無料ホームページ作成の教科書|目的別おすすめ・失敗しない作り方と運用の全手順
「できればお金をかけずにホームページを作りたい」──そう思って調べ始めたものの、意外とすぐに手が止まりませんか?
「無料って書いてあるけど、広告が出たり制限が多かったりしない?」
「独自ドメインは結局いくらかかるの? 後から移行が面倒って本当?」
「Wix、Canva、STUDIO、Googleサイト…結局どれが初心者向きなの?」
「見た目は作れても、検索で見つからないなら意味がない…無料でもSEOはできる?」
「店舗・会社サイトとして“ちゃんとして見える”最低限のページって何?」
「作ったあと更新が止まりそう。運用まで含めて失敗しない方法が知りたい」
無料でホームページを公開すること自体は、今ではそれほど難しくありません。
ただし、無料には必ず「条件」があり、目的とズレた選び方をすると “作れたのに集客できない/後から詰む” という状態になりがちです。
そこで本記事では、ランキングに流されず 「目的に合うツールを選び、最短で公開し、集客と信頼を積み上げる」 ための全手順を、初心者向けにまとめました。
- 無料が成立する仕組みと、見落としやすい実質コスト
- 4つの作り方(ノーコード/ブログ型/共同編集向き/自作)と向き不向き
- 目的別おすすめの考え方(店舗・会社・採用・LP・ブログ・EC/予約など)
- 無料でも伸ばせるSEOの基本と、E-E-A-Tを高める信頼設計
- よくある失敗と回避策、そして有料へ切り替える判断基準
読了後には、「あなたの目的ならこの方法が最短」「今は無料でOK/ここだけは課金すべき」が判断でき、迷わず一歩を進められるはずです。
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このページで解決できること(まず押さえる結論)
「ホームページ作成 無料」で調べている人の多くは、次のどれかを今すぐ解決したいはずです。
- 無料で公開できるのか?(結局どこまで0円でいける?)
- 何を選べば失敗しない?(ツールが多すぎて決められない)
- ビジネスでも使える?(信用・SEO・集客が心配)
結論としては、無料で“公開”までできるケースは多い一方で、無料には必ずと言っていいほど「制限」があります。しかも最近は、無料での公開枠が変わったサービスもあるため、選び方を間違えると「作ったのに公開できない/信用が落ちる/後でやり直し」になりがちです。
無料で公開はできる:ただし“制限の種類”を先に理解すると失敗しない
無料で「作れる」だけでなく、無料で「公開し続けられる」かが重要です。ここを曖昧にすると、時間が無駄になりやすいです。
まず知っておきたい:無料プランに多い制限
| 制限の種類 | ありがちな状態 | 困るポイント | 現実的な対処 |
|---|---|---|---|
| ドメイン | 共有サブドメイン(例:〜.wixsite / 〜.jimdosite 等) | 信用面・名刺/広告に載せづらい | 独自ドメインへ移行 |
| 広告/ロゴ表示 | フッター等に表示される | 企業・店舗だと不安に見える | 広告非表示プランへ |
| 公開枠/ページ数 | 上限が小さい、または公開枠自体がない場合も | そもそも公開できない | 公開条件を事前確認 |
| 機能 | フォーム、解析、SEO設定、予約/決済が弱い | 集客や改善が進まない | 目的に合うツールにする |
“無料で公開”の落とし穴(ここが一番大事)
- 無料で公開できるツールもある
例:Wixは無料で作成・公開が可能だと案内しています(ただし無料特有の条件は要確認)。
Jimdoも無料プランを用意しています(サブドメイン等の条件あり)。
Canvaも無料ドメインでの公開枠を案内しています。 - “無料で公開”が前提でない(または変更された)サービスもある
ペライチは、2025年10月1日以降、フリープランで公開できるページ上限が0という案内が出ています。つまり「無料で作っても、公開ができない」前提になり得ます。 - 無料は“試用”として位置づけられているケースも多い
例:STUDIOは、独自ドメイン接続での公開が月額590円からという料金案内があり、無料はお試し用途として使いやすい設計です。
先にチェックするべき3点(初心者向けチェックリスト)
無料で始める場合でも、登録前にここだけ見れば事故が減ります。
- 公開できるURLの形:独自ドメインが必要か/サブドメインでOKか
- 広告表示の有無:ビジネス用途なら特に重要
- 公開枠(ページ数・サイト数):そもそも公開できるかを最優先で確認
無料が向く人/最初から有料を検討した方がいい人
無料が悪いわけではありません。向き・不向きがはっきりしています。
無料が向く人(0円で始める価値が高い)
- まずは試作品(プロトタイプ)を作って、方向性を固めたい
- 個人のポートフォリオや、短期のイベント告知など「軽い目的」
- デザインよりも、まず情報を置く場所が欲しい
- 近い将来は有料でもOKだが、今は検証が最優先
✅このタイプは、無料の制限を理解したうえで「まず公開して反応を見る」戦略がハマります。
最初から有料を検討した方がいい人(遠回りを防げる)
- 店舗・会社の公式サイトなど、信用が最重要(広告表示が致命的になりやすい)
- 名刺・チラシ・SNS広告に使うので、独自ドメイン必須
- SEOで集客したい/採用にも使うなど、長期運用が前提
- 予約・決済・会員など、機能が成果に直結する
- 社内で更新するので、権限管理・運用体制も含めて整えたい
ビジネス用途での判断基準はシンプルで、「広告なし+独自ドメイン+計測(解析)」が必要なら、有料前提で考える方がブレません。
最短ルート早見:あなたはどの作り方が合う?
迷ったら、「目的」と「必要条件」だけで選びましょう。ツール名を先に決めると失敗しやすいです。
30秒で決める:目的別おすすめルート(早見表)
| あなたの目的 | 最短の選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく今日中に公開したい(1枚でOK) | 1ページ完結型(テンプレが強いもの) | 作業量が最小、公開までが速い |
| 社内共有・共同編集が大事 | 共同編集が得意なタイプ | 情報更新が属人化しにくい |
| デザインにこだわりたい | ノーコード系で編集自由度が高いもの | 見た目の満足度を作りやすい |
| LPを作りたい(問い合わせがゴール) | フォーム・導線が作りやすいもの(ただし公開条件注意) | 「反応」を取る設計がしやすい(※無料公開可否は要確認) |
“無料で始める”ときの現実的な最短ルート(おすすめ)
- 無料で試作(仮公開)して、ページ構成と文章を固める
- 反応が出そうなら、独自ドメイン+広告非表示+解析を優先して有料化
- その後、必要に応じて予約・決済・ブログ等を追加
この順番だと、無料のメリット(スピード)と、有料のメリット(信用・集客)を両取りできます。
今日やるToDo(初心者向け)
- 目的を1行で書く(例:「予約を増やす」「問い合わせを増やす」)
- 最低限のページ構成を決める(トップ/サービス/料金/問い合わせ)
- 運営者情報・連絡先を用意する(E-E-A-Tの土台)
- 公開後にSearch Console/解析へつなぐ前提で、対応可否を確認
「無料」が成立する仕組みと、実質コストの考え方
「無料でホームページを作る」と聞くと、ずっと0円で運用できるイメージを持ちがちです。
ただ実際は、無料プランは“入口(お試し)”として設計されていることが多く、どこかのタイミングで「制限にぶつかる → 有料へ」または「周辺サービスで費用が発生する → 実質コストが出る」流れになりやすいです。
ここでは、初心者がつまずきやすいポイントを先に把握できるように整理します。
なぜ無料で提供できるのか(広告・アップグレード・周辺課金)
無料プランが成立する理由は、ざっくり言うと “無料で使ってもらい、別の形で回収する” 仕組みがあるからです。代表例は次のとおりです。
- 広告表示・クレジット表示で回収
無料の代わりに、ページのどこかに運営側の広告やロゴが表示されます。
✅提供側は露出が増える/利用者はコスト0で試せる、という交換条件です。 - 上位プラン(アップグレード)で回収
「独自ドメインを使いたい」「広告を消したい」「予約や決済を入れたい」など、ビジネス用途に近づくほど有料になりやすい設計です。
例として、独自ドメイン接続が月額課金になるプラン体系を明記しているサービスもあります。 - オプション課金(周辺機能)で回収
本体は無料でも、必要になりやすい機能がオプション扱いのケースがあります。
例:追加フォーム、メール機能、アクセス解析の強化、会員機能、アプリ追加など。 - 決済や販売の手数料で回収(EC/予約/チケット等)
決済は「ツール料金」ではなく、取引ごとの手数料が別で発生することが一般的です。
なので「サイト作成は無料でも、売上が出たらコストが増える」形になります。 - ドメイン/メールなど“周辺サービス販売”で回収
独自ドメイン取得・更新、ビジネスメール、テンプレや素材など、運用に必要な周辺で収益化するモデルです。
⚠️注意したいのは、無料プランの条件は固定ではなく、仕様が変更されることもある点です。
「無料で公開できると思って作ったのに、公開枠が実質なくなった」という事態も起こり得るので、公開条件は必ず先に確認しましょう。
無料プランでハマりやすい制約(独自ドメイン/広告表示/ページ数/機能/サポート)
無料で始めるときに、初心者が「え、そうなの?」となりやすい制約を、困り方 → 影響 → 回避策でまとめます。
| 制約 | 困り方(初心者あるある) | 影響 | 回避策 |
|---|---|---|---|
| 独自ドメイン不可(サブドメインのみ) | 名刺に載せにくい/覚えにくいURLになる | 信用・ブランディングに不利になりやすい | 独自ドメイン対応プランへ/最初から独自ドメイン前提で選ぶ |
