の芽を摘むオプション

  • WordPressセキュリティ対策:33,000円(税込)
  • WordPressハッキング・改ざんからの復旧:33,000円〜(税込)

ついでに直したくなる系(追加になりやすい)

  • WordPressテーマ変更:33,000円〜(税込)
  • WordPressバージョンアップ:33,000円〜(税込)
    開発環境やPHPバージョンアップまで絡む「フルセット」は約7.5万円(税別)の目安記載あり
  • 表示スピード対策:別途お見積り

費用が上がりやすい条件(サイト規模・特殊構成・停止不可など)

見積りが膨らむ“典型パターン”は、だいたい次のどれかです。

  • 急ぎ(特急)
    ライト/スタンダードは+11,000円(税込)で特急の記載あり。
    「この日までに切替必須」など、要件が厳しいほど上がりやすいです。
  • インフラが特殊(AWS/VPS/独自構成)
    公式に「別途費用の可能性」が明記されています。レンタルサーバー移転の感覚で見積るとズレます。
  • メールが絡む(しかもアカウント数が多い/IMAP移行が必要)
    “メール引越し”はサイト移転と別で工数が出やすい領域です。
  • 止められない(ダウンタイム回避が必須)
    サーバーの組み合わせ次第でダウンタイムが発生し得ること、回避は別途相談になる旨の記載があります。
    =「切替設計」が必要になると、工数が増えます。
  • テーマ/プラグイン/PHPが古く、更新が必要
    バージョンアップは、やるほど安全になりますが“検証工数”が増えやすいです。

ケース別の費用感を掴む考え方(見積り比較のコツ)

1) まず「プラン」と「オプション」を混ぜない

比較表を作るなら、列を分けてください。

  • A社:基本料金(移転)いくら
  • A社:オプション(メール/301/SSL…)はいくら
  • A社:条件加算(特急・時間外・AWS/VPS…)はどうなるか

ここを混ぜると、安く見える見積りが簡単に作れてしまいます。

2) 見積り依頼時に、最低限この5点を揃える

同条件で出さないと、比較になりません。

  • 移転元/移転先(レンタルサーバー名、AWS/VPSか)
  • URLが変わるか(ドメイン変更の有無=301が必要か)
  • メール引越しの有無(POPかIMAPか/何アドレスか
  • 希望納期(特急か、時間外対応が必要か)
  • 「止められない事情」(ダウンタイム回避が必須か)

3) “最低ライン”の組み立て例(目安)

※「〜」や「別途見積り」は上振れします。ここでは“下限の考え方”だけ掴んでください。

  • サーバー乗り換えだけ(URLは同じ)
    基本プラン(例:ライト 38,500円)=ほぼ総額になりやすい
  • ドメイン変更あり(301が必要になりやすい)
    基本プラン+301(11,000円〜)
  • 移転と同時にSSL化も実施
    基本プラン+SSL(22,000円)
  • とにかく急ぐ(ライト/スタンダード)
    基本プラン+特急(11,000円)

最後にひとつだけ。
見積り比較で盲点になりやすいのが、代行費とは別の“周辺コスト”です(新サーバー利用料、ドメイン更新料、有料テーマ/有料プラグインの継続費など)。ここはどの業者でも別枠になりやすいので、別メモで管理すると判断がラクになります。

サイト引越し屋さん公式サイト

依頼〜納品までの流れを時系列で解説(何を準備すればいい?)

はじめて外注する人がつまずきやすいのは、「何を準備して、いつ確認するか」が曖昧なまま進むことです。
ここでは、サイト引越し屋さんの一般的な進行(問い合わせ→見積もり→発注→作業→検収)に合わせて、やることを時系列で整理します。

問い合わせ前チェックリスト(権限・環境・要望の整理)

最初の問い合わせで情報が揃っているほど、見積もりが正確になり、往復が減ります。
「全部わからない…」でも大丈夫なので、分かる範囲でOKです。

サーバー/ドメイン管理会社/DNSの把握

まずは「どこが握っているか」を整理します(ここが曖昧だと作業が止まりがちです)。

  • 現在のサーバー会社名(移転元)
  • 移転先サーバー会社名(決まっていれば)
  • ドメインの管理会社(ムームー、Xserverドメイン等)
  • DNSをどこで管理しているか
    • ドメイン管理側でDNSを触るのか
    • サーバー側でDNSを触るのか(どちらが“権限”を持っているか)

最低ラインのゴール

  • 「サーバー」「ドメイン」「DNS」の3つが、どのサービスに紐づいているか言える状態

分からない場合は、契約メール(申し込み完了メール)や管理画面の「契約情報」「ドメイン設定」あたりを見ると見つかることが多いです。

WordPress情報(テーマ・プラグイン・PHP・独自改修)

WordPressは、同じ“引越し”でも中身次第で難易度が変わります。最低限これだけ押さえましょう。

  • テーマ名(子テーマの有無も)
  • 主要プラグイン(セキュリティ・キャッシュ・フォーム・会員系など)
  • PHPバージョン(移転先で同じにできるかが重要)
  • 独自改修の有無
    • functions.phpに追記
    • テーマ内に独自コード
    • 外部API連携 など

メモの取り方のコツ

  • 「何を入れているか」より、止まると困る機能を先に列挙する
    例:お問い合わせ/予約/決済/会員ログイン/自動返信メール

メール運用の有無(送受信停止リスクの確認)

サイトが移っても、メールが止まると業務ダメージが出ます。次を確認してください。

  • 独自ドメインメールを使っているか(例:info@〜)
  • 何個のメールアドレスを運用しているか
  • 重要メールの用途(問い合わせ受信/受注通知/システム通知)

ここだけは最初に宣言すると親切

  • 「メールも移行したい/メールは別で管理している/Gmail(Google Workspace等)なので移行不要」など

見積り・提案を読むポイント(範囲・前提・除外事項)

見積もりで見るべきは金額より先に「どこまでやってくれるか」です。
チェックは次の順でやると迷いません。

1)作業範囲(どこまで含む?)

