弁護士ホームページ制作の教科書|相談につながる構成・文章・導線を徹底解説

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「ホームページを作ったのに、相談が増えない…」
弁護士のホームページ制作で、最も多い悩みはここです。

「見た目は整っているのに、問い合わせが来ないのはなぜ?」
「分野ページや料金ページは、どこまで書けばいい?」
「“専門”“実績”“強い”って書きたいけど、広告規程的に大丈夫?」
「開業前から準備したい。最低限なにを用意すれば公開できる?」
「自作と制作会社、結局どれが正解? 費用の違いも知りたい」
「コラムは書いた方がいい? 更新頻度はどれくらいが現実的?」
「スマホで見づらいと言われる。どこを直せば相談につながる?」

弁護士サービスは、比較検討の仕方が一般的な買い物と違います。依頼者は「本当に相談していいのか」「費用や流れは明確か」「安心して話せる相手か」を短い時間で判断します。つまり、成果が出る弁護士サイトは、デザインだけでなく 構成・文章・導線・信頼設計がセットで整っています。

本記事では、初心者でも迷わないように、弁護士サイト制作の“勝ちパターン”を体系化しました。
ターゲットと分野の整理から、必須ページと分野LPの作り方、相談につなげるCTA設計、SEOとローカル対策、広告規程・誤認リスクへの配慮、公開後の改善サイクルまで、「何を、どの順番で、どこまでやればいいか」を具体的に解説します。

「名刺代わり」で終わらせず、信頼を積み上げながら相談につなげる。
そのための土台を、ここで一緒に作っていきましょう。

【おすすめホームページ制作会社↓】

プロにまるっとお任せ!ホームページ製作0円から!【サクペジ】
ECサイト制作が補助金活用で、最大75%OFF!【ホームページDX】
初めてのホームページ作成なら、ホームページ.com!初期費オール0円キャンペーン実施中
月額3,300円からのサブスク型ホームページ作成【H.A.S】
月額9,900円 コスパ最強【99ホームページ】
SEO重視かつモバイルファーストのレスポンシブデザインでWebサイトの制作を行います。【aruku】
オンライン完結×ハイクオリティ!【ホームページ制作ならアドバン】
目次

「弁護士 ホームページ 制作」で検索する人の目的を先に整理する

このキーワードで検索している人は、ほぼ例外なく 「弁護士サイトを作る(または作り直す)ことで、何を達成したいか」を探しています。
ここを最初に整理しておくと、制作会社選び・構成・原稿作り・SEOすべてがブレにくくなります。

よくある検討パターン(新規開設/リニューアル/分野強化)

弁護士のホームページ制作は、目的別にだいたい次の3つに分かれます。

スクロールできます
パターンよくある状況優先すべきこと
新規開設開業・独立、事務所設立、移転最低限の信頼要素相談導線を早く整える
リニューアル古いデザイン、スマホで見づらい、更新できない分かりやすさ更新しやすさを作り直す
分野強化特定分野(例:離婚・相続・交通事故・企業法務など)で集客したい分野ページの作り込みSEO設計に集中する

ポイントは、どれも“ホームページを作ること”自体が目的ではない点です。
最終的には 「相談につながる」または「信頼が高まる」ところまで設計して初めて意味が出ます。

✅ 初心者が迷いやすい判断軸

  • 「まず名刺代わりに最低限で公開」→ 新規開設の最短ルート
  • 「今のサイトを活かして改善」→ リニューアルの費用対効果が高い
  • 「○○分野で取りたい」→ 分野強化(SEOやLP設計が重要)

まず決めるべきゴール(相談獲得・採用・顧問獲得・信頼醸成)

制作の成功/失敗は、最初のゴール設定で決まりやすいです。
ここは“ふわっと”ではなく、行動に落ちる形で決めるのがコツです。

ゴール例(そのまま使える形)

  • 相談獲得:
    • 「月○件の問い合わせ」
    • 「電話とフォームの比率を○:○にする」
  • 採用:
    • 「応募が来るまでの不安を減らす(職場の雰囲気・教育体制を見せる)」
    • 「採用ページ経由の応募を増やす」
  • 顧問獲得(法人向け):
    • 「顧問のメリット・対応範囲・料金の考え方を明確化」
    • 「問い合わせの入口を“企業向け”に分ける」
  • 信頼醸成(比較検討で選ばれる):
    • 「弁護士紹介・実績の見せ方・解決事例/FAQの整備」
    • 「不安が解消される導線(料金・流れ・守秘)」

💡初心者におすすめの考え方

  • 第一ゴールは1つに絞る(例:まずは相談獲得)
  • ただし、第二ゴールとして「信頼醸成」を置くと強い
    • 相談は“信頼”がないと起きにくいからです

E-E-A-T的に効くゴールの立て方

  • 目標が決まると、載せる情報が具体化します。
    • 例:信頼重視なら「根拠のある実績・体制・更新性」
    • 例:分野強化なら「分野ページの深さ・FAQ・事例の整理」

失敗が起きる典型(見た目だけ・導線不足・運用不能・規程リスク)

ホームページ制作でつまずく原因は、よくある型があります。
先に知っておけば、回避できます。

1) 見た目だけで満足してしまう

  • デザインは綺麗なのに、何を頼めるのか分かりにくい
  • 分野ページが薄く、比較検討で負ける

➡️対策:

  • 「誰の悩みを、どう解決できるか」を最初に明記
  • 分野ページは 悩み→解決→費用の考え方→流れ→問い合わせの順で作る

2) 導線不足で、相談までたどり着けない

  • 電話番号が見つけにくい
  • フォームが長すぎる
  • 予約の流れが不透明

➡️対策:

  • スマホの見え方を最優先(ヘッダー/固定ボタンなど)
  • 「初回相談で何が起きるか」を短く説明して不安を下げる
  • フォームは入力項目を絞り、必要なら後でヒアリングする

3) 運用不能(更新できない・放置される)

  • 制作会社に頼りきりで、軽微な修正に時間と費用がかかる
  • 更新が止まり、情報が古く見える

➡️対策:

  • 更新担当者を決める(先生or事務スタッフor外注)
  • 「最低限、どこを更新するか」を最初に決める
    • 例:お知らせ/営業時間/料金の考え方/取扱分野の追加

4) 規程リスク(表現が危うい)

弁護士サイトは“言い回し”で誤認を招くとリスクになり得ます。
特に、強い断定・誇張・数字の扱いは注意が必要です。

➡️対策:

  • 事実ベースで書く(実績・経歴・対応範囲など)
  • 事例や実績は、誤認を生まない補足を入れる
  • 制作会社に頼む場合も、広告表現の配慮ができるかを確認する

弁護士サイト特有の前提:広告規程・倫理・誤認リスクを踏まえる

弁護士のホームページは、一般的な会社サイトと違い、「広告(業務広告)」としての扱いや、守秘義務・品位保持といった前提が強く効きます。
ここを外すと、集客以前に「信頼を失う」「修正コストが膨らむ」になりやすいので、制作の初期段階で押さえておくのが安全です。

日弁連の「業務広告」ルールに配慮すべき理由

理由は大きく4つです。

  • ルール違反は“サイト修正”で済まないことがある
    所属弁護士会等から、根拠資料の提示を求められたり、是正(中止・削除等)対応が必要になるケースがあります。
  • 「誤認させない」ことが最優先の業界
    法律サービスは情報の非対称性が大きく、強い断定や数字での印象操作は、利用者の判断を誤らせやすい領域です。
  • E-E-A-Tと相性がよい(=SEOにも効く)
    誇張を避け、根拠・範囲・条件を丁寧に示すサイトは、ユーザーの安心につながり、結果的に評価されやすい設計になります。
  • 外部サービス(紹介サイト・ランキング等)にも波及する
    自サイトだけでなく、外部の“弁護士情報提供サイト”への掲載や運用形態によっては、別の注意点が発生します(制作会社任せにすると見落としがち)。

表現でつまずきやすいポイント(チェックリスト)

まずは「判断に迷うところ」を先にリスト化して、原稿作成や制作会社のチェックに使うのがコツです。

全体チェック(まずここ)

  • 事実に基づくか(盛ってないか/誤解が生まれないか)
  • 範囲・条件・前提が書けているか(対象期間、件数の定義、例外など)
  • 比較・優良誤認になってないか(“他より上”を匂わせない)
  • 不安を煽りすぎてないか(脅し文句、過度な恐怖訴求)
  • 証拠を用意できるか(数字・経歴・実績の裏取り)
  • 守秘義務・同意が必要な情報を含んでないか(依頼者、事件内容など)

勝訴率・実績の数値表現をどう扱うか

結論から言うと、勝訴率の掲載は避けるのが基本です。
“勝ち負け”は定義が難しく、事件類型・相手方・裁判段階で意味が変わるため、ユーザーに誤認を与えやすいからです。

一方で、「数字=全部NG」ではありません。誤認させない形に整えるのがポイントです。

数値を使うときの安全設計

  • 対象期間を明記:例)「2019年〜2025年」など
  • 定義を明記:例)「相談件数」「受任件数」「交渉案件を含む」等
  • “成果”は言い切らない:例)「増額に成功」より「増額が認められた事例がある(条件付き)」など
  • 例外を添える:例)「結果は事案により異なります」

表現の置き換え例(NG→OKの方向性)

  • NG:勝訴率○%
    OK:取扱領域・対応方針・体制を具体化(例:初動の方針、連絡頻度、見通し説明の仕方)
  • NG:必ず増額/必ず取り戻す
    OK:見通し提示のプロセス(例:証拠の集め方、想定レンジ、リスク説明)

依頼者名・顧問先・事案の掲載可否と同意の考え方

顧問先・依頼者名や事件情報は、守秘義務との関係が強いため、扱いが難しい領域です。
「載せたい」より先に、“載せなくても信頼が伝わる設計”を考えるほうが安全です。

基本の考え方

  • 依頼者・顧問先の掲載は、原則として慎重に。
  • どうしても掲載するなら、書面での同意や、同意の範囲・期間など、後で揉めない形にしておく。
  • 事件紹介は、依頼者が特定されないように配慮し、依頼者の利益を害さないことが大前提。

実務でよくある落とし穴

  • 口頭同意だけで掲載してしまう
  • “昔の依頼者”を、今も顧客であるかのように見せてしまう
  • 企業ロゴや実名が、結果的に「顧問先の開示」になっている

掲載しなくても信頼を補える代替案

  • 「対応分野の説明の深さ」で示す(FAQ・解決までの流れ・注意点)
  • 「体制」で示す(面談方法、連絡手段、受付時間、料金説明の方針)
  • 「第三者性」で示す(講演、執筆、所属団体、研修等の情報整理)

「専門」「強い」などの言い回しを安全に見せる方法

ユーザーが求めているのは「強そうな言葉」より、“自分のケースに合うか”です。
そこで、断定的な言い回しを避けつつ、納得感を作ると安全です。

安全に寄せるコツ

  • “根拠のセット化”をする
    例)「○○を中心に取り扱い」+「よく扱う類型」+「対応範囲」+「相談時に確認するポイント」
  • “専門”を名乗るより、範囲と深さを見せる
    例)「離婚」なら、親権・面会交流・財産分与・婚姻費用・DV等を整理して説明する
  • “強い”を言うなら、仕組みで語る
    例)「初回で方針を提示」「見通し説明のテンプレ」「資料準備の案内」など

