Satisfactory サーバーの立て方|初心者でも失敗しない手順と注意点

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「Satisfactoryをマルチで遊びたいけど、ホストが落ちるとワールドも止まる…」
そんな悩みを解決するのが、Dedicated Server(専用サーバー)です。サーバーを立てておけば、ホストが不在でもワールドは稼働し続け、友だちが好きな時間に参加できます。

とはいえ、検索してみると不安の声も多いはずです。

「結局、レンタル・VPS・自宅PCのどれが正解なの?」
「ポート開放って何を開ければいい? 7777だけ? 8888も?」
「Server Managerの“証明書の警告”って承認して大丈夫?」
「追加できない、タイムアウトする…どこを見れば原因が分かる?」
「ホスト型マルチのセーブを、専用サーバーへ安全に移行できる?」
「更新でワールドが壊れたり、巻き戻ったりしない?」
「重い・ラグいのはサーバーが弱いせい? 工場の作り方のせい?」

こうした疑問が残ったまま見よう見まねで設定すると、
「立てたのに入れない」「友だちだけ接続できない」「セーブが読み込めない」
といった“ありがちな詰まり”にハマりやすいのが現実です。

そこでこの記事では、初心者でも迷わないように、次の順番で“失敗しない型”にまとめます。

  • まず最初に、専用サーバーが必要かを判断(ホスト型との違い)
  • 方式選び(レンタル/VPS/自宅PC/Docker)で後悔しない基準
  • Dedicated Serverの導入〜起動〜Server Manager初期設定の流れ
  • 接続で詰まりやすいポート・FW・ルータ設定の要点(古い情報の見分け方も)
  • セーブ移行、更新、バックアップ、監視まで含めた安定運用

公式情報や運用実例で確認できる範囲の内容を優先しつつ、実際に詰まりやすいポイントは「どう切り分けるか」まで踏み込んで解説します。この記事を読み終える頃には、建てて・入って・続けられる状態まで持っていけるはずです。

目次

記事でできること(結論:建てて・入って・続けられる状態まで)

このページは、初心者でも迷いにくいように、専用サーバーの流れを 「選ぶ → 立てる → 接続する → 運用する」 の順でまとめます。

  • 最短:パネル付きレンタルで、サーバー作成〜接続まで一気に完了
  • 自由度:VPS/クラウドで自前構築して、更新や再起動を自動化
  • つまずき回避:ポート・FW・Server Manager(ゲーム内管理)まで一緒に整理

前提:Satisfactoryの専用サーバー(Dedicated Server)は、Steamの「Satisfactory Dedicated Server(ツール)」として配布されており、Windows/Linuxで動かせます。
※プレイ用PCに同居させることも可能ですが、安定性を求めるなら別マシン/VPSが安心です。

最短ルート:パネル付きレンタルでサクッと常時ワールド

「難しい設定は苦手」「とにかく24時間ワールドを動かしたい」なら、レンタルが最短です。多くの場合、サーバー作成・再起動・バックアップ・セーブのアップ/ダウンロード まで管理画面で完結します。

レンタル選びのコツ(失敗しにくいチェック項目)

  • Satisfactory対応が明記されている(“Satisfactory Dedicated Server”として提供)
  • 拠点(リージョン)に東京など近い場所がある(Pingが下がりやすい)
  • バックアップ機能(自動/手動、世代管理)がある
  • セーブの入れ替えが簡単(ファイルマネージャやワンクリック復元)
  • ポート設定が自動(ここが地味に大きい…!)

だいたいの料金イメージ(例)
※価格は変動するので、最終的には各社の最新表示を優先してください。

  • 例:10スロット/30日で $16前後 のプランがあるホストもあります
  • 例:10スロット/30日で £11台 の表示があるホストもあります
  • 例:4人・6GB/12人・8GBなど、人数とメモリで段階化しているホストもあります
    (※後述のとおり、工場が育つほどメモリが増えがちなので、余裕を見て選ぶのが安全です)

手順(レンタルの基本はどこもほぼ同じ)

  1. プランを選ぶ
    • 目安:少人数でも、長期運用なら メモリは余裕を(工場の規模で重くなります)
  2. サーバーを作成して起動(リージョンは近い場所を選択)
  3. 管理画面で 接続情報(IP/ポート) を確認
  4. ゲーム内の Server Manager からサーバーを追加して接続
  5. 初回ログイン時に 管理者パスワード(Admin)参加用パスワード(任意) を設定
  6. Auto Pause(無人時停止) のON/OFFを決める
    • 工場を常時動かしたいならOFFが便利
    • 省リソース重視ならONが安全
  7. バックアップ設定(最低限これだけはやる ✅)
    • 「更新前に手動バックアップ」「毎日自動」「世代を残す」など

レンタルでよくあるつまずき(先に潰す)

  • 友だちが入れない → ポート開放が必要な方式(自宅設置)ではないか表示されているポート番号が違う
  • 無限ロード → 後述の “追加で必要になったポート” が絡むことがあります(とくに最近の更新で報告あり)

自由度重視:VPS/クラウドで自前構築して運用を自動化

VPSは「最初だけ少し手間、あとは楽」が作れます。サーバーの更新・再起動・バックアップを 仕組み化 しやすいのが強みです。

まず押さえる“現実的な必要スペック”

  • 目安として、専用サーバーは メモリ12GB以上 が案内されることが多く、
    工場が大きい/4人超/長期ワールドなら 16GB以上 を見込むと安定しやすいです。
  • CPUは「コア数」より 1コア性能が効きやすい とされます。
  • ストレージは、サーバーファイル+セーブで増えるので 余裕を確保(SSD推奨)

自前構築の全体像(これだけ覚えれば迷いにくい)

  • SteamCMDで専用サーバー(AppID: 1690800)を入れる
  • サーバー起動 → ログを確認
  • 必要ポートを開ける(FW/セキュリティグループ/ルータ)
  • systemd等で常駐化(再起動しても自動で立ち上がる)
  • バックアップを自動化(更新前スナップショットが最強)

SteamCMDのイメージ(Linux例)
(コマンドは環境で変わるので、雰囲気として見てください)

steamcmd
login anonymous
force_install_dir /opt/satisfactory
app_update 1690800 validate
quit

運用をラクにするポイント(ここが“VPSの勝ち筋”)

  • 常駐化:落ちても自動復帰(systemdのRestart設定など)
  • 更新の作法
    • ① サーバー停止 → ② バックアップ → ③ 更新 → ④ 起動 → ⑤ 接続テスト
  • バックアップ方針
    • “毎日自動”+“更新前は手動で別枠保存” が安心 😊
  • 複数サーバー運用:ポートをずらして併設(デフォルト衝突を回避)

つまずき防止:接続(ポート/FW)と初期設定(Server Manager)を一緒に解決

ここが一番詰まりやすいので、「最低限ここだけは覚える」をまとめます。


1) まず結論:開けるべきポートは“バージョン差”がある

最近の更新で、従来と違うポート要件が出てきた報告があります。迷ったらこの方針が安全です。

  • 基本:ゲーム用ポート(例:7777) を開ける
  • 追加:最近の更新で TCP 8888(Reliable Messaging) を要求するケースが報告されています
    • 開いていないと 無限ロード接続不良 の話が出ています

最初にやるべきチェック(30秒)

  • サーバーが動いているマシンで
    • Windows:ファイアウォールの受信許可
    • VPS:セキュリティグループ(受信ルール)
    • 自宅:ルータのポート転送
      が設定できているか確認

“自宅設置”で特に多い落とし穴

  • CGNAT(そもそも外部公開できない回線)
    → その場合、がんばっても友だちは入れません。レンタル or VPSが確実です。
  • 友だちが入力しているのが LANのIP になっている
    → 外部からは グローバルIP(またはドメイン)を使います。

2) Server Manager(ゲーム内)での初期設定:ここまでやれば完成

ゲーム内で完結するのがSatisfactoryの良いところです。基本の流れはこれだけです。

  1. ゲームを起動 → Server Manager を開く
  2. Add Server(追加)
    • IP(またはドメイン)+ポートを入力
  3. サーバーを選択して 接続
  4. 初回は Adminパスワード を設定(管理用)
  5. 必要なら Playerパスワード を設定(参加制限)
  6. Auto Pause をON/OFF
    • ON:誰もいない時は止まる(省リソース)
    • OFF:工場を回し続けたい時に便利
  7. バックアップ(手動でもOK)を一度取っておく

3) 症状別のクイック対処(初心者がハマる順)

  • タイムアウトする/友だちだけ入れない
    • ポート転送がルータ側でできているか(自宅)
    • VPSの受信ルールでTCP/UDPが閉じていないか
    • 入力しているIPがグローバルIPか
  • 無限ロードになる
    • 最近の更新で話題の TCP 8888 が閉じていないか確認
    • 併設している別サーバーとポートが衝突していないか
  • ラグい/カクつく
    • メモリ不足の兆候がないか(大規模セーブほど増えます)
    • リージョンが遠すぎないか(東京など近い拠点へ)

最後に:5分でできる完成チェック ✅

  • [ ] サーバーが起動している(ログが流れている)
  • [ ] 友だちが 外部IPで接続 できる
  • [ ] Adminパスワードを設定した
  • [ ] Auto Pauseの方針を決めた
  • [ ] バックアップを取れる状態にした(更新前に必ず!)

最初に判断:専用サーバーが必要か(ホスト型マルチとの違い)

Satisfactoryのマルチは、大きく 2つのやり方 があります。

  • ホスト型(ゲーム内で自分がホスト):誰か1人が自分のPCでセーブを開き、そこに他の人が参加する方式
  • 専用サーバー(Dedicated Server):ゲームとは別にサーバーを立て、そこへ全員が接続する方式(レンタル/VPS/自宅PCなど)

初心者が迷いにくいよう、まずは違いをざっくり表にします。

スクロールできます
比較ポイントホスト型(ゲーム内)専用サーバー
24時間稼働✕(ホストが落ちると止まる)○(常時稼働に向く)
参加の自由度△(ホストがいないと遊べない)○(好きな時間に参加しやすい)
負荷のかかり方ホストPCが重くなりやすい負荷をサーバー側へ分けられる
導入の手軽さ◎(すぐ遊べる)△(構築・運用が必要)
コスト基本0円0円〜(レンタル/VPSは月額)

30秒セルフ診断(結論だけ先に)✅
次のうち 1つでも当てはまる なら、専用サーバーを検討する価値があります。

  • みんなのログイン時間がバラバラ(「ホスト待ち」が発生している)
  • 工場が育ってきて、ホストPCの負荷やラグが気になる
  • ワールドを長期で育てたい(数週間〜、継続前提)
  • 参加人数が増えそう/出入りが多い

専用サーバーのメリット(ホスト落ち回避/24時間稼働/負荷分散)

専用サーバーの価値は、ひと言でいうと 「ワールドの拠点を“みんなの共有インフラ”にできる」 ことです。

メリット

  • ホスト落ち問題が消える
    ホストが寝落ち・回線落ち・PC再起動しても、サーバーが生きていればワールドは残ります。
  • 24時間稼働に向く(参加が自由)
    仕事や学校の都合で時間が合わなくても、各自が空いたときに入りやすくなります。
  • プレイ用PCの負荷を軽くできる
    工場が巨大になるほど処理が重くなりがちですが、サーバーへ処理を寄せることで、参加者側は比較的ラクになります(※ネットワーク環境による差はあります)。
  • 管理がしやすい(運用を仕組み化できる)
    例:定期再起動、更新手順、バックアップの世代管理などを「ルール化」しやすいです。

注意点(ここだけは知っておく)⚠️

  • 専用サーバーは “立てたら終わり”ではなく運用が必要(更新・再起動・バックアップなど)
  • 自宅運用だと ポート設定や回線事情(CGNATなど) で詰まることがある
    → 迷うならレンタル/VPSが安定です

ホスト型で十分なケース(少人数・短時間・外部公開しない)

ホスト型は「いちばん簡単」で、実は多くの人はまずこれで困りません。

ホスト型が向くケース

  • 2〜3人程度で、遊ぶ時間がだいたい揃っている
  • まずはお試しで、短期間(数回のプレイ) だけやりたい
  • 外部公開はせず、身内だけで遊ぶ
  • サーバー管理(設定・運用)に時間を使いたくない

