個人ホームページの作り方|無料〜本格運用まで「目的別」に最短公開できる完全ガイド

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「個人でホームページを作りたい」と思って調べ始めたものの、情報が多すぎて手が止まっていませんか?

「無料で作れるって聞くけど、結局どこまでできるの?」
「独自ドメインって本当に必要? なくても困らない?」
「WixやJimdoみたいな作成サービスと、WordPressは何が違うの?」
「デザインセンスがなくても“それっぽく”仕上がる?」
「作ったのに誰にも見られなかったら意味がない…SEOや集客ってどうするの?」
「途中でWordPressに移行したくなったら面倒? 最初から選ぶべき?」
「外注するなら相場はいくら? 見積りで失敗したくない」

こうした悩みはとても自然です。個人ホームページは、やみくもに作るよりも 「目的」と「運用の続けやすさ」を先に決めたほうが、最短で公開でき、後から伸ばしやすくなります。

このページでは、初心者でも迷わないように 目的別に“最適ルート”を整理し、無料で試す方法から本格的な運用(WordPress)までを、手順・費用感・注意点・公開後の伸ばし方まで一気に解説します。
「名刺代わりに信頼を作りたい」「ポートフォリオで仕事につなげたい」「検索やSNSで集客したい」など、あなたの目的に合わせて、今日中に最短で公開できる形を一緒に作っていきましょう。

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目次

個人がホームページを作るべきか:向いている人・向かない人

まず結論から言うと、「SNSで十分」な人もいますが、少しでも“信頼・検索・仕事(依頼)”が絡むならホームページは強いです。
SNSは拡散に強く、ホームページは情報を整理して“着地”させるのが得意。役割が違います。

SNSだけでは足りない場面(名刺・信頼・検索で見つかる)

SNSだけだと困りやすいのは、次のような場面です。

1)名刺・プロフィールに“公式の置き場”が必要なとき

  • 相手があなたを検索したとき、投稿の流れではなく「整理された情報」を見せたい
  • 自己紹介、実績、料金、連絡先などを1ページで案内したい

2)信頼が必要なとき(初対面・仕事・お金が絡む)

  • SNSは気軽な反面、「個人のアカウント感」が出やすい
  • ホームページがあると、
    • 何をしている人か
    • どんな提供内容か
    • どう連絡すればいいか
      が一目でわかり、検討のストレスを減らせます

3)検索で見つけられたいとき(指名検索・地域+サービスなど)

  • SNSは投稿が埋もれやすく、検索での導線が弱くなりがち
  • ホームページがあると、検索から来た人が
    「結局あなたは何者で、何を頼めるのか」を短時間で判断できます

向いている人・向かない人(目安)

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目的/状況ホームページが向いているSNSだけでも成立しやすい
仕事の依頼を増やしたい◎(信頼・導線が作りやすい)△(導線設計が難しい)
作品/実績をまとめたい◎(見せ方を固定できる)△(投稿が流れる)
趣味で発信したい○(作る楽しさがある)◎(手軽で継続しやすい)
更新が苦手/時間がない△(ミニマム設計が必要)◎(投稿だけでOK)

ポイントは「全部やる」ではなく、必要な分だけ持つことです。

最初に決める3つのゴール(見せる/集める/売る)

初心者が迷う最大の原因は、「何を目的に作るか」が曖昧なまま始めること。
まずは次のどれか(または1つ+サブ1つ)に決めると、構成が一気に固まります。

ゴール1:見せる(信用・自己紹介・実績の整理)

  • ポートフォリオ、プロフィール、活動内容を“名刺化”する
  • 例:ライター、デザイナー、講師、クリエイター、個人事業主

ゴール2:集める(問い合わせ・予約・登録を増やす)

  • SNSや口コミから来た人を「問い合わせ/予約」へ案内する
  • 例:サービス紹介、料金、FAQ、フォーム

ゴール3:売る(商品/サービスを購入してもらう)

  • 決済・申込までの動線を作る(やることが増える)
  • 例:商品ページ、特商法表記(必要な場合)、決済導線、返品/キャンセル方針

ゴールが決まったら、次の一文を作ってください(これがサイトの軸になります)。

  • 「私は(誰に)向けて、(何を)提供し、(どうなれるか)を実現します」

この一文があるだけで、トップ文・見出し・導線がブレにくくなります。

※SEO面でも、検索エンジンは「人の役に立つ、信頼できる、独自性のある内容」を重視する考え方が明確です。まず“誰の何の役に立つか”を固定するのが近道です。

1ページでも成立する? ミニマム構成の考え方

結論:成立します。むしろ初心者は1ページからがおすすめです。
大事なのは「ページ数」ではなく、訪問者が判断するのに必要な情報が揃っていること。

最小で強い“1ページ構成”テンプレ(上から順に置く)

  1. 一言キャッチ:何をしている人か(10秒で伝える)
  2. 提供内容:できること/対象/成果(箇条書きでOK)
  3. 実績・事例:画像・リンク・数字があれば強い(なければ制作物でも可)
  4. あなたの情報:プロフィール(経験・背景・価値観)
  5. 料金の目安:最低価格帯+「相談で決まる範囲」を明確に
  6. 依頼の流れ:問い合わせ→ヒアリング→納品など(3〜5ステップ)
  7. よくある質問:不安を先回り(納期・修正・連絡手段など)
  8. 問い合わせ導線:フォーム or メール(ボタンを目立たせる)
  9. 信頼要素:運営者情報/ポリシーへのリンク(可能な範囲で)

“ミニマムでも信頼が落ちない”ためのコツ(E-E-A-Tにも効く)

  • 自分の言葉で「経験」を書く(どんな案件/制作/活動をしてきたか)
  • できる範囲を正直に書く(過剰な盛りは逆効果)
  • 連絡先・対応時間・返信目安を明記する(安心材料になる)
  • 可能なら、第三者の要素(掲載実績/レビュー/推薦コメント)を追加する

最初から作り込まない設計が正解

  • 最初:1ページで公開 → 問い合わせが来る/反応がある
  • 次:必要になったらページ追加(料金詳細・事例・ブログ等)
  • この順番だと、更新が続きやすく、内容も独自性が出やすいです

作り方は4ルート:あなたに合う選び方(判断フロー付き)

個人のホームページ作成は、大きく 4ルートに分かれます。最初に“完成までの速さ”ではなく、公開後に続けられる形で選ぶのが失敗しにくいです。

まずは3問で決める判断フロー(迷ったらこの順)

  1. 更新は月1回以上ありますか?
    • はい → 「レンタルサーバー+WordPress」 or 「ノーコード」
    • いいえ(固定ページ中心)→ 「ノーコード」 or 「HTML/CSSで自作」
  2. 将来、機能追加(ブログ、予約、決済、会員、LP量産)が増えそう?
    • はい → 「レンタルサーバー+WordPress」 or 「制作依頼」
    • いいえ → 「ノーコード」 or 「HTML/CSSで自作」
  3. あなたが使える“時間”はどれくらい?
    • 週1時間未満 → 「ノーコード」 or 「制作依頼」
    • 学びながらでもOK → 「WordPress」 or 「HTML/CSS」

4ルート比較(迷いを減らす俯瞰表)

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ルート立ち上げ速度運用のしやすさSEO/拡張性コスト感(ざっくり)つまずきやすい点
ノーコード作成サービス(Wix/Jimdo等)最速かなり楽中〜高(サービス次第)無料〜月額課金仕様の“壁”に当たる/乗り換えが面倒
レンタルサーバー+WordPress速い(慣れると)普通(保守あり)高いサーバー+ドメイン更新・セキュリティ・プラグイン管理
HTML/CSSで自作遅い(最初)作り方次第高(設計力が必要)ホスティングは安くできる更新が手間/フォーム等は別仕組み
制作会社・フリーランスに依頼最速(あなたの作業が最小)契約次第高(人次第)初期費用が出やすい発注ミス/「更新できない」状態

E-E-A-T的に強い選択の考え方
「見た目」より 独自ドメインの所有・更新できる体制・連絡先/プロフィールの整備 が信頼に直結します。どのルートでも、“誰が運営しているか”を明確にできる形を選ぶのが大事です。

ノーコード作成サービス(Wix/Jimdo等)の特徴

向いている人

  • とにかく早く公開したい(今日中に1ページでも出したい)
  • デザインを触りながら整えたい
  • 予約・問い合わせ・簡易ECなど、“用意された機能”で足りる見込み

強み

  • テンプレ+ドラッグ&ドロップで形になる
  • サーバー管理が基本不要(保守の手間が減る)
  • 予約・フォーム・ブログ等を追加しやすい(範囲内で)

注意点(後悔しやすいところ)

  • “できること”がサービス仕様に依存(高度なカスタムは急に難しくなる)
  • 乗り換え時に、構造やデザインの再構築が発生しやすい
  • 無料プランだと制限(広告表示、URL形式など)が出やすい
    名刺代わり・営業用なら、独自ドメイン+広告非表示が基本線

個人用途でのおすすめ運用

  • まずは 1〜3ページ(トップ/プロフィール/問い合わせ)で公開
  • 伸びたら「実績」「よくある質問」「ブログ」を足す
  • SNS導線(プロフィール固定リンク)とセットで設計

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レンタルサーバー+WordPressの特徴

向いている人

  • ブログや実績を増やしていきたい(記事が資産化する)
  • 将来、機能追加やデザイン変更の可能性が高い
  • “自分の管理下”で育てたい(長期運用)

強み

  • 拡張性が非常に高い(プラグインやテーマで広がる)
  • 記事・カテゴリ設計など、SEOの土台を作りやすい
  • 作ったサイトが“長期運用の器”になりやすい

注意点

  • 更新・バックアップ・セキュリティなど、運用の責任が増える
  • 「入れたプラグインが原因で重い/不具合」も起きる
    → 最初は入れすぎない(必要最低限)⚠️

最初に押さえるミニマム構成(個人向け)

  • 固定ページ:トップ/プロフィール(運営者情報)/問い合わせ/プライバシーポリシー
  • 任意:実績、サービス説明、ブログ(更新するなら)

HTML/CSSで自作する特徴(自由度と運用コスト)

向いている人

  • コーディングが好き・学びたい(ポートフォリオ目的にも◎)
  • 表示速度や軽さを突き詰めたい
  • 更新頻度が少ない(作品集・プロフィール中心)

強み

  • 自由度が最大(不要な機能がないので軽い)
  • 保守の選択肢が広い(静的サイトなら運用コストを抑えやすい)

注意点

  • 更新が“作業”になりやすい(文章差し替えも手間)
  • お問い合わせフォーム、予約、決済などは別サービス連携が必要になりがち
    → “やりたいこと”が増えるほど、設計力が必要

現実的な落とし所

  • 固定ページ中心なら自作
  • ブログ運用したくなったらWordPressへ(移行前提でURL設計を丁寧に)

制作会社・フリーランスに依頼する特徴(失敗しない発注)

向いている人

  • 本業が忙しく、制作に時間を割けない
  • ブランド感や導線設計を最初から整えたい
  • 予約・決済・LPなど“成果目的”が明確

強み

  • 最短で“それっぽい”ではなく“成果に寄せた形”にできる
  • 写真・文章・導線の改善提案が入ると強い

失敗しやすいパターン

  • 「見た目だけ」を優先して、更新不能・費用不明・契約が不利
  • 仕様が曖昧なまま発注して、後から追加費用が増える

発注前に用意すると強いもの(簡易でOK)

  • 目的(見せる/集める/売る)と、最初のゴール(例:問い合わせ月◯件)
  • 必要ページ(例:トップ+実績+問い合わせ)
  • 参考サイト(雰囲気だけでもOK)と、NG(やりたくないこと)
  • 納品後に“自分で直したい範囲”(文章だけ?写真も?)

