失敗しないドメイン名の決め方|SEOとブランディングを両立させるコツ
「ブログやサイトを作りたいけど、ドメイン名がまったく決まらない……」
「〇〇.com と 〇〇.jp、どっちを選べばいいの?」
「あとから後悔しない名前にしたいけど、正直センスに自信がない」
「日本語ドメインってどうなの? SEO的に不利にならない?」
初めてドメインを取ろうとすると、ほぼ必ずこうした疑問や不安が出てきます。
しかもドメイン名は、いったん取得すると基本的に変更しづらいもの。
なんとなくで決めてしまうと、
- 数年後に「この名前、さすがにダサい…」と感じる
- サイトの内容と合わなくなり、ブランドを作りにくい
- 変更しようとして、SEOやアクセスにダメージが出る
といった「地味だけど重い後悔」につながることもあります。
この記事では、そんなモヤモヤを解消するために、
- ドメイン名の基本的な仕組み
- 初心者でも失敗しにくい決め方の考え方
- 避けたほうがいいパターン
- 用途別の具体例や、候補の出し方・チェック方法
- 取得後の管理・運用で気をつけたいポイント
までを、ひとつずつわかりやすく整理して解説します。
専門用語をできるだけかみ砕きながら、「この手順で進めれば、初めてでも迷子にならない」という流れでまとめています。
読み終わるころには、自分のサイトにしっくりくるドメイン名の候補がいくつか出せている状態を目指しましょう。
ドメインの基本をおさえよう
まずは、「そもそもドメインって何?」という土台をしっかり押さえておきましょう。
ここを理解しておくと、このあとの「良いドメイン名の決め方」も迷いにくくなります。

ドメイン名とは何か・IPアドレスとの関係
インターネット上のコンピュータは、本来「IPアドレス」と呼ばれる数字の羅列で識別されています。
- 例:
203.0.113.10のような数字の並び
しかし、人間は数字の羅列を覚えるのが苦手です。
そこで登場するのが、ドメイン名(domain name) です。
- 例:
example.com - 中身としては、IPアドレスに紐づいた「覚えやすい名前のラベル」
この「数字 → 名前」の変換を裏側で行っているのが DNS(Domain Name System) です。
DNSは、いわばインターネットの「電話帳」や「住所録」のような存在で、
- ユーザー:ブラウザに
example.comと入力 - DNS:対応するIPアドレスを調べて返す
- ブラウザ:そのIPアドレスのサーバーにアクセスする
という流れで、はじめてWebサイトが表示されます。
Webサイト用ドメインとメールアドレス用ドメインの役割
ドメイン名は、Webサイトとメールの両方で使われます。
- Webサイト用:
- 例:
https://example.com/ - 役割:サイトの入り口となる「URL」の一部
- 例:
- メールアドレス用:
- 例:
info@example.com - 役割:メールアドレスの「@以降」の部分
- 例:
同じドメインをサイトとメールで揃えると、
https://example.com/info@example.com
といった形になり、ブランドの一体感が出ます。
企業やフリーランスが独自ドメインを使う理由のひとつもここにあって、
- フリーメール(
○○@gmail.comなど)ではなく、 - 自社ドメインのメール(
info@自社名.com)
を使うだけで、「きちんとした事業者」という印象を与えやすくなります。
ドメインとサーバーの違い・それぞれの役目
初心者がよく混乱するポイントが、ドメインとサーバーの違いです。
ざっくりいうと、役割はまったく別物です。
| 項目 | ドメイン名 | サーバー |
|---|---|---|
| 役割 | インターネット上の「住所・看板」 | Webサイトやメールを置く「土地」 |
| 例 | example.com | レンタルサーバー・VPSなど |
| 管理するもの | 名前(URL・メールの@以降) | ファイル・データベース・プログラム |
| 契約先の例 | ドメイン会社(レジストラ) | レンタルサーバー会社 |
イメージとしては、
- ドメイン=住所(○○県○○市…)
- サーバー=建物・土地
のような関係です。
- 住所(ドメイン)があっても、建物(サーバー)がなければ中身は表示されない
- 建物(サーバー)があっても、住所(ドメイン)が知られていなければ人がたどり着けない
という関係なので、Webサイトを運営するには両方が必要になります。
ドメイン名がブランドや信頼性に与える影響
ドメイン名は、単なる技術的な記号ではなく、ブランド資産の一部です。
ユーザーは、意外とドメイン名もしっかり見ています。
1. 記憶されやすさ・紹介されやすさ
- 短くて言いやすいドメインは、口頭でも紹介しやすく、
- SNSや名刺、プレゼン資料でも視認性が高い
例:
- 良い例:
coffee-note.com(何のサイトかイメージしやすい) - 微妙な例:
c0f4e-n0t3-123.com(読みづらく覚えづらい)
ユーザーの立場で見ると、「一度見たときに覚えられるか?」が非常に重要です。
2. 「ちゃんとしている感」を左右する
- 企業名やブランド名に沿ったドメイン
- 定番のTLD(
.com,.jp,.co.jpなど)
は、第一印象での信頼感を高める効果があります。
一方で、
- 意味のわからない文字列
- あまり知られていないTLD
- 極端に安っぽい印象のあるドメイン
は、「本当に大丈夫なサイトかな?」と不安を与えることもあります。
3. SEOへの直接効果は小さいが、間接効果は大きい
最近の検索エンジンでは、
- ドメイン名にキーワードを入れたからといって、劇的に順位が上がるわけではありません。
しかし、
- わかりやすいドメイン → クリックされやすい
- ブランドとして覚えられる → 再訪・指名検索が増える
といった間接的な効果で、結果的にサイトの評価にプラスに働くことがあります。
この「ドメインの基本」を押さえておくと、
次のステップで「どんな名前にするべきか」「どの末尾(.comなど)を選ぶか」を決めるときに、判断がぐっとラクになります。
ドメインの構造と種類を理解する
ドメイン名の「どこ」をどう決めるか理解するには、まず構造と種類を知っておく必要があります。
ここを押さえておくと、後で迷いやすい「.comにするか.jpにするか」「サブドメインを使うか」などの判断がスムーズになります。
ドメイン名の階層構造と各部分の意味
代表的な例で見てみます。
www.example.com
左から順番に、次のような意味があります。
www… サブドメイン(第三階層)example… セカンドレベルドメイン(ドメイン名の本体).com… トップレベルドメイン(TLD:末尾の部分)
もう少し複雑な例:
shop.example.co.jp
shop… サブドメインexample… セカンドレベルドメインco.jp… 日本の企業向けドメイン(属性型JP).jp… 国別トップレベルドメイン(ccTLD)の一種
ポイントは、「右側ほど大きな区分・左側ほど具体的」というイメージです。
- 右端のTLD … 国や用途のざっくりした区分
- その左側 … サイト・組織ごとの名前
- さらに左 … 同じドメイン内でのサービスやセクションの区別(サブドメイン)
トップレベルドメイン(TLD)の種類と特徴
TLD(Top Level Domain)は、ドメインの末尾にあたる部分です。
ざっくり、次のように分類できます。
gTLD・新gTLDの主な例と使われ方
gTLD(分野別トップレベルドメイン)
もともと国に関係なく、用途ごとに用意されたドメインです。
- 代表例:
.com,.net,.org,.infoなど - 特徴:
- 世界中で広く使われる
- 特定の国に限定されない
- 誰でも取得できるものが多い
特に.comは「商業用」という意味からスタートしましたが、今ではジャンルを問わず最も一般的なTLDになっています。
新gTLD(New gTLD)
近年になって追加された、より細かいジャンル表現ができるTLDです。
- 例:
.blog,.shop,.tokyo,.appなど - 特徴:
- ドメイン名全体でサイト内容を伝えやすい
- 例:
hanaya.shop,yamada-lawyer.tokyo
- 例:
- 一般的なTLDよりも、まだ空きが見つかりやすいこともある
- ドメイン名全体でサイト内容を伝えやすい
ただし、ユーザーが見慣れていないTLDも多いため、
ターゲットや業界との相性を考えて選ぶことが大切です。
ccTLD・属性型JPドメインの概要
ccTLD(国別トップレベルドメイン)
国や地域ごとに割り当てられたTLDです。
- 代表例:
.jp(日本),.us(アメリカ),.fr(フランス)など - 特徴:
- その国向けのサイトであることを示しやすい
- 日本向けビジネスなら
.jpは安心感・ローカル感が出やすい
属性型JPドメイン(日本特有の仕組み)
日本には、さらに用途に応じた.jpの使い分けがあります。
.co.jp… 日本国内の企業向け(登記法人のみ取得可能).or.jp… 財団・社団などの法人向け.ne.jp… ネットワークサービス事業者向け など
特に.co.jpは「ちゃんと登記している会社だ」と伝えられるTLDなので、
コーポレートサイトではいまも根強い人気があります。
セカンドレベルドメイン・サードレベルドメインとは
TLDの左側にある部分を、まとめてセカンドレベルドメイン(SLD)と呼びます。
example.com → example = SLD
example.co.jp → example = SLD
- SLDが、いわゆる「ドメイン名そのもの」に相当します。
- ここにブランド名やサイト名、キーワードなどを盛り込むことになります。
そのさらに左側にくるのがサードレベルドメイン(サブドメイン)です。
blog.example.com → blog = サードレベルドメイン
shop.example.com → shop = サードレベルドメイン
- 1つのドメイン内で「サービスごと・言語ごと」に分けたいときによく使われます。
- 例:
en.example.com(英語版),shop.example.com(ECサイト)など
- 例:
独自ドメイン・サブドメイン・共有ドメインの違い
ここからは、サイト運営者の視点でよく出てくる3つの用語を整理します。
独自ドメインのメリット・デメリット
独自ドメイン
自分(または自社)専用で取得したドメインのことです。
- 例:
myblog.com,yamadacoffee.jpなど
【メリット】
- URLとメールアドレスを、完全に自分の名前で統一できる
- サービスを乗り換えても、同じドメインをそのまま使える
- 長く運用するほど、ドメイン名に対する検索エンジンやユーザーからの信頼が蓄積される
- レンタルブログのアドレスよりも、事業としての本気度が伝わりやすい
【デメリット】
- 取得・更新に毎年コストがかかる
- 自分で管理(契約更新・DNS設定など)する必要がある
