Webサイトの作り方入門|まず何から始める?迷わないロードマップ
「Webサイトを作りたい」と思って調べ始めたものの、最初の一歩で手が止まっていませんか。
「まず何から始めればいいの? ドメイン? サーバー? それともデザイン?」
「WordPressとノーコード、結局どっちがいいの…?」
「無料でどこまでできる? 後から追加料金が増えないか不安」
「会社サイトって最低限どのページが必要? 載せる内容が分からない」
「作ったのに検索に出ない/問い合わせが来ない…ってならない?」
「そもそも“正しい進め方”が分からず、時間だけが溶けそう」
Webサイト作りは、ツール選びより先に「目的」と「順番」を間違えないことが重要です。
順番さえ押さえれば、初心者でも “迷子にならずに公開”→“運用で伸ばす”ところまで到達できます。
この記事では、Webサイト作成を 「作成〜運用までのロードマップ」として整理し、
- 目的に合う作り方(WordPress/ノーコード/HTML自作/外注)の選び方
- 公開までに必要な準備(ドメイン・サーバー・SSL・素材)
- SEOと信頼性(E-E-A-T)を落とさない設計の基本
- 公開後に成果を増やす計測・改善の回し方
を、初心者でも理解できる言葉で、手順通りに進められる形で解説します。
公式情報や一次情報を優先しつつ、よくある失敗を先回りして潰す構成にしているので、安心して読み進めてください。
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最初に整理:このページでわかること(最短で公開/しっかり運用)
「Webサイトの作り方」といっても、目指すゴールで“正解の手順”が変わります。ここでは初心者の方が迷わないように、目的を 3つのゴール に分けて、読み終わったときに「何ができるようになるか」を先に整理します。🧭
ポイントはシンプルです。
作る(公開する)だけで終わらず、成果につながる形で運用できる土台まで整えること。これがSEOやE-E-A-Tの評価にもつながりやすくなります。
「とにかく早く公開したい」人のゴール
🚀 最短で“形にして公開する” が目的のルートです。
完璧を目指すより、最低限の品質で公開→改善 を回すのが正解になりやすいです。
読み終わったらできるようになること
- ✅ 目的に合う作り方(ノーコード/WordPress/外注)の選び方がわかる
- ✅ “まず必要なページ”だけで公開できる(作りすぎない)
- ✅ 公開前の最低限チェック(スマホ・速度・フォームなど)の基準がわかる
最短公開のミニ設計(これだけでOK)
- 目的:名刺代わり/問い合わせ受付/予約導線のどれかに絞る
- 必須ページ:
- トップ(何のサイトか一言で)
- サービス(何ができるか)
- 料金 or 目安(不安を減らす)
- 問い合わせ(フォーム or 連絡手段)
- “後回しでいいもの”:ブログ・凝ったデザイン・細かい機能追加
つまずきやすい点(先回り)
- 「とりあえず作る」で情報が散らかる → ページ数を増やす前に導線を1本にする
- 公開が怖くて止まる → 未完成でも“最低品質”を超えたら公開(改善で育てる)
「集客・問い合わせを増やしたい」人のゴール
📈 検索から人を呼び、行動(問い合わせ・資料請求など)につなげる ルートです。
ここで重要なのは、デザインより先に 情報設計と導線設計 を固めること。
読み終わったらできるようになること
- ✅ 検索意図に合わせて「必要なページ」と「コンテンツの役割」を設計できる
- ✅ 問い合わせが増える導線(CTA・フォーム・導入手順)を作れる
- ✅ SEOの土台(タイトル設計/内部リンク/計測)が整う
成果が出やすいページ構成(例)
- 集客の入口:悩み解決ページ(ブログ記事・用語解説・比較の考え方)
- 信頼の補強:実績・事例/お客様の声/よくある質問
- 決断の後押し:料金の考え方/導入の流れ/保証・サポート
- 行動の受け皿:問い合わせ・予約・資料請求(迷わせない)
“問い合わせが増える”サイトの共通点
- 結論が早い(最初に「誰の何を解決するか」)
- 根拠がある(実績・事例・数字・プロセス)
- 不安を潰す(料金の考え方、納期、対応範囲、注意点)
- 計測する(アクセスだけでなく、クリック・送信などの行動も見る)
「採用・ブランディングまで含めて整えたい」人のゴール
🧩 “会社や人”の信頼を積み上げる ルートです。
短期の問い合わせだけでなく、採用・協業・指名検索など、長期の価値につながります。
読み終わったらできるようになること
- ✅ 会社の“らしさ”を言語化し、サイト全体に一貫性を持たせられる
- ✅ 信頼性(E-E-A-T)を強める必須要素を揃えられる
- ✅ 採用で効くページ(カルチャー・仕事・人・成長)を設計できる
評価されやすい“信頼の材料”チェックリスト
- 運営者・会社情報が明確(住所、連絡先、代表、沿革、事業内容)
- 意思決定に必要な情報が揃う(料金方針、対応範囲、導入手順、FAQ)
- 安心して使える(HTTPS、プライバシー、フォームの取り扱い明記)
- 読みやすい(スマホ最適化、表示速度、アクセシビリティ配慮)
採用・ブランディング向けに強いページ例
- 私たちの価値観(ミッション/カルチャー/行動指針)
- 仕事の流れ(具体的な業務・評価・成長の道筋)
- メンバー紹介(経験・専門性・発信)
- 採用FAQ(働き方、選考、教育、待遇の考え方)
Webサイトとホームページの違いを30秒で整理(用語で迷わない)
結論だけ先に言うと、英語の感覚では「ホームページ=トップページ」、一方で日本語の会話では「ホームページ=Webサイト全体」と呼ばれることが多いです。
このズレさえ押さえれば、用語で迷わなくなります。
サイト全体/入口ページの考え方
まずはイメージで整理すると早いです。
- Webサイト:ページの集合(建物全体)
例)トップ、サービス紹介、料金、会社情報、ブログ記事…など“複数ページのまとまり” - ホームページ(本来の意味):そのサイトの入口(建物の玄関)
例)いわゆる「トップページ(トップ)」のこと
たとえばURLで見ると、こんな関係です。
example.com/:トップページ(=ホームページと呼ばれやすい)example.com/service/:下層ページ(サービス紹介)example.com/contact/:下層ページ(問い合わせ)
ここで大事なのは、制作・運用の場では“言い間違い”がトラブルになりやすいことです。
とくに外注や社内依頼で「ホームページを作って」と言うと、
- 相手は「サイト全体」を想定している
- でも依頼者は「トップページだけ」を想定している
…みたいなズレが起きがちです。
ズレ防止の言い方(これが最強)
- サイト全体の話:「Webサイト(全体)」
- 入口の話:「トップページ」
- そのほか:「サービスページ」「料金ページ」「採用ページ」のようにページ名で言う
迷ったら「ホームページ」という言葉は使わず、トップページ/サイト全体と明言すると安全です。
検索意図としては“どちらも同義”で使われるケース
検索では、「web サイト 作り方」と「ホームページ 作り方」は、ほぼ同じ意図で使われることが多いです。
つまり多くの人が求めているのは、
- どうやって作る?(手順)
- 何を用意する?(ドメイン・サーバー等)
- 何を選ぶ?(WordPress/ノーコード/外注)
- 公開後どうする?(更新・集客・保守)
といった“サイト作成の全体像”です。
そのため記事や説明では、次のような扱いが自然です。
読者にも検索にも優しい書き方
- 最初に1回だけ:「Webサイト(ホームページ)」 と併記してズレを解消
- 以降は基本:「Webサイト」 に統一(読みやすさ・冗長回避)
- トップページの話だけは:「トップページ」 と明確に呼ぶ
SEO・E-E-A-T的にも得するポイント
- 用語のブレを先に回収すると、読者の理解が早くなり滞在・回遊につながりやすい
- 読者の言葉(ホームページ)と正確な言葉(Webサイト/トップページ)を両方扱うと、説明の信頼性が上がる
- ただし、同義語を不自然に連呼すると読みづらいので、最初だけ併記→用語統一がベスト
作り方は大きく4系統|あなたの最適解を先に決める
「Webサイト作り」は、作り始める前に “どの作り方でいくか” を決めた時点で、8割が決まります。
ここで迷うと、途中で「やっぱり別の方法が良かった…」となりやすいからです。
まずは30秒で、自分の優先順位を整理してみてください。
- いつまでに公開したい?(今日/今週/今月)
- 更新は自分でやる?それとも任せたい?
- 将来、機能追加(予約・決済・会員・多言語など)を考えている?
- 予算はどのくらい?(できるだけ抑える/必要なら投資)
- “自分の手間” と “仕上がり” どっちを優先する?
この答えに応じて、次の4系統から選ぶのが最短ルートです。
※どれを選んでも、独自ドメイン・スマホ最適化・表示速度・運営者情報などを整えると、SEOや信頼性(E-E-A-T)に効きやすくなります。
①WordPress(拡張性・資産性重視)
向いている人
- ブログや情報発信で、検索から集客したい
- 将来プラグインで機能追加したい(フォーム強化・会員・ECなど)
- サイトを“資産”として育てたい(記事を増やす、カテゴリ設計を作り込む)
強み
- 拡張性が高い:テーマ・プラグイン・カスタマイズでやれることが多い
- SEOと相性が良い:コンテンツ運用(記事追加・内部リンク設計)がしやすい
- 所有感が強い:データや構造を自分でコントロールしやすい
注意点(初心者が詰まりやすい)
- 更新・保守が必要(アップデート、バックアップ、セキュリティ)
- “選択肢が多い” ぶん迷いやすい(テーマやプラグインを入れすぎると重くなる)
初心者が失敗しにくいコツ
- 最初は「必要最小限」でスタート(ページ数も機能も増やしすぎない)
- 追加機能は “目的→必要→導入” の順で判断(入れる前に本当に必要か確認)

②ノーコード(スピード・運用の手軽さ重視)
向いている人
- とにかく早く公開したい(最短で形にしたい)
- デザインを整えたいが、コードや保守はしたくない
- 店舗サイトやポートフォリオなど、ページ数が多くない想定
強み
- 速い:テンプレ+編集で公開までが短い
- 運用が軽い:サーバー管理や難しい設定を意識しなくて済むことが多い
- 見た目が整いやすい:最初から“それっぽい”デザインに寄せやすい
注意点
- 将来的な自由度に上限が出ることがある(独自機能・細かい挙動など)
- プラットフォーム依存になりやすい(移行の手間が出るケースも)
料金の考え方(ざっくり)
- 「無料で試す → 独自ドメインや機能が必要になったら有料」が一般的
- 例として、STUDIOは公式で 独自ドメイン接続の公開が月額590円から と案内されています(プランや用途で変わります)。
- Wixは公式ページに複数のプレミアムプランが提示されています(表示通貨・課金形態で変わることがあります)。
初心者が失敗しにくいコツ
- 先に「必要なページ」と「導線(問い合わせ/予約)」を決めてから作り始める
- 予約・決済などを入れるなら、最初から対応サービスを選ぶ(後付けで詰まりやすい)

③HTML/CSSで自作(自由度・技術検証向け)
向いている人
- コーディングができる/学びながら作りたい
- 速度や構造を自分で最適化したい
- 会社の技術ブログ、プロダクト紹介などで“技術的に管理したい”
強み
- 自由度が最大:構造・デザイン・挙動を思い通りに作れる
- 軽くて速い設計にしやすい:余計な機能が入りにくい
- 学習・実績になる:ポートフォリオとして強い
注意点
- 更新運用が重くなりがち(文章差し替え、ページ追加の手間)
- フォームやCMS、画像最適化など“周辺”で工数が増えやすい
- チームや非エンジニアで更新しにくい
初心者が失敗しにくいコツ
- 「静的サイト+フォーム外部サービス」など、必要最低限の構成で始める
- 更新頻度が高いなら、最初からCMS導入の可能性を考えておく
④外注(品質・時間短縮・社内工数削減)
向いている人
- 社内で作る時間がない/担当者がいない
- ブランディングや採用も含めて、見た目と設計を高い精度で整えたい
- 予約・会員・多言語など、要件が複雑
強み
- 時間を買える:意思決定と素材準備に集中できる
- 品質が安定しやすい:設計・導線・デザインがまとまりやすい
- 運用設計まで相談できる:公開後の改善も含めて組みやすい
注意点(ここがトラブルになりやすい)
- 目的が曖昧だと、見た目は良いが成果が出ないサイトになりやすい
- 「納品して終わり」になると更新が止まる
- 管理権限・ドメイン所有・ソースの扱いが不明確だと、後で詰む
初心者が失敗しにくいコツ
