不動産ホームページ作成の教科書|問い合わせを生む導線と改善のコツ
「不動産のホームページ、ちゃんと作ったのに反響が増えない…」
そんな悩み、意外とよく聞きます。
「ポータルには載せているのに、自社サイトからの問い合わせがほとんど来ない」
「物件はあるのに、探しにくいと言われる。どこを直せばいいの?」
「スマホだと見づらい気がするけど、具体的に何が悪いのか分からない」
「問い合わせが来ても、返信が遅れて失注しているかもしれない」
「費用をかける前に、最低限やるべきことを整理したい」
「制作会社に頼むとしても、何を基準に選べばいい?」
不動産は、扱う情報が生活に直結する分、サイトに求められるのは“雰囲気”ではなく 安心して問い合わせできる根拠です。
つまり、反響が増えるかどうかは「デザインの良し悪し」よりも、
- 探しやすい(物件・情報に迷わず辿り着ける)
- 信頼できる(会社として透明性と専門性が伝わる)
- 更新が回る(情報が古くならず改善できる)
この3つが揃っているかで決まります。
この記事では、不動産ホームページを「集客 → 信頼 → 問い合わせ → 追客」の流れで設計し、公開後に数字を見ながら改善していくための“教科書”として、
- 目的・ターゲット・KPIの決め方
- 必須ページとサイトマップ(最小〜標準)
- 物件検索・特集・フォームなど反響に直結する機能
- SEOとローカルSEOの基本設計
- 不動産で重要なE-E-A-T(根拠・一次情報・透明性)の作り込み
- 費用相場、制作フロー、制作会社の見極め、失敗例と対処法
- そのまま使える要件定義テンプレ
を、初心者でも迷わない順番でまとめます。
「何から手を付ければいいか分からない」状態から、
“問い合わせが増えるサイトの形”が自分で判断できる状態まで、一気に整理しましょう。
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不動産サイトは「集客 → 信頼 → 問い合わせ → 追客」の設計で成果が決まる
不動産のホームページ作成で一番多い失敗は、「見た目は整ったのに、反響(問い合わせ)が増えない」ことです。
原因はシンプルで、サイトを“作品”として作ってしまい、成果の導線(集客〜追客)が弱いからです。
そこで、このページでは「不動産サイトの勝ち筋」を、初心者でも迷わないように 4ステップの設計図に落とし込みます。
1)集客:見込み客に見つけてもらう
- 物件検索・特集・エリアページなど、検索される入口を用意する
- 店舗型なら、地域名+不動産会社で見つかる情報(店舗ページ)も整える
- ブログを頑張る前に、まずは「入口(ページ)」と「回遊(内部リンク)」を作る
2)信頼:不安を消して“この会社に相談していい”と思ってもらう
- 不動産は信頼が命。
会社情報・免許・所在地・連絡先・スタッフ・実績など、判断材料が不足すると離脱します - さらに、広告表示にはルールがあるため、表示の正確さが信用そのものになります(後述)
3)問い合わせ:迷わせず、最短でアクションさせる
- 「問い合わせ」は1種類にせず、目的別に分けるのがコツです
例:内見予約/来店予約/査定依頼/資料請求/相談 - フォームは項目を増やしすぎない(入力が長いと離脱しやすい)
- スマホでは、電話・LINE・フォームなど“押しやすい”導線が重要
4)追客:反響を成果に変える
- 問い合わせが来ても、返信が遅いと失注しやすいです
→ 自動返信・担当振り分け・一次対応テンプレでスピードを仕組み化 - 追客の設計があるだけで、「反響数が同じでも成約数が伸びる」ケースは多いです
下の表のように考えると、やるべきことが整理できます。
| ステップ | ユーザーの心理 | こちらが用意するもの(例) | 見る指標(例) |
|---|---|---|---|
| 集客 | 見つけたい | 物件検索/特集/店舗・エリアページ | 流入数・検索表示 |
| 信頼 | ここ大丈夫? | 会社情報・免許・実績・一次情報 | 直帰率・滞在 |
| 問い合わせ | 連絡したい | 目的別CTA・短いフォーム・導線 | CVR・反響数 |
| 追客 | 決めたい | 返信速度・提案・再接触 | 有効反響率・成約 |
そして不動産ならではの注意点として、インターネット広告でも「宅建業法+表示規約」を守る必要があります。
つまり、サイトは集客ツールである前に、“正しく表示している会社”という信頼の土台でもある、ということです。
最短で失敗を避けるための“要件の決め方”と“外注・自作の選び方”が分かる
ホームページ作成を早く成功させるコツは、制作方法の比較より先に、要件(必要なもの)を決めることです。
要件が曖昧だと、外注でも自作でも「後から足りない」が続出して、費用も時間も膨らみます。
ここでは最短ルートとして、要件 → 作り方の順で決めます。
1)要件は「やりたいこと」ではなく「反響の型」から決める
まず、あなたのサイトはどれが主目的ですか?
- 賃貸の反響(内見・来店)
- 売買の反響(購入相談)
- 売却の反響(査定依頼)
- 管理の反響(オーナー募集)
- 採用(応募)
この主目的が決まると、必要なページや機能が一気に絞れます。
2)最低限の要件(まずはこれだけでOK)
初心者が迷わない“最低限セット”は次の通りです。
- 物件を探せる(物件検索 or 物件一覧・詳細)
- 強みが伝わる(会社・店舗・スタッフ・実績)
- 相談しやすい(問い合わせ導線:電話/フォーム/LINE等)
- 更新が回る(物件・特集・お知らせを無理なく更新できる仕組み)
- ルールに沿った表示(必要事項の表記、誇大・誤認の回避)
3)外注・自作の選び方(判断を早くする3つの質問)
ここからは“あなたに合う作り方”を選びます。判断はこの3つで十分です。
Q1. 物件検索(絞り込み・特集・自動反映)が必要?
- YES → 不動産向けの検索機能(システム/ツール)を前提に設計すると失敗しにくい
- NO(掲載物件が少ない、LP中心)→ シンプルなサイト構成でも成立
Q2. 更新を誰が、どれくらいの頻度でやる?
- 更新担当が社内にいない/続かない → “更新が楽な仕組み”が最優先
- 更新に慣れている → 自作・CMSでも回せる可能性が上がる
Q3. 反響後の追客(返信・管理)まで仕組みにしたい?
- YES → 自動返信・顧客管理・追客導線まで視野に入れる
- NO → まずは問い合わせ獲得までに集中
4)作り方の結論(迷ったらこれ)
- 最短で形にする:テンプレ型・不動産向けツール(機能がまとまっている)
- 差別化して伸ばす:制作会社+“検索・更新・追客”を要件に含めて作る
- 小さく始めて育てる:必要最低限で公開 → 90日で改善(特集追加・導線改善)
最後にひとつだけ大事なことを。
不動産サイトは、公開して終わりではなく、「更新と改善」が成果を決めるタイプのサイトです。
だからこそ、最初に作るべきは“派手さ”ではなく、続けられる設計です。
まず最初に整理する:目的・ターゲット・KPI
ホームページ作成でつまずきやすいのは、「何となく作り始めて、あとで方向性がブレる」ことです。
最初にやるべきはデザイン案ではなく、目的・ターゲット・KPI(数字のゴール)の3点セットを固めること。
ここが決まると、必要ページ・必要機能・文章の書き方・問い合わせ導線まで一気に整います。
賃貸/売買/管理/買取で「必要ページ」と「導線」が変わる
同じ“不動産サイト”でも、成果までの道筋が違います。
まずはあなたの事業タイプに合う「主導線」を1本決めましょう(欲張って全部を主役にしないのがコツです)。
事業タイプ別:必要ページと勝ち導線の違い(ざっくり早見表)
| 事業タイプ | ユーザーの主目的 | 必要ページ(優先順) | 強いCTA(行動ボタン) |
|---|---|---|---|
| 賃貸仲介 | 物件を探す・内見したい | 物件検索 → 物件詳細 → 店舗/エリア → スタッフ/実績 | 内見予約 / 来店予約 / LINE相談 |
| 売買仲介 | 購入判断・比較検討 | 物件特集 → 物件詳細 → 購入ガイド → 会社/実績 | 購入相談 / 資金計画相談 / 見学予約 |
| 売却(仲介) | 査定して比較したい | 売却LP → 実績 → 査定の流れ → よくある質問 | 無料査定 / 相談予約 |
| 買取 | 早く売りたい・確実に売りたい | 買取LP → スピード/条件 → 事例 → 手続き | 買取査定 / 即日相談 |
| 管理受託 | 入居率・管理品質を上げたい | オーナー向けLP → 管理内容 → 実績/体制 → 料金目安 | 管理相談 / 空室診断 |
| 採用 | 会社の雰囲気を知りたい | 採用LP → 仕事紹介 → 社員紹介 → 評価制度 | 応募 / カジュアル面談 |
ポイント:「入口ページ」→「信頼ページ」→「問い合わせ」の順で、迷わない一本道を作る
例)売却なら「売却LPが入口」になりやすく、物件検索が主役とは限りません。
初心者向け:迷わない決め方(10分で終わる)
次の2つを埋めるだけで、必要ページが決まります。
- 入口(検索される言葉)
例:〇〇市 賃貸/〇〇駅 売買/〇〇市 不動産査定/〇〇市 不動産 買取 など - ゴール(させたい行動)
例:内見予約/査定依頼/管理相談/応募
この「入口→ゴール」を紙に1本線で描ければ、サイト設計はほぼ勝ちです。
反響の定義を決める(来店予約/内見予約/査定依頼/資料請求)
不動産では「反響=問い合わせ」と一括りにしがちですが、反響の種類が混ざると改善ができません。
たとえば、資料請求が増えても内見が増えなければ売上には直結しにくいですよね。
そこで、反響を目的別に“ラベル化”しておきます。
反響の代表パターン(おすすめの分け方)
- 即アポ系(売上に近い)
- 来店予約 / 内見予約 / 見学予約 / 相談予約
- 検討開始系(育成が必要)
- 資料請求 / 問い合わせ(質問)/ 物件リクエスト
- 売却・オーナー系(高単価になりやすい)
- 査定依頼 / 管理相談 / 空室相談
- 採用系
- 応募 / 面談予約
なぜ“反響の定義”が重要なのか
反響の種類によって、最適なサイト導線が違うからです。
- 内見予約を増やしたい
→ 物件詳細に「最短で予約できる導線(電話/LINE/フォーム)」が必要 - 査定依頼を増やしたい
→ 売却LPに「事例・対応エリア・査定の流れ・よくある不安の解消」が必要 - 管理相談を増やしたい
→ オーナー向けページに「管理内容・体制・実績・改善提案」が必要
実務で使える:反響の記録テンプレ(これだけでOK)
問い合わせを受けたら、最低限この4つだけ記録します。
- 反響種別(来店/内見/査定/資料…)
- 流入元(Google検索/広告/SNS/紹介 など)
- 対象エリア・物件タイプ
- 次アクション(予約確定/要追客/失注 など)
これで「数は増えたのに成果が伸びない」の原因が、かなり見えるようになります。
目標KPI例:問い合わせ率(CVR)・有効反響率・成約率
KPIは多すぎると管理できず、少なすぎると改善できません。
初心者が最短で成果を出すなら、まずは次の3つで十分です。
1)問い合わせ率(CVR):サイトが“反響を生む力”を測る
CVR(問い合わせ率)は、アクセスに対して反響がどれだけ発生したか、の基本指標です。
- 計算例:反響数 ÷ セッション数(または訪問数) × 100
- 見る意味:
- 低い → 導線・フォーム・訴求の弱さ
- 高いのに成約が低い → “質”や“追客”の課題
※GA4を使う場合は、問い合わせボタンや送信完了などを「重要なイベント(キーイベント)」として計測する考え方になります。
2)有効反響率:営業の“打てる球”の割合を測る
反響には、成約につながりにくいものも混ざります(条件不一致、冷やかし、対象外など)。
そこで、有効反響を定義します。
- 有効反響の例(会社ごとにルール化)
- 連絡が取れた
- 希望条件が現実的
- 予算・時期が明確
- 来店/内見の意欲がある
有効反響率=有効反響数 ÷ 総反響数 × 100
これが上がると、同じ反響数でも売上が伸びやすくなります。
3)成約率:サイトの価値を“売上”に接続する
最終的に大事なのは、反響が成約につながった割合です。
- 成約率=成約数 ÷(反響数 または 有効反響数) × 100
- 使い分けのおすすめ
- 反響が多い会社:有効反響ベースで見たほうが改善しやすい
- 反響が少ない会社:まずは反響数を増やしつつ、並行で質を改善
KPIは“階段”で設計すると迷わない
数字を追う順番は、次のように階段にするとブレません。
- 集客KPI:検索流入数、物件詳細の閲覧数
- 反響KPI:CVR、反響数(種別別)
- 営業KPI:有効反響率、初回返信時間、来店/内見化率