とはいえ、ビジネスや本格的なブログ運営を考えるなら、
早い段階で独自ドメインを取ってしまうほうが、結果的に得になるケースがほとんどです。

サブドメインの仕組みと活用シーン
サブドメインは、既に持っている独自ドメインの「前」に任意の文字列をつけて、
別サイトのように運用できる仕組みです。
- 例:
blog.example.com(ブログ用)shop.example.com(ショップ用)dev.example.com(開発環境用)
【活用シーン】
- 本体サイトとは別に、ブログやEC、キャンペーンサイトを運営したい
- 多言語サイトで、言語ごとにドメインを分けたい (
en.example.com,ja.example.comなど) - 社内用や検証用の環境を切り分けたい
サブディレクトリ(example.com/blog/ のような形)との使い分けにはSEO面も絡みますが、
構成や運営体制に応じて設計するのが基本です。

無料・共有ドメインを使うときに注意したい点
共有ドメイン/無料ドメインは、ブログサービスや無料ホームページサービスなどが提供する、
「一部を借りる形のドメイン」です。
- 例:
username.hatenablog.com○○○.wordpress.comsite-name.wixsite.comなど
【利点】
- 初期費用ゼロ、更新作業も不要
- 技術的な設定をほとんど気にせず始められる
【注意点】
- サービスに依存する
- サービス終了 → ドメインごと消える可能性がある
- 他人のサイトも同じドメイン配下にあるため、
ブランドとしての専有感・信頼性は弱い - 将来、独自ドメインに移行する際に、
URL変更によるアクセス減・SEO的ダメージが出ることもある
趣味日記レベルなら問題ありませんが、
本気で集客したい、仕事につなげたい場合は「最初から独自ドメイン」を強くおすすめします。
なぜ独自ドメインがおすすめなのか
「とりあえず無料ブログのURLでいいかな?」と考えがちですが、
本気で長く続けるつもりなら、独自ドメインを取っておく価値はかなり大きいです。
ここでは、個人・企業それぞれの視点から独自ドメインのメリットを整理し、
最後に「変わらないURL」が持つ資産価値について解説します。
個人ブログ・趣味サイトで独自ドメインを使う利点
趣味ブログや情報発信が中心の場合でも、独自ドメインには次のようなメリットがあります。
1. サイト名とURLを揃えやすい
- ブログ名:
旅するカフェログ - ドメイン:
tabi-cafe.com
のように、サイト名とURLを近づけやすくなります。
これによって、
- 名刺やプロフィール欄に書いたときに印象が残りやすい
- 音声・動画配信で口頭で伝えるときも覚えてもらいやすい
といった効果が生まれます。
2. サービス乗り換えに強くなる
無料ブログのURLは、サービスに縛られます。
- 例:
○○.hatenablog.com,△△.wordpress.com
もし将来、
- 広告の制限を避けたい
- 表示速度を改善したい
- デザインの自由度を上げたい
といった理由でWordPress + レンタルサーバーに移行したくなった場合、
独自ドメインであれば、URLを変えずに引っ越ししやすくなります。
3. モチベーション維持につながる
少し精神論に聞こえるかもしれませんが、
- 「自分専用のアドレスを持っている」
という感覚は、思った以上に継続の原動力になります。
- 「せっかくドメイン代も払っているし、ちゃんと更新しよう」
- 「自分の“場所”として育てていきたい」
と考えられるようになるのは、独自ドメインならではの効果です。
企業サイト・事業サイトで独自ドメインが必須と言える理由
ビジネスとしてWebを活用するなら、独自ドメインは「あったほうがいい」ではなく、ほぼ必須です。
1. 信頼感・本気度が伝わる
以下の2つを見比べてみてください。
https://yamada-taro.co.jp/https://yamada-taro123.freeblog.com/
ユーザー目線では、前者のほうが
- しっかりした会社
- 実在する法人が運営していそう
という印象を受けるはずです。
特に、
- BtoBの問い合わせ
- 採用情報
- 実店舗・クリニックなどのサイト
では、ドメイン名が第一印象を左右すると考えておいたほうがよいでしょう。
2. 会社名・ブランド名と一体で育てられる
企業・事業サイトでは、
- 会社名
- ブランド名
- サービス名
とドメイン名を近づけておくと、
検索・口コミ・名刺・パンフレットなど、あらゆる接点で一貫性が出ます。
たとえば、
- 会社名:山田コーヒー株式会社
- ドメイン:
yamadacoffee.jp
といった形で統一しておけば、
- 「会社名で検索 → サイトがすぐ見つかる」
- 「メールアドレスを見ただけで、どこの会社かわかる」
という状態を作りやすくなります。
3. 法人サイトではTLDの選び方も信用に直結する
日本企業であれば、
.co.jp(登記法人のみ取得可能).jp(日本向けサイト全般)
といったTLDを選ぶことで、「きちんとした会社」であることをドメイン自体が証明してくれます。
逆に、
- 聞き慣れないTLD
- 露骨に安売りされているTLD
を会社の公式サイトに使うと、
料金は安くても信頼感を損なうリスクがあることは覚えておいた方がよいでしょう。
変わらないURLを持つことによる信用・資産としての価値
最後に、「なぜそこまで独自ドメインを推すのか」という核心部分です。
1. URLは「インターネット上の住所」そのもの
店舗でいえば、
- 引っ越しを繰り返せば、常連さんが迷ってしまう
- 住所がコロコロ変わる店は、信用しづらい
のと同じように、WebサイトのURLも、頻繁に変わるほど信頼を失います。
独自ドメインを長く維持することで、
- 検索結果やブックマーク
- 他サイトからのリンク
- SNSでのシェア
が、きちんと同じ場所を指し続けてくれるようになります。
2. 検索エンジンからの評価が蓄積される
検索エンジンは、一定の期間を通じて、
- コンテンツの質
- 更新頻度
- 他サイトからのリンク
- ユーザーの行動(滞在時間・再訪など)
を総合的に評価します。
ドメインを変えると、この評価を一から積み上げ直すことになるため、
- 軽い気持ちでURLを変える
- 無料ブログ → 別サービス → 別サービス…と渡り歩く
のは、長期的には大きなロスになります。
3. ビジネスを手放すときにも価値になる
規模が大きくなって、
- ブログを売却する
- Webメディアを事業譲渡する
といった場面が来たとき、長年育てた独自ドメイン自体が「価値ある資産」になります。
- 覚えやすい名前
- テーマと一致したドメイン
- 長期間運用されてきた履歴
は、それだけで評価の対象です。
まとめると:
- 個人でも企業でも、「長く使える自分の住所」を早めに持っておくと、
あとから効いてくるメリットがとても大きい - 独自ドメインは「今のため」というより、未来の自分・未来の事業のための投資
というイメージで捉えると、毎年の更新費用も納得しやすくなるはずです。
ドメイン名に関する基本ルール
ここでは、「そもそもドメイン名として許される条件」を整理します。
細かい仕様を全部覚える必要はありませんが、最低限のルールを知っておくと、候補作りでムダな悩みが減ります。
使える文字・記号(半角英数字・ハイフンなど)のルール
通常の(英数字の)ドメイン名は、次のルールで構成されます。
- 使用できる文字
- 半角英字:
a~z - 半角数字:
0~9 - ハイフン:
-(マイナス記号)
- 半角英字:
- 使用できない主なもの
- アンダースコア:
_ - スペース
- 全角文字(全角英数字・ひらがな・カタカナなど)
- その他の記号:
/&?!など
- アンダースコア:
ハイフン(-)には追加ルールがあります。
- 先頭と末尾に置くことはできない
- 例:
-example.comやexample-.comは不可
- 例:
- 同じラベル内で連続して使うのは避ける(仕様上は一応可能だが、可読性が悪くなる)
good-example.com → OK
good--example.com → 技術的には可だが、ユーザーに優しくない
日本語ドメイン(IDN)の場合は内部的に「xn--」から始まる文字列に変換されるため、
表向きは日本語でも、中身はこのルールに沿った英数字+ハイフンになっています。
文字数の制限と現実的な長さの目安
仕様上の制限と、「人が使う上での適正な長さ」は別物です。
仕様上の主なルール(1ラベルあたり)
- 各ラベル(例:
example.comのexample部分)は
3~63文字 の範囲で設定されるのが一般的 - ドメイン全体(
○○.example.comなど)は、
最大253文字程度 までという制限があります
ただし、これは技術的な上限であって、実用性は別問題です。
現実的な長さの目安
- セカンドレベルドメイン(本体の部分)は、
10〜15文字前後まで を目安にすると扱いやすい - 長くても 20文字以内 に収めると、
名刺やスライド、音声での案内でも伝えやすくなります
たとえば、
best-coffee-blog.com→ ギリギリ許容範囲the-best-coffee-review-and-beans-information-site.com
→ 覚えられないし、入力ミスも増えるので現実的ではないです。
表記は小文字に統一されること
ドメイン名は、大文字と小文字が区別されません。
Example.comEXAMPLE.COMexample.com
これらはすべて同じドメインとして扱われます。
実際には、DNSサーバー側で小文字に正規化されるため、
ユーザーに見せるときも、サイト内でリンクを書くときも、小文字に統一するのが基本です。
| 入力したつもりの文字列 | 実際に使われる認識 |
|---|---|
MyBlog.com | myblog.com |
My-Blog.COM | my-blog.com |
大文字を混ぜて「デザイン的にカッコよく見せる」ことはできますが、
ブラウザやメールシステムではすべて小文字として扱われる、と理解しておきましょう。
日本語ドメインを選ぶ際のメリット・デメリット
「日本語そのままのドメイン」も取得できます。
- 例:
寿司屋.com,東京-美容院.jpなど
見た目としてはインパクトがありますが、実際に使うときはメリット・デメリットをよく考える必要があります。
メリット
- サイト内容や業種が一目でイメージしやすい
- 検索結果やブラウザタブで、「何のサイトか」が直感的に伝わる
- 地域ビジネスや店舗、キャンペーンなど、
ローカルかつ短期的な訴求には相性が良いこともある
デメリット
- 内部的には
xn--~という英数字の長い文字列に変換される- メールでURLを送ると「見慣れない文字列」に見えてしまう
- 古いシステム・一部ツールでは文字化け・非対応の可能性がある
- スマホやPCでの入力が煩雑になりがち
- 特に英語キーボードや海外ユーザーには負担が大きい