- 依頼前に「目的」「想定ユーザー」「必要ページ」「ゴール(問い合わせ等)」を1枚にまとめる
- 管理者アカウントは自分が持つ(ドメイン・サーバー・解析)
- 公開後の運用(更新担当、保守範囲、費用)まで最初に決める

目的別のおすすめ早見(店舗/会社/個人/採用/LP)
| 目的 | まず優先すべきこと | おすすめ(主) | おすすめ(次点) | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 店舗(予約・来店) | 予約導線/地図/営業時間の見やすさ | ノーコード | 外注 | 速く公開→反応を見て改善しやすい |
| 会社(問い合わせ獲得) | 信頼情報/実績/導線設計 | WordPress | 外注 | 記事で集客しつつ、信頼コンテンツを増やせる |
| 個人(ブログ/発信) | 継続しやすさ/記事運用 | WordPress | ノーコード | 記事追加・内部リンク設計がしやすい |
| 採用(母集団形成) | 会社の魅力の言語化/文化の可視化 | 外注 | WordPress | 設計と表現の精度が成果に直結しやすい |
| LP(1枚で売る) | 1つの訴求・1つの行動 | ノーコード | 外注 | まず出してAB的に改善しやすい |
※「主」は最短でハマりやすい選択肢です。状況(予算・社内体制・更新頻度)で入れ替わります。
「後で困りやすい」選び間違いパターン
- スピード優先でノーコードにしたのに、後から独自機能が必要になった
→ 回避:将来欲しい機能(予約・決済・会員・多言語)を最初に洗い出す - WordPressにしたが、更新・保守が回らず放置になった
→ 回避:更新担当を決める/バックアップと更新を“習慣”にする/必要なら保守だけ外注 - 自作(HTML/CSS)で作ったが、結局更新できず止まった
→ 回避:更新頻度が高いなら最初からCMS前提で考える(運用の現実を優先) - 外注したが、管理権限が手元にない/修正のたびに費用が発生する
→ 回避:ドメイン・サーバー・解析の管理者は自分/修正ルールと費用を契約前に明記 - どの方法でも、デザインを先に決めて中身が薄くなる
→ 回避:先に「誰の何を解決するか」「信頼材料(実績・FAQ・運営者情報)」を固める
全体像:作成〜運用までの9ステップ(ここだけ見れば迷子にならない)
Webサイトは「作って終わり」ではなく、目的に沿って公開→計測→改善まで回して初めて成果につながります。
初心者でも迷わないように、全体を9ステップに分解しました。
最初に、全体の対応関係だけ先に見える化します。
| ステップ | 何を決める/作る | ここがズレると起きること |
|---|---|---|
| 1 | 目的・成果指標 | 作ったのに成果が測れない |
| 2 | 想定読者・検索意図 | 読まれない/刺さらない |
| 3 | 必要ページ(サイトマップ) | ページ不足 or 作りすぎ |
| 4 | 導線(ワイヤー・CTA・フォーム) | 問い合わせが増えない |
| 5 | 素材(文章・画像・根拠) | 仕上がりが薄くなる |
| 6 | 制作(デザイン→実装) | 途中で破綻/遅くなる |
| 7 | 公開前チェック | 公開後に不具合・評価損 |
| 8 | 公開・計測開始 | 検索に出ない/改善できない |
| 9 | 改善サイクル | 放置されて伸びない |
Step1:目的・成果指標(KGI/KPI)を決める
最初に決めるべきは「見た目」ではなく、何を成果とするかです。ここが曖昧だと、以降の判断が全部ブレます。
決めること(最小セット)
- 目的(KGI):最終ゴール
例)問い合わせ○件/予約○件/採用応募○件/資料請求○件 - 中間指標(KPI):KGIにつながる行動
例)フォーム到達数/送信率/電話タップ数/LINE追加数 - 対象(誰の課題か):業種・地域・ターゲット像
例)法人向け/個人向け/地域密着 など
初心者におすすめの考え方
- 迷ったら、まずはKGIを 1つ に絞る(「全部やる」は失敗しやすい)
- KGIが「問い合わせ」なら、サイトの主役は 導線と信頼材料 です
Step2:想定読者と検索意図を言語化する
検索から来る人は、基本的に「今すぐ買う」ではなく、迷い・比較・不安を抱えています。ここを言語化すると、必要なページと文章の型が決まります。
読者を1行で定義
- 「誰が」「何に困っていて」「どんな状態になりたいか」
例)「初めてサイトを作る個人事業主が、早く公開して問い合わせを増やしたい」
検索意図のざっくり分類(この3つで十分)
- 知りたい:手順、選び方、用語、費用感
- 比べたい:方法の比較、ツール比較、向き不向き
- 不安を消したい:失敗例、チェックリスト、注意点、信頼性
E-E-A-Tにも効く“先回り要素”
- 実体験・事例・根拠(数字、実績、一次情報)
- 運営者・会社情報(誰が責任を持つか)
- 更新日・情報の鮮度(古い情報のままにしない)
Step3:必要ページを洗い出す(サイトマップ)
ページを増やす前に「必要最低限」を決めると、制作がラクになり、読者も迷いません。
まず揃えたい基本ページ(問い合わせ目的の例)
- トップ(何のサイトか一言で)
- サービス(何を、誰に、どう提供するか)
- 料金(価格 or 目安、判断材料)
- 実績・事例(信頼の根拠)
- よくある質問(不安の解消)
- お問い合わせ(行動の受け皿)
- 会社情報/運営者情報(信頼の土台)
- プライバシーポリシー(必須級)
サイトマップ作成のコツ
- “読者の検討順”に並べる
認知(知る)→理解(わかる)→納得(信頼)→行動(問い合わせ) - ページ数は最初から完璧にしない
必要最低限→伸びたら追加が安全です
Step4:導線を設計する(ワイヤー/CTA/フォーム)
アクセスがあっても、導線が弱いと成果が出ません。ここは「センス」より「設計」です。
ワイヤー(ざっくり設計)で決めること
- 各ページの役割:読む→納得→行動のどこを担当するか
- ファーストビュー:誰の何を解決するかを最初に出す
- 回遊:次に読むべきページへの内部リンク
CTA(行動ボタン)設計の基本
- CTAは多すぎると迷うので、基本は 1ページ1主CTA
- 文言は「送信」より具体的に
例)無料で相談する/見積もりを依頼する/資料を受け取る
フォームで離脱を減らすコツ
- 項目を減らす(最初は最小限)
- 入力の不安を消す(返信目安、利用目的、個人情報の扱い)
- スマホで入力しやすい設計(選択式を活用)
Step5:文章・画像など素材を準備する
制作で詰まる原因の多くは「素材不足」です。先に集めると、手戻りが激減します。
文章素材(最低限)
- サービス説明:対象/提供内容/範囲/流れ
- 料金:プラン、目安、追加費用の条件
- 強み:選ばれる理由(根拠つき)
- よくある質問:不安ポイントの先回り
- 会社・運営者情報:実在性、連絡先、沿革など
画像素材(最低限)
- ロゴ(なくても仮でOK)
- 写真(店舗・人物・制作実績など。ない場合は無理に盛らない)
- 図解(手順・比較・流れは図にすると伝わりやすい)
信頼性を上げる“根拠素材”
- 実績・事例(ビフォーアフター、プロセス、数字)
- 許可を取ったお客様の声
- 公式情報(料金・仕様などの一次情報)
Step6:制作(デザイン→実装)
ここでは「作り方(WordPress/ノーコード/自作/外注)」に合わせて進めますが、初心者が失敗しにくい共通ルールがあります。
共通ルール(これだけで完成度が上がる)
- 先に“型”を決める:見出し構造、文章のトーン、ボタンの位置
- 文字中心で良い:最初は装飾より 読みやすさ
- スマホを基準に作る:PCで良くてもスマホで崩れると致命的
実装で意識したい最低ライン
- 表示速度(画像の圧縮・適正サイズ)
- セキュリティ(HTTPS、管理画面の保護、更新体制)
- 検索に必要な設定(タイトル、見出し、内部リンク)
Step7:公開前チェック(品質・SEO・法務・安全)
公開してからの修正はコストが増えます。公開前に“地雷”だけ潰します。
品質チェック
- スマホ表示(崩れ、文字の大きさ、ボタンの押しやすさ)
- リンク切れ、誤字、フォーム送信テスト
- 主要ブラウザでの見え方(最低限でOK)
SEOチェック(基本の型)
- タイトルが内容を正しく表しているか
- 見出しが階層的で、話が飛んでいないか
- 内部リンクで迷子にならないか(次に読む道があるか)
法務・安全(最低限)
- プライバシーポリシーの設置
- 問い合わせフォームの個人情報の扱いの明記
- 外部素材(画像・文章)の権利を確認
Step8:公開(計測開始・インデックス促進)
公開後に「検索に出ない」「改善できない」を避けるため、最初から計測と通知を整えます。
公開時にやること(重要度順)
- 独自ドメイン接続・HTTPS確認
- Search Consoleで所有権確認(検索状況を見られるようにする)
- サイトマップ送信(ある場合)
- GA4などの計測設定(最低限でOK)
- 重要ページのインデックス確認(表示されるか)
初心者が焦らなくていいこと
- 公開直後に検索上位になるとは限りません
大事なのは、公開→計測→改善のループを回せる状態にすることです
Step9:改善サイクル(更新・分析・保守)
成果が出るサイトは、例外なく“育てています”。改善は難しくなく、順番が大事です。
改善の優先順位(迷ったらこの順)
- 導線:問い合わせが発生するまでの道を短くする
- 信頼:事例・FAQ・運営者情報を厚くする
- 集客:検索意図に合う記事・ページを増やす
- 速度・体験:重い箇所、読みにくい箇所を直す
最低限の保守(WordPress等の場合は特に重要)
- 更新(テーマ・プラグイン)
- バックアップ
- 不正アクセス対策(パスワード、権限、二段階認証など)
“独自コンテンツ”を積み上げるコツ
- 実体験・比較の判断基準・失敗談・プロセスを入れる
- ただの手順説明で終わらせず、「なぜそうするか」を短く添える
- 情報の更新日を意識し、古い部分は直す
準備編:まず用意するもの(ここができると8割進む)
Webサイト作りでつまずく原因の多くは、制作スキルではなく 「準備不足」 です。
逆に言うと、ここを先に固めておくと、制作はサクッと進み、公開後のやり直しも激減します。
まずは“今日やること”を一枚にすると迷いません。
- ドメイン(名前を決める・使えるか確認する)
- サーバー(用途に合う箱を決める)
- SSL(https)(信頼と安全の土台)
- メール(必要なら先に方針決め)
- 素材(文章・写真・実績・FAQを集める)
ドメイン:名前の決め方(ブランド/SEO/将来拡張)
ドメインは「住所」であり、ブランドの看板です。あとから変えると影響が大きいので、慎重に決めます。
決め方の基本ルール(迷ったらこの順)
- 覚えやすい(短い・読みやすい・聞き取りやすい)
- 事業と結びつく(屋号・サービス名・カテゴリが想像できる)
- 将来拡張できる(地域名や単一商品に縛りすぎない)
- 入力ミスしにくい(ハイフンや数字を多用しない)
SEOの観点での現実的な考え方
- ドメイン名にキーワードを入れても、それだけで上位表示が決まるわけではありません。
ただし、読者が見た瞬間に内容を想像できると、クリックや信頼につながりやすいです。 - なので初心者は「ブランド×分かりやすさ」のバランスが最適解になりやすいです。
TLD(末尾:.com / .jp など)の選び方(ざっくり)
- 迷ったら:一般的に使われるもの(例:.com / .jp)を優先
- 企業の信頼を強く出したい:要件があるTLD(例:.co.jp 等)を検討
- グローバル展開予定:国に依存しにくいものを検討
決定までの手順(これで失敗しにくい)
- 候補を 3〜10個 出す
- それぞれについて
- ① ドメインが空いているか
- ② 同名サービスが強く存在しないか
- ③ 商標リスクが高くないか
- ④ SNSアカウント名も取れそうか
をチェック
- 最後に「口頭で伝えられるか?」をテスト(電話で言えるなら強い)
避けたい命名(長すぎ/商標リスク/読みづらい)
避けたいのは「将来の足かせ」になるドメインです。
避けたいパターン
- 長すぎる(覚えられない・入力ミスが増える)
- 読み方が割れる(英単語の並びが不自然/略語だらけ)
- ハイフンだらけ・数字だらけ(口頭で伝えにくい)
- 似た綴りが多い(Oと0、lと1などが混ざる)
- 特定の地域名や単一商品に縛りすぎる(後で事業拡大しづらい)
- 商標・固有名詞に寄せすぎる(トラブル回避の観点で要注意)
ワンポイント
- “覚えやすさ”は、SEO以前に 指名検索・紹介・口コミ に効きます。
結果として、サイトの強さ(信頼)にもつながりやすいです。