言い換え例

  • 強い・得意 → 「重点的に取り扱っています」「注力分野です」
  • 専門 → 「○○分野を中心に受任しています(取扱範囲:…)」
  • 必ず・確実 → 「可能性とリスクを整理して提案します」

口コミ・解決事例・体験談を載せるときの注意

口コミや事例は強力ですが、弁護士サイトでは“誤認”と“守秘”の地雷原になりやすいです。
「載せる/載せない」より、載せ方の設計が重要です。

掲載条件(同意取得・匿名化・誤認防止の補足)

最低限やること(運用ルール化がおすすめ)

  • 口コミ・体験談:
    • 本人の同意(できれば書面または記録が残る形)
    • 個人が特定されないように匿名化・属性ぼかし
    • 体験談が“成果保証”に見えない補足(例:「結果は事案により異なります」)
  • 解決事例:
    • 実際に取り扱った事案のみを掲載(架空・机上の成功例は避ける)
    • 時期、争点、手続、結果を“盛らずに”整理
    • 特定につながる要素(地域・職業・家族構成の細部など)を削る

制作の現場で強い運用

  • 「掲載前チェック担当」を決める(弁護士本人 or 事務局責任者)
  • “テンプレ”を作る(事例の書き方、NG表現集、同意の取り方)

ビフォーアフター型の誇張にしない工夫

ビフォーアフターは刺さりますが、誇張・誤認の温床になりがちです。
安全にやるなら、次のように“情報の出し方”を変えます。

誇張に見えやすい例

  • 「相手提示の◯倍」など、強烈な比較だけを並べる
  • “誰でも同じ結果”を想起させる見せ方
  • 例外条件(後遺障害等級、過失割合、証拠の有無など)が隠れている

安全に寄せる改善案

  • 数字の前に「前提」を書く(争点、資料、手続、相手方対応など)
  • “結果”より“プロセス”を見せる(何を検討し、何を主張立証したか)
  • 1事例だけで一般化しない(「一例です」「同種事案でも結果は異なる」)

成果が出るサイト設計は「誰の・何の・どこで」を尖らせる

弁護士サイトで成果(相談・問い合わせ・顧問・採用など)を出すには、最初に 「誰に(ターゲット)」「何で(取扱分野)」「どこで(地域)」 をハッキリさせるのが近道です。

この3つが曖昧だと、サイト全体が“総花的”になり、ユーザーも検索エンジンも「結局どんな事務所か分からない」と判断しやすくなります。

ターゲットの切り方(個人/法人、緊急度、地域、属性)

ターゲットは「年齢」などの属性より、相談の状況(緊急度)意思決定の構造(個人/法人)で切ると設計が一気に楽になります。

まずはこの4象限を作るのがおすすめです。

スクロールできます
相談者タイプ緊急度典型ニーズサイト側が出すべきもの
個人高い今日/明日相談したい、早く動きたい電話導線・受付時間・即時対応可否・必要資料
個人低いまず情報収集、費用感を知りたいFAQ・費用の考え方・解決までの流れ・注意点
法人高いトラブル対応(契約/労務/債権など)初動の進め方・体制・連絡手段・スピード感
法人低い顧問検討、予防法務顧問の範囲・料金体系・支援メニュー・実績の示し方

ここで重要なのは、ターゲットごとに“入口”を分けることです。
たとえば「個人の離婚相談」と「法人の顧問契約」では、同じ問い合わせフォームだと心理的ハードルや必要情報が違い、離脱が増えやすくなります。

初心者向けの実装イメージ(簡単で効く)

  • トップに入口ボタンを分ける
    • 「個人の方」/「法人の方」
  • 分野ページ内も“緊急度”で分ける
    • 今すぐ相談したい人向け:電話・予約・必要資料
    • 比較検討中の人向け:費用の考え方・流れ・FAQ

👉 これだけで「迷わず行動できる」サイトに近づきます。

取扱分野の整理(強みの出し方と“選ばれる理由”)

取扱分野は、たくさん並べるほど強くなるわけではありません。
むしろ初心者ほど 「メイン分野」と「サブ分野」を分けたほうが、サイトの説得力が上がります。

おすすめの分け方(例)

  • メイン分野(2〜4つ)
    • 相談の柱。分野ページを作り込む対象
  • サブ分野(その他)
    • 受任はするが、集客の主戦場ではない。概要ページ中心

“選ばれる理由”を安全に作るコツは、強い言葉ではなく 具体の中身で差を出すことです。

✅ 選ばれる理由の作り方(根拠型テンプレ)

  • 対応範囲の具体性:どの類型まで扱うか(例:相続でも遺産分割/遺留分/相続放棄…)
  • 進め方の透明性:初回相談で何を確認し、何を提示するか
  • コミュニケーション設計:連絡手段、返信目安、面談方法
  • 費用の考え方:料金体系の説明(目安・変動要因・追加費用の条件)
  • 体制:担当の付き方、複数名対応の有無、外部専門家との連携(書ける範囲で)

E-E-A-T的に効きやすい“強みの見せ方”

  • 「専門」「強い」と言い切るより、
    “その分野のページが深い”ほうが評価されやすいです。
    • よくある悩み
    • 争点
    • 手続の流れ
    • 期間の目安
    • 必要資料
    • FAQ
      これらが整理されていると、ユーザーの安心につながります。

📌 注意:分野を増やすより、勝ちたい分野ページを“濃く”するほうが成果が出やすいです。

地域戦略(地名×分野)を前提にしたページ設計

「地名+分野」(例:渋谷 相続弁護士)の検索は、相談に直結しやすい反面、作り方を誤ると薄いページの量産になりがちです。
結論としては、“実態のある地域性”を、分野ページとセットで表現するのが王道です。

おすすめのサイト構造(シンプルで強い)

  • トップ
    └ 分野トップ(例:相続)
      └ 地域対応(例:○○区・○○市の相談)※必要な場合のみ
  • もしくは
  • 「地域別」ページに分野の導線を持たせる(ただし薄くしない)

ここで大事なのは、地域ページが “地域名を入れただけの説明”にならないことです。
地域性があるなら、次のような情報を入れると独自性が出ます。

地域性を出せる要素(例)

  • 相談の受付範囲(どこまで対面対応できるか)
  • アクセス(駅からの導線、駐車場、バリアフリー)
  • 出張相談の可否・条件
  • 近隣の裁判所や法務局等の案内(一般情報として)

「地域ページ」を作るべきケース/作らない方がいいケース

作るべきケース(作っても薄くなりにくい)

  • その地域に 事務所拠点がある
  • 対面対応が多く、商圏が明確(例:○○区中心)
  • その地域で実際に相談が多く、FAQや注意点など 地域×分野の情報が書ける

作らない方がいいケース(薄い量産になりやすい)

  • 実態のない広域を、地域名だけ変えて並べる
  • 「オンライン対応だから全国OK」を理由に、都道府県ページを大量作成
  • 中身がほぼ同じで、差分が“地名だけ”

💡代替案(地域ページを増やさずに地域意図を拾う)

  • 分野ページ内に「対応エリア」セクションを作る
  • Googleビジネスプロフィール(GBP)を整備し、ローカル検索に強くする
  • アクセスページを充実させる(地図・駅からの導線・目印)

支店・出張対応・オンライン相談の見せ方

ここは「できる」と書くだけでは弱く、ユーザーの不安を消す情報があると強くなります。

支店がある場合

  • 支店ごとに
    • 住所・地図・連絡先
    • 受付時間
    • 担当体制(誰が対応するか)
      を明確に分ける
  • “同じ内容のコピーページ”にしない(写真・導線・FAQなど差分を作る)

出張対応をする場合

  • 対応範囲を具体化
    • 「○○市内は原則対応」など
  • 条件を書いて誤解を防ぐ
    • 出張費の有無、面談場所、日程の決め方

オンライン相談をする場合

  • 何が必要かを先に提示(安心材料)
    • 使用ツール、本人確認、資料の送り方
  • 対面と何が違うかを明記
    • 相談の流れ、対応できる範囲、時間の目安

✅ これらを揃えると、地域や距離の壁が下がり、問い合わせ率が上がりやすくなります。

まず揃えるべき“必須ページ”と、伸ばすべき“勝ちページ”

弁護士サイトは、最初から完璧を目指すより 「必須ページで信頼と導線を完成」→「勝ちページで集客を伸ばす」 の順が失敗しにくいです。
ここでは、初心者でも迷わないように ページごとの役割・入れるべき要素・作り方の型をまとめます。

最低限の構成(名刺代わりで終わらせない)

最低限と言っても、弁護士サイトでは「ただ載っている」だけだと弱いです。
“不安を減らして、行動できる状態”まで整えるのがポイントです。

事務所概要・アクセス・営業時間

ここは信頼の土台です。短くても、必要情報が揃っているほど問い合わせに強くなります。

  • 事務所名(法人名含む)、所在地、連絡先
  • 営業時間・定休日(電話受付面談可能時間が違うなら分けて書く)
  • アクセス(最寄り駅、出口、徒歩分数、地図)
  • 対応エリア(対面/オンライン/出張の範囲を簡潔に)
  • 相談方法(来所・電話・オンラインの可否)

💡効く一言例

  • 「当日〜翌営業日のご連絡を目安に返信します」
  • 「土日夜間は予約制で対応(条件あり)」
    こうした“運用の実態”があると安心材料になります。

弁護士紹介(経歴・所属・登録情報・実績の示し方)

E-E-A-Tの中核です。強い言葉を使わなくても、事実の積み上げで信頼が作れます。

入れると強い項目(出せる範囲でOK)

  • 氏名(読み方)、所属弁護士会
  • 経歴(学歴・職歴は要点だけ)
  • 取扱分野(“中心分野”を明確に)
  • 研修・講演・執筆(ある場合)
  • 役職・委員会活動(ある場合)
  • 相談時の方針(例:初回で見通しと選択肢を提示、など)

✅「実績」の扱いで安全に強くするコツ

  • 数字を盛るより、対応範囲・手続・進め方を具体化
  • 事例を載せる場合は、後段の「解決事例」のルールに沿って掲載

取扱分野(全体)

“何でもやります”に見えると、逆に選ばれにくくなります。
ここは 一覧+導線に徹するのがコツです。

おすすめ構成

  • 分野一覧(個人/法人で分けると分かりやすい)
  • 各分野に「分野別ページ」へのリンク
  • 「このページだけで完結させない」(詳しくは分野別ページへ)

料金の考え方(相談料・着手金・報酬・目安の出し方)

弁護士費用は案件で変動しやすいので、初心者向けには “金額の断言”より“決まり方”の説明が有効です。
不安を減らすと同時に、問い合わせの質も上がります。

表で見せると理解されやすいです。

スクロールできます
項目説明のポイント例として書ける内容
相談料無料/有料、時間単位、延長の扱い「初回30分」「以降○分ごと」など(実態に合わせる)
着手金依頼時に発生するか、類型で変わるか「交渉/調停/訴訟で異なる」など
報酬金成果の定義・算定の考え方「経済的利益を基準」など(一般的説明)
実費・日当追加でかかる可能性収入印紙、郵送費、交通費等
顧問料(法人)範囲・回数・優先対応「月○回まで相談」「契約書レビュー含む」等

