SANGO 徹底解説|「居心地の良いブログ」を作り込めるWordPressテーマの実力とは
「ブログをちゃんと育てたいから、有料テーマを導入したい。でも、本当にSANGOでいいのかな?」
「デモはおしゃれだけど、自分にもあのデザインを再現できるのか不安……」
「SWELLとか他の人気テーマも多いし、どれを選べば後悔しないんだろう?」
こんなモヤモヤを抱えたまま、「SANGO 評判」「SANGO デメリット」「SANGO アフィリエイト」と検索して、このページにたどり着いた方も多いはずです。
SANGOは、「かわいい」「やわらかい」という見た目のイメージが先行しがちですが、その本質は “読者にとって居心地のいいブログ体験をつくるための設計” にあります。ブロックエディターに最適化された執筆環境や、豊富な装飾ブロック、SANGO Landを使ったレイアウトの作り込みなど、使い込むほどできることが増えていくタイプのテーマです。
一方で、
「機能が多くて初心者には難しいのでは?」
「SANGOのサイトはデザインが似てしまうと聞いて不安」
「アフィリエイトや企業メディアでも実際に結果は出せるの?」
といった“現実的な悩み”があるのも事実です。
この記事では、そんな疑問に答えるために、
- SANGOのコンセプトとデザイン思想
- ブロックエディターや装飾まわりの使い心地
- 表示速度・SEO・収益化との相性
- 他テーマとの比較、向いている人・向いていない人
までを、実際の使い勝手という観点から徹底的に整理していきます。
読み終わるころには、「なんとなく評判が良さそうだから」ではなく、
「自分のブログの目的やスタイルに照らして、SANGOを選ぶ/選ばない理由がはっきりしている」
そんな状態になってもらえることを目標に進めていきます。
SANGOテーマの基本情報とコンセプト
SANGOは、ブログ読者に「なんとなく居心地がいいな」と感じてもらうことを目指して作られた有料WordPressテーマです。デザインの可愛さだけでなく、ブロックエディター対応・内部SEO・表示速度・使いやすさなど、実務的な部分までかなり作り込まれています。
ここでは、まず「誰が作っているのか」「バージョン3で何が変わったのか」「SANGOが大事にしている世界観」を整理しておきます。
テーマ開発者と誕生の背景
SANGOは、デザイン・Webメディア運営ブログ「サルワカ」を運営しているチームが開発している有料テーマです。サルワカ自体が開設から短期間で月間100万PVを超えたサイトで、その運営ノウハウをもとに「読者に優しいレイアウト」「読みやすいタイポグラフィ」「わかりやすいUI」を落とし込んだのがSANGOという位置づけです。
開発陣はもともと個人寄りの体制からスタートし、現在はエンジニアのgodai氏などが中心となって継続的にアップデートを行っています。公式サイトの更新履歴を見ると、2025年時点でもv3.10系まで細かい改善が続いていることがわかり、「作りっぱなしのテーマ」ではなく今も育てられているテーマだと言えます。
こうした背景から、SANGOは「個人ブロガー向けのかわいいテーマ」という枠を超えて、長期運用するメディア向けのプロダクトとしても評価されるようになっています。
バージョン3で変わった方針と現在の位置づけ
SANGOにとって大きな転機になったのが、2022年7月にリリースされたバージョン3.0です。このアップデートでテーマの内部構造が大きく変わり、従来必要だった「SANGO Gutenbergプラグイン」が不要になり、ブロックエディター用の機能がテーマ本体に統合されました。
v3系での主な方向転換は、おおまかに次の3つです。
- ブロックエディター前提のテーマへシフト
ショートコード中心の設計から、ブロックエディターだけで完結する設計に移行。SANGO Blocksとして装飾やレイアウトをブロック単位で管理できるようになりました。 - より丸みを帯びた、やわらかいデザインへ
v2までよりも角が少なくなり、カードやボタンなどがさらに丸く、フラットで今風の見た目に調整されています。 - テーマ設定の拡充と管理画面の強化
WordPress管理画面側にSANGO専用の設定項目が増え、色・余白・レイアウト・装飾の組み合わせをプリセットとして保存して再利用できるようになるなど、「テーマビルダー寄り」の方向に進化しました。
また、v3.0リリースに合わせて価格も11,000円 → 14,800円に改定されており、「安価な入門テーマ」から「しっかり投資して長く使うプロ向けテーマ」にポジションが一段上がった印象です。
現在のSANGOは、
「クラシックエディター+装飾プラグインのテーマ」ではなく、
「ブロックエディターでサイト全体の体験を作り込むテーマ」
として、SWELLなど他のモダンテーマと並ぶ選択肢の一つになっています。
「居心地の良いブログ体験」を重視したコンセプト
SANGOの公式キャッチコピーは、「心地良さを追求したWordPressテーマ」です。
ここでいう「心地良さ」は、単に可愛い配色という意味ではなく、次のような要素の総和として設計されています。
- 読み疲れしにくいレイアウト
行間・余白・フォントサイズなどがデフォルトでもバランス良く調整されており、長文記事でも目が滑りにくい構成になっています。 - 雰囲気が柔らかく、圧迫感のないUI
マテリアルデザインをベースに、カードやボタンの影・角丸・色彩が抑えめに整えられているため、「広告だらけでギラギラしたサイト」とは対極の印象になります。 - 執筆者にとっての使い心地
ブロックエディターだけで装飾・レイアウトが完結し、プレビューと実際の見た目のズレが少ないため、「書いていてストレスが少ない」という声も多いです。
結果として、SANGOは
- 日記・雑記ブログ
- アフィリエイトブログ
- 企業のオウンドメディア
など、「ガツガツ売り込むより、安心感や信頼感を重視したいサイト」との相性が良いテーマになっています。
この「居心地の良さ」をどう活かすかが、SANGOを選ぶかどうかの重要な判断材料と言えるでしょう。
デザイン面の特徴とサイトの雰囲気
SANGOは「機能が多いテーマ」でもありますが、ユーザーが最初に惹かれるポイントはやはりデザインです。ここでは、見た目の特徴や、実際にサイトを作るときに意識しておきたい点を整理します。
やわらかく親しみやすいマテリアルデザイン
SANGOのデザインは、Googleのマテリアルデザインをベースにしつつ、ブログ向けにやわらかくアレンジされているのが特徴です。
- 角の取れたカードやボタン
- ふわっとしたシャドウ
- 淡いカラーを中心とした配色
といった要素が組み合わさり、「情報は多いけれど圧迫感がない」レイアウトになっています。
特にブログでは、
- 記事一覧ページ
- 記事中のボックス・吹き出し・リスト
など、視線の動きが多くなりますが、SANGOは余白の取り方や行間の設定が程よく、長文でも読み疲れしにくいのが強みです。
「デザインの細かい理屈はよく分からないけど、なんとなく読みやすい」
という印象を持たれやすいのが、SANGOらしさと言えます。
「かわいい・ほんわか」テイストの強みと弱み
SANGOを一言で表すなら、「かわいくて柔らかい雰囲気のテーマ」です。このテイストには明確なメリットとデメリットがあります。
強み
- 読者に心理的なハードルを感じさせにくい
→ 初心者向け・個人ブログ・日記・ライフスタイル系と相性◎ - 情報商材感の少ないデザインなので、広告やアフィリエイトリンクの圧が和らぐ
- 優しいトーンの文章と組み合わせると、信頼感や安心感につながりやすい
「売り込み感を出したくないけど、ちゃんと読まれるサイトにしたい」
という人にはかなりハマる世界観です。
弱み
- ジャンルによっては可愛すぎてミスマッチになる
- 投資・FX・仮想通貨など、硬め・クール系の印象が好まれる分野
- BtoB寄りのサービス紹介サイト
- あえてシャープなブランドイメージを出したい企業にとっては、
もう少し硬いテーマの方が合う場合もある
「柔らかい雰囲気が本当に自分のブランドに合うか?」は、
導入前に必ずイメージしておきたいポイントです。
他サイトと似やすいデザイン問題と差別化のコツ
SANGOは利用者が多く、かつデフォルトの配色やパーツの完成度が高いため、何もいじらないと
「あ、このブログもSANGOだな」
と一目で分かるサイトになりがちです。
ただし、これは裏を返せば、
「ちょっと手を加えるだけで簡単に差別化できる」とも言えます。
ありがちな「似てしまう」パターン
- アクセントカラーを初期設定のまま使う
- ロゴがテキストだけ(しかも標準フォント)
- 記事内の装飾をプリセットそのまま多用
- トップページが「記事一覧を縦に並べただけ」
この状態だと、どうしても「量産型SANGOサイト」感が出てしまいます。
差別化のためにやっておきたい工夫
初心者でも取り組みやすい差別化のコツは、次のあたりです。
- ブランドカラーを決める
- アクセントカラー・ボタン色・リンク色を自分のサイト用に揃える
- ロゴとアイキャッチのトーンを統一する
- Canvaなどで簡単なロゴを作り、
アイキャッチのフォント・色味も統一するだけで雰囲気が変わります。
- Canvaなどで簡単なロゴを作り、
- SANGO Landやコンテンツブロックを「自分用レイアウト」として固定化
- 毎回違うパターンを使うのではなく、
「自分のサイトの型」を数パターン持っておくと、世界観が安定します。
- 毎回違うパターンを使うのではなく、
- 余白と見出し位置を微調整する
- 行間・段落間の余白を少し変えるだけでも、「あれ?なんか違う」と感じるサイトになります。
ポイントは、テーマのテイストを壊さずに、自分のブランド要素を足していくことです。
コーポレートサイト・企業メディアで使う際の注意点
SANGOは「個人ブログ向け」のイメージが強いですが、
企業のオウンドメディアやコーポレート寄りのサイトで使う例も増えています。
ただ、その場合は次の点に注意が必要です。
1. ビジュアルのトーンを調整する
- デフォルトのままだと可愛さが前面に出すぎることがあります。
- 企業メディアでは
- 配色を落ち着いたトーンに変える
- 角丸を少し控えめにする
- イラストよりも写真や図解を増やす
などの調整で、「かわいい」から「親しみやすいプロ感」への寄せ方を意識するとバランスが取りやすくなります。
2. 情報設計をテーマ任せにしない
SANGOはブログ構造が得意なテーマなので、
- 事業紹介
- サービスページ
- 問い合わせ導線
といったコーポレートの基本導線は、
自分でしっかりページ構成を設計する必要があります。
「トップ=最新記事一覧」だと、
企業サイトとしては分かりづらいことが多いので、
- 上部にサービス紹介セクション
- その下に新着記事
- フッターに会社情報・採用情報
といった「サイト型トップページ」をブロックで組み上げるのがおすすめです。
3. 権威性・信頼性とのバランス
E-E-A-Tの観点で考えると、企業サイトでは
- 会社概要・運営者情報
- プロフィール
- 執筆者・監修者の情報
- 免責事項・利用規約・プライバシーポリシー
などの信頼性を示すページが特に重要です。
SANGOはデザイン的にやわらかい分、
テキストや導線で「きちんとした会社である」ことを示さないと、
内容の重さと雰囲気がちぐはぐになることがあります。
まとめると、SANGOのデザインは
- 個人ブログ・情報メディアには大きな武器になる
- 企業メディアや硬めジャンルでは、配色や構成の工夫が前提
という性質があります。
自分の扱うテーマやブランドイメージと照らし合わせながら、
「この柔らかさをどう生かすか?」を最初に決めておくと、
後悔の少ないテーマ選びがしやすくなります。
ブロックエディター対応と記事執筆のしやすさ
SANGOは「ブロックエディター(Gutenberg)前提」で設計されているテーマです。
ここでは、どの程度最適化されているのか、実際の書き心地はどうなのか、そして執筆をラクにする工夫について整理します。
Gutenberg(ブロックエディター)への最適化状況
SANGOは、旧来のクラシックエディターに「対応している」テーマではなく、ブロックエディターを前提に作り直されたテーマです。
主な特徴は次のようなイメージです。
- 専用ブロックが豊富
吹き出し、注意ボックス、装飾見出し、囲み枠、ステップ表示など、「ブログでよく使うパーツ」がブロックとして用意されています。 - 管理画面と実際の表示が近い
編集画面で見たレイアウトと、公開後の見た目のギャップが小さく、「プレビューを何度も開く」回数が減ります。 - レスポンシブを意識した作り
