ラッコドメイン徹底解説|こんな人に最適/他社比較でわかる最適解

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ドメイン選びって、意外と「どれも同じに見える」のに、あとから差が出ます。

「初年度が安いところにしたけど、2年目以降の更新費が高くて後悔した…」
「WHOISって何? 個人情報が公開されるのが怖いけど、どうすればいいの?」
「DNS設定って、結局どこで触るのが正解? サーチコンソールの認証で迷子になった」
「サイト移転やリダイレクトのときに、設定ミスでサイトが表示されなくなった」
「ドメインが増えてきて、更新期限の管理が限界。まとめて管理できないのかな…」
「将来的にサイトを売るかも。ドメインの譲渡や移管って面倒?」

こうした悩みは、ドメインの“機能”というより、運用のしやすさ(更新・DNS・移管・売買)で発生します。
つまり、ドメイン管理サービスは「取得できればOK」ではなく、長く運用するほど相性が効いてくる分野です。

そこで本記事では、ラッコドメインについて

  • 向く人/向かない人
  • 他社比較で見るべきポイント(初年度ではなく運用年数、無料機能の範囲、管理・自動化、売買の可能性)
  • 初心者がつまずきやすい DNS・移管・リダイレクトの注意点

を、できるだけ迷わない形で整理します。
なお、料金や仕様は変更されることがあるため、最新情報は公式の料金表・ヘルプも確認しながら進められるように書きました。

読み終えるころには、あなたが取るべき選択が次のどれかに絞れるはずです。

  • 「ラッコドメインでいく」
  • 「他社のほうが無難」
  • 「今は◯◯で、将来ラッコへ移すのが最適」

ムダな比較に時間を使わず、最適解を最短で決めたい人は、このまま読み進めてください。

ラッコドメイン公式サイト

目次

最初に結論:ラッコドメインが向く人/向かない人

ラッコドメインは「ドメインを買う・更新する」だけでなく、取得後の管理(WHOIS・DNS・ロック・譲渡・APIなど)をシンプルに運用したい人に寄りやすいサービスです。
一方で、DNSSECや転送(メール/WEB)など“レジストラに任せたい機能”が必須の人は、別サービスのほうがスムーズです。

こんな人は相性が良い

✅ ざっくり言うと「迷いが減って、管理が軽くなる」タイプの人です。

  • ブログ/サイト初心者で、まずはドメイン管理をシンプルにしたい人
    • 管理画面が“ドメイン運用に必要なもの”に絞られていて、やることが見えやすい
    • WHOIS代理公開が無料なので、個人でも始めやすい(公開情報の不安が減る)
  • 複数ドメインを持つ予定がある人(複数サイト運営・検証用・クライアント管理など)
    • “大量のドメイン管理”を想定した設計で、通知も必要最小限という方針
    • ドメインロック、DNSレコード設定など、管理の基本を一通り押さえられる
  • ドメインを「資産」として扱いたい人(将来的に売る/譲る可能性がある)
    • ラッコドメインで管理しているドメインは、ドメインマーケットへの出品や、他のラッコIDへのリアルタイム譲渡と相性が良い
  • 作業を自動化したい人(エンジニア/運用担当/ドメイン投資寄り)
    • APIが用意されているので、条件が合えば登録・更新などの運用を仕組み化しやすい
    • 「管理画面にログインしてポチポチ」が苦手な人ほどメリットが出やすい

補足(初心者向け)

  • WHOIS:ドメイン所有者情報などが見える公開情報
  • DNS:そのドメインを「どのサーバーに向けるか」を決める設定(A/CNAME/MX/TXTなど)

他社のほうが無難なケース

⚠️ ここに当てはまるほど、「ラッコドメインだと別の手段が必要」になりがちです。

  • DNSSECが必須の人
    • ラッコドメインは現時点でDNSSECが非対応です(要件にあるなら注意)
  • “転送機能(WEB/メール)”をレジストラ側で完結させたい人
    • ラッコドメインは転送(WEB/メール)の機能提供がありません
    • ※転送が必須なら、転送機能つきの管理会社や別手段(サーバー/メール側設定)を前提に
  • 独自のネームサーバーを自前で立てたい人(ホスト登録が必要な構成)
    • いわゆる “ns1.example.com を自分で運用する” など、ホスト登録が必要な使い方は非対応
  • SSL証明書の発行・管理を「ドメイン管理側で」行いたい人
    • ラッコドメインはSSL証明書の発行・管理には対応していません
    • (一般的にはサーバー側で対応することが多いですが、ここを一括でやりたい人は要注意)
  • 電話サポートや即時の有人対応が必須の人
    • 問い合わせはフォームが基本で、電話/対面などは受け付けていない運用です
    • “今すぐ解決したい”タイプだとストレスになる可能性があります

迷ったときの判断チェック(3分)

次の表で、あなたの「必須条件」がどちらに寄っているかを確認してください。
“1つでも必須に×が付く”なら、他社を優先すると失敗しにくいです。

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あなたの必須条件ラッコドメインひとこと
個人情報を出さずに始めたい(WHOISを隠したい)WHOIS代理公開が無料
DNSレコードを自分で触ってサイト/メール設定をしたいA/CNAME/MX/TXTなど基本はOK
DNSSECが必須×現時点で非対応
WEB転送/メール転送をドメイン管理側で完結したい×転送機能の提供なし
自前ネームサーバー運用(ホスト登録が必要)×ホスト登録は非対応
大量管理・将来的な譲渡/売買も視野にあるリアルタイム譲渡・マーケットあり
困ったら電話で相談したい×フォーム中心(電話等は不可)

最後に、迷いを一気に減らすための“決め手”です。

  • 1ドメインだけの運用で、転送やDNSSECなど特定機能が重要 → 機能要件が合う会社を選ぶ
  • 複数ドメイン運用や、将来の売却/譲渡も視野 → ラッコドメインの強みが出やすい
  • 「設定に自信がない」場合は、先に「何をどこで設定するか(DNSかサーバーか)」を整理すると失敗しにくいです

ラッコドメイン公式サイト

ラッコドメインで“何ができるか”を俯瞰する

ラッコドメインは、ドメイン取得 → 個人情報保護(WHOIS) → DNS設定 → 運用(ロック/自動更新) → 売買 → 自動化(API)まで、ドメイン運用の「一連の流れ」をまとめて扱えるサービスです。

以降は、初心者がつまずきやすいポイント(設定の分岐・注意点)を先回りしながら、機能ごとに整理して解説します。

新規ドメインを安く・速く取得して管理する

「安いかどうか」はドメインの種類(TLD)で変わります。大事なのは、取得時に“安く見えても”更新費が高いケースがあること。ラッコドメインは 登録・更新・移管それぞれの料金を一覧で確認できます。

初心者が迷いにくい取得の流れ(ざっくり)

  1. 空き状況を検索(候補は2〜3個用意すると楽)
  2. 料金を確認(登録/更新/移管をセットで見る)
  3. 決済して取得
  4. 取得後の初期設定(ネームサーバー、WHOIS、更新設定など)

決済まわりのポイント

  • 支払いは主に クレジットカード / PayPal / 銀行振込(ラッコポイント購入) といった選択肢で進められます。
  • カード決済では 本人認証(3Dセキュア) が必要になる場合があります。

初心者向けのコツ

  • “更新費”まで見てから買う:長く使うドメインほどここが効きます。
  • 将来売却も考えるなら、ブランド化しやすい文字列(覚えやすさ・打ちやすさ)を優先すると後悔しにくいです。

WHOISの個人情報を出さずに運用する(無料の範囲を理解)

WHOISは、ドメインの登録情報(登録者情報やネームサーバーなど)を誰でも参照できる仕組みです。
ラッコドメインは WHOIS代理公開(個人情報をラッコ側情報に差し替えて表示)を無料で利用できます。

ここだけ押さえればOK(初心者向け)

  • 原則:個人情報を出さずに運用しやすい(無料のWHOIS代理公開)
  • ただし TLD(ドメインの種類)によっては代理公開できない場合がある
    → その場合、WHOIS上に登録者情報を開示する必要が出るため、事前に対応可否を確認します

注意点(大事)

  • 「代理公開=絶対に情報が出ない」ではなく、法的手続き等に基づく照会で開示される可能性はあります。
  • 代理公開の対応可否は、価格一覧(TLDごとの条件)で確認するのが確実です。

無料DNSでレコード運用まで完結させる

ラッコドメインには 無料DNS(ラッコDNS)があり、ドメイン取得後にそのまま DNSレコードを設定できます。
初心者が「どこを触ればいいの?」で迷うので、まずは選び方を固定すると楽です。

DNSの選び方(迷ったらこの2択)

  • サーバー側でDNSを管理する:レンタルサーバーの案内どおりに設定したい人向け
  • ラッコDNSでDNSを管理する:複数サービスをまたいでDNSを一元管理したい人向け

よく使うレコード(最低限これだけでOK)

  • A / AAAA:ドメインをWebサーバー(IP)に向ける
  • CNAME:サブドメインを別名に向ける(例:www)
  • MX:メールの宛先(メールサーバー)を決める
  • TXT:各種認証(Search Console、SPF/DKIM/DMARCなど)に使う

ラッコDNSを使うときの重要ポイント

  • ラッコDNSを使うにはネームサーバーを指定のものに変更する必要があります。
  • 「DNSレコードを追加したのに反映されない」多くは、ネームサーバーが別のままになっているケースです。

用途別の“最短ルート”早見表

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やりたいことまず決めること主に触るレコード
サイトを表示したいDNSをどこで管理するかA / CNAME
メールを使いたいメールはどのサービスかMX / TXT
所有確認をしたい認証方式(DNSかHTMLか)TXT

リダイレクト・ロック・自動更新など運用の基本機能

ラッコドメインの運用系機能は、初心者でも「事故らない」ために役立ちます。
それぞれ用途が違うので、混ぜずに覚えるとスッキリします。

リダイレクト(301/302)

  • ラッコドメインには HTTPS対応のリダイレクト(301/302)機能があります。
  • Webサーバーを用意しなくても、別URL(別ドメイン含む)へ転送できます。

ただし注意(ここ重要)

  • リダイレクト機能を使うと、ネームサーバーがリダイレクト用に上書きされます。
    そのため、対象ドメインで 今使っているサイト表示やメール運用が止まる可能性があります。
  • 使いどころは、主に次のような場面です。
    • ドメイン変更で旧ドメインの評価・アクセスを新ドメインへ移したい(恒久=301)
    • 一時的なキャンペーン導線を作りたい(一時=302)

ドメインロック

  • 第三者の不正移管(乗っ取り)を防ぐため、移管申請をブロックする仕組みです。
  • ラッコドメインでは 無料でON/OFFできます(TLDによって非対応の場合あり)。

