アフィリエイト承認率/EPC完全ガイド!改善策、広告主の“実情”など徹底解説!

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「報酬が高い案件なのに実際に振り込まれる金額が少ない……原因がわからない」
「承認が通らなくて問い合わせても回答が曖昧。どう対処すればいい?」
「EPCって聞くけど、発生と確定の違いがよくわからない。どれを信じればいい?」
「広告主側の事情が知りたい。なぜ同じ成果で却下されることがあるの?」

こうした疑問・不安を抱えてこの記事にたどり着いたあなたへ──本記事はアフィリエイトの“承認”周りで損をしないための実務ガイドです。

初心者でも理解できるように用語を丁寧に整理し、EPC(発生/確定)と承認率の違い、広告主側の運用実情、よくあるトラブルとその対処、そして実際に使える改善策やチェックリストまでをコンパクトにまとめます。

この記事を読めば、以下ができるようになります:

  • 発生EPCと確定EPCの見方と、どちらを意思決定に使うべきか判断できる。
  • 承認率低下の主な原因を特定して、優先的に手を付けるべき改善施策がわかる。
  • 広告主とのやり取りで「勝てる」問い合わせの仕方や証拠の残し方が身につく。

まずは基本を押さえ、次に実務で使えるテクニック→最後に実行チェックリスト、という流れで進めます。

読み終わるころには「次に何をすべきか」が明確になっているはずです。🚀

目次

アフィリエイトで使う重要指標の基礎(EPC/承認率)

EPCの定義と計算方法(発生ベース/確定ベースの違い)

EPC(Earnings Per Click) は「クリック1回あたりに期待できる報酬」を表す指標です。
計算式はシンプル:

  • EPC = 報酬合計 ÷ クリック数

ここで「報酬合計」は 発生ベース(成果が発生した時点の報酬)か 確定ベース(広告主が支払いを確定した報酬)かを区別します。
用途に応じて使い分けましょう:

  • 発生ベースEPC:短期の流入やキャンペーン効果を素早く見るときに有効。
  • 確定ベースEPC:実際に手元に入る収益を正確に評価するときに使う。長期的な収益性判断に重要。

発生型EPCの解説(発生時点の収益効率を見る指標)

発生型EPC は発生した報酬(未確定含む)を基に算出します。
短期のトラフィック効果を把握したり、プロモーション直後の反応を見るときに向きますが、キャンセルや返品で減る可能性がある点に注意。

例(計算を段階的に示す)

  • 発生報酬合計 = 50,000円
  • クリック数 = 1,000回
    計算:50,000 ÷ 1,000 = 50 → EPC(発生) = 50円
    (確認:1,000 × 50 = 50,000)

確定型EPCの解説(確定後の実収益を反映する指標)

確定型EPC は広告主が確定(支払い確定)した報酬だけを使います。実際の収益性評価に適します。

例(計算を段階的に示す)

  • 確定報酬合計 = 30,000円
  • クリック数 = 1,000回
    計算:30,000 ÷ 1,000 = 30 → EPC(確定) = 30円
    (確認:1,000 × 30 = 30,000)

承認率の定義・計算法と意義

承認率 は「発生した成果のうち広告主が承認した割合」を示します。計算式:

  • 承認率(%) = (承認件数 ÷ 発生成果件数) × 100

例(計算を段階的に示す)

  • 発生成果 = 200件
  • 承認件数 = 100件
    計算:100 ÷ 200 = 0.5 → 0.5 × 100 = 50 → 承認率 = 50%

意義(広告主側)

  • 支払いリスクの管理:承認率が低いと未確定分が多く、実支出を正確に見積れない。
  • 品質管理:高い却下率は不正や条件不一致のサイン。

意義(媒体側)

  • 収益予測:確定ベースEPCと承認率で実際に見込める収益を算出できる。
  • 案件選定:承認率が低い案件は報酬が高くても実入りが不安定。

EPCと承認率の目安・実例

指標はジャンルや案件構造で大きく変わります。下表はあくまで概念的な目安例です(実データは案件ごとに必ず確認してください)。

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ジャンル例発生EPC(目安)確定EPCに影響する要素
物販(即日配送など)数十円程度返品率が低く確定しやすい
サービス申込(サブスク)数十〜数百円初回キャンセル・審査で確定が遅れる
高単価数百〜数千円キャンセル・返金が発生しやすい

