イージーマイショップとは|できること・料金・評判・向き不向きを初心者向けに徹底解説
「イージーマイショップって、結局どんなECサービス?」「BASEやSTORES、Shopifyと何が違うの?」
ネットショップを始めようと思って調べていると、こうした疑問が次々に出てきますよね。
「無料で始められるって聞くけど、本当に売れるの?」
「月額だけ見れば安そう。でも手数料や総コストは結局いくら?」
「オプションが多い商品(名入れ・サイズ・追加料金)でも、ちゃんと注文をさばける?」
「セット販売や定期購入までやりたいけど、どこまで対応できるの?」
「口コミを見ると評価が割れていて不安…。悪い評判は何が原因?」
「初期設定が難しそう。初心者でも運営できるのかな?」
「決済や個人情報の扱いは大丈夫? 安全性も気になる」
イージーマイショップは、ネットショップ型としても、既存サイトにカートを埋め込む形としても使える“老舗系”のEC構築サービスです。
ただし、向き・不向きがはっきりしていて、合う人が使えば強力な一方、選び方を間違えると「思ったのと違った…」になりがちです。
そこで本記事では、初心者の方が迷わないように、「できること」→「料金の見方」→「評判の読み解き方」→「向き不向き」の順で整理し、最終的に「あなたに合うかどうか」を3分で判断できるようにまとめました。
公式情報を優先しながら、実務目線で“失敗しやすいポイント”も丁寧に解説していきます。
まず結論:イージーマイショップが合う人・合わない人
イージーマイショップは、「売り方が複雑な商品」や「既存サイトにカートだけ付けたい」といったニーズに強いサービスです。
一方で、テンプレやアプリ拡張を前提に“最短でそれっぽく”作りたい場合は、別サービスのほうが合うこともあります。
判断しやすいように、まず「費用感・制限」をざっくり把握しておきましょう(※金額は公式表示ベース)。
| 観点 | 無料版 | スタンダード | カートプラン |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 |
| 月額(年契約など) | 0円 | 3,900円 | 2,900円 |
| 販売手数料 | 0円(※決済手数料は別) | 0円(※決済手数料は別) | 0円(※決済手数料は別) |
| 容量 | 200MB | 4GB | 3GB |
| 既存サイトにカートボタン | 可能(HTML中心) | 可能 | 可能 |
相性が良いのはこんなケース
セット販売・まとめ買いで客単価を上げたい
イージーマイショップは、「単品+セット」「まとめ買い割」「販売期間の設計」など、客単価アップの施策を組み立てやすいのが強みです。
💡 例えばこんな売り方に向きます
- ✅ 「3個セットで◯%OFF」など、セット商品の見せ方を用意したい
- ✅ 「まとめ買い割」「個数に応じた割引」で、買うほどお得を作りたい
- ✅ セールや期間限定販売で、キャンペーンの波を作りたい
ポイントは、セット販売を“単なる割引”にしないこと。
- セット限定特典(送料無料、限定カラー、ノベルティ)を付ける
- 比較表で「単品で買うよりどれだけお得か」を見える化する
- 商品ページの上部に「一番人気のセット」を固定表示する
こうした導線を作れると、初心者でも“売上が伸びる仕組み”になりやすいです。
オプション選択が多い商品(名入れ/サイズ/追加料金)を売りたい
名入れ・サイズ・素材・追加加工など、選択肢が多い商品は、運用が面倒になりがちです。
イージーマイショップは、こうしたオーダーメイド型の注文を前提にした設計が得意です。
✅ うまくハマる商品例
- 名入れギフト、ユニフォーム、リング刻印
- カスタムPC、オーダーカーテン
- 工事・設置オプションがある家電/サービス
💡 初心者が失敗しないコツ
- 追加料金がある項目は、「+◯円」表示を徹底(後から請求はトラブルの元)
- 購入前に不安を減らすため、例:入力例をフォームの近くに置く
- 「よくある選択」をプリセット化(迷いを減らす)
⚠️ 注意:無料版だと機能制限があるため、オーダーメイド前提なら最初から有料プラン検討がスムーズです。
定期便・頒布のような継続販売を設計したい
定期便・サブスク・頒布会は、単発販売よりも運用設計が難しい反面、うまく回ると収益が安定します。
イージーマイショップは、定期/頒布向けの機能が用意されているのが魅力です。
✅ 定期販売で押さえたい設計ポイント
- お届け間隔(毎月/隔週/○日ごと)をどうするか
- 回数割引(例:2回目以降◯%OFF、最終回無料など)
- スキップ・変更をどこまで許容するか(顧客満足と在庫のバランス)
💡 体験面の強み
- カード決済なら、継続課金の手間が少なくなりやすい
- お客様側で「次回スキップ」などができると、問い合わせ削減につながります
⚠️ 注意:定期購入・頒布会は、すべての機能を使うには上位のアップグレードが必要になる場合があります。
始める前に「自分がやりたい定期の仕様が、どの範囲で実現できるか」をチェックしておくと安心です。
既存サイトに「購入ボタン」だけ載せて販売したい
すでに WordPress・ブログ・コーポレートサイトがあるなら、イージーマイショップの「カートボタン埋め込み」は相性が良いです。
✅ 向いている人
- 商品紹介ページは既にある(SEOで集客できている)
- そこに “買える導線”だけ足したい
- LP型で売る(1商品集中)/記事から自然に購入へつなげたい
💡 うまくいく貼り方(初心者向け)
- ボタンは記事の最上部・比較表の直下・記事末の3点を基本に
- 価格や在庫が変動する商品は、更新の手間が出るので注意
- 設置先はhttpsのページにする(セキュリティと購入体験のため)
⚠️ 注意:無料版は埋め込み方式に制限があり、より柔軟な表示はオプション等の検討が必要になることがあります。
他サービスを優先した方がよいケース
テンプレの“数”やアプリ拡張ありきで最短構築したい
「とにかく見た目をそれっぽく」「後からアプリで何でも足す」スタイルなら、アプリ市場やテンプレが強いサービスが選びやすいことがあります。
✅ こういう要望が強いなら要検討
- デザインテンプレを大量に試して、即日公開したい
- 予約、会員ランク、CRM、分析などをアプリで拡張していきたい
- 外注や運用代行の前提で、エコシステム重視で選びたい
イージーマイショップは“売り方の機能が最初から揃っている”タイプなので、アプリ前提の拡張文化とは相性が分かれます。
小規模のテスト販売だけで、手数料最優先で選びたい
テスト販売の最適解は、次のどちらを優先するかで変わります。
✅ A:固定費ゼロで試したい
- → 無料版で始められるのはメリット
- ただし、容量や機能に制限があるため、商品点数・画像が多いと早めに壁が来ます
✅ B:最初から売上に直結する機能を使いたい
- → 有料プランで一気に“やりたい売り方”を実現しやすい
- ただし、初期費用・月額が発生するので、損益分岐は要チェック
💡 初心者向けの現実的な選び方
- まず無料版で「注文〜入金〜発送」まで1回回す
- 売れ筋と導線が見えたら、有料へ(機能投資の意味が出る)
この順番だと、ムダな固定費を抑えつつ、成長に合わせて移行できます。
越境/多言語/大規模運用で高度な拡張を前提にしている
越境EC・多通貨・海外発送を“主戦場”にする場合は、最初からその用途に強い仕組み(多言語・多通貨・海外税/配送・アプリ拡張)が整っているサービスを検討したほうが早いことがあります。
⚠️ 特に次の条件があると、乗り換えコストが膨らみがちです
- 商品点数が多く、運用担当も複数で、権限や業務フローが複雑
- 外部ツール連携(倉庫、基幹、BI、広告連携)を幅広く使う前提
- 海外向けの体験(通貨・言語・決済・配送)を最初から作り込みたい
もちろん国内中心で、必要に応じて段階的に拡張するなら問題にならないことも多いです。
ただ、「最初からグローバル標準の拡張性が必須」なら、比較検討の軸を最初に置いておくのがおすすめです。
イージーマイショップとは? できることを最短で把握
イージーマイショップは、ネットショップを「まるごと作る」ことも、「自分のサイトにカートだけ付ける」こともできるECサービスです。
はじめての方は、まず「どこまでをイージーマイショップ側に任せるか」でイメージすると理解が早いです。
「ネットショップ型」と「カート埋め込み型」の違い
結論から言うと、ショップの“表側(商品紹介ページ)”をどこに置くかが違います。
