レンタルサーバーの市場シェアを徹底整理|データの意味と選び方

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「レンタルサーバーのシェアって、結局どこが1位なの?」
そう思って調べ始めたのに、記事によって結論がバラバラで、余計に迷ってしまった……そんな経験はありませんか?

たとえば、読者の方からはよくこんな声が聞こえてきます。

「国内シェア1位って結局どこ? エックスサーバー? GMO? さくら?」
「シェアが高い=安心って聞くけど、本当にそれだけで決めていいの?」
「“契約数”と“稼働サイト数”って何が違うの? どれを信じればいい?」
「WordPressだとランキングが変わるのはなぜ?」
「AWSや海外VPSも混ざってるけど、同じ“レンタルサーバー”として比べて大丈夫?」
「古いシェア記事を読んで失敗したくない…更新日や根拠はどう見ればいい?」

レンタルサーバーの“シェア”は、うまく使えば 失敗しない候補選びの近道になります。
一方で、シェアの定義(契約数/稼働サイト/売上など)や集計方法(クローリング/推計/アンケート)が違うと、順位は簡単に入れ替わります。つまり、数字だけ追うと結論を誤りやすいテーマでもあります。

本記事では、国内・世界・WordPress用途といった「ランキングがズレる理由」を整理しつつ、第三者データの読み方、公式情報での裏取りのコツ、そして最終的にあなたの用途に合うサーバーを選ぶためのチェックリストまで、初心者にもわかるように解説します。

「シェア記事を読んでも決めきれない」を終わらせて、あなたにとっての最適解を一緒に見つけましょう。

目次

まず押さえる基礎知識(用語と前提)

レンタルサーバーの「シェア」を理解するときは、“何を、どの範囲で数えているのか”を先に揃えるのがコツです。
ここがズレると、同じサービスでも順位が大きく変わって見えてしまいます。

「ホスティング」と「レンタルサーバー」はどこまで同義?範囲を整理

結論から言うと、日常会話では似た意味で使われますが、集計や比較では範囲がズレやすいです。

ざっくり定義(初心者向け)

  • ホスティング(hosting)
    Webサイトを公開するための“置き場所(サーバー環境)”を提供するサービス全般の総称
    → レンタルサーバーだけでなく、クラウド、サイトビルダー、CDN寄りのものも含まれることがあります。
  • レンタルサーバー(一般的な日本の文脈)
    事業者が用意したサーバー環境を、月額で借りてWebサイトを運用する形態
    → いわゆる共用サーバー(shared)を指すことが多いです。

“レンタルサーバー”と言っても中身は複数タイプ

シェアの話で混ざりやすいので、最低限これだけ押さえると混乱しにくいです。

  • 共用サーバー(いわゆるレンタルサーバー)
    1台のサーバーを複数ユーザーで分け合う。初心者の主戦場。
  • VPS
    1台を仮想的に区切って専用領域を持つ。自由度は高いが運用難易度も上がる。
  • 専用サーバー
    物理的に1台を占有。高コストだが要件にハマると強い。
  • クラウド(例:IaaS)
    必要な分だけ構成できる。設計・運用の知識が前提になりがち。

ここが“シェア”の落とし穴

同じ「ホスティングのシェア」と書かれていても、

  • 共用サーバー中心で集計しているのか
  • クラウドやサイトビルダーまで含めているのか
  • 国内企業だけなのか、海外含むのか

で、見え方が変わります。
まずは記事やデータの冒頭にある「対象範囲」を確認するのが安全です。

シェアが示す指標の違い(契約数/稼働サイト数/売上など)

「シェア」は一言で言っても、何を割合で出しているかが重要です。
初心者がよく混乱するので、代表的な指標を分けて整理します。

1) 稼働サイト数ベース(“使われているサイトの割合”)

  • 例:全Webサイトのうち、どの事業者で動いているか
  • 強み:実態(見えているサイト)の分布に近い
  • 注意:
    • 1社が大量の小規模サイトを抱えていると強く出やすい
    • “企業サイトの比率”や“収益力”とは一致しません
    • サイトビルダー型が上位に来る集計もあります

2) 契約数ベース(“顧客数・アカウント数の割合”)

  • 例:契約件数やアカウント数の推計
  • 強み:ユーザー人気に近い
  • 注意:
    • 公式に開示していないことも多く、推計が混ざりやすい
    • 無料枠短期契約が含まれるかで差が出ることも

3) 売上ベース(“市場規模に対する売上の割合”)

  • 強み:ビジネスの規模感が分かりやすい
  • 注意:
    • 上場企業や一部企業は追えるが、非公開企業は見えにくい
    • 法人比率が高い事業者が有利になりやすい(単価が高い)

4) “WordPressの採用率”ベース(人気指標として扱われることが多い)

  • 例:WordPressサイトで採用されがちなホスティングの傾向
  • 強み:WP運用の初心者には参考になりやすい
  • 注意:
    • 「レンタルサーバー全体」のシェアとは別物
    • WP以外(静的サイト、EC、業務アプリ)には当てはまりません

シェア記事を読むときのチェックリスト(これだけで精度が上がる)

  • 対象範囲:共用のみ? VPS・クラウド含む? サイトビルダー含む?
  • 指標:稼働サイト数? 契約数? 売上?
  • 母集団:全Web? 上位100万サイト? 特定国のみ?
  • ブランド統合:グループ会社のサービスを合算している?
  • 更新頻度:データがいつ時点のもの?

この5つが書かれていないランキングは、“参考程度”にしておくのが無難です。

国内・世界・WordPress特化で順位が変わる理由

順位が変わる最大の理由は、見ている世界が違うからです。
よくあるズレを、典型パターンで説明します。

国内ランキングが強調しやすいもの

  • 日本語サポート、国内決済、国内データセンター、移行代行など
  • 初心者が重視しやすい「困った時に助かる要素」が反映されやすい

つまり、国内では
“使いやすさ・安心感に強い事業者”が上に来やすい傾向があります。

世界ランキングが強調しやすいもの

  • そもそも世界は、共用サーバーよりも
    クラウド/サイトビルダー/CDN寄りの基盤が巨大になりやすいです
  • 英語圏のデータだと、集計対象も英語圏の比率が上がりがち

結果として、世界だと
“インフラ規模が大きいプレイヤー”が上に来やすいです。

WordPress特化ランキングで起きること

WordPress向けの話になると、順位はさらに変わります。理由はシンプルで、

  • WPが快適に動く設計(キャッシュ、PHP環境、チューニング)
  • 導入の簡単さ(自動インストール、SSL、移行支援)
  • テーマ・プラグインの情報量
  • WPのトラブル対応に慣れたサポート

こういった“WP向けの勝ち筋”が強く反映されるからです。

初心者向けの結論(迷ったらここに戻る)

あなたが見たい「シェア」は、だいたい次のどれかです。

  • レンタルサーバー選びの参考 → 国内の共用サーバー寄りの比較が向く
  • 業界動向を知りたい → 世界のホスティング(クラウド含む)を見る意味がある
  • WordPress運用が前提 → WP採用傾向やWP向け評価を見るのが近道

「何のためにシェアを見るのか」を先に決めると、数字の読み違いが激減します。

シェアデータの出典と信頼性チェック

レンタルサーバーのシェア記事で一番つまずきやすいのは、「同じ“シェア”でも、数え方と対象範囲が違う」ことです。
ここを押さえるだけで、ランキングの見え方がかなりクリアになります。