ホスト型のよくある限界

  • ホストがログアウトすると 全員強制終了 になりやすい
  • 工場が巨大化すると ホストだけ重い/参加者にもラグが出やすい
  • 「今日はホストがいないから遊べない」が積み重なり、ワールドが止まりがち

この “限界” を感じたタイミングが、専用サーバー移行のベストタイミングです。

専用サーバーが向くケース(友だちが好きな時間に参加/大規模工場)

次のような状況なら、専用サーバーにすると体験が一気に良くなることが多いです。

専用サーバー推奨の典型例

  • 生活リズムが違うメンバーがいる(夜型・休日だけ・海外など)
  • 出入りが多く、「いつでも入れる場所」 が欲しい
  • 工場が育ってきて、ラグ・カクつき・処理落ち が気になってきた
  • ワールドを長期で育てたいので、バックアップや更新をきちんと回したい
  • “管理者” を決めて、パスワード管理や運用ルール を作りたい

迷ったときのおすすめ結論

  • まずはホスト型で開始
  • 「ホスト待ち」や「重さ」が出たら、専用サーバーへ移行
    (この流れが一番失敗しにくいです 😊)

準備チェック:必要スペック・回線・対応環境

サーバー構築に入る前に、ここだけ確認しておくと失敗が激減します。
特に 「メモリ」「上り回線」「ポート設定できる環境か」 の3点が重要です。

人数と工場規模で変わる目安(CPU/RAM/SSD/上り帯域)

専用サーバーは、見た目以上に CPUの“強い1コア”とメモリ が効きます。
また、Satisfactoryはプレイが進むほどセーブが育ち、必要リソースが増えやすいです。

CPU(重要度:高)

  • 目安は Intel i5-3570 / Ryzen 5 3600 クラス以上
  • 多コアよりも 単コア性能が高いCPU のほうが安定しやすい傾向があります

RAM(重要度:最重要)

  • 最低ライン:12GB
  • 安心ライン:16GB(とくに4人超・大規模セーブ)

「今は軽いけど、後で重くなる」のが多いので、迷ったら 最初から16GB寄り にするのが無難です。

スクロールできます
だいたいの状況目安RAMコメント
1〜4人・序〜中盤・工場小さめ12GB(最低)まず動かす最低ライン
4人超 / 長期運用 / 工場が巨大化しそう16GB以上(推奨)後からの増設が面倒なら最初から

ストレージ(SSD推奨)

  • サーバー本体だけでも容量がそこそこ必要です
  • 実際のサーバーファイルは十数GB規模ですが、更新・ログ・セーブ で増えるため、運用では余裕が大事です

おすすめ:空き 25GB 以上(できればもっと)

  • 「インストールできた」だけで安心せず、空き容量に余白 を残しておくのがポイントです

回線(上り帯域・安定性)

回線は “速さ” より 安定性(途切れない・上りが落ちない) が体感に直結します。

  • 自宅運用なら 上り10Mbps以上を目安 にしつつ、まずは「安定して出るか」を確認
  • 月間通信量が増えることもあるため、データ上限(容量制限) がある回線は注意

チェックリスト(自宅運用の人向け)✅

  • ルータ設定で ポート開放(ポート転送) ができる
  • 回線が CGNAT 等で“そもそも外部公開できない”タイプではない
  • 上りが 夜だけ極端に落ちる などのクセがない

対応OSと注意点(Windows/Linux、VPSの選び方)

対応OS(結論:Windows / Linux の64bit)

  • 専用サーバーは Windows / Linux で提供されています
  • 64bit(x86_64/amd64)前提。ARM(例:Raspberry Pi)などは基本的に対象外です

Windowsでやるときの注意

  • セキュリティソフトやWindowsファイアウォールで 通信がブロック されがち
  • 「起動はできるのに外から入れない」場合、原因はOS側の許可設定が多いです

Linuxでやるときの注意

  • VPSでの定番はLinux(Ubuntu/Debian系など)
  • サーバーを安定稼働させるには、起動方法を 常駐化(自動復帰) するのがほぼ必須です(systemd等)

VPSを選ぶコツ(初心者向け)

迷ったら、以下を満たすものを選ぶと失敗しにくいです。

  • リージョンが近い(日本から遊ぶなら日本/近隣の拠点が有利)
  • メモリ16GBクラス を選びやすいプランがある
  • NVMe/SSD(HDDは避ける)
  • 固定IPが付く(VPSは基本付くことが多い)
  • ファイアウォール(受信ルール)を 自分で編集できる

事前に揃えるもの(Steam/Epic、固定IPの考え方、管理用端末)

ここを先に用意すると、構築手順がスムーズになります。

1) 導入に必要なもの

  • サーバー本体の入手手段
    • 代表例:Steam(ツール)/ SteamCMD
  • クライアント(遊ぶ側)
    • Steam版でもEpic版でも、専用サーバーへ接続できます(混在OK)

2) 管理用端末(地味に重要)

  • 初回設定はゲーム内の Server Manager で行うことが多いので、管理者は
    • サーバーに接続して設定できるPC
    • リモート操作(VPSならSSH、WindowsならRDP等)
      を用意しておくと安心です

3) 固定IPの考え方(初心者が混乱しやすいポイント)

  • VPS/レンタル:基本 グローバルIP固定 なのでラク
  • 自宅運用:
    • グローバルIPは変わることがある(プロバイダ仕様)
    • 家の中のサーバーPCには 固定のローカルIP(DHCP予約) を割り当てるのが定石
    • 必要なら DDNS(ドメインで繋ぐ仕組み)も検討

4) “運用のための準備”(最初に決めると事故が減る)

  • 管理者パスワード参加用パスワード(必要なら)を強めにする
  • バックアップ方針を決める
    • 例:更新前は手動バックアップ毎日自動バックアップ
  • 更新タイミングのルール
    • 「誰も遊んでいない時間に更新」「更新後は接続テスト」など

方式を選ぶ:レンタル/VPS/自宅PC(失敗しない選定)

Satisfactoryの専用サーバーは、同じ「立て方」でも 選ぶ方式で難易度と安定性が大きく変わります
初心者が失敗しやすいのは、月額だけ見て選んでしまい、あとから 「接続できない」「運用が回らない」 で詰まるパターンです。

ここでは、判断が早くなるように「3つのコスト」で整理します。

  • お金のコスト:月額・電気代・機材代
  • 時間のコスト:構築・更新・トラブル対応
  • 事故のコスト:セーブ消失・不正アクセス・突然落ちる

この3つのどれを減らしたいかで、最適解が変わります。

早さ優先:パネル操作で完結する「ゲーム用サーバー」

結論:最短で“遊べる状態”にしたい人向け。初心者はまずここが無難です。

向いている人

  • とにかく早く、今日から24時間ワールドにしたい
  • サーバーの仕組み(Linux/コマンド/ポート)に時間を使いたくない
  • もし詰まっても、サポートや管理画面で解決したい

良いところ

  • 管理画面でだいたい完結(起動・再起動・バックアップ・セーブ管理など)
  • 料金が分かりやすい(人数=スロットで選べることが多い)
  • 友だちに共有する情報がシンプル(IP/ポート、パスワード)

気をつけるところ

  • “スロット課金”でも、工場が巨大化すると メモリ不足 が起きることがある
    → 「人数は少ないけど工場は大きい」なら、RAMを選べる/増やせる 会社が安心
  • 複数サーバーを同時運用したい場合、プランや制限を確認

料金イメージ(例)

  • 例:GPORTALは「10 Slots / 30 Days」の表示があり、ロケーションに東京も選べます(表示価格は時期で変動)
  • 例:Nitradoは「10 Slots / 30 days」の表示があり、東京ロケーションの選択肢があります
  • 例:Shockbyteは「プレイヤー数+RAM目安」でプランが分かれている表示があります

👉 つまりレンタルは、「価格の見通し」と「手軽さ」を買う方式です。

初心者のおすすめ運用

  • まずはレンタルで開始
  • 工場が重くなってきたら、上位プラン(RAM増)へ
  • それでも足りなければVPSへ移行(“育った後に引っ越し”でもOK)

自由度優先:VPSで構築(自動更新・監視・柔軟なバックアップ)

結論:安定稼働を仕組みで作りたい人向け。慣れると運用が一番ラクになります。

向いている人

  • 「更新前バックアップ→更新→起動確認」を自動化したい
  • 複数サーバー(本番/検証など)を同じ環境で回したい
  • サーバーの設定や運用を学びながら最適化したい

良いところ

  • スペックで選べる(人数ではなくCPU/RAM/SSDで最適化できる)
  • 自動化しやすい
    • 自動起動(落ちたら復帰)
    • 定期バックアップ
    • 更新手順のスクリプト化
  • 使い方次第でコスパが良い(同じVPSで別用途も動かせる)

気をつけるところ(初心者が詰まりやすい)

  • “動いた”と“外から入れる”は別問題
    FW(ファイアウォール)とポート設定が必要
  • 障害時に自分で切り分ける必要がある
    → ログ確認、再起動、バックアップ復元など

初心者でも失敗しにくいVPS選びの基準

  • OSはまず Linux(Ubuntu系) が無難(情報が多い)
  • RAMは 余裕重視(長期ワールドほど増えやすい)
  • ストレージは SSD/NVMe、空き容量を残す
  • リージョンはできるだけ近く(Pingが体感に効く)

VPSで“後悔しない”一言

  • 「月額を下げる」より、“運用で事故らない設計” を優先
    → バックアップと自動復帰の仕組みがあるだけで、体験が別物になります。

コスト優先:自宅PC運用(電気代・セキュリティ・再起動対策が要)

結論:月額を抑えたい人向けですが、初心者は「詰まりやすさ」も理解して選ぶのが大切です。

向いている人

  • 使っていないPCがある(常時稼働しても問題ない)
  • 家の回線やルータ設定に抵抗がない
  • セキュリティやバックアップを自分で管理できる

良いところ

  • サーバー代が実質ゼロ(ただし電気代はかかる)
  • 自由度は最強(制限が少ない)
  • 大規模工場になっても、必要なら自分でマシン強化できる

注意点(ここが“落とし穴”)

  • 外部公開には、回線仕様によって そもそも無理 な場合がある(例:CGNAT)
  • ポート開放はミスりやすい(ルータ/二重ルータ/FW)
  • セキュリティ責任が自分に来る
    • 弱いパスワード
    • 不要な公開範囲
    • リモート管理の穴
      などは本当に危険です ⚠️
  • 停電・Windows Update・ルータ再起動で落ちる
    自動起動・定期再起動・バックアップ が必須になります

自宅運用で最低限やること

  • サーバーPCのローカルIPを固定(DHCP予約)
  • ルータのポート転送と、OS側FWの受信許可
  • 管理者パスワードを強くする(推測されにくい長さ)
  • バックアップを“別媒体”にも残す(PC故障対策)

選定チェックリスト(24時間稼働/バックアップ/DDoS対策/サポート)

最後に、これだけで選べるチェックリストです。
YESが多い方式が、あなたに向いています。

24時間稼働

  • 「ホストがいなくても進めたい」→ レンタル / VPS
  • 「特定の時間だけでOK」→ 自宅でも可(ただし安定性は工夫が要)

バックアップ

  • 「セーブ消失が怖い・更新で壊したくない」→ レンタル(自動) or VPS(自動化)
  • 「手動でもちゃんとやれる」→ 自宅でも可(ただし“別媒体”推奨)

DDoS対策

  • 「公開範囲が広い/不特定の人が入る可能性がある」→ レンタルが無難(対策有無を要確認)
  • 「身内だけ・非公開運用」→ どれでも可(ただしパスワードは強く)

サポート

  • 「自分で切り分ける自信がない」→ レンタル一択に近い
  • 「ログ見て直せる/学びたい」→ VPSが伸びしろ大

迷ったらこの結論

  • 初心者で最短なら レンタル
  • “仕組み化して安定運用したい”なら VPS
  • “安く済ませたい+ネットワークに強い”なら 自宅PC

全方式共通の流れ(ここを押さえると迷わない)

「レンタル」「VPS」「自宅PC」どれを選んでも、結局やることは同じです。
①入手 → ②初回起動で生成 → ③ゲーム内で登録 → ④外部接続の設定 → ⑤運用設計 の順に進めると迷いにくくなります。

