ConoHa WING 徹底解説|ブログ初心者が迷わず選べるレンタルサーバーの教科書
「ブログを始めたいけれど、サーバーが多すぎてよく分からない……」
「ConoHa WINGって名前はよく聞くけど、本当に初心者向きなの?」
「エックスサーバーやシン・レンタルサーバーと何が違うのか、比較する軸が分からない」
「とりあえず契約して後悔しないか不安で、一歩目が踏み出せない……」
ブログやアフィリエイトを始めようとすると、最初のハードルになるのがレンタルサーバー選びです。
その中でもよく名前が挙がるのが、GMOインターネットグループが提供する「ConoHa WING」。
公式サイトには「国内最速クラス」「WordPressがかんたん」など魅力的な言葉が並びますが、
- 本当に初心者でも迷わず使えるのか
- 料金は安いのか高いのか
- 他社と比べてどこが強みで、どこに注意すべきなのか
といった細かいところは、公式ページだけではなかなか見えてきません。
このブログ記事では、「これからWordPressブログを始めたい初心者」を主な読者として想定し、
- ConoHa WINGの基本情報・料金・速度・セキュリティ
- WordPress運用を支える機能と、実際の使い勝手
- メリット・デメリットと、他社との違い
- 申し込み〜ブログ公開までの具体的な手順
- よくある質問やトラブル時のチェックポイント
までを、一つひとつ噛み砕いて解説します。
「サーバー選びに時間をかけすぎて、いつまでも記事を書き始められない」状態から抜け出し、
自分にとって納得できる判断軸を持てるようになることが、この記事のゴールです。
まず結論:ConoHa WINGはどんなレンタルサーバーか
ConoHa WINGを一言でまとめると
「WordPressブログをサクッと立ち上げたい個人向けの、“速さと手軽さに全振りした共用レンタルサーバー”」というイメージで捉えると分かりやすいです。
もう少し噛み砕くと、次のような特徴があります。
- 国内データセンターを使った高速なレスポンスと表示速度
- 申込と同時にWordPressのインストール・初期設定まで一気に済ませられる「かんたんセットアップ」
- 契約中は独自ドメインが最大2つまで実質無料になる料金体系(WINGパック)
- 管理画面がシンプルで、サーバー初心者でも迷いにくいUI
- ブログ運営に必要な機能(SSL・バックアップ・メール・FTPなど)がひと通り揃っている
一方で、
- 無料お試し期間がない
- WINGパックは途中解約しても期間満了までは返金されない
- 最安クラスの激安サーバーと比べると、短期利用ではやや割高に感じる
といった注意点もあります。
「とにかく0円で試したい」「月数百円の最安サーバーがいい」というニーズより、“ある程度の費用は払うから、トラブル少なくサクサク動いてほしい”という人向けの設計だと考えるとしっくりきます。
向いているユーザー像/向いていないユーザー像のざっくりチェック
向いている人
- WordPressでブログやアフィリエイトサイトを始めたい個人・副業ブロガー
- 申込と同時にWordPressが自動セットアップされるので、サーバー初心者でもつまずきにくいです。
- サイトの表示速度を重視したい人
- ページ表示の速さはSEOだけでなく、離脱率やCVにも直結します。多少コストをかけても快適さを優先したい人に向きます。
- 長期利用を前提に“総コスト”を抑えたい人
- WINGパックの長期契約とドメイン無料を組み合わせると、ドメイン代込みで見たトータルコストはかなり競争力があります。
- UIが分かりやすいサーバーを使いたい人
- 「cPanelやPleskのような英語UIは苦手」「ごちゃごちゃした管理画面はイヤ」という人でも扱いやすい構成です。
- 他社サーバーからWordPressを移したい人
- WordPress移行ツールが用意されているので、既存ブログの引っ越しも比較的スムーズに行えます。
向いていない人
- とにかく料金の安さだけで選びたい人
- 数百円レベルの格安プランと比べると、短期利用ではコスト差が気になる場面もあります。
- 無料お試しでじっくり検証してから決めたい人
- お試し期間がないため、「まずは数日だけ触って判断したい」というスタイルとは相性がよくありません。
- 24時間365日、手厚い電話サポートを求める人
- 混雑状況によっては電話がつながりにくい時間帯もあり、「即時対応前提」のビジネス用途では物足りなさを感じることもあります。
- アダルト・出会い系など、規約的にグレーなジャンルを扱いたい人
- 利用できないジャンルが明確に定められているため、そうしたサイト運営には向きません。
- サーバーの細かい設定を自分で追い込みたい中〜上級者
- マネージド共用サーバーなので、root権限が必要な高度なカスタマイズには向きません。そうした用途はVPSや専用サーバーの領域です。
この段階のまとめとしては、
「WordPressブログを、なるべく悩まず・そこそこ高性能な環境で長く育てていきたい個人ユーザー向けのサーバー」
というのがConoHa WINGの立ち位置です。
以降の見出しでは、ここで触れたポイントを「性能」「料金」「評判」「始め方」といった切り口で、もう少し具体的に分解していくと読みやすくなります。
ConoHa WINGの基本情報とサービス概要
運営会社GMOとサービスの位置づけ
ConoHa WINGは、インターネット関連事業大手のGMOインターネットグループが運営するレンタルサーバーサービスです。
GMOはドメイン、ホスティング、証券、決済など、ネットインフラまわりを幅広く手がけている企業グループで、サーバー事業の実績も長く、技術・運用ノウハウを蓄積しています。
その中でConoHa WINGは、
- WordPressでブログや小〜中規模サイトを運営したい個人・フリーランス
- 複数サイトを一つのサーバーで管理したいスモールビジネス
といった層を主なターゲットにした共用レンタルサーバーです。
「性能は妥協したくないけれど、難しいサーバー設定には時間をかけたくない」というユーザー向けの、マネージド色の強いサービスだと考えるとイメージしやすいです。
共用サーバーとしての基本スペックと特徴
プランごとに細かな数値は違いますが、共通する基本的な性格は次の通りです。
- 複数ユーザーで物理サーバーを共有する共用サーバー方式
- SSDストレージを採用し、読み書き速度が速い
- PHP・データベース(MySQL互換)など、WordPressに必要な環境が最初から用意されている
- 管理画面から、ドメイン・メール・データベースなどをGUIで操作できる
- セキュリティ対策(WAF、ログイン制限など)があらかじめ組み込まれている
イメージとしては「中身のハイスペックなマネージド共用サーバー」。
VPSのようにOSレベルの設定を触る必要はなく、ブラウザ上の管理画面だけで基本的な運用が完結する設計になっています。
ConoHa WINGでできることの全体像
ConoHa WINGで実際にできることを、ざっくり一覧すると次のようになります。
- 独自ドメインを取得・設定して、常時SSL化したWebサイトを公開する
- WordPressを自動インストールして、ブログやメディアサイトを運営する
- 既存のWordPressサイトを他サーバーから移転する
- メールアドレス(
info@ドメイン名など)を発行して、Webメールも利用する - 自動バックアップから、誤削除やトラブル時にデータを戻す
- Webフォント・キャッシュ・高速化オプションなどを使って表示速度を高める
ここからはもう少し細かく見ていきます。
独自ドメイン設定・SSL・メール機能
ConoHa WINGでは、WINGパックを利用すると対象ドメインが契約中は実質無料になる仕組みが用意されています。
取得したドメインは、そのままサーバーに紐づけ、DNSの設定も管理画面から行えます。
あわせて、次のような設定が可能です。
- 無料独自SSL(Let’s Encrypt)の発行・更新
https://での常時SSL化- 独自ドメインメールアドレスの作成
- Webメール画面からの送受信
サイトの公開からメール運用まで、一通りを同じ管理画面で完結できる点が、初心者にとって大きなメリットです。
WordPress簡単インストール・移行ツール
ConoHa WINGの中核機能のひとつが、WordPressの自動セットアップ機能です。
- 申込時にサイト名・ユーザー名・パスワードなどを入力するだけで、WordPress本体のインストールと初期設定まで自動で完了
- テーマや一部プラグインを、同時にインストールすることも可能
- 既存サイトを移したい場合は、「かんたん移行」ツールで他社サーバーからの引っ越しをサポート
FTPソフトやデータベース操作に慣れていない人でも、ほぼフォーム入力だけでブログを立ち上げられるため、「最初の一歩」を早く踏み出せる設計になっています。
自動バックアップやWebフォントなどの付帯サービス
メイン機能以外にも、運用を下支えするサービスがいくつか組み込まれています。
- 自動バックアップ機能
一定期間分のバックアップが自動で取得され、管理画面から選んで復元できます。テーマ編集やプラグイン更新でサイトを壊してしまったときの保険として有効です。 - Webフォント機能
サーバー側でWebフォントを配信し、日本語サイトでも見栄えの良いタイポグラフィを実現しやすくなります。 - 高速化・キャッシュ機能
コンテンツキャッシュ、ブラウザキャッシュ設定など、WordPress側のプラグインに頼り切らずに速度改善を図れる仕組みが用意されています。 - 管理アプリ・ツール連携
スマホアプリや、ファイルマネージャー機能など、PCがない場面でも最低限の管理ができるよう配慮されています。
こうした「+α」の部分が、同価格帯のサーバーとの違いを作っているポイントです。
ConoHa WINGとConoHa VPSの違い
同じConoHaブランドには「ConoHa VPS」もありますが、性格はかなり異なります。
ざっくり言うと、次のような棲み分けです。
| 項目 | ConoHa WING | ConoHa VPS |
|---|---|---|
| サーバー種別 | 共用サーバー | VPS(仮想専用サーバー) |
| 管理の難易度 | 低い(GUI中心) | 中〜高(OS・ミドルウェアを自分で管理) |
| 向いている用途 | ブログ/企業サイト/LPなど | ゲームサーバー、開発環境、独自アプリ運用など |
| WordPress | かんたんセットアップで数分 | 自分でLAMP/LEMP環境を構築する必要あり |
| カスタマイズ自由度 | 限定的 | 非常に高い |
- ConoHa WING
→ WordPressサイトを中心とした、一般的なWebサイト運営向け。インフラ部分はおまかせで、コンテンツ作りに集中したい人向け。 - ConoHa VPS
→ Minecraftサーバーを立てたい、独自アプリを動かしたい、NginxやDockerなどを自分で設定したい、といった開発寄りの用途に向くサービス。