目安の見方

  • 発生EPC>確定EPC が普通:返品・キャンセル・不正によって差が出るため。
  • 承認率×発生EPC ≒ 確定EPC という関係が成り立つ(近似値)。

使い方の実務例

  • 広告主は確定EPC承認率を用いて実際のCPA(獲得単価)を想定する。
  • 媒体は発生EPCで案件の吸引力を測りつつ、過去の承認率で実収益を予測する。

最後に:チェックリスト(すぐ使える)

  • EPC計算(発生/確定)を月次で出す ✅
  • 承認率を案件ごとに把握し、50%未満なら原因調査を実施 ⚠️
  • 発生EPCと確定EPCの差を減らすために返品・不正・重複発生の対策を検討する 🔍

成果承認の仕組みと運用フロー(広告主側の実務)

ASPの仕組みとトラッキングの流れ

ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)は、発生→承認→確定の各段階で成果の記録と通知を行います。概略は次の通りです。

流れ

  1. ユーザーが媒体のリンクをクリック → トラッキングが発火
  2. 成果(発生)が登録される(発生データ)
  3. 広告主が発生データを審査 → 承認/却下を判断
  4. 承認後、一定期間経過や支払い条件を満たすと確定(支払い対象)

図表(段階とポイント)

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ステージトリガー広告主の関与備考
トラッキングクリック/フォーム送信クッキー/ワンタグ等で記録
発生成果条件に到達なし(記録のみ)未確定だが数値に反映
承認広告主の審査必要条件一致・不正チェック
確定支払い条件満了低〜中支払い処理へ移行

🔍 ポイント:ワンタグやサーバーサイド計測は「重複検知」や「欠落対策」に有効です。

承認/非承認が決まる代表的な理由

承認の可否は契約で定めた成果条件と運用実務により決まります。代表的な却下理由を列挙します。

主な却下理由

  • キャンセル/返品:購入後の返品やキャンセルが発生した場合。
  • 未入金/与信NG:販売側で入金されない、審査落ちの場合。
  • 虚偽・不正申込:重複申込、ボットや不正クレジット等。
  • 媒体ルール違反:禁止手法(誇大表現、商標乱用など)。
  • トラッキングの不備:発生が正しく結びつかないケース(重複、欠落)。

小さな注意点

  • 発生の重複(複数ASPから同一成果)は要ルール化。
  • 判断基準が曖昧だと媒体との摩擦に繋がるため、事前に明文化しましょう。

広告主固有の却下条件について

広告主ごとに業種特性や業務フローで独自ルールが必要になります。例:

  • サブスク:初月のみの解約は却下対象にする
  • 健康食品:医師の推奨がない広告表現はNG
  • 金融サービス:本人確認通過が確定要件

実務Tip:却下条件は案件ページ(媒体向け)に必ず明示し、変更時は周知期間を設ける。

承認業務で注意すべき実務ポイント

承認業務は定義と運用の両輪が重要です。下記を実行して安定した運用を目指します。

必須の運用項目

  • 成果条件を明文化:LPや申込フローで何が成果かを具体的に示す。
  • 判定頻度の設定:日次/週次/月次のどれで審査するか決める。
  • ログの保存:発生データ、承認理由、担当者を必ず記録する。
  • 不正検知の導入:ルールベース+行動分析で異常値を検知する。

短いチェックリスト

  • 成果定義は最新か? ✅
  • 判定担当とルールは周知済みか? ✅
  • 記録(証拠)を保存しているか? ✅

承認作業の定期実施と記録管理

実施頻度の例

  • 日次:新規発生の一次チェック(自動判定+例外抽出)
  • 週次:疑義案件の詳細確認、問題媒体のリストアップ
  • 月次:承認率や却下理由の分析、運用ルールの見直し

記録項目(テンプレ)

  • 発生日時 / 媒体ID / 成果ID
  • 判定(承認・却下) / 判定担当者 / 判定理由(定型文)
  • 添付証拠(注文番号、ログ) / 備考

保存期間:監査やクレーム対応のため6か月〜1年程度は推奨。

承認率を極端に下げない理由(案件継続リスク)

承認率を厳しくしすぎると即座に現れる負の影響があります。

影響例

  • 媒体離れ:媒体が案件から撤退する → 流入が激減
  • 交渉力低下:提携解除が増え、採用できる媒体が減る
  • ブランドイメージ低下:不当な非承認が広まると業界評判に悪影響