① Dedicated Serverを用意する(Steam/Epic/SteamCMD)

まずは「専用サーバー本体」を用意します。ポイントは “どこで入手しても、Steam版/Epic版のクライアントが接続できる” ことです。

入手方法は主に3つ

  • レンタル:すでにインストール済み(あなたがやるのは設定と接続だけ)
  • Steamクライアント(簡単):ライブラリの「ツール」からDedicated Serverを入れる
  • SteamCMD(確実):VPS/Linuxや「ツールが見えない」環境でも導入しやすい

覚えておくと便利な情報

  • Dedicated Serverは Steam上では“ツール”扱いで、AppIDが決まっています。
  • SteamCMDなら、基本的に 匿名ログイン → AppIDで取得 → validate の流れです。

SteamCMDの例(雰囲気がわかればOK)

# 例:Linux
steamcmd
login anonymous
force_install_dir /opt/satisfactory
app_update 1690800 validate
quit

💡 初心者向けのコツ

  • 「Steamツールで入れた」or「SteamCMDで入れた」どちらでもOK。
    大事なのは “クライアントとサーバーのバージョンを揃える” ことです。
  • プレイ側がExperimental(実験版)を使っているなら、サーバー側も同系統に合わせないと バージョン不一致 になりやすいです。

② サーバーを起動して初回生成(設定ファイル・保存領域)

サーバーを入れたら、次は 一度起動して「必要なフォルダと設定」を自動生成させます。ここが終わると、セーブ移行やバックアップがやりやすくなります。

起動の考え方(共通)

  • Windows:インストール先にある FactoryServer.exe を実行
  • Linux:インストール先にある FactoryServer.sh を実行
    (どちらも、起動するとログ(黒い画面)が流れます)

初回起動で起きること

  • サーバーが 設定ファイルや保存領域(Savedフォルダ) を作る
  • 初回は数分かかることがあります(焦らずログを待つ)

保存場所のイメージ(バックアップの“本丸”)

  • Windows(代表例):AppData\Local\FactoryGame\Saved\...
  • Linux(代表例):~/.config/Epic/FactoryGame/Saved\...

ここだけ注意

  • セーブや設定ファイルを触るときは、基本 サーバー停止中 に。
    動作中にファイルを入れ替えると、破損や巻き戻りの原因になります。

③ ゲーム内で登録→管理者設定→ワールド作成/移行

Satisfactoryは「ゲーム内のServer Manager」で、初期設定の大部分が完結します。
ここまで来たら、ゴールは近いです。

手順(最短ルート)

  1. ゲーム起動 → メインメニューで Server Manager を開く
  2. Add Server(追加)
    • IP(またはドメイン)とポートを入れる
  3. サーバー名を付けて、管理者パスワード(Admin) を設定
    • これが「サーバーを“自分の管理下に置く(claim)”」作業です
  4. ワールドを新規作成(まずはここまででOK)
  5. 必要なら追加設定
    • 参加用パスワード(Client/Player):身内サーバーなら付けると安心
    • Auto Pause:無人時に止めるか(省リソース)/回し続けるか(常時稼働)

既存ワールドを移行したい場合(よくあるニーズ)

  • やることはシンプルで、イメージは 「.savをサーバー側のSaveGamesに入れる」 です。
  • ただし安全のために、基本はこの順番がおすすめ👇

移行の安全手順

  • ① サーバー停止
  • ② 既存セーブをバックアップ(念のため別フォルダへ退避)
  • .sav を所定の保存場所へコピー
  • ④ サーバー起動 → Server Manager側で対象セーブを選ぶ(または読み込ませる)

🔐 パスワード運用の小ワザ

  • Adminは「運営用」、参加用は「入場券」と考えると分かりやすいです。
    Adminは共有しない、参加用だけ共有するのが安全です。

④ 外部接続のためのネットワーク設定(FW/ポート転送)

「起動はしてるのに友だちが入れない」の9割はここです。
結論から言うと、最低限 “必要ポートを開ける” のが必須です。

初心者の基本セット(まずはこれ)

  • ゲーム用ポート:7777(TCP/UDP)
  • Reliable Messaging用:8888(TCP)
    ※最近のバージョンでは、このTCP 8888が重要になるケースが増えています。

自宅PCで建てる場合に必要な作業

  • ルータで ポート転送(Port Forwarding)
    • 7777(TCP/UDP)→ サーバーPCのローカルIPへ
    • 8888(TCP)→ サーバーPCのローカルIPへ
  • OS側のファイアウォールでも 受信許可 を入れる

VPSで建てる場合に必要な作業

  • クラウド側の セキュリティグループ/ファイアウォール で受信許可
  • OS側(UFWなど)でもブロックしていないか確認

⚠️ よくある落とし穴

  • 8888が別アプリで使用中 → サーバーが別のポートに逃げる場合があります
    その場合、外部からは「逃げた先ポート」も通さないと接続できません。
    なので初心者は、まず 8888を空けて使う のが安全です。
  • CGNAT回線(外部公開できない)だと、ルータ設定を頑張っても友だちは入れません。
    その場合は レンタル/VPS が現実的です。

切り分けの最短手順(30秒)

  • ① まずは同じ家/同じLANから入れるか(ローカルIPでテスト)
  • ② 次に外部(友だち)から入れるか(グローバルIP/ドメインでテスト)
    → ①OKで②NGなら、だいたい「ルータ転送 or 回線」の問題です。

⑤ 運用設計(更新・バックアップ・自動起動)

最後は「続けられる状態」を作ります。
サーバーは立てて終わりではなく、更新・バックアップ・自動復帰があると一気に安定します。

まず決めるべき“運用の型”

  • 更新の型:止める → バックアップ → 更新 → 起動 → 接続テスト
  • バックアップの型:毎日自動+更新前は手動で“別枠保存”
  • 復帰の型:落ちたら自動起動(サービス化/タスク化)

おすすめの運用メニュー(初心者向け)

スクロールできます
目的やること目安
バージョン不一致を防ぐ定期的にサーバー更新週1〜/大型更新後
セーブ事故を防ぐバックアップ世代を残す7〜14世代
突然死を減らす自動起動+自動再起動毎週/負荷次第
問題の早期発見ログ確認の習慣週1でOK

更新の手順(SteamCMD例)

# 停止 → バックアップ(推奨)→ 更新
steamcmd +login anonymous +force_install_dir /opt/satisfactory +app_update 1690800 validate +quit

自動起動の例(考え方)

  • Windows:タスクスケジューラで「起動時にFactoryServer.exe」
  • Linux:systemdで「常駐+クラッシュ時に再起動」

🔒 最低限のセキュリティ

  • Adminパスワードは強め(長く、推測されにくく)
  • 参加用パスワードを使う(身内でも“念のため”が効きます)
  • リモート管理(RDP/SSH)は公開範囲を絞る(可能なら特定IPのみ)

最短:レンタル(管理画面つき)で立てる手順

レンタル(ゲームサーバーホスティング)は、「買う → 起動 → ゲーム内で登録」 までが早く、初心者が最も失敗しにくい方法です。
ここでは、サービス名に依存しない形で“どこでも通用する手順”にまとめます。

プラン選びの目安(人数×工場規模×メモリ)

レンタルは「人数(スロット)」で選ぶタイプと、「人数+RAM目安」で選ぶタイプがあります。どちらでも、考え方は同じです。

まず結論:人数より“工場規模(=負荷)”を重視します。
Satisfactoryは進行とともに設備が増え、後半ほどサーバー負荷が上がりやすいゲームです。

目安の選び方(迷ったらこの順)

  • リージョン:日本で遊ぶなら、可能なら東京など近い場所(Pingが体感に効きます)
  • メモリ余裕:工場が大きくなる前提なら、最初から余裕を(後からの引っ越しが面倒)
  • バックアップ:自動バックアップの有無と、世代(履歴)を残せるか
  • セーブ移行のしやすさ:管理画面でアップロードできる/ファイルマネージャやFTPがあるか

よくあるプランの読み替え(初心者向け)

  • 「10 slots」=最大同時参加の人数枠(性能を保証する数字ではない
  • 「4 players / 6GB RAM」など=人数とRAMの目安がセット(初心者は分かりやすい)

失敗しにくい“ざっくり目安”

スクロールできます
状況選び方のコツ
まず遊び始めたい(序盤〜中盤想定)小さめプランでOK。バックアップだけは確実に
4人以上/長期で育てる/工場が巨大化しそう1段上のプランへ。RAMに余裕があるほうが安心
途中で人が増える可能性がある最初から“上位へ変更できる”サービスを選ぶ

小ワザ:月額だけで選ばず、「バックアップ復元が簡単か」を重視すると、事故ったときのダメージが激減します。

サーバー作成→IP/接続情報の確認→起動状態チェック

購入後にやることは、どのサービスでもほぼ同じです。

手順

  1. 管理画面でサーバーを作成
    • ロケーション(できれば近い地域)
    • 期間・スロット(またはRAMプラン)
  2. サーバーを起動(Start)
  3. 管理画面で 接続情報 を控える
    • IP(またはドメイン)
    • ポート(表示されている場合)
  4. 起動状態をチェック
    • ステータスが「Running」になるまで待つ
    • ログ表示がある場合は、エラーが出ていないか軽く確認

初心者が安心できる確認ポイント

  • 起動直後は数分かかることがあります(初回生成のため)
  • もし「起動→すぐ落ちる」を繰り返すなら、まずは管理画面のログに目を通します
    • ポート競合設定ファイルの不整合が原因のことが多いです

ゲーム側で登録(証明書の警告/所有権の確立)

ここが“レンタルでも必ず通る”重要ポイントです。
初回接続では、ゲーム内で Server Manager を使うのが基本です。

手順(初回登録)

  1. Satisfactoryを起動 → メニューで Server Manager を開く
  2. Add Server(追加) を押す
  3. 管理画面で控えた IP(またはドメイン)+ポート を入力 → Confirm
  4. 証明書の警告(Server Certificate Warning) が出たら内容を確認して進む
    • これは多くの場合、サーバーが自分で作った証明書(自己署名)を使うために出ます
  5. そのまま進むと、サーバー名の設定や管理者設定に移ります

ここでやる“所有権の確立(claim)”とは?

  • 最初に接続した人が、管理者パスワードを設定して“このサーバーを管理する人”になる作業です
  • これをやっておくと、以後の管理(セーブ切替・設定変更など)がスムーズになります

管理者パスワード・参加用パスワード・公開範囲の設定

パスワード設計は、初心者ほど“最初に決めておく”のが正解です。
あとから雑になると、トラブル時に困ります。

おすすめの考え方(2種類に分ける)

  • 管理者パスワード(Admin):運営用。共有しない(管理役だけ持つ)
  • 参加用パスワード(Join/Player):入場用。必要なら共有する

設定のコツ

  • Adminは 長め・推測されにくいものに(英数+記号が使えるなら混ぜる)
  • 参加用は、身内サーバーでも付けておくと安心(“招待制”になる)
  • 公開範囲を設定できるサービスなら、まずは 非公開〜限定公開 が無難

よくあるミス

  • Adminを全員に配ってしまう → 設定が変わる/事故時の原因が追いにくい
  • パスワードを短くする → 推測されやすく、不要なリスクが増えます

ワールド新規作成/既存セーブのアップロード

ここまでできたら、あとは「新規で始める」か「引っ越す」かです。

新規作成(いちばん簡単)

  • Server Managerから接続 → 画面の案内に従ってワールドを作成
  • 最初は新規で動作確認してから、必要ならセーブ移行すると失敗が減ります

既存セーブのアップロード(安全ルート)

  1. サーバーを停止(重要:動いている状態でファイルを触らない)
  2. 管理画面で バックアップを1つ作る(保険)
  3. セーブをアップロード
    • サービスによって方法が違います
    • 例:ゲーム内の“Manage Saves”からアップロードできるタイプ
    • 例:管理画面のファイルマネージャ/FTPで所定フォルダへ入れるタイプ
  4. サーバー起動 → Server Managerでセーブを選んで開始

アップロード時の注意(事故防止)