ブロック単位で余白や幅を調整しても、スマホ表示で崩れにくいように調整されていて、「PCではキレイだけどスマホでガタガタ」という事故が起きにくい設計です。 - SANGO独自のパターン・テンプレート
よく使うレイアウトをブロックパターンとして呼び出せるので、「毎回イチから組み立てる」必要が薄くなります。
ブロックエディターに苦手意識がある人でも、一度「SANGO流の型」に慣れてしまえば、コードを書かずにそれなりの見た目が作れるようになります。

記事を書くときの操作感・書き心地
実際に記事を書くときの体験は、単純な「機能の数」以上に重要です。SANGOの書き心地を一言でいうと、
「装飾しやすいけれど、やりすぎずに済むバランス」
という印象に近いです。
操作感のポイント
- ブロックの追加が直感的
/ボックスのようにスラッシュコマンドから呼び出したり、+ボタンから目的のブロックを探したりと、操作はWordPress標準とほぼ同じ感覚です。 - スタイル切り替えが分かりやすい
同じブロックでも、サイドバーの設定から「枠線あり/影あり/背景色あり」などのスタイルを切り替えられます。
「同じボックスでも、記事によって雰囲気を変える」といった調整がしやすいです。 - レイアウト崩れの不安が少ない
余白や行間の基本値が整っているので、多少ブロックを増やしても、全体のバランスが大きく崩れにくいのが安心ポイントです。
書き手として感じやすいメリット
- 文章を書いてから装飾をつける流れでも、後からでも整えやすい
- 「ここにちょっとした補足」「ここだけ目立たせたい」といった 細かい工夫を、数クリックで反映できる
- 記事数が増えても、「デザインのクオリティにムラが出にくい」
一方で、ブロックの種類が多いため、最初のうちは
- どのブロックが何に向いているのか
- どれくらい装飾を使うのが読みやすいのか
を掴むまでに少し時間はかかります。
ここは「慣れれば執筆スピードが一気に上がる」と理解しておくと良い部分です。
執筆効率を高める補助機能やショートカット
SANGOは、ブロックそのものだけでなく、「執筆の型を再利用しやすくする仕組み」が整っているのが特徴です。代表的なものを整理すると、次のようなイメージです。
| 機能・使い方の例 | 何がラクになるか |
|---|---|
| 再利用ブロック・パターン | 毎回同じ注意書き・CTA・プロフィールを書かずに済む |
| SANGO Landのパーツ挿入 | トップページやLPのレイアウトを短時間で組める |
| ショートカット・スラッシュコマンド | マウス操作が減り、リズムを崩さずに書き続けられる |
| カスタムプリセット | 「このデザインが自分のサイトの標準」として固定できる |
具体的な使い方のイメージ
- 再利用ブロックで「記事のテンプレ」を作る
- 冒頭のリード文の型
- まとめ前の「要点おさらいボックス」
- 記事末尾のプロフィール+関連記事案内
などを一度作っておき、毎回呼び出せるようにすると、構成を考える時間が大幅に減ります。
- SANGO Landのセクションをベースに、自分用にアレンジ
デザイン済みのセクションを呼び出し、色やテキストだけ変えて使うと、「それっぽいトップページ」を短時間で量産できます。完全に一から作るよりも、ミスも減ります。 - キーボード中心の操作に慣れる
/でブロック呼び出しCtrl + Bで太字Shift + Enterで段落を変えずに改行 …など
基本的なショートカットに慣れるだけでも、マウスを触る回数が目に見えて減り、集中力を保ちやすくなります。
まとめると、SANGOは
- ブロックエディターに最適化されていて
- 書き心地と見た目のバランスが良く
- テンプレや再利用ブロックを活用することで、「自分なりの執筆の型」を作りやすいテーマ
です。
最初の数記事は戸惑う部分もありますが、型が固まってくると、
「書くことに集中できる環境」を用意してくれるテーマとして、長く付き合いやすい存在になります。
装飾ブロックとSANGO Landで広がるコンテンツ表現
SANGOの大きな強みのひとつが、ブロックと装飾まわりの作り込みです。
「文章は書けるけどデザインが苦手…」という人でも、ブロックを選んでいくだけでそれらしい紙面が作れます。
ここでは、
- どんなオリジナルブロックがあるのか
- SANGO Landやコンテンツブロックで何がラクになるのか
- こだわりたい人向けの高度なカスタマイズ
を順番に見ていきます。
オリジナルブロックと豊富な装飾バリエーション
SANGOは、WordPress標準ブロックに加えて、テーマ専用のオリジナルブロックを多数用意しています。
見出し・ボックス・レビュー・FAQ・CTAなど、ブログで「よく使うのに自作すると面倒」なパーツが一通りそろっているイメージです。
代表的なブロックの用途をざっくりまとめると、こんな感じです。
| ブロックの例 | 主な用途 |
|---|---|
| 見出しブロック | セクションタイトルを目立たせる |
| ボックスブロック | 注意書き・補足・ポイントの強調 |
| リスト/チェックリスト | 箇条書きの整理・手順の提示 |
| アコーディオン | Q&Aや詳細説明を折りたたんで配置 |
| レビューボックス | 商品・サービスの評価をひと目で分かる形に |
| CTAボタン | 資料請求・申し込み・外部リンクへの誘導 |
カラー・角丸・影・余白などはサイドバーから変更でき、デザインのパターン違いを簡単に作れるようになっています。
マーカー・ボタン・ボックス・吹き出し・リストなど代表的な装飾
記事を書くときによく使う「ちょっとした装飾」も、SANGOではほぼブロック化・プリセット化されています。
- マーカー(ハイライト)
重要な一文だけに目を止めてもらいたいときに便利。色のパターンも複数あり、「全部が黄色マーカーでうるさい」となりにくいよう配慮されています。 - ボタン
1カラム・2カラムのボタン配置、アイコン付き・影付きなど、リンク先の重要度に合わせて見た目を変えられるのがポイント。 - ボックス
メモ・注意・ポイント・補足といった用途別に、既にデザインされたボックスがあります。内容だけ入れ替えれば、どの記事でも同じトーンで情報を整理できます。 - 吹き出し
会話形式の解説や、筆者のコメント・補足を書きたい時に使うパーツ。アイコンや背景色を変えることで、「質問者」「回答者」など役割を視覚的に分けられます。 - 装飾付きリスト
チェックマーク付き・番号付きなど、「ただの箇条書き」よりも情報が追いやすいリストが用意されています。
これらを使うと、テキストだけのページでも「読む気が起きる」紙面に近づきますが、テーマ側の標準デザインに揃っているので、やりすぎても散らかりにくいのがSANGOらしいところです。
関連記事・おすすめ記事エリアのレイアウトパターン(複数デザイン)
SANGOは、記事下やサイドバーに設置する「関連記事」「おすすめ記事」エリアのレイアウトも複数パターン用意しています。
- カード型でサムネイル+タイトルを並べる
- ラベル付きリスト形式でシンプルに並べる
- ランキング/おすすめ枠として装飾を強める
といったバリエーションを組み合わせることで、PVを伸ばしたい記事に自然に視線を誘導する導線を作れます。
「関連記事エリアだけオリジナルCSSで頑張る」という人も多いですが、SANGOの場合は標準機能+SANGO Landのパーツでかなりのところまでカバーできます。
SANGO Land・コンテンツブロックでパーツを一括挿入
SANGOの“奥の手”ともいえるのが、SANGO Landとコンテンツブロックです。
SANGO Landとは何か
SANGO Landは、SANGO専用のブロックギャラリーサイトです。
- デザイン済みの見出し・ボックス・表・LPセクションなど
- トップページ用のヒーローセクションやサービス紹介エリア
- レーダーチャート・画像比較・ロード画面・追尾シェアボタン など
450種類以上のカスタムブロックが公開されており、
「コピーして編集画面に貼り付けるだけ」で使える仕組みです。
コンテンツブロックの役割
コンテンツブロックは、SANGO独自の「使い回し用パーツ」機能です。
- よく使うCTA(資料請求・メルマガ登録)
- 記事末に入れるプロフィール+関連記事ボックス
- 注意書きやキャンペーン告知
などをコンテンツブロックとして登録しておくと、
- 記事内・ウィジェット・広告エリアなど、複数の場所に同じパーツを呼び出せる
- 編集はコンテンツブロック専用画面だけから行うため、誤って記事側でパーツを壊すリスクが少ない
- 特定のコンテンツブロックのクリック数を測るなど、効果測定にも活用できる
といったメリットがあります。
「SANGO Landで拾ったパーツを少し自分用にアレンジ → コンテンツブロック化して全記事で使う」という流れは、手間をかけずにサイト全体の統一感を出す鉄板パターンです。
カスタムプリセット・派生ブロック・データセットによる再利用
SANGOは、同じデザインを何度も作らなくて済むように、再利用のための仕組みがかなり充実しています。
代表的なものだけ押さえておきましょう。
- カスタムプリセット
よく使うボックスやボタンの「色・角丸・影・余白」の組み合わせを保存し、いつでも呼び出せる機能。
→ 自分のサイトの「標準デザイン」を数パターン用意しておくイメージです。 - カスタムバリエーション(派生ブロック)
既存ブロックにカスタムCSSなどで手を入れたものを、別ブロックとして登録できる機能。
→ 例えば「目次下でだけ使う特別なボックス」などをブロック化しておけます。 - データセット(着せ替え)
有志や制作者が公開しているプリセット一式を取り込むことで、サイト全体のデザインを一気に整える仕組み。
そのうえで、フォント・カラー・余白を微調整して、独自性を出していく使い方が一般的です。
これらを組み合わせると、
「毎回イチから作る → 時間がかかる・デザインがブレる」
という状態から、
「ベースはプリセットで揃えつつ、一部だけ手を加えて個性を出す」
という運用に切り替えられます。
ブロック単位でCSS/JSを当てられる高度なカスタマイズ
もう一歩踏み込んでカスタマイズしたい人向けに、SANGOはブロック単位でCSSやJavaScriptを適用できる仕組みも提供しています。
- カスタムCSS
特定のブロックだけにスタイルを当てたいときに使う機能。
例:ランキングボックスだけ角丸を変える/スマホ時だけ余白を変える…など。 - カスタムJS
スクロールアニメーションやタブ切り替えなど、動きのあるUIをブロック単位で追加したい場合に利用できます。 - カスタムコントロール・カスタマイズブロック
HTML・CSSの知識があれば、Reactを書かなくても独自ブロックを組み立てられる仕組みも用意されています。
Web制作者がクライアントワークでSANGOを使うときに重宝する機能です。
このレベルの機能は、初心者がいきなり触る必要はありませんが、
- 将来的にデザイナーやコーダーに依頼して拡張したい
- 自分で少しずつフロントエンドを学びながらサイトを育てたい
という人にとって、「あとから伸びしろを作ってくれるテーマ」になっています。
まとめると、SANGOの装飾関連は
- 初心者でもすぐ使えるオリジナルブロック・SANGO Land
- サイト運営者の時間を節約するコンテンツブロック・カスタムプリセット
- 上級者向けのカスタムCSS/JS・カスタムバリエーション
が段階的に用意されていて、
「最初はコピペ、慣れてきたら自分好みに作り込む」という成長パスを描ける設計になっています。
「書き手としての自分」と「デザイナーとしての自分」を、少しずつ育てていけるのが、SANGOの面白さでもあります。
テーマ設定とカスタマイズ性
SANGOは「最初からそれなりに整っているテーマ」ですが、管理画面の設定を触っていくと、かなり細かいところまで自分好みに寄せられます。
ここでは、
- どこまで管理画面から調整できるのか
- デザインを“量産型SANGO”から卒業させる工夫
- 便利系の設定(計測・お知らせなど)
- ダウングレードや複数サイト利用のルール
といった、中長期の運用で効いてくるポイントを押さえておきます。
外観設定・テーマオプションの調整できる範囲
SANGOの設定の中心になるのは、
- 「外観」→「カスタマイズ」
- 「SANGO設定」(専用の設定画面)
の2か所です。ここから、サイト全体のトーンをかなり細かくコントロールできます。
ざっくり整理すると、次のようなイメージです。
| 設定エリア | 主にいじれる内容 |
|---|---|
| カラー・背景 | 基本色・アクセントカラー・リンク色・背景色など |
| タイポグラフィ | 本文・見出しのフォントサイズ、行間など |
