シンレンタルサーバーでブログを作る手順|初心者でも迷わないロードマップ
「シンレンタルサーバーでブログを始めたい」と思って調べているものの、こんなところで手が止まっていませんか?
「申し込みの途中で何を選べばいいの?プランや契約期間がよく分からない…」
「WordPressって難しそう。ドメイン、SSL、初期設定…どこから手を付ければ迷わない?」
「クイックスタートって便利そうだけど、注意点は? お試しとの違いは?」
「とりあえず開設できても、公開直後にやるべき設定(SEO・速度・セキュリティ)が不安…」
「シンブログとか似た名前も出てくるけど、何が違うの? 結局どれが正解?」
レンタルサーバーとWordPressは、やること自体はシンプルです。
ただ、初心者がつまずきやすいのは「情報が散らばっていること」と「順番が分かりにくいこと」。
そこでこの記事では、シンレンタルサーバーでブログを作る流れを、迷わない順番=ロードマップとして整理しました。
- 申し込み前に決めること(ドメイン・目的・必要情報)
- 最短で作る手順(クイックスタート)と、確実に進める手順(後からインストール)
- 公開直後に必ずやる初期設定(SEOの土台)
- 速度・セキュリティ・バックアップまで含めた「運用をラクにする型」
読み終える頃には、あなたの状況に合わせて
「今日はここまでやればOK」がはっきり分かり、実際にブログを公開できる状態になります。
まず結論:シンレンタルサーバーが向く人・向かない人
「シンレンタルサーバー ブログ」で調べる人の多くは、結局のところ次のどちらかで迷っています。
- とにかく早くWordPressブログを立ち上げたい(設定で詰まりたくない)
- 長く運用する前提で、速度・安定・機能も妥協したくない(後から乗り換えたくない)
この前提を踏まえて、向き・不向きをはっきりさせます。
向く人:最短でWordPressを立ち上げたい/表示速度や機能も妥協したくない
次に当てはまるほど、シンレンタルサーバーは相性が良いです。
- 申込みと同時にブログ開設まで終わらせたい
- 「WordPress新規設置」「独自SSLの自動設定」「ドメイン取得・設定」までまとめて進む仕組みがあるため、初心者がつまずきやすい初期設定を“前倒し”できます。
- 表示速度や余裕(リソース)を重視したい
- 公式案内では、NVMe SSDの大容量プランや、vCPU・メモリなどのリソースが明示されています。
- 体感で「サクサク」を狙うなら、サーバー側の基礎体力があるほど有利です(テーマや画像最適化以前の土台)。
- 将来の拡張を見越して“最初から”環境を整えたい
- 収益化・法人集客など、後からやることが増えるほど「サイトが重くなる」「設定が増える」「トラブル対応が必要になる」ので、最初からストレスが少ない環境が向きます。
- “自力で調べて進める”のが苦ではない(必要時だけサポートを使う)
- AIチャットの受付が用意され、必要に応じてメール・電話の案内があるため、「自分で進めつつ、困ったら頼る」タイプと相性が良いです。
向かない人:サーバー費を最優先で極限まで下げたい/手厚い伴走サポートが最重要
逆に、次の希望が強い人はミスマッチになりやすいです。
- とにかく最安が目的(数百円でも下げたい)
- 初年度割引などで安くなるケースはありますが、前提として「価格最優先」だと、もっと安い選択肢(無料ブログや超低価格帯のサービス)と比較して迷いがちです。
- ブログの目的が「練習」や「日記」で、将来の拡張も考えないなら、そもそもレンタルサーバーが過剰になることがあります。
- “担当がついて手取り足取り”の伴走を期待している
- 問い合わせ導線は整っていますが、基本は「自分で進める」前提が合うタイプのサービスです。
- 何でも都度相談して進めたい人は、制作会社・運用代行・マンツーマン支援のほうが満足度が高くなりがちです。
- 無料お試しを強く重視して、納得してから契約したい
- 申込み方式によっては無料体験と相性が良くないケースがあるため、「試してから決めたい」派は手順選びが重要になります。
迷ったときの判断軸(後悔しない選び方)
迷いを終わらせるには、「あなたが何を作り、どう使い続けたいか」を先に決めるのが近道です。
下の2軸で整理すると、判断がブレにくくなります。
ブログの目的:趣味・実績作り/収益化/法人集客
目的別に、優先順位はこう変わります。
- 趣味・実績作り(まず公開して続けたい)
- 優先:始めやすさ > 続けやすさ
- 目安:クイックスタートなどで“公開までの手間”が少ないほど継続しやすい
- 収益化(アクセス増・改善を繰り返す)
- 優先:速度・安定 > 運用のしやすさ > 価格
- 目安:記事数や画像が増えても崩れにくい土台を重視
- 法人集客(信頼・問い合わせ・機会損失を減らす)
- 優先:安定・表示速度 > サポート導線 > セキュリティ
- 目安:サイト停止・表示遅延が“損失”になりやすいので、基礎体力重視
重視ポイント:速度・安定/価格/サポート/移行のしやすさ
下の表で「あなたの最重要」を1つ選ぶと決めやすいです。
| 最重要ポイント | シンレンタルサーバーが合いやすい考え方 | 合いにくい考え方 |
|---|---|---|
| 速度・安定 | まず土台に投資して、後からのストレスを減らしたい | 最初は安く、必要なら後で考えたい |
| 価格 | 割引や契約期間も含めて“総額”で納得できる | 月額を最安にしたい(数百円も削りたい) |
| サポート | 自分で進めつつ、必要時に問い合わせたい | 手取り足取りの伴走が欲しい |
| 移行のしやすさ | 将来の乗り換えも視野に、標準的な運用をしたい | そもそも移行が発生しない前提で考えたい |
最後に、判断のコツを一言でまとめるとこうです。
- 「すぐ始めたい」「長く運用したい」なら有力候補
- 「最安が最優先」「伴走が必須」なら別案も検討
混同注意:「シンレンタルサーバー」と似たサービス名の違い
検索結果では「シンレンタルサーバー」と「シンブログ」が混ざりやすく、初心者ほど
- “同じ会社の同じサービス”に見える
- 「ブログ=シンブログ」だと思って読み進めてしまう
…という迷子が起きがちです。
ここでは、何がどう違うのかをブログ運用目線で整理します。
シンレンタルサーバーでできること(WordPress運用の前提)
シンレンタルサーバーは、ざっくり言うと 「自分のサイトを置く“場所(サーバー)”を借りるサービス」 です。
WordPressブログを“自分の資産”として育てる前提が揃っています。
ブログ運用で大事な「前提」がそろうポイントは主に次のとおりです。
- WordPressを自分のドメインで運用できる
- 申込み時に「WordPress新規設置」「独自SSL」「ドメイン取得・設定」までまとめて進められる仕組み(クイックスタート)が用意されています。
- 初心者がつまずきやすい「SSL設定」「ドメイン設定」の“最初の壁”を越えやすいのが強みです。
- サーバーの“基礎体力”が明示されている(プラン=性能の違いがある)
- NVMe対応SSDなどの高速ストレージや、プランごとのコア数・メモリなどが公開されており、ブログの成長(記事数増・画像増・アクセス増)に合わせて考えやすいです。
- 運用に必要な機能を「自分でコントロール」できる
- 独自ドメイン(永久無料特典の対象あり)
- 無料SSL
- データベース(WordPressの土台)
- バックアップなどの運用系
- 複数サイト運用(ブログを増やす、テスト環境を作る等)も含めて設計しやすい
- 10日間の無料お試しがある(ただし制限あり)
- お試し期間は一部機能に制限があります。
- 「まず触って管理画面の雰囲気を確認したい」人には安心材料になります。
要するに、シンレンタルサーバーは “ブログを長く育てるための土台”を用意するサービス です。
WordPressを自由に育てたい人(収益化・SEO・改善を繰り返す人)ほど、こちら側の考え方になります。
「シンブログ」との違い(検索で迷子になりやすいポイント)
シンブログは、方向性がまったく違います。
こちらは 「WordPressが最初から用意された“ブログサービス”」 です(旧WPXブログ)。
ただし重要なのが、公式案内として
- 新規申込みは停止
- 2026年3月31日(火)正午にサービス提供終了予定
と告知されている点です。
(いま検索している時点が2026年2月なら、終了までかなり近い状況です)
迷子を防ぐために、違いを“ブログ運用の現実”で比較するとこうなります。
| 比較ポイント | シンレンタルサーバー | シンブログ |
|---|---|---|
| サービスの性質 | サーバー(場所)を借りる | WordPress付きブログサービス |
| ドメインの自由度 | 独自ドメインで運用しやすい | 仕組み上の制約が出やすい(サービス側の仕様に依存) |
| コントロール範囲 | 自分で管理(移行・拡張もしやすい) | サービス側の提供範囲に依存 |
| これから始める適性 | 長期運用向き | 新規申込み停止/終了予定のため推奨しにくい |
