ConoHa WING vs ロリポップ!|初心者におすすめは?後悔しない選び方
「ConoHa WING と ロリポップ!、結局どっちが初心者に向いてるの?」
レンタルサーバー選びって、最初にぶつかる壁のわりに、調べるほど迷いやすいですよね。
たとえば、こんな声がよくあります。
「ブログを早く公開したいけど、設定で詰まりそうで怖い…」
「月額が安いほうがいい。でも安さだけで選んで失敗したくない」
「“速い”って書いてあるけど、何を見ればいいの? 体感って変わるの?」
「無料ドメインやキャンペーン、条件が多すぎて結局どれが得なのかわからない」
「サポートが繋がらないって口コミも見るけど、困ったとき本当に助けてもらえる?」
「あとから移転するのは大変? 最初から“乗り換えにくい選び方”をしたい」
この記事は、そういう迷いに対して “後悔しにくい決め方”を先に提示することを目的にしています。
単に「どっちが上か」を言い切るのではなく、あなたの状況(予算・作業スキル・更新頻度・サイト規模)に合わせて、自然に結論が出るように整理します。
扱うポイントは、初心者がつまずきやすい順に次のとおりです。
- 料金は“月額”ではなく“総額”で判断(更新・特典条件も含める)
- 表示速度は“サーバーだけ”で決まらない(見る指標と切り分け)
- WordPressの始めやすさ(導線・管理画面・移行の考え方)
- 安心して続けられる要素(バックアップ/セキュリティ/サポート)
- 将来の拡張(複数サイト・メール運用・制限事項)
公式情報をベースに、「どこを確認すれば判断がズレないか」まで落とし込むので、読み終わる頃には “自分に合うのはこっち” がはっきりするはずです。
ConoHa WING 公式サイトロリポップ!公式サイト


まず結論:あなたに合うのはどっち?(30秒診断)
次の「3問」で、だいたい決まります。
- □ まずは無料で触ってから決めたい(管理画面の雰囲気を試したい)
- □ サイトの初期設定を“できるだけ少ない手数”で終わらせたい
- □ 毎日更新する/画像多め/複数サイト運用など、伸びる前提で備えたい
判定の目安
- 上の2つ以上に当てはまる → ConoHa WING 寄り
- 「まずは安く・試してから」が強い → ロリポップ!寄り
- 1つずつ当てはまる → 迷いやすいので、後述の「判断軸」で決めるのが早いです
速度・運用のラクさ重視なら:ConoHa WING が向きやすい
こういう人は ConoHa WING がハマりやすいです。
- 長期運用の前提で、最初から土台をしっかり作りたい
- 「サーバー+ドメイン」をまとめて管理して、手戻りを減らしたい
- キャンペーンやセット割(長期契約)を使って、実質コストを最適化したい
特に、ConoHa WING は「WINGパック(長期割引)」が分かりやすく、
ドメイン特典込みで“運用の手間が減る”方向に寄せた設計です。
注意点も先に言うと、WINGパックは一括前払いで、途中解約できないタイプ。
「しばらく続けるつもり」が固まっている人ほど相性が良いです。
月額を抑えて始めたいなら:ロリポップ!が向きやすい
こういう人は ロリポップ!が安心です。
- まずは固定費を小さくしてスタートしたい
- 「続くか分からない」ので、気軽に試して判断したい
- 小〜中規模のブログで、まずは基本を押さえて運用したい
ロリポップ!は、無料お試し(一定期間)があるので、最初の心理的ハードルが低め。
「サーバーの契約が初めてで不安」という初心者にとって、この差は地味に大きいです。
加えて、長期契約の最安帯を狙うならロリポップ!は分かりやすい選択肢になりやすいです。
ただし、料金は改定予定(時期あり)なので、「最安月額」だけで決め切らないのがコツです。
迷ったときの判断軸(サイト規模/更新頻度/作業スキル)
最後はここで決めるとブレません。“あなたの運用スタイル”に合わせます。
1) サイト規模(小さく始める or 伸ばす前提か)
- 小規模(〜50記事/画像少なめ)でまず経験を積む
→ ロリポップ!が合いやすい - 最初から伸ばす前提(100記事〜/複数サイトも視野)
→ ConoHa WING が合いやすい
2) 更新頻度(どれくらい手を動かすか)
- 週1〜2回くらいで、まず継続優先
→ ロリポップ!寄り(固定費を軽くして続けやすい) - 毎日更新/短期集中で作り込む
→ ConoHa WING 寄り(初期設定〜運用を“まとめて”省力化しやすい)
3) 作業スキル(サーバー周りに時間を割けるか)
- 「設定が苦手。とにかく迷いたくない」
→ ConoHa WING(“運用の迷い”が減る方向) - 「多少いじるのは平気。まずは安く始めたい」
→ ロリポップ!(試しながら慣れやすい)
補足:この診断で一番よくある“決め手”
- 「続ける自信がまだない」 → まずロリポップ!で試す
- 「続けるのは決めている」 → ConoHa WING(WINGパック前提)で最初から整える
ここだけ押さえると、悩む時間がかなり減ります。
ConoHa WING 公式サイトロリポップ!公式サイト
早見:主要スペック・費用の比較サマリー
「結局どっちが安いの?」「性能差ってどこで出るの?」に、先回りして答えるための“見取り図”です。
細かい数字を追いかける前に、比較でズレやすいポイントだけ先に押さえると判断が一気にラクになります。
比較の前提(同じ条件で見ないとズレるポイント)
契約期間で月額が変わる
サーバー料金の「月額◯円〜」は、たいてい 長期契約の最安値です。
同じサービスでも、契約期間が違うと見える金額がガラッと変わります。
- ConoHa WING
- 「WINGパック」は 3〜36ヶ月などの期間で割引率が変動しやすい(長いほど有利になりやすい)
- 「通常料金」は 時間課金+月額上限の考え方なので、短期利用の見え方が別物
- ロリポップ!
- プランごとに「◯円/月〜」表記(これも基本は長期契約の最安側)
- 特典(例:ドメイン無料)は 契約期間の条件が付くことがある
初心者がやりがちなミス
「1ヶ月契約の金額」と「36ヶ月契約の最安月額」を同じ土俵で比べてしまうこと。
比較するときは、まず 同じ契約期間にそろえるのが鉄則です。
キャンペーン・クーポンで実質負担が変動する
この2社は、公式のキャンペーンや特典の出方で“体感の安さ”が変わります。
とくに次の2つは、見落とすと損得が逆転しやすいです。
- 割引の種類が違う
- 月額が下がる(契約料金の割引)
- 初回だけ安い(初月割引など)
- ドメインが無料になる(更新費が浮く)
- 「いつ申し込むか」で同じ期間でも支払いが変わる
- クーポン・紹介特典は、適用条件が細かいことがある
- 公式のお知らせで価格改定や条件変更が出ることがある(更新期限つきの案内など)
ここだけ覚えると失敗しにくい
比較は「月額」だけで終わらせず、ドメイン費用(取得+更新)まで含めた“年間の合計”で見るとブレません。
「初期費用」「更新時」の見落としが差になる
初心者ほど、最初の申込み画面では「安く見える方」に寄りがちです。
でも、長く使うほど効いてくるのは 更新タイミングのコストです。
チェックすべき項目はシンプルで、次の3つだけで十分です。
- 初期費用:0円かどうか(有料オプションを付けると増えることも)
- 更新時の金額:初回だけ安いのか、更新後も同水準か
- ドメイン特典の“継続条件”:
- いつまで無料なのか(契約中だけ/自動更新が必須/対象プラン限定 など)
主要スペック・費用の超要約(比較表)
細かい機能表を見る前に、まずは「お金と運用の形」が違う点を押さえるのが近道です。
| 観点 | ConoHa WING | ロリポップ! | 初心者向けの見方 |
|---|---|---|---|
| 料金体系の軸 | 長期割引(WINGパック)と時間課金(通常料金)が併存 | プラン別の月額が基本 | 「短期で試す」か「長期で育てる」かで向き不向きが出る |
| 最安の見え方 | 期間選択で月額が変わる(表示は“選択中の期間”の価格) | 「◯円/月〜」で表示(これも長期の最安側) | 比較するときは、契約期間を同じにしてから見る |
| ドメイン無料特典 | WINGパック契約中は 最大2つ無料枠がある | 条件を満たすと 最大2つ無料枠(対象プラン・期間など条件あり) | “無料”の条件(プラン・期間・自動更新など)を必ず確認 |
| お試し | 料金の考え方が「通常料金=時間課金」なので試し方が独特 | 無料お試しが用意されている | 触って決めたい人は「試せる仕組み」が大事 |
ポイント:この段階では「どちらが何円で最安か」を断定しない方が安全です。
価格は契約期間・キャンペーンで動くので、同条件にそろえて比較するだけで答えがクリアになります。
ロリポップ!公式サイト
サービスの全体像:それぞれの立ち位置と強み
「ConoHa WING」と「ロリポップ!」は、どちらもWordPressに強いレンタルサーバーです。
ただし、目指している方向が少し違います。
- ConoHa WING:最初から“ブログ運営の土台を整えやすい”設計(まとめて時短)
- ロリポップ!:まず“低コストで始めて、必要に応じて伸ばす”設計(入り口が軽い)
ここを押さえると、比較記事の情報がスッと整理できます。
ConoHa WING はどんなサーバー?(得意領域・想定ユーザー)
ConoHa WINGは、WordPressをできるだけ迷わず立ち上げたい人に寄せたサービスです。
特徴は「作業を一括で終わらせる」方向に強いところ。
得意なこと(初心者が助かるポイント)
- 申し込み時点で、サーバー契約・独自ドメイン取得・WordPress導入・SSL設定などを一連で進めやすい
- “設定のつまずき”が起きやすい工程を、最初から短縮しやすい
- 長期利用を前提に、サーバー+ドメインをセットで管理する考え方がはっきりしている
向いている人
- ブログを「ちゃんと続けるつもり」で、最初から運用の手間を減らしたい
- 後から設定をいじる時間があまり取れない(本業が忙しい/育児中など)
- 将来的に、複数サイトや中規模運用も視野に入れている
合わない可能性がある人(先に注意)
- まずは短期間だけ触って判断したい
- “最安で1ヶ月だけ”のように、超短期の最安運用を狙いたい
(ConoHaはプラン体系が複線的なので、短期の安さだけで比較すると迷いやすいです)
ロリポップ!はどんなサーバー?(得意領域・想定ユーザー)
ロリポップ!は、「まず始める」を現実的にしてくれるタイプのサーバーです。
入口が軽く、試しながら慣れやすいのが大きな強みです。
得意なこと(初心者が助かるポイント)
- 無料お試し(一定期間)があるので、契約前に操作感を確かめやすい
- 料金体系がプラン型で分かりやすく、ブログの成長に合わせて選び直しやすい
- 高速化に関しては、上位プランでLiteSpeedを採用しており、WordPressの表示速度改善を狙いやすい
向いている人
- まずは固定費を抑えて、継続できるか確かめたい
- サーバー初心者で、管理画面や設定に「慣れる時間」を確保したい
- 小〜中規模のブログを想定し、必要になったらプランアップで対応したい
合わない可能性がある人
- 最初から「運用の手間を極限まで減らしたい」(一括で片付けたい)
- いずれ複数サイト・中規模運用も見据えて、最初から設計を固めたい
運営会社・運用実績で見る信頼性
サーバー選びは、スペックだけでなく「運営の信頼感」も大事です。
特に初心者は、困ったときに長く使えるかが後から効いてきます。
ConoHa WING の信頼性の見どころ
- ConoHaは GMOインターネットグループのホスティングサービスとして提供されている
- 公式サイト上で、稼働率など安定性の訴求や、各機能の案内が体系立てて整理されている
- WordPressの導入導線(かんたんセットアップ)を、サポート記事まで含めて整備している
ロリポップ!の信頼性の見どころ
- ロリポップ!は GMOペパボ株式会社が運営している
- 会社概要が明示され、上場市場・設立年など基本情報を確認しやすい
- 公式側で「ご利用実績」などを掲げ、長期運用を前提にしたサービス設計が見える
- お試し期間の仕様や制限も、ヘルプセンターで条件がはっきり書かれている
どっちが「安心」かを、初心者目線で一言にすると
- “最初の迷い”を減らして、土台を整えて走り出したい → ConoHa WING
- “まず触って慣れて、低コストで続ける感覚”をつかみたい → ロリポップ!