自動更新

  • 更新忘れは、サイト停止・メール停止に直結しがちです。
  • 自動更新をONにすると、期限が近いドメインを 自動で1年延長できます。
  • 支払いはラッコポイントで行われ、残高不足時は 登録カードからオートチャージされる仕様です。
    → “うっかり失効”を避けたい人はON推奨です。

補足:転送(WEB/メール)について

  • 一般的な「メール転送」などを指す 転送機能(WEB/メール)は提供されていません
    その代わり、用途が合うなら上記の リダイレクト(301/302)を使う、という整理になります。

ドメインを売る/買う(マーケット)

ラッコドメインには、ドメインマーケット(中古ドメイン売買)があります。
「使わなくなったドメインを売る」「SEO目的で中古を買う」どちらにも対応します。

できること(初心者向けに要点だけ)

  • 出品:ドメイン名と価格を入力して出品(手続きがシンプル)
  • 購入:SEO系の指標や被リンク、履歴などを参考に探せる
  • ドメイン名がマスクされず表示されるため、購入前に文字列を確認できる

大事な前提(ここでミスる人が多い)

  • 現在の取り扱いは ラッコドメインで管理されているドメインが対象です。
    「他社管理のドメインをそのまま出品」はできないので、必要なら移管してから、という流れになります。

中古ドメイン購入での最低限チェック(地雷回避)

  • 過去の用途(履歴):不自然なテーマ転換・スパム運用がないか
  • 指標の見方:DR/DA等は参考になるが、数字だけで決めない
  • 買った後の運用方針
    • 既存サイトを復元するのか
    • 新規サイトにするのか
    • 301で別ドメインに寄せるのか(※設計が必要)

APIで大量管理・自動化まで拡張する

ラッコドメインは APIを提供しており、管理画面にログインせずに ドメイン登録・更新などの操作をシステム連携で行えます。
「大量に持つ」「運用を仕組み化する」人向けの機能です。

初心者が知っておくべきポイント

  • APIを使うには、マイページでAPI利用をONにし、APIキーを取得します(本人確認が必要な旨の案内あり)
  • レート制限があり、短時間に大量リクエストを送るとエラーになります
  • 意味のないリクエスト(登録チェックだけ連打等)は停止対象になり得るため、運用ルールを決めてから触るのが安全です

“APIが向く人”の例

  • 期限管理・更新の自動化(複数ドメイン運用)
  • 社内ツールからの一括操作(登録・更新など)
  • ドメイン運用をワークフロー化して、人的ミスを減らしたい

ラッコドメイン公式サイト

運営会社・信頼性・サポート体制の見方

サービス選びで不安になりやすいのは「どこが運営しているの?」「ドメインって本当に自分のもの?」「困ったら助けてもらえる?」の3点です。
ここでは、初心者でも判断できるように“見る場所”と“確認ポイント”を整理します。

運営主体とサービスの位置づけ

まずは、公式の開示情報で「運営の実体」と「取引条件」を確認します。

チェックするページ(初心者ほど重要)

  • 特定商取引法に基づく表記
    会社名、所在地、連絡方法、支払い方法、キャンセル可否などがまとまっています。
    「電話番号はあるが電話サポートは行わない」「支払い方法」「提供タイミング」「キャンセル不可(性質上)」など、運用姿勢も読み取れます。
  • サービス紹介/公式の説明(どんなサービスか)
    どういう位置づけで提供されているのか、強み(例:管理画面の簡潔さ、API公開、通知を最小限にする設計など)が明文化されています。

見方のコツ

  • 開示が具体的か(会社情報・条件が明確)
  • できないことも書いているか(制限の明示は信頼性につながる)
  • 自己解決の導線が整っているか(マニュアル/FAQ/問い合わせの順番が整理されている)

レジストラ/リセラー構造を噛み砕いて理解する

ドメイン周りは用語が難しく見えますが、考え方はシンプルです。
登場人物は大きく3つだけ。

  • レジストリ:その種類のドメイン(例:.com)を“制度として管理”するところ
  • レジストラ:ドメイン登録を“実務として取り扱う”公認事業者
  • リセラー:レジストラの仕組みを使って、独自の管理画面や料金体系で提供する窓口

ラッコドメインは、ICANN公認レジストラのGMOインターネットとリセラー契約を結んで提供されている、と公式に説明されています。

初心者が安心するために覚えておくポイント

  • 「ドメインの所有者(登録者)」は基本的にあなた
    リセラー型でも、ドメインそのものが“リセラーの持ち物”になるわけではありません(※ただし登録情報や規約に沿った運用が前提)。
  • リセラーを使う最大の違いは、“手続きの窓口(管理画面・請求・サポート)”がどこか
    =使いやすさ、料金表示の分かりやすさ、運用機能の揃い方が選定ポイントになります。
  • 不安なときは「移管できるか」を確認する
    いざという時に他社へ移せる仕組みがある=“閉じ込められにくい”判断材料です。
    (ラッコドメインも移管手順のマニュアルを用意しています)

問い合わせ導線・ヘルプの使い方(困った時の最短ルート)

「困ったらどう動くか」を決めておくと、ドメイン運用は一気にラクになります。
ラッコドメインは、基本的に ①ヘルプ → ②AI → ③問い合わせ の順が最短です。

最短ルートの基本フロー

  1. まずはヘルプ(マニュアル / FAQ)で検索
    • ヘルプにはカテゴリがあり、検索窓もあります(例:移管、自動更新、WHOIS、DNS、復旧など)。
  2. 解決しなければ「AIに質問」
    • 画面右下の「AIに質問」から、すぐに質問できます(リアルタイム回答)。
  3. 最後に問い合わせフォーム(人が確認して回答)
    • 受付は24時間。回答は平日3営業日以内(通常は1日以内)が目安。
    • サポート稼働は平日の日中帯で、土日祝・年末年始は休業
    • 電話・ビデオ会議・対面サポートは不可です。

問い合わせで“返信が早くなりやすい”書き方

フォーム送信前に、次の情報を入れるとやり取りが短くなります。

  • 対象のドメイン名(複数なら全部)
  • 何をしたいか(例:サイト表示/メール設定/移管/更新/譲渡)
  • いつから起きたか(日時)
  • 直前に触ったこと(ネームサーバー変更、DNS追加、リダイレクト設定など)
  • 画面の表示文(エラー文があればそのまま)
  • 可能ならスクリーンショット(個人情報は隠す)

💡文章が苦手なら、箇条書きでOKです。要点が揃っているほど回答が速くなります。

症状別:まずどこを見るか(迷いを減らす早見表)

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症状まず確認する場所検索キーワード例
取得・更新・支払いが分からないマニュアル / FAQ「新規登録」「更新」「復旧」「支払い」
移管が進まないマニュアル「移管」「AuthCode」「ロック」
DNSやネームサーバーが分からない設定系のFAQ「ネームサーバー」「DNSレコード」
どれを読んでも解決しないAI → フォーム「AIに質問」「お問い合わせ」

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料金の考え方|「取得」「更新」「移管」「売買」で分けて理解する

ラッコドメインの費用は、基本的に 「どのTLDか」×「何をするか(取得/更新/移管/売買)」 で決まります。
まずはこの4つに分けて考えると、迷いにくくなります。

  • 取得(新規登録):初年度の費用
  • 更新:2年目以降、毎年かかる費用
  • 移管(トランスファー):他社→ラッコ(またはその逆)で管理会社を移す費用
  • 売買:マーケットで買う/売るときの決済・手数料の考え方

まずは“ドメイン種別(TLD)で価格が変わる”を押さえる

ドメインは 末尾(TLD) が違うだけで、取得・更新・移管の料金が大きく変わります。
同じサービス内でも、安いTLDと高いTLDが混在します。

代表的にはこんなイメージです。

  • 汎用(例:.com / .net):価格は比較的安定しやすい
  • 用途系(例:.blog など):初年度が安い一方で、更新が高いケースがある
  • 人気・希少性が高いTLD(例:.ai):年額が高め、移管できない場合もある
  • 属性型(例:co.jp):登録要件や制約があり、価格も相対的に高めになりやすい

具体例(「初年度」と「更新」のギャップが見えるTLD)

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TLD例初年度の目安更新の目安料金設計の特徴
.com比較的安い近い水準で推移“定番”で読みやすい価格帯になりがち
.blogかなり安いことがある更新が跳ねることがある初年度だけ安い「逆転」型になりやすい
.ai高い高い(同水準)そもそも移管非対応のケースがある

✅ ポイント:TLDを決めるときは、初年度だけでなく「更新/年」までセットで見るのが鉄則です。

初年度が安くても2年目以降で逆転するパターン

よくある失敗がこれです。

  • 「初年度〇〇円」に惹かれて取得
  • 2年目に更新しようとしたら 更新費が高くて想定外
  • 結果、長期運用だと割高になってしまう

3年運用の“ざっくり判定”が強い

短期(1年で終了)なら初年度重視でもOKですが、ブログや事業用途は基本的に長期になります。
なので、迷ったら 3年総額で比較するとブレにくいです。

  • 3年総額 = 初年度 + 更新 + 更新
  • 実質年単価 = 3年総額 ÷ 3

例(イメージ)

  • 初年度は安いが更新が高い → 実質年単価が上がりやすい
  • 初年度と更新が近い → 実質年単価が読みやすい

🔎 コツ:複数候補があるなら、表にして「初年度」「更新」「3年総額」を並べるだけで、ほぼ結論が出ます。

移管(トランスファー)にかかるコストと期間の目安

移管は「管理会社(レジストラ/取次)」を変える手続きで、主に以下の目的で行います。

  • 管理画面を統一したい(大量管理/運用しやすさ)
  • 更新費や運用機能の都合で移したい
  • 売買の都合で、移管が必要になる(後述)

コストの考え方

  • 移管費用は TLDごとに異なります
  • 移管に対応していないTLDもあります(例:移管不可のものが存在)

また、.JP系は少し特殊で、条件によって 無料移管になる場合があります。
ただし無料移管は「無料=得」とは限らず、有効期限が延長されないなどの仕様もあるため、どちらが得かは状況次第です。

期間の目安(どれくらいで完了する?)