- 日本語部分を含むメールアドレス利用は、運用上の制約が多い
結論として:
- 日本向けの小規模サイト・キャンペーン用のサブドメインなどにはアリ
- メインのブランド・長期運用するサイトには、
英数字ベースのドメインを軸にするほうが無難
という考え方が、多くの運営者・実務者の共通認識になっています。
ドメインは早い者勝ちで、同じ名前は後から取れない
ドメイン名の空き状況は、世界で一意です。
- 誰かが
example.comを登録していれば、
別の人が同じexample.comを取得することはできません。 - その人が更新をやめて失効するまで、他人は取得できない仕組みです。
この「早い者勝ち」ルールがあるため、次のことが重要になります。
- 候補が浮かんだら、すぐに空き状況をチェックする
- 悩んでいる間に他の人に取られるケースは珍しくありません。
- ビジネスやサービス名を決める段階で、
ドメインが取れるかどうかをセットで考える - 長期的に使う可能性がある名前は、
少し早めでも「ドメインだけ先に押さえておく」という判断もアリ
また、ドメイン名そのものは早い者勝ちですが、
商標権・著作権などの法律は別枠で存在するため、
- 有名企業や既存ブランドと紛らわしい名前を取る
- 他人の権利を侵害しそうな名称をあえて使う
といった行為は、後からトラブルになる可能性があります。
「取れたからOK」ではなく、法的リスクがないかも合わせて確認することが、実務上は非常に大切です。
この章の内容を押さえておけば、
次にドメイン名の候補を考えるときに「そもそも使えない名前」を避けつつ、
現実的で運用しやすい候補だけに集中できるようになります。
ドメイン名を考えるときの基本方針
ここからは、実際に「どんな名前にするか?」を考える段階です。
細かいテクニックより前に、まず押さえておきたい“方針”を整理しておきましょう。
サイトのテーマや内容がイメージできる名前にする
パッと見て「何のサイトか」が少しでも伝わると、それだけで有利です。
- 悪い例:
abc123.com(中身が想像できない) - 良い例:
camera-note.com(カメラ系だとイメージしやすい)
全部を説明しなくても構いませんが、テーマを連想できる単語を1つは入れると効果的です。
- 旅行系なら:
trip,travel,journey - お金系なら:
money,finance,saving - ブログなら:
blog,note,logなど
ただし、キーワードを詰め込みすぎると不自然になるので、
「テーマ+α」くらいのシンプルさを意識するとバランスが取りやすくなります。
短くて覚えやすく、入力しやすい文字列を意識する
ドメイン名は、見た瞬間に覚えられるかどうかが勝負です。
- 目安は「10〜15文字前後」
- できれば単語2〜3個までにおさめる
比較イメージ
| 種類 | ドメイン例 | 印象 |
|---|---|---|
| 長すぎる | best-coffee-review-and-beans-information-site.com | 覚えられない・入力したくない |
| ちょうど良い | coffee-journal.com | 短く、内容も想像しやすい |
また、スマホでの入力も考えると、
- 複雑なスペル
- 同じ文字の連続
- ハイフンの入れすぎ
は、タイピングミスの原因になるので避けた方が無難です。
読みやすく発音しやすいスペルを選ぶ
意外と見落とされがちですが、
- 口頭で説明できるか
- 人に読み上げてもらったときに間違われないか
も重要なポイントです。
たとえば、
lとrbとvsとth
など、発音が似ていて聞き取りづらい組み合わせが多いと、
電話や対面でURLを伝えるとき、何度も聞き返されるドメインになってしまいます。
候補が決まったら、実際に声に出して、
「◯◯◯ドットコムです」
と言ってみてください。
すんなり言える/聞き取りやすいなら、実用上も問題ない名前になっていることが多いです。
サイト名・ブランド名・個人名との一貫性を持たせる
ドメイン名は、サイト名やブランド名とセットで記憶されます。
- サイト名:ゆる副業カフェ
- ドメイン:
yuru-fukugyo.com
のように、「名前を聞いて検索 → ドメインを見ても違和感がない」状態を目指しましょう。
構成としては、次のどれかに揃えるとスッキリします。
- サイト名(ブログ名)ベース
blog-name.com/blog-name.jp
- ブランド名・サービス名ベース
brandname.com/servicename.jp
- 個人名・ペンネームベース
yourname.com/nickname.jp
別々の名前を使うと、
- 検索しても見つけづらい
- 名刺・SNS・メールで一貫性がなくなる
といったロスが生まれるので、できるだけ「名前はひとつ」に寄せるのがおすすめです。
長期運用を前提に、将来の展開も見据えて決める
ドメインは、一度育て始めるとできるだけ変えたくない資産になります。
そのため、「今」だけでなく「数年後の自分」も意識して名前を付けることが大切です。
避けたほうがよい例:
- 一時的なブームやトレンドワードに全振りした名前
- 例:
〇〇2025trend.comなど
- 例:
- 取り扱う内容を狭くしすぎた名前
- 例:
iphone5-review-only.comのようなモデル限定名
- 例:
むしろ、
- ジャンルを少し広めに設定しておく
- 年号・バージョン番号を入れない
- 将来ジャンルを追加しても違和感が少ない
といった視点で選ぶと、運営歴が長くなるほど価値が増すドメインになります。
完璧さを求めすぎず、現実的なベストを選ぶ
多くの人がハマる落とし穴が、
「もっと良い名前があるはず…」と延々と悩んでしまうこと
です。
現実には、次のような制約があります。
- 良さそうな名前ほど、すでに誰かに取得されている
- 100点満点のドメインは、ほぼ存在しない
- どんな名前でも、コンテンツ次第で“それらしい名前”に育っていく
なので、
- 候補を3〜5個ほど出す
- 基本方針(テーマ性・短さ・一貫性・長期性)に照らして絞り込む
- 空き状況を確認し、問題なければ「その時点のベスト」で決める
くらいのテンポ感で進めるのが実務的です。
ドメイン名は確かに重要ですが、
最終的に評価されるのは「中身」と「継続」です。
- 方針に大きく反していない
- 法的リスクがない
- 自分が納得して愛着を持てる
この3つを満たしていれば、
「完璧な名前」よりも、「育てていける名前」を選ぶほうが、長い目で見て成功しやすくなります。
避けたいドメイン名のパターン
ここでは「こうすると失敗しやすい」というドメイン名の例をまとめます。
どれもやりがちなパターンなので、候補を決める前に一度チェックしてみてください。
意味が伝わらないランダムな文字列
ぱっと見て何のサイトか想像できない、意味のない文字列だけのドメインは避けたほうが無難です。
- 例:
xyztp9.com,abf39kq.netなど
こうしたドメインは、
- 覚えにくく、口頭で伝えづらい
- スパムサイト・怪しいサイトの印象を与えやすい
- サイト内容と結びつかないため、ブランドとして育ちにくい
というデメリットがあります。
「短い=良い」と勘違いして、とにかく意味のない3〜4文字を狙う方もいますが、
“短いうえに意味が伝わる” ことが理想であって、短さだけを優先すると失敗しやすくなります。
むやみに長くて覚えづらいドメイン名
逆に、キーワードを詰め込みすぎてやたら長くなってしまうパターンもNGです。
- 例:
best-healthy-natural-organic-recipes-for-beginners.com
検索エンジン向けにあれもこれも入れたくなる気持ちはわかりますが、
- SNSでシェアしたときにURLがやたら長くなる
- 名刺やチラシに載せたときに見栄えが悪い
- ユーザーが入力するときにミスを誘発する
など、実用面でのデメリットが大きくなります。
目安として:
- セカンドレベルドメインは 10〜15文字前後
- 単語は2〜3個程度に絞る
くらいにしておくと、長すぎるドメインは避けやすくなります。
数字や記号を多用して読みにくいドメイン名
数字やハイフン自体は使ってもかまいませんが、多用すると一気に読みにくくなります。
- 例:
blog-123-456-info-789.com - 例:
my-best-site-2025-01-01.net
問題になるのは、次のような点です。
- 「3なのか“さん”なのか」口頭で伝えづらい
- 数字の並びを間違えやすく、入力ミスが増える
- ハイフンが多いと、どこで区切ればよいか分からなくなる
どうしても数字を入れたい場合は、
- 「ブランドとして意味のある数字」(創業年・背番号・語呂合わせなど)
- 「1〜2箇所まで」
に留めておくと、読みやすさを損ないにくくなります。
料金だけで聞き慣れないTLDを選んでしまうリスク
最近は、.com や .jp 以外にも、非常に多くのTLD(末尾)が存在します。
- 例:
.xyz,.top,.info,.site,.onlineなど
中にはキャンペーンで極端に安く売られているものもあり、つい飛びつきたくなりますが、
- 一般ユーザーには馴染みがなく、不安に感じられやすい
- 一部のTLDはスパムサイトに悪用された歴史があり、イメージが良くない
- 初年度だけ激安で、2年目以降の更新費用が高いケースもある
といった落とし穴があります。
もちろん、すべてのマイナーTLDがダメというわけではありませんが、
- 企業サイトや信頼性が重要なメディア
- 長期的な運用を前提としたサービス
では、料金だけでTLDを選ばず、ユーザー目線で「安心してクリックできるか」を軸に判断することが重要です。
他社の商標・著作物に似た名称を使う危険性
最後に、最も避けるべきなのが法的リスクのあるドメイン名です。
- 有名ブランド名をそのまま含める
- 既存サービスと紛らわしい表記にする
- アニメ・ゲーム・漫画のタイトルを無断で使う
といった行為は、以下のリスクを伴います。
- 商標権侵害として、停止や損害賠償を求められる可能性
- プラットフォームからの削除・レジストラによる利用停止
- ビジネスが軌道に乗ったあとで、ドメイン変更を余儀なくされる
たとえ悪意がなくても、「結果として紛らわしい」状態なら問題になることがあります。
最低限、
- サイトテーマと近いジャンルの有名企業・サービス名を検索する
- 特許情報プラットフォームや商標検索サービスなどで簡易チェックをする
くらいは行っておくと安心です。
まとめると:
- 意味不明・長すぎ・記号だらけのドメインは、ユーザーにも自分にも負担
- 安さだけでTLDを選ぶと、後から信頼性や費用面で後悔しやすい
- 法律に触れそうな名称は「取れるかどうか」以前に避けるのが鉄則
この章のチェックポイントを、ドメイン候補リストの「ふるい」として使うだけでも、
失敗のリスクはかなり減らせます。
トップレベルドメイン(末尾)の選び方
ドメイン名の「前半」をどれだけ工夫しても、末尾(TLD)の選び方がチグハグだと印象や信頼性で損をします。