- 成果KPI:成約率、粗利、CPA(獲得単価)
最低限の目標設定(初心者向けの置き方)
いきなり「成約を増やす」だけを追うと、改善点が見えません。
まずは1〜2ヶ月の運用で、この形にするのが現実的です。
- 反響種別が記録できている
- CVRが毎月見える
- 有効反響の基準が社内で一致している
- 返信の遅れなど“落としている理由”が分かる
これができた時点で、制作の良し悪しではなく、伸びる運用に入れます。
不動産ホームページの基本サイトマップ(最小〜標準)
「何ページ作ればいいの?」の答えは、最初は“最小構成(MVP)”で公開 → 反響データを見て“標準構成”へ拡張が失敗しにくいです。
ここでは、初心者でも迷わないように ページを3段階(必須→標準→目的別LP)で整理します。
必須:トップ/物件一覧/物件詳細/問い合わせ/会社案内
まずはこの5つが揃うと、集客→信頼→問い合わせの最低限の導線が成立します。
それぞれの「役割」と「最低限入れるべき内容」を押さえるのがポイントです。
トップページ(入口の“総合案内”)
トップはデザインよりも、迷わせない案内板が役割です。
- すぐに分かる要素
- 取扱い:賃貸 / 売買 / 売却 / 管理(該当するものだけ)
- 対応エリア:市区町村・沿線・駅(具体的に)
- 強み:3つまで(例:地域密着・即日対応・○○に強い 等)
- 行動を促す要素(上部に固定でもOK)
- 電話 / フォーム / LINE(または来店予約)のどれを主導線にするか決める
- 目的別CTA(例:内見予約/査定依頼)を“別ボタン”にすると反響が整理されやすい
- 集客を増やす要素
- 新着物件、特集、エリア導線(後述の店舗・エリアページへつなぐ)
物件一覧ページ(検索の“ハブ”)
一覧は「表示するだけ」でなく、探しやすさ=反響率に直結します。
- 最低限の探しやすさ
- エリア / 沿線駅 / 価格帯 / 間取り / こだわり条件
- 並び替え(新着・安い順など)
- 絞り込み後もURLが変わる設計だと、特集ページ化がしやすい(=SEOと回遊に効く)
- クリックされやすい一覧カード
- 写真(1枚目が命)
- 賃料・価格、管理費、間取り、面積、築年、駅徒歩
- 「取引態様」など誤認防止の情報も適切に
物件詳細ページ(比較検討の“決め手”)
詳細は 「不安を潰すページ」です。情報が足りないと、他サイト(ポータル)へ戻られます。
- 初心者が落としがちな重要要素
- 初期費用の目安(賃貸なら概算でも)
- 周辺環境・生活導線(買い物/学校/交通など、無理のない範囲で)
- 同条件の類似物件(関連物件)で回遊を作る
- 表示ルールの観点(超重要)
物件情報は、インターネット広告でも 必要な表示事項が整理されています。
「物件の見せ方」を工夫する前に、表示の正確さを土台にしてください(後半の“独自ページ設計”にもつながります)。
問い合わせページ(反響の“受け皿”)
問い合わせは「1ページ」でもいいですが、フォームは1種類にしないほうが整理しやすいです。
- 反響の取りこぼしを減らすコツ
- 目的別の入口:内見/来店/査定/相談(該当するものだけ)
- 入力項目は最小限(増やすと離脱しやすい)
- 送信後の案内:返信目安、必要書類、次の流れ
- 信頼の土台
- 個人情報の扱い(プライバシーポリシーへの導線)
- 自動返信(「届いている安心感」だけでも効果があります)
会社案内ページ(E-E-A-Tの“中核”)
不動産は「ここに相談して大丈夫か」が最重要。会社案内は飾りではなく、信頼の証拠置き場です。
- 最低限そろえると強い項目
- 会社概要(所在地・連絡先・営業時間・定休日)
- 宅建免許情報、所属団体など(可能な範囲で明確に)
- 事業内容(賃貸/売買/売却/管理など)
- 対応エリア・得意領域(“誰に強いか”を具体化)
標準:店舗ページ(地図・対応エリア)/スタッフ紹介/実績・事例/お客様の声
ここからが「ポータルとの差」が出やすい領域です。
標準ページを足す目的は、検索入口を増やすだけでなく、信頼を積み上げて問い合わせの背中を押すことにあります。
店舗ページ(地図・対応エリア)
店舗ページは ローカルSEOと信頼の両方で強力です。
- 入れると強い要素
- Googleマップ、最寄り駅からの行き方、駐車場案内
- 対応エリア(市区町村・駅名を具体的に)
- 相談できる内容(例:初期費用相談、住み替え、住宅ローン等)
- 運用のコツ
- 店舗が複数あるなら、店舗ごとにページを分ける
- それぞれに「その地域で多い相談」「よく探される条件」を短く添えると独自性が出ます
スタッフ紹介
スタッフ紹介は、単なるプロフィールではなく 専門性の提示です。
- 初心者でも書きやすい型
- 得意分野(例:○○駅周辺、ファミリー物件、投資用など)
- 保有資格(あれば)
- よくある相談への回答(3つだけでも十分)
- お客様対応の方針(押し売りしない等、姿勢が伝わる)
実績・事例
「実績」は最も強い信頼材料ですが、見せ方を間違えると薄く見えます。
コツは、数字の羅列ではなく 判断材料としての事例にすること。
- 事例で書くと強い切り口(例)
- どういう条件の方が、どういう理由で、どんな提案で決まったか
- 売却なら「期間・戦略・結果(成約までの流れ)」
- 管理なら「空室改善の施策・効果」
※個人情報や物件特定につながる情報は避け、出せる範囲でまとめます。
お客様の声
「声」は強い一方、やり方を誤ると逆に不信感が出ます。
- 信頼されやすい形
- 具体的な体験(何に悩み、どう解決したか)
- 可能なら、年代・家族構成など“ぼかした属性”
- 掲載許諾を取る(社内ルール化)
目的別:査定LP/オーナー募集LP/採用LP/管理受託LP
目的別LPは、“入口キーワード”と“ゴール”が明確なので、反響が作りやすいページです。
トップや会社案内に混ぜず、独立した1ページとして作ると成果が出やすくなります。
査定LP(売却)
- 入れるべき骨格
- まず安心:強み、対応エリア、査定の種類(机上/訪問など)
- 不安の解消:売却の流れ、よくある質問
- 証拠:売却事例、担当者、会社情報
- CTA:無料査定(入力は短く)
オーナー募集LP(管理)
- 入れるべき骨格
- 管理で何が変わるか(空室、滞納、クレーム対応など)
- 管理内容(具体的に)
- 実績・体制・費用目安(出せる範囲で)
- CTA:空室診断/管理相談
採用LP
- 入れるべき骨格
- 仕事内容(1日の流れ)
- 育成・評価・働き方(曖昧にしない)
- 社員紹介(リアルな視点)
- CTA:応募/カジュアル面談
管理受託LP
オーナー募集と重なりやすいので、両方作る場合は役割を分けます。
- 例:
- オーナー募集LP=「まず相談したい人向け(入口広め)」
- 管理受託LP=「比較検討者向け(管理メニュー・体制・実績を厚く)」
「ポータルと同じ情報」から抜け出すための独自ページ設計
ポータル掲載情報だけだと、どうしても “どこも同じ”に見えます。
独自性を作るコツは、物件データを増やすことではなく、判断に必要な情報を“編集”して増やすことです。
独自ページのアイデア(作りやすく、差が出やすい)
- エリアページ(○○駅・○○市の住みやすさを“短く”整理)
- 条件別ガイド(初期費用を抑えたい/ペット可の探し方 など)
- 内見チェックリスト(見落としやすい点を一覧化)
- 賃貸の初期費用の考え方(用語をかみ砕く)
- 住宅ローン・購入の流れ(失敗ポイント込み)
- 売却で揉めやすい点(媒介契約・査定の見方など)
- よくある質問の“深掘り版”(電話で聞かれがちなことを先回り)
独自性を保つ3つのルール(初心者でも運用しやすい)
- 一次情報を混ぜる
例:実際に多い相談、地域でよくある条件、現場の注意点(出せる範囲で) - 更新前提の設計にする
例:ページ末尾に更新日、内容の見直しメモ(社内用でもOK) - 入口→ゴールの導線を固定する
例:エリアページ → 条件特集 → 物件詳細 → 内見予約
“読ませる”より“動ける”設計が成果につながります
必須機能:反響を生むのは“探しやすさ”と“更新の回りやすさ”
不動産ホームページで成果(反響)が出るかどうかは、デザイン以前に 「探せる」 と 「更新できる」 が揃っているかで決まります。
逆に言うと、ここが弱いと広告を回しても、SNSを頑張っても“取りこぼし”が増えがちです。
この章では、初心者でも実装・運用の判断ができるように、必須機能を「反響に直結する順」で整理します。
物件検索の基本セット
物件検索は、不動産サイトの“中核機能”です。
ポイントは 「迷わせずに絞り込める」 と 「検索結果が信用できる」 の2つ。
まずは最小構成として、次の状態を目指すのが現実的です。
- スマホで片手操作でも条件を選べる(UIが複雑すぎない)
- 絞り込み後に、一覧→詳細→問い合わせへ迷わず進める
- 新着や募集中/終了など、情報の鮮度が担保される(更新が回る)
「全部の条件を最初から付ける」より、よく使われる条件に絞って精度を上げるほうが、反響につながりやすいです。
エリア・沿線・駅・フリーワード・条件絞り込み
検索条件は“入口”です。初心者がやりがちなのは、条件を増やしすぎて選びにくくなること。
おすすめは 「主条件→補助条件」 の2段構えです。
- 主条件(まず選ばれる)
- エリア(市区町村)
- 沿線・駅
- 賃料/価格帯
- 間取り
- 補助条件(比較で効く)
- 徒歩分数
- 築年数
- 面積
- こだわり(ペット可、駐車場、オートロック等)
加えて、フリーワードは“万能”ではなく、使い方を決めると失敗しません。
- フリーワードが活きる例
- 「新築」「角部屋」「戸建て」などの一般語
- 「〇〇小学校区」などのニーズがある地域ワード
- 注意点
- 入力揺れが多い(例:駅名表記、学校名表記)ので、検索精度が下がりやすい
- まずは「絞り込み」で探せる設計を優先し、フリーワードは補助として置く
運用面のコツ
条件の選択肢は“物件データの入力ルール”とセットです。
入力がバラつくと、検索で漏れたり、特集が崩れたりして反響を落とします。
一覧表示/地図・詳細表示/並び替え(新着・家賃・広さ)
一覧は「探しやすさ」が数字に直結する場所です。最低限、この3点があると強いです。
- 表示の切り替え
- 一覧表示:比較しやすい(回遊しやすい)
- 地図表示:場所で選ぶ層に刺さる(駅距離や周辺で判断しやすい)
- (余裕があれば)カード密度を「標準/コンパクト」で切替できるとスマホで便利
- 並び替え(“探している感”を消す)
- 新着/更新順:まず見る人が多い
- 家賃/価格順:予算に合わせたい人向け
- 広さ順:ファミリー層に効く
見落としがちなポイント
地図表示や画像が重いと、スマホで離脱が増えます。
「地図は必要な時だけ読み込む」「画像は軽量化する」など、体感速度を意識すると反響が安定します。
物件特集(SEOと回遊に効く)
特集ページは、うまく作ると SEOの入口 と サイト内回遊 を同時に伸ばせます。
ただし、作り方を間違えると「似たページの量産」になり、評価されにくくなるので注意が必要です。
特集の役割はシンプルです。
- ユーザーの“探し方”をショートカットする
例:ペット可/敷金礼金なし/新築/駅近 など - 物件一覧に「意味」を持たせる
ただ並んでいるだけではなく、選び方・注意点が添えてあると信頼が上がる
家賃・間取り・条件などで特集を量産できる仕組み
特集を作るときは、先に“型”を決めると迷いません。
- 特集の型(例)
- 条件型:ペット可、オートロック、駐車場あり
- 価格型:家賃◯万円台、◯◯万円以下
- 間取り型:1LDK中心、ファミリー向け3LDK
- エリア×条件型:〇〇駅×新築、〇〇市×戸建て
量産する前に決めたいルール(重要)
- 上限を決める:特集を増やしすぎると管理不能になりがち
- 似た特集を作らない:例)「敷金礼金なし」と「初期費用安い」が実質同じなら統合
- 特集ごとに短い説明文を入れる(数行でOK)
- その条件のメリット
- よくある注意点
- どんな人に向くか
これだけで“独自性”が出やすくなります。
特集ページは“自動反映”にして更新負荷を下げる
特集は、手作業で物件を並べ替える方式だと続きません。
おすすめは 「条件を保存して、対象物件が自動で入れ替わる」 方式です。
- 自動反映のメリット
- 新着物件が入るので、ページが自然に更新される
- 更新担当の負担が小さく、継続できる
- 特集が“空っぽ”になりにくい(運用が安定)
- それでも必要な運用
- 物件データの入力ルールを統一(条件がブレると特集が崩れる)
- “対象0件”になった時の表示を決める
例:近い条件を提案/別エリアへ誘導/問い合わせ導線を残す
運用をラクにする:物件データ連動・管理画面