サーバー:用途別の目安(小規模〜企業)
サーバーは「サイトのエンジン・置き場所」です。選び方は難しそうに見えますが、初心者は 用途別 に考えるのが最短です。
主な選択肢(ざっくり)
- レンタルサーバー(共用):小規模〜中規模に幅広い。最初の第一候補になりやすい
- マネージド(WordPress特化など):運用がラク。更新や保守の負担を減らしたい人向け
- VPS / クラウド:自由度が高い。技術的に管理できる人向け(学習コストあり)
用途別の“選ぶ基準”
- 名刺代わり・小規模サイト:
→ 手軽さ・サポート・自動SSL・バックアップ を重視 - 集客目的(記事更新が多い/WordPress運用):
→ 表示速度・安定性・復元のしやすさ・セキュリティ機能 を重視 - 企業サイト(信頼性・問い合わせ・複数人更新):
→ 権限管理・バックアップ・障害時対応・運用体制 を重視 - 独自機能(会員・予約・API連携など)や検証が多い:
→ VPS/クラウドも視野(ただし運用できる前提)
初心者が確認すべきチェックリスト
- 自動バックアップ(頻度/復元方法が明確か)
- サポートの手厚さ(困ったときに詰まらない)
- セキュリティ機能(WAF等の有無、ログイン保護)
- 表示速度に関わる仕組み(キャッシュ、CDN連携など)
- 管理画面の使いやすさ(日々の運用コストに直結)
“乗り換え”のサイン(困る前に気づく)
- 管理画面が重い/編集のたびに待つ
- アクセス増でエラーが出る、タイムアウトが増える
- 画像を増やすと急に遅くなる
- バックアップや復元が分かりづらい(=事故ったとき詰む)
SSL(https):信頼性と必須理由
SSL(https)は、サイトと訪問者の通信を暗号化する仕組みです。今は「あると良い」ではなく、ほぼ必須です。
必須と言える理由
- ブラウザで「安全ではありません」表示になることがある(信頼を落とす)
- フォーム送信(個人情報)があるなら特に重要
- 検索エンジンも https を推奨している(評価の土台)
初心者でも失敗しにくい導入の流れ
- サーバーの管理画面でSSLを有効化(無料SSLが用意されていることが多い)
- http → https に統一(リダイレクト設定)
- 混在コンテンツ(http画像など)がないか確認
- 計測ツールやSearch Console側も https のURLで設定
よくあるミス
- https化したのに、画像や外部ファイルがhttpのままで警告が出る
→ 画像URLや埋め込みを見直すと解決しやすいです
メール:独自ドメインメールが必要なケース
独自ドメインメール(例:info@あなたのドメイン)は、信頼と業務効率に効きます。必須ではないですが、必要な人は早めに決めるとスムーズです。
必要になりやすいケース
- 会社・事業として対外的な信頼を作りたい
- 採用や問い合わせ対応など、長期で使う窓口が必要
- 担当者が変わっても引き継げるメールが欲しい(個人アドレス依存を避けたい)
選び方(迷ったらこの考え方)
- まずは「送受信が安定していること」を最優先
- 次に「複数人運用・共有・転送などの管理がしやすいか」
最低限知っておくと安心な用語
- SPF / DKIM / DMARC:なりすまし対策の設定
→ “届かない”問題や信頼性に関わるので、事業用途なら意識しておくと安全です。
素材:ロゴ・写真・文章・実績・FAQ・資料
素材が揃うと、制作が一気に進みます。さらに、素材の質は E-E-A-T(信頼性) に直結します。
文章素材(最低限)
- トップ用:
- 「誰の」「何を」解決するか(1文で)
- 選ばれる理由(根拠つきで)
- サービス用:
- できること/できないこと
- 流れ(初回相談→納品まで)
- 料金の考え方(目安・追加条件)
- 信頼用:
- 会社・運営者情報(実在性・連絡先)
- 実績・事例(可能ならプロセスや数字)
- よくある質問(不安の先回り)
画像素材(最低限)
- ロゴ(なくても仮でOK、後で差し替え可能)
- 人・店舗・制作物などの写真(“実在感”が出る)
- 図解(流れ・比較・手順は図が強い)
FAQは“最短で信頼を増やす”武器
FAQはテクニックではなく、読者の不安を減らすためのものです。
最低でも次は用意すると強いです。
- 料金(追加費用が発生する条件)
- 対応範囲(できる/できない)
- 納期
- 途中キャンセルや修正回数
- 連絡手段・返信目安
- 個人情報の取り扱い
素材準備のコツ(地味に効く)
- 1つのフォルダにまとめ、ファイル名を統一
例)service_01.jpg/case_2026_01.pdf - “誰が見ても分かる”状態にしておくと、外注や共同作業でもスムーズです
設計編:検索にもユーザーにも強い“骨格”を作る
「設計」は、見た目より先にやるべき“勝ち筋づくり”です。
ここでいう骨格は、ざっくり言うと ①必要なページの並べ方(サイトの地図) と ②各ページの役割(読む→納得→行動) のこと。
初心者がいきなり完璧を目指す必要はありません。
ただし、次の2点だけは最初から意識すると、あとで作り直しが激減します。
- 1つのページに、役割を詰め込みすぎない(「説明」と「比較」と「申込み」が混ざると弱い)
- 1つのテーマに、1つのURLを割り当てる(重複やカニバリを防ぐ)
必須ページのテンプレ(例:トップ/サービス/料金/実績/会社情報)
まずは“型”を持つのが最短です。下のテンプレをベースに、必要に応じて追加します。
必須ページと役割(最小セット)
| ページ | 主な役割 | 最低限入れると強い要素 |
|---|---|---|
| トップ | 「何のサイトか」を一瞬で理解させる | 誰の何を解決するか/主要導線(CTA)/信頼の根拠(実績・数字・特徴) |
| サービス(商品) | 提供価値を具体化する | 対象/できること・できないこと/流れ/他社との違い(判断基準) |
| 料金 | 不安の解消と意思決定 | 料金体系/目安/追加費用条件/よくある誤解の補足 |
| 実績・事例 | 信頼の裏付け | Before→After/プロセス/成果指標/許可の明記 |
| 会社情報・運営者情報 | 実在性・責任の明確化 | 会社概要/連絡先/所在地/代表・担当者/沿革・資格など |
| FAQ | 離脱の原因つぶし | 料金・納期・範囲・修正・支払い・サポート・個人情報 |
| お問い合わせ | 行動の受け皿 | 入力項目最小化/返信目安/個人情報の扱い |
| プライバシーポリシー | 信頼・法務の土台 | 取得情報/利用目的/第三者提供/問い合わせ窓口 |
“強いサイト”にしやすい追加ページ(必要な場合だけ)
- 比較・選び方ページ(検討中の人向け)
- 導入フロー(問い合わせ後の流れを可視化)
- 採用ページ(採用目的なら最優先で作る)
- 記事(集客が目的の場合)
情報設計の基本(優先順位・階層・回遊)
情報設計は難しく見えますが、初心者は 優先順位→階層→回遊 の順に決めると破綻しません。
優先順位(上に置く情報はこれ)
- 結論:このサイトで何が解決できるか
- 根拠:実績・事例・数字・仕組み(信頼の材料)
- 条件:料金・対応範囲・流れ(判断材料)
- 行動:問い合わせ・予約・資料請求など(CTA)
階層(深くしすぎない)
- 目安:トップから 2〜3クリック で主要ページに到達できる
- 「カテゴリ > 記事」のように、読者が迷わないまとまりを作る
回遊(読者の“次の一手”を用意する)
- 各ページの最後に「次に読むべきページ」を1〜3個だけ置く
- 内部リンクは“関連する理由”が分かるように(リンク先が想像できる文言にする)
サイトマップの作り方(カテゴリ設計のコツ)
サイトマップは「ページの棚卸し」ではなく、読者の検討プロセスを並べる作業です。
作り方(初心者向けの最短手順)
- ① ゴールを1つ決める(問い合わせ/予約/資料請求など)
- ② 読者の検討順を3段階に分ける
- 知る(課題・概要)
- 比べる(選び方・比較)
- 決める(料金・事例・FAQ・問い合わせ)
- ③ それぞれに必要なページを当てはめる
例:問い合わせ型(小規模事業)のサイトマップ
- トップ
- サービス
- 料金
- 事例
- FAQ
- 会社情報
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
カテゴリ設計のコツ(記事を増やす場合)
- カテゴリは“読者の悩み”基準で切る(自社都合の分類にしない)
- 1カテゴリに記事が少なすぎるなら、無理に作らない(増えてから分ける)
- 「似た記事」が増える前に、中心となるまとめページ(ハブ) を決めておく
ワイヤーフレームの作り方(ファーストビューで迷わせない)
ワイヤーは「見た目」ではなく 情報の配置図です。まずは紙でもOK。
ファーストビューの黄金セット(迷わせない)
- 何をしているか(提供価値を一文で)
- 誰向けか(対象が分かる)
- どう良いか(強みを3つ程度)
- 次に何をすればいいか(CTAを1つ)
- 信頼の手がかり(実績数・導入社数・レビューなど“事実”)
ワイヤーで先に決めるとラクなこと
- CTAの位置(各ページで同じ場所に置くと迷いにくい)
- “比較されるポイント”をどこで説明するか(サービスか、比較ページか)
- 料金をどこまで出すか(目安だけでも不安は減る)
コンテンツ設計(集客記事/比較記事/事例/導入フロー)
コンテンツは「種類ごとに役割が違う」ので、混ぜないのが基本です。
4タイプの役割と、置き場所
- 集客記事:検索流入を増やす(知りたい人向け)
- 例:用語解説、手順、失敗例、チェックリスト
- 比較記事:候補を絞る(比べたい人向け)
- 例:方法の比較、選び方、判断基準
- 事例:信頼を固める(不安を消したい人向け)
- 例:成果、プロセス、条件、注意点
- 導入フロー:行動の後押し(申し込み前の不安解消)
- 例:問い合わせ→ヒアリング→提案→制作→公開→運用
つなげ方(回遊の基本パターン)
- 集客記事 →(内部リンク)→ 比較ページ
- 比較ページ →(内部リンク)→ サービス/料金/事例
- 事例・料金 →(内部リンク)→ お問い合わせ
- FAQ →(内部リンク)→ 該当ページ(料金・範囲など)とお問い合わせ
検索キーワードの当て方(メイン→サブ→関連)
初心者がやりがちな失敗は「1ページで全部取りにいく」こと。
基本は 1ページ=1メインテーマ です。
当て方のルール(シンプル版)
- メイン:そのページの中心テーマ(1つ)
- サブ:メインを補強する切り口(2〜5個)
- 関連:本文内で自然に触れる周辺語(必要な分だけ)
例:「Webサイト 作り方」ページなら
- メイン:Webサイト 作り方
- サブ:初心者/手順/必要なもの/費用/おすすめ方法
- 関連:ドメイン、SSL、サイトマップ、WordPress、ノーコード、公開後の運用…など
ページ設計に落とし込むコツ
- タイトル:メインを中心に“読者の得”が分かる言葉を添える
- 見出し:サブを担当させる(見出しが増えすぎるならページを分ける)
- URL:読者が理解できる短い単語で(日本語・英数字は運用方針に合わせて統一)
重複・カニバリを防ぐ設計
カニバリ(同じテーマで複数ページが競合する状態)は、初心者サイトで起きやすい“伸び悩み”原因です。
対策は難しくなく、ルール化すると解決します。
よくあるカニバリ例
- 「Webサイト 作り方」と「ホームページ 作り方」が別ページで内容も似ている
- 「料金ページ」と「料金の考え方記事」で説明が重複している
- 比較記事が乱立して、どれが中心か分からない
防ぐルール(運用しやすい形)
- 同じテーマは 代表ページ(主役URL)を1つ 決める
- 似たページが増えたら、どちらかに統合して 一本化 を検討する
- どうしても残すなら、役割を分ける(例:初心者向け手順 vs. 比較の判断基準)
整理の判断基準(迷ったらこれ)
- どちらが“検索者の最終回答”になっているか(より包括的か)
- どちらが“更新され続ける前提”か(育てるべきページはどれか)
- どちらが“被リンク・内部リンクの受け皿”として適切か
技術的にできること(必要なときだけ)
- 代表ページを示す(canonical等)
- 統合時にリダイレクトで評価を引き継ぐ
※ただし初心者は、まず「内容の一本化」「内部リンクの整理」だけでも効果が出やすいです。
制作編A:WordPressで作る手順(王道の作り方)
WordPressは「最初の設定」を丁寧にやるほど、あとがラクになります。
ここでは 初心者でも迷わず進められる“王道ルート”として、
- インストール〜初期設定
- ページ作成
- デザイン調整
- フォーム・計測・セキュリティの最低ライン
までを、手戻りが少ない順番でまとめます。