体感としては、正常に進めば 1〜3日、長くても 1週間程度がひとつの目安になります。
遅れる原因としては、承認手続き(メール確認)が未完了、移管元側/上位機関側の処理待ち、などが典型です。

✅ 実務チェック:移管が遅いときは「承認が済んでいるか」をまず確認すると、無駄足が減ります。

オプション費用になりやすい項目(WHOIS、DNS、リダイレクト等)

ドメイン運用では、他社だと「追加料金」になりやすい領域があります。
ラッコドメインの場合、無料で提供されている範囲が広いのが特徴です。

「無料の範囲」を押さえる(運用コストが膨らみにくい)

  • WHOIS代理公開(個人情報保護)
  • DNS(レコード設定)
  • ドメインロック
  • API
  • リダイレクト(301/302)

注意:無料でも“副作用”はある

たとえばリダイレクト機能は便利ですが、設定方法によっては ネームサーバーが上書きされ、既存サイトやメールが動かなくなる可能性があります。
「何を動かしたいドメインなのか(Web?メール?両方?)」を先に決めてから触るのが安全です。

逆に、別料金になりやすいもの(=外部サービス費)

ラッコドメイン側の費用というより、運用上発生しやすいコストです。

  • メール運用(独自ドメインメールの実体:Google Workspace等)
  • レンタルサーバー(WordPress運用など)
  • SSL証明書の発行/運用(どこで終端するか次第)

💡 まとめると:ドメイン単体の費用と、サイト/メール運用の費用を分けて考えると、見積もりがズレません。

サイト/ドメイン売買の手数料・決済の考え方

ラッコドメインには ドメインマーケットがあり、ドメインを「買う/売る」をサービス内で完結させやすい設計です。

購入側が知っておきたいこと

  • 決済は ラッコポイントで行う形
  • 購入後のキャンセルはできない
  • 商品ページ上は「購入代金のみ(追加費用なし)」という案内になっている

売却側が知っておきたいこと

  • 売買が成立すると、(条件に応じて)契約上の地位が移転します
  • もし売却対象がラッコドメイン管理外なら、売主が 一定期間内にラッコドメインへ移管する流れになります
  • 売上は「売買代金から利用料金を差し引いたもの」とされており、利用料金の扱いはマーケット側の案内に従う形です

✅ 売買前チェック(最低限)

  • 更新費(次回更新で跳ねないか)
  • 移管の可否(そもそも移管できるTLDか)
  • WHOISやDNSの状態(移転後に運用を止めないため)

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アカウント作成〜最短でドメイン取得する手順

この章では、初心者がつまずきやすいポイント(支払い・設定の分岐・初期設定の優先順位)を先回りしつつ、最短で「取得→使える状態」まで進める流れをまとめます。

準備:決めておくべきこと(用途・ドメイン名・更新方針)

最短で迷わないコツは、購入前に「3つだけ」決めておくことです。

1)用途(いちばん重要)

  • Webサイトだけ使う(WordPress / LP / ポートフォリオ)
  • Web+メールも使う(独自ドメインメールが必要)
  • 使うのは転送だけ(旧URL→新URLへ誘導、キャンペーン導線など)

用途で変わるもの

  • DNS設定が必要か(Webやメールなら必要になりやすい)
  • どこでDNSを管理するか(ラッコDNSにするか、サーバー側に任せるか)

2)ドメイン名(候補を2〜3個)

  • 最優先は「覚えやすい・打ちやすい・読み間違えにくい」
  • 英数字とハイフンは、シンプルなほど強い(長いほどミスが増える)
  • ブランド目的なら “意味が通る短さ” を優先

3)更新方針(更新忘れ対策)

  • 基本は 自動更新ON が安全(失効事故が減る)
  • 「カードを登録したくない」場合は、手動更新の運用ルール(カレンダー管理など)を用意

手順1:空き状況を探す(候補を複数出すコツ)

ドメインは“早い者勝ち”なので、候補が1つだけだと空いていない時に止まります。
最短で進めるために、最初から3案セットで考えるのがおすすめです。

候補の作り方(実務向け)

  • 第1候補:本命(ブランド名 / サイト名そのまま)
  • 第2候補:短縮版(省略・略称・頭文字など)
  • 第3候補:語順入れ替え or 別TLD(.com を .net にする等)

TLD選びのコツ(迷ったらこれ)

  • 無難にいくなら、定番TLD(例:.com / .net など)から検討
  • 初年度が安いTLDは魅力的ですが、更新費で逆転することがあるので「更新」も見て判断(価格一覧で確認)

手順2:カート〜支払いで迷わないチェック

ここで詰まりやすいのは「決済手段」と「カード認証」です。先に知っておけば止まりません。

支払い方法(代表)

  • クレジットカード
  • PayPal
  • 銀行振込(※ラッコポイント購入が必要)

カード決済の注意点

  • カード決済では、状況により 3Dセキュア認証が求められます
    → 画面の案内どおりに進めればOK(途中で戻らない)

銀行振込の注意点

  • 銀行振込は、直接ドメイン代を振り込むのではなく、まず ラッコポイントを購入して充当する流れです
    → 「今すぐ取得したい」場合は、反映に時間がかかる可能性があるので注意

カート〜決済前チェックリスト(この4つで事故が減る)

  • 取得するドメイン名に誤字がない
  • 登録年数(通常は1年)を確認した
  • 価格は「登録」だけでなく「更新」も確認した
  • 利用規約への同意チェックを入れた

手順3:取得後にまずやる初期設定(失敗しやすい順)

取得直後は「全部触りたくなる」時期ですが、やる順番を間違えると遠回りになります。
初心者は次の順が最短です。

  1. ネームサーバー方針を決める
  2. WHOISの公開設定を確認する
  3. 更新を自動にするか決める

(※DNSレコードを触るのは、ネームサーバー方針が決まってからが安全)

ネームサーバーの方針を決める

ネームサーバーは「このドメインのDNSをどこで管理するか」を決めるスイッチです。
ここがブレると、設定が反映されずに迷子になります。

最短で決める2択

  • サーバー側DNSで管理(レンタルサーバーの案内どおりに進めたい人向け)
    • 例:WordPressの初期設定手順がそのまま使える
  • ラッコDNSで管理(ドメイン側でDNSを一元管理したい人向け)
    • 例:複数サーバー/複数サービスをまとめて管理しやすい

ラッコDNSを使う場合の要点

  • ラッコDNSを使うには、ネームサーバーを指定のものへ変更します
  • レコード追加後は、最後に「DNSレコード変更」の確定操作が必要です

ネームサーバー変更の基本手順(ざっくり)

  • 管理ドメイン一覧 → ネームサーバー変更 → 情報入力 → 変更完了

初心者がよくやるミス

  • 「DNSを追加したのに反映されない」
    → 実は“DNSを触っている場所”が違う(サーバー側DNSを見ているのに、ラッコDNSを編集していた等)

WHOISの公開設定を確認する

WHOISは、ドメイン登録情報が参照できる仕組みです。個人運用だと「情報が出るのが怖い」と感じやすい部分なので、ここで安心しておきましょう。

ラッコドメインの基本

  • 初期設定で WHOIS代理公開がON になっており、登録時に自動適用されます
  • ただし、TLDによってはWHOIS代理公開が使えない場合があります
    → 対応可否は価格一覧で確認するのが確実です

念のため確認したい人向け

  • 取得後に、管理画面のWHOIS関連表示で「代理公開が適用されているか」を確認
  • もし代理公開を解除して登録者情報を出す必要がある(例:移管や取引都合)場合は、WHOIS情報の変更手順に沿って設定します
    ※変更にメール承認が必要になるケースがあります

更新を自動にするか決める

ドメイン運用でいちばん痛い事故は「更新忘れ」です。
サイトもメールも止まりやすいので、基本は自動更新を推奨します。

自動更新の仕組み(初心者向けに要点)

  • 自動更新をONにすると、有効期限が近いドメインは自動で1年延長されます
  • 支払いは ラッコポイントから行われます
  • ポイント不足がある場合は、登録済みのクレジットカードからオートチャージされます
  • 自動更新の結果はメールで通知されます

自動更新をONにしておくと楽な人

  • 1つでも本番サイトがある
  • 複数ドメインを持つ予定がある
  • 忙しくて更新日を管理し続ける自信がない

手動更新で運用するなら(最低限のルール)

  • 期限の30日前にリマインダーを入れる
  • 予備費(ポイント残高)を決めておく
  • 「いつ更新するか」を固定(例:毎年◯月に更新)して思考コストを減らす

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DNS設定の基本|「どこでDNSを触るべきか」で事故を防ぐ

DNSは、ざっくり言うと 「このドメインを、どのサーバー(どのサービス)に向けるか」 を決める仕組みです。
初心者がつまずく最大の原因は、DNS設定そのものではなく、“操作する場所(=正しいDNS)を間違えること”です。

この章では、まず事故を防ぐ考え方を固めてから、実際の設定手順まで一気に整理します。

DNSの2択:サーバー側DNSを使う/ラッコDNSを使う

DNSはどこで管理するかで、作業場所が完全に変わります。選択肢は基本2つです。

1)サーバー側DNS(レンタルサーバーのDNS)を使う

向いている人

  • WordPressなどをレンタルサーバーの手順どおりに進めたい
  • メールもそのサーバー(または同社サービス)でまとめたい
  • “サーバーのサポート手順に乗る”のが安心

特徴

  • ネームサーバーが、レンタルサーバー会社のものになっている
  • DNSレコードはサーバーパネル側で編集する

2)ラッコDNS(ラッコドメインの無料DNS)を使う

向いている人

  • 複数のサーバー/サービスをまたいでDNSを一元管理したい
  • Search Console認証など、TXTを追加する作業がよく発生する
  • ドメイン運用をシンプルにまとめたい

特徴

  • ネームサーバーが、ラッコDNSの指定値(dnsv.jp系)になっている
  • DNSレコードはラッコドメインの管理画面で編集できる

✅ 超重要:DNSを“どこで管理するか”は、ネームサーバーが決めます。
DNSレコード編集画面が複数あっても、効くのは「今そのドメインが参照しているDNS」だけです。

よくある事故:Search Consoleのドメイン認証で迷う理由

Search Consoleの「ドメインプロパティ」認証は、DNSにTXT(またはCNAME)を追加して行います。
ここで起きがちな事故は次の流れです。

  1. Search Consoleに「TXTをDNSに追加して」と表示される
  2. 「とりあえずドメイン管理会社(ラッコドメイン)のDNSを触ればいい」と思う
  3. 実際はサーバー側DNSで運用していたのに、ラッコDNSに切り替えてしまう
  4. サイトが表示されない/メールが止まる(ネームサーバーが変わったため)

つまり、問題の本質は 「TXTを入れる作業」ではなく「入れる場所を間違えた」 ことです。

“操作するDNS”を見分けるチェックリスト

次のチェックで、触るべき場所がほぼ確定します。

A. いまのネームサーバーはどれ?(最優先)

  • ラッコDNSを使うなら:
    01.dnsv.jp / 02.dnsv.jp / 03.dnsv.jp / 04.dnsv.jp のような値になっている
  • Cloudflareなら:cloudflare系のネームサーバー
  • レンタルサーバーDNSなら:サーバー会社のns◯◯.xxxのような値

B. そのDNS設定画面で“今あるレコード”が見える?

  • すでに運用中なら、AレコードやMXレコードなどが何か入っていることが多い
  • 「空っぽ」なら、そこは使っていないDNSの可能性が高い

C. 最後にネームサーバーを変えた記憶は?

  • サーバー移転・Cloudflare導入・DNS一元化などをしたなら要注意

D. コマンドで確実に確認したい場合(任意)

nslookup -type=ns example.com
# または
dig NS example.com

出てきたNS(ネームサーバー)が、あなたが編集すべきDNSです。

どうしても分からない時の安全策(URLプレフィックス等)