  • まず“元セーブのコピー”を手元に残しておく(戻れる状態を作る)
  • うまく読み込まれないときは、ファイル名や保存先フォルダ違いが多い
  • 分からない場合は、ホスティング側の「セーブ移行ガイド」に合わせるのが最短です

運用をラクにする(自動バックアップ/自動更新/定期再起動)

レンタルの強みは、運用を「機能で片付けられる」ことです。最初に型を作ってしまいましょう。

最低限これだけ(初心者の鉄板セット)✅

  • 自動バックアップ:ON(可能なら毎日、世代は7〜14程度)
  • 更新前バックアップ:手動で1回(大型アプデ時は必須)
  • 定期再起動:週1(重くなってきたら回数を増やす)

あると便利

  • ログ閲覧(不具合時の切り分けが早い)
  • ワンクリック復元(セーブ事故の復旧が速い)
  • スケジュール起動/停止(遊ぶ時間帯だけ動かす運用も可能)

覚えておくと安心なルール

  • 「更新する前にバックアップ」だけ守れば、だいたい取り返せます。
    逆に、これをやらないと“取り返せない事故”になりやすいです。

自宅PC(Windows)で立てる手順

インストール方法の選び方(Steamツール/Epic/SteamCMD)

Windowsで自宅サーバーを立てるときは、まず「サーバー本体をどう入れるか」を決めます。結論はこの3択です。

おすすめ順(迷ったら上から)

  1. Steamの「ツール」から入れる(いちばん簡単)
  2. SteamCMDで入れる(VPS流用・自動更新もやりやすい)
  3. Epic単体で完結はしない(サーバー配布は実質Steam側)

ポイントは、ゲームがEpic版でも、Dedicated ServerはSteam側(Steamツール/SteamCMD)で入手して問題ないことです。

方式別の特徴

スクロールできます
方式向いている人つまずきポイント
Steamツール早く確実に動かしたい「ツール」表示が見つけにくい
SteamCMD更新・自動化をしたい/ツールが使えないインストール先指定を忘れて別フォルダに入る
Epicだけ基本おすすめしないDedicated Serverの入手が別経路になる

SteamCMDでの導入(Windows例)
※コピペしても動くように“最低限”に絞っています。

:: 例:C:\steamcmd に steamcmd.exe を置いた想定
steamcmd.exe

login anonymous
force_install_dir C:\SatisfactoryDS
app_update 1690800 validate
quit

うまく更新されない/場所がバラバラになるときは、force_install_dir を必ず入れてください(「入れたつもり」が一番多い落とし穴です)。

初回起動でやること(生成待ち・必要ランタイム・ログ確認)

インストールできたら、次は「初回起動で生成を完了させる」段階です。ここを丁寧にやると、後がラクになります。

1) 起動用ファイルを用意(おすすめ)

  • Dedicated Serverのフォルダで、起動用の server-start.bat を作ります(任意ですが便利)
  • 中身は例としてこんな感じにしておくと、ログが見やすいです。
@echo off
cd /d C:\SatisfactoryDS\steamapps\common\SatisfactoryDedicatedServer
FactoryServer.exe -log -unattended

2) 初回起動で出やすい確認ダイアログ

  • 初回起動時に、Visual C++ Runtime のインストールを求められることがあります
    → 「はい」で進めてOK(Dedicated Server実行に必要になる場合があります)
  • Windowsの「ネットワークアクセスを許可しますか?」も出ることがあります
    → プライベートネットワーク側は許可しておくとスムーズです

3) 生成待ち(ここで焦らない)

  • 初回は設定や保存領域を作るため、少し時間がかかることがあります
  • 画面(ログ)にエラーが連続しないかだけチェックしましょう

4) 設定ファイルの場所を把握(後で必ず使う)

  • 例:...\SatisfactoryDedicatedServer\FactoryGame\Saved\Config\WindowsServer\ServerSettings.ini
    ここにサーバー名やパスワード等の設定が入ります(ただし多くはゲーム内のServer Managerでも設定できます)

5) 先に“バックアップの型”を決める(事故防止)

  • セーブや設定を触るときは基本「サーバー停止中」
  • まずはフォルダ丸ごとコピーできるよう、保存場所を把握しておくのが安全です

Windowsのファイアウォール許可(受信規則の考え方)

「サーバーは起動しているのに友だちが入れない」の原因は、Windows側のブロックがかなり多いです。
考え方はシンプルで、“プログラム”か“ポート”のどちらか(できれば両方)を許可します。

最低限の方針(初心者向け)

  • FactoryServer.exe を受信許可(プログラム規則)
  • さらに確実にするなら、次のポートも許可(ポート規則)
    • 7777:TCP/UDP
    • 8888:TCP(1.1以降の接続で重要になりやすい)

おすすめの作り方(迷わないセット)

スクロールできます
規則タイプ許可対象メモ
プログラムFactoryServer.exe迷ったらこれを作る
ポート7777(TCP/UDP)ゲームの基本ポート
ポート8888(TCP)Reliable Messaging用(単一サーバーなら特に重要)

GUIでの手順(ざっくり)

  1. Windows セキュリティ →「ファイアウォールとネットワーク保護」
  2. 「詳細設定」→「受信の規則」→「新しい規則」
  3. まずは プログラム を選び、FactoryServer.exe を許可
  4. 追加で ポート を選び、上の表のポートを許可

注意(“ファイアウォール”だけでは足りないことがある)

  • これはWindows内の話です。自宅回線で外部公開するなら、別途 ルータのポート転送 も必要です。
  • また、複数サーバーを同じPCで動かす場合、8888が使えず別ポートへ逃げることがあります。その場合は逃げた先のポートも外部へ通す必要があります。

自動起動(タスクスケジューラ/サービス化)

自宅サーバーは、PC再起動やWindows Updateで止まりがちです。自動起動を入れておくと「気づいたら落ちてた」を防げます。

方法A:タスクスケジューラ(初心者におすすめ)

  • 良い点:追加ソフト不要、設定が比較的簡単
  • 設定のコツ:
    • ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行
    • 最上位の特権で実行
    • 起動時」+「開始を1分遅らせる」(起動直後の負荷回避)
    • 「失敗したら再起動(再試行)」を入れる

方法B:サービス化(安定優先)

  • 良い点:裏で安定して動かしやすい、ログオン不要
  • 現実的には、Windowsでサービス化するには補助ツールを使うことが多いです
    → “まずはタスクスケジューラで十分” と考えてOKです

運用のミニルール(これだけで安定度が上がる)

  • 週1回の定期再起動(深夜など)を入れる
  • 更新前にバックアップ → 更新 → 起動確認 の型を固定する

同一PCでプレイする場合の注意(負荷・アカウント・セッション)

「サーバーも遊ぶのも同じPC」でやるのは可能ですが、初心者ほどハマりやすい点があります。

1) 負荷(カクつきやすい)

  • サーバー+クライアントで CPU/RAMを食い合うため、工場が育つと一気に重くなりがちです
  • 目安として、同居運用なら メモリは余裕(例:16GB以上) を見込むのが安全です

2) 接続先の使い分け

  • 自分は 127.0.0.1(同PC)やLAN内IPで入れても、友だちはそれでは入れません
    → 友だちは グローバルIP(またはDDNS) で接続します

3) セッション周りの体感差

  • 「自分は入れるのに友だちが入れない」は、だいたい ルータ転送/ポート/回線仕様(CGNAT等) の問題です
  • 先に スマホのテザリング等で“外部から入れるか”をテストすると切り分けが早いです

結論(おすすめ)

  • 最初は同居でもOK
  • 4人以上・長期運用・大規模工場になったら、別PC/VPS/レンタルへ移すほうが結果的にラクです

VPS/クラウド(Linux)で立てる手順

OS初期設定(ユーザー作成・更新・必須パッケージ)

ここでは、初心者がつまずきにくい Debian/Ubuntu系(例:Ubuntu 22.04/24.04) を前提にします。
最初に「安全に運用できる土台」を作るのがポイントです。

1) 専用ユーザーを作る(root直運用は避ける)

  • サーバー用ユーザー(例:steam)を作成し、そのユーザーでゲームを動かします。
  • SSHは可能なら 鍵認証 にして、rootログインは無効化できると安心です。

2) OS更新(最初にやると事故が減る)

sudo apt update
sudo apt -y upgrade
sudo reboot

3) 必須パッケージ(SteamCMD+32bit依存対策)
Satisfactoryの専用サーバーは、環境によっては 32bitライブラリ が必要になります。まずは定番セットから入れるのが安全です。

# まず i386 を有効化(必要になる環境が多い)
sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt update

# SteamCMD + よく使う依存(Debian/Ubuntuの例)
sudo apt install -y steamcmd lib32gcc-s1 lib32stdc++6 libsdl2-2.0-0

4) ファイアウォール(最低限の開放だけ)

  • SSH(例:22)は自分の接続元だけに絞れるなら絞る
  • ゲーム用ポートは後述のとおり開放

例(UFWを使う場合):

sudo ufw allow 22/tcp
sudo ufw allow 7777/tcp
sudo ufw allow 7777/udp
sudo ufw allow 8888/tcp
sudo ufw enable
sudo ufw status

VPS事業者側に「セキュリティグループ(外側のFW)」がある場合、OS側だけでなく外側も同じポートを許可してください。

SteamCMD導入→Dedicated Serverを取得(AppID指定)

ここからが本番です。流れは インストール先を固定 → 匿名ログイン → AppIDで取得 です。

1) インストール先(専用ディレクトリ)を決める

sudo mkdir -p /opt/satisfactory
sudo chown -R $USER:$USER /opt/satisfactory

2) SteamCMDでダウンロード(AppID指定)

steamcmd
login anonymous
force_install_dir /opt/satisfactory
app_update 1690800 validate
quit

更新でハマりやすいポイント

  • 「更新したはずなのに古いまま」問題は、だいたい 違う場所に入っている のが原因です。
    force_install_dir を毎回指定すると安定します。

Experimentalに合わせたい場合(必要な人だけ)

  • 友だちがExperimentalで遊んでいるなら、サーバーも同系統に合わせないと バージョン不一致 になりやすいです。
  • ベータ指定の方法は時期で変わることがあるので、ホスティング事業者や運用ガイドの「ベータ指定例」を確認しつつ設定してください。

起動スクリプト作成(ログ出力・無人起動・ポート指定)

サーバーは「起動コマンドが長くなりがち」なので、スクリプト化すると運用がラクです。

1) 起動スクリプト(例:/opt/satisfactory/start.sh)

sudo nano /opt/satisfactory/start.sh

中身(まずは最小構成でOK):

#!/usr/bin/env bash
set -e

cd /opt/satisfactory
chmod +x FactoryServer.sh

# -log:ログ出力 -unattended:無人起動向け
./FactoryServer.sh -log -unattended
sudo chmod +x /opt/satisfactory/start.sh

2) ポート指定について(結論:最初はデフォルトでOK)

  • まずはデフォルト(よくある例:ゲーム 7777 / メッセージング 8888)で動かすのが安全です。
  • 複数サーバーを同一VPSで動かすなど、どうしても変更が必要な場合は、起動ログに出る “Listening” や “Port” 表示を見て、実際に使われているポートに合わせて外部開放します。

Docker運用では “ゲームポート” と “メッセージングポート” を分けて指定できる形で公開されており、概念としては同じです(後述のログ確認で追えるようにしておくと迷いません)。

systemdで常駐化(自動起動・クラッシュ時の自動復帰)

「落ちたら自動で戻る」を作ると、専用サーバーが一気に“インフラ化”します。

1) サービスファイル作成

sudo nano /etc/systemd/system/satisfactory.service

例(初心者でも扱いやすい形):

[Unit]
Description=Satisfactory Dedicated Server
Wants=network-online.target
After=network-online.target

[Service]
Type=simple
User=steam
Group=steam
WorkingDirectory=/opt/satisfactory
ExecStart=/opt/satisfactory/start.sh
Restart=always
RestartSec=5
LimitNOFILE=100000
TimeoutStartSec=300

[Install]
WantedBy=multi-user.target

2) 反映して起動

sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable satisfactory
sudo systemctl start satisfactory
sudo systemctl status satisfactory --no-pager