| 方式 | 商品ページ(表側) | 決済〜購入画面 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ネットショップ型 | イージーマイショップ内で作る | イージーマイショップ | 0→1でショップを作りたい/最短で公開したい |
| カート埋め込み型 | 自分のWebサイト(WordPress等) | イージーマイショップ | 既存サイトで集客できている/ページの自由度を重視したい |
カート埋め込み型の基本の流れはシンプルです。
- 管理画面で「カートモード」に切り替える
- 商品を登録する
- カートボタン用のコードを取得して、自分のサイトに貼り付ける
注意点として、埋め込み型は便利な反面、分析や一部機能の考え方が変わることがあります。たとえば、サービス側のアクセス解析は「カートページ以降が中心」になるため、商品紹介ページ側は自分のサイト側(GA4等)でも計測する、という運用が現実的です。
強みが出やすい販売設計(他社と差がつく領域)
イージーマイショップの特徴は、見た目だけでなく 「売り方の設計」に寄った機能が厚いところです。
初心者でも、売上につながる“仕組み”を作りやすい領域を3つに絞って紹介します。
複雑な注文条件(選択肢・追加料金・依頼内容)の扱い
オーダーメイドや選択肢が多い商品は、運用が崩れるとトラブルになりやすいです。
イージーマイショップでは、たとえば次のような「注文の面倒」を整理しやすい設計があります。
- 選択肢が多い商品(色/サイズ/素材など)を作りやすい
- 追加料金が発生するオプションを、購入時に分かる形で提示しやすい
- カート(購入画面)側で、入力項目の追加や注文オプション、簡易アンケートのような設定もできる
💡初心者向けのコツ
- 追加料金がある項目は、「+○円」を選択肢の中に明示(後から請求は不満の原因になりがち)
- 入力が必要な商品は、入力例を添える(例:「名入れ:山田」など)
- 選択肢が多いほど、ページ上部に「人気の組み合わせ」を提示すると迷いが減ります
まとめ割・期間限定・販売スケジュールの組み立て
「安くする」よりも、「買いやすい理由を作る」ほうが客単価は上がりやすいです。
イージーマイショップでは、次のような施策を組み合わせやすいのが強みです。
- 個数に応じた割引(まとめ買いを後押し)
- 期間を指定したセール
- 曜日・時間帯などのスケジュール販売(公開/非公開や価格変更を自動化しやすい)
✅使い分けの目安
- まとめ買いさせたい → ボリュームディスカウント中心
- 今だけ感を出したい → 期間限定セール中心
- 週末だけ/深夜だけ等をしたい → 販売スケジュール中心
画像で魅せる商品ページ設計
初心者が伸びやすい改善ポイントは、文章より先に 写真の印象 であることが多いです。
イージーマイショップは商品画像まわりの機能が比較的厚く、運用面でも助かります。
- 商品ごとに複数枚の画像登録がしやすい
- 画像の明るさ調整やトリミングなど、写真を整える機能が用意されている
- スマホ対応のテンプレートを前提に、見せ方を組み立てられる
📌初心者向け「まず効く」画像改善
- 1枚目:商品が一瞬で伝わる写真(背景はできるだけシンプル)
- 2〜3枚目:使用シーン(サイズ感が分かる)
- 追加:選べるオプションがあるなら、選び方が分かる図を1枚入れる
できること一覧(目的別に早見)
「何ができるか」を把握するために、目的別にざっくり整理します。
(細かな機能は多いので、初心者がまず触る範囲に寄せています)
商品登録・在庫・配送
- 商品登録(商品名・価格・説明・画像などの基本)
- 在庫管理のON/OFF切り替え
- バリエーション(種類)の設定
- カテゴリで整理して、見つけやすい導線を作る
- 商品ごとの送料条件や、配送方法の出し分け(ギフト用途も含む)
※埋め込み型でも、商品データや在庫はイージーマイショップ側で管理し、ボタンで購入へつなげる形になります。
会員・顧客管理・リピート施策
- 会員登録/会員マイページ
- 会員限定商品や会員グループ(ランク)などの出し分け
- ポイントや特典(リピートの理由づけ)
- 売り切れ時の再販リクエストなど、取りこぼしを減らす仕組み
販促(クーポン/セール/おすすめ表示/メルマガ等)
- クーポン発行
- セール・価格調整(期間・スケジュール)
- レコメンド(関連商品・おすすめ)でアップセル/クロスセルを狙う
- メールマガジン(条件に合う会員・購入者への一斉配信など)
💡販促は「全部やる」より、最初はこの順が安全です
- おすすめ表示(回遊の土台)
- クーポン(初回の背中押し)
- メルマガ(2回目以降の仕組み)
SNS/モール/外部サービス連携
- Instagramショッピング(Facebookカタログ連携)
- Facebook関連の連携
- Yahoo!ショッピング連携(オプション)
- Googleショッピング連携(オプション)
- Googleアナリティクス(eコマース計測用の設定/コード)やコンバージョンタグ設定
- アフィリエイト計測(A8.net・バリューコマース等の設定)
「集客はSNS、購入はショップ(または自社サイト+カート)」のように、入口と購入導線を分けて設計したい人にも向きます。
イージーマイショップ公式サイト料金プランと“総コスト”の考え方|月額だけで判断しない
イージーマイショップは「月額いくら?」だけで決めると、後から
- 決済手数料
- 独自ドメイン・メール・SSL
- 容量追加やオプション
などが積み上がって、想定よりコストが増えることがあります。
そこでこの章では、初心者が迷いがちなポイントを “合計いくらになりやすいか” という視点で整理します。
プラン別に何が変わる?(機能・容量・運用上の差)
まず、プランの違いを「運用に効く差」だけに絞って一覧にします(料金は公式の表示を元に要点のみ)。
| プラン | 初期費用 | 月額 | 容量 | 画像・運用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | 0円 | 200MB | 小規模・テスト向き(画像が多いとすぐ圧迫) |
| スタンダード | 3,300円 | 3,900円(※) | 4GB | 一般的なショップ運用の中心 |
| プロフェッショナル | 3,300円 | 8,700円(※) | 80GB | 商品数・画像・更新が多い本格運用 |
| カートプラン | 3,300円 | 2,900円(※) | 3GB | 既存サイトに購入導線だけ追加したい人向け |
(※)契約期間により月額が変わる設定があります(公式に 3〜11ヶ月契約時の金額も掲載)。
加えて、見落としやすい仕様として
- 有料プランは 3ヶ月 or 12ヶ月単位で、支払いは一括
- 課金開始日が月の途中だと 日割り料金が加算
という点も押さえておくと安心です。
無料プランでできること/足りなくなるポイント
無料版の魅力は、当然 固定費ゼロで“販売の流れ”を試せることです。
ただし、初心者が早めにぶつかりやすい壁がいくつかあります。
無料版でやりやすいこと
- 商品を少数登録してテスト販売
- 既存サイトにボタンを貼って、まずは注文を取る
- 「売れる商品」「問い合わせの多いポイント」を確認する
足りなくなりやすいポイント
- 容量(200MB)が小さく、画像が増えるとすぐ上限が近づく
- 決済をイージーペイメントで回す場合、無料版は決済手数料が高めになりやすい
- 既存サイトに貼るカートは、無料版だと主に HTML版中心の運用になりやすい(表示の柔軟性で差が出ることがあります)
無料版のおすすめ戦略(初心者向け)
- まず無料で「注文 → 決済 → 入金 → 発送」を1回まわす
- 手応えが出たら、早めに有料へ(“売上を伸ばす設計”がしやすくなる)
標準プランで解決しやすい課題
スタンダードは、いちばん「コスパの良い安定ゾーン」に入りやすいプランです。
無料で詰まりやすい部分(容量・運用の余裕)を現実的に解消できます。
スタンダードが効きやすい店
- 商品点数が増える(画像も増える)
- セールやクーポンなどの販促を回していきたい
- オプションやセット販売など「売り方」を作って客単価を上げたい
初心者目線でのメリットは、“テスト”から“運用”へ移るときに必要な余白が出ることです。
売上が月数万円〜伸び始めると、「容量」「販促」「更新頻度」が効いてくるため、ここで一気に楽になります。
上位プランが効くのはどんな店?
