テラリアサーバーの立て方まとめ|結局どれが正解?方式別に最短手順を整理
テラリアでマルチを始めようと思ったとき、最初にぶつかるのが「サーバーって結局どれを選べばいいの?」問題です。
「Steam招待で十分? それとも専用サーバーが必要?」
「ホストが寝たらワールド止まるのが嫌…。24時間稼働ってどうするの?」
「ポート開放って必須? 開けられない回線(CGNAT)でも遊べる?」
「tModLoaderで遊びたいけど、MODの一致って何を揃えればいい?」
「“connecting…”から進まない。入れない原因を最短で知りたい」
「ワールドが巻き戻ったら怖い。バックアップって何をすれば安全?」
検索してみると、招待・自宅PC・VPS・VPN・MOD・TShockなど情報が散らばっていて、初心者ほど迷子になりがちです。しかも、状況に合わない方法を選ぶと、「繋がらない」「重い」「毎回設定が面倒」「ワールドが壊れた」といったストレスにつながります。
そこで本記事では、「テラリア サーバー 立て方」で探している方に向けて、まず 結論から整理します。
あなたの目的(すぐ遊びたい/同じワールドを維持したい/常時稼働したい/MODや管理機能が欲しい)に合わせて、最短ルートが一目で分かるように、
- 方式A:Steam招待(Host & Play)
- 方式B:自宅PCで専用サーバー(TerrariaServer)
- 方式C:VPS・レンタルで常時稼働
- 方式D:tModLoader(MODサーバー)
- 方式E:TShock(運営・権限管理)
- ポート開放/開けられない場合の代替(VPN)
- 参加方法、共通設定、バックアップ、トラブル逆引き
まで、重複を避けつつひとつの流れで解説します。
公式情報を優先し、初心者でも手順通りに進められるように「何を入力し、どこを許可し、どこを揃えるか」を具体的にまとめました。この記事を読み終えたら、あなたの環境で「結局どれが正解か」が決まり、迷わずマルチを始められるはずです。

このページで解決できること(「結局どれが正解?」を先に整理)
テラリアのマルチは、ざっくり言うと 「招待で遊ぶ」 か 「専用サーバーを立てる」 か 「MOD/管理機能つきで運用する」 の3択です。
この章では、初心者が迷いやすいポイント(ポート開放が必要か/ホストがいないと遊べないか/MODはどう揃えるか)を先に整理して、あなたに合う方式を最短で決められるようにします。
あなたに合う方式はどれ?(3分診断)
まずは次の質問に YES/NO で答えてみてください。最後におすすめが1つに絞れます。
Q1.「ホストがいない時でも、みんなが自由に入れる」状態にしたい?
- YES → 専用サーバー(自宅PC / VPS)へ
- NO → Q2へ
Q2. 友だち数人で、遊ぶ時だけ起動できれば十分?(2〜4人/短時間が多い)
- YES → Steam招待(Host & Play)が最有力
- NO → Q3へ
Q3. MODを入れたい/荒らし対策や権限管理をしたい?
- YES → tModLoader / TShock
- NO → 専用サーバー(バニラ)が安定
Q4. ルーターの設定(ポート開放)に抵抗がある/できない環境?
- YES → Steam招待、または「VPN系で身内限定」の方向が安全
- NO → 専用サーバーの自由度が高い
すぐ遊びたい:Steam招待(Host & Play)
向いている人
- とにかく早くマルチしたい(設定に時間をかけたくない)
- 遊ぶのは“集まった時だけ”
- 公開サーバーのような常時運用は不要
イメージ
- ホストがワールドを起動 → フレンドが参加
- ルーター設定は不要なケースが多く、手間が最小です
メリット
- ✅ 最短で遊べる(専用サーバーの準備がいらない)
- ✅ お金がかからない(追加のサーバー費用なし)
注意点(ここでつまずきやすい)
- ⚠️ ホストが落ちる/終了すると、他の人は入れなくなる
- ⚠️ ラグは「ホストPCの性能」と「ホスト回線の上り(アップロード)」の影響が出やすい
- ⚠️ 大人数・長時間運用には向きにくい(“手軽さ”と引き換え)
いつでも同じワールド:専用サーバー(自宅PC / VPS)
向いている人
- 「ホスト不在でも入れる」状態にしたい
- 同じワールドを長期で育てたい
- 参加方法を IP接続 にして安定させたい
ざっくり何をする?(初心者向けの理解)
- PC版には専用サーバー実行ファイル(TerrariaServer.exe など)が同梱されていて、これを起動して待ち受けます
- 設定は対話形式でもできますが、慣れると serverconfig.txt で固定するのが楽です
メリット
- ✅ ワールドを“常時公開”できる(自宅PCならPCを付けっぱなし、VPSなら24時間運用が現実的)
- ✅ 参加方法が明快(IP/ポート/パスワード)
注意点(超重要)
- ⚠️ インターネット越しに参加させる場合、一般的に ポート(既定:TCP 7777) の扱いが関わります
- 家庭回線+ルーター配下(NAT)の場合は、ルーター側の設定が必要になることがあります
- ⚠️ 公開運用するなら パスワード設定 と むやみに公開しない が鉄則
- ⚠️ 付けっぱなし運用なら バックアップ(ワールド複製) は必須(事故時に戻れます)
自宅PC と VPS の選び分け
- 自宅PC:月額0円に近い(電気代程度)/ただしPCを稼働させ続ける必要
- VPS:月額費用はかかるが、24時間稼働・回線品質・管理のしやすさが強み

MODや管理機能が欲しい:tModLoader / TShock
結論から言うと
- MODで遊びたい → tModLoader
- 権限・荒らし対策・コマンド運用をしたい → TShock(プラグイン含む“管理重視”)
tModLoader が向いている人
- みんなで同じMOD構成で遊びたい
- バニラより遊びを広げたい
tModLoader の落とし穴(初心者がハマるポイント)
- ⚠️ 参加者全員で「tModLoaderのバージョン」+「MOD一覧」+「有効/無効」まで一致が必要
- ⚠️ MODが増えるほど要求スペック(特にメモリ)が上がりやすい
- 目安として、tModLoaderは本体よりメモリ要求が高めに案内されています(最低6GBなど)
TShock が向いている人
- 身内でも「間違ってワールドを荒らす」「アイテム増殖」「権限の管理」が不安
- コマンドで管理したい(例:ユーザー作成、権限付与、保護など)
TShock のポイント
- ✅ サーバー運用寄りの機能が揃う(管理者が安心)
- ⚠️ 導入・更新はバニラより手順が増えます(ただし運用は楽になる)
サーバーが「必要な場合」と「不要な場合」
ここがブレると、後から「やっぱり別方式にすればよかった…」となりがちです。先に境界線を置いておきます。
ホスト不在でも遊びたい → サーバー推奨
次のうち1つでも当てはまるなら、専用サーバー(自宅PC/VPS)が向いています。
- 誰かがログインしていなくても、ワールドを開けておきたい
- 生活リズムがバラバラで、集まる時間が固定できない
- 長期ワールドで、進捗の共有をスムーズにしたい
- 参加人数が増えやすい/今後増える予定がある
特に「平日少しずつ」「週末に一気に」みたいな遊び方は、サーバー型にするとストレスが減ります。
(※公開運用するなら、パスワード・バックアップ・更新の3点セットは必ず入れてください。)
数人で短時間だけ → 招待で十分なケース
次の条件なら、まずは Steam招待(Host & Play) でOKです。
- 2〜4人くらいで、遊ぶ時だけ起動できれば十分
- “サーバー管理”に時間を割きたくない
- まずはマルチが楽しいか試したい(お試し運用)
おすすめの考え方はこれです👇
- 最初は招待で開始 → 物足りなくなったら専用サーバーへ移行
移行の判断基準は「ホストがいないと困る頻度が増えた」「参加者が増えてきた」「安定性が欲しくなった」の3つです。
事前準備チェックリスト(失敗の8割はここ)
対応プラットフォームと“できないこと”
PC(Steam等)での前提
まず最初に、「どの端末で」「どんな形で」遊ぶかをはっきりさせると失敗が減ります。
- 専用サーバー(Dedicated Server)を自分で動かしやすいのは基本的にPC
- Windows / Linux でサーバープログラムを起動して運用できる
- 家庭用ゲーム機は“サーバーを立てる”というより「ホストして招待」が中心になりがち
- 自宅回線に常時サーバーを置く運用は、PCより制約が出やすい(設定の自由度・ファイル配置・管理機能など)
- MOD/管理機能(tModLoader / TShock など)は基本的にPC前提
- 「バニラ(通常版)」で遊ぶのか、「MOD入り」で遊ぶのかをこの時点で決めるのが大切です
✅ チェック
- [ ] 参加者全員が 同じ遊び方(バニラ / MOD) に揃えられる
- [ ] 専用サーバー運用なら、サーバーを動かす PC or VPS を用意できる
機種違い・クロスプレイの注意
ここを曖昧にすると、後で「入れない」「ワールドが見つからない」が起きます。
- 原則として、同じ系統(同一プラットフォーム/同一バージョン帯)で合わせるのが安全
- たとえ同じ「テラリア」でも、配信形態や更新タイミングの違いでズレが起きることがあります
- 「PC(Steam)同士」など、同条件でそろえたマルチが一番トラブルが少ないです
バージョン一致の確認
本体のバージョン確認手順
「サーバーに入れない」の原因で多いのが、クライアント(遊ぶ側)とサーバーのバージョン不一致です。まずは全員で確認しましょう。
- ゲーム起動 → タイトル画面(またはメニュー)でバージョン表記を確認
- Steamの場合
- 自動更新が有効か確認(長期間起動していないPCは要注意)
- ベータ版・別ブランチに切り替えていないか確認(プロパティ周り)
- サーバー側
- サーバープログラム(またはホスティング側)が、いま遊ぶバージョンに追随しているか確認
✅ チェック
- [ ] 参加者全員が 同じバージョン表記 になっている
- [ ] サーバー側も同じバージョンで起動している
サーバー側とクライアント側でズレる典型例
ズレ方には“パターン”があります。先に潰すと楽です。
- 片方だけ更新されている
- 例:ホスト(サーバー)だけ更新済み、参加者の1人だけ旧版のまま
- バニラとMOD環境が混ざっている
- tModLoader(MOD環境)で立てたのに、バニラで入ろうとしている…など
- MODのバージョン・構成が一致していない
- MODは「入っている/いない」だけでなく、同じMOD・同じバージョンが必要になりやすい
- サーバー設定ファイルを変更したが反映されていない
- 起動オプションや config の読み込み先が違っていた、保存場所が違った、など
必要スペックの目安(人数・ワールドサイズ別)
ここでは「最低限」よりも、初心者がつまずきにくい “現実的に安定する目安” を優先します。
(特にMOD入りはメモリが効きます)
2〜4人:軽めに始める構成
「身内で気軽に」「まずは動けばOK」ならこのイメージ。
- CPU:2コア相当〜(高クロックだと安定しやすい)
- メモリ:合計で 2GB〜 を目安(OS分+余裕込みで考える)
- ワールド:小〜中サイズ推奨(セーブや読み込みも軽い)
💡ポイント
- 最初は“小さめワールド”+“少人数”で始めると、原因切り分けが簡単です。
5〜8人:安定優先の構成
ここからは「重い瞬間(ボス戦・イベント・建築が増える)」を見越します。
- CPU:2〜4コア相当(瞬間的に負荷が上がりやすい)
- メモリ:4GB を目安に確保すると安心
- ワールド:中〜大サイズも視野(ただしメモリに余裕を)
💡ポイント
- 「途中参加が多い」「建築が増えていく」ほど、後半に重くなりがちです。
9人以上:VPS/専用機が現実的な目安
ホストPCを24時間動かすより、VPS等で常時稼働させた方が運用がラクになりやすいです。
- CPU:4コア相当〜(同時プレイが増えるほど余裕が欲しい)
- メモリ:4GB以上を基準に、人数・MOD量で増やす
- MOD運用(tModLoader)
- tModLoader自体の必要メモリが高めなので、“バニラの感覚”で見積もらないのが重要です