  • サイト移転(WordPress本体・DB・メディア)
  • DNS切替の実施有無
  • SSL(https)対応は含むか/別か
  • メール移行は含むか/別か
  • ドメイン変更がある場合の対応(301など)は含むか/別か

2)前提条件(これが崩れると追加や延期になりやすい)

  • 事前に移転先サーバーを契約済みか
  • 作業中は更新を止められるか(更新が続くと差分調整が増える)
  • サイト停止が許容されるか(時間帯指定が必要か)

3)除外事項(“やってくれると思った”を防ぐ)

  • テーマ変更・デザイン改修は対象か
  • 大規模なバージョンアップ(WP/PHP)を同時にするか
  • 速度改善やセキュリティ強化は移転と別扱いか

4)コミュニケーション手段
メールだけで分かりにくい場合、電話やオンラインでの説明が可能かどうかも重要です(不安が減ります)。

作業中に発生しやすい確認依頼(止める更新/共有方法)

作業が始まると、次の確認が入りやすいです。先回りしておくとスムーズです。

更新を止めるタイミングの確認

  • 「いつから更新停止しますか?」
  • 「停止できない場合、差分をどう扱いますか?」(追記分の反映方法)

ログイン情報の共有

  • サーバー管理画面
  • ドメイン管理画面(DNSを触る場合)
  • WordPress管理画面
  • (必要なら)FTP/SSH、DB接続情報

安全面の話(不安がある人向け)

  • 機密情報が含まれるため、必要ならNDA(秘密保持)を結ぶか
  • 共有方法(パスワード管理ツール/一時パス発行/作業後に変更する等)

作業の“途中報告”で確認したいこと

  • 切替日時(業務時間外・アクセスが少ない時間帯など)
  • 切替後のチェック担当は誰か(あなた/社内の別担当)

検収(納品チェック)で確認すべき項目

検収は「なんとなく見てOK」だと事故が残りやすいです。
“最低限これだけ”を短時間で確認できるように、チェックを2ブロックに分けます。

表示・リンク切れ・フォーム・決済・会員機能

まずはユーザー体験に直撃するところから。

  • 主要ページが正しく表示される(トップ/カテゴリ/記事/固定ページ)
  • 画像が欠けていない(アイキャッチ・本文画像)
  • メニュー・内部リンクが飛べる(404にならない)
  • お問い合わせフォームが送信できる
    • 自動返信が届く
    • 管理者宛メールが届く
  • 決済・予約がある場合
    • テスト決済/テスト予約が最後まで通る
  • 会員サイトの場合
    • ログイン・ログアウト
    • 会員限定ページの表示
    • パスワード再発行メール

時短テク

  • まず「売上や問い合わせに直結する導線」だけを一気に通す(トップ→LP→フォーム、など)

速度・エラー・ログイン・バックアップ

次に、運用の土台(管理側)を確認します。

  • WordPressにログインできる
  • 投稿・固定ページを編集して更新できる
  • 画像を新規アップロードできる
  • 目立つエラーが出ていない(真っ白/管理画面で警告が多い等)
  • 表示速度が極端に遅くなっていない
    • 体感で重い場合は、キャッシュ系プラグインやPHP差が影響していることがあります
  • バックアップ方針が明確
    • サーバー側バックアップの有無
    • プラグインバックアップの有無
    • 「戻せる状態」になっているか

検収で一番大事な考え方

  • “移った”ことより、「普段どおり運用できる」ことを証明する
    • 編集できる
    • 送信できる
    • 受信できる
    • 何かあっても戻せる
サイト引越し屋さん公式サイト

SEOを落とさないための最重要ポイント(ここが弱いと順位が落ちる)

サイト移転で順位が落ちる原因は、突き詰めるとだいたい次の3つです。

  • Googleが正しくクロールできない(エラー、robots/noindex、遅すぎる、など)
  • 評価の引き継ぎ設計が弱い(URL変更なのに301が雑、ページ対応がズレる、など)
  • 異常検知が遅れる(Search Console/Analytics未設定で気づけない)

ここからは「URLが変わらないケース」と「URL/ドメインが変わるケース」で、必須対応を切り分けます。

URLが変わらない移転での必須確認(内部・外部・計測)

URLが同じなら、301やアドレス変更ツールは基本的に不要です。
ただし、“中身(サーバーや設定)が変わる”ことで評価が揺れることは普通にあります。

まずは、移転直後に一気に確認できるよう、要点を表にします。

スクロールできます
分類目的最低限チェック
内部クローラブル&表示品質を守る200で返る/robots・noindexなし/canonical正常/主要ページ表示
外部流入を止めない被リンク先の主要URLが生きてる/SNSシェア先が表示できる
計測異常を早く見つけるSearch Console継続/Analytics計測継続/サイトマップ送信OK

内部(SEO直結)

  • ステータスコードが正常(200)
    500や403が増えると、クロールが鈍って順位が落ちやすいです。
  • robots.txtとnoindexの事故がない
    テスト用にブロックしていた設定が残るのが“あるある”です。
  • canonicalが変になっていない
    移転先のURLやステージングURLが正規URLとして出ていると、評価が分散します。
  • 表示崩れ/読み込み漏れがない
    CSS/JSが取れない、画像が欠ける、混在コンテンツが出る、などはユーザー指標にも響きます。

外部(流入の保全)

  • 流入が多い上位ページを、外から開いて確認(検索結果・SNS・被リンク元)
  • HTTP→HTTPSを伴う場合は、httpアクセスがhttpsへ正しく誘導されるか
    ※URLの見え方が変わるので、この場合は「URL変更あり」の項目も一部参照すると安全です。

計測(検知スピード)

  • Search Consoleの所有権確認が維持されているか
    表示が落ちたのに気づけないのが一番危険です。
  • Analyticsが二重計測/計測漏れになっていないか
    「移転後、急にPVが半減」は“実際に半減”ではなく、タグ未設置がよくあります。

URL/ドメインが変わる移転での必須対応

URLが変わる移転は、Googleのガイドでも「影響を最小化する手順」が明確に示されています。
結論から言うと、重要なのは ページ単位の301整合(canonical/サイトマップ/内部リンク/計測) です。

301リダイレクト設計(ページ単位での対応方針)

方針は“旧URL → 対応する新URLへ1対1”が基本です。雑にトップへ飛ばすほど、評価もユーザーも失いやすくなります。

チェックポイント(初心者でもここだけ押さえればOK)