「あとで自分で更新したい」場合の契約チェック

ここを落とすと、“完成したのに動かせない”が起きます。チェックリストとして使ってください ✅

  • 独自ドメインの名義は自分(相手名義は避ける)
  • サーバー契約の管理権限(ログイン情報)を受け取れる
  • WordPressなら 管理者権限 を渡してもらえる
  • テーマ・プラグインのライセンスが誰のものか(更新費用の扱い)
  • 納品物の範囲(デザインデータ、画像、文章、設定情報)
  • 修正回数・追加費用の条件(どこから有料か)
  • 保守契約の有無と解約条件(解約後に困らないか)
  • バックアップ方法と復元対応
  • アクセス解析(GA4等)やタグの設置は誰がやるか
  • 問い合わせフォームの受信先・スパム対策の範囲
  • 著作権・利用権(写真素材や文章の扱い)
  • 納品後の“引き継ぎ”有無(操作レクチャー・マニュアル)

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目的×予算×更新頻度で決める早見表

結論:更新頻度が高いほど「WordPress」寄り、短期で形にしたいほど「ノーコード」寄りです。

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目的更新頻度予算感まず選びやすいルート理由
趣味・日記・作品集低〜中低〜中ノーコード / WordPress早く公開+必要なら拡張
フリーランス営業(ポートフォリオ)ノーコード / WordPress / 自作実績更新が鍵。見た目と更新性の両立
個人事業の集客(サービス紹介)中〜高中〜高WordPress / 依頼導線・信頼要素・SEOの積み上げが効く
予約・決済が必要(店舗/講師/サロン等)中〜高中〜高ノーコード / 依頼予約・決済の“標準機能”が速い

趣味・日記・作品集

  • 最短で公開→育てるならノーコードが楽 ✅
  • 更新が増えたらWordPressへ寄せてもOK
  • 最低限:プロフィール/作品一覧/連絡先(またはフォーム)

フリーランスの営業(ポートフォリオ)

  • 「更新できること」が最重要(実績が増えるほど強い)
  • おすすめ構成:トップ/実績/プロフィール/料金目安/問い合わせ
  • 名刺代わりなら、独自ドメイン+広告なしが安心 ✅

個人事業の集客(サービス紹介)

  • “誰が・何を・どんな手順で提供するか”が信頼の核
  • WordPressは FAQ・事例・ブログ を積み上げやすい
  • 早く出すならノーコード→伸びたらWordPress移行も現実的

予約・決済が必要(店舗/講師/サロン等)

  • 予約・決済・キャンセルポリシーが運用の肝
  • 最初から「予約/決済」がある前提なら、標準機能が揃うルートが速い
  • 外注するなら、予約フロー(いつ・誰に・どう通知)まで要件に入れる ✅

費用の目安と「無料」の注意点(あとで後悔しない)

「ホームページ作成の費用」は、作る方法(サービス型/WordPress/外注など)で大きく変わります。
ただし初心者が後悔しやすいのは、月額だけ見て決めてしまうこと。実際は「初期費用・月額・運用コスト」の合計で考えるのが安全です。

初期費用/月額/運用コストの内訳

まず、費用を“項目”に分解すると判断がラクになります。

1) 初期費用(最初に発生しやすいもの)

  • 独自ドメイン取得(例:yourname.com など)
  • (必要なら)有料テンプレート/有料テーマ
  • (必要なら)ロゴ・写真素材・イラスト素材
  • 外注する場合:制作費(デザイン・コーディング・設定など)

コツ:最初は「無料テンプレ+自前写真」で十分。
お金をかける優先順位は “ドメイン → 連絡先の整備 → 見せる内容” が堅いです。

2) 月額(毎月かかりやすいもの)

  • 作成サービスの利用料(広告非表示、独自ドメイン接続などで有料化しやすい)
  • レンタルサーバー代(WordPressの場合)
  • 予約・決済などの追加機能(プランアップ or 手数料)

※多くのサービスは「月払いより年払いが割安」という設計が一般的です(契約期間で変動)。

3) 運用コスト(地味に効く “毎月/毎年” の費用と手間)

  • ドメイン更新料(年1回)
  • 画像差し替え、文章修正などの更新作業の時間
  • WordPressなら:更新・バックアップ・セキュリティの管理
  • 問い合わせ対応(フォーム管理、迷惑対策 など)

初心者向け:ざっくり予算イメージ(目的別)

「月額〇円」と言い切るのは難しいので、目的→必要条件→費用感で考えるのがおすすめです。

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目的必要になりやすい条件予算イメージ
とりあえず公開(趣味/試作)無料プランでも可0円〜(ただし制限あり)
名刺・ポートフォリオ(信頼重視)独自ドメイン+広告なしがほぼ必須月数百〜数千円+ドメイン年額
集客(問い合わせ増)解析・SEO設定・導線整備月数千円〜(作り方で差)
予約・決済(店舗/講師)予約機能・決済・通知など月数千円〜+手数料が出やすい

ここでの重要ポイントは、“名刺用途”でも無料にしない方が得な場面が多いことです。
理由は次の章の「無料の制限」に直結します。

無料プランで起きやすい制限(広告・独自ドメイン・容量)

無料プランは便利ですが、個人が「信用」を必要とする用途では、制限がそのまま弱点になります。

よくある制限パターン

  • 広告が表示される/サービス名が出る
    → 仕事依頼や申し込みの場面だと、見込み客が不安になりやすい
  • 独自ドメインが使えない(サブドメインになる)
    例:xxxx.service.com のような形
    → 指名検索・名刺掲載・信頼面で不利になりやすい
  • 容量・転送量・ページ数の制限
    → 写真が増えるとすぐ足りない、表示が重くなる等
  • フォームや機能の制限(問い合わせ件数・項目数など)
    → 連絡手段が不安定だと機会損失になりやすい
  • アクセス解析やタグ設置が弱い/不可
    → “どこで離脱しているか”が分からず改善できない

無料でOKなケース/避けたいケース

  • 無料でOK:試しに触る・趣味で完結・短期イベント
  • 避けたい:仕事の依頼、サービス販売、予約、採用・営業、信用が必要な用途

判断基準はシンプルです。
「このサイトを見た人に、連絡してもらいたいか?」
連絡が欲しいなら、独自ドメイン+広告なしを早めに検討する価値があります。

後から効く“隠れコスト”(移行・追加機能・更新工数)

最初は安く始めても、途中からコストが膨らむ原因はだいたい決まっています。

隠れコストの代表例

  • 乗り換え(移行)コスト
    ノーコード → WordPress、別サービスへ…となると
    デザインやページ構造を“作り直し”に近い形で移すことが多いです。
  • 追加機能の費用(プランアップしがち)
    • 予約(カレンダー、リマインド、スタッフ管理)
    • 決済(手数料、商品登録数、領収書発行など)
    • 会員機能、限定公開、メール配信
    • 多言語、SEO強化、ABテスト系
  • 素材コスト(地味に積み上がる)
    • 写真素材・アイコン・フォントのライセンス
    • 撮影(プロフィール写真、商品写真)
  • 更新工数(=時間コスト)
    • 「文章を直したいだけなのに編集が面倒」
    • 「スマホで崩れて直すのに時間がかかる」
  • 保守・セキュリティ対応
    • WordPressは自由度が高い分、更新や安全対策が必要になりやすい

先回りのコツ:
最初に「将来やりたいこと」を1行で書き出すと、無駄な移行が減ります。
例:“半年後に予約を入れたい”“ブログで集客したい” など。

長く使うなら「所有」したいもの(ドメイン・データ)

後悔しにくい人は、最初からここを押さえています。

1) ドメインは“自分が所有者”になる

  • ドメインの契約・更新情報を自分で管理できる
  • 外注の場合でも、名義が自分か/移管できるかを確認
  • 自動更新・二段階認証などで、失効事故を防ぐ

2) データは“持ち出せる/守れる”状態にする

  • 文章・画像の元データを自分のフォルダにも保管
  • サービスのエクスポート機能やバックアップ手段を確認
  • WordPressならバックアップの仕組みを用意(自動が理想)

3) 管理者権限を確保する(外注時は特に重要)

  • サイトの編集権限・解析の権限・フォームの受信先などが自分の管理下にある
  • 「修正のたびに外注に依頼が必要」だと、更新が止まりやすい

✅ 最低限のチェックリスト

  • 独自ドメイン:自分名義/更新できる/移管できる
  • コンテンツ:画像・文章の元データが手元にある
  • 管理:ログイン情報・管理者権限・解析権限が自分にある

公開前の準備チェックリスト(ここで9割決まる)

個人ホームページは「作り始めてから」よりも、公開前の準備で完成度と継続率が決まります。
ここでは初心者でも迷いにくいように、“決める → 用意する → 確認する”の順で整理します。

ドメイン名の決め方(個人名/屋号/ブランド)

ドメインは、いわばネット上の住所です。あとで変えると手間が大きいので、ここだけは丁寧に。

まず結論:迷ったら「将来も使える名前」を選ぶのが安全です。

3タイプの選び方(どれが一番ブレない?)