ブログやアフィリエイトサイトを始めたい初心者であれば、基本的にはConoHa WING一択と考えて問題ありません。
「サーバーを自分でいじり倒したい」「ゲームサーバーを立てたい」など特別な目的がある場合だけ、VPSを検討するイメージです。
ConoHa VPS 公式サイト


料金体系とプラン構成・コスパの考え方
ConoHa WINGの料金は一見シンプルに見えて、
「料金タイプ × プラン × 契約期間 × キャンペーン」が絡むと、途端に分かりにくくなります。
ここでは、初心者が迷いやすいポイントだけを絞って解説していきます。
2種類の料金タイプ(通常プラン/WINGパック)の違い
ConoHa WINGの料金タイプは大きく2つあります。
| タイプ | 支払いイメージ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 通常プラン | 時間単位〜月単位の従量制 | 契約縛りなし・お試し用途向き |
| WINGパック | 3ヶ月〜数年の前払い | 長期契約で月額が大幅に安くなる/ドメイン代込み |
ざっくり言うと、
- 「とりあえず少し触ってみたい」→ 通常プラン
- 「本格的にブログを育てるつもり」→ WINGパック
という使い分けです。
特にブログ運営の場合、数ヶ月〜1年以上の継続が前提になるので、
実務的には「WINGパックをどう選ぶか」がメインテーマになります。
代表的なプランの比較
ベーシック/スタンダード/プレミアムの位置づけ
各料金タイプの中に、さらに「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」といったプランがあります。
役割をイメージで整理すると、次のような感じです。
| プラン名 | 想定規模 | 向いている人のイメージ |
|---|---|---|
| ベーシック | 小〜中規模サイト(ブログ、個人サイトなど) | 初めてのブログ/副業サイト/小さな企業サイト |
| スタンダード | アクセスが増えた中規模サイト | PVが伸びてきたブロガー/複数サイト運営者 |
| プレミアム | 大規模〜商用重視 | アクセス集中が想定されるメディア/小さなWebサービス |
ほとんどの個人ブロガー・アフィリエイターにとっては、
「とりあえずWINGパック+ベーシック」を選べば過不足なく使えるケースがほとんどです。
アクセスが伸びてきて「管理画面が重い」「表示が遅く感じる」という実感が出た段階で、
スタンダードやプレミアムに後からプラン変更していく流れが現実的です。
リザーブドプラン(専用リソース)の特徴
通常のプランは「共用サーバー」で、CPUやメモリを他ユーザーとシェアします。
これに対してリザーブドプランは、あらかじめある程度のリソースを「専用枠」として確保する仕組みです。
特徴をまとめると:
- 他ユーザーのアクセス増の影響を受けにくい
- 大量アクセスや重い処理があるサイトでも安定しやすい
- その分、料金は通常プランより高め
初心者がいきなり選ぶプランではありませんが、
- バズる可能性の高いメディア
- ECサイトや会員制サイトなど、安定性重視の商用サイト
といった場面では検討の候補になります。
ブログだけなら、まずは通常のベーシックで十分です。
長期契約割引とキャンペーンの仕組み
WINGパックの長期利用割引
WINGパックは、「契約期間が長いほど月額が下がる」設計になっています。
イメージとしては:
- 3ヶ月契約:月額はやや高め
- 12ヶ月契約:多くの人が選びやすいバランス
- 24ヶ月・36ヶ月:1ヶ月あたりの料金は最安レベルだが、先払いリスクは重くなる
ブログを本気で続けるつもりなら、
「12ヶ月」あたりが心理的にも金額的にもバランスが良い落としどころです。
「万一やめたくなったら?」という不安が強い人は、
最初だけ期間を短めにして、続けられそうだと確信が持ててから延長する手もあります。
期間限定セール・クーポンの活用イメージ
ConoHa WINGは、季節や記念キャンペーンで大幅割引セールをやることがよくあります。
- 新規契約限定で、月額が◯%OFF
- 特定プラン/特定期間だけ、通常より安くなる
- キャンペーンページ経由で申し込む形式の割引
といった形が多いです。
実務的には、
- 公式サイトのキャンペーンバナーを必ずチェックする
- 期間内に申し込んだ方が、同じプランでも総額がかなり変わることがある
- すぐ始める予定なら、「キャンペーン開始まで待つ」より「記事を早く書き始める」方が、トータルでは得なことも多い
というバランスで考えるのがおすすめです。
費用面で注意したいポイント
サービス維持調整費や実質的な年間総額
表に出ている「月額◯円」だけを見ていると、実際の支払総額とのギャップが出ることがあります。
- プラン料金+サービス維持調整費
- 契約期間分を一括で前払いするスタイル
- キャンペーン適用期間が過ぎた後の更新料金
などを含めて、「1年分でトータルいくらになるか」をざっくり計算しておくと安心です。
例)
「月◯円×12ヶ月+調整費」で、おおよその年間コストを出して比較する
この「年間トータル」で見ると、
ドメイン代が込みになっていることも含め、意外とコスパが良いケースが多いのがConoHa WINGの特徴です。
WINGパックは途中解約ができないこと
WINGパックの注意点として、途中解約しても残り期間分は返金されない点があります。
- 「1年間契約したけど、3ヶ月でやめたくなった」
- 「半年後に他社へ乗り換えたくなった」
といった場合でも、支払い済み分は基本的に戻ってきません。
そのため、
- 完全に初めてで不安 → 最初は短め(3〜6ヶ月)にして様子を見る
- すでに別サーバーの運用経験があり、ブログを継続する自信がある → 12ヶ月以上も選択肢
といったように、自分の継続力と相談しながら期間を決めるのがおすすめです。
無料お試し期間がないことによるハードル
多くのレンタルサーバーには、数日〜数週間の無料お試し期間がありますが、
ConoHa WINGは基本的に「無料体験なし」のスタイルです。
- 実際の管理画面の使い勝手
- 表示速度や安定性
- サポートの対応
などを、完全無料でじっくり比較することが難しいという意味では、初心者には少しハードルが高く感じられるかもしれません。
とはいえ、
- 料金自体は、他社の同クラスサーバーと比べても極端に高いわけではない
- もし合わなければ、契約期間満了を待って乗り換えるという選択肢もある
といった現実的な落としどころもあります。
まとめると:
- 本格的にブログ運営をするなら、WINGパック+ベーシックが基本線
- 契約期間は「続けられる自信」と「割引率」のバランスで決める
- 表示月額だけでなく、「年間トータル費用」と「ドメイン込みかどうか」をセットで見ると、ConoHa WINGのコスパが判断しやすい
という視点で料金を整理しておくと、他社との比較もしやすくなります。
ConoHa WING 公式サイト表示速度・安定性・セキュリティの実力
ConoHa WINGが評価されるポイントは、「速さ」「落ちにくさ」「守りの固さ」の3つです。
ここでは、スペック表だけでは見えにくい実力を、少し踏み込んで整理します。
応答速度とページ表示スピードの評価
国内最速クラスと言われる理由
ConoHa WINGは公式にも「国内最速クラス」をうたっていますが、その背景にはいくつかの技術的な要素があります。
- オールSSD構成のストレージ
データの読み書きが速く、記事数や画像が増えてもレスポンスが落ちにくい構成です。 - Webサーバー・PHP周りの最適化
サーバー側でキャッシュやPHPの処理チューニングが施されており、WordPressのような動的サイトでも表示が軽くなりやすい設計です。 - 日本国内データセンター
海外サーバーと比べて物理距離が短く、国内ユーザーへの応答時間(レイテンシ)が小さいため、体感速度にも直結します。
実際、体感としても「表示がワンテンポ早い」と感じることが多く、“ブログを開いた瞬間にスッと表示されるかどうか”という、ユーザーの印象に直結する部分で強みがあります。
PageSpeed Insightsやモバイル表示スコアの傾向
PageSpeed Insightsなどの計測ツールでスコアを上げるには、
- サーバーの速さ
- テーマやプラグインの設計
- 画像の最適化 など
複数の要素が絡みますが、土台となるサーバーが速いほど有利なのは確かです。
ConoHa WINGでは、
- サーバー側のキャッシュ
- HTTP/2対応
- 圧縮や転送の最適化
などが効きやすく、同一テーマ・同一プラグイン構成でも、遅いサーバーよりスコアが出やすい傾向があります。
ただし、「ConoHa WINGを使えば自動的に満点スコアになる」というわけではありません。
画像圧縮・不要プラグイン削除・テーマ選びなど、サイト側のチューニングとセットで考える必要があります。

稼働率とサーバー障害に関する情報
公称稼働率と実際のトラブル報告
ConoHa WINGは、稼働率として99.99%クラスを掲げています。
これは、理論上は年間のダウンタイムが数十分〜数時間程度に収まるレベルです。
とはいえ、実際の運用では、
- ネットワーク障害
- ハードウェア故障
- メンテナンス作業
などによって、短時間のアクセス障害が発生することはあります。
重要なのは、
- 障害が起きたときに、公式から情報が速やかに出るか
- 復旧までの時間が現実的な範囲に収まっているか
という「運営の姿勢」と「対応スピード」の部分です。
「障害が多い/少ない」という口コミのギャップ
ネット上の口コミを見ると、
- 「全然落ちない」「他社より安定している」という声
- 「障害が多くて使いづらい」という声
が、両方とも存在します。
このギャップが生まれやすい理由は、
- 利用しているサーバー(収容ホスト)の違い
- アクセス集中や構成による負荷の違い
- 利用者の感じ方(数分落ちただけでも「多い」と感じる人もいれば、全く気にしない人もいる)
といった「環境依存」が大きいからです。
「絶対に落ちないサーバー」は存在しませんが、ConoHa WINGは、
- 一般的なブログ・企業サイト用途では、実用範囲の安定性
- ミッションクリティカルなFinTech・医療レベルの「止まってはいけない」用途には、そもそも共用サーバーという選択肢自体が不向き
と考えると、現実的なラインが見えてきます。
セキュリティ機能の特徴
WAF・不正アクセス対策・バックアップ
ConoHa WINGは、初心者でも最低限の防御が確保されるように、標準で複数のセキュリティ機能が組み込まれています。
代表的なものは次の通りです。
- WAF(Web Application Firewall)
不正なリクエストを自動で検知・遮断し、WordPressの脆弱性を突く攻撃などを防ぎます。 - ログイン関連の防御
ログイン試行の制限や、管理画面のアクセス制御など、ブルートフォース攻撃対策に役立つ機能が用意されています。 - 自動バックアップ
万が一侵入を許してしまった場合でも、一定期間内ならバックアップからの復元で被害を最小限に抑えられます。 - SSL対応の容易さ