🎯 バランスが重要:不正対策は不可欠だが、誤判定を減らすための二重チェックや説明窓口を確保すること。

アフィリエイターとの信頼形成を目指した承認運用

透明で公平な承認フローは長期的なパートナーシップに直結します。以下の点を実践しましょう。

実践ポイント

  • 承認基準を公開する(案件ページやメールで)。
  • 却下時は理由を具体的に提示し、証拠を添える。
  • 問い合わせチャネルを明確化し、対応期限を設定する(例:3営業日以内に返信)。
  • 定期レポートを提供して承認率の推移や改善施策を共有する。

テンプレ例(却下通知の短文)

件名:成果の却下について(案件名)
本文:発生ID:XXXX、却下理由:◯◯。詳細は添付のログをご確認ください。異議申立てがある場合は◯営業日以内にご連絡ください。

信頼を高める効果

  • クレーム減少 ✔️
  • 優良媒体からの継続案件獲得 ✔️
  • 改善提案が増え、全体の成果向上につながる ✔️

最後に:短い運用チェックリスト(広告主向け)

  • 成果定義を案件ページに明記している ✅
  • 承認判定の頻度と担当が決まっている ✅
  • 判定ログを体系的に保存している ✅
  • 媒体からの問い合わせ窓口とSLAを設定している ✅
  • 承認率が低い原因を月次で分析している ✅

承認率・EPCを改善する具体策(広告主/媒体向け)

広告効果を上げる3つの主要アプローチ

EPC(クリックあたり収益)は 報酬単価 × CVR(クリック→成約率) で近似できます。よって、CVR改善/報酬見直し/承認運用の改善 が主要アプローチです。まずは施策ごとの目的と短い指標を押さえましょう。

  • 目的
    • CVRを上げて成約数を増やす → 発生EPCが上がる
    • 報酬を調整して媒体の魅力を高める → 発生EPCが直接上昇
    • 承認運用を改善して確定EPC(実入り)を安定化する
  • 主要KPI
    • CVR(%)、発生EPC(¥)、確定EPC(¥)、承認率(%)、却下理由比率

(施策1)CVR向上のための施策

狙い:同じクリック数で成約を増やす
短期〜中期で結果が出やすい実務的施策:

  • LP/購入導線の改善:フォーム短縮、CTAの明瞭化、ファーストビューで価値提示。
  • ABテストの運用:見出し・ボタン文言・画像など小さな差分で効果測定。
  • 信頼性の強化:レビュー、返金保証、FAQの充実で離脱を減らす。
  • 決済の簡便化:ワンクリック、複数決済手段、モバイル最適化。
  • ランディング高速化:表示遅延は直帰率を上げるため重要。

短期アクション(すぐやる):主要LPで1箇所だけABテストを開始する ✅

(施策2)報酬設計を見直す方法

狙い:媒体側の誘因を高め、良質な流入を増やす

  • 階層的報酬:成果の質(定着率、LTV)に応じて単価を段階付け。
  • 期間限定ボーナス:テスト期間や重要媒体向けに上乗せを付与。
  • 目標達成報酬:月間目標を超えた分に対して追加報酬を出す。
  • 特別単価交渉:優良媒体とは個別に条件交渉を行う。

注意点:短期の単価アップは流入増を生むが、確定率や不正リスクも並行チェックすること。

(施策3)承認率を健全に上げる運用改善

狙い:発生→確定の落差を減らし、実収益を安定化させる

  • 承認ルールの明確化:却下条件を細かく定義し、媒体に公開。
  • 自動判定+人の二重チェック:定型的な不正は自動で弾き、疑義は人が確認。
  • ワンタグ等の重複検知導入:ASP間重複を防止して不要な却下を減らす。
  • 早期フォロー:発生直後の低コスト確認でキャンセルに備える。
却下ルールの再検討(曖昧さを無くす)
  • 定義例:返品は○日以内、与信NGは○種類の理由で却下、など定量化する。
  • 変更時は必ず周知期間(例:30日)を設け、媒体からの質問受付を行う。
  • 曖昧な文言は誤解を生むためテンプレ化して通知する。
ワンタグ等の重複検知ツール導入(ASP間重複対策)
  • 導入効果:重複発生による却下や手戻りを削減、計測の信頼性向上。
  • 運用例:ワンタグ→サーバー側判定→ASPへ正確な成果情報を渡すフローを構築。
  • 実装時は担当者テストを必ず行い、切り替え後の差分を監視する。

承認率改善の現場テクニック(媒体側の改善案)