  • 個人名(ローマ字)
    • 例:taro-suzuki.com のような形式
    • 向いている:ポートフォリオ/指名で仕事を取りたい
    • 注意:改名・活動名変更があると違和感が出る
  • 屋号(事業名)
    • 向いている:個人事業の集客/サービスを育てたい
    • 強み:事業が伸びても使い続けやすい
    • 注意:屋号が未確定だと迷いが長引く
  • ブランド名(覚えやすい短い名前)
    • 向いている:作品活動/メディア運営/将来の拡張
    • 強み:名前を覚えてもらいやすい
    • 注意:意味が伝わりにくい場合はトップで補足が必要

失敗しにくい命名ルール(初心者向け)

  • 短い(10〜15文字くらいが目安)
  • 聞き間違い・打ち間違いされにくい綴り
  • ハイフンや数字は最小限(伝えるときに手間が増える)
  • SNSアカウント名と“近い”(統一感が出る)
  • 将来の展開を狭めない(例:地域名や年号を入れすぎない)

TLD(.com / .jp など)の考え方

  • .com:定番で説明不要、用途を選ばない
  • .jp:日本向けで信頼感が出やすい(ただし登録条件あり)
  • .net / .info など:空きやすいが、用途によっては説明が必要

補足:.jpは「日本国内の住所がある個人・組織」など登録要件があるため、取得前に要件確認が安心です。

サーバー・SSL・バックアップの考え方

ここは難しく見えますが、最低限はこの3点だけ押さえればOKです。
「表示される」「安全」「戻せる」の3要素です。

サーバー選び(最初の判断)

  • ノーコード作成サービス:サーバーは基本込み(管理がラク)
  • WordPress:レンタルサーバーが必要(自由度が高い)
  • 自作HTML:置き場所(ホスティング)を選ぶ(軽いが設計が必要)

初心者が重視したいのは、スペックよりも次です。

  • サポートがあるか
  • SSLが簡単に使えるか
  • バックアップが用意できるか(自動が理想)

SSL(HTTPS)は“必須”と思ってOK

  • HTTPSは、ユーザーの通信を暗号化して安全性を上げます
  • ブラウザ側でもHTTPサイトは警告表示が強まる流れがあり、信頼に直結します
  • GoogleもHTTPSをランキングシグナルとして扱うことを明確にしています

つまり、個人サイトでも 「HTTPSじゃない理由」がない くらいの優先度です。

バックアップ(初心者がやりがちな穴)

公開後に一番つらいのは、トラブル時に「戻せない」ことです。

最低限のバックアップ設計

  • 頻度:更新するなら「毎日〜毎週」
  • 保存世代:最低でも「複数世代」(直近だけだと意味が薄い)
  • 保管場所:サーバー内だけでなく、可能なら別の場所にも

バックアップ対象(これだけは守る)

  • 画像・文章などの素材(元データ)
  • サイトデータ(WordPressならファイル+データベース)
  • 設定情報(DNS、フォーム通知先など“再現が面倒”なもの)

連絡手段の設計(フォーム/メール/SNS)

連絡手段は「置けばOK」ではなく、相手が迷わず送れて、あなたが安全に受け取れる形が理想です。

連絡手段の選び方(おすすめ順)

  • 問い合わせフォーム(最もバランスが良い)
    • 強み:迷惑メール対策・項目設計ができる
    • コツ:入力項目は最小限(増やすほど離脱)
  • メール
    • 強み:シンプル
    • 注意:アドレス公開は迷惑対策が必要になりやすい
  • SNSのDM
    • 強み:気軽で反応が早い
    • 注意:ビジネス用途だと流れて管理しづらい/見落としが起きやすい

フォームに入れる項目(初心者向けテンプレ)

  • お名前(ハンドルでも可)
  • 連絡先(メール)
  • 内容(自由記入)
  • 目的に応じて1つだけ追加
    • 例:希望納期/予算感/依頼内容のカテゴリ など

フォーム設計の小ワザ

  • 返信目安(例:24〜48時間以内)を書くだけで安心感が上がる
  • 相談の入口は軽く(「まずは概要だけでOK」など)
  • 連絡先を複線化するなら、“困ったときの代替”として提示(例:フォームが送れない場合はDM)

素材と文章の準備(写真・ロゴ・実績・料金)

公開前にここを整えると、見た目よりも“伝わり方”が一気に良くなります。
ポイントは「盛る」ではなく、経験と根拠を分かりやすく置くこと(E-E-A-Tの土台)。

先に用意すると速い素材(最低限)

  • プロフィール写真(顔出ししないなら、仕事道具・手元・雰囲気写真でもOK)
  • ロゴ(なくてもOK):最初はサイト名のテキストでも成立
  • 実績:リンク・画像・担当範囲・成果(可能な範囲で)
  • 料金:全部を細かく決めなくても、目安があると問い合わせが増えやすい

文章は「この4点」だけ作れば崩れにくい

  1. 何をしている人か(1文)
  2. 誰向けか(1文)
  3. 何が提供できるか(箇条書き3〜5個)
  4. 次にしてほしい行動(問い合わせ/予約/資料請求など)

例(型)

  • 私は 〇〇向けに△△を提供しています。
  • できること:
    • ・…
    • ・…
  • まずは 概要だけで大丈夫なので、こちらからご連絡ください。

実績が少ないときの“見せ方”

実績が少ないのは普通です。無理に増やすより、誠実に補うほうが信頼されます。

  • 制作物(架空案件でも「自主制作」と明記してOK)
  • 制作プロセス(どう考えて作ったか)
  • 経験(年数より、やってきた内容を具体化)
  • 対応範囲(できる/できないを明確に)

最後に:公開前10分チェック(コピペ用)

  • ドメインは将来も使える名前になっている
  • HTTPS(SSL)が有効になっている
  • バックアップの方法が決まっている(最低でも元データは手元保管)
  • 問い合わせが迷わず送れる(項目が多すぎない)
  • プロフィール・実績・料金目安が最低限そろっている
  • 「何をしている人か」がトップで10秒で分かる

構成テンプレ:個人サイトに必要なページと“書く内容”

「個人のホームページ」は、ページを増やすほど良くなるわけではありません。
大切なのは、訪問者が短時間で判断できるように “情報の置き場”を決めることです。

以下は、初心者でも迷いにくい「定番ページ」と「書くべき中身」を、そのまま使えるテンプレとして整理しました。

トップページで必ず伝える3点(誰に/何を/次の行動)

トップは“玄関”です。ここで迷わせると、どれだけ良い内容でも読まれません。
まずは 上から順に3つだけ決めて書けばOKです。

1)誰に(対象)

  • 例:個人事業主/店舗オーナー/採用担当/同業者 など
  • 書き方の型:
    • 「◯◯で悩む△△のために」
    • 「□□を探している方へ」

2)何を(提供価値)

  • 例:Web制作/ライティング/デザイン/レッスン/相談 など
  • 書き方の型:
    • 「◯◯を、最短△日で形にします」
    • 「□□を、わかりやすく・続けやすく整えます」

3)次の行動(CTA)

  • “何を押せばいいか”が明確だと、問い合わせ率が上がります。
  • ボタン文言は 動詞+安心材料 が強いです。
    • 「相談してみる(24時間以内に返信)」
    • 「見積りを依頼する(無料)」
    • 「予約する(キャンセル規定はこちら)」

トップの最小構成(1画面に収める)✅

  • キャッチ(1行)+補足(2〜3行)
  • できること(箇条書き3〜5個)
  • 実績の“入口”(ロゴ数・制作例リンクなど)
  • CTAボタン(1つに絞るのが基本)

プロフィール・運営者情報で信頼を作る

個人サイトは、企業サイトよりも「この人は信用できる?」が重要です。
ここはE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を 無理なく出せる場所なので、薄くしないのが得です。

プロフィールに入れると強い要素(テンプレ)

  • 何をしている人か(肩書き+対象)
  • 経験(年数より“やってきた内容”を具体的に)
  • 得意領域(3つまで)
  • 仕事の進め方(ヒアリング→提案→制作…など)
  • 連絡手段と返信目安
  • 価値観(大事にしていることを1〜2行で)

「運営者情報」ページを別に作れるなら、以下も追加すると信頼が安定します。

  • 屋号(ある場合)
  • 所在地(市区町村までで十分なケースも多い)
  • 連絡先(メール/フォーム)
  • 免責・著作権の扱い(必要に応じて)

経歴・資格・実績の見せ方

盛るより、検証できる形にすると強いです。

経歴の書き方(例)

  • ×「Web制作10年」だけ
  • ○「企業サイト◯件/LP◯件/WordPress導入◯件(直近1年)」のように、範囲が分かる

資格の扱い

  • “権威づけ”として有効ですが、万能ではありません。
  • 書くなら「何ができる証拠なのか」を一言添えると納得されます。
    • 例:資格名+「セキュリティの基礎理解」など

実績の見せ方(初心者でもできる)

  • 実案件が少ない → 自主制作でもOK(自主制作と明記
  • 実績が出せない → “担当範囲”だけでも書く(例:構成・文章・デザインなど)

顔出ししない場合の代替(アイコン/作業風景/文章設計)

顔出しが必須なわけではありません。代わりに “安心材料の数” を増やします。

顔出しなしで信頼を補うアイデア✅

  • 本人写真の代わりに:作業環境/手元/道具/制作中の画面(個人情報は隠す)
  • アイコン:統一感のあるイラスト(SNSと揃える)
  • 文章で補う:
    • 返信目安、対応時間
    • できること/できないこと
    • 進め方(納品までの流れ)
  • 第三者要素:レビュー、掲載実績、推薦コメント(許可を取って掲載)

サービス/メニュー/料金の作り方(比較される前提)

比較される前提で作ると、「安い・高い」ではなく「合う・合わない」で選ばれます。
そのために必要なのは、料金だけでなく“中身”を見える化することです。

サービスページに必須の要素

  • 誰向けか(対象)
  • 何が手に入るか(成果物)
  • 含まれるもの/含まれないもの
  • 納期の目安
  • 進め方(ステップ)
  • 料金(目安でも可)
  • よくある質問へのリンク
  • CTA(相談・見積り)

料金表テンプレ(例:ライト/標準/プレミアム)

料金表は、細かすぎると迷わせます。最初は 3プランが扱いやすいです。

スクロールできます
プランこんな人向け含まれるもの(例)納期目安料金の出し方
ライトまず形にしたい1ページ/テンプレ調整/軽い修正〜◯日◯円〜
標準ちゃんと整えたい複数ページ/導線設計/基本SEO〜◯週間◯円〜
プレミアム伸ばしたい事例作成/改善提案/運用サポート〜◯週間見積り

※税込/税別、支払いタイミング(着手金など)は、分かる範囲で明記するとトラブル予防になります。

追加費用・納期・対応範囲の書き方

後悔の多くは「言った/聞いてない」から起きます。
ここは“書き方の工夫”で、問い合わせの質が上がります。

おすすめの書き方(テンプレ)

  • 対応範囲:
    • 「含まれる:◯◯、◯◯」
    • 「含まれない:◯◯(必要なら別途)」
  • 追加費用が出る条件:
    • 「ページ追加」「撮影」「原稿作成」「大幅な仕様変更」など
  • 納期:
    • 「素材が揃ってから◯日」など、起点を明確にする
  • 修正回数:
    • 「軽微な修正◯回まで」など、曖昧さを減らす

実績・制作物・事例の見せ方(ポートフォリオ)

実績ページは“作品集”で終わらせず、相手が判断できる情報を添えると強いです。

1件の事例テンプレ(コピペ用)

  • 概要:何を作ったか(サイト/LP/ロゴ等)
  • 目的:何のための制作か
  • 担当:自分の担当範囲(重要)
  • 工夫:どう考えて作ったか(経験が出る)
  • 結果:可能なら数字や反応(例:問い合わせ増、滞在時間改善など)
  • 使用:ツール/技術(簡潔でOK)
  • リンク:公開可能ならURL(難しければ画像)