プロフェッショナルは「とにかく大容量」で、更新量が多い店ほど意味が出ます。
プロフェッショナルが向く例
- 商品点数が多い/画像が多い(色違い・サイズ違いが豊富など)
- 画像・ページの更新頻度が高い(季節商材、入れ替えが多い)
- 中長期で作り込む前提で、容量不足で悩みたくない
逆に言うと、最初からここを選ぶより
スタンダードで成長→容量や運用が追いつかなくなったら上位へ
のほうが、初心者は失敗しにくいです。
外部カート専用プランが向くサイト構成
カートプランは「自分のサイトが主役」で、イージーマイショップは購入(カート・決済)に集中させる考え方です。
向いている構成
- WordPressや既存HPで商品ページ・記事がすでにある
- SEOやSNSで集客できている(導線だけ欲しい)
- 複数の販売ページを自由なデザインで運用したい
カートプランの注意点
- 商品の見せ方・説明は基本的に自分のサイト側が主戦場
- 計測(GA4等)も「サイト側+購入側」の2段で考えると迷いにくい
決済手数料・月額・初期費用の“損益分岐”をざっくり計算
ここが「月額だけで判断しない」最大ポイントです。
イージーペイメントを使う場合、有料プランのほうが決済料率が下がるため、売上や注文数が増えるほど有利になりやすいです。
ざっくり計算のやり方(初心者向け)
- 固定費:月額+(初期費用を月割り)
- 変動費:決済手数料+入金手数料(必要なら)
- 無料→有料で“どれだけ手数料が減るか” を見て、固定費を回収できるか計算する
決済手数料の差(イージーペイメント例)
- 有料プラン:クレカ/PayPay/コンビニ等が 3.57%(税別)
- 無料版:同系統が 5.0% + 40円(税別)
(ほかに入金時の手数料もあります)
この差を使って、月の回収ラインをざっくり出します。
少額販売・高単価販売・定期販売のモデル別に考える
例として、スタンダード(1年契約の月額ベース)を想定し、初期費用は12ヶ月で割って考えます。
- 固定費目安:3,900円 +(3,300円÷12)≒ 4,175円/月
無料版→有料版での「1注文あたりの手数料差」は、だいたい
- (注文金額×1.43%) + 40円 ぶん、有料のほうが安くなりやすい
(※ 5.0%+40円 と 3.57% の差分で単純化)
これを注文単価ごとに当てはめると、目安はこうなります。
| 平均注文単価 | 1注文あたりの差(目安) | スタンダードの損益分岐(目安) |
|---|---|---|
| 2,000円 | 約69円 | 約61件/月 |
| 5,000円 | 約112円 | 約38件/月 |
| 10,000円 | 約183円 | 約23件/月 |
読み方
- 単価が低いほど、注文数が必要(件数で回収するモデル)
- 単価が高いほど、少ない注文数でも回収しやすい
定期販売(サブスク)の考え方
- 定期は「注文が毎月発生」しやすいので、手数料差が効きやすい
- ただし、解約やスキップがあるため、最初は保守的に
- 継続率を低めに見積もる
- 初月だけで判断しない
のが安全です。
補足:カートプランは損益分岐がさらに下がりやすい
- 月額が低めなので、同じ注文単価なら回収ラインも下がりやすい
- 既存サイトで集客できる人ほど、カートプランはハマりやすいです
見落としがちな費用チェックリスト
最後に、初心者が「あとから知って焦る」系の費用をまとめます。
必要なものだけ拾えばOKです。
独自ドメイン/メール/制作代行/有料オプション
独自ドメイン関連
- 独自ドメイン運用は 月額オプションが発生する場合があります
- ドメイン取得・設定代行は年額でのメニューが用意されていることがあります
- SSLは別途費用がかかることがあります(運用形態で変わる)
メール
- ドメインのメールアドレスを使う場合、月額オプションの用意があります
(例:問い合わせ窓口を「info@〜」にしたい等)
容量追加
- データ容量が足りない場合、1GB単位の追加料金が設定されています
画像が増える店は、ここが地味に効きます。
制作代行・引っ越し代行
- 「開店代行」「引っ越し代行」のようなサポートメニューがあるため、外注したい場合は選択肢になります(キャンペーンの有無は時期で変わります)
決済まわり
- 決済手数料(%)以外に、入金手数料や入金回数を増やすオプションなどが関わります
- 入金を早めたい場合は、追加費用が発生する条件もあるので要チェック
主要機能を深掘り|「どこまでできる?」を実務目線で整理
「機能が多い=売れる」ではありません。
イージーマイショップで成果が出やすいのは、売り方(販売設計)→ページの見せ方→決済体験→運用までを一貫して整えたときです。
まずは全体像を、目的別に短く整理します。
| やりたいこと | 使う機能のイメージ | 先に決めるポイント |
|---|---|---|
| まとめ買いを増やしたい | セット販売 / まとめ買い割引 | 「割引条件」「在庫の扱い」「単品との共存」 |
| 名入れ・オプションが多い | オーダーメイド(選択肢・追加料金・入力欄) | 「選択肢の並び」「追加料金ルール」「必須入力」 |
| 継続課金・頒布で安定させたい | 定期購入・頒布会(会員連動) | 「周期」「スキップ/変更」「未入金時の運用」 |
| 売り切れでも取り逃したくない | 予約・取り寄せ / 再販売リクエスト | 「仮予約にするか」「入荷連絡フロー」 |
| セールを自動で回したい | セール(動的価格/期間設定) | 「適用期間」「割引率」「通常価格に戻す設計」 |
| ついで買いを増やしたい | レコメンド/クロスセル(商品ピックアップ) | 「どの商品を」「どの位置に」「何件出すか」 |
販売パターン(売り方)機能
「売り方」は、客単価と運用負担に直結します。
ここを先に決めると、後工程(ページ作り・運用)が一気にラクになります。
セット販売:在庫連動・見せ方・売り分け
セット販売でやりがちな失敗は、セット用在庫を別に持ってしまい、在庫がズレること。
理想は「単品在庫と連動」させて、欠品トラブルを減らす設計です。
- ✅ セット購入のメリットは「客単価アップ」だけでなく、同梱効率が上がる点にもあります
- ✅ セットの見せ方は、商品名よりも先に “何が得か”を1行で言い切るのが強いです(例:単品より◯円お得 / 送料無料条件に届く など)
- ⚠️ 送料が絡む場合は、セットで「お得」に見えても最終支払額が高くなると離脱します
→ 購入直前に驚かせないよう、商品ページで送料条件を短く明記します
オーダーメイド:選択肢・追加料金・入力項目の設計
オーダーメイド系は、機能が強い分、設計が雑だとカゴ落ちします。
コツは 「迷う点を選ばせない」→「必要なことだけ聞く」 です。
設計の基本テンプレ
- ① まず必須の選択肢(サイズ/色など)
- ② 次に追加料金が発生する選択肢(名入れ/ギフト包装など)
- ③ 最後に入力欄(名入れ文字、要望など)
入力欄での事故を減らすコツ
- 入力例を添える(例:名入れ「TARO」/ 記号不可 など)
- 制限があるなら最初に宣言(文字数・使用不可文字)
- 「確認が必要な内容」は備考ではなく、専用の入力項目に分ける
定期/頒布:コース・周期・割引の組み立て
定期・頒布は、売上の安定化だけでなく、需要予測がしやすくなるのがメリットです。
一方で、運用設計がないと問い合わせが増えます。
- ✅ まず決めるべきは「周期」と「スキップ可否」
→ 顧客が調整できる範囲を用意すると、解約率が下がりやすいです - ✅ 定期は会員機能と組み合わせる前提で考えると安全です
- ⚠️ 未入金が起きる支払い方法を使う場合は、
「未入金の扱い(自動キャンセルなど)」を運用ルールとして先に決めておくと混乱しません
予約・取り寄せ・再入荷リクエストで機会損失を減らす
「売り切れ=終了」にしないだけで、取りこぼしが減ります。
- 予約・取り寄せ:入荷予定が立つ商品向き
- 再販売リクエスト:入荷確定ではないが、需要を集めたいとき向き
運用を回すコツはシンプルで、
“誰に・いつ・何を送るか”を決めてテンプレ化することです。
- ✉️ 入荷案内メール(予約/仮予約向け):入荷しました+購入URL+期限
- ✉️ 再販の見込みがない場合:お礼+代替提案(似た商品/次回予定)
商品ページと画像(“売れる見せ方”)
「画像が多いほど良い」は半分正解で、半分は罠です。
“情報として必要な画像”を揃え、重くしすぎないのが勝ちパターンです。
写真を強く見せるレイアウトの基本
商品ページで強い構成は、ざっくりこの順番です。
- 最初の1枚:一瞬で価値が伝わる(使用シーン or 仕上がり)
- 選ばれる理由:差別化ポイントを3つまで(多いと読まれません)
- 不安の解消:サイズ感、素材、注意点、納期
- 購入判断の後押し:保証・返品、レビュー、Q&A、配送目安
「誰に何を届ける商品か」が曖昧だと、どれだけ機能があってもCVRが伸びません。
文章は盛らず、比較できる事実(サイズ/素材/納期/実例)で押します。
商品画像の最適化(容量・表示速度・画質のバランス)
公式のプラン表では、画像1枚あたりの容量上限が明記されています。
まずはその範囲で、次のルールにすると失敗しにくいです。
- ✅ 1枚目(看板)は高品質寄り
- ✅ 2〜6枚目は「比較・不安解消」(寸法、裏側、拡大、使用例)
- ✅ それ以上は「必要な人だけ見る情報」に回す(詳細やバリエーション)
補足:画像が重いと、スマホで表示が遅くなって離脱が増えます。
体感で遅いなら、画質を少し落としてでも表示速度を優先した方が結果的に売れます。
スマホで刺さる1枚目の作り方
スマホは「拡大して見る」より、「流し見」が中心です。
- 背景はできるだけシンプルに
- 余白を取り、主役を大きく
- 可能なら“使っている瞬間”を混ぜる(用途が一瞬で伝わる)