  • 301(恒久)で統一(302やJavaScript転送に寄せない)
  • 1回で目的地へ(リダイレクトチェーンを作らない)
  • 旧URLの全量を対象に(重要ページからでOKだが、最終的には漏れを潰す)
  • 削除したページは404/410の方が良いこともある
    無理に関係ないページへ飛ばすと、品質評価が崩れやすいです。

実務でズレにくい“優先順位”はこれです。

  1. 収益・問い合わせに直結するページ
  2. 自然検索の流入が多いページ
  3. 被リンク(外部リンク)が付いているページ
  4. それ以外(一覧/タグ/古い記事など)

補足:サイト引越し屋さんは「ドメイン変更に伴う301リダイレクト設定」をオプションとして用意しています。自力で設計・実装が不安なら、ここだけ外注する考え方もできます。

canonical/サイトマップ/内部リンクの整合

301が正しくても、整合が崩れていると評価が迷子になります。特にこの3つは必須です。

  • canonicalが“新URL”を指している
    旧URLのままだと、せっかく移ったのに旧を正規扱いし続けます。
  • 開発中に入れたnoindex/robotsブロックを外す
    「インデックスされない原因」の上位です。
  • 新しいサイトマップを作り、Search Consoleへ送信
    Googleに新URL群を素早く認識させるための近道です。

加えて、効果が大きいのが内部リンクの更新です。

  • 内部リンクは可能な限り“新URLへ直リンク”に張り替える
    リダイレクト越しの内部リンクを減らすと、ユーザー体験もクロール効率も上がります。
  • ナビ・パンくず・関連記事・人気記事など、繰り返し露出する導線ほど優先
    小さな積み重ねが大きく効きます。

Search Console・Analyticsの移行/再設定

ここは「やったつもりで抜ける」箇所です。手順を短くまとめます。

Search Console(ドメイン変更の場合)

  • 旧サイトと新サイトの両方をプロパティ登録&所有権確認
  • 301リダイレクトを設定してから、旧プロパティ側で「アドレス変更ツール」を実行
    ※HTTP→HTTPS移行では、アドレス変更ツールは不要とされています(ドメイン移転と扱いが違うため)。

Analytics(URL変更の有無に関わらず重要)

  • 新サイトでも計測タグが発火しているか確認
  • ドメイン変更時は、設定(参照元・クロスドメイン等)が絡む場合があるので注意
    「数値が変」=サイトが落ちた、とは限らないので、まず計測を疑うのがコツです。

補足:サイト引越し屋さんには、Google AnalyticsやSearch Consoleの導入設定オプションもあります。移転作業とセットにすると、計測漏れリスクを潰しやすいです。

移転後1〜4週間の監視手順(順位・クロール・エラー対応)

移転後は、1〜4週間の“監視フェーズ”が本番です。理由は単純で、Googleが新旧URLを再クロールして整理するのに時間がかかるからです。

0〜2日目(初動で事故を潰す)

  • 代表URLを10〜30本ほど選び、以下を確認
    • 旧→新が301で到達する(URL変更時)
    • 新URLが200で表示できる
    • noindex/robots事故がない
  • Search Consoleで「ページ」や「サイトマップ」関連の異常が出ていないか見る
  • 重大機能(フォーム/決済/会員ログイン)が一通り動くか確認
    ※ここが壊れていると、SEO以前にビジネスが止まります

1週目(クロールとインデックスの流れを見る)

  • Search Consoleで次を毎日または隔日で確認
    • エラー増加(404/5xx)
    • インデックス数の推移(旧が減り、新が増えるのが理想)
    • サイトマップの処理状況
  • 404が出たら、まず分類
    • 旧URLのマッピング漏れ(=301追加で直る)
    • 削除ページ(=404/410で良い)
    • 内部リンクミス(=内部リンク修正)

2週目(“漏れ”と“ズレ”を修正)

  • 流入が多いページ/被リンクが多いページから優先して
    • 301漏れを埋める
    • 内部リンクを新URLへ張り替える
  • canonicalやサイトマップ、robots/noindexの整合を再チェック
    “一部テンプレだけ旧URLのまま”がよく起きます

3〜4週目(評価の安定化を促す)

  • 検索パフォーマンス(表示回数・クリック・クエリ)を旧⇄新で比較
  • まだ旧URLが検索に残るのは自然なこともあります
    ただし、旧が200で返っている/旧がインデックスされ続ける場合は設計ミスの可能性が高いです
  • 外部で更新できるリンク(SNSプロフィール、広告LP、主要な被リンク元への依頼)を優先して更新
    リダイレクトはユーザー体験を遅くするので、直リンク化できるところから潰すのが効率的です
サイト引越し屋さん公式サイト

よくある不安・トラブルと回避策(失敗パターンを先回り)

ログイン情報を渡すのが不安(安全な共有方法)

外注で一番多い不安が「管理画面のID・パスワードを渡して大丈夫?」です。
結論としては、“渡し方”を設計すればリスクはかなり下げられます。ポイントは次の3つです。

  • 最小権限:必要な操作だけできる権限にする
  • 期限付き:作業が終わったら無効化・変更する
  • 経路分離:IDとパスワードを同じ場所で送らない

安全に共有するための、現実的な方法(例)

スクロールできます
共有対象安全度を上げる渡し方作業後にやること
WordPress管理画面専用ユーザーを新規作成(強いPW+可能なら2段階認証)専用ユーザー削除/PW変更
サーバー管理画面可能なら一時パスや権限制限、IP制限PW変更/アクセス制限解除
FTP/SFTP使い捨てアカウント+IP制限が有効アカウント削除/鍵の破棄
DNS(ドメイン管理)触る必要がある時だけ共有(必要最小限)PW変更/2段階認証見直し

さらに安心したい場合は、NDA(秘密保持契約)の相談もできます。
「心理的に怖い」場合は、NDA+上の運用(専用ID・IP制限・作業後の変更)をセットにすると、納得感が出やすいです。