守秘義務があるときの書き方

公開できない実績は多いです。無理に出すより、守秘義務を守りつつ情報量を確保します。

OKになりやすい出し方✅

  • 企業名を伏せて「業種・規模・目的」だけ書く
  • 画面はモザイク/一部トリミング
  • 数字は“幅”で出す(例:◯◯%台、月◯件程度)
  • 代わりに「プロセス」を厚くする(要件整理→設計→制作の流れ)

数字・Before/After・お客様の声の扱い

強い一方で、扱いを間違えると信頼を落とします。

数字を出すときのルール

  • 期間と指標をセットで書く(例:公開後3か月で、問い合わせが月◯件→◯件)
  • どこまで自分の貢献かを分ける(広告要因などがある場合)

Before/Afterの注意点⚠️

  • 条件を揃える(同じ端末・同じページなど)
  • “見た目だけ”ではなく、目的(問い合わせ/回遊)に結びつけて説明

お客様の声

  • 許可を取って掲載(匿名でもOK)
  • “具体”が強い(「早かった」より「◯日で公開できた」など)

FAQで問い合わせを減らす(不安の先回り)

FAQは、問い合わせ削減だけでなく 成約率を上げるページにもなります。
「不安が解消された人」ほど行動します。

よくある質問の型(まずはこの6カテゴリ)

  • 料金:見積りの出し方、追加費用
  • 進め方:流れ、必要な素材
  • 修正:回数、範囲
  • 納期:最短、急ぎ対応
  • 対応範囲:できる/できない
  • 連絡:返信目安、連絡手段

書き方のコツ

  • 1回答は3〜6行でまとめる(長くするなら別ページへ)
  • 「結論→理由→例」の順にすると読みやすい
  • 最後にCTAへつなぐ(「迷ったら相談へ」)

お問い合わせフォームの必須項目とスパム対策

フォームは“入口”なので、項目を増やしすぎると離脱します。
基本は 最小+必要に応じて1項目追加 が無難です。

必須項目(ミニマム)

  • 名前(ハンドル可)
  • メールアドレス
  • 問い合わせ内容(自由記入)

目的に応じて追加(どれか1つ)

  • 希望内容のカテゴリ(制作/相談/見積り等)
  • 希望納期
  • 予算感(選択式が親切)

スパム対策(やりやすい順)✅

  • 送信回数制限(短時間の連投をブロック)
  • reCAPTCHA等の導入(サービス側機能でもOK)
  • “隠し項目(ハニーポット)”の設置
  • 受信先のフィルタ(迷惑ワード・海外IPなど)

小さくても効く安心材料

  • 「返信目安:◯時間以内」
  • 「営業目的の連絡はお控えください」
  • 個人情報の扱いはプライバシーポリシーへリンク

プライバシーポリシー・免責・特商法(必要な場合)

ここは“法律ページ”というより、信頼を崩さないための最低限です。
特に、フォームや予約、決済、広告(アフィリエイト含む)を使うなら優先度が上がります。

プライバシーポリシーに入れたい項目(最低限)

  • 取得する情報(フォーム項目、アクセス情報など)
  • 利用目的(返信、サービス改善など)
  • 第三者提供の有無
  • 問い合わせ窓口
  • 改定の扱い

免責(必要なら)

  • 情報の正確性、損害の責任範囲、外部リンク等
  • 医療・法律・投資など誤解が起きやすいテーマは特に重要

特商法(必要な場合)

  • 物販・デジタル商品・有料サービスなど、通販に該当する提供をするなら検討
  • 表示が必要な事項(事業者情報、支払い、送料、返品/キャンセル等)を満たす

Cookie/アクセス解析を使うときの注意

アクセス解析は便利ですが、利用者にとっては“見えない収集”になりがちです。
だからこそ、次を整えると信頼が安定します。

  • 解析ツールを使っている旨を明記(プライバシーポリシーに記載)
  • Cookie等を使う場合は、その趣旨を分かりやすく説明
  • 海外ユーザーも想定するなら、同意取得(バナー等)の検討も視野に

ブログ/お知らせは必要?(SEOと運用負荷で判断)

ブログはSEOに有利になり得ますが、更新できないと逆効果にもなります。
判断は「運用できるか」「何を書くか」がすべてです。

ブログが向いているケース

  • 実績が増えるタイプの仕事(制作、相談、改善など)
  • “経験”を言語化できる(E-E-A-Tが出る)
  • 検索からの流入が欲しい(指名検索以外も取りたい)

ブログが不要なケース

  • 更新する時間がない
  • 伝える内容が固定(料金やプロフィール中心)
  • SNSで十分に届けられる

運用を軽くする設計(続く形にする)✅

  • 月1本でもOK。その代わり「濃い体験記事」に寄せる
  • ネタは3系統に絞る
    • 体験(失敗→改善)
    • 事例の解説(守秘義務に配慮)
    • よくある質問の深掘り(FAQの拡張)

デザインと文章の基本:初心者でも“それっぽく”仕上げる

「それっぽい個人サイト」に見えるかどうかは、センスより ルールで決まります。
ここでは、初心者でも迷いにくいように “決め方”を固定して、最低限の品質を一気に上げるコツをまとめます。

スマホ最優先のレイアウト(読みやすさの基準)

個人サイトは、スマホで見られる前提で作るのが基本です。理由はシンプルで、検索エンジンも“スマホ版の内容”を主に評価しやすいからです。

まずはこの3点だけ守ると崩れにくいです。

1)1画面目(ファーストビュー)で迷わせない

  • 上から順に
    「何のサイトか」→「何が得られるか」→「次に何をすればいいか」
    が分かるように配置します。
  • 文字量は少なめでOK。判断材料が足りない場合は、下にスクロールすれば続きがある設計にします。

2)読みやすい“1列レイアウト”を基本にする

  • スマホは2列にすると一気に読みづらくなります。
    → 最初は 1列+カード(枠)が安全です。
  • 横幅いっぱいに文字を伸ばさず、本文は“少し内側”に余白を取ります。

3)文章の見た目ルール(これだけで読みやすくなる)

  • 1段落は 2〜4行で区切る(長文を塊にしない)
  • 箇条書きを使う(連続説明は3つまでなら箇条書きが強い)
  • 重要語だけ 太字で目印にする(太字だらけは逆効果)

スマホ確認チェック(公開前に必ず)

  • 指で押せる:ボタンやリンクが小さすぎない
  • 読める:本文が小さすぎない/行間が詰まっていない
  • 迷わない:スクロールしても「問い合わせ」への導線が見つかる

色・フォント・余白のルール(迷わない決め方)

デザインで悩む最大の原因は、選択肢を増やしすぎることです。
初心者は「自由に選ぶ」より、型に当てはめるほうが結果が安定します。

色は“3色ルール”で固定する

  • ベース(白〜薄いグレー):背景
  • 文字色(濃いグレー〜黒):本文
  • アクセント(1色だけ):ボタン、見出しの一部、リンク

🎯 コツ

  • アクセント色は“使う場所”を限定します(CTAボタン、重要ラベルなど)
  • それ以外の部分はモノトーン寄せにすると、全体が整って見えます。

フォントは“最大2種類”まで

  • 基本は 1種類でOK(サイト全体がまとまる)
  • どうしても分けたいなら
    • 見出し:やや太め
    • 本文:読みやすい標準
      のように 同じ系統で揃えるのが安全です。

余白は“8の倍数”で揃えると一気に整う

余白がバラバラだと、素人っぽさが出ます。
次のどれかで統一するとラクです。

  • 小:8
  • 中:16
  • 大:24 or 32

(単位はデザイン上の間隔の感覚でOK。とにかく“同じ間隔を繰り返す”のが大事です。)

迷ったときの定番セット

  • 見出しの下:大
  • 段落の間:中
  • 箇条書きの項目間:小

写真と画像の最適化(容量・著作権・alt)

画像は「見栄え」と「表示速度」に直結します。
個人サイトでよくある失敗は、きれいな写真をそのまま重い状態で載せることです。

容量(重さ)を減らす:まずこれだけ

  • 表示サイズに合わせて縮小してからアップ(元画像が大きすぎると重い)
  • 可能なら 次世代フォーマット(WebP/AVIFなど)も検討
  • 同じ画像を多用しない(キャッシュが効いても初回が重くなる)

さらに一歩進めるなら、スマホに小さい画像・PCに大きい画像を出し分ける レスポンシブ画像が効果的です(対応できる範囲でOK)。

著作権:初心者が踏みがちな地雷

  • Google画像検索で拾った画像は基本NG(権利が不明)
  • 無料素材でも
    • 商用利用OKか
    • クレジット表記が必要か
    • 加工OKか
      は必ず確認します。

✅ 安全な方針

  • できるだけ 自分で撮る(スマホでも十分)
  • 素材を使うなら 利用規約が明確なサービスに限定する

alt(代替テキスト):SEOとアクセシビリティの両方に効く

altは「画像が表示されない/見えないときの説明文」です。
入れ方のコツはこれだけです。

  • 画像の目的を 短く具体的に書く
  • 不自然なキーワード詰め込みはしない
  • 飾り画像なら alt を空にする(意味がない説明は不要)

例(イメージ)

  • 良い:
    • 「制作したロゴの例(飲食店向け)」
    • 「料金プラン表のスクリーンショット」
  • 避けたい:
    • 「ホームページ 作成 個人 おすすめ 格安…」のような羅列

クリックされる導線(CTA)の置き方

CTA(行動ボタン)は“押しやすさ”だけでなく、押したくなる理由が必要です。
個人サイトは、押す前に不安が出やすいので、導線設計が重要になります。

CTAは“1つを主役”にする

  • 主役CTA:問い合わせ/相談/予約など 1つ
  • サブCTA:資料請求/SNSフォローなど(主役より目立たせない)

主役を複数作ると、ユーザーは迷って離脱しやすくなります。

置き場所の基本(初心者向けの鉄板)

  • 1回目:トップの最初(見つけやすい位置)
  • 2回目:サービス説明の直後(「よし、頼もう」と思う瞬間)
  • 3回目:ページの最後(読み切った人の出口)

さらに改善したい場合は、「FAQの最後」にも置くと効きやすいです(不安が消えた直後だから)。

押されるCTAの条件(ミニテンプレ)

CTAの直前に、次のどれかを添えるだけで強くなります。

  • 不安を消す:返信目安、無料、キャンセル可など
  • 行動を軽くする:「概要だけでOK」「まずは相談」
  • 次の一手を明確にする:「30秒で送信」「日程を選ぶだけ」

ボタン文言の例(相談する/見積り依頼/予約する)

相談(ハードル低)

  • 「まずは相談する」
  • 「概要だけ送って相談する」
  • 「質問してみる(無料)」

見積り(比較中の人向け)

  • 「見積りを依頼する」
  • 「料金の目安を聞く」
  • 「要件を伝えて見積る」

予約(行動が決まっている人向け)

  • 「予約する」
  • 「日程を選ぶ」
  • 「体験を申し込む」

💡 ひとこと添えると強い例

  • 「24時間以内に返信」
  • 「営業目的の連絡はご遠慮ください」(安心して送れる人が増える)
  • 「相談は3行でもOK」

最短で公開:作成サービス(ノーコード)で作る手順

ノーコード作成サービスは、「作る→公開→改善」を短いサイクルで回せるのが最大の強みです。
ここでは、初心者でも迷いにくいように “最短で形にする手順”をテンプレ化して解説します。