インストール〜初期設定(テーマ/パーマリンク/基本プラグイン)
1) インストール(まずは“楽な方法”でOK)
初心者は、レンタルサーバーの WordPress簡単インストール を使うのが最短です。
(VPSなどで手動構築する場合は、公式の手順どおりに進めます)
- すでにドメイン・サーバーを用意済み
→ サーバーの管理画面からWordPressをインストール - これから用意する
→ 先に SSLが無料で使える サーバーを選ぶと後工程が簡単
※手動インストールは「DB作成→設定ファイル→アップロード→インストール実行」が基本です。初学者でも手順通りならできます。
2) 最初にやるべき“事故防止”設定
インストール直後の段階で、先にここだけ押さえると安心です。
- サイトURLがhttpsになっているか(常時SSL)
- 検索エンジンをブロックする設定になっていないか
(開発中はONでも、公開時はOFFに戻す) - 管理者アカウントを安全にする
- 強いパスワード
- 可能なら2段階認証
- 不要な管理者を増やさない
3) パーマリンク(URL構造)を早めに確定する
URLは後から変えると、リンク切れ・評価の引き継ぎなど“面倒ごと”が増えます。
最初に方針を決めて固定しましょう。
- 投稿(ブログ記事)中心なら、読みやすい構造にする
- 例としては「投稿名(/postname/)」が扱いやすいケースが多いです
- 設定場所:設定 → パーマリンク
4) テーマ選び(迷ったら“更新しやすさ”で決める)
テーマは見た目以上に、更新のしやすさ・速度・編集体験に影響します。
- ブロックテーマ
- サイト全体(ヘッダー・フッター・テンプレ)を画面上で編集しやすい
- パターン(型)を使ってレイアウトを再利用しやすい
- クラシックテーマ
- 従来型。テーマの作りによって編集方法が異なる
- 場合によってはテンプレ編集が制限されることもある
初心者は、まずは 「編集が直感的にできる」ことを優先すると失敗しにくいです。
5) 基本プラグインは“最小限”で(入れすぎない)
プラグインは便利ですが、入れすぎると
- サイトが重くなる
- 競合で不具合が出る
- 更新が怖くなる
という状態に陥りがちです。
まず検討するのはこの5カテゴリだけ
- フォーム(問い合わせ)
- バックアップ
- セキュリティ(ログイン保護・2FAなど)
- キャッシュ/速度改善(必要に応じて)
- SEO補助(必要に応じて)
選ぶ基準はシンプルでOKです。
更新頻度が高い・利用者が多い・評価が安定しているものを優先し、用途がかぶるプラグインは避けます。
必須の初期設定チェックリスト
「どれをどこまでやればいい?」を一気に確認できるように、最低ラインをまとめます。
- 基本
- サイトタイトル/キャッチフレーズ(仮でもOK)
- タイムゾーン・日時形式
- パーマリンク方針の確定
- 公開・検索
- 検索エンジンの表示設定(公開時はブロックしない)
- トップページ表示(固定ページ or 最新投稿)を決める
- 体験
- スマホで崩れないか(1ページでいいので確認)
- 画像が重すぎないか(アップ前に圧縮の癖をつける)
- 安全
- https化
- 強パスワード
- 管理者の整理(不要なアカウント削除/権限見直し)
- 運用
- バックアップの方法を決める(サーバー側 or プラグイン)
- 更新の方針を決める(自動/手動、頻度)
ページ作成(固定ページ/投稿/メニュー/ウィジェット)
固定ページと投稿の使い分け
初心者が混乱しやすいポイントなので、先に割り切るとラクです。
- 固定ページ:内容が大きく変わらない“土台”
例)トップ/サービス/料金/実績/会社情報/問い合わせ/プライバシー - 投稿:増えていく“記事”
例)ノウハウ、事例の詳細、比較、よくある質問の深掘り
最初に作る固定ページ(最小セット)
迷ったらこの順で作ると、サイトが形になります。
- トップ
- サービス(提供内容・対象・流れ)
- 料金(目安でもOK)
- 実績・事例(少なくても良いので具体)
- FAQ(不安を先回り)
- 会社情報/運営者情報
- 問い合わせ
- プライバシーポリシー
メニュー(ナビゲーション)は“少なく、迷わせない”
メニューは多いほど親切に見えて、実は迷わせやすいです。
- まずは 5〜7項目に収める
- 「次に何をすればいいか」が分かる並びにする
例)サービス → 料金 → 事例 → FAQ → 問い合わせ
ウィジェットは「置けば良い」ではない
最近の編集では、ウィジェット的な要素もブロックで扱うことが増えています。
目的がないもの(最新記事・タグ一覧など)を置くより、回遊や問い合わせに効く導線を優先します。
デザイン調整(ブロック・テンプレ・パターンの使い分け)
デザインで大事なのは「おしゃれ」より 一貫性です。
一貫性があるサイトは、読みやすく信頼されやすいです。
使い分けの目安
- ブロック:文章・画像・ボタンなど“部品”
- パターン:よく使う並び(例:料金表+ボタン、事例カードの並び)
- テンプレ:ページ全体の骨組み(ヘッダー・フッター・左右の構造など)
初心者が一気に整う「3つの固定」
- 見出しのサイズ(H2/H3の見た目を統一)
- ボタンの形と言葉(CTAの文言を揃える)
- 余白(段落・セクション間の間隔を揃える)
ファーストビューの最低ライン
トップページの上部は、これだけ入れば“迷子”を減らせます。
- 何のサイトか(1文で)
- 誰向けか(対象)
- 強み(3つ程度)
- 行動(ボタン1つ)
- 根拠(実績数・経験・事例など“事実”)
フォーム・計測・セキュリティの最低ライン
フォーム(問い合わせ)で離脱を減らす
フォームは作るだけでなく、離脱させない設計が重要です。
- 入力項目は最小限(最初は「名前・連絡先・内容」程度でOK)
- 返信目安を明記(不安を減らす)
- 個人情報の扱いを明記(プライバシーポリシーへリンク)
- スパム対策(最低限の対策は入れる)
計測(SEOの土台)
「どこが読まれて、どこで離脱したか」が分からないと改善できません。
最低限、次の2つは入れておくのがおすすめです。
- Search Console:検索での表示状況・クリック状況を把握
- サイト所有権の確認
- 可能ならサイトマップ送信
- Googleタグ(GA4等):アクセスと行動を把握
- タグの設置(gtag.jsやタグマネなど)
※「問い合わせボタンクリック」や「フォーム送信完了」まで計測できると、改善が速くなります。
セキュリティは“派手な対策”より基本が効く
まずは、この順でOKです。
- 更新できる状態にする(更新が止まると脆弱になりやすい)
- 強パスワード+2段階認証
- 権限を絞る(管理者を増やさない)
- バックアップで復旧できるようにする
- 定期的にサイトヘルスで状態確認
バックアップ/更新/権限管理
ここは「やることを決めて習慣化」すると強いです。
バックアップ(方針を1つに決める)
- サーバーの自動バックアップで足りるか確認
- 追加で必要なら、プラグイン等で
- ファイル
- データベース
の両方をバックアップ
更新(止めない、でも怖がらない)
- 更新前にバックアップ
- まずはテスト環境が理想(難しければ、更新を小分けに)
- 困ったらサイトヘルスで原因の手がかりを探す
権限管理(最小権限の原則)
- 管理者:本当に必要な人だけ
- 編集者・投稿者などを使い分ける
- 共同運用するなら、役割を決めてから招待する
制作編B:ノーコードで作る手順(最短で公開したい人向け)
ノーコードの強みは、制作スピードと運用の手軽さです。
ただし「テンプレを選んで埋めるだけ」だと、公開はできても 問い合わせが増えない/検索で伸びない ことがあります。
最短で失敗しにくい順番はこれです。
- テンプレを“業種と目的”で選ぶ
- 必要ページを追加して、導線(CTA・フォーム)を完成させる
- 独自ドメイン・SSL・基本SEOを整えて公開する
- 制約に当たったら、回避策で“詰まり”を外す
テンプレ選びの基準(業種適合/更新性/速度)
テンプレは見た目よりも、運用しやすさで選ぶと後悔しにくいです。
判断は「目的→必要ページ→更新頻度→速度」の順でOK。
テンプレ選びのチェック表(迷ったら◯が多い方)
| 観点 | 見るポイント | 失敗しやすいパターン |
|---|---|---|
| 業種適合 | 予約・問い合わせ・料金・事例の枠があるか | “雰囲気は良いが必要要素がない” |
| 更新性 | 文章や画像を差し替えやすいか/パーツ化できるか | 毎回レイアウトが崩れて更新が嫌になる |
| 速度 | 画像多用・アニメ多用が前提になっていないか | かっこいいが重い(離脱が増える) |
| 拡張 | ブログ・多言語・LP追加が現実的か | 途中でやりたいことが増えた瞬間に詰む |
初心者が選ぶときのコツ
- 「トップ・サービス・料金・事例・FAQ・問い合わせ」 が作りやすいテンプレを優先(テンプレの完成形に引っ張られない)
- 迷ったら、同系統テンプレを2つ複製して
“トップのファーストビューだけ作って比較” すると判断が速い
速度を落としにくいテンプレの特徴
- ヒーロー(最上部)が動画前提ではない
- 画像が“フル幅・特大サイズ”前提でない
- 文字の余白が確保されている(読みやすさ=滞在しやすさ)
ページ追加と導線づくり(CTA・フォーム・予約)
ノーコードは「ページを増やす」より、先に 導線を完成させるのが正解です。
最短で成果につながる流れは、読む→納得→行動 を一直線にすること。
1) まず作るページ(最短公開セット)
- トップ(何のサイトか一言で)
- サービス(できること・できないこと/対象/流れ)
- 料金(目安でもOK。ゼロは不安が増える)
- 事例・実績(少なくても具体で)
- FAQ(不安の先回り)
- 問い合わせ(または予約)
- 会社情報・運営者情報(信頼の土台)
- プライバシーポリシー(フォームがあるなら必須級)
2) CTA(行動ボタン)を“1本化”する
CTAは増やすほど親切に見えて、実は迷わせます。まずは 1ページ1主CTA が安全です。
- トップ:無料相談/予約/資料請求のどれか1つに寄せる
- サービス:導入の流れ→CTA(不安が減ったタイミングで押す)
- 料金:条件を示す→CTA(判断材料を出してから押す)
文言のコツ
- 「送信」より、行動が想像できる言葉
例:無料で相談する/空き状況を確認する/資料を受け取る
3) フォームは“最小項目+安心材料”で離脱を減らす
- 入力項目:最小(名前・連絡先・内容 から開始)
- 返信目安:例「24時間以内に返信」など(不安を減らす)
- 個人情報:取り扱いの明記(プライバシーポリシーへ)
- スパム対策:最低限はON(サービス側の推奨に従う)
4) 予約が必要なら「予約導線」を主役にする
店舗・サロン・レッスン系は、問い合わせより予約の方がゴールになりやすいです。
- ファーストビュー直下に予約ボタン
- 営業時間・場所・料金・キャンセル規定を近くに置く
- 予約の流れ(所要時間・当日の持ち物)を短くまとめる
独自ドメイン接続・SSL・基本SEO設定
公開前にここを整えると、信頼性と伸び代が大きく変わります。
独自ドメイン接続(やる理由は“信頼と資産”)
- 覚えやすいURLになる(紹介・名刺・SNSで強い)
- サービス移行の選択肢を残しやすい(将来の保険)
- ビジネス用途での信頼が上がりやすい
多くのノーコードは、無料はサブドメイン公開・独自ドメインは有料プランが一般的です(例としてSTUDIO公式でも独自ドメイン公開は有料プランで案内されています)。
SSL(https)は“基本装備”として確認する
多くのノーコードはHTTPS/SSLを標準で提供する設計ですが、例外条件(外部接続など)がある場合もあるので、公式ヘルプの注意書きまで確認すると安心です。
確認ポイント
- 公開URLが https で始まる
- http にアクセスしても https に統一される
- 画像や外部素材が http のままで警告が出ていない(混在コンテンツ)
基本SEO設定(ノーコードでも最低限ここはやる)
ノーコードは裏側を触れない分、設定できるところを確実にが効きます。
- ページタイトル:各ページでユニークに(内容が一瞬でわかる)
- meta description:ページの要約を自然文で(クリックの後押し)
- 見出し構造:H1は基本1つ、H2/H3で論理的に
- 画像alt:内容が伝わる説明に(装飾画像は無理に盛らない)
- URL構造:短く、意味がわかる単語で統一
- サイトマップ:自動生成されるなら場所を確認、Search Consoleに送信
ノーコードで“詰まりやすい”制約と回避策
ノーコードでよくある「途中から困る」を、先に潰しておきます。
1) レイアウトは作れるが、細かい挙動ができない