| 検索での見分け方 | 公式は shin-server.jp が中心 | 公式は wpxblog.jp が中心 |
検索で迷子になりやすい“あるある”も押さえておくと安心です。
- 「シンブログ」記事の中に、比較対象として「シンレンタルサーバー」が出てくる
→ 読んでいるうちに、どっちの話か分からなくなりやすいです。 - 「シンブログ=WordPressだから同じ」と思ってしまう
→ “WordPressが使える”のは共通でも、自由度と将来性が別物です。 - 「無料で始めたい」気持ちでシンブログに寄ってしまう
→ ただ、終了予定がある以上、いまから新規で作る先としてはリスクが高いです。
既存ユーザー向けには、公式で移行手順(シンフリーサーバー等)が案内されています。
結論としては、検索キーワードが「シンレンタルサーバー ブログ」なら、知りたい本丸はだいたい “レンタルサーバーでWordPressブログを作る手順・費用・運用” です。
その途中で「シンブログ」が出てきたら、“別サービス(しかも終了予定あり)” と捉えると迷いません。
料金・プラン・契約期間の決め方(ブログ用途に最適化)
「結局いくらかかる?どのプランが安全?」が一番の不安ポイントなので、ブログ運用で後悔しにくい決め方に絞って整理します。
(※料金はキャンペーンで大きく変わるため、最後に“損しない確認手順”も入れています)
プラン選びの基準:個人ブログ/複数サイト運用/法人サイト
まず大枠の考え方はこれです。
- 個人ブログ(1サイト):最初は控えめ → 伸びたら強化、でOK
- 複数サイト運用:最初から“余裕”を取りやすいプランが安心
- 法人サイト:機会損失(遅い・落ちる)を避けたいので、安定優先
シンレンタルサーバーは主に ベーシック/スタンダード/プレミアム、用途によっては ビジネス も用意されています。
ざっくり目安(迷ったときの叩き台)
| 想定 | まずの候補 | 理由(ブログ運用目線) |
|---|---|---|
| 初心者の個人ブログ(1サイト) | ベーシック | まず公開→継続が最優先。必要十分から始めやすい |
| 画像多め・機能多め(プラグイン多用) | スタンダード | “同時稼働”が増えるほど余裕が効く |
| 複数サイト運用/法人+ブログ | スタンダード〜プレミアム | サイト数・更新頻度が上がるほど安定が重要 |
| 安定性をより重視(要件が重い) | ビジネス | リソース保証など、前提が変わるケースがある |
ポイント:最初から完璧を狙うより、「運用の負荷」を基準に安全側に寄せるほうが失敗しにくいです。
アクセス規模よりも「同時稼働(プラグイン・テーマ・画像量)」で考える
初心者がやりがちな失敗は、PV(アクセス数)だけで判断することです。
ブログ運用で重くなりやすいのは、むしろこちら。
- テーマが多機能(装飾・ブロック・機能が多い)
- プラグインが増える(SEO/高速化/バックアップ/セキュリティ等)
- 画像が増える(アイキャッチ、比較表、スクショ、WebP変換など)
- 管理画面での作業が増える(記事更新、リライト、プレビュー)
つまり、体感の“重さ”は
「アクセス数」より「サイト内部の同時稼働」に左右されがちです。
迷ったら次の簡易チェックが便利です。
- プラグイン:10個以上を想定している
- 画像:1記事あたり10枚以上になりそう
- 将来的に:比較表・図解・LPも作りたい
このあたりに当てはまるほど、ワンランク上を検討すると安心です。
将来の拡張(プラン変更・サイト追加)を前提にした選び方
ブログは、続けるほど“増える”ものが多いです。
- 記事数
- 画像
- 固定ページ(プロフィール/お問い合わせ/導線LP)
- 計測系(GA4、タグ管理、ヒートマップ等)
- 別サイト(特化サイト、テストサイト)
なので最初から、次の前提で選ぶのがおすすめです。
おすすめの決め方(初心者向け)
- まず「今作るもの」を決める
- 1サイトだけ?複数もやる?法人サイトも兼ねる?
- 「増えそうなもの」を1つだけ想定する
- 記事数が増える/画像が増える/サイトが増える、のどれか
- その増加に強そうなプランに寄せる
- 迷うなら ベーシック→スタンダード の順に検討
“いきなり最上位”にしなくても、伸びたときに詰まらない選び方ができれば十分です。
キャンペーン・割引のチェックポイント
シンレンタルサーバーは、タイミングによって初年度費用が大きく変わることがあります。
たとえば、2026年2月26日(木)までの案内として「12ヶ月以上の契約で初年度最大69%OFF」というキャンペーンが告知されています。
いつ確認すべきか/適用条件で損しないコツ
確認タイミングは2回が鉄則です。
- 申込み前:料金ページ/キャンペーン告知を見る
- 申込み直前:カート(申込み画面)で最終金額を見る
そして、損しないために必ず押さえるのがこの2点です。
- 割引は「初回の支払いのみ」が多い
→ 2年目以降の更新料金も含めてトータルで判断 - 割引条件は「契約期間(12ヶ月以上など)」がつく
→ “月額の安さ”だけでなく、一括支払い額も見て決める
初心者におすすめの考え方
- 続けられる自信がある:キャンペーン+12ヶ月以上は有利になりやすい
- まだ不安:短期で試してから本契約(ただし特典条件に注意)
費用を見落としがちな項目(ドメイン・更新・移行・メール)
月額料金だけ見ていると、あとから「想定外」が出やすいのがここです。
チェックリスト(申込み前に一度だけ見ておく)
- ドメイン費用:取得・更新(毎年)
- 「独自ドメイン永久無料特典」が用意されており、条件次第でコストを下げられます
- ただし お試し期間中は特典申請できない点は要注意
- 更新料金(2年目以降):初年度割引と別物
- “初回のみ割引”のケースがあるため、更新時の費用も一緒に確認
- 移行コスト:乗り換え時の作業(時間・外注費)
- 将来の移行を想定するなら、最初から独自ドメイン&標準構成で運用しておくと楽
- メール運用:独自ドメインメールを使うかどうか
- 使うなら「アドレス設計(info@ / contact@ 等)」まで先に決めると後で混乱しません
- お試し期間の制限:できることが一部限られる
- 10日間の無料お試しがある一方、メール作成など一部制限があると案内されています
まとめると、初心者が“見落として損しやすい”のは
「初年度だけ安い」→「2年目以降やドメイン更新で想定がズレる」パターンです。
申込み前に、更新・ドメイン特典条件までセットで確認すると失敗が減ります。
ブログ開設の全手順(最短ルートと確実ルート)
シンレンタルサーバーでブログを始める方法は、大きく2つです。
- 手順A(最短ルート):申込みと同時にWordPressまで自動で整う
→ 早い反面、申込み時点で支払いが発生し、10日間の無料お試しは使えません - 手順B(確実ルート):先に契約(またはお試し)→あとから自分でWordPressを入れる
→ 手間は少し増えますが、設定を理解しながら進められます
開設前の準備チェックリスト
メールアドレス/支払い手段/ドメイン候補(複数)
最初にここを揃えると、途中で止まりにくいです。
- 受信できるメールアドレス
- 「設定完了のお知らせ」など重要メールが届きます(迷惑メールも確認)
- 支払い手段
- クレジットカードがあるとスムーズ(手順Aは申込み時に支払いが発生します)
- ドメイン候補を2〜3個
- 第一候補が取れないケースがあるため、代替案を用意
- 例:
brandblog.jp/brand-note.com/brandlog.netなど
ブログのテーマ・ジャンル仮決め(後で迷わない)
ここが曖昧だと、サイト名・ドメイン名・初期設定がブレやすいです。
- まずは仮でOKなので、次のどれかに寄せます
- 趣味(続けること最優先)
- 収益化(検索される悩み中心)
- 法人集客(信用・実績・問い合わせ導線)
「完璧に決める」より、迷わない仮決めが重要です。
手順A:WordPressクイックスタートで一気に作る
「とにかく早く公開したい」人向けのルートです。
申込み時に WordPress新規設置/独自SSL自動設定/ドメイン取得・設定までまとめて進みます。
申し込み情報の入力(サーバーID・プラン・契約期間)
流れはシンプルで、基本は画面の案内どおりです。
- 申込みページから 新規お申し込みへ進む
- プランと契約期間を選ぶ
- WordPressクイックスタートを利用する(チェックを入れる)
注意点として、クイックスタートは
- 申込みと同時に支払いが発生
- 10日間無料のお試し期間は使えない
- サーバー移転には対応していない
という条件があります。ここがOKなら最短です。
独自ドメイン取得(失敗しない命名ルール)
ドメインは、あとから変えると手間が大きいので「失敗しない型」で決めます。
- 短く、読めて、聞き取れる
- ハイフンはできるだけ減らす
- 将来の方向転換に耐える(特定ジャンル名を入れすぎない)
避けたい例:商標・読みにくい綴り・将来の方向転換に弱い名前
- 企業名・商品名に寄せすぎ(誤認・商標リスク)