不動産サイトの運用で一番コストがかかるのは、実は「制作」よりも 物件情報の更新です。
だからこそ、反響を伸ばすには 更新が回る仕組み(管理画面・連動) が必須になります。
ここで大事なのは、“情報の出どころ”を1つにすることです。
- 物件情報の入力は原則1箇所(ソース・オブ・トゥルース)
- 自社サイト・ポータル・店頭資料などに反映する流れを作る
- 誰が、いつ、何を更新するかを決めておく(担当が曖昧だと止まります)
業務システム連携/ポータル連携/二次広告可データの扱い
連携には大きく3つの考え方があります(細かい方式はサービス次第)。
- 業務システム連携:社内の登録を起点に、自社サイトへ反映
- ポータル連携:ポータル掲載と自社サイト掲載の整合性を取りやすい
- 二次広告可データ:扱える範囲・条件を守りながら掲載する必要がある
初心者が押さえるべき“失敗ポイント”
- 情報のズレ
例:自社サイトは募集中、ポータルは終了 → 信頼低下・問い合わせ対応コスト増 - 画像や条件の入力ルールが揃っていない
例:設備名の表記揺れ、写真の順番がバラバラ → 探しにくくなる - 権利・条件の確認不足(二次広告の取り扱い等)
どの情報を載せていいか、更新頻度、出典表示など、ルールを先に確認しておくと安全です
反響の取りこぼし防止:問い合わせ導線と追客
不動産は「問い合わせが来た時点で勝ち」ではありません。
返信速度と追客で結果が変わります。
反響を増やしつつ取りこぼしを減らすには、次の2つをセットで考えます。
- 問い合わせしやすい導線(迷わない・押しやすい)
- 返信が早い仕組み(担当者依存にしない)
フォーム最適化(入力項目、導線、必須の絞り込み)
フォームは“長いほど離脱されやすい”傾向があります。
まずは 入力を短く、次に 確認を丁寧に が基本です。
- おすすめの最小項目(例)
- 氏名
- 連絡先(電話 or メール)
- 希望連絡方法(任意)
- 内容(自由記入 or 選択式)
- (物件問い合わせなら)物件ID/物件名は自動で入れる
- 取りこぼしを減らす導線
- 物件詳細ページに 「内見予約」「相談」「電話」 など目的別のボタンを置く
- スマホでは“画面下固定”の導線が相性が良い(押しやすい)
- 必須の絞り込み
- 必須にする項目は最小限に
- どうしても聞きたい条件(入居時期など)は、送信後のやり取りで回収する設計も現実的です
自動返信・顧客管理・追客メール(“返信速度”を仕組み化)
反響対応は、属人化すると波が出ます。
初心者でも導入しやすい“仕組み化”は次の順番です。
- 自動返信(即時)
- 受付完了、返信目安、必要情報、店舗連絡先など
- これだけで「送ったのに返事がない不安」を減らせます
- 担当振り分け(半自動でもOK)
- 種別(内見/査定/管理)で担当を分ける
- 返信の遅れを防ぎます
- 追客テンプレ(最低3通)
- 例(賃貸の内見)
- 0分:受付(自動)
- 当日:候補日時の提案+持ち物案内
- 2〜3日後:条件ヒアリング(別物件提案への布石)
- 例(賃貸の内見)
ここまで整うと、反響数が同じでも 有効反響率が上がりやすくなります。
魅力訴求:写真・動画・パノラマ・周辺情報
「探しやすさ」と「更新の回りやすさ」が整ったら、次に効くのが 魅力の伝え方です。
この領域は“差別化”が作りやすい一方で、やりすぎると重くなるのでバランスが重要です。
- 写真(最優先)
- 1枚目は“選ばれる写真”にする(暗い・歪み・情報不足は損)
- 画像は軽量化して表示を速くする
- 画像の説明(代替テキスト)を適切に付けると、検索面でも理解されやすくなります
- 動画・パノラマ
- 文章だけでは伝わらない“空気感”が出る
- ただし、埋め込みが多いと重くなるため、使いどころを決める(全物件に必須にしない)
- 周辺情報
- 駅・買い物・学校・治安など、よくある不安を“短く”先回りすると信頼が上がる
- 地域密着の一次情報が入ると独自性が出ます(出せる範囲で)
YouTube等の動画導入、特集や専用ページで差別化
動画は「とりあえず貼る」より、置き方で効果が変わります。
- 効果が出やすい置き方
- 物件詳細:室内の流れが分かる短い動画(1本で十分)
- 特集ページ:条件の説明+おすすめの見方(離脱を減らす)
- 専用ページ:ルームツアー一覧、地域紹介動画など“入口”にする
- 最低限の注意点(SEO・運用)
- 動画が“どのページの主役か”を決める(専用ページ化が分かりやすい)
- 文章でも要点を添える(動画だけにしない)
- Search Console等で状況を見ながら、増やす/減らすを判断する
UI/UX設計:不動産サイトの“信用”を作る見せ方
不動産サイトのUI/UXは、使いやすさだけでなく「この会社に任せても大丈夫」という信用づくりそのものです。
ここでは、初心者でも実装・改善しやすい“型”に落として解説します。
ファーストビューで「何が強い会社か」を即時に伝える
ファーストビュー(最初に見える範囲)は、言い換えると「3秒で伝える名刺」です。
ここで迷わせると、物件検索まで到達しないまま離脱されやすくなります。
まず入れるべき情報は、この4点です。
- 誰のための会社か:賃貸/売買/売却/管理(全部書くより、主力を先頭に)
- どこに強いか:市区町村・沿線・駅(“地域名”を具体的に)
- 何が得意か:強みは3つまで(例:初期費用相談に強い、学区に詳しい、投資用に強い)
- 次に何をすればいいか:行動ボタン(CTA)を明確に
おすすめレイアウト(迷わせない順番)
- 上部:ロゴ+連絡先(電話/営業時間)+主要CTA(例:内見予約/査定)
- 中央:検索導線(エリア・沿線/駅・価格帯など “主条件だけ”)
- 下部:強み3点+対応エリアの具体名+信頼要素(免許・所在地など)
“信用”を底上げする小技(効きます)
- 「地域密着」だけで終わらせず、具体の裏付けを添える
例:対応エリア一覧、来店しやすい地図、得意な駅名 - CTAの文言は「お問い合わせ」よりも目的に寄せる
例:- 賃貸:内見予約/LINEで相談
- 売却:無料査定/売却相談
- 管理:空室相談/管理プラン相談
- 不動産は不安が強いので、CTA近くに安心材料を短く
例:「しつこい営業はしません」「当日返信目安」など(守れる範囲で)
チェック表:ファーストビューで伝えるべき“要点”
| 項目 | 目安 | 例 |
|---|---|---|
| 強み | 3つまで | 地域特化/初期費用相談/売却が得意 |
| 対応エリア | 具体名 | 〇〇市・△△区、〇〇線〇〇駅 |
| 導線 | 1〜2本に絞る | 内見予約+電話(賃貸)/査定+相談(売却) |
| 信頼要素 | 1行で | 免許情報・所在地・営業時間など |
物件詳細の勝ちパターン(写真→間取り→費用→周辺→問い合わせ)
物件詳細は「情報ページ」ではなく、比較検討を前に進めるページです。
勝ちパターンは、ユーザーの思考順(不安の出る順)に並べること。
基本の並び(そのまま使える型)
- 写真(1枚目で決まる)
- 間取り(生活イメージが固まる)
- 費用(“結局いくら?”の不安を消す)
- 周辺・アクセス(住めるか判断)
- 問い合わせ(最短で行動)
各セクションでの“やること”を具体化します。
- 写真:最初の5枚が勝負
- 1枚目:明るいリビング等、決め手の絵
- 2〜3枚目:水回り・収納
- 4〜5枚目:外観・共用部
- ✅ 画像が重いと離脱が増えるので、軽量化は最優先
- 間取り:画像だけで終わらせない
- 「南向き」「収納」「動線」など、見どころを3点だけ文章で添える
- 例:「洗面→収納→寝室の動線が短い」など、生活に落とす
- 費用:ここが弱いと“比較疲れ”で離脱しやすい
- 賃貸なら、可能な範囲で初期費用の目安(概算でも)
- 売買なら、諸費用の主な項目を短く(詳細は別ページでもOK)
- ⚠️ 不確実な数字は断定せず、「目安」表記+確認導線を置く
- 周辺情報:盛りすぎず、判断材料にする
- 地図+「駅までの導線」「買い物」「学校(必要なら)」などよく聞かれる項目だけ
- 自社の一次情報が出せるなら強い(例:坂道の有無、騒音の傾向)
- 問い合わせ:ページの最後だけに置かない
- 上部にも固定CTA(スマホ下部固定が特に有効)
- CTAは“迷わせない”
- 賃貸:内見予約(第一候補)+電話/LINE(補助)
- 売却:無料査定+相談予約
- フォームは短くし、物件ID等は自動入力にする
よくある改善ポイント(反響が伸びやすい順)
- 「問い合わせ」までスクロールしなくても押せる(固定CTA)
- 写真が暗い・少ない → まず写真改善
- 重要情報が散らばる → 冒頭に要点カード(価格・駅・築年・面積など)を置く
スマホ最優先:レスポンシブ+タップ導線+表示速度
不動産はスマホ比率が高く、さらに検索側も“スマホ基準”で見られます。
なのでスマホUIは「後で調整」ではなく、最初から設計に入れるのが正解です。
スマホUXの必須ルール
- タップしやすい:ボタンが小さすぎない/間隔を空ける
- 迷わない:検索→一覧→詳細→問い合わせの導線を崩さない
- 速い:表示の遅さは信用を落とす(“この会社大丈夫?”につながる)
表示速度は体感の話に見えますが、改善指標としては Core Web Vitals が分かりやすいです。
目安として、LCP(読み込み)、INP(操作反応)、CLS(ガタつき)を「良好」側に寄せる設計にします。
初心者でも効く“速度と安定性”の改善(実装の優先順)
- 画像の軽量化(物件写真が多い業種ほど効く)
- 画面外の画像/動画は必要に応じて遅延読み込み
- レイアウト崩れ(ガタつき)を防ぐ
- 画像・広告枠などはサイズを先に確保してズレを防止
- クリック後の反応を速くする
- 重いスクリプトを増やしすぎない(計測タグの入れ過ぎも注意)
注意点(地味に落とし穴)
- 遅延読み込みを“雑に”やると、検索エンジンが内容を正しく取得できない場合があります。
→ 速度だけでなく、クロール・表示のされ方も確認しながら進めるのが安全です。
迷子を作らない:パンくず・絞り込み・関連物件・再検索
不動産サイトは階層が深くなりがちで、ユーザーが迷うとすぐ離脱します。
迷子を防ぐコツは、「戻る」「やり直す」「比較する」を常に用意することです。
迷子防止の基本セット
- パンくず:今どこにいるか分かる
- 例:ホーム > 賃貸 > 〇〇市 > 物件詳細
- 絞り込みの“状態保持”
- 一覧→詳細→戻るで、条件がリセットされないようにする
- 再検索ボタン
- 「条件を変える」導線を目立たせる(迷いの出口)
- 関連物件(比較導線)
- 「同じ駅」「同じ価格帯」「似た間取り」など、比較軸を固定すると強い
UIとしてのパンくずはUXに効き、さらに検索側には構造化データで伝えられます。
“人にも検索にも分かるサイト構造”にすると、長期的に運用がラクになります。
絞り込みURLの扱い(初心者向けの考え方)
- 絞り込みは増やしすぎると、URLが無限に近く増えます
- そこで、運用としては次のように分けると管理しやすいです
- 育てたい絞り込み(特集化):説明文を付けて“ページ”として扱う
- 一時的な絞り込み:検索の利便性優先(無理に全部をページ化しない)
この考え方にすると、「特集(入口)→一覧(比較)→詳細(決断)→問い合わせ(行動)」の流れが崩れません。
SEO設計:不動産は「エリア×需要」で勝ち筋が作れる
不動産SEOは、全国ワードで殴り合うよりも、「エリア(地域・駅)×需要(賃貸/売買/売却/管理)」で“勝てる入口”を作るのが現実的です。
そのうえで、物件ページ・特集ページ・コラムに役割分担させると、薄い量産になりにくく、反響までつながります。
SEOの役割分担:物件ページSEO/特集SEO/コラムSEO
まず、SEOで狙う入口は大きく3種類あります。
それぞれ“勝ち方”が違うので、同じ作り方をしないのがポイントです。
| 役割 | 入口になりやすい検索 | 何で勝つか | つまずきやすい点 |
|---|---|---|---|
| 物件ページSEO | 「物件名」「駅 徒歩○分 賃貸」「新築 1LDK ○○駅」など具体 | 写真・情報鮮度・比較しやすさ | 掲載終了で404増、情報ズレ、薄い詳細 |
| 特集SEO | 「○○駅 ペット可」「○○市 敷金礼金なし」など条件軸 | 自動反映+短い解説+内部リンク | 似た特集の量産、0件ページ放置 |
| コラムSEO | 「初期費用 相場」「売却 流れ」「管理会社 選び方」など学習 | 一次情報(現場のFAQ)+分かりやすさ | 読まれるが反響に繋がらない |
エリア×需要の“勝ち筋”を作る考え方
いきなり大量ページを作るより、まずは「需要が濃い組み合わせ」を優先します。
- エリア(どこで探される?)