第三者データの代表例:HostAdvice・W3Techs等は何を集計しているか

「第三者データ」は、ざっくり言うと 外から観測して推定するデータ です。
公式が契約数を全部公開しているわけではないため、シェア記事はこうしたデータに頼ることが多いです。

まず代表格の性格を、初心者向けに整理します。

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データ源の例何を“数えて”いるかのイメージ更新の考え方得意なこと苦手・注意点
W3Techs多数のサイトを調査し「どのホスティング事業者が使われているか」を集計“日次更新”を掲げている世界/技術系の比較を横断で見やすいサブドメインの扱いなど、定義に癖がある
HostAdvice Market Shareクローラー等で集めたデータを元に推定市場シェアページは月次の体裁だが、方法論ページの記述も要確認国別・企業別など切り口が多い“更新日”や除外条件の読み落としで誤解が出やすい
BuiltWith Trendsサイトの技術利用データベースを元に分布を表示トレンド分析が中心技術採用の傾向を見るのに便利ホスティング判定がIPベース寄りの説明がある
Netcraft系(Web Server Survey等)毎月の調査でサーバー/OS等を観測し推定月次の調査が中心“サーバー台数・OS・Webサーバー”の話に強い「レンタルサーバー会社の契約シェア」とは別物になりやすい

「レンタルサーバーのシェア」を調べるつもりが、途中から
Webサーバー(Nginx/Apache)やOS(Linux/Windows)のシェアに話がすり替わる記事もあります。
どれも有用ですが、同じランキングに混ぜて結論を出さないのがポイントです。

収集方法の違い(アンケート/クローリング/推計)でブレが出る

第三者データの“ブレ”は、主にこの3パターンで起きます。

1) クローリング(外部からサイトを観測)

  • 多数のサイトにアクセスし、DNS/WHOIS/応答ヘッダなどの情報から推定
  • 強み:観測対象が広くなりやすい
  • 弱み:CDN/リバースプロキシ(例:Cloudflare)を挟むと、“見えている情報”が実態とズレることがある

2) データベース型(技術利用DB・解析基盤)

  • 既存DB(多数のサイトを継続的に解析したデータ)から集計
  • 強み:トレンドや技術採用の比較がしやすい
  • 弱み:ホスティングの判定が、技術判定というよりIPやネットワーク由来になりやすいケースがある

3) 推計(複数情報の突き合わせ)

  • 企業情報、観測データ、各種リストなどから推定
  • 強み:切り口が多い(国別など)
  • 弱み:前提が増えるほど、推計誤差や恣意性が混ざりやすい

注意点(母集団・重複・ブランド統合・クラウド含有の有無)

シェア記事を読むときは、次の4点を必ず見てください。
ここを見落とすと「順位が違う!」となりがちです。

1) 母集団(どのサイト群を見ているか)

  • “全Web”なのか
  • “上位○○万サイト”なのか
  • “意味のあるサイトだけ(relevant)”なのか

母集団が違えば、当然シェアも変わります。

2) 重複・類似サイトの除外

  • 駐車ドメイン(広告だけのページ)
  • 初期ページだけのサイト
  • ほぼ同一内容の複製サイト
    こうしたものを除外するかどうかで結果が動きます。

3) ブランド統合(グループで合算しているか)
例として、

  • 「GMOグループ」としてまとめる
  • 「XServer(会社/ブランド)」単体で出す
    など、まとめ方で数字は簡単にズレます。

4) クラウドやサイトビルダーを含めるか
“レンタルサーバー”のつもりで見ていたら、

  • クラウド(IaaS)
  • サイトビルダー型(ホスティング込み)
    まで入っていることがあります。

この場合、国内の共用レンタルサーバーの話とは別のゲームになりやすいです。

公式情報で裏取りするコツ(IR・実績・運用件数などの見方)

第三者データは便利ですが、最終判断は公式情報で補強するとE-E-A-T的に強くなります。
ただし、公式が「契約数シェア」をそのまま出すことは稀なので、裏取りは“周辺情報”で行います。

裏取りに使える公式情報(上から優先)

  • 上場企業の IR資料(決算説明資料・有価証券報告書)
    • セグメント売上(クラウド/データセンター/ホスティング等)
    • 利用企業数、契約件数に触れている箇所
  • 公式サイトの 導入実績・運用実績
    • 「〇〇件の運用」「稼働率」「サポート体制」など
  • 公式の 仕様・SLA/稼働率・障害情報ページ
    • “安定している”主張の根拠確認に使える
  • 公式の 料金・スペックページ(現行プラン)
    • シェアが高くても、用途に合わないなら意味がないため
    • 比較記事を書くなら、ここは必ず最新に合わせる

裏取りの実務手順(迷わない型)

  1. 第三者ランキングで「上位候補」を数社に絞る
  2. 各社の公式で 提供形態(共用/VPS/クラウド) を再確認
  3. 上場企業ならIRで 事業規模の整合性 を確認
  4. 最後に公式の料金・仕様で 自分の用途に合うか を確認
    • ここで合わなければ、シェアの高低は重要度が下がります

「最新」と言い切れないランキングの見抜き方(更新頻度・算出時点)

「2025年版」「最新」と書いてあっても、データが古いことは普通にあります。
初心者でも判別できる“赤信号”をまとめます。

赤信号チェック(5つ)

  • 算出時点(as of)が書かれていない
    → いつのデータか分からないランキングは危険
  • 更新頻度の説明がない/不自然
    → 日次更新と言いつつ、方法論ページに別の更新日が書かれている等
  • データ源が1つだけ
    → せめて2つ以上の第三者データ、または公式情報で補強したい
  • 「ホスティング」と「レンタルサーバー」を混ぜて断定
    → 途中でクラウドやサイトビルダーが混入しやすい
  • “見えているサーバー”をそのまま“運営会社”扱いしている
    → CDN/リバースプロキシの影響で誤認が起きることがある

おすすめの読み方

  • ひとつのランキングを信じ切るのではなく、
    「順位」より「上位に出てくる顔ぶれの共通点」を見ます。
  • 記事化するなら、本文では断定しすぎず、
    「データ源の定義上こう見える」と説明しておくと信頼性が上がります。

日本国内の“上位グループ”俯瞰(TOP10級の顔ぶれと特徴)

「レンタルサーバーのシェア」を国内で語るとき、まず理解しておきたいのは “上位に見える顔ぶれ”が、必ずしも「同じ土俵」では集計されていない という点です。

特に日本では、次のようなサービスが同じランキングに混ざりやすいため、初心者ほど「分類してから読む」だけで理解が一気にラクになります。

  • 共用レンタルサーバー(一般的なレンタルサーバー)
  • WordPress向け(マネージド寄り含む)
  • VPS
  • クラウド(IaaS)
  • 企業・官公庁寄りのホスティング(要件が違う)

国内上位の全体像:個人向け/法人向け/VPS・クラウドの混在に注意

まず“上位グループ”はどんな顔ぶれになりやすい?