- 例:特定条件の出し分け、複雑なフォーム分岐、独自UI
- 回避策:
- まずはシンプル導線で公開(成果が出てから追加検討)
- 必要なら「外部フォーム」「予約専用ツール」などで補う(機能は外出し)
2) SEOの“細部”がいじれない(リダイレクト・構造化などが限定)
- 回避策:
- ページの役割分担を明確にして、重複を作らない(カニバリ防止)
- URLを最初に固める(後からの変更はコストが高い)
- 設定できる範囲(タイトル・説明・見出し・内部リンク)を丁寧に
3) 速度が出ない(画像・動画・アニメで重くなる)
- 回避策:
- 画像はアップ前に圧縮、サイズは“必要十分”
- 動画は必要な箇所だけ(ファーストビュー常時再生は慎重に)
- 1ページの要素を増やしすぎない(特にトップ)
4) 乗り換え(移行)が大変
- 回避策:
- ドメインは自分で管理(サービスに縛られにくくする)
- コンテンツ(文章・画像・事例)は“素材フォルダ”に原本を残す
- 記事を大量に増やす予定なら、早めに運用方針を決める(ノーコード継続かWordPress等へ移行か)
5) 公開したのに検索に出ない
- 回避策:
- Search Consoleでプロパティ設定→URL検査→インデックス状況を確認
- サイトマップ送信(可能なら)
- “noindex相当”の設定がONになっていないか確認(開発中設定の解除)
制作編C:HTML/CSSで作る手順(概要だけ押さえる)
HTML/CSSで作る方法は、自由度が高くて軽いサイトを作りやすい一方で、運用まで含めると「思ったよりやることが多い」方式でもあります。
ここでは初心者が迷わないように、最小限の学習範囲と、公開の選択肢、運用で詰まりやすいポイントだけを整理します。
必要スキルと学習範囲(HTML/CSS/JSの最小セット)
「全部覚えてから作る」より、作りながら必要分だけ身につけるのが現実的です。
最低ラインは次のとおりです。
HTML(最重要:SEOと読みやすさの土台)
- 意味のあるタグを使う(見た目ではなく役割で選ぶ)
header / main / footer / nav / section / article
- 見出し階層を整える(H1→H2→H3…の論理)
- リンクとボタンを使い分ける(行き先=リンク、処理=ボタン)
- 画像の基本
alt(内容が伝わる説明。装飾なら空でもOK)- 画像サイズ(巨大なまま貼らない)
- 信頼性(E-E-A-T)に直結するページを用意
- 運営者情報、連絡先、プライバシーポリシー、(必要なら)特商法
CSS(最低限で“それっぽく”整う範囲)
- レイアウト:Flexbox / Grid(どちらも触れると一気に楽)
- レスポンシブ:
@mediaと、モバイル優先の考え方 - 文字の読みやすさ
- 行間、余白、最大横幅(長文を詰めない)
- 画像の扱い:
max-width: 100%など“崩れ防止”
JavaScript(必要な人だけ:最小セット)
静的サイトはJSなしでも成立します。必要になりやすいのは以下だけです。
- メニュー開閉(スマホのハンバーガー)
- フォームの入力補助(必須入力チェックなど)
- 外部APIの表示(地図、予約、レビューなど)
学ぶならこの順で十分です。
- DOM操作(要素取得、イベント、クラス切替)
fetch(外部データ取得が必要な場合)- ES Modules(分割して管理したい場合)
公開方法(静的ホスティング/サーバーアップロード)
公開の方法は大きく2つです。初心者はまず「どちらが自分の運用に合うか」を決めると迷いません。
1) 静的ホスティング(最短で安全に公開しやすい)
HTML/CSS/JSのファイルを置くだけで公開できます。特徴は次の通りです。
向いているケース
- サイトが静的(ページ中心)で、更新頻度がそこまで高くない
- HTTPSやデプロイを“仕組み化”したい
- Git管理に慣れている/慣れたい
基本の流れ(ざっくり)
- ファイルを整える(
index.htmlを入口にする) - 画像を軽くする(アップ前に圧縮)
- 公開先へアップロード(Git連携 or 管理画面から)
- 独自ドメインを紐付け(必要なら)
- 404ページやリダイレクトを整える(必要な場合)
失敗しにくいコツ
- URL(ファイル名・ディレクトリ名)を先に固める
→ 後で変えるとリンク切れ・評価引き継ぎが面倒になりがちです。
2) サーバーアップロード(昔ながら・分かりやすい)
レンタルサーバー等にFTP/SFTPでアップロードする方式です。
向いているケース
- すでにサーバー契約があり、同じ場所で管理したい
- WordPressなどと同居させたい
- Git連携より“手作業”の方が運用しやすい
基本の流れ(ざっくり)
- サーバー側の公開フォルダを確認(例:
public_html) - フォルダ構成を揃えてアップロード
- HTTPS(SSL)を有効化し、http→httpsを統一
- 表示確認(スマホ・主要ブラウザ・リンク・フォーム)
失敗しにくいコツ
- 「どのファイルが最新か」問題が起きやすいので、
アップロード手順(誰が・いつ・どれを)を決めておくと事故が減ります。
運用で困りやすい点(更新コスト/フォーム/SEO運用)
HTML/CSSのサイトは“作るのは気持ちいい”反面、運用で詰まりやすいポイントが決まっています。先に回避策を持っておくと強いです。
更新コスト:文章1行の修正でも手間が出る
よくある困りごと
- 同じヘッダー/フッターを全ページ直す羽目になる
- 実績や料金の更新が面倒で放置される
- 更新担当が変わった瞬間に止まる
回避策(段階別)
- 小規模なら:共通部分をテンプレ化しやすい形で管理(ファイル分割や簡易テンプレ)
- 更新が増えるなら:静的サイトジェネレーターを検討(見た目はHTMLでも、管理は楽になる)
- チーム運用なら:更新箇所を限定(例:お知らせは1ページだけに集約)
フォーム:静的サイト最大の壁
よくある困りごと
- 「送信先」をどうするか分からない
- スパムが増える
- 個人情報の扱いが曖昧になる
回避策(現実的な順)
- 外部フォーム(フォームサービス)を使う
→ 最短。スパム対策や通知が揃っていることが多い - サーバー側でフォーム処理(メール送信等)を用意する
→ 自由度は高いが運用責任も増える mailto:は最終手段
→ ユーザー環境に依存し、離脱が増えやすいです
※フォームを置くなら、プライバシーポリシーと「返信目安」「利用目的」は必須級です(信頼に直結)。
SEO運用:設定より“構造と継続”が効く
HTMLサイトは、SEOの基本に忠実だと強いです。逆に「構造が崩れる」と伸びにくいです。
最低限やること(まずここ)
- タイトルと見出しをページごとにユニークにする
- 内部リンクで迷子を作らない(次に読む道を作る)
- 画像を重くしない(表示が遅いと離脱しやすい)
- 運営者情報・実績・FAQなどの“信頼要素”を揃える
詰まりやすいポイント
- URL変更(ファイル名変更)で評価が途切れる
→ 変更が必要なら、リダイレクトを用意する - 似た内容のページを増やしてカニバリが起きる
→ 1テーマ1ページ(主役URLを1つ)を徹底する - 公開したのに検索に出ない
→ Search Consoleでインデックス状況を確認し、サイトマップが用意できるなら送信する
外注編:制作会社に頼むなら“失敗しない発注設計”
外注で失敗しやすい原因は、デザインの良し悪しより 「発注の設計があいまい」 なことです。
逆に、最初に“決めるべきこと”と“比較の軸”を揃えるだけで、見積もりの精度も成果も一気に上がります。

見積もり前に決めること(目的/ページ数/機能/納期)
見積もり前にここだけ決めると、話がブレません。
(全部完璧じゃなくてOK。仮決めで進めて、打ち合わせで詰めれば十分です)
最小セット(これがないと見積もりが荒れる)
- 目的:何を増やしたい?(問い合わせ/予約/採用応募/資料請求 など)
- ゴール指標:何をもって成功?(月◯件、CVR◯%、応募◯件 など)
- 想定ユーザー:誰が見る?(法人/個人、地域、役職、悩み)
- ページ構成:最低限どこまで必要?
例)トップ、サービス、料金、事例、会社情報、FAQ、問い合わせ、プライバシー - 機能:必要なものだけ列挙
例)フォーム、予約、ブログ、SNS埋め込み、採用応募、翻訳、多言語 - 納期:希望日+「調整できる幅」
例)最短○日、理想○週間、絶対期限○月○日 - 運用体制:公開後に誰が更新する?(社内/外注継続/混合)
ここまで決めると“追加費用トラブル”が減る
- 素材の準備:文章は誰が書く?写真は誰が用意?(会社案内・実績・FAQなど)
- 原稿の品質:ゼロから制作会社に頼むのか、社内原稿を整えるのか
- 修正回数の考え方:無制限ではなく「○回まで/超過は○円」などにする
- ドメイン・サーバー:誰が契約し、誰が管理者になるか(後で揉めやすい)
RFPに入れる項目(比較しやすくなる)
RFP(提案依頼書)は、相手を縛るためではなく 「比較の条件を揃える」ための道具です。
A社とB社の前提が違うと、価格も内容も比較できません。
RFPのテンプレ(このまま貼って使える)
- 1. 背景・目的
- 現状の課題、狙う成果(問い合わせ増、採用強化など)
- 2. 対象ユーザー
- 例)地域の法人担当者、初めて依頼する個人 など
- 3. 依頼範囲(どこからどこまで)
- 企画/情報設計/デザイン/実装/原稿制作/写真撮影/公開作業/運用
- 4. 想定ページ一覧(サイトマップ)
- ページ名、ページ数の目安(例:固定10P+記事カテゴリ)
- 5. 必要機能
- フォーム、予約、ブログ、検索、会員、決済、多言語、CMS更新範囲
- 6. デザイン要件
- 参考サイト(好き/避けたい)、トーン(堅め/柔らかめ)、ブランド規定の有無
- 7. SEO・計測要件
- タイトル設計、構造、内部リンク方針、GA4/Search Console、CV計測(フォーム送信など)
- 8. セキュリティ・法務要件
- https、バックアップ、更新方針、個人情報の扱い、プライバシー文言
- 9. 納期・体制
- 希望スケジュール、窓口、レビューの頻度(週1など)
- 納品物・権利
- デザインデータの扱い、ソースコード、画像ライセンス、アカウント権限の帰属
- 見積もりの出し方
- 一式/内訳(設計・デザイン・実装・CMS・テスト・ディレクション等)
- 運用・保守(任意)
- 月次保守の範囲(更新代行、バックアップ、障害対応、軽微修正)
比較をラクにするコツ
- 「必須」と「できれば」を分けて書く(必須が多いほど高くなるのは自然)
- 参考サイトは「良い点/避けたい点」もセットで書く(丸投げ感が減る)
- “納品後に誰が更新するか”を明記する(CMS設計が変わる)
成果が出る依頼のコツ(運用前提/計測/改善)
サイトは公開がスタートです。成果が出る外注は、最初から 運用と改善が設計に入っています。
1) 運用前提で「更新の設計」を決める
- どこを誰が更新するか(例:お知らせは社内、事例は月1で外注)
- 更新しやすい形にする(事例テンプレ、FAQテンプレ、料金の更新導線など)
- マニュアル or レクチャーを成果物に含める(担当者が変わっても回る)
2) 計測を“納品条件”に入れる
最低でも、次が動いている状態で公開すると改善が速いです。
- GA4(または計測タグ)が入っている
- Search Console設定が完了している
- CV計測(例:フォーム送信完了、電話タップ、予約完了)が取れる
3) 成果につながる文章・構成を優先する
- 見た目より、まず「誰の何を解決するか」が一瞬で分かる構成
- 料金・実績・FAQ・会社情報など“信頼の材料”を薄くしない
- 「導線(CTA)」は1ページに1主導線を基本にする(迷わせない)
4) 変更管理(スコープ)を最初に決める
外注トラブルの王道は「言った/言わない」「追加が無限に増える」です。
- 変更依頼の窓口は誰か
- 追加対応の単価の出し方(例:時給/ページ単価/工数見積)
- 修正回数のルール(例:デザイン2回、実装2回など)
相見積もりで見るべきポイント(価格だけで決めない)
価格だけで決めると「安いけど成果が出ない」「追加費用で結局高い」が起きがちです。
相見積もりは、次の観点で“中身”を見ます。
見積もりの読み方(チェックリスト)
- 内訳があるか(設計/デザイン/実装/ディレクション/テスト/公開作業)
- 前提が書かれているか(ページ数、素材支給、修正回数、対応範囲)
- 納品物が明確か(デザインデータ、ソース、管理画面、アカウント権限)
- 公開後の運用が想定されているか(保守、更新、改善提案の有無)
提案内容で見るべきところ
