Squarespace徹底解説|できること・料金・始め方・活用例まで初心者向けに網羅
Squarespaceが気になって検索したものの、こんな疑問や不安が頭に浮かんでいませんか?
「おしゃれなサイトが作れるって聞くけど、初心者でも本当に運用できるの?」
「何ができて、何ができないのかが曖昧。後から困りたくない…」
「料金プランがいくつかあるけど、結局どれを選べばいい?」
「独自ドメインやSSL、SEOって…設定が難しそう」
「WordPressやWix、Shopifyと比べて、どこが強みでどこが弱み?」
「日本で使う場合、言語・決済・サポートは大丈夫?」
「作るだけじゃなく、集客→成約までつながる導線ってどう作るの?」
Squarespaceは「サイト作成+ホスティング+基本機能」が一体になったサービスなので、ハマる人にとっては最短で“見た目と信頼感のあるサイト”を公開できます。一方で、要件によっては向き不向きもはっきりしていて、選び方を間違えると「思ってたのと違う…」になりがちです。
そこでこの記事では、公式情報を優先しつつ、初心者が迷いやすいポイントを「結論→理由→具体例」の順で整理します。
- Squarespaceでできること(機能を目的別に整理)
- 料金プランの選び方(追加コスト・手数料の考え方も含む)
- 最短で公開する手順(準備→テンプレ選び→編集→ドメイン→公開)
- 実運用のコツ(集客→成約の導線テンプレ、SEOのやる順番)
- 日本で使う注意点(詰まりやすいところの先回り)
- 代替案と比較(WordPress/Wix/Shopify/STUDIO等)
「Squarespaceを使うべきか」「使うならどう進めれば最短か」が、この記事を読み終える頃にはスッキリ判断できるはずです。
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この記事でわかること(結論先出し)
Squarespaceが向く人/向かない人
Squarespaceが向く人(おすすめ)
- デザインに強いサイトを、なるべく短時間で作りたい(ポートフォリオ/店舗サイト/ブランドサイト)
- サーバー管理や更新作業が苦手で、運用の手間を減らしたい
- ブログ・予約・問い合わせ・簡易ECなどをひとつの管理画面にまとめたい
- 「テンプレで十分」ではなく、見た目の完成度を最初から高くしたい
Squarespaceが向かない人(別手段も検討)
- すでにWordPressのテーマ/プラグインに慣れていて、拡張性や自由度が最優先
- “ガチのEC専業”(複雑な在庫連携、多店舗運用、外部システム連携が多い)で、EC特化の要件が強い
- とにかく最安で始めたい(無料プラン前提など)
- 細かい仕様まで自分で作り込みたい(高度なカスタム開発が前提)
最短で失敗しない選び方(3分チェック)
次の質問に「はい」が多いほど、Squarespaceは相性が良いです ✅
- 目的は?
- 名刺代わり・ポートフォリオ → 「見た目」「導線」「問い合わせ」が最重要
- 小さな事業サイト → 「信頼性」「集客」「予約・決済」が重要
- EC中心 → 「商品管理」「決済」「配送」「手数料」が重要
- 売る?予約を取る?