ここが腑に落ちると、細かい比較(料金・速度・サポート)を見たときに、情報がブレにくくなります。
ConoHa WING 公式サイトロリポップ!公式サイト
料金・特典を「総額」で比較(最重要)
レンタルサーバーは「月額◯円」だけ見て決めると、あとで更新費や特典条件でズレが出がちです。
ここでは初心者でも迷わないように、総額で比べる順番に沿って整理します。
月額の見え方:定価/キャンペーン時/長期契約の差
同じサーバーでも、表示される「月額」は 契約期間で変わります。
- ConoHa WING
- 料金は大きく 通常料金 と WINGパック(長期割引) の2系統
- WINGパックは、期間が長いほど割引が大きくなりやすい(表示の月額も変動)
- さらに「サービス維持調整費」が料金表示に含まれる旨が明記されています
- ロリポップ!
- プランごとの料金表があり、1ヶ月〜36ヶ月で月額が段階的に変わる
- 初心者は「12ヶ月」と「36ヶ月」で月額がかなり変わるのを先に理解するとラクです
迷わないコツ
比較するときは、まず下のどちらかに決めてから見ます。
- 「まず1年は続ける」→ 12ヶ月で比較
- 「長期で育てる」→ 24〜36ヶ月で比較
初期コスト:初期費用の有無・開始時にかかるもの
初期費用は「0円」と書いてあっても、開始時にお金が動くポイントは別にあります。
初心者がチェックすべきはこの3点だけで十分です。
- サーバー初期費用(そもそも発生するか)
- 初回請求のタイミング(申込時に即時決済か/後払いか)
- 独自ドメインを同時取得するか(同時取得だと条件が変わることがある)
とくにロリポップ!の「ドメインずっと無料」は、
「すぐ使い始めたい」ルートだと 支払い方法や契約種別の条件がつき、無料お試しの扱いも変わるので要注意です。
更新タイミングで差が出る費用(更新時の注意点)
長く使うほど効くのは、ぶっちゃけここです。
更新で見落としがちな費用は次の2つ。
- サーバー更新料金
- 初回だけ安い(キャンペーン)→ 更新で上がる、が起きやすい
- ドメイン更新料金
- “無料”の条件から外れた瞬間、更新費が発生することがある
ロリポップ!は価格改定の告知が出ているため、
「今いくら」だけでなく、いつの更新がどの価格になるかも確認しておくと安心です。
割引・クーポン・紹介制度の使いどころ
割引はたくさんありますが、初心者が覚えるべきは「仕組みの違い」です。
- 月額(契約金額)を直接下げるタイプ
→ 長期契約ほど効きやすい - 条件達成で特典がもらえるタイプ(紹介/キャンペーン)
→ “条件を満たした契約だけ”が対象になりやすい - ドメイン費を下げるタイプ
→ サーバー費より地味だけど、1年〜数年で効いてくる
「割引が多すぎて混乱する」人は、次の順番にすると失敗しにくいです。
- まず 欲しい契約期間(12/24/36) を決める
- その期間での 通常料金(ベース) を確認
- その上で クーポン・紹介・キャンペーン を当てられるか確認
- 最後に ドメイン特典 まで含めて年間総額で見る
学生向けの優待がある場合の条件整理
ConoHaには「学割」があり、使うときは次の点だけ押さえるとOKです。
- クーポンコードの入力が必須(入れ忘れると割引にならない)
- 他クーポンと併用できないケースがある
- エントリー回数に上限がある(年に複数回まで等)
「キャンペーンと学割、どっちが得?」で迷う場合は、
“併用できない前提”で、割引額が大きい方を選ぶのがシンプルです。
期間限定クーポンの注意点(対象プラン/適用回数など)
期間限定クーポンはお得ですが、初心者がハマりやすい落とし穴があります。
- 対象が 新規のみ(既存は対象外)
- 対象が 特定プラン・特定期間だけ
- 適用が 申込手順に依存(リンク経由・決済画面で入力など)
- キャンセル不可/返金不可の条件が付く場合がある
クーポンがあるときほど、申込画面の最終確認で
「対象プラン」「契約期間」「適用されている表示」の3点を必ず見てください。
独自ドメイン特典(永久無料の条件・対象範囲)
ドメイン特典は、実は「総額比較」でかなり効きます。
ただし“永久無料”の意味は、両社でニュアンスが違います。
- ConoHa WING:WINGパック契約中、最大2つの独自ドメインが「永久無料」
- ロリポップ!:「ドメインずっと無料」は、プラン・契約期間・自動更新などの条件を満たす必要がある
(2個目ドメインも、追加条件あり)
初心者はまず、「無料のままでいるための条件」を先に読むのが安全です。
無料で取ることより、無料のまま維持できることが大事なので。
ロリポップ!側の取得条件・対象プランの考え方
「ドメインずっと無料」は、ざっくり言うと “上位プラン+長期契約+自動更新” が軸です。
- 申し込み時点で、適用方法が複数ある(すぐ開始/お試し後など)
- 「すぐ開始」ルートは条件が厳しめ(支払い方法・契約種別など)
- 2個目ドメインは、さらに条件が追加される(プランや申込時期など)
初心者向けの結論
迷うなら、まずはロリポップ!の通常申込で進めて、
「お試し→納得→条件を満たしてドメイン無料」でも十分間に合います。
ConoHa WING 側の対象ドメイン/付与条件の考え方
ConoHa WINGは、WINGパックで「ドメイン最大2つ永久無料」がわかりやすい反面、
WINGパックには強い前提があります。
- 契約期間分を一括前払い
- 契約期間中の途中解約は不可
「長く続ける」前提であれば、ドメイン込みで管理がまとまりやすい設計です。
逆に、短期で試したい人は「通常料金」を使うなど、選び方が分かれます。
無料トライアル(ある/ない)の実務的な活用法
最後に、「試し方」の現実的な話です。
- ロリポップ!:10日間の無料お試しがある
→ まず触って、管理画面・速度感・WPインストールの流れを確認しやすい - ConoHa WING:公式FAQで「無料トライアルはない」と明記
ただしWINGパックは、申込月の扱いが独特で「月初に申し込むと最大31日分の実質メリット」が出る仕組みがある
→ “無料で試す”というより、「契約期間のカウント設計が有利」という捉え方が近いです
初心者におすすめの使い分け
- 「まず触ってから決めたい」→ ロリポップ!のお試しで感覚をつかむ
- 「もうブログをやると決めてる」→ ConoHaで“最初の設定時間”を削る方が得になりやすい
ロリポップ!公式サイト
表示速度・体感パフォーマンスの比較
表示速度は「サーバーが速い=いつでも速い」ではありません。
体感は サーバーの応答 と WordPress側(テーマ・画像・プラグイン) の両方で決まります。
ここでは初心者でも判断できるように、見る順番に沿って解説します。
速度を見る指標(TTFB/LCP/安定性)と注意点
まず、速度の指標はざっくり3つに分けると迷いません。
- TTFB(Time To First Byte)
最初の応答が返ってくるまでの時間。
→ 影響しやすいのは サーバー性能・キャッシュ・PHP/DB処理。 - LCP(Largest Contentful Paint)
画面の「一番大きい要素(画像や見出し)」が表示されるまで。
→ 影響しやすいのは 画像サイズ・フォント・テーマ設計・遅延読み込み。
つまり、サーバーが良くても画像が重いと遅くなります。 - 安定性(ブレの少なさ)
同じページでも速い日と遅い日がある“波”。
→ 影響しやすいのは アクセス集中時の処理、同居サーバーの影響、キャッシュの効き方。
初心者がやりがちな測り方の失敗
- 1回だけ測って結論を出す(たまたま速い/遅いを引きやすい)
- トップページだけ見る(記事ページの方が重い場合が多い)
- ログイン状態で測る(キャッシュが効かないことがある)
おすすめの測り方(これだけでOK)
- 同じ記事URLを「朝/夜」で2回測る
- 可能なら スマホ回線相当(PageSpeed Insightsなど) でも見る