バリエーションが多い商品の写真運用
色・サイズが多いほど、画像が散らかります。
おすすめはこの2段構えです。
- ① 共通で使う説明画像(サイズ表、素材、仕様)
- ② バリエーションごとの違いだけを見せる画像(色味比較など)
「全部を見せる」より、迷いを減らす発想が重要です。
決済:導入のしやすさと安全性
決済は、売上だけでなくトラブル対応工数にも直結します。
ここは“攻め”よりも、事故らない設計が正解です。
決済導入の手順と、購入体験で詰まりやすい点
つまずきやすいのは次の3つです。
- 入力項目が多すぎて面倒(特にスマホ)
- 送料や手数料が最後に出てきて「思ったより高い」
- 決済画面でエラーが出ても理由が分からない
対策はシンプルで、テスト購入を必ずやること。
さらに、購入直前のページで「送料」「納期」「支払い方法」を短く出しておくと離脱が減ります。
チャージバック/不正対策で“やるべき設定”
カード不正は、起きてからの対応が重いです。
最低限やることは次の通りです。
- ✅ 本人認証(3Dセキュア2.0)を有効化できるなら優先する
- ✅ 高額・初回・住所や名義が不自然な注文は、発送前に確認フローを入れる
- ✅ 不安がある注文は、別の支払い手段への切り替え提案も選択肢にする
運用ルールを「例外なく同じ」にしないのもポイントです。
“怪しいときだけ追加確認”の方が、通常購入者のストレスを増やしにくいです。
デザインとカスタマイズ
“おしゃれ”よりも、買いやすいが正義です。
やる順番を間違えると沼るので、切り分けて進めます。
ノーコードで整える部分/コードで触る部分の切り分け
まずノーコードで整える(ここだけで十分な店が多い)
- レイアウト(商品一覧・商品詳細)
- ボタンやアイコンの見た目
- 表示項目(価格、在庫、カートボタンなど)
コードを触るのは、最後の仕上げ
- 余白や文字サイズを細かく統一
- パーツの微調整(特定ページだけ調整など)
- どうしてもテンプレ設定で表現できない部分
ブランドらしさを出す最低限(色・余白・タイポ・写真)
「ブランド感」は、派手な装飾より統一感で出ます。
- 色は 2色+グレーくらいに絞る
- 見出しと本文のサイズ差をはっきり
- 余白を増やす(詰めない)
- 写真のトーン(明るさ/背景)を揃える
これだけで“ちゃんとして見える”確率が上がります 😊
よくある崩れ(スマホ表示)と直し方
スマホ崩れは、原因がだいたい決まっています。
- 画像が大きすぎる(幅固定)
- 表が横にはみ出す
- 文字が長すぎて折り返せない(英数字やURL)
直し方も定番で、
- 画像は「横幅100%前提」で用意
- 表は重要情報だけに削る or 画像化
- 長い英数字は途中で改行できる形にする
運用をラクにする管理機能
機能は「あるか」より、続けられるかが大事です。
発送・配送設定:ミスが減る作り方
ミスの多くは「例外」が原因です。
最初に“例外を増やさない”設計にしておくと運用が軽くなります。
- 配送方法は必要最小限にする(増やすのは後から)
- 送料ルールは「商品により違う」を増やしすぎない
- クール便や手数料があるなら、注文後に手作業が増える前提でフローを作る
顧客対応:問い合わせ導線とテンプレ整備
問い合わせが増える店ほど、導線の整備が効きます。
- よくある質問(納期/送料/返品)を1ページにまとめる
- 定型返信テンプレを用意する(納期・入荷・住所不備など)
- “注文後に変更できる/できない”を明記して揉めにくくする
権限管理・ログイン制限などの管理面
複数人で運用するなら、最初に整えるべきです。
- スタッフに「必要な範囲だけ」権限を付与
- 誰が何を編集できるかを分ける(商品/注文/デザインなど)
- パスワード共有運用は避け、ユーザーを分ける
販促・接客(CVRを上げる)
販促は“盛る”ほど逆効果になりがちです。
迷いを減らす施策から入ると成果が出やすいです。
クーポン/セール/まとめ割の設計パターン
まず強いのはこの順番です。
- まとめ買い割引:客単価を上げやすい
- 期間セール(動的価格):売るタイミングを作れる
- クーポン:再訪・特定顧客への後押しに強い
おすすめは「全部同時」ではなく、1つずつテストすること。
原因が分からない施策は改善できません。
おすすめ・関連商品の出し方(アップセル/クロスセル)
おすすめ表示の基本は、“関連”より“次の行動”です。
- 追加で買うべき物:消耗品、専用ケース、替えパーツ
- 迷っている人向け:上位版、人気セット、比較しやすい候補
表示数は多すぎると選べません。
まずは 2〜4件くらいで十分です。
メルマガ・フォローメールでリピートを作る
一斉配信のメルマガは、「売り込み」より「安心」が効きます。
- 新入荷・再入荷
- 使い方(活用例)
- 失敗しない選び方(返品や交換が減る)
定期販売をやるなら、購入サイクルの節目で
フォローの案内(次回、スキップ、変更)があるだけで問い合わせが減ります。
始め方:開設〜初回注文までの最短ロードマップ
イージーマイショップは、初期設定の導線(ウィザード・開店設定)が整っている反面、「どこから手を付けるか」を間違えると遠回りになりがちです。
初心者は、次の順番に沿うと“詰まり”を最小化できます。
最短ロードマップ(全体像)
- 準備(売り方の前提を固める)
- 開店設定(ドメイン→決済→配送→税→メール)
- テスト注文(購入体験と運用を検証)
- 公開(最小構成でスタート)
- 公開後1週間で改善(売上に直結する部分から)
準備編:公開前に決めておくこと
商品情報(価格・送料・納期・返品)を先に固める
ショップの設定や商品登録に入る前に、ここだけは“仮でいいから”決めておくと後戻りが減ります。
特に、送料・納期・返品は「問い合わせが増える原因」になりやすいので先に文章化しておくのがコツです。
最低限決めるチェックリスト
- 価格(税込/税抜の考え方も含む)
- 送料(全国一律/地域別/条件付き無料など)
- 発送までの目安(例:入金確認後○営業日)
- 返品・交換(OK/NG、期限、送料負担、返金方法)
- 在庫がない場合の扱い(受注生産/取り寄せ/販売停止)
- 問い合わせ対応の目安(返信までの時間、休業日)
初心者が迷ったときの“安全な書き方”
- 納期は短く盛らない(遅延がクレームになりやすい)
- 返品は「条件」を明確に(未開封のみ、特注品は不可など)
- 送料は「最終支払額が想像できる」ように(条件付き無料の条件を明示)
特商法表記・プライバシー・利用規約の整備
ここは信頼性に直結します。
イージーマイショップには「ショップ設定」に入力した情報をもとに、特商法表示や個人情報保護方針などのサンプル文へ反映される仕組みがあるため、先に“正確な店舗情報”を用意しておくとスムーズです。
最低限そろえる情報(例)
- 事業者名(個人なら屋号の扱いも含む)
- 所在地・連絡先(公開範囲は慎重に)
- 販売価格以外の必要料金(送料、手数料など)
- 支払い方法と支払い時期
- 引渡し時期(納期)
- 返品・不良品対応
- 個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)
※法令対応は業態によって要件が変わるため、不安なら行政のガイドや専門家の確認も検討してください(ここは“守り”の投資です)。
設定編:つまずきやすい順にやる
ドメイン/SSL/メールの基本設定
初心者が最初に迷うのが「URLとメール」です。先に結論を言うと、
- まずは標準ドメインで公開→売れ始めたら独自ドメインでもOK
- ただし、最初から本気でブランド運用するなら、独自ドメイン+常時SSLが安心感につながります
独自ドメインにする場合の流れ(ざっくり)
- ドメイン側(取得先)でDNS設定
- イージーマイショップ側へ切り替え依頼
- SSL証明書の取得・適用(独自ドメイン運用では必須の考え方)
- 表示確認 → URLを変更
メール設定の考え方(初心者向け)
- 注文確認や発送連絡など「自動送信メール」の文面は、早めに整えると後がラクです
- 店舗側に通知が来るように bcc設定も合わせて見直すと、見落としが減ります
- 支払方法ごとに案内が違う場合は、テンプレを分けると混乱しにくいです
決済→配送→税→通知メールの順で組む
“つまずきやすい順”はこの並びです。理由は、決済と配送が固まらないと、最終金額や購入体験が確定しないからです。
1)決済(支払方法)
- 管理画面で使う支払方法を「有効化」
- 先に「主力の支払い」だけでOK(増やすのは後から)
初心者のおすすめ構成(例)
- クレジットカード(主力)
- コンビニ(カードが不安な層向け)
- 代引き(向き不向きあり:運用工数と手数料に注意)
2)配送
- 最初は配送方法を増やしすぎないのが正解です
- 「基本送料」をまず作り、必要なら地域別・条件付き無料などを追加
ミスが減る送料設計(初心者向け)
- 送料ルールは2〜3パターンまでに絞る
- 条件付き無料(○円以上送料無料)を入れるなら、商品単価との相性を確認
- 送料無料商品が混在したときの扱いも確認(地味にトラブル原因)
3)税(価格・消費税)
- 価格を「税込入力にするか/税抜入力にするか」は早めに決める
- ここを途中で変えると、商品価格や送料の再入力が必要になりやすいので慎重に
- 税率区分(標準税率・軽減税率など)の表示も、後から困らないように設定しておくと安心です
4)通知メール
- “売れる前に”整えるべきは、この3通だけでも十分です
- 注文確認
- 入金確認(前払いがある場合)
- 発送連絡
- 文面は丁寧にしすぎるより、要点が一瞬で分かる構成が強いです
メール文のテンプレ骨子(例)
- 何の連絡か(注文番号)
- 支払方法と手順(必要なら期限)
- 発送目安(いつ届くか)