| 広告・ロゴ表示あり | 「公式っぽく見えない…」となる | 企業/店舗だと不安要素になりやすい | 広告非表示プランへ(“信用コスト”と割り切る) |
| 公開枠・ページ数の上限 | 「作れたのに公開できない」ケースも | そもそもサイトが表に出ない | 公開できるページ数・条件を最優先で確認 |
| 機能制限 | フォーム、解析、SEO設定が思うように触れない | 集客改善(PDCA)が回しにくい | 目的に必要な機能が“無料で使えるか”で選ぶ |
| サポート制限 | 困った時に相談しづらい | 作業が止まってしまう | 公式ヘルプが充実しているサービスを選ぶ/有料の優先サポートを検討 |
特に重要なのは次の3つです。
- 公開できるか(公開枠・ページ上限)
- 独自ドメインが使えるか(“信用”に直結)
- 広告表示が残るか(ビジネス用途なら優先度高)
この3点がクリアできないと、時間をかけても「使えるサイト」になりにくいです。
0円で終わらないポイント(ドメイン・メール・予約/決済・素材購入など)
無料で作れても、運用していくと「ここはお金をかけたほうが得」となる項目があります。
いわゆる“実質コスト”は、次の5カテゴリに分けると整理しやすいです。
実質コストが出やすい項目一覧
| 項目 | どんなとき必要? | チェックすること |
|---|---|---|
| 独自ドメイン | 店舗/会社・長期運用・広告出稿・採用など | 接続できるプラン/移行しやすさ/更新管理のしやすさ |
| ビジネスメール | 仕事で問い合わせを受ける/信頼性を上げたい | メール機能の有無/別サービス連携のしやすさ |
| 予約・決済 | 予約制ビジネス/販売・チケット・オンライン決済 | 決済方法/手数料の仕組み/キャンセル対応 |
| 素材・デザイン | 写真の質を上げたい/ロゴが必要/差別化したい | 有料素材の使用範囲/商用利用条件/制作の外注有無 |
| 運用・改善(計測/SEO) | 集客したい/反応を増やしたい | 解析連携(GA4等)/検索設定の自由度/リダイレクト等 |
初心者向け:費用が発生しやすい“タイミング”だけ覚える
- 名刺やチラシを作る段階:独自ドメイン(+できれば広告非表示)
- 問い合わせが増えてきた段階:ビジネスメール、フォーム強化
- 売上が発生する段階:予約/決済、手数料の把握
- 集客を伸ばす段階:解析・SEO設定の自由度(改善のしやすさ)
✅ポイントは、「全部を最初から有料にしない」でもOKなこと。
ただし、“信用に直結する部分(独自ドメイン・広告表示)”だけは、早めに投資したほうが結果的に近道になりやすいです。
無料でホームページを作る4つの方法(メリット・弱点を整理)
「無料で作りたい」といっても、実は 作り方は大きく4パターンあります。
先に全体像をつかむと、ツール選びで迷いにくくなります。
方法1:ノーコード型ホームページ作成ツール
ドラッグ&ドロップなどで、文章・画像・ボタンを配置して作るタイプです。
「とにかく早く、見栄えよく作りたい」初心者に向きます。
向いている人
- まずは名刺代わりのサイトを 短時間で公開したい
- デザインテンプレを使って それっぽく整えたい
- 更新頻度は高くなく、まずは固定ページ中心でOK
メリット
- 操作が直感的で、初心者でも形にしやすい
- テンプレが多く、写真を入れるだけで見栄えが整う
- サーバー管理が不要(作成〜公開まで一体)
弱点(ここでつまずきやすい)
- 無料だと サブドメインになることが多い(URLが長くなりがち)
- 無料だと 広告やロゴ表示が入る場合がある(信用面に影響)
- “無料で公開できるか”はサービスで違い、条件変更もあり得るため要確認
代表例(公式情報で確認しやすいもの)
- Wix:無料で作成・公開できる旨の案内あり
- Jimdo:無料プランの案内あり
- STUDIO:独自ドメイン公開は有料(目安が明記)
- Canva:無料ドメインへの公開が可能、独自ドメイン公開の案内もあり
初心者向けの選び方(最短)
- 信用重視(店舗・会社)→「独自ドメイン」「広告非表示」できるかを最優先
- スピード重視(仮サイト)→ 無料公開できるか+テンプレの作りやすさ重視
- 集客重視 → タイトル/説明文/OGPなど、基本の設定が触れるか確認
方法2:無料CMS/ブログ型(記事更新に強いタイプ)
「ブログを書きながら育てたい」人向け。
記事更新が前提なので、情報発信・SEOの土台作りと相性がいいです。
向いている人
- コラム・お知らせ・ノウハウなど、記事を増やして集客したい
- 「更新し続ける前提」で、サイトを資産化したい
- デザインよりも コンテンツ重視で進めたい
メリット
- 記事を増やしやすく、更新の運用フローが作りやすい
- カテゴリ分けなど、「読み物」に必要な型が最初からある
- 長期目線のSEOに向きやすい(継続が前提)
弱点
- ホームページ用途(固定ページ中心)だと、最初は構成が迷いやすい
→ 先に「トップ/サービス/料金/問い合わせ」など固定ページの型を決めるとラクです。 - 無料プランは機能やカスタマイズに制約が出やすい
→ どこまでが無料で、どこからが有料かを早めに確認しておくのが安全です。
代表例(イメージ)
- WordPress.com:無料プランの案内あり(ホスティング+サブドメインで開始できる旨)
- Blogger:Googleのブログ作成サービス(サブドメイン提供の案内が見つかります)
方法3:シンプル作成(共同編集・社内用途に向くタイプ)
「デザインより、早く共有できるページがほしい」場合の最適解。
社内資料・プロジェクトサイト・簡易LPなどで活躍します。
向いている人
- 複数人で更新したい(共同編集したい)
- 会社・チームの情報を、スピード重視でまとめたい
- サイトというより「公開できる資料」に近い用途(採用情報、イベント案内など)
メリット
- 作るのが速い(迷うポイントが少ない)
- 共同編集が前提のものが多く、運用が属人化しにくい
- テキスト中心で、更新が途切れにくい
弱点
- デザインの自由度は高くないことが多い(こだわるほど限界が出る)
- SEOをガチで伸ばす用途より、情報提供・案内向き
- 独自ドメイン接続は「可能だが手順が必要」など、設定で詰まりやすい
代表例(公式ヘルプで確認できる要素)
- Google Sites:公開手順、独自ドメイン利用に関する公式案内あり
- Notion:ページをWeb公開できる(Notion Sites)公式案内あり。無料プランにも「公開」が含まれる旨の記載があります。
方法4:自作(HTML/CSS)+低コスト運用
「最低限のデザインでいいから、軽くて速い静的サイトを持ちたい」人向け。
少しハードルは上がりますが、仕組みが分かると強いです。
向いている人
- 1〜数ページのシンプルなサイトで十分
- 多少の学習(HTML/CSS)をしてでも、自由度を取りたい
- 将来の乗り換え(移行)も見据えて、資産として持ちたい
メリット
- コードが自分の手元にあるので、引っ越ししやすい
- 余計な機能がない分、表示が速く軽いサイトを作りやすい
- 必要に応じて、フォームや予約などを外部サービスで足していける
弱点
- 最初に「作り方」を覚える必要がある(完全初心者には負担)
- 更新を仕組み化しないと、結局放置になりがち
- 画像最適化やリンク管理など、地味な運用が重要
無料〜低コストで運用しやすい代表例(公式情報あり)
- GitHub Pages:独自ドメイン設定・HTTPS対応の公式案内あり
- Cloudflare Pages:Freeプランの内容が明記
- Netlify:Freeプランの説明が公式にあり
- Vercel:Hobby(無料)プランの案内があり、独自ドメイン設定ドキュメントもあります
比較観点:SEOの自由度/拡張性/運用負荷/引っ越し難易度
選ぶときは、ツール名より 「将来どうしたいか」で決めるほうが失敗しません。
違いが一目で分かるように、重要ポイントだけ表にしました。
| 作り方 | SEOの自由度 | 拡張性(予約/決済/機能追加) | 運用負荷 | 引っ越し難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 方法1:ノーコード作成ツール | 中(設定できる範囲はサービス次第) | 中〜高(アプリ追加など) | 低 | 中(乗り換えに手間が出やすい) |
| 方法2:無料CMS/ブログ型 | 中〜高(記事運用と相性◎) | 中(プランや制約次第) | 中 | 中 |
| 方法3:シンプル作成 | 低〜中(案内・資料用途向き) | 低〜中 | 低 | 低〜中 |
| 方法4:自作+低コスト運用 | 高(設計次第で自由) | 中(外部サービスで補う) | 中〜高 | 低(基本、他へ移しやすい) |
迷ったらこの結論がラクです
- 最短で形にしたい → 方法1
- 記事で集客したい → 方法2
- 共同編集・社内用途が中心 → 方法3
- 将来の自由度と移行性が最重要 → 方法4
ツール選びチェックリスト(ここを見れば選定ミスが減る)
無料でホームページを作るときの失敗は、だいたい次の2つです。
- 目的より先にツール名で選んでしまう
- 「公開できる条件」と「信用に関わる条件」を確認しない
そこでこの章では、初心者でも迷いにくいように “見る順番”がわかるチェックリストに落とし込みます。
(ポイントは「無料=0円」ではなく、どこで制限に当たるかを先に潰すことです)
目的の整理:名刺代わり/店舗集客/採用/LP/ポートフォリオ/EC/予約
まずは「何のためのサイトか」を1行で決めます。ここが曖昧だと、ツール選定がブレます。
目的別:最優先で見る項目(早見)
| 目的 | 最優先チェック |
|---|---|
| 名刺代わり(会社/店舗) | 独自ドメイン・広告非表示・問い合わせ導線 |
| 店舗集客 | 地図/営業時間/電話・予約・スマホ表示・ローカル対策 |
| 採用 | 会社情報の信頼性・写真/実績・更新のしやすさ |
| LP(1ページ) | フォーム・CTA設計・計測(GA4等)・表示速度 |
| ポートフォリオ | デザイン自由度・画像容量・SNS共有(OGP) |