常時SSL化が標準になっているため、「パスワードや個人情報を平文で送る」ようなリスクを下げやすくなっています。
これらは、「セキュリティプラグインを自分で細かく設定しなくても、ある程度のラインは守られる」ことを意味します。


「厳しすぎて正規アクセスまで弾かれる」ケース
一方で、WAFが過剰に反応してしまうパターンもあります。
- 特定のプラグインの管理画面にアクセスできない
- お問い合わせフォームの送信が弾かれる
- API連携や外部サービスとの通信が遮断される
といった症状が出た場合、原因がWAFにあることも少なくありません。
その場合は、
- 管理画面でWAFログを確認する
- 該当のルールを一時的に緩める、もしくは特定URLだけ除外する
- それでも解決しない場合はサポートに相談する
といったステップで調整します。
「守りを固くした結果、正規ユーザーも入れなくなる」というのはセキュリティあるあるです。
ConoHa WINGも例外ではないので、“強さ”と“使いやすさ”のバランス調整が大事になります。
高速化オプションとチューニング
WEXAL®による自動最適化
ConoHa WINGの特徴的な機能として、WEXAL® Page Speed Technologyを利用した高速化があります。
WEXAL®は、ざっくり言うと「サイト表示のボトルネックを自動で検出し、配信を工夫してくれる最適化エンジン」のようなイメージです。
- 画像やCSS、JavaScriptの読み込み順を最適化
- レンダリングブロックを減らし、ユーザーが最初に見る部分を優先的に表示
- モバイル端末向けの表示改善
など、手動でやろうとすると手間がかかるチューニングをまとめて肩代わりしてくれます。
もちろん万能ではありませんが、
- コードを書いて細かく最適化するのは難しい
- でも、表示スコアはできるだけ上げたい
という初心者〜中級者には、「それなりに効いてくれる自動高速化」としてかなり有用です。
キャッシュ設定・ブラウザキャッシュの活かし方
ConoHa WINGには、サーバー側で用意されているキャッシュ設定もあります。
- コンテンツキャッシュ
動的ページの生成結果を一時保存して、次回アクセス時に素早く返す機能。 - ブラウザキャッシュ
ユーザーのブラウザに画像やCSSなどを保存しておき、再訪問時の読み込みを軽くする仕組み。
これらを上手に使うコツは次の通りです。
- デザインや構成を頻繁に変えている制作初期は、キャッシュを弱めにしておく
→ 変更が反映されないストレスを避けられます。 - デザインが固まり、運用フェーズに入ったらキャッシュを強めにする
→ 表示速度とサーバー負荷の両面で効果が出やすくなります。 - WordPress側のキャッシュ系プラグインと二重にキャッシュしすぎない
→ キャッシュがぶつかって、表示がおかしくなる原因になることがあります。
「キャッシュは速くなる魔法」ではありますが、
設定の重ねがけでトラブルを起こしやすい領域でもあります。
ConoHa WING側の機能を活かしつつ、必要以上にプラグインを増やさないのが安全策です。
まとめると:
- ConoHa WINGは、共用サーバーとしては十分に速く、安定性も実用レベル
- セキュリティはやや「固め」の設計で、WAFの調整が必要になることもある
- WEXAL®やキャッシュ機能をうまく使えば、WordPress初心者でもかなり軽快なサイトを作りやすい
というのが、表示速度・安定性・セキュリティ面から見た実力です。
ConoHa WING 公式サイトWordPress運用を支える主な機能
ConoHa WINGは「WordPressを立ち上げるところから、日々の運用・トラブル対策まで」を一通りカバーする機能を揃えています。ここでは、実際にブログ運営を始めてから役に立つポイントに絞って解説します。
WordPressかんたんセットアップの仕組み
ConoHa WINGの代名詞ともいえるのが「WordPressかんたんセットアップ」です。
申し込み画面でフォームに入力していくだけで、WordPress本体のインストールから初期設定、ドメインの紐づけまで一気に完了します。
流れのイメージは次の通りです。
- プラン・契約期間を選ぶ
- 「WordPressを利用する」を選択
- サイト名・ユーザー名・パスワードなどを入力
- ドメインを取得・指定
- 申し込みを確定すると、自動でインストール〜初期設定まで実行
サーバー初心者がつまずきやすい「データベース作成」「wp-configの設定」「FTPアップロード」といった作業をすべて裏側でやってくれるイメージです。
初期設定を自動化できる項目
かんたんセットアップで自動化される代表的な項目は、たとえば次のようなものです。
- WordPress本体ファイルの設置
- データベースの作成と接続情報の設定
- 管理者ユーザー(ログイン用ID・パスワード)の作成
- サイトURLの設定(
https://独自ドメイン/) - 一部の初期設定(言語・タイムゾーンなど)
自分でやる場合は、マニュアルを開きつつ1〜2時間かかることもありますが、
ConoHa WINGなら数分〜十数分程度の待ち時間で完了します。
テーマ・プラグイン同時インストールのメリット
かんたんセットアップでは、インストール時に推奨テーマやプラグインを一緒に入れることもできます。
- 人気の有料テーマを割引価格で購入して、そのまま適用
- SEO系・キャッシュ系など、最低限入れておきたいプラグインをセットで導入
これにより、
- 「テーマ選びで何日も迷う」
- 「必要なプラグインを調べるだけで力尽きる」
といった“あるあるの消耗”を減らせます。
最初は「推奨セットをそのまま使い、慣れてきてから自分流に入れ替える」ぐらいの感覚がちょうど良いです。
他社サーバーからの移行サポート
すでに別サーバーでWordPressブログを運営している場合、ConoHa WINGには引っ越し用のサポート機能があります。
WordPress引っ越し機能の流れ
専用ツールを使うと、おおまかに次のステップで移行できます。
- ConoHa WING側で新しいサイトの受け皿を作成
- 旧サーバーのWordPress URL・ログイン情報などを入力
- ツールが自動的にファイルとデータベースをコピー
- 動作確認後、ネームサーバー(DNS)を切り替えて本番運用へ
本来なら、
- FTPでファイルをダウンロード/アップロード
- データベースをエクスポート/インポート
- URL書き換え
などを手作業で行う必要がありますが、その多くをツール側が肩代わりしてくれます。
「かんたん移行」でつまずきやすい点
便利な一方で、いくつかハマりポイントもあります。
- 旧サーバー側でログインURLを変更している
- セキュリティ系プラグインが外部からのアクセスを強く制限している
- ベーシック認証をかけている(ID・パスワードが必要な状態)
- サイト容量が極端に大きい(画像が大量、バックアップファイルを溜め込んでいる、など)
こうした条件があると、ツールがうまく動かないことがあります。
対策としては、
- 一時的にセキュリティプラグインやベーシック認証をオフにする
- 不要なプラグインやバックアップファイルを削除して容量を軽くしておく
- うまくいかない場合は、ログを確認してサポートに相談する
といった手順を踏むと、移行の成功率が上がります。
ドメイン・SSLまわりの便利機能
独自ドメインが最大2つまで実質無料になる仕組み
WINGパックを利用すると、対象ドメインが最大2つまで契約中は実質無料になります。
- 新規でドメインを取得しても、ConoHa WINGの契約が続く限り更新費用がかからない
- ブログ用と、別のサイト用で2つのドメインを持つ、といった使い方も可能
これにより、「サーバー代+ドメイン代」を別々に支払う場合と比べて、
トータルコストが分かりやすく、長期利用ほどお得になりやすい仕組みです。
ただし、対象となるドメイン種別や条件はキャンペーンや時期によって変わることがあるため、
申し込み前に公式ページで最新の条件を確認しておくと安心です。
無料独自SSLの設定と確認方法
ConoHa WINGでは、Let’s Encryptによる無料独自SSLをボタン操作だけで有効化できます。
大まかな流れは次の通りです。
- 管理画面で対象ドメインを選択
- 「独自SSL」や「セキュリティ」関連のメニューからSSLを有効化
- 数分待つと証明書が発行され、
https://でアクセス可能になる - WordPress側でもURL設定を
https://に統一
設定後は、
- ブラウザのアドレスバーに鍵マークが付いているか
http://で開いたときにhttps://へ自動リダイレクトされるか
を確認しておくと安心です。
管理画面・ファイル管理・アプリ連携
コントロールパネルのUIと操作感
ConoHa WINGの管理画面(コントロールパネル)は、
機能ごとにタブやメニューが整理されていて、英語表記も少なめです。
- サイト管理(ドメイン・SSL・WordPress)
- メール管理(メールアドレス作成・転送設定)
- サーバー設定(PHPバージョン、アクセス制限など)
といった分類でまとめられているため、
「どこを触ればいいか分からない」という迷子状態になりにくいのが特徴です。
細かい数値や専門用語に触れなくても、
チェックボックスやプルダウン、ON/OFFスイッチを切り替える感覚で設定できる設計になっています。
ファイルマネージャー・スマホアプリの使いどころ
FTPソフトを使わなくても、ブラウザ上からファイルを操作できるファイルマネージャーも用意されています。
- テーマファイルの軽微な編集
- 画像やダウンロード用ファイルのアップロード
- 不要なログやバックアップファイルの削除
など、ちょっとした作業ならブラウザだけで完結します。
また、スマホアプリを使うと、
- アクセス状況やリソース使用量の確認
- サーバーの状態チェック
- 緊急時の簡単な操作(再起動や一部設定変更)
といったことが外出先でも行えます。
本格的なサイト改修はPC推奨ですが、
「エラーが出てないかだけ確認したい」「急ぎでSSLの状態を見たい」といった用途ではアプリが便利です。
付帯特典・ツール
有料WordPressテーマの割引セット
ConoHa WINGでは、人気の有料テーマを割引価格で提供するセットが用意されていることがあります。
- サーバー契約と同時にテーマを導入できる
- 通常購入よりも少し安く手に入るケースが多い
- テーマ側もConoHa WING環境を前提に動作検証していることが多く、相性面でも安心
「どのテーマを選べばいいか分からない……」という初心者にとって、
“サーバー+評判の良いテーマ”をワンセットで確保できるのは大きなメリットです。
AIによる記事構成・SEO支援ツール
近年のアップデートで、ConoHaユーザー向けにAIを活用したコンテンツ支援ツールも増えています。
- 記事タイトル案や見出し構成の提案
- キーワードをもとにした記事の骨組み作成
- 既存記事の改善ポイントのヒント出し
など、「まっさらな状態から記事を書く負担」を軽くしてくれる方向の機能が中心です。