データ消失・表示崩れ・プラグイン不整合

移転の失敗は「完全に消える」より、“一部だけ壊れる”が多いです。
だからこそ、事前に“壊れやすいところ”を固定しておくのがコツです。

起きやすいトラブルと、先回りチェック

  • 画像が抜ける/レイアウトが崩れる
    • 原因例:パスの違い、キャッシュ、CDN設定、混在コンテンツ
    • 回避:主要ページ(トップ・カテゴリ・人気記事)を優先して事前にチェック対象にする
  • フォームが動かない(送信できない/通知が届かない)
    • 原因例:メール設定、SMTP未設定、迷惑メール判定
    • 回避:検証環境で“実際に送って受信する”までをテスト項目に入れる
  • 管理画面が重い/真っ白/エラー
    • 原因例:PHPバージョン差、メモリ不足、プラグイン競合
    • 回避:移転前に「PHP」「WP」「主要プラグイン」の現状をメモしておく(同等環境で動かすため)

初心者でも効く“保険”はこれです。

  • バックアップは1つじゃ足りない
    • サーバー側バックアップ+別保存(ローカルやクラウド)など、複数経路を持つ
  • 「止まると困る機能」を先にリスト化
    • お問い合わせ/予約/決済/会員ログイン など
  • 切替後は“キャッシュ→プラグイン→テーマ”の順に切り分け
    • いきなり全部を疑うと沼るので、影響が大きい順に確認するのが近道です

サイトが見えない時間は出る?(切替設計の考え方)

結論:ケースによっては出ます。ただし、設計次第で「短くする」「影響を小さくする」は可能です。

サイトが見えなくなる主な原因は2つあります。

  • DNS反映待ち(切替後、世界中のDNSが更新されるまで時間差が出る)
  • サーバー仕様による“空白時間”(同一サーバー会社間の移転などで発生し得る)

失敗しにくい切替設計(実務で効く順)

  • 切替の時間帯を選ぶ(アクセスが少ない深夜・早朝など)
  • 旧サーバーはすぐ解約しない(最低でも数日〜1〜2週間は保険として残す)
  • TTLを事前に下げる(できる範囲で“反映の遅れ”を短縮する)
  • 切替前に検証する
    • テストURLやhosts設定等で、切替前に表示・フォーム・管理画面を確認しておく
  • “何をもって復旧とするか”を決めておく
    • 例:トップ表示OK/主要導線OK/フォーム送信OK まで到達したら完了

「絶対に止められない」場合は、最初からダウンタイム回避の相談前提で進めるのが安全です。

メールが届かない/送れない(DNS・設定の落とし穴)

サイト移転で見落としがちなのがメールです。
サイトは表示できても、メール(問い合わせ通知・自動返信)が止まると実害が出ます。

落とし穴はだいたいこのあたりです。

  • DNSのMXレコードが変わった/消えた
  • SPF/DKIM/DMARCが未設定になった(迷惑メール扱いが増える)
  • WordPressのフォームがサーバー標準メール送信に依存していて、移転後に弾かれる

回避のためのチェックリスト(短く・効くところだけ)

  • 事前:独自ドメインメールを使っているか、何アドレス運用かを把握する
  • 切替当日:主要アドレスで 送信→受信テスト(Gmail/携帯/社内など複数先が理想)
  • 移転後:フォーム送信テスト(自動返信+管理者通知)
  • 必要なら:フォームはSMTP送信に切り替える(到達率が安定しやすい)

「メールも含めて丸ごと不安」なら、メール移行や関連設定を含めて相談できる体制があるかを、見積もり段階で確認しておくと安心です。

移転後のエラー(SSL混在・画像・管理画面)

移転後の“よくあるエラー”は、原因が限られています。
症状別に、まず疑うべき順番だけ覚えておくと復旧が速いです。

1)SSL混在(httpsなのに一部がhttp)

  • 症状:鍵マークが消える、警告が出る、CSSが当たらない
  • 初動:
    • WordPressの「サイトURL」がhttpsになっているか
    • キャッシュを削除しても直らない場合、httpのURLが記事内に残っている可能性

2)画像が表示されない/404が増える

  • 症状:画像だけ抜ける、サムネだけ出ない
  • 初動:
    • パーミッション(権限)やアップロード先のパス
    • CDNや最適化系プラグインの設定(移転前のまま残りがち)

3)管理画面が真っ白・ログインできない

  • 症状:500/502、ログインループ、操作すると落ちる
  • 初動の切り分け(この順が最短)
    1. キャッシュ系を無効化
    2. プラグインを一時停止(問題の切り分け)
    3. テーマをデフォルトに切替(テーマ起因を切り分け)
    4. PHPバージョン・メモリ上限・エラーログ確認

エラー対応で大切なのは、“一気に全部直そうとしない”ことです。
まずは「影響が大きい順」に原因を切り分け、最短で正常系に戻す。その後に見た目や細部を詰めると、手戻りが減ります。

サイト引越し屋さん公式サイト

評判・口コミ・事例の見方(“良い悪い”より大事な判断軸)

「サイト引越し屋さんって評判いい?悪い?」は気になるところですが、移転は“相性”で満足度が割れます。
そこで大事なのは、口コミを感情ではなく判断材料として読むことです。

レビューで見るべき観点(対応速度/説明力/想定外費用)

口コミは、次の3点が具体的に書かれているほど“当たり”です。

1)対応速度(速い=正義、ではなく“詰まらない”が重要)

  • 初回返信が早いか
  • こちらの返答待ちになった時、何を返せば進むかが明確か
  • 切替日や更新停止など、判断が必要な場面で先回りしてくれるか

2)説明力(初心者でも迷わない設計になっているか)
良い口コミほど「丁寧でした」だけで終わらず、説明の中身が書かれます。

  • 作業範囲(やる/やらない)が言語化されている
  • 専門用語を“翻訳”してくれる(DNS、SSL、301など)
  • 検収(納品チェック)の観点を渡してくれる

3)想定外費用(ここが一番トラブル化しやすい)
「見積りより高くなった」は悪とは限りません。重要なのは理由です。

  • 追加の根拠が説明されているか(例:メール移行、301、SSL、セキュリティ、特急など)
  • “最初のヒアリング不足”か、“途中で要望が増えた”かが切り分けられているか
  • 追加が出る前に相談があったか(いきなり請求になっていないか)