| ヘッダー・フッター | ロゴ配置、メニュー、追尾ヘッダー、お知らせ欄 など |
| トップページ | 記事一覧の表示パターン、タブ切り替え、レイアウト |
| 記事ページ | アイキャッチ表示、目次位置、シェアボタン、著者情報など |
| SANGOオリジナル機能 | トップへ戻るボタン、オリジナルウィジェット、広告エリア など |
初心者でも、
- カラー
- フォントサイズ
- 記事まわりの表示・非表示
の3つだけ整えるだけで、「読みにくさ」はかなり解消できます。
逆に、全部を一気に触ろうとすると混乱しやすいので、最初は「気になるところから1つずつ」変えていくのがおすすめです。
細かなデザイン調整でオリジナリティを出す方法
SANGOはデフォルトの状態でも十分きれいですが、そのまま使うと他サイトと雰囲気が似てしまいます。
とはいえ、完全オリジナルのデザインをゼロから作る必要はありません。
「設定+ちょっとしたルール決め」で差別化すると考えるとラクです。
1. 自分のブランドカラーを決める
- ベースカラー(背景やボックスの淡い色)
- アクセントカラー(ボタン・リンク・強調部分)
を2〜3色に絞り、
カスタマイザーとブロックのカラープリセットを合わせておくと、サイト全体に統一感が出ます。
2. 見出し・ボックスの「使うパターン」を限定する
SANGOは見出し・ボックスのスタイルがとても豊富ですが、あまりに多用すると逆に雑多な印象になります。
- 記事中のH2はこのスタイル
- 注意書きはこのボックス
- まとめはこの色のボックス
のように、用途ごとに1パターンだけ決めると、読者も「これは重要なんだな」と一目で判断しやすくなります。
3. 余白と段落のリズムを整える
カスタマイザーで行間や段落間の余白を少し広めに取り、
1段落を長くしすぎないように意識すると、同じ内容でもぐっと読みやすく見えます。
- 1文を短めに
- 3〜4行で段落を区切る
このあたりは設定だけでなく、ライティングの習慣ともセットで考えると効果的です。
内部リンクのクリック計測やお知らせ表示などの便利機能
SANGOには、デザイン以外にも「運用をラクにする」仕組みがいくつか用意されています。
コンテンツブロックのPV・クリック計測
SANGOのコンテンツブロックは、単なる“部品の保存”にとどまらず、PV数やリンクのクリック数まで計測できます。
- バナー風のCTA
- アフィリエイトリンクが入ったボックス
- メルマガ登録への導線
などをコンテンツブロック化しておけば、
- どのブロックがどれだけ表示されているか
- どのリンクがどれくらいクリックされているか
を管理画面から確認できます。
「なんとなくこの位置にバナーを置いている」状態から、
クリック率の高いパターンだけ残していく
というABテストに近い改善も、無理なく始められます。
ヘッダーお知らせ欄
カスタマイザーの「ヘッダーお知らせ欄」からは、ヘッダー直下に常に表示されるお知らせエリアを設定できます。
- セールやキャンペーンの告知
- 新着・重要記事への導線
- 期間限定コンテンツのお知らせ
などを表示しておくと、トップページのファーストビューに確実に届けたい情報を載せられます。
背景色・文字色も調整できるので、テーマカラーに合わせてなじませることも、あえて目立たせることも可能です。
そのほかの小技系機能
- トップへ戻るボタンの表示切り替え(PC/スマホ別)
- コンテンツブロックをヘッダー・フッターとして利用
- 広告表示位置のきめ細かい指定 など
こうした機能のおかげで、余計なプラグインを増やさずに済むケースが多いのも、SANGOの実務的な強みです。
テーマのダウングレードや複数サイトへの適用可否
最後に、ライセンスとバージョン管理まわりのポイントを整理しておきます。
複数サイトへの適用可否
SANGOは、購入者本人が運営するサイトであれば、複数サイトに利用可能と明記されています。
- 自分のブログA・ブログB・ポートフォリオサイト
といった形で、1ライセンスを使い回すことができます。
一方で、
- クライアントのサイト制作代行
- 第三者のサイトへの組み込み
については、公式の利用規約・FAQに沿った判断が必要です。グレーな運用を避けたい場合は、案件ごとにライセンスを分ける前提で見積もっておくと安心です。
テーマのダウングレードについて
SANGOはアップデートが活発なテーマですが、3系以降はテーマ側でダウングレード機能が用意されていることが公式の更新情報でも言及されています。
また、実際の手順を詳しく解説しているブログもあり、
- メジャーアップデートを一時停止
- テーマファイルのバージョンを書き換え
- 管理画面から旧バージョンを再インストール
といった流れで、3系→2系に戻す方法が公開されています。
ただし、公式・有志ともに
- ダウングレードはあくまで緊急対応
- 原則としては最新バージョンを使う
- 実行前に必ずバックアップを取る
といった注意書きを添えています。
子テーマで大掛かりなカスタマイズをしている場合や、どうしても表示崩れが直らない場合の“最後の手段”として理解しておくのが現実的です。
SANGOのテーマ設定は、最初は「項目が多くて大変そう」に見えますが、
- 最低限の項目だけ触って早く公開する
- 少しずつデザインや導線を整えていく
- 慣れてきたら計測やダウングレードなど運用寄りの機能も活用する
という順番で進めれば、無理なく「自分の色が出たサイト」に育てていけるテーマです。
表示速度・高速化機能・パフォーマンス評価
SANGOは「重いけどおしゃれなテーマ」ではなく、見た目とスピードの両立をかなり意識して作られているテーマです。
ここでは、実際の傾向と、初心者でもできる高速化の考え方を整理します。
ページ表示速度の傾向(トップページ・記事ページ)
もちろん、表示速度は
- 使っているサーバー
- 画像のサイズ
- プラグインの数
などで大きく変わります。
ただ、SANGOを使ったサイトの計測例をいくつか見ると、
- モバイル:70〜80点台以上
- デスクトップ:90点前後
を出しているケースが多く、チューニング次第ではトップページ・記事ページともにモバイル80点台/デスクトップ90点台といったスコアも現実的です。
大事なのは、
- テーマ側の設計が「極端に足を引っ張っていない」
- あとはサーバー・画像・プラグインの使い方でいくらでも差が付く
という構図を理解しておくことです。
高速化に関するテーマ側の設定項目
SANGOには、テーマ側でできる高速化の下地がいくつか用意されています(バージョン・組み合わせで多少変わりますが、考え方は共通です)。
代表的には、次のようなポイントです。
- 不要な装飾やスクリプトをオフにできる
使わないアニメーションや装飾用の機能を切ることで、読み込むCSS/JSを減らせます。 - 画像まわりの最適化と遅延読み込みとの相性が良い設計
テーマ自体が画像に依存しすぎないレイアウトなので、
WebP変換や遅延読み込みプラグインと組み合わせると効果が出やすいです。 - ブロックエディター前提のコード構成
古いテーマによくある「クラシックエディター用コード+Gutenberg用コードの二重読み込み」が避けられているぶん、無駄が少なくなっています。
とはいえ、「SANGOを入れただけで爆速になる」というわけではありません。
テーマのポテンシャルを活かす前提条件は、自分側の設定(画像・プラグイン・キャッシュなど)だと考えておくとよいです。
PageSpeed Insightsのスコア目安と改善ポイント
PageSpeed Insights(PSI)は、数字だけを追いかけるとしんどくなりがちですが、目標ラインを決めておくと判断しやすくなります。
ざっくりした目安:
| ページ | モバイル | デスクトップ | 目標イメージ |
|---|---|---|---|
| トップページ | 70点以上 | 90点前後 | 十分実用レベル |
| 記事ページ | 70点以上 | 90点前後 | 体感もかなり快適 |
※あくまで目安。サイト構成によって変動します。
初心者でも取り組みやすい改善ポイントは、優先度順に並べると次の通りです。
- 画像を軽くする
- アップロード前にサイズを縮小
- 画像最適化プラグインで圧縮(+WebP変換)
- 不要なプラグインを減らす
- 使っていない機能をまとめているプラグインは停止・削除
- キャッシュ・圧縮プラグインを導入
- Autoptimize などでHTML/CSS/JSを圧縮し、キャッシュも併用する
- フォントとアイコンの読み込みを見直す
- Font Awesomeをローカル読み込みに変える
- 使っていないウェブフォントを削る
このあたりまで対応しておくと、「スコアが40点台で真っ赤」という状態から、70〜80点台までは十分狙えるケースが多いです。

ConoHa WINGなどサーバーとの相性とチューニングのコツ
表示速度は、テーマだけでなくサーバーとの組み合わせで大きく変わります。
SANGOは公式にConoHa WINGからも販売されており、実際に
- エックスサーバー → ConoHa WING に移行しただけで
PageSpeed Insightsのスコアが約10ポイント改善した
というユーザー事例も出ています。
SANGO+ConoHa WINGで意識しておきたいコツは次のとおりです。
- サーバー側の高速化機能をONにする
- ブラウザキャッシュ
- HTTP/2/HTTP/3
- 圧縮(gzip/brotli)
など、サーバー管理画面でONにできる項目は一通り試す価値があります。
- サーバー機能とプラグインの“二重設定”を避ける
- 例えば、キャッシュをサーバーとプラグインの両方で有効化すると、
不具合や逆効果になることもあります。 - 「キャッシュはサーバー側」「圧縮はプラグイン側」のように役割分担を決めるとトラブルが減ります。
- 例えば、キャッシュをサーバーとプラグインの両方で有効化すると、
- PSIのスコアより“体感”も見る
- 管理画面での操作が重くないか
- 実際のスマホでスクロールしてストレスがないか
といった実際の使い心地も、テーマとサーバー相性を見る大事な指標です。
まとめると、SANGOは
- テーマとして余計な処理が少なく
- 高速化のカスタマイズ事例も豊富で
- ConoHa WINGなどの高速サーバーと組み合わせると、
「見た目も良く、速度も実用十分」なラインを狙いやすいテーマです。
あとは、
画像/プラグイン/サーバー設定を、どこまでシンプルに保てるか
が、長期運用でのパフォーマンスを分けるポイントになります。
SEO対策と検索流入への影響
SANGOは「SEO専用テーマ」というより、読みやすさや滞在時間を重視した結果として、SEOにもつながりやすい設計になっているタイプのテーマです。
ここでは、内部SEO・構造化データ・AMP・装飾の観点から整理しておきます。
内部SEOがあらかじめ施されたテーマ設計
SANGOを入れた瞬間に順位が上がるわけではありませんが、最低限やっておきたい内部SEOの土台は、あらかじめテーマ側で用意されています。
代表的なポイントは次のようなところです。
- 見出しタグ(h1〜h3)の出力が適切な構造になっている
- パンくずリスト(階層ナビゲーション)を表示できる
- モバイルファーストなレスポンシブ設計(スマホで崩れにくい)
- ページ速度を意識したコード構成(不要なスクリプトや装飾を減らせる)
- 目次プラグインやSEOプラグイン(All in One SEO、SEO SIMPLE PACKなど)との相性が良い
つまり、「テーマのせいでSEO的に致命的な欠陥が出る」状態は避けられるように組まれています。
あとは、
- キーワード選定
- 見出し構成
- コンテンツの質
- 内部リンク設計
といった「中身のSEO」を、運営側がどれだけ詰められるかが勝負になります。
構造化データの対応状況と足りない部分
SANGOは、ブログ・メディアでよく使う範囲の構造化データ(schema.org)には一定程度対応していますが、すべてのリッチリザルトに完全対応しているわけではありません。
傾向としては:
- 記事ページとしての基本的な情報(タイトル・投稿日・著者など)はマークアップされる
- テーマだけで「レビューリッチリザルト」「FAQリッチリザルト」などをフルサポートする設計にはなっていない
- より細かいスキーマを使いたい場合は、
- SEOプラグイン
- 構造化データ専用プラグイン
などと組み合わせて補う想定
と考えるのが現実的です。
メリットとしては、
- テーマ側の独自実装が強すぎないので、
あとからプラグインでスキーマを上書きしやすい - テーマ更新で仕様変更があった際も、