ここでは「どのTLDを選ぶべきか」を、イメージ・用途・コスト・SEOの観点から整理します。

TLDを選ぶときに意識したいイメージ・用途・国別の違い
TLDは、ざっくり次の3つを意識すると選びやすくなります。
- イメージ
- よく見かけるTLDか
- 怪しさ・広告っぽさがないか
- 用途
- 個人ブログ / 企業サイト / サービスサイトなど、目的に合っているか
- 国・地域
- 日本向けなのか、世界向けなのか
たとえば、
- 日本人向けの個人ブログ →
.com/.net/.jp - 日本法人の公式サイト →
.co.jp(条件を満たせば最有力) - 海外ユーザーを含むサービス →
.comや汎用gTLD
のように、ターゲットと用途から「自然に見える末尾」を選ぶのが基本です。
代表的なTLDと適したサイトの例
.com / .net / .org / .info / .blog などの汎用ドメイン
代表的な汎用TLD(gTLD)は、次のようなイメージです。
| TLD | 主なイメージ・よくある使い方 |
|---|---|
| .com | 最も一般的。商用・個人問わず「定番枠」 |
| .net | 技術系・インフラ系に多いが、今は用途を問わず利用される |
| .org | 非営利団体・コミュニティなどの印象が強い |
| .info | 情報サイト・解説サイト向けだが、日本ではややマイナー |
| .blog | ブログであることを分かりやすく伝えたいときに有効 |
無難さで言えば .com が頭一つ抜けているので、
希望の名前で .com が取れるなら、最優先で検討する価値があります。
.blog は、ブログ特化であることを伝えやすい反面、
ビジネス色を強めたい場合は .com / .jp などのほうが合うケースもあります。
.jp / .co.jp など日本向けドメインの特徴
日本向けサイトでよく使われるのが .jp と .co.jp です。
.jp- 「日本向けのサイト」という印象を持たれやすい
- 個人・法人問わず取得可能(条件付きの種類もあり)
.co.jp- 日本で登記された法人のみが取得可能
- 「きちんとした会社」であることの証明に近い役割を果たす
ざっくりした使い分けは次のイメージです。
- 個人ブログ・個人事業 →
.com/.net/.jp - 日本法人の公式サイト →
.co.jp(取得できるならほぼ本命候補)
信用性の高さ・日本向けであることの明確さを重視するなら、.jp 系は強力な選択肢になります。
新gTLDを選択肢に入れるときの判断基準
.tokyo や .shop、.site、.online など、近年増えた新gTLDは、
- 空きドメインが見つかりやすい
- ドメイン名全体で「何のサイトか」を表現しやすい
というメリットがあります。
例:
hanaya.shop→ 「花屋のショップ」と一目で分かるdesign-studio.tokyo→ 東京拠点のデザイン事務所と分かる
一方で、次の点には注意が必要です。
- ユーザーが見慣れていないTLDは、クリックをためらわれる可能性がある
- 一部TLDはスパム用途に使われた歴史があり、イメージが良くないものもある
- 初年度だけ極端に安く、更新時に高額になるケース
新gTLDを選ぶときの目安は、
- ターゲット層がITリテラシー高めで、新しいTLDにも抵抗がなさそう
- ブランドコンセプトとTLDが強くマッチしていて、明らかにメリットがある
- 更新料金を含めた長期的なコストが許容範囲
といった条件を満たしているかどうかです。
「安いから」だけで飛びつくのは避けたほうが無難です。
SEOとTLDの関係:順位への影響はどこまでか
現在の検索エンジンでは、TLDそのものが直接順位を大きく左右することはありません。
.comだから上がる.blogだから不利
といった単純な差はほぼないと考えて大丈夫です。
ただし、次のような間接的な影響はあります。
- ccTLD(例:
.jp)は、「その国向けのサイト」と判断されやすく、
日本向け検索ではプラスに働く場合がある - ユーザーが信頼できると感じるTLD → クリック率アップ → 結果的に評価が上がることも
- 信頼感の薄いTLD → 広告・スパムと勘違いされ、クリックされにくい
つまり、SEOの観点からも、「ユーザーが安心してクリックできるTLD」を選ぶことが重要です。
取得費用・更新費用を含めたコスト面のチェック
TLDを選ぶときに見落としがちなのが、2年目以降の更新料金です。
ドメイン会社の料金表示は、
- 「初年度 1円」
- 「キャンペーン中 ○○%OFF」
といったキャッチコピーが目立ちますが、
実務的に重要なのは 「更新価格がいくらか」「毎年どれくらいの負担か」 です。
チェックすべきポイントは次の通りです。
- 取得費用と更新費用の両方を確認する
.com:取得・更新ともに中価格帯で安定していることが多い- 一部の新gTLD:取得は格安だが、更新が高いものもある
- 複数年契約の有無
- まとめて数年分契約すると、トータルで安くなるケースもある
- TLDごとの価格帯をざっくり把握しておく
- 例:
.com、.net、.jpは比較的メジャーで価格競争が進んでいる - ニッチなTLDは、更新費用が高めに設定されていることが多い
- 例:
ドメインは「毎年支払い続ける固定費」なので、
- ブランドイメージ
- 信頼性
- 運用期間
を踏まえた上で、無理のない価格帯のTLDを選ぶことも立派な戦略のひとつです。
まとめると、TLD選びでは
- ターゲット(誰に向けたサイトか)
- 目的(個人ブログなのか、会社の公式なのか)
- 印象(安心してクリックできるか)
- コスト(更新まで含めて無理がないか)
を基準に考えると、迷いが減ります。
「迷ったら .com / .jp、法人なら条件を満たせば .co.jp」を軸に検討すると、大きな失敗は避けやすくなります。
法的な注意点とセキュリティの確認
ドメイン名は「早い者勝ち」で取れますが、
「取れてしまった=法的にも安全」ではありません。
ここでは、最低限おさえておきたい法的リスクとセキュリティ面のポイントを整理します。
商標権・著作権との重複を避けるための考え方
ドメイン名で特に問題になりやすいのは 商標権 です(著作権も絡むケースあり)。
ざっくりいうと、
- すでに誰かがビジネスに使っている名称(商品名・サービス名・会社名など)と
- 同じ or 紛らわしいドメイン名を
- 同じような分野で使う
と、「他人の信用にタダ乗りしている」とみなされる可能性があります。
避けたいパターンのイメージ:
- 有名アプリ名+「-info」「-blog」などをつけたドメイン
- 有名キャラクター名・作品名をそのまま含むドメイン
- 競合会社の名前に、紛らわしい表記をしただけのドメイン
ポイントは、
- 有名ブランド名はそもそも避ける
- 同じ業界・ジャンルで紛らわしい名称を使わない
- 「公式と誤解される可能性がある表現」はNG
です。
「グレーっぽいけど、たぶん大丈夫でしょ」
→ 将来アクセスが増えたタイミングで問題になるリスクが高いです。
長く育てたいドメインほど、最初からクリーンな名前を選ぶほうが安全です。
かんたんにできる商標・権利関係の調べ方
専門家に相談するのがベストですが、個人でもできる「最初の確認」はあります。
- 検索エンジンで徹底的にググる
候補名 + サービス候補名 + 会社候補名 + 商標
などで検索し、すでに同じ名前でビジネスをしている会社がいないかチェック。
- 商標データベースをざっと見る
- 各国の特許庁が公開している商標検索サービスで、候補の単語を検索
- 同じ業種・似た名称で登録されていないか確認
(日本なら特許庁の「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」など)
- カタカナ・英語表記の揺れも確認する
- 例:
たびログ/タビログ/tabilog/tabi-logなど
似た表記で先に使われていないかも見ておく。
- 例:
- 少しでも不安なら、名称を変える or 専門家に相談
- グレーなまま走り始めると、後からのドメイン変更コストが非常に大きくなります。
※ここでの説明は一般的な考え方であり、法的なアドバイス(法律相談)ではありません。
重要な案件では、弁理士・弁護士などの専門家への確認をおすすめします。
WHOIS情報と個人情報保護(代理公開の活用)
ドメインを取得すると、「誰がそのドメインを持っているか」という情報(WHOIS情報)が登録されます。
- 登録者名(個人名 or 企業名)
- 住所
- メールアドレス
- 電話番号 など
昔はこれがそのまま公開されることも多く、個人で取得する場合、
- スパムメールの増加
- 迷惑電話・DM
- 最悪の場合、ストーカー的なトラブル
などのリスクがありました。
そこで、最近の多くのドメイン取得サービスは、WHOIS情報の「代理公開(プライバシープロテクション)」機能を提供しています。
- 登録者はあなた
- 公開されるのは「ドメイン会社名+専用メールアドレス」
→ あなたの氏名・住所・電話番号は表に出ない
という形です。
個人ブロガー・フリーランス・小規模事業者の場合は、基本的に
- WHOIS代理公開を「有効」にしておく
- 無料 or 低額オプションなら迷わず使う
のがおすすめです。
法人の場合でも、
- どこまでの情報を公開するか
- 部署名・代表連絡先など、公開してよい情報の範囲
を決めたうえで、プライバシー保護と信頼性のバランスをとりましょう。

無料ドメイン・中古ドメインを選ぶときのリスク
ここでは、「お金がかからない/安く済みそう」という理由で選びがちな選択肢の落とし穴を整理します。
無料ドメイン(共有ドメイン)のリスク
ブログサービス・ホームページサービスが提供する
○○.hatenablog.com△△.wordpress.comxxxx.wixsite.com
といったアドレスは、一見便利ですが次のようなリスクがあります。
- サービス終了・仕様変更の影響をモロに受ける
- 広告表示や規約変更で、ビジネス利用が制限される可能性
- ドメイン自体はサービスの所有物なので、「育てても自分の資産になりにくい」
趣味の日記レベルなら問題ありませんが、
ブログやサイトを“資産”として育てたいなら、早めに独自ドメインへ移行するのが基本方針です。
中古ドメインのリスクと注意点
「中古ドメイン = SEOに強い」というイメージから、
出所の分からない中古ドメインに手を出してしまうケースもあります。
しかし、現実には次のようなリスクがあります。
- 過去にスパムサイト・アダルト・違法コンテンツに使われていた
- 検索エンジンからペナルティを受けている・インデックスが外れている
- ブランド名・企業名と偶然かぶっており、トラブルの火種になる
「年数が経っているから強い」「被リンクが多いからお得」
といった宣伝文句だけで判断するのは非常に危険です。
中古ドメインは、
- リスクを理解したうえで
- 十分な調査を行い
- それでもなお使う理由がある場合