ネットワークの前提(公開/身内限定)
LAN内だけで遊ぶ
同じ家のWi-Fi(同一ルーター配下)など、内部ネットワークだけで完結する形です。
- ルーター設定(ポート開放)を触らずに済むケースが多い
- まずはLANで接続できるか試すと、サーバー側の起動・設定ミスを切り分けやすい
✅ チェック
- [ ] サーバーのPCと参加PCが同じネットワークにいる
- [ ] ファイアウォールがサーバー通信をブロックしていない
インターネット公開(ポート開放の有無が分岐)
家の外(友達の家など)から入るには、基本的に ルーター越しの通信 を通す必要があります。
- テラリアのサーバーは、一般的に ポート「7777」 が基準になりやすい
- ここでつまずきやすいのは主に次の2つ
- ルーターのポート転送(ポート開放)ができていない
- PC側のファイアウォールでブロックされている
💡最初に決めるとラクな方針
- できるなら:ポート開放+固定IP(またはDDNS) を検討
- 面倒なら:次の「VPN等の代替」に寄せる
ポート開放できない時の代替(VPN等)
マンション回線・共有回線・ルーターが触れない環境では、ポート開放が難しいことがあります。その場合は “仮想LAN” が現実的です。
- 代表例(考え方):
- VPN / 仮想LAN で「同じLANにいる状態」を作る
- メリット
- ルーター設定を変えずに済む
- 身内限定の運用に向く
- 注意点
- 参加者全員の導入が必要
- ソフト側の許可設定(ファイアウォール等)は結局必要なことがある
方式A:Steam招待で遊ぶ(Host & Play)
メリット・デメリット(“サーバー不要”の範囲を理解)
Steam招待(Host & Play)は、“専用サーバーを別で立てる”のではなく、ホストのPCがそのままホスト役になる方式です。
設定が少なく、初心者が最短でマルチできるのが最大の強みです。
メリット ✅
- 最短で始められる(難しい設定を後回しにできる)
- 追加費用がほぼ不要(VPSなどの月額がいらない)
- 身内マルチに向く(フレンド経由で合流できる)
デメリット ⚠️
- ホストが落ちる=マルチ終了(ホスト不在では遊べない)
- 安定性は ホストPC性能・回線(特に上り)・Wi-Fi環境 の影響が大きい
- 人数やワールド進行が増えるほど、後半で重くなりやすい
迷ったら:
「まずは招待で開始」→「ホスト不在でも遊びたい/重い」が出たら専用サーバーへ が一番失敗しにくいルートです。
判断の目安(早見表)
| 目的 | おすすめ | 理由 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|---|
| 2〜4人で気軽に | Steam招待 | 設定が少なく最短 | ホスト終了で入れない |
| 5人以上/長期運用 | 専用サーバー寄り | 安定・常時稼働しやすい | 初期設定が増える |
| MODをたくさん | tModLoader寄り | MOD運用前提 | 全員一致が必須 |
ホスト側:ワールド起動〜招待まで
最初に、ホスト側で「事故りやすい前提」を先に揃えます。
開始前チェック(30秒)
- ✅ 参加者全員が Steam版でフレンド になっている
- ✅ ゲームのバージョンが同じ(更新待ちがいると失敗しやすい)
- ✅ Steamオーバーレイが動く(基本は Shift + Tab)
キャラとワールドの選び方(難易度の合わせ方)
ここを雑にすると、後から「そのルール知らなかった…」が起きます。最初に合意を取るのがコツです。
キャラ(プレイヤー側)の難易度
- 初心者は ソフトコア が無難
- ミスしても装備ロストで揉めにくい
- 中級以上で縛りたいなら ミディアム/ハードコア もアリ
- ただし身内でもトラブルの元になりやすいので、最初に宣言推奨
ワールド(世界側)の難易度
- クラシック:雰囲気で遊びやすい
- エキスパート/マスター:歯ごたえ+報酬も増える(協力が前提になりやすい)
- ジャーニー:便利機能あり。遊び方が変わるので「アリ/ナシ」を最初に決める
初心者向けのおすすめ
- まずは クラシック+小〜中ワールド
- 重さ・事故の少なさを優先できる
公開範囲(フレンドのみ/非公開)の考え方
Host & Playは「サーバー一覧に公開する」タイプではないことが多いですが、身内でも最低限の守りを入れると安心です。
身内マルチでもやっておくと安心な3つ
- パスワードを設定する(合言葉程度でOK)
- Steamのステータスを必要に応じて調整する(見せたくない時は“控えめ”に)
- 招待URLや画面共有で IPや個人情報が映らないように注意
実際の手順(ホスト側)
- Terrariaを起動
- タイトルから Multiplayer → Host & Play
- キャラクターを選ぶ(なければ作成)
- ワールドを選ぶ(なければ作成)
- 必要に応じて パスワード を設定(空欄でも可)
- ワールドが始まったら、Steamでフレンドを招待(やりやすい方でOK)
- 方法A:ゲーム内に「Invite Friends」系のボタンがある場合 → そこから招待
- 方法B:Steamオーバーレイ(Shift + Tab)→ フレンド一覧から Invite to Game などで招待
✅ ここまでで「ホスト側の準備」は完了です。
次は参加側が “合流” できればOK。
参加側:フレンド経由で参加する手順
参加側は「Join via Steam」を使うのが基本です。招待を受けている場合は、その通知から入るのが最短です。
参加の基本ルート
- Terrariaを起動
- Multiplayer を選ぶ
- Join via Steam を選ぶ
- Steamのフレンド一覧が開いたら、ホストを選んで Join Game
- キャラ選択 → パスワードがある場合は入力 → 合流
うまく表示されない時の代替ルート
- Steamオーバーレイを開く(Shift + Tab)
→ フレンドのプロフィールやフレンド一覧から Join Game を探す - ホストからの招待通知が来ているなら、通知をクリックして入る
つまずきポイント
ホストが落ちると入れない
Host & Playは、文字通り ホストのPCが“サーバー役” です。なので、
- ホストがゲーム終了
- ホストPCがスリープ
- 回線が切れる
…のどれかで、基本的に 参加者はワールドに入れなくなります。
対策(簡単に効く順)
- スリープを切る(ホストPCは放置でも落ちない設定に)
- 「今日は何時までやる?」を決めて、終わる前に全員で区切る
- 長期化したら、次の段階として
→ 専用サーバー(自宅PC/VPS)に移行 を検討(ホスト不在問題が消えます)
ラグ・カクつきが増える条件
ラグは「ゲームの重さ」だけでなく、ホストの上り回線・Wi-Fi品質・PC負荷で増えやすいです。
重くなりやすい典型パターン
- ホストが Wi-Fi(特に遠い/壁が多い)
- 同時に配信・通話・アップロードなど 上りを食う作業をしている
- 大きいワールドで、建築・配線・イベント・召喚物が増えている
- ホストPCでブラウザや録画など 重いアプリが同時起動している
改善のコツ(初心者でも効きやすい)
- ホストは可能なら 有線LAN にする
- ホスト側で 重いアプリを閉じる(録画/クラウド同期/大きいDLなど)
- 最初は 小〜中ワールド+少人数で安定を作る
- それでも厳しいなら、根本策として
→ 専用サーバー化(VPS含む)が一番効きます
「Join via Steam」が反応しない/開かない時
- Steamオーバーレイが無効になっていないか確認
- ファイアウォール/セキュリティソフトがブロックしていないか確認
- いったんSteamを再起動、Terrariaも再起動(地味に効きます)
方式B:自宅PCで“専用サーバー”を立てる(TerrariaServer.exe)
全体の流れ(最短ルート)
初心者が迷わない“最短ルート”はこれです。
- ワールドを用意(新規でも既存でもOK)
- 設定を決める(最大人数・ポート・パスワード)
- 起動 → localhostで動作確認 → フレンド参加 → 運用開始
最初は 「自分のPCから入れる(localhost)」までをゴールにすると、原因切り分けが一気にラクになります。
ワールドを用意する(新規作成/既存利用)
- 新規作成:サーバー起動時のウィザードで作れる(初心者向け)
- 既存利用:すでにある
.wldを使う(長期ワールドにおすすめ)
※既存ワールドを使うなら、ワールドファイルの場所を先に把握しておくと安心(※1)
最大人数・ポート・パスワードを決める
あとで変更もできますが、最初に決めておくと迷いません。
- 最大人数:実際の参加人数+少し余裕
- ポート:基本は 既定のまま(※2)
- パスワード:身内でも 設定推奨(短くてもOK)
起動→参加確認→運用開始
おすすめの確認順はこの通りです。
- ✅ localhost(自分) → ✅ LAN内(同じWi-Fiの友人) → ✅ インターネット(外部)
手順1:サーバープログラムの場所と起動方法
TerrariaServer.exe を見つける(典型パス例)
まずは「どこにあるか」を確実に見つけます。いちばん安全なのは Steam から開く方法です。
確実な探し方(Steam)
- Steamライブラリで Terraria を右クリック
→ 管理(またはプロパティ)
→ ローカルファイルを閲覧(Browse local files) - 開いたフォルダ内に TerrariaServer.exe があるパターンが多いです(※3)
典型パス例(あくまで例)
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Terraria\(※3)
見つからない時の代替案
- Steamの「ツール」に Terraria Server がある場合、そこからインストールすると
steamapps\common\Terraria Server\配下にサーバーファイルが入ることがあります(※4)
初回起動で出やすい許可(ファイアウォール等)
初回起動時に Windows の警告が出たら、ここでつまずきやすいです。
- Windows セキュリティの警告が出たら
→ 基本は プライベートネットワークを許可(自宅内で使う想定)
→ 不特定多数に公開するつもりがないなら、パブリックは慎重に
💡コツ
- まずは LAN内で遊ぶ前提(プライベート許可)で通して、外部公開はあとから考える方が安全です。
手順2:ワールド選択・新規生成のポイント
サーバーを起動すると、多くの場合「ウィザード形式」で順番に聞かれます(※5)。
ここでの選び方が、快適さに直結します。
ワールドサイズの選び方(Small/Medium/Large)
迷ったらこれでOKです。
- Small:軽い/試運転向き/少人数でテンポ良く
- Medium:バランス型/長期でも扱いやすい
- Large:探索量が多い/後半に重くなりやすい(人数・PC性能に余裕がある方向け)
✅ 初心者のおすすめ
- Medium(安定と遊びごたえの両立)
- まず不安なら Smallで試運転 → 本番ワールドへ が失敗しにくいです。
難易度・モードの合わせ方(参加側と揃える)
ここでいう“難易度”は ワールド側(Classic/Expert/Master/Journey)の話です。
- フレンド全員で「どれで遊ぶか」を先に共有しておくと、後から揉めません
- バニラ(通常)で行くのか、MODで行くのかもここで分岐します
- MOD(tModLoader)で遊ぶなら、別の手順・一致条件が増えます(この方式Bは基本バニラ想定)
手順3:接続設定(ポート/パスワード/最大人数)
ここは「後から直せるけど、最初に整えると事故が減る」ゾーンです。
設定の目安を表にしておきます。
| 設定項目 | 初心者のおすすめ | こういう時に変える |
|---|---|---|
| ポート | 7777のまま(※2) | 2つ以上サーバーを立てる/他アプリと衝突 |
| パスワード | 設定する(短くてOK) | 身内限定でも“誤参加”防止 |
| 最大人数 | 実参加人数+少し | PC負荷が高いなら絞る |
既定ポート(例:7777)を変えるべき?