「DNSを触る場所が特定できない」「ネームサーバーを動かすのが怖い」場合は、無理にドメインプロパティにこだわらず URLプレフィックスで登録すると安全です。

URLプレフィックスの特徴

  • DNSをいじらなくても確認できる方法(HTMLファイル、metaタグ、GAなど)が選べる
  • ただし、登録した“そのURLの範囲”だけが対象
    例:https://example.com/https://www.example.com/ は別扱いになり得る

🔰 初心者の現実解:
まずURLプレフィックスで計測を始めて、落ち着いてからドメインプロパティに切り替えるのも全然アリです。

DNSレコード設定の手順(A/AAAA/CNAME/MX/TXT…)

ここでは「ラッコDNSでDNSを管理する場合」を例に、最短手順をまとめます。
(サーバー側DNSを使う場合も、やること=レコード追加は同じで、作業場所がサーバーパネルに変わるだけです)

ラッコDNSの基本手順(迷わない版)

  1. 管理ドメイン一覧で対象ドメインを開く
  2. 「ラッコDNS」を選択
  3. レコードを追加(TYPEと値を入力して追加)
  4. すべて追加し終えたら、最後に 「DNSレコード変更」 を押して反映
  5. まだなら、ネームサーバーをラッコDNS指定値へ変更
    • 画面の「ネームサーバー同時変更」を使うと、同時に切り替えできる

✅ 重要:レコードを追加しただけで終わらず、最後の「DNSレコード変更(反映ボタン)」まで押すのがポイントです。

A/AAAA:Web表示の基本

用途

  • ドメイン(例:example.com)をWebサーバーに向ける

設定イメージ

  • 種別:A(IPv4) / AAAA(IPv6)
  • ホスト名:空欄 または @(画面の仕様に合わせる)
  • 値:サーバーから指定されたIPアドレス

よくあるミス

  • IPアドレスのコピペ間違い(1文字違いで即アウト)
  • ルート(@)にAを入れたのに、www が未設定で表示が安定しない
    www を使うなら、次のCNAMEもセットで考える

CNAME:サブドメイン運用の基本

用途

  • www.example.com などのサブドメインを、別の名前へ向ける

設定イメージ(典型)

  • 種別:CNAME
  • ホスト名:www
  • 値:サーバー指定のホスト名、または example.com など

よくある注意点

  • ルート(@)にCNAMEを置けないケースが多い(DNSの仕様)
  • すでにA/AAAAがある同じホスト名に、CNAMEは共存できない
    → 「同じ名前にAとCNAME両方」などはNGになりやすいです

MX/TXT:メール運用(SPF/DKIM/DMARCの入口)

メールは、Webよりレコードが多くて戸惑いがちですが、考え方は整理できます。

まずMX(メールの届け先)

  • 種別:MX
  • ホスト名:空欄 または @
  • 値:メールサービスが指定するサーバー名
  • 優先度:小さい数字ほど優先(サービス指定に従う)

次にTXT(なりすまし対策・認証)

  • SPF:送信サーバーの許可(例:v=spf1 ...
  • DKIM:署名(selector._domainkey のようなホスト名が指定されることが多い)
  • DMARC:ポリシー(ホスト名は _dmarc が基本)

🔰 初心者向けコツ:
メールが絡むと「MXだけ入れて終わり」になりがちですが、実運用ではTXT(SPF/DKIM/DMARC)が重要になりやすいです。
ただし内容はサービス指定どおりでOK。意味を全部理解する必要はありません。

Search ConsoleのTXT(ドメイン認証)もここ

  • 種別:TXT
  • ホスト名:空欄 または @
  • 値:google-site-verification=... で始まるトークン(そのまま貼る)

反映待ちの目安と切り分け(キャッシュ/TTL)

DNSは「反映まで少し待つ」場面が普通にあります。焦って何度も変えるほど泥沼になります。

目安(ざっくり)

  • ドメイン登録直後:多くはすぐ使えるが、TLDによってはDNS反映に時間がかかることがある
  • DNSレコード変更:数分〜数時間が多いが、状況により長引くこともある
  • Search Console認証:数分で通ることもあれば、1〜2日待つよう案内されるケースもある

切り分けチェック(順番どおりに)

  1. ネームサーバーが想定どおりか(ここがズレると全部ズレる)
  2. レコードのホスト名が正しいか(@/空欄/www/_dmarcなど)
  3. 値のコピペは正しいか(余計な空白・改行が混ざっていないか)
  4. 参照している場所が合っているか(ラッコDNSなのにサーバー側DNSを見ていないか)
  5. キャッシュの影響を疑う(別回線・別端末で確認)

確認コマンド(任意)

# TXTが見えるか確認(Search ConsoleやSPFなど)
nslookup -type=txt example.com

# Aレコード確認(Web表示)
nslookup -type=a example.com

ラッコドメイン公式サイト

ブログ運用で効く:ラッコドメインの使いどころ(SEO視点)

ラッコドメインは「取得して終わり」ではなく、複数ドメインの管理・切り替え・整理まで想定して作られているのが特徴です。
ここではブログ運用(SEO)に直結しやすい場面に絞って、使いどころを整理します。

ドメイン名の決め方(ブランディング・覚えやすさ・拡張性)

SEOで強いドメイン名は、極端に言うと「キーワード詰め込み」よりも、覚えやすく、継続運用しやすい名前です。検索からだけでなく、SNS・被リンク・指名検索・リピーターで効いてきます。

初心者が失敗しにくい決め方(優先順位)

  1. 読みやすい・打ちやすい(短い、スペルミスが起きにくい)
  2. 意味が通る(何のサイトか最低限イメージできる)
  3. 将来の拡張に耐える(テーマを広げても違和感が少ない)
  4. 商標・固有名詞の地雷を避ける(後で変えると移転コストが重い)
  5. 更新費も含めた総額で選ぶ(初年度安くても更新で逆転しがち)

候補を最短で作る「3案セット」

  • A:本命(サイト名そのまま)
  • B:短縮(略称・省略)
  • C:汎用化(テーマ拡張に強い言葉へ)

例(ブログ系)

  • A:brandname.jp
  • B:brandnm.jp
  • C:toolsnote.jp(将来テーマが増えても耐える)

TLD選びの現実的な考え方

  • 迷ったら、まずは定番(例:.com)で検討
  • 初年度が安いTLDは魅力ですが、長期運用だと「更新」で差が出ます
  • ブログは基本長期戦なので、3年総額で見ると判断がぶれません

ちょい実務テク(運用で効く)

  • 覚えやすい“音”(母音が続く、読める)だと、被リンク・口頭共有でも損しにくい
  • ハイフンは「入れるなら1つまで」が無難(入力ミスが増えるため)

サブドメイン/サブディレクトリの判断(将来の拡張に備える)

ブログを伸ばすと必ず出てくる悩みが、「カテゴリを増やすか、別サイトにするか」です。
結論は “SEOだけ” で決めず、運用・計測・サイト売却まで含めて決めるのが失敗しにくいです。

判断の基本

  • サブディレクトリ(example.com/aaa/)
    • 同一サイトとして育てやすい
    • 初心者の多くは、まずこちらが無難
  • サブドメイン(aaa.example.com)
    • システム分離・運用分離に強い
    • ただし「別サイト扱いに近い運用」になることが多い

迷ったら使える判断表

スクロールできます
目的/状況サブディレクトリが向くサブドメインが向く
いまのブログの評価を活かして広げたい
CMSやサーバーを分けたい(別システム)
企画の実験を小さく始めたい○(ただし計測分離に注意)
“別事業”レベルでテーマが違う
管理をシンプルにしたい

ブログ運用でのおすすめパターン(初心者向け)

  • まずは サブディレクトリでカテゴリ拡張(サイト全体の運用がシンプル)
  • どうしても分けたい理由が出たときだけ、サブドメイン/別ドメインへ

ここでラッコドメインが効くのは、後から構造変更が起きたときに、DNS・リダイレクト・管理の切り替えをしやすいことです(後述)。

リダイレクトの使い分け(301/302の判断)

リダイレクトは「サイト移転」「記事URL変更」「古いLPの整理」など、SEOで避けて通れません。
間違えると、評価や流入が落ちたり、移転が長引いたりします。

まずは使い分けを固定

  • 301:恒久移転(今後ずっと新URLを正とする)
    例:ドメイン変更、URL設計変更、統合
  • 302:一時移転(後で戻す可能性がある)
    例:短期キャンペーン、ABテスト、メンテ中の一時避難

ブログ運用でよくある“判断ミス”

  • 恒久移転なのに302にしてしまう
  • 旧→新の対応関係がぐちゃぐちゃ(トップだけ飛ばす等)
  • リダイレクト先でさらにリダイレクト(多段)になっている

ラッコドメインのリダイレクト機能が便利な場面

  • サーバーを用意せずに、HTTPS対応の301/302転送を設定したい
  • 旧ドメインを「とりあえず新ドメインへ送る」状態をすぐ作りたい

ただし、ここは必ず理解してから使ってください。

  • リダイレクト設定をすると、対象ドメインのネームサーバーがリダイレクト用に上書きされます
  • その結果、対象ドメインで表示していたサイトやメールが使えなくなる可能性があります

安全に進めるための実務手順(最短)

  1. 旧ドメインで「何が動いているか」を棚卸し(Web/メール/両方)
  2. リダイレクト方式を決める
    • Webサーバーで制御するか
    • ラッコドメインのリダイレクト機能に任せるか
  3. 旧URL→新URLの対応表を作る(ページ単位でできると強い)
  4. リダイレクトを設定して、主要ページだけでも動作確認
  5. サイト移転なら、Search Consoleの手順(新旧プロパティ等)も並行して進める
  6. 移転後もしばらくは維持(短期間で外さない)

複数サイト運営での管理設計(ラベル/命名/更新通知の整理)

複数サイトになると、SEO以前に「管理が崩れてミスる」ことが最大の敵になります。
ここは仕組みで勝てます。

まず“状態”で分ける(おすすめ4分類)

  • 運用中(本番):収益・PVの核。更新忘れは致命傷
  • 検証中:新規テーマや実験
  • 保留(寝かせ):使う予定はあるが今は触らない
  • 売却候補:売る前提で整える

この分類ができると、設定が自動的に決まります。

状態別のおすすめ設定(運用を軽くする)

スクロールできます
状態自動更新通知表示/運用目的
運用中ON推奨ONDNS/メール含め稼働失効防止
検証中ケースによる最小限低コスト運用試す
保留OFF寄りOFF寄りパーキング等も選択肢管理負担を減らす
売却候補ON推奨ON移転しやすい状態に売りやすくする