| EC | 決済/手数料・在庫/配送・特商法・返品導線 |
| 予約 | 予約枠/リマインド・キャンセル規定・決済連携 |
決め方のコツ(初心者向け)
- 目的は1つに絞る(「集客も採用もECも…」は後で増やす)
- 成果は行動で定義する
例:「問い合わせを増やす」/「予約を入れてもらう」/「作品を見て連絡してもらう」
独自ドメイン:最初から必要か、後からでも間に合うか
独自ドメインは、SEO以前に “信用”の土台です。
無料のままサブドメイン運用でも良い場合はありますが、条件があります。
最初から独自ドメイン推奨になりやすいケース
- 店舗・会社サイト(名刺、看板、チラシに載せる)
- 採用サイト(応募の心理的ハードルを下げたい)
- 有料サービスや予約/決済が絡む
- 長期運用の予定がある(作り直しを避けたい)
後からでも間に合いやすいケース
- まずは試作して反応を見る(仮サイト・検証)
- 短期のイベント告知
- 個人のポートフォリオで、まず公開が優先
チェック項目(ここだけ見ればOK)
- 独自ドメインが無料で使えるのか/有料なのか
- 独自ドメインにした後、URLが変わる場合の リダイレクト(301等)ができるか
- ドメイン管理がツール内に閉じるのか(移管しづらい)/外部管理できるのか
広告・ロゴ表示:信用に直結する要素をどう扱うか
無料プランの広告表示は、ユーザーから見ると「無料っぽい」「本気度が低い」と感じられることがあります。
特に お金が絡む業種ほど影響が出やすいです。
判断の目安
- 会社/店舗:広告が出るなら、早めに広告非表示を検討
- 個人/趣味:まず無料でOK(ただし実績化したら段階的に改善)
チェック項目
- どこに表示されるか(フッター固定か、目立つ場所か)
- スマホ表示でどの程度目立つか
- 広告非表示にする条件(プラン/費用/手順)
ページ数・容量・画像:上限にぶつかる前に確認する項目
無料プランは、「作れるけど増やせない」が起こりがちです。
引っ越しの手間を避けるためにも、上限系は最初に確認します。
最低限の確認ポイント
- 公開できるページ数(または公開枠そのもの)
- 画像/動画の容量上限
- 追加ページの作りやすさ(テンプレの流用・複製ができるか)
初心者が先に作るべき“最小ページセット”
- トップ
- サービス(またはメニュー)
- 料金
- よくある質問
- お問い合わせ
この5つが作れない設計だと、ビジネス用途は厳しくなります。
フォーム・電話・地図・予約:問い合わせ導線を作れるか
無料ホームページで「作ったのに成果が出ない」最大の原因は、導線が弱いことです。
機能は豪華でなくても、最低限ここが揃えば成果が出やすくなります。
導線の必須セット(どの業種でも強い)
- 問い合わせフォーム(またはメールリンク)
- 電話ボタン(スマホでタップ発信)
- 地図(店舗なら必須)
- 営業時間・定休日・対応エリア
予約・決済が必要なら追加でチェック
- 予約枠の上限(無料枠が少ない場合がある)
- 自動返信/リマインドの有無
- キャンセル規定の表示場所(トラブル回避)
- 決済手数料や返金の流れ(運用の手間)
SEO設定の範囲:タイトル/説明文/URL/OGP/構造化など
無料でもSEOはできますが、設定できる範囲で伸びやすさが変わります。
「何が設定できるか」を、次の順で確認すると迷いません。
優先度高:最低限ほしいSEO設定
- ページごとの タイトル と 説明文
- URL(スラッグ)の編集可否
- 見出し(H1/H2…)が適切に入る設計か
- 画像のalt設定(できなくても致命的ではないが、できた方が良い)
差がつく:できると強い設定
- OGP(SNSでシェアされた時の見え方)
- noindex(不要ページを検索に出さない)
- canonical(重複評価のリスク低減)
- サイトマップの扱い(自動生成/送信できるか)
- 構造化データ(パンくず等が触れるか)
※「全部できるツール」が正解ではなく、あなたの目的に必要な分だけできればOKです。
アクセス解析:GA4・Search Consoleに繋げられるか
無料サイトほど、「作って終わり」になりがちです。
だからこそ、最低限 “見える化” できるかが重要です。
チェック項目
- GA4の計測(タグ設置)ができるか
- できない場合:ツール内の簡易解析だけで足りるか
- Search Consoleの所有権確認ができるか
- ドメイン/サブドメインどちらで登録できるか
- コンバージョン(成果)を測れるか
例:フォーム送信、電話タップ、予約完了
初心者向けワンポイント
- 最初は難しい設定を増やさず、
「どのページが見られたか」「どこから来たか」「問い合わせが何件か」
が把握できれば十分です。
サポートと継続性:運営会社・障害時対応・サービス終了リスク
無料サービスは特に、仕様変更・プラン改定の影響を受けやすいです。
だから「今の機能」だけでなく、「続けられるか」を見ます。
チェック項目
- 運営会社の情報が明確か(会社概要・問い合わせ窓口)
- 障害/メンテの告知が分かりやすいか(ステータスページ等)
- ヘルプが充実しているか(初心者向け手順があるか)
- 料金改定・利用規約変更の履歴や案内が丁寧か
実務的な考え方
- 重要サイト(会社/店舗/採用)は、
“無料で固定”ではなく 変化に対応できる体制を前提にするのが安全です。
引っ越し・資産性:データの持ち出し/ロックインの度合い
「無料で作ったけど、成長したら別に移りたい」はよくあります。
そのとき詰まるのが、コンテンツの持ち出しとURLの維持です。
チェック項目
- ページやブログ記事をエクスポートできるか(または移行が現実的か)
- 独自ドメインを移してもURL構造が保てるか
- リダイレクト(301)が設定できるか(SEO引き継ぎに影響)
- 画像やファイルの一括取得ができるか
初心者におすすめの発想
- いきなり「完璧なツール」を探すより、
“次に引っ越せるか”を先に見ておくと失敗が減ります。
セキュリティ・権限:共同編集や更新体制を想定できるか
E-E-A-Tの観点でも、運用の安全性は無視できません。
特に、複数人で触る可能性があるなら必ず確認します。
チェック項目
- SSL(https)が標準で有効か
- 2段階認証(2FA)が使えるか
- 共同編集の権限(管理者/編集者など)が分けられるか
- 更新履歴・復元(バックアップ)があるか
- フォームのスパム対策(reCAPTCHA等)があるか
最低ラインの結論
- 1人運用でも、強いパスワード+2FAは最優先
- 2人以上なら、権限分離ができるツールが安心です
目的別おすすめ:無料から始めやすい選択肢
無料でもホームページ公開は可能ですが、「広告が出る」「独自ドメインが使えない(条件付き)」「機能が足りない」など、目的によっては“遠回り”になることがあります。
ここでは、目的ごとに「無料から始めやすい」現実的な選択肢と、選び方の軸を整理します。
見栄え重視で“それっぽいサイト”を早く作りたい
結論:テンプレ品質が高いノーコード系が最短です。
写真・配色・余白のテンプレが強いほど、初心者でも一気に見栄えが上がります。
- 候補例
- Wix:テンプレが多く、機能追加もしやすい(無料公開は可能だが広告など制約あり)
- Canva:デザイン作成の延長で“見栄えの良い1〜数ページ”が作りやすい(無料のサブドメインで公開)
- Jimdo:質問に答えるだけで形になりやすい(無料プランから開始可能)



候補の考え方:テンプレ品質/デザイン自由度/公開までの速さ
- テンプレの“完成度”を見る(同業種テンプレがあるか)
- 画像差し替えだけで成立するか(文章が少なくても見栄えが出る構造か)
- 公開までに迷う工程が少ないか(ページ追加、メニュー、スマホ表示確認)
失敗しにくい使い分け
- まず見栄えを出したい → Canva
- 集客や問い合わせ導線まで見据える → Wix
- とにかく迷いたくない → Jimdo
操作が苦手:迷わず作れて更新しやすいのが最優先
結論:編集画面が“文章とブロック中心”のものがラクです。
ドラッグ&ドロップよりも、文章を書く感覚で更新できるほうが継続しやすいです。
- 候補例
- Google サイト:シンプルで共同編集にも強い(独自ドメインは条件あり)
- Notion Sites:Notionのページをそのままサイト化しやすい(無料でも公開可能)
- WordPress.com:ブログ的に更新したいなら強い(無料はサブドメインで開始)

候補の考え方:編集画面のわかりやすさ/ページ構成の作りやすさ
- 「追加できる要素」が少ないほど迷いにくい(=更新が続く)
- 見出し・本文・画像が“並ぶだけ”で成立するか
- スマホ表示が自動で破綻しにくいか(レスポンシブ前提か)
社内共有・教育用途:共同編集・管理のしやすさが最優先
結論:公開サイトというより“共有ドキュメント”に近いツールが向きます。
変更履歴や権限の扱いが明確なほど、運用が安定します。
- 候補例
- Google サイト:Google連携・共同編集がしやすい
- Notion Sites:マニュアル・研修資料・ナレッジをそのまま公開/限定共有しやすい
候補の考え方:権限管理/Google連携/公開範囲の制御
- 公開範囲(社内のみ/リンクを知る人だけ/全公開)を分けられるか
- “編集できる人”と“見るだけの人”を分離できるか
- 更新担当が変わっても破綻しない構造(テンプレ化・階層化)が作れるか
ブログ/メディア中心:記事更新で集客したい
結論:ホームページ作成ツールより、最初から“記事運用向け”を選ぶ方が伸びやすいです。
記事数が増えるほど、カテゴリ・内部リンク・URL設計が効いてきます。
- 候補例
- WordPress.com:無料でも開始でき、慣れたら拡張しやすい(無料はサブドメイン)
- はてなブログ:書きやすさ重視でスタートしやすい(本格運用は広告/独自ドメインの扱いを要確認)
- Blogger:Google系で軽く始めたい人向け(独自ドメイン設定も可能)

候補の考え方:カテゴリ設計/内部リンク/記事管理のしやすさ