- 何も売らない → まずは“サイト制作”に集中できるプランでOK
- 商品を売る(物販/デジタル) → EC機能の有無と手数料が分岐点
- 予約を受ける(サロン/コーチ/レッスン) → 予約機能(Acuity)の連携が鍵
- どこまで触りたい?(運用体制)
- 「自分ひとりで更新」→ 管理がラクな構成に寄せる
- 「複数人で更新」→ 共同編集(権限/投稿フロー)の必要性を確認
- 「外注や制作会社も入る」→ 移管や権限設計、更新ルールを最初に決める
- 迷ったらこの結論
- まずは14日トライアルで、テンプレ・編集・公開フローを一度通す
- 「売るなら」手数料や機能差で上位プランを検討
- 「売らないなら」無理に上位へ行かず、最小構成で公開→必要になったら上げる
Squarespaceとは何か:できることを全体像でつかむ
Squarespaceの立ち位置(Webサイト作成+ホスティングのオールインワン)
Squarespaceは、「サイト制作ツール」+「サーバー(ホスティング)」+「運用に必要な基本機能」が、最初からひとまとまりになったサービスです。
専門知識がなくても、テンプレートや編集画面を使ってサイトを作り、そのまま公開・運用まで進められます。
初心者向けに噛み砕くと、こういう違いです。
- オールインワン(Squarespace)
作る(デザイン)→ 公開(ホスティング込み)→ 運用(分析・SEO・問い合わせなど)までが同じ場所にある - 組み合わせ型(例:WordPress)
「サーバー」「WordPress本体」「テーマ」「プラグイン」などを自分で選び、組み合わせて作る
Squarespaceの強みは、特に次の2点です。
- 見た目の完成度を最初から上げやすい(テンプレの品質・デザイン統一がしやすい)
- 運用の“面倒な部分”が少ない(ホスティングや基本機能が一体化している)
逆に、「あれもこれも自由に拡張したい(プラグインで何でも足す)」タイプの人は、後から制約を感じることがあります。
作れるサイトの代表例
個人・ポートフォリオ
「作品・実績をきれいに見せる」目的と相性が良いです。
写真・制作物・プロフィールを、テンプレートの力で整った形にできます。
よくある構成例
- トップ(キャッチ+代表作)
- 実績一覧(ギャラリー)
- プロフィール(経歴・スキル・提供範囲)
- お問い合わせ(フォーム)
ポイント
ポートフォリオは“内容の良さ”だけでなく、見やすさ・導線・信頼感が成果に直結します。Squarespaceはここを作りやすいタイプです。✅
小規模ビジネスのコーポレートサイト
「まずは公式サイトを整えたい」「問い合わせを増やしたい」小規模事業者に向きます。
よくある構成例
- 事業紹介(サービスの強み)
- 料金・プラン(目安/相談導線)
- 導入事例・お客様の声(信頼性アップ)
- よくある質問(不安の解消)
- 問い合わせ(フォーム・導線を明確に)
ポイント
ビジネスサイトは、デザイン以上に“情報設計”が重要です。
Squarespaceは制作がスムーズなので、その分「何を載せるべきか」に時間を回せます。
ネットショップ(物販・デジタル商品)
Squarespaceでもオンライン販売は可能です。
商品ページ→カート→決済という基本の流れを、サイトの一部として組み込めます。
扱えるものの例(要件次第)
- 物販(在庫・配送がある商品)
- デジタル商品(ダウンロード販売など)
注意点(初心者がつまずきやすい)
- 販売機能はプランや決済手段の対応状況(国・通貨)で体験が変わる
- 本格EC(複雑な在庫連携、多店舗展開、外部連携が多い)は、EC特化サービスの方が向くこともある
「まず小さく売ってみたい」ならSquarespaceでも十分戦えますが、成長後の運用像も少しだけ想像しておくと失敗しにくいです。
サービス提供(予約・問い合わせ・見積もり)
Squarespaceは「サービス業のサイト」と相性が良いです。理由はシンプルで、“集客から予約・相談までの導線”を作りやすいからです。
できることの例
- 問い合わせフォームで相談を受ける
- 予約受付(Acuity Schedulingの連携・埋め込み)
- ニュースレターで継続接点を作る(Email Campaigns)
ポイント
サービス業は「サイトを見た人が次に何をすればいいか」が成果を分けます。
ボタン・フォーム・予約枠など、次のアクションを明確に置くのがコツです。📌
運用に必要な要素がどこまで揃うか(ドメイン/決済/分析/マーケ)
結論から言うと、Squarespaceはサイト運用に必要な主要パーツが揃っている一方で、用途によっては別サービス契約や外部連携が発生します。
初心者は「どこが追加になりやすいか」を先に知っておくと安心です。
ざっくり早見表
| 項目 | Squarespaceで用意しやすいもの | 別サービス・外部連携になりやすいもの | 初心者のチェックポイント |
|---|---|---|---|
| ドメイン | Squarespaceで取得/外部ドメインの接続 | メール(Google Workspace等) | 年払いだと初年度ドメイン付与の条件があることも |
| 決済 | 決済手段を接続して販売開始 | 国・通貨による制約、外部決済(Stripe/PayPal等) | 日本で使える決済手段を先に確認 |
| 分析 | Squarespace Analyticsで基本指標を見る | さらに高度な分析(GA等) | まずは流入・人気ページ・成約が見えればOK |
| マーケ | SEO設定、SNS連携など | メール配信はEmail Campaigns(別契約) | “集客の柱”を1つ決めて運用 |
ドメイン(住所):どこで取る?無料条件は?