- 市区町村、駅、学区、沿線
- 需要(何をしたい?)
- 借りたい(賃貸)/買いたい(売買)/売りたい(売却)/任せたい(管理)/働きたい(採用)
例:勝ちやすい入口の作り方(イメージ)
- 「○○駅 × 賃貸」=駅ページ(住みやすさ+探し方)→ 特集 → 物件
- 「○○市 × 売却」=売却LP(査定・実績・流れ)→ 事例 → 査定CTA
- 「○○区 × 管理」=オーナー向けLP(空室/管理内容/体制)→ 相談CTA
※注意:地域名だけ差し替えた薄いページ量産は、評価されにくくなります。
「そのページがユーザーの目的地になる情報」を最低限入れて、人に役立つ内容として成立させるのが基本です。
ローカルSEO:店舗ページとGoogleビジネスプロフィールを連動
店舗型の不動産は、検索結果だけでなく地図(ローカル枠)でも見つかるかが重要です。
やることは難しくなく、サイト側とGoogleビジネスプロフィール(GBP)側を“同じ情報で強化”するイメージです。
まずはズレをなくす(信用の土台)
- 店舗名・住所・電話番号・営業時間(いわゆるNAP)を統一
- 対応エリアを店舗ページに明記(市区町村・駅名まで)
- 予約・相談の導線を分かりやすく(電話/フォーム/LINEなど)
GBPとサイトを“相互に強くする”運用
- GBPの「サービス」「属性」「説明」を、店舗ページの内容と整合させる
- 投稿(お知らせ)を使うなら、サイトの該当ページへ誘導して回遊を作る
- 口コミは“お願いの仕方”が大事
- 成約後・来店後に、自然に依頼しやすい導線を用意
- 返信もルール化(速度・丁寧さで印象が変わります)
初心者向け:連動チェックリスト(これだけ)
- 店舗ページに「地図・行き方・駐車場・対応エリア」がある
- GBPの基本情報(カテゴリ含む)が最新
- サイトの問い合わせ導線がスマホで押しやすい
- 口コミへの返信ルールが決まっている(担当・文面)
内部リンク設計:特集→物件→問い合わせの“導線SEO”
不動産SEOは、ページ単体よりも「探す流れ」そのものが評価と成果に効きます。
内部リンクは“SEOテクニック”というより、迷子を作らない設計です。
王道の導線(最小で強い)
- エリアページ(駅・市区町村)
→ 特集(条件で絞る)
→ 物件詳細(比較して決める)
→ 問い合わせ(内見・相談)
この流れを作るだけで、次のメリットが出ます。
- Googleがページの関係性を理解しやすい
- ユーザーが再検索せずに“サイト内で完結”しやすい
- 特集・物件が孤立しにくい(=見つけてもらいやすい)
具体的なリンク設計のコツ
- リンクはHTMLでクロールできる形にする(画像だけ・ボタンだけにしない)
- アンカーテキストは「ここをクリック」より具体に
- 例:
- 「○○駅のペット可特集」
- 「家賃7万円台の1LDK」
- 例:
- 「関連物件」は“同じ軸”で揃える
- 同駅、同価格帯、同間取り など(比較が楽になる)
内部リンクのテンプレ(ページ別)
- エリアページ:
- 人気条件の特集リンク(最大6つ程度)+新着物件リンク
- 特集ページ:
- 上部に短い解説+関連特集(似すぎは避ける)+物件一覧
- 物件詳細:
- 同条件の関連物件+「条件を変えて再検索」+問い合わせCTA
構造化データの方針(Organization・FAQ・物件系)
構造化データは、入れれば必ず順位が上がるものではありません。
ただし、「誰が運営しているか」「どんなページか」を検索エンジンに誤解なく伝えるのに役立ちます。
コツは、“必要最小限を正確に”です。
まずはこの3つを優先(汎用で効く)
- Organization:トップ(または組織を代表するページ)に
- 運営主体の明確化(ロゴ等含む)
- LocalBusiness(またはRealEstateAgent):店舗ページに
- 営業時間・住所・連絡先など、ローカル情報の整理
- BreadcrumbList:一覧・特集・物件など階層ページに
- パンくずを検索にも分かる形にする
FAQは「本当にQ&Aになっているページだけ」
FAQPageは便利ですが、Q&A形式のページにだけ付けるのが安全です。
(“よくある質問”の体裁だけ整えて中身が薄いと逆効果になりやすいです)
物件系の考え方(期待値を上げすぎない)
- schema.orgには不動産向けタイプ(RealEstateListingなど)がありますが、
Google検索のリッチリザルトとして何が対応されるかは別問題です。 - まずは「組織・店舗・パンくず・FAQ」の土台を固めたうえで、
物件系は“サイト理解の補助”として段階的に検討するのがおすすめです。
守るべき基本ルール
- 表示していない内容をマークアップしない
- ガイドライン(ポリシー)に沿って実装する
- エラーを放置しない(Search Consoleで検知→修正)
E-E-A-Tの作り込み:不動産はYMYLだから“情報の根拠”が必要
不動産は、住まい・資産・人生設計に直結しやすい分野です。検索エンジン側も「誤解・誤認が起きると困る領域」として慎重に見ます。
だからこそ、テクニックより先に “誰が・どこで・何を根拠に言っているか” をサイト全体で示すことが、長期的なSEOと反響の両方に効きます。
以下では、初心者でも実装しやすい形で E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性) を積み上げる方法を、4つの観点で整理します。
会社の透明性:免許情報・取引態様・所在地・連絡先・対応範囲
まず最優先は「この会社は実在し、連絡が取れ、ルールに沿っている」と伝えること。
ここが弱いと、どれだけ記事が良くても信用が積み上がりません。
最低限そろえる“透明性セット”(サイト全体の土台)
- 会社情報(会社名、所在地、電話番号、営業時間、定休日)
- 宅建業免許情報(免許番号など、公開すべき範囲で明確に)
- 対応範囲(市区町村・沿線・駅などを具体的に)
- 相談導線(電話・フォーム・LINEなど)+返信目安
- プライバシーポリシー/個人情報の取扱い
- 反社排除・勧誘方針など(可能なら)「不安を減らす運営姿勢」
不動産ならではの重要ポイント:取引態様
物件ページや物件一覧において、ユーザーは「この会社は売主なのか、媒介なのか」を気にします。
そこで、物件情報の近くに 取引態様(例:売主・代理・媒介) を分かりやすく置くと、信頼の摩擦が減ります。
“透明性”が伝わるUIの工夫(簡単にできて効く)
- フッターに「会社名・住所・電話・免許情報」への導線を固定
- 会社案内に「地図・行き方・駐車場」をセット
- ページ最下部に 更新日/確認日 を表示(情報の鮮度が伝わる)
- “対応範囲”を、言い切りではなく具体名で(例:〇〇市全域、△△線の□□〜◇◇駅)
チェックリスト(公開前に必ず確認)
- 会社情報が1ページにまとまっていて、迷わず辿り着ける
- 物件ページで「誰がどんな立場で案内しているか」が分かる
- 連絡手段が複数あり、営業時間外の案内もある(自動返信など)
専門性の見せ方:宅建士・経験年数・取引実績・得意領域
専門性は「資格がある=OK」ではなく、“ユーザーの困りごとに答えられる形で見せる” のが強いです。
初心者でも作りやすい方法は、人(担当者)と領域(得意分野)を紐づけること。
おすすめ:スタッフ紹介を“専門ページ”にする
スタッフ紹介を単なるプロフィールで終わらせず、次を入れるだけで一気に強くなります。
- 得意領域(地域・物件タイプ・相談内容)
- 例:〇〇駅周辺の賃貸、ファミリー向け、投資用、住み替え、売却 など
- 経験の裏付け(具体を1〜2個)
- 「〇年」だけでなく「どんな案件が多いか」
- よくある質問への短い回答(3つでOK)
- 例:初期費用を抑えるコツ/内見で見るポイント/売却の進め方 など
- 資格(宅建士など)・研修・所属(出せる範囲で)
実績の見せ方は“数”より“判断材料”
「累計◯件」だけだと薄く見えやすいので、実績は“事例”に落とすのが有効です。
- 賃貸:希望条件 → 提案 → 決まった理由(ぼかしてOK)
- 売買:比較軸(駅距離・広さ・予算)→ 意思決定のポイント
- 売却:戦略(価格設定・訴求)→ 期間 → 結果(個人情報は伏せる)
- 管理:課題(空室など)→ 打ち手 → 変化(数値が出せれば強い)
専門性をサイト全体で統一するコツ
- 「編集方針」を簡単に置く(誰が書く/監修する/更新頻度)
- 用語解説を自社ルールで統一(同じ言葉を同じ意味で使う)
- 間違えやすい論点は“注意書き”を添える
例:費用の目安、地域差、物件条件の例外など
一次情報:自社の成約事例/地域の相場・動き/よくある相談
不動産の独自性は、物件データの量よりも “現場で得た一次情報” で出しやすいです。
そして一次情報は、E-E-A-Tの「Experience(経験)」を最短で示せる武器になります。
一次情報の作り方(初心者でも続く型)
- よくある相談ログをページ化
- 電話・来店・LINEで聞かれた質問を、月1でまとめるだけでOK
- 例:
- 賃貸:初期費用、審査、更新、短期解約
- 売買:ローン事前審査、諸費用、買い替え
- 売却:媒介契約、査定の見方、売る時期
- 管理:空室対策、家賃設定、原状回復
- 地域の特徴を“判断に必要な範囲”で書く
- 「住みやすい」ではなく、比較に使える情報へ
- 駅距離の感覚、生活導線、坂道、道路事情、混雑の傾向など
- 断定は避け、観測ベースで(例:「相談が多い」「傾向がある」)
- 「住みやすい」ではなく、比較に使える情報へ
- 事例ページで“意思決定の材料”を残す
- 成約の理由、失敗しがちな点、内見で確認すべき点
- 個人情報・物件特定につながる情報は出さない(安全第一)
一次情報で評価されやすい見せ方
- “誰が書いたか”を明確に(担当者・監修者)
- “いつの情報か”を明確に(更新日・確認日)
- “何を根拠にしたか”を示す(自社の相談実績/公的情報/市場データ等)
やりがちなNG(避けるだけで信頼が上がる)
- 根拠のない断定(「必ず」「絶対」「最安」など)
- 地域・相場の決めつけ(時期で変わるため、前提条件を置く)
- 競合やポータルを貶すだけの比較(ユーザーの利益につながりにくい)
レビュー・口コミの扱い(掲載ルール、改ざん防止、根拠の残し方)
口コミは強力ですが、扱いを誤ると逆効果になります。
ポイントは 「透明なルール」「改ざんしない設計」「証拠が残る運用」 の3つです。
サイトに載せる場合の基本ルール(初心者向け)
- 掲載許諾を取る(いつ・どの内容を載せるか)
- “良い声だけ”に偏りすぎない(不自然さが出る)
- 体験の具体がある声を優先(抽象的な絶賛は弱い)
- 属性はぼかす(年代・家族構成など、特定回避)
改ざん防止の考え方(信頼性を落とさないために)
- 口コミ本文を編集しない(誤字修正などもルール化)
- スクリーンショットだけに頼らない(更新や検証ができない)
- 可能なら外部プラットフォーム(例:GBP)と整合を取る
※外部レビューをサイトに表示する場合は、各サービスの利用条件・表示ルールを確認したうえで行うのが安全です。
“根拠の残し方”の簡単な運用
- 口コミごとに内部IDを付ける(管理用でOK)
- 取得日・取得経路(来店後/成約後など)を記録
- 掲載許諾の証跡を保管(フォーム同意・メール等)
口コミ返信もE-E-A-Tになる
- 返信が丁寧だと「運営姿勢」が伝わります
- テンプレ丸出しではなく、最低1行は個別要素を入れる
- トラブル系の口コミほど、誠実さが出る(個人情報は書かない)
法律・セキュリティ・品質:落とすと一気に信用が崩れる項目
不動産サイトは「問い合わせフォームがある=個人情報を扱う」「物件情報=生活・資産に関わる」ため、小さな不備が“信用崩壊”に直結しやすい領域です。
ここでは、初心者でも実装・運用できるように、最低限のやることを“落とし穴つぶし”の観点で整理します。
SSL/TLS(常時HTTPS)とフォーム周りの安全性
常時HTTPSは必須です。今は「暗号化できていないサイト=不安」と見なされやすく、検索面でも不利になり得ます。
HTTPSで最低限やること(やり切ると事故が減る)
- http→https を 301リダイレクトで統一(URLが混在しないように)
- 混在コンテンツをゼロに(画像・JS・CSSがhttpだと警告や崩れの原因)
- 証明書の自動更新を設定(期限切れは致命的…)
- 可能なら HSTS も検討(https固定。運用に慣れてからでOK)
フォームの安全性は「通信」だけじゃ足りません
フォームは攻撃・迷惑送信・情報漏えいの入口になりやすいので、次をセットで入れると安全性が上がります。
- 入力チェック:想定外の文字・長文・URL乱発を弾く(攻撃・スパム対策)
- 二重送信防止:送信ボタン連打/戻るで重複送信を防ぐ
- CSRF対策:トークン等で“なりすまし送信”を防ぐ
- 迷惑送信対策:レート制限、CAPTCHA(必要な場合)、スパムフィルタ
- 通知メール設計:
- 管理者向け通知に“個人情報を載せすぎない”
- 送信完了画面・自動返信で「受付済み」を明確化
✅ 実務上いちばん多い事故は「フォームは送れているのに、社内で見落として機会損失」なので、通知先の冗長化(複数宛先・ツール連携)も強いです。
個人情報保護(プライバシーポリシー/Cookie同意の方針)
不動産サイトでは、問い合わせ・来店予約・査定などで個人情報が入りやすいので、プライバシー周りは“整っていること”が信頼の前提になります。
プライバシーポリシーに最低限入れる要素(迷ったらこれ)
- 取得する情報(氏名、連絡先、物件条件、相談内容など)
- 利用目的(問い合わせ対応、内見調整、査定連絡、サービス改善 等)
- 第三者提供・委託の有無(あるなら範囲と考え方)
- 安全管理措置の考え方(詳細は書きすぎなくてOK。方針を明記)
- 開示・訂正・利用停止などの窓口(連絡先)
- 改定履歴(更新日)
漏えい等が起きたときの備えも“品質”の一部
- 事故時の社内フロー(誰が判断し、誰が連絡するか)