🧩初心者が安心する一文(テンプレ)

  • 「事案の難易度・争点・手続により費用は変動します。初回相談で見通しと費用の考え方を整理して提示します。」

相談の流れ(予約→ヒアリング→受任まで)

ユーザーが一番怖いのは「何を聞かれるのか分からない」「断れないのでは」です。
流れは 短く、具体的に、心理負担を下げるのが勝ちです。

おすすめの流れ(例)

  1. 予約(電話/フォーム/予約枠)
  2. 事前確認(必要資料・相談内容の要点)
  3. 面談(争点整理、選択肢、見通し、費用の説明)
  4. 検討(その場で即決しなくてよい旨を明記)
  5. 受任・着手(委任契約、今後の進め方)

⭐入れると強い補足

  • 「初回相談で“必ず契約”ではありません」
  • 「守秘義務があるため安心して相談できます」

お問い合わせ(電話/フォーム/予約)

ここは“作る”より“減らす”が重要です。入力項目が多いほど離脱します。

おすすめの設計

  • 電話:緊急度が高い分野(刑事、事故直後など)に強い
  • フォーム:比較検討層・営業時間外の受け皿
  • 予約:日程確定まで早い(特にオンライン相談と相性◎)

フォーム項目は最小限でOK

  • 名前(匿名可にするかは方針次第)
  • 連絡先(メールor電話どちらか必須)
  • 相談分野(プルダウン)
  • 状況(自由記述)
  • 希望連絡方法・時間帯

問い合わせが増えやすい“分野別ページ”の作り方

分野別ページは、弁護士サイトの「勝ちページ」候補です。
検索意図に直結しやすく、作り込みが成果に出ます。

想定質問→解決策→費用→流れ→CTA の型

初心者でも外しにくい、鉄板の並びです。

  • 想定質問(検索している悩みを言語化)
  • 解決策(弁護士ができること/できないこと)
  • 具体例(よくある争点・落とし穴)
  • 費用の考え方(変動要因も含める)
  • 相談の流れ(その分野向けに最適化)
  • お問い合わせ(CTA)

📌“弁護士ができないこと”も一言入れると信頼が上がります
例:相手が応じない場合の限界、証拠がない場合の難しさ等

初回相談前に不安を潰す(必要資料・期間・見通し)

分野別ページにこの3点があるだけで、問い合わせのハードルが下がります。

  • 必要資料(例:契約書、通知書、事故資料など)
  • 期間の目安(交渉→調停→訴訟で段階別に)
  • 見通しの出し方(初回で何を確認し、何を提示するか)

📝書き方のコツ

  • 「○ヶ月で必ず解決」ではなく、分岐条件を添える
    • 「相手が争う場合は長期化することがあります」など

信頼を積み上げる“FAQ/コラム/解決事例”の使い分け

この3つは役割が違います。混ぜると弱くなるので、目的別に分けます。

FAQ:即答ニーズの受け皿(短く・多く)

FAQは“検索の入り口”にも“問い合わせ前の不安解消”にも効きます。

作り方のポイント

  • 1問1答で短く(結論→補足)
  • 分野ページから内部リンクでつなぐ
  • 「費用」「期間」「必要資料」「相手対応」「弁護士に頼むタイミング」は鉄板

✅強いFAQの例(方向性)

  • 「無料相談でどこまで相談できますか」
  • 「相手に弁護士がついたらどうすべきですか」
  • 「相談前にやってはいけないことはありますか」

コラム:比較検討層と潜在層の獲得

コラムは“すぐ依頼しない層”を拾う装置です。
ただし量産より、勝てるテーマに絞るのが初心者向きです。

おすすめテーマ(成果につながりやすい)

  • 「弁護士に相談すべきタイミング」
  • 「手続の違い(交渉/調停/訴訟)」
  • 「必要資料の集め方」
  • 「よくある誤解(ネット情報の落とし穴)」

📌E-E-A-T的に効く一工夫

  • 文章の最後に「更新日」「想定ケース」「一般情報である旨」を整理しておく(誤認防止にもなる)

解決事例:誤認に配慮しつつ安心材料にする

解決事例は強いですが、弁護士サイトでは特に 誇張・特定・誤認に注意が必要です。
“成果自慢”にせず、“判断材料”として整えると安全に強くなります。

おすすめの型(例)

  • 相談者の状況(特定されない範囲)
  • 争点(何が問題だったか)
  • 対応(何をしたか:交渉・申立・主張立証など)
  • 結果(言い切りすぎない)
  • 補足(「事案により結果は異なる」など)

⚠️避けたい見せ方

  • ビフォーアフターの数字だけ強調
  • “誰でも同じ結果”に見える断定
  • 架空のシミュレーションを事例のように掲載

最後に、初心者向けの作成順(迷ったらこれ)

  1. 必須ページ(事務所情報・弁護士紹介・料金・流れ・問い合わせ)
  2. 注力分野の分野別ページ(まず2〜4本)
  3. FAQ(分野別に追加)
  4. コラム(勝てるテーマに絞る)
  5. 解決事例(ルール整備してから)

相談につなげる導線設計:迷わせず、押し売りせず、行動できる

弁護士サイトの導線設計で大事なのは、強いセールスではなく 「不安が消えて、次の一歩が分かる」状態を作ることです。
法律相談はYMYL領域なので、ユーザーは常に「失敗したくない」「騙されたくない」「恥ずかしい」と感じています。導線は“押す”のではなく、安心して動けるレールを敷きます。

CTA配置の基本(ヘッダー/本文中/記事末/固定ボタン)

CTA(問い合わせ導線)は、1個を強くより 複数箇所に“自然に”置くほうが成果が出やすいです。
ただし、置きすぎると圧が出るので、役割分担を決めます。

おすすめの配置設計(初心者向け)

スクロールできます
位置役割置くと強いCTA例(言い回しの方向性)
ヘッダーいつでも入口が見つかる「電話」「相談予約」「メール」
本文中不安が解けた瞬間に動ける「このケースは早めの相談が安心」「まずは状況整理から」
記事末読み切った人の背中を押す「次にやること」「相談の流れ」+CTA
固定ボタン(スマホ)迷子防止(最重要)「電話」「予約」「相談フォーム」

“押し売り感”を消す小技(効果大)

  • CTAの直前に、短い安心文を添える
    • 「初回相談で必ず依頼する必要はありません」
    • 「守秘義務の範囲でお伺いします」
  • 「無料」「最安」などの強い訴求より、行動のハードルを下げる文を入れる
    • ✅「何から話せばいいか分からない方へ:状況を整理しながら伺います」

CTAは“ページごとに主役を1つ”にするのがコツです。
例)分野ページは「予約」、緊急性が高い分野は「電話」、比較検討記事は「フォーム」など。

電話・フォーム・予約の使い分け(緊急案件を逃さない)

弁護士サイトは、同じ「問い合わせ」でも温度感が違います。
そこで入口を分けると、ユーザーも事務所側もラクになります。

使い分けの基本

  • 電話:緊急度が高い/すぐ確認したい(当日対応の可否など)
  • フォーム:比較検討中/営業時間外/内容を整理して伝えたい
  • 予約:オンライン相談・来所相談をスムーズに確定したい

おすすめの設計(迷わせない)

  • ヘッダー:電話+予約(またはフォーム)を並列に
  • 分野ページ:最上部に「この分野の相談はどれが早い?」を一行で提示
    • 例:
      • 「急ぎの方:電話」
      • 「内容を整理して送りたい方:フォーム」
      • 「日程を確定したい方:予約」

注意点(弁護士サイトならでは)

  • 入口が多いほど良いわけではありません。
    最初は 電話+フォーム(+予約は余裕があれば)の2〜3本で十分です。
  • 電話を置くなら、“電話に向く内容”を一言で示すとミスマッチが減ります。
    ✅「受付時間内はお電話が早いです(当日の面談可否など)」

受付時間外の受け皿(自動返信・翌営業日対応の設計)

営業時間外に離脱させない工夫は、費用をかけずに効きます。

最低限やると強い3点セット

  1. フォーム送信後の自動返信
    • 受信確認(安心)
    • 返信目安(例:翌営業日中など、実態に合わせて)
    • 緊急時の案内(対応できる範囲で)
  2. 「今できること」を提示
    • 必要資料の例
    • 相談内容の整理テンプレ(箇条書きでOK)
  3. 返信の期待値を整える
    • 「対応可否は内容を確認して回答します」
    • 「利益相反等でお受けできない場合があります」(丁寧に)

フォームの入力負担は軽く
営業時間外は特に、項目が多いほど離脱します。
最初は「連絡先+相談分野+概要」くらいからでも回ります。

不安を下げる要素(料金の透明性/守秘/対応範囲)

導線で最後に止まる原因は、だいたい“不安”です。
そこで、問い合わせボタンの近くに 不安を打ち消す材料をセットで置きます。

不安を下げる3本柱

  • 料金の透明性
    • 「何で増減するか」を短く説明
    • 「初回相談で費用の見通しを提示」などの運用を書けると強い
  • 守秘(秘密が漏れない安心)
    • 「守秘義務があります」をCTA付近に短く
    • 相談内容の取り扱い(メール返信の範囲など)を簡潔に
  • 対応範囲(できる・できないの境界)
    • 「この分野は対応」「この場合は専門外」など、誠実な線引きは信頼になります

“安心セット”の配置例(そのまま使える)

  • CTAの直上に、3行だけ置く
    • 守秘義務の範囲でお伺いします。
    • 初回相談で選択肢と見通しを整理します。
    • ご相談だけでも構いません(無理な勧誘はしません)。

※弁護士サイトは広告表現の配慮も必要なので、断定・誇張を避け、事実と運用ベースで書くのが安全です。

離脱を減らすUI(スマホ最適化・読みやすさ・速度)

今の検索はスマホ前提です。導線設計は スマホでの見え方=成否と言っても過言ではありません。

スマホ最適化(まずここだけでOK)

  • 固定ボタンは「電話/予約 or フォーム」の2つに絞る
  • 文字は小さすぎない(本文が詰まると離脱しやすい)
  • タップ領域を広めに(ボタン同士が近いと押し間違えます)

読みやすさ(弁護士サイトで効く)

  • 1文を短めに、段落も短めに
  • 箇条書きで「結論→理由→次の行動」を見せる
  • 「専門用語」を使うなら、すぐ下に一行で噛み砕く

速度(ページ体験)
速度は“ただの快適さ”ではなく、離脱率に直結します。特にスマホ回線では影響が大きいです。

初心者がやりやすい改善から順に:

  • 画像を重くしない(アップ前に圧縮・適正サイズ化)
  • 不要なプラグイン/計測タグを増やしすぎない
  • ポップアップを乱発しない(読んでいる最中に全面表示は特にNG)
  • テンプレやテーマは「軽さ」も評価軸に入れる