運用でよく使うコマンド

# 停止
sudo systemctl stop satisfactory

# 再起動
sudo systemctl restart satisfactory

# 自動起動の確認
systemctl is-enabled satisfactory

ログ/クラッシュの確認と保管(原因切り分けの入口)

トラブル対応で一番大事なのは、「どこを見るか」を決めておくことです。

1) まず見る場所(systemd運用ならここでほぼ足りる)

# 直近ログを見る
sudo journalctl -u satisfactory --no-pager -n 200

# リアルタイム監視
sudo journalctl -u satisfactory -f

2) サーバーが“動いている”かの判断基準

  • 起動直後は初期生成で時間がかかることがある(数分待つ)
  • その後、ログが継続して流れ、エラーで落ち続けていなければ概ねOK

3) 典型トラブルと最短の当たり方

  • バージョン不一致:サーバー側を app_update 1690800 validate で更新(force_install_dir を忘れない)
  • 外部から入れない
    • VPS事業者側のFW(セキュリティグループ)
    • OS側FW(UFW等)
    • 開放ポート(7777/8888 など)
      の3点を順に確認
  • 無限ロード/接続が不安定:メッセージング側ポート(例:8888/TCP)が閉じていないかを優先チェック

4) ログの“保管”を簡単にするコツ

  • journalctl は既に履歴が残るので、初心者はまずこれで十分です。
  • さらにきっちりやるなら、ログをファイルへ出す(+logrotate)を検討すると、原因追跡が楽になります。

IPv4/IPv6・マルチホーム(環境で詰まりやすいポイント)

VPSはネットワーク構成が多様なので、ここだけ押さえると詰まりにくいです。

1) IPv4がない(IPv6のみ)VPSは注意

  • 参加者側の回線・環境によっては、IPv6接続が不安定/不可のことがあります。
    → 初心者は IPv4付き のVPSを選ぶほうが安全です。

2) “どのIPで待ち受けるか”問題(マルチホーム)

  • VPSに複数IP(IPv4/IPv6、複数NIC)がある場合、サーバーが 意図しないインターフェースで待ち受けることがあります。
  • そのときに使う考え方が マルチホーム(待ち受けIPの固定) です。

目印:

  • ログに「localhost(127.0.0.1)っぽい挙動」や「想定外のIPでListen」が出る
  • 自分(同一マシン)からは入れるのに外部から入れない

対策(必要なときだけ):

  • 起動オプションや設定で 待ち受けインターフェースを指定する
    (Docker運用では MULTIHOME という形で “待ち受けインターフェース” を指定でき、通常は不要とされています)

3) ポートが2系統ある前提で考える

  • ゲーム本体の通信(例:7777)
  • メッセージング(例:8888)
  • どちらも外部から到達できないと、接続が不安定になったり、特定状況で失敗することがあります。

Dockerで立てる(再現性・移転性を優先したい人向け)

Docker運用の強みは、サーバー環境を 「設定+データ(ボリューム)」として丸ごと持ち運べる ことです。
OSの再インストールや引っ越しがあっても、基本は 同じ compose を立ち上げ直すだけで復旧できます。

ここでは、初心者が事故りやすいポイント(ポート・保存領域・更新/バックアップ)を“型”としてまとめます。

構成設計(ポート公開/ボリューム/再起動ポリシー)

DockerでDedicated Serverを動かす場合、最初に決めるべきは次の3つです。

  • ポート公開:外部から接続できるようにする
  • ボリューム:セーブや設定をコンテナ外に永続化する
  • 再起動ポリシー:落ちても自動復帰させる

最小構成の考え方(初心者の安全ルート)

  • ポートは最低2つを意識
    • ゲーム通信(例:7777)
    • メッセージング(例:8888)
  • データは必ずホストに永続化(コンテナを消しても残るようにする)
  • restart: unless-stopped で「勝手に落ちた」を減らす

まず動かすための docker-compose.yml 例

これは“ひな形”です。まずはこの形で起動→接続確認→必要に応じて調整、の順が失敗しにくいです。

services:
  satisfactory:
    image: wolveix/satisfactory-server:latest
    container_name: satisfactory-server
    hostname: satisfactory-server
    restart: unless-stopped

    ports:
      - "7777:7777/tcp"
      - "7777:7777/udp"
      - "8888:8888/tcp"

    volumes:
      - "./satisfactory-server:/config"

    environment:
      - MAXPLAYERS=4
      - PUID=1000
      - PGID=1000
      - STEAMBETA=false
      # 必要なら後で:
      # - SERVERGAMEPORT=7777
      # - SERVERMESSAGINGPORT=8888

    # メモリは「最低限の下限」と「上限」を意識すると安定しやすい
    deploy:
      resources:
        limits:
          memory: 8G
        reservations:
          memory: 4G

起動コマンド:

docker compose up -d
docker compose logs -f

ボリューム(/config)に何が入るのか

永続化の要は ./satisfactory-server:/config です。
多くのイメージでは /config 配下に、ざっくり次が置かれます。

  • セーブ・設定(ここが最重要)
  • バックアップ
  • ログ
  • ゲームファイル(ダウンロード済み本体)

つまり、引っ越しのときは このフォルダを丸ごと退避しておけば復旧が簡単です。

PUID/PGID は“権限事故”を防ぐ保険

「permission denied」で詰まりやすいので、ホスト側のユーザーIDに合わせるのが安全です。

id
# uid=1000(...) gid=1000(...) なら、PUID=1000 / PGID=1000 でOK

再起動ポリシーは必須に近い

  • restart: unless-stopped
    → VPS再起動や一時的な落ちに強くなります
  • さらに安定を上げたいなら、ホスト側で
    • 定期再起動(週1など)
    • 監視(落ちたら通知)
      を追加すると「気づいたら止まってた」が減ります。

更新とバックアップを「手順化」して事故を防ぐ

Docker運用で一番大事なのは、更新時に セーブを守る手順を固定することです。
慣れるまで“手順を短く・毎回同じに”しておくと失敗しません。

更新の基本ルール

  • ゲーム本体の更新は「コンテナ起動/再起動時に自動で走る」タイプが多い
  • ただし、イメージ(コンテナ側)の更新pull が必要

事故らない更新手順(テンプレ)

  1. サーバー停止(安全第一)
docker compose down
  1. バックアップ(ここが命綱)
    • いちばん簡単:./satisfactory-server を丸ごとコピー
    • もう少しスマート:saved(セーブ/設定)を世代管理で退避

例:

mkdir -p ./backup_snapshots
tar -czf ./backup_snapshots/satisfactory_$(date +%F_%H%M).tar.gz ./satisfactory-server
  1. イメージ更新 → 起動
docker compose pull
docker compose up -d
docker compose logs -f
  1. 接続テスト(管理者だけでOK)
    • Server Managerで入れるか
    • ワールドが正しく読み込めるか

自動バックアップを活かすコツ

多くの構成では、起動時にバックアップを作ってくれる仕組みがあります。
ただし、更新でトラブルが起きると「起動時バックアップ=壊れた状態」になることもあるので、

  • 更新前に手動バックアップ(別フォルダ/別媒体)
  • そのうえで 自動バックアップは日次運用に回す

この二段構えが一番安全です ✅

できれば避けたい運用(初心者がやりがち)

  • いきなり up -d して、更新が走ってから「やばい」と気づく
  • セーブをホストに出していない(コンテナ消したら終わり)
  • “どのフォルダが正”か分からないままファイルを触る

複数インスタンス運用時のポート設計

複数ワールド(例:本番/検証、友だちグループ別)を同一ホストで回したい場合は、次の3点をセットで変えます。

  1. ホスト側の公開ポート(ポート被り回避)
  2. コンテナ内部の使用ポート(サーバーが実際に待ち受けるポート)
  3. データ用ボリューム(/config)(セーブ混線防止)

特に重要なのは、「外側だけ変えてもダメなケースがある」ことです。
Satisfactory系は、サーバー内部で使うポート情報が絡むため、内部ポートも合わせて変えるのが安全です。

例:2台目を 7778/8889 で動かす

services:
  satisfactory2:
    image: wolveix/satisfactory-server:latest
    container_name: satisfactory-server-2
    hostname: satisfactory-server-2
    restart: unless-stopped

    ports:
      - "7778:7778/tcp"
      - "7778:7778/udp"
      - "8889:8889/tcp"

    volumes:
      - "./satisfactory-server-2:/config"

    environment:
      - MAXPLAYERS=4
      - PUID=1000
      - PGID=1000
      - SERVERGAMEPORT=7778
      - SERVERMESSAGINGPORT=8889

このとき、ホスト側のFW(VPSのセキュリティグループ含む)も

  • 7778(TCP/UDP)
  • 8889(TCP)

を忘れずに開けます。

複数運用のチェックリスト

  • [ ] /config が別ディレクトリになっている(セーブ混線防止)
  • [ ] ホスト側ポートが被っていない
  • [ ] コンテナ内ポートも一致している(環境変数で指定)
  • [ ] FW/セキュリティグループも新ポートを許可
  • [ ] Server Managerで「別サーバー」として登録している

接続で詰まらない:ポート・FW・ルータ設定の要点

専用サーバーの接続トラブルは、原因の大半が 「必要ポートの前提違い」「FW/ルータでの通し方ミス」 です。
ここでは、初心者が迷わないように「いま何を開けるべきか」と「どこをどう確認するか」を“型”でまとめます。

最重要:必要ポートは「ゲーム/サーバーのバージョン」で前提が変わる

まず最初に押さえるべきは、Satisfactoryはアップデートで“必要ポートの考え方”が変わってきた点です。
古い解説と新しい解説が混ざると、設定が正しそうに見えても繋がりません。

判断のコツ

  • 「最近アップデートした」「1.1系の話を見た」→ 7777に加えて8888も疑う
  • 「古い記事にある“UDPだけ”で設定した」→ 7777をTCP/UDPで開け直すを疑う

現行の基本:既定ポート(例:7777)をTCP/UDPで開放する

現行の基本は、接続先として指定する“標準ポート(例:7777)”をTCP/UDPで通すことです。
ここを「UDPだけ」で開けていると、バージョンによっては接続が不安定になったり、入れなくなるケースがあります。

まずやるべき最小セット(迷ったらこれ)

  • 7777:TCP + UDP
  • 8888:TCP(1.1系で特に重要になりやすい)

ポイント:ポート番号は例です。もしサーバー側でポートを変更しているなら、その変更後の番号に合わせます。

旧情報でよく見る例:UDP 7777/15000/15777 を案内するケース

検索上位や古めのガイドでは、いまだに次の案内を見かけます。

  • 7777(UDP)
  • 15000(UDP)
  • 15777(UDP)

これは「過去の標準」ベースの説明として残っていることが多く、現行の“TCP/UDP 7777”や“8888/TCP”と混ぜると混乱しがちです。

ここでの実務的な結論

  • “いま必要なポート”だけに絞る(余計な開放は混乱のもと)
  • 特に自宅運用は、ルータ設定で「どれをどこに転送しているか」が見えにくくなるので、不要ポートを残さない方が切り分けが速いです

サーバー側FW(Windows/UFW等)の方針

FW(ファイアウォール)は「サーバーPC(またはVPS)の入口」です。
ここで止められていると、ルータ設定が完璧でも繋がりません。

方針は2つ(初心者は両方やると強い)

  1. ポートを開ける(番号で許可)
  2. プログラムを許可する(実行ファイルで許可) ※Windowsで有効

Windows(自宅PC/Windows Server)

  • 受信規則で次を許可するのが基本
    • 7777:TCP / UDP
    • 8888:TCP
  • さらに確実にするなら、Dedicated Serverの実行ファイル(例:FactoryServer.exe)を 受信許可(プログラム規則)

よくある落とし穴

  • “送信規則”を触ってしまう(基本は受信)
  • プライベートだけ許可して、パブリックがブロックになっている
  • セキュリティソフト側に別のFWがあり、Windowsの設定が効いていない

Linux(UFW/iptables、VPSで多い)

UFWなら、最小セットはこれです。

  • 7777/tcp
  • 7777/udp
  • 8888/tcp

例(UFW)

sudo ufw allow 7777/tcp
sudo ufw allow 7777/udp
sudo ufw allow 8888/tcp
sudo ufw status