- ログイン状態と非ログイン状態を分けて確認する
高速化の仕組み:キャッシュ・最適化機能の違い
速度の差が出やすいのは、結局ここです。
WordPressは「毎回PHPとDBでページを作る」と重くなるので、作った結果をキャッシュして再利用するのが基本戦略になります。
ざっくり整理すると、速くする仕組みは次の2系統です。
- キャッシュで“作り直し”を減らす(効けば最強、ただし設定が要る場合あり)
- 最適化で“転送するデータ”を軽くする(画像・CSS・JS・フォントなど)
ConoHa WING の最適化機能(例:WEXAL®等)をどう評価するか
ConoHa WINGは、サーバー側の高速化機能が複数あります。考え方としては、
- サーバーキャッシュ系(ConoHa側のキャッシュ)
まず“土台”を速くするための仕組み。 - WEXAL®(WordPress高速化エンジン)
「自分で細かくチューニングするのが苦手」な人向けに、最適化をまとめてやってくれる発想。
評価のポイントは、機能名よりも 運用の相性 です。
- 相性が良いケース
- 速度改善を「設定作業の少なさ」で取りにいきたい
- 画像最適化やリソース調整を“自前で全部”やるのが負担
- 注意したいケース
- すでに別のキャッシュ(サーバーキャッシュ等)を強く使っている
→ 組み合わせ次第で「どっちが効いているか分からない」状態になりやすい
- すでに別のキャッシュ(サーバーキャッシュ等)を強く使っている
実務的には、最初はサーバー標準のキャッシュで様子見 → 伸び悩んだらWEXAL®を試す、が分かりやすいです。
ロリポップ!の LiteSpeed 系キャッシュ活用の要点
ロリポップ!は、プランによって「使える武器」が変わります。
ハイスピード/エンタープライズでは LiteSpeed + LiteSpeed Cache が使えるため、WordPressの高速化で王道の構成が組みやすいです。
初心者向けの要点はこれだけです。
- LiteSpeed Cache(プラグイン)を有効化するだけで効く範囲が広い
- ただし、テーマや他プラグインで最適化機能が重複すると逆に不安定になることがある
→ 「最適化系は主役を1つに」すると事故りにくいです
Webサーバー(サーバーソフト)による違い
Webサーバーは、サイトの“受付係”です。
ここが混雑に強いと、アクセス集中時でも体感が落ちにくくなります。
- ConoHa WING:nginx を採用(同時アクセスの処理に強い方向の設計として説明されることが多い)
- ロリポップ!:ハイスピードは LiteSpeed、それ以外は Apache(公式マニュアルに明記)
初心者の判断としては、
- アクセスが増えたときの余裕を取りにいくなら、LiteSpeed対象プランは魅力が出やすい
- 一方で、Webサーバーは“単体の速さ”だけでなく、キャッシュやPHP/DBとセットで効く
→ 次の「PHP・DB」の話も一緒に見るのが正解です
PHP実行方式・DB周りが効くケース
WordPressは「PHPで処理して、DB(MySQL)からデータを取って、HTMLを作る」仕組みです。
なので、次のケースで差が出ます。
- 記事数が増えて、検索・関連記事・ランキング表示などが重くなる
- プラグインが増えて、裏側の処理が多くなる
- 管理画面が重い(投稿編集が遅い)
ConoHa WINGは、公式の説明として LiteSpeed LSAPI や OPcache を採用して高速化を支える要素として挙げています。
ロリポップ!側は、プランによってWebサーバーが分かれる一方、料金ページで MySQL 8 等の案内があります。
初心者が最初に意識すべきこと
- まずはキャッシュで「PHP/DBを毎回動かす回数」を減らす
- その上で、重いプラグイン(ランキング、アクセス解析、SNS埋め込み等)を増やしすぎない
ストレージ(SSD/NVMe等)と実運用への影響
ストレージは、画像・テーマ・DBなどを保存する場所です。
体感に効くのは主に次の2つ。
- DBアクセスが多いサイト(関連記事や検索が多い、商品情報が多い等)
- 画像が多いサイト(写真・図解が多い、ポートフォリオ等)
ConoHa WINGはストレージ構成として オールSSD RAID10 を明示しています。
ロリポップ!はプランによって SSD容量 が示されます(ハイスピードなど)。
ここで大事なのは「NVMeかどうか」よりも、初心者目線では “重くなる前にキャッシュで逃がせるか”。
同じSSDでも、キャッシュが効いていれば体感は大きく変わります。
通信方式(HTTP/2/3等)と表示の関係
通信方式は「ブラウザとサーバーが、どう効率よくデータを運ぶか」のルールです。
- HTTP/2:同じ接続でまとめて運びやすくなり、表示が軽くなる方向
- ロリポップ!は、HTTPS(SSL)利用サイトに対してHTTP/2対応を案内しています
- HTTP/3:回線状況が不安定なときに強いと言われることが多い(特にモバイル)
- 対応状況はサービス・プラン・時期で変わり得るので、契約前に仕様ページで確認が安全です
実務的にはここがポイント
- 通信方式を気にする前に、まず SSL(https)を有効化する
→ HTTP/2の恩恵に繋がりやすい - 次に、画像最適化とキャッシュを整える
→ LCPが改善しやすい
速度まわりを一気に把握する比較ミニ表
| 観点 | ConoHa WING | ロリポップ! | 初心者向けの見方 |
|---|---|---|---|
| 高速化の主戦力 | サーバー側キャッシュ + WEXAL®(最適化エンジン) | LiteSpeed(対象プラン)+ LiteSpeed Cache | “自動で整う寄り”か、“プラグインで伸ばす寄り”か |
| Webサーバー | nginx(採用として説明あり) | ハイスピードはLiteSpeed/他はApache | ハイスピードを選ぶかで前提が変わる |
| PHP高速化の考え方 | LSAPI・OPcache採用の説明あり | (プラン差の影響が大きい) | キャッシュ前提で、プラグイン増やし過ぎに注意 |
| 通信(HTTP/2等) | SSL化が前提(一般論として) | HTTP/2対応を案内 | まずhttps化。ここが土台 |
ロリポップ!公式サイト
安定稼働・リソース面(落ちにくさ)を比較
「落ちにくさ」は、単に“稼働率が高い”だけで決まりません。
初心者がつまずきやすいのは アクセス急増 と WordPressの負荷(プラグイン・画像・DB)です。
ここでは、安定性を「約束(SLA)」「使える力(CPU/メモリ)」「混雑時の耐性(転送量・制御)」の3点で整理します。
稼働率・障害時対応の考え方(SLAの読み方)
SLAは、ざっくり言うと「どのくらい止まらないか」を数値で約束し、条件を満たさなかった場合の補償の考え方を示すものです。
SLAを見るときのチェックリスト
初心者でも、ここだけ押さえると判断がブレません。
- 保証値(例:月間99.99%など)
99.99%は、単純計算で 月あたり“4〜5分程度”までの停止が許容されるイメージです。
※月の日数で多少変わります。 - “停止”に含まれる範囲
例)ネットワーク障害は対象、計画メンテは対象外…など。
「どれがカウントされるか」が超重要です。 - 計測方法(誰が・どこで測るか)
自社計測なのか、第三者計測なのか。
また、サーバー単位なのか、サービス全体なのかも違いが出ます。 - 補償の形
返金なのか、利用権(クレジット)付与なのか。
申請が必要か、自動なのか。
ConoHa WING とロリポップ!を「SLA目線」でどう見る?
- ConoHa WING
公式ページ上で SLA導入 と 月間稼働率の品質保証値(99.99%以上) を掲げています。
つまり「止まらないこと」を“仕組み”として前に出しているタイプです。 - ロリポップ!