構造化データのトラブルが比較的起きにくい
という「拡張しやすさ」があります。
一方で、
- レビュー星表示
- Q&Aスニペット
- How-to 形式のリッチリザルト
などを積極的に狙いたい人は、SANGO+専用プラグインで構造化データを追加する前提で設計しておいたほうが安心です。
AMP非対応であることのメリット・デメリット
SANGOはAMP(Accelerated Mobile Pages)には対応していません。
これは「対応していない=SEOに不利」という話ではなく、テーマの方向性として“AMPに寄せない”選択をしていると捉えるほうが近いです。

AMP非対応のメリット
- AMP用テンプレートを別途作らなくていいので、デザインや機能を1本に集中できる
- AMP特有の制限(使えないJS・CSSなど)を気にせず、SANGOの装飾やブロックをフルに使える
- 解析ツール・計測タグ・広告配置などが、通常ページと同じ設計で管理できる
Googleの方針も、昔のような「AMP優遇」という色は薄くなっており、今は高速な通常ページを作るほうが主流です。
AMP非対応のデメリット(になり得る点)
- AMPを前提にしている既存の計測・広告運用をそのまま引き継ぎたい場合は、設計を見直す必要がある
- ニッチなケースですが、「ニュースサイトとしてAMP配信を前提にしている」ような運用とは相性が良くない
とはいえ、一般的なブログ・アフィリエイト・企業メディアの運営では、AMP非対応による実害はほぼないと考えて問題ありません。
記事装飾がユーザビリティとSEOに与える影響
SANGOは装飾ブロックが豊富なぶん、ユーザビリティ次第でSEOにもプラスにもマイナスにも振れるテーマです。
ポイントは、「どれだけ派手に装飾するか」ではなく、
「読者が迷わず目的の情報にたどり着けるか」です。
良い影響を与えやすい使い方
- 見出し・ボックス・リストを使って、要点が一目で分かる構成にする
- 注意点・前提条件・結論・まとめを、装飾ボックスで明確に分ける
- 吹き出しや会話形式で、専門用語の補足や初心者の疑問への回答を分かりやすく提示する
- 関連記事ボックスやおすすめ記事エリアで、次の一手(読むべき記事)を自然に案内する
こうした使い方をすると、
- スクロール離脱が減る
- 滞在時間が伸びる
- 内部リンクの回遊率が上がる
といった、SEOにとってプラスに働きやすい指標が改善しやすくなります。
悪い影響になりがちなパターン
逆に、装飾が原因で
- 画面がゴチャゴチャして本文が入ってこない
- 強調が多すぎて、何が重要なのか分からない
- ボタンやリンクがやたら多くて「押し間違い」が起きる
という状態をつくってしまうと、
- 途中で戻る/閉じるなどの離脱行動が増える
- 読者がストレスを感じ、再訪率が下がる
といった形で、長期的にマイナスになります。
まとめると、SANGOのSEOまわりは
- テーマとしての「足腰」はしっかりしている
- より高度な構造化データやAMPは「プラグインや設計で補う」スタイル
- 装飾やレイアウトは、使い方次第でSEOの追い風にも、向かい風にもなる
という設計です。
テーマ導入段階で差がつくのは「速度」と「基本構造」まで。
そこから先の検索流入は、
キーワードの選び方
情報の質
そして、SANGOの装飾を「読みやすさ優先」で使えるかどうか
で大きく変わってきます。
収益化(アドセンス・アフィリエイト)との相性
SANGOは「稼ぐ系ゴリゴリ」のテーマではありませんが、アドセンス・アフィリエイト・企業メディアのどれとも相性が良い“バランスタイプ”です。
ここでは、
- 広告をどこにどう置きやすいか
- アフィリエイトや企業オウンドメディアでの強み
- 逆に「専用機能が少ないから自分で工夫すべき部分」
を整理します。
広告配置のしやすさと収益化しやすいレイアウト
まず押さえておきたいのは、
「広告を無理やり目立たせるテーマ」ではなく、
“読みやすさを保ったまま広告をなじませる”タイプ
だということです。
広告を置きやすい代表的なポイント
- アイキャッチ直下
- 目次上・目次下
- 記事中のブロック(見出しの前後)
- 記事下のCTA・バナーエリア
- サイドバー/フッターのウィジェット
これらは、SANGOのブロック・ウィジェット・コンテンツブロック機能と組み合わせることで、「どの記事でも同じ位置に、同じデザインで広告を出す」運用がしやすい構造になっています。
アドセンスとの相性
- コンテンツ幅・余白が整っているので、
レスポンシブ広告を素直に入れてもレイアウトが崩れにくい - テキストと広告の境界が分かるデザインにしやすく、
「誤クリック狙いの怪しいレイアウト」になりにくい
結果として、
- ページあたりの広告表示回数をキープしつつ
- 読者のストレスや離脱を抑えやすい
という、アドセンス向きの土台が作りやすいテーマです。
収益化しやすいレイアウトの考え方
SANGO側が決めてくれるのは「見た目のルール」までで、“どこに何を置くか”は運営者の設計次第です。
収益を意識するなら、最低限こうしたレイアウトを意識するとよいです。
- 記事の導入部:
→ 読者の悩みの言語化に集中し、広告は控えめに - 記事中盤:
→ 解決策の説明と合わせて、関連サービス・商品のボックスを配置 - 記事末尾:
→ 結論+CTA(「公式サイトを見る」「無料登録してみる」など)を目立つボタンで設置
SANGOのボックス・ボタン・吹き出しを使えば、「レビューっぽさ」「第三者の声」「比較ポイント」などを整理して見せやすくなり、自然な流れで広告に誘導できます。
アフィリエイト・企業メディアで使うときの強み
SANGOは「個人ブロガー向け」のイメージが強いですが、きちんと設計すればアフィリエイトサイトや企業メディアでも使いやすいテーマです。
アフィリエイトサイトでの強み
- レビュー・比較記事が組み立てやすい
- ボックス・リスト・表・ランキング風レイアウトなど、
比較コンテンツに必要なパーツが揃っている
- ボックス・リスト・表・ランキング風レイアウトなど、
- “ゴリ押し感”を抑えたデザイン
- 優しいトーンのデザインのおかげで、
「売り込みが強すぎるLP」になりにくい - YMYL系ジャンルでも、“押し付け感の少ない情報寄りコンテンツ”を狙いやすい
- 優しいトーンのデザインのおかげで、
- 内部リンク導線を作りやすい
- 関連記事・おすすめ記事エリアを整えれば、
比較→個別レビュー→案件一覧…と自然に回遊させやすい
- 関連記事・おすすめ記事エリアを整えれば、
企業メディアでの強み
- “柔らかいけどきちんとしている”印象を出しやすい
- 写真やアイコンの選び方次第で、
コーポレート寄りにも寄せられる
- 写真やアイコンの選び方次第で、
- オウンドメディアの「読み物」と相性が良い
- 長文記事でも読み疲れしにくく、
サポート記事・ノウハウ記事を並べやすい
- 長文記事でも読み疲れしにくく、
- ライター・編集者が使いやすいブロック構成
- 外注ライターにも「このブロックを使ってください」とルールを渡しやすい
「ブランド色が強すぎるテーマ」だと企業メディアでは扱いづらいことがありますが、SANGOは“ベースはやさしい、上から企業の色を乗せられる”ところが使いやすいポイントです。
収益化専用機能が少ない点と自前で補うべき部分
一方で、SANGOは
- 「ランキング機能が自動で売上順に並び替わる」
- 「クリック数や報酬をダッシュボードで一括管理できる」
といった、“収益特化テーマ”にあるような専用機能は多くありません。
テーマに期待しすぎないほうがいい部分
- ASPごとの成果管理やクリック数集計
- 案件ごとのランキング自動並び替え
- 比較表の自動生成(CSV読み込みなど)
こういった部分は、
- プラグイン
- 外部ツール(スプレッドシートやアフィリエイト管理サービス)
- 自作の管理フロー
で補う前提で考えたほうが現実的です。
自前で用意しておくと良いもの
SANGOを活かしながら収益化したいなら、次のような「運用側の型」をあらかじめ決めておくと効きます。
- 案件管理シート
- 案件名/ASP/報酬単価/訴求ポイント/LPの特徴 などを一覧管理
- 記事テンプレ
- レビュー記事の流れ(結論→メリット→デメリット→他社比較→CTA)
- 比較記事の構成(選び方→比較表→用途別おすすめ→個別レビュー→CTA)
- コンテンツブロック化されたCTA
- 記事下に入れる定番バナー
- サイドバーに出す案件一覧
- 期間限定キャンペーン用の告知枠
SANGOの役割は、
それらの情報を読みやすく・押し付け感なく・きれいに見せること
であって、収益管理そのものを代行してくれるわけではない、と切り分けておくと期待値がズレません。
まとめると、SANGOは
- 広告配置・アフィリエイト導線を作りやすく
- 読者の信頼を損ないにくいデザインで
- 企業メディアでも使える柔軟さがありつつ、
収益管理やランキング自動化までは踏み込まない、“コンテンツと導線を整えることに特化したテーマ”です。
「テーマに収益を任せる」のではなく、
テーマ:見せ方と導線の土台
自分:コンテンツ・案件選定・分析
という役割分担を意識すると、SANGOを長く活かしやすくなります。
価格・購入方法・ライセンス
SANGOは買い切り型の有料テーマです。
ここでは「いくらかかるのか」「どこで買うのが得か」「何サイトまで使っていいのか」を、初心者向けに整理します。
テーマ料金とバージョン3以降の値上げについて
現在のSANGOの価格は、おおまかに次のとおりです。
- 通常価格(BOOTH):税込 14,800円
- ConoHa WINGのWINGパック経由:税込 14,000円(サーバー3ヶ月以上契約が条件)
もともとは 11,000円(税込) で販売されていましたが、
2022年7月7日のバージョン3.0リリースに合わせて 14,800円に値上げされています。
値上げの背景として、公式ではおおよそ次のような事情が説明されています。
- WordPress本体の大幅なアップデート(特にブロックエディター対応)
- テーマの根本設計を作り直すレベルの開発コスト
- 今後も継続的にアップデート・改善を続けるための投資
つまり「安さ勝負のテーマ」から、
長期的にアップデートされる“本気の有料テーマ”へ舵を切った価格帯だと考えるとイメージしやすいと思います。
BOOTH経由で購入する手順
SANGOの公式な販売窓口のひとつが、同人・デジタルコンテンツ販売プラットフォームの BOOTH です。
ざっくり流れだけ押さえると、次の5ステップです。
- BOOTHの販売ページにアクセス
- SANGO公式サイトの「購入ページ」からリンクされています。
- BOOTHアカウント(=pixiv ID)を作成 or ログイン
- メールアドレスやGoogleアカウントで登録可能。
- カートに入れて決済
- クレジットカード、PayPal、楽天ペイ、コンビニ払いなど、一般的な決済方法が使えます。
- テーマファイル(zip)をダウンロード
- 「sango-theme-○○.zip」のようなファイルが1つ届きます。
- WordPressにアップロードして有効化
- 管理画面 → 外観 → テーマ → 新規追加 → テーマのアップロード → zip をそのままアップロード → 有効化
BOOTH購入のポイント
- どのレンタルサーバーでも使える(ConoHa以外のサーバーでもOK)
- 自分でWordPressやサーバーを用意できる人向け
- 価格は 常に定価(14,800円) が基本
サーバー選びを自分でコントロールしたい人、
すでに他社サーバーを使っている人には BOOTH 経由が無難です。
ConoHa WINGとのセット購入で安く導入する方法
もうひとつの購入ルートが、レンタルサーバー ConoHa WING からのセット購入です。
公式情報を整理すると、現在は次のような価格体系になっています。
| 購入ルート | テーマ価格(税込) | 条件 |
|---|---|---|
| BOOTH単体 | 14,800円 | テーマのみ購入 |
| ConoHa WING 通常契約 | 14,800円 | サーバー最低利用期間なし |
| ConoHa WING WINGパック | 14,000円 | サーバーを3ヶ月以上契約すると割引適用 |
ConoHa経由のメリット
- WINGパックを使うと 実質800円ほど割引 になる
- 申し込み時の「かんたんセットアップ」で
WordPress+SANGOが自動インストールされる - 独自ドメインが2つまで無料になるなど、サーバー側の特典もある
よくある誤解
ConoHaで買うと「ConoHaでしか使えない」?