ラッコドメインには、不要ドメインを一覧から隠し、期限通知の対象外にし、さらに自動更新をOFFにする「ごみ箱」機能があります。
「寝かせ」と相性がよく、管理のノイズを減らせます。

また、ドメインが未使用の間は、パーキングページを表示しておく選択肢もあります(SSL対応で表示されるまでの目安が案内されています)。

命名ルール(ラベル代わりに効く)

ラッコドメインの機能に“ラベル”がなくても、命名を揃えるだけで管理は激変します。

おすすめの命名テンプレ

  • プロジェクト名 + テーマ略称 + 年(任意)
    例:alpha-pos-2026.com
  • テーマ別に接頭辞を固定
    例:b-(ブログ本体)、lp-(LP)、test-(検証)

これだけは避けたい

  • 目的不明な略語だけ(後で自分が読めない)
  • 似た綴りを量産(1文字違いは事故のもと)

更新通知・期限管理を“月1運用”に落とす

複数サイトの運用は、毎日チェックすると続きません。
おすすめは「月1で棚卸し」+「自動更新で保険」です。

月1でやること(10分)

  • 運用中ドメインの期限が安全圏か確認
  • 検証中/保留の整理(不要ならごみ箱へ)
  • 売却候補があるなら、移転の障害(メール稼働など)を先に潰す

ラッコドメイン公式サイト

移管・譲渡を迷わず進める

「移管(トランスファー)」はドメインの管理会社を変える手続き
「譲渡(ラッコID間移動)」はラッコドメイン内で所有者(管理者)を入れ替える手続きです。

初心者が事故りやすいのは、だいたい次の2つ。

  • 手続きの順番を間違える(ロック解除より先に申請してしまう等)
  • “承認メールが届く先”を見失う(WHOISのメールが古い/受信できない等)

ここでは、迷わない流れに絞って整理します。

他社→ラッコへの移管(転入)の全体像

ざっくり言うと、「移管できる状態にする → ラッコ側で申請 → メール承認 → 完了」です。
料金や可否はTLDによって異なるので、事前に価格一覧でチェックしてから進めるのが安全です。

移管前の必須チェック(AUTHCODE、ロック、期限、WHOIS)

移管でつまずく原因は、ほぼこのチェック漏れです。

1)AUTHCODE(認証コード)を取得できるか

  • 他社側の管理画面で取得します(表示されない場合はサポート経由になることも)

2)ドメインロック(移管ロック)がOFFか

  • 多くの管理会社で「移管ロック」「Transfer Lock」等の名称です
  • ONのままだと移管申請が弾かれます

3)有効期限が近すぎないか

  • 有効期限ギリギリだと失敗や遅延が起きやすくなります
  • 余裕がないなら、先に更新してから移管するほうが安心です

4)WHOIS情報のメールが“受信できる”状態か

  • 移管の承認メールは、WHOISに登録されたメールへ届くことがあります
  • 使っていないアドレスだと、そこで詰まります

5)60日ルールに引っかからないか(重要)

  • gTLDでは、取得直後や、登録者情報(氏名/組織/メール等)を変更した直後は、一定期間(60日)移管できないケースがあります
  • 「直前に登録者メールを変えた」などは要注意です

✅ コツ:移管直前に、登録者情報(特にメール)をいじらない。変えるなら先に計画して、余裕を持たせる。

移管手順(申請〜承認〜完了)

手順はシンプルで、流れだけ押さえればOKです。

  1. ラッコドメインの管理画面で「移管(他社→ラッコ)」を選ぶ
  2. 移管したいドメインを入力し、案内に沿って必要事項をチェック
  3. AUTHCODEを入力して移管手続きを開始
  4. 移管申請が完了したら、承認(メールの承認操作)を行う
  5. ステータスが完了になれば移管完了

移管が完了したら、最後に次を確認すると安心です。

  • ネームサーバー(どこでDNSを触る運用にするか)
  • WHOIS代理公開の状態
  • 自動更新(ON/OFF)

失敗しやすいポイントと対処

よくある“詰まり”と、先回り対策をまとめます。

  • AUTHCODEが違う/古い
    • コピペ時の空白混入が多いです
    • 再取得して入れ直すのが早い
  • ロック解除を忘れている
    • 移管元のロックがONだと進みません
    • 「解除→数分待つ→再申請」が基本
  • WHOIS情報の不備で“審査拒否”になる
    • 住所の書き方(番地の表記)や、無効な電話番号・メールが原因になりがち
    • WHOISを見直して、正しい形式に整えてから再申請します
  • 承認メールが受け取れない
    • WHOISの登録メールが古い/迷惑メールに入っているケース
    • 受信できるメールにWHOISを更新してから進めるのが確実です(反映に時間がかかるTLDもあります)

ラッコ→他社への移管(転出)の全体像

転出は「ラッコ側で準備 → 移管先で申請 → 承認メール → 完了」という順番です。
ラッコドメインから他社へ移す場合、準備に必要な操作がはっきり決まっています。

  1. ドメインロックを解除
  2. WHOIS代理公開を解除して、登録者情報を自分の情報に変更
  3. AUTHCODEを取得
  4. 移管先(他社)で移管申請
  5. メール承認
  6. 完了

補足(費用・期限の考え方)

  • 移管費用は多くの場合「更新1年分程度」が目安になり、TLDによって異なります
  • .JPは性質が少し違い、引き継ぐ有効期限の考え方や、費用が発生しないケースがある点に注意です

承認メールが絡むケースの注意点

転出でいちばん大事なのはここです。
承認メールは、WHOISで登録したメールアドレス宛に届くことがあります。

事故を防ぐチェック

  • WHOISに入れたメールが、いま確実に受け取れるか
  • 迷惑メールへ入らないよう、事前に受信設定できるか
  • WHOIS変更後、反映が遅れるTLDがあることを織り込めているか

✅ 実務の鉄則:
「WHOIS変更 → 反映確認 → 転出申請」の順にすると、承認メール迷子が激減します。

ラッコID間のドメイン移動(リアルタイム譲渡)

これは移管より簡単で、ラッコドメイン内で所有者を移す方法です。
「サイト売買」「チーム内の担当替え」「クライアントへ引き渡し」などで活躍します。

やり方は2パターンあります。

  • 譲渡先がラッコIDを持っている → 原則、即時で移動(リアルタイム)
  • 譲渡先がラッコIDを持っていない → メールで案内し、受け取り手続き完了で移動(期限つき)

複数ドメインをまとめて移す運用

ドメインが増えると、1件ずつ操作するのが面倒になります。
ラッコドメインでは、管理ドメイン一覧からチェックを付けて一括でドメイン移動ができます。

おすすめの手順(ミス防止)

  1. 先に移動対象をリスト化(ドメイン名の打ち間違い防止)
  2. 一括選択で「ドメイン移動」
  3. 移動先ID(またはメール)を貼り付け
  4. 最終確認で読み上げチェック(声に出すとミスが減ります)

取り消し不可などの注意事項

ここは強めに注意です。

  • 移動先がラッコIDの場合、即時移動になるため“回収やキャンセルができない”扱いです
    → 移動先IDの入力ミスが、そのまま事故になります
  • 譲渡先がラッコID未所持でメール指定の場合
    • 相手が受け取り手続きをするまで“移動処理中”
    • 一定期間内に処理されなければ自動キャンセル
    • 移動処理中はキャンセル可能、完了後は取り消し不可

譲渡後に忘れがちな設定(WHOIS/更新/連携)

譲渡が完了したら、「移ったこと」だけで満足せず、次を必ず確認してください。

1)WHOISと公開設定

  • WHOIS代理公開の状態(想定どおりか)
  • 登録者メール(承認メールの受け取り先として使えるか)

2)更新(自動更新・支払い)

  • 自動更新のON/OFF
  • ラッコポイント残高や、オートチャージの有無
  • 期限通知(運用担当が変わるなら特に重要)

3)運用連携(ブログ運用・SEOの現場)

  • ネームサーバー/DNSが想定どおりか(サイト表示・メールが止まらないか)
  • Search Consoleや分析ツールなど、“所有者/権限”が別管理のものは移行が必要
    • ドメインの譲渡=Search Consoleの所有権移転、ではありません(別物です)

ラッコドメイン公式サイト

中古ドメインを買う/売る|マーケットの使い方

新品取得と中古購入の違い(メリット・リスク)

中古ドメインは「すでに世の中に出回った履歴があるドメイン」です。新品取得(未登録ドメインの新規取得)と比べると、判断ポイントが増えます。

スクロールできます
観点新品ドメイン中古ドメイン
初期コスト低〜中(TLD次第)幅広い(数百円〜高額)
履歴(過去のサイト)なしあり(良くも悪くも)
SEO“ゼロから”積み上げ過去の被リンク等が残る場合がある
リスク低い高め(過去の悪用、言語ミスマッチ等)
向いている人初心者・長期運用目的が明確、チェックが苦にならない

中古の強みは「ドメイン名の良さ(短い・覚えやすい・業種に合う)」や、場合によっては「過去に自然な被リンクがついている」こと。
一方で中古の怖さは「過去の使われ方を引きずる可能性がある」ことです。

✅ 安全寄りの考え方:中古ドメインでも、最終的には“いまのサイトの品質”が勝負。
⚠️ 危ない考え方:「中古=SEOが楽できるはず」と決め打ちすること(チェックが甘くなります)

検索フィルタの読み解き(DR/DA/TF/CF/参照ドメイン等)

ラッコのドメインマーケットは、価格だけでなく ドメインエイジ(Wayback/WHOIS)リダイレクト履歴の除外日本語サイト運営可能性被リンク元言語DR/DA/TF/CF参照ドメイン数などで絞り込めます。
まずは「何を優先して探すか」を決めておくと、迷いが激減します。

おすすめの優先順位(初心者向け)

  1. ドメイン名が目的に合う(読みやすい・覚えやすい・誤解が少ない)
  2. リダイレクト履歴が怪しくない
  3. 言語(日本語)と過去の運用が噛み合う
  4. 指標(DR/DA/TF/CF、参照ドメイン)は“最後に”判断材料として使う

SEO指標は“当てにしすぎない”ための見方

DR/DA/TF/CFは便利ですが、万能スコアではありません。見るときは「高い=良い」だけでなく、不自然さの検知に使うのがコツです。

  • DR(Ahrefs):被リンクプロフィールの強さ(0〜100)。参照ドメインの“質と量”の影響が大きい
  • DA(Moz):検索順位を推定するためのスコア(0〜100)。比較には使えるが、これ単体で結論は出さない
  • TF(Majestic):被リンクの“信頼性”寄り(0〜100)
  • CF(Majestic):被リンクの“量(影響力)”寄り(0〜100)
  • 参照ドメイン数:リンクしている“ドメイン数”。被リンク総数よりも参考になることが多い

使い方のイメージ

  • TFが低いのにCFだけ高い → “量はあるが質が怪しい”シグナルになりがち
  • 参照ドメインが極端に多いのに内容が薄い → 取得経緯を疑う
  • 指標が高いのに被リンク元言語が噛み合わない → 将来の運用と相性が悪い