基本は 変えなくてOK です。
変えるのは、こういう時だけで十分です。
- 同じPCで複数サーバーを立てたい(例:7777と7778に分ける)
- 「ポートがすでに使われています」系のエラーが出る
※注意
- ポートを変えても安全性が大幅に上がるわけではありません。
パスワード+公開範囲の管理が本命です。
パスワード設計(身内/公開で分ける)
身内でも パスワードは入れるのがおすすめです。
- 短い合言葉でOK(例:8〜12文字くらい)
- 共有はチャットの公開チャンネルではなく、DM/グループDMが安心
- 「今日は友達の友達も来る」みたいな日は、日替わりで変えると安全
最大人数の決め方(負荷と快適さのバランス)
最大人数は“上限”なので、実際の人数より少し大きくしても構いません。
ただし、人数が増えるほど重くなりやすいので、
- いつも4人なら 6〜8 にしておく
- たまに10人来るなら 10〜12(PCが耐えないならサーバー移行検討)
…のように、現実の遊び方に合わせるのがコツです。
手順4:参加方法(ホスト側/参加側)
ホスト側:localhost で入る
まずは ホストPC自身が参加できるか確認します。
- Terraria を起動
→ Multiplayer
→ キャラ選択
→ Join via IP
→ IP:127.0.0.1(またはlocalhost)
→ ポート:7777(変更したならその番号)
→ パスワード:設定している場合のみ入力
✅ これが通れば、「サーバー起動」と「PC内の通信」はOKです。
参加側:IP参加(LAN内IP/グローバルIP)
LAN内(同じ家・同じWi-Fi)の場合
- 参加側は、ホストPCの ローカルIP(例:192.168.x.x) を入力
- ホストのローカルIPは Windows なら
ipconfigで IPv4 Address を見るのが手早い
インターネット(別の家から)の場合
- 基本はホストの グローバルIP(公開IP)+ポート で接続します(※2)
- ここで必要になることが多いのが ルーターのポート転送(ポート開放)
(ややこしければ、まずはLAN内で成功させてから進めるのがおすすめ)
入力ミスが多いポイント(IP・ポート・パス)
最後に、初心者がよくやるミスをまとめておきます。ここだけ見返すだけでも成功率が上がります。
- ローカルIPとグローバルIPを混同している
- LAN内:192.168〜 / 10.〜 など
- 外部:公開IP(ブラウザで “自分のIP” と検索して出るもの)
- ポート番号を入れ忘れる(変更している時に特に多い)
- パスワードの大文字小文字が違う
- ホストPCが スリープしていて落ちている
- 二重ルーター/回線側の制限などで そもそも外部公開が難しい(この場合はVPN方式に切り替える判断もアリ)
手順5:終了と保存(ワールドを壊さない止め方)
専用サーバーでいちばん大事なのがここです。
× ボタンで閉じると保存が不完全になる可能性があるので、基本はコマンド終了にします(※5)。
安全な終了コマンドと確認
よく使うコマンドはこれだけでOKです(※5)(※6)
help:使えるコマンド一覧save:手動で保存exit:保存して終了exit-nosave:保存せず終了(基本は使わない)
✅ おすすめの終わり方
- いったん
save→ 数秒待つ →exit
(「念のため保存してから終了」の二段構えが安全)
ログの見方(問題切り分けに使う)
ログは“エラー探し”というより、今どこで止まっているかを見る道具です。
見ておくと役立つログ例
- 起動直後:ポート待受が始まったか(Listening系)
- 参加時:プレイヤーが接続してきた記録(Joining/Connecting系)
- うまくいかない時:
- 「ポートが使用中」→ ポート変更 or 他プロセス停止
- 「ワールド読み込み失敗」→ ワールドファイル破損・パス違い・権限不足を疑う
💡運用の小ワザ
- ワールドファイルは定期的にバックアップしておくと、万一の破損でも戻せます(保存先の既定は Documents 配下が一般的)(※1)
方式B’:設定ファイル(serverconfig.txt)で“自動起動”にする
設定ファイル運用のメリット(毎回入力しない)
専用サーバーは、初回は対話形式でも起動できますが、長く遊ぶほど 「serverconfig.txt に固定する」 ほうがラクになります。
設定ファイル化のメリット
- 起動のたびに入力しなくてOK(ワールド選択・人数・ポート・パスなどを固定)
- 設定ミスが減る(毎回同じ条件で立ち上がる)
- 再起動に強い(PC再起動後も“同じ手順”で戻せる)
- 複数ワールド運用がしやすい(configファイルを分ければ混線しにくい)
初心者のおすすめ運用:
①まず1回は手動起動で動作確認 → ②設定をserverconfig.txtに写して固定 → ③バッチでワンクリック化
これが一番つまずきにくい流れです。
最低限入れたい設定項目
ここでは「まず動く」「事故りにくい」ものだけに絞ります。
(細かい最適化は、安定稼働してからでOK)
ポート/最大人数/パスワード
port(ポート)
- 基本は 7777のままでOK
- 変えるのは「同じPCで複数サーバーを動かす」などのときだけ
maxplayers(最大人数)
- 目安:実参加人数+2〜4
- 例:いつも4人 → 6〜8
- 値を上げすぎると、後半(イベント・建築・召喚物増加)で重くなりやすいので“ほどほど”が安定です。
password(パスワード)
- 身内でも 設定推奨(短い合言葉でOK)
- 共有は、公開チャットより DM が安心
この3つの考え方(初心者向けの結論)
- ポート:変えない
- 最大人数:増やしすぎない
- パスワード:必ず入れる
ワールド指定/自動生成
ワールドまわりは、最初につまずきやすいので パターンを2つに分けます。
パターンA:既存ワールドを指定して起動(おすすめ)
- すでに遊んでいるワールドがあるなら、これが安定です。
world=に .wld のフルパス を書きます。
パターンB:なければ自動生成(初回に便利)
- 初回セットアップ向け。
autocreate=でサイズを指定し、必要ならseed=やworldname=もセットします。
初心者が覚えるべき要点
- 「既存ワールドで続ける」なら world= を使う
- 「最初に作ってから始める」なら autocreate= と worldpath= を使う
- “保存先がどこか分からない”状態を避けるため、worldpath= を明示しておくと安心です
セキュリティ系オプション(BAN/secure等)
公開・半公開で遊ぶなら最低限ここだけ押さえると安心です。
(身内だけでも、荒らし・誤参加・チート対策の意味で有効です)
secure(追加のチート対策)
secure=1を入れると、追加の保護が有効になります。- 迷ったら ON でOKです。
banlist(BANリスト)
banlist=banlist.txtのように、BANリストの場所を指定できます。- 「荒らしが来た時に即対応できる」ので、公開寄りなら用意推奨。
upnp(自動ポート開放の補助)
upnp=1は、環境によってはルーター側の設定を自動化できる場合があります。- ただし、ルーターや回線次第で効かないこともあるので、
“できたらラッキー”くらいの位置づけがおすすめです。
バッチ/ショートカット化(ワンクリック起動)
ここまでできると、日常の運用が一気にラクになります。
(起動のたびに迷わない=トラブルが減る)
起動用ファイルの作り方
まずは置き場所を作るのがコツです。Program Files 配下は権限で詰まりやすいので、初心者は避けるのが安全です。
おすすめのフォルダ例
C:\TerrariaServer\- serverconfig.txt
- worlds\(ワールド置き場)
- logs\(必要なら)
- start-server.bat(起動用)
serverconfig.txt(最小構成の例)
下は「身内で既存ワールドを動かす」想定のミニマム例です。
パスはあなたの環境に合わせて書き換えてください。
world=C:\TerrariaServer\worlds\myworld.wld
port=7777
maxplayers=8
password=your_pass_here
motd=Welcome!