→ いいえ、どのサーバーでも利用可能です。
ConoHaで購入しても、テーマファイル自体は BOOTH と同様に他サーバーへ移して使えます。
おすすめの判断基準
- まだサーバーを持っていない
- 3ヶ月以上、腰を据えてブログを続けるつもり
という前提なら、WINGパック+SANGOで一気にまとめて契約してしまうのが一番ラクです。
ConoHa WING 公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認。
複数サイト利用・制作代行でのライセンスの考え方
SANGOは、テーマとしては少しややこしい 「スプリットライセンス」 を採用しています。
公式の利用規約から、ポイントだけを噛み砕いてまとめると次の通りです。
1. 自分のサイトなら複数利用OK
- PHPファイルは GPLライセンス で、自由に複製・改変・再配布が可能
- CSS / JavaScript / 画像 については、権利はテーマ製作者にあり再配布は禁止
- ただし 「購入者本人が主な所有者であるサイト」であれば、複数サイトで利用してOK
つまり、
自分名義で運営しているブログやサイトを、
いくつもSANGOで作るのは問題なし
ということです。
2. クライアントサイトは「1所有者=1ライセンス」が基本
- 誰かから依頼を受けてサイト制作する「請負」の場合、
1クライアントごとにSANGOを1ライセンス購入する必要がある と明記されています。 - そのため、「1本買えばクライアント何十社分でも使い回しOK」というライセンスではありません。
Web制作事業者にとっては、ここを守らないとライセンス違反になるので要注意です。
3. 制作会社向けの「まとめ買いライセンス」も用意されている
2023年10月からは、制作会社向けにボリュームライセンスも販売されています。
- 3サイト分ライセンス:
通常合計44,400円 → 29,800円 - 5サイト分ライセンス:
通常合計74,000円 → 44,400円
「クライアント案件でSANGOを何度も使う」場合は、
このまとめ買いライセンスを使うことで1サイトあたりのコストを抑えつつ、ルールも守れる設計になっています。
ざっくりまとめ
- 価格:
- BOOTH:14,800円(税込)
- ConoHa WING WINGパック:14,000円(税込・サーバー3ヶ月以上)
- 購入ルート:
- サーバーを自分で選びたい → BOOTH
- これからサーバーも契約する → ConoHa WINGセットが楽&少しお得
- ライセンス:
- 自分が所有するサイトなら、いくつでもSANGOを使ってOK
- クライアントのサイトには、所有者ごとにライセンスが必要
- 制作会社向けには3サイト/5サイトの割安ボリュームライセンスもある
このあたりを押さえておくと、
「後からライセンスでモメる」「買い方を間違えて損をする」といったリスクを避けつつ、SANGOを安心して長く使っていけるはずです。
導入手順と初期設定の流れ
SANGOは「買って終わり」ではなく、導入〜初期設定でどこまで整えるかで使い勝手が大きく変わります。
ここでは、
- ConoHa WINGと同時導入するパターン
- すでにあるWordPressに後から入れるパターン
- 初期設定でつまずきやすい点
- 公式ドキュメントや勉強会の活用
を順番に整理します。
ConoHa WING契約時に同時導入する方法
これからサーバー契約をする人は、ConoHa WINGの「WordPressかんたんセットアップ」+SANGO同時購入がもっとも手間が少ないルートです。
おおまかな流れは次のとおりです。
- ConoHa WINGの申し込み
- 公式サイトから「今すぐお申し込み」をクリック
- メールアドレス・パスワードを入力しアカウント作成
- WINGパックとプランを選ぶ
- 「料金タイプ」で WINGパック を選択
- 契約期間(3〜36ヶ月)とプラン(通常はベーシック)を選ぶ
- WordPressかんたんセットアップを設定
- 「WordPressを利用する」を選択
- サイト名・ユーザー名・パスワード・メールアドレスを入力
- 「WordPressテーマ」の項目で SANGO を選択
- ドメイン・サーバー設定を確認して申し込み完了
- 独自ドメインを入力
- 申込を確定すると、
→ ドメイン取得/SSL設定/WordPressインストール/SANGO導入まで自動で完了
- WordPressにログインして動作確認
- ConoHaの管理画面に表示されるURLからログイン
- 「外観→テーマ」で SANGO が有効になっているか確認する
ConoHa経由で購入した場合、SANGOは最初からインストールされた状態になるため、テーマzipのアップロードは不要です。
既存WordPressサイトにSANGOをインストールする手順
すでにエックスサーバーなどでWordPressを運用している場合は、テーマをあとから差し替える形になります。
1. テーマファイルと子テーマを準備
- SANGOを BOOTH か ConoHa から購入
- 購入後に届くダウンロードページから、
親テーマ(sango-theme-○○.zip) をダウンロード - SANGO公式サイトから 子テーマ(sango-child.zip) もダウンロード
※ 長く使う前提なら、必ず子テーマを使う(デザイン調整をしてもアップデートで消えにくくなります)。
2. WordPressにテーマをアップロード
- WordPress管理画面にログイン
- 「外観 → テーマ → 新規追加 → テーマのアップロード」
- 先ほどの 親テーマzip → インストール → 有効化せずにそのまま
- 同じ手順で 子テーマzip → インストール → 子テーマを有効化
これで「親テーマ:SANGO」「有効テーマ:子テーマSANGO」という状態になります。
3. 事前にやっておきたい安全対策
- 既存サイトからの乗り換えなら、必ずバックアップを取る
- サーバーの PHPバージョンを最新にしておく(古いPHPだとエラーの原因に)
この2つをやっておくだけで、トラブル時のリカバリーがかなり楽になります。
初回セットアップで時間がかかりやすいポイント
SANGOは導入だけならすぐ終わりますが、「ここで完璧を目指すと沼にハマりやすい」というポイントがいくつかあります。
1. 全体デザイン(色・フォント・ヘッダー)
- サイトカラー
- ロゴの有無
- ヘッダー・フッターのメニュー
などを触り始めると、いくらでも時間が溶けます。
👉 最初は次の3つだけに絞るのがおすすめです。
- アクセントカラーを1色決める
- ヘッダーメニューを2〜4個だけ作る
- フッターに「プロフィール・お問い合わせ・プライバシーポリシー」へのリンクを置く
細かな余白や見出しデザインは、記事が10本くらい溜まってから調整しても遅くありません。
2. トップページの作り込み
SANGO Landのパーツを見ていると、
「全部使いたくなる」のがよくあるパターンです。
最初は、
- トップ:最新記事 or ピックアップ記事
- カテゴリーごとの記事一覧を2〜3ブロックだけ
くらいのシンプル構成で十分です。
SANGO Landの本格的なセクションは、アクセスが増え始めてから整える意識にしておくと失速しにくくなります。
3. ブロックエディターに慣れる時間
- 見出しブロック
- ボックスブロック
- リスト
- ボタン
この4つだけ使えれば、最初の10本くらいの記事は問題なく書けます。
逆に「全ブロックを試してから書き始める」は、ほぼ確実に挫折ルートです。
公式マニュアル・勉強会・サポートフォーラムの活用法
SANGOは、テーマとしてのサポート体制がかなり充実しています。
公式が用意している主な窓口は次の3つです。
| サービス | 役割 |
|---|---|
| ドキュメント(Document) | 基本的な使い方・カスタマイズ方法の手引き |
| フォーラム(Forum) | 不具合報告・質問・機能要望 |
| 勉強会/ユーザーグループ(Study) | 実演形式での解説・最新機能の紹介・ユーザー交流 |
1. 公式ドキュメント(カスタマイズガイド)
- テーマの初期設定
- ブロックの使い方
- SANGO Landやコンテンツブロックの概念
などが体系立てて解説されています。
「まずググる」前に、公式ドキュメントを一度検索してみるクセをつけると、情報のバージョン違いに惑わされにくくなります。
2. サポートフォーラム
- テーマのバグっぽい挙動
- ドキュメント通りにやっても動かないケース
- よくある困りごと(表示崩れなど)
は、フォーラムで質問できます。
質問する際は、
- サイトURL(可能なら)
- 具体的な症状
- 試したこと(プラグイン停止など)
を書いておくと、回答がスムーズで、原因特定もしやすくなります。
3. 勉強会・オンラインイベント・動画
SANGOは、オンライン勉強会やユーザーグループも運営されており、SANGO Landやブロックカスタマイズの活用例が実演されることもあります。
- トップページの作り方
- SANGO Landの使いどころ
- v3以降の新機能の解説
など、文字だけでは伝わりにくい部分を動画で理解できるのがメリットです。
まとめると、SANGOの導入〜初期設定は、
- ConoHa WINGなら「かんたんセットアップ」で自動導入
- 既存サイトなら BOOTH 等からzipをダウンロードして親子テーマをインストール
- 初期設定は「最低限の見た目+執筆環境」に絞ってスタート
- 分からないところは 公式ドキュメント → フォーラム → 勉強会 の順で深掘り
という流れを意識しておくと、迷子になりにくくなります。
まずは「きれいに整った1記事」を公開してみて、
そこから少しずつ SANGO らしいデザインや機能を足していくイメージで進めるのがおすすめです。
SANGOの主なメリット(強み)
ここでは、SANGOを選ぶときに「ここが利点だな」と感じやすいポイントを、初心者目線で整理します。
一言でまとめると、
見た目・書きやすさ・スピード・価格・コミュニティのバランスが良いテーマ
です。
読者が「居心地の良さ」を感じるデザインとUI
SANGOの根っこにあるのは、「読んでいてストレスが少ないこと」です。
- 余白がしっかりあり、行間も詰まりすぎない
- 角の取れたカードやボタンで、画面全体が柔らかい印象
- 記事内で、見出しやボックスのデザインが統一されていて読みやすい
という設計のおかげで、初めて来た読者でも、
- 「なんとなく落ち着いて読める」
- 「ちゃんと運営されているサイトっぽい」
と感じてもらいやすくなります。
とくに、ライフスタイル系・ブログ系・サービス紹介系のジャンルでは、この「居心地の良さ」がそのまま信頼感につながりやすいです。
ブロックエディターで直感的に記事を作成できる
SANGOは、クラシックエディターありきではなく、ブロックエディター前提で作られています。