- 目的に対して“やることの順番”が合理的か(いきなりデザイン案だけ出していないか)
- コンテンツと導線の話があるか(成果設計の視点があるか)
- 実績が“似た案件”か(業種・目的・規模が近いか)
- コミュニケーションの設計があるか(進行、レビュー、連絡頻度)
契約前に確認したい「超重要」項目
- ドメイン/サーバー/解析ツールの管理者は誰か(基本は発注者が持つのが安全)
- 画像・フォントなど素材のライセンスは誰が負担し、どこまで使えるか
- 納品後の修正依頼の扱い(保守契約の範囲、スポット対応の単価)
- 解約時に何が手元に残るか(データ引き渡し、移行可否)
公開前チェック:品質・SEO・信頼性を一気に仕上げる
公開前チェックは「粗探し」ではなく、公開後に伸びる/守れる状態に整える最終工程です。
初心者でも漏れなく進められるように、よくある事故(フォーム不具合・表示崩れ・検索に出ない・セキュリティ不安)を潰す順でまとめます。
表示・操作(スマホ/主要ブラウザ/フォーム動作)
まずは“ユーザー体験の穴”を塞ぐのが最優先です。ここが崩れると、SEO以前に離脱が増えます。
最低限チェックする環境
- スマホ:iPhone / Android(各1台でOK)
- PC:Chrome / Edge / Safari(可能なら)
- 画面幅:スマホ(狭い)→タブレット(中間)→PC(広い)
ページ別の確認ポイント(初心者が落としがち)
- 文字が詰まって読みにくい(行間・余白・折り返し)
- ボタンが押しにくい(小さすぎ/近すぎ)
- メニューが開かない・戻れない(スマホでありがち)
- 画像がはみ出す/比率が崩れる(横長画像の扱い)
- 固定ヘッダーが邪魔で見出しが隠れる(アンカーリンクの不具合)
フォーム動作のチェック(必ず“実送信”で)
- 入力→確認→送信完了まで通るか
- 必須項目のエラーが分かりやすいか
- 自動返信メール(ある場合)が届くか
- 通知先(運営側)が受け取れるか
- スパム対策で“普通の人”が弾かれていないか
“事故が起きやすい”実務ポイント
- 完了ページ(サンクスページ)がない/遷移しない
- 送信できたのに画面が白い(外部スクリプト競合)
- 予約・決済など外部サービス連携が途中で止まる
速度(画像最適化/不要スクリプト/キャッシュ)
速度は「体感の印象」と「離脱率」に直結します。公開前は、完璧より“重い原因を1〜2個潰す”だけでも効果が出やすいです。
画像最適化(最優先・効果大)
- アップ前に圧縮する(まずここ)
- 表示サイズ以上の巨大画像を置かない
- ファーストビューの画像は“軽さ優先”(最初に見える=影響が大きい)
不要スクリプト(入れすぎ注意)
- 使っていない計測タグ/ウィジェットを削る
- “便利そう”で入れた外部埋め込み(地図・SNS・チャット)を最小限に
- テーマやテンプレの機能で、実際に使っていないものをオフにする(できる範囲で)
キャッシュ(できる範囲で十分)
- 可能ならキャッシュ機能をON(サーバー・CMS・ノーコード側)
- 静的ファイル(画像・CSS・JS)が毎回取りに行かない設定が理想
チェックのコツ
- まず“トップページ”だけ測る(全ページを一度にやらない)
- 遅い原因が画像か外部埋め込みかを切り分ける(原因が分かれば対処しやすい)
SEOの土台(タイトル・見出し・内部リンク・構造化の考え方)
公開前にやるSEOは、テクニックより 「検索エンジンと人が理解しやすい形」に整えることです。
タイトル(最重要)
- 各ページでタイトルをユニークにする(同じ文言の量産は避ける)
- ページの主題が一目で分かる(「何のページか」を先頭側に寄せる)
- 画面上の見出し(H1)と内容がズレない(ズレると弱くなりやすい)
見出し(H1/H2/H3の役割を守る)
- H1:そのページの主題(基本1つ)
- H2/H3:話題を分ける(論理の順序が崩れないように)
- 見出しだけ読んでも要点が追える(=読みやすい構造)
内部リンク(迷子を作らない)
- “次に読むべきページ”を1〜3個に絞って置く
- リンク文言は「行き先が想像できる言葉」にする(例:料金の目安を見る、事例を確認する)
- 重要ページ(サービス/料金/問い合わせ)へ到達しやすい導線を確保する
構造化データの考え方(やるなら“正確さ最優先”)
- やる目的:検索エンジンに内容を誤解なく伝える・表示が豊かになる可能性
- 注意点:ページの内容と一致しない“盛ったマークアップ”は逆効果になり得る
- 初心者は、まずは 記事・FAQ・組織情報など、内容が明確なものから検討
公開前の“検索に出ない事故”チェック
- noindex相当の設定が入っていないか
- robots.txtで重要ページをブロックしていないか
- サイトマップが用意できるなら送信できる状態か
セキュリティ(SSL/管理画面/バックアップ/WAF等)
セキュリティは、公開後に問題が起きると復旧が大変です。
初心者はまず 「侵入されにくい」「戻せる」の2点だけを固めると安心です。
SSL(https)
- httpsで統一されているか(http混在や二重URLを避ける)
- Cookieやフォーム送信が安全に処理される前提ができる
管理画面(CMS利用時の最重要)
- 強いパスワード(推測されにくい)
- 可能なら多要素認証(2段階認証)
- 不要な管理者アカウントを作らない/権限を絞る
- 使っていないプラグイン・テーマは整理(攻撃面を減らす)
バックアップ(“復旧できる”が最強)
- バックアップ対象:ファイル+データベース(両方)
- 頻度:更新頻度に合わせる(毎日でなくても、戻せる単位にする)
- 復元手順:いざという時に“戻し方が分かる”状態にしておく
WAF等(可能なら)
- サーバー側のWAFが使えるなら有効化を検討
- ただし、WAFだけで安心せず「更新・権限・バックアップ」が土台
法務・信頼(プライバシーポリシー/特商法/引用ルール)
ここはE-E-A-Tに直結します。難しく考えず、読者が不安に思う点を先回りして明記します。
プライバシーポリシー(フォームや計測があるなら必須級)
- 取得する情報(例:氏名、メール、アクセス解析のCookie等)
- 利用目的(問い合わせ対応、サービス改善など)
- 第三者提供・委託の有無(あるなら明記)
- 問い合わせ窓口
特商法(販売・予約・課金があるなら要確認)
- 通信販売・オンライン決済などを行う場合、表示義務や最終確認画面の扱い等が関係します
- ECや予約サイトは、決済の直前の表示(最終確認画面)も含めて整備する
引用ルール(“盗用”に見えない運用)
- 文章・画像の転載は禁止転載は禁止コピーは避ける(特に画像は危険)
- 引用するなら「引用の必然性」「引用範囲を最小」「出典を明記」の基本を守る
- 事例・実績は、掲載許可と掲載範囲(社名/ロゴ/数値)を取り決める
信頼を底上げする“最低限のページ”
- 運営者情報/会社情報(責任の所在)
- 問い合わせ手段(フォーム+メール等)
- 料金や条件(不安が出る部分を隠しすぎない)
- FAQ(よくある不安を潰す)
アクセシビリティ(読みやすさ・代替テキスト・配色)
アクセシビリティは「一部の人のため」ではなく、結果的に全員に読みやすいサイトになります。公開前は、次の“効くところ”だけでOKです。
読みやすさ(即効)
- 1行が長すぎない(PCで横に伸びすぎると読みにくい)
- 行間・余白を確保(詰まると離脱しやすい)
- 強調(太字)は使いすぎない(メリハリが消える)
代替テキスト(alt)
- 情報として必要な画像:内容が分かる説明を入れる
- 装飾画像:無理に説明を盛らない(空でよいケースもある)
配色・操作
- 文字と背景のコントラストが弱くないか(薄いグレー文字は注意)
- キーボード操作でも最低限たどれるか(特にメニューとフォーム)
- リンクとただの文字が見分けられるか(下線・色など)
公開前チェックで迷ったら、まず最優先の3つ
- フォームが確実に動く(送受信・完了ページ・通知)
- スマホで崩れない(見出し・ボタン・メニュー)
- 戻せる状態(バックアップ+更新)になっている
この3つが揃うと、公開後の改善に集中できます。
E-E-A-Tを強化する“必須コンテンツ”(評価されるサイトの共通点)
E-E-A-Tは、ざっくり言うと「この情報は信じていい?」に答えるための“材料”です。
検索エンジン向けというより、ユーザーが安心して読み進め、行動できる状態を作るための土台になります。
ポイントは1つだけ。
- Trust(信頼性)を“見える形”で積み上げること
(実在性・根拠・責任者・更新姿勢・一次情報など)
以下は、初心者でも実装しやすく、効果が出やすい「必須コンテンツ」を4カテゴリで整理します。
運営者情報・会社情報(実在性/連絡先/所在地)
ユーザーが不安になるのは「誰が書いて、誰が責任を持つの?」が見えないときです。
まずは “責任の所在” をページで明確にします。
最低限そろえるべきページと要素
- 会社情報(または運営者情報)
- 事業者名(法人名/屋号)
- 所在地(実態が分かる範囲で。来店型なら住所は重要)
- 連絡手段(問い合わせフォーム+メール等)
- 代表者(または責任者)
- 事業内容(何を提供しているか)
- 著者(ライター)プロフィール(記事があるサイトなら特に重要)
- 氏名(または一貫した名義)
- 経歴(何をしてきた人か)
- 専門領域(何に強い人か)
- 実績(可能なら具体例)
- SNS/外部プロフィール(任意だがあると補強になる)
- 編集方針(あると一気に“信頼の型”ができます)
- 情報収集の方法(一次情報・公式情報優先など)
- 監修やレビューの体制(誰がチェックするか)
- 更新の基準(いつ見直すか)
そのまま使える「会社情報」テンプレ
- 会社(運営)概要
- 代表(責任者)
- 所在地
- 連絡先
- 事業内容
- 運営ポリシー(短くでOK)
- 免責事項(扱うテーマに応じて)
よくあるNG
- 連絡先がフォームだけで、運営実態が見えない
- “プロフィールがふわっとしていて”根拠がない(実績ゼロではなく、経験が見えないのが問題)
実績・事例・レビューの見せ方(根拠と再現性)
実績は「すごい」より “何をどうやって、どう変わったか” が大事です。
数字が出せない業種でも、見せ方で信頼は作れます。
事例ページに入れると強い5点セット
- 背景:依頼前の状況(課題)
- 対応内容:何をやったか(範囲・期間)
- 工夫:判断の理由(なぜその施策か)
- 結果:どう変わったか(可能なら定量、難しければ定性でも)
- 再現条件:向いているケース/向かないケース(誠実さが出ます)
レビューは「透明性」が命
レビューを載せるなら、最低限このルールで“疑われにくく”なります。
- いつ・誰が・どういう状況での感想か(文脈)
- 可能なら「原文のまま」(誤字は注釈で)
- 引用や掲載許可の明記(スクショ掲載など)
- 良い点だけでなく、注意点も併記(不自然さが減る)
避けたいパターン
- 出どころ不明の高評価コメントだけが並ぶ
- 体験談が“汎用的すぎる”(どこにでも当てはまる)
実績が少ないときの代替(初心者でもできる)
- 制作プロセスの公開(設計→制作→改善の流れ)
- 具体的な制作物の一部(許可の範囲で)
- よくある相談と回答(FAQの強化)
- デモ・サンプル(Before/Afterの例)
専門性の出し方(監修/プロフィール/経験の提示)
専門性は「資格があるか」だけではなく、判断の質と説明の透明性で伝わります。
初心者が取り入れやすい順で並べます。
1) プロフィールで“守備範囲”を明確にする
- 何を何年やってきたか(ざっくりでも良い)
- 具体的に関わった領域(例:BtoBサイトの導線設計、WordPress運用など)
- 苦手・対象外も書く(誠実さ=信頼に直結)
2) 記事内で“経験”を見せる(一次体験の形)
- 実際の手順(画面・操作・つまずきポイント)
- 比較の判断基準(なぜそう言えるのか)
- 失敗例と回避策(経験が出やすい)
※「体験」は“盛る”のではなく、検証方法や条件をセットで書くのが強いです。
3) 監修を付けるなら「責任範囲」を書く
監修は強力ですが、形だけだと逆効果になり得ます。最低限これをセットで。
- 監修者名・肩書き(何の専門家か)
- 監修範囲(どこを見たか:事実確認/表現チェック等)
- 監修日(いつの情報か)
- 監修者のプロフィール導線(外部実績が分かると尚良い)
更新履歴・一次情報の扱い(鮮度と正確性)
「古い情報」を最も嫌うのは、検索エンジンよりユーザーです。
更新の姿勢は、信頼の最後の一押しになります。
更新履歴は“短くても”入れる価値が高い
- 最終更新日(いつ見直したか)
- 重要変更点(何を変えたか:1〜3行で十分)
- 情報の根拠(公式ページ/規約/一次検証など)※出典自体は記事末や別ページでOK