もちろん、AIの提案をそのままコピペするのではなく、あくまで“叩き台”として使うのが前提ですが、
- ネタ出しのスピードが上がる
- 書き出しまでのハードルが下がる
- 書き直しの方向性を掴みやすくなる
といった意味で、ブログ運営の回転数を上げたい人には相性の良いツール群だと言えます。

まとめると、ConoHa WINGは、
- WordPressの導入・移行を簡単にする仕組み
- ドメイン・SSL・メールを一元管理できる環境
- 管理画面やツール群を通じた「運用しやすさ」の設計
によって、サーバーに詳しくない人でも「書くこと」に集中しやすい土台を整えているのが特徴です。
ConoHa WING 公式サイト利用者目線で見たConoHa WINGのメリット
ここでは、スペック表ではなく「実際に使う人の立場」から見たメリットだけをピックアップして整理します。
数字よりも、日々の運用でどうラクになるかをイメージしながら読んでみてください。
サイト表示が速く安定している
ConoHa WINGの一番の強みは、やはり表示のキビキビ感です。
- 記事ページを開いたときに、ワンテンポ早く表示される
- 管理画面(ダッシュボード)の読み込みも、ストレスを感じにくい
- 画像が多めの記事でも、表示がもたつきにくい
こうした「ちょっとした速さ」の積み重ねは、
- 読者の離脱率の低下
- 検索エンジンからの評価(Core Web Vitals など)
- 更新作業の心理的ハードルの軽減
に効いてきます。
「なんとなく遅いサーバー」を使っていると、
「更新しようと思ったけど、重いからまた今度でいいか…」という、小さなサボりのきっかけになりがちなので、
速度は想像以上に“継続率”に影響します。
ブログ立ち上げまでのステップが少なく楽
ConoHa WINGは、WordPressブログの立ち上げがとにかく短時間で終わるように作られています。
- アカウント作成
- プラン選択
- WordPressかんたんセットアップに必要事項を入力
ざっくりこの3ステップだけで、「独自ドメイン+WordPressインストール済み」の状態まで持っていけます。
普通なら、
- データベースの作成
- FTPでのファイルアップロード
wp-config.phpの設定
といった工程が入りますが、これをほぼ全自動にしてくれているのが利用者目線ではかなり大きいです。
「技術的な作業に1日かけるくらいなら、その時間で1本でも多く記事を書きたい」という人ほど、恩恵を感じやすいポイントです。
長期利用を前提にするとコスパが良い
単純な「月額の安さ」だけで見ると、もっと安いサーバーはたくさんあります。
ただし、ConoHa WINGは長期利用+WINGパック+ドメイン無料まで含めて考えると、コスパがかなり良くなります。
- WINGパックの長期契約で月額単価が大きく下がる
- 契約中は対象ドメインの更新費用がかからない
- 初期費用がかからないため、スタート時の出費も抑えやすい
つまり、
「サーバー代」+「ドメイン代」+「初期費用」
を全部合算した1年分・2年分のトータルコストで見ると、
同スペック帯のサーバーと比べても十分競争力のある価格帯になります。
ブログやアフィリエイトは、そもそも短期で結果を出すのが難しい世界なので、
最初から「1年以上は続ける前提」で組み立てる人ほど、ConoHa WINGの料金設計と相性が良いです。
管理画面がシンプルで初心者にも扱いやすい
ConoHa WINGの管理画面は、「専門用語を知らなくても大枠で何をすればいいか分かる」構造になっています。
- 大きなメニュー構成が分かりやすい(サイト管理/メール管理/サーバー設定…など)
- ボタンやスイッチのラベルが、日本語で直感的
- 必要な設定が1画面にまとまっていて、「あちこちの画面を行ったり来たり」しにくい
特に初心者にとっては、
- 「どこを触ればいいか分からない不安」
- 「間違えて設定を壊してしまいそうな恐怖」
が大きなストレスになりがちですが、
ConoHa WINGはそのあたりの心理的負担をかなり減らしてくれます。
結果として、
- 設定変更にチャレンジしやすくなる
- バックアップやSSLなど、本来やるべきことを先送りしにくい
という形で、“安全に使いこなせる度合い”が上がるのがメリットです。
ドメイン無料・バックアップ無料など付加価値が多い
ConoHa WINGは、単に「サーバーを貸します」というだけでなく、
運用を後押しする“おまけ”が多いのも特徴です。
代表的なものを挙げると:
- 対象ドメインの取得・更新費が実質無料(WINGパック)
- 一定期間分の自動バックアップが標準で利用可能
- Webフォント、キャッシュ機能、セキュリティ機能などが追加料金なしで使える
これらを別々に購入・設定しようとすると、
- ドメイン更新費用(年1,000〜1,500円前後が相場)
- 有料バックアップサービス
- Webフォントや高速化サービスのサブスク
などで、気づかないうちに固定費が積み上がることになります。
ConoHa WINGの場合は、それらがひとまとめになっているため、
「後から機能を足すときに、都度課金を気にしなくていい」という安心感があります。
プラン変更やスケールアップがしやすい
ブログが育ってくると、
- アクセス数が増えてきて、表示速度や安定性が気になり始める
- サイト数が増え、もう少し余裕のあるスペックが欲しくなる
といったタイミングが必ず来ます。
ConoHa WINGは、
- ベーシック → スタンダード → プレミアム
- 共用プラン → リザーブドプラン
のような上位プランへの切り替えが比較的スムーズに行えるサービスです。
- サイトをゼロから作り直す必要はない
- 既存のWordPressやドメイン設定はそのまま
- 時期を見て“ちょっと背伸びする”感覚で増強可能
という性質は、長期運用を考えると大きなメリットです。
「成長してからサーバーを変える」のは思った以上に負担が大きいので、
最初から“大きくなっても面倒が少ない選択肢”を選んでおくのは賢いやり方です。
総じて、ConoHa WINGのメリットは、
- 「速い・ラク・長く使いやすい」
- そして、ブログが成長しても無理なくスケールできる
という2点に集約できます。
スペックだけでは見えない「運用のしやすさ」を重視する人ほど、選ぶ理由がはっきりしてくるサーバーと言えます。
デメリット・注意点とその対処法
メリットが多い一方で、ConoHa WINGには「人によってはマイナスに感じるポイント」もあります。
ここでは、欠点をそのまま挙げるだけでなく、どう付き合えばよいか/向いていないケースは何かまでセットで押さえておきます。
価格が最安クラスではない・料金体系が分かりにくい
ConoHa WINGは、いわゆる激安サーバーと比べると月額だけを切り取ると高く見えることがあります。
さらに、
- 通常プランとWINGパック
- 契約期間による単価の違い
- キャンペーン価格と通常価格
が重なって、ぱっと見で比較しづらいのも事実です。
対処のポイント
- 公式ページの料金表を眺めるより、「1年運用したら総額いくらか」を紙に書き出して比較する
(サーバー代+ドメイン代+初期費用まで含める) - 他社も含めて「同じレベルのスペック・機能」で並べてみる
→ 最安サーバーではなく、“同クラス帯の中でどうか”を見るのが現実的です。 - 「お試しで数ヶ月だけ」と割り切るなら、期間短めのWINGパックか通常プランを選ぶ
「とにかく安さだけで決めたい」のか、
「安すぎて不安になるのもイヤ」なのか、自分の価値観を先にハッキリさせておくと迷いにくくなります。
無料体験期間がないため試しにくい
多くのレンタルサーバーには数日〜数週間の無料お試しがあるのに対し、
ConoHa WINGは無料体験なしが基本です。
対処のポイント
- 「サーバーの使いやすさを比べてから決めたい」場合は、管理画面のスクリーンショットやレビュー記事を先に確認しておく
- 完全なお試しがない代わりに、短期契約で実質“有料体験”するという考え方もあり
→ 数ヶ月使って合わなければ、期間満了後に他社へ乗り換える - サーバー選びに時間をかけるより、記事を1本でも多く書いた方がPV・収益につながることが多い、という現実も意識しておく
「無料じゃないと絶対に試したくない」という人には向きませんが、
“数千円を勉強代と割り切れるかどうか”が一つの判断基準になります。
WINGパックは契約途中の解約ができない
WINGパックは、前払いした期間分の料金が原則返金されません。
「12ヶ月で契約したけど3ヶ月でやめたくなった」としても、差額が戻ってくることは期待できません。
対処のポイント
- 初めてのレンタルサーバーなら、いきなり最長期間(36ヶ月など)は避ける
→ 3〜6ヶ月、もしくは12ヶ月あたりから始めるとリスクを抑えやすい - 1年は続けるつもりなら、12ヶ月契約を基準に考える
→ それ以上は「ブログを複数本運営している」「すでに運用経験がある」人向き - 途中でやめたくなりやすいタイプかどうか、自分の過去の継続パターンも一度振り返ってみる
「途中解約の柔軟さ」を重視するなら、通常プランや他社サービスの方が向いている場合もあります。
ジャンル制限(アダルト・出会い系など)がある
ConoHa WINGでは、利用規約上、
- アダルト系
- 出会い・マッチング系の一部
- 公序良俗に反するコンテンツ
といったジャンルが禁止または制限対象になっています。
対処のポイント
- 収益化ブログで扱うジャンルを決める前に、利用規約・ガイドラインを一度読む
→ グレーゾーンに見えるテーマ(出会い・副業・投資など)は特に要確認。 - 規約に抵触しそうな内容を扱う予定がある場合は、最初から別サーバーを検討した方が安全
- すでに運用中のサイトを移転したい場合は、記事内容を見直しつつ移行する
一般的なブログ・アフィリエイト・企業サイトなら問題になることは少ないものの、
「攻めたジャンル」を考えている人は特に注意が必要です。

サポート対応時間やつながりやすさへの不満
口コミでは、
- 電話がつながりにくい時間帯がある
- メールやチャットの返信が遅いと感じる場面がある
といった声も見られます。
「困ったときにすぐ聞きたい」人には、ここがストレスになることもあります。
対処のポイント
- 公式マニュアル・よくある質問・ヘルプページを積極的に活用する
→ 基本的なトラブルは、自力で解決できるケースが多いです。 - 問い合わせ前に、現象・実施した対処・環境情報を整理しておく
→ スムーズに伝えられるほど、対応も早くなりやすい。 - 「サポート品質がビジネスの生命線」というレベルなら、
電話サポートが手厚い他社も含めて比較検討する
ConoHa WINGは「自分でも少し調べる前提で、必要なときだけサポートに頼る」くらいのスタンスの人と相性が良いです。
管理画面が重い/細かいサーバー設定がしにくいという声
管理画面については、
- 時間帯や環境によって「重い」と感じることがある
- VPSや専用サーバーのように、細かいレベルで設定を追い込みたい人には物足りない
といった不満も一部あります。
対処のポイント
- 管理画面が重いと感じたら、