に限定したほうが無難です。
初心者が「とりあえずSEOに良さそうだから」という理由だけで使うのはおすすめできません。

過去の利用履歴・スパム履歴を確認するポイント
どうしても中古ドメインを検討する場合、最低限チェックしておきたいポイントは次の通りです。
- 検索エンジンでドメイン名を検索する
site:example.comで検索し、過去のページが残っているか- ドメイン名でそのまま検索し、悪評やスパム報告が出てこないか
- Webアーカイブ(過去ページの保存サービス)で内容を確認する
- 以前どんなサイトに使われていたのかを確認
- アダルト・ギャンブル・スパム的コンテンツがないかを見る
- 被リンクの質をざっくり見る
- 無料 or 体験版のSEOツールで、怪しい被リンクが大量についていないかを確認
- 明らかに不自然な海外スパムサイトからのリンクだらけなら要注意
- インデックス状況の確認
- まったくインデックスされていない場合、単に放置されていただけなのか
- ペナルティによる除外なのかは判断が難しい
→ 不安が大きいなら、そのドメインは見送ったほうが安全
まとめると:
- 商標・著作権などの法的リスクは、「取れてしまったあと」では手遅れになりやすい
- WHOIS情報の扱いは、個人情報保護と信頼性のバランスを意識して設定する
- 無料ドメイン・中古ドメインは、短期的なメリットよりも長期的なリスクが大きくなりがち
法的にもセキュリティ的にもクリーンな状態でスタートしておけば、
後から大きく方向転換する必要がなくなり、安心してドメインを育てていけます。
候補ドメインの作り方とアイデア発想法
ここまでのルールや注意点をふまえたうえで、
実際に「どんな名前にするか」を考えるフェーズです。
闇雲に悩むより、いくつかのパターンに分けて発想するとスムーズに候補が出てきます。
キーワード重視型:ジャンルやサービス名を取り入れる
まず取り組みやすいのが、「ジャンル」や「テーマ」をそのまま入れるパターンです。
- 旅行系:
travel,trip,journey - 副業・お金系:
money,sidejob,saving - 資格・学習系:
study,learn,school
たとえば「Webライター向けの情報サイト」なら、こんな発想になります。
writer-guide.comwebwriting-lab.comwriting-note.jp
ポイントは、
- ジャンルが一目で分かる単語を1つは入れる
- 単語を詰め込みすぎず、2〜3語に絞る
ことです。
テーマがハッキリしているサイトほど、このパターンは相性が良くなります。
個人名・屋号型:本名やニックネームを活かす
「自分自身」を前に出したい場合は、名前ベースのドメインも有力候補になります。
- 本名をローマ字表記にする:
taro-yamada.com - 名字だけを使う:
yamada-blog.jp - ニックネーム+テーマ:
jenny-design.com
このタイプは、
- ポートフォリオサイト
- フリーランスの個人サイト
- ブログをそのまま自己ブランディングに使いたい人
と相性が良いです。
注意点としては、
- あまりに長いフルネームは、一部を省略する
- 読みにくいローマ字は、一般的な綴りに寄せる
といった工夫をすると、覚えてもらいやすさがグッと上がります。
会社名・ブランド名型:法人サイト向けの名付け方
法人サイトやサービスサイトでは、
会社名・ブランド名 = ドメイン名の核
と考えるのが自然です。
- 会社名:田中電機株式会社 →
tanakadenki.co.jp - ブランド名:「Sakura Cloud」 →
sakura-cloud.jp - サービス名:「BizNote」 →
biznote.com
このパターンでは、
- 会社・サービス名が決まったら、同じ名前のドメインが取れるかすぐ確認する
.co.jpや.com、.jpのような、信用度の高いTLDから検討する- すでに使われている場合は、
-incや-corpをつける (example-inc.comなど)- 地域や業種を足す (
example-tokyo.jp,example-tech.com)
といった形で調整していきます。
将来、採用サイト・サポートサイト・ブログなど複数サイトを展開する可能性があるなら、
サブドメインやサブディレクトリで展開しやすい名前かどうかも意識しておくとよいです。
複数の単語を組み合わせたり、省略してスッキリさせる
単語1つだけでは空きがなくても、2つの要素を組み合わせると候補の幅が一気に広がります。
- テーマ+形容詞:
simple-writing.com,smart-saving.jp - テーマ+名詞:
coffee-lab.com,blog-studio.jp - 名称を省略:
- 「Web Creators Studio」 →
wc-studio.com - 「Tokyo Freelance Support」 →
tf-support.jp
- 「Web Creators Studio」 →
組み合わせ・省略を考えるときは、
- 頭文字をとる(略語型):
web writers lab→wwl.jp - 一部だけ残して短縮する:
information→info,university→uni - 読みやすさ優先で、無理に全部入れない
といったルールを自分なりに決めておくと、整理しやすくなります。
ドメイン名ジェネレーターやAIを使って案を増やす
どうしても行き詰まるときは、ツールの力を借りて「タネ」を増やすのも有効です。
- ドメイン名ジェネレーター
- キーワードを入れると、接頭語・接尾語を組み合わせた案を大量に出してくれる
- AI(ChatGPTなど)
- 「○○というテーマで、10〜20個候補を出して」と具体的に依頼する
使うコツは、
- 最初から完璧な案を期待しない
- ツールが出してくれた案を、そのまま使うのではなく
「そこから着想を広げるための素材」として扱う - 気になった案をベースに、自分で微調整していく
ことです。
最終判断はあくまで自分で行うという意識を持っておけば、
ツールは「発想の幅を広げる強力な補助輪」になってくれます。
「おしゃれ」「センスがいい」と感じさせる名前の工夫
センスの良さは主観的ですが、
「ダサい印象になりやすいポイント」を外すだけでも印象はかなり変わります。
工夫の例を挙げると:
- 難しすぎる英単語を避け、中学〜高校レベルの分かりやすい単語を使う
- 「123」「777」など安易な数字の付け足しは控える
best-,super-,ultra-のような、古いSEO感のあるプレフィックスは避ける- 単語数は2〜3個までに絞り、余白を残す
また、「少しひねった名前」も使えますが、
- 横文字すぎて読むたびにスペルを確認したくなる
- 意味が伝わらない造語(かつ発音しづらい)
といったものは、かっこよさよりも使いにくさが勝ちます。
迷ったときは、
- 声に出して読んでみる
- 家族や友人に一度聞いてもらい、「これなら覚えられる?」と率直な感想を聞く
- 数日おいてからもう一度見直し、それでも違和感がなければ採用候補にする
というプロセスをはさむと、
勢いやノリだけで決めてしまうリスクを減らせます。
候補ドメインづくりは、「正解」を一発で当てる作業ではなく、
それなりに良い案をいくつも出し
そこから「使いやすく・育てやすいもの」を選び抜く作業
だと思って進めると、だいぶ気持ちがラクになります。
空き状況の確認と、希望のドメインが取れないときの対処法
どんなに良い名前を思いついても、すでに誰かに使われていたら取得はできません。
ここでは、
- 空き状況の確認方法
- 似たドメインがないかのチェック
- 希望のドメインが取れなかったときの工夫
- 将来のブランド保護の考え方
をまとめておきます。
ドメイン検索ツールを使った空き状況のチェック方法
ドメインの「空き・空きではない」は、ドメイン検索ツール(レジストラの検索フォーム)で確認します。
手順のイメージは以下のとおりです。
- ドメイン取得サービス(お名前.com / ムームードメイン など)のサイトを開く
- 検索フォームに「欲しい文字列」を入力する
- 例:
example,myblog,atsushi-blogなど
- 例:
.comや.jpなど、チェックしたいTLDを選ぶ- 「検索」ボタンを押すと、
- 取得可能 → 「〇」「購入できます」
- 取得不可 → 「×」「使用できません」
のような表示が出る
ここで見ておきたいポイントは、
- 複数のTLDをまとめて検索できるか
- 「初年度だけ安い」などのキャンペーン表示に惑わされず、更新料金も併せて確認すること
です。
候補名がいくつかある場合は、一気に検索して「取れるものだけ残す」くらいの感覚で絞り込むと効率的です。
類似ドメイン(スペル違い・別TLD)の存在を確認する
自分が欲しいドメインだけでなく、似た名前のドメインが存在していないかも確認しておきましょう。
たとえば、
- 希望:
sampleblog.com - すでにある:
sample-blog.com,sampleblog.jp,sampleblog.netなど
このような場合、
- ユーザーが間違えて別サイトにアクセスしてしまう
- すでに認知されているサイトと混同される
- 場合によっては、商標・ブランドの面でトラブルになり得る
といったリスクがあります。
チェック方法としては、
- ドメイン検索ツールで、同じ文字列+他のTLD をざっと見る
- 検索エンジンで、候補のドメイン名やブランド名を直接検索する
といった簡易チェックでも、ある程度のリスクは把握できます。
希望のドメインが取得できないときの工夫
人気がありそうな名前ほど、すでに誰かが使っていることが多いです。
そんなときは、以下のような「少しだけずらす工夫」で候補を広げます。
末尾(TLD)を変更して候補を広げる
まず検討したいのが、TLDを変えてみることです。
.comが取れない →.net/.jp/.blogなどを検討- 日本向けなら
.jp、法人なら条件を満たせば.co.jp
ただし、
- すでに同じ文字列の
.comが大きなブランドとして使われている - 同業の有名サイトが
同じ文字列+別TLDを利用中
といったケースでは、混同やトラブルのリスクが高くなるため、
素直に名前自体を変更した方が安全です。
ハイフンを入れて読みやすさを保つ
文字列が詰まりすぎている場合や、すでに使用されている場合は、ハイフンを入れて調整できます。
mytravelblog.com→ 取得不可my-travel-blog.com→ 取得可能 というパターン
ハイフンを使うときのコツは、
- 単語の区切りを意識して、1〜2か所までにする
- 先頭や末尾には置かない(仕様上もNG)
- 無理に増やして「記号だらけ」にしないこと
読みやすさとのバランスが取れているか、声に出して読んでみると判断しやすいです。
数字を最小限に取り入れてバリエーションを作る
どうしても同じ文字列が取れない場合、意味のある数字を少し足す方法もあります。