チェック手順(無料でできる)

  • PageSpeed Insightsで主要ページを測る
  • Search Consoleの指標も併せて確認
  • 改善は「トップ」「分野ページ」「問い合わせページ」から優先

SEOの設計図:キーワード選定からコンテンツ計画まで

弁護士サイトのSEOは、「記事をたくさん書く」より先に、検索意図ごとに“置くべきページ”を決めて、迷わない導線で束ねるのが勝ち筋です。
とくに法律分野はYMYL(慎重さが求められる領域)なので、正確さ・透明性・更新性まで含めた設計が重要になります。

狙うべき検索意図の分類(今すぐ相談/比較検討/情報収集)

まずは、検索意図を3つに分けて「受け皿となるページ」を決めます。これでムダな量産を防げます。

スクロールできます
検索意図検索する人の状態受け皿になるページ成果につながるポイント
今すぐ相談期限が迫る/トラブル中/不安が強い分野LP(離婚・相続など)+問い合わせ導線電話/予約を迷わせない、必要資料・初動を明記
比較検討依頼するか迷う/費用が気になる分野LP内の「費用」「選ばれる理由」+FAQ料金の決まり方、対応範囲、相性の判断材料
情報収集まだ依頼段階ではない/まず知りたいコラム(解説記事)+FAQ一般情報として整理、誤認防止の書き方、更新

ポイントは、意図が違うものを1ページに混ぜないことです。
たとえば「離婚の手続き解説(情報収集)」のページで、いきなり強い勧誘をすると離脱しやすくなります。逆に「今すぐ相談」系は、長い解説より結論と次の行動が求められます。

キーワードの組み立て(分野×地域×悩み)

キーワードは「思いつき」で増やすのではなく、3要素の掛け算で設計するとブレません。

  • 分野:離婚/相続/交通事故/労務/契約トラブル/債権回収/刑事 など
  • 地域:都道府県・市区町村・沿線・駅(商圏に合わせる)
  • 悩み(修飾語):相談/費用/無料相談/選び方/流れ/期間/必要書類/会社/急ぎ など

例:組み立てテンプレ

  • 今すぐ相談寄り
    • 「(分野) 弁護士 (地域)」
    • 「(分野) 弁護士 相談 (地域)」
    • 「(分野) 弁護士 当日 相談(※実態がある場合のみ)」
  • 比較検討寄り
    • 「(分野) 弁護士 費用」
    • 「(分野) 弁護士 選び方」
    • 「顧問弁護士 料金」「企業法務 弁護士 顧問」
  • 情報収集寄り
    • 「(分野) 手続き 流れ」
    • 「(分野) 期間 目安」
    • 「(分野) 必要書類」

初心者がやると強い“最小キーワードセット”

  1. 注力分野 × 地域(今すぐ相談の核)
  2. 注力分野 × 費用/流れ/必要書類(比較検討・不安解消)
  3. 注力分野のよくある質問(FAQ化できるテーマ)

この順に作ると、少ないページでも成果が出やすく、SEOも育ちます。

ページタイプ別の最適化

SEOで伸びる弁護士サイトは、ページごとに役割が明確です。ここでは「何を書くか」をページ別に整理します。

分野LP(受任につなげる)

分野LPは、検索結果から来た人に「ここで相談してよい」と思ってもらうページです。
コツは、解説より先に“安心して相談できる根拠”を置くこと。

分野LPの鉄板構成(必要な要素だけ)

  • こんな悩みは早めの相談が安心(想定質問を箇条書き)
  • 弁護士ができること/できないこと(誠実な線引き)
  • 解決までの進め方(手続きの選択肢と流れ)
  • 費用の考え方(目安“の出し方”と変動要因)
  • 初回相談前に用意すると良いもの(必要資料)
  • よくある質問(5〜10個)
  • CTA(電話/予約/フォーム)+不安を下げる一言

差がつく工夫

  • 「どの段階で相談すべきか」を明記(放置リスク・期限など)
  • “専門”と言い切るより、争点・注意点・準備物を具体化して深さで勝つ

地域ページ(商圏で勝つ)

地域ページは強い一方で、薄い量産になりやすいので扱い注意です。
「実態のある地域性」を書ける場合にだけ作るのが安全です。

地域ページに入れると強い“地域固有”

  • アクセス(駅出口、徒歩、写真、駐車場、来所のコツ)
  • 対応範囲(対面・出張・オンラインの条件)
  • その地域で多い相談傾向(一般論の範囲で。誇張しない)
  • 相談の取り方(受付時間、混雑しやすい時間帯の案内など)

地域ページの役割

  • 「近い」「行ける」「相談しやすい」を明確にすること
  • 法律の一般解説を長く書く場所ではない(それはコラムや分野LPへ)

コラム(潜在層・比較層を広く取る)

コラムは、未来の相談者を集める装置です。
ただし、闇雲に増やすと薄くなります。分野LPに近いテーマから優先が鉄則です。

勝ちやすいコラムテーマ(例)

  • 「いつ弁護士に相談すべきか」(タイミング)
  • 「手続きの違い」(交渉/調停/訴訟の整理)
  • 「必要書類・証拠の集め方」(チェックリスト化)
  • 「費用が変動する要因」(誤解を解く)

E-E-A-Tを落とさない書き方

  • 断定しすぎない(一般情報としての範囲を守る)
  • 条件分岐を書く(ケースで結論が変わる部分を明示)
  • 更新運用を前提にする(古い情報が残らない仕組み)

ローカルSEO(Googleビジネスプロフィール連携)

地域での相談獲得を狙うなら、サイトだけでなく Googleビジネスプロフィール(GBP)との整合が効きます。

最低限やるべきこと(初心者向け)

  • 事務所名・住所・電話番号を統一(サイトとGBPで表記ゆれを作らない)
  • カテゴリは欲張らず、実態に合うものを最小限に
  • 営業時間・臨時休業を正確に更新
  • 写真を整備(外観・内観・入口が分かるものは特に強い)
  • サービスエリアや対応方法(来所/オンライン)を分かりやすく

補足(無理にやらなくていいが効く)

  • サイトのアクセスページを充実させ、GBPから来た人の不安を消す
  • 主要分野LPへ、GBPから辿れる導線を用意する

やりがちなNG(薄い量産・重複・検索意図ズレ)

最後に、弁護士サイトのSEOで失速しやすいポイントをまとめます。
ここを避けるだけで、評価が安定しやすくなります。

薄い量産

  • 地域名だけ変えたページを大量に作る
  • 分野ページが短く、他サイトと同じ説明だけ

重複

  • 同じ内容のページが複数ある(例:相続の説明があちこちに散らばる)
  • 料金説明がページごとに矛盾(更新されずに残る)

検索意図ズレ

  • 「今すぐ相談」キーワードのページが、長い一般解説だけ
  • 「費用」で検索しているのに、料金の考え方が曖昧
  • コラムなのに結論がなく、行動につながらない

技術・表示の基本落とし

  • スマホで読みにくい(ボタンが押しにくい、文字が詰まる)
  • 画像が重くて遅い
  • 内部リンクが弱く、重要ページに辿り着けない

E-E-A-Tを強化する「弁護士ならではの信頼の出し方」

弁護士サイトは、見た目や文章の上手さよりも 「根拠のある信頼」が評価の中心になります。
E-E-A-Tは難しく見えますが、やることはシンプルで、事実を整えて、誤認を防ぎ、更新できる形にすることです。

Experience:実務経験を“事実ベース”で伝える

弁護士サイトのExperience(経験)は、盛るほど逆効果になりやすい領域です。
強い言い回しより、確認できる事実の積み上げが最短で効きます。

掲載すると信頼が増えやすい「事実」

  • 所属弁護士会、登録情報(出せる範囲)
  • 経歴(要点のみ:学歴・職歴・取扱分野の変遷)
  • 実務の進め方(例:初回相談で何を整理するか、連絡の頻度目安)
  • 取扱領域の“具体”
    • 例:「相続」→遺産分割/遺留分/相続放棄/成年後見など
  • 対応体制
    • 例:面談方法(来所・オンライン)、受付方法、緊急対応の可否(実態がある範囲で)

経験を“安全に強く”見せる書き方(テンプレ)

  • 「経験があります」ではなく、プロセスで示す
    • ✅「初回相談では、争点・証拠・期限を整理し、選択肢と見通しを説明します」
  • 「多数」より、範囲と前提で示す
    • ✅「交渉〜調停〜訴訟まで、状況に応じた手続選択を提案します」

避けたほうがよい例(誤認が起きやすい)

  • 勝訴率・成功率など、定義が難しい数字の強調
  • 「必ず」「確実」「日本一」など断定・優良誤認につながる表現
  • 事例が“誰でも同じ結果”に見える見せ方

Expertise:専門性を示すコンテンツ設計(監修・執筆体制)

Expertise(専門性)は、「専門です」と言うより コンテンツの設計で示すほうが強いです。
ポイントは “どのページを、誰が、どう確認して出しているか”を見える化すること。

初心者でも実装しやすい「専門性の出し方」

  • 分野ページを“浅く広く”より、注力分野を深く
  • 1テーマ1ページで、検索意図に合わせて整理(混ぜない)
  • ページ末尾に、次の情報を固定で入れる
    • 執筆/監修者(弁護士名)
    • 想定読者(一般向けの一般情報)
    • 相談が必要なケースの目安(期限・緊急性など)
    • 更新日(または最終確認日)

監修・執筆体制の見せ方(おすすめ構成)

  • 「編集方針」ページを1つ作る(短くてOK)
    • 例:
      • 取り扱う情報の範囲(一般情報であること)
      • 内容確認の流れ(弁護士が最終確認)
      • 誤り発見時の修正方針(連絡先も)
  • 各記事・各分野ページには「責任の所在」を明示
    • 「執筆:事務局/監修:弁護士○○」のように役割分担を固定化

ページタイプ別に“専門性”を出すポイント

スクロールできます
ページ専門性を示す要素具体例
分野LP争点・手続・準備物の具体性期限/必要資料/よくある誤解
FAQ即答+条件分岐「ケースで変わる点」を1行添える
コラム根拠・例外・注意事項断定しすぎない/更新運用

Authoritativeness:外部評価の載せ方(メディア掲載・講演等)

Authoritativeness(権威性)は、単に“露出が多い”より、第三者が確認できる活動が重要です。
「載せる内容」と「載せ方」を整えるだけで、信頼が安定します。

載せると効果が出やすい外部評価(出せる範囲で)

  • 講演・セミナー登壇(主催者名、テーマ、年月)
  • 執筆・寄稿(媒体名、記事タイトル、年月)
  • 研究会・委員会活動(事実ベースで簡潔に)
  • 書籍、論文(ある場合)
  • 受賞歴(公的・客観性があるものに限定)

見せ方のコツ(押し付けず、誤認させない)

  • 「実績一覧」として整理(時系列が見やすい)
  • 外部リンクがある場合は、同じページにまとめる(散らさない)
  • 肩書きは最新状態に更新(古い肩書きは逆効果)

注意点

  • “ランキング1位”のような主張は、根拠提示が難しく誤認リスクが高い
  • 外部サイトの評価を引用する場合は、誇張・断定を避ける(広告表現の配慮)