第三者データの一例として、W3Techsの「サーバー所在地が日本のサイト」を対象にした集計では、XServer系・GMO系・さくら系が大きな比率として示されます(※これは“契約数”ではなく“観測されるサイト分布”の切り口です)。

ここで大事なのは、「上位3社(または上位3グループ)が目立つ → 残りは分散しやすい」という市場の見え方です。
つまり、ランキングでTOP10を見ても、

  • 上位は“広く浅く”大量のサイトを抱える
  • 中位以下は用途特化(法人向け・高負荷向け・開発者向け)で分散

という構造になりがちです。

ありがちな“混在パターン”を分けて理解する

同じ「シェア上位」と言っても、強みはかなり違います。
初心者は次の3箱に分けて読むのがおすすめです。

個人向け(共用レンタルサーバー中心)

目的:ブログ・アフィリエイト・小規模サイトを“早く・簡単に・安定して”運用したい

  • 操作が簡単(管理画面・自動SSL・簡単移行など)
  • WordPressが前提になっている機能が多い
  • 利用者が多く、情報が見つかりやすい

例としてよく登場する系統

  • XServer系(XServer、派生ブランドなど)
  • GMO系の個人向け(ロリポップ、ConoHa WING等)
  • さくら系(さくらのレンタルサーバ)

法人向け(共用〜マネージド寄り)

目的:会社サイト、問い合わせ窓口、複数人運用を“継続的に”回したい

  • サポートや運用体制を重視(電話・復旧・保守)
  • セキュリティや社内運用(権限管理・監視)に配慮した設計が多い
  • 個人向けより“安さ一辺倒”ではない

例として比較に出やすい系統

  • 法人向けラインを持つ国内レンタルサーバー
  • WADAXのような「サポートを売りにする」系統

VPS・クラウド(“レンタルサーバー”と同列に並びやすいが別物)

目的:自由度・高負荷対応・構成の柔軟さを優先したい(開発や事業の拡張前提)

  • できることは多いが、運用責任も増える
  • 監視・セキュリティ・バックアップ方針を自分で決める範囲が広い
  • ランキングに入っていても、初心者の「最初の1台」向きとは限らない

例として混ざりやすい

  • AWSなどのクラウド
  • VPSサービス(国内外)

ひと目で分かる“混在を避ける”ミニ表

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何を知りたい?近い指標・ランキング見るべき注意点
初心者が選びやすい“人気どころ”共用レンタルサーバー中心の比較VPS/クラウドが混ざってないか
国内の勢力図“日本のサイト”観測(稼働サイト分布)契約数・売上とは一致しない
企業としての強さIR・事業規模・運用体制サービス品質の直接指標ではない

「グループ合算」と「サービス単体」どちらで見るべきか

結論はシンプルで、目的によって使い分けが正解です。
初心者がやりがちなミスは、グループの大きさ=自分が使うサービスの満足度と短絡することです。

サービス単体で見るべきケース

あなたがやりたいことが「サーバーを選ぶ」なら、基本はこっちです。

  • 料金・更新費用が納得できるか
  • WordPress運用が快適か(表示速度、キャッシュ、簡単移行)
  • 制限が用途に合うか(同時接続、メール、バックアップ)
  • サポートの窓口が自分に合うか(チャット/メール/電話など)

つまり、“ランキングでよく見る名前”は入口で、最後は
自分の用途に合うプランと運用条件で決めるのが安全です。

グループ合算で見るべきケース

一方で、次のような判断には“グループ視点”が効きます。

  • 長期運用の安心感(事業継続性、運用体制、セキュリティ投資)
  • ブランドが多い会社の「支配力」や「ユーザー層の広さ」を把握したい
  • ドメイン・決済・セキュリティなど周辺サービスとの連携も重視したい

特にGMOのように複数ブランドを持つ場合、
グループで見ると“強い”が、サービス単体の立ち位置は別ということが起きます。

迷わないための実務ルール(初心者向け)

次の順番で見ると、情報がブレません。

  1. まずサービス単体で候補を3〜5個に絞る
    (共用レンタルサーバー/法人向け/VPS・クラウドを混ぜない)
  2. 次に運営会社・グループを確認して、安心材料として使う
    (上場・運用年数・サポート体制・公表情報の量など)
  3. 最後に“シェア”は補助輪として扱う
    シェアが高い=自分に最適とは限らないが、
    情報量・事例・ノウハウが多いというメリットは得やすい

この流れにすると、シェア記事の順位が多少違っても判断がブレにくくなります。

国内の主要サービスを“タイプ別”に理解する(特徴まとめ)

シェア系のランキングでよく見かける国内サービスは、実は「同じ土俵」に並んでいないことが多いです。
ここでは、初心者が混乱しやすいポイント(系列・ブランド群・クラウド混在)をほどきつつ、タイプ別に整理します。

高シェア帯で名前が挙がりやすい国内系

エックスサーバー系(Xserver/法人向け/wpX・シン系の位置づけ)

エックスサーバー周辺は、“個人ブログ〜ビジネス用途”までラインナップが広いのが特徴です。ランキングでも「Xserver」「Xserverビジネス」「wpX」「シン」などが分散して登場しやすく、合算/単体どちらで集計しているかで見え方が変わります。

  • 個人向けの中心:Xserver(共用レンタルサーバー)
    • 迷ったらまず候補に上がる“定番枠”
    • WordPress運用の情報量が多く、困ったときに解決策へ辿り着きやすいのが強み
    • 料金は契約期間で変動(例:12ヶ月契約の月額換算が掲載されている)
  • 法人寄り:Xserverビジネス
    • 個人向けよりも、業務サイト・複数人運用を想定した設計になりやすい
    • 「会社サイトとしての運用」や「顧客案件」など、要件が増えるほど検討価値が上がる
  • 派生・実験枠として見やすい:wpX/シン系
    • WordPress向けの運用体験(移行・高速化・管理のしやすさ)を強く意識したブランドとして比較対象に入りやすい
    • 表示される料金が「通常(更新)」「キャンペーン」「契約期間」で変わるため、“どの条件の価格か”を必ず確認するのがコツ

初心者向けの使い分け(目安)

  • まず安定して始めたい → Xserver
  • 会社サイト・複数案件・運用体制込みで考える → Xserverビジネス
  • WordPress前提で、コスパや設計思想の違いも比較したい → wpX/シン系も含めて並べる
エックスサーバー公式サイト
XServerビジネス公式サイト
wpX Speed 公式サイト
シンレンタルサーバー公式サイト

さくらインターネット系(さくらのレンタルサーバの強み)

さくらのレンタルサーバーは、ランキングで“定番どころ”として長く登場しやすいサービスです。
プランが分かれていて、小規模〜業務用途まで段階的に上げていく選び方がしやすいのがポイント。

  • プラン例:ライト/スタンダード/ビジネス/ビジネスプロ
  • 支払い方法によって「月額換算」が変わる(長期一括で下がる)
  • 一部プランでは初期費用が設定されているため、月額だけで比較しないことが重要

料金の読み方(ざっくり)

  • ライトは月額換算で100円台のレンジ
  • スタンダードは月額換算で数百円台のレンジ
  • ビジネス以上は月額換算で数千円台のレンジ
    ※どれも「支払い方法」によって月額換算が動きます
さくらのレンタルサーバ公式サイト

GMOデジロック系(コアサーバーの方向性)

コアサーバー(CORESERVER)は、シェア系リストで見かけることがある一方、比較記事では「玄人寄り」として扱われることもあります。
強みは、価格帯の作り方と、複数プランの刻みです。

  • プランが段階的(例:Core-X / Core-Y / Core-Z のように“上げやすい”)
  • 月額は数百円〜のレンジが提示されており、コスト重視の比較で候補になりやすい
  • 一方で、初心者は「何がどこまで含まれるか」を読み飛ばすと失敗しやすい
    → バックアップや移行支援、サポート範囲などを“機能一覧”で確認するのがおすすめ
CORESERVER 公式サイト

「GMO系」と一括りにされやすいブランド群(混同対策)

「GMOのサーバーが強い」と言われるとき、実際には別会社・別ブランドが同時に語られているケースが多いです。
シェア集計でも「グループ合算」になっていると、初心者ほど混乱します。