Squarespaceでは、ドメインをSquarespaceで取得することも、すでに持っているドメインを接続することもできます。
また、条件を満たす場合に「年払いのサイトプランでカスタムドメインが1年付く」仕組みがあります(対象TLDなど条件あり)。
初心者のおすすめ判断
- 新規で始める → Squarespaceで取得すると手順が簡単
- すでにドメインがある → まずは接続して継続利用(移行コストを抑えやすい)
決済(お金):Squarespaceで売るには何が必要?
販売を始めるには、Squarespace側で決済手段(ペイメントプロセッサ)を接続します。
Squarespace Paymentsまたは外部決済(例:Stripe/PayPalなど)を選んで設定する形です。
ここで大事なのが、国・通貨・対応状況です。
- Squarespace Paymentsは提供国が決まっており、順次拡大中
- Commerce(販売機能)は、国・通貨・決済手段の条件で運用体験が変わる
初心者はまずこれだけ確認してください。
- ✅ 自分の国(日本)で使える決済手段はどれか
- ✅ 使いたい通貨・販売形式(物販/デジタル/サービス)で問題ないか
分析(改善):アクセスや売上は見える?
Squarespaceには、サイトの状態を把握するためのSquarespace Analyticsがあります。
ページビュー、流入元、コンバージョン、売上など、運用改善に必要な基本指標を視覚的に確認できます。
初心者は、最初は次の3つが見えれば十分です。
- どこから来たか(検索/SNS/参照元)
- どのページが読まれているか
- どこで成果が出たか(問い合わせ/予約/購入)
まずは「数字を見て改善する」習慣を作るのが大切で、最初から難しい分析は不要です。
マーケ(集客):SEO・メール・SNSはどこまでできる?
Squarespaceには、集客のための基本機能がまとまっています。
- SEOの基本設定(メタ情報、ページ構造の整備など)
- SNS連携
- メール施策
- サイト上でリストを集める(フォーム等)
- メール配信はEmail Campaigns(別契約になることがある)
初心者向けの運用のコツはシンプルです。
- 最初は集客を「1本」に絞る(例:検索 or SNS)
- サイトは“受け皿”として整える(信頼・導線・問い合わせ)
- 余力が出てから、メールなど継続接点を足す
これで、無理なく伸ばせます。👍
主要機能を“目的別”に整理(読者の検索意図を分岐で解決)
「Squarespaceで何ができて、どこまで任せられるのか」を、目的別に“迷いどころ”から整理します。
初心者は デザイン→集客→販売 の順で考えると、選択ミスが減ります。
デザイン・編集:テンプレからどこまで作り込める?