公式として 稼働率99.99% を案内しています。
一方で、SLAという言葉は文脈によって意味がブレやすいので、「補償や制度として何が明文化されているか」は、申込前に公式の案内で確認するのが安全です。
迷ったら:
“稼働率の数値”だけでなく、「それを下回ったときの扱い」まで読んで比較すると、納得感が出ます。
CPU・メモリなどのリソース(公開情報/保証の有無)
安定性は「平均的に速いか」よりも、混むときに踏ん張れるかで差がつきます。
その踏ん張りに効くのが、CPU・メモリなどの“リソース”です。
ConoHa WING:数値が見えやすい+プランで思想が分かれる
ConoHa WINGは、料金・仕様のページで メモリやvCPUの目安値を示しています。
さらに、より安定性を重視する方向けに “リソース保証”を前面に出したビジネス系プランを用意しています。
- 小〜中規模のブログ:通常プランでも運用は十分しやすい
- 仕事用途やアクセス増を想定:リソース保証の考え方が効いてくる
ロリポップ!:CPU/メモリの“数値”は前面に出さない代わりに「制御」で守る
ロリポップ!は、CPUやメモリの具体値を“スペック表”として前面に出すより、
同時アクセス制限などの仕組みで、共用サーバー全体の安定運用を守る設計が目立ちます。
- ハイスピード/エンタープライズは、同時アクセス面で強い設計
- それ以外のプランは、アクセス急増時に 503(Service Temporarily Unavailable) が出る可能性がある
→ その代わり、制限を緩和するための機能(同時アクセス数拡張)も用意されています
vCPU・メモリとは(初心者向け補足)
イメージしやすいように、超ざっくり言うとこうです。
- vCPU:作業する“手”の数(同時に処理できる量)
WordPressだと、主に PHPの実行(ページ生成、プラグイン処理)に効きます。 - メモリ:作業台の広さ(データを広げて処理できる余裕)
足りないと、急に重くなったり、管理画面が遅くなったり、最悪エラーに繋がります。
体感としては、こんな現象が出たら「リソース不足 or キャッシュ不足」を疑うと早いです👇
- 管理画面の保存が遅い
- 画像が増えるほど表示が重い
- アクセスが増えた瞬間に503が出る
“リソース保証”の意味と誤解しやすい点
リソース保証は、一般に「あなたの契約に割り当てたCPU・メモリが、他人の混雑に引っ張られにくい」考え方です。
ただし、万能ではありません。
誤解しやすいポイントを先に潰しておきます。
- 「無制限」ではない
いくら保証があっても、上限を超える負荷(重い処理・大量アクセス)には限界があります。 - WordPressが重いと、保証があっても重い
画像未圧縮、最適化なし、重いプラグイン盛り盛り…だと、良い環境でも苦しくなります。 - “保証”が効くのは、主に“混雑の影響を受けにくい”部分
逆に言うと、キャッシュ設定やサイト設計の影響は残ります。
結論:
リソース保証は「保険」。
それだけで勝てるというより、アクセス増のときに“崩れにくくする仕組み”だと考えると判断しやすいです。
転送量(上限や制御)とアクセス増加時の安心感
転送量は「閲覧者に送ったデータの合計」です。
画像が多いサイト、SNSでバズるサイト、動画や大きいファイルを配るサイトほど効いてきます。
公式表記としては「無制限」でも、実務ではこう考える
- ConoHa WING:料金・仕様上は転送量の目安が 無制限
- ロリポップ!:プランに関わらず 無制限 の案内がある
ただし、両者とも共通して押さえておくべき現実があります。
- 短時間に大量通信やサーバー全体への影響が出る場合は、
制限・調整が入る可能性がある(“無制限”=“何をしてもOK”ではない)
初心者サイトなら、転送量は「ほぼ気にしなくていい」ことが多い
普通のブログ・アフィリエイト(画像多めでも常識の範囲)なら、転送量で詰まるケースは多くありません。
不安になりやすいのは、むしろこちらです👇
- アクセス急増時の 同時アクセス制御(ロリポップ!はプラン差が大きい)
- WordPress側の最適化不足(キャッシュ未設定、画像が重い)
安心感を最大化するコツ:
転送量の文言より、「アクセス集中時にどう守るか(制限・キャッシュ・リソース)」で選ぶほうが失敗しにくいです。
ロリポップ!公式サイト
WordPressの始めやすさ・運用のしやすさ
「ブログを早く公開したい」「あとから設定で迷いたくない」なら、ここがいちばん効きます。
料金や速度より先に、最初の1週間で詰まらないかを基準に見ると失敗が減ります。
初期セットアップ(自動インストール・簡単セットアップ)
WordPressの初期セットアップは、実務的には次の2ルートがあります。
- ルートA:契約と同時に、必要なものを一気に整える(初心者向き)
- ルートB:サーバー/ドメイン/WP設定を、順番に自分で組み上げる(慣れている人向き)
ConoHa WINGの初期セットアップの考え方
ConoHa WINGは、「まとめて作る」方向に寄っています。
- WordPressかんたんセットアップ
- 「サーバー」「独自ドメイン」「WordPress」「テーマ」「SSL」まで一括で申し込み→自動設定、という発想
- 先に“器”ができるので、すぐ記事作成に移りやすい
- WordPressをコントロールパネルからインストール
- すでにドメインを持っている人や、途中から追加したい人向け
- ついでに「かんたん移行」も同じ流れに乗せられる(後述)
ロリポップ!の初期セットアップの考え方
ロリポップ!は、「簡単インストールでサクッと始める」方向に寄っています。
- WordPress簡単インストール
- ユーザー専用ページから手順に沿って進めるだけで、WordPressを用意できる
- まず触って判断しやすい(無料お試しを絡められるのも初心者には強い)
迷ったらの選び方(初心者向け)
- 「申込み→そのまま公開まで一直線に進めたい」→ ConoHa WINGの“まとめてセットアップ”が合いやすい
- 「まず触ってから決めたい/段階的に慣れたい」→ ロリポップ!の“簡単インストール+試用”が合いやすい
管理画面の使い勝手(操作導線・迷いにくさ)
管理画面は“毎日触る場所”なので、ここが合わないと地味にストレスが溜まります。
比較するなら、次の3点だけ見ればOKです。
- 操作が「サイト単位」でまとまっているか(ドメインが増えたとき迷わない)
- やりたいことの入口が分かりやすいか(SSL、バックアップ、メール、DBなど)
- 困ったときの公式手順がそのまま辿れるか(サポート記事と画面が一致するか)
ConoHa WING の管理パネルでできること(代表例)
ConoHa WINGの管理は、コントロールパネルから“サーバー運用に必要な操作”をまとめて行うイメージです。
代表的には、こんな作業が管理画面で完結します。
- WordPressのインストール/(必要なら)かんたん移行
- SSLの設定(無料SSLの有効化や注意点も含めて手順が用意されている)
- DNSレコードの編集(ConoHa側でDNSを扱う場合)
- 自動バックアップの復元(Web/Mail/DBの単位で戻せる)
- データベース作成・ユーザー作成
- メール関連(メーリングリスト作成など)
初心者に効くポイント
- 「次に何を押すか」が公式サポートの手順と一致しやすいので、迷ったときに復帰しやすいです。
ロリポップ!の管理画面でできること(代表例)
ロリポップ!は「ユーザー専用ページ」に機能が集約されていて、
メニュー一覧から目的の項目へ辿る“道具箱”のような設計です。
代表的には、こんな操作がまとめて用意されています。
- WordPressの簡単インストール/簡単引っ越し(移行)
- バックアップ(バックアップオプションや復旧用データの扱い)
- PHP設定(バージョン変更や設定周り)
- アクセスログ(解析用ログの取得)
- 同時アクセス数拡張(アクセス急増で503が出そうなときの緩和策)
- 独自ドメイン設定(ドメインをこのサーバーで使う登録)
- DNS関連(ムームードメイン管理の場合はムームーDNSでレコード設定が可能)
初心者に効くポイント
- “困ったときの逃げ道”が用意されている(例:同時アクセス数拡張、設定おまかせサポート)ので、詰まり方が分散しやすいです。
引っ越し(他社からの移行)と失敗しやすいポイント
移行は、だいたい次の2種類に分かれます。
- サーバー移転(ファイル+DB)
- ドメインの向き先変更(DNS/ネームサーバー切替)
WordPressの移行で事故が起きるのは、ほとんどがこの2つの“境目”です。
ConoHa WING:かんたん移行+テスト移行が軸
ConoHa WINGには WordPressかんたん移行 があり、
本番前に動作確認できる テスト移行 も用意されています。
初心者が助かるのはここです。
- 本番URLをいきなり切り替えず、まず“動くか”を確認できる
- 手順が公式ガイドとして整理されているので、やることが明確
ロリポップ!:簡単引っ越し+「対象外データ」を先に理解するのがコツ
ロリポップ!の WordPress簡単引っ越し は、移行対象/対象外がはっきりしています。
これを先に把握すると、移行後の「なんで動かない?」が減ります。
たとえば、公式の案内上は以下がポイントです。
- 移行対象:DBデータ、wp-content配下(ただしバックアップ系プラグインのデータは除外)
- 対象外:.htaccess、wp-content以外、バックアップ系プラグインのデータ など
- 同じドメインを使うなら、ドメイン移行(DNS側の手続き)も別途必要
移行で初心者がやりがちな失敗チェック(短く要点だけ)
- 切替前に確認用URLでテストしない
→ 切替後に崩れて戻す羽目になりやすい - キャッシュを疑わず“壊れた”と思い込む
→ 移行直後は表示が混在しがち。キャッシュクリアが近道になることも多い - SSLの再設定・リダイレクト設定を二重に入れる
→ 無限リダイレクトになりやすい - メールを使っているのに移行対象だと勘違いする
→ メールはメールで別管理のことが多いので、手順を分けて考える
代行サービスを使うべきケース(時間>コストの人向け)
移行や初期設定は「慣れた人には30分、初めての人には半日〜」になりやすい作業です。
時間単価で考えると、代行が合理的なケースもあります。
代行を検討した方がいい人の特徴
- 仕事や育児でまとまった作業時間が取れない
- サイトが“止まると困る”(売上・問い合わせが発生している)
- メール運用も絡む(メールが止まると影響が大きい)
- すでにプラグインが多く、移行後の動作確認が面倒
ConoHa WINGの代行は「受付状況」を先に確認
ConoHa WINGには WordPress移行代行 が用意されていますが、
公式ページ上で 新規受付を停止している案内があります。
そのため、現時点では「かんたん移行で自力」か「外部の移行代行」を組み合わせる判断になりやすいです。
ロリポップ!は「設定おまかせサポート」が選択肢
ロリポップ!には、設定や操作の代行として 設定おまかせサポート が案内されています。
移転や操作の困りごとに対応する、という建付けなので、
- 「どこを触ればいいか分からない」
- 「本番切替が怖い」
- 「作業のミスが不安」
といったタイプには、選択肢として現実的です。
ここだけ見れば判断できる早見表
| 観点 | ConoHa WING | ロリポップ! | 初心者が迷いにくいのは |
|---|---|---|---|
| 始め方 | まとめてセットアップ(ドメイン・WP・SSL等を一括自動化) | 簡単インストール(ユーザー専用ページから導入) | “一気に整える”ならConoHa |
| 管理画面の性格 | サイト運用に必要な設定をコントロールパネルで整理 | メニュー一覧から目的の機能へ進む | “道具箱型”ならロリポップ |
| 移行の強み | かんたん移行+テスト移行で事前確認しやすい | 簡単引っ越し+対象/対象外が明確 | “対象外データの理解”が鍵 |
| 代行 | 移行代行は受付状況に注意 | 設定おまかせサポートがある | 時間がない人は要検討 |
ロリポップ!公式サイト
セキュリティ・バックアップの比較(YMYL寄りなら特に重要)
「表示速度」や「料金」以上に、あとから効いてくるのがセキュリティとバックアップです。
とくに お金・健康・法律 などを扱うサイト(YMYL系)は、トラブル時の復旧力=信用そのものになります。
SSL(無料/有料オプション)と設定のしやすさ
SSLは、ざっくり言うと「通信の暗号化」と「なりすまし防止」の土台です。
今どきは、WordPressブログでも 常時SSL(https) がほぼ必須です。
まず押さえるポイント
- 無料SSL(ドメイン認証)は、個人ブログや一般サイトなら基本これでOK
- 有料SSL(企業認証など)は、「誰が運営しているか」を強く示したい場面で効く
- 設定面は、どちらも管理画面から進められるが、DNSが正しく向いていないと詰まりやすい(これはどのサーバーでも同じ)
ざっくり比較(初心者向け)
| 観点 | ConoHa WING | ロリポップ! |