まずは“地図”を作るのが近道です👇

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よく挙がるブランドざっくり立ち位置混同しやすいポイント
ロリポップ個人・小規模向けの選択肢が広い低価格プランと高速系プランが同居
ConoHa WINGWordPress運用を強く意識表示価格が契約期間・パック条件で変動
お名前.com レンタルサーバードメインとセット比較されやすい“ドメイン特典”が前面に出て月額比較がブレる
ヘテムル / WADAX事業用途・制作/運用の文脈で登場しやすい個人ブログ用途だとオーバースペックになりがち

ここから先は、よく比較されるサービスを個別に整理します。

GMOペパボ系(ロリポップ等の立ち位置)

ロリポップは、料金比較で「安い方」から「しっかり速い方」まで幅があります。
同じブランド内でプラン差が大きいので、“どのプラン同士で比べているか”が重要です。

  • 低価格帯:月額100円前後〜のプランが提示されている
  • 中間:スタンダード帯のプラン
  • 高速寄り:ハイスピードなど、性能重視のプラン

初心者の失敗パターン

  • 「最安」だけ見て決めて、後から性能不足を感じる
    → 最初から“高速寄りの現実ライン”で比較すると後悔しにくいです
ロリポップ!公式サイト

ConoHa系(ConoHa WINGの狙いどころ)

ConoHa WINGは、WordPressを前提に比較されやすいサービスです。
特に、長期契約(パック)前提の月額換算が強く打ち出されるため、価格の見方に注意が必要です。

  • 「通常月額」と「パック月額」が別物として提示されやすい
  • 初心者は、最安表示だけでなく
    • 契約期間
    • 更新時の扱い
    • 解約時の条件
      をセットで確認すると安全です

向いている人(目安)

  • WordPressでブログ/サイトを作る前提で、選定の軸が「運用しやすさ」「コスパ」になりやすい人
ConoHa WING 公式サイト

お名前.com系(ドメイン周辺とセットで検討されやすい理由)

お名前.comのレンタルサーバーは、ドメイン登録・管理と一緒に揃える流れで候補に上がりやすいタイプです。
料金ページでも、初月無料などの見せ方があり、支払い方法別の表示が用意されています。

比較のコツ

  • 「1ヶ月払い」と「長期払い」の月額換算を同じ条件に揃えてから比較する
  • “特典(ドメイン永久無料など)”の条件も確認する
    → 特典込みでお得でも、縛り条件があると運用計画が崩れることがあります
お名前.com レンタルサーバー公式サイト

ヘテムル/WADAX等(用途がハマる層と注意点)

ヘテムルやWADAXは、比較記事では「上位に出てくることがある」一方で、初心者がそのまま選ぶとミスマッチも起きやすい枠です。

  • ハマりやすい層
    • 事業サイト
    • 制作・運用の体制がある
    • サポートや運用品質に寄せたい
  • 注意点
    • 個人ブログ用途だと、価格や機能が“過剰”になりやすい
      → 「何を任せたいか(保守・セキュリティ・運用支援など)」が明確なときに強い
ヘテムル公式サイト
WADAX 公式サイト

“レンタルサーバー”と同列に出てくるクラウド/海外VPSの扱い

ランキングでAWSや海外VPS(Linode / Vultrなど)が混ざるのは、集計の対象が「稼働サイト」や「インフラ」寄りになっているケースが多いからです。
ここを理解しておくと、「なんでレンタルサーバー比較にAWSが?」という混乱が減ります。

AWS(クラウド)がランキングに入るときの前提条件

AWSは“レンタルサーバー会社”というより、クラウド基盤です。
ただし、Lightsailのように月額固定に近い形で始められるサービスがあるため、比較表に入ることがあります。

  • 料金はドル建て・プランで変動(転送量など従量要素もある)
  • “何もしなくても面倒を見てくれる共用サーバー”とは運用の前提が違う
    → 初心者は「管理の手間」をコストとして織り込むのがポイント

Linode/Vultr等の海外VPSが比較対象になるケース

海外VPSは、ざっくり言うと「自分で運用するサーバー」です。

比較対象になりやすいのは、例えばこんなとき

  • 自社サービス/開発で、自由度が必要
  • WordPressでも“自分でチューニングしたい”
  • サーバーの構成を学びたい(学習目的)

逆に、初心者が“シェア上位だから”だけで選ぶとつまずきやすい点

  • 初期設定・保守・セキュリティ対応の負担が増えやすい
  • トラブル時の切り分けが難しい(原因が自分の設定にあることも多い)

世界のホスティング市場:国内ランキングと単純比較できないポイント

「世界のホスティングシェア」を見ると、国内のレンタルサーバー比較でよく出る顔ぶれと違って見えることがあります。
これは優劣というより、“何をホスティングとして数えているか”が違うのが主因です。

国内のレンタルサーバー選びに活かすなら、世界シェアは 「参考になる場面」と「参考になりにくい場面」 を分けて捉えるのがコツです。

グローバル上位に多いプレイヤーのタイプ(クラウド/レジストラ等)

世界のランキングに登場しやすいのは、主に次のタイプです。
国内の「共用レンタルサーバー(いわゆるレンタルサーバー)」とは、提供形態や利用者層がかなり違います。

ハイパースケーラー型(クラウド基盤)

代表例:AWS / Google Cloud / Microsoft など

  • 特徴
    サーバーを“借りる”というより、インフラを部品として組み上げる発想に近いです。
  • なぜ上位に出やすい?
    • 世界中の企業・サービスが基盤として採用
    • 1社の上に、無数のサービスが乗る構造になりやすい
  • 国内レンタルサーバーとの関係
    • 初心者の最初の1台としては、運用難易度が上がりがち
    • ただし「海外向け」「高負荷」「構成の自由度」が必要なら有力候補

サイト構築一体型(EC・サイトビルダーが“ホスティング”として数えられる)

代表例:Shopify / Wix / Squarespace / Webflow など

  • 特徴
    サイト作成ツール+ホスティングがセットで提供されます。
    利用者は「レンタルサーバーを契約した」という意識すらないことも多いです。
  • なぜ上位に出やすい?
    • 小規模事業者のサイトやネットショップが大量に集まる
    • “ホスティング込み”なので稼働サイト数ベースの集計で強く出る
  • 国内レンタルサーバーとの関係
    • WordPress前提の人には比較対象がズレることも
    • 「手軽さ優先」「ECが目的」なら、国内レンタルサーバーより合理的な場合もあります

レジストラ/ホスティング同梱型(ドメイン起点で大量獲得)

代表例:GoDaddy / IONOS /(企業グループで複数ブランドを持つホスティング会社群)など

  • 特徴
    ドメイン登録を入口に、ホスティングをセットで提供するモデルです。
  • なぜ上位に出やすい?
    • ドメイン顧客の裾野が広い
    • “とりあえず開設”の小規模サイトが大量に積み上がる
  • 国内レンタルサーバーとの関係
    • 国内では「国内事業者+国内サポート」が評価軸になりやすい
    • ただし海外市場を相手にするなら、こうした“入口の強さ”は無視できません

開発者・特定用途に強い専門型(マネージドWP、開発プラットフォーム)

代表例:WP Engine(マネージドWP)/ Vercel(フロントエンド特化)など

  • 特徴
    一般の共用レンタルサーバーよりも、特定用途の体験(速度・運用・開発)に寄せています。
  • なぜ上位に出やすい?
    • “対象が限定される代わりに刺さる層が強い”
    • 技術トレンドと相性が良い(Jamstack、Headless、運用自動化など)
  • 国内レンタルサーバーとの関係
    • 「WordPressを簡単に運用」より「開発・運用を最適化」が目的の人向け