おすすめ運用(初心者向け)
- 記事冒頭:最終更新日だけ表示
- 記事末尾:更新履歴(箇条書きで2〜5件)
- まとめて管理:更新方針ページ(「いつ何を更新するか」)
一次情報の扱いで、サイトの強さが変わる
一次情報は「独自性」と「信頼性」の両方に効きます。取り入れやすい順です。
- 自社の実データ(問い合わせ件数、制作期間の分布など※個人情報に注意)
- 実際の検証結果(手順・所要時間・つまずきポイント)
- 独自画像(スクショ・写真・図解)
- 現場の知見(よくある失敗、判断基準)
“誰が/どう作り/なぜ書いたか”を揃える
信頼性を上げるために、次の3点が揃うと強いです。
- Who:作成者・責任者は誰か
- How:どんな方法で情報を集め・検証したか
- Why:誰の何を解決するために書いたか
これを「編集方針」や「記事の前置き(短文)」で示せると、内容の説得力が上がります。
公開後の伸ばし方:アクセスと成果を増やす運用設計
公開後に伸びるサイトは、センスよりも 「計測→仮説→改善→検証」 が回る仕組みを先に作っています。
ここでは初心者でも迷わないように、最小の運用セットを 成果が出やすい順に整理します。
計測の基本(Search Console/GA4/イベント)
まずは「検索で来た人が、何を見て、どこで離脱して、どこで成果に至ったか」を見える化します。
最初から全部は不要。最低限の2ツール+イベントで十分です。
Search Consoleで見るべき“3つ”
- 検索クエリ:どんな言葉で来ているか(意図のズレ発見に強い)
- ページ別の表示回数・クリック:伸ばすべきページがすぐ分かる
- インデックス状況:検索に出ない原因(noindex、クロール問題など)を早期に潰せる
最初の設定チェック
- サイトマップ送信(可能なら)
- 重要ページをURL検査で確認(公開直後の状況把握に便利)
GA4で見るべき“3つ”
- 流入(ユーザー獲得):どこから来たか(検索/SNS/広告など)
- ページの閲覧・導線:どのページから成果に向かっているか
- コンバージョン(成果):問い合わせ/予約/購入などの達成回数
イベント設計(“成果が増える”最小セット)
イベントがないと「改善しても効いたのか」が分かりません。まずは次のどれかでOKです。
- フォーム送信完了(最優先)
- 電話タップ(スマホでの発信)
- 予約完了
- 資料ダウンロード
- 重要ボタンのクリック(例:料金を見る、相談する、空き状況を確認する)
コツ
- いきなり大量に作らない(5〜10個以内)
- 迷ったら「売上・問い合わせに直結する行動」だけを先に計測する
改善の優先順位(CV導線→上位記事→内部リンク)
改善は「どこから手をつけるか」で成果が変わります。おすすめの順番はこれです。
1) CV導線(最短で成果が出る)
アクセスを増やす前に、今いる人を取りこぼさないのが先です。
チェック項目(よく落ちるところ)
- CTAが分かりにくい/多すぎて迷う
- 料金・条件が不明で不安(「結局いくら?」で離脱)
- 事例・実績・FAQが薄くて信用できない
- フォームが長い/スマホで入力しづらい
- 返信目安や次の流れが分からない
改善の型(効果が出やすい)
- CTAを 1ページ1主導線に寄せる
- 料金ページに「目安」「追加費用の条件」「よくある誤解」を追記
- FAQに“迷いポイント”を追加(納期、範囲、修正、キャンセルなど)
2) 上位記事(アクセス増と成果の両取り)
Search Consoleで「表示は多いのにクリックが少ない」「順位が11〜20位」あたりのページは伸びしろが大きいです。
見る指標(目安)
- 表示回数が多いのにクリックが弱い → タイトル・説明文・導入の改善
- 11〜20位に多い → 追記・構成の整理・内部リンク強化で上がりやすい
- 1〜3位なのに成果が弱い → 導線(CTA)や関連ページの不足が原因になりがち
3) 内部リンク(効率よく全体を底上げ)
内部リンクは“地味”ですが、運用で最も費用対効果が高い施策の一つです。
基本ルール
- 集客記事 → 比較・選び方 → サービス/料金/事例 → 問い合わせ
という 検討の階段を作る - リンク文言は「行き先が想像できる言葉」にする(例:料金の目安を見る)
- 重要ページへのリンクが、どのページからも辿れる状態にする
更新の型(追記/リライト/統合/削除)
更新は「毎回ゼロから書く」より、型を決めると続きます。
おすすめは 追記→リライト→統合→削除 の順で検討です。
追記(最優先:伸びやすい)
向いている状況
- 順位はそこそこ、でも情報が薄い
- よくある質問が増えてきた
- 手順や条件が変わった(最新化が必要)
追記のネタ例
- よくある失敗と回避策
- 比較表、チェックリスト、判断基準
- 実体験・検証・事例(一次情報)
- FAQ追加(不安を潰す)
リライト(“意図のズレ”を直す)
向いている状況
- 表示回数はあるのにクリックが少ない(タイトル・導入のズレ)
- 直帰が高い(検索意図と内容が噛み合っていない)
- 競合が強くなって相対的に弱くなった
リライトの型
- 冒頭で「何が分かるか」を明確に
- 見出しを“悩みの順番”に並べ替える
- 結論を先に、根拠を後に(読み切られる形へ)
統合(カニバリ対策で一気に強くなる)
向いている状況
- 似た内容のページが複数あり、順位が分散している
- 更新が分散して、どれも薄くなっている
統合のやり方(初心者向け)
- 主役ページを1つ決める
- 他ページの良い部分を主役に集約
- 不要ページは整理(必要に応じてリダイレクト)
削除(“弱いページ”を放置しない)
向いている状況
- 情報が古く、直すコストが高い
- ほとんど見られていない/意図が曖昧
- 重複が多く、サイト全体の質を下げている
削除の判断は慎重に
- 代替ページがあるか(ユーザーが困らないか)
- 外部からリンクされていないか(影響確認)
保守(バックアップ/更新/障害対応/監視)
保守は「やらないと損」になりやすい領域です。特にWordPressは 更新を止めるほどリスクが上がるので、無理なく続く運用にします。
バックアップ(“戻せる”が最強)
- 何を:ファイル+データベース
- いつ:更新前+定期(頻度は更新量に合わせる)
- どこに:サーバー内だけに置かない(可能なら別保存)
更新(止めないためのコツ)
- 小分けに更新する(まとめてやると怖くなる)
- 更新前にバックアップ
- 重大アップデート時は、まずテスト環境や低リスクの時間帯で
障害対応(テンプレを作ると強い)
トラブル時にパニックにならないよう、手順を固定します。
- ① 症状:何が起きているか(表示不可/フォームだけ不具合等)
- ② 影響:全ページか一部か/売上に直結するか
- ③ 直近変更:更新・追加したものは何か
- ④ 一時対応:復旧(キャッシュ削除、プラグイン停止、復元)
- ⑤ 恒久対応:原因特定→再発防止
監視(最小の見張りでOK)
- フォーム通知が届くか(“成果”の死活監視)
- サイトが落ちていないか(稼働監視)
- Search Consoleの警告(インデックス・セキュリティ)
費用と期間の目安:自作・ノーコード・外注で何が違う?
初期費用(ドメイン・サーバー・テーマ/ツール)
まず前提として、初期費用は「公開に必要な最低ライン」+「見た目と信頼性を整えるための上乗せ」で決まります。
初心者が迷いやすいのは、“初期0円に見えて、後から必要になる費用”が混ざる点です。
初期費用の内訳(何にお金がかかる?)
- ドメイン(例:.com / .jp)…年額(更新が毎年必要)
- サーバー or 公開基盤…月額(WordPress・静的サイト・ノーコードで差が出る)
- デザインテンプレ/テーマ…無料〜有料(買い切り・年額など)
- 必要な素材…ロゴ、写真、文章、実績、FAQ(ここが一番時間と手間がかかりやすい)
- 便利機能…フォーム、予約、決済、チャットなど(無料枠を超えると課金が出やすい)
方法別:初期費用の目安(ざっくり早見)
| 作り方 | 初期費用の考え方 | 初心者が見落としがちな点 |
|---|---|---|
| WordPress(自作) | ドメイン+サーバー+(必要なら有料テーマ) | 形にはなるが、初期設定・セキュリティ・更新が必須 |
| ノーコード | 月額プラン(ホスティング込み)+独自ドメイン | “独自ドメイン接続”が上位プラン条件のことがある |
| HTML/CSS(静的) | ドメイン+静的ホスティング(無料〜) | フォーム・検索・更新体制が別途必要になりやすい |
| 外注 | 制作費(設計・デザイン・実装)+素材準備 | 依頼側の原稿・写真・確認工数が想像以上に重い |
ドメインとサーバーの「最低ライン」感覚
- ドメインは、TLD(.com など)によって取得費・更新費が変わります。更新費の方が高いケースもあるので、最初に必ず確認しましょう。
- サーバーは、個人・小規模なら「WordPressが安定して動き、SSLが簡単」が最優先です。速度や保守は、後から効いてきます。
月額費用(運用・保守・広告・制作体制)
月額費用は「サイトを動かし続けるための固定費」+「成果を伸ばすための変動費」に分かれます。
固定費(ほぼ毎月かかる)
- サーバー or ノーコードの月額プラン
- 必要ならメール(独自ドメインメール)やフォームの有料枠
- (外注の場合)保守・更新代行費
変動費(やることが増えるほど出る)
- 写真撮影、取材、原稿作成、デザイン制作
- 広告費(必要な場合のみ)
- SEOや改善の外部支援(スポット依頼/顧問など)
方法別:月額の“増え方”が違う
- WordPress(自作):月額は抑えやすい一方、トラブル時の対応は自分(または保守契約)
→ 「安いけど放置できない」が特徴 - ノーコード:月額に“必要なものが一式入りやすい”が、機能を足すと上位プランに上がりやすい
→ 「手軽だが、伸ばすほど課金が見える」が特徴 - HTML/CSS(静的):公開自体は安い(無料も可能)一方、フォーム・CMS・検索などを足すと別サービス課金が積み上がる
→ 「最安で始めやすいが、機能追加で分散課金」が特徴 - 外注:月額0円で終わることは少なく、保守・軽微修正・セキュリティ対応の枠を持つと安定する
→ 「成果を出すほど、運用体制のコスト」が特徴
月額費用を安定させるコツ
- “毎月払うもの”は、最初に 「必須」「あれば便利」「成果が出てから」に分類
- 無料枠で始めるなら、「どこから有料になるか」(ページ数、フォーム件数、機能制限)を先に把握
- 外注する場合は、見積で「保守に含まれる範囲(更新回数・障害対応・バックアップ)」を明文化
工数の現実(ページ数×素材×確認回数で決まる)
費用よりも、実は制作期間のブレ幅を作るのが工数です。
結論:期間は「ページ数」だけでなく、素材準備と確認回数で伸びます。
最短で公開できるパターン(時間が短い)
- 既存テンプレを使い、必要ページを絞る(例:トップ/サービス/会社/問い合わせ)
- 写真・文章が揃っている(または最低限で作ると決めている)
- “まず公開して改善”の意思決定ができる
長引くパターン(時間が伸びる)
- 文章が固まらない(強み・料金・実績が未整理)
- 写真や事例が集まらない/権利確認が必要
- 関係者が多く、修正が何度も戻る
- 予約や会員、複雑なフォームなど「仕様」が追加される
期間の目安(イメージを掴む)
- ノーコード:素材が揃っていれば、数日〜1週間で公開しやすい
- WordPress自作:初期設定・構成づくり込みで、1〜2週間が現実的になりやすい
- 外注:LPでも約1ヶ月〜、小規模サイトは約2ヶ月〜が目安になりやすい(ページ数が増えるほど伸びる)
工数を削っても品質が落ちにくい“順番”
- 必要ページを絞る(まずは最小構成)
- 文章は「結論→理由→証拠→次の行動」で型を固定
- 写真は“仮”で進め、公開後に差し替える前提にする
- 確認者と締切を決め、修正回数を上限設定する
よくある失敗と対策(作り直しを防ぐチェック)
Webサイトは「作ること」よりも、作ったあとに伸ばし続けることが難しいです。
作り直しが発生する典型パターンは、ほぼ次の4つに集約されます。
- 目的が曖昧(何のサイトか伝わらない)
- 導線が弱い(見られて終わる)
- 更新できない(古くなる)
- 速度・セキュリティが後回し(信頼が落ちる)
それぞれ、初心者でも今日から直せる対策と、作り直しを防ぐためのチェックをセットで解説します。
目的が曖昧で“何のサイトか分からない”
ありがちな状態
- トップを見ても「誰向けで何ができるのか」が分からない
- かっこいいが、何を提供しているか読み取れない
- 情報が散らばっていて、主役が見えない(サービス?実績?ブログ?)