secure=1
banlist=C:\TerrariaServer\banlist.txt
ポイント
- パスに空白が入る場所は避けるとラク(入る場合は“起動側”で引用符を意識)
passwordは短くてもOK、でも空欄は非推奨motdは、ルール(例:建築ルール)を書くと揉めにくいです
自動生成(初回向け)の例
「ワールドがまだない」場合は、こちらの形が分かりやすいです。
worldpath=C:\TerrariaServer\worlds\
autocreate=2
worldname=MyServerWorld
seed=AwesomeSeed
difficulty=0
port=7777
maxplayers=8
password=your_pass_here
secure=1
覚え方(初心者向け)
autocreate:1=小 / 2=中 / 3=大difficulty:0=ノーマル / 1=エキスパート / 2=マスター / 3=ジャーニー
start-server.bat(ワンクリック起動)
次に、同じフォルダに start-server.bat を作ります。
(TerrariaServer.exe の場所は、Steamのローカルファイルから確認して差し替えてください)
@echo off
cd /d "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Terraria"
TerrariaServer.exe -config "C:\TerrariaServer\serverconfig.txt"
pause
より“運用向け”にするなら(落ちたら再起動)
クラッシュ時に自動で戻したい場合は、こんな書き方もできます。
@echo off
cd /d "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Terraria"
:loop
TerrariaServer.exe -config "C:\TerrariaServer\serverconfig.txt"
echo Server stopped. Restarting in 10 seconds...
timeout /t 10
goto loop
注意:意図せず止めたい時は、このバッチ自体を閉じる必要があります。
“常に再起動”が困る運用では、最初のシンプル版がおすすめです。
ショートカット化(さらにラクに)
start-server.batを右クリック → ショートカットを作成- そのショートカットをデスクトップに置けば、実質ワンクリックです。
管理者権限が必要になるケース
「動かない」の原因が権限のことはよくあります。よくあるのはこの3つです。
1)serverconfig.txt や banlist.txt を“保護された場所”に置いている
- 例:
C:\Program Files\配下に作ろうとして書き込めない
→ 対策:C:\TerrariaServer\ のような専用フォルダへ移す(おすすめ)
2)Windowsファイアウォールの許可がブロックされている
- 初回起動時の許可を間違えると、LAN内でも入れないことがあります
→ 対策:ファイアウォールで TerrariaServer.exe を許可(設定変更に管理者が必要な場合あり)
3)ショートカットの“作業フォルダ”がズレている
cdしていないと、banlistの出力先や相対パスが想定外になることがあります
→ 対策:バッチで cd /d を入れて“起点”を固定(上の例の通り)
方式C:VPS・レンタルで“常時稼働サーバー”を立てる
レンタルが向いている人(判断基準)
24時間稼働したい
- ホストが寝ていてもワールドが動き続けるのが最大メリットです。
「平日夜に少しずつ進めたい」「誰かが先に入って整地しておきたい」みたいな遊び方と相性◎。 - 固定IPが付くことが多く、参加手順がシンプル(毎回IPが変わりにくい)なのも利点です。
自宅回線・PC負荷を避けたい
- 自宅PCホストだと「配信/作業と同時に重い」「回線が混むとラグる」「PC再起動で落ちる」などが起きがち。
VPSなら負荷と稼働を切り分けできます。 - ルーターの事情でポート開放が難しい場合でも、レンタル側(VPS側)なら公開設定がしやすいことが多いです。
ポートやセキュリティを整えて運用したい
- 公開サーバー寄りにするなら、最低でも
パスワード設定+必要ポートだけ開放+管理用アクセス制限
の3点は押さえたいところ。 - VPSは管理画面でファイアウォール(接続許可)を細かく設定できる場合が多く、運用の“型”が作れます。✅
構築パターン(難易度別)
最短:ゲーム用テンプレ/イメージで作る
「Terraria用にインストール済み」みたいなテンプレがあるサービスを選ぶ方法です。
- だいたいの流れ(共通イメージ)
- 管理画面で「Terraria」を選んでサーバー作成
- プラン(メモリ)を選ぶ(最低1GB〜など制限があることも)
- サーバーIPを控える
- 初期設定(ワールド生成・パスワード等)
- ゲーム側でIP指定して参加
- ここがラク
- サーバーファイルのダウンロードや配置が不要
- ある程度“動く状態”から始まる
- 迷いやすい箇所(設定ファイル、起動方法)がサービス側の案内にまとまっている
⚠️注意点
- Steam版のみ接続可など、テンプレ側に条件が付く場合があります。
- 料金表示が「通常」と「キャンペーン/長期割引」混在のこともあるので、申込画面で最終金額を確認してください。

標準:VPSに手動インストールして作る
汎用VPSに自力で専用サーバーを入れて構築する方法です(自由度が高い)。
- できることが増える
- 起動方法、ログ管理、自動再起動、バックアップ、監視などを自分好みにできる
- 将来的にMOD系(tModLoader/TShock)や周辺ツールへ広げやすい
- その代わり増える作業
- サーバーファイル入手 → 配置 → 起動 → ポート開放/ファイアウォール
- OS更新・セキュリティ対応・バックアップの習慣化

VPSでの基本手順(手動構築の全体像)
OS選定(Windows / Linux)
迷ったらLinux推奨(安い・軽い・自動化しやすい)です。
- Linuxが向く人
- コマンド操作に抵抗が少ない(または手順通りに進められる)
- 低コストで安定運用したい
- 自動起動(systemd)やログ管理をちゃんとやりたい
- Windowsが向く人
- GUI(リモートデスクトップ)で触りたい
- Windowsアプリの操作に慣れている
※ただし、Windows Serverライセンス込み料金になることが多く、月額は上がりやすいです。
サーバーファイル準備〜起動
最短で迷わない考え方はこれです。
- テンプレあり:提供側の案内どおりに初期設定する(ワールド生成→参加確認)
- 手動:
- 公式配布の“Dedicated Serverファイル”を入手
- VPSへアップロード(SFTP等)して展開
- 設定(ワールド/人数/パスワード/ポート)
- 起動して、まず自分が接続できるか確認
- 友人に接続してもらって問題がないか確認(ラグ・ワールド保存)
💡つまずき回避のコツ
- 最初は「身内限定(パスワード必須)」で動作確認 → 安定してから公開寄りにする
- まずは「2〜4人で安定」させて、人数が増えたらプランを上げる方が失敗しにくいです。
ファイアウォール設定(必要ポートだけ開ける)
Terrariaサーバーは、標準でポート 7777を使うのが基本です。
- 開ける(許可する)もの
- Terraria用:7777(必要に応じてTCP/UDP)
- 絞る(制限する)もの
- 管理用SSH(22)やRDP(3389)は、可能なら自分のIPだけ許可にする
- 使っていないポートは全部閉じる(「開けっぱなし」が事故の元)
✅「公開サーバーっぽく」運用するなら最低限これ
- パスワード設定
- 最大人数を必要最小限
- 管理ポートをIP制限
- OSの自動更新(最低でもセキュリティ更新)をON
自動起動(再起動後も立ち上げる)
VPSはメンテや再起動が起こり得ます。再起動後に自動で戻る仕組みを作るのが肝です。
- Linux(例:systemd運用の考え方)
- 「Terrariaサーバー起動コマンド」をサービス化
- 異常終了したら自動再起動(Restart=always など)
- ログは
journalctl等で追えるようにする
- Windows(例:タスクスケジューラ)
- サーバー起動用ショートカット/バッチを作る
- 起動トリガーを「ログオン時」や「起動時」に設定
- 失敗時に再試行する設定を入れる
料金・スペックの目安(“最初の1台”の選び方)
「まず失敗しない」ための目安です(増えたら上げる前提)。
| 目安人数 | 推奨メモリ感 | こんな人向け |
|---|---|---|
| 2〜4人 | 2GB前後 | まずは安く安定させたい |
| 5〜8人 | 4GB前後 | ラグを減らして快適にしたい |
| 9人以上 | 8GB以上 | 常時誰かが出入り、イベント多め |
💰料金はサービス・契約期間・キャンペーンで大きく動きます。例として、公式ページ上で確認できる月額帯はこんなイメージです(“最終金額は申込画面で確認”が安全)。
- ゲーム用テンプレ系:Terraria対応で月額数百円〜の表示がある一方、通常価格帯も併記されることがあります
- 汎用VPS:2GB〜4GBで月額1,000〜3,000円台がひとつの目安になりやすい
- Windows VPS:1GBでも月額1,300〜1,400円台など、Linuxより高くなりがち
方式D:MOD対応サーバー(tModLoader)
tModLoaderサーバーが向くケース
tModLoaderのサーバーは、ざっくり言うと 「みんなで同じMOD環境を“固定”して遊びたい」 ときに真価を発揮します。
向いているのはこんな人👇
- 大型コンテンツMODや便利MODを入れて、テラリアを別ゲーム級に拡張したい
- ホストがいない時間も遊べるように、専用サーバーで常時稼働させたい
- 「今日はこのMOD、明日は別」ではなく、同じ環境で長期ワールドを育てたい
- 身内でも、MODの更新や差分で揉めがちなので、“ルールを1つに統一”したい
最初に知っておくべき現実(大事)
- tModLoaderは本体より重くなりやすく、PC側もサーバー側も余裕が必要です。
目安としてSteamの要件では、Windowsの最小メモリが 6GB、推奨が 16GB とされています(さらにWorkshopアイテムで要件は増える可能性あり)。 - また、tModLoaderは .NET 8 への依存が明記されています。環境により「起動しない」「更新で落ちる」の原因になるので、ここは要チェックです。
導入前の注意(“全員一致”が必須)
tModLoaderサーバー最大の落とし穴は、“1人でもズレると入れない” ことです。
初心者が安定させるコツは、「一致させる項目を最小限に固定する」こと。
まずはこの3点だけは、全員で合意してから進めるのが安全です。
- ① tModLoaderのバージョン(ブランチ)
- ② MODの構成(種類)
- ③ MODの有効/無効と順番
tModLoaderのバージョン(ブランチ)を揃える