重要:CDN/リバースプロキシが“ホスティング”に見えることがある

代表例:Cloudflare など

  • 仕組みとして、CDNやリバースプロキシを挟むと
    外から観測したときに“そこでホストされているように見える”ケースがあります。
  • そのため調査によっては、ホスティング会社ランキングと
    Webサーバー調査(nginx等)やインフラ観測の文脈が混ざって見えることがあります。

まとめ:世界ランキングが“国内と違う顔”になりやすい理由

世界の上位は、ざっくり言えば 「クラウド」「サイトビルダー」「ドメイン起点」 が強い構造です。
国内のレンタルサーバー比較(共用サーバー中心)とは、母集団が違いやすいので、単純に順位だけを比べないのが大事です。

日本ユーザーが「世界シェア」を参考にすべき場面・しない場面

世界シェアは使いどころを選べば、かなり役に立ちます。
逆に、国内でのレンタルサーバー選びにそのまま当てはめると、遠回りになることもあります。

世界シェアを参考にすべき場面

次に当てはまるなら、世界シェアは“意思決定の材料”になります。

  • 海外向けの事業・集客が主戦場(英語圏、越境EC、海外ユーザー比率が高い)
  • 多拠点運用が必要(海外からの表示速度、リージョン分散、障害時の冗長化)
  • 開発者がいる/運用を内製できる(インフラ構成・監視・セキュリティ運用を回せる)
  • 将来的にスケールする前提(アクセス増、機能追加、API連携、マイクロサービス化など)
  • ツール連携重視(CI/CD、IaC、ログ基盤、WAF、CDNなどを組み合わせたい)

この場合、世界上位のクラウドや専門ホストは、“選択肢として妥当か”を検討する価値があります。

世界シェアを参考にしない(優先度を下げる)場面

次に当てはまるなら、世界シェアは「話のネタ」程度でOKです。

  • 日本語サポートを重視(トラブル時のやり取りが日本語必須)
  • 国内の個人ブログ・アフィリエイトが主目的(WordPressを手早く安定運用したい)
  • メール運用や国内向け業務が中心(運用フローが国内前提)
  • “サーバー運用そのもの”に時間をかけたくない(更新・保守・障害対応を減らしたい)
  • 国内法務・社内要件が絡む(契約・請求・運用体制の説明責任が必要)

この場合、まず見るべきは
国内での使われ方/国内サポート/国内の運用実績で、世界ランキングは優先度が下がります。

迷ったときの判断フロー(超実務)

  • WordPressでブログや小規模サイトを作る → 国内の共用レンタルサーバー中心で比較
  • ECをすぐ始めたい(構築を簡単に) → サイトビルダー/EC一体型も比較
  • 海外ユーザー比率が高い、または開発・運用内製 → クラウドや専門ホストも検討
  • それでも迷う → “自分が何を外注したいか”で決める
    • 管理を丸投げしたい → 共用レンタルサーバー寄り
    • 自由度が欲しい → VPS/クラウド寄り

WordPress用途に絞った“支持・採用”の見方(一般シェアと分ける)

レンタルサーバーの「国内シェア」と、WordPress用途の「支持(採用されやすさ)」は、似ているようで別物です。
WordPress目線で見るときは、ランキングの順位よりも「その順位が何を意味するのか」を読み解くのが大事になります。

WordPress特化ランキングが役立つケース

WordPress特化のランキング(または“WordPressサイトで採用されているホスティング分布”)が役立つのは、次のような場面です。

  • これから WordPressでサイトを作る(ブログ・企業サイト・オウンドメディア)
  • テーマ・プラグインを多用する予定がある(機能追加が多い)
  • 表示速度(Core Web Vitals)を重視したい
  • 引っ越し(移転)を前提にしている/将来的に別サーバーへ移す可能性がある
  • WooCommerce(ネットショップ)などで、落ちると機会損失が大きい

逆に、次のケースは“WordPress特化ランキング”だけ見ても判断を誤りやすいです。

  • WordPress以外(静的サイト、独自アプリ、別CMS)が中心
  • 社内要件(IP制限、監査、独自ネットワーク等)が強い
  • インフラを自分で組む(VPS/クラウド前提)で、ホスティングの性質が違う

初心者向け:どう使い分ける?

「どのランキングを見るべきか」を迷ったら、目的で切り分けるとスッキリします。

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あなたの目的見るべき“シェア/ランキング”理由
WordPressを快適に運用したいWordPress採用寄り(WPサイト分布・WP向け評価)体験(導入・速度・移行・サポート)が直結する
国内で“よく使われている”定番を知りたい国内ホスティング(国内サイト分布)情報量・事例の多さが期待できる
会社としての規模感・安心感も重視企業情報(IR等)+上の指標サービス品質と“事業継続”は別軸で見たい

上位に来やすい条件(導入容易性/表示速度/移行/サポート)

WordPress用途で“支持されやすい”サーバーは、だいたい次の条件を強く満たしています。
ここはランキングよりも、あなたのチェックリストとして使うのがおすすめです。

導入容易性(最初のつまずきを減らす)

  • WordPressの簡単インストールがある
  • SSL(HTTPS)が管理画面から手早く有効化できる
  • ドメイン設定・メール設定が分かりやすい
  • ステージング(テスト環境)や復元が用意されている(あると安心)

チェックのコツ
「初回の構築」だけでなく「更新・変更・復旧」まで一連で簡単かを見ると、後悔しにくいです。

表示速度(速さは“積み重ね”で決まる)

WordPressの速度は「サーバーが速い」だけではなく、キャッシュ戦略が鍵になります。

  • サーバー側のキャッシュ(ページキャッシュなど)が扱える
  • オブジェクトキャッシュ(Redis等)を使える/使いやすい(上位プランで提供されることも)
  • PHPやDB周りのチューニングが前提になっている
  • CDNを足しやすい(将来の伸びしろ)

初心者がやりがちな失敗
「最安プラン」だけで決めて、後から速度対策で遠回りすることがあります。
最初から “必要十分な速度が出るライン” を意識すると、結果的にラクです。

移行(引っ越しのしやすさは“保険”になる)

WordPressは、運用していると引っ越しが発生しがちです(容量、速度、運用体制、案件都合など)。

  • 移行手順が明確(公式の手順・ツール・サポート)
  • 失敗時に戻せる仕組み(バックアップ・復元の簡単さ)
  • メールやDNSの移行まで含めた案内がある

ポイント
移行は「できる」より、“失敗しても戻せる”ほうが重要です。

サポート(WordPressの“困った”に強いか)

WordPress用途でのサポート品質は、次の要素で差が出ます。

  • WordPressで起きやすい問題(ログイン、更新、プラグイン競合)への案内が充実
  • 障害情報やメンテ情報が追いやすい
  • 問い合わせ窓口が自分に合う(チャット/メール/電話など)
  • 初心者向けのFAQが整っている

注意点
WordPressの不具合は「サーバー原因」と「サイト内部原因(テーマ/プラグイン)」が混ざります。
サポートがどこまで切り分けを手伝ってくれるかは、体験の差になりやすいです。