VPSは“二段階FW”を忘れずに

  • OS側(UFW等)だけでなく、VPS事業者の セキュリティグループ/外部FW でも同じポートを許可する必要があります。

自宅設置のルータ設定(ポート転送・二重ルータ・CGNAT)

自宅運用で詰まる原因は、ほぼここです。
やることは「外(WAN)から来た通信を、サーバーPCへ渡す」=ポート転送です。

最短の設定手順(自宅ルータ)

  1. サーバーPCのローカルIPを固定する
    • 例:DHCP予約で 192.168.1.50 のように固定
  2. ルータのポート転送を設定
    • 7777(TCP/UDP)→ 192.168.1.50
    • 8888(TCP)→ 192.168.1.50
  3. サーバーPC側FWも同じポートを許可
  4. 外部からテスト(ここ重要)

外部テストが重要な理由

  • ルータによっては「同じ家のWi-FiからグローバルIPで繋ぐ」テスト(NATループバック)が失敗します
    スマホの4G/5G(Wi-Fiオフ) など、“LAN外”から試すのが確実です。

二重ルータ(ダブルNAT)に注意

次の構成だと、転送しても届かないことがあります。

  • 回線終端装置(ルータ機能あり)+ 自分のルータ
  • ホームゲートウェイ(ONU一体)+ Wi-Fiルータ

対策の基本

  • 上流機器をブリッジ(ルータ機能オフ)にする
    もしくは
  • 上流 → 下流 → サーバーPC の順に 二段でポート転送(やや難しい)

CGNAT(そもそも外部公開できない)を疑う

ルータで頑張っても繋がらない場合、回線がCGNATの可能性があります。
見分ける簡単な目安はこれです。

  • ルータの「WAN側IP」と、外部サイトで見える「グローバルIP」が一致しない
  • WAN側IPが 100.64.0.0/10 など、CGNATっぽい帯域になっている

この場合は、自宅公開が難しいので VPS/レンタルに切り替えるのが最短解です。

ありがちな失敗(転送番号の不一致/ポート競合/LANとWANの切り分け)

接続トラブルで“刺さる”失敗例をまとめます。チェックは上から順でOKです。

1) 転送番号の不一致(ポート変換してしまう)

  • 外側7777 → 内側7778 のように “番号を変えて転送” する設定は、ゲームによってはうまく動きません。
  • 外側と内側は同じ番号で揃えるのが安全です(7777→7777、8888→8888)。

2) ポート競合(すでに他のアプリが使っている)

  • 8888や7777が別サービスで使用中だと、Dedicated Serverが別ポートへ逃げたり、起動自体が不安定になることがあります。
  • 対策:
    • 使用中ポートを確認(Windowsなら netstat -ano、Linuxなら ss -lntup
    • どうしても複数台/複数インスタンスを動かすなら、サーバー側でポートを明示的に分けて、その番号をFWと転送に反映する

3) LAN内はOK、外からNG(切り分けが大事)

  • LAN内IP(例:192.168.x.x)で入れる:サーバー自体とPC側FWはだいたいOK
  • 外から入れない:ルータ転送・二重ルータ・CGNAT・VPS外部FW のどれか

4) “開けたつもり”で、プロトコルが違う

  • 7777をUDPだけ許可している(TCPが閉じている)
  • 8888をTCPで許可していない(1.1系で詰まりやすい)

ゲーム内「Server Manager」での初期設定(実質ここが本番)

サーバー追加→状態確認→初回セットアップの流れ

Dedicated Server を立てたら、最後に「ゲーム側」でサーバーを登録して、ワールド(セーブ)を作る必要があります。ここが終われば、友だちがいつでも入れる“常時ワールド”になります。

最初にやること(流れだけ先に)

  1. メインメニューから Server Manager を開く
  2. Add Server で「IP:ポート」を登録
  3. 初回は 証明書の警告 が出ることがある(内容を理解して承認)
  4. まだ誰も入っていないサーバーなら Claim(所有権の確立) が出る
  5. サーバー名管理者パスワード を設定
  6. Create Game で「開始地点」と「セッション名」を決めてワールド生成
  7. 準備完了後、Join Game で入る(次回からはここが最短)

ここでの重要ポイント

  • IPを他人に渡す前に、必ず自分が先に接続してClaimする
    最初に接続した人が初期セットアップ(=管理者設定)を行える仕様のため、うっかり先に入られると面倒が増えます。
  • 証明書の警告は「あなたが登録したサーバー」だと確信できる場合のみ承認
    不明な相手のサーバーに対して承認すると、意図しない接続リスクが上がります。

管理者パスワードと権限(バックアップ/キック/設定変更)

Server Manager には「入れるだけの人」と「管理できる人」がいます。管理できる人になる鍵が 管理者パスワード です。

よく混同しがちな“2種類のパスワード”

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種類目的誰に渡す?
管理者パスワードサーバー設定変更・セーブ管理など“運営権限”原則、運営メンバーのみ
参加用パスワード(ある場合)参加者の入室制限(野良対策)参加者に共有

管理者になれないと起きること

  • Server Manager のタブ(設定・セーブ管理など)に入ろうとすると
    「未認証」扱いになり、Authenticate(認証) が必要になります。

安全運用のコツ

  • 管理者パスワードは 参加者全員に配らない(荒らし・誤操作の事故が増えます)
  • 共同管理するなら、運営メンバー間で
    • 役割(設定担当・バックアップ担当)
    • 変更ルール(変更したら共有、スクショを残す)
      を決めておくと揉めません。

ワールド作成(開始地点・セッション名)と自動参加の挙動

Claim が終わったら、次はワールドを生成します。ここで決めるのが 開始地点セッション名 です。

開始地点(Starting Area)の考え方(迷ったらこれ)

  • 初心者・少人数:移動や導線がシンプルな場所を選ぶ
  • 大規模工場を見据える:拡張しやすい地形を意識(あとで引っ越すのもアリ)

セッション名(Session Name)は“セーブの身分証”

  • セッション名は「サーバーの表示名」と別物です
  • あとでセーブ移行や読み込みをするときに重要になります
  • 「ファイル名を変えてもセッション名は別」というケースがあるので、適当に付けないのがコツ

自動参加(Join)の挙動

  • ワールド生成が終わるまでは参加できません
  • 生成完了後、Server Manager の Join Game から入れます
  • 作成時に「作ったらそのまま参加」系のチェックがある場合は、オンにすると迷いません(環境により表示は違います)

便利設定(Auto Pause・最大プレイヤー・公開/非公開)

ここからは「運用が楽になる」「事故が減る」設定です。初日で全部完璧にしなくてOKですが、最低限だけ押さえると失敗しにくいです。

Auto Pause(無人時停止)

  • 有効:誰もいない間は工場が止まる(軽い・安全)
  • 無効:誰もいなくても工場が動く(“常時ワールド”感が出る)

✅ 迷ったら

  • 燃料発電中心で枯渇が怖い → Auto Pause 有効
  • 24時間生産したい/資源を回し続けたい → Auto Pause 無効
    (ただし燃料切れ・詰まり・ラグ増に注意)

最大プレイヤー(Max Players)

  • “公式に安定動作を想定している人数”は控えめですが、厳密な上限が固定されているわけではないと言われています
  • 増やすほど CPU/RAM/回線 が効いてきて、同期ズレやラグが出やすくなります

✅ 実務の目安

  • まずは少なめで運用開始 → 重くなったら上げない(これが一番事故が少ない)

公開/非公開(参加制御)

  • 最低限やるなら 参加用パスワード を設定(野良流入対策)
  • さらに厳密にしたいなら
    • 参加者を固定
    • パスワードを定期変更
    • 管理者権限を限定
      といった「運用ルール」で固めるのが現実的です

セーブ移行(ホスト型マルチ→専用サーバーへ引っ越す)

「いまの工場、消したくない」場合は移行できます。やり方は大きく2つです。

方法A:ゲーム内の Manage Saves からアップロード(いちばん簡単)

  • Server Manager を開く(管理者であることが前提)
  • Manage Saves(または類似のセーブ管理タブ)
  • Upload Save でローカルのセーブを選ぶ
  • アップロード後、Load Save で読み込む
    (読み込み時にサーバーが再起動する挙動があるため、参加者がいるときは避ける)

方法B:ファイルで移す(環境自由度が高い)

  • サーバー側のセーブ格納場所に .sav を置いて読み込む方式
  • このとき重要なのが セッション名
    「ファイル名」と「セッション名」が一致していないと、読み込みで迷子になりがちです

✅ 事故を防ぐチェックリスト

  • 移行前に ローカルにバックアップを複製(念のため2世代)
  • 移行直後は一度入って
    • 拠点が正しく出るか
    • 建築物の挙動が破綻していないか
    • 権限(管理者)が生きているか
      を軽く確認してから、参加者を呼ぶ

安定運用の基本:更新・バックアップ・監視

専用サーバーは「立てた瞬間がピーク」になりがちです。長期運用で効いてくるのは、結局この3点だけです。

  • 更新:事故を起こさず“揃える”
  • バックアップ:壊れても“戻せる”
  • 監視:重くなる前に“気づける”

以下では、レンタル/VPS/自宅/Dockerどれでも通用する“運用の型”に落とし込みます。

更新運用(手動/自動、更新後にやるべきこと)

更新の基本ルール(まずこれだけ)

  • クライアント(遊ぶ側)とサーバーのバージョンを揃える
  • 更新は「いつ」「誰が」「どうやって」を決めておく(事故の9割は曖昧運用)
  • 更新前に バックアップを取ってから(後述)

方式別の更新の考え方

  • レンタル:管理画面で自動更新が多い
    → 可能なら「更新タイミング(深夜など)」を固定し、更新直後は管理者が一度ログインして確認
  • VPS/自宅(SteamCMD):手動でも自動でもOK
    → “更新コマンド”を固定し、validate込みでズレを減らす
  • Docker
    • ゲーム本体更新=起動/再起動時に自動で走る構成が多い
    • イメージ更新pullが必要
      → どちらが更新されるのかを自分の構成で一度だけ把握しておく

更新の最小手順(テンプレ)

  1. 参加者へ告知(今入っている人がいるとセーブ事故が増えます)
  2. サーバー停止
  3. バックアップ取得(必須)
  4. 更新(SteamCMD / 管理画面 / Docker pull 等)
  5. 起動
  6. 更新後チェック(ここが重要)

更新後チェック(30秒で終わる項目)✅

  • Server Managerで 接続できる(管理者がまず入る)
  • ワールドが 正しくロードされる
  • 参加者も入れる(“管理者だけ入れる”はネットワーク問題の切り分けに不向き)
  • ログに エラー連発がない
  • ポート周り(特に 7777 / 8888 を使う構成)は 閉じていない
    • ありがちな症状:無限ロード/タイムアウト/誰かだけ入れない

コツ:更新直後は「自分だけOK」で安心しないで、外部の参加者が入れるかまで確認するとトラブルが激減します。

バックアップ戦略(世代管理・復元手順・保管先)

結論:3つのバックアップを持つと強い

  1. 直近(すぐ戻す用):数時間〜1日分
  2. 世代(やり直し用):7〜14世代(最低でも7)
  3. オフホスト(最悪でも守る用):別マシン/別ストレージへ

バックアップは「作る」よりも「戻せる」が大事なので、復元手順までセットで作ります。

世代管理のおすすめ(初心者でも回る)

スクロールできます
目的世代数の目安
うっかりミスを戻す3〜5直近の数回分
更新事故・データ破損に備える7〜141〜2週間分
本当に詰んだ時に守る1〜3週1で別媒体へ

保存先(どこに置くべき?)