- 連絡テンプレ(ユーザー・関係先)
- バックアップと復旧手順(後述の運用設計とセット)
Cookie・計測の方針(日本サイトでも放置しない)
広告・アクセス解析タグは、ユーザー情報が外部へ送られる形になりやすいので、近年は「何を・どこへ・何のために送るか」を見える化する設計が重要です。
- まずやる:
- 解析(例:アクセス解析)
- 広告(例:リマーケティング)
- 埋め込み(例:地図・動画)
など、外部送信が起きる要素を棚卸し
- その上で:
- 「外部送信に関する表示(一覧)」を用意する
- 必要に応じて 同意取得/オプトアウト の導線を整える
⚠️ 海外ユーザーが想定される場合は、GDPR等の同意要件が絡むことがあります。対象範囲が不明なら、まずは「外部送信の見える化」までを確実にやるのが現実的です。
更新停止が起きない運用設計(担当・頻度・仕組み)
不動産サイトは、作って終わりにすると “鮮度が落ちて信用が落ちる” 典型業種です。
更新が止まらないように、最初から運用を「役割」と「仕組み」に分けます。
運用が止まる原因トップ3
- 担当が曖昧(誰が何をやるか決まっていない)
- 更新が手作業(忙しいほど止まる)
- 問い合わせ対応が属人化(見落とし・返信遅れ)
最低限の“役割分担”テンプレ(小規模でも回る)
- 物件情報:入力・公開の責任者(鮮度)
- コンテンツ:コラム/お知らせの責任者(信頼)
- 反響:フォーム/電話/LINEの一次対応者(速度)
- 技術:ドメイン/SSL/バックアップ/アップデートの責任者(安全)
更新を仕組み化するコツ(ラクして鮮度を保つ)
- 物件は「手打ち」より 連動・一括更新 を優先(可能な範囲で)
- 特集ページは 自動反映 に寄せる(0件時の表示ルールも決める)
- 「更新カレンダー」を月1で良いので作る
- 例:毎月第1週=お知らせ、毎週金曜=新着特集の見直し など
- CMS/プラグイン等の更新もルール化(止めると脆弱性リスクが上がる)
問い合わせの取りこぼしを防ぐ仕組み(これが売上に直結)
- 自動返信+対応目安の明記(安心・二重送信減)
- 通知の多重化(メール+チャット+CRM等、できる範囲で)
- 営業時間外の受け皿(翌営業日の連絡予定など)
主要ブラウザ・端末での表示チェック
不動産サイトのUI崩れは、ユーザーに「雑な会社かも…」と思わせやすいです。
公開前と、月1回の簡易チェックだけでも“事故”はかなり減ります。
最低限チェックしたい環境(日本向けの現実ライン)
- iPhone Safari(複数サイズ)
- Android Chrome
- PC:Chrome / Edge
- 余裕があれば:Firefox(PC)
ページ別チェック項目(不動産サイトで落ちやすい所)
- トップ:ファーストビューのCTAが押しやすいか
- 物件一覧:絞り込み→並び替え→再検索が崩れないか
- 物件詳細:画像表示、地図、問い合わせ固定ボタン、費用表記
- フォーム:必須項目、エラー表示、送信完了、通知メール
- 表示速度:画像の重さで体感が遅くないか(特に物件写真)
品質を守る小ワザ
- スクショでOKなので「表示確認ログ」を残す(誰がいつ何を見たか)
- 大きな更新(テーマ変更・計測タグ追加)の後は必ずフォームを実送信して確認
作成方法の選び方:自作・CMS・特化ツール・制作会社のどれが正解?
不動産のホームページ作成は、見た目より先に 「物件情報をどう更新するか」「問い合わせをどう取りこぼさないか」「誰が保守するか」 で成否が決まります。
ここでは、代表的な4パターン(テンプレ型/WordPress等CMS/不動産特化SaaS・検索システム追加/フルオーダー)を、初心者でも判断できるように整理します。
テンプレ型(作成ツール)が向くケース/向かないケース
テンプレ型は、いわゆる ノーコード系の作成ツールで、最短で“会社紹介サイト”を作りやすい方法です。
向くケース
- まずは 名刺代わり(会社案内・店舗案内・問い合わせ)を整えたい
- 物件掲載は「少数」or「ポータル誘導が中心」で、頻繁に更新しない
- 社内に制作経験がなくても、短期間で公開したい
向かないケース
- 物件数が多く、更新頻度が高い(手作業更新で破綻しやすい)
- エリア×条件の検索や特集を“自動生成”したい
- 将来的にコンテンツSEO(地域解説・売却ノウハウ等)を厚くしたい
失敗しないためのコツ(テンプレ型でやるなら)
- 「物件掲載」は無理に頑張らず、問い合わせ導線と対応エリアを最優先で整える
- 物件を載せるなら「新着数件+特集1〜2本」など、運用できる量に制限する
- 後から乗り換えやすいよう、写真・文章・ロゴなどの素材は社内に保管しておく
WordPress等CMSで作る場合のメリット・リスク(保守・速度・セキュリティ)
WordPressは、コンテンツ(コラム・事例・地域情報)を資産化しやすいのが最大の強みです。
ただし、不動産サイトはフォームや個人情報を扱うため、CMS運用は「作る」よりも 保守が本番になります。
メリット
- コンテンツSEOに強い(ページ追加・内部リンク設計がしやすい)
- デザイン自由度が高い(差別化しやすい)
- 物件紹介も「独自投稿タイプ」などで柔軟に作れる(※更新設計が重要)
リスク(初心者がつまずく点)
- 更新・保守をサボると、脆弱性リスクが一気に上がる
- テーマ・プラグイン増やしすぎで 遅くなる/壊れる
- “物件検索”を自前で作ると、要件が増えた瞬間に開発コストが膨らむ
CMSで事故を防ぐための最低限ルール
- 更新は「月1」ではなく、セキュリティ更新を優先して即対応(可能なら自動更新も検討)
- プラグインは最小限(目的が被るものは入れない)
- バックアップ/復旧手順を用意(更新前バックアップは必須)
- 速度対策は「画像最適化」だけでも効果大(物件写真が重くなりやすい)
まとめると、WordPressは “集客資産を作りたい会社” に向きますが、保守担当が不在だと失敗しやすいです。
不動産特化SaaS/検索システム追加導入という選択肢
物件データの更新が多い不動産では、「物件管理・検索・反響管理」まで含む特化ツールが強い場面があります。
CMSで頑張りすぎず、検索部分だけを追加する考え方も現実的です。
強み(特化ツールが刺さる理由)
- 物件管理〜掲載までが一体化しやすく、更新が止まりにくい
- “不動産サイトに必要な機能”が揃いやすい(検索・絞り込み・問い合わせ管理など)
- サーバ費用などが月額に含まれるタイプもあり、運用が単純化する場合がある
注意点(導入前に必ず確認)
- SEOの自由度:URL設計・タイトル/ディスクリプション・構造化など、どこまで触れるか
- データ移行:解約時に物件・顧客・コンテンツが エクスポートできるか
- 表示速度:画像や検索機能が重い場合、スマホで離脱が増える
- ベンダー継続性:販売終了や後継移行が発生しうる(長期運用は重要)
例:料金が公開されている“不動産特化”の考え方(参考)
- みらいえは、賃貸・売買・顧客などを“必要な機能だけ”契約できる旨を示し、料金も公開しています(例:賃貸/売買/顧客の各システム、テンプレHP版など)。
→ こういう「必要機能だけ積む」設計は、初心者が過剰投資しにくいのがメリットです。
既存サイトに“検索だけ足す”発想
- 会社案内・地域コラムはWordPressで育てつつ
- 物件検索は検索システム(SaaS/パッケージ)で実装
というハイブリッドが、現場では継続しやすいです。
フルオーダーの判断基準(要件が複雑・差別化が必要な場合)
フルオーダー(制作会社に要件から作り込む)は、次の条件が揃うときに価値が出やすいです。
フルオーダーが向くケース
- 「賃貸+売買+管理+買取+採用」など、事業導線が複雑
- 独自の反響導線(診断、条件ヒアリング、会員限定など)で差別化したい
- 既存の業務システム・CRM・MAと深く連携したい
- ブランド(高価格帯、富裕層向け等)でUI/UXが成果に直結する
向かないケース(まだ早い)
- 目的・KPIが固まっていない
- 更新体制がない(作っても回らない)
- 物件更新の仕組みが決まっていない(結局止まる)
外注で失敗しない“最低限の発注条件”
- 納品物:デザインだけでなく、運用マニュアル/更新範囲/保守範囲を契約に明記
- 所有権:ドメイン・サーバ・CMS管理権限・ソース(必要なら)を自社で保持
- 改修費:ページ追加・フォーム改修・速度改善の料金体系を事前確認
迷ったときの選び方早見表
| 方式 | 立ち上げ速度 | 運用のしやすさ | SEO拡張 | 物件更新 | こんな会社におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| テンプレ型 | ◎ | ◎ | △ | △ | まず名刺代わり、物件は最小限 |
| WordPress等CMS | ○ | △(保守次第) | ◎ | △〜○(設計次第) | コラムや地域情報で集客資産を作りたい |
| 不動産特化SaaS/検索追加 | ○ | ◎ | ○(仕様次第) | ◎ | 更新頻度が高い、反響管理までまとめたい |
| フルオーダー | △ | ○(保守契約次第) | ○〜◎ | ○〜◎ | 要件が複雑、差別化が必要、連携が多い |
最短で失敗を避ける結論(初心者向け)
- 物件更新が多いなら、まず 特化SaaS/検索機能の導入 を軸に考える
- SEOで勝ちたいなら、WordPressで“地域・事例・Q&A”を資産化しつつ、物件は無理に自作しない
- 目的が固まってないうちは、フルオーダーより 運用が回る最小構成 を優先する
費用相場と見積もりの読み方(初期+月額+追加費用)
不動産サイトの費用は「デザインがオシャレか」よりも、物件情報の更新方式と反響(問い合わせ)までの導線で上下します。
見積もりは 初期(作る)/月額(守る)/追加(伸ばす・変える) を分けて読むと、失敗しにくくなります。
初期費用の内訳:設計/デザイン/実装/コンテンツ/撮影
初期費用は“制作物”ではなく、作業の集合体です。ざっくり言うと、次の5つに分解できます。
- 設計(要件整理・導線・サイトマップ)
何を目的に、誰に、どの順番で見せて問い合わせへ繋げるか。
✅ 不動産は「賃貸/売買/売却/管理」で導線が変わるので、ここが薄いと後で作り直しになりがち。 - デザイン(UI設計・スマホ最適・ページ設計)
見た目だけでなく「探しやすさ・押しやすさ・信用の出し方」。
💡 “トップだけ凝る”より「物件詳細・フォーム」を先に厚くする方が反響に直結します。 - 実装(HTML/CSS/JS・CMS構築・速度対策)
表示速度やフォームの実装品質がここ。
WordPressなどCMSの場合は、テーマ調整・プラグイン選定・管理画面整備も含まれます。 - コンテンツ(原稿・ページ作成・校正)
会社案内・強み・対応エリア・FAQ・事例など。
🧩 “原稿を誰が用意するか”で、費用も納期も大きく変わります(制作側ライティングは追加になりやすい)。 - 撮影(店舗・スタッフ・物件・施工事例)
不動産は写真が反響の根拠になりやすいので、予算を割く価値が高い領域。
例として、不動産の室内撮影サービスでは1R〜3LDKで数万円台の料金設定が見られます(地域・カット数・外観有無で変動)。
目安のつかみ方(まずはレンジでOK)
初期費用は「テンプレ型→セミオーダー→フルオーダー」で大きく伸びます。
不動産向け記事でも、初期0〜約300万円のように幅を持った相場が提示されています。
機能で増える費用:物件検索・会員・連携・管理画面・追客
不動産サイトの費用増ポイントは、だいたいここです。
「作る費用」より “運用が回る仕組み” にお金が乗りやすい、と覚えると分かりやすいです。
よく増額する機能(追加費用になりやすい順)
- 物件検索(エリア/沿線/駅/条件/地図など)
→ 仕様が増えるほど開発・テストが膨らみます。
✅ 既製の不動産検索システムや特化SaaSを使うと、ここを“月額化”して安定させやすいです。 - 物件特集の自動生成(SEO・回遊向け)
→ 条件テンプレ、0件時の表示、URL設計、内部リンクなどの設計が必要。 - 会員機能(お気に入り・閲覧履歴・会員限定)
→ 個人情報・セキュリティ・運用手順がセットで増えます。 - 外部連携(業務システム/ポータル/CRM/MA)
→ “連携方式がAPIかCSVか”で工数が変わり、保守も増えがち。 - 追客(自動返信・ステータス管理・メール配信)
→ 反響の取りこぼしを減らす代わりに、設定と運用の手間が発生。
追加費用の相場感の読み方
不動産向けの制作解説では、機能拡張や連携などを追加開発費(例:10〜50万円)の枠で示しているケースがあります。
見積書に「一式」とだけ書かれていたら、何が入っているかを必ず分解してもらいましょう。
月額費用:保守・サーバー・更新支援・広告/SEO支援
月額は「維持費」ではなく、事故防止+機会損失防止の費用です。
内訳は大きく4種類に分けて読むとラクです。
- インフラ(サーバー・ドメイン・SSLなど)
- 小規模なら月数千円〜、運用込みで上がります。
- 技術保守(監視・バックアップ・更新・復旧)
- WordPress保守は、内容により月数千円〜数万円以上と幅が出ます。
- “安いけど何もしない”契約が混ざりやすいので注意。
- 更新支援(文章・画像差し替え・ページ追加)
- 「月◯回まで」が多いので、“1回”の定義(1ページ?1ブロック?)を確認。
- 集客支援(SEO伴走・広告運用・改善レポート)
- ここは成果に直結する反面、範囲が曖昧だとコストだけ増えます。
✅ 「何を、どの頻度で、何を成果物として出すか」を明文化すると失敗しにくいです。
- ここは成果に直結する反面、範囲が曖昧だとコストだけ増えます。
見積もりで必ず確認:修正回数/権利関係/解約時のデータ引き渡し
最後に、見積もりトラブルが起きやすい“3点セット”です。ここを押さえるだけで、後悔が激減します。
1) 修正回数(制作中・公開後)
- 修正回数は何回まで?(デザイン/実装/原稿それぞれ)
- 「1回」の定義は?(1ページ?まとめて1回?)