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テンプレ選び→ページ作成→公開までの流れ

最短で公開したいときほど、最初にやることは「ページを増やす」ではなく、型を決めて埋めることです。

ステップ1:テンプレは「見た目」より「用途」で選ぶ

テンプレ選びで迷うなら、次の基準でOKです。

  • 用途が近いカテゴリ(ポートフォリオ/店舗/サービス紹介/ブログ等)
  • スマホで見たときに読みやすい(文字が大きめ・余白がある・1列中心)
  • ヘッダー(上部)にCTAを置ける(問い合わせ・予約ボタンなど)
  • 画像が多すぎない(重くなりやすい)

💡 コツ:テンプレは後から変えられても、構成(何を載せるか)は変えにくい。最初に構成を固めるほうが早いです。

ステップ2:まずは「3ページ」または「1ページ」で公開する

いきなり完璧を目指すと止まります。最初は次のどちらかに絞るのが最短です。

A:1ページ構成(最短)

  • トップ(自己紹介+提供内容+実績+料金目安+問い合わせ)

B:3ページ構成(定番)

  • トップ
  • プロフィール/実績
  • お問い合わせ

どちらでも、次の“埋める順番”にすると早いです。

  1. キャッチ(誰に/何を)
  2. 提供内容(箇条書き3〜5個)
  3. 実績(少なくてもOK:自主制作は明記)
  4. 料金の目安(“◯円〜”や“見積り条件”だけでも可)
  5. 問い合わせ導線(ボタン+返信目安)

ステップ3:公開前の“スマホ最終チェック”だけは必ずやる

最低限ここだけ見れば、公開後のやり直しが減ります。

  • 文字が小さすぎない(拡大しなくても読める)
  • ボタンが押しやすい(指で押して誤タップしない)
  • 画像が重くない(表示が遅いと離脱されやすい)
  • 問い合わせが迷わない(ボタンが見つかる)

ステップ4:公開(Publish)→すぐに“微修正”する前提でOK

公開はゴールではなくスタートです。
最短で公開する人ほど、公開後に以下を軽く直して完成度を上げます。

  • トップの文章を短く(言い切り+箇条書き中心)
  • CTAボタン文言を調整(押す理由を足す)
  • 画像を圧縮して軽くする

独自ドメインをつなぐタイミングと注意

独自ドメインは、名刺・営業・信頼に直結しやすい要素です。
ただし、接続のタイミングを間違えると「表示が不安定」「メールが届かない」などの事故が起きがちです。

つなぐおすすめタイミング(初心者向け)

  • サイトの構成(ページ名とURL)がだいたい決まった後
  • 公開テストが終わってから(テンプレ変更をもうしない状態が理想)

理由は、ドメイン接続後にURL構造やページ名を大きく変えると、共有URLや検索表示の調整が増えるからです。

接続でよく出る注意点(ここだけ押さえる)

1)DNS設定は“どこで管理するか”を把握する
多くのサービスでは、独自ドメイン接続にあたり DNS(行き先設定)を変えます。
手順はサービスごとに画面が違いますが、考え方は共通です。

  • ネームサーバー変更:DNS管理をサービス側に寄せる方式(設定がまとまりやすい)
  • レコード設定(A/CNAME等):ドメイン管理会社側で個別に向け先を設定(柔軟だがミスりやすい)

2)反映まで時間差がある(すぐ切り替わらないことがある)
接続直後に「表示されたりされなかったり」するのは珍しくありません。
焦って設定をいじり直すと、むしろ混乱しやすいです。

3)wwwの有無を統一する

  • example.comwww.example.com が混在すると、共有時や解析でブレやすい
  • どちらを正とするか決めて、可能ならリダイレクトも統一

4)メールを使う人は要注意(MXレコード)
独自ドメインのメール(例:info@〜)を使う場合、DNS変更でメール設定が影響を受けることがあります。
サイト公開と同時にメール運用も始めたいなら、接続前に「メールの扱い」を確認しておくと安心です。

最低限のSEO設定(タイトル・説明文・OGP)

ノーコードでも、最低限のSEOは“入力するだけ”で大きく差が出ます。
ここでは、初心者が最初にやるべき設定だけに絞ります。

タイトル(title)

タイトルは検索結果で最初に見られる要素です。ポイントは 「ページ内容が一言で分かる」こと。

おすすめの型

  • トップ:
    • 「屋号/名前|提供内容(短く)+強み(短く)」
  • サービスページ:
    • 「サービス名|対象+得られる結果」
  • 実績ページ:
    • 「実績一覧|提供内容+対象(任意)」

⚠️ よくある失敗

  • 全ページのタイトルが似ている(区別できない)
  • キーワードを詰めすぎて不自然(クリックされにくい)

説明文(meta description)

説明文は、検索結果で本文の代わりに出ることがあります。
“ページの要約+読むメリット”を入れると強いです。

おすすめの型(2文でOK)

  • 1文目:何が書いてあるページか(要約)
  • 2文目:誰に役立つか/何が解決できるか

例(型)

  • 「◯◯のサービス内容と料金目安、依頼の流れをまとめました。△△で迷っている方は、まずこちらからご相談ください。」

OGP(SNS表示)

OGPは、SNSやチャットでURLが貼られたときの タイトル・説明・画像を整える設定です。
個人サイトはSNS導線が多いので、優先度が高いです。

最低限そろえたいOGP

  • タイトル
  • URL
  • 画像(サムネ)
  • 説明文

✅ ひと工夫

  • OGP画像は「写真」より、文字入りのシンプル画像(サイト名+提供内容)が強いことが多いです(小さく表示されても伝わる)。

サービス選びのチェック項目

“最短で公開”したい人ほど、サービス選びで失敗しがちです。
理由は「今の作りやすさ」だけ見て、半年後の運用を見落とすからです。

SEO・スマホ対応・広告非表示・運用しやすさ

最低限、次は確認しておくと後悔が減ります。

  • 独自ドメインが使えるか(どのプランからか)
  • 広告を消せるか(営業用途なら重要)
  • スマホ編集・スマホ表示の調整がしやすいか
  • ページごとにタイトル/説明文が設定できるか
  • OGP画像を設定できるか
  • 表示速度が遅くなりにくい仕組みか(画像圧縮、最適化など)
  • 移行のしやすさ(将来、別サービスやWordPressへ移る可能性があるなら要確認)

💡 目安:
趣味なら広告ありでも成立しますが、依頼・予約・販売が目的なら「広告なし+独自ドメイン」がほぼ前提になります。

サポート品質と解約のしやすさ

“続ける”ための安全装置があるかを見ます。

  • ヘルプが充実しているか(手順が具体的)
  • 問い合わせ窓口の有無(日本語対応の有無も含む)
  • 解約後にどうなるか(サイト停止、ドメイン・データの扱い)
  • 契約更新の分かりやすさ(自動更新、返金条件など)
  • 障害時の情報発信(ステータスページ等があると安心)

✅ 初心者向けの結論

  • まずは「作りやすさ」より “運用時に困ったときに戻れるか” を優先すると失敗しません。

本格運用:WordPressで作る手順(伸ばしたい人向け)

WordPressは「最初は少し手間、でも後から伸ばしやすい」方式です。
ポイントは、公開までを最短化しつつ、あとで詰まらない初期設計にしておくことです。

サーバー契約とWordPress導入(最短ルート)

最短ルートは、WordPressの自動インストール機能があるサーバーを選ぶことです。手動でも可能ですが、初心者はまず“自動”でOKです。

最短の流れ(ざっくり6ステップ)

  1. サーバー契約(WordPressが動く要件を満たすか確認)
  2. 独自ドメイン取得(あとで変えにくいので慎重に)
  3. サーバー側の「WordPress簡単インストール」を実行
  4. SSL(https)を有効化
  5. WordPress初期設定(サイト名、ユーザー、パーマリンク等)
  6. テスト公開 → 微修正 → 本公開

ここだけは外さない初期の安全策

  • 管理者IDは推測されにくくする(adminは避ける)
  • パスワードは強力に(長め+ランダム)
  • 管理画面のメールアドレスは“確実に受け取れる”ものにする(通知が来なくなる事故を防ぐ)
  • サーバーがWordPress推奨要件に近いほど、将来の更新で困りにくい

※WordPressは「多くの場合5分程度でインストールできる」という公式ガイドもあり、ホスティング側の自動ツール利用も一般的です。

テーマ選びの基準(速度/見た目/編集性)

テーマは“見た目”より、運用のしやすさ(更新・表示速度・編集性)が重要です。途中で変えると、デザイン崩れや修正が発生しやすいからです。

初心者向け:テーマ選びチェック表

スクロールできます
観点見るポイント迷ったときの判断
速度軽量そうか/機能盛りすぎていないか多機能全部入りより「必要十分」
見た目自分の目的に近いデモがあるか近いデモがある方が時短
編集性ブロックエディターで編集しやすいか“記事更新が苦にならない”が最優先
継続性更新が続いているか/サポート情報があるか放置テーマは避ける
安全性正規入手か(公式・販売元)“nulled(改造配布)”は絶対NG

最初に決めると迷いが減る2つ

  • 「トップは1カラム(縦1列)中心にする」
  • 「色は3色まで(背景・文字・アクセント)」

この2つだけでも、初心者っぽさが一気に減ります。

最低限のプラグイン(セキュリティ・バックアップ・SEO)

プラグインは便利ですが、入れすぎると

  • 表示が遅い
  • 競合で崩れる
  • 更新が怖くなる
    になりがちです。

まずは“必須3カテゴリだけ”で始めるのが安全です。

1)セキュリティ

目的:不正ログイン・改ざん・マルウェア対策の土台を作る

  • 例:ファイアウォール、ログイン保護、スキャン

2)バックアップ

目的:更新や不具合時に“戻せる状態”を作る

  • 例:自動バックアップ、復元、移行

3)SEO

目的:タイトル/説明文、OGP、サイトマップ等の設定を簡単にする

  • 例:メタ設定、XMLサイトマップ、構造化データ対応(テーマ/プラグインにより)

選び方のコツ(重要)

  • SEO系は“1つに絞る”(複数入れると設定が競合しやすい)
  • バックアップは「サーバー標準バックアップ」と役割が被る場合がある
    → サーバー側で十分なら、プラグインは最小化してOK
  • 使っていないプラグインは停止ではなく削除(管理負担を減らす)

(代表例として、セキュリティ・バックアップ・SEOの定番プラグインはWordPress公式ディレクトリで確認できます。)

初期設定チェック(SSL/パーマリンク/表示速度)

公開直後にやると効果が大きい“初期設定”だけを絞ります。

SSL(https)

  • サーバー側でSSLを有効にする
  • WordPress側でもURLがhttpsで統一されているか確認
    → httpとhttpsが混ざると、警告や計測ブレの原因になります