→ ブラウザキャッシュ削除・別ブラウザ利用・時間帯をずらす、など基本的な対処を試す - プラグインやテーマの影響でWordPress自体が重くなるケースも多いので、
サーバーのせいにする前にサイト側の見直しもセットで行う .htaccessやサーバー設定を細かくカスタマイズしたい場合は、
VPS・クラウド・上級者向けサーバーの方が向いていると割り切る
共用サーバーは「ある程度の自由度と引き換えに、運用の手間を減らすサービス」なので、
“好き勝手にいじりたいタイプ”にはそもそも不向きです。
レンタルサーバーとしての運営歴が比較的浅い点
老舗レンタルサーバーと比べると、ConoHa WINGはサービス開始からの年数が短い部類に入ります。
これを不安材料と感じる人もいます。
対処のポイント
- 「会社としての実績」と「サービスとしての歴史」を分けて見る
→ GMOグループ自体はインフラ事業の歴史が長く、サーバー運営も経験豊富。 - 「長年まったく仕様が変わらないサーバー」が良いとは限らず、
新しい技術を取り入れるスピードも重要な指標と考える - どうしても不安なら、
→ 老舗サービス(エックスサーバー、さくらのレンタルサーバなど)と実際の仕様・キャンペーン・サポート内容を横並び比較してみる
「実績の長さ」だけを尺度にすると老舗有利になりますが、
“今のWordPress事情にどれだけフィットしているか”という観点で見ると、ConoHa WINGが選択肢に入る理由も見えやすくなります。
総じて、ConoHa WINGのデメリットは、
- 「とにかく安さと自由度を優先したい人」
- 「お試し前提で色々渡り歩きたい人」
には向きにくい反面、
“ある程度腰を据えてブログを育てたい人”にとっては許容しやすいポイントが多い、という性格を持っています。
自分のスタイルや目的と照らし合わせて、
「どの欠点なら受け入れられるか」を一度書き出してみると、判断がかなりクリアになります。
口コミ・評判から読み解くリアルな評価
ここでは公式サイトの宣伝ではなく、実際のユーザーの声やレビュー記事・速度検証結果をベースに、ConoHa WINGの“生の評価”を整理していきます。
ポジティブな口コミで多い評価ポイント
表示速度・レスポンスの良さ
もっとも多いのが、「体感として速い」「WordPressでもサクサク動く」という評価です。
- 表示速度を他社と比較した個人ブログの検証でも、xserver・colorfulboxと並ぶ上位クラスの速度という結果が出ており、少なくとも「遅いサーバー」ではないことは確かです。
- GoogleのPageSpeed Insightsでも90点以上を出しやすかった、というレポートもあり、Core Web Vitals を意識したいブロガーからの支持も多めです。
「国内最速かどうか」は検証によって評価が分かれますが、ブログ運営で困らない水準以上の速さという点では、多くのレビューが一致しています。
WordPressの導入・引っ越しがスムーズ
口コミで次に目立つのが、「WordPress関連の作業がとにかくラク」という声です。
- 申し込み画面から数クリックでセットアップできる「WordPressかんたんセットアップ」が高く評価されており、初期構築にかかる時間が大幅に短縮できたというレビューが多く見られます。
- 他社サーバーからの移行についても、「専用ツールでほぼ自動で移せた」「引っ越しでつまづかなかった」というプラスの口コミが散見されます。
技術に自信がない人ほど、この「最初のハードルが低い」点をメリットとして挙げています。
ドメイン無料やキャンペーンでお得に感じる
料金そのものに対しては賛否ある一方で、「トータルで見ると得だった」という評価も目立ちます。
- WINGパック契約中は、対象の独自ドメインが2つまで無料(実質永年)になる点を評価し、「サーバー代+ドメイン代を合わせるとコスパが良い」とするレビューが複数あります。
- 期間限定キャンペーンでの割引率が高く、セール時に契約して安く抑えられたという体験談も多いです。
「月額だけを見ると最安ではないが、ドメインやバックアップなどを含めて考えると納得の範囲」という声がリアルです。
操作が直感的で迷いにくい
管理画面(コントロールパネル)の評価も、総じてポジティブ寄りです。
- メニュー構成が分かりやすく、“どこを押せば何ができるか”が把握しやすいという感想が複数のレビューで触れられています。
- WordPressインストール、SSL有効化、バックアップ確認などの基本操作が、ほぼクリック操作だけで完結する点も初心者から好評です。
「細かい設定をガリガリ触るタイプの人向けではないが、ブログ運営の“よく使う部分”はむしろ分かりやすい」という評価に落ち着いています。
ネガティブな口コミでよく挙がる点
障害や管理画面の重さに関する不満
マイナスの口コミで特に多いのが、「管理画面が重い」「障害が気になる」といった声です。
- 管理画面のページ遷移に時間がかかる、クリックから反応までがワンテンポ遅い、といった具体的な不満が複数報告されています。
- 一部の時期にはサーバー障害が発生しており、「そのときのイメージが残っている」という口コミもあります。
ただし、「5年以上ほぼトラブルなく使えている」という長期利用者の声もあり、評価が割れているのが実情です。
サポート窓口の対応・混雑具合への不安
サポートについては、満足・不満の両方の声がありますが、ネガティブ側でよく出るのは以下のような点です。
- 電話やチャットが「混んでいてつながりにくい」と感じたユーザーもおり、急ぎのときにストレスを感じたとの口コミがあります。
- 返信までの時間や回答の深さに対して、「老舗サーバーのサポートと比べると見劣りする」といった比較レビューも存在します。
一方で、「基本的なことはヘルプとマニュアルで解決できるので、サポートにあまり頼らない人には気にならない」というスタンスのユーザーも少なくありません。
WAF・SSL設定まわりのトラブル
セキュリティ関連では、WAF(Web Application Firewall)やSSLまわりで戸惑ったという声が散見されます。
- WAFがデフォルトで有効になっていることで、
- 広告タグ(アドセンスなど)
- 一部テーマのカスタマイズ
といった正規の操作までブロックされ、エラーに悩まされたユーザーの例が複数挙がっています。
- SSL化自体は簡単だが、
http→httpsへのリダイレクト設定- 既存サイトの混在コンテンツ(画像など)
の扱いでつまずき、「結果的にサポートや検索に頼ることになった」という口コミもあります。
総じて、「セキュリティがしっかりしているぶん、仕組みを理解しないと“やりすぎ”になることがある」という印象です。
実際に使ったレビュー・検証結果の総括
複数のレビュー記事・速度検証・口コミサイトをざっと俯瞰すると、ConoHa WINGの「リアルな立ち位置」はだいたい次のように整理できます。
- 速度・WordPressの使いやすさは、共用サーバーの中でも上位クラス
- とくに、ブログやアフィリエイト用途での満足度が高く、「初心者に勧めやすい」という評価が多いです。
- 価格は“最安”ではないが、機能込みで見るとコスパは良好
- 無料ドメイン・自動バックアップ・高速化オプションなどを含めて考えると、「必要なものが一通りそろったパッケージ」としてバランスが良い、という結論が多めです。
- サポート・管理画面・障害の評価は割れる(期待値次第)
- 「ほぼ問題なく使えている」という長期ユーザーもいれば、「管理画面が重い」「サポートに不満」という声もあり、利用スタイルや求める水準によって印象が変わります。
- “細かい設定まで自分でいじり倒したい人”より、“WordPressでサクッとブログを始めたい人”向き
- VPS的な自由度を求めるユーザーには物足りない一方で、「とにかく早く・迷わず・安全側でサイト運営を始めたい」という層とは非常に相性が良い、というのが複数レビューの共通した結論です。
口コミ・評判を冷静にまとめると、
「激安・超自由」なサーバーではないが、
“ブログ用インフラとしての総合点が高く、多少の弱点はあってもトータルで選ばれているサーバー”
という位置づけが、ConoHa WINGのリアルな姿に近いと言えます。
ConoHa WING 公式サイトConoHa WINGが合う人・合わない人
「良いサーバーかどうか」よりも大事なのは、自分の目的やスタイルと合うかどうかです。
ここでは、これまでの特徴・口コミを踏まえて、向いているケース/向いていないケースを整理します。
利用をおすすめできるケース
WordPressでブログ・アフィリエイトサイトを作りたい人
- サーバーの細かい設定よりも、記事を書くことに時間を使いたい
- できれば初日で「独自ドメイン+WordPress」の形まで持っていきたい
こういった人とは、ConoHa WINGはかなり相性が良いです。
- 申し込み画面から数分〜十数分でブログの“箱”が完成
- テーマ・プラグインもセットで導入できる
- 表示速度もブログ用途なら十分速い
「最初の一歩を、とにかくラクにしたいブロガー/アフィリエイター向けのサーバー」と考えるとわかりやすいです。
表示速度と安定性を重視する個人・フリーランス
- 読み込みが遅いサイトは、離脱率や成約率に直結する
- ポートフォリオサイトやサービスサイトを気持ちよく見てもらいたい
こうした個人事業主・フリーランスにも、ConoHa WINGは候補になります。
- 国内データセンター × SSD構成で、体感としての速さが出やすい
- WEXAL®やキャッシュ設定など、速度改善のための仕組みもあらかじめ用意されている
- 共用サーバーとしては、稼働率・安定性も実用範囲
「クラウドや専用サーバーほどのコストはかけられないけれど、“遅い”と言われるのは困る」という場面にはちょうど良いバランスです。
長期契約でコスパを高めたい人
- 1年以上の継続運営を前提で、サイトを育てていきたい
- どうせ使うなら、ドメイン代も含めて固定費を抑えたい
そんな人には、WINGパックがハマります。
- 長期契約で月額が大きく下がる
- 対象ドメインが最大2つまで実質無料
- 自動バックアップなどの付帯機能も標準搭載
「激安サーバーを渡り歩く」よりも、
ある程度腰を据えて同じ環境を使いたい人には、結果としてコスパの良い選択肢になります。
土日サポートがなくても問題ない人
ConoHa WINGは、電話サポートや有人対応の時間帯に制約があります。
そのため、
- 平日の昼間にPCを触れる
- ある程度は自分で調べて解決するつもりがある
- 「本番障害が出たら即電話」というほどの厳しい運用ではない
という人であれば、サポート体制も現実的な範囲に収まります。
逆に言うと、
「夜間や休日のトラブルでも、すぐに電話でつながって欲しい」というレベルでサポートを期待するなら、後述の“合わないケース”側に入ります。
他サービスも検討した方がよいケース
とにかく初期費用・月額を安く抑えたい人
- 「収益が出るか分からないから、とにかく最小コストで試したい」
- 表示速度や機能より、まずはサーバー代をケチりたい
こういうニーズであれば、正直、もっと安いサーバーは存在します。
- 年払い前提の格安プラン