- 問い合わせ先(どこに連絡すればいいか)
テスト注文で“購入の流れ”を必ず確認
公開前に、必ずテスト注文をしてください。
理由は、設定ミスがあっても「自分では気づきにくい」からです(特にスマホ購入)。
テスト注文で見るべきポイント
- カートに入るか(商品が正しく追加されるか)
- 送料が想定どおりか(条件付き無料の判定も含む)
- 税表示が分かりやすいか
- 支払いが完了できるか(支払方法ごとの注意点あり)
- 注文後メールが届くか(迷惑メール扱いになっていないか)
- 管理画面で注文が確認できるか(処理フローが分かるか)
注意点(初心者がやりがち)
- 支払方法によっては、取り消しが簡単ではない/手数料が発生する可能性があります
- 「ショップを非公開のままテストする」など、テスト用の考え方もあるので、公式の注意点に沿って実施するのが安全です
公開後1週間でやること(最初の改善リスト)
公開直後は、完璧を目指すより “売れる最小構成”で改善を回すほうが伸びやすいです。
1週間で見るべき項目を、売上インパクト順に並べます。
1日目:数字が取れているか(計測と導線)
- どこから来た人が買ったか(SNS/検索/広告)
- どのページで離脱しているか(商品ページ or カート)
- カート投入はあるか、購入完了まで行っているか
2〜3日目:商品ページの“詰まり”を取る(CVR改善)
- 1枚目の写真は「用途が一瞬で分かる」か
- 送料・納期・返品がすぐ見つかるか
- 選択肢(オプション)は迷いにくい並びか
- よくある質問(サイズ感、素材、注意点)が埋まっているか
4〜5日目:問い合わせを減らす(運用改善)
- 返信テンプレを用意(納期・住所不備・入金確認など)
- よくある質問ページを作り、商品ページからリンク
- メール文面を“短く、要点が見える形”に調整
6〜7日目:売上を伸ばす“1つだけ”施策を入れる
- まとめ買い割引(客単価UP)
- おすすめ表示(ついで買いUP)
- 期間限定セール(動機づけ)
※同時に複数施策を入れると、何が効いたか分からなくなるので「1つだけ」が基本です。
イージーマイショップ公式サイト集客の考え方|ECは「作って終わり」になりやすい
ネットショップは、公開した瞬間が“スタートライン”です。
特にイージーマイショップは「ショップ型」も「カート埋め込み型」も選べるので、集客導線を先に設計しておくかどうかで、伸び方が大きく変わります。
ここでは、初心者がやりやすく、かつ成果に直結しやすい順で整理します。
SEO:商品名任せにしない“入口設計”
SEOの失敗あるあるは、「商品名(指名)」しか入口がない状態です。
指名が少ない初期ほど、入口を“複数レイヤー”で作るのが鉄板です。
入口設計の3レイヤー(初心者でも作りやすい)
- レイヤー1:商品名・型番(指名/最下流)
- レイヤー2:カテゴリ名(例:○○ ギフト、○○ オーダー)(中流)
- レイヤー3:用途・悩み・比較(例:○○ 選び方、○○ 価格差)(上流)
ショップだけでレイヤー3まで全部やろうとすると大変なので、後述の「既存サイト活用(ブログ)」と組み合わせると一気にラクになります。
カテゴリ設計(親子構造)で回遊を作る
カテゴリは「商品を並べる箱」ではなく、回遊とSEOを同時に作る“通路”です。
まずは“親子構造”を最小で作るのがおすすめです。
最小構成の例(迷いにくい)
- 親カテゴリ:用途(例:ギフト/自宅用/業務用)
- 子カテゴリ:シーン(例:誕生日/結婚祝い/記念日)
- 親カテゴリ:タイプ(例:セット/単品/定期)
- 子カテゴリ:価格帯(例:〜3,000円/〜5,000円/〜10,000円)
カテゴリ設計のコツ
- 親カテゴリは「検索される言葉」に寄せる(社内用語にしない)
- 子カテゴリは“選ぶ理由”になる軸にする(価格帯、用途、納期、素材など)
- 1カテゴリの商品数は少なすぎない(初期は「5〜20商品」くらいが見栄え的に安心)
回遊を生む1文テンプレ(カテゴリ上部に置く)
- 「このカテゴリは何が揃うか」
- 「迷ったらこれ」
- 「選び方(比較ポイント)」
この3点だけでOKです(長文は逆効果になりがち)。
検索に強い商品ページの書き方(タイトル/説明/FAQ)
商品ページは「説明書」ではなく、購入の不安を消すページです。
書く順番を間違えなければ、初心者でも十分戦えます。
タイトルの型(まずはこれで十分)
- 【用途/悩み】+【商品タイプ】+【強い特徴】
例:オーダー対応の名入れギフト|最短発送・追加料金が分かりやすい など
説明文で必ず入れる4ブロック
- 何が解決できる商品か(1〜2行で言い切る)
- 仕様(サイズ・素材・セット内容・選択肢)
- 取引条件(送料・納期・返品・保証)
- よくある不安の先回り(注意点・失敗例)
FAQは“問い合わせ削減”が主目的
- 質問は「購入前に迷うポイント」に限定(増やしすぎない)
- 特に効くのはこのあたり
- 納期:いつ届く?急ぎは?
- 送料:いくら?送料無料条件は?
- オプション:追加料金はいつ確定?入力ミスは?
- 返品:どこまでOK?特注品は?
イージーマイショップ側でできる設定の話(最低限)
- titleタグ・descriptionなどのSEO項目は、管理画面から設定できます。
- ただし、meta keywordsはGoogle検索のランキングでは使われないので、工数をかけるなら「タイトル・説明・本文(商品説明)」に集中した方が効率的です。
指名検索を増やす施策(レビュー・比較・ストーリー)
SEOの最終形は、指名検索が増えることです。
指名が増えると、広告費や価格競争に巻き込まれにくくなります。
指名を増やす“3つの作り方”
- レビュー:写真付き/用途が分かるレビューを集める(文章より「状況」が伝わる)
- 比較:同シリーズの違いを1枚の比較表で示す(迷いを減らす)
- ストーリー:なぜこの仕様なのか(素材・工程・失敗談)を短く入れる
ポイントは「盛る」ではなく、事実を増やすこと。
サイズ、重量、素材、製造・保管、梱包、検品、保証――このあたりが積み上がるほどE-E-A-Tが強くなります。
SNS:Instagram中心の導線設計
SNSは「投稿が伸びる」より、購入まで迷子にしない方が成果に直結します。
特にInstagramは、導線の作り方が固定化しやすいので初心者向きです。
投稿→商品ページ→購入までの“迷子”を減らす
迷子ポイントはだいたい3つです。
迷子ポイントと対策
- 投稿から商品ページに行けない
→ プロフィール導線を「1リンク」に寄せる(商品一覧 or 企画ページ) - 商品ページで迷う(選択肢が多い/何を買えばいいか分からない)
→ 「迷ったらこれ(人気セット)」を先に見せる - カートで離脱(入力が多い/送料が最後に出て驚く)
→ 入力項目を必要最小限に/送料・納期は商品ページ上で先に見せる
イージーマイショップでのInstagram連携の考え方
- Instagramショッピング(Facebookカタログ)に商品情報を登録するための連携機能が用意されています。
- ただし、Instagram/Meta側の設定や審査が必要なので、「連携機能を入れたら即タグ付けできる」ではありません。
- 先に“売れる投稿”を作ってから連携しても遅くないので、焦らなくてOKです。
広告・外部導線:小さく検証して伸ばす
広告は「勝ち筋が見えたら増やす」が鉄則です。
最初から大きく回すと、改善ポイントが特定できずに燃えやすいです。
リターゲティング/商品フィード/計測の基本
初心者がまず押さえるべきは、計測→再訪→フィードの順です。
1)計測:まず“買えた人”を正確に数える
- 何を広告に使うにせよ、購入完了が計測できないと改善できません。
- イージーマイショップは、ページごとにトラッキングコードを追加する設定が用意されています。
2)リターゲティング:いきなり新規より強い
- 初期はブランド力が弱いので、初回訪問で買わない人が多いのは普通です。
- 「見た人にもう一度出す」だけで、少額でも改善が出やすいです。
3)商品フィード:商品数が増えるほど効く
- Googleショッピングは、管理画面のオプション(アドイン)から連携でき、商品ごとにフィード項目を調整する設定も用意されています。
- フィードは“商品説明の質”が効きます。短すぎる説明だと配信の幅が狭くなりがちなので、最低限の仕様と用途は入れておくと有利です。
既存サイト活用:ブログ・HPに購入導線を足す
「集客はブログ(検索)」「購入はカート」という分業は、初心者でも再現性が高いです。
特に、すでにWordPressやHPがあるなら強力です。
「購入ボタン」設置で売れるページの条件
カートボタンを貼るだけで売れるページには共通点があります。
売れるページの条件(最低限)
- 読者の目的が明確(例:比較して決めたい/仕様を確認したい)
- 購入前の不安が解消されている(送料・納期・返品・保証)
- “誰にどれが合うか”が書かれている(おすすめの出し分けがある)
- ボタンの位置が適切(基本は3点)
- 冒頭(結論直後)
- 比較・仕様の直後
- 記事末(最後の後押し)
やりがちなNG
- ボタンだけがある(商品説明が薄い)
- 送料や納期がどこにも書いていない
- 選択肢が多いのに、選び方がない
イージーマイショップは、カートボタン用のタグ(コード)を取得して、自分のサイトに貼り付ける形で導線を作れます。
「売れる記事」を持っている人ほど、この方式は伸びが速いです。
他社比較|BASE・STORES・Shopify等と迷ったときの判断軸
「どれが一番いい?」は、実は “何を優先するか”で答えが変わるタイプの比較です。
ここでは、初心者が失敗しにくいように 判断軸 → タイプ別おすすめ → 勘違いポイントの順で整理します。



比較の前提:何を優先すると失敗しにくい?