- ぱっと見で読めない英字列(入力ミス増)
- ジャンル直球すぎ(後で扱うテーマが広がると足かせ)
迷ったら、ブログ名は後からでも変えやすいが、ドメインは変えにくいと覚えておくと判断しやすいです。
WordPress初期情報(サイト名・ユーザー名・パスワード)
ここは「後で困らない入力」を優先します。
- サイト名:仮でOK(後から変更できます)
- ユーザー名:推測されにくいものにする
- よくある
adminは避ける
- よくある
- パスワード:長く・複雑に(自分で覚えない)
再発行が面倒な情報の管理方法
おすすめはこれです。
- パスワードマネージャーに保存(最優先)
- 予備として、紙に控えて保管(第三者が見ない場所に)
- メール本文をそのまま放置せず、重要情報は別管理
申し込み完了後に確認すること(管理画面・WPログインURL)
申込み後は、登録メールに届く 「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」が最重要です。
確認するものは次の2つ。
- シンアカウント(契約・支払い・各種管理の入口)
- サーバーパネル(ドメイン設定、SSL、WordPress関連など実作業の場所)
サーバーパネルは、シンアカウントID(または登録メールアドレス)とパスワードでログインして各種設定を行います。
手順B:先に契約→あとからWordPressを入れる(柔軟ルート)
「無料お試しから触りたい」「既にドメインを持っている」「設定を理解しながら進めたい」人向けです。
このルートなら、最大10日間の無料お試しを使って管理画面の操作感を確認できます(ただし、お試し中は一部機能に制限があります)。
サーバー側でやる設定(独自SSL・ドメイン設定)
WordPressの前に、まず“住所(ドメイン)”をサーバーに紐づけます。
- ネームサーバーの設定(ドメインを他社で取った場合)
- サーバーパネルで ドメイン設定を追加
- サーバーパネルで 無料独自SSL設定を有効化
- 必要なら 常時SSL化(https転送)も設定
ここが通ると、「httpsのサイトとして公開する土台」が整います。
WordPressを追加(簡単インストールの流れ)
土台ができたら、サーバーパネルの WordPress簡単インストールで進めます。
- 「WordPressを追加」
- 対象ドメインを選択
- サイト名/ユーザー名/パスワード/メール等を入力
- インストール完了 → 管理画面へログイン
この方式は「自分で段取りを組める」ので、複数サイト運用にも向きます。
テーマ導入・初期プラグインの整理
最後に、最初から入れすぎないのがコツです。
- テーマ:まずは1つに絞る(後から替えられる)
- プラグイン:最初は必要最低限
- SEO系
- セキュリティ系
- バックアップ系
- 画像最適化系(必要なら)
最初に盛りすぎると、原因不明の不具合が起きたときに切り分けが難しくなります。
「入れる理由を言語化できるものだけ」が失敗しにくい基準です。
公開直後に必ずやるWordPress初期設定(ここがSEOの土台)
ブログは「記事を書く前の初期設定」で、後からの手戻りが大きく変わります。
ここでは “最低限だけど効果が大きい” 設定を、優先順でまとめます。
最低限の初期設定(30分で終わる優先順)
先に全体像です。迷ったらこの順で進めればOKです。
| 優先 | やること | どこでやる? | 目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | サイトURLを統一(https / www) | サーバー+WP | 5分 |
| 2 | パーマリンク設定 | WordPress | 5分 |
| 3 | 検索表示の前提チェック(インデックス方針) | WordPress | 5分 |
| 4 | 最小の固定ページを用意 | WordPress | 15分 |
パーマリンク/サイトURLの統一(www有無・https)
ここはSEO以前に、「同じサイトが複数URLで存在する」事故を防ぐ土台です。
やることは2つだけ。
1)httpsに統一する(最優先)
- シンレンタルサーバー側で 無料SSL を有効化
- 可能なら 常時SSL化(http→httpsへ自動転送) を設定
2)wwwあり/なしをどちらかに固定する
- 例:
https://example.comに統一(https://www.example.comを使わない) - どちらでも良いですが、あとから変更すると手間なので最初に決めます。
WordPress側で確認する場所
- 「設定」→「一般」
- WordPress アドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
- ここが
httpsで統一されているか確認します。
💡ポイント
- サーバー側の転送(http→https、wwwの統一)と、WordPress側のURLがズレると、
「リダイレクトループ」「画像だけhttpのまま」などの不具合が出やすいです。 - 先にサーバー側 → 次にWordPress側、の順に整えると安定します。
インデックス方針(検索表示させる前提チェック)
初心者がよくやる“もったいない”が、検索エンジンに見せない設定のまま公開してしまうことです。
WordPressで確認する場所
- 「設定」→「表示設定」
- 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする(チェックが外れているか)
チェックが入っていると、検索に出にくくなります。
公開後は必ず一度だけ確認してください。
さらに安心したい場合は、次も確認すると確実です。
- 記事や固定ページが 「公開」 になっているか
- テーマやSEO系プラグインで noindex を入れていないか(意図しない設定がないか)
固定ページの最小セット(プロフィール・お問い合わせ・ポリシー)
「記事を増やす前に作るべきページ」を最小構成で作ります。
目的は、信頼と問い合わせ導線と法的な抜けを防ぐことです。
まず作る4ページ(最小セット)
- プロフィール(運営者情報)
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
- 免責事項
収益化(広告・アフィリエイト)を考えるなら、追加でこれもおすすめです。
- 広告掲載・PR表記の方針(PR/広告の明記)
- 特定商取引法に基づく表記(該当する場合)
“最小”でOKにするコツ
- 最初は完璧を目指さず、テンプレ+あなたの実態を入れる
- 文章は短くてOK。ただし「誰が」「何を」「どう扱うか」だけは明記する
- 記事が増えてから、必要に応じて追記・更新すれば十分です
テーマ選び:速度と運用のしやすさを両立する基準
テーマは“見た目”よりも、実は 更新のしやすさとトラブルの少なさが重要です。
初心者ほど、最初に選んだテーマが作業効率を決めます。
「デザイン」より先に見る項目(表示速度・更新頻度・サポート)
テーマを選ぶときは、この順でチェックすると失敗しにくいです。
1)軽さ(表示速度に直結)
- 無駄な機能が盛られすぎていない
- ブロックエディタで普通に書ける(余計な独自機能に依存しない)
2)更新頻度(放置テーマは避ける)
- 更新が止まっているテーマは、将来のWordPress更新で不具合が出やすいです。
- 少なくとも「最近も更新されているか」は確認します。
3)サポートと情報量(困ったときに詰まらない)
- 公式ドキュメント、FAQ、ユーザーが多い(検索で解決策が見つかる)
- 日本語情報が多いと初心者は特に安心です。
4)運用目線の機能(必要十分)
- モバイルで読みやすい
- 見出し・目次・ボタンなどが破綻しない
- 不要な装飾を盛りすぎず、記事が主役になる
💡ありがちな失敗
- 「デモがきれい」だけで選ぶ → 実際は設定が複雑で更新が面倒
- 多機能テーマでプラグインも盛る → 重くなって原因が分からなくなる
初心者は、まず “軽い+普通に書きやすい” を優先すると成功率が上がります。
子テーマ・カスタマイズの考え方
カスタマイズは、やり方を間違えると「更新できないサイト」になりがちです。
安全に運用するためのルールだけ覚えておきましょう。
基本ルール
- ちょっとした見た目調整 → 追加CSS でOK(手戻りが少ない)
- functions.php編集やテンプレ改造をする → 子テーマを作る(更新で消えない)
子テーマを作ったほうがいいケース
- デザインを大きく変えたい
- 追跡タグや独自処理をコードで入れたい
- テンプレートを編集する必要がある
子テーマが不要なケース(初心者はまずここで十分)
- フォントサイズ、余白、色など軽微な調整
- ブロックやプラグインで解決できる範囲
✅おすすめの進め方
- 最初はカスタマイズを最小限にして、記事作成に慣れる
- “どうしても必要”が出たら、追加CSS→子テーマの順で対応する
- 変更前にバックアップ(または復元手段)を用意する
表示速度を落とさずに伸ばす設定(サーバー×WordPress)