coffee-lab.com→ 取得不可coffee-lab24.com(24時間営業)coffee-lab3.com(3人で運営 など)
ここで大事なのは、
- 安易な「123」「777」などを付け足さない
- ブランドやサイトのコンセプトと関係のある数字にする
- 入れるとしても、末尾に1つだけ くらいにとどめる
という点です。
数字を増やすほど覚えにくくなり、入力ミスも増えます。
略語・別表記・関連キーワードを追加する
元のアイデアを崩さない範囲で、略語や別表記、関連ワードを組み合わせる方法も有効です。
- 長い名前を略す
webwritinglab→wwlab.com/webwlab.jpなど
- 地域・対象を加える
writer-lab.com→writerlab-tokyo.jp,writerlab-blog.com
- 「blog」「lab」「note」「hub」などの汎用ワードを付け足す
money-note.com,design-hub.jpなど
このときも、2〜3単語以内で収める/読みやすさを優先するのが基本です。
将来のブランド保護のために類似ドメインを複数確保する
ある程度本気でサイトや事業を育てるつもりなら、
メインドメイン+αで類似ドメインを押さえておくという考え方もあります。
たとえば、
- メイン:
example.com - 予備:
example.jp,example.net
を取得しておき、
- メイン以外のドメインは、メインドメインへリダイレクトしておく
- 他者に取られて、なりすましサイトやフィッシングに使われるリスクを減らす
といった使い方です。
ただし、
- ドメインの数だけ、毎年の更新費用が増える
- 使い分けが複雑になると、かえって管理が大変
という面もあるので、
- 本当に守りたいブランド名なのか
- 中長期的に見て、その名前を使い続けるのか
を考えたうえで、
- 「メイン+1〜2個」程度に絞って押さえる
くらいが現実的なラインです。
空き状況の確認から代替案づくりまでをひと通りこなせるようになると、
「良さそうな名前があったのに取れなかった…」で行き詰まることが減ります。
- まずは検索ツールで現実を確認する
- ダメなら「TLD」「ハイフン」「数字」「関連ワード」の4つの軸で調整する
- それでも混同や法的リスクが高そうなら、別の名前に切り替える勇気を持つ
この流れを頭に入れておくと、ドメイン決めの最終段階がかなりスムーズになります。
用途別の具体的なドメイン名例
ここでは、これまでの考え方をもとに、用途ごとの具体例をいくつか挙げてみます。
そのまま使うのではなく、
- 発想のパターン
- 単語の組み合わせ方
- 長さや雰囲気
をつかむための「見本」として眺めてみてください。
(※実際に利用する場合は、必ず空き状況と商標・権利関係の確認を行ってください)
個人ブログ・日記サイトのドメイン例
個人ブログは、
- 自分の名前やニックネーム
- 日記っぽさ・ゆるさ
- 継続しやすいテーマの広さ
あたりを意識すると決めやすくなります。
例:
jenny-days.com
→ ニックネーム+「days」で、日々の記録というイメージ。slow-life-note.jp
→ ゆるい暮らし系ブログ。「slow life」+「note」で方向性が伝わる。yuru-log.blog
→ 「ゆるい+ログ」。内容を限定しすぎない雑記ブログ向け。myroom-journal.com
→ 「自分の部屋=個人的な発信の場」というニュアンス。coffee-and-thoughts.jp
→ コーヒーと考えごと。ライフスタイル系の雑記に使いやすい構成。
ポイント:
- テーマを縛りすぎない言葉を選ぶと、途中で方針転換しても困りません。
- 本名フルネームが長い場合は、一部だけ使う/ニックネーム化すると扱いやすくなります。
特化ブログ・専門メディアのドメイン例
特化ブログや専門メディアでは、
- ジャンル・キーワードがひと目で分かる
- 読者が「情報サイトだ」と理解しやすい
- ある程度、権威性・専門性を感じさせる
ことが重要です。
例:
sidejob-lab.com
→ 副業系メディア。「lab」で情報研究・検証のイメージ。wordpress-clinic.jp
→ WordPressのトラブル解決・ノウハウ系サイト向け。camera-review-hub.com
→ カメラレビュー中心。reviewとhubで情報が集まる場を表現。seo-writing-guide.jp
→ SEOライティングのノウハウ集。検索ユーザーにも内容が伝わりやすい。saving-hack.net
→ 節約・お金の小技系。hackを使うとテクニック集の印象になる。
ポイント:
- メインキーワード+「lab」「guide」「hub」「note」「tips」などの汎用ワードは使いやすい組み合わせです。
- あまり細かい商品名・サービス名を入れすぎると、テーマ変更しづらくなるので注意します。
企業・コーポレートサイトのドメイン例
企業サイトでは、
- 会社名との一貫性
- 信頼感・堅実さ
- 日本企業なら、可能なら
.co.jpの検討
がポイントになります。
例(すべて架空の社名):
- 会社名:株式会社グリーンリンク
ドメイン:greenlink.co.jp/greenlink.jp - 会社名:株式会社ネクストブリッジ
ドメイン:nextbridge.co.jp - 会社名:山田企画株式会社
ドメイン:yamada-kikaku.jp - 会社名:株式会社スカイクラフト
ドメイン:skycraft-inc.com
→ 海外展開も視野に入れる場合に.comを選ぶパターン。 - 会社名:株式会社アトラスデザイン
ドメイン:atlas-design.co.jp/atlasdesign.jp
ポイント:
- 法人登記名とまったく違う名称にすると、信用調査や取引先のチェック時に不自然に見えることがあります。
- ハイフンを入れるかどうかは、
読みやすさ・名刺での見た目・既存利用の有無を踏まえて決めると良いです。
サービス・商品紹介サイトのドメイン例
サービス名・商品名を前面に出したい場合は、
- サービス名+TLDだけで覚えやすく
- 「何をするサービスか」がうっすら伝わる
- 将来的なブランド拡張も見据える
ことを意識しておくと、後から困りません。
例(すべて架空サービス):
- サービス名:TaskFlow(タスク管理アプリ)
ドメイン:taskflow.app/taskflow.jp - サービス名:Sakura Hosting(レンタルサーバー)
ドメイン:sakura-hosting.com - サービス名:Pocket Receipts(家計簿アプリ)
ドメイン:pocketreceipts.net - 商品名:Calm Coffee Drip(コーヒー器具)
ドメイン:calmcoffee-drip.com - サービス名:Study Compass(学習サポート)
ドメイン:studycompass.jp
ポイント:
- サービス名が長くなる場合は、覚えやすい部分だけをドメインに使うほうが実用的です。
- 既存サービスと似た名称を避けるため、候補名を決めたら必ず検索で競合・商標状況を確認しましょう。
ポートフォリオ・フリーランスサイト向けの例
個人で仕事を受ける場合、
- 名前(本名 or 屋号)を前面に出す
- 専門分野が伝わるワードを添える
- 名刺・SNS・メールアドレスと一貫させる
といった工夫が有効です。
例:
taro-creates.com
→ クリエイター全般に使える、少し広めの表現。yamada-writing.jp
→ Webライター・編集者向け。名字+専門分野。design-by-mika.com
→ デザイナー系。名前を入れて覚えてもらいやすく。frontend-kenta.dev
→ フロントエンドエンジニアのポートフォリオを想定。.devは技術職と相性が良い。studio-haruka.jp
→ 屋号型。撮影・デザイン・制作など「スタジオ」系の活動に使いやすい。
ポイント:
- 「名前だけ」「屋号だけ」だと、何の人か分かりづらいときは
-design,-writing,-dev,-photoなどを付けると伝わりやすくなります。 - 将来的に活動内容が変わっても使い続けられるよう、あまり狭すぎる職種名を入れないという考え方もありです。
これらの例をそのまま真似する必要はありません。
- 「自分のブログなら、どのパターンに近いか?」
- 「どのくらいの長さ・雰囲気がしっくりくるか?」
- 「キーワード型/名前型/屋号型のどれでいくか?」
を考える材料として眺めてみて、
そこから 自分だけの組み合わせ を作っていくイメージで候補出しをしてみてください。
ドメイン取得の手順と契約パターン
ここまでで「どんなドメイン名にするか」はかなりイメージできてきたと思います。
この章では、実際にドメインを取得するまでの流れと、契約のパターンを整理します。
ドメイン取得までの基本フロー
候補の洗い出しから空き状況の確認まで
ドメイン取得は、ざっくり次のステップで進めます。
- 候補ドメイン名を3〜5個ほど出す
- これまでの「方針」「避けたいパターン」「TLDの選び方」を踏まえて案を作る。
- 1つに絞り込む前に、必ず複数案を持っておくとスムーズです。
- TLD(末尾)を含めて候補パターンを整理する
example.com/example.jp/example-blog.comなど、文字列+TLDの組み合わせで候補を作る。
- ドメイン検索ツールで空き状況を調べる
- ドメイン取得サービス(レジストラ)の検索窓に候補を入れて、
「取得可能か」「取得不可か」を確認します。 - 同時に、更新料金・Whois代理公開の有無もざっと見るとあとが楽です。
- ドメイン取得サービス(レジストラ)の検索窓に候補を入れて、
- 商標・既存サイトとの紛らわしさをチェックする
- 検索エンジンで候補名を検索し、同じ名前の会社・サービスがないか確認。
- 明らかにかぶっている/紛らわしい場合は、その候補は潔く外します。
ここまで終わると、「現実的に取得できて、問題も少なそうな候補」が絞り込めます。
取得サービス・レジストラを選ぶときのポイント
次に、どの会社でドメインを取得するかを決めます。
選ぶ際のチェックポイントは、主に次の通りです。
- 信頼性・運営実績
- 運営会社の規模・歴史・サポート体制など。
- 日本語対応かどうかも初心者には重要です。
- 料金体系のわかりやすさ
- 登録費用だけでなく、2年目以降の更新費用を必ず確認する。
- TLDごとの価格差もチェック。
- 対応しているTLDの種類
- 選びたいTLD(
.com.jp.co.jpなど)が取り扱われているか。 - 新gTLDを検討している場合はラインナップも要確認。
- 選びたいTLD(
- WHOIS情報の代理公開サービス
- 個人利用なら、無料または低額で提供されているかは重要ポイント。
- コントロールパネルの使いやすさ
- DNS設定画面がシンプルか
- 日本語のマニュアル・ヘルプがあるか
- 支払い方法・更新方法
- クレジットカード・コンビニ払いなど、自分が使いやすい方法に対応しているか。