- カテゴリ(話題の束)を増やしても管理できるか
- 過去記事に追記・統合する運用がしやすいか
- 「この記事から次に読ませる」導線(内部リンク)を自然に置けるか
EC・予約が主目的:ホームページより専用サービスが近道
結論:売る・予約を取るのが目的なら、最初から専用サービスを使う方が早いです。
ホームページ作成ツールで頑張っても、決済・在庫・予約台帳で詰まりがちです。
まず全体像(例)です。
| 目的 | 無料から始めやすい例 | “0円”の条件 |
|---|---|---|
| ネットショップ | BASE / STORES / Square オンライン | 月額0円でも、販売時の決済手数料などは発生 |
| 予約受付 | RESERVA / STORES 予約 | 無料は機能や枠数に上限があることが多い |
候補の考え方:決済/在庫/予約台帳/手数料
- EC(販売)なら
- 月額0円で始めたい → BASE / STORES / Square の無料プラン系
- SNS中心で軽く始める(完全無料にこだわらない)→ Shopify Starter(低額で開始)
- 予約なら
- まず予約受付を回したい → RESERVA(無料でも基本機能あり)
- “予約+決済”まで伸びる可能性がある → 上位プラン移行のしやすさもチェック



スマホだけで作りたい:アプリ運用を前提に考える
結論:スマホ編集ができても“どこまで編集できるか”に差があります。
更新頻度が高いなら、スマホでストレスなく触れることが最重要です。
- 候補例
- Wix:モバイル端末から編集・公開の手順が用意されている
- Canva:アプリからサイト公開までの導線がわかりやすい
- Shopify Starter:スマホ中心で販売を始めたい人向け(低額)
候補の考え方:スマホ編集の快適さ/画像管理/更新のしやすさ
- スマホで「文章・画像差し替え・公開」が完結するか
- 画像のアップロードがラクか(トリミング、代替テキストなども含む)
- “毎週更新”でも苦にならない編集画面か(管理画面が重くないか)
迷ったらこの選び方でOK(最短の考え方)
- 見栄えを最速で整える:Canva → 小規模サイト向け
- 問い合わせ導線や拡張も視野:Wix → 長く育てたい人向け
- 共同編集・社内用途:Google サイト / Notion Sites
- 記事で集客したい:WordPress.com / はてなブログ / Blogger
- 売る・予約が目的:EC/予約の専用サービスを先に選ぶ(BASE / STORES / Square / RESERVA など)
主要ツール比較の見方(ランキングより“条件一致”で選ぶ)
「おすすめランキング」を見ても、無料プランは条件が違いすぎてそのまま真似すると失敗しがちです。
比較のコツは、先にあなたの“必須条件”を決めて、条件に合うものだけを候補に残すことです。
ここでは、無料でホームページを作る人がつまずきやすいポイントに絞って、比較の見方を整理します。
無料で比較すべき項目(独自ドメイン・広告・ページ上限・機能制限)
まずは“無料”の定義を揃えます。無料プランは、次のどれかが「交換条件」になっていることが多いです。
- URLがサブドメイン固定(例:◯◯.wixsite.com / ◯◯.jimdosite.com / my.canva.site / notion.site など)
- 広告やクレジット表示が入る
- 公開できるページ数・サイト数に上限がある
- 機能が制限される(SEO設定、解析、フォーム、外部連携など)
特に初心者が先に確認すべきは、この4点です。
まず落とすためのチェック(最重要)
- 無料で“公開”できるか
→ サービスによっては、無料プランの公開枠が実質ゼロになっているケースもあります(例:2025年10月1日以降の変更など)。 - 独自ドメインは必要か
→ 名刺・店舗・採用なら“信用コスト”なので、後回しにすると作り直しになりがちです。 - 広告表示の有無
→ BtoCや予約/決済が絡む業種ほど影響大です。 - 将来の伸びしろ
→ 無料で始めても、後で必要になる機能(フォーム・解析・予約など)が使えるか。
“無料比較”をミスらないテンプレ(自分用メモ)
- 必須:①公開できる ②用途に必要なページ数 ③問い合わせ導線が作れる
- できれば:④独自ドメインに移行しやすい ⑤広告を消せる(いつか)
- あれば嬉しい:⑥解析やSEO設定の自由度、外部連携
デザインと編集体験(テンプレ/ドラッグ操作/細部調整)
見た目は大事ですが、続けられる編集体験かどうかのほうが長期的には効きます。比較は次の順で見るとブレません。
1)テンプレの「構造」が目的に合うか
- 店舗:地図・営業時間・メニュー・予約ボタンが“最初からある”テンプレが強い
- 採用:実績・メンバー・会社情報が整うテンプレが強い
- LP:CTA(問い合わせ/申込み)前提のテンプレが強い
2)編集方式の違いを理解する
- ドラッグ&ドロップ型:自由度は高いが、初心者は“整える作業”で時間を使いがち
- ブロック型(文章+パーツ):迷いにくく、更新が続きやすい
- デザインツール寄り:見栄えは出るが、運用(更新・拡張)は事前確認が必要
3)細部調整の“必要量”を見積もる
「細かく整えたい」ほど、結局こうなります。
- 初期:楽しい
- 運用:面倒になって更新が止まる
なので、初心者ほど 「8割の見栄えが最短で出る」ツールが結果的に勝ちです。
SEOと速度(設定自由度・モバイル最適化・表示負荷)
無料ツールのSEOは、完璧を目指すより “最低限を確実に” が正解です。
無料でも最低限押さえたいSEO設定
- ページごとの タイトル と 説明文
- 見出し構造(H1/H2…が自然に入る作り方になっているか)
- URL(スラッグ)が編集できるか(できないなら、設計でカバーできるか)
- OGP(SNS表示)を触れるか(触れない場合も多いので“重要度”で判断)
速度・モバイルは“編集画面”より“公開ページ”を見る
体感速度は、SEOにも離脱にも効きます。比較のコツはこれです。
- テンプレの装飾が多いほど重くなりやすい
- 画像を多用するなら「自動圧縮・最適化」があると強い
- スマホ表示で、ボタンやフォームが使いやすいか(指で押せるサイズか)
初心者向けの割り切り
- まずは モバイル表示が崩れない
- 次に タイトル・説明文が設定できる
- 伸ばす段階で、より自由度の高い運用へ(独自ドメイン+解析+改善)
これで十分戦えます。
拡張(フォーム/ブログ/EC/予約/外部連携)
無料で始めるほど、後から「これができない…」が出ます。だから拡張は“未来の必須”だけ先に確認します。
まず確認する拡張ポイント
- フォーム:問い合わせ・資料請求・採用応募が作れるか
- ブログ:記事を増やす前提なら管理しやすいか
- EC/予約:本気なら専用サービスのほうが早い(決済手数料や予約台帳が絡むため)
- 外部連携:Google Analytics や外部フォーム、予約ツールを繋げられるか
よくある失敗パターン
- 無料ツールでECを頑張る
→ 結局、決済・在庫・発送・特商法で詰まる
→ 最初から専用サービスにして、サイトは“案内役”にしたほうが速い
運用(共同編集/権限/バックアップ/更新の属人化回避)
無料ツール比較で意外と抜けがちなのが「続けられる運用設計」です。ここを見れば、途中で崩れにくくなります。
共同編集・権限
- 1人運用:最低限、強いパスワード+2段階認証の運用は必須
- 複数人:閲覧/編集/管理が分けられると安心(事故が減る)
バックアップ・復元
- “戻せる仕組み”があるか(履歴、復元、複製など)
- 画像やページが増えたときに、整理できる管理画面か
更新の属人化を防ぐコツ(初心者向け)
- ページ構成を固定する(例:トップ/サービス/料金/FAQ/問い合わせ)
- 更新ルールを1枚のメモにする(どこを誰がいつ更新するか)
- 問い合わせ導線だけは毎月チェック(リンク切れ・フォーム不具合)
作り方:最短公開→集客までのロードマップ
無料でホームページを作るときは、「作る」よりも 公開後に“成果につながる形”で運用できるかが重要です。
このロードマップは、初心者でも迷いにくい順番(最短公開→集客)で整理しています。
STEP1:ゴール設定(誰に何をしてほしいか)
最初に決めるのはデザインではなく、ゴール(ユーザーにしてほしい行動)です。
ここが曖昧だと、ページが増えても成果が出にくくなります。
- 例:ゴール候補
- 問い合わせしてほしい
- 予約してほしい
- 購入してほしい
- 応募してほしい
- 資料請求してほしい
問い合わせ・予約・購入など“1つの目的”に絞る
ゴールは1つだけにします(初心者の最短ルートです)。
- 悪い例:「問い合わせも予約も採用も全部」
→ ボタンが増え、文章も散らかり、ユーザーが迷います - 良い例:「まずは問い合わせ(無料相談)を増やす」
→ 1ページ目から導線が作りやすい
書いておくと迷いが消える1行テンプレ
- 「(誰)に、(何を)提供して、(どんな良い変化)を作り、(行動)してもらう」
例:
「近所の飲食店オーナーに、写真付きのメニュー制作を提供して、集客を増やし、問い合わせしてもらう」
STEP2:サイト構成を決める(最小ページセット)
最初から完璧なサイトマップにしなくてOKです。
ただし、“信用”と“導線”に必要なページは最初に入れておくと、後で作り直しを避けられます。
まずは5ページで形にする(例:トップ/サービス/料金/事例/問い合わせ)
迷ったら、まずこの5ページで十分です。
- トップ
- サービス(提供内容)
- 料金(またはプラン)
- 事例(実績・お客様の声でも可)
- お問い合わせ(フォーム/電話/予約)
トップページの最低限の中身(ファーストビュー)
- 何のサービスか(1文で)
- 誰向けか(対象が分かる)
- 強み(3つまで)
- CTA(問い合わせ/予約ボタン)
業種別に追加するページ(アクセス/スタッフ/よくある質問等)
「必要になったら足す」でOKですが、次は追加価値が大きいです。