ブログの表示速度は、頑張って記事を書いても 「重いだけで離脱」 が起きるともったいないです。
ただし、速度改善はやりすぎると 不具合・表示崩れ・管理画面の遅さ を招きます。
ここでは “効果が出やすい順” に、シンレンタルサーバーとWordPressの両方から整える手順をまとめます。
サーバー側で効く施策(まずここから)
サーバー側は「土台」なので、まずここを整えると少ない手数で効きやすいです。
PHPバージョン/キャッシュ系設定の考え方
PHPバージョンは「推奨→検証→固定」が安全
PHPはWordPressの動作スピードに影響しますが、最優先は“速さ”より相性(互換性)です。
おすすめ手順
- まずはサーバー側の 推奨(安定) を選ぶ
- 表示崩れや管理画面エラーがないか 簡単に検証(トップ・記事・管理画面の3点だけでOK)
- 問題があれば 1つ前の安定版に戻す(戻せるのが強み)
シンレンタルサーバーは、サーバーパネルの 「PHP Ver.切替」 からドメイン単位で変更できます。
キャッシュは「サーバーで1つ、WordPressで盛りすぎない」が鉄則
シンレンタルサーバー側には、速度系の機能が複数用意されています。
- サーバーキャッシュ設定(有効化でXアクセラレータが有効になる案内あり)
- Xアクセラレータ(ドメインごとに設定できる)
- XPageSpeed(表示データの最適化をサーバー側で支援)
- ブラウザキャッシュ設定(静的ファイルのキャッシュ制御)
ここで大事なのは、同じ目的の機能を二重化しないことです。
よくある失敗
- サーバーキャッシュON + WordPressキャッシュ系プラグイン複数
→ キャッシュがズレて「更新したのに反映されない」「一部だけ古い」になりやすい
おすすめの考え方(初心者向け)
- まずは サーバー側のキャッシュを使う前提で始める
- WordPress側は、あとで必要な分だけ追加(画像最適化など“役割が違うもの”中心)
反映されないときは「キャッシュのクリア」が最短ルート
速度系設定を入れた直後、次の現象が出たら“正常”なこともあります。
- 設定やデザインを変えたのに、表示が変わらない
- 自分のPCだけ古い表示に見える
この場合は焦らず、次を順に試すと切り分けが早いです。
- ブラウザのスーパーリロード(Ctrl+F5など)
- シークレットウィンドウで確認
- サーバー側キャッシュのクリア(機能に応じて)
- それでもダメなら、WordPress側キャッシュ(入れている場合)をクリア
WordPress側で効く施策(やりすぎ注意)
WordPress側は、手を入れすぎると「プラグイン同士が干渉」しがちです。
“重い原因の8割は画像かプラグイン” になりやすいので、そこに集中します。
画像最適化(形式・圧縮・遅延読み込み)
画像は、速度にもSEOにも直撃します。やることはシンプルです。
1)形式:まずWebPを使う(できる範囲で)
- WordPressはWebPを扱えるようになっており、同じ見た目でもファイルサイズを下げやすいです。
- ただし「変換」は別途仕組みが必要なことが多いので、まずは “アップする画像を軽くする” から始めるのが安全です。
2)圧縮:アップロード前に軽くする(最も事故が少ない)
- 横幅を必要以上に大きくしない(例:記事内は1200px前後で十分なことが多い)
- JPEG/PNGをそのまま載せず、軽量化してからアップする
→ これだけで体感が変わります
3)遅延読み込み:基本はWordPress標準、追加は慎重に
- WordPressには標準の遅延読み込み(lazy-load)があり、むやみに追加機能を盛る必要はありません。
- 追加でプラグインを入れるなら、同じ機能(lazy-load)を二重にしないのがコツです。
やりすぎ注意(LCP悪化の典型)
- ファーストビューの大きい画像まで遅延読み込みにすると、逆に体感が遅くなることがあります。
→ 「最初に見える1枚」は遅延対象から外す、が基本です。
プラグイン最適化(入れ過ぎない判断基準)
プラグインは便利ですが、増えるほど
- 読み込むCSS/JSが増える
- 管理画面が重くなる
- 競合で不具合が出る
…が起きやすいです。
プラグインを増やす前の判断ルール
- 目的が1行で言えるか(例:画像を軽くする/目次を出す)
- その目的は「テーマ」か「サーバー機能」で代替できないか
- 同じ目的のプラグインが既に入っていないか(キャッシュ、最適化、lazy-loadは特に重複しやすい)
おすすめの“整理の型”
- 役割ごとに 1カテゴリ1つまで(例:SEO、セキュリティ、バックアップ、画像)
- 迷ったら 停止→確認(いきなり削除しない)
→ 体感が軽くなる原因を特定しやすいです
計測方法:体感/計測ツール/改善の優先順位
速度改善は「数字」がないと迷走しがちです。
でも、数字も種類があるので使い分けます。
体感チェック(毎回これだけでOK)
記事更新のたびに、次の3点だけ確認するとブレません。
- トップ表示の速さ
- 記事ページの表示の速さ
- 管理画面(記事編集)の重さ
ここが快適なら、まず合格ラインです。
ツール計測(ラボデータとフィールドデータを分ける)
- PageSpeed Insights:改善点のヒントを出すのが得意(実測データとラボ計測が混在)
- Lighthouse:同条件で再現しやすい(ラボ計測)
- Search ConsoleのCore Web Vitals:実ユーザーの傾向を掴む(フィールドデータ)
「今日の改善が効いたか」を見るならラボ、
「本当にユーザーが快適か」を見るならフィールド、が基本です。
改善の優先順位(迷ったらこの順)
- 画像(サイズ・圧縮・形式)
- キャッシュの整理(サーバー機能を軸に二重化を解消)
- 不要なプラグイン停止(目的が薄いものから)
- テーマの見直し(多機能すぎる場合)
- 外部スクリプト(計測タグ、SNS埋め込み等)の整理
特に1と2は、初心者でも成果が出やすい“勝ち筋”です。
シンレンタルサーバー公式サイトセキュリティ・バックアップ(初心者が最初に事故るところ)
ブログ運用で一番痛いのは、「乗っ取り」や「改ざん」そのものよりも、
- 何から手を付ければいいか分からず、対応が遅れる
- 直せても、元の状態に戻せない(バックアップがない/復元できない)
この2つです。
ここでは、初心者が“最初にやっておくべき最低限”を、迷わない順番でまとめます。
最低限の防御:ログイン対策・権限・自動更新
最初にやることは、シンプルにこの3つです。
- ログイン突破を防ぐ
- 被害が広がる権限を減らす
- 更新で穴を放置しない
1) ログイン突破を防ぐ(サーバー側+WordPress側)
まず最優先でやる設定
- シンアカウント/サーバーパネルの二段階認証を有効化
- ここを取られると、WordPressだけでなくサーバー全体が危なくなります。
- WordPressのログイン試行回数制限を有効化
- パスワード総当たり(ブルートフォース)対策の基本です。
補助的に効く設定(必要なときだけ)
- WAFを有効化
- 不正リクエストをブロックする“自動防壁”です。
- ただし、フォーム送信や管理画面で誤検知が出ることがあるので、エラーが出たら一時的に見直します。
- アクセス制限(BASIC認証)
- まだ作り込み中のサイト、テスト環境、限定公開ページに有効です。
- アクセス拒否(IP制限)
- 特定IPからの攻撃が続くとき、短時間で被害を止めたいときに使います。
ひとこと:
二段階認証+ログイン試行回数制限だけでも、初心者ブログの事故率はかなり下がります。
2) 権限を減らす(「管理者」を最小にする)
WordPressは「管理者アカウントが漏れる」と一気に終わります。
なので、運用ルールをこうしておくのが安全です。
- 管理者は1〜2人だけ
- 記事を書く人は 編集者 / 投稿者 を基本にする
- 外注・共同編集者は、最初から管理者にしない(必要になったときだけ昇格)
地味に効くポイント
- ユーザー名に
adminのような推測されやすいものを使わない - パスワードは“覚えない前提”で強くする(パスワードマネージャー推奨)
3) 自動更新は「全部ON」より「壊れない設計」が正解
更新はセキュリティ上重要ですが、ブログ初心者がやりがちな失敗はこれです。
- 自動更新を全部ON → ある日突然表示が崩れる → 直せない
おすすめの考え方は次の通りです。
- WordPress本体は基本的に最新を維持
- プラグイン/テーマの自動更新は“個別に”慎重に
- まずは「影響が軽いもの」や「セキュリティ系」から検討
- 大きな更新(テーマ変更・主要プラグイン更新)の前は、必ずバックアップ(後述)
バックアップの設計(いつ・どこまで・復元手順)
シンレンタルサーバーには、サーバー故障に備えた自動バックアップが用意されており、サーバーパネルから取得(ダウンロード)や復元ができます。
ただし、バックアップがあっても「戻せない」ケースがあるので、設計が重要です。
いつ取る?どこまで取る?(初心者向けの最小設計)
ブログに必要なバックアップ対象は、ざっくり2つです。