- 広告表示と引き換えに無料で使えるサーバー など
ConoHa WINGは「最安」を狙ったサービスではなく、
そこそこ出してもいいから、
それなりに快適で、長く使える環境が欲しい
という人向けです。
「まずは100円でも安く」が最優先なら、他社も含めて比較した方が良いでしょう。
24時間365日すぐに対応してほしい人
- 「夜中にサイトが落ちたら、その場でサポートに電話したい」
- 「トラブル時は、チャットですぐ人につながってほしい」
といった“サポート至上主義”の運用をしたい場合は、ConoHa WINGだけでは不安が残ります。
- 電話が混み合う時間帯もある
- 対応時間が限られている
- 緊急時の一次対応は、自分でやる前提になりやすい
ミッションクリティカルなサービスを止められない場合や、
完全にサポート依存で運営したい場合は、24時間対応を売りにしているプランや、マネージドサービスを検討した方が安心です。
アダルト系・出会い系など制限ジャンルを扱いたい人
- アダルトコンテンツ
- 出会い・マッチング系の一部
- グレー寄りのジャンルでの集客・収益化
こうした分野を本格的にやりたい場合、ConoHa WINGは規約上そもそも向きません。
- コンテンツ内容によっては、利用規約違反になる可能性がある
- サーバー側で制限・停止の対象になるリスクもある
そのため、
- 取り扱うジャンルに制限が少ないサーバー
- 規約がより緩やかな海外サーバー など
を候補に入れた方が安全です。
「どこまでOKか微妙なグレーゾーン」で攻めたい人ほど、事前に他サービスを調べておくべきです。
サーバー設定を細かくチューニングしたい中〜上級者
- NginxやApacheの設定を自分でいじりたい
- PHP-FPMの細かい調整や、独自の常駐プロセスを走らせたい
- Dockerや独自アプリケーションを動かしたい
こういったインフラを触るのが好きなタイプには、ConoHa WINGは物足りなく感じられます。
- 共用サーバーである以上、触れないレイヤーが多い
- 任意のミドルウェア導入や大幅なチューニングは不可能
この場合は、
- ConoHa VPS
- 他社のVPS・クラウド(さくらVPS、Lightsailなど)
といった、自分でOSやミドルウェアを管理する前提のサービスを選ぶ方が、自由度の面でストレスがありません。
まとめると、ConoHa WINGは、
- 「WordPressでブログやサイトを育てていきたい人」
- 「速度・安定性・使いやすさのバランスを重視する人」
には非常に合いやすい一方、
- 「最安」「24時間サポート」「超自由なチューニング」を求める人
には、ややミスマッチになりやすいサーバーです。
自分の目的・予算・技術レベルを一度書き出して、
「どの条件だけは絶対に譲れないか」を決めてから、ConoHa WINGを選ぶかどうか判断すると失敗しにくくなります。
他社レンタルサーバー・VPSとの比較ポイント
ここでは、ConoHa WINGを選ぶか迷うときに必ず名前が出てくる
- エックスサーバー
- シン・レンタルサーバー/さくら/お名前.com
- ConoHa VPS(同じConoHaブランド)
との違いを、初心者でも判断しやすい観点だけに絞って整理します。
【※レンタルサーバー業界は競争が激しく、各社頻繁に料金改定やキャンペーンを実施しています。よって、公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認しておくと比較しやすくなります。】
エックスサーバーとの違い
料金・キャンペーンの傾向
ざっくりイメージすると、次のような立ち位置です。
| 項目 | ConoHa WING | エックスサーバー |
|---|---|---|
| 料金イメージ | 中価格帯。キャンペーン時の割引+ドメイン無料込みで見るとお得感が出やすい | 中〜やや高め。長期割引+老舗ブランド代という印象 |
| ドメイン | 対象ドメインが最大2つまで実質無料(WINGパック中) | キャンペーンで1つ無料になることが多い |
| プラン体系 | 「通常プラン」と「WINGパック」の2本立てでやや複雑に感じる人も | プラン名はシンプルだが、期間ごとの料金差はやはりある |
料金だけを比べても意味がないので、「1年使った総額(サーバー+ドメイン)」で比較するのがおすすめです。
その上で、
- 「最新の割引キャンペーンを積極的に取りたい」→ ConoHa WING寄り
- 「多少高くても“定番・老舗”でいきたい」→ エックスサーバー寄り
という選び方が多いです。
速度・安定性・サポート体制の比較
よくある印象の違いをまとめるとこんな感じです。
- 速度感
- どちらも「遅くて困る」というレベルではなく、共に高速クラス。
- テーマ・プラグイン・画像最適化次第で変わるので、サーバー単体での決着は付きにくい領域です。
- 安定性
- エックスサーバー:運用歴が長く、「とりあえず安定」という評価が多い。
- ConoHa WING:比較的新しめだが、共用サーバーとしては十分実用的な稼働率。
- サポート体制
- エックスサーバー:サポートに対する評価は総じて高め。「困ったらまずここ」という人も多い。
- ConoHa WING:マニュアル・ヘルプは充実しているが、電話やチャットの“つながりやすさ”には賛否がある。
結論としては:
- 「速さ+老舗の安心感+サポート重視」→ エックスサーバー寄り
- 「最新機能・キャンペーンの強さ・ドメイン無料込みのコスパ」→ ConoHa WING寄り
という“好みの問題”になりやすいです。
エックスサーバー公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認。

シン・レンタルサーバー/さくら/お名前.comなどとの比較
価格帯・機能・ターゲット層の違い
有名どころをざっくりポジショニングすると、こんな感じになります。
| サービス | 価格帯のイメージ | 特徴・向いている人 |
|---|---|---|
| ConoHa WING | 中価格帯。長期+ドメイン無料でコスパ良 | WordPressブログを腰を据えて伸ばしたい個人・副業ブロガー |
| シン・レンタルサーバー | ConoHaと同じか少し安いことが多い | 「エックスサーバー系の技術を安めに使いたい」人向け |
| さくら(スタンダード〜) | 比較的安め。機能も堅実 | 歴史が長く、「とにかく無難に長く使いたい」ユーザー |
| お名前.comサーバー | ドメインとのセットで安く見えることが多い | すでにお名前.comでドメインをまとめている人向け |
それぞれ悪くないのですが、「WordPress特化で、立ち上げ〜運用まで一気通貫でラクにしたい」という観点では、
- かんたんセットアップ
- WEXALなどの高速化機能
- バックアップやドメイン無料
が揃っているConoHa WINGは、ブロガー寄りの設計になっていると言えます。
逆に、
- さくら:メールや静的サイトも含めた“昔ながらのホスティング”に強い
- お名前.com:ドメイン管理を一括で済ませたい人に向く
など、それぞれ得意分野が少しずつ違います。
迷ったら、「自分は何に一番お金を払いたいのか?」
速度・サポート・価格・ブランド…のうち、優先順位トップ2つを先に決めると、サービス選びがかなり楽になります。





ConoHa VPSとの使い分け
最後に、同じConoHaが提供するConoHa VPSとの違いです。
ここを混同している人も多いので、用途ごとに整理します。
共用サーバーを選ぶべきケース
ConoHa WING(共用サーバー)を選ぶ方がよいのは、次のような場合です。
- WordPressでブログやメディアサイトを運営したい
- OSやミドルウェアの管理はやりたくない
- セキュリティ・バックアップはなるべく“おまかせ”にしたい
- サーバー運用よりも、記事執筆やマーケティングに時間を使いたい
共用サーバーは、
- ApacheやNginx、PHP、MySQLなどのサーバー構成を自分で考えなくて良い
- パッチ適用やセキュリティ更新も、基本的には事業者側の責任範囲
なので、「Web制作・運用には興味があるが、インフラガチ勢ではない」層と相性が良いです。
VPSが向いているサイト規模・用途
一方、ConoHa VPSが向くのは、こんなケースです。
- WordPress以外のアプリ(独自Webアプリ、ゲームサーバー、APIサーバーなど)を動かしたい
- Nginx/Apacheの設定、PHP-FPM、Redis等を自分でチューニングしたい
- トラフィックが非常に多く、共用サーバーでは制限にかかりやすい規模のサービスを作りたい
- Laravel・Node.js・Railsなど、フレームワークベースの開発を本格的に行いたい
VPSは、
- OSインストールから自分で行う
- セキュリティホールも放置するとそのまま自己責任
- 設定を間違えるとサーバーごと落とす
といったリスクと引き換えに、共用サーバーではできない高度な構成・パフォーマンスチューニングが可能になります。
ConoHa VPS 公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認。

まとめると:
- 「ブログ・アフィリエイト・企業サイト」中心 → ConoHa WING(共用サーバー)
- 「独自アプリ開発・ゲーム・特殊な構成」 → ConoHa VPS
が基本ラインです。
サーバー構築の本やLinuxのコマンドに抵抗があるなら、
まずは素直にConoHa WINGを使い、どうしても足りなくなったタイミングでVPSや他クラウドを検討する流れが現実的です。
申し込み〜WordPressブログ公開までの手順
ここからは、「今からConoHa WINGでブログを作る」と仮定して、申し込み〜公開までの流れを一気にたどります。
画面構成の細かい説明よりも、どんな選択をすれば失敗しにくいかに焦点を当てています。
STEP1:アカウント作成とプラン選択
メールアドレス登録とログイン情報の設定
- ConoHa公式サイトにアクセスし、「今すぐお申込み」などのボタンをクリック。
- メールアドレスを入力し、新規アカウント用のパスワードを設定。
- 届いたメールから認証・ログインし、コントロールパネルに入ります。
この時点では、まだ料金は発生していません。
「このアドレスを今後も使い続けるか」だけ意識しておきましょう(パスワードを紛失すると後が面倒です)。
プラン・契約期間・WINGパックの選び方
続いて、サーバーのプランを決めます。
- 料金タイプ
- 基本は「WINGパック」を選ぶ(独自ドメイン無料+長期割引が効くため)。
- “とりあえず短期だけ試したい”なら通常プランも候補ですが、長く使う前提ならWINGパック一択で問題ありません。
- プラン種別
- 最初の1サイトなら、ほとんどの人はベーシックで十分。
- 将来的に大規模トラフィックを想定するなら、スタンダード以上を検討。
- 契約期間
- 初めてなら12ヶ月前後が現実的なライン。
3年契約はお得ですが、「自分が続けられるか?」を一度考えてからにしましょう。