Squarespaceは「テンプレで整った見た目を出しやすい」だけでなく、近年は編集体験が強化され、“テンプレの枠内でできること”が増えています。
できること(初心者が最初に効くポイント)
- セクション単位で、文章・画像・ボタン・ギャラリーなどを配置してページを組み立てる
- フォント、余白、色、ボタンの形などを全体で統一しやすい(ブランド感が出る)
- こだわりたい部分だけ調整し、その他はテンプレに任せる、という作り方が得意
「テンプレの見た目が好み」なら、完成までがかなり早いです。逆に、テンプレ選びに迷うなら、まずは次の基準で絞ると失敗しにくいです。
- 目的に合う導線があるか(ポートフォリオ=作品が見やすい、店舗=予約・問い合わせが目立つ、など)
- 写真の量(写真多めのテンプレなのに写真が少ないとスカスカに見える)
- 文章量(文章が多いなら“読みやすい余白”が取れるテンプレ)
編集体験(ドラッグ&ドロップ/レイアウト調整の考え方)
編集は「ドラッグ&ドロップ」ですが、感覚としては “きれいに整列させやすいグリッド編集” に寄っています。
そのため、初心者は次の考え方がハマります。
- まずは 1ページを「上から順に」
- 何のサイトか(結論)→ 2) 信頼材料 → 3) 提供内容 → 4) 実績/事例 → 5) 行動(問い合わせ/予約)
- レイアウトは 左右に欲張らない
2カラム(左右分割)を多用すると、スマホで縦長になり読みづらくなることがあります - “装飾”より先に 情報の順番
先に文章・見出し・ボタンの配置を決めてから、最後に色や写真を合わせると手戻りが減ります
小ワザ(時短)
- まずはテンプレのブロックを流用して、文章だけ差し替える
- 画像は最初は仮でもOK(公開前に差し替える前提で進める)
モバイル表示の最適化と注意点
Squarespaceは基本的にレスポンシブ(自動でスマホ対応)ですが、「PCで気持ちよく作った配置」がスマホで冗長になることがあります。
スマホで崩れにくくするコツ
- 1セクションに詰め込みすぎない(目安:1画面=1メッセージ)
- ボタンは小さくしすぎない(指で押せるサイズを意識)
- 画像+テキストの組み合わせは、スマホで「画像→テキスト」の順に読ませると自然
注意点
- PCで“横並びが美しい”構成は、スマホで縦に並び直されて長くなりがち
→ 重要な情報だけ残し、補足は折りたたみ(FAQ)や別ページへ逃がすのが安全です
AI機能:作成スピードを上げる使いどころ
Squarespaceには、質問に答えるだけでサイトの土台を作る AIサイトビルダー(Blueprint AI) があります。
AIは「丸投げ」より、“最初のたたき台”と“文章の下書き” に使うのが成功しやすいです。
サイト骨格づくり(AIビルダー系)
Blueprint AIの使いどころ
- 「何ページ作ればいいか分からない」を解消する(基本ページ構成ができる)
- まず公開できる形を作って、あとから微調整する(公開までが早い)
おすすめの進め方(初心者向け)
- AIで土台を作る
- ページ順と導線だけ人間が決める(ここが成果に直結)
- 文章を“自分の言葉”に直す(次の見出しで詳しく)
ここで大事なのは、AIは「形」を作れても、あなたの強み(経験・実績・具体例)までは勝手に作れないことです。
検索でもユーザーでも、最後に信頼されるのはそこです。
文章生成(コピー/商品説明/ブログ下書き)
AIを使うと速い領域
- サービス説明の下書き(箇条書き→文章化)
- 商品説明のテンプレ化(特徴→メリット→使い方→注意点)
- ブログの構成案(見出しと要点整理)
ただし、AI文章をそのまま使うと“どこかで見た文章”になりやすいので、次の3点だけは必ず人が入れると独自性が出ます。
- 具体例(あなたの案件・お客さんの実例・数字)
- 比較の理由(なぜそれを選ぶのか、判断基準)
- 注意点(対象外の人、失敗パターン、事前条件)
💡コツ:AIに「あなたの条件」を渡す
例)「対象は日本の個人事業主」「平均単価」「提供範囲」「よくある質問」など
“条件”が増えるほど、文章が独自化しやすいです。
AIに任せない方がいい領域(ブランド・法務・医療等)