- ファイル:テーマ、プラグイン、画像、設定ファイルなど(主に
wp-content) - データベース:記事本文、設定、コメント、ユーザー情報など
おすすめの最小ルールはこれです。
| タイミング | 取るもの | 理由 |
|---|---|---|
| 普段(運用中) | 自動バックアップに任せる+必要に応じて外部へ取得 | まずは“戻れる状態”を切らさない |
| 大きな変更の前 | ファイル+DBをセットで | 失敗したときに“一発で巻き戻す”ため |
| 乗っ取り疑いが出た時 | 直前の状態は保存しつつ、正常時点へ復元できる準備 | 証拠保全と復旧を両立 |
初心者が見落としがちなポイント
- 自動バックアップは便利ですが、“別の場所”にコピーがないと詰むことがあります。
なので最低限、定期的に「取得(ダウンロード)」もしておくと安心です(特に育ってきたブログほど重要)。
復元手順の考え方(「同じ日付のセット」で戻す)
復元で混乱しやすいのは、ファイルとDBの時点がズレることです。
基本はこう考えると事故が減ります。
- 「同じ取得日(同じ時点)」のファイルとDBをセットで復元する
- 迷ったら、復元後に確認するのはこの3点だけ
- トップが表示される
- 記事が開ける
- 管理画面に入れる
もし「復元したけど挙動が変」なら、時点ズレの可能性が高いです。
別日付の組み合わせを試すのではなく、セットでやり直すのが近道です。
復元テストを“先に”やる理由
バックアップは、実際に戻せて初めて価値があります。
復元テストを先にやる理由は3つです。
- 手順が分からないまま本番で初めて触ると、焦ってミスる
- 復元は“上書き”が絡むため、やり直しが効かないことがある
- 復元にかかる時間感覚が分かる(緊急時の判断が速くなる)
初心者でもできる、最小の復元テストはこれです。
- 取得できることを確認(バックアップデータをダウンロードできるか)
- 復元画面で「復元できる日付・種類」を確認(実行は慎重に)
- できれば、テスト用の環境(別ドメイン/別ディレクトリ)で一度だけ復元してみる
「一度やったことがある」だけで、緊急時の勝率が跳ね上がります。
不正アクセス・改ざんが疑わしいときの初動
疑わしいと感じたら、最初の10分でやることは“調査”より“封じ込め”です。
まずやること(順番が大事)
1) 公開を一時的に守る(被害拡大を止める)
- BASIC認証やメンテナンスで、第三者のアクセスを抑える
- 管理画面に入れるなら、いったんログアウト→再ログイン(状況確認)
2) 認証情報を総入れ替え(入口を閉じる)
- シンアカウント/サーバーパネル:パスワード変更+二段階認証
- WordPress:管理者パスワード変更(可能なら管理者ユーザーの棚卸し)
- FTP/SSH等:使っているなら同様に変更
3) “怪しい変更”の定番だけ確認
- 身に覚えのない管理者ユーザーが増えていないか
- 見覚えのないプラグイン/テーマが入っていないか
- 直近で勝手に広告が挿入された、別サイトへ飛ぶ、などが起きていないか
4) 正常だった時点に戻す準備
- 自動バックアップから「どの時点なら安全か」を決める
- その時点へ復元(必要ならファイル+DBをセットで)
ありがちな勘違い(攻撃ではないこともある)
- 「管理画面へのアクセスが拒否されました」
→ ログイン失敗を繰り返した結果、ログイン制限が働いているケースがあります。
攻撃の可能性もゼロではないですが、まずは落ち着いて制限・設定を確認しましょう。
運用を楽にする管理機能(メール・複数サイト・作業効率)
ブログは「作った後」のほうが、地味な作業が増えます。
- 連絡用メールをどうするか
- 2サイト目を作るとき、構成がぐちゃぐちゃになる
- テーマ変更や大型アップデートで“本番が壊れる”のが怖い
ここを最初に整えると、運用のストレスが一気に減ります。
独自ドメインメールを使う/使わないの判断
独自ドメインメール(例:info@あなたのドメイン)は、必須ではないですが、目的に合うと便利です。
まずは「使うべきケース」と「使わなくていいケース」を分けます。
使うとラクなケース
- お問い合わせ対応をメール中心でやる(後で担当者が増える可能性がある)
- 法人・屋号として信頼感を出したい
- サイトとは別に「連絡窓口」を明確にしたい
- 例:
info@/contact@/support@
- 例:
使わなくていいケース
- 趣味ブログで、問い合わせはフォームだけで十分
- すでにGmail等で運用が固まっていて、切り替えるメリットが薄い
- 最初は記事作成に集中したい(運用を増やしたくない)
決め方をシンプルにする表
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく早く運用開始 | Gmail等+問い合わせフォーム | まずは“作業を増やさない” |
| 信頼・窓口を整える | 独自ドメインメール | 連絡先が一貫し、移管もしやすい |
| 迷惑メール判定を避けたい | 独自ドメインメール+送信ドメイン認証 | 到達率が安定しやすい |
シンレンタルサーバーでメールを使う最短手順(初心者向け)
メールは「いきなり作れない」ことが多いので、順番だけ覚えてください。
- ドメイン設定を先に済ませる(メールを作りたいドメインを追加)
- サーバーパネルでメールアカウントを追加
- 必要なら
- WEBメールで送受信(ブラウザだけでOK)
- Gmail等にメールアカウント追加(普段の受信箱で一括管理)
到達率で詰まらないためのコツ(送信ドメイン認証)
独自ドメインメールを「送る」なら、最低限これを押さえると安心です。
- SPF:なりすまし対策の基本
- DKIM:改ざん・なりすまし対策(到達率にも影響しやすい)
- DMARC:SPF/DKIM失敗時の扱いを宣言(ブランド保護にも)
難しく感じますが、シンレンタルサーバーはサーバーパネルに SPF/DKIM/DMARC の設定メニューが用意されています。
「独自ドメインメールがGmailに届かない/迷惑メールに入る」系のトラブルを避ける意味でも、後回しにしないのがおすすめです。
複数ブログ運用:サブドメイン・マルチドメインの設計
2つ目のサイトを作るとき、よくある失敗がこれです。
- ノリで増やして、どれが本番でどれがテストか分からない
- URL設計がバラバラで、管理が面倒
- SSLやメールの設定が毎回やり直しになる
先に「型」を決めると、増やしても破綻しません。
まず用語を整理
- サブドメイン:同じドメインの別住所
- 例:
blog.example.com/stg.example.com
- 例:
- マルチドメイン:別ドメインを同じサーバーで使う
- 例:
example.comとexample2.comを同一契約で運用
- 例:
シンレンタルサーバーは、サーバーパネルから
- ドメイン設定(マルチドメイン)
- サブドメイン設定(サブドメイン)
を追加して運用します。
どっちを選ぶ?(ブログ運用のおすすめ基準)
サブドメインが向くケース
- ひとつのブランドの中で、用途を分けたい
- 例:本番ブログ
example.com、テストstg.example.com
- 例:本番ブログ
- 本番とは切り離した “作業場” が欲しい(後述のステージングに最適)
- 管理を単純化したい(同一ドメイン配下で整理したい)
マルチドメインが向くケース
- ブログのテーマ(ジャンル)を完全に分けたい
- 収益化の導線・デザイン・運営者情報の見せ方を分けたい
- 将来、サイトごとに売却・譲渡・移転する可能性がある
破綻しない命名ルール(おすすめ)
サブドメインは“人間が見て分かる”のが最強です。
stg.(ステージング/検証)dev.(開発・試験)img.(画像置き場 ※必要な場合だけ)lp.(キャンペーンLP用 ※乱立しないよう注意)
迷ったら 「本番(無印)/stg」 の2つだけでも十分です。
ステージング/テスト環境を作るべきケース
「テスト環境」は、毎回必要ではありません。
ただし、次の作業をするなら作ったほうが安全です。
作るべきケース
- テーマ変更(デザインが大きく変わる)
- 重要プラグイン導入(SEO、キャッシュ、セキュリティなど)
- 大型アップデート(WordPress本体・PHP・テーマの大きな更新)
- 広告・計測タグの大改修(表示崩れや速度低下が起きやすい)
- 共同編集・外注が増えて、作業が重なる
シンレンタルサーバーでの“現実的な作り方”(サブドメイン方式)
初心者に一番おすすめなのが、サブドメイン+WordPress簡単インストールです。
- サーバーパネルで サブドメインを追加
- 反映に最大1時間ほどかかるケースがあります(待つ前提でOK)
- サブドメインに 独自SSL を有効化
- テストでも
httpsに揃えると、本番移行時の事故が減ります
- テストでも
- アクセス制限(BASIC認証) をON
- テスト環境を検索エンジンにも人にも見せない“門番”として強力です
- WordPress簡単インストールでテスト用WPを入れる
- サブドメインでも手順は同じです