|---|---|---|
| 無料SSL | あり(管理画面からON) | あり(管理画面から申請) |
| 有料SSL | 複数種類を用意(用途で選ぶ) | 有料の上位SSLあり(企業・団体向けの選択肢) |
| 初期のつまずき | 余計なリダイレクト設定でループしがち | DNS反映待ち・対象ドメイン選択で迷いがち |
有料SSLが必要になるケース
無料SSLでも「暗号化」はできます。
それでも有料SSLを検討するのは、主に次のようなときです。
- 企業サイト・団体サイトで、運営主体の信頼性を前に出したい
- EC/決済/会員登録など、ユーザーが個人情報を入力する導線が強い
- 「問い合わせは来るけど、あと一歩信用が足りない」状態を改善したい
- 取引先・広告主などに「認証レベル」を求められる
※ただし、有料SSLは「付けたら順位が上がる」系の話ではなく、安心材料を増やす投資と考えるほうがしっくりきます。
WAF・不正アクセス対策(効きすぎ問題も含めて整理)
WAFは、サーバー側で「怪しい通信」を弾く防波堤です。
一方で、WordPressの操作によっては 誤検知(効きすぎ) が起きることがあります。
効きすぎが起きやすい場面(あるある)
- WordPress管理画面で「設定を保存」したら403になる
- フォーム系プラグインで送信が失敗する
- 外部ツールの連携(API)で弾かれる
- 文字列(スクリプトっぽい内容)を本文やカスタムフィールドに入れたら止まる
ここで大事なのは、「WAFを丸ごとOFFにする前に、原因を切り分ける」ことです。
一時的に回避 → 原因の当たりを付ける → 必要最小限で戻す、が安全です。
WAFの例外設定が必要になる典型例
- ConoHa WINGは、ログを見て「この遮断は誤検知だな」と判断できたものを、管理画面から除外(例外)にできます。
つまり「WAFはONのまま、困っている遮断だけ外す」という運用がしやすいタイプです。 - ロリポップ!は、WAFを有効/無効で切り替える設計が基本です。
なので、誤検知が疑わしいときは- 一時的に無効 → 2. 作業 → 3. すぐ有効に戻す
という「短時間の退避運用」が現実的です。
- 一時的に無効 → 2. 作業 → 3. すぐ有効に戻す
どちらでも共通して言えるのは、“困ったからOFF”が習慣化するとリスクが上がるという点です。
「例外にする」「作業が終わったらONへ戻す」を前提にすると、事故率が下がります。
自動バックアップ(頻度/世代数/復元手順)
バックアップは「取ってる」だけだと半分で、戻せる(復元できる) までがセットです。
初心者ほど、ここを“保険の加入”として最初に押さえておくと安心です。
ざっくり比較(バックアップの考え方)
| 観点 | ConoHa WING | ロリポップ! |
|---|---|---|
| 自動バックアップの保持 | 直近の一定期間分を保持(復元可能な範囲が明確) | プラン機能(自動バックアップ)+オプション(7世代)で選択肢がある |
| 復元の手軽さ | 「リストア」後、必要データを自分で戻す工程が入ることがある | オプション側は画面からファイル単位で復元しやすい |
| 注意点 | 復元データの置き場所・期限など運用ルールがある | 復元は上書きになる場面がある(特にDB) |
ConoHa WING での復元フロー(やることの全体像)
ConoHaは「バックアップに戻す」作業が、2段階になりやすいイメージです。
- 管理画面で、戻したい日付のバックアップを選んで リストアを実行
- リストア後、サーバー内に生成される復元用ディレクトリから、必要データを本番領域へ移す
- データベースを戻した場合、状況によっては WordPressの接続先(wp-config.php)調整 が必要
「ボタン一発で完全ロールバック」というより、“復元素材を作ってくれる→自分で適用する” 寄りの設計だと捉えると迷いにくいです。
ロリポップ!での復元フロー(やることの全体像)
ロリポップは、バックアップ系が複数ルートあります。初心者はここだけ整理しておくと混乱しません。
- バックアップオプション(7世代)を使う場合
- 管理画面から「戻したい日時」を選ぶ
- フォルダ/ファイル単位で復元できる(全部戻す/一部だけ戻すが選べる)
- 復元できないときは、権限(パーミッション)の影響を疑う
- データベース復元は、基本的に 丸ごと上書き になりやすい
- もし複数サイトでDBを共用しているなら、影響範囲が広がるので要注意
- 「どのDBを使っているか」を先に把握しておくと事故が減ります
- 自動バックアップ機能(対象プラン)がある場合
- いざという時に、サーバー側が保持しているデータの提供を受けられる考え方
- ただし「復元の操作」は自分で行う前提なので、緊急時の手順は決めておくのが安心です
まとめ(この章だけの要点)
- SSLは「無料でOK」が基本。ただし 信用が要るサイトは有料SSLも選択肢
- WAFは切らないのが原則。困ったときは
- ConoHa:ログ→必要部分だけ除外
- ロリポップ:短時間だけ無効→作業→即有効
- バックアップは「戻せる」ことが重要。復元手順を1回だけでも頭の中でシミュレーションしておくと強いです
ロリポップ!公式サイト
使える機能・制限事項を比較(地味に差が出る)
「速度」や「料金」よりも、実は満足度に効くのがこのパートです。
複数サイトを運営したい/メールを使いたい/規約に引っかかりたくない——このあたりで差が出ます。
容量・マルチドメイン・DB数(運営サイト数で決まる)
ざっくり言うと、
- ConoHa WING:サイトを増やしても“詰まりにくい設計”(上限を気にしにくい)
- ロリポップ!:プランで「上限」がはっきりしやすい(設計が分かりやすい)
という方向性です。
主要項目の見方(超ざっくり比較)
| 観点 | ConoHa WING | ロリポップ! |
|---|---|---|
| サイト数・ドメイン | 制限が緩め(複数運営向き) | プランごとに上限が分かれやすい |
| データベース(WordPress用) | 制限が緩め(増やしやすい) | プランにより利用可・上限が異なる |
| 容量(ディスク) | プランごとに大容量寄り | プランごとに容量が異なる(上位ほど増える) |
ポイント:「将来サイトを増やすか」で必要スペックが変わります。
1サイトだけなら余裕でも、2〜3サイト運営で「ドメイン数」「DB数」が地味に効きます。
“マルチドメイン”とは(初心者向け補足)
1つのサーバー契約で、複数の独自ドメインを運用できる仕組みです。
たとえば、こんな使い方。
blog-a.com(ブログ)service-b.jp(事業サイト)portfolio-c.net(ポートフォリオ)
を同じ契約内で管理できるイメージです。
(※「ドメインの追加=サイトが勝手に増える」わけではなく、設定作業は必要です)
MySQL(DB)とは(初心者向け補足)
WordPressは記事や設定を「データベース」に保存します。
このデータベースが MySQL です。
- WordPressを1サイト作る=基本的にDBが1つ必要(構成によって例外あり)
- 複数サイトを作るなら、DBを複数作れるプランだと安心
メール機能(メーリングリスト/メルマガ等)
「ブログだからメールは不要」と思いがちですが、次に当てはまるなら確認必須です。
- 独自ドメインのメール(
info@あなたのドメイン)を使いたい - 小規模でも「お知らせ」を一斉送信したい
- チーム/コミュニティでメール共有がしたい
メーリングリストとメールマガジンの違い(迷いやすい)
- メーリングリスト:参加者が返信して会話できる(掲示板のメール版)
- メールマガジン:発行者→読者へ一方向に配信(お知らせ配信)
用途が違うので、「何をしたいか」で選びます。
解析・周辺ツール(アクセス解析など)の扱い
ここも“地味に差”が出ます。理由はシンプルで、解析はだいたいこうなるからです。
- 普段は GA4 / Search Console を見る
- たまに サーバーログ(不正アクセス、403/404、ボット等)を確認したくなる
- 必要ならログを落として外部ツールで見る
ConoHa WINGのイメージ
- 管理画面に「アクセス解析」が用意されていて、
訪問者数・PV・UUなどを期間指定で確認できるタイプ - “まずは管理画面でサッと見る”運用に寄ります
ロリポップ!のイメージ
- 「アクセスログ解析」があり、解析結果の表示に加えて
生ログのダウンロードもできる(保存期間の考え方あり) - 上位プラン中心ではなく、対象プランが分かれているので要確認
- 「日本語ドメインだとアクセスログ解析が使えない」など、細かな制約もあるため、該当する人は注意
実務のコツ:
日常の改善はGA4/サーチコンソール、トラブル時はサーバーログ。
これを前提にすると、サーバー側の解析機能は「使えたら便利」くらいの位置づけになります。
利用規約の注意点(運営不可ジャンル・制限)
規約は“あとから読む”と事故りがちなので、最初に押さえるのが安全です。
特に次の2つは、どちらのサービスでも重要です。
- アダルト・性風俗・出会い系などの禁止/制限
- 迷惑メール扱いされる大量配信の禁止/制限
アダルト系コンテンツの可否(誤解しやすいので明記)
結論:どちらも「アダルト系は不可」と考えておくのが無難です。
しかも「画像や動画」だけでなく、誘導リンクや広告まで対象になることがあります。
もし境界が微妙なテーマ(成人向け表現に触れうる創作・レビュー等)を扱うなら、
- 作品紹介の表現
- バナー広告の内容
- 外部リンク先
まで含めて、事前に規約の文言を確認するのがおすすめです。
メール配信の制限も“地味に重要”
メルマガや一斉送信をやる予定があるなら、次を確認しておくと安心です。
- 送信上限(時間あたり/1日あたり)
- お試し期間中の制限
- 未承諾広告・スパム扱いの禁止条項
「最初は使わない」と思っていても、運営が軌道に乗ると 問い合わせ返信・案内配信で必要になることがあります。
ConoHa WING 公式サイトロリポップ!公式サイト
サポート品質を比較(困ったときに効く)
サーバー選びは「普段は快適」より、詰まったときに前へ進めるかで満足度が変わります。
ここでは 問い合わせ手段・つながりやすさ・初期のつまずき対策・休日の安心感 を、初心者目線で整理します。
問い合わせ手段(メール/チャット/電話)と向き不向き
まずは「何を、どれくらい急いで解決したいか」で選ぶのがコツです。
| 手段 | 早さ | 得意 | 苦手 | こんなとき便利 |
|---|---|---|---|---|
| AIチャット(ロリポップ) | 最速 | よくある手順・設定の案内 | “例外ケース”や調査が必要な不具合 | まず原因の当たりを付けたい |
| チャット(両社) | 早い | 画面を見ながらの軽い相談 | 長文・添付が多い相談 | 設定の確認、手順の分岐が多いとき |
| 電話(両社※) | 早い(つながれば) | 緊急の切り分け、状況説明 | 混雑しやすい/話しながら情報整理が必要 | サイトが落ちた、期限がある作業 |
| メール(両社) | 中〜 | 情報を揃えて“調査依頼”できる | 即レスは期待しづらい | エラー原因の調査、証跡が欲しい |
※ロリポップはプランによって電話サポート対象が異なるため、契約プランの条件確認が重要です。
使い分けのコツ(初心者向け)
- 最初の一手:ロリポップならAIチャット→該当しないならオペレーター(チャット/メール)へ
- 「急ぎ」:電話 or チャット(ただし混雑しやすい)
- 「確実に進めたい」:メール(必要情報を揃えると往復が減る)
問い合わせ前に準備すると強いもの(コピペ用)
- サイトURL/対象ドメイン
- 発生時刻(だいたいでOK)
- 何をした直後に起きたか(例:テーマ変更、SSL設定、移行)
- エラー文(そのまま貼る)
- 影響範囲(全ページ/一部ページ/管理画面のみ等)
- 可能ならスクショ、再現手順(1→2→3)
混雑しやすい時間帯・つながりやすさの傾向
ロリポップは「混雑予想」を公開しているのが地味に助かります。
傾向としては次の通りです。
- チャット:月初の午前は混みやすい(時間帯をずらすと通りやすい)
- 電話:営業開始直後/終了間際は混みやすい
- 狙い目:平日の中盤〜後半、開始直後と終了間際を避けると比較的ラク
一方、ConoHa WINGは平日時間帯中心の運用なので、混雑回避は「時間をずらす」+「メールで要件を固める」が現実的です。
電話がつながりにくい場合の案内もあるため、急がない内容はメールに回すほうがストレスが減ります。
WordPress開設の支援(初期のつまずき対策)
初心者がつまずきやすいのは、だいたいこの3つです。
- 独自ドメイン設定(DNS)
- WordPressインストール&初期設定
- SSL化(https化)
この点で両社とも「最短で立ち上げる導線」は用意されています。
- ConoHa WING
- WordPressをまとめてセットアップできる導線があり、「最初の迷子」を減らしやすい
- 移行系もツールが用意されていて、引っ越し前提でも動きやすい
- ロリポップ!