“国内シェア”と“WP人気”がズレる典型パターン

「国内シェアが高い=WordPressでも最適」とは限りません。
ズレが起きやすいパターンを先に知っておくと、ランキングの読み間違いが減ります。

パターン1:グループとして強いが、WordPress最適化はブランドごとに差がある

大きな企業グループは複数ブランドを持つことが多く、
合算シェアは強く見えても、あなたが選ぶ“そのプラン”の体験は別になりがちです。

対策

  • “会社”ではなくサービス単体・プラン単体で機能を確認する

パターン2:WordPress特化の人気は高いが、国内全体のシェアでは目立たない

WordPressに最適化されたホストは、特定用途で強い一方、
国内全体の“契約数”や“売上”のシェアでは上位に出ないこともあります。

対策

  • 用途がWPならWP軸で判断し、国内総合シェアは参考情報に留める

パターン3:世界のデータだと、サイトビルダーやクラウドが上位に来て比較がズレる

世界のホスティングランキングは、クラウドやサイトビルダーが強く出やすく、
国内の共用レンタルサーバー比較とは“競技”が違うことがあります。

対策

  • 「WordPressサイトの採用分布」など、WordPressに絞った切り口に戻す

パターン4:“見えているホスト”と“本当のホスト”がズレる

CDNやリバースプロキシを挟むと、外部観測では別の事業者に見えることがあります。
この影響で、調査によってはホスティング判定にブレが出ます。

対策

  • ランキングの順位を断定せず、上位に来る理由(タイプ)を読み取る

シェア上位を選ぶメリットと、シェアだけで決める危険

レンタルサーバーの「シェア」は、初心者にとって失敗確率を下げる“ヒント”になります。
ただし、シェアはあくまで「人気・分布の結果」であって、あなたの用途に最適とは限りません

ここでは、シェア上位を選ぶ“得”と、シェアだけで決めたときの“落とし穴”を分けて整理します。

利用者が多いほど得すること(情報量・事例・トラブル解決の速さ)

利用者が多いサービスほど、困ったときに「検索すれば答えが見つかる」確率が上がります。
これは初心者にとって想像以上に大きなメリットです。

得しやすいポイント

  • 初期設定の手順が豊富(ドメイン設定、SSL、メール、WordPress導入など)
  • “同じ症状”の事例が多い
    • 管理画面の操作ミス
    • WordPressの更新で表示崩れ
    • プラグイン競合
  • 比較レビューや速度測定など、第三者の情報が見つかりやすい
  • テーマ・プラグイン側のトラブルでも、解決の道筋を見つけやすい

特にWordPressは利用者が多い分、コミュニティのQ&Aが膨大です。
サーバー選びで詰まる回数を減らしたい人ほど、シェア(≒利用者数の多さ)を“情報資産”として活用できます。🙂

運用実績が品質に繋がりやすい理由(設備投資・監視・運用体制)

シェア上位が必ず高品質とは言い切れませんが、品質に繋がりやすい構造はあります。

なぜ繋がりやすいのか(初心者向けに噛み砕くと)

  • 利用者が多いほど、障害の影響が大きい
    → 監視・復旧の仕組みに投資する理由が強くなる
  • 売上規模が大きいほど、設備投資や運用人員を確保しやすい
    → 冗長化、バックアップ、セキュリティ対策などを継続しやすい
  • 運用の“場数”が増える
    → よくある障害パターンが蓄積され、復旧が早くなりやすい

たとえば大規模な運用では、単にサーバーを置くだけでなく、
監視(異常検知)→ 切り分け → 復旧 → 再発防止の仕組み(いわゆるSRE的な考え方)が重要になります。

ここは“目に見えにくい品質”なので、初心者ほど「シェア上位=運用が成熟している可能性がある」という観点で見ると判断が安定します。

サポートが整いやすい背景(FAQ・有人対応・コミュニティ)

サポート品質は、シェア上位が“勝ちやすい”分野です。理由はシンプルで、問い合わせが多いほど改善が進むからです。

サポートが整いやすい流れ

  1. 似た質問が大量に来る
  2. FAQやマニュアルが増える(=自己解決率が上がる)
  3. サポート担当のナレッジが溜まる
  4. 結果として回答が早くなりやすい

さらに、WordPressの場合は公式コミュニティのサポートフォーラムなど、“外部コミュニティの助け”も使えます。
この「公式+ユーザーコミュニティ+検索で出る事例」の三層があると、初心者の詰まりポイントが大きく減ります。

初心者が見るべきサポートのチェック項目(実務)

  • 障害・メンテ情報が分かりやすいか
  • 手順記事が体系的にあるか(移行、SSL、メール、WPなど)
  • 連絡手段が自分に合うか(チャット/メール/電話)
  • “WordPress特有の困りごと”に強い導線があるか

逆に失敗しやすいケース(用途ミスマッチ/過剰スペック/制限)

シェアは「無難さ」の指標にはなりますが、用途がズレると普通に失敗します。
初心者がハマりやすい典型をまとめます。

用途ミスマッチ:やりたいことに対して土俵が違う

  • EC・予約・会員サイトなど、止まると損失が大きい用途
    → 共用レンタルサーバーの“標準プラン”だと、急なアクセス増で詰まることがある
  • 企業の要件が強い(IP制限、監査、特定の構成、厳格な権限管理など)
    → 個人向けで人気のサーバーが、必ずしも要件を満たすとは限らない
  • 開発前提(コンテナ、独自ミドルウェア、特殊なバッチ)
    → VPS/クラウドのほうが素直な場合がある

過剰スペック:やりたいことに対して高すぎる

「シェア上位=高品質=安心」と思って、必要以上に上位プランを選ぶと、

  • 月額・更新費が重くなる
  • 使わない機能にお金を払う
    という形で失敗しがちです。

回避策:最初は“必要十分ライン”で始め、伸びたら上げる
(プラン変更や移行のしやすさも含めて選ぶ)

制限の見落とし:シェア上位でも“できないこと”はある

初心者が見落としがちな代表例です。

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見落としがちな制限つまずき例先回りチェック
同時アクセスやリソース制限(CPU/メモリ等の見えない上限)バズ・広告流入で急に重い高負荷時の挙動/上位プランの差
ファイル数(inode)・容量画像やバックアップで上限画像運用・バックアップ方針
メール送信制限フォーム通知が届かない送信上限・SMTPの扱い
Cronや常駐プロセス自動処理が動かせない使いたい自動化の可否
禁止事項(商用利用の範囲、特定用途の制限)規約違反リスク利用規約・禁止行為

SEO面の注意:落ちたときの影響は“ゼロではない”

サーバー障害や5xxエラーが続くと、検索エンジンのクロールが落ちたり、長期化するとインデックスに影響が出うるため、安定稼働はSEOの土台です。
だからこそ「シェア上位=安定」と決めつけず、障害情報の透明性や復旧体制も含めて見ておくと安心です。

目的別:シェアを“意思決定”に落とすチェックリスト

シェアは「無難な候補を素早く絞る」ための材料として便利です。
ただし、最終判断は 用途(目的)→ 必須条件 → 公式で裏取り の順で行うと失敗しにくくなります。

ここでは目的別に、シェア情報を“判断”に変えるチェック項目をまとめます。
(※価格やスペックは変わりやすいので、必ず公式ページで最新を確認する前提で書いています)

個人ブログ・アフィリエイト向け(費用対効果と継続運用)

狙いは 「長く続けられるコスト」+「困ったときに詰まらない」 です。
この用途では、シェア上位(利用者が多い)ほど情報が見つかりやすく、初心者が得しやすい傾向があります。

チェックリスト(重要度順)