読み方のコツ

  • ★評価だけ見ない
    → “どの工程で助かったか”が書かれている口コミを優先
  • 1件の神レビュー/炎上レビューで決めない
    → 5〜10件を読んで「同じ話が繰り返されているか」を見る

SEO配慮ができているかを読み取るポイント

「SEOに強い」と書いてあっても、移転で大事なのは実施した作業が妥当かです。口コミ・事例からは、次を読み取れます。

URLが変わらない移転で、読み取りたい“手がかり”

  • 切替後にエラー(404/500)が増えていない
  • SSLや表示崩れ、混在コンテンツに触れている(=チェックしている可能性が高い)
  • 計測(Search Console/Analytics)を確認した形跡がある

URL/ドメインが変わる移転で、決定的に重要な“手がかり”

  • 301リダイレクトが「ページ単位」で設計されている(トップ一括転送だと弱い)
  • canonical/サイトマップ/内部リンクの整合に触れている
  • Search Console・Analyticsの移行/再設定に触れている

口コミ・事例を読んでいて不安なら、こう質問すると一気に判定できます

  • 301は「旧URL→対応する新URL」の一覧(マッピング)を作る? どこまで対応する?
  • 旧サイトの主要流入ページ・被リンクページは、優先して転送設計する?
  • Search Consoleは何を設定して、移転後は何を見て異常検知する?

“それっぽい言葉”より、具体的な運用の話が出るかで見極めるのが一番確実です。

公式の事例・お客様の声を確認するときのコツ

公式の事例は、見方を間違えると「良さそう」で終わってしまいます。
次の順で読むと、あなたの案件に“当てはめ”できます。

1)まずカテゴリで自分の案件に寄せる
公式ページはカテゴリで絞り込めます。自分に近いものだけを見ると判断が速いです。

  • WordPressのサーバー移転
  • 無料ブログ→WordPress
  • ドメイン変更
  • リダイレクト設定
  • 常時SSL化
  • メールアドレス移行
  • サイト復旧作業(改ざん対応) など

2)「悩み → 成果 → 感想」のうち、“成果”を重視する
良い事例は「すごく助かった」ではなく、成果が具体的です。

  • 何が不安だったか(止められない、社内でできない、構成が複雑など)
  • 何が解決したか(移転完了、メールも移行、リダイレクト設定、特急対応など)
  • どこまで任せて、どこを自分がやったか

3)“想定外費用”の書かれ方に注目する
公式事例でも「当初想定より費用がかかった」と書かれているケースがあります。
ここはネガではなく、追加が出やすい条件が見えるヒントです。

  • 追加の原因が、メール/ドメイン移管/301/SSL/セキュリティなど「作業の種類」として説明されているか
  • 途中で納得して進められたか(説明・合意があったか)

4)最後に“あなたの見積り用メモ”へ落とし込む
事例を3〜5件読むだけで十分です。読んだら、これだけメモすると見積り比較がラクになります。

  • 自分の案件に必要そう:基本移転/メール/301/SSL/特急(該当のみ)
  • 不安が残る点:ログイン情報共有/更新停止の可否/切替時間帯
  • 事前に伝える条件:止められない機能(予約・決済・会員など)
サイト引越し屋さん公式サイト

他社・代替手段との比較(サーバー会社移行/フリーランス/DIY)

「サイト引越し屋さん」を検討している人が迷うのは、だいたい次の3択です。

  • サーバー会社の移行機能(かんたん移行・簡単引っ越し)
  • フリーランス/制作会社に依頼
  • 自分で引越し(DIY)

結論としては、“移転の難易度”と“失敗したときの痛さ”で選ぶのが一番ブレません。

サーバー会社の移行サポートと何が違う?

サーバー会社の移行機能は、基本的に 「同じURLのまま、WordPressのデータをコピーする」用途に強いです。
一方で、プロ代行(サイト引越し屋さん)は 「事故らない設計+周辺も含めて完了させる」方向が強みです。

違いを一言でまとめるとこうです。

  • サーバー会社の移行:“移す”が中心(自動化)
  • サイト引越し屋さん:“移して、問題なく運用できる状態にする”が中心(設計+検証+対応)

具体例として、サーバー会社の移行機能は便利ですが、制約や対象外が必ずあります。

  • エックスサーバーの「WordPress簡単移行」は、WordPress/PHPなどに条件があり、条件外はエラーになり得ます
  • ロリポップの「WordPress簡単引っ越し」は、移行対象がDBとwp-content中心で、.htaccessが対象外など“移らないもの”があります
  • ConoHa WINGの「WordPressかんたん移行」は、公式ページで提供を一時停止と明記されています(2026/2時点のページ表示)
  • mixhostにも「らくらく引っ越し/かんたん引越し」系の手順があり、ログイン情報で移行する方式が案内されています

つまり、サーバー会社の移行機能は
「条件にハマるなら速い」一方で、条件外や対象外があると人力の調整が必要になります。

その点、サイト引越し屋さんは、移転プラン自体に 補償額不具合対応期間が明記され、必要に応じて メール移行/301/SSL/セキュリティなどをオプションで足せる設計です。
「移して終わり」ではなく、運用に戻すところまでをコントロールしやすいのが違いです。

フリーランス・制作会社に頼む場合のリスク

フリーランス/制作会社は、当たりだと柔軟で早い反面、“品質のムラ”が出やすいのが現実です。
初心者が事故りやすいのは、次の3つが曖昧なまま進むケースです。

  • 責任範囲が曖昧(どこまでが移転で、どこからが修正か)
  • 引越し後の対応期間が曖昧(「不具合が出たら別料金」になりがち)
  • 作業設計が属人的(バックアップ、検証、ロールバックの手順が人による)

依頼するなら、価格より先にここを揃えると安全です。

  • 作業範囲(含む/含まない)を文面で固定
  • 検収条件(どこまで動けばOKか)をチェックリスト化
  • ログイン情報の扱い(専用アカウント、作業後のPW変更、NDA)を決める
  • 障害時の対応(復旧・修正の扱い/期限)を決める

自分で引越しする場合の現実(必要スキル・事故りやすい所)