AIをそのまま使わない方がいい領域
- ブランドの核(理念、価値観、言葉づかい、キャッチコピーの最終形)
- 法務・規約(特商法、契約条項、返金規定など)
- 医療・健康(効果効能の表現、リスク説明)
ここは「間違えた時の損失が大きい」ので、
専門家の監修や公式一次情報の確認を前提にしたほうが安全です。
集客・マーケティング:導線と接点を作る
Squarespaceのマーケは「全部やる」より、“接点を増やす→再訪させる” に焦点を当てると成果が出やすいです。
フォーム/ニュースレター/SNS連携
初心者が最初に整えるべき導線は、実はシンプルです。
- 問い合わせフォーム(サービス購入・相談の入口)
- ニュースレター登録(今すぐ買わない人の受け皿)
- SNS連携(更新・実績・告知の拡散)
おすすめ配置(やりすぎない導線)
- トップ:1つ(問い合わせ or 予約)
- サービスページ:2つ(問い合わせ+料金確認)
- 記事ページ:1つ(ニュースレター or 関連サービス)
やりがちな失敗
- ボタンが多すぎて、どれを押せばいいか分からない
→ まずは 「このページのゴールは何か」 を1つに決めると改善します。
メール施策(配信・セグメント・計測)
Squarespaceのメールは Email Campaigns(アドオン) で、サイトと同じデザイン文脈で配信しやすいのが特徴です。
初心者向けの現実的な運用
- 配信頻度:まずは月2回くらい(無理なく続く)
- 内容:新着記事/実績/キャンペーン/よくある質問の回答
- 目的:売り込みより 「思い出してもらう」 が先
“効き始める”考え方
- いきなり全員に同じメールを送るより、
興味が近い人に近い内容を送る方が反応が上がります(セグメントの発想) - 計測はまず 開封・クリック だけ見ればOK
反応が良いテーマを増やし、悪いテーマを減らすだけで改善します
販売:EC/決済/在庫/配送の現実的な範囲
Squarespaceで販売するときは、最初に「何を売るか」で設計が変わります。
- 物販(配送あり)
- デジタル商品(配送なし)
- サービス(予約・請求・単発決済)
それぞれで必要機能が違うので、ここで整理しておくと迷いません。
商品管理(バリエーション・在庫・税・配送)
物販で必要になる管理要素
- バリエーション(サイズ/色など)
- SKU(在庫管理の単位)
- 在庫数(売り切れ防止)
- 税(表示や課税)
- 配送(送料・地域)
Squarespaceの「バリエーション(variants)」は、
- 物理商品・サービス商品で使え、バリエーションごとにSKUを持てます
- 一方で、ダウンロード商品にはバリエーションを付けられないなど制約もあります
在庫面の考え方(初心者向け)
- 最初は「在庫数」と「売り切れ時の挙動」だけ押さえる
- 商品が増えてきたら、SKUやバリエーション整理に時間を使う
(早すぎる最適化は疲れるだけになりがちです)
税・配送は国や要件で変動が大きいので、まずは次を理解しておくと安全です。
- 自動税率は対応地域が限定(US/EU/UK/GST等)
→ 日本向けは手動設定を前提に考えるのが現実的 - 配送は「定額」「重量」「配送業者連動」など複数方式を選べる
→ 初心者はまず 定額 or 重量 が扱いやすいです
決済・手数料・運用コストの考え方
販売のコストは、基本的に次の“合算”で考えるとブレません。
- 決済手数料(カード会社・決済事業者側の手数料)
- Squarespace側の取引手数料(プランによって有無や率が変わる場合がある)
- その他(通貨換算、分割/後払いの手数料など)
初心者のチェックポイント
- 「売る予定がある」なら、取引手数料がどうなるかを先に確認
→ 小さな差でも、売上が増えるほど効きます - 日本で運用するなら、使える決済手段と通貨条件を最初に確認
→ ここが後から変えづらい部分です
💡運用コストを下げるコツ
最初は“機能を盛る”より、売れる導線(商品ページ→決済まで)を短くする方が成果が出やすいです。
サービス販売(請求書・見積・予約)