  • 総コストが読みやすい
    • 初期費用の有無
    • 更新時の料金(キャンペーン価格だけで判断しない)
    • バックアップ等の“実質必須”が追加課金かどうか
  • WordPressが手間なく運用できる
    • 簡単インストール、SSL、移行導線、復元手順の分かりやすさ
  • 速度の伸びしろがある
    • キャッシュや高速化設定の扱いやすさ(後で詰まらない)
  • 制限で詰まらない
    • 容量だけでなく、ファイル数・転送量・メール送信・同時処理の“隠れ制限”に注意

シェアの使い方(コツ)

  • シェア上位=「検索して解決できる確率が高い」
    → 最初の候補はシェア上位からでOK
  • ただし最終的には、“更新後も払えるか”を最優先にして、プラン条件を揃えて比較します。

小規模事業サイト向け(信頼性・問い合わせ導線・障害時対応)

事業サイトは「止まる=機会損失」になりやすいので、
安さより“止まりにくさ/復旧しやすさ”に比重を置きます。

チェックリスト(重要度順)

  • 障害・メンテの情報公開が分かりやすい
    • ステータスページがある/履歴が確認できる
  • 復旧の手段が現実的
    • 自動バックアップがある(世代数・復元方法・復元単位)
    • 連絡先・サポート導線が明確(障害時の連絡ルートが迷子にならない)
  • 問い合わせ導線の運用に向く
    • メール到達性(送信制限、SMTP、迷惑メール対策の説明)
    • フォーム通知が落ちない構成にできる(メールだけに依存しない工夫が可能か)
  • セキュリティの“基本装備”が揃っている
    • WAF(Webアプリを狙う攻撃の対策)、ログ確認、アクセス制限など

シェアの使い方(コツ)

  • シェア上位は運用実績が厚く、サポート・ドキュメントが育ちやすい
  • ただし事業用途は、“同じ会社の個人向けプラン”では要件不足になることがあるため、法人向けラインや上位プランも含めて比較します。

複数サイト/チーム運用(権限管理・バックアップ・復旧性)

複数サイトや複数人運用では、性能よりも 「運用事故を起こしにくい仕組み」 が効きます。
シェアが高くても、運用機能が弱いとチームほど辛くなります。

チェックリスト(重要度順)

  • 権限管理ができる
    • 管理者権限をむやみに共有しなくて済む設計か
    • 操作ログや履歴が追えるか(追えない場合は運用ルールで補えるか)
  • バックアップが“運用向き”
    • 自動バックアップの頻度・世代・復元手順が明確
    • 復元の手間が重くない(緊急時に間に合う)
  • 切り戻し(ロールバック)を想定できる
    • 更新失敗/改修ミスが起きても戻せる
    • ステージング(テスト環境)があると強い
  • サイト間の分離ができる
    • 1サイトの不具合が他へ波及しにくい(アカウント分割・環境分離が可能か)

シェアの使い方(コツ)

  • シェア上位は「事例」が豊富で、運用ルールのテンプレが作りやすい
  • ただし“複数人・複数サイト”は、人気より 運用設計のしやすさ を優先します。

開発・検証/高負荷(VPS・クラウド含む)

この領域は、シェア上位がそのまま正解になりにくいです。
理由は、求めるものが 「手軽さ」より「自由度・拡張性」 になるから。

まず前提として、共用レンタルサーバーとVPS/クラウドは“競技”が違います。

  • 共用:運用は任せやすいが、自由度は制限されやすい
  • VPS/クラウド:自由度は高いが、運用責任(監視・保守)が増える

性能で見る項目(速度・同時処理・PHP・ストレージ等)

見るべきポイント

  • リソースの上限が明確か
    • CPU/メモリ/同時接続(同時処理)の扱いが説明されているか
  • ストレージの性能特性
    • SSD/NVMeのような種別、I/Oの制限や方針(記載がある範囲で)
  • アプリ実行環境
    • PHPの対応バージョン、実行方式、プロセスの扱い(制限があるか)
  • スケールの設計
    • 垂直(上位プランへ)/水平(台数追加)どちらで伸ばす想定か

実務の確認方法(初心者でもできる)

  • 公式の仕様ページで「制限・上限」を探す
  • 見つからない場合は「問い合わせ前提」=リスクとして扱う
  • 重要サイトは、同条件で簡易ベンチ(表示速度、同時アクセス)を取って比較する

運用で見る項目(自動バックアップ・WAF・サポート・SLA等)

見るべきポイント

  • 自動バックアップの現実性
    • バックアップ頻度、保持世代、復元手順、復元にかかる時間感
  • WAFなどの防御
    • WAFがある場合、どの層(Webアプリ)を守る説明になっているか
  • 監視・通知・障害時の動き
    • 障害情報の公開、通知の仕組み、復旧フローの見えやすさ
  • SLAの有無(主にクラウド)
    • SLAがあるなら、稼働率の定義・計算方法・補償(クレジット等)を確認

注意点

  • SLAは“絶対に落ちない約束”ではなく、条件付きの合意(多くはクレジット)です。
  • WAFも“入れたら無敵”ではなく、アプリ側の更新・運用とセットで効きます。

目的別チェックを一枚でまとめる(ミニ表)

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目的シェアの使いどころ最重要チェックよくある落とし穴
個人ブログ/アフィ候補の入口(情報量が増える)更新後も払える総コスト最安だけで決めて後で速度不足
小規模事業サイト運用成熟度の目安障害時の復旧設計(バックアップ/連絡)メール・フォーム周りで詰まる
複数サイト/チーム事例・運用テンプレ集め権限/復元/切り戻し管理者共有で事故が起きる
開発/高負荷参考程度(別競技)上限が明確+運用できる体制自由度はあるが運用負荷で破綻

よくある質問(検索意図で迷いやすい点を解消)

「国内1位」は結局どこ?──条件次第で結論が変わる理由

「国内1位」を決めるには、まず “国内” と “シェア” の定義をそろえる必要があります。ここが揃わないと、結論がズレます。

よくある定義は主にこの3つです。

  • (A)国内で稼働しているサイトの分布
    例:日本にサーバーがある(Japanサーバーロケーション)サイトに限って、どのホスティングが使われているか
    → この定義だと、特定の事業者が強く出やすいです(ただし「日本向けサイト」全体と一致するとは限りません)。
  • (B)契約数・売上・運用件数などの“事業指標”
    例:契約数、売上、運用サイト数、導入社数など(各社の公表・IR・ニュースリリースが中心)
    “会社としての規模”は見やすい一方、算出条件が各社で違うので横並び比較が難しいです。
  • (C)WordPress用途に絞った“採用・支持”
    例:WordPressサイトに限定して、どのホスティングが多いか
    → WordPress特化の最適化(移行、速度、運用のしやすさ)が反映されやすい反面、EC一体型やクラウドが混ざる調査だと読み替えが必要です。

初心者向けの結論
「国内1位」を知りたいときは、まず次のどれが目的かを決めるのが近道です。

  • “みんなが使ってる定番”を知りたい →(A)に近い指標が役立つ
  • “会社として安心か”を見たい →(B)が役立つ
  • “WordPressで失敗したくない” →(C)が役立つ

順位そのものより、どの定義の1位なのかをセットで言える状態が、失敗しない読み方です。✅

「GMOが強い」と言われるのはなぜ?──集計上の注意点

「GMOが強い」と言われやすい理由は、ざっくり言うと “ブランドが多い” からです。

  • ホスティング領域に複数サービスがあり、用途も広い
    • 共用レンタルサーバー系(例:ロリポップ など)
    • WordPress寄りのレンタルサーバー(例:ConoHa WING など)
    • ドメイン周辺サービス(例:お名前.com など)
  • 調査によっては、サービス単体ではなく「グループ合算」で表示される
    • すると「GMO Internet Group」として大きく見えます
    • 逆に、単体サービスで見れば順位が分散することもあります

ここで重要なのが 集計の読み間違いを防ぐポイントです。

⚠️ よくある誤解

  • 「GMOが強い」=「どのGMO系サービスを選んでも同じ」ではありません。
    実際は、ブランドごとに 料金体系・機能・運用体験が違います。

✅ 失敗しない見方

  • ランキングは「グループ合算」か「サービス単体」かをまず確認
  • 最終的には、あなたが契約する “そのサービス/そのプラン” の条件を見ます

AWSや海外VPSは“レンタルサーバー”として比較していい?