- 店舗:アクセス、営業時間、メニュー、予約、キャンセル規定
- 会社:会社概要、代表挨拶、沿革、採用、取引実績
- サービス業:よくある質問、利用の流れ、注意事項
- EC:特定商取引法、返品/返金、配送、支払い方法
E-E-A-T(信頼性)の土台として早めに用意したいページ
- 運営者/会社情報(誰が運営しているか)
- プライバシーポリシー(フォームがあるなら特に)
- 免責・利用規約(必要な場合)
STEP3:テンプレ選びとデザイン調整(迷いを減らすコツ)
無料ツールほど「いじれる場所が多くて迷う」になりがちです。
先にルールを固定すると、作業が一気にラクになります。
色・フォント・余白の“3ルール”だけ先に固定
初心者向けのおすすめはこれです。
- 色:2色だけ
- ベース(背景や文字)+アクセント(ボタン等)
- フォント:1種類(迷うなら標準のまま)
- 余白:広め(詰めない)
- 文章を短くするより、余白で読みやすくする方が効きます
よくある失敗
- 色を増やしすぎる → “素人っぽさ”が出やすい
- フォントを頻繁に変える → 読みにくくなる
- 余白を削る → 情報量が多く見えて離脱される
スマホ表示から整える(PCは後でOK)
今は多くのサイトがスマホで見られます。
最初からスマホ基準で整えると、やり直しが減ります。
チェックするのはこの3点だけでOKです。
- ボタンが押しやすい(小さすぎない)
- 文字が詰まっていない(1行が長すぎない)
- 重要情報が上にある(スクロールしないと何のサイトか分からない、を避ける)
STEP4:文章と画像(信頼される見せ方)
無料サイトでも、文章と証拠(根拠)が揃っていると強いです。
特に比較検討されやすい業種ほど、「信頼できる理由」が成約を左右します。
実績・事例・お客様の声を“根拠つき”で見せる
「すごいです」ではなく、何がどう良くなったかを見せます。
事例の型(そのまま使えます)
- 課題:どんな悩みがあったか
- 提案:何をどう改善したか
- 結果:数字・期間・変化
- コメント:お客様の声(許可を取る)
- 注記:個人差や条件(誇張を避ける)
例(書き方のイメージ)
- 「予約導線を整理し、1か月で予約問い合わせが○件→○件に増加」
- 「作業時間を○分短縮、ミスが○%減少」
- 「導入後のサポート内容(回数・範囲)も明記」
※医療・美容・金融などは表現に注意が必要なので、断定・誇張は避け、条件や根拠を添えましょう。
素材の著作権と画像最適化(容量・alt)
画像は“見栄え”だけでなく、読み込み速度にも影響します。
著作権の基本(安全策)
- 自分で撮った写真が最強(差別化にもなる)
- フリー素材は「商用利用OK」「クレジット要否」を確認
- ロゴや人物写真は特に、許可・権利関係を明確に
画像最適化の基本(初心者向け)
- 画像は必要以上に大きくしない(重くなる原因)
- ファイル名を意味のあるものにする(例:menu-lunch.jpg)
- altテキストは「画像の説明」を短く書く
- 例:「店内のカウンター席」「施術の流れ(カウンセリング)」
- キーワード詰め込みは不要です
STEP5:公開前チェック(計測・安全・表示崩れ)
公開前のチェックは、凝った項目よりも「事故が起きやすい所」だけでOKです。
フォーム送信テスト/リンク切れ/速度/SSL
公開前チェックリスト(コピペ用)
- フォーム
- [ ] 実際に送信して、メールが届くか
- [ ] 自動返信があるなら内容は正しいか
- [ ] 必須項目が多すぎないか(離脱の原因)
- リンク
- [ ] ボタン・メニュー・SNSリンクが全て正しく飛ぶか
- [ ] 電話番号はタップで発信できるか(スマホ)
- 表示
- [ ] スマホで見出しが途切れていないか
- [ ] 画像がはみ出していないか
- 速度
- [ ] 体感で重くないか(画像が原因になりがち)
- 安全
- [ ] URLが https(SSL)になっているか
- [ ] 管理画面ログインに2段階認証があれば有効化
STEP6:公開後にやること(検索に見つけてもらう)
公開しただけでは、検索で見つけてもらえるまで時間がかかることがあります。
そこで「Googleにサイトの存在を伝える」「改善の材料を集める」を優先します。
Search Console登録・サイトマップ送信
Search Consoleは、検索結果での表示回数・クリック・検索クエリが見られる重要ツールです。
やること(最短)
- サイト(プロパティ)を追加
- 所有権を確認(DNS・HTML・GAなど、可能な方法で)
- サイトマップを送信
- エラーやカバレッジを確認
ポイントとして、サイトマップ送信は「必ずクロールされる保証」ではなく、あくまでヒントです。
それでも、公開直後はやっておく価値が高い作業です。
GA4設定・成果(CV)計測の設計
GA4は「どのページが見られているか」「どこで離脱しているか」を把握できます。
初心者は、まず 成果(コンバージョン)を1つだけ決めて測りましょう。
初心者向け:最小の計測設計
- まず計測する成果(どれか1つ)
- フォーム送信完了(サンクスページ到達)
- 電話タップ(クリック)
- 予約完了
- 最初に見る指標(迷わないセット)
- 流入(どこから来たか)
- 人気ページ(どれが見られたか)
- 成果数(何件発生したか)
無料ツール利用時の注意
- ツールによっては、GA4のタグ設置やSearch Console連携が「有料プランのみ」の場合があります。
その場合は、- ツール内の簡易解析で代替する
- 予約/フォームを外部サービスに寄せて、その側で計測する
- 早めにプラン変更を検討する
といった現実的な対処が必要です。
無料プランでも伸ばせるSEOの基本(ツール差を小さくする)
無料ツールは「できる設定」が限られることがあります。だからこそ、SEOは 設定勝負ではなく“設計と中身”勝負に寄せるのが最短です。
ここでは、ツール差があっても効果が出やすい基本を、初心者向けに整理します。
検索意図から逆算するページ設計(トップだけで完結させない)
「無料でホームページを作りました(トップ1枚)」だけだと、検索で評価されにくいことが多いです。理由は簡単で、検索する人は 目的別の答えを探しているからです。
おすすめの考え方:1テーマ=1ページ
- 例:整体院なら
- トップ(全体の案内)
- メニュー・料金
- 施術の流れ
- よくある質問
- 事例・お客様の声
- アクセス・営業時間
- お問い合わせ
ポイント
- トップは「入口」。詳しい説明や不安解消は 下層ページで受け止める
- “検索される単位”でページを分けると、ロングテール(細かい検索)にも拾われやすい
- ページを増やすほど重要になるのが、次の「内部リンク(導線)」です
タイトル・見出し・本文の作り方(テンプレ文のままだと弱い)
無料ツールのテンプレ文章は便利ですが、検索では同じような文章が増えがちで埋もれます。自分の強み・条件・根拠を入れて「固有性」を作るのがコツです。
タイトルの型(そのまま使える)
- サービス系:
「(地域)(サービス名)|(強み)で(悩み)を解決(店名/屋号)」 - 比較検討系:
「(サービス名)の料金と内容|(相場)と違いをわかりやすく整理」 - 不安解消系:
「(悩み)の原因と対処|(対象者)向けに注意点まで解説」
見出しの型(迷いにくい順番)
- 結論(このページで何がわかる)
- 対象(どんな人に向く)
- 提供内容(何をする・しない)
- 料金(追加費用・例外も)
- 流れ(申込み〜当日〜アフター)
- 事例・実績(条件つきで根拠提示)
- よくある質問
- 問い合わせ(次の行動)
本文で差がつく“独自要素”
- 数字:回数、期間、対応範囲、実績件数(盛らない)
- 条件:対象地域、対応時間、得意・不得意
- 根拠:資格、経験、写真、プロセス、実例
※メタディスクリプション(説明文)は表示内容が自動調整されることもありますが、内容を要約して「クリックしたくなる説明」を入れておく価値は高いです。
地域集客なら:地名×サービスでページを作り分ける
地域ビジネス(店舗・出張・エリア対応)は、地名を含む検索が強いです。
ただし「量産」すると逆効果になりやすいので、作り分け方が重要です。
作り分けの基本ルール(量より質)
- 同じ文章のコピペで「地域名だけ差し替え」は避ける
- その地域ならではの情報を入れる
- 対応エリアの境界(◯◯駅〜△△駅周辺など)
- 出張費の有無、到着目安
- 駐車場、来店導線、混みやすい曜日
- その地域のよくある相談例(実例があるなら強い)
最初に作るなら、この3ページで十分
- 「◯◯市の(サービス名)」総合ページ(エリア案内)
- 「アクセス・地図・駐車場」ページ
- 「料金・メニュー」ページ
地域SEOで効く整備
- 事業情報(店名・住所・電話・営業時間)をサイト内で明確に(表記ゆれを減らす)
- Googleのビジネスプロフィール側も情報を充実させ、最新に保つ(ローカル検索に影響)
内部リンクと導線(迷わせずに問い合わせへ)
内部リンクはSEOだけでなく、成果(問い合わせ・予約)にも直結します。
ゴールは「ユーザーが迷わず次へ進むこと」です。
最小で効く導線設計
- トップ → サービス → 料金 → 事例/FAQ → 問い合わせ
- すべてのページ下部に「次に読む」を1〜3個だけ置く(置きすぎない)
アンカーテキスト(リンクの文言)のコツ
- 「こちら」ではなく、内容がわかる言葉にする
- 例:
- 「料金表はこちら」
- 「施術の流れを確認する」
- 「予約の空き状況を見る」
- 例:
“1ページ完結”を避ける理由
- 1枚に詰め込むほど読みづらくなり、離脱しやすい
- 悩み別・目的別にページを分け、リンクでつなぐほうが成果が出やすい
画像SEO(alt・圧縮・表示速度)
無料サイトで差が出やすいのが 表示の軽さです。画像が重いと、読み込みが遅くなり離脱しやすくなります。
altテキストの書き方(短く、状況がわかる)
- 良い例:
- 「店内のカウンター席」
- 「施術前のカウンセリングの様子」
- 避けたい例:
- キーワードを不自然に詰め込む(読み手にも検索にも不利)
画像を軽くする“最低限”
- 画像は必要以上に大きくしない(横幅を適切に)
- 圧縮してからアップ(ツール側の自動最適化があっても、元が重いと限界がある)
- 画像ファイル名を内容に寄せる(例:menu-lunch.jpg のように)
OGP/SNS共有の整え方(クリック率に効く)
OGP(Open Graph)は、SNSでURLが共有されたときの タイトル・説明・画像の見え方を整える仕組みです。検索流入だけでなく、SNSやチャットでの拡散にも効きます。
最低限そろえたいOGP
- og:title(ページの見出し)
- og:description(短い要約)
- og:image(共有時の代表画像)
- og:url(正規URL)
実務のコツ
- 画像は「文字を入れすぎない」「スマホで読める」こと優先
- 重要ページ(トップ、サービス、LP、採用)だけでも整えると効果が出やすい
- ツールがOGP編集に対応していない場合は、SNSで表示が崩れやすいので要注意(次の“回避策”へ)
無料ツールのSEO“限界”と回避策(できない設定の補い方)
無料ツールは、次のような制約が出ることがあります。
よくある“できない”
- タイトル・説明文(meta)の編集範囲が小さい
- URLの自由度が低い
- OGPや構造化データを入れられない
- canonical(正規化)やリダイレクトが触れない
- 解析やタグ設置が有料プランのみ
回避策(現実的に効く順)
- できる範囲で“中身”を強くする
ページ設計、独自要素、事例、FAQ、導線で差をつける(無料でも最重要) - 伸ばしたい部分だけ別構成にする
- 例:本体は無料ツール、ブログは別CMS(記事資産を作れる環境)
- 拡張が必要になったら“移行しやすい状態”を保つ
- 文章・画像・実績データは手元で管理して、いつでも引っ越せるようにする
- ローカルなら“サイト外”も整える
- ビジネスプロフィールの情報充実、口コミ、基本情報の整合など
E-E-A-Tを高める信頼設計(無料サイトほど差が出る)
無料で作ったホームページは、どうしても「サブドメイン」「広告表示」「テンプレ感」などで“軽く見られやすい”ことがあります。
だからこそ、中身(信頼情報・根拠・透明性)で差をつけるのが近道です。
ここでは、検索エンジン評価だけでなく、訪問者の不安を減らして問い合わせにつなげるための「信頼設計」を、必要十分な範囲でまとめます。
運営者情報・会社情報:何を載せると安心されるか
まず「このサイトは誰が運営しているのか」が見えるだけで、離脱は減ります。
おすすめは、トップやフッターから1クリックで到達できる場所に「運営者情報(会社概要)」を置くことです。
最低限入れたい項目(小規模でもOK)
- 事業者名(屋号でも可。ただし取引が絡むなら正式名称も意識)
- 代表者名(または責任者)
- 事業内容(何を提供するかを1〜3行で)
- 所在地(後述:出せない場合の代替もあり)
- 連絡先(メール・フォーム・電話のどれかは必須)
- 営業時間・定休日(または対応可能時間)
- サイトの目的(情報提供/サービス案内/販売など)
- 最終更新日(または更新履歴)
あると信頼が跳ねる項目(可能な範囲で)
- 代表あいさつ(「誰に、何を、なぜ」)
- 経歴・実績(年数、件数、担当範囲など“測れる形”)
- チーム体制(外注・協力会社がいるなら役割だけでも)
- 写真(顔出しが無理なら、店舗外観・作業風景・オフィスでOK)
無料サイトで“効く”工夫
- フッターに「運営者情報」「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」を常設
- 会社名・屋号・電話番号の表記を、全ページでブレさせない(信頼の基本)
問い合わせ先・所在地・営業時間・資格/許認可(該当業種)
信頼は「連絡が取れる」「実在している」「責任の所在がある」で上がります。
問い合わせ先(最低ライン)
- フォーム:24時間受付にしやすい
- メール:返信ルール(例:2営業日以内)を明記すると安心
- 電話:店舗・緊急性がある業種なら特に有効
- SNS:補助としてはOK。ただしSNSだけは不安要素になりがち
✅おすすめは、フォーム+メール(または電話)の2系統です。
所在地(出せるなら強い)
- 店舗がある:住所+地図+アクセス+駐車場
- 出張型:拠点(市区町村まで)+対応エリア+出張費ルール
- 自宅住所を出したくない:
- 市区町村まで+問い合わせで個別案内
- ただし、通販や有料サービスで法定表示が必要な場合は注意(後述)
営業時間
- 「受付時間」と「返信時間」を分けると親切です
- 例:受付24時間/返信は平日10〜18時
- 休業日や繁忙期の対応も1行あるとトラブルが減ります
資格・許認可(該当するなら“見せ方”が重要)
- 資格名・登録番号(ある場合)・所属団体・取得年
- 「できること/できないこと」を明確に(誤認防止)
- 写真(許可証の一部を伏せて掲載など)も有効
⚠️ここは盛ると逆効果です。事実だけ、短く、検証できる形で。
プライバシーポリシー/Cookie/免責
フォームを置くなら、プライバシーポリシーは“ほぼ必須”です。
テンプレのコピペより、自分のサイトで実際にやっていることに合わせるのがポイントです。
プライバシーポリシーに入れるべき中身(初心者向けひな型の項目)
- 取得する情報(氏名、メール、電話、住所、アクセスログ等)
- 利用目的(問い合わせ対応、予約管理、品質改善 など)
- 第三者提供の有無(あるなら条件)
- 委託の有無(例:決済・予約ツール、メール配信など)
- 安全管理(具体策は書きすぎなくてOK。「適切に管理」+問い合わせ窓口)
- 開示・訂正・削除等の請求窓口
- 改定の方針(改定日を明記)
Cookie(解析・広告があるなら)
- 使っているものを列挙できる範囲でOK
- 例:アクセス解析(GA4等)、埋め込み地図、広告、SNS埋め込み
- 可能ならオプトアウト案内(リンクや手順)
免責(トラブル回避に効く)
- 情報の正確性に努めるが保証はしない
- 変更・中断・停止の可能性
- 外部リンク先は責任範囲外
- 損害が生じた場合の取り扱い(過剰に強い表現は避ける)
特定商取引法(通販・有料サービス・予約決済がある場合)
EC、オンライン講座、サブスク、予約決済など「お金が絡む」場合は、特定商取引法に基づく表示が必要になります(通信販売に該当しやすい)。
無料サイトでも例外ではありません。
最低限そろえる表示項目(代表例)
- 事業者名、住所、電話番号(連絡が取れる番号)
- 責任者名(代表者または業務責任者)
- 販売価格(役務の対価)・送料など追加費用
- 支払い方法・支払い時期
- 提供時期(商品の引渡時期/役務提供時期)
- 返品・キャンセル(条件、期限、手数料、返金方法)
- 申込みの有効期限(ある場合)
- 動作環境(デジタル商品の場合など)
✅実務上は「購入(申込み)ボタン付近」や「決済導線の近く」から、迷わず到達できる場所に置くのが安全です。
レビュー・比較・実績の扱い方(誇張を避け、根拠を添える)
E-E-A-Tで一番損をしやすいのが、根拠のない断定と誇張です。無料サイトほど見た目の“権威感”が出にくいので、なおさら中身が問われます。
実績・事例の見せ方(強い型)
- 課題 → 施策 → 結果 → 条件(前提)
- 結果は「数字」か「具体的変化」で
- 例:予約が増えた(何件→何件、何週間で)
- 例:作業時間が短縮(何分→何分)
⚠️「必ず」「絶対」「誰でも」は避け、条件(個人差・環境差)を一言添えると信頼が上がります。
比較記事・ランキングを載せる場合
- 選定基準を先に明記(価格、用途、サポートなど)
- 調査日(更新日)を入れる
- 公式情報に基づく箇所と、体験・検証の箇所を分ける
- アフィリエイト等の関係があるなら、関係性の開示を入れる(透明性)
レビュー(お客様の声)で守るべき線
- 本人の許可(掲載許諾)
- 可能なら「属性」だけ添える(例:30代、個人事業、地域など。個人特定は避ける)
- 加工・創作はしない(信頼を壊します)
無料で作るときの落とし穴(よくある失敗と対処)
無料でホームページを作れる時代だからこそ、失敗は「作れない」ではなく “作れたけど成果につながらない/後から詰む” に寄ります。
ここでは、初心者がつまずきやすい落とし穴を 原因→起きる問題→対処(すぐ効く/長期で効く) の順に整理します。
広告やロゴ表示で“信用”を落とす
無料プランは、サイト内に ツール側の広告やブランド表示が出ることがあります。
これが原因で、ユーザーが次のように感じることがあります。
- 「仮サイトっぽい」
- 「運営がよく分からなくて不安」
- 「問い合わせして大丈夫かな…」
起きやすい問題
- 店舗・会社・採用など「信用」が重要な用途ほど、離脱が増える
- SNSでシェアされたときに“無料感”が強く出る
対処(すぐ効く)
- 広告が出ても成果が出る構成に寄せる
- 例:トップ直下に 実績・料金・問い合わせを置き、迷う前に判断材料を提示
- フッターに「運営者情報」「問い合わせ」「プライバシーポリシー」を固定し、安心材料で補う
対処(長期で効く)
- 収益が出る/名刺に載せる段階で 広告非表示+独自ドメインへ移行(ここは投資対効果が高い)
- どうしても無料にこだわるなら「広告が比較的目立ちにくい形式」や「別の公開方式」を検討
独自ドメインを後回しにして移行が面倒になる
無料のサブドメインで始めるのはOKです。問題は、後から独自ドメインに変えるときに起きます。
起きやすい問題
- 名刺・チラシ・SNSプロフィールのURLを全部差し替える必要が出る
- ツールによっては「URL構造が変わり、評価の引き継ぎが難しい」ケースがある
- 引っ越し時に、画像やページの移動が思ったより大変
対処(すぐ効く)
- 今すぐ独自ドメインにしない場合でも、最初にこれだけ決める
- ✅ 将来の本番URL(ドメイン名)候補
- ✅ “最小ページセット”(トップ/サービス/料金/事例/問い合わせ)