なぜ起きる?
- “作りたいデザイン”が先で、成果(問い合わせ・予約・採用など)が後回し
- 伝えたいことが多すぎて、最初の一言が弱くなる
- ターゲットが広すぎて、メッセージが薄まる
直し方(最短で効く)
1) トップのファーストビューを「1文+3点」で固定
- 1文:何のサイトか(提供価値)
- 3点:強み(差別化要素)を3つ
- ボタン:次の行動を1つ
例(型)
- 「◯◯の悩みを、△△で解決する□□です。」
- 強み:①〜③
- CTA:無料相談/予約/資料請求 など1つ
2) ページの役割を分けて“迷子”をなくす
- トップ:全体の入口(短く)
- サービス:できること・できないこと・流れ
- 料金:目安と条件
- 事例:根拠
- FAQ:不安を解消
- 問い合わせ:行動
作り直し防止チェック
- トップを3秒見て「誰向け/何ができる」が言えるか
- CTAが1つに絞れているか(迷わせない)
- サービスの“対象外”も書いているか(信頼が上がる)
導線が弱くて“見られるだけで終わる”
ありがちな状態
- アクセスはあるのに問い合わせが増えない
- “ボタンはある”が、押される場所・タイミングが悪い
- 料金や実績が薄くて、検討が進まない
なぜ起きる?
- CTAを置いたが、判断材料(料金・事例・FAQ)が不足している
- 行動を求める前に、信頼の積み上げが終わっていない
- 内部リンクが弱く、次に読むべきページへ誘導できていない
直し方(最短で効く)
1) CTAは“ページ内の最適な場所”に置く
- トップ:ファーストビュー直下+最後
- サービス:流れを説明した後(納得したタイミング)
- 料金:条件を示した後(判断材料が揃った後)
- 記事:結論の後+関連ページ(次の行動に繋げる)
2) 導線の前に“安心材料”を置く
- 料金の目安(ゼロは不安が増える)
- 事例(少なくても具体)
- FAQ(よくある不安を先回り)
- 会社情報/運営者情報(実在性)
3) 内部リンクを「検討の階段」にする
- 集客記事 → 比較・選び方 → サービス/料金 → 事例 → 問い合わせ
という順番で、自然に進めるようにします。
作り直し防止チェック
- 重要ページ(サービス/料金/問い合わせ)に2クリック以内で行けるか
- CTAが“種類多すぎ”になっていないか(主CTAは1つ)
- フォームの項目が長すぎないか(最小項目で始める)
更新できずに“情報が古くなる”
ありがちな状態
- 料金やサービス内容が変わったのに直せない
- “更新が怖い”ので放置される
- 更新する人がいなくなった瞬間に止まる
なぜ起きる?
- 更新担当・更新範囲が決まっていない
- テンプレ化されておらず、毎回レイアウトが崩れる
- 文章・画像の原本が散らばっていて、直すのが面倒
直し方(最短で効く)
1) 更新対象を「5つ」に絞る
初心者は、更新対象を増やしすぎると続きません。まずはこれだけでOKです。
- お知らせ(短文)
- 料金(目安+条件)
- 事例(テンプレ化)
- FAQ(質問が増えたら追記)
- ブログ(必要なら)
2) “更新の型”を作る
- 追記:情報追加・最新化(最も安全)
- リライト:構成の整理(意図ズレ修正)
- 統合:似たページをまとめる(質を上げる)
- 削除:古くて直せないものを整理
3) 更新できる環境を整える
- 権限(誰が触れるか)
- 原本(文章・画像・ロゴ)をまとめる
- 更新前のバックアップ(戻せる状態にする)
作り直し防止チェック
- 更新担当(1名)と代替担当(1名)が決まっているか
- 料金・営業時間・提供範囲など“重要情報”がすぐ直せるか
- 更新履歴(最終更新日)を入れる運用ができているか
速度・セキュリティが後回しで“信頼を落とす”
ありがちな状態
- 画像が重くて表示が遅い
- 外部ウィジェットを入れすぎて不安定
- WordPressの更新が止まり、リスクが上がる
- バックアップがなく、トラブルで詰む
なぜ起きる?
- 見た目や機能追加が優先になり、土台が後回し
- 「一度作ったら終わり」という認識
- “壊れたら直す”前提で、予防がない
直し方(最短で効く)
速度(まずはこれだけでOK)
- 画像を圧縮してからアップ
- ファーストビューを軽くする(動画・特大画像を慎重に)
- 使っていない外部スクリプトを削る(チャット、SNS埋め込みなど)
セキュリティ(最低ライン)
- https(SSL)で統一
- 強パスワード+可能なら2段階認証
- 管理者を増やさない(権限を絞る)
- バックアップ(ファイル+DB)を定期化
- 更新(WordPress・テーマ・プラグイン)を止めない
WAFや監視(できる範囲で)
- サーバー側にWAFがあるなら検討
- サイトが落ちていないかの稼働監視
- フォーム通知の死活監視(成果が止まっていないか)
作り直し防止チェック
- トップページが重くないか(画像・外部埋め込みが多すぎない)
- 更新ができる体制か(バックアップ→更新→確認の手順があるか)
- 事故時に戻せるか(復元方法が分かるか)
FAQ:初心者がつまずくポイントを先回りで解消
無料でどこまで作れる?
結論から言うと、無料でできるのは「公開して試す」「名刺代わりに置く」までで、事業用途(集客・問い合わせ増)まで狙うなら、どこかの段階で有料が現実的です。
無料の主な到達点はこの3タイプです。
- サービス提供の“無料枠”で作る(ノーコード/ブログ型)
- できる:テンプレで作成、公開、基本的なページ追加
- つまずく:独自ドメイン不可/広告やサービスの表示が入る/計測やSEO設定が制限されることがある
- 静的サイトを“無料ホスティング”で公開する(HTML/CSS)
- できる:高速・シンプルなサイトを無料で公開、独自ドメインやHTTPSも環境次第で可能
- つまずく:フォームや更新機能は別途用意が必要(運用の仕組み作りが要る)
- “ソフトは無料”だが運用は有料(WordPress.org系)
- できる:本体は無料、自由度が高い
- つまずく:サーバー・ドメイン・保守(更新/バックアップ)は必須で、完全無料にはなりにくい
無料で始めるなら、まず次だけは押さえると失敗しづらいです。
- 目的:検証なのか、仕事の窓口なのか
- 独自ドメインが必要か:必要なら“どのプランからOKか”を最初に確認
- 計測が必要か:問い合わせを増やすなら、計測できない無料枠は伸ばしにくい
WordPressとノーコード、後から乗り換えできる?
可能です。ただし、「データ移行」より「作り直し」が発生しやすいのが現実です。乗り換えで大変になるポイントは主に3つあります。
- デザインは基本的に再構築
ノーコード→WordPress、WordPress→ノーコードともに、見た目を“そのまま移す”のは難しいことが多いです。 - URL(ページの住所)が変わるとSEOに影響
乗り換え後にURLが変わる場合は、旧URL→新URLへ適切に転送(リダイレクト)しないと、評価や流入が落ちやすいです。 - コンテンツの移植は“形式”が壁になる
ブログ記事は移せても、ブロック・装飾・フォーム・予約などは再設定が必要になりがちです。
乗り換え判断の目安はこのイメージです。
- ノーコード → WordPress:
「事業が伸びて自由度が欲しい」「ブログ/SEOを本格化したい」になったら有力 - WordPress → ノーコード:
「更新担当がいない」「保守が重い」「スピード優先で運用したい」なら検討価値あり
最初から“将来の乗り換え”を見越すなら、次を徹底すると移行がラクになります。
- ページ構成(サイトマップ)をシンプルに保つ
- 画像・原稿・ロゴなど素材を一箇所で管理する
- URL設計をむやみに複雑にしない(あとで合わせやすい)
何ページから始めるのが正解?
正解は「目的次第」ですが、初心者が最短で失敗しにくいのは 5〜7ページです。
理由はシンプルで、必要な判断材料(何者か・何ができるか・いくらか・どう頼むか)が揃う最小単位だからです。
おすすめの最小構成(まずはこれで公開しやすい)
- トップ
- サービス(できること/できないこと/流れ)
- 料金(目安+条件)
- 実績・事例(少なくても具体的に)
- 会社情報/運営者情報
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー(フォームや計測があるなら必須級)
「ページ数を増やす」のは、公開後でOKです。最初はむしろ、
- 1ページを薄く量産するより
- 重要ページを“迷いなく読める品質”にする
この方が成果が出やすいです。
SEOはいつからやるべき?
SEOは、公開前からやるべきことと、公開後に伸ばすことが分かれます。おすすめは「土台だけ先に、勝負は公開後」です。
公開前(最低限これだけ)
- タイトル・見出しがページ内容と一致している
- スマホで読みやすい(離脱しにくい)
- 重要ページに内部リンクで辿れる(迷子を作らない)
- noindex等で“検索に出ない設定”になっていない
- HTTPS(https://)で統一されている
公開後(ここからが本番)
- Search Consoleで、表示されている検索語を見て追記・改善
- 11〜20位のページ(惜しい順位)からリライト
- 内部リンクを強化して、集客→比較→問い合わせの導線を作る
- 一次情報(体験・事例・検証)を足して独自性を上げる
会社サイトで最低限必要なページは?
会社サイトは「かっこよさ」より、信用と判断材料が最優先です。最低限、次が揃うと“問い合わせ前の不安”が一気に減ります。
最低限セット(業種を問わず強い)
- 会社情報(実在性:所在地・連絡先・責任者など)
- サービス(対象・範囲・流れ・納期感)
- 料金(目安/追加費用の条件/支払い)
- 実績・事例(根拠)
- FAQ(よくある不安:修正回数、途中解約、対応範囲など)
- お問い合わせ(次の流れ・返信目安も書く)
- プライバシーポリシー(問い合わせ・計測があるなら)
必要に応じて追加(該当する場合)
- 採用(採用したいなら必須級)
- 利用規約(会員・予約・SaaS等)
- 特商法表記(通販・決済がある)
- セキュリティ/情報管理(BtoBや個人情報を扱うなら強い)
「最低限ページ」は、少なく見えても“中身が薄い”と逆効果なので、迷いやすい点(料金・範囲・流れ・実績・連絡先)だけは具体にすると強いです。
まとめ
Webサイト作りで一番大切なのは、センスではなく 「目的→設計→制作→公開→改善」の順番を崩さないことです。
今回のロードマップを使えば、初心者でも次のように“迷わず”進められます。
- 最初に決める:目的(何を増やす?)と対象(誰に?)
- 次に選ぶ:作り方は4系統(WordPress/ノーコード/HTML自作/外注)から、目的で最適化
- 公開前に整える:表示・フォーム・速度・SEOの土台・セキュリティ・法務
- 公開後に伸ばす:Search Console/GA4で計測し、導線→上位ページ→内部リンクの順に改善
- 信頼を積み上げる:運営者情報・実績・更新姿勢など、E-E-A-Tを“見える化”する
もし「結局どこから手をつければいい?」という状態なら、今日やるべきことはシンプルです。
- 最小構成(5〜7ページ)を仮で決める(トップ/サービス/料金/事例/会社情報/問い合わせ/プライバシー)
- 作り方を1つ決める(迷ったら「更新し続けられるか」で選ぶ)
- 公開前チェックだけは必ず実施する(フォーム・スマホ表示・https・バックアップ)
完璧を目指して公開が遅れるより、最小で公開して、計測しながら育てるほうが成果に近づきます。
この記事のロードマップ通りに進めれば、「作っただけで終わるサイト」ではなく、アクセスと成果が積み上がるサイトにしていけます。
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