- WordPress側で「検索エンジンに表示しない」設定を確認
- テスト環境は 意図せずインデックスされるのが一番まずいので、ここは必ず確認します
テスト環境を“作っただけ”で終わらせないコツ
テスト環境の価値は「確認の観点」を固定すると上がります。
チェックはこの3点だけでも十分です。
- 表示:トップ/記事/スマホで崩れていないか
- 速度:体感で遅くなっていないか
- 機能:お問い合わせフォーム、目次、広告、計測が動くか
合格したら本番に反映。
不合格なら “元に戻す”より“原因を特定してやり直す” のほうが、結果的に早いです。
他社比較で迷いを終わらせる(エックスサーバー/ConoHa等)
「どれも良さそうで決められない…」となるのは、比較の軸が1つに絞れていないのが原因です。
ここでは、シンレンタルサーバーを軸にしつつ、エックスサーバー/ConoHa WINGと比べるときの見方を、初心者でも迷わない形に整理します。
比較軸:速度・安定性/サポート/実績/移行/料金の見方
まず、比較は“スペック表の暗記”ではなく、ブログ運用で困る場面に合わせて見るのがコツです。
速度・安定性(まずは「仕組み」で見る)
速度は、CPUやメモリの数字だけでなく、サーバー側の高速化機能が効いてきます。
比較するときは、次の3点だけ確認すればOKです。
- サーバーキャッシュがあるか(標準で使えるか)
- ページ最適化系の機能があるか(表示を軽くする仕組み)
- バックアップが標準で付くか(障害時の復旧力=安定運用)
例としてシンレンタルサーバーは、サーバーキャッシュやXアクセラレータ、XPageSpeedなどの設定項目が用意されています(サーバーパネルでON/OFF運用できるタイプ)。
「自分で最適化を積み上げたい」人ほど、この“サーバー側の武器”があると楽になります。
サポート(「困る瞬間」に対応しているか)
初心者が困るのはだいたいこの3つです。
- 申し込み直後:ドメイン/SSL/ログイン
- 運用中:表示崩れ/更新エラー
- 緊急時:改ざん疑い/復元
なので比較は、サポートの“種類”よりも、
- 電話・メール等の問い合わせ口があるか
- 公式マニュアルが細かいか(画面つきで迷子にならないか)
を見たほうが失敗が減ります。
(サポートが強いほど、結果的に作業時間が短くなります)
実績(=「情報量」で見ると初心者に効く)
初心者にとっての実績は、「会社の歴史」よりも 困ったときに答えが見つかるかです。
- 検索すると解決記事が多いか
- 利用者が多く、同じ詰まりポイントの情報が出てくるか
- 公式のFAQが充実しているか
ここは数字で比較しにくいので、自分が不安なキーワード(例:
「〇〇 SSL 設定中」「〇〇 WordPress 真っ白」「〇〇 画像 遅い」)で検索して、情報量を見てしまうのが早いです。
移行(乗り換えのしやすさ=長期運用の保険)
「いま決める」より「後で困らない」ことが重要です。
- シンレンタルサーバー:WordPress簡単移行が用意されている
- エックスサーバー:WordPress簡単移行が用意されている
- ConoHa WING:WordPressかんたん移行が用意され、テスト移行(動作確認)もできる
この差はかなり実務的で、
- 移行機能がある=最悪のときに逃げられる
- テスト移行がある=本番を壊さず確認できる
という安心につながります。
料金の見方(「月額」ではなく“総額のクセ”を見る)
料金比較でズレやすいのはここです。
- 契約期間で月額が変わる(長期ほど安く見える)
- 初年度割引と更新後が別(2年目以降の金額でギャップが出やすい)
- 特典(ドメイン無料など)に条件がある(申請や対象期間が絡む)
見るべきポイントは、たった2つだけ。
- あなたが払う期間(例:1年 or 2〜3年)での合計
- 更新後も含めた“平均月額”の感覚(初年度だけ安い罠を避ける)
各社とも公式で料金シミュレーション・プラン表があるので、最終的にはそこを見て判断するのが確実です。
「結局どっち?」の結論パターン別(初心者/中級者/法人)
ここからは、“ありがちな状況”で結論がブレないように、パターンで整理します。
ブログ1本で行く人
おすすめの決め方は「始めやすさ × 後で伸ばせるか」です。
- 最短で立ち上げたい
→ 各社の「WordPress一括セットアップ系」(クイックスタート/かんたんセットアップ)を使うと早い
ただし、クイックスタート系は「申し込み時点で支払い」「無料お試し不可」など条件が付くことがあるので注意 - 後から伸ばす(記事数・画像・機能が増える)前提
→ サーバーキャッシュなど、サーバー側の高速化機能が揃っていると“後で困りにくい”
迷ったらこの結論でOK
- 「早く始めたい&運用で詰まりたくない」なら、
セットアップが簡単で、公式マニュアルが分かりやすい会社を選ぶ
複数サイトを量産する人
量産で大事なのは、速度よりも 管理コストです。
- サイト追加(マルチドメイン)がやりやすいか
- バックアップや復元が分かりやすいか
- キャッシュ設定などを“同じ型”で回せるか
- 移行機能があるか(サイトを整理・統合するときに効く)
迷ったらこの結論でOK
- 「増やす前提」なら、
移行機能が用意されていて、サーバーパネルの機能が豊富なところが運用は楽になります
会社サイト+ブログを運用する人
法人用途は「おしゃれ」よりも 機会損失を防ぐことが最優先です。
- 落ちない(障害対応・復元が早い)
- 遅くない(問い合わせ前に離脱させない)
- セキュリティ(WAF・バックアップ・二段階認証などの導線がある)
- 連絡窓口(メール、フォーム)が安定
迷ったらこの結論でOK
- 会社サイト+ブログは、
安定運用(復元・サポート・セキュリティ)を重視して“少し余裕のあるプラン”に寄せたほうが後悔が少ないです
移行・乗り換え(はてな等から/他サーバーから)
ブログの移行は、手順を間違えると アクセスが落ちたり、httpsが崩れたり、リダイレクトが迷子になりがちです。
逆にいえば、やることは決まっています。
- URL(記事の住所)をなるべく変えない
- DNS→SSL→リダイレクトの順で整える
- 切り替え前に“新環境で完成形を確認”する
ここでは「はてな等のブログサービス → WordPress」も、「他社WordPress → シンレンタルサーバー」も両方カバーして、事故りにくい段取りにまとめます。
移行前チェック:アクセスが落ちない段取り
まず最初にやるべきは、移行作業そのものではなく “設計” です。
ここを固めるほど、移行後のSEOダメージが小さくなります。
移行前に決めること(最低限)
- 新サイトの URLの型(例:
/2026/02/23/slug/のような構造) - 新サイトの https・www の統一方針(どちらに寄せるか)
- 旧URL → 新URL の 対応表(リダイレクト表) を作るかどうか
- URLが変わる移行(はてな→WPなど)では、ほぼ必須
ケース別の“難易度”
- WordPress(旧)→ WordPress(新):URLを揃えやすい=比較的ラク
- はてな等(旧)→ WordPress(新):URL構造が変わりやすい=設計が重要
DNS切り替え/SSL/リダイレクトの基本
移行の失敗は、だいたい「順番」と「二重設定」で起きます。
基本の順番はこの通りです。
- 新サーバーでサイトを完成形にする(テスト)
- 新サーバー側でSSLを有効化 → https転送を整える
- DNSを切り替える(旧→新へ向ける)
- リダイレクトを有効化して“旧URLを新URLへ案内”
- Search Consoleで移転処理・再計測
それぞれの意味(初心者向けに一言)
- DNS切り替え:アクセスの行き先(サーバー)を変える
- SSL:
https://で安全に表示するための証明書 - リダイレクト:旧URLに来た人・検索エンジンを新URLへ案内する(基本は301)
シンレンタルサーバー側で押さえると楽な点
wwwあり/なしの統一、httpsへの転送(常時SSL化)は、管理画面の設定でまとめて扱える仕組みがあります。- さらに、旧URLを新URLへ転送する「サイト転送設定(リダイレクト設定)」も用意されています。
→ 余計なプラグインで重ねず、まずサーバー側で整理すると事故が減ります。
WordPress移行の手順(安全なやり方)
WordPress同士の移行は、シンレンタルサーバーの WordPress簡単移行が使える場面があります。
これが使えると、FTPや移行プラグインに頼らず移行できるため、初心者でも成功率が上がります。
ただし、どの方法でも「安全な型」は同じです。
バックアップ→移行→確認→切り替えの順番
ここは、やる順番そのものが安全装置です。
1) バックアップ(旧サイト側で最初にやる)
最低限、次を確保します。
- ファイル(wp-content)
- データベース
- 可能なら、復元方法(戻し方)も確認しておく
バックアップがあるだけで、移行の心理的ハードルが下がり、作業が丁寧になります。
2) 移行(新サーバーへコピーする)
方法A:WordPress簡単移行が使える場合