- サブドメイン運用中は、印刷物や広告には載せず、SNSやQRなど差し替えやすい導線に寄せる
対処(長期で効く)
- 「長く使う前提」なら早めに独自ドメインへ(移行コストを最小化)
- 将来の移行を見据えて、文章・画像・実績データはツール外(手元)でも管理しておく
月額の積み上げ(結局いくら?)を見落とす
無料でもサイトは公開できても、運用が進むと「必要なところだけ課金」が発生しやすいです。
これを見落とすと、途中で「思ったより高い…」となりがちです。
積み上がりやすい“定番コスト”
- 独自ドメイン(年額)
- 広告非表示(プランアップ)
- 予約・決済(機能課金/手数料)
- ビジネスメール(メールサービス費用)
- 画像素材・ロゴ(購入や制作)
対処(すぐ効く)
- まずは「無料で何ができるか」ではなく、目的達成に必要な要素を先に固定
- 例:店舗なら「地図・電話・予約」/採用なら「会社情報・募集要項・応募導線」
- 課金は“全部”ではなく、成果に直結する1点だけから
- 例:広告非表示だけ先、独自ドメインは次、など
対処(長期で効く)
- 「月額が安く見える」より、必要機能がそのプランに含まれるかで比較する
- “伸びたら課金”の前提で、最初から年間予算の上限だけ決めておく(例:月◯円まで)
目的と違うツールを選ぶ(EC/予約/ブログのミスマッチ)
無料ツール選びの失敗で多いのが、用途のミスマッチです。
よくあるミスマッチ
- ECをやりたいのに、ホームページ作成ツールで頑張ってしまう
- 予約が主目的なのに、予約導線が弱いツールを選ぶ
- 記事集客したいのに、ブログ管理が弱いツールを選ぶ
起きやすい問題
- 「作るのは簡単だったが、運用で詰む」
- 例:在庫・配送・特商法・予約台帳・キャンセル対応など
対処(すぐ効く)
- 目的が次のどれかなら、最初から“専用”に寄せる
- ✅ EC(販売)
- ✅ 予約(枠管理・リマインド・キャンセル)
- ✅ ブログ(記事の量産・内部リンク・カテゴリ運用)
- ホームページは「案内・信頼・導線」に徹し、販売や予約は専用サービスに任せるのが近道
対処(長期で効く)
- 将来の拡張(ブログ追加、予約導入、採用ページ追加)があるなら、最初から拡張可能な設計にする
- 例:固定5ページ+ブログ(またはお知らせ)だけ追加できる、など
更新が止まる(属人化)/セキュリティ意識が薄い
無料で作ったサイトが“放置”になる最大理由は、「更新の担当が決まっていない」「何を更新すべきか分からない」です。
そして放置が続くほど、セキュリティも事故が起きやすくなります。
起きやすい問題
- 営業時間・料金・メニューが古くなって問い合わせが減る
- リンク切れ・フォーム不達で機会損失
- アカウント乗っ取りや、共同編集の権限事故
対処(すぐ効く)
- 更新の“最小ルール”だけ決める(これで止まりにくい)
- 月1回:営業時間/料金/問い合わせ導線の動作確認
- 週1回:お知らせを1本(短文でOK)
- 重要導線は必ずテストする
- ✅ フォーム送信
- ✅ 電話リンク
- ✅ 予約リンク
対処(長期で効く)
- 可能なら2段階認証(2FA)を使う
- 共同編集があるなら権限を分ける(管理者/編集者)
- “運用マニュアル1枚”を作る(担当交代しても回る)
組織・法人で無料運用する場合のリスク整理
個人なら「まず無料で」でも、法人・組織サイトは影響範囲が大きく、無料運用には独自のリスクがあります。
主なリスク
- 仕様変更で突然「無料では公開できない」状態になる可能性
- 障害時のサポートが限定され、復旧が読めない
- 広告表示やサブドメインが、取引・採用・信用に悪影響
- ガバナンス(権限・監査・アカウント管理)が弱くなりやすい
対処(現実的な落としどころ)
- 無料でも使うなら「仮サイト・検証用・社内用」に限定する
- 対外的な公式サイトは、最低限ここだけは有料化を検討
- ✅ 独自ドメイン
- ✅ 広告非表示
- ✅ 管理者権限・二要素認証
- 仕様変更に備えて、公開条件・バックアップ方針(文章・画像の保管先)を決める
有料へ切り替える判断(いつ・どこに投資すべき?)
無料でホームページを公開できても、“成果(問い合わせ・予約・購入)”が目的になると、どこかで有料化した方が早い場面が出てきます。
ここでは「いつ」「どこに」投資すべきかを、初心者でも判断できるように整理します。
独自ドメイン・広告非表示が必要になるタイミング
結論から言うと、次のどれかに当てはまったら 独自ドメイン+広告非表示の優先度が上がります。
1)信用が重要な用途になったとき
- 会社・店舗の“公式サイト”として使う
- 採用ページを載せる
- 予約や決済など、お金が絡む導線を置く
2)オフラインでURLを配り始めたとき
- 名刺、チラシ、看板、資料、営業メール署名に載せる
→ サブドメインや広告表示だと、見込み客の不安材料になりやすいです。
3)SEO・広告で集客に本腰を入れたとき
- 検索からの流入が増えてきた
- 1ページだけではなく、サービスやFAQなど複数ページで勝負したい
→ ここで“仮サイト感”が残っていると、クリック後の離脱が増えがちです。
4)無料条件が変わるリスクを避けたいとき
- 無料プランの公開条件や機能は、将来変更されることがあります。
→ 事業用途なら「急に公開できない」が致命傷になり得るので、安定運用の投資として考えるのが安全です。
メール・予約・決済・会員など“売上に直結”する機能の優先度
有料化は「全部盛り」より、売上に直結する順に1個ずつが失敗しません。
目安はこの順番です。
優先度1:問い合わせの取りこぼしをなくす
- フォームが不安定、通知が届かない、迷惑メールに入りやすい
- 返信ルールを整えたい(自動返信、営業時間外対応など)
優先度2:予約・決済をスムーズにする
- 予約の二重管理がつらい
- 決済を手動で案内している
- キャンセル規定や返金対応が曖昧でトラブルが怖い
優先度3:リピート・継続を仕組み化する
- メルマガ・ステップ配信・LINE連携などで再来店を増やしたい
- 会員限定ページ、会員向けコンテンツを用意したい
迷わないための“投資先”早見表
| 目的 | まず投資する場所 | 後回しにしてOKなこと |
|---|---|---|
| 問い合わせを増やす | 独自ドメイン/広告非表示/フォーム導線 | デザインの細部調整 |
| 予約が増えてきた | 予約台帳(枠管理)/リマインド/キャンセル規定 | 高機能な会員機能 |
| 売上が出てきた | 決済導線(カード等)/特商法・返金の整備 | ブログの大量追加 |
| リピートを増やす | メール・LINE・CRM連携 | 新しいSNSの追加 |
ポイントは、「今の目的に必要な1つ」だけを先に課金することです。
移行の考え方:同じツールでアップグレード/別サービスへ引っ越し
有料化には大きく2パターンがあります。判断軸は「早さ」か「資産性」かです。
同じツールでアップグレードする(最短で成果を出したい人向け)
メリット
- 作ったデザインやページをそのまま使える
- ダウンタイムが少なく、最短で「広告非表示」「独自ドメイン」が実現しやすい
- 操作に慣れているので、運用が継続しやすい
デメリット
- ツール固有の機能に依存すると、将来の引っ越しが重くなることがある
- 上位機能が必要になるほど月額が上がりやすい
向いているケース
- すでにサイトが形になっていて、今すぐ集客を伸ばしたい
- 社内の運用負荷を増やしたくない(更新担当が少ない)
別サービスへ引っ越しする(長期で資産にしたい人向け)
メリット
- 目的に合う設計(ブログ強化、EC特化、予約特化)へ寄せやすい
- URL設計やSEOの自由度が上がることがある
- 将来的な拡張(会員、分析、連携)を組みやすい
デメリット
- コンテンツ移行(文章・画像・ページ構造)に手間がかかる
- URLが変わる場合、リダイレクト設計が必要(やり方次第で評価が落ちる)
向いているケース
- これから記事を増やして“メディア型”にしたい
- 予約やECを中核にして、専用機能を本格運用したい
- ツールの制約で「やりたい施策」が明確にできない
どちらでも共通:移行前にやると失敗が減ること
- ページ一覧を作る(URL/役割/優先度)
- 問い合わせ・予約など“収益導線”だけ先に守る(最優先で移行)
- テキストと画像は手元にも保存(ツール依存を減らす)
- 旧URL→新URLの対応表を用意(引っ越しの品質が上がる)
WordPress(自前運用)へ移る場合のチェック項目
WordPressは自由度が高い反面、お金だけでなく“運用の責任”も増えるのが特徴です。
失敗しないために、最低限ここをチェックしてください。
1)サーバー選び
- WordPressが安定稼働する性能(速度・同時アクセス)
- 自動バックアップがあるか
- WAFなどのセキュリティ機能があるか
- 障害時の復旧・サポート体制
2)セキュリティ運用(放置が一番危ない)
- WordPress本体/テーマ/プラグインの更新ルール
- ログイン対策(2段階認証、ログインURL保護など)
- バックアップの頻度と復元手順(“戻せる”が大事)
3)速度・表示品質
- 画像圧縮と遅延読み込み(重いと離脱が増える)
- キャッシュ(プラグイン or サーバー側機能)
- スマホ表示の崩れが起きにくいテーマ選定
4)SEO・計測
- パーマリンク(URL)設計を最初に固定(後から変えると手間)
- サイトマップ、Search Console、GA4の連携
- 重要ページ(サービス・料金・事例・FAQ)を“検索意図別”に用意
5)移行(引っ越し)で詰まりやすいポイント
- 旧サイトのURL構造をどう引き継ぐか
- 301リダイレクトの設定(できないと評価が分断されやすい)
- 画像の再配置・内部リンクの貼り直し
結論(判断基準)
- “最短で成果”なら:いまのツールでアップグレード → まず売上を作る
- “長期の資産”なら:WordPress(自前運用)も視野 → ただし運用体制を先に作る
よくある質問(無料ホームページ作成Q&A)
完全無料で独自ドメイン運用は可能?