- 追加修正の単価は?(時間単価/1ページ単価)
- 公開後の保守に「月◯回まで更新込み」なら、超過時の費用も確認
2) 権利関係(後から揉めやすい)
- 写真:自社撮影/カメラマン撮影/素材サイト(利用範囲・二次利用)
- デザインデータ:編集可能な元データ(Figma等)は渡されるか
- ソース・CMS:テーマやプラグイン、カスタムコードの扱い
- 文章:制作側が書いた原稿の再利用可否
💡 日本では、契約で明確にしないと「納品物は使えるが、権利の扱いは別」の状態になりやすいので、“何を渡す/何を渡さない”を最初に固定するのが安全です。
3) 解約・乗り換え(ここが弱いと詰む)
- ドメインの管理者は誰?(必ず自社名義が安全)
- 解約時に受け取れるデータ:
- WordPressなら:DB+アップロード+テーマ+設定
- SaaSなら:物件・顧客・コンテンツのエクスポート可否
- リダイレクト対応(URL変更時のSEOダメージを抑える)
- 保守の最低契約期間/違約金の有無
ざっくり予算を組むための“最小フレーム”
迷ったら、先に予算の箱を作ると判断が速くなります。
- 初期:作る箱(制作+撮影+原稿)
- 月額:守る箱(保守+更新+サーバー)
- 追加:伸ばす箱(機能追加+SEO/広告)
そして見積もり比較は「総額」ではなく、
同じ条件(ページ数・機能・修正回数・保守範囲・データ引渡し)に揃えて比較するのが鉄則です。
制作フロー:問い合わせが増えるサイトを作る手順
不動産サイトは「作って公開」で終わらず、公開後の改善で反響(問い合わせ)が伸びるタイプのWeb施策です。
なので制作フローも、デザインより先に “要件→導線→計測→改善” を外さないのがコツです。
要件定義(現状課題→目的→必要機能→優先順位)
要件定義は、制作の出発点であり、見積もりのブレや作り直しを減らす工程です。
ここが曖昧だと「かっこいいけど反響が増えない」サイトになりがちです。
まず整理する順番(この通りでOK)
- 現状課題(困っていること)
- ポータル依存で自社サイト経由の反響が少ない
- 物件情報の更新が追いつかない
- 問い合わせは来るが成約につながらない(有効反響率が低い)
- 売却・管理など“利益が高い領域”への導線が弱い
- 目的(成果の定義)
- 賃貸:内見予約/来店予約/相談
- 売買:資料請求/見学予約
- 売却:査定依頼/売却相談
- 管理:オーナー相談/管理見積り
- 必要機能(反響に直結する順で)
- 物件検索(最低限)/物件詳細テンプレ/問い合わせ導線(電話・フォーム・LINE等)
- 特集(条件×エリア)/追客(自動返信・通知・CRM連携)
- 会員機能/業務システム連携/広告計測の高度化(後回しでもOK)
- 優先順位(MVPと第2段階に分ける)
- MVP(まず公開して反響を取りにいく最小構成):必須ページ+必須導線+最低限の検索/掲載
- Phase2(成果が出てから強化):特集拡張、CVR改善、連携、会員、コンテンツ増強
要件定義シート(最低限これだけ埋めれば迷いにくい)
- 目的(反響の種類):例)内見予約・査定依頼
- ターゲット:例)単身/ファミリー、売却の年齢層、管理オーナー
- 対応エリア:市区町村・沿線・駅
- 必須ページ:トップ/物件一覧/物件詳細/問い合わせ/会社・店舗
- 必須導線:固定CTA(電話/LINE)/フォーム項目/自動返信
- 更新担当と頻度:誰が・週何回・どこを更新するか
- 計測:何をコンバージョンとするか(後述)
サイトマップ→ワイヤー→原稿→デザイン→実装
ここからは「作る工程」ですが、順番を崩すと手戻りが増えるので注意です。
サイトマップ(ページの役割を決める)
作るページを並べるだけでなく、各ページの“役割”を決めます。
- 入口:エリアページ/特集ページ/コラム
- 比較:物件一覧/物件詳細
- 信頼:会社案内/スタッフ/事例/FAQ
- 行動:問い合わせ/来店予約/査定LP/管理LP
ワイヤー(導線の設計図)
ワイヤーは「見た目」ではなく、どこに何を置けば迷わないかを決める工程です。
- 物件詳細は「写真→間取り→費用→周辺→問い合わせ」の型を固定
- スマホは最初から 下部固定CTA を前提に設計
- 迷子防止:パンくず、再検索、関連物件(比較軸は固定)
原稿(E-E-A-Tと反響を同時に作る)
原稿は“文章を書く”だけでなく、信用の根拠を配置する作業です。
- 会社の透明性:免許情報、所在地、連絡先、取引態様の明示
- 一次情報:地域の相談例、成約事例、よくある質問
- 不安の先回り:初期費用目安、審査、内見時の注意点(断定しすぎない)
デザイン(コンポーネント化して更新に強くする)
不動産サイトは更新が多いので、ページごとに作り込むよりも、
見出し・カード・CTA・表などを部品化すると運用がラクになります。
- CTAは種類を絞る(例:内見予約/相談/電話)
- 写真のルール(1枚目の基準、明るさ、サイズ)を決める
- 文字が詰まらない余白設計(可読性=信頼)
実装(公開後の改善まで見据えて)
- 更新しやすい管理画面(担当者が迷わない導線)
- 表示速度(特に画像最適化)
- 旧サイトがあるならURL移行とリダイレクト設計(SEOの損失を減らす)
公開前チェック:計測(GA4/GSC)・CV計測・フォーム動作・速度
公開前チェックは、反響を増やす以前に 「取りこぼしをゼロにする」 工程です。
計測の最低ライン(まずここまで)
- GA4を設置し、主要イベントを取る(Googleタグ or タグマネージャー)
- 例:フォーム送信、電話タップ、LINEタップ、物件詳細閲覧、検索、特集閲覧
- GA4で「コンバージョン(重要イベント)」を定義
- 賃貸:内見予約/来店予約
- 売却:査定依頼
- 管理:オーナー相談
- Search Consoleを設定(所有権確認→サイトマップ送信→インデックス確認)
フォーム動作(“反響ゼロ事故”を防ぐ)
- 必須項目のエラー表示が分かりやすい
- 送信完了画面が表示される(2重送信も防止)
- 自動返信メールが届く/管理者通知が届く(複数宛先推奨)
- スマホで入力しやすい(項目を絞る・選択肢を使う)
速度(遅い=信用が落ちる)
- Core Web Vitals(LCP/INP/CLS)を基準に「良好」側へ
- 物件写真は最優先で軽量化(体感が変わる)
- レイアウトのガタつき(CLS)を防ぐ(画像枠サイズを先に確保)
最終チェック(よくある見落とし)
- 主要ブラウザ・スマホで表示崩れがない
- httpsが統一され、混在コンテンツがない
- 電話リンクが正しい番号で発信される
- 404(削除物件など)の扱いが決まっている(代替導線を用意)
公開後90日でやる改善:特集追加・導線改善・CVR改善
公開後は「データが溜まるまで何もしない」より、90日で小さく回して勝ち筋を固めるのが最短です。
90日改善ロードマップ(初心者向け)
0〜2週:計測とインデックスの健全化
- GA4でイベントが取れているか確認(送信・タップが0になっていない)
- Search Consoleでインデックス状況・サイトマップ状況を確認
- 404・表示崩れ・速度の致命傷を先につぶす
3〜6週:勝てる入口を増やす(特集追加)
- Search Consoleの検索クエリから「エリア×条件」を優先抽出
- まずは10本だけ“育てる特集”を作る(似た特集は作らない)
- 特集→物件→問い合わせの内部リンク導線を強化
7〜12週:CVR改善(取りこぼし削減)
- 物件詳細のCTAを整理(目的別ボタンにする)
- フォーム項目を削る(必須を最小化)
- スマホ下部固定CTAの改善(文言・配置・タップしやすさ)
- 速度の追加改善(画像・不要スクリプト・レイアウト安定)
改善の見方(数字をシンプルに)
- 入口(Search Console):表示回数・クリック・掲載順位
- 行動(GA4):
- 物件詳細→問い合わせの遷移率
- 電話/LINEタップ率
- フォーム完了率
制作会社・サービスの比較チェックリスト(失敗回避)
「不動産サイトに強い」と言っても、強みはバラバラです。比較で失敗しないコツは、“成果に直結する部分だけ”を質問であぶり出すこと。
ここでは、提案資料を読む前に確認したいポイントを、実務目線で整理します。
不動産の実績:物件検索・運用導線・追客の理解があるか
不動産サイトの本質は、物件の探しやすさ × 更新の回りやすさ × 追客(スピード)です。
デザイン実績だけでは判断できないので、次の“中身”を見ます。
実績の見方(見るべきは3点)
- 成果の型があるか
例)「物件詳細→問い合わせ」までの導線設計、フォーム最適化、追客の設計などを説明できる - 不動産特有の更新頻度を前提にしているか
“作って終わり”ではなく、物件入替・特集追加・反響改善まで前提にしている - ポータルと自社サイトの役割分担を理解しているか
「同じ物件を並べるだけ」にならない設計(独自ページ・特集・相談導線の作り方)が語れる
面談で聞くと一発で分かる質問
- 物件検索の仕様、何が標準で何が追加か(エリア/沿線/駅/地図/並び替え/0件時表示など)
- 物件データの作り方(手入力/CSV/業務システム連携/ポータル連携)と、運用負荷の見立て
- 追客の設計(自動返信、担当者通知、営業時間外の一次対応、CRM連携の可否)
- 実際の管理画面のデモ(担当者が触れるかが全て。画面を見せない会社は要注意)
“実績あり”でも落ちるパターン(注意)
- 制作実績は多いが、物件検索が弱い/運用が重い
- 「反響が増えた」だけで、何を変えて増えたか(要因)が説明できない
- 不動産の表示ルール(取引態様・免許情報など)に触れず、“掲載しておけばOK”で終わる
運用支援:SEO・広告・コンテンツ追加を“継続”できる体制か
制作会社選びで最も差が出るのがここです。
公開後に何を、誰が、どの頻度で回すかが曖昧だと、結局“放置サイト”になります。
運用支援で確認する4点
- 90日プランがあるか(公開後すぐやる改善が具体的か)
- レポートの中身(数字の羅列ではなく、次の打ち手が出るか)
- コンテンツ体制(企画→取材/一次情報→執筆→更新→改善まで回せるか)
- 広告運用の前提(計測設計、LP改善、追客整備がセットか)
具体的に“成果物”で比較する(口約束を避ける)
提案で、最低限これが出てくる会社は強いです。
- キーワード設計(エリア×需要、売却/管理/賃貸など目的別)
- ページ設計(店舗ページ・査定LP・管理LP・FAQ・事例の位置づけ)
- 計測設計(GA4/コンバージョン定義、電話・LINEなどの計測方針)
- 改善サイクル(特集追加、導線改善、フォーム改善、速度改善)
危険サイン(早めに切る)
- 「上位表示を保証」のような断言
- 手法の説明がなく、リンク獲得や外部施策だけを強調
- 改善提案が抽象的で、“何をどう測って改善するか”が出てこない
更新しやすさ:管理画面、特集、ページ追加の自由度
不動産サイトは運用が命です。
比較では「誰が更新しても回るか」を、“運用テスト”として確認するのが最短です。
まず決める:更新の主役は誰か
- 社内(店舗スタッフ)が更新する → 操作の簡単さが最優先
- 制作側に更新依頼する → 料金体系・回数制限・対応速度が最優先
管理画面でチェックする項目
- 物件登録が迷わない(必須項目、入力補助、写真の順番、公開/非公開)
- 特集が作れる(条件テンプレ、並び順、0件時の表示、内部リンクの入れやすさ)
- ページ追加が自走できる(店舗ページ、査定LP、管理LP、採用LPなど)
- 権限管理ができる(スタッフごとに編集範囲を分けられる)
SaaS(不動産特化サービス)を選ぶ場合の要注意ポイント
- SEO面での自由度(URL設計、タイトル/ディスクリプション、内部リンク)
- データの扱い(物件・顧客・コンテンツのエクスポート可否)
- カスタマイズの上限(“できそうでできない”を先に確認)
- 乗り換え時の移行(URL変更、リダイレクト、データ引継ぎ)
3分でできる運用テスト(面談でやると強い)
「担当者が、次を自力でできるか」実演してもらいます。
- 物件を1件登録して公開
- 特集を1本作って表示確認
- 会社情報(免許情報・所在地など)を編集して反映
これが詰まるなら、公開後に確実に詰まります。
サポート範囲:導入後の改善提案・相談窓口・対応速度
サポートは“優しさ”ではなく契約仕様です。
「どこまで含むか」を明文化できる会社が安心です。
サポートで必ず固定する項目
- 窓口:誰に連絡する?(担当者不在時の代替は?)