tModLoaderには、ざっくり 安定版(stable) と プレビュー(preview) のような“系統”があり、ここが違うだけで入れないことがあります。
おすすめ運用(身内サーバー)
- 原則:全員 stable で統一(まずはこれが一番事故が少ない)
- プレビューを使うのは、「特定MODがその版にしか対応していない」など理由があるときだけ
チェックの仕方(ズレの芽を先に摘む)
- 「自分だけ最近更新が来てない/逆に先に更新された」状態が起きるので、
サーバーを立てる前に 全員が同じ“系統”にいることを確認しておくとスムーズです。
MODの種類・順番・有効/無効を揃える
tModLoaderでは、MODが一致していない=別ゲームです。
ここで重要なのは「入れているかどうか」だけではなく、
- 同じMOD
- 同じバージョン
- 同じ有効/無効
- (必要に応じて)同じ読み込み順
まで揃えること。
初心者が最短で揃えるコツ
- “口頭でMOD名を共有”はやめて、Mod Pack(MODパック)で配布・固定します。
- さらに注意点として、サーバーが違う構成だと、参加時に設定(Mod Config)が上書きされる可能性が報告されています。
「いつもの設定が消えた…」事故を避けるなら、参加前にバックアップや、プロファイルの分離を意識すると安心です。
サーバー側の手順(概略)
ここでは「とりあえず動かす」ための全体像だけを、初心者向けに短くまとめます。
細かい最適化(自動再起動、監視、Docker化など)は、安定してからでOKです。
サーバーファイルの用意(例:SteamCMD等)
tModLoader公式ドキュメントでは、専用サーバー構築をラクにする仕組みとして Dedicated Server Utils(管理スクリプト)を案内しています。
この方法だと、フォルダ構成・インストール・MOD導入の流れが“型”になります。
やることは大きく4つだけ
- フォルダを用意(Mods / Worlds を置く場所)
- SteamCMDを用意(推奨手段)
- 管理スクリプトで tModLoaderをインストール
- MODをインストール&有効化して起動
公式ドキュメントの流れ(イメージ)
- SteamCMDを使う場合、管理スクリプトで次のようにインストールします(例):
./manage-tModLoaderServer.sh install-tml --username your_steam_username
- 続けて、必要ならMODのインストールを実行します:
./manage-tModLoaderServer.sh install-mods
- サーバー起動は次のような形です:
./manage-tModLoaderServer.sh start
MODを“揃える”ための肝:install.txt / enabled.json
- tModLoaderのWorkshopは「名前」ではなく内部IDで管理される都合があり、サーバー側へ同じMODを入れるには Mod Packを作って
install.txtとenabled.jsonを用意するのが分かりやすいです。 - 公式ドキュメントの流れでは、ゲーム内Workshopの Mod Packs から「有効化中のMODを新規パックとして保存」→「フォルダを開く」→ そこから
install.txt/enabled.jsonをサーバー側のMods配下に配置…という手順が案内されています。
安全運用の小ワザ(オリジナリティ枠)
- SteamCMDはログインが必要な場面があります。
共有PCやVPSで作業するなら、個人のメインアカウントではなく“サーバー用のSteamアカウント”を分けると安心です(認証・セキュリティ面の事故予防)。
ワールド移行(バニラ→MOD)時の注意
「今までのバニラワールドを、そのままMOD環境で続けたい」ことはよくあります。
ただし、MOD導入後はワールド側にも追加データが乗ることがあるため、移行前に必ずやってください。
移行前の鉄則(これだけ守れば致命傷を減らせます)
- ✅ ワールドを丸ごとコピーして別名で保管(バックアップ)
- ✅ 初回は“テスト起動”して、問題なく入れるか確認
- ✅ 大型MODを入れるなら、最初は少人数でログインして様子を見る(負荷・クラッシュ確認)
覚え方
- バニラ → MOD移行は、いきなり本番にせず
「コピー → テスト → 本番」 の3段階が安全です。
参加側の手順(概略)
参加側は「サーバーと同じ環境を作る」だけです。
ここを丁寧に揃えるほど、トラブルが激減します。
MOD同期・差分が出た時の直し方
差分が出たときの対処は、焦って色々いじるより “揃える順番”を固定すると速いです。
おすすめの復旧手順(上から順に)
- tModLoaderのバージョン(stable/previewなど)がサーバーと同じか確認
- 同じMod Packを適用する(サーバー側と同じ構成へ)
- それでもダメなら、ローカルのMOD環境をいったん整理
- いったんプロファイル(または環境)を作り直す
- サーバーの
install.txt/enabled.jsonを“正”として揃え直す
- 同期画面で止まる場合は、一度MODを削除→再ダウンロードで直ることがあります(時間はかかるけど成功率が高い)
トラブル予防のコツ(最初に決めておくと強い)
- 「サーバーのMod Packが正解(マスター)」
- 「参加者はそれを必ず適用」
このルールにすると、毎回の“誰が何入れてる?”が消えます。
よくある詰まり
入れる人と入れない人が出る(不一致の典型)
一番多いのはこれです。原因もだいたい固定です。
よくある原因トップ5
- 1. tModLoaderの 系統(stable/preview) が違う
- 2. MODの 数が違う(入れ忘れ/余計に入ってる)
- 3. 同じMODでも バージョンが違う(片方だけ更新)
- 4. 有効/無効が違う(インストールはあるが無効、など)
- 5. 設定(Mod Config)がズレている/上書き事故で挙動が変
最短の解決策(迷わないためのテンプレ)
- ✅ サーバー側のMod Pack(
install.txt/enabled.json)を正にする - ✅ 入れない人は、いったん自分のMOD環境を整理して “サーバーと同じ構成だけ” にする
- ✅ それでもダメなら、tModLoader本体の版(stable/preview)を合わせ直す
“入れる人と入れない人”が出た時の判断基準
- 1人だけ入れない → その人の環境差(MOD差分・版ズレ)の可能性が高い
- 複数人が入れない → サーバー側の構成(MOD/版/起動設定)の可能性が高い
方式E:運営・権限管理が強いサーバー(TShock など)
TShockでできること(通常サーバーとの差)
通常のTerraria専用サーバー(TerrariaServer.exe)に比べて、TShockは「運営のための機能」が最初から揃っています。身内サーバーでも、公開サーバーでも、トラブルを減らしやすいのが強みです。
主な違いはこのあたりです。
- 権限(Permissions)とグループ(Groups)で、できることを細かく制御できる
- 例:管理者はキック/ワープOK、一般参加者はワープ不可…など
- 荒らし対策・不正対策(アンチチート系のチェック)
- 建築保護(スポーン周辺保護、リージョン保護等)で、壊されたくない場所を守れる
- Server Side Characters(SSC)で「持ち込みアイテム」を禁止し、サーバー内の進行を公平にできる
- BAN / ミュート / ログなど、管理で使う機能が豊富
- (必要なら)REST APIやプラグインで拡張も可能
※注意:TShockはTerraria本体の更新に追随する形なので、サーバーのTerrariaバージョンと、TShockが対応しているバージョンが一致しているかを必ず確認してください。大型アップデート直後は特にズレやすいです。
初期セットアップの要点
TShockは「導入して起動したら終わり」ではなく、最初に“運営者アカウント”を確定させるのが重要です。ここが曖昧だと、権限周りで詰まりやすくなります。
管理者/権限の設計
まず押さえるべきポイントは「アカウント」と「グループ」です。
ざっくり役割イメージ
| 役割 | 何をする人 | 付与する権限の考え方 |
|---|---|---|
| owner(オーナー) | サーバーの最終管理者 | ほぼ全部OK(ただし慎重に運用) |
| admin(管理者) | 日常の運営(対応・監視) | 必要な管理コマンドだけ付与 |
| default / guest | 一般参加者 / 未登録 | “普通に遊ぶ”範囲に限定 |
最初のセットアップ(重要)
- サーバー起動時に表示される setup code を使い、ゲーム内で
/setupを実行 - その直後に、ownerアカウントを作成してログイン
- 最後に
/setupを完了させて、セットアップを閉じる
コマンド例(イメージ):
/setup <code>
/user add <username> <password> owner
/login <username> <password>
/setup
運用上のコツ
- ownerのパスワードは長く・強く(推測されないもの)
- adminを増やすときは「いきなり強権限」にせず、必要最低限から
- SSCを使う場合、superadminの扱いは特に注意(後述)
ホワイトリスト・BAN運用
公開・半公開で運営するなら、最初から「入場制御」を決めると事故が減ります。
ホワイトリスト(入れる人だけ入れる)
- TShockのホワイトリストは、運用によっては IPアドレスベースになることがあります
- 有効化は
config.json側の設定で切り替え、リスト(whitelist.txt)と連動するイメージです - 身内サーバーで「フレンド以外は絶対入れない」にしたい場合に強いです
BAN(追放・再侵入対策)
BANは「名前だけ」だと抜けられやすいので、設定で効き方を理解しておくと安心です。
- IP一致で弾く(同じ回線からの再侵入を防ぎやすい)
- UUID一致で弾く(環境により有効)
- キャラ名一致で弾く(巻き込みの可能性もあるので慎重に)
「公開運営にするのか」「身内限定でゆるくやるのか」で、強める場所を変えるのがコツです。
運用の基本
コマンドでの管理(キック、状態確認など)
運営でよく触るのは、だいたいこの系統です。
- ユーザー管理:アカウント作成、グループ変更、パスワード変更
- 対応:キック、BAN、ミュート
- 状況把握:誰が入っているか、ログ確認、問題の切り分け
- サーバー制御:再起動、設定リロード、パスワード変更
- ワールド保護:スポーン/リージョン保護、ワープ等
「覚える順番」をおすすめすると、
- /user 系(アカウントとグループ)
- /kick /ban(対応)
- /reload(設定反映)・ログ閲覧(原因特定)
の順でOKです。
ログとトラブル対応フロー
TShock運営で初心者がラクになるのは「困ったらログで判断できる」ところです。焦って設定をいじりまくる前に、次の手順がおすすめです。
よくあるトラブルの流れ(最短の切り分け)
- ✅ 参加者に確認:
- 参加できないのは「全員」?「特定の1人」?
- エラーメッセージは出ている?