DIYは費用を抑えられますが、必要なのは“操作”より検証と復旧の設計です。
特に、次のどれかに当てはまると難易度が跳ねます。

  • メール運用がある(問い合わせ通知・自動返信を含む)
  • ドメイン変更がある(301、計測、Search Console周りが増える)
  • 会員・決済・予約など「止められない機能」がある
  • キャッシュ/セキュリティ/最適化系プラグインが多い
  • PHPやWordPressが古い(移転先で動かない可能性)

プラグイン移行/手動移行の違い

プラグイン移行(例:All-in-One WP Migration、Duplicator等)

  • できること:まとめて書き出し→取り込みで早い
  • 事故りやすい所
    • 容量制限・タイムアウト
    • 大規模サイトで失敗
    • シリアライズデータやURL置換がズレる
    • 移行後に「画像だけ出ない」「管理画面が重い」などが残りやすい

手動移行(ファイル+DBを移して調整)

  • できること:構造を理解しているほど柔軟(特殊構成にも対応しやすい)
  • 事故りやすい所
    • DB接続や権限、文字コード
    • search/replace(http→https、旧ドメイン→新ドメイン)のミス
    • wp-configやパーミッション
    • 旧環境のキャッシュ・セキュリティ設定が足を引っ張る

初心者の現実解としては、
「サーバー会社の移行機能で移す → 失敗したら人力で詰める」が一番多いパターンです。
ただし、その“人力で詰める”ができない場合は、最初から代行が安全です。

バックアップとロールバック設計

DIYで一番重要なのは、作業の上手さより戻せる設計です。最低限これだけは守ると事故率が下がります。

  • バックアップは1つではなく2系統(サーバー側+手元/別クラウド)
  • 切替前に「戻し方」を決める
    • DNSを戻す
    • 旧サーバーを一定期間残す
  • 切替後の検証手順を固定する(トップ、主要ページ、フォーム送信、管理画面、画像アップロード)

比較チェックリスト(価格以外で差が出るポイント)

「安いか高いか」より、次で差が出ます。
見積もり比較にも、そのまま使えます。

スクロールできます
チェック項目サーバー会社の移行機能フリーランス/制作会社サイト引越し屋さん
対応範囲の明確さ(含む/含まない)機能範囲に依存人による(要確認)プラン+オプションで切り分けやすい
URL変更(ドメイン変更)対応基本は範囲外になりやすい人による301などをオプションで設計しやすい
メール移行範囲外になりやすい人によるオプションで用意されている
事故時の補償・責任原則自己責任寄り契約次第プランごとに補償額の考え方が明示
不具合対応期間サポート範囲は限定的人によるプランごとに期間が明示
“止められない”要件(ダウンタイム回避)設計は自分で人による相談前提で組み立てやすい
検証(納品チェック)の設計自分で人による進行・検収の枠組みが作りやすい

最後に、選び方を超短くまとめるとこうです。

  • URLそのまま・小規模・検証できる → サーバー会社の移行機能 or DIYでも可
  • ドメイン変更/メール/止められない機能がある → 代行の価値が出やすい
  • 安さ最優先 → DIY(ただし“戻せる設計”が前提)
サイト引越し屋さん公式サイト

失敗しない依頼のコツ(最短でキレイに終わらせる段取り)

要件整理テンプレ(目的・制約・希望日・優先順位)

見積りが速く・正確になり、やり取りの往復が減る“要件メモ”の型です。
そのまま問い合わせ文に貼って使えます。

要件メモ(コピペ用)

スクロールできます
項目記入例(あなたの内容に置換)
目的(最重要)表示速度を改善したい/保守を安定させたい/費用を下げたい/ドメイン変更したい
影響が大きい機能お問い合わせフォーム/予約/決済/会員ログイン/自動返信メール
移転パターンサーバー移転(URLそのまま)/ドメイン変更あり/リニューアル公開(入替)/譲渡
現在の環境移転元サーバー:〇〇/WP:〇〇系(テーマ名)/PHP:不明でもOK
移転先(決まっていれば)〇〇サーバー(プラン未契約 or 契約済)
ドメインとDNSドメイン管理:〇〇/DNSを触る場所:不明でもOK(調査依頼でも可)
メール運用独自ドメインメール:あり/なし、アドレス数:〇件、メール移行:必要/不要
希望スケジュール希望公開日:〇月〇日、最短優先/品質優先/コスト優先
切替の制約止められない時間帯:平日9–18時など/時間外対応が必要か
優先順位(上から)1)止めない 2)SEOを落とさない 3)コスト 4)納期
共有に関する希望NDA希望/チャット(Chatwork等)希望/電話・ビデオ会議希望

これだけは先に書くと強い(初心者の“詰まりどころ”を潰す)

  • URLが変わるか(ドメイン変更の有無)
  • メール移行が必要か(独自ドメインメールを使っているか)
  • 止められない機能があるか(予約・決済・会員など)
  • 公開(切替)できる時間帯(深夜・休日など)

公開日時と切替方式の決め方(業務影響を最小化)

切替(DNS変更・入替作業)で失敗しやすいのは、技術よりも「いつ」「どう切り替えるか」が曖昧なまま進むことです。
初心者向けに、決め方を“型”にします。

1)公開日時は「アクセスが少ない時間」×「戻せる体制」で決める

  • 目安:深夜・早朝/休日の午前など(あなたのサイトのアクセス傾向に合わせる)
  • 絶対条件:切替後に30〜60分だけでも確認できる時間を確保する
    (トップ表示・フォーム送信・ログイン、この3点だけでもOK)

2)切替方式は3パターンから選ぶ(迷ったら“安全寄り”)

  • 方式A:DNS切替(王道)
    新サーバーで動作確認 → DNSを新サーバーへ
    • 向く:URLそのまま移転、一般的なサイト
    • 注意:DNS反映の時間差が出ることがある
  • 方式B:入替公開(リニューアル反映)
    ステージングで検証 → 本番へ“差し替え”
    • 向く:デザイン刷新・構成変更・入替がメイン
    • 注意:“公開直前に更新が入る”と差分調整が増える(更新停止の線引きが重要)
  • 方式C:止めない設計(ダウンタイム回避の相談前提)
    止められない要件がある場合の考え方
    • 向く:決済・予約・会員など、停止が許されない
    • 注意:要件により工数が増えやすいので、最初から「止めたくない」を宣言して設計相談する