パーマリンク(URLの形)

URLは後から変更すると、リンク切れやリダイレクト対応が発生しがちです。
だからこそ、早い段階で決めるのがコツです。

  • WordPressの設定画面でパーマリンク形式を選択可能
  • よく使われるのは「投稿名(Post name)」タイプ(運用しやすいことが多い)

※既に記事が増えた後に変更するなら、リダイレクトもセットで考えます。

表示速度(最低ラインだけ整える)

速度は体感だけでなく、検索面でも重要指標になりやすいです。最初はこの順でOKです。

  1. 画像を軽くする(サイズを縮小・圧縮)
  2. テーマを軽量寄りにする
  3. キャッシュ(必要なら)
  4. 計測してボトルネックを潰す(Search Console等)

特に、Core Web Vitalsは「実際のユーザー体験」を見る指標として案内されています。
“完璧”より「問題が出たら直す」運用で十分回せます。

サイトヘルス(Site Health)で最低限の診断

WordPressには、設定や環境の状態を確認できる「サイトヘルス」機能があります。
最初に一度見ておくと、PHPバージョン・セキュリティ・推奨改善などの“地雷”を踏みにくくなります。

更新しやすい運用設計(固定ページ+ブログの役割分担)

伸ばす人ほど「固定ページ」と「ブログ」を分けて運用しています。役割が違うからです。

固定ページ(変わりにくい・信用の土台)

  • トップ
  • プロフィール/運営者情報
  • サービス/料金
  • 実績/事例
  • FAQ
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー(必要に応じて)

ブログ(増やして育てる・検索で見つかる入口)

  • 悩み解決(よくある質問を深掘り)
  • 事例の解説(守秘義務に配慮しつつ“考え方”を書く)
  • ノウハウ(手順・比較・失敗談など、経験を残す)

初心者が続く設計のコツ

  • 最初からカテゴリを作りすぎない(3〜5個で十分)
  • 記事テンプレを固定する(毎回迷わない)
  • 内部リンクを“意図して”置く
    例:ブログ → サービス、FAQ → 問い合わせ、実績 → 相談

運用の目的が「集客」なら、ブログは月1本でもOKです。
大事なのは頻度より、読者の不安を解消して次の行動につなげる設計です。

公開後に伸ばす:SEO・集客・改善の基本

公開はスタートです。個人サイトを伸ばすコツは、「測る → 改善する → 増やす」を小さく回すこと。
ここでは初心者でもやりやすい順に、SEO・集客・改善の“基本セット”をまとめます。

検索で見つけてもらう設計(キーワードと意図)

SEOで最初にやるべきは、「キーワードを増やす」ではなく、検索意図に合わせてページの役割を決めることです。

まず決める:あなたのサイトは何で見つけられたい?

個人サイトの流入は、ざっくりこの3タイプに分かれます。

  • 指名(あなた/屋号/作品名で検索)
    → トップ・プロフィール・実績を強化すると伸びやすい
  • 比較(サービスを探している人が比較)
    → サービス/料金/FAQの情報量が重要
  • 悩み解決(困りごと検索)
    → ブログ(解説記事)が主戦場

ここを決めると、作るべきページがブレません。

キーワードは「1ページ=1テーマ」で整理する

初心者がやりがちな失敗は、1ページに何でも詰め込むことです。
おすすめは次のように“意図”で割るやり方です。

  • トップ:全体の要約+次の行動
  • サービス:提供内容の詳細(比較される前提で)
  • 実績:判断材料(担当範囲・成果・プロセス)
  • ブログ:悩み解決(検索流入の入口)

ブログを作るなら「3本の柱」に絞る

更新が続く設計が大事なので、最初は柱を3本に固定するとラクです。

  • よくある質問の深掘り(FAQを記事化)
  • 事例解説(守秘義務に配慮しつつ“考え方”を書く)
  • 失敗→改善の経験談(E-E-A-Tが出やすい)

タイトル・見出し・内部リンクの作り方

SEOはテクニックより、人が読みやすい構造が基本です。読みやすい=理解しやすい=評価されやすい、につながります。

タイトルは「何のページか」を先に言う

おすすめの型はこれです(短くて強い)。

  • 対象+目的(何が解決できるか)
  • 提供内容+強み(差別化)
  • 必要なら最後に 名前/屋号(指名を拾う)

例(型)

  • 「◯◯向けの△△制作|□□を重視した設計で作ります|屋号」

※キーワード詰め込みより、「読んだ瞬間わかる」ほうがクリックされやすいです。

見出しは「結論→理由→手順」で並べると強い

記事でもサービスページでも、迷いにくい並びは共通です。

  • 結論(何ができる/どれが合う)
  • 理由(なぜそう言えるか)
  • 手順(どう進むか)
  • 注意点(失敗パターン)
  • 次の行動(相談・見積り等)

これだけで“それっぽい解説”になります。

内部リンクは「導線」を作る(貼りすぎない)

内部リンクは、むやみに増やすより 目的別に3ルート作るのが効果的です。

  • ブログ → サービス(読み終えた人が依頼へ進める)
  • サービス → 実績(不安を消す)
  • FAQ → お問い合わせ(最後の背中押し)

リンク文言(アンカーテキスト)は「こちら」ではなく、何が見られるかが伝わる言葉にします。

  • ×「こちら」
  • ○「料金の目安」「制作の流れ」「実績一覧」など

Search Console / アナリティクス導入

伸ばすなら、勘ではなく 数字で“伸びしろ”を見つけるのが最短です。
最初はこの2つだけでOKです。

Search Console(検索からの評価を確認)

できれば公開直後に入れます。

やること(初心者の最短セット)

  • サイトを登録(所有権の確認)
  • サイトマップ送信(WordPressならプラグインや機能で生成されることが多い)
  • 「検索パフォーマンス」で次を確認
    • 表示回数が増えているページ
    • クリック率が低いページ(タイトル改善の候補)
    • 平均掲載順位が惜しいページ(改善で伸びやすい)
  • 「URL検査」でインデックス状況をチェック

初心者が最初に見るべき指標

  • 表示回数はあるのにクリックが少ない
    → タイトル/説明文/見出しの改善が効きやすい
  • 順位が11〜20位あたり
    → 少しの改善で1ページ目に上がる可能性がある

アナリティクス(サイト内の行動を見る)

導入すると「見られているのに問い合わせが増えない」などの原因が追いやすくなります。

最低限の設定

  • 計測タグを設置(ノーコードなら連携機能、WPならプラグインや手動でも可)
  • コンバージョン(成果)を決める
    • お問い合わせ送信
    • 予約完了
    • メールクリック
    • 電話タップ(スマホ)など

初心者が見るべき画面

  • どのページが入口になっているか(ランディングページ)
  • どのページで離脱しやすいか
  • 問い合わせ前に見られているページ(不安のポイントが分かる)

SNS・名刺・プロフィールからの流入設計

個人サイトは、検索だけでなく SNS・名刺・プロフィールからの流入が強いです。
ここを整えると、短期で効果が出やすいです。

入口を3つに絞る(増やしすぎない)

  • SNSプロフィールのリンク
  • 名刺(QR)
  • 署名(メールやメッセージ)

それぞれリンク先を同じにしてもOKですが、目的が違うなら分けると成果が伸びます。

  • SNS → トップ(要約+実績+CTA)
  • 名刺 → プロフィール+実績(信頼を最短で)
  • 依頼したい人 → サービス/料金/問い合わせ

クリックを無駄にしない小ワザ

  • プロフィール文に「何ができる人か」を一言で固定
  • リンク先の1画面目に CTA(相談・見積り)を置く
  • 投稿の導線は「読む→次」を明確にする
    例:投稿(事例)→ 実績ページ → 相談

※流入を分析したいなら、リンクにパラメータ(UTM)を付けておくと便利です(やれる範囲でOK)。

表示速度・モバイル・アクセシビリティ改善

ここは“技術っぽい”ですが、初心者でもできる改善が多いです。
しかも一度直すと、ずっと効き続けます。

表示速度の改善(まずは画像)

最初に効きやすい順です。

  1. 画像を縮小・圧縮(大きすぎる画像をそのまま載せない)
  2. 画像形式を最適化(対応できるならWebP等)
  3. 不要なプラグイン/ウィジェットを減らす(WordPressの場合)
  4. キャッシュや最適化(必要になってからでOK)

「何を直すべきか分からない」なら、計測ツールで指摘を見て1つずつ潰すのが確実です。

モバイルの改善(操作しにくいを潰す)

  • ボタンが小さい/近すぎる
  • 文字が小さい/行間が詰まっている
  • 画面がガタつく(読み込みでレイアウトがズレる)

これは“デザイン”というより、ユーザー体験の修正です。小さな改善でも離脱が減ります。

アクセシビリティ(誰でも使える=信頼が上がる)

難しく考えず、まずは「最低限の思いやりチェック」だけでOKです。

  • 画像に代替テキスト(内容がある画像だけ)
  • リンク文言を分かりやすく(「こちら」禁止)
  • フォームにラベル(何を入力するか明確に)
  • キーボードでも操作できる(フォーカスが見える)
  • 色のコントラストが弱すぎない(薄い灰色文字に注意)

アクセシビリティは、結果的に 読みやすさ・使いやすさにも直結します。

小さく回す改善ループ(初心者向けの型)

最後に、迷わず回せる“改善の型”を置いておきます。

毎週やる(30分でOK)

  • Search Console:伸びているページ/惜しいページを3つ見る
  • タイトル改善候補を1つ決める
  • 画像の重いページを1つ軽くする
  • CTA文言を1つだけ改善する(例:「相談する」→「相談する(24時間以内に返信)」)

毎月やる

  • よく見られた記事を「FAQ」に反映
  • 反応の良い記事から関連記事を1本追加(同じ意図の深掘り)

これだけでも、サイトはちゃんと伸びます。

E-E-A-T強化:個人でも評価される「信頼の証拠」を揃える

個人サイトで評価されるポイントは、「すごそう」より “根拠が見える”ことです。
E-E-A-Tは、資格がある人だけの話ではなく、体験・透明性・第三者の裏付けを積み上げていく考え方です。

まずは、次の順で揃えると最短で効きます。

  • Trust(運営の透明性):連絡先・ポリシー・安全性
  • Experience(体験の証拠):一次体験・実例・制作過程
  • Expertise(専門性の提示):得意領域の明確化
  • Authoritativeness(第三者評価):掲載・レビュー・言及

Experience:体験・実績を裏付ける書き方

「経験があります」と書くより、経験が“見える形”にするのが強いです。

体験の証拠に使える要素(できる範囲でOK)

  • プロセス:何をどう判断して、どう作ったか(手順・比較・理由)
  • 環境:使用ツール/期間/前提条件(例:予算・納期・制約)
  • 成果:数値(問い合わせ数・回遊・滞在など) or 変化(改善点)
  • 学び:失敗→改善の記録(これが一気に“経験者感”を出します)
  • 一次情報:自分で撮った写真、スクショ、ログ、制作物へのリンク