結論:比較していいが、同じ土俵として扱うと失敗しやすいです。

なぜなら、AWSや海外VPSは「レンタルサーバー」というより クラウド/VPSで、前提が違うからです。

  • 共用レンタルサーバー
    • ✅ 運用はお任せ寄り(初心者が続けやすい)
    • ⚠️ 自由度に制限がある(細かい構成変更が難しい)
  • VPS/クラウド(例:Lightsail、海外VPSなど)
    • ✅ 自由度が高い(構成を作り込める)
    • ⚠️ 運用責任が増える(セキュリティ、監視、障害対応が自分側に寄る)

比較してOKなケース

  • 開発・検証が目的(自由度が必要)
  • 高負荷に備えて拡張したい(スケール設計を自分で管理したい)
  • チームに運用できる人がいる/運用を学びたい

比較を避けたほうがいいケース

  • とにかくWordPressを楽に回したい
  • 障害時の切り分けに時間を使いたくない
  • 日本語サポートや国内の運用前提が重要

つまり、AWSや海外VPSがランキングに出てきても、「上位=初心者向け」ではないというだけ押さえておけばOKです。

古いシェア記事を避けるチェックポイント(更新日・算出基準)

シェア記事は「それっぽく見える」反面、古い情報が混ざりやすい分野です。次のチェックで精度が上がります。

チェックリスト

  • 更新日だけでなく“算出時点(as of)”が書かれているか
    • 更新日が新しくても、データ自体が古いケースがあります
  • 何を数えたシェアか(契約数/稼働サイト/推計)が明記されているか
  • ブランドの扱いが明確か
    • グループ合算か、サービス単体か
    • M&Aやブランド統合の扱いがどうなっているか
  • クラウドやサイトビルダーの混在が説明されているか
    • AWSやShopify、Wixなどが混ざる場合、比較の意味が変わります
  • 調査元の更新頻度
    • たとえば毎日更新の統計もあれば、更新間隔が長いものもあります

初心者におすすめの安全策

  • 「更新頻度が明示されている第三者統計」+「公式発表(IR/実績/運用件数)」の 二段構えで確認すると、外しにくいです。

シェア以外に見るべき指標は?(価格・制限・復旧性・サポート品質)

シェアは入口。最終的には、あなたの用途で“事故が起きにくいか”を見ます。

まず見るべき4本柱

  • 価格(総額)
    • 初年度だけでなく更新後まで含めた年額
    • 必須オプション(バックアップ等)が別料金か
  • 制限(詰まりポイント)
    • 容量だけでなく、ファイル数・同時処理・メール送信・CPU/メモリ系の上限
    • 「上限がどこに書いてあるか」も重要(見つけにくい=運用リスク)
  • 復旧性(戻せるか)
    • 自動バックアップの頻度・世代・復元手順
    • “最悪のときに何分で戻せるか”の現実感
  • サポート品質(詰まったときの出口)
    • マニュアルの体系性、障害情報の透明性
    • 問い合わせ手段(チャット/メール/電話)と対応時間

用途別に重要度が変わる(早見表)

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用途シェアの価値特に重視する指標
個人ブログ・アフィ高い(情報が多い)総額、WordPressの導入・移行、制限の少なさ
小規模事業サイト中(定番の安心感)復旧性、障害情報、メール/フォーム運用、セキュリティ
複数サイト・チームバックアップ設計、権限・運用、復元のしやすさ
開発・高負荷低〜中(別競技)上限の明確さ、スケール設計、運用体制(監視・保守)

まとめると

  • シェアは「無難な候補の入口」
  • 最後は 総額・制限・復旧性・サポートで“あなたの最適”を確定させる
    この順番が、初心者にとって一番ブレません。

まとめ:シェアは“入口”──最後は用途と運用条件で決める

レンタルサーバーのシェアは、初心者にとって 「候補を外しにくくする近道」 です。
利用者が多いほど情報が多く、設定手順やトラブル事例が見つかりやすいので、最初の一歩としてはかなり有効です。

ただし、シェアはあくまで “結果”
あなたのサイトが求める条件(速度・復旧・制限・サポート)を満たすかは、別の話です。

シェアの正しい使い方

  • シェアが高い
    候補に入れる価値が高い(情報・事例が豊富)
  • シェアが低い
    悪いとは限らない(用途特化で強いこともある)
  • ランキングの順位
    「何をシェアと呼んでいるか」で入れ替わる
    (稼働サイト数なのか、契約数なのか、売上推計なのか…)

つまり、シェアは “入口のフィルター” として使い、
最終判断は 「用途 × 運用条件」 で確定させるのが安全です。

最終判断で必ず見るべき4つ(ここが決定打)

シェアよりも、ここがあなたの満足度を左右します。

  1. 価格(総額)
    • 初年度だけでなく 更新後も払えるか
    • バックアップ等の“必須級”が追加料金になっていないか
  2. 制限(詰まりポイント)
    • 容量以外の制限(ファイル数、同時処理、メール送信など)
    • 自分の運用スタイルで詰まりそうな場所がないか
  3. 復旧性(戻せる力)
    • 自動バックアップの頻度・保持世代・復元のやりやすさ
    • “最悪のときに戻せるか”は、初心者ほど重要です
  4. サポート品質(出口の作りやすさ)
    • マニュアルやFAQの体系性
    • 問い合わせ手段と対応時間(自分の生活に合うか)

迷わないための意思決定フロー(3ステップ)

シェアを活かしつつ、用途でブレない手順です。

  1. タイプを決める
    • ブログ・事業サイト中心 → 共用レンタルサーバー
    • 自由度・開発優先 → VPS/クラウド
  2. シェア上位から候補を3つに絞る
    • 同じタイプ同士で比べる(共用 vs VPS を混ぜない)
  3. 公式情報で“運用条件”を突き合わせて1つに決める
    • 更新後料金/バックアップ/制限/サポートを確認
    • ここで差が出ます

目的別に、最後にチェックしたいポイント

  • 個人ブログ・アフィリエイト
    • 総額の継続性(更新後も耐えられるか)
    • WordPressの導入・移行・復元の簡単さ
  • 小規模事業サイト
    • 障害時の復旧導線(バックアップ+復元の現実性)
    • 問い合わせフォーム・メール運用で詰まらないか
  • 複数サイト/チーム運用
    • 権限・管理のしやすさ(事故を起こしにくい)
    • 復元や切り戻しを「作業」として回せるか
  • 開発・検証/高負荷(VPS・クラウド含む)
    • 上限が明確か(性能が“説明できる”か)
    • 運用を回せる体制があるか(監視・保守・障害対応)

最後にひとこと

シェアが高いサービスは、初心者が「詰まりにくい」傾向があります。
でも、あなたの勝ち筋はランキングの順位ではなく、用途に合った運用条件で決まります。

シェアで入口を作って、条件で勝ち切る。
この順番が、いちばん遠回りを減らせます。🙂

目次