- 吹き出し・ボックス・ボタンなど、よく使うパーツがブロック化されている
- サイドバーの設定から、枠線・背景色・影の有無などを切り替えられる
- 編集画面と実際の表示のギャップが小さく、「プレビュー頼み」にならない
その結果、
- 記事構成さえ決まっていれば、
クリックとドラッグでレイアウトが組める - HTMLやCSSが分からなくても、「読める紙面」が作りやすい
というメリットが生まれています。
装飾・レイアウトのパターンが非常に豊富
SANGOのもう一つの強みは、装飾やレイアウトの「型」がとても多いことです。
- 複数のスタイルを持つ見出しブロック
- 注意・ポイント・補足など用途別に使えるボックス
- 比較表・レビュー風のレイアウト
- トップページ用のセクション(サービス紹介、実績、プロフィールなど)
こうしたパーツを組み合わせることで、
- シンプルなブログ型サイト
- 比較・レビューに強いアフィリエイトサイト
- 企業のオウンドメディア寄りのサイト
まで、「テーマを変えずに違うタイプのサイト」を作り分けられるのが特徴です。
表示速度と内部SEOのバランスが良い
SANGOは、極端に「軽さだけ」を追い求めてはいませんが、デザインと速度のバランスはかなり意識されています。
- ブロックエディター前提の設計で、不要なコードを減らしやすい
- 画像を最適化したり、キャッシュを適切に設定すれば、モバイルでも十分な速度が出やすい
- 見出し構造・モバイル対応・パンくずなど、基本的な内部SEOの土台が整っている
そのため、
- テーマのせいでSEO的に不利になる
- デザインを少し変えただけでページが激重になる
といった「よくある失敗」が起こりにくい設計になっています。
有料テーマとしての価格が比較的リーズナブル
最近の高機能テーマと比べると、SANGOは「中堅〜やや安め」の価格帯に収まっています。
- ブロック周りの機能
- デザインの作り込み
- 解説記事やコミュニティの充実度
を考えると、「初めて有料テーマにお金を出す人」にとっても、コストに見合う価値を感じやすいラインです。
サーバーとセットで契約すれば、通常より少し安く導入できるプランもあるため、
「無料テーマから一歩ステップアップしたいけれど、いきなり高額テーマは不安」
という人にとって、ちょうど良い選択肢になりやすいです。
アップデートが頻繁で開発が止まりにくい安心感
WordPressテーマで意外と重要なのが、「ちゃんとアップデートされ続けているか」です。
SANGOは、
- ブロックエディターの変化
- WordPress本体のアップデート
- ユーザーからの要望や不具合報告
に合わせて、継続的に改良が行われてきたテーマです。
- 新機能の追加
- 既存機能の使い勝手の改善
- 細かなバグ修正
が定期的に行われているので、
- 数年運用しても「すっかり時代遅れのテーマ」になりにくい
- セキュリティ面でも、放置されているテーマより安心
というメリットがあります。
作者への信頼感・コミュニティの盛り上がり
SANGOは、開発者・運営チームの顔が見えやすいテーマというのも特徴のひとつです。
- テーマの公式サイトや開発者ブログで、思想や設計意図が発信されている
- フォーラムやSNSで、ユーザー同士の情報交換が活発
- 実際にSANGOを使って成果を出しているサイトが多く、事例も見つけやすい
こうした「人」と「事例」が見えることで、
- トラブル時に情報が探しやすい
- カスタマイズのヒントやデザインのアイデアを得やすい
- 長く使う前提で投資しやすい
といった、“安心して乗れる土台”が整っています。
SANGOのメリットを一言でまとめると、
「おしゃれさ」と「書きやすさ」と「運用のしやすさ」を、
無理にどれか一つに振りきらず、バランス良く押さえているテーマ
です。
このバランス感に魅力を感じるかどうかが、
SANGOを選ぶかどうかを決める、一番のポイントになってきます。
SANGOのデメリット・注意点
SANGOはとても使い勝手の良いテーマですが、向き・不向きや「知っておいたほうがいい弱点」もはっきりあります。
ここでは、購入前・導入前にチェックしておきたいポイントだけを絞ってお伝えします。
機能が多く、初心者には覚えることが多い
SANGOは「シンプルな1カラムブログ用テーマ」ではなく、
- 独自ブロック
- コンテンツブロック
- SANGO Land
- カスタムプリセット …など
便利な機能がかなり詰め込まれたテーマです。
そのぶん、
- 管理画面の設定項目が多い
- ブロックの種類も多く、「どれを使えばいいか」迷いやすい
- 使いこなすには、公式ドキュメントを読む前提になる
といった「学習コストの高さ」はどうしても出てきます。
「とりあえず最低限だけ触って、少しずつ覚えていく」
というスタンスで始めれば問題ありませんが、
最初から全部理解しようとすると、かなりしんどいテーマだと思っておいた方が安全です。
自由度が高いぶん設定・カスタマイズが難しく感じる
SANGOは、
- 色・余白・角丸・影の強さ
- ブロックの表示スタイル
- トップページの構成
などを細かくいじれる分、「どこまでいじるか」を自分で決めないと終わりが見えません。
よくあるつまずき方はこんな感じです。
- ちょっと変えたつもりが、他のページのバランスが崩れる
- ブロックのスタイルを増やしすぎて「どれが標準か」分からなくなる
- 子テーマ+カスタムCSSを触り始めて、どこを直せばいいか分からなくなる
自由度が高いこと自体はメリットですが、
- 「自分の中のルール」を早めに決める
- 見出しはこのデザインだけ
- ボックスは3種類まで
- 大きな変更は、テスト用の固定ページで先に試す
といった「セルフ制限」をかけないと、
カスタマイズが目的化して記事が進まない状態になりがちです。
SANGO同士でサイトデザインが似てしまいやすい
SANGOはユーザーが多く、デフォルトデザインの完成度も高いので、
- アクセントカラー初期設定のまま
- ロゴもテキストのみ
- SANGO Landのパーツをそのまま使う
といった状態だと、どうしても
「あ、これもSANGOだな」
と一目で分かるデザインになりがちです。
これ自体が悪いわけではありませんが、
- ブログジャンルが近い
- 同じキーワードで戦う競合もSANGO
という状況だと、見た目での差別化が難しくなります。
差別化のためには、
- カラーとロゴで「ブランド感」を出す
- よく使うブロックのスタイルを自分用に絞る
- トップページの構成(セクション順・見せ方)にストーリーを持たせる
といった 「中身+軽いデザイン調整」で個性を乗せていく前提が必要です。
収益化を自動支援する機能は最小限
SANGOは、
- ボックスやボタンで訴求しやすい
- 比較・レビュー記事を組み立てやすい
といった「見せ方の面」では収益化と相性が良い一方で、
- クリック率や成果を自動集計する機能
- ランキングを売上順に自動並び替えする機能
- ASP横断の案件管理ダッシュボード
のような、収益特化テーマにありがちな“自動支援系”機能は基本的にありません。
つまり、
- 案件管理:スプレッドシートや外部ツール
- クリック計測:コンテンツブロック+アクセス解析
- 成果比較:ASP管理画面で確認
といった形で、運営側が自前で仕組みを整える必要があります。
「テーマを入れたら勝手に収益が伸びる」
という世界線はそもそも存在しませんが、
特にSANGOは “見せ方の土台”に集中した設計 だと理解しておくとギャップが減ります。
構造化マークアップなど一部で細かな改善余地がある
SANGOは、基本的な内部SEOには配慮されているものの、
- レビュー専用スキーマ
- FAQリッチリザルト用のマークアップ
- How-to 記事向けの詳細な構造化データ
といった部分は、テーマだけで完璧にカバーする作りにはなっていません。
そのため、
- 特定のリッチリザルトを狙いたい
- FAQ・How-to・レビューなどを積極的に活用したい
といった場合には、
- SEOプラグイン(構造化データ対応のもの)
- FAQ専用ブロック・プラグイン
と組み合わせて、必要なスキーマを後付けする設計が必要です。
言い換えると、
「テーマ1つで、SEOのすべてを完結させたい」
という人にはやや物足りない場面もあり得ますが、
拡張しやすい設計と捉えれば大きなマイナスではありません。
ビジネス寄り・硬めのサイトには追加の工夫が必要
SANGOの標準デザインは、
- 柔らかい色づかい
- 角が丸いパーツ
- 余白が多くゆったりしたレイアウト
といった特徴があり、「かわいい」「やさしい」印象が強めです。
そのため、
- BtoB向けのサービスサイト
- 士業・医療・金融など、信頼性と厳格さが求められる業種
- 採用サイトやIR情報など、硬めの情報を扱うページ
では、そのまま使うと 「ややカジュアルすぎる」 と感じられる可能性があります。
この場合は、少なくとも次のような工夫がほぼ必須です。
- カラーパレットを トーン低めの配色 に切り替える
- 写真やアイコンを「可愛いイラスト」よりも 実写・シンプルな図解寄り にする
- 見出し・ボックス・ボタンの装飾を控えめにし、余白と文字で見せるデザインに寄せる
- 会社概要・実績・スタッフ紹介など、信頼性を補うコンテンツをしっかり用意する
SANGOだからビジネス利用ができないわけではありませんが、
「初期状態=ビジネス向け」ではないことは押さえておいた方がよいポイントです。
SANGOのデメリットをまとめると、
- 機能が豊富なぶん、覚えることが多く迷いやすい
- 自由度が高く、自分で“線を引かないと”カスタマイズ沼に入りやすい
- そのまま使うと、他のSANGOサイトと似やすい
- 収益管理・構造化データなどは、プラグインや運用側の工夫が前提
- ビジネス寄りのサイトでは、トーン調整とコンテンツ設計が必須
といったあたりに集約されます。
これらを「許容できる弱点」と感じられるなら、
SANGOは 長く付き合いやすいテーマ候補 になってくるはずです。
ユーザーの口コミ・評判の傾向
SANGOの評判をざっくり眺めると、
- デザインと書きやすさへの評価はかなり高い
- 一方で「機能が多くて難しい」「デザインがかぶる」といった声も目立つ
- 大きなアップデートは「ありがたいけれど、少し怖い」という本音
といった傾向があります。
高評価を集めているポイント(デザイン・書きやすさなど)
まず、ポジティブな口コミで必ず挙がるのがデザインと書きやすさです。
主な声をまとめるとこんなイメージです。
- 「マテリアルデザインで、柔らかくて美しい見た目が作りやすい」
- 「パステル系で目にやさしく、あまり考えなくても ‘それなりに整った’ デザインになる」
- 「SANGO Land からパーツをコピペするだけで、凝ったレイアウトが組める」
書きやすさについても、ブロックエディター対応が高く評価されています。
- 「ブロックエディタで直感的に記事が作成できて、プログラミングが分からなくても3年以上書き続けられた」