実績の見せ方テンプレ(そのまま使えます)

実績カード(短くて強い)

  • 依頼内容(または自主制作の目的)
  • 担当範囲(どこまでやったか)
  • 工夫した点(1〜3つ)
  • 結果(数字があれば、なければ「改善したこと」)
  • 制約(守秘義務・非公開理由があるなら明記)

守秘義務がある場合の書き方例

  • 「業種:〇〇/目的:〇〇/担当:設計〜実装/工夫:〇〇/結果:問い合わせ導線の改善」
    ※社名・数値が出せない場合は、“判断の根拠”を丁寧に書くと補えます。

“体験”をトップやプロフィールにも埋め込む

実績ページだけでなく、トップやプロフィールに小さく入れると効きます。

  • 「◯◯を△件制作」「◯年から継続」「このサイトも自分で運用中」など
  • ただし盛りすぎは逆効果。確認できる範囲に留めます(後述のTrustにも直結)

Expertise:専門性の示し方(できる範囲で)

専門性は「資格」だけではなく、領域を絞って深く語れることでも示せます。

個人がやりやすい“専門性の出し方”3パターン

  1. 得意領域を狭く言い切る
    • 例:「飲食店の予約導線」「フリーランスのポートフォリオ」「WordPress高速化」
      → 何でも屋より、1つ尖っている方が信頼されやすいです。
  2. 判断基準を公開する
    • 例:「テンプレ選定の基準」「見積もりの考え方」「失敗しやすい条件」
      → ノウハウが“再現可能”になると、専門性として伝わります。
  3. 更新日・検証条件を明記する
    • 「最終更新:YYYY/MM/DD」「検証環境:◯◯」
      → 情報の鮮度と責任が見えるだけで評価が上がります。

書き方のコツ:背伸びしない

  • 「専門家ではありませんが、◯◯の範囲で実務経験があります」
  • 「医療・法律・投資などは一般情報で、必要に応じて専門家へ」
    こうした“線引き”は、むしろ信頼を上げます(YMYL領域ほど重要)。

Authoritativeness:第三者評価(掲載実績・レビュー)

権威性は、本人が自称して作るものではなく、第三者の評価が“見える化”されて育ちます。

第三者評価の代表例(集めやすい順)

  • お客様の声(許可を取って掲載)
  • 外部サイトでの言及(取材、掲載、引用、リンク)
  • 共同実績(チーム制作、登壇、寄稿、協業)
  • レビュー(SNS投稿・評価・推薦文)
  • 実績の一次リンク(公開できる範囲で:作品URL、GitHub、掲載ページ等)

“お客様の声”を信頼の証拠にするポイント

  • できれば 実名 or イニシャル+属性(例:都内・個人事業主・美容)
  • 依頼前の悩み→良かった点→具体的変化 の順で短く
  • 可能なら「掲載許可を得ています」と一言添える

⚠️ 注意
偽レビューや誇張は一発でTrustを落とします。Googleの評価ガイドラインでも、偽のプロフィール等の“見せかけ”は問題視されます。

Trust:運営者情報/連絡先/ポリシー/セキュリティ

個人サイトで最も効くのはTrustです。
理由は、検索エンジンもユーザーも「困ったときに連絡できるか」「責任の所在があるか」を見ているからです。

最低限そろえるTrustセット(初心者の合格ライン)

  • 運営者情報(名前/屋号、できれば活動拠点、略歴)
  • 連絡先(フォーム+メール等)
  • プライバシーポリシー(取得情報・目的・保管・第三者提供)
  • 広告/PR方針(アフィリエイト等がある場合)
  • サイトの安全性(https、更新、バックアップ等の方針)

「住所を出したくない」場合は、無理に公開しなくても、“代わりに透明性を増やす”とバランスが取れます。

  • 例:活動拠点(都道府県まで)、返信目安、業務時間、対応範囲、本人確認できるSNS等

フォームと個人情報の扱い(同意・保管・目的)

フォームは“信頼の入口”です。最低限、次を整えると事故が減ります。

フォームに入れるべき要素

  • 収集項目(氏名/メール/内容など)を必要最小限に
  • 利用目的(返信・連絡・サービス提供など)を明記
  • 同意チェック(プライバシーポリシーへの同意)
  • 送信後メッセージ(受付完了・返信目安・緊急時の連絡手段)

個人情報保護の観点では、利用目的の通知・公表などがガイドラインで整理されています。

運用面の最低限セキュリティ(できる範囲で)

  • フォーム通知先のメールは強固なパスワード+多要素認証
  • 共有PCで管理しない、転送ルールを乱用しない
  • 保管期限を決める(例:対応完了後◯ヶ月で削除)
  • 万一の問い合わせ窓口(「削除依頼はこちら」など)を明記

※法律対応は状況で変わるため、扱う情報が多い場合は専門家確認も推奨です。

広告・アフィリエイト等の表示が必要なケース

収益化している個人サイトは、「広告であることが分かる表示」が重要です。
日本では、広告であるのに広告と分からない表示(いわゆるステマ)が問題となり、消費者庁が注意喚起しています。

実務で安全な表示例(本文の冒頭やリンク直前など)

  • 「広告」「PR」「アフィリエイト広告を利用しています」
  • 「記事内にプロモーションを含みます」

あわせて気をつけたいこと

  • “無料”や“最安”など強い表現は、条件を明確に(誤認防止)
  • 比較表は、根拠(計測条件・対象)を簡潔に書く
  • 申込みや決済が発生する販売形態では、表示義務が追加されることがあります(通信販売のガイドラインが整理されています)。

よくある失敗とトラブル対策

「作って終わり」で効果が出ない原因

個人サイトで多いのは、「公開=完成」になってしまうパターンです。
でも実際は、公開後に “小さく改善する前提”で作ったサイトほど成果が出ます。

効果が出にくい典型パターン

  • ゴールが曖昧:見せたいのか、集めたいのか、売りたいのかが不明
  • 導線が弱い:問い合わせ・予約・購入など「次の行動」が見つからない
  • 信頼材料が薄い:運営者情報・実績・FAQ・ポリシーが不足
  • 更新できない設計:更新の手間が大きく、放置される
  • 計測していない:何が読まれているか分からず改善できない

最短で立て直す“改善の型”(これだけでOK)

  1. ゴールを1つに絞る(例:問い合わせ/予約/資料請求)
  2. トップの1画面目に「誰に/何を/次の行動」を置く
  3. CTAを 3か所に固定(トップ上部・サービス説明直後・ページ下部)
  4. よくある質問を5〜10個だけ用意(不安を先回り)
  5. Search Console(できればAnalyticsも)で 週1回だけ見る

チェック用ミニ表

スクロールできます
目的最低限必要なページ成果が出る導線
名刺・信頼トップ/プロフィール/連絡先プロフィール→連絡
依頼・営業サービス/料金目安/実績/FAQ実績→サービス→相談
集客・SEOブログ(悩み解決)/サービス/FAQ記事→サービス→相談

画像が重い・スマホで崩れる・表示が遅い

表示の不具合は「技術の問題」より、素材と設定の基本で起きることが多いです。
まずは“よく効く順”に潰すのが最短です。

よくある原因

  • 画像が 大きすぎる(解像度・容量)
  • PNG多用(写真に不向き)/無圧縮のままアップ
  • 1ページに画像・装飾・埋め込みが多い(SNS埋め込み等)
  • フォントやアニメーション、スクリプトが多い
  • WordPressならプラグイン過多/重いテーマ

最短で効く対策(上から順に)

  1. 画像の縮小:表示サイズに合わせる(“元画像そのまま”をやめる)
  2. 画像の圧縮:見た目を保ったまま容量を削る
  3. 形式の見直し:写真はJPEG/WebP、図や透過はPNG/WebPなど使い分け
  4. 同じ表示崩れの再現:スマホ実機+複数ブラウザで確認
  5. 計測して原因を特定:PageSpeed系で「重い要素」を見る

スマホ崩れの“ありがち”チェック

  • 見出しが長すぎて折り返しが変になる
  • 表が横にはみ出す(表は縦に積む/スクロール対応)
  • ボタンが小さい/リンクが密集(誤タップ)
  • 画像に固定幅が入っている(レスポンシブに合わない)

直すときの考え方

  • まずは「崩れない基本レイアウト」に戻す(1カラム中心)
  • 装飾よりも 余白と文字サイズを優先
  • 画像は“少なく強く”(目的のある画像だけ)

ドメイン更新忘れ/サービス解約で消える事故

これは一度起きると痛いので、最初に“事故らない仕組み”を作るのが正解です。

1)ドメイン関連の事故(更新忘れ・失効)

よくある落とし穴

  • 自動更新をOFFのまま放置
  • 登録メールが古く、更新通知に気づかない
  • クレカ期限切れで更新失敗
  • どこでドメインを管理しているか分からない(サービス側/別会社)

予防策(確実に効く)

  • 自動更新ON+支払い方法の定期見直し(年1回でOK)
  • 更新通知が届く メールアドレスを固定(普段見るもの)
  • 更新月の前に カレンダー登録(毎年の繰り返し予定)
  • 「ドメイン管理会社」「DNS設定先」をメモしておく(いざという時の時短)

もし失効したら(慌てない手順)

  • まずはドメイン管理会社(レジストラ)にログインして状態確認
  • 期限を過ぎても、一定期間は復活できるケースがあります(ただし期間や費用はTLDや事業者で異なる)
  • 復活が難しい場合は、サポートへ早めに連絡(放置すると第三者に取得されるリスクが上がります)

2)ノーコードサービス解約でサイトが消える事故

よくある落とし穴

  • 有料プラン停止で 独自ドメインが外れる/広告が出る/公開停止
  • 契約終了=データも見られないと思い込んで何も残していない
  • サイト移転の準備なし(将来WordPress等へ移す想定がない)

予防策

  • 公開前に「解約後にどうなるか」を確認(公開継続の可否、データの扱い)
  • 大事な文言(実績、料金、プロフィール)は 別でも保存(Googleドキュメント等でOK)
  • 画像素材はフォルダで管理しておく(サービス内だけに置かない)
  • 長く運用するなら「所有したいもの」を決める
    • 例:独自ドメイン、文章データ、主要画像

迷惑問い合わせ・スパム対策

問い合わせフォームは便利ですが、公開した瞬間からスパムは来ます。
対策は「技術」+「設計」+「運用」の3点セットが強いです。

設計で減らす(まずここが効く)

  • 項目を最小限に(名前・メール・内容くらい)
  • 返信目安、対応範囲、営業お断りを明記(抑止になる)
  • メールアドレスを本文に直書きしない(フォーム中心にする)
  • 自由記述だけでなく、選択式(目的カテゴリ)を入れると精度が上がる

技術で止める(定番の組み合わせ)

  • reCAPTCHA等(ボット対策)
  • ハニーポット(人には見えない項目でボットを弾く)
  • 送信回数制限(短時間に連投をブロック)
  • URLや特定ワードを含む投稿を弾く(簡易フィルタ)

運用で詰まないための工夫

  • 受信箱を分ける(問い合わせ専用)
  • 自動返信に「受付完了」「返信目安」を入れる(安心+二重送信防止)
  • 迷惑が増えたら、フォームに「確認ステップ」を追加(ワンクッション)

個人情報の扱いも“信頼対策”になる

  • フォーム送信前に「利用目的」と「プライバシーポリシー」を明示
  • 保管期間の目安を決める(例:対応後◯ヶ月で削除)
  • 管理アカウントは多要素認証を基本に(漏洩事故を防ぐ)

よくある質問(Q&A)

0円でどこまでできる? 独自ドメインは必要?