- 初めてなら12ヶ月前後が現実的なライン。
迷ったら
WINGパック × ベーシック × 12ヶ月
あたりを基準に考えると、極端な失敗はほぼありません。
STEP2:WordPressかんたんセットアップ
サイト情報・ログイン情報の入力
プラン選択の画面で、「WordPressを利用する」「かんたんセットアップ」といった項目をオンにします。
入力する主な内容は次の通りです。
- サイト名(後から変更可)
- WordPressユーザー名・パスワード
- 管理者メールアドレス
- 利用するドメイン(新規取得 or 既存ドメイン)
ここで決めるのは、WordPressログイン時に使うIDとパスワードです。
メモアプリなどにひとつまとめて控えておきましょう。
テーマの選択と初期インストール
かんたんセットアップでは、同時にテーマも選べます。
- 最初から有料テーマを使うなら、割引セットで導入してしまうのもアリ。
- まずは無料で様子を見たいなら、ブロックエディタに強い無料テーマ(Cocoonなど)を選んでおいて、後から乗り換えてもOKです。
ここでのポイントは、「完璧なテーマ選び」を目指さないこと。
最初は「とりあえずこれでスタート」くらいの気持ちで決めてしまいましょう。
STEP3:本人確認と支払い登録
SMS/電話認証の流れ
不正利用防止のため、ConoHa WINGでは電話番号による認証が必要です。
- 携帯電話番号を入力。
- 「SMS」または「自動音声通話」のどちらかを選択。
- 届いた認証コードを画面に入力して、本人確認を完了。
番号は後ほどサポート連絡にも使われることがあるので、長く使っている電話番号を登録しておくと安心です。
クレジットカードなど支払い方法の登録
次に支払い方法を設定します(代表的なのはクレジットカード)。
- クレジットカード番号・有効期限・セキュリティコードを入力
- 場合によっては、プリペイドカードやデビットカードも利用可能(ただしエラーになりやすいので注意)
ここで初めて、実際の課金がスタートする状態になります。
契約内容(プラン・期間・割引)が想定どおりか、画面の合計金額を必ず確認してから確定しましょう。
STEP4:独自ドメインとSSLの設定
無料独自ドメインの取得・紐づけ
WINGパックを選んでいれば、対象ドメインを無料で取得できます。
- 希望するドメイン名(例:
example-blog.com)を入力し、空き状況を確認。 - 取得可能ならそのまま選択して進む。
- 自動的にConoHa WINGのサーバーと紐づけられます。
ドメイン名はブログの「住所」かつブランド名に近いものです。
覚えやすさ・タイピングしやすさを優先し、「あまり長くしすぎない」のがコツです。
HTTPS化と動作確認
独自ドメインを取得したら、SSL(HTTPS)を有効化します。
- ConoHaの管理画面で、対象ドメインを選択。
- 「独自SSL」や「セキュリティ」関連のメニューから無料SSLをON。
- 数分〜十数分待ってから、
https://ドメイン名でアクセスしてみる。
そのうえで、
- ブラウザのアドレスバーに鍵マークが付いているか
http://でアクセスしても自動的にhttps://にリダイレクトされるか
を確認しておきましょう。
ここまで来ると、外側のインフラはほぼ完成です。
STEP5:WordPress側の初期設定
パーマリンク・サイトタイトル・説明文の設定
WordPress管理画面(https://ドメイン名/wp-admin/)にログインし、まずは基本設定から整えます。
- 「設定」→「一般」
- サイトタイトル:ブログ名
- キャッチフレーズ:一言の説明(後から変えてもOK)
- 「設定」→「パーマリンク」
- 一般的には「投稿名」を選択
→https://ドメイン名/記事タイトル/の形式になり、SEO的にも扱いやすいです。
- 一般的には「投稿名」を選択
パーマリンクは後から大きく変えるとリンク切れの原因になるため、最初に決めておくのがおすすめです。
テーマ有効化と基本プラグインの導入
次に、表示まわりと最低限の機能を整えます。
- 「外観」→「テーマ」で、かんたんセットアップで選んだテーマが有効化されているか確認。
- 不要なデフォルトテーマは、念のため残しておいてもOK(トラブル時の予備として)。
- 「プラグイン」で、以下のような基本系プラグインを整える:
- キャッシュ or 高速化系(テーマやConoHa側と重複しないように注意)
- セキュリティの補助
- お問い合わせフォーム系
最初の段階では、入れすぎないことが重要です。
「本当に必要だと分かったものだけ」少しずつ増やしていく方が、トラブルが起きたときに原因を特定しやすくなります。
STEP6:ConoHa側の高速化・運用設定
キャッシュ設定(コンテンツ/ブラウザ)の最適化
サイトがひと通り表示されるようになったら、ConoHa側の高速化機能も確認しておきます。
- コンテンツキャッシュ
- サイトデザインを頻繁に変更している制作初期:弱め or OFFでもよい
- デザインが固まり、運用フェーズに入ったら:ONにして表示速度アップ
- ブラウザキャッシュ
- 画像・CSSなどを訪問者のブラウザに保存し、再訪問時の読み込みを軽くする機能。
- 大きくカスタマイズするタイミング以外は、基本ONで問題ないケースが多いです。
ポイントは、WordPress側のキャッシュプラグインと二重になりすぎないこと。
どちらか一方を中心に使うイメージで調整すると事故が減ります。
自動バックアップ・メール・サブドメインなどの設定
最後に、「運用の保険」と「拡張性」も押さえておきましょう。
- 自動バックアップ
- 何日分保存されるか、復元方法はどうなっているかを一度確認。
- 重要なカスタマイズ前には、手動バックアップ+メモを取っておくと安心です。
- メール設定
- 独自ドメインのメールアドレス(
info@ドメイン名など)を作成しておくと、
お問い合わせやASP登録での信用度が上がります。
- 独自ドメインのメールアドレス(
- サブドメイン
- 将来、別コンテンツを増やしたくなったときのために、
サブドメイン(sub.ドメイン名)の発行方法だけは把握しておくと便利です。
- 将来、別コンテンツを増やしたくなったときのために、
ここまで設定できれば、
ConoHa WINGの申し込み
→ WordPressセットアップ
→ 独自ドメイン&SSL
→ 初期設定&高速化
まで一通り完了し、いつでも記事を書き始められる状態になっています。
あとは、下書きやアイデアメモを元に、1本目の記事を公開してみましょう。
サーバー選びや初期設定に時間をかけすぎず、「書く・直す・育てる」サイクルに早く入ることが、結果的に一番の近道になります。
よくある質問・トラブル時のチェックポイント
ConoHa WINGを使い始めると、最初につまずきやすいのが
- お金まわり(支払い・更新・解約)
- ドメイン/SSL/メールの基礎
- ログインできない・表示が崩れるなどの技術トラブル
- 障害情報やキャンペーンの確認
あたりです。
ここでは、「まずここを見れば OK」なチェックポイントだけを絞って解説します。
支払い・契約まわりの疑問
支払い方法の種類と変更方法
代表的な支払い方法は次のようなイメージです。
- クレジットカード決済
- プリペイド的にチャージして使う方式(ConoHaチャージなど)
- 場合によってはコンビニ払いや銀行振込(チャージ手段として)
※細かい対応ブランドや条件は変わることがあるので、最新情報は必ず公式サイトの「料金/支払い方法」ページで確認してください。
支払い方法を変えたいときの流れは、ざっくり次の通りです。
- ConoHaのコントロールパネルにログイン
- 「料金」または「支払い設定」系のメニューを開く
- 現在の支払い方法を確認し、「変更」「追加」ボタンから新しいカードやチャージ方法を登録
- 登録後、どの方法が優先されるか(自動決済に使われるか)をチェック
クレジットカードを更新したのに支払いエラーになる場合は、
- カード番号・有効期限・セキュリティコードの再確認
- 名義人の表記ゆれ(全角/半角)
なども見直してみてください。
契約更新・自動更新の仕組みと停止方法
WINGパック(長期契約)の場合:
- 契約期間が終わる前に、自動的に次の期間分が決済される設定が基本
- 更新日や次回請求額は、コントロールパネルの「契約情報/サーバー情報」画面で確認できます
自動更新を止めたい場合は、
- 対象のWINGパック・サーバーを選択
- 「自動更新」「継続課金」関連の項目をオフにする
- 更新日まではそのまま利用でき、次回分以降の請求が止まるイメージ
通常プランの場合は、時間課金/日単位など仕組みが異なることもあるので、
「自分の契約がどのプランか」→「そのプランの更新ルール」をセットで確認するのが安全です。
解約のタイミングと手続き
解約時に気をつけたいのは次の3点です。
- WINGパックは途中解約しても残り期間の返金は原則ない
- サーバーを解約しても、ドメインは別扱い(継続・解約を個別に判断)
- 解約すると、サーバー上のデータは基本的に復元できない
一般的な流れ:
- 必要なデータ(WordPressのバックアップ、データベース、画像など)をローカルに保存
- コントロールパネルで対象サーバー/WINGパックを選び、「解約」「契約終了」メニューから手続き
- ドメインも不要なら、ドメイン管理側で更新停止(放置するとドメインだけ更新されてしまうことも)
「もう使わないかも……」と思った時点で、まずは自動更新を止めておくと、うっかり延長を防げます。
ドメイン・SSL・メールに関する質問
複数ドメイン・サブドメインの追加ルール
ConoHa WINGでは、1つのサーバー契約で複数の独自ドメインを追加して運用することができます(プランのリソース内であれば原則制限なしに近いイメージです)。
- 例:
main-blog.com(メインブログ)portfolio-site.jp(ポートフォリオ)shop.example.com(サブドメインでLP)…など
サブドメインについては、
sub.example.comのような形で無料でいくつでも作成可能- ただし、同じサーバーのリソース(CPU/メモリ/ディスク)を共有するので、アクセスが集中すると他サイトにも影響します
複数サイトを展開する予定がある場合は、
- どれが「本命サイト」なのか
- どのくらいのアクセスを想定しているのか
をざっくり決めた上で、**プランのグレード(ベーシック/スタンダードなど)を選んでおくと安心です。
無料独自SSLと有料SSLの違い
ConoHa WINGでは、Let’s Encrypt ベースの無料独自SSLが利用できます。
無料SSLの特徴は:
- 通信の暗号化(ブラウザの「鍵マーク」が付く)という意味では有料SSLと同等
- ドメイン認証(DV)タイプで、ブログ・小規模サイトには十分
一方、有料SSLは
- 企業認証(OV)やEV(EVはアドレスバーに企業名が表示されるタイプ)など、「サイト運営者の実在性」をより強く示せる
- ネットショップや、大企業の公式サイトなど、ブランドや信頼性を重視したい場面で選ばれやすい