- ✅ バージョン確認:
- サーバーのTerraria / TShockの対応が合っているか
- クライアント側のバージョンがズレていないか
- ✅ 入場制御の確認:
- ホワイトリストがONになっていないか
- BAN(IP/UUID/名前)で弾いていないか
- ✅ 権限の確認:
- guest/defaultのグループが想定どおりか
- RequireLogin系の設定で「ログイン必須」になっていないか
- ✅ 反映:
- configを変えたら 再起動 or /reload が必要な項目がある
SSC運用中の注意(かなり重要)
SSCは便利ですが、権限設計が雑だと事故ります。
- superadminは「全部できる」=SSCを無視できる権限も含まれがち
- 公平なSSC運用にしたいなら、強権限アカウントの扱いを分ける(例:必要権限は全部付与しつつ、SSC無視だけは外す)
ポート開放・公開設定(“要る/要らない”をここで決着)
ポート開放が必要になる条件
まずは 「どの遊び方か」で結論が決まります。迷ったらこの表だけ見てOKです。
| あなたの状況 | ポート開放 | 補足 |
|---|---|---|
| 同じ家のWi-Fi/LAN内だけで遊ぶ | 不要 | ローカルIPで参加すればOK |
| 自宅PCで専用サーバー(TerrariaServer.exe)を立て、外の友達がIP参加する | 基本必要 | ルーターの転送+PC側ファイアウォール許可がセット |
| VPS/レンタルでサーバーを立てる | 自宅の開放は不要 | 代わりに「VPS側のFW/セキュリティグループ」で7777を許可 |
| ポート開放できない回線(CGNAT等) | できない(=必要でも無理) | VPN方式に切り替えるのが現実的 |
ここが超重要
- 「ポート開放」の話は “専用サーバーを外から見えるようにする”ためのものです。
- Steam招待(Host & Play)は仕組みが別で、専用サーバーほど“外部公開設定が必須”にならない場合があります(ただし環境によっては不安定になるので、ダメなら専用サーバー+開放 or VPNへ)。
ルーター設定のチェック項目
ポート開放の失敗は、だいたい 次のどこかです。上から順に潰すのが最短です。
- サーバーPCのLAN内IPを固定する(重要)
- 例:
192.168.1.10のような 固定(DHCP予約)にします。 - これをやらないと、PC再起動などでIPが変わって「昨日まで入れたのに今日は入れない」が起こります。
- 例:
- ポート転送ルールを作る
- 外部(WAN)
7777→ 内部(LAN)7777 - 転送先:上で固定した サーバーPCのLAN内IP
- ルーターの画面では「ポート転送 / NAT設定 / 仮想サーバー」など名称がバラバラです。
- 外部(WAN)
- 外部からの接続テストは“外の回線”で
- 同じ家のWi-Fiから「グローバルIP」で入ろうとして失敗することがあります(ルーターの仕様で“内→外→内”が通らないケース)。
- テストは、友達に試してもらうか、スマホを4G/5Gにして試すのが確実です。
- グローバルIPが変わるなら共有方法を決める
- 自宅回線によってはIPが変わります。
- その場合は「変わったら知らせる」運用にするか、必要ならDDNS等を検討します(まずは身内なら“都度共有”でOK)。
TCP/UDP の扱い
Terrariaの専用サーバーは 既定ポートが7777です。ルーターでプロトコルを選べる場合は、初心者は次の方針が安全です。
- 選択肢が 「TCP」「UDP」「両方」なら → 両方を選ぶ
- 「両方」が無いなら →
TCP 7777とUDP 7777を 2本作る
VPSでも同じで、「VPSの防火壁(FW)」側で 7777 を必要なプロトコルで許可します。
二重ルーター・CGNAT など“開けられない”原因
「設定は合ってるはずなのに外から入れない」時、初心者が最初に疑うべきはこの2つです。
二重ルーター(ルーターが2台)
- 例:回線終端装置(ONU一体型ルーター)+自前ルーター
- この状態だと、片方だけ設定しても外から届かないことがあります。
対処の考え方(できる範囲でOK)
- 上流側を ブリッジ(ルータ機能OFF)にする
- もしくは上流→下流の順で 二段階で転送する
- どれが可能かは機種・契約で変わるので、「ルーターが2つあるか?」だけでも確認すると切り分けが早いです。
CGNAT(回線側の都合でポート開放が不可能)
- これに当たると、あなたのルーターで転送設定をしても ISP側のNATで止まるため、基本的にポート開放できません。
見分け方(どれか当てはまれば要注意)
- ルーターのWAN側IPが、
100.64.0.0~100.127.255.255の範囲になっている - 「ルーターのWAN IP」と「外部サイトで表示される自分のIP」が一致しない
- そもそもプロバイダが「共有IP(CGNAT)」を明言している
現実的な解決策
- ISPに グローバルIPv4のオプションがあるか確認
- もしくは VPN方式(次の章)/VPSへ移行 が早いです
ファイアウォール/セキュリティソフトの許可
ルーターで開けても、PC側がブロックしていたら入れません。ここもセットで確認します。
Windowsの典型(よくある詰まり)
- TerrariaServer.exe 初回起動時に「通信を許可しますか?」が出る
- ここで拒否した/片方だけ許可した
- → 外部から入れない原因になります
おすすめの安全な許可の仕方
- 「ファイアウォールを丸ごとOFF」は避ける(危険&切り分けが雑になります)
- 代わりに、次のどちらかにします
- TerrariaServer.exe を許可(アプリ単位)
- ポート7777の受信を許可(ポート単位)
セキュリティソフトを入れている場合
- Windowsファイアウォールとは別にブロックすることがあります。
- 一時的に停止してテスト→原因がそれなら「例外設定」にするのが安全です。
代替策:ポート開放なしで遊ぶ(VPN)
ポート開放ができない/したくないなら、VPNで“身内LAN”を作るのが定番の逃げ道です。
流れはシンプルで、
- 全員が同じVPNに参加
- そのVPN上のIP(または名前)でサーバーへ接続
という形になります。
身内限定に向く理由
- ルーターでポートを開けないので、外部にサーバーが露出しにくい
- 招待した人だけ参加できるので、身内運用と相性が良い
- CGNATでも動く可能性が高い(ポート開放に依存しない)
速度・安定性の注意
VPNは万能ではなく、次の点は知っておくと安心です。
- 遅延(ラグ)は“回線+経路”次第
- 直通できず中継(リレー)になると、体感が悪化しやすいです
- 全員が導入する手間がある
- 不安定な時は、
- VPNの接続先リージョンを変える
- 使う回線(Wi-Fi/有線)を見直す
- 参加人数を絞って検証する
など、原因を小さくして切り分けるのがコツです。
サーバー設定(快適さと安全性を上げる“共通設定”)
パスワード設計と公開範囲
サーバー運用で一番ラクになるのは、「どこまで公開するか」を先に決めて、設定を固定することです。
身内限定(おすすめ)
- パスワード:必ず設定(短すぎない/推測されにくいもの)
- 共有方法:Discordなどで DM・限定チャンネルのみ(SNSや配信で貼らない)
- ルール:参加者を増やす時は「招待制」にする(荒らし対策が段違い)
一般公開(慣れてから)
- パスワードは“入口”に過ぎません。公開は攻撃・荒らしの対象になりやすいので、権限管理できる方式(例:TShock)が現実的です。
- 公開するなら最低限、
- 定期バックアップ
- ログ監視(後述)
- 参加ルール(禁止行為・対応フロー)
をセットにします。
💡コツ:公開範囲を悩む人ほど、まずは「身内限定+強めパスワード+固定メンバー」で走らせると失敗しにくいです。
最大人数・ワールドサイズ・負荷の関係
テラリアの“重さ”は、ざっくり 「同時に動く量」で決まります。ポイントは3つです。
1) 人数が増えるほど重くなる要素
- 同時に戦闘・採掘・移動が増える → 敵・弾・アイテム処理が増える
- 建築や配線・トラップが増える → 常時処理が増える
- 参加者の回線差が出る → 同期が乱れて体感が悪化することがある
2) ワールドサイズが大きいほど“サーバーの要求”が上がりやすい
- セーブデータが大きいほど、保存・バックアップ・移動が重くなる
- 探索範囲が広いほど、進行が進んだ後に“物量”が増えやすい(建築物・装置・アイテム等)
3) 「最大人数」は“上限”であって“快適人数”ではない
- 例えば最大16人にしても、PC/回線が追いつかなければ体感は悪化します。
- 迷ったら、まずは 少し控えめ(例:8人上限)にして、安定してから上げるのが安全です。
✅初心者向けの決め方(迷ったらこれ)
- 2〜4人:Small/Mediumでも遊べる。まずは軽量運用でOK
- 5〜8人:Medium推奨。安定運用のライン
- 9人以上:Largeも視野。ただしサーバー側(PC/VPS)の余力が重要
バックアップ戦略(最低限これだけ)
バックアップは、凝り始めるとキリがありません。初心者はまず 「これだけやれば致命傷を避けられる」に絞ります。
最低限のバックアップ対象
- ワールド:
.wld(+あれば.wld.bakも) - できればプレイヤー:
.plr(アイテムや進行も守りたい場合)
最低限の頻度
- ① 毎日1回(寝る前や深夜など固定)
- ② アップデート前/MOD変更前/大きな建築前
- ③ 「今日は長時間遊んだな」という日
保存先
- 同じPCの別フォルダでも良いですが、できれば
- 外付け
- クラウド
- 別マシン
のどれかに逃がすと安心度が上がります。
自動バックアップ
やり方は3系統あります。できるところからでOKです。😊
A. “ゲームが作るバックアップ”を理解しておく(最重要)
- ワールドには
.wldと.wld.bakが並ぶことがあります。 - ただし 「.bakがある=安心」ではありません。更新タイミング次第で古いこともあるので、次のB/Cも併用が安全です。
B. OSの機能で“フォルダごと”定期コピー
- Windows:タスクスケジューラで「Worldsフォルダを別場所へコピー」を毎日実行
- VPS(Linux等):cronで毎日ZIP化→別ディレクトリへ保存
C. VPS/レンタルなら“世代管理”が強い
- 例:
backup_2026-02-13.zipのように日付で保存して、過去分を残す - 失敗した時に「昨日に戻す」が一瞬になります。
ワールド破損時の復元手順
ワールドが壊れた/巻き戻った時は、焦って起動を繰り返すほど悪化しがちです。まずは深呼吸して、次の順番で進めます。
手順0:サーバーを止める(最優先)
- VPSならプロセス停止、PCならサーバーコンソールを終了します。
- “止め方”は後述の「アップデート時の運用」も参考にしてください。
手順1:現状ファイルを避難
WorldName.wldとWorldName.wld.bakがあれば、両方を別フォルダへコピー(保険)- これで「作業ミスで完全に詰む」を防げます。
手順2:復元ルートを選ぶ
- ルートA:あなたが取ったバックアップ(ZIPやコピー)を戻す ✅最も確実
- ルートB:
.wld.bakを使う(バックアップが無い時の最終手段)
ルートB(.bak復元)の考え方
.wldが壊れている/読めない場合に、.wld.bakを“復元候補”にします。- ただし
.bakは「必ず最新」とは限らないので、戻したら進行が巻き戻る可能性があります。 - 復元後は、まず ソロで起動して確認 → 問題なければサーバーに戻す、が安全です。
手順3:復元できたら“再発防止”
- 自動バックアップ(毎日)を導入
- 大きな変更(MOD更新・設定変更)の前に手動バックアップを徹底
- サーバーの停止は“正しい手順”で行う(次項)
アップデート時の運用
先にサーバーを上げる?クライアントを上げる?