- 自動更新機能があるかどうかも要チェックです。
迷う場合は、「サーバー会社のセット契約」か「国内でよく名前を聞くレジストラ」のどちらかから選ぶと、トラブルは少なくなります。
申し込み・支払い・登録完了までの流れ
具体的な取得手順はサービスによって多少異なりますが、流れはほぼ共通です。
- 会員登録
- メールアドレス・パスワード・住所などを登録。
- ドメイン検索と選択
- 取得したいドメイン名を検索し、「取得可能」のものをカートに入れる。
- TLDごとの料金を見比べて、どれにするか決める。
- オプションの選択
- WHOIS代理公開の有無
- ネームサーバー設定(後からサーバーに合わせて変更することも多い)
- 自動更新の設定 など
- 支払い情報の入力・決済
- クレジットカードなどで支払い。
- 年単位で契約する(1年〜数年分を一括で選べるケースも多いです)。
- 登録完了メールの確認
- 数分〜数十分ほどで、「ドメイン取得完了」の案内が届く。
- コントロールパネル上でも対象ドメインが表示されるようになる。
- サーバー側の設定に進む
- ネームサーバーの設定変更
- サーバー管理画面でドメインの追加
- SSL設定など
この段階で、「ドメインの契約」は完了している状態です。
実際のWebサイト表示までは、「サーバー側の設定」がもう一歩必要になります。
レンタルサーバーとセット契約する場合のメリット・注意点
最近は、レンタルサーバー会社が
- 「サーバー契約でドメイン1つ無料」
- 「特定プラン利用中はドメイン更新もずっと無料」
といったキャンペーンを行っていることが多く、初心者にとっては非常に取り組みやすい選択肢です。
メリット
- サーバーとドメインを同じ会社で管理できる
→ 設定画面がまとまっていて分かりやすい - WordPressなどの自動インストールとセットで、ドメイン設定もほぼ自動で終わることが多い
- キャンペーン条件を満たせば、実質ドメイン代がかなり安くなる/無料になる
注意点
- 「サーバーを解約すると、ドメイン無料特典も終了」となるケースが多い
→ 将来サーバーを乗り換えたいとき、
ドメインの移管手続きや、更新料金の変化に注意が必要です。 - 無料期間終了後の更新料金がいくらになるかを確認しておくこと
- サーバー会社独自仕様の管理画面になれてしまうと、
他社に移行したときに戸惑いやすい
「とりあえずWordPressでブログを始めたい」レベルなら、
サーバーとのセット契約はかなり現実的な選択肢といえます。
ドメイン専門サービスで取得する場合のメリット・注意点
一方で、「ドメインはドメイン専門サービスで、サーバーは別会社で」という形も一般的です。
メリット
- サーバーを乗り換えても、ドメインは同じレジストラに置いておける
→ サイト構成やインフラを柔軟に変えやすい - 複数のサイト・サーバーを運用する場合でも、
ドメイン管理を1か所に集約できる - レジストラ同士で価格競争があるため、TLDによっては比較的安く維持できることもある
- 扱っているTLDの種類が多く、マイナーTLDや新gTLDを選びやすい
注意点
- DNS(ネームサーバー)の設定を自分で行う必要がある
→ 「ドメインのネームサーバーをサーバー会社に向ける」といった作業 - ドメインの管理画面とサーバーの管理画面が分かれるため、
最初は「どちらで何を設定するのか」迷いやすい - セット割引や無料特典は少なめで、トータル費用がやや高くなる場合もある
複数サイトを運営する予定がある、将来インフラをいじる可能性が高い、という人は
ドメイン専門サービスで取得しておくと運用の自由度が上がります。

初期費用・更新費用・オプション(SSLやセキュリティ)の確認
最後に、契約前に必ず確認しておきたい「お金」と「オプション」について整理しておきます。
費用まわりで見るべきポイント
- 登録費用(初年度)
- キャンペーンで極端に安いこともありますが、「2年目以降」とのギャップを確認。
- 更新費用(2年目以降)
- ドメイン維持は「更新費用」が実質的なランニングコストになります。
.com、.net、.jpあたりは比較的安定価格のことが多いです。
- 移管費用
- 他社レジストラへ乗り換える際に発生する費用。
- 頻繁に移管することは少ないですが、ざっくり覚えておくと安心です。
オプション機能の代表例
- WHOIS情報代理公開
- 個人利用ならほぼ必須レベル。
- 無料か、有料ならいくらかをチェック。
- SSL関連(https化)
- 多くの場合、SSL証明書はサーバー側の機能として設定します。
- ただし、独自証明書を使いたい場合や有償SSLを契約する場合は、
ドメインと証明書の名義・設定関係を意識する必要があります。
- セキュリティ・ロック機能
- ドメインロック(不正な移管を防ぐ)
- 不審な操作があった際の通知設定 など
- DNSオプション
- 高機能DNS・高速DNSなどの有料オプションがある場合もありますが、
初心者のうちは標準機能で問題ないことがほとんどです。
- 高機能DNS・高速DNSなどの有料オプションがある場合もありますが、
ドメイン取得は、一度慣れてしまえば難しい作業ではありません。
ただし、
- どの会社で契約するか
- どんな料金とオプションで維持していくか
を最初にざっくりと設計しておくと、後からドメインを持て余さずに済みます。
「名前の決め方」と同じくらい、「取得と契約パターンの理解」も、
長く安心してサイトを運営するための大事なステップです。
取得したドメインの管理と運用上の注意
ドメインは「取って終わり」ではなく、取ってからどう管理するかで価値が大きく変わります。
ここでは、取得後の運用で特に気をつけたいポイントを整理します。
有効期限と自動更新設定をしっかり管理する
ドメインには必ず「契約期間(有効期限)」があります。
ここをおろそかにすると、ある日突然サイトが消えるという最悪の事態にもなりかねません。
押さえておきたいポイントは次のとおりです。
- 契約期間は通常「1年単位」
- 長く使う予定なら、2〜3年分まとめて契約しておくのも一案です。
- 有効期限を過ぎるとどうなるか
- サイトが表示されなくなる
- メールアドレスも使えなくなる
- 一定期間を過ぎると、第三者に再取得される可能性がある
- 自動更新は必ずチェック
- レジストラ側の管理画面で「自動更新 ON」になっているか確認
- クレジットカードの有効期限切れにも注意(自動更新に失敗することがあります)
実務的には、
- カレンダーに「ドメイン更新月」をメモしておく
- 自動更新を有効にしておきつつ、年に1回くらい請求内容を確認する
といった二重の管理をしておくと安心です。
ドメインを途中で変更する場合のデメリット
一度育て始めたドメインを途中で変えるのは、かなり大掛かりな工事になります。
できれば避けたいですが、どうしても変えたい事情(ブランド変更・社名変更など)が出てくることもあります。
主なデメリットは以下の通りです。
- これまで積み上げた被リンク・ブックマークが分散する
- 検索エンジンの評価が一時的に不安定になる
- SNSや名刺、パンフレットなど、あらゆる場所のURL差し替えが必要になる
- ユーザーが古いURLを覚えていると、「アクセスできない」「別サイトだ」と混乱する
そのため、「なんとなく気に入らなくなったから変える」といった理由ではおすすめできません。
どうしても変える必要がある場合は、SEOの引き継ぎとユーザーへのケアをセットで考えることが重要です。
301リダイレクトやサーチコンソールでの手続き
ドメイン変更時に、検索エンジンへの評価をできるだけ引き継ぐための基本手順は次の2つです。
- 301リダイレクトの設定
- 旧ドメイン → 新ドメインへ、恒久的な転送(301リダイレクト)を行う
- サイト全体を移転する場合は、
旧URL /page-a→新URL /page-aのように、ページ単位で1:1対応させるのが理想です。 - これにより、検索エンジンは「このページは新しい場所に引っ越した」と認識し、
旧URLの評価を徐々に新URLへ引き継いでくれます。
- Googleサーチコンソールでのアドレス変更手続き
- 旧ドメイン・新ドメインの両方をサーチコンソールに登録し、
「アドレス変更」機能やサイトマップ送信を通じて移転を知らせます。 - 同時に、新ドメイン側のインデックス状況をチェックし、
404エラーやリダイレクトの漏れがないか確認しましょう。
- 旧ドメイン・新ドメインの両方をサーチコンソールに登録し、
これらを行っても、完全に評価がスムーズに移行するとは限りません。
一時的にはアクセスが落ちる前提で、余裕をもったスケジュールで進める必要があります。


ユーザーへの告知・リンク修正などの対応
技術的な対応だけでなく、「人間側」への配慮も欠かせません。
- サイト上での告知
- トップページ・お知らせ記事などで、「ドメイン変更の案内」をしばらく掲載する。
- メールマガジン・SNSでの案内
- 既存読者・フォロワーに向けて、新しいURLを案内する。
- 外部リンクの修正依頼
- 主要な被リンク元(提携先サイト・プロフィールページなど)に、
可能な範囲でURL変更の依頼をする。
- 主要な被リンク元(提携先サイト・プロフィールページなど)に、
- 自分の管理しているリンクの見直し
- 自社の他サイト、SNSプロフィール、名刺、資料、PDFなど、
古いURLが残っていないかチェックする。
- 自社の他サイト、SNSプロフィール、名刺、資料、PDFなど、
「ユーザーが迷子にならないようにする」ことが最優先です。
ドメイン変更を決意したら、「告知とルート整備」をセットで考えておきましょう。
ドメインとSEO:評価を育てるために大切な視点
ドメイン名そのものが、単体でSEO順位を大きく押し上げることはありません。
しかし、ドメインは「長く育てていく器」だと考えると、SEO上も大きな意味を持ちます。
特に意識したいポイントは次の3つです。
- 同じドメインで長期運用すること自体が資産になる
- コンテンツの量・質
- 被リンク
- ユーザーからの信頼
などが、時間とともに積み上がっていきます。
- ドメイン名の「分かりやすさ」は間接的にSEOへ効いてくる
- URLを見て内容が想像できる
- 怪しさが少なく、クリックされやすい
- シェアされたときに「何のサイトか一目で伝わる」
こうした要素は、結果的にクリック率・滞在時間・リピート率に影響します。
- ドメイン変更や細かいURL構成の変更を乱発しない
- リダイレクトの多用や、URL変更の連続は、検索エンジンにもユーザーにも負担になります。
- 「決めたドメインで腰を据えて育てる」という姿勢が、結果的に一番のSEO対策です。
ドメインは、短期的な裏ワザよりも「時間を味方にする」タイプの資産です。
取得したあとも、
- 有効期限の管理
- 不要な変更を避ける方針
- コンテンツ・サイト運営を通じた評価の積み上げ
を意識することで、ドメイン自体の価値がじわじわと育っていきます。
シーン別Q&A:こんなときドメイン名はどう決める?