Trust:情報の正確性と更新性(根拠・改訂履歴・免責の置き方)

Trust(信頼)は、弁護士サイトでは最重要です。
「正しいことを書いている」だけではなく、正しく保つ仕組みがあると評価が上がりやすいです。

Trustを強くする“必須セット”

  • 連絡先が明確(電話・所在地・受付時間・問い合わせ手段)
  • プライバシーポリシー(個人情報の扱い)
  • 免責(一般情報であり個別案件は相談が必要)
  • 更新の考え方(古くなったページをどうするか)

根拠の置き方(初心者でもできる)

  • 法律名・制度名・公的機関の手続ページなど、一次情報に寄せる
  • “断定”が必要なところほど、条件分岐を添える
    • ✅「一般的には〜。ただし○○の場合は例外になり得ます」

改訂履歴の運用(これだけで差がつく)

  • 重要ページ(分野LP・料金・相談の流れ)だけでも「最終更新日」を表示
  • 大きな変更があったときは簡単な改訂メモを残す
    • 例:
      • 2026/02:相談受付時間を更新
      • 2026/01:オンライン相談の流れを追記

免責の置き方(押し売り感を出さずに安全に)

  • 記事末尾に1〜2行で十分です。例:
    • 「本ページは一般情報です。個別の事情により結論が変わるため、具体的な対応はご相談ください。」

セキュリティもTrustに直結(最低限)

  • SSL(https)
  • フォームのスパム対策(過度に厳しくしない)
  • 送信後の自動返信で「受領」と「返信目安」を明記

デザイン・写真・文章で「安心感」を作る(法律サービスのUX)

弁護士サイトで最も大切なのは、派手さではなく 「この事務所なら安心して相談できそう」という感覚です。
法律サービスは不安が強い状態で見られるため、デザイン・写真・文章のわずかな差が、問い合わせ率に大きく影響します。

ここでは、初心者でも再現できる「安心感の作り方」を、デザイン/写真/文章/アクセシビリティの4軸で整理します。

第一印象で損しないデザイン要件(清潔感・余白・可読性)

弁護士サイトのデザインは「おしゃれ」より 読みやすさと誠実さが優先です。
第一印象で損しないために、最低限この要件を守ると安定します。

安心感が出るデザインの基本

  • 余白がある(詰め込みすぎない)
  • 文字が読みやすい(小さすぎない・行間がある)
  • 色数を増やしすぎない(落ち着いた印象になる)
  • 情報の優先順位が明確(何を頼めるか→どう相談するか)

初心者でもできる「見た目が整う」具体ルール

  • 1画面(ファーストビュー)で伝えるのは3つまで
    1. 取扱分野の軸(誰の何の悩みに強いか)
    2. 相談方法(電話/予約/フォーム)
    3. 安心材料(守秘・料金の考え方・初回相談の案内など)
  • 見出し→本文→箇条書きの“型”を統一
    • 見出し:短く
    • 本文:2〜3文で区切る
    • 箇条書き:5点まで(多いと読まれません)

やってはいけない典型(離脱の原因)

  • 文字が小さく、段落が長い(スマホで特に辛い)
  • 強い色でボタンが乱立(圧が出て警戒される)
  • アニメーションやポップアップが多い(不信感につながりやすい)
  • 分野が多すぎて「結局どこが強い?」になる

安心感を高める“表示の工夫”

  • 相談導線は固定ボタンで迷子を防ぐ(スマホ最優先)
  • 料金ページは「いくら」より どう決まるかを見せる
  • 事務所情報(住所・受付時間・アクセス)は、見つけやすい場所に置く

写真の重要性(弁護士/事務所/相談導線の撮り分け)

法律サービスでは、写真が「信用の証拠」になります。
テンプレの素材写真だけだと、丁寧に作った文章でも不安が残りやすいです。

写真が効く理由

  • “実在感”が出る(架空っぽさが消える)
  • 雰囲気が伝わる(相談の心理負担が下がる)
  • 初めての訪問の不安が減る(アクセス・入口が分かる)

最低限そろえたい写真(優先順位つき)

  1. 弁護士の顔写真
    • 正面・自然な表情・清潔感
  2. 事務所の外観/入口
    • 初めてでも迷わない
  3. 相談スペース(会議室)
    • “話せる場所”が見える
  4. 受付・待合(あれば)
    • 緊張を下げる
  5. アクセスの目印(看板、建物名)
    • 来所の不安を減らす

撮り分けのコツ(相談導線に直結)

  • 「アクセスページ」には地図だけでなく、入口までの写真を入れる
  • 「問い合わせページ」近くに、相談スペース写真を置く
    • ✅「ここでお話を伺います」と一言添えると安心が強い
  • 「弁護士紹介」には、顔写真だけでなく 仕事風景もあると信頼が上がる

写真で損しやすい例

  • 暗い・ぼやけている・解像度が低い
  • 背景が散らかっている
  • 加工しすぎて不自然
  • 素材写真だらけで実態が見えない

💡費用を抑えたい場合でも、スマホで撮るなら

  • 明るい時間帯、窓際、背景を整理
  • “縦横バラバラ”にせず、サイズと比率を揃える
    これだけで見栄えが上がります。

文章トーン(硬すぎない・煽らない・わかる言葉)

弁護士サイトの文章は、難しい言葉で信頼を作るのではなく、分かる言葉で誠実に説明するほうが成果が出ます。
煽りや断定は、広告表現の面でも避けたほうが安全です。

安心される文章の特徴

  • 結論が早い(何ができるか/どう動けばいいか)
  • 断定しすぎない(ケースで変わる部分は分岐を書く)
  • 読み手の感情に寄り添う(不安・焦り・恥ずかしさ)

文章の“型”(初心者でも書きやすい)

  • 結論 → 理由 → 次にやること
    例:
  • 結論:まずは状況整理から相談が安心です
  • 理由:期限や証拠の有無で選択肢が変わるため
  • 次にやること:手元の資料をメモしてフォームへ、など

避けたい表現(不信感につながりやすい)

  • 「必ず」「確実」「絶対」「100%」
  • 「今すぐ申し込まないと損」など恐怖訴求
  • 他者を過度に否定する比較(“他より上”の匂わせ)

わかる言葉への言い換え例

  • 法的手続 → 「裁判所を使う手続き」
  • 受任 → 「正式に依頼を受けること」
  • 争点 → 「話し合いで揉めているポイント」
    こうした一行の補足があるだけで、離脱が減ります。

アクセシビリティ(高齢者・スマホ・読み上げ配慮)

法律相談は、年齢層が幅広く、スマホ利用も多いです。
アクセシビリティは“優しさ”だけでなく、問い合わせを取りこぼさないための設計になります。

高齢者にも読みやすくする基本

  • 文字サイズは小さくしすぎない
  • 行間を詰めない
  • 漢字が続くところは、ひらがなや区切りを増やす
  • 長文は「見出し+箇条書き」で分割

スマホの操作性(ここは最優先)

  • ボタンは押しやすい大きさ・間隔
  • 固定ボタンは2つ程度に絞る(電話/予約orフォーム)
  • フォームは短く(入力項目が多いと離脱)

読み上げ配慮(最低限でOK)

  • 画像に意味がある場合は代替テキストを設定(例:アクセス写真の説明)
  • 見出しの階層を正しく使う(読み上げが理解しやすい)
  • 「こちら」「これ」だらけにしない(リンク文言を具体化)

アクセシビリティ改善の効果(実務的メリット)

  • 読まれる → 理解される → 不安が減る → 問い合わせが増える
    この流れが作りやすくなります。

セキュリティと法務:問い合わせを受ける以上、ここは必須

弁護士サイトの問い合わせには、氏名・連絡先だけでなく、紛争の内容など機微情報が入る可能性があります。
その前提で、セキュリティ(守る)+法務(説明する)+運用(継続できる)をセットで設計します。

SSL/TLS・フォーム送信・スパム対策

まず結論:常時HTTPS(サイト全体の暗号化)+フォーム周りの多層防御が最低ラインです。

1) 常時HTTPS(SSL/TLS)の必須ポイント

  • http→httpsの恒久リダイレクト(1ページでもhttpが残ると信用を落としやすい)
  • 混在コンテンツの解消(画像・JS・CSSがhttpだと“鍵マーク”が消えることがある)
  • 証明書の自動更新(期限切れは即アウト。更新作業が属人化しない仕組みに)
  • 可能なら HSTS(https強制)も検討
  • SEO面でもhttpsは重要な前提の一つ(ただし中身の品質が最優先)

2) フォーム送信の“安全設計”チェック

  • CSRF対策:送信にトークンを入れて改ざん送信を防ぐ
  • 入力値検証:サーバー側で必ずチェック(想定外の文字・長さ・形式を弾く)
  • DB保存があるならSQLインジェクション対策(プレースホルダ/パラメータ化)
  • ログに機微情報を残さない(本文・電話・メール等がログに混ざると漏えいリスク増)
  • 添付ファイル対応は要注意:拡張子制限、サイズ制限、ウイルススキャン、保存期間の設計

3) スパム対策は“1個で終わり”にしない(おすすめ構成)

  • 低負荷:ハニーポット(人には見えない項目でボットを検知)
  • 追加:送信速度チェック(数秒未満の送信は弾く等)、レート制限(IP/端末単位)
  • 強化:WAF/迷惑投稿フィルタCAPTCHA(必要時のみ)
  • 受付側:自動返信の内容を最小限に(情報を返しすぎると悪用されることがある)

おすすめを表で整理(実務向け)

スクロールできます
目的施策ポイント
盗聴・改ざん防止常時HTTPS証明書自動更新、混在コンテンツ解消
不正送信防止CSRF対策フレームワーク標準機能優先
脆弱性対策入力検証サーバー側で形式・長さ・禁止文字
スパム抑止ハニーポット+レート制限UXを崩さず効果が出やすい
被害最小化ログ設計・権限機微情報を残さない/最小権限

プライバシーポリシーに書くべき要点

プライバシーポリシーは「雛形を置けばOK」ではなく、実際の運用(使っているツール、保存方法、委託先)と一致していることが重要です。

最低限、次の観点が揃っているか確認します。

  • 取得する情報(フォーム入力+アクセスログ+Cookie等)
  • 利用目的(何のために使うか)
  • 第三者提供の有無(あるなら条件・範囲)
  • 委託・共同利用(外部サービス利用があるなら整理)
  • 安全管理措置(どう守るか)
  • 問い合わせ窓口(開示等の連絡先含む)
  • 改定方針(更新日・改定履歴があると信頼につながる)

取得情報/利用目的/第三者提供/Cookie・アクセス解析

弁護士サイトの“取得情報”は2系統に分けると管理しやすいです。

  • A:フォーム等で利用者が直接入力する情報
    • 氏名、電話、メール
    • 相談内容(トラブルの概要、相手方情報などが入る可能性)
    • 相談希望日時、地域、関係者属性(法人/個人 など)
  • B:サイト閲覧で自動的に取得されうる情報
    • IPアドレス、ユーザーエージェント、閲覧ページ、参照元、Cookie識別子 など
    • アクセス解析ツールや広告計測タグで送信される情報