媒体(アフィリエイター)視点でできる改善は、CVR向上と承認しやすい流入の創出が中心です。

  • コンテンツの見直し:購入意欲を高めるレビュー、比較、Q&A(購入者の不安解消)を増やす。
  • トラッキングの確認:クリック→発生が正しく計測されているか、定期的に検証する。
  • ユーザー誘導の最適化:リンク配置、遷移速度、フォームの事前入力などで離脱を減らす。
  • 優良案件を優先:確定EPCや承認率が良好な案件を優先掲載する。

不正媒体を特定して提携解除する手順

  • 検知指標:著しく高い成約率+低承認率、短時間で大量発生、IP偏り。
  • 調査フロー:ログ取得 → 成果サンプル抽出 → 媒体へ事実確認 → 一時停止 → 結果に応じて提携解除。
  • コミュニケーション:証拠を添えて説明し、双方の誤解を排す。即断よりも事実確認優先

支払/配送フローの改善で確定率を上げる方法

  • 配送追跡や発送通知の整備:追跡情報がないと返品・未着で却下されやすい。
  • 決済の与信改善:与信失敗が少ない決済手段の案内や事前審査の導入。
  • 発送遅延対策:在庫表示の正確化や代替案提示でキャンセルを防ぐ。
  • フォロー施策:購入後に利用方法やフォローメールを送ることで返品率を下げる。

まとめ(短いチェックリスト)

  • CVR改善:主要LPでABテストを回す ✅
  • 報酬設計:優良媒体向けに個別条件を検討 ✅
  • 承認運用:却下基準を明文化し、ワンタグ等で計測精度を上げる ✅
  • 監視:CVR・発生EPC・確定EPC・承認率を週次でモニタリング ✅

補足(ワンポイント):EPCは「報酬単価 × CVR」で直感的に理解できます。どちらか一方だけ改善しても限界があるため、報酬・CVR・承認運用を並行して最適化するのが最短の近道です。

案件選定と広告主の“実情”(裏話・リスク管理)

広告主がアフィリエイトを出稿する目的と懸念点

広告主がアフィリエイト広告を使う主な理由は獲得コストの最適化拡販チャネルの拡大です。一方で下記の懸念があります。

  • コスト管理:CPA(顧客獲得単価)を目標内に抑えたい。
  • ブランド保護:誇大表現や不適切な訴求でブランド毀損を避けたい。
  • 品質管理:質の低い媒体や不正流入は避けたい。
  • 計測の正確性:発生→承認→確定の差で実支出が変動する点を嫌う。

ポイント:広告主は短期的な獲得数より費用対効果の確実性を重視します。媒体側は「期待値(発生)→確定」に近づける工夫を示すと信頼されやすいです。📈

広告主が直面するリスク(不正や重複など)

広告主の代表的なリスクと、簡単な対策を表にまとめます。

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リスク具体例広告主が取り得る対策
不正流入ボット・不正クリック・虚偽申込不正検知ツール、二段階審査、自動フィルタ
ASP間重複同一成果の重複計測で精査が必要ワンタグ/ログ突合、重複ルール設定
代理店経由の誤計上二重コミッションや計測ズレ代理店とKPI・報告フォーマットを明確化
返品・キャンセル増商品特性や配送で発生返品条件の明示、事前審査、フォロー施策
ブランド毀損禁止手法・商標乱用ガイドライン公開・監視体制構築

ワンポイント:リスクの多くは「計測の不整合」と「媒体品質」に起因します。技術対策と運用ルールの両面で対応することが必須です。

広告主の承認作業のリアル(誰がどう判定しているか)

承認作業は企業ごとに体制が異なりますが、典型的なパターンは次のとおりです。

  1. 自動判定:トラッキングや与信で自動的に一次判定(例えば与信NGで却下)。
  2. オペレーター/担当者の目視:不正フラグや例外は人が確認。
  3. 法務/品質チェック:表現や規約に違反していないか上位部署が確認。
  4. 確定処理:支払条件(返品期間経過、入金確認など)を満たしたら確定。

実務メモ:判定の速度と精度のトレードオフがあります。早く承認しすぎると後で逆にキャンセル対応が増えるため、自動化+重点案件は人確認のハイブリッドが主流です。

意図的に非承認を行う事例と見分け方

意図的な非承認(不当却下)が疑われるケースはまれではありますが、以下のサインで疑えます。

疑わしいサイン

  • 似たような案件・媒体だけ異常に却下率が高い。
  • 却下理由が抽象的(「品質基準に合致しない」だけで証拠なし)。
  • 却下が一方的で問い合わせに対する説明が遅い/曖昧。