  • 同じディスクだけ:故障で同時に消えるので弱い
  • 別ディスク/別フォルダ:最低ライン
  • 別マシン/クラウド:理想(オフホスト)

Dockerの場合は特に、/config(または永続化ディレクトリ)丸ごとを固めて退避できる形が強いです。

復元手順(テンプレ:これをメモしておく)

  1. サーバー停止(ここが最重要)
  2. 現在のデータを「退避」(上書き前に逃がす)
  3. バックアップを所定の保存場所へ戻す
  4. 起動
  5. 管理者がログインして確認
    • ワールドが想定どおりか
    • 進行が巻き戻りすぎていないか
    • 権限(管理者)が維持されているか

復元後にやりがちな事故

  • “今の壊れた状態”を上書きしてしまい、戻る場所が消える
    → だから 復元前に退避が必要です。

最低限のセキュリティ(強いパス/管理画面の公開範囲/SSH保護)

「身内サーバーだから大丈夫」と思いがちですが、外部公開=入口を作ることなので、最低限だけは固めておくのが安全です。

強いパスワード運用(Admin/参加用の分離)

  • 管理者パスワード:運営のみ(共有しない)
  • 参加用パスワード:参加者に共有(必要なら定期変更)

強いパスの目安

  • 可能なら 12〜16文字以上
  • 辞書語だけ/短い数字だけは避ける
  • “運営が覚えられる強さ”でOK(完璧より継続)

公開範囲(できれば“最小公開”)

  • 開放ポートは 必要なものだけ
  • 参加者が固定なら、可能な範囲で アクセス元を絞る(VPSのセキュリティグループ等)

補足として、Dedicated Serverはバージョンによって 追加の通信(例:8888/TCP) が重要になります。
このポートは近年「埋め込みHTTP API」用途も絡むため、不用意に広く晒さず、必要最低限で運用するのが無難です。

SSH保護(VPS/クラウド運用の最低ライン)

  • 鍵認証にする(パスワードSSHを避ける)
  • rootログインを避け、一般ユーザー+sudoにする
  • FWで SSHは自分の接続元だけ許可できるなら許可
  • 余裕があれば fail2ban 等で総当たり対策

トラブル時の確認ポイント(ログ・クラッシュ・設定ファイル)

トラブル対応は、「切り分け順」 がすべてです。次の順に見ると、最短で原因に当たりやすいです。

1) 症状で当たりをつける(最短チャート)

  • 自分は入れる/他人が入れない
    → まずネットワーク(ポート・FW・ルータ・VPS外部FW)
  • 誰も入れない/サーバーが落ち続ける
    → ログ、依存不足、設定ファイル破損、メモリ不足
  • 入れるが重い/カクつく/同期が遅い
    → CPU/RAM不足、セーブ肥大、常時稼働設定、回線上り

2) ログの確認(“まずここ”)

  • Linux(systemd運用)
    • 直近ログ:journalctl -u satisfactory --no-pager -n 200
    • 追跡:journalctl -u satisfactory -f
  • Docker
    • docker compose logs -f
  • Windows
    • サーバー起動コンソール(黒画面)
    • 可能ならログ出力オプションでファイル化(運用が楽になります)

ログで見るポイントはこの3つだけでOKです。

  • 起動直後に 同じエラーが連発していないか
  • ポート周りで Bindできない(使用中) になっていないか
  • バージョン不一致っぽいエラーが出ていないか

3) クラッシュ・フリーズの“ありがち原因”

  • メモリ不足:大規模工場ほど起きやすい
  • 更新直後の不整合validate込み更新+再起動で改善することがある
  • セーブ周り:移行直後や復元直後に起きたら、別世代へ戻して切り分ける

4) 設定ファイル(最後に触る)

初心者は、まず Server Manager側で設定できるものはゲーム内で済ませるのが安全です。
ファイルを直接触るのは、次のときだけが無難です。

  • 管理画面/Server Managerから変更できない項目を調整したい
  • 変更内容を“手順化”して再現したい
  • トラブル復旧で既知の設定に戻したい

その場合でも、編集前にConfig一式をバックアップしてから触るのが鉄則です。

重い・ラグいを減らす:原因別の改善

ラグの正体はだいたい次のどれかです。

  • サーバーの計算が追いつかない(CPU)
  • セーブや同時接続でメモリが足りない(RAM)
  • 遅延やパケットロスで同期が崩れる(回線)

まずは“体感”で当たりをつけると、改善が早いです。

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症状まず疑う原因最短で試すこと
ゴムバンド、位置ズレ、操作が反映されないCPUが詰まり気味車両・経路計算を減らす/建築を小分け
数分ごとに一瞬止まるオートセーブ負荷オートセーブ間隔を長めに/保存先をSSDへ
特定の人だけ入れない・遅い回線・地域・上りサーバー地域を近く/上りを確保/Wi-Fi回避

CPUが苦しい(車両・経路計算・大量設備の最適化発想)

Dedicated Server は「コア数を増やせば必ず速い」タイプではなく、単発の計算が重いと一気に詰まりやすいです。
そのため、CPU対策は “重い処理を減らす”+“重い瞬間を散らす” の2軸で効きます。

1) 車両・経路計算を“減らす/単純化する”

車両(トラック系)は、運用が増えるほど「ルート管理」「衝突」「再計算」などが重なりやすいです。

  • 車両の台数を増やすより、路線を統合する(本数を減らす)
  • 交差点だらけの複雑ルートより、単純な往復に寄せる
  • どうしても詰まる場所は、別輸送(ベルト/列車など)に置き換えも検討

体感で効く目安:車両が増えるほど「人が増えたわけじゃないのにラグい」が起きやすいです。

2) “大量に一気に変更”を避ける(建築のコツ)

大規模な建築・撤去・配線は、サーバーがまとめて処理して一瞬止まりがちです。

  • コンストラクターを10台置く → さらに10台…のように分割して作業
  • 物流の流れを一気に切り替えない(切替は区画ごと
  • 重い時間帯(オートセーブ直前/直後)に大工事をしない

3) サーバー側の“余計な同居”を減らす

自宅PCで「同一PCでプレイ+サーバー」だと、CPUを奪い合ってラグが出やすいです。

  • 可能なら サーバーとプレイを分ける(別PC / VPS / レンタル)
  • VPSなら「vCPUたくさん」より、高クロック・高単コア性能を優先してプラン選び

4) CPUが苦しいサイン(見逃さない)

  • 参加者が増えたわけでもないのに、突然ゴムバンドが増える
  • 作業(建築/配線)に対して反映が遅れる時間が増える
  • サーバー側で特定コアが張り付く(監視で気づける)

この場合は「工場を縮める」より先に、車両と大工事のやり方を変えるのが効きやすいです。

メモリが苦しい(巨大セーブ・同時接続・バックアップの設計)

RAM不足は「突然落ちる」だけでなく、ジワジワ重くなる/オートセーブで止まるの形でも出ます。
まずは “足りてるか” を見える化しましょう。

1) RAMの目安は「人数」より「セーブの育ち具合」

序盤は軽くても、工場が巨大化するとサーバーは重くなります。

  • 小規模:最低ラインでも動くことはある
  • 中〜大規模:余裕RAMがあるほど安定(後半ほど効く)

※Dedicated Serverのメモリ目安として「12GB最小、より大きいセーブや4人超なら16GB推奨」という情報が整理されています(後述の出典参照)。

2) オートセーブ由来の“カクッ”は調整できる

数分ごとに一瞬止まるなら、オートセーブ負荷が当たりのことが多いです。

  • オートセーブ間隔を少し長めにする(例:5分→10分など)
  • ただし長くしすぎると、事故時の巻き戻りが増える
    →「安定>保険」か「保険>快適」か、サーバー方針で決める

さらに効くのが保存先です。

  • セーブ・バックアップは SSD/NVMe に置く
  • HDDや空き容量が少ない環境は、保存時に詰まりやすい

3) バックアップは“世代数”が多すぎても重くなる

バックアップを残しすぎると、ディスクも管理も膨らみます。

おすすめはこのイメージです。

  • 直近:3〜5世代(即戻し用)
  • 日次:7〜14世代(更新事故・破損対策)
  • 週次:別媒体へ1〜3本(最終防衛)

Dockerなら特に、永続化ディレクトリ(/config 等)を丸ごと固めて退避できる形にしておくと復旧が速いです。

4) メモリ不足のサイン(早めに手を打つ)

  • 起動はするが、時間が経つほど操作反映が遅くなる
  • 参加者が増えると急に不安定
  • OSがスワップを使い始める(Linuxなら free -h、Windowsならタスクマネージャ)

この状態で無理に続けるより、RAM増強(上位プラン)か、定期再起動+バックアップ強化のほうが結果的に安定します。

回線が苦しい(地域選び・Ping・上り帯域の見積もり)

回線問題は「CPU/RAMが余っているのにラグい」で気づきます。
対策は “距離”と“上り”と“安定性(ロス/ジッター)” の3点です。

1) 地域選び:まず距離(Ping)を縮める

  • 参加者が日本中心なら、日本に近いリージョンが有利
  • 海外混在なら、全員の中間に寄せる(妥協点を作る)

Pingが下がるだけで「同期が気持ち悪い」が改善することは珍しくありません。

2) 上り帯域:自宅回線は“アップロード”がボトルネックになりやすい

  • ダウンロードが速くても、上りが細いと多人数で崩れやすい
  • 家族の動画配信・クラウド同期・大容量アップロードがあると一気に悪化

できる対策:

  • サーバーPCは 有線LAN(Wi-Fiは不安定要因になりやすい)
  • ルータで QoS を有効化(上りの詰まりを抑える)
  • 自宅で限界なら、VPS/レンタルへ移すのが最短

3) ロス/ジッター:速度より“揺れ”が敵

  • Pingが低くても、揺れるとラグに見えます
  • 特定の人だけ不安定なら、その人の回線や経路が原因のことも多いです

切り分けのコツ:

  • 参加者の中で「誰でも重い」→ サーバー側(地域/上り/負荷)
  • 「特定の人だけ」→ その人の回線、IPv6/IPv4経路、Wi-Fi環境

工場を止めない運用(Auto Pauseの扱い方)

Auto Pause は「誰もいない時にシミュレーションを止める」設定で、軽く・安全に運用したい人ほど向きます

  • Auto Pause を 有効
    • 無人時に負荷が落ちる
    • 燃料枯渇や想定外の詰まりが起きにくい
    • 省リソースで安定しやすい
  • Auto Pause を 無効(工場を回し続ける)
    • 24時間生産できる
    • ただし、サーバー負荷が増えやすく、低スペックだとラグ要因になる

「止めない」運用にするなら、先にこの2点を整えると事故が減ります。

  • 電力が絶対に止まらない設計(燃料補給の詰まり対策)
  • 定期バックアップ+定期再起動(重くなる前提で回す)

よくある質問(検索されがちな詰まりどころ)

追加できない/タイムアウトする/外部から入れない

「Server Managerに追加できない」「追加はできるけど入れない」「外部の友だちだけ入れない」は、原因がだいたいパターン化しています。まずは “どこまで届いているか” を切り分けるのが近道です。

最短チェック(上から順に)

  1. サーバーが本当に起動しているか
    • レンタル:管理画面が「Running」か
    • VPS/Linux:サービスが生きているか(systemd / Docker logs)
    • Windows:Dedicated Serverのコンソールが落ちていないか
  2. 同じネットワーク内(LAN)から入れるか
    • 自宅運用なら、まずは LAN内IP(192.168.x.x など) で試す
    • これで入れるなら、サーバー自体は動いていて 外部公開(ルータ/回線)の問題 に寄ります
  3. 外部(スマホ回線など)から入れるか
    • 家のWi-Fiを切って 4G/5Gから試す(NATループバック問題を避ける)

タイムアウトの典型原因と対処

  • ポート不足(特に1.1以降)
    • まずは 7777をTCP/UDP、加えて 8888をTCP まで通す(サーバー側FW+外部FW+ルータ転送の全部)
  • IPの指定ミス
    • 自宅:友だちに渡すのは グローバルIP(またはDDNS)
    • VPS:基本は VPSのIPv4(IPv6のみ環境は詰まりやすい)
  • ルータの二重化(ダブルNAT)
    • 上流機器にもルータ機能があると、転送しても届きません
    • 解決策:上流をブリッジ化 or 上流→下流→サーバーへ二段転送
  • CGNAT(そもそも外部公開できない回線)
    • ルータのWAN側IPと、外部で見えるIPが一致しないなら疑う
    • 対策:VPS/レンタルへ移すのが最短

“友だちだけ入れない”のときのコツ

  • まず管理者が一度サーバーへ入り、起動直後の設定が完了しているか確認(初回生成中だと参加者が失敗しやすい)
  • 友だち側が会社回線・学内回線だと、外向き通信が制限されることがあります(別回線でテスト)