結論:バージョンを揃えないと接続できません。だから運用としては「止める→揃える→起動」が基本です。
おすすめの安全手順(バニラ/専用サーバー共通)
- 📢 参加者へ「○時に止める」と告知(探索中だとトラブルが減ります)
- サーバー側で 手動セーブ(できる環境なら)
- サーバーを 正規手順で終了(強制終了しない)
- バックアップを取る(ワールド+必要ならプレイヤー)
- サーバーとクライアントを 同じバージョンに更新
- サーバー起動 → 自分が入れるか確認 → 参加者に案内
“止め方”が大事な理由
- 専用サーバーは、終了時に「正しく保存される」ことが重要です。
- 不安なときは、終了前に手動で保存→終了、の流れを習慣化すると事故が減ります。✅
MOD環境の更新手順
MODは、バニラよりも「揃えるべきもの」が増えます。ポイントはこの3つだけ覚えればOKです。
MOD環境の鉄則
- 全員が同じ土台(tModLoaderのバージョン)
- 同じMOD構成(入れるMODが同じ)
- 同じMODの版(同じバージョン)
これがズレると、接続できない/入れても挙動が壊れる原因になります。
おすすめの安全手順(tModLoader)
- サーバー停止
- バックアップ(ワールド+必要ならプレイヤー)
- tModLoaderの更新可否を確認
- 大型アップデート直後は、tModLoader側の対応に時間がかかることがあります。
- その場合は “今の環境を維持(Legacy運用)”して、安定版が出てから移行が安全です。
- MOD構成を「MODパック等」で固定(全員が同じ内容になる形にする)
- サーバー側でMODを反映 → クライアント側も同じMOD構成に更新
- 接続テスト(管理者だけで先に確認)→ 問題なければ全員へ案内
TShockなど管理系サーバーの場合
- まずは「サーバーファイルの入れ替えで更新」→ 設定とデータは保持、が基本です。
- ただし更新前に、データベース(例:SQLite)や設定フォルダを丸ごとバックアップしておくのが安全です。🔒
- 可能なら「クラッシュ時や最終退出時の保存設定」も有効化して、事故耐性を上げます。
参加方法まとめ(クライアント側の迷子をゼロに)
サーバーに入れない原因の多くは「どの参加方法で、何を入力するのか」が曖昧なまま進むことです。ここでは 参加側が迷わない導線だけを、方式別にまとめます。✅
Steam招待で参加
Steam版で「Host & Play」を使うと、IP入力をせずに Steam経由で合流できます(短時間の身内マルチに向きます)。
参加までの流れ(参加側)
- Terrariaを起動 → Multiplayerへ
- Join via Steam(またはSteam招待通知から参加)
- キャラ選択 → 参加先を選んで合流
ホスト側でやること(最小)
- Host & Playでワールドを起動
- ゲーム内の Invite Friends から招待(Steamオーバーレイが開く想定)
- 招待を送ったら、相手は通知から参加できます
つまずいた時のチェック(ここだけ見ればOK)
- Steamオーバーレイが出ない → Steam側で「ゲーム中のオーバーレイ」を有効にしてから再起動
- 相手が見つからない → フレンド状態/オンライン状態を確認
- 参加できない → バージョン不一致の可能性が高い(ホストと参加側でアップデート状況を揃える)
IPで参加(LAN / インターネット)
専用サーバー(自宅PC / VPS / TShock等)に入るときは、基本的にこの方法です。
流れはシンプルで 「IP → ポート → パスワード」を入力します。
参加までの流れ(参加側)
- Terrariaを起動 → Multiplayer
- Join via IP
- キャラ選択
- IP入力 → Port入力 → Password入力(必要なら)
- 接続
LAN内(同じ家のWi-Fiなど)なら LAN内IP、外から入るなら グローバルIP(またはVPSのIP) を使います。
入力する値の一覧(IP・ポート・パス)
| 入力項目 | 何を入れる? | 例 | よくあるミス |
|---|---|---|---|
| IP | 接続先のIP(LAN内 or グローバル) | 192.168.1.10 / xxx.xxx.xxx.xxx | LAN内IPとグローバルIPを混同する |
| Port | サーバーの待受ポート | 7777(既定) | 空欄のまま/別ポートを入れる |
| Password | サーバー側で設定した場合のみ | 共有された文字列 | 大文字小文字・全角半角違い |
迷わないコツ
- まずホストに「どの方式で立ててる?(自宅PC / VPS / TShock / tModLoader)」を確認
- 次に「LAN内IPなのか、グローバルIPなのか」を確認
- 最後に「ポートは既定(7777)か変更したか」を確認
ホストだけ特別(localhost)
サーバーと同じPCで“自分も参加”したいときは、ホストだけ入力が特別になります。
- 同じPCから入る(ホスト自身)
- IP:
localhost(または127.0.0.1) - Port:サーバーで設定したポート(既定なら
7777)
- IP:
- 同じ家の別PCから入る(LAN内の参加者)
- IP:サーバーPCの LAN内IP(例:
192.168.x.x) - Port:
7777(既定)+必要ならパスワード
- IP:サーバーPCの LAN内IP(例:
- 家の外から入る(インターネット参加者)
- IP:自宅回線の グローバルIP または VPSのIP
- Port:
7777(既定)+必要ならパスワード
最後の確認チェック(接続前30秒)
- サーバーが起動中か(ウィンドウを閉じていないか)
- ホストと参加側のバージョンが一致しているか
- IP/Port/Passwordをコピペして入力ミスを潰したか(特にポート)
- 外部参加なのにLAN内IPを入れていないか(逆も同様)
よくあるトラブルと解決(症状から逆引き)
「connecting to…」から進まない
まずは焦らず、切り分けの順番を固定すると早いです。
- ① サーバーが本当に起動しているか(落ちてないか)
- ② 参加方法が合っているか(Steam招待/IP参加)
- ③ 入力値が合っているか(IP・ポート・パス)
- ④ ルーター/ファイアウォールが塞いでいないか
- ⑤ バージョンが一致しているか(本体/MOD)
ポート未開放・FWブロック・アドレス誤り
結論:原因の8割はここです。特に「外部からIP参加」で起きやすいです。
最短で原因を特定する3ステップ
- ホストPC自身が localhost で入れるか
localhost(または127.0.0.1)で入れない → サーバー起動/設定側の問題
- 同じWi-Fi/LANの別PCが LAN内IP で入れるか
- 入れない → PC側ファイアウォールやLAN設定の問題が濃厚
- 家の外(スマホ4G/5G等)から グローバルIP で入れるか
- 入れない → ポート開放/回線側制限(CGNAT等)の可能性が濃厚
※同じ家のWi-FiからグローバルIP接続は、ルーター仕様で失敗することがあります(テストは必ず“外”で)
- 入れない → ポート開放/回線側制限(CGNAT等)の可能性が濃厚
入力ミスのチェック(ここだけ見ればOK)
- IPが違う
- LAN内:
192.168.x.x/10.x.x.xなど - 外部:グローバルIP(またはVPSのIP)
- LAN内:
- ポートが違う(既定は 7777 が多い)
- パスワードの大小文字/全角半角が違う
- 「IP:ポート」を一括で入れようとしている(TerrariaはIPとPortを別々に入力)
ファイアウォール(Windows)の超シンプル確認
- サーバー起動時に出る警告で、プライベートネットワークを許可したか
- 許可が怪しいときは、
- 「TerrariaServer.exe を許可」または「受信で 7777 を許可」
のどちらかに統一(“全部OFF”は非推奨)
- 「TerrariaServer.exe を許可」または「受信で 7777 を許可」
ルーター側(ポート開放)の超シンプル確認
- サーバーPCのLAN内IPを固定(DHCP予約)したか
- 転送先がその固定IPになっているか
- TCP/UDPを選べるなら両方で作っているか
バージョン不一致
「connecting…で止まる」「入室直前で弾かれる」は、バージョン不一致でも起きます。
確認ポイント(順番が大事)
- サーバーのTerrariaとクライアントのTerrariaが同じ版か
- Steam版は自動更新がズレることがあるので、全員いったん再起動・更新確認
- tModLoader(MOD)なら、土台(stable/preview)とMOD構成が一致しているか
- 1人でもズレると入れません(MOD数・有効/無効・バージョン)
安全な運用ルール
- アップデートが来たら、いきなり全員で入らず
「サーバー停止 → バックアップ → 更新 → 管理者だけ接続確認 → 全員解放」
にすると事故が激減します。
一部の人だけ入れない
「Aさんは入れるのにBさんだけ無理」は、サーバーが壊れているよりも、参加者側の回線条件が原因になりがちです。
NAT/回線側制限・ルーター相性
起きがちなパターン
- 参加者がモバイル回線/共有回線/特殊ルーターで、通信が不安定
- 参加者が家庭内で二重ルーターになっている
- 参加者側の回線がCGNAT等で、特定の通信が通りにくい
切り分けのコツ(簡単で強い)
- その人に「別回線」で試してもらう
- 例:家Wi-Fi → スマホテザリング
- これで通るなら「PC設定」ではなく「回線/ルーター側」が濃厚
- ホストが自宅PCで外部公開しているなら、いったん VPS または VPN(身内限定)に逃がす
→ “個別環境差”の影響を受けにくくなります
ラグ・カクつき・頻繁な切断
「入れるけど遊べない」は、原因が1つではなく、負荷・回線・同期が絡みます。
サーバースペック不足
スペック不足のサイン
- 人が増えるほど急に重くなる
- イベント戦(大量湧き)でコマ送りになる
- サーバー側の操作(コンソール)が反応しにくい
- メモリ不足っぽい挙動(突然落ちる/再起動が必要)
効く対策(優先順)
- ① 最大人数を下げる(体感が一番変わることが多い)
- ② ホストPCを有線接続にする(Wi-Fiは不安定要因)
- ③ VPSならメモリ/CPUを上げる(“人数が多いほど”効く)
- ④ 長時間運用なら定期再起動(毎日・数日に1回)を習慣にする
ワールドサイズ・人数・MOD負荷
重くなる要因(ありがち)
- ワールドが大きい(探索が進むほど物量が増えやすい)
- 人数が多い(同期情報が増える)
- MODが多い/大型MOD(敵・アイテム・演出が増える)
軽くする考え方
- まず 人数 × ワールドサイズ × MOD数 のどれを削るか決める
- 例:人数8固定なら、MODを減らす/ワールドをMediumにする
- MOD環境は「便利MODを入れすぎ」が重さの原因になりやすいので、
最小構成 → 追加の順に戻すと安定しやすいです
ワールドが巻き戻る/壊れる
「昨日の建築が消えた」「読み込めない」は高ストレスですが、手順通りにやれば復旧率は上がります。
終了手順ミス・保存失敗
一番多い原因
- サーバーを ×ボタンで閉じる/強制終了してしまい、保存が不完全になる
安全な終了の型(覚えるのはこれだけ)
save(手動保存)→ 少し待つ →exit(保存して終了)
※実行できる形式はサーバー種類によって差がありますが、「保存してから終了」の思想が重要です
運用の小ワザ
- “大型イベントの後”“建築の区切り”など、節目で手動保存しておくと事故耐性が上がります。
バックアップから復旧
復旧の鉄則:起動を繰り返さない
- 壊れた状態で何度も起動すると、上書きで悪化することがあります。
最短の復旧手順
- サーバーを停止
WorldName.wldとWorldName.wld.bakを別フォルダに退避(保険)- あなたが取ってあるバックアップ(ZIP/コピー)を戻す(最優先)
- バックアップが無い場合のみ、
.wld.bakを使った復旧を検討 - 復旧後は、いきなり全員で入らず ソロで読み込み確認 → サーバー起動 の順にする
MODが合わず起動しない
tModLoaderは特に、“一致していない”=起動しない/入れないが起こりやすいです。
MOD構成・順番・依存関係の見直し
まずやること(これが最速)
- ① MODを全部OFFにしてサーバーが起動するか確認
→ 起動するなら、原因はMOD側 - ② 最小構成(必須の大型MOD+依存だけ)で起動
→ 起動したら、追加MODを少しずつ戻す - ③ 参加者は「自分の好み構成」ではなく、サーバーと同じ構成に揃える
“揃える”をミスらない方法
- Mod Pack(MODパック)を作って、
install.txtとenabled.jsonを基準にする
→ 「誰が何を入れたか」を口頭で管理しないのがコツです
依存関係で詰まったときの考え方
- 大型MODは「これが無いと動かない」依存があることが多い
- エラーログに依存名が出ることが多いので、
ログ → 依存を追加/更新 → 再起動の順で直します
Q&A(検索されやすい疑問を一括回収)
スマホ版・Switch・PSで同じやり方は使える?