3)切替前に決めておくと事故が減る“2つの線引き”

  • 更新停止ライン:いつから記事更新・商品追加・予約設定変更を止めるか
    → “差分”が増えるほど、反映漏れや二重更新が起きやすい
  • 合格ライン(検収条件):何が動けば「公開OK」か
    → 例:トップ表示、主要LP表示、フォーム送信(自動返信+管理者通知)、ログイン

「移行後にやること」まで含めて依頼範囲を決める

移転は「移したら終わり」ではなく、運用に戻って初めて完了です。
最短でキレイに終わらせるには、依頼範囲を“移転+運用再開セット”として設計します。

1)移転に含めるべき“運用再開の最低ライン”

  • 表示:主要ページが崩れずに見える(画像・CSS含む)
  • 導線:メニュー/内部リンクが致命的に切れていない
  • 収益・反響:フォーム/予約/決済/会員ログインが動く
  • 管理:WPログイン、投稿更新、画像アップができる
  • 戻し:バックアップがあり、戻せる前提がある

2)オプションで「一緒に頼むと手戻りが減る」代表例
あなたの状況に当てはまるものだけでOKです。

  • メール移行(独自ドメインメールがあるなら優先度高め)
  • 301リダイレクト(ドメイン変更があるなら必須級)
  • 常時SSL化(http→httpsを一緒に片付けたい場合)
  • Analytics/Search Consoleの導入・再設定(移転後の異常検知を早くする)
  • セキュリティ対策/改ざん復旧(不安がある・過去に被害がある場合)
  • 保守管理(「移転後の更新・監視も任せたい」場合)

3)依頼範囲を決めるコツ:やることを“3階建て”にする

  • 1階(必須):移転完了+運用再開(止まらない・壊れない)
  • 2階(推奨):SEO・計測・セキュリティ(落ちない・気づける)
  • 3階(任意):速度改善・テーマ変更・大規模アップデート(良くする)

この分け方にすると、見積り比較もしやすく、途中で「それは別料金です」が起きても納得しやすいです。

4)最後に:相談を早く終わらせる“ひと言”
問い合わせの最後に、これを添えるだけで提案精度が上がりやすいです。

  • 「最優先は〇〇です(例:停止回避/SEO維持/コスト)」
  • 「切替できる時間帯は〇〇です(例:平日深夜のみ)」
  • 「メール移行は必要/不要です」
  • 「NDAが必要なら締結したいです」
サイト引越し屋さん公式サイト

よくある質問

納期はどれくらい?急ぎは対応できる?

目安として、WordPressのサーバー移転は約2週間程度で案内されていることが多いです。
ただし、実際の納期は「サイト規模」「構成の特殊さ」「切替条件(止められない更新がある等)」で前後します。

急ぎ(短納期・特急)も相談可能で、状況に応じて「納期を短縮する特急対応」や「夜間・休日の作業」も選択肢になります。
そのぶん追加費用が発生するケースがあるので、最初の問い合わせ時点で「いつまでに公開したいか」「止められない運用があるか」を伝えるのがスムーズです。

納期が延びやすい典型例は次のとおりです。

  • 記事数・メディア数が多い(数千〜、大規模)
  • 会員機能/決済/予約/独自改修などがある
  • AWS・VPSなど、インフラ側の設計や構築も含む
  • メール移行やドメイン移管まで同時に行う

依頼中に更新してはいけない作業は?

結論、“切替の前後”だけは更新を止める(更新凍結)のが安全です。
理由はシンプルで、移転作業中に更新が入ると 「新旧どちらに反映されたのか分からない」「一部だけ欠ける」 が起きやすいからです。

特に避けたいのは次の4つです。

  • 投稿・固定ページの更新(追記、削除、リライト、カテゴリ変更など)
  • 画像・ファイルの追加(メディアアップロード、差し替え)
  • テーマ/プラグイン/WordPress本体の更新(表示崩れ・不整合の原因)
  • DNSやサーバー側設定の変更(切替手順が崩れやすい)

目安としては、
「検証開始〜切替完了〜動作確認OK」までを“更新凍結期間”として扱うのが無難です。

スクロールできます
作業基本方針
新規記事投稿・リライト原則NG(どうしても必要なら、事前に相談して“反映ルール”を決める)
画像の追加・差し替え原則NG(漏れやすい)
プラグイン/テーマ更新原則NG(環境差で不具合が出やすい)
コメント返信程度影響が小さいが、運用次第で要相談

どうしても更新が止められないサイト(EC、予約、会員制など)は、
「切替方式」や「反映の取り扱い(どこまで同期するか)」が重要になります。ここは最初に要件として伝えておくのがベストです。

移転後の保守管理もセットで頼むべき?

「必須」ではありませんが、次に当てはまるならセット(または別途)で保守を検討する価値が高いです。

  • 更新担当がいない/兼任で手が回らない
  • バージョンアップが怖くて放置しがち
  • 障害時に復旧できる人が社内にいない
  • 定期バックアップや監視を仕組み化したい

保守の価値は、日々の更新代行というより 「監視・バックアップ・復旧・安全なメンテナンス運用」 にあります。
特に、移転直後は環境差の影響が遅れて出ることもあるので、最初の1〜2か月だけでも保守を付ける考え方は現実的です。

(参考)保守プランは、一般に「月額」「初期費用なし」「最低契約期間の縛りなし」などの条件が示され、プラン差は主に以下に出ます。

  • 監視・バックアップの有無と粒度
  • 障害時の復旧対応
  • 定期メンテナンス(WP本体/プラグイン更新)の範囲
  • 既存コンテンツ修正対応の有無

対応サーバー・対応CMSはどこまで?