- 対応時間:平日のみ?緊急時は?(障害/改ざん/フォーム不具合)
- SLA的な目安:初動○時間、復旧○日…など“期待値”を合わせる
- 改善提案の有無:月1提案/四半期レビューなど、回数と範囲
“納品物”と“引き継ぎ”のチェック(ここが弱いと後で揉める)
最低限、次を受け取れる前提になっているか確認します。
- ドメイン・サーバーの管理権限(名義・ログイン情報)
- CMS管理者権限(管理者アカウントが自社にある)
- バックアップの頻度と復旧手順
- 計測アカウント(GA4/GSC等)の所有者が自社
- 解約時のデータ引き渡し範囲(コンテンツ・画像・DB・設定など)
比較をラクにする“1枚スコア表”(コピペして使える)
| 評価軸 | 見るポイント | 点数の付け方(例) |
|---|---|---|
| 不動産機能理解 | 検索/詳細/追客/運用の説明が具体 | デモあり=高評価 |
| 運用の仕組み | 90日改善・レポート・体制 | 成果物が明確=高評価 |
| 更新の自走性 | 管理画面・特集・ページ追加 | 運用テスト通過=高評価 |
| サポートと契約 | 範囲・速度・引継ぎ・権限 | 明文化できる=高評価 |
点数より大事なのは、“低い項目が致命傷か”の判断です。
不動産は特に「更新」と「追客」が弱いと、反響が伸びません。
よくある失敗パターンと対処法
不動産サイトは「見た目は整っているのに反響が増えない」ケースが多いです。原因はだいたい、使いにくさ・探しにくさ・追客の弱さ・差別化不足のどれかに集約されます。
ここでは、よくある失敗を「症状 → 原因 → 今すぐの対処 → 根本対策」で整理します。
スマホで使いにくい/SSL未対応/情報が古い
よくある症状
- スマホで文字が小さい、ボタンが押しにくい、スクロールが長い
- 物件詳細まで辿り着けない/問い合わせボタンが見つからない
- 「保護されていない通信」表示が出る、フォーム送信が不安
- 営業時間・定休日・住所・免許情報が古い/更新日が分からない
原因になりやすいもの
- PC版の設計をそのままスマホに縮小している(スマホ最適が後回し)
- 写真が重く表示が遅い(特に物件写真)
- http/httpsが混在、フォーム周りが古い実装
- 更新担当・更新頻度・更新対象が決まっていない(運用不在)
今すぐの対処(即効性が高い)
- スマホで「下部固定CTA」を付ける(例:内見予約/査定/電話/LINE)
- フォームの入力項目を削る(必須は最小に)
- 画像を軽量化(表示が遅い原因の大半は写真)
- フッターに「会社情報・免許情報・営業時間・プライバシー」を固定表示
- 更新日(または確認日)を主要ページに表示し、古い情報を先に修正
根本対策(長期で効く)
- スマホのタップ導線を基準にUIを再設計(検索→一覧→詳細→問い合わせ)
- httpsを完全統一(301リダイレクト、混在コンテンツ解消、証明書自動更新)
- 運用ルールを決める
- 誰が:会社情報/物件/特集/コラム
- いつ:毎週(物件)/月1(会社情報・FAQ)
- どう:更新チェックリスト+確認ログ
物件はあるのに探しにくい(特集・絞り込み・導線不足)
よくある症状
- 検索条件が合わず、目的の物件が見つからない
- 絞り込みが複雑で途中で離脱される
- 一覧と詳細の行き来で条件がリセットされる
- 0件になって終わる(代替提案がない)
原因になりやすいもの
- 検索UIが「条件全部盛り」で、最初の1クリックが重い
- 特集がない/特集が薄い(ただの一覧で説明がない)
- 並び替えが弱い(新着、家賃、広さなど基本が不足)
- 内部リンクが弱く、ユーザーが迷子になる(再検索導線がない)
今すぐの対処(探しやすさの即改善)
- 検索条件を「最初は3つまで」に絞る
- エリア or 沿線/駅
- 賃料/価格帯
- 間取り(賃貸)/種別(売買)
- 一覧に「人気条件のショートカット」ボタンを置く(ペット可、敷礼なし、駅近など)
- 詳細ページに「同条件の関連物件」「条件を変えて再検索」を必ず置く
- 条件が0件になったら“終わらせない”
- 近隣駅・条件緩和・新着通知(可能なら)などの代替導線を表示
根本対策(成果に直結する設計)
- 特集ページを「育てる入口」にする
- 短い解説(この条件が向く人、注意点)
- 自動反映(更新負荷を抑える)
- 特集→物件→問い合わせへの内部リンク
- “比較”がしやすい一覧にする
- 必要情報を揃える(家賃/管理費、面積、駅徒歩、築年、写真枚数など)
- 並び替えの基本(新着、家賃、広さ)は必須
- 絞り込みは増やしすぎず、よく使われる条件を優先して磨く
問い合わせが来ても追客できず失注する(仕組み不足)
よくある症状
- 問い合わせは来るのに成約につながらない
- 返信が遅い/担当が不在で止まる/対応漏れが起きる
- どの物件の問い合わせか分からない(情報が不足)
- 反響の質が悪い(ミスマッチが多い)
原因になりやすいもの
- 反響対応が属人化している(担当者依存)
- 通知がメール1本で埋もれる
- フォームが長い/入力が面倒で途中離脱が多い
- “次の一手”が決まっていない(テンプレ・SLA・追客手順がない)
今すぐの対処(取りこぼしを止める)
- 自動返信を必ず入れる(受付完了+返信目安+営業時間外の案内)
- 管理者通知を冗長化(複数宛先、チャット通知、CRM登録など)
- 返信テンプレを作る(賃貸・売買・売却・管理で分ける)
- フォームを短くして、物件IDやURLは自動付与する
根本対策(追客が回る体制)
- “返信速度”を仕組みにする(例:営業時間内○分、営業時間外は翌朝○時まで)
- 反響をステータス管理する(未対応/対応中/内見予定/失注理由)
- 失注理由を蓄積し、フォームや特集の改善に反映する
- 例:ペット可の誤認が多い→特集・詳細の表記を統一、注意点を追記
ポータル依存で差別化できない(独自情報・一次情報不足)
よくある症状
- 自社サイトに来ても、結局ポータルと同じ内容
- “どんな会社か分からない”まま離脱される
- 売却・管理など利益の高い導線に流れない
原因になりやすいもの
- 物件情報を並べるだけで、判断材料がない
- 地域情報が薄い(どこでも言える内容)
- 会社の強みが抽象的(地域密着、親切、スピード対応…で止まる)
- 事例・FAQ・実績がない/更新されない
今すぐの対処(最短で“違い”を作る)
- トップと物件詳細に「この会社の強み」を3つだけ具体化して置く
- 例:得意エリア(駅名まで)/得意条件(ペット可、ファミリー等)/対応の速さ(目安)
- “一次情報”を小さく出す(作りやすい順)
- よくある相談と回答(Q&Aを5つ)
- 地域の注意点(坂道・生活導線・混雑など断定しすぎない)
- 成約事例(個人情報を伏せて、意思決定ポイントを残す)
- 売却・管理など目的別のLPを作り、入口と導線を分ける(賃貸と混ぜない)
根本対策(ポータルと役割分担する)
- 自社サイトは「信頼→相談」に強い構造へ
- 会社の透明性(免許・取引態様・所在地・連絡先・対応範囲)
- スタッフの専門性(得意領域・経験・相談例)
- 事例・FAQ・地域ページの積み上げ
- “育てるページ”を決めて継続する(毎月数本でOK)
- エリアページ(駅・市区町村)
- 特集(条件×エリア)
- 売却/管理の相談ページ
失敗を早期発見する簡易チェック(週1でOK)
| 見る場所 | 兆候 | まずやること |
|---|---|---|
| スマホ実機 | 押しにくい/遅い | 画像軽量化+下部固定CTA |
| 物件検索 | 0件で終わる | 代替導線(条件緩和・近隣) |
| フォーム | 返信遅れ/漏れ | 通知冗長化+テンプレ+SLA |
| コンテンツ | ポータルと同じ | 相談Q&A・事例・地域の一次情報 |
テンプレ:要件を固めるヒアリングシート(そのまま使える)
下のシートをそのままコピーして、社内共有や制作会社への依頼文に使えます。
コツは「全部を完璧に埋める」より、空欄が“要確認事項”として残る状態にすることです(見積りの前提が揃い、手戻りが減ります)。
事業・対応エリア・得意領域
1) 会社・店舗の基本情報
- 会社名:
- 店舗名(複数ある場合は一覧):
- 所在地:
- 営業時間・定休日:
- 電話番号:
- 免許情報(宅建業免許番号など記載可能範囲):
- 対応可能な連絡手段:電話/フォーム/LINE/メール/その他( )
- 返信目安:営業時間内( )分/営業時間外(翌営業日( )時まで など)
2) 事業の柱(該当するものに○)
- 賃貸仲介 / 売買仲介 / 売却(査定) / 買取 / 賃貸管理 / 売買管理 / リフォーム / 投資用 / 法人仲介 / その他( )
3) 対応エリア(具体名)
- 最重要エリア(市区町村・町名):
- 駅・沿線(強い順):
- 「対応しない」エリア(あれば):
- エリアの特徴(強みになりやすいもの):
例)学生、ファミリー、法人、ペット可、駐車場、戸建て、投資など
4) 得意領域(“言い切れる強み”を3つ)
- 強み1:(例:○○駅周辺のファミリー賃貸に強い)
- 強み2:(例:売却の住み替え案件が多い)
- 強み3:(例:管理の空室対策が得意)
- 根拠になりそうな情報:取引実績/事例/スタッフ資格/地域の一次情報 など
掲載したい物件種別・検索条件・特集テーマ
1) 掲載する物件種別(該当するものに○)
- 賃貸:マンション/アパート/戸建て/事務所/店舗/駐車場/その他( )
- 売買:マンション/戸建て/土地/投資用/その他( )
2) 物件情報の更新方法
- 物件登録の担当:社内(担当者: )/外注/未定
- 更新頻度:毎日/週( )回/不定期
- 登録方法:手入力/CSV/業務システム連携/ポータル連携/その他( )
- 掲載終了時のルール:自動で非公開/手動で非公開/一定期間はアーカイブ表示 など
- 写真の用意:社内撮影/外注撮影/混在(外注の頻度: )
3) 検索条件(最初に必要な“必須”を決める)
- 必須条件(まずこれだけあればOK)
- エリア(市区町村・駅・沿線)
- 賃料/価格帯
- 間取り(賃貸)or 種別(売買)
- その他( )
- できれば欲しい条件(第2段階)
- 築年数/駅徒歩/面積/階数/方角/駐車場/ペット可/楽器可/事務所可/ネット無料 など
- 表示形式:一覧/地図/両方(希望: )
- 並び替え:新着/賃料(価格)/広さ/築年数/おすすめ(希望: )
4) 特集テーマ(“勝てる10本”を先に決める)
下の表を埋めるだけで、初期のSEOと回遊が作りやすくなります。
| 優先 | 特集テーマ | 対象エリア | 想定ユーザー | 備考(注意点・差別化) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 例:ペット可 | ○○駅周辺 | 単身/カップル | 0件時は近隣駅を提案 |
| 2 | ||||
| 3 | ||||
| 4 | ||||
| 5 |
必要ページ(査定/オーナー/採用/管理など)
1) 必須ページ(最低限)
- トップ
- 物件一覧
- 物件詳細
- 問い合わせ(内見・相談)
- 会社案内(免許情報・所在地・連絡先・営業時間を含む)
2) 標準で入れたいページ(該当するものに○)
- 店舗ページ(地図・行き方・駐車場・対応エリア)
- スタッフ紹介(得意領域・資格・相談例)
- 実績・事例(成約事例/管理事例/売却事例)