利用目的の書き方のコツ(ズレを防ぐ)

  • 「問い合わせ対応」だけでなく、実態に合わせて
    • 予約調整、利益相反チェックの連絡、本人確認の連絡
    • サイト改善(解析)、不正利用防止、品質向上
      分けて書くと誤認が起きにくいです。
  • “将来の予定”まで広げすぎると、目的外利用に見えやすいので注意。

第三者提供・委託の落とし穴(ありがち)

  • 解析(例:アクセス解析)や広告計測、予約システム、コール計測、CRMなどは
    「第三者提供」ではなく「委託」になることも多い一方、設計次第で扱いが変わります。
    → ここは制作会社任せにせず、実際に何のサービスを入れているか棚卸しが重要です。

Cookie・タグは“外部送信”の観点もセットで考える

  • 近年は、プライバシーポリシーとは別に、タグ等による情報送信について
    外部送信の通知・公表・同意/オプトアウトが問題になるケースがあります。
  • 対応としては、次を「タグごと」に整理すると事故が減ります。
    • 送信する情報の種類
    • 送信先(事業者名)
    • 送信目的/送信先での利用目的
    • 無効化(オプトアウト)手段

※個人情報保護法まわりは見直し議論も継続しているため、年1回は“ポリシーと実装の一致”を点検しておくのがおすすめです。

免責・注意事項(一般情報と法律相談の線引き)

ここは「法務」だけでなく、トラブル予防にも効きます。入れると良いのは次のタイプです(例文そのままではなく、自事務所運用に合わせて調整)。

  • 一般情報の位置づけ:掲載内容は一般的情報で、個別事案の結論を保証しない
  • 委任関係の成立時期:問い合わせ時点では受任・委任関係が成立しない
  • 返信の目安:回答期限を明示(例:原則◯営業日以内、緊急時は電話推奨など)
  • 送信内容の注意:フォームやメールに機微情報を書きすぎないよう注意喚起
  • 利益相反:相手方情報がある場合、確認が必要で受任できない場合がある
  • 口コミ・体験談の扱い(掲載している場合):個人の感想で結果を保証しない

“守秘義務があるから安心”と思われやすい分、通信経路や保存方法は別問題です。
「安全に配慮しているが、ネット送信の性質上リスクがゼロではない」旨を、過度に不安を煽らずに添えると誤解を減らせます。

運用体制(権限管理・更新ログ・バックアップ)

セキュリティ事故の多くは「初期構築のミス」より、運用で崩れるのが原因になりがちです。最初から“続く形”にします。

1) 権限管理(まずここ)

  • 管理画面は個人アカウントにし、共有IDを避ける
  • MFA(多要素認証)を必須化
  • 退職・外注終了時の即時権限削除(チェックリスト化)
  • 最小権限(編集者・閲覧者など役割分担)

2) 更新ログ・監査の考え方

  • いつ、誰が、何を変えたかが追える(改ざん・誤更新の復旧に効く)
  • 問い合わせデータへのアクセスも、可能なら閲覧ログを残す(内部不正対策)

3) バックアップ(“復旧できる”がゴール)

  • 推奨:自動バックアップ+世代管理(直近だけだと復旧不能になりやすい)
  • 月1回は復元テスト(バックアップが“壊れていた”を防ぐ)
  • プラグイン/テーマ更新前は必ずスナップショットを取る

運用の頻度目安(例)

  • 毎日:問い合わせ到達確認、スパム急増の監視
  • 毎週:CMS・プラグイン更新(可能ならステージングで検証)
  • 毎月:権限棚卸し、バックアップ復元テスト
  • 四半期:フォーム項目とプライバシーポリシーの一致点検、外部タグの棚卸し

制作方法の選び方:自作・テンプレ・制作会社、どれが最適?

「弁護士 ホームページ 制作」で迷う最大の理由は、“作り方”によって成果の出やすさと運用負荷が大きく変わるからです。
結論から言うと、最適解は「スキル」よりも 目的・スピード・運用体制(更新できるか)で決まります。

まずは、ざっくり次で当てはめると判断が早いです。

  • 早く公開して最低限の信頼と導線を作りたい → テンプレ(サイト作成サービス) or WordPress(既成テーマ)
  • SEOで分野ページを育て、相談を増やしたい → WordPress(運用前提) or 制作会社
  • 広告規程・セキュリティ・更新を“事故なく”回したい → 制作会社(保守込み)を強く推奨

自作が向くケース/向かないケース

自作は「費用を抑えられる」一方で、時間コストと運用リスクが乗ります。弁護士サイトは問い合わせで機微情報が入りやすいので、ここは冷静に判断したいところです。

自作が向くケース

  • 開業直後で、まずは 名刺代わり+相談導線を最短で作りたい
  • 取扱分野が絞れていて、ページ数が少ない(例:分野LP 2〜3本+必須ページ)
  • 写真・文章・更新を 自分または事務局で継続できる
  • セキュリティや規程への配慮(SSL、フォーム、免責、プライバシー等)を理解して実装できる

自作が向かないケース

  • 「相談を増やす」が主目的で、SEOや導線改善を継続したいのに時間がない
  • 分野が多く、地域施策やFAQ・コラムも含めて育てたい
  • 更新・保守が止まりがち(プラグイン更新やバックアップを回せない)
  • “それっぽい見た目”で満足してしまい、相談導線や信頼設計が後回しになる

失敗しやすいポイント(自作あるある)

  • 公開した後に更新が止まる(結果、情報が古い/脆弱性リスク)
  • フォームが使いづらい(項目過多・返信設計なし)
  • 文章が硬すぎる/逆に煽り気味で信頼を落とす
  • 写真が弱く「実在感」が出ない

WordPressで作る場合の現実的な運用

WordPressは「伸ばせる」反面、運用が前提です。ここを甘く見ると、公開後に詰みます。

WordPress運用で必ず発生すること

  • 本体(コア)の更新
  • テーマ・プラグインの更新(自動更新を使う/使わないの判断含む)
  • バックアップ(復旧できる形で)
  • 管理画面の権限管理(共有IDを避ける、MFA等)
  • フォームのスパム対策(UXと両立)

特に重要:更新を止めない仕組み

  • WordPressは、コア更新が必要になることがあります(ワンクリック更新等の運用も含む)。
  • プラグイン/テーマも最新版に保つことが推奨されます(自動更新の考え方を含む)。
  • セキュリティは“入れたら終わり”ではなく、継続管理が前提です。

現実的な回し方(初心者向けの最小セット)

  • 月1回(最低):更新確認(コア/プラグイン/テーマ)+バックアップ確認
  • 更新前:バックアップ取得(自動でも手動でも良いが“戻せる”ことが条件)
  • 公開後:フォーム到達テスト(送信→自動返信→受信の確認)

WordPressの選び方のコツ

  • 「機能を足す」より「プラグインを増やさない」ほうが運用は安定します
  • 弁護士サイトは、見た目より 可読性・導線・更新性が重要です
  • もし運用が不安なら、最初から 保守(更新・監視・バックアップ)込みの体制に寄せたほうが安全です

補足:WordPress.com(運用込み)という選択肢

  • 自前でサーバー管理をしたくない場合、運用・ホスティング込みのプラン型サービスもあります
  • ただし、プランにより使える機能(拡張性)が変わるため、最初に「やりたいこと(予約、解析、改善運用)」と照らして選びます

制作会社に頼む場合のメリット(設計・ライティング・撮影)

制作会社の価値は「作る」よりも、“成果が出る型で、事故なく運用できる状態まで持っていく”ところにあります。

制作会社が強い領域(弁護士サイトと相性が良い)

  • 設計:ターゲット/分野/地域を踏まえたサイト構造(導線とページ役割の整理)
  • ライティング:硬すぎず煽らず、誤認を避けた文章設計(分野LP、FAQ、プロフィール)
  • 撮影:弁護士・事務所・相談導線の撮り分けで“実在感”を作る
  • 運用:更新・保守・バックアップ・セキュリティを回す体制づくり
  • 改善:公開後の計測→改善(CTA、フォーム、ページ追加)の伴走

初心者が“外注してよかった”となりやすい発注の仕方

  • 1回で完璧を狙わず、
    必須ページ+注力分野LP(2〜4本)+運用設計までを第一段階にする
  • その後、FAQやコラムを追加して育てる(制作会社に伴走してもらうか、内製で回すかを決める)

“弁護士業界に強い”を見抜く質問集

「弁護士に強い」は言ったもの勝ちになりがちです。面談や見積もり前後で、次の質問を投げると見抜きやすいです。

規程・表現リスクを理解しているか

  • 「業務広告の規程や、誤認につながりやすい表現をどうチェックしますか?」
  • 「実績・事例・口コミの掲載は、どんな基準で設計しますか?」
  • 「“専門”“強い”の言い方は、どんな代替表現や根拠設計を提案しますか?」

設計(成果の出し方)が言語化できているか

  • 「誰に・何で・どこで勝つ設計にしますか?最初に何を決めますか?」
  • 「分野LPは何本から始めるのが現実的ですか?優先順位はどう決めますか?」
  • 「地域ページは、作る/作らないの判断基準は何ですか?」

ライティングとE-E-A-Tの運用ができるか

  • 「執筆・監修体制はどうしますか?ページにどう明記しますか?」
  • 「記事や分野ページの更新運用(最終更新日、改訂履歴など)は提案に含まれますか?」
  • 「弁護士紹介・事務所情報は、E-E-A-T観点で何を優先しますか?」

技術・セキュリティ・保守が“込み”になっているか

  • 「SSL、フォームのスパム対策、バックアップ、権限管理は提案に含まれますか?」
  • 「公開後の保守は何をやりますか?更新頻度と対応範囲は?」
  • 「トラブル時の復旧手順(どれくらいで戻せるか)は決まっていますか?」

撮影・デザインの実務が回せるか

  • 「写真はどこを撮りますか?相談導線にどう使いますか?」
  • 「スマホの固定ボタンやフォームの最適化は、どこまで標準対応ですか?」
  • 「法律サービスの“安心感”を作るためのデザインルールはありますか?」

赤信号になりやすい回答例

  • 「とにかくページ数を増やしましょう」(薄い量産の危険)
  • 「SEOは記事を毎月◯本です」(設計不在の可能性)
  • 「実績や勝率を前面に出しましょう」(誤認リスク・信頼毀損)
  • 保守の話が曖昧(公開後に止まる)

費用の考え方:初期費用だけで判断しない

弁護士サイトの費用は、「作る費用」より「運用して成果に近づける費用」のほうが効いてきます。
初期見積もりが安くても、あとから保守・修正・原稿・SEOが別料金で膨らみ、「結局高くついた」「運用できず放置」になりがちです。

ここでは、初心者でも判断できるように 費用が動く要因/追加費用/見積もり比較/契約タイプを整理します。

費用が動く要因(ページ数・設計・撮影・原稿・機能)

費用を左右するのは、ざっくり言うと 制作物の“量”と“難しさ”です。
同じ10ページでも、内容がテンプレなのか、相談獲得を狙った分野LPなのかで工数が変わります。