対応フロー(推奨)

  1. ログと発生データを保存する(発生ID・日時・注文番号等)。
  2. 広告主に事実確認を依頼:具体的な証拠(スクショ、注文番号)を添える。
  3. 期限を区切って再調査を要請(例:3営業日)。
  4. それでも不当な説明の場合、ASP窓口や代理店経由でエスカレーション。
  5. 最終手段として提携解除や公開告知を検討(証拠が揃っている場合のみ)。

注意:意図的な非承認を断定するには証拠が重要です。主張だけで攻めると関係悪化のリスクがあります。🛡️

良い広告主(案件)を見抜く基準

良い広告主は長期的に安定した収益を生みます。下表は選定のためのチェック項目です。

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チェック項目なぜ重要か見るべきポイント
承認ルールの透明性トラブルを未然に防げる案件ページに却下条件が明記されているか
支払いの確実性キャッシュフロー安定支払サイクルの明示、過去支払い遅延の有無
運用担当との連携問題解決が速い連絡窓口・SLAの有無
計測制度の整備成果の信頼性向上ワンタグ導入やトラッキング精度の説明有無
レピュテーション他媒体の評価評判、長期運用実績、代理店の評価
不正対策の明確さ不当承認・不正を防止不正検知・ルール・エスカレーション手順の提示

短い判断ルール

  • 重要情報が公開されている広告主は信頼度高め。
  • 支払い条件や却下基準が曖昧なら要注意。
  • 小さくても 連絡が丁寧でレスポンスが早い広告主は長期的に良好。

まとめ(案件選定で実践する3ステップ)

  1. 契約前チェック:承認ルール・支払条件・計測方式を必ず確認する ✅
  2. 小規模テスト:まずは限定期間で運用し、承認率と確定EPCを検証する 🔍
  3. 定期レビュー:承認率や却下理由を月次で分析し、必要なら条件交渉や運用改善を行う 🔄

最後に一言:短期的な報酬額だけで案件を選ぶと「確定しないリスク」や「運用コスト」が後で重くのしかかります。透明性と運用体制を重視して案件を選ぶことが、長期的な安定収益への近道です。

よくある誤解・トラブルとその対処法

用語の整理(発生・承認・却下・承認率・CVなど)

以下は運用でよく出る基本用語を短く整理したものです。現場で混同しないようにしましょう。

  • 発生(発生成果):ユーザーの行動で成果がトラッキングに記録された状態(未確定)。
  • 承認:広告主が発生を審査して「支払い対象にする」と判断した状態。
  • 却下(非承認):広告主が支払い対象から外す判断をした状態。
  • 承認率:承認件数 ÷ 発生成果件数 × 100(%)。
  • CV(コンバージョン):成果そのもの(購入、申込、資料請求など)。
  • EPC:クリック1回あたりの期待報酬(発生ベース/確定ベースで分けて使う)。

使い分けの注意:発生はスピード重視、確定は実収益の評価に使います。
(用語は案件ページ・社内ルールに沿って表記を統一してください)

成果の重複発生(ASP間重複)の問題と対策

発生の重複が起きる主な原因と、実務で使える解決手段。

重複が発生する仕組み(主な例)

  • 同一ユーザーが複数媒体を経由して短時間に成果に到達 → 複数ASPで発生記録。
  • クライアント側で複数のトラッキング(クライアントタグ+サーバー計測)が並行している。
  • クリックのラストクリック/ファーストクリック判定ルールの違い。

対策一覧(実務)

  • ワンタグ導入:1つの計測タグで成果を一元化し、ASP間重複を防ぐ。
  • ルール定義:重複時の優先権(先着/最終クリック/ASP優先など)を契約で明記。
  • ログ突合:発生ID・タイムスタンプ・注文番号で突合して最終判定。
  • サーバーサイド計測:クライアントの欠落(Cookie切れ等)に強い。
  • 監査・アラート:短時間で大量発生があれば自動アラートで調査。
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対策長所短所
ワンタグ精度向上、重複削減導入コスト・技術工数
ルール定義運用が安定合意形成に時間
サーバー計測信頼性高い実装が複雑

運用Tip:切り替え時は並行計測し差分を確認してから本稼働する。

承認率に関する誤解(低い=売上減だけではない)