- 管理画面の案内に沿って、旧サイト情報を入力 → 移行実行
- 途中で止まったときは、焦って繰り返さず、入力情報(URL/認証情報)や旧環境の制限を見直します
方法B:手動移行(一般的な手順)
- 新サーバーでWordPressを用意
- DBを作成 → 旧DBをインポート
- ファイルをアップロード(主にwp-content)
- 設定ファイルやURLの整合性を確認
3) 確認(DNS切り替え前に“新環境で完成形”を見る)
ここが一番大事です。切り替え前に、次だけ確認します。
- トップ/記事/カテゴリが表示される
- 画像が欠けない(特に過去記事)
- 管理画面に入れて、投稿編集ができる
- お問い合わせフォームが動く(ある場合)
できれば 一時的なURLやサブドメインで検証すると安全です。
(本番ドメインをいきなり切り替えるのが一番危険)
4) 切り替え(DNSを新サーバーへ向ける)
DNS切り替え後、反映までに時間差が出ることがあります。
このときにやりがちな失敗は「直ったり壊れたりして見える」状態で設定をいじり続けることです。
対策はシンプルで、
- 設定変更は最小限にして
- 反映確認は シークレットウィンドウや別回線で行う
これだけで迷子が減ります。
移行後にやること(Search Console・リンク・速度再計測)
切り替えが終わったら、次は「検索エンジンに正しく引き継がせる」フェーズです。
ここで抜けると、アクセスがジワジワ落ちる原因になります。
やることチェックリスト(重要順)
- Search Consoleの対応
- 新サイト(新ドメイン/サブドメイン)をプロパティとして追加
- ドメインが変わった移行なら「アドレス変更ツール」を使う
- http→httpsだけの移行は、アドレス変更ツールの対象外なので注意(別手順になります)
- リダイレクトの最終点検
- 旧URL → 新URL が 301で正しく到達しているか
- リダイレクトが多段になっていないか(2回以上飛ぶのは避けたい)
www/httpsの統一が崩れていないか
- 内部リンクの見直し(地味に効く)
- メニュー、サイドバー、記事内リンクが旧URLのまま残っていないか
- 画像リンク、タグ、プロフィール等も見落としやすいので要確認
- サイトマップ・インデックス状況
- サイトマップを送信(更新)
- 主要ページはURL検査でインデックス状況を確認
- 「noindex」の置き忘れ(テスト環境の設定)がないか確認
- 速度再計測(移行の成果を確かめる)
- 体感:トップ/記事/管理画面
- ツール:PageSpeed Insights等で大きな悪化がないか
- 画像の読み込み、キャッシュの挙動、プラグイン増加が原因になりやすいので、悪化したら“そこから”見直します
よくあるトラブルと解決策(詰まりやすい順)
WordPressにログインできない/真っ白になる
まず切り分ける(3分でやるチェック)
- サーバーパネルに入れるか(入れないなら、まずパネル側のID/パスワードを再設定)
- エラーは「ログイン拒否」なのか「表示が真っ白」なのか
- 直前にやった作業(プラグイン追加/更新、テーマ変更、PHP変更など)
ログインできないときに多い原因と対処
- 「アクセスが拒否されました」系
- サーバー側の「WordPressセキュリティ設定」で、ログイン制限が効いているケースがあります。
- 対処:サーバーパネル → WordPressセキュリティ設定で、制限(ログイン試行回数など)を一度見直して解除/緩和します。
- サーバーパネル自体に入れない
- 対処:サーバーパネルのログイン情報を再設定して復旧ルートを確保します(WordPressより先にここが最重要)。
真っ白(または「重大なエラー」)のときにやる順番
- サーバーパネルの「エラーログ」を確認
真っ白でも、原因はログに出ていることが多いです。 - WordPressのリカバリーモードメールが来ていないか確認
致命的エラー検知時に、WordPressが管理者へ復旧用リンクを送る仕組みがあります。 - 直前に入れたものから止める(安全な切り分け)
プラグインやテーマが原因のことが多いので、まずは“最近追加・更新したもの”から停止→復帰確認。 - .htaccess 変更直後なら、いったん無効化して確認
誤記述があると 500 や真っ白につながります。
サポートに連絡するときに用意するもの
- 対象ドメイン
- 発生時刻(だいたいでOK)
- 直前にやった操作
- エラーログの該当行(コピペできる範囲で)
SSLが有効にならない/httpsが混在する
ありがちな原因はこの3つ
- SSL設定は入れたが、反映待ち/DNS未切替
- https転送(常時SSL化)とリダイレクト設定が二重
- 記事内に http の画像・内部リンクが残っていて混在(Mixed Content)
対処の順番(迷ったらこの通り)
- サーバーパネルで 無料独自SSLを設定
- その後に 常時SSL化(http→https転送) を設定
- 表示が崩れる場合は、サイト転送設定や .htaccess のリダイレクトが重複していないか確認
- 混在(Mixed Content)が出る場合
- WordPressの「サイトURL」が https で統一されているか確認
- 記事・画像URLに残っている http を置換(データベース置換や再アップロード等)
- キャッシュを削除(サーバーキャッシュ/ブラウザキャッシュ/プラグインキャッシュ)
「SSLの更新が失敗する」系のとき
- 転送設定が先に強く効いていて、更新に必要な検証が通らないことがあります。
一時的に転送(サイト転送設定/.htaccess)を外して更新→完了後に戻す、が定番の流れです。
表示が遅い・スコアが伸びない
まず知っておくこと(迷走防止)
- 体感が遅い:改善優先度が高い
- PageSpeedのスコアだけ低い:原因が「画像」「外部スクリプト」「キャッシュの当たり外れ」のことが多い
サーバー側で効く施策(先にやるとラク)
- サーバーキャッシュを適切に使う(まずON、問題が出るなら例外を作る)
- Xアクセラレータ/XPageSpeedの利用を検討(サーバー側で最適化の支援)
- ブラウザキャッシュを設定して、静的ファイルの再取得を減らす
- リソースモニターで負荷を確認(CPU/メモリが張り付くなら、プラグインやアクセス急増が疑い)
WordPress側で効く施策(やりすぎ注意)
- 画像:サイズを上げすぎない/圧縮する/WebPを検討
- キャッシュ系プラグインは盛りすぎない
サーバーキャッシュと役割が被ると「反映されない」「崩れる」の原因になりがちです。 - プラグインの棚卸し
「目的が言えない」「似た機能が重複」しているものから停止→体感確認。
計測のコツ(最短ルート)
- 体感チェック:トップ/記事/管理画面(編集画面)
- ツール:同じページを同条件で計測(改善前後で比較)
- 改善優先度:画像 → キャッシュ整理 → 不要プラグイン → 外部タグ
メールが届かない/送れない
まず確認するポイント(初心者が詰まりやすい順)
- 送信(SMTP)認証が有効になっているか
- Gmailなど特定宛先だけ届かない/送れないのか、全体的にダメなのか
- 送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)が整っているか
Gmailに送れない/届かないときの王道対処
- サーバーパネルで SPFを適切な状態(Gmail向けの許可を含む設定)にする
- DKIMを有効化して、送信元の正当性を担保する
- DMARCを設定して、認証失敗時の扱いを宣言する
(最近は送信者ガイドラインが厳しくなり、未設定だと影響が出やすいです)
Gmailに追加設定する場合(受信箱でまとめたい人向け)
- Gmail側で「メールアカウントを追加」する際、
受信(POP/IMAP)と送信(SMTP)の設定値を間違えると送信だけ失敗しがちです。
公式の手順どおりに入力し、エラー時は「メールを再送信」などの導線も確認します。
更新・プラグイン追加でエラーが出た
よくあるパターン
- 更新直後に 「重大なエラー」/真っ白/500
- プラグイン追加で 管理画面が落ちる
- PHPを新しめに切り替えたら 急に動かなくなる
安全な戻し方(順番が大事)
- エラーログを確認(まず原因を“見える化”)
- 直前に更新したプラグイン/テーマから停止(一括停止→1つずつ戻す、が早い)
- PHPバージョンを戻して検証
- プラグイン側が新PHPに未対応だと落ちることがあります。
- まずは“安定するPHP”に戻して復旧→原因のプラグインを特定→更新/代替、が安全です。
- 500エラーなら .htaccess も疑う(転送や追記が原因になりやすい)
事前にやっておくと事故が減る運用ルール
- 更新前にバックアップ(ファイル+DB)
- 大型更新は テスト環境で先に試す
- 「キャッシュ最適化系」と「セキュリティ系」を同時にいじらない(切り分けが難しくなる)
FAQ:申し込み前・開設後に多い質問
契約期間はどう決める?