- 「吹き出し・ボックス・表・FAQなど、ブログでよく使う装飾が一通り揃っていて、記事を書くのが楽しい」
さらに、表示速度やSEOまわりのバランスも、レビューでよく褒められています。
- 「デザイン・速度・書きやすさ・SEO・カスタマイズのバランスが良い ‘総合力タイプ’」
- 「ページ表示が速く、内部SEOもある程度テーマ側で対応してくれている」
まとめると、高評価ポイントはだいたいこの4つに集約されます。
- 柔らかく整ったデザインを出しやすい
- ブロックエディターで記事を書きやすい
- 装飾パターンが豊富で、読みやすさを作りやすい
- 速度・SEO・カスタマイズのバランスが良い
マイナス評価として挙がりやすい点(難しさ・デザインの被りなど)
一方、マイナス寄りの口コミでよく出てくるのは、学習コストと“量産型デザイン問題”です。
代表的な声はこんな感じです。
- 「機能が多く、すべてを把握しようとすると初心者には難しい」
- 「設定項目が多くて、どこを触ればいいか最初は迷う」
デザイン面では、ほぼどのレビューにも出てくる弱点がこれです。
- 「SANGO同士でデザインが被りやすい」「どこかにSANGOっぽさが残る」
- 「シンプル・クール・ビジネスライクなサイトには少し不向き」
また、ビジネス寄り・硬めのサイトに使うときの違和感を指摘する声もあります。
- 「コーポレートやBtoBのサイトだと、初期の ‘かわいい’ トーンが合わないことがある」
ここから分かるのは、
- SANGOは「柔らかいブログ・メディア」とは相性が抜群
- 反面、「無機質でシャープな企業サイト」を作ろうとすると、追加の工夫が必須
という現実です。
長期利用者が感じるアップデートの恩恵と混乱
SANGOは、アップデートが頻繁なテーマです。これは長期利用者にとって「安心」と「混乱」の両方を生みやすいポイントになっています。
アップデートの恩恵
長く使っているユーザーほど、バージョン3以降の変化をポジティブに捉えている声が多いです。
- 「SANGO 3.0 からはヘッダー・フッターも含め ‘すべてをブロック化’ する方針になり、カスタマイズの幅が広がった」
- 「従来は外部プラグインに頼っていた装飾・FAQ・タブなどが、テーマ側だけで完結するようになってきた」
- 「3.0でテーマにキャッシュ機能が入り、キャッシュ系プラグインを減らせた」という声もある
また、
- アップデートは無料
- 購入者なら何サイトに使ってもOK
という方針も、「長く使うほどお得」と評価されています。
アップデート時の混乱・注意点
一方、メジャーアップデートのタイミングでは、レイアウト崩れや手順ミスによるトラブルもたびたび報告されています。
- 3.0アップデート後に「記事一覧やフッターウィジェットのレイアウトが崩れた」という相談が公式フォーラムに複数件上がった
- SANGO Gutenberg プラグインを削除し忘れた・PHPやWordPressのバージョンが古いままなど、「手順を守らずにアップデートしてエラーになった」というケースもある
- 3.0に上げたら「サイトカラーが初期状態に戻ってしまい、調整し直しになった」という体験談もある
長期利用者の本音としては、
- 「機能がどんどん良くなるのは嬉しい」
- 「でも、大きなアップデートは怖いので、バックアップやテスト環境があった方が安心」
という“嬉しさと慎重さの両方”が見えます。
口コミから見える「SANGOと相性が良い人」
口コミをまとめて見ていくと、SANGOと特に相性が良さそうなのは、こんなタイプの人です。
- 柔らかく親しみやすいデザインのブログ・メディアを作りたい
- ブロックエディターで、感覚的に記事を組み立てたい
- 装飾やレイアウトにこだわりたい一方で、SEOや速度も捨てたくない
- 毎月のサブスクではなく、買い切りで長く使えるテーマが欲しい
- 多少の学習コストやアップデート対応は、「投資」と割り切れる
逆に、
- とにかく “ビジネスライクで硬い” サイトを作りたい
- テーマ側に収益化・構造化データなどを全部お任せしたい
- 設定をほとんど触らず、最小限の機能だけで完結したい
という人は、口コミにあるデメリットを強く感じやすいかもしれません。
SANGOの評判は、
「派手な ‘一発逆転’ をくれるテーマ」ではなく、
“長く育てる前提で、安心して付き合えるテーマ”
として評価されている、というイメージで捉えておくとズレが少なくなるはずです。
他の人気テーマとの比較視点
ここでは、SANGOを「単体のレビュー」としてではなく、
SWELLなど他の人気テーマと比べたときにどう見えるかという視点で整理します。
SWELLなど他テーマとの機能・デザイン比較
有料テーマのなかで、SANGOとよく比較されるのが SWELL です。
まずはざっくりと特徴を並べると、次のようなイメージになります。
| 項目 | SANGO | SWELL |
|---|---|---|
| デザインの雰囲気 | かわいい・やわらかい・マテリアルデザイン寄り | スタイリッシュ・フラット・汎用的 |
| 得意なサイトタイプ | ブログ・個人メディア向き | ブログ+企業サイト・サービスサイトにも幅広く対応 |
| ブロックエディター | 拡張性・装飾パターンが豊富 | 操作性・分かりやすさ重視で迷いにくい |
| 装飾・パーツ | SANGO Land+多数のオリジナルブロックで「型」が膨大 | 標準ブロックを洗練させた「万能型」パーツが多い |
| 速度・SEO | 十分速く、内部SEOもベースは整っている | 表示速度・内部最適化でより一歩リードという評価が多い |
| 価格帯 | 税込14,800円前後と中堅クラス | 税込17,600円前後でやや高めだが多機能 |
共通点としては、
- どちらもブロックエディターに本格対応
- どちらも高速化・SEOをかなり意識
- どちらもユーザー数・情報量が多く、ググれば事例がたくさん見つかる
という意味で、「どちらを選んでも大きなハズレはないクラス」のテーマだと言えます。
一方で、
- 「ポップでかわいいブログ」に寄せたいなら SANGO
- 「どんなジャンルにも合う万能テーマ」が欲しいなら SWELL
という棲み分けが、実際の比較記事や口コミでもよく語られています。
「完成度が高いテーマ」vs「作り込んでいくテーマ」という違い
個人的に、SANGOとSWELLを一番分かりやすく説明するときに使える軸が、
「最初から完成度が高いテーマ」 か
「自分で作り込んでいくテーマ」 か
という視点です。
SWELL:最初から完成度が高いテーマ
SWELLは、
- 初期状態の時点でレイアウトの統一感が強い
- トップページやサイト型デザインが、最小限の設定で整いやすい
- ウィジェットやカスタマイザーがよく整理されていて「迷いにくい」
といった特徴から、よく
「テーマ側でほとんど完成している」
「設定に時間をかけず、すぐ運営に入りたい人向け」
と評されています。
SANGO:作り込んでいくテーマ
SANGOも初期状態で十分きれいですが、特徴はどちらかというと
- 見出し・ボックス・セクションなどの「パーツの種類」がとにかく多い
- SANGO Land・カスタムプリセット・派生ブロックなどで、自分好みの型を量産できる
- いじればいじるほど、同じSANGOでも違う雰囲気のサイトに育てられる
という「作り込んでなんぼ」の世界観です。
そのぶん、
- 何も考えずに触ると「機能多すぎて分からない」と感じやすい
- 自分なりのルール(よく使うブロックや色)を決めないと、カスタマイズ沼に入りやすい
という難しさも、実際のレビューや口コミで指摘されています。
まとめると、
- SWELL:
→ 「最初からよくできたテンプレをベースに、最小限の調整で完成させたい人」向き - SANGO:
→ 「パーツがたくさん欲しい、自分でレイアウトを作り込みたい人」向き
と考えると、イメージしやすくなるはずです。
SWELL 公式サイトでデモサイトを確認。
テーマ選びでSANGOを候補に入れるときの判断基準
最後に、「実際、自分がSANGOを選んでいいタイプなのか?」を判断しやすくするために、チェックポイントを整理します。
SANGOを選びやすいケース
SANGOが「本命候補」になりやすいのは、次のような場合です。
- ブログやメディアのジャンルが
→ ライフスタイル/ブログ運営/ガジェット/サービス紹介など
“読み物中心”のサイト を作りたい - サイトの印象は
→ 「かわいい」「やわらかい」「親しみやすい」方向に寄せたい - ブロックエディターで、装飾やレイアウトをあれこれ試しながら育てていくのが楽しそうに感じる
- 多少設定をいじる手間があっても、
「自分の色を出せるパーツの多さ」を重視したい - 価格はほどほどに抑えたいが、無料テーマでは物足りない
SWELLや他テーマを優先したほうがよいケース
逆に、SANGOよりもSWELLなどを優先したほうがよさそうなのは、たとえばこんなときです。
- 「とにかく設定に時間をかけたくない、最短で整ったサイトにしたい」
- コーポレートサイト・サービスLPなど、ビジネス寄りの硬いトーンが求められる
- 構造化データや速度最適化など、SEO周りはテーマにできるだけお任せしたい
- テーマ乗り換えツールや公式コミュニティなど、サポート周りも含めた“安心パック”をテーマに求めたい
迷ったときの考え方
ざっくりまとめると、迷ったときの基準はこの一文に集約できます。
- 「かわいい世界観のブログを、自分で作り込みたい」なら SANGO
- 「汎用的で完成度の高いテーマ1本で、いろいろなサイトを回したい」なら SWELL
SANGOを候補に入れるときは、
- 自分のジャンル
- 好きなデザインの方向性
- カスタマイズに割ける時間
この3つを一度紙に書き出してみると、
「SANGOで育てていくサイト像」がかなりクリアになるはずです。
SANGOが向いている人・向いていない人
テーマ選びで迷いやすいのが、
「機能」よりも自分との相性です。
ここでは、SANGOと合いやすい人・合いにくい人、
そしてブログのタイプ別の向き不向きを整理します。
SANGOと相性が良いユーザー像(ブログ初心者〜中級者)
SANGOは、「ちゃんとした見た目のブログを、自分で育てていきたい人」と相性が良いテーマです。
とくに合いやすいのは、こんな人たちです。
- ブログ初心者〜中級者
- 無料テーマからワンランク上げたい
- コードはよく分からないけれど、設定画面からならいじれる
- ブログを「半年〜1年以上続ける」気持ちはある
- 読み物中心のブログを作りたい人
- 雑記ブログ/特化ブログ/レビュー系ブログ
- ライフスタイル・副業・ガジェット・サービス紹介など、
記事本文をしっかり読ませたいジャンル
- 見た目にこだわりたいけれど、デザイナーではない人
- 既存のデザインパーツを「選んで組み合わせる」のは好き
- 0→1でオリジナルデザインを作るのはしんどい
- それでも、量産型デザインからは一歩抜け出したい