除外したい地雷(リダイレクト履歴、言語ミスマッチ等)

購入前に、最低限ここだけは避けると事故率が下がります。

  • 外部サイトへのリダイレクト履歴がある(特に長期間・多回数)
  • 被リンク元言語が狙う市場とズレている(日本語サイト運用なのに海外言語比率が高い等)
  • 過去のサイト内容が“今やるテーマ”と真逆(例:教育→カジノ等の大ジャンプ)
  • 指標のバランスが不自然(CFだけ突出、参照ドメインの中身が薄い気配)
  • 商標・ブランドに抵触しそうな文字列(後から揉めるコストが高い)

購入手順:見つける→比較→購入→運用開始

1)見つける(検索の型を作る)

最初は「全部の条件」を欲張らず、型を固定するのがコツです。

  • 価格上限(例:〜1万円)
  • 日本語運用の可能性を優先
  • リダイレクト履歴ありは除外
  • ドメインエイジは「3年以上」など最低ラインを決める

2)比較する(“買う前チェック”10項目)

購入ボタンを押す前に、これだけ確認しておけば大崩れしにくいです。

  • ドメイン名は読みやすい/打ち間違えにくいか
  • 狙うジャンルに自然に合うか(無理に寄せてないか)
  • 過去の利用履歴(Wayback)が破綻していないか
  • リダイレクト履歴の有無(除外条件で弾けているか)
  • 被リンク元言語がターゲットと合うか
  • 参照ドメイン数が“極端”ではないか
  • DR/DA/TF/CFが「納得感ある並び」か
  • 取得後の更新費(TLDの更新単価)を許容できるか
  • 有効期限(いつ更新が来るか)を把握したか
  • 買った後にやるサイトの計画があるか(ここが一番大事)

3)購入する(迷いポイント)

  • 取引は固定価格で成立します(値下げ交渉前提だとミスマッチになりやすい)
  • 支払いはポイント等の仕組みが絡むため、購入後キャンセルできない前提で動きましょう

4)運用開始(最初の1週間の動き)

中古ドメインでやりがちな失敗は「買った瞬間がゴール」になることです。最初の1週間で最低限ここまで進めると、投資が“前に進む”状態になります。

  • サイトの目的を決める(何のためのサイトか)
  • トップ+主要カテゴリ(柱)だけ先に作る
  • 旧テーマを引きずらない自然な情報設計にする
  • まずは人間が読んで役立つ内容を優先して積む(短期で焦って薄い量産に寄せない)

出品手順:価格の決め方→説明文の書き方→売れた後の流れ

価格の決め方(“売れる価格”の現実ライン)

価格は「指標の高さ」だけでなく、買い手の目的に刺さるかで決まります。

  • 指名買い:短い・覚えやすい・業界用語が入る → 強い
  • 用途買い:日本語運用向き、履歴がきれい、年数がある → 強い
  • 指標買い:DR/参照ドメイン等が目立つ → ただし慎重な買い手ほど深掘りする

相場観がないときの置き方(例)

  • まずは「売れている帯(価格帯)」を眺めて、近い条件を探す
  • 迷うなら “少し強気→反応がなければ調整” が現実的(固定価格なので特に)

説明文の書き方(“このドメインを選ぶ理由”を短く)

ドメインマーケットは出品手続きがシンプルな反面、買い手は「材料」を自分で見に行きます。
そのため、もし外部で説明するなら、長文よりも「判断材料の要点」を短く揃えるのが効果的です。

テンプレ(外部で告知する場合)

  • どんな用途に向くか(例:ブランド名にしやすい/ジャンルが明確)
  • 過去履歴(例:大きな方向転換なし/日本語圏の履歴中心)
  • 指標の特徴(例:参照ドメインが分散/TFとCFのバランス)
  • 注意点(例:更新費が高めのTLD、など“正直に”)

売れた後の流れ(入金・権利移転のイメージ)

  • 取引成立後、売却代金はアカウント側の残高として扱われ、必要に応じて出金などの手続きにつながります
  • “売ったら終わり”ではなく、譲渡後に更新設定やWHOIS公開設定などの引き継ぎ漏れが起きやすいので、売却後のチェックもルーティン化しておくと安心です

サイト売買とセットで考える運用(移行をスムーズにする)

中古ドメイン単体の売買と、サイト売買(コンテンツ・収益を含む)では、移行時に見るべき点が変わります。

  • ドメイン単体:ドメイン名・履歴・更新費・運用計画が中心
  • サイト込み:ドメインに加えて、サーバー、CMS、分析ツール、広告/ASP、メール、各種アカウント連携が絡む

スムーズに進めるコツ

  • 「いつ誰が何を引き継ぐか」を先に棚卸し(ドメインだけ渡して終わりにしない)
  • DNS/メール関連(MX/TXT)を使っている場合は、移行順序を間違えると事故りやすい
  • SEO面では、移行後に急いで構造を大改修するより、まずは安定稼働→段階改善が安全

ラッコドメイン公式サイト

APIでできること|大量ドメイン管理・自動化の入口

「管理画面でポチポチやっている操作」を、あなたのシステム側から一括実行できるのがAPIです。
ドメインが増えるほど、確認・更新・DNS変更・売買の手間が雪だるま式に増えるので、APIは「作業時間の圧縮」に直結します。

APIを使うと何が楽になる?(典型ユースケース)

よくある「楽になるポイント」は、だいたいこのあたりです。

スクロールできます
やりたいことAPIでできることの例効く場面
更新忘れをゼロにしたい期限一覧→期限が近いものだけ通知→必要なら更新実行複数ドメイン運営、法人管理
サーバー移転で一斉切替したいネームサーバー変更 / DNSレコード一括更新移転・CDN導入・メール移行
運用ミスを減らしたいロックON/OFFやWHOIS関連の状態確認・更新乗っ取り対策、移管準備
外部ツールと連携したい監視(期限・設定)→Slack/メール/チケット化チーム運用、作業標準化
売買の運用を効率化したいマーケット出品/取り下げなどをまとめて制御仕入れ・在庫(ドメイン)管理

具体的に「今すぐ使える」代表APIは次のとおりです(記事内で名前を覚える必要はなく、用途だけ押さえればOKです)。

  • 一覧・状態確認系:管理ドメイン一覧、個別情報(期限、WHOIS代理公開、ロック、自動更新、DNSレコードなど)
  • 更新・保護系:期限更新(更新年数指定)、ドメインロック変更
  • DNS/ネームサーバー系:ネームサーバー変更、DNSレコード変更(A/AAAA/CNAME/MX/TXT/SRV/DSなど)
  • 移管準備系:AUTHCODE取得申請(結果はメール通知)
  • 売買系:マーケット出品関連の操作(大量指定できる項目もあり)

利用条件・制限・注意点

APIは便利ですが、安全運用の前提があります。ここは初心者ほど先に押さえてください。

1) 使える条件(スタートライン)

  • 利用開始時点で本人確認が完了している必要があります。
  • 管理画面の「API設定」でAPI利用を有効化すると、API Keyとエンドポイントが表示されます。
    必要なら許可IPの制限も設定できます。

2) API Keyは“パスワード同等”

  • API Keyは漏れると第三者が操作できる可能性があるため、取り扱いは厳重に。
    (推奨:環境変数で管理/リポジトリに直書きしない/IP制限を併用)

3) 利用制限(やりすぎ防止)

  • 直近10分で1000リクエスト以上、または失敗リクエスト100件以上送ると、処理せずエラーが返る、と明示されています。
  • 制限は予告なく変更されることがあります。

4) 禁止事項(止められないために)

  • 過度な負荷、無意味なリクエストの繰り返し、用途外利用があるとAPI停止の可能性があります。
    例として「登録チェックだけ大量に行い、実登録が伴わない」ケースが挙げられています。

5) “課金/ポイント”の落とし穴(自動化で詰まりやすい)

  • 新規登録APIはラッコポイントが必要で、事前購入が必要、かつ更新・移管と違ってオートチャージされないと明記されています。
  • 更新APIは、カード登録時に不足分が自動購入(オートチャージ)され得る仕様です(レスポンスに chargePoint が返る)。

6) 処理結果が“pending”になることがある

  • 成功(success)だけでなく、処理中(pending)が返る例が複数APIで示されています。
    自動化では「pendingなら後で再確認(個別情報の再取得)」を前提にしておくと事故が減ります。

小さく始める自動化(例:期限・更新・DNS変更の運用)

いきなりフル自動にすると怖いので、“小さく・安全に”始める型を置いておきます。
(ポイントは、通知→確認→実行の順に段階を上げること)

1) まずは「期限の見える化」だけ(最小リスク)

  • 管理ドメイン一覧を取得し、期限順に並べて
    • 30日前:⚠️注意
    • 14日前:🚨警告
    • 7日前:🔥緊急
      のように色分けして通知するだけでも、更新忘れが激減します。

運用のコツ

  • 失敗リクエストが増えると制限に引っかかるので、エラー時は
    • 同じリクエストを即連打しない
    • ログを残して原因を潰す
      をセットにすると安全です。

2) 次に「更新の半自動化」(人が最後にOKする)

  • 期限が近いドメインだけ抽出
  • 更新APIを叩く前に、
    • 更新年数(1〜9年)
    • 費用(ポイント)
    • オートチャージ前提にしてよいか(カード登録の有無)
      をチェックする設計にします。

💡おすすめの落としどころ
「更新は自動、でも更新対象の判定は人が見る
→ 誤更新(不要ドメインの延長)を防げます。

3) DNS変更は「差分管理」で安全に(戻せる状態を作る)

DNSはミスるとサイトやメールが落ちるので、ここだけは丁寧に。

安全な手順(鉄板)

  1. 個別情報で、現在のDNS/ネームサーバー状態を取得してバックアップ(ログ保存)
  2. 変更内容は「意図した差分」だけに絞る(例:Aレコードだけ変更)
  3. DNS更新APIで反映(TTLは60〜86400秒の範囲)
  4. 反映後に再取得して、想定通りか確認(必要ならロールバック)

ラッコDNSを使う場合の注意

  • ラッコDNSを使うには、ネームサーバーを 01.dnsv.jp などに変更する必要があります。
    UIでもAPIでも「DNSとネームサーバーを同時変更」する導線が示されています。

ラッコドメイン公式サイト

よくあるトラブル集(原因→確認→解決の順)

サイトが表示されない(ネームサーバー/DNS/SSLの切り分け)

サイトが表示されないときは、焦ってDNSをいじるより 「NS → DNS → SSL」 の順で切り分けるのが最短です。
(体感ですが、原因の大半は ネームサーバーの未反映・設定先の勘違い・DNSレコードの入力ミス です)


原因(よくある順)