サーバーは、国内レンタルサーバーだけでなく、海外サーバー・VPS・自社サーバーまで幅広く対応可能とされることがあります。
ただし、AWSやVPSなどは料金体系が変わる/追加費用が発生する可能性があるため、事前確認が必須です。

CMSは、主軸がWordPressである一方で、案件によってはMovableTypeなど他CMS、さらにWix/Jimdo/HTML/無料ブログ→WordPressといった移行相談窓口が分かれていることもあります。

迷ったら、判断に必要なのはこの3点です。

  • 現在のサイト:WordPressか/他CMSか/無料ブログか
  • どこを変えるか:サーバーだけか/ドメインも変えるか
  • 止められない運用:メール・決済・会員・予約などがあるか

この3点を添えて相談すると、「対応可否」と「必要な作業範囲」が一気に具体化します。

サイト引越し屋さん公式サイト

迷ったらこの3点で判断しよう

「サイト引越し屋さんに頼むべきか」を迷ったら、結局は 安全性・SEO配慮・コミュニケーション の3点でほぼ決まります。
価格や納期は大事ですが、サイト移転は“失敗したときの損失”が大きいので、判断軸を先に固定しておくのがコツです。

安全性(補償・情報管理・手戻り対策)

安心して任せられるかは、次の3つで見えます。

1)補償と不具合対応の考え方が明確か
サイト引越し屋さんは、プランごとに 事故補償額不具合対応期間 が明示されています。
「失敗したらどうなる?」が見えるのは、初心者にとって大きな安心材料です。

2)情報管理が“運用として”設計できるか
ログイン情報共有が不安なら、最初から次をセットで決めると安全です。

  • WordPressは 専用の作業アカウント を発行(完了後に削除)
  • サーバーは 一時パス/権限最小化/作業後にPW変更
  • 可能なら 2段階認証IP制限
  • 必要なら NDA(秘密保持) を相談

3)手戻り対策があるか(“戻せる設計”があるか)
移転は、バックアップがあるだけでは不十分で、
「戻す手順(ロールバック)」が頭の中にあるかが大事です。

  • 旧サーバーをすぐ解約しない
  • 切替前に“合格ライン(検収条件)”を決める
  • 更新停止のタイミングを決め、差分が増えないようにする

SEO配慮(リダイレクト設計と移転後監視)

SEOを守る最大のポイントは、URL変更の有無で判断を変えることです。

URLが変わらない移転で大事なこと

  • 主要ページが 200で返る
  • noindex/robots事故がない
  • SSL混在や表示崩れがない
  • 計測(Search Console/Analytics)で異常を早期検知できる

URL/ドメインが変わる移転で大事なこと

  • 301リダイレクトはページ単位(旧→対応する新URLへ)
  • canonical/サイトマップ/内部リンクの整合
  • Search Console(必要ならアドレス変更)とAnalyticsの再設定

そして最後に差が出るのが、移転後の監視です。

  • 移転後1〜4週間は、Search Consoleでエラー・クロール・インデックスを追う
  • 404が増えたら「マッピング漏れ」「削除」「内部リンクミス」に分類して潰す
  • 上位流入ページ・被リンクページから優先して整える

「移したら終わり」ではなく、“移したあとに守る”ところまでセットで考えるとSEOの事故が減ります。

コミュニケーション(説明の明快さ・進行の安定)

移転の満足度は、実は技術より 進行の安定 で決まりやすいです。
コミュニケーションで見るべきは、次の3点です。

1)説明が明快か(初心者が迷わないか)

  • 専門用語を噛み砕いて説明してくれる
  • 「やること/やらないこと」が文面で分かる
  • 検収のチェックポイントが提示される

2)確認依頼が先回りしているか

  • 更新停止のタイミング
  • 切替可能な時間帯
  • メール移行の要否
  • 共有情報(何をどこまで渡すか)

この辺りが最初に整理されるほど、プロジェクトはブレにくいです。

3)やり取りの窓口が合うか

  • メールだけで進むか
  • 電話/ビデオ会議/チャット(Chatwork等)が必要か
  • 返答のスピード感が自分の希望と合うか

“移転作業そのもの”は一度きりでも、やり取りは何度も発生します。
だからこそ、ここが噛み合うと最短でキレイに終わります。

サイト引越し屋さん公式サイト

まとめ

サイト引越し屋さんは、WordPressの移転を中心に、メール・301リダイレクト・SSL・セキュリティなどの周辺作業まで必要に応じて依頼できる“サイト移転代行サービス”です。
特に初心者がつまずきやすい「DNS」「メール」「SEO(301や監視)」といった論点を、作業設計として組み立てやすいのが特徴です。

最後に、迷ったときの判断基準をシンプルに整理します。

サイト引越し屋さんが向く人

  • 作業の手間よりも 安全性と確実性 を優先したい
  • 収益・問い合わせがあり、移転の失敗が痛い(SEOやフォームが止まると困る)
  • ドメイン変更メール移行 が絡み、やることが多い
  • 移転後のエラー対応や監視まで含めて、きれいに終わらせたい

向かない人(他の選択肢でもいい人)

  • コスト最優先で、多少の試行錯誤も自分で楽しめる
  • URLそのままの小規模サイトで、サーバー会社の簡単移行で十分対応できる
  • 自分で検証・復旧できる体制がある(バックアップとロールバック設計ができる)

依頼前に最短で確認すべき3点

  1. URLが変わるか(ドメイン変更があるなら301設計がほぼ必須)
  2. メール運用があるか(独自ドメインメール・フォーム通知を含む)
  3. 止められない機能があるか(決済・予約・会員など)

この3つが絡むほど、プロに任せる価値は上がります。

そして、SEOを落とさないためには「移転したら終わり」ではなく、移転後1〜4週間の監視(エラー・クロール・インデックス)までを前提に動くことが重要です。
不安がある人ほど、見積りの段階で「どこまでが移転範囲で、どこからがオプションか」「切替の方式と更新停止のルール」「検収で確認する項目」を明確にしておくと、手戻りが減り安心して進められます。

もしあなたが今、

  • 「自分のケースだと、何が追加になりそう?」
  • 「URL変更あり/メールありだけど、どこまで頼むべき?」
  • 「切替の時間帯や更新停止ってどう決めるのが正解?」

で迷っているなら、この記事のチェックリストに沿って要件を整理し、問い合わせ時にまとめて伝えるのがおすすめです。
それだけで見積り精度が上がり、移転を“最短でキレイに”終わらせやすくなります。

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