サービス販売は、Squarespaceが意外と強い領域です。理由は、ECの「商品カタログ」だけでなく、請求・見積・契約・単発決済の導線も用意されているからです。
代表的な売り方は3つあります。
- 予約して支払う(Acuity Scheduling)
- 予約受付+事前決済(または当日決済)
- デポジット(前金)やチップなど、サービス業に合う運用が可能
- 見積→契約→請求書で回収する(Invoicing / Projects)
- 提案書・見積・契約書・請求書を、ブランドに合わせて送れる
- 継続案件なら定期請求(定期インボイス)も選択肢になる
- リンク決済でサクッと回収する(Pay Links)
- ストアを作り込まなくても、支払い用リンクを送って回収できる
- DMやメール、QRなどで受け取りやすい(単発の相談料などに便利)
初心者におすすめの使い分け
- 予約型(サロン・レッスン)→ Acuity
- 受託型(制作・コンサル)→ 見積/契約/請求
- 単発(30分相談、撮影追加料金)→ Pay Links
料金プランの選び方:何を基準にアップグレードすべきか
Squarespaceのプラン選びは、料金の安い順に並べて悩むよりも、「サイトの用途」と「販売の有無(手数料)」を起点にすると迷いが消えます。
初心者はまず “必要十分”で始めて、条件が揃ったら上げる のが失敗しにくいです。
プラン比較の軸(サイト種別×必要機能×手数料)
プラン差が効くのは、主に次の3軸です。
- サイト種別:作るのは「情報サイト」か「ビジネスサイト」か「ネットショップ」か
- 必要機能:予約、会員、サブスク、請求書、分析、動画、外部連携など
- 手数料:販売時の「取引手数料(commerce transaction fee)」や「決済処理料(payment processing)」、デジタル商品手数料
まずは用途別の“ざっくり相性表”
| あなたの目的 | まずの考え方 | アップグレードのきっかけ(例) |
|---|---|---|
| 名刺サイト・ポートフォリオ(売らない) | 販売機能より、デザインと運用のしやすさを優先 | 編集者(共同作業)が増える/分析を強化したい |
| 小規模ビジネス(問い合わせ中心) | 予約や告知、フォームなど導線作りが大事 | 予約・請求・自動化が必要になった |
| 物販(小さく始める) | まずは「売れる導線」を最短で作る | 注文件数が増え、手数料差が効き始めた |
| デジタル商品(教材・データ) | デジタル商品手数料がプランで変わる点を重視 | 月の売上が伸びて料率差が痛くなった |
| サブスク/会員/継続課金 | “売り方”に必要な機能が揃っているか | 会員・継続の運用を本格化したい |
| 受託・サービス(見積→請求) | 請求書・予約・決済の流れで選ぶ | 案件数が増え、運用を自動化したい |
手数料で「上げるべきタイミング」を決めるコツ
販売をするなら、プランの差は “月額の差”より “手数料の差”で効いてきます。
そこでおすすめなのが、次の考え方です。
1) 取引手数料の有無で判断する
例として、新しいプラン体系では Basicに取引手数料(%)があり、上位では0%になるケースがあります。
この差は売上が伸びるほど効くので、ざっくり次で判断できます。
- 「Basicの取引手数料(%) × 月の売上」
が - 「上位プランの追加料金」
を超えそうなら、上げた方が合理的
✅ つまり、「売上が出てから上げる」でOK。先に上げすぎない。
2) デジタル商品は“料率差”が非常に大きくなりやすい
デジタル商品はプランによって 手数料が段階的に下がることがあります。
販売が伸びるほど、手数料の差=利益の差になりやすいので、
- 「デジタル商品が主力」
- 「価格が高い(単価が高い)」
- 「売上が毎月安定してきた」
この3つが揃ったら、上位プラン検討の価値が高いです。
3) 決済処理料(カード手数料)は“プランで下がる”場合がある
Squarespace Paymentsを使う地域では、カード決済の処理料がプランで変わる場合があります。
ただし、これは提供国・決済手段で前提が変わるので、初心者はこう考えるのが安全です。