- WordPressの簡単インストール手順が明確で、マニュアルが探しやすい
- “簡単引っ越し”のような移行導線もあり、手動作業を減らせる
開設で詰まったときの動き方(おすすめ順)
- ① 公式マニュアルで手順確認(画面が同じかチェック)
- ② 5〜10分で解決しなければチャット(その場で分岐を潰す)
- ③ 調査が必要そうならメール(情報を揃えて一発で渡す)
休日対応・対応時間の考え方(“いつ助けが欲しいか”)
ここは「あなたの作業スタイル」で最適解が変わります。
- 平日(昼)に作業できる人
→ ConoHa WINGでも困りにくい。チャット・電話・メールを営業時間に使える。 - 土日や夜に作業が集中する人
→ ロリポップのほうが安心材料が増えやすい。
特に「AIチャットが常時」「メール受付が常時」だと、作業を止めずに次の一手が打てます。 - “月1のメンテだけ”ではなく、頻繁に触る人(テーマ変更・移行・高速化など)
→ 「営業時間内に質問できるか」「混雑回避できるか」を重視すると失敗しにくいです。
小さな結論
- 休日に触ることが多いなら:ロリポップは安心感が出やすい
- 平日作業が中心で、運用を整えていくなら:ConoHa WINGでも十分回せる(ただし営業時間前提)
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口コミ・評判の扱い方
口コミは便利ですが、レンタルサーバーは「設定・プラン・時期」で体験が変わるため、そのまま鵜呑みにすると外しやすい分野です。
ここでは、初心者でも判断しやすい“読み解きの型”と、よくある不満の回避策をまとめます。
参考になる声/ならない声の見分け方
口コミを読むときは、まず「その人の状況が自分と近いか」を見ます。
次のチェックを通るほど“参考度”が上がります。
参考になりやすい口コミの特徴(再現性がある)
- 使っているプランが明記されている(例:ハイスピード/ベーシック、など)
- いつの話かが書かれている(キャンペーンや仕様変更の影響が大きい)
- “速い/遅い”が具体的(指標・計測条件・比較対象がある)
- 何をしたら改善したかまで書いてある(キャッシュ設定、画像圧縮、移行手順など)
- 良い点と悪い点が混ざっている(極端な礼賛・罵倒より信頼しやすい)
目安:
「条件が書いてある口コミ=使える」
「感想だけの口コミ=読み物」 くらいで扱うと安定します。
参考にしづらい口コミの特徴(バイアスが強い)
- 「最高」「最悪」だけで、根拠がない
- プランが不明(同じサービスでも体感が別物になりがち)
- “遅い”の原因が、サーバー以外にありそう
- 例:画像が重い、プラグイン盛りすぎ、テーマが肥大、外部スクリプト多い
- 古すぎる情報(数年前の管理画面・仕様・プランで語っている)
- 誘導が強い(やたら他社推し・購入リンク中心で比較が薄い)
よくある不満のパターンと回避策
ここからは、口コミで頻出の「不満あるある」を、原因 → 回避策で短く整理します。
(※どちらのサービスにも起こり得ます。違いは“起きたときの対処のしやすさ”です)
パターン1:思ったより料金が高い(更新・オプションで増える)
よくある原因
- 初月やキャンペーン価格だけを見て契約
- 更新時の単価、ドメイン更新、バックアップ/SSL等のオプションを見落とし
回避策
- 「1年総額」「2年総額」で比較してから決める
- 契約前にメモする(これだけで強い)
- 契約期間ごとの月額
- 更新時の条件
- 付与特典(無料ドメイン等)の条件・対象
- 「必要になるまで入れない」方針でオプションを整理
- 最初から全部盛りにしない
パターン2:遅い/重い(でも原因がサーバーとは限らない)
よくある原因
- キャッシュ未設定(WordPressはこれが大きい)
- 画像が未圧縮、外部スクリプト過多
- 低価格プランで、アクセス増に対して余裕が少ない
回避策
- まずサイト側の軽量化をやる(効果が出やすい順)
- 画像圧縮 → キャッシュ → 不要プラグイン整理
- “速度が欲しい人”は、最初から速度寄りのプランを選ぶ
- 体感の比較は、同条件で(テーマ・プラグイン・画像量が違うと意味がズレます)
パターン3:アクセス集中で落ちる/503が出る
よくある原因
- 突発的なアクセス増で、同時アクセスの制御に当たる
- SNSやメディア掲載のタイミングで急増
回避策
- 事前にできる“保険”
- キャッシュ強化(表示生成を減らす)
- 画像を軽くする(転送量・応答が安定)
- ロリポップ!の場合は、同時アクセスの制限・緩和策が仕様として案内されているので、対象プランなら機能も含めて準備しておく
- “バズりやすい運用”なら、最初から余裕のあるプランに寄せるのが結果的に安いこともあります
パターン4:WAFが効きすぎて操作できない(403など)
よくある原因
- フォーム系・編集系の操作を“不審”と誤検知
- 設定変更のタイミングで弾かれる
回避策
- 原則は WAFを切りっぱなしにしない
- 困った時の動き方
- まず原因の当たりをつける(操作の直前に戻す/別ブラウザ)
- 必要なら一時回避 → 作業後に戻す
- 記事で扱うなら「例外設定/戻し方」をセットで書くと信頼性が上がります
パターン5:サポートがつながらない/待たされる
よくある原因
- 混雑時間帯にチャット・電話を集中利用
- 調査が必要なのに口頭で解決しようとして長引く
回避策
- “早い手段”と“解決しやすい手段”は違うと割り切る
- すぐ聞きたい:チャット
- 調査が必要:メール(情報を揃えるほど往復が減る)
- 問い合わせテンプレを用意しておく(これだけで体感が変わります)
- URL/発生時刻/直前にした操作/エラー文/影響範囲
パターン6:引っ越しで失敗(表示崩れ・SSLループ・メール不通)
よくある原因
- 移行後の確認をせずにDNSを切り替える
- SSL(https)設定が二重になってループ
- メールを使っていたのに移行対象だと思い込む
回避策
- 本番切替の前に“動作確認の時間”を確保する
- チェック項目を固定化する
- トップ/記事/管理画面/問い合わせフォーム/画像表示/https
- メールは別物として扱い、手順を分ける
口コミを“判断”に変える、最短の方法
最後に、初心者でもブレない「まとめ」を置きます。
- 口コミは 「条件が書いてあるものだけ」採用
- 料金は 月額ではなく総額で見る
- 不満は「仕様・設定・プラン差」で起きることが多い
→ 回避策が書けるなら、致命傷ではない - 迷ったら、公式の仕様(制限・手順・サポート案内)で裏取りしてから決める
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メリット・デメリットを整理(読者の意思決定用)
ConoHa WING の良い点/注意点
良い点(刺さりやすいところ)
- バックアップが最初から“標準装備”
追加契約なしで自動バックアップが動き、Web/メール/DB単位で戻せるので、更新ミスや不具合時に切り戻しがしやすいです。
「触って壊したらどうしよう…」の不安を減らせます。 - セキュリティ設定を“管理画面から”触れる範囲が広い
WordPress向けのセキュリティ設定やWAFの設定など、運用で必要になりがちな項目を“どこで切り替えるか”が分かりやすい設計です。
セキュリティの話が難しく感じる人ほど、ここは地味に助かります。 - 稼働率や監視など「止めない前提」の作りが強み
SLA(稼働率の品質保証制度)が明文化されているのは、サイトを“資産”として育てる人には安心材料になります。 - 問い合わせは電話もある(ただし時間帯に注意)
平日昼に“すぐ聞きたい”人には電話窓口があるのは心強いです。
注意点(ハマりやすい落とし穴)
- 電話サポートは平日時間帯のみ+混雑注意
「夜・土日祝に詰まりやすい」タイプだと、電話頼みの運用は噛み合いにくいです。
その場合は、メールフォームの使い方も最初に押さえておくのが無難です。 - 料金の“見え方”がプラン形態やキャンペーンで変わる
公式の料金表示は前提条件で変動しやすいので、比較時は「契約期間」「更新時」「特典の有無」をセットで見ないと判断がズレます。 - 運用できないジャンルがある(規約で明確)
アダルト/出会い系などは不可なので、テーマ選定の段階で該当しないかだけは先に確認しておくと安全です。
ロリポップ!の良い点/注意点
良い点(刺さりやすいところ)
- 始めるハードルが低い(低価格帯が厚い)
「まずは小さく始めたい」「固定費を極力抑えたい」人に向きます。
いきなり“本命サーバー”を決めきれない人の入口としても選びやすいです。 - 無料お試しがある
触ってから決められるのは初心者にとって大きな保険です。
管理画面のクセは、文章で読むより触った方が早いです。 - サポート導線がシンプル(AIチャット→必要なら有人へ)
24時間のAIチャットで一次対応し、解決しない場合は有人サポートにつながる流れが用意されています。
「まずどこに聞けばいい?」で迷いにくいのが良いところです。 - プランが用途で分かれていて選びやすい
たとえば最安のエコノミーはWordPress不可など、割り切りがはっきりしています。
つまりブログ目的なら“選ぶべき最低ライン”が見えやすいです。
注意点(ハマりやすい落とし穴)
- 電話サポートは全プラン共通ではない
「困ったら電話したい」人は、電話対応のあるプランかどうかを最初に確認しておく必要があります。
(ライトやエコノミーは対象外になるため、サポート期待値がズレやすいです。) - “安さ優先”のままだと、後で移行が必要になることがある
最初は十分でも、アクセス増・機能追加・複数サイト運用で、上位プランや別サーバーへ移る判断が出るケースがあります。
その可能性が高いなら、最初から「移行前提の設計(バックアップやドメイン管理を整理)」にしておくと痛みが減ります。 - 運用できないジャンルがある(規約で明確)
アダルト系は設置不可で、リンク設置も不可です。ジャンルを扱う可能性があるなら、ここは迷わず先にチェックです。
ロリポップ!公式サイト
ケース別おすすめ:あなたの条件ならこちら