個人ブログやアフィリエイトサイトなら、無料独自SSLで問題ないことがほとんどです。
有料SSLは「企業サイトの看板」を明確に出したい場合に検討する、くらいでOKです。
Webメール・メールアドレスの作成方法
独自ドメインでメールアドレスを作る流れは概ねこんな感じです。
- ConoHaのコントロールパネルで「メール」または「メール管理」メニューを開く
- 対象ドメインを選択(例:
example.com) - 「メールアカウント追加」から
- メールアドレス(
info@example.comなど) - パスワード
を設定して作成
- メールアドレス(
- Webメールを利用したい場合は、用意されているWebメールURLへアクセスし、
先ほどのアカウント情報でログイン
PCやスマホのメールアプリ(Outlook/Thunderbird/iOSメール等)で使う場合は、
- 受信(IMAP/POP)・送信(SMTP)サーバー名
- ポート番号
- SSL/TLSの有無
などを設定する必要があります。
これらの情報は、ConoHaのマニュアルまたはメール設定画面に記載されている値をそのまま転記すればOKです。
技術的なトラブルへの初期対応
ログインできないときの確認項目
「ログインできない」は、ConoHaの管理画面とWordPressで原因が違います。
まずはどちらに入れないのか切り分けましょう。
共通して確認したいポイント:
- ID(メールアドレスまたはユーザー名)の打ち間違い
- Caps Lock/Num Lockの状態
- ブラウザのパスワード自動入力が古い情報を入れていないか
- 別のブラウザやシークレットウィンドウで試す
WordPress管理画面(/wp-admin)の場合はさらに、
- 「パスワードをお忘れですか?」からメールリセットを試す
- 403エラーや真っ白画面の場合:
- 直前に入れたプラグインやテーマ更新が原因の可能性 → FTPやファイルマネージャーから問題のプラグインを一時的に無効化
- WAFがブロックしているケースもあるので、ConoHa側のWAFログも確認
それでもダメなときは、いつから/どの操作後から入れなくなったかを整理して、サポートに伝えると話が早くなります。
SSLエラー・表示不具合が出た場合
SSLや表示まわりのトラブルで多いのは次のパターンです。
- SSL証明書の反映待ち
→ 設定直後は、数分〜数十分ほど様子を見る - httpとhttpsが混在(Mixed Content)
→ 画像やCSSがhttp://のまま読み込まれている - キャッシュの残り
→ サーバーキャッシュ/ブラウザキャッシュ/プラグインのキャッシュが古い状態を見せている
チェックポイント:
- ConoHa管理画面で、対象ドメインのSSLステータスが「有効」になっているか
https://でアクセスできるか(http://からリダイレクトされるか)- ブラウザの開発者ツール(F12)→コンソールで Mixed Content 警告が出ていないか
- キャッシュ系プラグイン、ConoHa側キャッシュ、ブラウザキャッシュを一度すべてクリアして再確認
それでも解決しない場合は、
- 最近URLやドメインを変更していないか
.htaccessを触っていないか
も思い出してみてください。
WAFで正規アクセスがブロックされたとき
「保存ボタンを押すと403エラーになる」「特定のフォーム送信だけ弾かれる」などは、WAF(Web Application Firewall)が正規の操作を攻撃と誤認している可能性があります。
対処の流れ:
- ConoHa管理画面のWAF設定画面で、ログ(検知された攻撃)」を確認
- 自分が操作したURL・時刻と一致する記録があれば、そのルールが原因の可能性が高い
- 一時的に
- 該当ルールだけ無効化する
- どうしても無理なら、作業中だけWAF全体をOFF → 作業終了後にONに戻す
注意点として、WAFを完全に無効化したまま放置するのは危険です。
「何の作業をするために、いつOFFにしたのか」をメモに残して、必ず戻す習慣をつけましょう。
サポート・障害情報・キャンペーンに関する疑問
障害情報の確認方法と問い合わせ窓口
サイトが急に重くなったり、まったく表示されなくなったりした場合、まず疑うべきは「自分のサイト」ではなくサーバー全体の障害です。
- ConoHa公式のステータスページやお知らせ欄で、
サーバー障害・メンテナンス情報が出ていないか確認 - 公式X(旧Twitter)等で、障害告知が出ていないかもチェック
それで「障害なし」となっている場合に初めて、
- 自分のサイトだけ落ちていないか(別ドメインは生きているか)
- プラグイン更新やテーマ変更の直後ではないか
.htaccessや設定ファイルを触っていないか
などを確認し、必要に応じてサポート窓口へ。
問い合わせるときに用意しておきたい情報:
- 契約IDや対象ドメイン
- 発生時刻と、そのときやっていた操作
- 表示されたエラーメッセージ(スクリーンショットがあればなお良い)
これだけ揃えておくだけで、やり取りの往復回数を減らせます。
キャンペーンやクーポンの適用条件
ConoHa WINGはキャンペーンが多く、「適用されていると思っていたのに、実は適用外だった」というケースも起こりがちです。
チェックすべきポイント:
- 対象プラン(例:WINGパック限定/ベーシック以上など)
- 対象期間(いつまでの申し込みか)
- 新規契約限定なのか、既存ユーザーも対象なのか
- 契約期間(12ヶ月以上で適用など)の条件がないか
- クーポンコード入力が必要かどうか
申し込み前に、キャンペーンページの「注意事項」「対象外条件」まで必ず読むクセをつけると、
「思っていた割引が効いていなかった」という事故を防げます。
稼働率や信頼性についてのよくある質問
「どれくらい止まらないのか?」という不安に対しては、
- 公称の稼働率(例:99.99%など)はあくまで目安
- どんなサーバーでも、長く使えば一度も障害ゼロということはほぼない
という前提を持っておくことが大切です。
そのうえで、
- 障害があったときの情報公開の速さ・内容
- 復旧後の再発防止策や告知の丁寧さ
- ユーザー側が取れる「保険」(自動バックアップ・外部バックアップなど)
をセットで評価するのが現実的です。
ConoHa WINGのような共用サーバーを使う場合、
「このサーバーなら絶対止まらない」ではなく、
止まることもある前提で、
どうやって被害を最小限にするか(バックアップ・代替ページ・SNS告知等)
を考えておくことが、結果的に一番“信頼性の高い運用”につながります。
これらのチェックポイントを手元のメモやノートにまとめておけば、
トラブル時にも慌てずに順番に潰していくことができるようになります。
サーバーに慣れていないうちは、「困ったときにどこを見るか」の地図を作っておくことが、何よりの安心材料になります。
まとめ:ブログ初心者がConoHa WINGを選ぶときの判断基準
最後に、「結局、自分はConoHa WINGに申し込むべきか?」を判断するための整理をしておきます。
メリット・デメリットの整理と総合評価
これまでの内容を、“ブログ初心者の目線”でざっくりまとめるとこうなります。
主なメリット
- WordPressの導入・引っ越しが簡単で、最初の1サイトを立ち上げやすい
- 表示速度と安定性が共用サーバーとして十分高く、SEO面でも悪くない土台になる
- WINGパック+独自ドメイン2つ無料で、長期利用前提ならトータルコストを抑えやすい
- 管理画面が比較的シンプルで、サーバー初心者でも迷いにくい
主なデメリット・注意点
- 「最安サーバー」ではなく、料金だけ見ればもっと安い選択肢もある
- 無料お試しがなく、実質“有料で試す”形になる
- WINGパックは途中解約しても返金されず、短期でやめると割高になりやすい
- サポート時間やジャンル制限など、運用スタイルによっては不満が出やすいポイントもある
総合評価としては、
「とりあえず安ければ何でもいい」ではなく、
“WordPressブログをちゃんと育てたい初心者”向けのバランス型サーバー
という位置づけです。
サーバーいじりよりも、記事作成や発信に時間を使いたい人とは特に相性が良いと言えます。
他社と比較するときに見るべきチェックリスト
他サービスと比べるときは、スペックの数字よりも、以下の軸で紙に書き出して比較するのがおすすめです。
| チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 1年の総額費用 | サーバー+ドメイン+初期費用まで含めて試算する |
| 表示速度・安定性 | 実測レビューや口コミ、稼働率の実績など |
| WordPressの始めやすさ | かんたんセットアップ、移行ツールの有無 |
| 管理画面の使いやすさ | スクリーンショットや体験談で確認 |
| サポート体制 | 対応時間、チャットや電話の有無、混雑具合 |
| 利用規約・ジャンル制限 | 自分が扱うテーマが問題ないか |
| 契約期間と縛り | 自動更新の有無、途中解約のルール |
| 将来の拡張性 | 複数サイト運用やVPSなどへのステップアップ |
このチェックリストに ConoHa WING/エックスサーバー/他1〜2社くらいを書き込むだけで、
「なんとなくの評判」ではなく、自分の条件に照らした比較ができるようになります。
「今すぐ始めるか、他サービスも比較するか」の目安
最後に、「もう申し込んでしまっていいか」「まだ迷うべきか」の目安を整理します。
今すぐConoHa WINGで始めてよいケース
- やりたいことがほぼ「WordPressブログ」か「小規模サイト」に絞られている
- 年間1万円前後のサーバー費用なら、自己投資として許容できる
- 土日サポート必須ではなく、多少は自分で調べるつもりがある
- すでに書きたいテーマや記事ネタがいくつも頭に浮かんでいる
この条件に当てはまるなら、比較に時間をかけるより先に“1記事目を公開する体験”を買う、という考え方がおすすめです。
一度立ち止まって、他サービスも比較した方がよいケース
- 「とにかく最安でないと続くか不安」というほど、コストへの抵抗が強い
- アダルト/出会い系/投資など、グレー寄りのジャンルを攻める予定がある
- 将来的に、独自アプリやゲームサーバーなど、WordPress以外の用途も濃厚
- 障害発生時に、24時間365日でサポートに頼りたい運用を想定している
こうした場合は、ConoHa WINGに絞らず、
- エックスサーバー系(安定・サポート重視)
- さくら・シン・格安系(価格重視)
- VPS・クラウド系(自由度重視)
も含めて、自分の優先順位トップ2〜3軸で比較してみる価値があります。
最終的には、
「どのサーバーが完璧か」ではなく、
「どのサーバーなら、自分が一番手を動かし続けやすいか」
で選ぶのが失敗しにくい考え方です。
ConoHa WINGは、
「サーバーよりコンテンツに集中したい初心者・副業ブロガー」にとって、
かなり扱いやすい“標準解”のひとつであることは間違いありません。