  • ✅ ネームサーバー変更がまだ浸透していない(DNS浸透待ち)
  • ✅ ネームサーバーがそもそも間違っている(入力ミス・無効NS)
  • ✅ “触っているDNS”が違う(サーバー側DNSを使っているのにラッコDNSを編集、など)
  • ✅ A/AAAA/CNAMEの設定ミス(@とwww、値の誤り、重複など)
  • ✅ HTTPSだけ開けない(SSL未完了/証明書の発行待ち)
  • ✅ 端末・回線のキャッシュ(DNSキャッシュ/ブラウザキャッシュ)

確認(この順で見ると迷いません)

  1. いま指しているネームサーバーを確認
    • ラッコドメイン管理画面の表示に加え、コマンドで見ると確実です👇
nslookup -type=ns example.com
# もしくは
dig NS example.com +short
  • 期待しているNS(例:ラッコDNSの dnsv.jp 系、サーバー会社のNS、Cloudflare等)と一致しているかを確認します。
  1. DNSレコード(A/AAAA/CNAME)を確認
    • まずは ルート(example.com)www(www.example.com) の両方を確認。
dig A example.com +short
dig A www.example.com +short
dig CNAME www.example.com +short
  • ここで「空」「違うIP」「意図しないCNAME」ならDNS設定が原因の可能性大です。
  1. SSLの切り分け(HTTPは開ける?)
    • http://example.com は開けるのに https://example.com だけ失敗するなら、SSL側の問題が濃厚です。
    • レンタルサーバーの無料SSL(Let’s Encrypt等)を使う場合は、DNSが正しく向いてから証明書が発行されるため、発行待ちになることがあります。
  2. キャッシュの影響を除外
    • スマホのモバイル回線(Wi-Fiを切る)や別ブラウザで確認すると、切り分けが早いです。
    • Windowsなら ipconfig /flushdns、macOSならDNSキャッシュクリアも有効です。

解決(最短ルート)

  • ネームサーバー変更直後なら待つ:DNS浸透は数時間〜最大72時間かかることがあります。まずは1日程度様子見+別環境で確認が安全です。
  • 🧭 どこでDNSを触るかを固定
    • サーバー側DNS運用なら、ラッコDNSは触らず「サーバー側のDNS設定」だけで完結させる
    • ラッコDNS運用なら、ネームサーバーをラッコDNSにして「ラッコDNS」だけを編集する
  • 🧩 A/AAAA/CNAMEを見直す:IPやホスト名のコピペミス、@www の取り違えを再チェック
  • 🔒 SSL待ちなら焦らない:DNSが正しく向いた後にSSLが有効化されるタイプは“時間差”が出ます(サーバー側のSSL設定状況も合わせて確認)

DNSを変えたのに反映されない(TTL/キャッシュ)

DNSは「反映されない」のではなく、だいたい “まだキャッシュが残っている”“編集している場所が違う” です。


原因(典型パターン)

  • ✅ TTLが長く、古い情報がキャッシュされ続けている
  • ✅ ラッコDNSにレコードを追加したが、最後の「反映(変更確定)」操作をしていない
  • ✅ サーバー側DNS/Cloudflare等、別のDNSを実際は参照している
  • ✅ 端末・回線・プロバイダDNSにキャッシュが残っている

確認(この順が最短)

  1. “今参照されているDNS”を確定する(NS確認)
dig NS example.com +short
  1. 権威DNSに直接問い合わせる(キャッシュ回避)
    • 上で出たネームサーバーのどれかを指定して確認します。
dig @01.dnsv.jp A example.com
dig @01.dnsv.jp TXT example.com

@01.dnsv.jp は例です。実際はあなたのNSに置き換えてください。

  1. TTLの値を見る
    • TTLが長いほど「古い状態が残る時間」も長くなります。
    • ラッコDNSではTTLは秒で、設定できる範囲が決まっています。

解決(安全で確実なやり方)

  • ⏱️ サーバー移転や大きな切替の前はTTLを短くする
    • いきなり切替当日に短くしても、すでにキャッシュが掴まれていると効果が出にくいです。
    • 前日〜数日前にTTLを短く → 切替 → 安定後にTTLを戻す、が事故りにくい運用です。
  • 🧾 “編集したDNSが本物か”を再確認
    • NSがサーバー会社なのにラッコDNSを編集しても反映されません(逆も同じ)
  • 🔁 反映確認は“権威DNS直叩き”で行う
    • 端末側のキャッシュに引っ張られず、変更が入ったかを即チェックできます。

移管が進まない(ロック/期限/認証鍵/承認メール)

移管(トランスファー)で止まる原因はほぼ固定です。
ポイントは 「申請前チェック」→「承認メール」→「状況確認」 の3段階で考えること。


原因(よくある順)

  • ✅ 移管ロック(Transfer Lock)がONのまま
  • ✅ AUTHCODE(認証鍵)が違う/古い/コピペ時に空白混入
  • ✅ 承認メールを見落としている(迷惑メール/英文メールの見落とし)
  • ✅ 取得・移管・登録者情報変更から日が浅く、移管制限(60日ルール等)に該当
  • ✅ WHOIS情報の不備で審査で弾かれる、または移管元が拒否
  • ✅ 有効期限が近すぎる(移管より先に更新が必要な状態)
  • ✅ 移管元の仕様(無料独自ドメイン等)で移管できないケースがある

確認(申請前の必須チェックリスト)

  • 🔓 ロック解除済み?(移管元の管理画面で確認)
  • 🔑 AUTHCODEは最新?(再発行して貼り直すと解決することが多い)
  • 📅 期限に余裕がある?(ギリギリなら先に更新)
  • 📩 WHOISのメールは受信できる?(承認メールの到着先になり得る)
  • 承認手続きは完了した?(ここを飛ばすと進みません)

解決(状況別の対処)

  • ✉️ 承認メールが見当たらない
    • 迷惑メール・プロモーション・英語メールを含めて再確認
    • それでも不明なら、移管元に「承認が済んでいるか」を確認するのが早いです
  • 🧩 AUTHCODEエラー
    • 再取得 → 余計な空白なしで貼り付け → 再申請
  • ⏱️ “どれくらい待てばいい?”
    • 承認後は通常1〜3日程度が目安ですが、移管元によっては数時間〜1週間程度かかることがあります
    • WHOISのステータスが PendingTransfer 等なら手続き中のサインです
  • 🛑 キャンセルしたい
    • ラッコ側の画面操作だけでキャンセルできないケースがあり、移管元から届く承認メールで“非承認”する、または自動キャンセル待ちになる場合があります

ログインできない・アカウント周り

ラッコドメインはラッコIDでログインするため、ログイン問題はまず ラッコID側の復旧から進めるのが基本です。


原因(よくある順)

  • ✅ メールアドレス or パスワードの入力違い
  • ✅ パスワードを忘れた(再設定が必要)
  • ✅ そもそも“ログイン済み”で、リセット画面が表示されない(TOPに戻る)
  • ✅ 登録メールアドレス自体が使えなくなっている
  • ✅ ブラウザのキャッシュ/拡張機能で挙動が崩れている

確認

  • 👤 右上のユーザーアイコンが見えるならログイン済みの可能性があります
  • 📧 登録メールアドレスに受信できるか(リセットメールが届く前提が崩れていないか)
  • 🧪 シークレットウィンドウで試す(拡張機能の影響を切る)

解決

  • 🔁 パスワードを忘れた:パスワードリセットから登録メールアドレスを送信 → メールの案内に沿って再設定
  • 📨 登録メールが使えない:お問い合わせで登録情報を伝えて復旧相談(本人確認できれば対応可の案内があります)
  • 🧹 画面が変・戻る・ループする
    • シークレットで試す → ダメならCookie削除 → 別ブラウザ/別端末で試す、の順が最短です

ラッコドメイン公式サイト

他社サービスと比較するときの観点(迷いを終わらせる)

ドメイン管理サービスを比較するとき、つい「初年度が安いか」だけで決めがちですが、実際に差が出るのは 運用フェーズ(更新・DNS・移管・売買) です。
ここでは、比較で迷いがちなポイントを 4つの観点に絞って、判断がブレない見方をまとめます。

価格は「初年度」ではなく「運用年数」で見る

ドメイン費用は、基本的にこの4つの合計で決まります。

  • 取得(初年度)
  • 更新(2年目以降)
  • 移管(転入/転出)
  • オプション(WHOIS、DNS、転送などが有料になるケース)

特に初心者がハマるのが、「初年度は安いけど、更新が高い」パターン。
ブログは長期運用になりやすいので、比較は「合計コスト」で見るのが正解です。

迷わない比較方法(テンプレ)

  1. 自分が使いたいTLD(例:.com / .jp / .net など)を決める
  2. 各社の価格表で 取得・更新・移管 を確認
  3. まずは「3年総額」で比較する(短期割引に引っ張られない)

3年総額の考え方(例)

  • 3年総額 = 取得(1年目)+ 更新(2年目)+ 更新(3年目)
  • もし他社から移す可能性があるなら、そこに 移管費用 を足す

💡ポイント

  • 「更新費」が読みやすく明示されている会社ほど、長期で計画が立てやすい
  • 価格表がTLDごとに整理されているか(後から見返して迷わないか)も、実務的には大切です

WHOIS・DNS・リダイレクト等の“基本機能が無料か”

比較で差がつきやすいのが、基本機能が“標準で付くか/追加料金か”です。
目先の数百円より、運用中の安心感と手間に直結します。

比較チェックリスト(ここだけ見ればOK)

  • WHOIS代理公開(プライバシー)が無料か
    • 個人ブログだと、連絡先公開が心理的ハードルになりやすい
  • 無料DNSが使えるか(A/AAAA/CNAME/MX/TXTなどの一般的レコード)
    • Search Console認証やメール運用でTXTを触る場面が出やすい
  • HTTPS対応のリダイレクト(301/302)が用意されているか
    • サーバーを用意せず転送を作れるのは、移転時に効く
    • ただし、リダイレクト方式によっては「ネームサーバーが上書きされ、既存サイト/メールが止まる」タイプもあるので要注意

ラッコドメイン視点での見どころ

  • WHOIS代理公開が無料で用意されている(公開情報の不安を減らしやすい)
  • 無料DNS(ラッコDNS)で一般的なレコード運用ができ、反映操作も分かりやすい
  • リダイレクト機能は「サーバーなしでHTTPS転送」ができる一方、仕組み上の注意点(ネームサーバー上書き)が明確に案内されている

✅ 結論
「標準で無料の範囲」が広いほど、運用がラクです。
逆に、ここが有料だと、ドメイン数が増えたときにジワジワ効いてきます。

大量管理/自動化(API)の必要性

APIは、ドメインが少ないうちは「不要」に見えます。
でも、次のどれかに当てはまるなら、比較の最重要ポイントになります。

APIが効く人(典型パターン)