- ブロックエディターでの執筆に慣れていきたい人
- WordPressの新しい書き方にちゃんとついていきたい
- 吹き出し・ボックス・ボタンなどを直感的に使いたい
こういった人にとって、SANGOは
「ちょっと頑張れば、ちゃんと応えてくれるテーマ」
という立ち位置になりやすいです。
別テーマを検討したほうがよいケース
逆に、次のようなケースでは、SANGO以外の選択肢も強く検討したほうが良いです。
- 設定をほとんど触りたくない人
- 「インストールして、色だけ変えたら完成」が理想
- ドキュメントをじっくり読むのが苦手
- カスタマイズより、とにかく最短で形にしたい
- ビジネス寄り・カチッとしたデザインが必須な場合
- BtoB企業サイト、士業サイト、病院・クリニックなど
- コーポレートカラーやブランドガイドラインが厳密に決まっている
- 「かわいい」「やわらかい」印象を極力消したい
- 収益化をテーマの機能に強く頼りたい場合
- ASP管理・クリック計測・ランキング自動並べ替え…などを
テーマだけで完結させたい - 構造化データも、できれば全部テーマ側で入れて欲しい
- ASP管理・クリック計測・ランキング自動並べ替え…などを
- 大規模開発前提のWebサイト
- 独自カスタム投稿タイプや会員機能など、
かなり作り込み前提の案件 - 将来的にフルスクラッチテーマに移行する前提のプロジェクト
- 独自カスタム投稿タイプや会員機能など、
こうしたケースでは、
- 「ビジネスデザインが得意なテーマ」
- 「収益特化テーマ」
- 「開発者向けフレームワーク的テーマ」
を含めて比較したほうが、後悔が少なく済みます。
アフィリエイトブログ・雑記ブログ・企業メディアごとの向き不向き
最後に、サイトタイプ別にSANGOとの相性を整理しておきます。
| サイトタイプ | SANGOとの相性 | 向いている使い方 | 注意したいポイント |
|---|---|---|---|
| アフィリエイトブログ | ◎(かなり良い) | レビュー・比較・ランキング記事を、ボックスや表で整理して見せる。読み物+提案型の構成と相性が良い。 | 収益管理・構造化データはテーマ任せにせず、プラグインやシートで補う前提にする。 |
| 雑記ブログ | ◎(とても良い) | ライフログ・体験談・ノウハウなどを、やわらかいデザインでまとめやすい。複数ジャンルでも「人柄」が出やすい。 | カテゴリーが増えすぎるとごちゃつくので、トップページの構成と内部リンク設計にひと工夫ほしい。 |
| 企業メディア(オウンドメディア) | ○(工夫次第で十分使える) | コラム・HowTo記事など「読み物パート」の見せ方に強い。自社サービスの紹介記事も、親しみやすく作れる。 | コーポレート寄りのページ(会社概要・採用・IRなど)は、色味・写真・装飾を抑えめにして、やや硬めのトーンに寄せる工夫が必要。 |
| 企業のコーポレートサイト主体 | △(要カスタマイズ) | 採用ブログやニュース部分で使うならアリ。 | トップページからガチガチのビジネス感を出したい場合、別テーマや独自制作も比較したほうが安心。 |
ざっくり言うと:
- アフィリエイトブログ・雑記ブログ → かなり相性が良い
- 企業メディア(記事中心) → 設定次第で十分戦える
- 企業コーポレートサイト(堅めメイン) → SANGOだけで完結させるなら、色・余白・装飾をかなり絞る覚悟が必要
まとめると、SANGOは
「かわいくて読みやすいブログやメディアを、自分の手で少しずつ育てていきたい人」
に向いたテーマです。
テーマができるのはあくまで「見せ方の土台づくり」まで。
誰に向けて、どんな情報をどの順番で届けるか――
その設計を楽しめる人ほど、SANGOの良さを長く引き出せるはずです。
SANGOに関するよくある質問
SEOの強さや検索順位への影響は?
結論から言うと、SANGOは「SEO的に不利になることはなく、土台としては十分強いテーマ」です。ただし、どのテーマでも同じですが、検索順位を決める決定打はコンテンツとサイト設計です。
SANGO側で用意されている主なSEO面の土台は、例えば次のようなものです。
- モバイル対応と読みやすいレイアウト(ユーザー行動の改善に寄与)
- 内部リンク構造を組みやすいデザイン(関連記事・カード型リンク等)
- 表示速度を意識したコードと、高速化オプション
- 見出し構造やパンくずリストなど、基本的な内部SEOの配慮
一方で、
- 高度な構造化データ(FAQ / How-to / レビュー専用スキーマなど)
- 被リンク・コンテンツ品質といった外部・内容要因
は、テーマだけでは完結しません。必要に応じて SEOプラグイン+自分での設計 が前提になります。
「SANGOを入れれば勝手に上位表示する」ということはありませんが、
“足を引っぱらないテーマ”として安心して選べるレベル と考えてOKです。
カスタマイズ事例・デザインサンプルはどこで見られる?
SANGOは利用者が多く、「どんなサイトが作れるのか?」を確認できる場所がいくつもあります。
代表的なチェック先は次の通りです。
| 見る場所 | 何が分かるか |
|---|---|
| 公式サイトのショーケース | SANGOで作られたブログや企業サイトの実例がまとまっている。 |
| SANGO Land(パターン集) | 実際に使える「セクション単位のデザイン」をプレビューし、そのままコピペできる。 |
| 事例まとめサイト(WP-Searchなど) | SANGOで作られたホームページ・ブログのURLと使用プラグインを一覧できる。 |
| ブログのレビュ―記事 | 実際に導入している制作者が、自サイトの構成やカスタマイズ方針を解説している。 |
初心者の方は、
- 公式のショーケースとデモをざっと眺める
- 気に入ったレイアウトがあったら、SANGO Landで近いパーツを探す
- そのうえで、細部(色・余白・フォント)だけ自分のブログに合わせて微調整
という順番で見ていくと、「真似するだけで終わらない、自分のサイト」に育てやすくなります。
有名ブロガーや企業での採用例はある?
SANGOは、もともとWebメディア「サルワカ」の運営者が開発したテーマで、現在も多数の個人ブログと企業サイトで採用されています。
公式サイトのショーケースや事例集を見ると、
- 個人のブログ・アフィリエイトサイト
- Web制作会社やフリーランスのポートフォリオサイト
- 小規模〜中規模のコーポレートサイト
- スクール・サービスの紹介ページ
など、「ブログ寄りだけど、きちんとした印象が欲しい」というタイプのサイトが多いのが分かります。
ただし、銀行・大企業のコーポレートサイトのような、
- ガチガチのブランドガイドラインがある
- ガバナンスやIR情報がメイン
といった用途は、フルスクラッチテーマや企業向け特化テーマが選ばれていることが多く、SANGOは「コンテンツ主体のメディアや中小規模サイト」寄りの採用が中心と考えておくとイメージしやすいです。
今後のアップデート方針とサポート体制は?
アップデート方針
SANGOは、一度発売して終わりではなく、継続的に改良が続いているテーマです。
- 2022年には、ブロックエディター機能をテーマ本体に組み込んだ「SANGO 3.0」がリリース
- 以降も、ブロック追加・高速化・細かな使い勝手の改善などが継続して行われている
- 公式サイトでも「不具合や改善点が見つかれば素早く更新し、常に使いやすさを高める」と明言されている
買い切り型のテーマでありつつ、「放置されている感」が薄い点は、長期運用するユーザーから高く評価されています。
サポート体制
サポートについては、次のような仕組みが用意されています。
- 公式のカスタマイズガイド
- 導入方法・設定・ブロックの使い方などを、記事形式で詳細に解説
- ユーザー専用フォーラム
- テーマ購入者が質問・不具合報告・機能要望を投稿できる場所
- 善意ベースのコミュニティ運営で、開発側も積極的に参加
- アップデートガイド
- メジャーバージョンアップ時には、手順や注意点を詳しくまとめた案内記事が公開される
実務的なポイントとしては、
- 大きなアップデート前には必ずバックアップを取る
- 子テーマでPHPやCSSを触っている場合は、テスト環境で事前検証する
- 困ったら、まず公式ガイド→フォーラムの順に確認する
この3つを守っておけば、長期運用でも致命的なトラブルはかなり避けやすくなります。
SANGOは、
「今のWordPress標準(ブロックエディター)にしっかり追随しつつ、ユーザーとの距離が近いテーマ」です。
SEO・カスタマイズ・導入事例・サポートのどれを見ても、
「長く付き合う前提で選ぶテーマ」として検討する価値は十分あります。
まとめ|SANGOは「居心地の良さ」と作り込みを楽しみたい人向けのテーマ
SANGOは、一言でいえば「読者にとっても書き手にとっても、居心地のいいブログを作るためのテーマ」です。
やわらかいマテリアルデザイン、見やすいレイアウト、ブロックエディター前提の設計など、記事を「読む」「書く」体験を整えるところに重心が置かれています。
その一方で、SANGOはパーツの数が多く、自由度も高いテーマです。
SANGO Land、コンテンツブロック、カスタムプリセット、派生ブロック、ブロックごとのCSS/JS…といった仕組みを理解していくうちに、同じSANGOでもまったく違う雰囲気のサイトに育てていくことができます。
逆に言えば、「全部を一気に使いこなそう」とすると、初心者には負担が大きく感じられる場面もあります。
向いているのは、次のような人です。
- 無料テーマから一歩進んで、見た目にもこだわったブログを作りたい人
- ブロックエディターで、装飾やレイアウトを試しながら自分の型を作っていきたい人
- ライフスタイル系・副業系・レビュー系など、読み物中心のブログやメディアを長く育てたい人
- 多少の学習コストはあっても「そのぶん、自分らしいデザインに近づけたい」と思える人
一方で、
- 「設定は最小限にして、とにかくすぐ完成形が欲しい」
- 「ビジネスライクで硬いコーポレートサイトを、テーマだけで完結させたい」
- 「収益管理や高度な構造化データまで、すべてテーマ側に任せたい」
といったニーズが強い場合は、SANGO以外のテーマも合わせて比較したほうが安心です。
SANGOは、買った瞬間に成果が出る“魔法のテーマ”ではありません。
ただ、
- 読みやすい紙面を作りやすいこと
- ブロックエディターとの相性が良いこと
- アップデートとサポートが継続していること
といった点から、「コンテンツと向き合う時間」を増やしたい人にとって、長く付き合いやすい選択肢になり得ます。
大事なのは、テーマにすべてを委ねるのではなく、
テーマ:読者にとって心地よい土台をつくる
自分:誰に何をどう届けるかを設計する
という役割分担を意識することです。
「居心地の良さ」と「作り込み」を楽しみたいなら、SANGOは十分、候補に入れてよいテーマだと思います。