迷ったときは、次の3点だけ先に決めるとブレません。
- 売上の見込み:月商(ざっくりでOK)
- 売り方の難しさ:オプション・セット・定期などが必要か
- 運用リソース:自分(自社)で触れる時間・制作体制があるか
そのうえで、以下の判断軸を見ていきます。
総コスト(固定費×手数料)
ECのコストは「月額」だけでなく、売れるたびに差し引かれる手数料が効いてきます。
まずは式で考えるのが一番早いです。
ざっくり式
- 総コスト = 月額固定費 +(決済手数料 × 売上)+(注文ごとの固定手数料 × 注文数)
主要サービスの“お金の構造”早見(目安)
| サービス | 固定費 | 変動費(代表例) | 初期費用の考え方 |
|---|---|---|---|
| イージーマイショップ | 有料は月額あり(無料も可) | 決済手数料(プラン/決済で変動)※無料は注文ごとの固定手数料あり | 有料は初期費用あり |
| BASE | 月額0 or 有料プラン | 決済手数料+サービス利用料(プランで変動) | 初期0 |
| STORES | 月額0 or 有料プラン | 決済手数料(プラン/決済で変動) | 初期0 |
| Shopify | 月額あり(段階制) | 決済手数料+(外部決済利用なら追加手数料) | 初期0 |
初心者向けの読み方
- 月商が小さいうちは「固定費が低い」ほうが心理的にラク
- 月商が伸びたら「手数料が低い」ほうが効いてくる
- さらに、注文単価が低いほど「注文ごとの固定手数料(◯円/注文)」が地味に効きます
簡易シミュレーション例(イメージ)
- 平均客単価が5,000円で、月20件売れる(=月商10万円)
- “月額0だけど手数料が高め”と、“月額ありで手数料が低め”が逆転するケースが出てきます
→ なので、比較の第一歩は 「月商」「客単価」「注文数」の3つを置くことです。
販売の複雑さ(オプション/セット/定期)
ここは、イージーマイショップが「刺さる/刺さらない」を分ける重要軸です。
- オプションが多い(名入れ、サイズ、追加料金、依頼内容の入力など)
- セット販売で在庫連動させたい
- 定期・頒布などの継続販売を組みたい
- 既存サイトに“カートに入れる”だけ付けたい
このあたりがあるなら、最初から「複雑な売り方に耐える設計か」で選ぶのが安全です。
あとから仕組みを変えるのは、移行コストが大きいからです。
デザイン自由度と運用負荷
ここは「自由度」と「手間」がトレードオフになりやすいところです。
- テンプレ中心でサクッと
→ 時間は節約できるが、独自性は出しづらい - 自由に作り込む
→ ブランドは作れるが、制作・保守コストが増えやすい
初心者はまず “売れる最小構成”を作り、売上が立ってから作り込む方が失敗しにくいです。
(最初から完璧を目指すと、公開が遅れて検証ができません。)
集客のしやすさ(SEO/SNS/広告)
集客はサービス単体というより、「運用の組み合わせ」で決まることが多いです。
- SEO:カテゴリ設計・商品説明・FAQの作り込み
- SNS:導線の単純化(投稿→商品→購入)
- 広告:計測→リターゲ→商品フィードの順で小さく検証
どのサービスでも可能ですが、
“何をどこまで自力でやるか”(ブログ併用、広告併用、制作外注など)で適性が変わります。
タイプ別おすすめ早見
個人の小規模スタート
おすすめの考え方
- 月商がまだ読めない → 固定費を抑えて検証
- ただし、オプションが複雑・セット・定期が必須なら最初から対応できる土台を選ぶ
向きやすいパターン
- まずは出して反応を見る:BASE / STORES(固定費を抑えやすい)
- 売り方が複雑で、最初から設計が必要:イージーマイショップ(オーダーメイド・セット等を前提に組みやすい)
専門店・中小企業の本格運用
本格運用は「集客」「運用」「拡張」が並行で進むので、次のどちらを重視するかで分かれます。
- 売り方の設計(オプション/セット/定期)を強くしたい
→ イージーマイショップがハマりやすい - 拡張や高度な運用(チーム運用、外部連携、機能追加)を前提にしたい
→ Shopify が候補になりやすい(ただし運用負荷は上がりやすい)
既存サイトにカートだけ追加したい
このケースは「既存サイトの集客力を活かす」のが最優先です。
つまり、必要なのは “ショップ一式”ではなく購入導線です。
- 既存のブログ/HPに「購入ボタン」を貼って売りたい
- 商品ページは既存側にあり、カート機能が欲しい
この用途に合わせたモードやプランがあるサービスを選ぶと、最短で形になります。
比較でよくある勘違い(“機能が多い=勝てる”ではない)
最後に、失敗パターンを先に潰しておきます。
- 機能が多いサービスを選んだのに、使いこなせず公開が遅れる
→ まずは「売れる最小構成」で出して改善する方が強いです。 - 月額が安い/無料だけで決めて、売れた後の手数料で伸び悩む
→ 月商が伸びるほど“手数料差”が効きます。 - 移行を軽く考える
→ 商品データ、URL、顧客、決済、メール、SEO…移行は想像以上に工数がかかります。 - “デザインがきれい”だけで選ぶ
→ 売上に効くのは、写真・説明・FAQ・導線・決済体験です。まずはそこを固めるのが先です。
評判・口コミの読み解き方|良い/悪いの原因を分解する
口コミは、同じサービスでも 「使い方」「売っている商品」「選んだプラン」 で評価が真逆になりやすい分野です。
なので結論から言うと、口コミは“点”で見ずに、原因を分解して自分の条件に当てはめるのが正解です。
まずは読み解きの手順を、最短で。
- ステップ1:口コミを 「何につまずいたか/何に満足したか」 で分類する
- ステップ2:公式情報で裏取り(仕様・制限・料金・サポート)
- ステップ3:自分の販売条件(商品数、画像量、オプション、定期、集客導線)に引き直す
満足につながりやすいポイント(なぜ評価される?)
口コミで高評価になりやすいのは、だいたい次のような“目的”を持っている人です。
1)「売り方の設計」が最初から必要な人ほど評価が上がりやすい
イージーマイショップは、単に商品を並べるだけでなく、
- セット販売
- オプション選択(名入れ・追加料金など)
- 定期・頒布
など、売り方が複雑な店ほど恩恵が出やすい傾向があります。
2)ショップ型とカート埋め込み型を使い分けたい人に刺さりやすい
- 「まずは簡単にショップを作る」
- 「既存サイトに購入導線だけ足す」
この2つの発想を分けて持っている人は、満足しやすいです。
(“作り込みたいページは自社サイト、決済はカート”の分業ができるため)
3)無料で試してから判断できる安心感がある
初期費用や月額が気になる初心者にとって、無料で挙動を確認できるのは強いです。
ただし、後述する通り「無料はずっと無料で運用する」より、試運転→必要に応じて有料へのほうが失敗が少ないです。
4)サポートの“場”が複数ある(問い合わせ・ガイド・掲示板)
公式のヘルプや掲示板があるため、「まず自力で調べて進める」タイプには相性が良いです。
一方で、コンサルのように伴走してほしい人は、期待値を調整した方が安全です(次章で解説)。
不満が出やすいポイント(どこでつまずく?)