結論、「続けられる確度 × 初年度の割引条件 × 2年目以降も含めた総額」で決めるのが失敗しにくいです。
まず押さえる基本
- シンレンタルサーバーは、契約期間(例:3/6/12/24/36ヶ月など)によって月あたり換算の料金が変わるタイプです。
- 契約期間は、更新(支払い手続き)のタイミングで都度選択できます。つまり「最初に決めた期間=固定」ではありません。
初心者向けの決め方(迷ったらこれ)
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| まず触って続けられるか不安 | 短めで開始 → 続けられそうなら次回更新で長めへ | 最初の心理的ハードルを下げられる |
| ブログを本気で育てるつもり | 12ヶ月以上を検討 | 月あたりが下がりやすく、更新手間も減る |
| 既にサイト運用経験あり・長期確定 | 24〜36ヶ月も選択肢 | 総額の見通しが立ちやすい |
小さなコツ(地味に効く)
- 「初年度だけ安い」ケースがあるので、できれば 2年目以降の更新料金も一緒に見て判断するとズレません。
- 将来、独自ドメインの特典やキャンペーンを使うなら、適用条件(契約期間など)を申し込み直前に確認するのが安全です。
後からプラン変更できる?いつ反映?
できます。ただし、上位プランへの変更と下位プランへの変更で、反映タイミングが違います。
できること(ざっくり)
- シンアカウントの「プラン変更」から申請して変更します。
- 通常プラン ↔ ビジネスプランのように、プラン体系が異なるもの同士は変更できない扱いです(別途契約が必要になるケース)。
反映タイミング(ここが重要)
- 上位プランへの変更:現在は 申請後、即日適用の仕様が案内されています。
- 下位プランへの変更:利用期限月の1日〜20日に申請し、翌月1日から適用という流れです。
さらに、下位プランへの申請時に契約更新が行われる点も押さえておくと安心です。
迷わないための運用ルール
- 「重い/落ちそう」→ 上位へ変更(早めに)
- 「余ってるから下げたい」→ 期限月が来たら申請できるようにリマインド
- 変更前に、念のため バックアップ(ファイル+DB)があると事故が減ります。
サポートに聞く前に確認すべき情報は?
問い合わせをスムーズにするコツは、“特定に必要な情報”を先に揃えることです。
逆にここがないと、やり取りが増えて解決が遅くなりがちです。
最低限そろえるセット(テンプレ)
- シンアカウントID(必須になりやすい)
- サーバーID(対象サーバーの特定用)
- 対象ドメイン
- いつから/何時ごろ起きたか(できれば時刻)
- 何をした直後か(例:SSL設定、テーマ変更、プラグイン更新、PHP変更など)
- 表示されたエラーメッセージ(そのままコピペ)
- 可能なら スクリーンショット
さらに早く終わらせたい人向け(あると強い)
- サーバーパネルで確認できる エラーログ
- 401/403/404/500 などの エラー種別(原因の当たりが付けやすい)
連絡前に“これだけ”やると自己解決率が上がる
- 「お問い合わせの前に」ページ/AIチャットで該当しそうな項目を一度確認
- 公式マニュアルで「同じ画面の手順」を見直す
- エラーが出ているなら、まずは エラーメッセージの種類を確認(403は凍結、500は設定/エラーなど、当たりが付きます)
今日やることチェックリスト(最短で公開まで)
「結局、今日は何をすればいい?」が一番大事なので、迷わず進めるチェックリストに落とし込みます。
ここだけ順番通りにこなせば、最短で“公開まで”到達できます。
申込前:ドメイン候補・WP情報・運用目的を決める
申込みの途中で止まりやすいのが「ドメイン」と「初期情報」です。
先にここを固めると、一気に進みます。
ドメイン候補(2〜3個)
- 短い/読みやすい/入力ミスが少ない
- 将来テーマが広がっても耐えられる(狭すぎる名前は避ける)
- 既存の商標・有名サービス名に寄せない
WordPress初期情報(メモしておく)
- サイト名(仮でOK)
- ユーザー名(
adminなど推測されやすいものは避ける) - パスワード(強め。覚えない前提でパスワード管理ツールへ保存)
- 管理者メール(必ず受信できるもの)
運用目的(仮でいいので1つに絞る)
- 趣味・実績作り(継続優先)
- 収益化(検索ニーズ中心)
- 法人集客(信頼・問い合わせ優先)
ここで目的を仮決めすると、
「トップに何を書くか」「固定ページを何枚作るか」「最初の記事の方向性」がブレません。
申込当日:開設→SSL→初期設定→最初の記事公開
申込み当日は、やることを増やしすぎず、“公開できる状態”まで一直線が正解です。
1) 開設(最短ならクイックスタート、慎重なら通常)
- すぐ公開したい:WordPressクイックスタートで一気に作る
- 触って確かめたい:通常申込み → あとからWordPressを入れる(お試し可)
2) SSL(https)を整える(最優先)
- サーバーパネルで 無料独自SSL をON
- その後に 常時SSL化(http→https転送) をON
- WordPressの「サイトURL」も https に統一
✅ここができると
「安全なURLが完成」=以降の記事URLがブレないので、SEO的にも後悔が減ります。
3) 初期設定(最低限だけ)
- パーマリンクを設定(後から変えると大変)
- 「検索エンジンに表示しない」チェックが入っていないか確認
- 最小の固定ページを作る
- プロフィール
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
- 免責事項(必要なら)
4) 最初の記事を公開(完成度より“公開”)
最初の記事は、いきなり長文でなくてOKです。
おすすめは次のどれか。
- あなたのブログの「対象読者」と「何を解決するか」を書く記事
- よくある悩みを1つだけ解決する記事(1000〜2000字程度でもOK)
- サイトの方針・運営者の考え方(信頼を作る記事)
ポイントは、公開して“検索される土台”を作ることです。
1週間以内:速度・セキュリティ・計測導線を整える
公開できたら、次の1週間は「運用の事故」を先回りして潰します。
ここまでやると、ブログが“安定して伸ばせる状態”になります。
速度(やりすぎないのがコツ)
- 画像を軽くする(アップ前に圧縮・サイズ調整)
- サーバーキャッシュの活用(必要ならON)
- プラグインを入れすぎない(役割が被るものは避ける)
セキュリティ(最低限で十分効果が出る)
- シンアカウントの二段階認証をON
- WordPressのログイン制限(試行回数制限)をON
- バックアップの確認(自動バックアップの取得方法/復元画面を見ておく)
計測導線(“改善できる状態”を作る)
- Google Analytics(GA4)の設置
- Search Consoleの登録・サイトマップ送信
- インデックス状況の確認(主要ページだけでOK)
最初の1週間の合格ライン
- 公開できている
- 主要ページが崩れていない
- 管理画面が普通に使える
- 速度・セキュリティ・計測の“最低ライン”が入っている
ここまで整えば、あとは記事を増やして改善するフェーズに進めます。
シンレンタルサーバー公式サイトまとめ
シンレンタルサーバーでブログを始めるときに、初心者が迷わないためのポイントは、たった3つです。
- 先に“目的”と“ドメイン候補”を決める
収益化なのか、趣味なのか、法人サイト併用なのか。目的が決まると、プラン選びや初期設定がブレません。
ドメインは後から変えるのが大変なので、候補を2〜3個用意しておくとスムーズです。 - 手順は「最短ルート」か「確実ルート」を選ぶ
- すぐ公開したい → WordPressクイックスタート
- まず触って確かめたい → 先に契約(お試し)→あとからWordPress
どちらでも正解ですが、重要なのは「あなたの不安が少ないほう」を選ぶことです。
- 公開直後に“SEOの土台”だけは先に整える
パーマリンク、https統一、インデックス設定、最小の固定ページ(プロフィール・お問い合わせ・ポリシー)。
ここを最初に整えると、後からの手戻りが減り、検索評価の土台が安定します。
最後に、最短で公開まで進めるなら、今日やることはこれだけでOKです。
- 申込前:ドメイン候補・WP初期情報・目的を決める
- 申込当日:開設 → SSL → 初期設定 → 最初の記事を公開
- 1週間以内:速度・セキュリティ・計測(Search Console/GA4)を整える
この「型」で進めれば、ブログは“作って終わり”ではなく、安心して育てられる状態になります。
次の一歩として、まずは
ドメイン候補を2〜3個書き出す → 申込み画面でプランと契約期間を決める
ここから始めてみてください。