「どっちが上か」より、あなたの運用スタイルに合わせて選ぶのが失敗しにくいです。
ここでは“ありがちな4パターン”で、選び方を整理します。
初心者で「最短でブログを立ち上げたい」
結論:ConoHa WING が噛み合いやすいです。
理由はシンプルで、ブログ開始に必要な要素(サーバー/ドメイン/WordPress/SSLなど)をまとめて一括で進められる導線が用意されているからです。
「やることが多くて詰まる」ポイントを、最初から減らせます。
ConoHa WINGが向く人
- なるべく早く公開したい(今日中に形にしたい)
- DNSやSSLなど“よく分からない設定”を後回しにしたい
- ミスが怖いので、手順が一本道の方が安心
ロリポップ!が向くケース
- まずは無料お試しで、管理画面の雰囲気を触ってから決めたい
- “ゆっくり慣れながら”進めるつもり(急がない)
初心者の詰まりどころメモ
- 「WordPressが入った=公開完了」ではなく、独自ドメインとSSLの整合でつまずく人が多いです。
最短狙いなら、最初から“一括セットアップ寄り”を選ぶのがラクです。
月額を抑えて「小さく始めたい」
結論:ロリポップ!が強いです。特に「無料お試し → 合うプランで継続」の流れが作りやすい。
ただし、料金重視でありがちな失敗はこれです。
- WordPressが使えない最安プランを選んでしまう
- WordPressは入れられても、DB(MySQL)が必要でプラン条件に当たる
なので、コツは「安さ」ではなく “WordPressが普通に動く最低ライン”で選ぶこと。
ロリポップ!でコストを抑えるコツ
- まず無料お試しで触って、操作感が合うか確認
- WordPress運用なら、WordPress対応+DB対応のプランを前提に考える
- 追加オプションは最初から盛らない(必要になってからでOK)
ConoHa WINGが不利になりやすい場面
- 長期契約の前払いが心理的に重い(最初は身軽に始めたい)
- とにかく固定費を下げたい(成長は後で考える)
複数サイト運営・中規模以上を見据える
結論:伸ばす前提なら、ConoHa WINGが管理しやすいことが多いです。
一方でロリポップ!も、上位プランを選べば複数運用は十分可能です。
比較のポイントは「上限」より「管理の手間」
- 複数サイトになるほど
- ドメイン管理
- DB管理
- バックアップ/復元
- セキュリティ調整
で“地味な手間”が効いてきます。
ConoHa WINGが向く人
- 複数サイトを同じ感覚で増やしていきたい(管理を統一したい)
- 何かあった時に戻せる仕組みを標準で持ちたい(復元の安心感が欲しい)
ロリポップ!が向く人
- 最初は安く、必要ならプランを上げていく方針
- 「上位プランのスペックで十分、機能の上限も気にならない」見込みがある
選び方の一言
- 2〜3サイト以上を想定するなら、“移行しない前提”で選ぶと後がラクです。
移行自体はできても、時間コストが読めないのが痛いところなので。
企業サイト/問い合わせ導線が重要
結論:ここは「速度」より “止めない・戻せる・連絡できる”が大切です。
どちらを選ぶにしても、次の条件を満たすプランに寄せるのが安全です。
チェックしたい条件(企業サイト向け)
- 自動バックアップの扱い(標準か/復元しやすいか)
- サポートの窓口(チャット・メール・電話)と受付時間
- セキュリティの基本(無料SSL、WAFなど)の運用しやすさ
- 仕様や制限が明文化されていて、運用判断がしやすいか
ConoHa WINGが向くケース
- トラブル時に“まず戻す”が取りやすい(復元導線がシンプル)
- 管理画面側でできることが多く、外部ツールに頼りにくい運用がしたい
ロリポップ!が向くケース
- 電話サポートが必要(※対象プランに注意)
- 「AIチャットで一次対応 → 必要なら有人」の流れが欲しい
(社内で担当者が1人のとき、問い合わせ導線が一本化されるのは助かります)
企業サイトでの現実的アドバイス
- 問い合わせフォーム(メール)だけは、公開前に必ずテストしてください。
サーバーの良し悪し以前に、フォーム不達が一番ダメージが大きいです…!
迷ったときの最終ジャッジ(短い版)
- 今週中に公開したい/設定で迷いたくない → ConoHa WING
- まずは固定費を下げて試したい → ロリポップ!
- 将来サイトが増えそう/戻せる安心を重視 → ConoHa WING
- 電話で相談できる体制が欲しい(対象プランで) → ロリポップ!
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失敗しないプラン選び(具体的な決め方)
目的別に必要スペックを逆算する
プラン選びで迷う原因は、「必要な性能」ではなく「できそうなプラン名」から入ってしまうことが多いです。
先にやりたいこと → 必要な余力の順で決めると、無駄な出費も乗り換えも減ります。
1) まずは“サイトのタイプ”を決める
- 日記・趣味ブログ(画像少なめ)
→ まずは最小構成でOK。速度は“体感が遅くない”程度を目標に。 - アフィリエイト・情報発信(記事量が増える)
→ 画像・プラグイン・アクセス増で重くなりがち。余力重視。 - 企業サイト・サービスサイト(問い合わせが重要)
→ “落ちない・メールが届く・復旧が早い”が優先。安さより安定。 - 複数サイト運営(2サイト以上を想定)
→ ドメイン・DB・管理の手間が増えるので、最初から中位以上がラク。
2) 次に“増え方”で余力を見積もる(ここがコツ)
アクセス数よりも、初心者に効くのはこの3つです。
- 画像が多い(レビュー、旅行、飲食、ポートフォリオ) → 余力が必要
- プラグインを盛る(高速化、SEO、フォーム、会員系) → 余力が必要
- 更新頻度が高い(毎日更新、記事が増え続ける) → 余力が必要
「今は軽い」でも、伸びるサイトほど重くなります。最初から“ギリギリ”にすると、後で結局上位プランへ移りがちです。
3) ConoHa WING / ロリポップ!の“選び方”を型にする
迷ったら、この当てはめでOKです。
ConoHa WING(ベーシック/スタンダード/プレミアム)
- 小規模で始める → ベーシック
- 画像やページが増えそう → スタンダード
- 複数サイトをまとめて運用 → プレミアム
ロリポップ!(ライト/スタンダード/ハイスピード/エンタープライズ)
- WordPressを最小コストで試す → ライト
- 趣味〜ビジネスまで幅広く・電話サポートも欲しい → スタンダード
- 速度と安定を重視して育てる(実質“本命”になりやすい) → ハイスピード
- 大容量・大規模用途 → エンタープライズ
ざっくり言うと、「最初から育てる前提」ならロリポップ!はハイスピードが選ばれやすいです。LiteSpeed系の構成で、WordPress運用の相性も考えやすいからです。
4) “途中で上げる”前提なら、見るべきサインはこれ
次の症状が増えたら、上位プラン(または別サーバー)を検討しどきです。
- 管理画面の表示が遅い/投稿画面が重い
- 画像のアップロードが頻繁に止まる
- アクセスが増えた日に表示が不安定
- キャッシュ系プラグインを入れても改善が小さい
契約期間の決め方(短期→長期の切り替え判断)
契約期間は「損得」より「事故を起こさない順」で決めるのが安全です。
特に、独自ドメインやメール運用を絡める人は更新条件が落とし穴になります。
ステップ1:まずは“試せるなら試す”
- ロリポップ!は無料お試し期間があるので、初期の相性確認に使えます(管理画面/速度/メールなど)。
- ConoHa WINGは、長期割引のセット(WINGパック)と、通常料金の考え方があるので、最初は運用イメージに合わせて選ぶのが現実的です。
ステップ2:手応えが出たら“12か月”が判断の分かれ目
- 「週1以上更新する」「半年は続ける」見込みが立ったら、12か月に寄せると総額が読みやすくなります。
- 独自ドメイン特典が絡む場合、12か月以上が条件になるケースが多いので、ここが実務上の境目です。
ステップ3:24〜36か月は“続ける確信が持てた人だけ”
長期契約は確かに安くなりやすい一方で、
- 方向転換(別ジャンルへ)
- サイト統合
- 法人化・メール基盤変更
みたいな“予定変更コスト”が増えます。
おすすめは、最初は12か月で固める → 続けられたら次回更新で長期です。心理的にも無理が出ません。
独自ドメイン・メール運用をする人の注意点
ここはトラブルが起きやすいので、先に押さえておくと後がラクです。
独自ドメイン運用:無料特典を使うなら「条件」と「解除」を必ず確認
独自ドメインの“ずっと無料/永久無料”系は便利ですが、だいたい次の2点で事故ります。
- 自動更新の条件を満たさず、無料が外れて請求が発生する
- 一度外れると再適用できない(または手続きが面倒)
特典狙いの人ほど、契約後に「更新条件」を見落としがちです。
契約期間と自動更新設定はセットで考えるのが基本です。
メール運用:最初に決めるべきは「どこでメールを使うか」
メールは2択です。
- レンタルサーバーのメール機能を使う(まずはこれでOK)
- Gmail系(Workspaceなど)に寄せる(仕事・チーム運用なら安定)
どちらにしても、やることは同じで
「このドメインのメールは正規の送信元です」を示す設定(SPF / DKIM / DMARC)が重要です。
最近は、ここが甘いと迷惑メール扱いされやすくなります。
サーバーメールを使う場合の実務チェックリスト
最初にこれだけやると失敗が減ります。
- 送信用アドレスは用途別に分ける
例:info@(問い合わせ)/no-reply@(自動返信)/admin@(管理) - 転送設定を作りすぎない(どこに届いたか分からなくなる)
- 送信ドメイン認証(SPF / DKIM / DMARC)を整える
- 容量上限を意識する(添付が多い業務は溢れやすい)
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よくある質問(迷いどころを先回り)
WordPress運用により向くのはどっち?