不満が出る原因は、だいたい次の2パターンに収束します。
- プランの前提(無料の制約)を理解せずに運用へ入ってしまった
- デザイン・拡張に“他サービスと同じ期待”を置いてしまった
ここを分解して見ていきます。
無料プランの制約が運用で効いてくる場面
無料プランは便利ですが、口コミで不満になりやすい“地雷ポイント”があります。
代表例はこの3つです。
1)容量(画像)で詰まる
無料プランは容量が小さいため、画像が増えると早めに限界が来ます。
特に次の店は要注意です。
- ハンドメイドで「写真枚数が多い」(角度・使用例・サイズ比較など)
- 色やサイズが多く、バリエーション画像が増える
- ブログのように“長めの商品説明+画像”を載せたい
対策(現実的に効く順)
- 画像を「必要な情報」に絞る(枚数を減らす)
- 画像の容量を最適化する(画質を落としすぎない範囲で軽量化)
- 商品数・写真量が増える見込みなら、早めに有料プランを検討する
2)使いたい“売り方機能”が無料では使えないことがある
無料は「販売の基本」はできますが、
オーダーメイド販売や会員機能などが制限されるため、やりたいことが明確な人ほど不満になりがちです。
- 「名入れの入力欄をちゃんと作りたい」
- 「会員限定で価格を変えたい」
- 「定期・頒布を本格運用したい」
こういう設計が最初から必要なら、無料で引っ張りすぎるほど遠回りになります。
3)決済手数料の“体感”が売上フェーズで効いてくる
無料プランは、特定の決済(イージーペイメント)で 注文ごとの固定手数料が加わるため、
- 低単価(小額)
- 注文数が多い
このタイプの店ほど「思ったより引かれる」と感じやすいです。
逆に、高単価や定期は吸収しやすいこともあります。
なので口コミを見るときは、必ず「その人の客単価・注文数」を想像してください。
4)サポートの期待値ズレ
無料プランではサポート方法が限られ、口コミが割れやすいポイントです。
- 自力で調べて進めたい人 → そこまで不満にならない
- すぐ電話で解決したい人 → 不満になりやすい
「サポートが悪い」と感じた口コミは、サポートの形(メール中心か、電話があるか)とセットで読むと誤解が減ります。
デザイン・拡張に期待しすぎると起きること
ここも口コミが割れる大きな理由です。
よくあるズレはこの2つです。
1)テンプレをいじれば“完全にオリジナル”が簡単に作れると思ってしまう
テンプレは“整った見た目”を最短で作れる反面、
サービスによっては「ここから先はコードや設計力が必要」な境界があります。
- 余白や文字サイズを完璧に揃えたい
- ブロック配置を自由自在にしたい
- LP風に作り込みたい
このレベルを求めるなら、どのサービスでも結局は
HTML/CSSの知識 or 外注が現実的になります。
(テンプレの範囲で満足できるかどうかが分かれ目です)
2)アプリ追加で何でも拡張できる前提で選ぶと、比較軸がズレる
Shopifyのように“アプリでどんどん拡張する文化”のサービスと比べると、
「拡張の考え方」は同じではありません。
- 何でも後からアプリで足したい → 拡張エコシステムが強いサービスが向く
- 最初から売り方の機能が揃っている方がいい → イージーマイショップが向きやすい
口コミで「拡張が弱い」と感じる人は、前提が“アプリ拡張ありき”なことが多いです。
そこを見抜けると、口コミに振り回されにくくなります。
“自分の条件”に引き直すチェック項目
最後に、口コミを読んだ後に必ずやってほしい「自己診断チェック」を置きます。
これに◯が多いほど、口コミの“良い面”が自分にも再現されやすいです。
販売設計
- □ 名入れ・オプション・追加料金など、注文が複雑になりやすい
- □ セット販売やまとめ買いで客単価を上げたい
- □ 定期・頒布のような継続販売も視野にある
- □ 売り切れ時も「再入荷リクエスト」などで取りこぼしを減らしたい
商品規模・画像
- □ 写真が多い(使用例・比較画像が必須)
- □ バリエーションが多く、色/サイズごとに画像が増える
- □ 商品点数が増える見込みがある(数十〜)
→ ここに当てはまるなら、無料で引っ張るより 有料前提で試算した方が失敗が少ないです。
集客導線
- □ InstagramなどSNSから流す導線を作りたい
- □ 検索(SEO)も取りたい(カテゴリ・FAQまで作る)
- □ 既存ブログ/HPに購入ボタンを付けて売りたい
→ 「既存サイト × カート」の分業ができる人は、相性が良くなりやすいです。
運用リソース(ここ重要)
- □ ある程度は自力で調べて設定できる(ヘルプ・掲示板を使える)
- □ デザインに強いこだわりは“最初は”持たない(まず売る)
- □ 売れてから外注/作り込みを検討する方針にできる
口コミの結論の出し方(おすすめ)
- 口コミは「良い/悪い」で判断しない
- “自分が同じ条件なら同じ不満が出るか?”で判断する
- 不安が残る点は、必ず公式の仕様で確認してから決める
安心して選ぶための信頼性チェック
イージーマイショップを「安心して使えるサービスか」を判断するには、機能の多さよりも、次の3点を先に確認すると失敗しにくいです。
- 運営会社の透明性(誰が運営し、どこに問い合わせできるか)
- セキュリティの土台(通信・決済・管理画面の守り)
- トラブル時の運用設計(バックアップと権限管理が回るか)
以下、初心者でも“見落としにくい順”に整理します。
運営会社・サポート体制の確認ポイント
まずは「運営実体」と「困ったときの逃げ道」を押さえます。ここが曖昧だと、いざという時に詰みます。
運営会社で最低限チェックする項目
- 運営会社名が公式に明示されているか(会社情報・プレスリリース等)
- サービスが継続してアップデートされているか(更新履歴・ニュース)
- 個人情報保護方針・セキュリティ方針が公開されているか
サポート体制で確認する項目(期待値のズレ防止)
- サポート範囲が「操作方法・機能説明」中心か(運営コンサルまで含むのか)
- 問い合わせ窓口が複数あるか(ヘルプ/掲示板/フォーム等)
- 連絡手段が自分の運用に合うか(文章でやり取りできるか、急ぎのときの手段はあるか)
💡ポイント
サポートの厚みは「良し悪し」ではなく相性です。
自力で調べながら進めたい人はヘルプと掲示板が強いほど安心。一方、伴走型のコンサル支援を求める場合は、別の手段(制作代行・外部パートナー)を用意しておく方が現実的です。
セキュリティ・個人情報保護で見ておく項目
安全性は「1つ強い機能がある」より、土台が積み上がっているかで判断します。
土台として見ておきたいチェックリスト
- 通信の暗号化:ショップページだけでなく、購入導線全体が保護される設計か
- 脆弱性対策:外部機関の診断など“第三者チェック”があるか
- 管理画面の防御:権限分離、ログ、IP制限など「内部不正・誤操作」対策があるか
- 個人情報保護:運営会社としての方針・管理体制(ISMS等)が明示されているか
また、サービス側がどれだけ対策していても、店舗側での取り扱いが甘いと事故が起きます。
規約・ガイド上も、加盟店側の安全管理(社内ルールや教育など)が求められる前提で運用を組み立てるのが安全です。
決済の安全性(3Dセキュア等)
決済まわりは「不正利用を防ぐ」と同時に「購入体験を壊さない」ことが重要です。
3Dセキュア(本人認証)で押さえるポイント
- 3Dセキュアは、カード会社側のリスク判定により追加認証が必要になることがある(なりすまし対策)
- 認証は状況により出たり出なかったりする(=購入導線のテストで必ず確認)
- 定期購入など継続課金がある場合、2回目以降の扱いも仕様を確認しておく
不正対策は“レイヤーで考える”と強い
- 3Dセキュア(本人認証)
- セキュリティコード入力+カード会社のリスク判定
- 必要に応じて海外発行カードの利用制限など追加策
✅初心者がやるべき最短アクション
- 公開前に、スマホでテスト購入(3Dセキュア画面遷移も含めて)
- 認証に失敗した時の案内文(「戻る」「再試行」など)を想定して、問い合わせテンプレを作る
管理画面の権限・ログイン対策
ECの事故は「外部攻撃」だけでなく、権限の持たせ方ミスとパスワード共有でも起きます。ここを先に潰すだけで安全度が上がります。
権限設計の基本(小さく始めても必須)
- 管理者アカウントを共有しない(個人ごとにIDを分ける)
- 作業者には「必要最小限の権限」だけ付与する(最小権限)
- 退職・外注終了時に権限を速やかに削除する(これ大事)
守りを固める具体策
- 副管理者を作り、閲覧/編集などの権限を役割別に切り分ける
例:受注担当は「注文周りだけ」、商品登録担当は「商品周りだけ」 - ログイン履歴を定期的に確認し、見覚えのないアクセスがないかを見る
- 必要に応じて 管理画面のログインIP制限を使い、アクセス元を絞る
(社内固定回線で運用できる場合は特に有効)
パスワード運用の最低ライン
- 12〜16文字以上、使い回し禁止
- 可能ならパスワードマネージャーで管理
- 共有が必要なら「共有方法(ツール)までルール化」して、口頭・チャット直貼りを避ける
トラブル時に困らない運用ルール
「何かあった時に戻れる」設計があると、運用の安心感が段違いです。
初心者ほど、ここを最初に決めておくと後がラクになります。
バックアップ/変更履歴/担当者引き継ぎ
バックアップの基本方針
- 定期的にデータを落とす(“もしも”の保険)
- 大きな変更の前後で必ずバックアップ(復旧ポイントを作る)
最低限バックアップしておきたいもの
- 商品データ(CSV)
- 会員データ(CSV)
- 注文データ(CSV)
- 商品画像(別途まとめて扱う設計になりやすいので注意)
- テンプレート(デザイン)データ(可能ならzipで保管)
おすすめ運用(初心者でも回る)
- 月1回:定期バックアップ(CSV+テンプレ+画像)
- 変更前:セール設定/送料改定/テンプレ編集などの前に追加バックアップ
- 保管先:社内共有ストレージ(権限管理あり)+ファイル名ルール
例:2026-01-15_orders.csvのように日付を先頭に
変更履歴は“機能に頼り切らない”のが安全
- ログイン履歴はシステム側で追えるとしても、
「誰が・何を・なぜ変えたか」は別途残した方が事故が減ります。 - Googleスプレッドシート等でOKなので、以下だけ固定で書くのがおすすめです。
- 変更日 / 変更者 / 変更内容 / 影響範囲 / 元に戻す方法
引き継ぎで困らない最低セット
- 管理画面:主管理者/副管理者の一覧(役割と権限)
- 決済:契約状況、入金サイクル、問い合わせ先
- 配送:送料ルール、発送フロー、利用配送会社
- テンプレ:どこをカスタムしているか(触ってはいけない箇所)
- 連絡:顧客対応テンプレ(納期遅延、住所不備、返品など)
よくある質問(FAQ)
初心者でも本当に運営できる?