- まずは 使える決済手段を確定(Squarespace Payments / Stripe / PayPal 等)
- 次に 月の売上が見えてから、処理料差が効くか計算する
月払い/年払いの違いと判断基準
SquarespaceのWebサイトプランは、月払いと年払いを選べます。
初心者にとって重要なのは、次の2点です。
- 年払いは、一般的に 平均月額が安くなる(月払いより割安になりやすい)
- 年払いでは、条件を満たすと カスタムドメインが1年無料になる(対象TLDなど条件あり)
初心者のおすすめ判断
年払いが向く人
- 少なくとも 1年は続けるつもり(店舗・事業・作品集など)
- すでにサイト構成が固まっていて、早く公開したい
- ドメインも含めて「まとめて」整えたい
月払いが向く人
- まず触ってみたい(学習・試作)
- 事業の方向性がまだ揺れている
- 最初の1〜2か月で作り込み→その後、年払いに切り替えたい
💡実務的なコツ
「最初は月払いで試す → 方向性が固まったら年払いへ」という流れは合理的です。
年払い特典(ドメイン無料など)には“適用期限”があるため、切り替えるなら早めに条件を確認しておくと安心です。
見落としがちな追加コスト
月額プラン料金だけ見ていると、「思ったよりかかった」となりやすいのがここです。
追加コストは大きく ドメイン/決済/外部サービスに分かれます。
独自ドメイン(更新・移管・メール関連)
独自ドメイン周りで見落としやすいポイントは3つです。
- 無料は“初年度のみ”になりやすい(2年目以降は更新費が発生)
- 対象TLDが限られることがある(すべてのドメインが無料になるわけではない)
- ドメインとメールは別物
ドメインを取っても、ビジネスメール(例:info@〜)は別サービス(Google Workspace等)契約になることが多い
✅ チェックリスト
- 2年目以降の更新費まで見た「年間コスト」で考える
- メールが必要なら、ユーザー数(アカウント数)も見積もる
決済手数料/外部サービス連携
販売をする場合、コストはだいたい次の足し算です。
- 決済処理料(カード等)
- 取引手数料(プランによって有無・料率が変わる場合)
- 通貨換算や海外カード等の追加(該当する場合)
- 外部サービス連携の利用料(必要なら)
外部連携で費用が出やすい例
- メール配信(Email Campaignsの追加契約)
- 予約(スケジューリング系)
- 高度な配送・税計算・会計連携(必要な場合)
ポイントは、最初から全部を“盛らない”ことです。
まずは「売れる/問い合わせが増える導線」を作り、必要になった機能だけ足す方が、結果的に安く済みます。
拡張機能・有料テンプレの有無
Squarespaceは基本的にテンプレが充実しており、標準テンプレだけでも十分に完成度が出ます。
ただし、追加費用が発生し得るのは次のパターンです。
- 有料テンプレ(外部提供)を購入するケース
- サードパーティの拡張(Extensions/連携)で月額が発生するケース
- デザインや実装を外注し、制作費・保守費が発生するケース
初心者のおすすめは、最初は「標準テンプレ+標準機能」で公開し、
“必要になってから”拡張にお金を回すことです。
理由はシンプルで、公開前に盛るほど、完成が遅れて失敗しやすいからです。
日本で使うときの注意点(“ここで詰まりやすい”を先回り)
日本語対応の範囲(画面/ヘルプ/顧客向けUI)
Squarespaceは「日本語で使える部分」と「英語が残りやすい部分」が混在します。先に“境界線”を理解しておくと、途中で詰まりにくいです。
管理画面(操作画面)の日本語
- アカウントの表示言語は日本語を選べます。
- ただし、機能や項目によっては英語表記が混ざることがあるため、「重要設定はスクショを撮りながら進める」と安心です。
サイト(訪問者に見える側)の日本語
- サイト用言語(訪問者向けの表示言語)を日本語に設定できます。
- ここは「ページの本文が日本語であること」とは別で、日付/計測単位/タイムゾーン等の“地域前提”にも関わります。
最初に確認したい設定(日本向けの基本)
- 言語:日本語
- 国/地域:日本
- タイムゾーン:日本