費用が上がりやすい要因(チェック用)

スクロールできます
要因何が増える?ありがちな見落とし
ページ数・種類デザイン・構築・原稿・確認「ページ追加=同単価」とは限らない
設計(導線・構造)要件定義・ワイヤー・改善設計ここを省くと“名刺サイト”で止まりやすい
原稿(ライティング)取材・構成・執筆・修正弁護士側の確認回数が増えると工数増
写真(撮影)撮影・レタッチ・差し替え撮影範囲(外観/内観/人物)で大きく変動
機能実装・テスト・保守予約、チャット、会員、添付、決済など
SEO初期設定設計・内部最適化タイトル設計、内部リンク、構造化などの範囲差
セキュリティ・法務設定・文言整備・運用フォーム、スパム、ログ、ポリシー整備の範囲差
CMS(WordPress等)テーマ選定・更新設計更新フローや権限設計まで含むかで差

💡コツ:「ページ数」より「勝ちページ(分野LP)」の本数が、費用にも成果にも効きます。
分野LPは、原稿の深さ・導線・FAQなどが必要になるため、同じ1ページでも工数が重くなりやすいです。

発生しやすい追加費用(保守・修正・SEO・広告・記事制作)

追加費用は、「必要なのに見積もりに入っていない」ことが多い項目です。
最初に想定しておくと、比較がラクになります。

よくある追加費用(発生ポイントつき)

  • 保守・管理(月額になりやすい)
    • WordPress更新、プラグイン更新、バックアップ、障害対応、セキュリティ監視
  • 修正費(回数や範囲で変動)
    • 文言調整、写真差し替え、ページ追加、導線変更
  • SEOの継続施策
    • 追加コンテンツ企画、検索意図の見直し、内部リンク改善、改善提案レポート
  • 広告運用(やるなら別腹)
    • Google広告等の運用代行、LP改善、計測設計
  • 記事制作(コラム)
    • 執筆、監修、更新、図解作成
  • 撮影追加
    • 人員増、別日撮影、支店撮影、追加カット
  • ツール費
    • 予約システム、アクセス解析の有料版、スパム対策、メール配信、CRM等
  • サーバー・ドメイン
    • どちらが契約するかで“見え方”が変わる(制作費に含まれないことも多い)

✅ 追加費用を抑える考え方

  • 「公開後に必ず発生するもの(保守)」と「やるほど伸びるもの(運用)」を分ける
  • 最初から 最低限の運用枠(更新・バックアップ・軽微修正)を確保しておくと、放置リスクが下がります

見積もり比較のチェック項目(成果物・範囲・権利・納期)

見積もりは金額だけでなく、“何が含まれているか”で比較しないと判断を誤ります。
初心者が見落としやすいところを、チェックリスト化します。

見積もり比較チェックリスト(そのまま使えます)

成果物(何が納品される?)

  • ページ一覧(ページ数と種類:必須ページ/分野LP/地域/FAQ/コラム)
  • 原稿(誰が作る?こちらが用意?制作側?)
  • 写真(撮影の有無、撮影範囲、レタッチ、使用期限)
  • デザイン(テンプレかフルデザインか、修正回数)

範囲(どこまでやってくれる?)

  • 要件定義・ワイヤー(導線設計の有無)
  • SEO初期設定(タイトル設計、内部リンク方針、構造化、表示速度の範囲)
  • フォーム(自動返信、スパム対策、添付の有無)
  • 計測(GA4/Search Console等の導入・イベント計測)
  • 公開後サポート(初期不具合、操作レクチャー)

権利(あとで困りやすい)

  • ドメイン・サーバーの名義(どちらが契約・所有?)
  • ソースデータの扱い(デザインデータ、写真データ、原稿の再利用)
  • 著作権・利用権(納品物を将来別業者で使えるか)
  • テーマ・プラグインのライセンス(更新費が誰負担か)

納期・進め方(遅延の原因になりやすい)

  • いつ何を出せばよいか(素材提出、原稿確認、写真撮影日)
  • 修正回数と追加料金の条件
  • 連絡手段・返信目安(担当者体制)

⚠️ 見積もりで“危ないサイン”

  • 「SEO一式」「一通り対応」など、範囲が曖昧
  • 保守・更新・バックアップが別で、公開後の体制が空白
  • ページ追加・修正の単価が不明(後から膨らむ典型)

月額型・納品型・運用支援型の違い

契約タイプは、費用の出方だけでなく “サイトが育つか”に直結します。
自分の目的に合う形を選ぶのが重要です。

スクロールできます
タイプざっくり向くケース注意点
月額型月々払いで制作+保守がセットになりやすい早く始めたい/一括が重い/運用を任せたい解約時に「何が残るか」を要確認(データ・権利)
納品型一括で制作して納品(請負的)仕様が固まっている/内製で運用できる公開後の改善は別契約になりやすい
運用支援型月額で改善・SEO・制作を継続(伴走)相談を増やしたい/分野LPやコラムを育てたい何をKPIにするか、範囲と優先順位が重要

💡初心者におすすめの考え方

  • まずは「納品+短期の運用支援(数か月)」で立ち上げる
  • うまく回るなら内製へ、難しければ継続支援へ
    この移行プランだと、費用と成果のバランスが取りやすいです。

制作の進め方:忙しい先生でも回る“最短ルート”

弁護士サイト制作は、こだわり始めると際限がありません。忙しい先生でも回すコツは、「決めることを先に固定」→「作業を短い工程に分割」→「確認はまとめて1回」に寄せることです。
ここでは、最短で公開まで進めつつ、公開後に伸ばせる“現実的な手順”を紹介します。

準備(強み・分野・地域・競合・相談導線の整理)

準備段階でやることは多そうに見えますが、実際は 「判断基準の固定」が目的です。ここが曖昧だと、制作途中で迷走して納期も費用も膨らみます。

まず決めるべき5点(これだけでブレが減る)

  • ゴール:相談獲得/顧問獲得/採用/信頼醸成(優先順位つき)
  • 注力分野:2〜4つ(「勝ちページ=分野LP」を作る対象)
  • 地域:商圏(市区町村までか、都道府県までか、オンライン中心か)
  • ターゲット:個人/法人、緊急度(今すぐ or 比較検討)
  • 問い合わせ導線の主役:電話/予約/フォーム(ページごとに主役は1つ)

先生が1時間で作れる“準備シート”📝(コピペ用)

  • 受けたい相談:____(分野)/避けたい相談:____
  • 相談導線:急ぎ=___ 検討中=___
  • 対応方法:来所_/オンライン_/出張_(条件:___)
  • 受付:電話_時〜_時/フォーム返信目安:___
  • 事務所の強み(事実ベース):____(例:対応範囲、体制、説明方針)

素材集めは“先に撮る・先に揃える”が最短

  • 写真:弁護士(顔+業務風景)、事務所(外観・入口・相談室)、アクセスの目印
  • 事務所情報:住所、営業時間、所属、登録情報(出せる範囲)
  • 原稿の核:プロフィール(方針・対応範囲)、注力分野の説明、料金の考え方、相談の流れ
  • 注意:実績や事例、表現は誤認リスクを避ける方針を先に決める(迷いどころなので最初に固定)

設計(サイトマップ・導線・コンテンツ優先順位)

設計は「デザイン」より先です。理由は単純で、サイトの役割は“見せる”より“迷わず相談できる”だからです。

最小のサイトマップ(まずはこれで公開できる)

  • 事務所概要(アクセス・営業時間)
  • 弁護士紹介(E-E-A-Tの核)
  • 取扱分野(一覧)
  • 注力分野LP(2〜4本)
  • 料金の考え方
  • 相談の流れ
  • よくある質問(最低10問)
  • お問い合わせ(電話/フォーム/予約)
  • プライバシーポリシー・免責等

“最短で成果に近づく”優先順位

  1. 注力分野LP(検索流入→相談に直結)
  2. 弁護士紹介+事務所情報(不安を下げる)
  3. 料金・流れ・FAQ(比較検討の離脱を止める)
  4. コラム(公開後に追加でOK)

導線設計の決め方(迷いを減らすルール)

  • ページごとにCTA(電話/予約/フォーム)の主役を1つにする
  • CTAは「ヘッダー」「本文中」「記事末」「スマホ固定」の4点に置く(ただし圧を出しすぎない)
  • 分野LPは “不安を先に潰す”順で並べる
    • よくある悩み → できること/できないこと → 流れ → 費用の考え方 → 必要資料 → FAQ → CTA

制作(デザイン→実装→テスト)

忙しい先生が詰まりやすいのは「確認作業」です。制作は先生の確認回数を減らす設計にすると回ります。

先生がラクになる進め方(おすすめ)

  • デザイン確認は「トップ+分野LPの1本」だけ先に確定
    → 残りは同じルールで展開(いちいち迷わない)
  • 原稿は“完璧に書かない”
    → まず骨子(見出し+要点)→ 制作側が整形 → 先生が事実確認、の順が早い
  • 修正依頼は“1回でまとめる”
    → 「この3点だけ直す」で戻し回数を減らす

分担の目安(誰が何をやるか)

  • 先生:事実の確定(プロフィール、対応範囲、受付方針、料金の考え方)、表現の最終確認
  • 事務局:写真・実績整理(出せる範囲)、FAQ素材、問い合わせの運用ルール
  • 制作側:構成・文章整形・デザイン・実装・速度/表示最適化・計測設定

テストで必ずやること(短いけど重要)

  • 主要ブラウザとスマホで表示確認
  • フォーム送信 → 自動返信 → 受信確認(迷惑メールフォルダもチェック)
  • 電話リンク(タップで発信できるか)
  • 予約導線(空枠がない/休日の表示など運用も含む)

公開前チェック(表示速度・スマホ・計測・フォーム)

公開前のチェックは「一度で終わらせる」ために、チェックリスト化が最強です。

公開前チェックリスト✅

  • スマホ最適化
    • 文字が詰まっていない/ボタンが押しやすい/固定ボタンが邪魔にならない
  • 速度(体感)
    • トップと分野LPが重くない(画像サイズが適正、不要な表示効果が多くない)
  • 計測
    • アクセス解析が入っている
    • 問い合わせ(送信完了)を計測できる設計になっている
  • フォーム
    • スパム対策(最低限)
    • 自動返信に「受領」「返信目安」「緊急時の案内」が入っている
  • 法務まわり
    • プライバシーポリシーが実装と一致(解析・Cookie等)
    • 免責・注意事項がある(一般情報と個別相談の線引き)

ここだけは“未確認のまま公開しない”ポイント

  • フォーム到達(送信が届いていない事故は致命的)
  • 電話番号・住所・営業時間(基本情報の誤りは信頼を落とす)
  • https表示(鍵マーク)と混在コンテンツ

公開後の改善(解析→課題→改修→コンテンツ追加)

公開はゴールではなくスタートです。ただし、やることを増やすと続きません。
公開後は 「数字で1つだけ直す」の繰り返しが最短です。

公開後30日で見るべき指標(初心者向け)

  • 分野LP:閲覧数/離脱が高い箇所/問い合わせまでの遷移
  • 問い合わせ:フォーム到達数、電話タップ数(可能なら計測)
  • 検索:どのキーワードで表示されているか(意図ズレの発見)
  • ローカル:地図表示やプロフィール閲覧(地域狙いの場合)

改善の優先順位(成果に直結しやすい順)

  1. 分野LPの冒頭改善(悩みの箇条書き、できること/できないこと、CTAの自然さ)
  2. 料金・流れ・FAQの追加(不安を消す)
  3. 写真差し替え(実在感が弱いときの即効薬)
  4. コラム追加(分野LPに近いテーマから。量産しない)

“忙しい先生でも続く”運用ルール

  • 月1回:分野LPと基本情報だけ点検(更新日を揃える)
  • 追加コンテンツは「FAQを10個増やす」など小さく刻む
  • 改修依頼は「1回でまとめる」(制作会社とやる場合も同じ)

よくある質問(弁護士のホームページ制作)

開業前でも作れる? 必要な情報は?