できます。とはいえ「何も知らなくても勝手に売れる」タイプではなく、最初に決めるべきこと(送料・納期・返品など)を先に固めるほど、運営がラクになります。
運営のハードルを下げるコツは、この順番です。
- ✅ 商品情報の型を先に作る(商品名/価格/送料/納期/注意事項/FAQ)
- ✅ 決済と配送を先に整える(「買える状態」を最短で作る)
- ✅ テスト注文で自分が迷わないか確認(スマホでの購入体験もチェック)
- ✅ 困ったら「ヘルプ → 掲示板 → 問い合わせ」の順で詰まりを潰す
また、サポート範囲は“操作方法中心”で、コンサル的な伴走ではない点は理解しておくとミスマッチが減ります。
無料のままでも売れる? どの段階で有料にすべき?
結論:無料でも販売は可能です。ただし、無料は「固定費0で試す」代わりに、条件によっては1件あたりの決済コストが高くなりやすいので、売れ始めたら“損益分岐”で判断するのが合理的です。
無料→有料の判断をシンプルにする(ざっくり式)
- (無料時の決済コスト − 有料時の決済コスト)× 注文数
が、月額+初期費用(必要なら)を上回るなら、有料化の検討タイミングです。
例:平均注文単価が5,000円の場合(超ざっくり)
- 無料(イージーペイメント利用時):5,000×5%+40円=290円/件
- 有料(同決済の料率を前提):5,000×3.57%=約179円/件
→ 差は 約111円/件
たとえば月50件なら 約5,550円 分の差。ここに月額が収まる(または機能価値が上回る)なら有料が視野に入ります。
逆に、無料のままが強いケース
- 月の注文がまだ少ない(まずは商品と導線の検証が先)
- 価格・訴求・写真など、CVR改善の伸びしろが大きい(固定費より改善が効く)
売上の入金タイミングは?
運用で混乱しやすいので、ポイントだけ整理します。
- 課金額の確定タイミング
- クレジット:発送処理の時点
- コンビニ:購入者が店頭で支払った時点
- 入金タイミング
- 原則:翌月末に入金(月末が休業日の場合は前営業日)
- 入金時の費用
- 入金手数料が毎回発生(定額)
- 早めに入金したい場合
- 月2回精算オプションがあり、条件を満たすと翌月15日にも入金されます
(ただし、追加の手数料条件があるため、資金繰り目的で“必要な月だけ”使う考え方が安全です)
- 月2回精算オプションがあり、条件を満たすと翌月15日にも入金されます
他サービスから移行する際の注意点は?
移行は「商品データを入れる」より、“運用ルールを崩さない”のが重要です。失敗しやすいポイントだけ先に潰すとスムーズです。
注意点チェックリスト
- ✅ SKU(商品コード)・バリエーション設計を先に統一
旧カートと新カートで「選択肢の持ち方」が違うと、移行後に在庫やオプション価格が崩れます。 - ✅ 画像の命名・枚数・容量の運用ルールを決める
途中からルールが変わると、更新が地獄になります。 - ✅ 会員・注文データの扱いを決める
「会員は引き継ぐ/注文履歴は旧側で保管」など、法務・CSも含めて方針が必要です。 - ✅ CSV編集は事故りやすい
“表計算ソフトでの編集”で形式が崩れて取り込みエラー、が典型パターン。編集手順を固定してください。
SEOの観点(地味に重要)
- 旧サイトの商品ページが検索流入していた場合、URLが変わると影響が出ます。
旧URL→新URLの誘導(リダイレクト等)を設計できるかは、移行前に必ず確認してください。
(難しければ、まずは「既存サイトに購入導線だけ追加」→段階的に移行、のほうが安全です)
商品が売れないとき、最初に直すべき場所は?
「集客が弱い」のか「来てるのに買われない」のかで、打ち手が変わります。まずここだけ見てください。
1分でできる切り分け
- アクセスが少ない → 入口(SEO/SNS/広告)の問題
- アクセスはあるのに売れない → 商品ページ〜購入導線(CVR)の問題
CVR側で最優先の改善ポイント(上から順に効きやすい)
- ✅ 1枚目の写真(スマホで見て“何が得か”が即伝わるか)
- ✅ 送料・納期・返品がファーストビュー付近で分かるか
→ ここが曖昧だと、ほぼ確実に離脱します - ✅ オプション選択が複雑すぎないか(名入れ等は特に)
→ 選択肢が多いほど「不安」を減らす説明が必要 - ✅ 購入までのストレス(決済手段/入力項目/エラーの出方)
- ✅ 信頼情報(特商法・会社情報・問い合わせ・レビュー/事例)
→ 高単価ほど“安心材料”が売上に直結します
まとめ|迷ったらこのチェックリストで決める
イージーマイショップは、ひとことで言うと 「売り方の設計(オプション・セット・定期など)と、既存サイトへのカート導線追加が得意なEC」 です。
一方で、テンプレ数や“アプリ拡張ありき”で最短構築したい人は、他サービスのほうがストレスが少ないこともあります。
そこで最後は、迷いを終わらせるためのチェックリストに落とし込みます。
3分診断:あなたの最適解(イージーマイショップ/他サービス)
次の質問に「はい」が多いところが、あなたの最適解です(直感でOK)。
1)売り方が複雑になりやすい
- □ 名入れ・追加料金・依頼内容など、入力や選択肢が多い商品を売りたい
- □ セット販売(在庫連動や見せ分け)を使って客単価を上げたい
- □ 定期/頒布など継続販売を設計したい
- □ 予約・取り寄せ・再入荷通知などで取りこぼしを減らしたい
→ YESが2つ以上なら:イージーマイショップ寄り ✅
2)集客の“主戦場”がすでにある
- □ WordPress/自社サイト/ブログ/LPなど、すでに集客導線がある
- □ 「ショップ一式」より、購入ボタン(カート)だけ足したいページがある
- □ 既存ページのデザインは崩したくない(購入だけ外出ししたい)
→ YESが1つでもなら:イージーマイショップ(カートモード/カートプラン)寄り ✅
3)コストの考え方が「固定費より検証優先」
- □ まずは固定費を抑えて、最小構成でテストしたい
- □ 月の注文数・月商がまだ読めない
- □ “機能よりスピード”で、まず公開して改善したい
→ YESが多いなら:まずは固定費が軽い選択肢(無料〜低固定費系)も候補
ただし上の「1)売り方が複雑」に当てはまるなら、最初からイージーマイショップで土台を作る方が遠回りになりにくいです。
4)作り込み・拡張を前提にしている
- □ 越境/多言語/高度な拡張を前提にしたい
- □ 外部アプリを追加して仕組みを“後から”広げたい
- □ 開発/制作の体制があり、運用負荷が増えてもOK
→ YESが多いなら:拡張エコシステムが強いサービスも比較対象(ただし運用負荷は上がりやすい)
最終決定チェックリスト(これで迷い止め)
最後に、これだけ見て決めるとブレません。
- □ 売り方(オプション/セット/定期)が実現できる
- □ カート導線(既存サイト利用 or ショップ型)が自分の戦い方に合う
- □ 総コスト(月額+決済手数料+入金手数料)が売上規模に合う
- □ 信頼性(特商法・個人情報・SSL・管理権限)が不安なく整う
- □ 運用(テスト注文・メール・配送・権限)が無理なく回る
✅ 5つ中4つ以上○なら、その選択はかなり堅いです。
始める場合の最短アクション(今日やること)
「今日は何をすればいい?」を、最短で“売れる状態”に寄せた順番でまとめます。
今日やること(60〜90分のイメージ)
- 売る商品の型を決める(10分)
- 価格、送料、納期、返品条件を“仮でいいので”文章化
- 商品説明テンプレ(用途→特徴→仕様→注意点→FAQ)を1つ作る
- ショップ設定で信頼情報を埋める(10分)
- 店舗情報、特商法、プライバシーなど「空欄を残さない」
- ここが整うだけで、購入前の不安が減ります
- 決済→配送→税→通知メールの順に最低限入れる(20分)
- 最初は支払い方法・配送方法を増やしすぎない
- 注文確認/入金確認(必要なら)/発送連絡の3通だけ整える
- テスト注文を1回通す(15分) 📱
- スマホで「商品ページ→カート→決済→メール受信」を確認
- 送料が想定どおりか、途中で迷わないかを見る
- 公開後の“改善メモ”を作る(5分)
- 直す場所を迷わないために、次の3項目だけメモ
- 入口(どこから来る?)
- 商品ページ(どこで迷う?)
- カート(どこで離脱する?)
- 直す場所を迷わないために、次の3項目だけメモ
既存サイトがある人の最短ルート(カートだけ追加)
「ショップを作る」より早いのがこのルートです。
- ① カートモードに切り替える
- ② カートボタン用コードを取得
- ③ 既存ページに貼る(※ httpsのページで運用)
- ④ テスト注文で動作確認
“集客はブログ/LP、購入はカート”に分業できると、初動がかなり速くなります。
迷いが残る人向け:今日の結論の出し方
最後に、迷いがちな人はこの順で決めると止まります。
- 売り方が複雑?(YESならイージーマイショップ寄り)
- 既存サイトで売る?(YESならカートモード寄り)
- 注文が増えそう?(増えるほど“総コスト”差が効く)
- まずは無料でテスト→数字が出たら有料へ(この流れが最も堅い)