ここまでの内容を、「よくあるシーン別の悩み」に落とし込んで整理します。
「自分のケースはどれかな?」と当てはめながら読んでみてください。
個人ブログ・趣味サイトのドメインを決めるときの考え方
Q.「日記・雑記ブログを作りたいのですが、どんなドメインにすればいいですか?」
個人ブログでは、次の2つを軸に考えると決めやすくなります。
- 長く使える「ゆるいテーマ」にしておく
- 自分を思い出してもらえる要素を入れる
例えば、
- ニックネーム+ゆるい単語
jenny-days.com,mika-log.jp,taro-note.com
- ライフスタイル系の単語を使う
slow-life-note.jp,everyday-memo.com
ポイントは、
- 特定ジャンルに縛りすぎない(途中でテーマが変わっても運営しやすい)
- 長く続けても違和感がない名前にしておく
- あなた本人や「書き手」をなんとなく連想できる要素を入れる
「何を書きたくなるドメインか?」という視点で候補を眺めるのもおすすめです。
企業・団体サイトのドメインを決める際のポイント
Q.「会社のコーポレートサイトを作ります。ドメインはどう決めるべきですか?」
企業・団体の場合は、信頼性と一貫性が最優先です。
押さえたいポイントは以下の通りです。
- 会社名・団体名とできるだけ近い表記にする
- 例:株式会社グリーンリンク →
greenlink.co.jp/greenlink.jp
- 例:株式会社グリーンリンク →
- 可能なら、条件を満たしている企業は
.co.jpの取得を検討- 日本法人しか取得できないため、信頼感が高い
- 省略・略称を使うなら、「名刺・パンフレット・登記名」との整合性を意識する
- 社名が長い場合:
yamada-holdings.co.jp→ymthd.co.jpではなくyamada-hd.co.jpのように、推測しやすい省略にする
- 社名が長い場合:
また、
- 将来、サービスサイト・採用サイトなどを増やす前提で、
サブドメインやサブディレクトリで展開しやすい名前かどうか - 既に似た企業名・ブランドがないかを、商標・検索で必ず確認する
といった点も重要です。
アフィリエイトサイト・集客サイトで意識したい点
Q.「アフィリエイト用のサイトを作ります。稼ぎやすいドメイン名ってありますか?」
「この単語を入れれば稼げる」という魔法のドメイン名はありません。
ただし、アフィリエイトや集客目的のサイトでは、以下の点を意識するとプラスに働きます。
- サイトのテーマ・ジャンルが想像しやすい
- 例:
card-compare.jp,saving-hack.net,diet-lab.com
- 例:
- 明らかに「スパムっぽい」「怪しい印象」を避ける
- 記号・数字だらけ、キーワード詰め込みすぎなど
- ブランド展開しやすい名前にしておく
- 将来、情報発信やメルマガ・SNSとの連携を考えると、
「サイト名=ブランド名」として育てられるドメインが有利
- 将来、情報発信やメルマガ・SNSとの連携を考えると、
また、
- 有名商品名・サービス名をそのまま入れる
- 例:
○○card-review.com(○○が他社の商標)
といった名前は、法的リスクが高くおすすめできません。
- 例:
アフィリエイトサイトほど、
短期的な小技より「長く運営できる安全なドメイン」を優先した方が結果的に得です。
ポートフォリオや個人事業主のドメイン選びのコツ
Q.「フリーランスとして活動するためのサイトを作ります。どんなドメインがいいですか?」
ポートフォリオ・個人事業主向けサイトでは、
- 名前(本名・屋号)と専門分野が一目で伝わる
- 名刺やメールアドレスに載せたときに「きちんとして見える」
- 今後、扱う仕事が少し変わっても使い続けられる
という3点を意識しましょう。
例:
taro-writing.jp(Webライター)hanako-design.com(デザイナー)sato-consulting.jp(コンサルタント)- 屋号ベース:
studio-nest.jp,bluebird-works.comなど
コツとしては、
- 「今の肩書き+名前」で決めすぎると、将来の方向転換で窮屈になる
- 例:
seo-writer-atsushi.com→ 将来、編集やディレクションメインになると少し違和感
- 例:
- 「個人名+少し広めの職種名」を合わせておくと、変更しても対応しやすい
- 例:
atsushi-creates.comのように、守備範囲をあえて広くとる
- 例:
「このURLを名刺に載せたとき、自分で自信を持って渡せるか?」
という感覚も、大事な判断材料になります。
「ドメイン名はどこまで重要?」という素朴な疑問への答え
Q.「結局のところ、ドメイン名ってどれくらい重要なんですか?失敗したら終わりですか?」
正直に言うと、
- コンテンツの質や運営の継続に比べれば、
ドメイン名だけで成功・失敗が決まることはほとんどありません。
ただし、次のような理由で「軽視はできない」存在です。
- 一度決めると、後から変えるのがとても大変
- 301リダイレクト、サーチコンソール、ユーザーへの告知など
- 第一印象として、
「怪しくないか」「覚えやすいか」「テーマと合っているか」
に影響する - 長く運営するほど、ドメイン名=サイトの顔・ブランドになっていく
つまり、
- 中身(コンテンツやビジネス)の方が圧倒的に重要
- でも、「長く付き合う名前」だから、最初に1〜2歩だけ慎重になった方が得
という位置づけです。
完璧な名前を追い求めるより、
- 明らかに避けるべき点(長すぎる・読めない・権利的にグレーなど)を外す
- 3〜5個の候補から、「今の自分が一番しっくりくる」ものを選ぶ
- 選んだら、腰を据えてそのドメインを育てていく
この順番で考えていけば、ドメイン名で大きく失敗するリスクはかなり減らせます。
シンプルで長く使えるドメイン名を選ぼう
ドメイン名選びは、「正解を1つ当てる作業」ではなく、
長く付き合える“まあまあベストな選択”を見つける作業です。
最後に、ここまでのポイントをコンパクトに整理しておきます。
ドメイン名を決めるときの基本軸
ドメイン名は、次の5つを押さえていれば大きく外しません。
- 内容がイメージできる
- サイトのテーマやジャンルが、文字列からなんとなく伝わるか。
- 短く覚えやすい
- 必要以上に長くせず、タイピングしやすい長さに収める。
- 読みやすく発音しやすい
- ローマ字・英単語ともに、ぱっと読める綴りかどうか。
- 名前との一貫性がある
- サイト名・ブランド名・個人名と、あまり離れた印象になっていないか。
- 長期運用しても違和感がない
- 1年後・3年後もそのドメインで活動している姿が想像できるか。
悩んだときは、この5つにどれくらい当てはまりそうかを基準に比較してみてください。
避けるべき落とし穴
一方で、次のようなパターンは、後悔につながりやすいポイントです。
- 意味のないランダム文字列(短くても覚えにくい)
- むやみに長く、読みにくいドメイン名
- 数字・記号を詰め込みすぎた文字列
- 安さだけで選んだ、聞き慣れないTLD
- 他社の商標・著作物と紛らわしい名称
これらを避けるだけでも、「怪しい・覚えにくいドメイン」からは確実に遠ざかれます。
「決めたあと」のほうがもっと大事
ドメイン名そのものよりも、
- そのドメインでどんなコンテンツを積み上げるか
- どれくらい丁寧に運用・更新を続けていくか
- 有効期限やセキュリティをきちんと管理するか
といった部分のほうが、価値や成果には大きく影響します。
一度決めたら、
- コロコロ変えずに腰を据える
- 小さくてもいいので更新を重ねていく
- 評価や信頼を「育てていく器」として扱う
この意識を持つことで、ドメイン名は本当の意味で資産になっていきます。
最後に:迷ったら「シンプルで後悔しないほう」
候補が絞れずに迷ったら、こんな優先順位で選ぶと失敗しにくくなります。
- シンプルで読みやすいか
- 自分やサイトのイメージとズレていないか
- 長く使っても恥ずかしくなさそうか
- 権利的に問題なさそうか(商標・既存サイトなど)
- 費用・更新コストが現実的か
完璧を求めすぎると、いつまでもスタートできません。
「これなら長く付き合えそうだ」と思える名前を選び、あとはコンテンツと運用で育てていく。
それが、ドメイン名のいちばん賢い決め方です。
まとめ
ドメイン名は、決める瞬間よりも、決めたあとにどれだけ長く大事に使うかで価値が決まります。
この記事で見てきたポイントを、最後にもう一度ぎゅっと振り返ると、
- ドメイン名は「インターネット上の住所」であり、「ブランドの看板」でもある
- 意味がわかる・短く覚えやすい・読みやすい、の3つを押さえれば大きく失敗しない
- 日本語ドメインや記号・数字の多用、安さだけで選ぶTLD、他社商標に似た名前などは避けたほうが無難
- 用途(個人ブログ・企業サイト・アフィリエイト・ポートフォリオ)ごとに、向いている名前のパターンがある
- 候補を出したら、空き状況・類似ドメイン・商標・過去の利用履歴まで軽くチェックしてから決める
- 取得後は、有効期限の管理と、自動更新・Whois情報・セキュリティ設定をきちんと整える
といった形になります。
ドメイン名だけでアクセス数が劇的に変わることはありませんが、
「信頼されやすいか」「覚えてもらいやすいか」「長く運用しやすいか」には、たしかに影響します。
もし今、候補がまったく浮かんでいないなら、
- サイトのテーマ・ターゲット・自分(または会社)の名前を書き出す
- キーワード型/名前・屋号型を意識して、3〜5個ほど組み合わせてみる
- ドメイン検索ツールで空き状況と料金を確認する
この3ステップから始めてみてください。
完璧な名前を追い求めて手が止まるより、
「シンプルで、これなら長く付き合えそうだ」と思えるドメインを選び、そこでコンテンツと信頼を積み上げていくことのほうが、結果的には大きな差になります。
今日決めた1つのドメインが、数年後のあなたの活動やビジネスの土台になります。
ぜひこの記事を参考に、「迷わないドメイン名の決め方」を自分の型として身につけてみてください。