承認率に関する代表的誤解を解き、正しい見方を示します。

よくある誤解

  • 「承認率が低ければその案件はダメ」 → 誤り。ジャンルやキーワード特性で承認率は変わる。
  • 「発生EPCが高ければ実入りも高い」 → 誤り。承認率次第で確定EPCは大きく変わる。

関係の感覚的式

確定EPC ≒ 発生EPC × 承認率

数値の例(計算を段階的に明示)

  • 発生EPC = 50円
  • 承認率 = 50% = 0.5
    計算:50 × 0.5 = (50 × 5) ÷ 10 = 250 ÷ 10 = 25円(確定EPC)

読み方

  • 発生EPCが高くても承認率が低ければ実際の収益は小さい
  • 逆に発生EPCが低くても承認率が高ければ収益は安定する。

商標ワードが承認率に与える影響と回避策

影響

  • 商標(ブランド名)での流入は比較的成約しやすいが、返品やクレーム発生時に非承認になりやすい場合がある。理由は「同一ブランド内でのキャンセル」「比較的短い購入検討期間」「商標対策で広告主のチェックが厳しい」など。

回避・改善策

  • 一般キーワードを組み合わせる(購入意欲の高い一般キーワードで流入を増やす)。
  • Killerコンテンツ作成:購入意欲を固めるレビューや導線を作る。
  • ランディングの最適化:商標キーワードで来たユーザーが別商品に流れないよう、関連性を高める。
  • 案件選定:商標案件は確定EPCや承認率実績を確認してから扱う。

よくあるトラブル事例と対応(不正発覚/納得できない非承認等)

典型的なトラブルと、現場で使える対応フローを簡潔に示します。

トラブル例と初動対応

  1. 不正発覚(ボット・不正注文)
    • 初動:該当発生を一時保留しログ・IP・ユーザー行動を保存。
    • 次:証拠を整理して媒体へ照会、必要なら提携停止。
  2. 納得できない非承認(説明が不十分)
    • 初動:発生データ(発生ID、注文番号、スクショ)を保存。
    • 次:広告主へ丁寧に問い合わせ→説明要求 → 3営業日以内の回答を依頼。
    • エスカレーション:ASP窓口や代理店を通じて再調査依頼。
  3. 計測ズレ(発生はあるが承認反映されない)
    • 初動:クリックログとサーバーログを突合。
    • 次:ワークフローで抜けがないか確認し、タグや設定を修正。

クレーム対応の基本フロー

  1. 事実収集(ログ・時刻・証拠)🗂️
  2. 広告主へ一次問い合わせ(具体的な証拠を添付)📩
  3. 返信待ち→必要ならASP経由で仲介🔁
  4. 結果共有とプロセス改善(原因が内部にあれば改善計画を提示)✅

問い合わせテンプレ

件名:成果ID XXXX の非承認について(案件名)
本文:発生日時:YYYY/MM/DD hh:mm、発生ID:XXXX、当方のログ(添付)。非承認理由の詳細と証拠の提示をお願いします。

やってはいけない“承認率操作”と倫理的注意

数字を“誤魔化す”手段は一時的に見栄えを良くしても、長期的に致命傷になります。

代表的な禁止行為

  • 偽の注文・架空入金の発生(虚偽の成果)
  • キャンセルや返品を操作して承認率を調整する行為
  • クリックファームやボットを使ったトラフィック操作
  • 発生ログを改ざんして承認判定を有利にする行為

リスク

  • ASPからのペナルティ(アカウント停止・報酬没収)
  • 広告主からの契約解除・損害賠償請求
  • 業界内での信用失墜(長期的な機会損失)

正しい代替案(倫理的な改善策)

  • コンテンツと導線を正しく改善して自然にCVRを上げる
  • 報酬設計やボーナスで正当なインセンティブを提供する。
  • 不正検知を導入して早期に排除し、健全な媒体のみを育てる。

最後に:トラブル回避の短いチェックリスト

  • 発生ログ・注文番号は必ず保存する ✅
  • 重複ルール・承認基準は契約で明確化する ✅
  • 問題発生時は証拠を揃えて冷静に問い合わせする ✅
  • 数字を操作する近道は使わず、運用改善で正しく伸ばす

実務で役立つリソースとプラットフォーム別チェック

主要ASPでの指標確認方法(実例)

各ASPの管理画面でEPC(発生/確定)や承認率(確定率)を確認できます。

ダッシュボードやプログラム詳細で見られることが多いので、案件選びや実績分析の際はまず該当項目をチェックしましょう。

以下は実務で役立つ簡潔な確認ポイントです。

A8.netの指標チェック手順(要約)