結論から言うと、「同じ手順でそのまま」は難しいです。理由は、端末ごとにマルチの仕組み(参加方法・公開方法・常時稼働のしやすさ)が違うからです。
| 端末 | すぐ遊ぶ(ホスト方式) | いつでも同じワールド(専用サーバー) | IPを直接入力して参加 |
|---|---|---|---|
| PC(Steam等) | ◎ | ◎(自宅PC / VPS) | ◎ |
| スマホ(Mobile) | ◎ | △(サーバー自体はPC/VPS側で立てるのが基本) | ◎(メニューにあることが多い) |
| Switch / PS(Console) | ◎(フレンド・招待が中心) | △〜×(環境制約が強い) | △(機種/版により制限されがち) |
初心者が迷わない考え方はこれです👇
- 身内で短時間だけ → まずは「ホスト方式」で十分(最短で遊べる)
- ホスト不在でも進めたい / 24時間開けたい → 「専用サーバー(PC/VPS)」が向く
- 端末がバラバラ → 次の「クロスプレイ」項目を先に確認(ここが最大の落とし穴)
※特にSwitch/PSは、PC版のように「サーバーexeを自由に動かして公開運用」という発想が通りにくいことが多いので、“招待で遊ぶ前提”で考えると失敗しにくいです。
PCと他機種で一緒に遊べる?(クロスプレイ)
2026年2月時点では、基本は「同じプラットフォーム同士」で遊ぶ前提です。
PC・コンソール・モバイルをまたいだフルのクロスプレイは、公式に「今後の目標」として言及があるものの、少なくとも1.4.5時点の標準機能としては提供されていない扱いです。
チェックの順番はこれでOKです✅
- 全員のプラットフォーム(PC / Switch / PS / Mobile)を確認
- バージョンが一致しているか確認(同じ「1.4.5」でもホットフィックス差で弾かれることがあります)
- もし機種が混在するなら
- 「今は無理」なのか
- 「今後対応予定」なのか
を切り分ける(予定は変わるため、直近の公式アナウンス優先)
ポイント:
- 「同じ“テラリア”だからつながるでしょ?」が一番危険です。
- “同一機種で確実に遊ぶ”→“将来クロスプレイが来たら広げる”の順が安全です。
無料のレンタルサーバーはアリ?注意点は?
“無料で24時間サーバーを借りる”は、初心者ほど事故りやすいので基本はおすすめしません。
ただし「お金をかけずにサーバーを立てる」なら、次の順で現実的です。
無料でやるなら、この2択が安全寄り
- 使っていないPCで自宅サーバー(電気代はかかるが無料レンタルより管理しやすい)
- 公式のDedicated Serverファイルを自分で動かす(ソフト自体は無料。実行する“場所”が必要)
無料レンタル系でありがちな注意点⚠️
- CPU/メモリが極端に弱く、人数が増えるとラグや切断が出やすい
- バックアップが弱い/復元できない(ワールド破損時に詰む)
- 規約が厳しい(長時間稼働や外部公開が禁止、突然停止など)
- セキュリティが不透明(管理画面・パスワード・ログの扱いが怖い)
もし「無料で試したい」なら、やり方としては
- まずはホスト方式で遊ぶ
- “常時稼働が必要”と分かってから、VPSや自宅サーバーに移行
が、結果的に最短です。
ポート番号は変更した方がいい?
結論:基本は変えなくてOK。ただし、状況次第で変える価値はあります。
変えなくていいケース(多い)
- 身内だけで、パスワードも設定している
- 1台で1サーバー運用(競合しない)
- 参加者に説明を増やしたくない(入力ミスが減る)
変えたほうがいいケース
- 同じ回線/同じIPで複数サーバーを同時に動かす(ポートが被る)
- ルーター側で7777がうまく通らない、または他アプリと競合する
- 公開運用で、不要なアクセス(スキャン)が気になるので“ノイズを減らしたい”
※ただし、ポート変更=強い防御ではありません(本命はFW・パス・公開範囲)
変更するなら、ここだけ押さえる💡
- 参加者に伝える情報が増える:
IP:ポート(例xxx.xxx.xxx.xxx:8888) - ルーター/ファイアウォール側も同じポート番号で許可が必要
- 公開なら パスワード必須+必要最小限の公開(これが一番効く)
まとめ|最短のおすすめ手順と次にやること
まずはこれ:3つの最短ルート
お試し:Steam招待
「とにかく今夜遊びたい」「2〜4人で短時間」の最短ルートです。
サーバー構築やポート設定が不要なことが多く、初心者がつまずきにくいのが強み。
最短手順(これだけ)
- ホスト:Terraria → Multiplayer → Host & Play でワールド起動
- ホスト:フレンドを招待(Steam招待)
- 参加者:招待から参加(Join via Steam)
- うまくいかない時:全員が同じバージョンか確認 → 再起動 → 再招待
次にやること(快適さアップ)
- パスワード運用に切り替える必要があるかを判断(身内でも荒らし対策になる)
- 「ホストが落ちると終わる」が不満なら、次の“安定ルート”へ
安定:専用サーバー+設定ファイル
「ホストが不在でも同じワールドで遊びたい」「人数が増えても安定させたい」人向け。
自宅PCでもVPSでも考え方は同じで、ポイントは serverconfig.txt で固定することです。
最短手順(まず動かす)
- ① 専用サーバー(TerrariaServer)を起動して、1回は手動で動作確認
- ② ワールド/最大人数/ポート/パスワードを決める
- ③
serverconfig.txtに設定を固定 - ④ バッチ(またはショートカット)でワンクリック起動化
- ⑤ 参加者は Join via IP で接続(IP・ポート・パスを共有)
次にやること(事故を減らす)
- バックアップの自動化(毎日1回+大きい作業前)
- 外部公開するなら ポート開放+ファイアウォール許可を“型”にする
(開けられない回線ならVPNへ切り替えるのが早い)
長期:VPS+自動起動+バックアップ
「24時間稼働したい」「自宅回線やPC負荷を避けたい」「運用を仕組みにしたい」人向け。
最初から完璧に作るより、“落ちても戻る”設計を先に入れるのがコツです。
最短手順(長期運用の型)
- ① VPSを契約(OSは迷ったらLinux寄り、GUI重視ならWindows)
- ② サーバーファイルを用意 → 起動確認(まずは身内限定)
- ③ VPS側のファイアウォールで必要ポートのみ許可
- ④ 自動起動(再起動後に戻る仕組み)を設定
- ⑤ 世代バックアップ(日付付きで残す)を設定
- ⑥ 安定したら、人数やワールドサイズに合わせてプラン調整
次にやること(運用コストを下げる)
- 定期再起動(必要な人だけ):長時間運用の不調をリセットしやすい
- ログの見方を覚える:トラブル時の切り分けが一気に楽になる

運用を楽にするチェックリスト(保存版)
「毎回迷うポイント」を、これだけに圧縮しました。必要なところだけチェックすればOKです。
起動前(基本)
- [ ] サーバーとクライアントのバージョンは一致している
- [ ] ワールド/人数/ポート/パスワードが決まっている
- [ ] 参加方法(Steam招待 or IP参加)が全員に共有できている
- [ ] 参加者に渡す情報はこれだけ:IP / Port / Password(必要なら)
公開範囲(安全)
- [ ] 身内運用でもパスワードは設定している
- [ ] 公開するなら、必要ポートだけ許可している(“開けっぱなし”にしない)
- [ ] 管理用ポート(SSH/RDP等)は可能ならIP制限している
- [ ] ポート開放できない回線なら、VPNまたはVPSに切り替える判断ができている
バックアップ(最低限)
- [ ] 毎日1回の自動バックアップがある(ワールド中心)
- [ ] 大きな作業前(建築・イベント・設定変更・更新前)に手動バックアップしている
- [ ] 復旧手順を決めている:停止 → 退避 → バックアップ復元 → ソロで確認 → サーバー復帰
アップデート(事故防止)
- [ ] 更新は「停止 → バックアップ → 更新 → 管理者が接続確認 → 全員解放」の順
- [ ] サーバー側だけ先に上げない/クライアントだけ先に上げない(同時に揃える)
MOD運用(tModLoader向け)
- [ ] tModLoaderの系統(stable/preview等)を全員で揃えている
- [ ] MODは“口頭管理”しない(Mod Packなどで固定する)
- [ ] 不調時は「全OFF → 最小構成 → 追加で戻す」の順で切り分ける
トラブル時(最短の切り分け)
- [ ] connectingで止まる:入力値(IP/Port/Pass)→ FW → ポート → バージョンの順で確認
- [ ] 一部だけ入れない:その人に別回線(テザリング等)で試してもらう
- [ ] ラグい:人数/ワールドサイズ/MOD数のどれを削るか決めて、1つずつ調整する
このページの手順どおりに進めれば、初心者でも「結局どれが正解?」が明確になり、迷子にならずにテラリアのマルチを始められます。あとは、あなたの遊び方に合わせて、少しずつ快適さと安全性を上げていきましょう。