結論:開業前でも作れます。むしろ「開業日に合わせて公開」できると、名刺・紹介・検索の受け皿として有利です。
ただし、開業前は “誤認させない書き方”が重要になります。

開業前に作るメリット

  • ✅ 開業日に合わせて「相談導線」を整えられる
  • ✅ プロフィール・分野ページを先に作って、後から改善しやすい
  • ✅ 採用や紹介(士業・不動産等)の受け皿ができる

開業前の注意点(誤認を防ぐ)

  • 「開業予定」「◯月◯日開業」など、予定であることを明記
  • 住所が未確定なら、“対応地域”や“オンライン相談”を中心に書く(無理に住所を断定しない)
  • 受付手段は フォーム中心が安全(電話番号がまだ安定しない場合もあるため)
  • 料金・対応範囲は、断定しすぎず 「目安」「個別事情で変動」を添える

最低限そろえる情報(これだけで公開できる)

  • 事務所名/屋号(決まっている範囲)
  • 開業予定日(または「準備中」表示)
  • 取扱分野(注力2〜4分野を優先)
  • 相談方法(電話・フォーム・予約の主役を決める)
  • 料金の考え方(相談料、着手金・報酬の決まり方、目安の示し方)
  • 相談の流れ(予約→初回相談→受任まで)
  • プライバシーポリシー/免責(一般情報と個別相談の線引き)

分野特化サイトは作るべき? 本体サイトとの関係は?

結論:多くのケースでは、いきなり別ドメインの特化サイトを作るより、本体サイト内で分野特化ページを深く作るほうが堅実です。
理由は、運用・品質・重複リスクの管理がラクだからです。

分野特化を“本体サイト内”でやる王道

  • 本体ドメイン配下に、分野ごとの「勝ちページ(分野LP)」を作る
    例:/divorce/ /inheritance/ など
  • そこからFAQ・コラムを内部リンクで束ねる
  • 1つの信頼(実在情報・プロフィール・運用)を集約できる

別ドメインの分野特化サイトが向くケース(条件つき)

  • ✅ 注力分野が明確で、専任で更新できる体制がある
  • ✅ 本体とは別に、ブランド戦略(名前・導線・撮影・事例設計)が必要
  • ✅ 競争が激しく、本体の設計だけでは訴求が弱い(=特化の必然がある)

分野特化サイトで失敗しやすい落とし穴

  • ❌ 本体と内容が似て、重複・カニバリ(検索で競合)が起きる
  • ❌ 更新・保守が追いつかず、古い情報・フォーム不備が残る
  • ❌ 事務所情報・表現がズレて、信頼が下がる

迷ったときの判断基準(超シンプル)

  • 「更新できるか?」→ できないなら分けない
  • 「本体で“分野LPを深く”しても勝てない理由があるか?」→ 理由が弱いなら分けない
  • 「問い合わせ導線が明確に変わるか?」→ 変わらないなら分けない

コラムはどれくらいの頻度で更新すべき?

結論:頻度よりも “継続できるリズム”と“検索意図に合った品質”が重要です。
弁護士サイトは特に、薄い量産より 少数でも深い記事のほうが評価されやすいです。

初心者におすすめの更新ペース(現実的)

  • 無理なく続けるなら:月2〜4本
  • 余裕があるなら:週1本(=月4本)
  • まずは「注力分野の不安を潰す」テーマから(いきなり広げない)

最初に書くと強いテーマ(相談に近い順)

  • 「いつ相談すべきか(期限・初動)」
  • 「費用の決まり方(変動要因)」
  • 「必要書類・証拠の集め方(チェックリスト)」
  • 「手続きの選択肢(交渉/調停/訴訟の違い)」
  • 「よくある誤解・注意点」

更新頻度を増やすより効く“運用”

  • 分野LP・料金・流れ・FAQは、変化があれば更新(更新日表示も有効)
  • 古い記事は「追記・改訂」で育てる(毎回新規を書かなくていい)
  • まとめて下書き → 月1回まとめて公開、でもOK(忙しい先生向き)

広告規程に触れないために、何を確認すべき?

結論:「誤認させない」「根拠を持てる」「条件を隠さない」の3点を、全ページで徹底すると事故が減ります。
特に、実績・比較・口コミ・事例は慎重に。

公開前に確認する“安全チェックリスト”

  • 断定・保証表現がない
    • 「必ず」「確実」「100%」「誰でも」などは避ける
  • 優良誤認につながる言い回しがない
    • 勝率・成功率など、定義が曖昧な数値の強調は特に注意
  • 「専門」「強い」「No.1」などの表現に、説明(根拠・範囲)がある
    • 可能なら「注力」「重点的に対応」など、誤認しにくい表現へ
  • 口コミ・体験談・事例は、同意・匿名化・前提条件・誤認防止の補足がある
  • 料金は「安い」より、どう決まるか/何が含まれるかを明確に
  • 事務所情報(住所・連絡先・所属等)が正確で、更新されている

運用で効くコツ

  • ページ公開前に「表現チェック担当」を決める(先生 or 事務局)
  • 修正履歴を残す(改訂日・改訂内容を簡単にメモ)
  • 迷った表現は、指針の該当箇所に照らして“保守的に”書く

制作会社を切り替えるときの注意点は?

結論:切り替えで失敗しやすいのは、権利・データ・SEO(URL/リダイレクト)の3点です。
ここを押さえれば、順位や問い合わせの落下を最小化できます。

切替前に必ず確認するもの(これがないと詰みます)

  • ドメインの管理者(誰名義か)
  • サーバーの契約者・管理権限(ログイン情報)
  • WordPressなら管理者アカウント(共有IDになっていないか)
  • 解析(GA4 / Search Console)の権限
  • 写真・原稿・デザインの利用条件(データを引き継げるか)
  • テーマ/プラグインのライセンス(更新できる状態か)
  • バックアップ(復元できる形式で取得できるか)

SEOを落とさないための移行手順(最短の型)

  1. 現行URLの一覧化(主要ページ・分野LP・コラム)
  2. 新サイトのURL設計(できれば大きく変えない)
  3. 変わるURLは 301リダイレクトを設計
  4. フォーム送信・自動返信・電話リンクを本番同等にテスト
  5. 公開後に Search Console 等でエラー監視(404、リダイレクト不備)

制作会社切替の“危険サイン”

  • 「リダイレクトは後で大丈夫です」(後回しは順位が落ちやすい)
  • ドメイン名義やデータの引き継ぎが曖昧
  • 公開後の保守・更新体制が空白(また止まる原因になります)

まとめ:勝てる弁護士サイトは「規程順守×信頼×導線×運用」で作る

弁護士サイトで成果(相談獲得・顧問獲得・採用)を出す近道は、見た目の派手さではなく、規程を守りながら信頼を積み上げ、迷わず相談できる導線を用意し、公開後も更新できる形にすることです。
この4つが揃うと、SEOでもユーザー体験でも評価が安定しやすくなります。

4本柱を一言で整理すると

  • 規程順守:誤認させない。断定・過度な優良表現・根拠のない実績訴求を避ける
  • 信頼:事実ベースで見せる(プロフィール・体制・根拠・更新日・免責・プライバシー)
  • 導線:押し売りではなく不安を減らして行動できる(電話/予約/フォームの役割分担)
  • 運用:更新・保守・改善が止まらない(権限管理・バックアップ・計測・改善サイクル)

公開前の最短チェックリスト

以下だけでも満たすと、“名刺で終わらないサイト”になりやすいです。

  • ✅ 注力分野LP(2〜4本)に「悩み→できること→流れ→費用→FAQ→CTA」が入っている
  • ✅ 弁護士紹介が事実ベースで充実(所属・方針・対応範囲・体制が明確)
  • ✅ 料金は「安い」ではなく決まり方変動要因が書かれている
  • ✅ CTAが迷わせない(スマホ固定ボタン含む、主役はページごとに1つ)
  • ✅ フォームが届く(送信テスト→自動返信→受信確認まで)
  • ✅ プライバシーポリシーと免責が実装と一致(解析・Cookie含む)
  • ✅ https(SSL/TLS)で全ページが保護されている

失敗しない優先順位(迷ったらこの順)

  1. 問い合わせ導線の確実化(フォーム到達・電話リンク・予約導線)
  2. 信頼の核(弁護士紹介・事務所情報・対応方針・守秘・料金の考え方)
  3. 注力分野LPの整備(検索意図に直結する“勝ちページ”)
  4. FAQの強化(不安と疑問を短く潰す)
  5. コラム追加(分野LPに近いテーマから、薄い量産はしない)

公開後に伸びる「運用の型」

忙しくても回る形はこれです。

  • 📅 月1回:注力分野LP+基本情報(受付時間・料金の考え方・アクセス)を点検
  • 📈 月1回:解析を見る(どのページで離脱するか/問い合わせ導線が押されているか)
  • 🛠️ 月1回:改善を1つだけやる(冒頭の悩み箇条書き、CTA文言、FAQ追加など)
  • 🔐 月1回:更新・バックアップ・権限棚卸し(止めない仕組みづくり)

最後に:勝てる弁護士サイトの“合格ライン”

「この事務所に相談していい」と思える根拠が、ページを読めば自然に揃い、迷わず次の一歩が選べる。しかも情報が古くならない。
この状態を作れたサイトは、短期の順位変動に振り回されにくく、長期で強くなります。


もしこれから制作に着手するなら、まずは「誰の・どんな悩みを・どの地域で」解決するサイトなのかを決め、最小構成で公開し、運用できる形に落とし込むのが最短ルートです。
本記事の内容をチェックリストとして活用し、相談につながる弁護士サイトを、無理なく積み上げていきましょう。

【おすすめホームページ制作会社↓】

プロにまるっとお任せ!ホームページ製作0円から!【サクペジ】
ECサイト制作が補助金活用で、最大75%OFF!【ホームページDX】
初めてのホームページ作成なら、ホームページ.com!初期費オール0円キャンペーン実施中
月額3,300円からのサブスク型ホームページ作成【H.A.S】
月額9,900円 コスパ最強【99ホームページ】
SEO重視かつモバイルファーストのレスポンシブデザインでWebサイトの制作を行います。【aruku】
オンライン完結×ハイクオリティ!【ホームページ制作ならアドバン】
目次