結論から言うと、「独自ドメインを完全0円でずっと運用」は基本的に難しいです。理由はシンプルで、独自ドメインは「取得・更新」という維持コストが発生するためです。
ただし、次のような“実質無料に近い”ケースはあります。
- 有料プランの特典で「1年分のドメイン無料」が付く
ただし、プラン料金はかかるので「完全無料」ではありません。 - 無料のサブドメイン(例:〇〇.◯◯.com)で運用する
これは0円で可能ですが、「独自ドメイン」ではなく“間借りURL”です。
おすすめの考え方
まずは無料サブドメインで試作 → 反応が出たら独自ドメインへ、が失敗しにくいです。
(独自ドメインは「名刺・SNS・Googleビジネスプロフィール」などの資産に直結します)
無料のままでもSEOで上位は狙える?
狙えます。ただし、勝ち筋はあります。
無料ツールの弱点は、「設定の自由度」「広告表示」「URL(サブドメイン)」「拡張性」などが足を引っ張りやすい点です。
一方、SEOは最終的に “検索者にとって役に立つか” が本質なので、無料でも戦えます。
無料運用で勝ちやすい狙い方
- 指名・地域・用途に寄せる
例:地域名+サービス、悩み+解決、料金・流れ・事例など - トップ1枚で完結させず、目的別にページを分ける
(例:サービス/料金/事例/よくある質問/問い合わせ) - テンプレ文章を捨てて、あなたの実態(強み・工程・実績)を具体化する
- 画像は軽くして表示速度を落とさない(スマホで特に重要)
- 計測できるなら、Search Console・GA4で改善する
“無料の限界”が出る場面
- 商圏が広い・競合が強い(例:全国系の激戦キーワード)
- 構造化データなどの高度なSEO、柔軟なページ増設が必要
- 広告表示がCV(問い合わせ)を邪魔している
スマホだけで作っても問題ない?
基本は問題ありません。むしろ最近はスマホ表示が主戦場です。
ただし、スマホだけだと見落としやすいポイントがあるので、次だけは意識してください。
スマホ作成で事故りやすい点と対策
- 文章が長くなりがち → 見出しと箇条書きで区切る
- 画像が重い → アップ前に圧縮して容量を落とす
- ボタンが押しにくい → 余白を広めに、小さすぎるリンクを避ける
- フォームが壊れている → 送信テストは必ずやる
- PC表示が崩れている → 公開前にPCプレビューも確認(可能なら)
「最短で公開」したいなら、スマホ編集は強いです。
ただし細部の調整(余白・整列・表の見え方)は、PCのほうが楽な場面もあります。
サービス終了や規約変更が起きたらどうする?
無料サービスほど、仕様変更(広告増・ページ制限・無料枠縮小など)は起こり得ます。
大事なのは「起きた後に困らない設計」にしておくことです。
守りの3点セット(これだけで被害が激減)
- 文章・画像・ロゴは手元に原本を保存(Googleドキュメント等でもOK)
- 可能な範囲でエクスポート/バックアップ(できないサービスもあります)
- 将来本気で運用するなら、早めに独自ドメインを検討
- ドメインがあると、引っ越しても「告知・名刺・SNS」を守りやすい
追加でやっておくと強い
- 問い合わせフォームの送信内容が消える前提で、重要情報は別管理
- 独自メール(@あなたのドメイン)を使う場合は、サイトとは分離して運用する
あとから他サービスへ移せる?(引っ越しの現実)
「移せるか」は “何を移したいか” で変わります。
- 文章(ページ内容):たいてい移せる(コピペ or エクスポート)
- デザイン(見た目そのまま):移せないことが多い(作り直しになりがち)
- URL構造(SEO資産):移行設計が必要(リダイレクト等)
移行しやすさの目安(ざっくり)
| 方式 | 文章・ページ | デザイン再現 | 引っ越しの手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| サービス一体型(例:Wix系) | △ | ✕ | 大 | とにかく早く作りたい |
| ブログ/CMS型(例:WordPress.com) | ◯ | △ | 中 | 記事資産を育てたい |
| 静的サイト(例:GitHub Pages) | ◎ | ◎ | 小 | 技術寄り・資産性重視 |
引っ越しで後悔しないコツ
- 最初から「将来の移行」を意識するなら、
独自ドメイン+エクスポートできるサービスを優先 - 移行前に、現サイトのURL一覧と主要ページ内容を保存しておく
(後で同じ構成を再現しやすくなります)
店舗・会社サイトで最低限必要なページは?
最小構成でも、信頼と問い合わせに必要な要素は押さえられます。
まずはこの5ページでOKです。
- トップ(何のサイトか/強み/導線)
- サービス(提供内容・対象・流れ)
- 料金(目安・追加費用・支払い方法)
- 事例・実績(できれば数値や写真つき)
- 問い合わせ(フォーム・電話・地図)
業種によって追加が効くページは次の通りです。
- 店舗:アクセス、営業時間、予約方法、キャンセル規定
- BtoB:導入の流れ、よくある質問、資料請求
- 採用:募集要項、選考フロー、社員紹介
- 通販:特商法、返品・配送、プライバシーポリシー
ポイント:ページ数を増やすより、まず「必要ページを薄く作る → 反応が出る部分を厚くする」が成果に直結します。
まとめ:無料で始めて、必要なところだけ賢く課金する
無料でホームページを作る最大のメリットは、「最短で公開して、反応を見ながら改善できる」ことです。
一方で、無料には必ず“交換条件”(広告表示・独自ドメイン不可・機能制限など)があり、目的次第では遠回りにもなります。
だから結論はシンプルで、無料=スタートダッシュ、有料=成果を伸ばす投資として使い分けるのが最も賢い方法です。
無料で始めるときの“勝ちパターン”(迷ったらこれ)
- 目的を1つに絞る(問い合わせ/予約/購入のどれか)
- 最小5ページで公開する(トップ/サービス/料金/事例/問い合わせ)
- 公開後は改善を回す(導線・内容・計測の順で)
💡ポイント:無料でも「設計」と「中身」で十分勝てます。テンプレ文のままにしない、事例や根拠を添える、迷わせない導線にする——これだけで成果が変わります。
“賢い課金”の優先順位(必要なところだけ)
無料のまま頑張るより、成果に直結する箇所へ最小投資した方が伸びるケースが多いです。
| 優先度 | 課金ポイント | こうなったら検討 |
|---|---|---|
| 1 | 独自ドメイン・広告非表示 | 名刺に載せる/採用や取引で使う/反応が出始めた |
| 2 | 問い合わせ導線の強化(フォーム・通知・自動返信など) | 取りこぼしが出る/返信対応が追いつかない |
| 3 | 予約・決済など“売上直結”機能 | 予約が増えた/手動対応が限界/決済が必要 |
| 4 | 拡張(会員・CRM・外部連携) | リピートや継続課金を仕組み化したい |
✅特に「独自ドメイン+広告非表示」は、信用・クリック率・CV(問い合わせ/予約)に効きやすい投資です。
失敗しないための“保険”だけは最初から
無料運用で怖いのは、突然の仕様変更やサービス都合です。対策は難しくありません。
- 文章・画像・実績データは 手元でも保存(コピペできる状態に)
- URLやページ一覧を メモで管理(引っ越し時に効く)
- 事業用途なら、将来を見据えて 独自ドメインを早めに検討
👍これだけで、万一のときも「ゼロから作り直し」になりにくくなります。
今日やることチェック(最短で前に進む)
- [ ] 目的を1つ決める(問い合わせ/予約/購入)
- [ ] 最小5ページの見出しだけ作る
- [ ] テンプレ文を、自分の強み・条件・実績に置き換える
- [ ] 問い合わせ導線をテストする(送信→受信確認)
- [ ] 反応が出たら「独自ドメイン・広告非表示」を優先検討する
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