一覧に出ない/証明書の警告が出る

一覧に出ない

Dedicated Serverは「検索して出てくるサーバーブラウザ」型ではなく、基本的に 自分で追加(Add Server)する運用です。

一覧に出ない=故障ではないことが多いので、次を確認します。

  • Server Manager で Add Server を使っているか
  • IP:ポート を正しく入れているか(スペースや全角コロンに注意)
  • 自宅運用で、LAN内から試しているなら LAN内IP を入れているか

証明書の警告が出る

これは多くの場合、サーバーが自前で証明書(自己署名)を生成するために出る“正常系”です。

安全な判断基準

  • 自分が今まさに立てたサーバー(IP/ホストが一致) → 承認してOK
  • 見覚えのないIP、第三者が用意したサーバー → 承認しない方が安全

ただし、警告のあとに接続が失敗する場合

  • サーバー時刻がズレていると、TLSで「まだ有効になっていない証明書」扱いになることがあります
    • VPS/Linux:NTP有効化(時刻同期)
    • Windows:時刻同期(タイムゾーン含む)を確認
  • それでもダメなら、8888/TCP未開放が絡むケースが多いので、ポートを再確認します(次項の切り分けへ)

ポートを開けたのに繋がらない(外部・内部の切り分け)

「開けたはず」のまま沼る原因は、“どこで止まっているか”が曖昧なまま設定を増やしてしまうことです。
ここは 3つの壁 を意識すると整理できます。

壁は3枚

  1. サーバー本体のFW(Windows Defender Firewall / UFW など)
  2. VPS事業者の外部FW(セキュリティグループ等。VPSのみ)
  3. 家庭用ルータのポート転送(自宅運用のみ)

まずは“内部→外部”の順で確認する

自宅PCで立てている場合

  1. サーバーPC自身から入れる(localhostやServer Manager)
  2. 同じ家の別PCから LAN内IP で入れる
  3. スマホ回線から グローバルIP で入れる

この順で、どこで失敗するかが分かれば原因はほぼ絞れます。

よくある“開けたつもり”の正体

  • TCP/UDPの片方しか許可していない
    • 7777は TCP/UDP の両方を揃える前提で考える
  • 8888/TCPが抜けている(1.1以降で詰まりやすい)
  • ルータ転送の転送先IPが変わっている
    • サーバーPCのIPがDHCPで変わると、転送が別PCに飛びます
    • 対策:DHCP予約で固定
  • 外側ポートと内側ポートを変換してしまっている
    • 外7777→内7778のような変換は、ゲームによっては失敗しやすい
    • 基本は 同じ番号で揃えるのが安全
  • NATループバック問題
    • 家の中から“グローバルIP”で試すと失敗するルータがあります
    • 外部テストは必ず スマホ回線

セーブが読み込めない/巻き戻る/移行に失敗する

セーブ周りは「壊れた」よりも、別のセーブを読んでいるケースが多いです。焦らず、次の順で当たると復旧が早いです。

読み込めない・移行に失敗する時の鉄板チェック

  • サーバーを停止してから作業しているか
    • 動作中にアップロード/上書きすると破損しやすい
  • アップロード後に“ロード(Load)”までしているか
    • Uploadしただけで、サーバーが新規ワールドを起動し続けていることがあります
  • セッション名の混同がないか
    • 「サーバー名」と「ワールド/セッション名」は別
    • 似た名前が並ぶと、違うワールドを選びがちです

巻き戻る(進行が戻って見える)ときの典型原因

  • 別ワールドに入っている
    • “最近作ったテストワールド”が残っていて、そこに入ってしまう
  • バックアップ世代を誤ってロードしている
    • 自動バックアップが多い環境ほど起きがち
  • ホスト型マルチのローカルセーブと混ざっている
    • 移行後は「専用サーバー側のセーブ」が正
    • 手元の古いセーブをうっかり上書きしない

安全な移行手順(最小)

  1. ローカルの対象セーブを コピーで二重保管
  2. サーバー停止
  3. サーバー側もバックアップを1本作る(保険)
  4. Upload(またはファイル配置)
  5. Loadして起動
  6. 管理者が入り、拠点や進行を確認してから参加者へ共有

セーブの場所が分からないとき(目安)

  • Windows(通常起動):ユーザープロファイル配下の ...FactoryGame\Saved\SaveGames\server が基本
  • Linux:ユーザーディレクトリ配下の ...FactoryGame/Saved/SaveGames/server が基本
  • Docker:永続化している /config 側にセーブがまとまる構成が多い

※Windowsで「サービス化」して動かしていると、保存先が“システムユーザー側”に寄って迷子になりやすいです。初心者はまず通常ユーザーでの運用が安全です。

人数を増やしたい/サーバーを引っ越したい

人数を増やしたい

やることは2段階です。

  1. 設定上の上限(Max Players)を上げる
  2. 耐えられるだけのリソース(CPU/RAM/回線上り)を確保する

失敗しにくい増やし方

  • いきなり倍にせず、+1〜+2ずつ
  • 増やした直後は
    • ラグ(ゴムバンド)
    • オートセーブの停止時間
    • 接続失敗が増えないか
      を短時間チェック

人数より効くこと(体感改善が大きい)

  • 車両・経路計算が増えすぎていないか
  • 大規模工事を“分割”して行う
  • 1.1以降で 8888/TCP が正しく通っているか(接続の安定性に影響しやすい)

サーバーを引っ越したい(レンタル⇄VPS⇄自宅⇄Docker)

引っ越しは「サーバー本体」よりも セーブと設定を持っていく作業です。

引っ越しの最短手順(事故防止)

  1. 旧サーバー停止
  2. 旧サーバーでバックアップ作成(世代も残す)
  3. セーブ(必要なら設定も)を新サーバーへ移す
  4. 新サーバー起動 → Server ManagerでLoad → 管理者が確認
  5. 友だちへ新しい接続先を共有
    • IPが変わるので、Server Managerへの再登録が必要
    • 証明書も再承認が必要になることがあります

Dockerの引っ越しが強い理由

  • /config(永続化フォルダ)を丸ごと移せば、復旧が速い
  • ただし、移転後は ポート公開とFW を新環境でも同様に通す必要があります(忘れやすい)

5分で終わる最終チェックリスト

起動・ポート・FW・Server Manager・バックアップの確認項目

以下を上から順に潰せば、「建てたのに入れない」「友だちだけ入れない」の大半は回避できます。
(✅が全部付けば“いつでも遊べる状態”です)

0:00–1:00 起動している(落ちていない)✅

  • [ ] サーバーが Running(レンタルは管理画面で確認)
  • [ ] 直近ログに 同じエラーが連発していない
    • Linux(systemd):journalctl -u satisfactory -n 50 --no-pager
    • Docker:docker compose logs -n 80
    • Windows:Dedicated Serverのコンソールで落ちていない/エラーがループしていない
  • [ ] 起動直後の初期生成が終わっている(数分かかることがある)
    → 生成中は「タイムアウトっぽく見える」ことがあります

ここで止まるなら:まずはメモリ不足・更新不整合・依存不足(Windowsのランタイム等)を疑い、再起動→ログ確認でOK。

1:00–2:00 サーバーが“待ち受け”できている(ポート競合なし)✅

  • [ ] サーバーが必要ポートで待ち受けている
    • Linux:ss -lntup | egrep '7777|8888'
    • Windows:netstat -ano | findstr 7777 / findstr 8888
  • [ ] すでに別アプリが同じポートを使用していない(競合すると起動しても不安定)

目安(現行でまず疑う2つ)

  • 7777:TCP/UDP
  • 8888:TCP
    (ポートを変更している場合は、その番号に合わせて確認します)

2:00–3:30 FW(OS+外側)とルータ転送が“同じ番号”で通っている✅

ここが一番多い詰まりポイントです。チェックは3段で行います。

A. OS側FW(サーバー本体)

  • [ ] Windows:受信規則で 7777(TCP/UDP)8888(TCP) を許可
    (可能なら実行ファイル許可も追加)
  • [ ] Linux(UFW等):同ポートを許可

B. VPSの外側FW(セキュリティグループ等)※VPSのみ

  • [ ] 7777(TCP/UDP)8888(TCP) を許可
    ※OS側だけ開けても、外側が閉じていると到達しません

C. 自宅ルータのポート転送 ※自宅のみ

  • [ ] 転送先IP(例:192.168.1.xx)が固定されている(DHCP予約推奨)
  • [ ] 外側→内側が 同じ番号 で転送されている(例:7777→7777)
    ※変換転送(外7777→内7778)は、トラブルが増えやすいです
  • [ ] 二重ルータ(ダブルNAT)になっていない
  • [ ] CGNATっぽくない(WAN側IPと外部から見えるIPがズレていると要注意)

外部テストの鉄則

  • [ ] 家のWi-Fiを切ったスマホ(4G/5G)など、LAN外から接続テスト
    ※自宅内からグローバルIPで試すと失敗する機器があります(NATループバック問題)

3:30–4:30 Server Managerで“初回セットアップ完了”✅

  • [ ] Server Managerで Add Server(IP:ポート)できる
  • [ ] 証明書警告は「自分のサーバー」だと確信できる場合のみ承認
  • [ ] まだ未設定なら Claim(所有権の確立) が完了している
    ※先に他人がClaimすると面倒が増えます
  • [ ] 管理者パスワード を設定・保管した(参加者全員に配らない)
  • [ ] ワールド作成(Create Game)またはセーブロード(Load)ができ、管理者がログインできる

ここで引っかかるときの型

  • 追加はできるがJoinできない → ポート(特に8888/TCP)か外部到達性を再チェック
  • 一覧に出ない → “検索に出るタイプ”ではないので、Add ServerでOK

4:30–5:00 バックアップが“作れて・戻せる”✅

  • [ ] バックアップ保存先を把握している(Dockerなら永続化ディレクトリ、レンタルならバックアップ機能)
  • [ ] 手動バックアップを1本作った(更新前の保険として最重要)
  • [ ] 世代管理の方針を決めた
    • 例:直近3〜5 + 日次7〜14 + 週次を別媒体へ
  • [ ] 復元手順が分かる(最低限これだけ)
    • ①サーバー停止 → ②現データ退避 → ③バックアップを戻す → ④起動 → ⑤管理者が確認

まとめ

Satisfactoryの専用サーバーは、やることを整理すれば難しくありません。失敗の多くは、手順そのものよりも「前提の取り違え」と「切り分け不足」から起きます。

この記事の要点を最後にまとめます。

  • 専用サーバーは、ホスト落ち回避・24時間稼働・負荷分散に強い
    少人数・短時間ならホスト型でも十分な場合があります。
  • 方式は目的で選ぶのが正解
    早さ優先ならレンタル、自由度や自動化ならVPS/Docker、コスト優先なら自宅PC(ただし運用負担あり)。
  • 共通の流れは5ステップ
    Dedicated Server入手 → 起動 → Server ManagerでClaim/管理者設定 → ワールド作成/移行 → ネットワーク設定 → 運用設計。
  • 接続トラブルの主因はポート・FW・ルータ
    まずは「内部から入れるか/外部から入れるか」で切り分け、必要ポートは“いまの前提”で揃えるのが近道です。
  • Server Managerは実質ここが本番
    サーバー追加→証明書警告の扱い→Claim→管理者権限→ワールド作成/ロードまでを管理者が先に完了させると、参加者が迷いません。
  • 長期運用は「更新・バックアップ・監視」で決まる
    更新前バックアップ、世代管理、復元手順の固定、ログ確認ルートの確保で“壊れない運用”になります。
  • 重い・ラグいは原因別に対策できる
    CPU(車両・経路計算・大量変更)/メモリ(巨大セーブ・同時接続・保存負荷)/回線(距離・上り・揺れ)で打ち手が変わります。

もしこの記事の手順どおりに進めて、まだ「外部から入れない」「タイムアウトする」などが残る場合は、最終チェックリストに戻って、
起動 → 待ち受け → FW(内側/外側) → ルータ転送 → 外部テスト → Server Manager
の順に確認してください。原因は必ずどこかにあります。

専用サーバーが安定すると、Satisfactoryは“みんなの生活リズム”に合わせて遊べるゲームになります。ホストの都合に左右されない常時ワールドで、工場づくりを思いきり楽しんでください。

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