  • 管理画面(プログラム/広告素材の詳細)でEPCや確定率(承認率)が表示されるケースが多い。表示は発生ベースのEPCが基本で、確定率を掛け合わせて確定ベースを推定可能です。
  • 注:集計方法が更新されることがあるため、ダッシュボードの注記やお知らせを確認しておくと安心です。

ValueCommerceの確認ポイント(要約)

  • 管理画面のダッシュボード/プログラム一覧で「平均EPC」「平均承認率」「平均CVR」などの実績指標が確認できます。過去一定期間(例:過去3か月や60日)で集計した数値が表示されることが多いです。

もしもアフィリエイトでの見方(要約)

  • 管理画面の売上レポート/プログラム詳細で実績を確認。プラットフォームによっては一定条件(表示閾値)を満たさないとEPCが表示されない場合があるため、少額しか発生していない案件は表示されないことがあります。

afbのダッシュボードで見るべき項目(要約)

  • afbの管理画面(ダッシュボード)でも発生状況や成果レポートが確認可能。発生があっても広告主の承認判定で支払い可否が変わる旨の注意があるため、発生→承認→確定の流れを併せて追うのが重要です。

実務テンプレ(承認ルール例・問い合わせテンプレ・チェックリスト)

運用でそのまま使える短めテンプレを用意しました。状況に合わせて編集してお使いください。

承認ルール(例)

  • 成果定義:購入完了かつ決済承認済み(注文番号発行が条件)
  • 返品猶予:商品到着後14日以内の返品は却下
  • 与信NG:クレジット与信失敗は却下
  • 不正基準:短時間で同一IPから大量発生、同一カードで重複注文等は保留→調査

非承認問い合わせテンプレ(媒体→広告主)

件名:成果ID XXXX の非承認について(案件名)
本文:発生日時:YYYY/MM/DD hh:mm、発生ID:XXXX、注文番号:YYYYYYYY。こちらのログ(添付)では発生条件を満たしているように見受けられます。非承認理由の詳細と証拠をご提示ください。※3営業日以内のご返答をお願いします。

承認判定チェックリスト

  • 発生ログ/注文番号はあるか? ✅
  • 決済は正常に完了しているか? ✅
  • 返品・キャンセルは発生していないか? ✅
  • 不正フラグ(IP偏り、短時間大量発生)はないか? ✅
  • 広告主の却下条件に該当していないか? ✅

(上のテンプレはメール本文やASPの問い合わせフォームにコピペして使えます)

参考資料/事例集(成功・失敗例)

過去事例を短くまとめたチェックポイントです。社内資料や共有スライドに落とし込みやすい形式にしています。

成功パターン(抜粋)

  • ワンタグ導入で重複計測が減り、却下率が低下 → 確定EPCが安定化。
  • LPの決済導線改善 + フォロー自動化で返品率が減り、承認率が向上。
  • 優良媒体向けの個別単価アップで質の良い流入が増え、長期LTVが改善。

失敗パターン(抜粋)

  • 却下基準を運用で曖昧にしていたため媒体とトラブル多発 → 案件停止。
  • 短期的に単価だけ上げて不正が増加 → 最終的にROI悪化・提携解除。
  • 計測切替で差分確認不足により一時的に発生が消える(実は計測ミス)→監査コスト増。

短い運用ルール提案(社内配布用)

  1. 案件開始前に承認ルール文書を作成し社内と媒体に共有。
  2. 切替やルール改定は並行稼働+比較期間(2週間)を置いて差分確認。
  3. 月次で承認率・発生EPC・確定EPCをレポート化し、上位3要因を洗い出す。

まとめ(すぐ使える行動3つ)

  1. ダッシュボードを定期確認:各ASPのダッシュボードでEPC・承認率の表示条件を把握する。
  2. テンプレを準備:非承認問い合わせ・承認ルール文書をテンプレ化して運用コストを下げる。
  3. 小規模テスト→スケール:新規案件は少量で試し、承認率/確定EPCが基準に達すれば拡大する。

実行チェックリスト

まずやるべき5アクション(広告主向け/媒体向け別)