  • 複数サイト運営で、更新期限の把握が追いつかない
  • サーバー移転やDNS切替を“まとめて”やることがある
  • チーム/法人で、管理を属人化させたくない
  • 通知をSlackやメール、チケットに自動連携したい

ラッコドメインのAPIを比較するときの見方

  • 利用開始条件(本人確認、API設定でONなど)が明確か
  • レート制限が明示されているか(作り込み時に事故りにくい)
  • “pending(受付)”のような非同期結果を想定した設計になっているか(自動化の作法が分かりやすい)

💡初心者におすすめの「小さな自動化」

  • いきなり更新の全自動ではなく、まずは
    • 期限一覧 → 期限が近いものだけ通知
      から始めると安全です(誤更新が起きにくい)

サイト売買をする可能性があるか

将来的に「サイトを売る/買う」「ドメインを売る/譲る」があり得るなら、売買や譲渡の導線は比較ポイントになります。

なぜ比較ポイントになるのか

サイト売買では、最後に必ず ドメインの移転が発生します。
ここで詰まると、売買全体が長引きやすいです。

比較で見るべきポイント

  • ドメイン単体の売買(マーケット)があるか
    • 「使わなくなったドメインを売る」「仕入れる」動線があるか
  • 同一サービス内での譲渡が簡単か
    • 例:ID間の移動がリアルタイムか、メールで受け取りか、キャンセル可否など
  • 規約・キャンセル可否が明確か
    • 取引後の取り消しができない類は、UI上で注意が見えると安心

ラッコドメイン視点での見どころ

  • ラッコドメイン内のドメインなら、ドメインマーケットに出品して売却できる
  • ラッコID未所持の相手にも、メール宛で譲渡の案内を出せる(ただし完了後は取り消し不可など注意点あり)

✅ 結論
「売買の可能性が少しでもある」なら、売却/譲渡の仕組みが最初から整っているかを重視すると、後でラクになります。

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よくある質問(FAQ)

匿名で運用できる? どこまで情報が公開される?

結論から言うと、「WHOISの公開情報」に関しては、条件を満たせば“個人情報を出さずに運用”しやすいです。
ただし、“完全匿名”というより 「公開される範囲をコントロールする」 イメージが近いです。

公開されやすい情報(一般論)

  • ドメイン名、登録日・有効期限
  • ネームサーバー(DNSの管理先)
  • レジストラ情報(管理事業者)
  • 登録者情報(ここが個人情報になりやすい)

ラッコドメインでの考え方

  • 多くのTLDは、WHOIS代理公開を使うことで、WHOIS上の登録者情報が“代理情報”に置き換わります。
  • ただし WHOIS代理公開が使えないTLD もあり、その場合は 登録者情報(あなたの情報)をWHOISに公開する必要がある点に注意です。

「匿名運用」の現実的な落としどころ(初心者向け)

  • まずは、取得予定TLDが WHOIS代理公開に対応しているか を価格一覧で確認する
  • 代理公開がNGのTLDを選ぶなら、公開される項目(氏名/住所/メール等)を理解してから取得する
  • なお、WHOISが隠せても
    • サイトの「運営者情報」「特商法」「問い合わせ先」
    • アクセス解析やSNS運用
      などで身元が推測されることはあり得ます(ここは運用設計の問題です)

無料でドメインを持てる条件はある?

単体で「常に無料」というより、“条件付きで初年度が無料になる仕組み”が中心です。

代表的な無料条件(初心者が使いやすい)

  • ラッコサーバーの「かんたんブログスタート」を使い、12か月以上の契約をすると、
    .com / .net / .jp のいずれかが“登録無料(1年間)”になる仕組みがあります。

ここでの注意点は2つだけ覚えればOKです。

  • 無料は「初年度登録」に効く(ずっと無料とは限らない)
  • 2年目以降は更新費が発生するので、長期で使うなら更新料金まで含めて判断する

補足:無料に見えて実は無料ではない例

  • .JPには条件次第で 「無料移管」 という扱いがありますが、これは 移管手数料が無料になるだけで、有効期限の延長(更新)が付かないケースがあります。
    「無料で持てる」とは意味が違うので、混同しないのが安全です。

どのTLDが取得できる?数はどれくらい?

ラッコドメインは、.com / .net / .jp のような定番に加えて、幅広い新しいTLDも扱っています。
数としては 540種類以上 が目安です。

初心者は、次の2点だけ押さえると迷いません。

1) まず“候補TLDがあるか”を確認

  • 価格一覧に、取り扱いTLDがまとまっていて
    • 登録・更新・移管の料金
    • WHOIS代理公開の対応可否
      が同時に確認できます。

2) TLDごとの“登録要件”に注意

  • 例:法人向けの制限(co.jp等)、登録情報に条件があるTLDなど
  • 「取れるかどうか」だけでなく、要件(誰が登録できるか)も一緒にチェックすると失敗しません。

初心者が最初にやるべき設定は?

最初にやることは多そうに見えますが、実務上は 4つに絞れます。
ここを押さえるだけで、更新漏れ・乗っ取り・DNS迷子の事故が激減します。

スクロールできます
最初にやること目的初心者のおすすめ
WHOIS代理公開の状態確認個人情報の公開リスクを下げる代理公開がONになっているか確認(TLDによっては不可)
自動更新のON/OFFを決める更新忘れによる失効を防ぐ基本はON(やめる可能性があるドメインはOFF+期限管理)
ドメインロックをONにする第三者の移管(乗っ取り)リスクを下げる原則ON(移管するときだけ一時OFF)
ネームサーバー方針を決めるDNSの“操作場所”を固定して迷子防止「サーバー側DNS」か「ラッコDNS」どちらで管理するか先に決める

迷わない最短ルート(3分チェック)

  • ブログをサーバーで運用する → ネームサーバーをサーバー側に寄せるのが楽なことが多い
  • DNSを一元管理したい(複数サービスを横断) → ラッコDNSに寄せると整理しやすい
  • 売買や譲渡を視野に入れる → “更新・ロック・WHOIS”を標準で固めておくと後がラク

さらにラクにする小技:初期設定を決めておく

ラッコドメインには「ドメイン初期設定」があり、
新規取得・移管のたびに毎回同じ設定を繰り返さないための“テンプレ”として使えます。

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今日やることチェックリスト

このあと最短で進める手順(5ステップ)

今日やることは5つに絞ると、迷いが消えて作業が前に進みます。
(※「何を触るか」より先に「どこで管理するか」を決めるのがコツ)

  1. ドメインの“管理方針”を1つ決める(DNSの触り場)
    • サーバー側DNSで完結させるのか
    • ラッコDNSで一元管理するのか
      → まずここを決めるだけで、DNS迷子が激減します。
  2. 初期設定(テンプレ)を作っておく
    新規取得や移管のたびに同じ設定を繰り返すのは地味に時間が溶けます。
    • WHOIS代理公開の扱い
    • 自動更新の初期ON/OFF
    • ロックの方針
      などを「ドメイン初期設定」にまとめておくと、以後の作業が一気に軽くなります。
  3. 重要3点を即チェック:WHOIS/自動更新/ロック
    初心者が損をしやすいのは「設定してないこと」に気づかないケースです。
    • WHOIS:公開範囲が想定どおりか
    • 自動更新:ONにするか(基本はON推奨。使わない可能性が高いものはOFF+期限管理)
    • ドメインロック:原則ON(移管など“必要なときだけ”一時的にOFF)
  4. DNSを設定して、反映の“確認方法”までセットにする
    • ラッコDNSを使うなら、ネームサーバーを指定のものへ(同時変更チェックも活用)
    • レコードは「追加して終わり」ではなく、最後に変更反映まで実行
    • 反映待ち(TTL/キャッシュ)を前提に、確認手順も固定する
  5. 管理画面を“見やすい状態”に整える(運用の土台)
    今後ドメインが増えると、一覧が散らかってミスが増えます。
    • 使わないドメインは「ごみ箱」で非表示&通知対象外へ
    • 期限や用途が分かる命名・メモ運用に寄せる
      → これだけで、更新忘れ・誤操作が減ります。

中長期で見直すポイント(更新・DNS・売買・自動化)

ここからは「毎日やらないけど、定期的に効く」項目です。
目安は月1回10分(または四半期に一度)でOK。

更新(失効を防ぐ設計)

  • 自動更新ON/OFFが今の運用に合っているか
    • 自動更新ONの場合:期限が近いドメインは自動で1年延長される(対象条件あり)
    • 支払いはラッコポイントで、不足分はクレジットカード登録があるとオートチャージされる仕組み
  • 更新費を“初年度ではなく3年総額”で見直す
    • TLDによって更新単価が大きく変わるので、増やすほど差が出ます

DNS(事故を減らす設計)

  • DNSの触り場を増やさない(管理先を分散させない)
    • サーバー側DNS/ラッコDNS/Cloudflareなど、混在させるほど事故率が上がります
  • 大きな切替(移転等)の前はTTL設計を意識
    • 反映遅延やキャッシュを織り込み、検証手順を固定しておくと安心です

売買(将来の選択肢を広げる)

  • 使わないドメインは“放置”より整理
    • ごみ箱で非表示・通知対象外にして管理のノイズを減らす
  • マーケット利用の前提(キャンセル不可など)を把握
    • 売買は「押したら戻れない」系のルールがあるため、購入前チェック項目を自分用に持っておくと安全です

自動化(増えたときに効く)

  • ドメインが増えたら、APIは“いきなり全自動”より通知の自動化からが安全
    • 期限一覧 → 30/14/7日前で通知
    • 余裕が出たら、更新やDNS変更の半自動化へ
  • APIは利用制限があるので、連打やエラー放置を避ける設計が大事(ログとリトライ方針を先に決める)

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まとめ

ラッコドメインは、単にドメインを取るだけでなく、運用で起きる“面倒”を減らす設計が特徴です。特に効くのは次のようなケースでした。

ラッコドメインが合いやすい人

  • WHOIS・DNS・リダイレクトなど、運用に必要な基本機能を「追加料金を気にせず」使いたい
  • Search Consoleの認証や移転対応など、DNSを触る場面で迷子になりたくない
  • 複数サイト運営で、更新期限・ロック・設定の管理を一元化したい
  • 将来的に、ドメイン譲渡・サイト売買なども視野に入れて、移管・譲渡の導線が明確なサービスを選びたい
  • いずれAPI連携などで、大量管理・自動化に広げる可能性がある

他社のほうが無難になりやすい人

  • とにかく「初年度の安さ」だけを最優先し、運用の手間や機能範囲は気にしない
  • DNSや移転を触る予定がなく、ドメインを1つだけで完結する(増やさない)
  • すでにCloudflare等で運用が固まっていて、ドメイン会社側に求めるものが少ない

大事なのは、比較の基準を「初年度」ではなく、運用年数×運用シーンに置くことです。
初年度の数百円差より、更新・DNS・移管での手戻りや事故のほうが、トータルでは大きな損になります。

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