- お客様の声(掲載ルールも後述)
- よくある質問(賃貸・売買・売却・管理で分ける)
3) 目的別LP(必要なものだけ)
- 売却(査定)LP:査定依頼/相談導線、事例、流れ、注意点
- オーナー募集LP:管理相談/空室対策、管理内容、体制
- 管理受託LP:対象物件、手数料の考え方、実績、よくある相談
- 採用LP:募集職種、働き方、教育、1日の流れ、応募導線
- その他LP:( )
4) 信用のために必ず載せたい情報
- 取引態様の表示方針(物件ページ上での扱い)
- 個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)
- 反社排除・勧誘方針(必要に応じて)
- 免責(相場情報などの前提条件、更新日)
運用体制(更新担当・頻度・写真/原稿の用意)
1) 更新の分担(止まらない設計にする)
- 物件更新:担当( )/バックアップ担当( )
- 特集・エリアページ:担当( )/頻度( )
- コラム・FAQ:担当( )/頻度( )
- 会社情報・店舗情報:担当( )/頻度( )
- 技術保守(SSL/バックアップ/更新):社内/外注(会社名: )
2) コンテンツ素材の用意
- 写真:店舗/スタッフ/物件/周辺(用意できる範囲: )
- 原稿:社内で用意/制作側で作成/共同(担当: )
- ルール:写真サイズ・明るさ・掲載順・NG例(あれば)
3) 問い合わせ対応(追客の最重要項目)
- 受付チャネル:電話/フォーム/LINE/その他( )
- 受付後の動き:自動返信→担当割当→初回連絡( )分以内
- 営業時間外:翌営業日( )時までに連絡
- 管理方法:スプレッドシート/CRM/メールのみ/その他( )
- “有効反響”の定義:例)来店見込みあり、要件明確、内見希望など
計測・改善(KPI、月次レポート、改善サイクル)
1) 目的(CV)とKPIの定義(まずはこれだけ)
- 最重要CV:内見予約/来店予約/査定依頼/管理相談/採用応募(選択: )
- サブCV:電話タップ/LINE追加/資料請求/お気に入り など
- KPI例(埋められる範囲でOK)
- 問い合わせ率(CVR):( )%
- 有効反響率:( )%
- 成約率:( )%
- 初回返信速度:平均( )分
2) 計測環境
- GA4:設置する/既にある(アカウント所有者: )
- Search Console:設置する/既にある(所有者: )
- 広告:実施予定なし/Google広告/SNS広告/その他( )
- 電話計測:必要/不要(必要なら方法: )
- LINE計測:必要/不要
3) 月次レポートに入れてほしい項目(運用依頼する場合)
- 検索クエリ(エリア×条件の伸び)
- 入口ページ別の成果(どのページがCVに寄与したか)
- 物件詳細→問い合わせの落ちポイント
- 改善提案(翌月やること3つ)
4) 改善サイクル(90日で回す案)
- 0〜2週:計測の正常化、フォームの取りこぼしゼロ化、速度の致命傷修正
- 3〜6週:勝てる特集を追加(まず10本育てる)、内部リンク整理
- 7〜12週:CVR改善(CTA、フォーム短縮、比較導線、追客ルールの再設計)
追加で確認しておくと失敗しにくい項目
- 修正回数の上限と「1回」の定義
- 納品範囲(デザイン元データ/ソース/画像/文章)
- ドメイン・サーバ・計測アカウントの所有権(名義)
- 解約時のデータ引き渡し(何を、どの形式で、いつ)
- セキュリティ(バックアップ頻度、復旧手順、更新対応)
FAQ|不動産ホームページ作成でよくある質問
自社更新はどこまで可能?(物件・特集・固定ページ)
結論として、自社更新の“現実的な上限”は サイトの作り方(CMS/不動産特化SaaS/フルスクラッチ)と運用設計で決まります。
「どこまで更新したいか」を先に決めると、制作方法の選定もブレません。
更新しやすい順(一般的な傾向)
- 固定ページ(会社案内、店舗、スタッフ、FAQ、採用など)
→ ほぼ確実に自社更新できます(CMSでもSaaSでも) - 特集ページ(ペット可、駅近、分譲マンション、投資用など)
→ “自動反映型”なら楽。手作り型だと更新負荷が増えます - 物件情報(登録・編集・終了処理・写真差し替え)
→ 更新量が多いほど、仕組みの良し悪しが出ます(入力項目、写真ルール、CSV/連携の有無)
失敗しないための運用ルール(最低限)
- 担当者と代替担当(不在で止まらない)
- 更新頻度の目安(物件:週◯回、固定ページ:月1など)
- 素材の作り方(写真のサイズ・順番・明るさ、原稿のテンプレ)
- チェック項目(免許情報、営業時間、問い合わせ導線、フォーム動作)
要注意ポイント
- 「自社更新できます」は、“誰が触っても更新できる”と同義ではありません。
必ず、管理画面のデモで「物件1件登録」「特集1本作成」「固定ページ編集」を実演してもらうと安全です。
物件検索は“後付け”できる?
できます。ただし、後付けは 費用も手間も上がりやすいので、先に前提を整理しておくのがおすすめです。
後付けが比較的スムーズなケース
- もともと物件ページがテンプレ化されていて、URL設計も整理されている
- 物件データ(CSV/連携)が用意できる、または入力運用が回る
- 検索UI(エリア/沿線/条件/並び替え)を“基本セット”で割り切れる
後付けが重くなるケース
- 既存サイトが「ページを都度作る方式」で、物件が増えるほど破綻する
- 物件情報が社内に散らばっていて、データの正規化が必要
- すでにSEOで評価されているURLが多く、構造変更で影響が出やすい
後付け前に決める3点(これだけで見積が安定)
- データの作り方:手入力/CSV/業務システム連携
- 検索の範囲:賃貸だけ/売買も/投資用も…(混ぜるほど複雑)
- 特集を自動化するか:条件登録で自動生成(更新が軽い)/手作り(更新が重い)
費用の目安と、どこからが高くなる?
不動産サイトの費用は、ざっくり 初期(作る費用)+月額(保守/運用)+追加(機能/改善)で考えると理解しやすいです。
費用が上がる“代表的な要因”
- 物件検索の本格化(地図検索、複雑な条件、並び替え、0件時の提案など)
- データ連携(業務システム連携、ポータル連携、CSV自動化)
- 追客・管理(CRM連携、担当割当、ステータス管理、通知強化)
- 会員機能(お気に入り保存、新着通知、会員限定表示)
- コンテンツ制作込み(撮影、取材、事例作成、原稿作成、SEO設計)
初心者が迷わない「予算の決め方」
- まずは MVP(最小構成)で公開し、反響導線と計測を整える
- その後、反響データを見て “伸びる機能”だけ追加する
(いきなり全部盛りにすると、費用も運用負荷も跳ねやすいです)
成果が出るまでの期間は? 何を改善すべき?
「成果」を 問い合わせ(CV)と 検索流入(SEO)に分けると、現実的に見通せます。
目安の考え方
- 問い合わせ改善(CVR)は、導線とフォームの改善で早めに効く
例:スマホ下部CTA、入力項目削減、物件詳細の順序最適化、追客の自動返信 - SEOは、“評価される入口ページ”を育てる時間が必要
例:特集(条件×エリア)、店舗/エリアページ、FAQ、一次情報(事例・地域の相談)
改善の優先順位(迷ったらこの順)
- 計測が正しいか(フォーム送信、電話タップ、LINEタップを取る)
- 取りこぼしゼロ(フォーム動作、通知漏れ、返信速度)
- 探しやすさ(検索→一覧→詳細→問い合わせの迷子解消)
- 差別化(独自情報・一次情報・信頼の根拠)
- SEOの入口増やし(特集・エリア・FAQを継続追加)
“改善しているのに伸びない”ときのチェック
- 問い合わせが少ない:入口が弱い(特集/エリアの不足、広告導線不足)
- 問い合わせはあるが成約しない:追客が弱い(初動遅れ、情報不足、ミスマッチ)
- 検索は出るがクリックされない:タイトル/説明文の弱さ、訴求のズレ(エリア×需要の再整理)
まとめ|反響が増える不動産ホームページの最終チェック
探しやすい・信頼できる・更新が回る──この3つが揃っているか
不動産サイトの成果(反響)は、結局この3点に集約されます。
- 探しやすい:ユーザーが迷わず「条件に合う物件/相談窓口」に辿り着ける
- 信頼できる:会社として安心して連絡できる根拠が揃っている
- 更新が回る:物件・特集・情報が“止まらない仕組み”になっている
以下のチェックを上から順に潰すと、初心者でも“失敗しにくい完成形”に近づきます。
最終チェックリスト(これだけ見ればOK)
A. 探しやすい(UX・導線)
- 物件検索は「最初の1クリック」が軽い(条件を盛りすぎない)
- 一覧で比較できる(必要情報が揃う/並び替えが使える)
- 物件詳細は見せる順番が整理されている(写真→間取り→費用→周辺→問い合わせ)
- スマホで押しやすい(下部固定CTA、タップ領域、入力しやすいフォーム)
- 0件になっても終わらない(近隣・条件緩和・再検索・相談導線がある)
B. 信頼できる(E-E-A-T・YMYL対策)
- 会社情報が明確(免許情報、所在地、連絡先、営業時間、対応エリア)
- 取引の透明性がある(取引態様・注意事項・プライバシーポリシー)
- 専門性の根拠がある(スタッフ資格、得意領域、相談事例、実績・事例)
- 一次情報がある(地域での相談傾向、成約事例のポイント、FAQが具体)
- 口コミ・お客様の声は掲載ルールが明確(改ざん防止、出典・確認方法の方針)
C. 更新が回る(運用・仕組み)
- 物件更新の“担当と代替”が決まっている(不在で止まらない)
- 特集は“自動反映”または“作り方が簡単”で継続できる
- 問い合わせの取りこぼしがない(自動返信、通知冗長化、営業時間外対応ルール)
- 保守が定義されている(バックアップ、復旧、CMS/プラグイン更新、SSL期限)
- 解約・乗り換え時に詰まらない(ドメイン名義、データ引渡し範囲、計測アカウント所有)
合格ラインの目安(迷ったらここで判定)
| 目的 | 合格ライン(目安) | 落ちると起きること |
|---|---|---|
| 探しやすい | 物件検索→詳細→問い合わせがスマホで迷わず完走できる | 離脱増、反響が伸びない |
| 信頼できる | 会社の透明性と一次情報が揃い「不安が残らない」 | 問い合わせ直前で離脱 |
| 更新が回る | 更新・追客・保守が“人ではなく仕組み”で回る | 情報が古い/失注が増える |
最短で反響を増やす「次の一手」(優先順位)
- フォームの取りこぼしゼロ(通知、返信目安、入力項目の削減)
- スマホのCTA最適化(下部固定、文言、配置、タップしやすさ)
- 勝てる特集を10本だけ育てる(エリア×需要、0件時導線も含める)
- 信頼の根拠を固定ページに集約(免許・実績・FAQ・事例の最低限)
- 運用ルールを紙1枚にする(担当、頻度、更新箇所、緊急時対応)
この順で潰すと、見た目をいじるより早く“数字”が動きやすいです。
不動産サイトは、公開後に“データが取れるようになってから”が本番です。
最初から完璧を目指すより、最小構成で公開→数字を見て改善の方が、結果として早く成果につながります。
この記事のテンプレ(要件定義シート)を使って要件を固め、制作会社に相談する場合も「何を作るか/どう運用するか」を明確にしたうえで進めてください。
そうすれば、見積もりのブレや手戻りが減り、完成後に“動くサイト”が残ります。
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