結論から言うと、0円は「試作・趣味・名刺代わりの超小規模」までが現実的です。
仕事につなげたい・信頼を取りたいなら、早い段階で 独自ドメイン(例:yourname.com)を検討すると後悔しにくいです。

無料でできること(だいたい共通)

  • テンプレでページ作成、公開(サブドメイン形式が多い)
  • 基本的な編集(文章・画像差し替え)
  • 簡易SEO(タイトル設定など一部)

無料だと起きやすい制限

  • 広告が表示される(消せない/場所を選べないことがある)
  • 独自ドメインが使えない(有料プランが必要なことが多い)
  • 容量・転送量・機能が限定(フォームや解析、SEO詳細設定など)
  • 乗り換え・移行の自由度が低い場合がある(後述)

独自ドメインが“必要になりやすい”ケース

  • フリーランスの営業・集客(信頼性が上がる)
  • 作品集・ポートフォリオを長く育てたい
  • メールを整えたい(例:info@あなたのドメイン)
  • 将来、WordPressなどに移行する可能性がある

判断の目安

  • まず試作 → 反応が取れそうなら独自ドメインへ
    この順番でもOKですが、仕事用途なら「最初から独自ドメイン」で作る方が二度手間が減ります。

個人サイトでもSEOで上位表示できる?

できます。ポイントは「大きいサイトに勝つ」より、勝てる土俵(検索意図とテーマ)を選ぶことです。

個人が勝ちやすいパターン

  • 体験談・検証・制作プロセスなど、一次情報が強いテーマ
  • 地域や状況が絞られた検索(例:地域名+サービス、悩みが具体的)
  • 専門領域が明確(例:◯◯業向けのサイト制作、◯◯特化の作品集)

上位表示のために最低限やること(これだけでOK)

  • 1ページ=1テーマで、悩み→解決まで完結させる
  • 見出しは「読者の疑問の順番」に並べる(検索意図優先)
  • 体験・実績・根拠を載せる(E-E-A-Tの“証拠”)
  • 速度とスマホ表示を整える(遅い・崩れるは離脱要因)
  • Search Consoleで「表示されたクエリ」を見て微調整する

注意点

  • 競合が強いビッグキーワード(例:「ホームページ 作成」単体)だけで勝とうとすると消耗します。
    最初は「個人の強みが出る切り口」から積み上げるのが近道です。

何ページ作れば十分? 最初に作るべきページは?

最初は3〜6ページで十分です。大切なのはページ数より、迷わない導線信頼情報です。

最小構成(名刺+信頼)

  • トップ(何者で、何ができて、次に何をしてほしいか)
  • プロフィール(経歴・実績・強み・価値観)
  • お問い合わせ(フォーム+返信目安)

仕事につなげたい場合(おすすめの最初の完成形:5〜7ページ)

  • サービス/メニュー(何を、誰に、どう提供するか)
  • 料金目安(最低限の目安+追加費用の条件)
  • 実績/制作物(事例・Before/After・担当範囲)
  • FAQ(不安の先回り)
  • プライバシーポリシー(フォームがあるならほぼ必須)

「ブログは必要?」の答え

  • いきなり必須ではありません。
    ただし 検索で集客したいなら、固定ページだけより伸びやすいので、運用できるなら後から追加が現実的です。

途中でWordPressへ移行できる? 手間は?

移行はできます。ただし多くの場合、“完全自動で引っ越し”ではなく、どこかで手作業が入ると思っておくのが安全です。

移行の難しさ(ざっくり)

  • ブログ記事:比較的移しやすい(インポート機能やフィード経由など)
  • 固定ページ:内容のコピー+作り直しが多い
  • デザイン:ほぼ作り直しになりやすい
  • URL構造:変わるとSEOに影響 → リダイレクト設計が重要

移行でやること(手順の型)

  1. 新しいWordPress環境を用意(サーバー+WP)
  2. 旧サイトのページ一覧を作り、文章と画像を手元に保存
  3. WordPress側でページを再構築(必要なら記事をインポート)
  4. URLをできるだけ合わせる(または旧URL→新URLの転送を設計)
  5. ドメインをWordPress側へ向ける(切替は最後)
  6. Search Consoleでエラー確認(404、インデックス状況)

手間を減らすコツ

  • 初期から「ドメインは自分で所有」「文章・画像は手元にも保管」
  • ページ数を増やす前に“構造”を固める
    これだけで、将来の移行コストが大きく下がります。

外注するなら相場と見積りの見方は?

相場は 仕様(ページ数・デザインの作り込み・機能・原稿支給の有無)で大きく変わります。なので、金額だけ比較すると失敗しやすいです。

ざっくり相場感(目安)

  • テンプレ中心の小規模サイト:10〜30万円前後になりやすい
  • フリーランス:10〜50万円程度が多いゾーン
  • 制作会社(チーム対応):50万円〜が目安になりやすい
    ※ページ数や機能、撮影・原稿作成込みだと上振れします。

見積りで必ず見るべき“内訳”

  • ディレクション(要件整理・設計)
  • デザイン(トップのみか、下層も作るか)
  • 実装(コーディング/WordPress組込み)
  • フォーム・予約・決済など機能
  • 原稿作成・写真撮影の有無
  • SEO初期設定(どこまでやるか)
  • 公開後の保守(更新、バックアップ、セキュリティ)

失敗しないチェックリスト(ここ重要)

  • 納品物は何か:データ一式/管理者権限/ログイン情報が渡るか
  • 更新は自分でできるか:更新方法のレクチャー、マニュアルの有無
  • 著作権・利用範囲:写真・フォント・素材の権利がクリアか
  • 解約・移管条件:ドメインやサーバーを“自分名義”にできるか
  • 保守費の中身:毎月費用があるなら何をしてくれるのか明確か

安いのに危ない見積りのサイン

  • 内訳がなく「一式」だけ
  • 修正回数・範囲が不明
  • 管理画面やデータを渡さない前提
  • 月額費用があるのに作業内容が曖昧

まとめ:今日やること(最短1日で公開するチェック)

「個人サイトはまず公開して、あとから整える」が最短です。
ここでは “今日〜1か月”で成果につながりやすい順に、やることをチェックリスト化します。

1日目:目的→構成→素材→公開

1)目的を1つに絞る(迷いが消える)

まずは次のどれか1つだけ決めます。

  • 名刺・信頼:プロフィールを見せたい
  • 依頼・営業:問い合わせを増やしたい
  • 集客:検索やSNSから人を集めたい

2)最小構成でOK(3ページ or 1ページ)

最短のおすすめはこのどちらかです。

  • 1ページ構成:トップに全部入れて公開(最速)
  • 3ページ構成:トップ/プロフィール(実績)/お問い合わせ(定番)

3)文章は“埋める順番”だけ守る(それっぽくなる)

トップに入れる内容は、この順でOKです。

  1. 誰に何を提供するか(1〜2行で言い切る)
  2. できること(箇条書き3〜5個)
  3. 実績・例(少なくてもOK。自主制作なら明記)
  4. 料金の目安 or 相談の流れ(比較される前提で)
  5. 問い合わせ導線(CTA)(ボタン+返信目安)

4)素材は“最低限セット”だけ用意する

  • 画像:自分の写真 or イメージ画像(1〜3枚で十分)
  • ロゴ:なくてもOK(テキストロゴで始められる)
  • 実績:URL・スクショ・説明文(守秘義務があれば伏せてOK)

5)公開前の最終チェック(10分で事故を防ぐ)

スマホで必ず確認してください。

  • SSL(https)になっている
  • 文字が小さすぎない/余白が詰まりすぎない
  • ボタンが押しやすい(誤タップしない)
  • 問い合わせフォームが送れる(テスト送信する)
  • タイトル・説明文(最低限)を設定した
  • OGP(SNS表示)が崩れない(できれば確認)

6)公開する(未完成でもOK)

公開した瞬間から改善の材料が集まります。
「80点で公開 → 90点に育てる」が勝ちパターンです。

1週間:問い合わせ導線と信頼要素を整える

1週間でやるべきは「見た目を作り込む」より、信頼の土台と導線です。

導線(成果に直結)

  • CTAを固定:上部/説明直後/下部の3か所
  • CTA文言を改善:
    例)「相談する」→「相談する(24時間以内に返信)」
  • FAQを5〜10個追加(不安の先回り)

信頼(E-E-A-Tの土台)

  • プロフィールを強化:経歴・得意領域・考え方(短く)
  • 実績の書き方を整える:担当範囲/工夫/結果(数字がなくてもOK)
  • 運営者情報・連絡手段:フォーム+メール等
  • プライバシーポリシー(フォームがあるなら優先度高)
  • 広告・PR表記(アフィリエイト等があるなら明記)

安全と保守(後で詰まない)

  • バックアップ(WordPressなら特に重要)
  • アカウント保護(強いパスワード+多要素認証)
  • ドメイン自動更新ON/通知メールの確認
  • 画像を軽くする(容量が重いと離脱が増える)

1か月:改善と集客施策を回す

ここからは「闇雲に増やす」より、数字を見て伸ばすが最短です。

計測の導入(できれば早めに)

  • Search Console:検索での表示・クリック・順位を把握
  • アナリティクス:どのページが入口で、どこで離脱するか把握
  • 成果を決める:問い合わせ送信/予約完了/メールクリックなど

SEOの改善ループ(週1回・30分でOK)

  • 表示回数があるのにクリックが少ないページ
    タイトル・説明文・導入文を改善
  • 順位が惜しいページ(例:2ページ目あたり)
    見出し追加・FAQ追加・内部リンク追加
  • よく読まれる記事
    サービスページへ誘導(関連記事・CTAの追加)

集客の導線設計(個人はここが強い)

  • SNSプロフィール/名刺QR/メール署名のリンク先を整える
  • 入口ページ(トップ or 専用LP)を1つ決めて磨く
  • 投稿→実績→相談、のように“次の一手”を固定する

速度・モバイル・アクセシビリティ(地味に効く)

  • 画像の最適化(サイズ・圧縮・形式)
  • 文字サイズ・行間・余白の見直し
  • フォームの分かりやすさ(ラベル、エラー表示、必須項目の最小化)
  • リンク文言を具体的に(「こちら」より「料金の目安」など)

“公開すること”が、最大の前進です。あなたの目的に合ったルートで、最短で公開し、そこから育てていきましょう。

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