下はすぐ着手できる優先アクションを広告主側と媒体(アフィリエイター)側に分けてまとめたもの。

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広告主向け(優先順)媒体向け(優先順)
1. 承認条件を明文化する:成果定義・却下基準を案件ページに明記する ✅1. 計測確認:クリック→発生が正しく計測されているかチェック ✅
2. ワンタグ導入を検討する:ASP間重複を減らす 🛠️2. LP/導線改善:購入導線・CTA・表示速度を最適化する 🔧
3. 小規模テストで承認率を確認:まず限定で配信してデータ収集 🔍3. 承認実績の良い案件を優先掲載:確定EPCを重視する 📈
4. 非承認対応フローを整備:問い合わせテンプレとSLAを用意 📩4. 不正兆候の監視:短時間大量発生やIP偏りをチェック ⚠️
5. 月次でKPIレビュー:発生EPC・承認率・確定EPCを分析 📊5. 証拠保全ルールを運用:発生ID・注文番号は必ず保存 🗂️

ワンポイント: 初動は「明文化」「小さく試す」「ログ保全」の3点を優先すると後のトラブルが減ります。✨

長期的に見るKPI設計の考え方(EPCと承認率をどう使い分けるか)

指標は役割ごとに分けて考えると実務がブレません。下に 目的・計算式・運用頻度 をまとめます。

指標の役割

  • 発生EPC:広告の引き(案件の魅力)を短期で測る。
  • 承認率:発生→確定への落ち込みを示す品質指標。
  • 確定EPC:実際の手取り収益を示す最重要指標(長期の意思決定に使用)。

関係式(概念)

確定EPC ≒ 発生EPC × 承認率

小さな数値例(計算を段階的に示す)

  • 発生EPC = 50円
  • 承認率 = 50% = 0.5
    計算:50 × 0.5 = (50 × 5) ÷ 10 = 250 ÷ 10 = 25円(確定EPC)

KPI と推奨頻度(目安)

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指標役割推奨運用頻度
発生EPC(発生ベース)案件の魅力度・短期効果の把握週次
承認率(%)品質管理・不正・返品の検知週次〜月次
確定EPC(確定ベース)実収益の評価、採用判定月次
CVR(クリック→成約率)LPや導線の効果測定週次(ABテスト時は日次)
非承認理由別比率改善施策の優先度決定月次

KPI設計の実務ルール

  1. 目的に応じて指標を使い分ける(短期は発生EPC、長期は確定EPC)。
  2. 複数指標を組み合わせて見る:発生EPCだけで判断しない(承認率を必ず掛け合わせる)。
  3. 閾値設定:承認率が一定値(例:案件ごとに目標を設定)を下回ったら自動アラートを出す。
  4. 改善ループを作る:計測 → 分析 → 仮説 → テスト → 実装 のサイクルを回す。
  5. レポートの可視化:月次ダッシュボードで上位3要因を必ず整理する。

最後に:短期アクション・優先順位

  1. 承認ルールの文書化 → すべての案件に公開。
  2. 小額でテスト配信 → 承認率・確定EPCを確認。
  3. 計測精度のチェック(ワンタグ検討) → 重複・欠落を減らす。
  4. LP・導線のABテスト開始 → CVR改善で発生EPCを底上げ。
  5. 月次レビューで指標を固定化 → 改善計画に落とし込む。

まとめ ─ この記事の要点と今すぐできるアクション

要点

  • EPCは“発生”と“確定”で意味が変わる:発生は反応の良さ、確定は実収益を示す。
  • 承認率は品質と信頼の指標:低ければ収益予測が狂う。原因分析が最優先。
  • 広告主は計測とリスク管理を重視する:透明性のある運用・証拠保存が交渉力になる。
  • データ→仮説→テスト→改善のサイクルを回すことが最短の改善法

今すぐできる実行チェックリスト(優先度付き)

  1. 承認条件を文書化して公開する(優先度:高) — 誤解やトラブルを事前に防ぐ。
  2. 発生EPC・承認率・確定EPCを並べて比較する(優先度:高) — 差分から原因を推定する。
  3. 小規模テストを回す(LP改善 or 単価調整)→ 効果測定(優先度:中)。
  4. 発生ログ/注文番号を必ず保存する(優先度:高) — 問い合わせ時の決定的証拠になる。
  5. ワンタグや重複検知の導入を検討する(優先度:中) — ASP間重複による無駄削減に有効。

一言アドバイス:数字を眺めるだけで終わらせず、小さく仮説を検証して確実に改善を積み上げることが最も効果的です。まずは「承認ルールの明文化」と「発生→承認→確定の数値比較」を今日のタスクに入れてみてください。

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