結論から言うと、どちらでもWordPress運用は可能です。違いは「始め方」と「伸びた後の余裕」の作り方にあります。
- ConoHa WING が向きやすい人
- できるだけ手間を減らして、サーバー・ドメイン・WordPress・SSLをまとめて進めたい
- まずは“動く状態”を最短で作って、あとから記事作りに集中したい
- 途中で移行するより、最初から“運用を固めたい”
- ロリポップ!が向きやすい人
- まずは無料お試しで触って、相性を見てから決めたい
- コストを抑えつつ、必要になったら上位プランへ上げたい
- WordPress用途なら、最初から「速度寄りプラン」を選ぶ前提で検討できる
※補足:ロリポップ!はプランによってWordPressの可否が分かれるので、WordPress目的なら“WordPress可”のプランが前提になります(最安プランは不可のものがあります)。
どのプランを選べば後悔しにくい?
後悔しにくい選び方は、プラン名ではなく 「3つの未来」で決めることです。
- 半年後も続けていそう?(継続の見込み)
- 画像多め?プラグイン多め?(重くなる要素)
- サイトが増えそう?(複数運用)
その上で、初心者が失敗しにくい“現実ライン”はこんな感じです。
- ConoHa WING
- 迷うなら:ベーシック(まず困りにくい土台)
- 伸ばす前提(画像・機能が増えそう):スタンダード
- 複数サイトを見据える:プレミアム
- ロリポップ!
- とにかく小さく試す:ライト(ただし伸びたら上げる前提)
- ある程度しっかり運用:スタンダード
- WordPressを“育てる前提”で選びやすい:ハイスピード
- さらに大規模:エンタープライズ
ワンポイント
- ロリポップ!で「ドメイン特典」を狙う場合、対象プラン・契約期間・自動更新などの条件が絡みます。
特典目当てなら、先に条件を満たせる運用か確認してからが安全です。
ドメインはどこで取るのがラク?
「ラク」を最優先するなら、基本は サーバー契約と同時に取るのが一番ミスが減ります。
理由は、DNS設定(ドメインとサーバーの紐付け)でつまずく人が多いからです。
- ConoHa WINGでラクにやる考え方
- セットアップ機能で、サーバー+独自ドメイン+WordPress+SSLをまとめて進める
- “設定を分解しない”ほど、初心者は失敗が減ります
- ロリポップ!でラクにやる考え方
- まずは無料お試しで操作感を確認し、継続するならドメイン運用まで整理する
- ドメイン特典を使う場合は、条件(対象プラン・契約期間など)を満たす設計に寄せる
注意点(どちらでも共通)
- 仕事用にメールも使うなら、ドメイン取得後の運用(更新・管理・認証設定)まで含めて考えると、あとがラクです。
途中でサーバー移転するのは難しい?
難易度は「サーバー移転そのもの」より、移転に付随する3点で決まります。
- ドメインの切り替え(DNS)
- SSLの再設定(httpsの整合)
- メールを使っている場合の移行(見落としがち)
ただ、両サービスとも WordPress移行を簡単にする仕組みが用意されています。
- ConoHa WING
- “かんたん移行”があり、テスト移行で動作確認してから本番に切り替えられる発想が安心材料になりやすいです。
- いきなり本番を触らず、段階を踏めるのが初心者向き。
- ロリポップ!
- “WordPress簡単引っ越し”があり、移行後にやるべきこと(SSL導入やドメイン側の作業)も手順として整理されています。
失敗しにくい進め方(超要点)
- 先に移行して「新サーバー側で表示できるか」を確認
- 最後にDNSを切り替える(切替後は戻すのが面倒)
- メールを使っている人は、移転手順を別枠で管理する(混ぜない)
料金改定やキャンペーン差はどう確認する?
ここは“最重要”なので、確認の順番も型で決めるのがおすすめです。
- 公式の料金ページを見る(まずここ)
- 表示価格の前提(契約期間、特典の条件、注意事項)を読む
- 申込画面で最終金額を確認する(最後にここ)
- キャンペーン適用後の金額が出るため、ここで確定させる
- 公式のお知らせ/ヘルプの条件ページを読む(特典系)
- 無料ドメインや自動更新など、“条件を外すと損する”項目はヘルプが一番正確です
見落としやすいチェック項目
- 契約期間で月額が変わる(短期→高く見える/長期→安く見える)
- 無料ドメイン等の特典は、対象プラン・契約期間・自動更新など条件がセット
- 表示価格に“追加費用の考え方”が含まれているか(注記で確認)
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まとめ:比較の要点と最終判断の手順
ここまでの比較を、最後に「迷わず決めるための型」に落とし込みます。
ポイントは、“いまの気分”ではなく“運用の現実”で決めることです。
あなたの優先順位(料金/速度/手間/安心)で決める
まずは、4つの優先順位を「上から順」に並べてください。
並べられたら、その順で判断するとブレません。
1) 料金を最優先にする場合
- 目的:固定費を抑えて、とにかくスタート
- 選び方:
- 無料お試しで操作感を確認できるほうが安心
- WordPress運用なら「WordPress可」「DB可」「必要なサポート」が揃うプランを前提に比較
- ありがちな落とし穴:
- 月額だけ見て、更新・特典条件・オプションを見落とす
2) 速度を優先する場合
- 目的:表示の体感を落とさず、記事が増えても持たせたい
- 選び方:
- “速いサーバー”より、速くしやすい構成(キャッシュ・Webサーバー系)と、運用の導線を重視
- ブログを育てる前提なら、最初から速度寄りのプランに寄せると後悔しにくい
- ありがちな落とし穴:
- サーバーではなく「画像・テーマ・外部スクリプト」が原因なのに、乗り換えで解決しようとしてしまう
3) 手間を最小にしたい場合
- 目的:設定で迷わず、早く公開して記事作成に集中
- 選び方:
- サーバー・独自ドメイン・WordPress・SSLまで一括で進む導線があるか
- 管理画面の“迷いにくさ”を重視(触って確認できるならなお良い)
- ありがちな落とし穴:
- ドメインを別で取ってDNSで詰まり、公開が遅れる
4) 安心(復旧しやすさ)を最優先にする場合
- 目的:ミスや不具合が起きても、すぐ戻せる
- 選び方:
- 自動バックアップの有無・保持日数・復元のしやすさを先に確認
- 問い合わせ窓口(メール/チャット/電話)と受付時間を確認
- ありがちな落とし穴:
- バックアップが「有料オプション」なのに、契約後に気づく
最終チェックリスト(契約前に見る項目)
ここを確認してから申し込めば、「思ってたのと違う」をかなり減らせます。
チェックは多く見えますが、実際は“申込画面と公式仕様”を見れば埋まります。
A. 料金の見落としを防ぐ
- [ ] 契約期間ごとの総額(月額×月数ではなく、申込画面の合計で確認)
- [ ] 更新時に金額が変わる条件(更新単価、割引の継続条件)
- [ ] 初期費用の有無(請求タイミングも)
- [ ] 必要になりそうなオプション(バックアップ/メール/セキュリティ等)の料金体系
B. 特典は「条件」と「維持」を確認
- [ ] 無料ドメイン等の特典は、対象プランが合っているか
- [ ] 契約期間条件(例:12か月以上など)を満たしているか
- [ ] 自動更新の要否、途中解約時の扱い(特典が外れる条件)
- [ ] 特典で取れるドメイン種類(欲しいTLDが対象か)
C. WordPress運用の地雷を踏まない
- [ ] WordPressの導入方法(簡単セットアップ/手動)と所要ステップ
- [ ] WordPress移行の手段(移行ツール・対象外データ・注意点)
- [ ] DB(MySQL)を使えるプランか(WordPressは原則必要)
- [ ] SSL(https)の設定が簡単にできるか(無料SSLの範囲も含む)
D. “困ったとき”の逃げ道を用意する
- [ ] 問い合わせ手段(メール/チャット/電話)と受付時間
- [ ] 混雑しやすい時間帯の傾向(必要ならメール中心で進める前提に)
- [ ] バックアップの保持期間・復元対象(Web/DB/メールの扱い)
E. 使い方に合う制限か
- [ ] 運用する予定のジャンルが規約上OKか(禁止コンテンツの有無)
- [ ] 複数サイト運用予定なら、マルチドメイン数・DB数・容量が足りるか
- [ ] メール運用するなら、試用中の送信制限など(テスト時に困らないか)
最後に一言だけ。
サーバーは「最安」よりも、続けたときにラクなほうが結果的にコスパが良くなりやすいです。
あなたの優先順位が 料金(小さく始める) なのか、手間(最短で始める) なのか。そこが決まれば、ConoHa WING と ロリポップ!の答えはかなり素直に出ます。
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