- 計測基準:メートル法(必要なら)
ヘルプ(サポート記事)の日本語
- 日本語ヘルプは用意されていますが、記事によっては 「日本語版がなく英語ページへ転送」されることがあります。
- そのため、困ったときは
- 日本語で検索 → 見つからなければ英語で検索
の2段構えが現実的です。
顧客向けUI(購入画面・自動メールなど)の日本語
日本の運用で詰まりやすいのがここです。
- 購入後メール(注文確認など)は自動送信されますが、文面や表現は必ずしも日本の商習慣向けではありません。
→ 通知テンプレートを日本語に整えるのが重要です(返品/配送/問い合わせ導線も含めて)。 - 多言語化が必要なら、翻訳サービス連携(例:Weglot)のように「仕組みで管理」した方が破綻しにくいです。
国内向け決済・請求・税表示で確認すべき点
ここは「Squarespaceに払うお金」と「あなたがお客さんから受け取るお金」で論点が変わります。混ぜると判断を誤りやすいので分けて整理します。
1) Squarespaceに支払う料金(サブスク・ドメイン等)
- 日本在住の場合、Squarespace側の請求に日本の消費税(JCT)が適用されるケースがあります。
- 経理処理のために請求書(インボイスではなく“Squarespaceの請求書/領収書”の意味)をダウンロードできるので、必要なら早めに場所だけ把握しておくと安心です。
実務のコツ
- 法人・個人事業で経理要件がある場合は、
- 「請求書をどこから出すか」
- 「税額の内訳が表示されるか」
を最初に確認しておくと後がラクです。
2) あなたのストアの決済(お客さんから受け取る)
日本でEC/予約/デジタル商品を売る場合、まず確認すべきは次の3点です。
- 使える決済プロセッサ(Squarespace Payments / Stripe / PayPal / Square など)
- 日本円(JPY)で販売できるか(※“通貨としては対応”でも、プロセッサ側の条件で制限が出ることがあります)
- 購入者に提示される明細・自動メールが日本の期待水準に合うか
特に日本向けでは、
- 「決済手段が足りない」
- 「JPYにしたいが運用条件が合わない」
- 「領収書・請求書を求められる」
が定番のつまずきポイントです。
最低限の対策
- テスト購入をして、以下を必ず確認
- 購入画面の言語/通貨表示
- 注文確認メールの文面(日本語・会社情報・問い合わせ先)
- 返金/キャンセル時の通知
3) 税表示(消費税)と“インボイスっぽさ”の期待値
Squarespaceには税設定(自動/手動)がありますが、日本向けはケースにより調整が必要になります。
- 自動税率が使えるかどうかは、地域や決済プロセッサ、設定条件で変わります。
- うまく合わない場合は、手動税率で運用する判断も現実的です。
また日本では、B2Bだと
- 「適格請求書(インボイス制度)に沿った書式が欲しい」
- 「領収書を別途発行してほしい」
という要望が出やすいです。
Squarespace標準の「注文確認」「注文詳細」「自動通知」だけで要件を満たせるかは業種・取引先で変わるため、必要なら
- 会計/請求書サービスを併用
- 取引先向けにPDF領収書を別発行
など“運用で吸収”する前提で設計すると安全です。
(※税務要件は個別性が高いので、最終確認は税理士等の専門家が確実です)
サポート窓口とトラブル時の動き方
サポート窓口(日本から現実的に使う順)
- メール:24時間・年中無休(困ったらまずここが安定)
- ライブチャット:英語が中心(時間帯と対応言語に注意)
- SNS:X(旧Twitter)/ Facebook Messengerも利用可能
ライブチャットの時間帯は海外基準なので、日本時間に直すとイメージが掴みやすいです(季節時間で前後することがあります)。
| 記載の時間帯 | 日本時間の目安 |
|---|---|
| 平日 4:00〜20:00(米国東部標準時・英語) | 18:00〜翌10:00 |
| 平日 10:00〜16:00(中央ヨーロッパ時間・仏/独) | 18:00〜翌0:00 |
※電話サポートが前提の方は、ここでギャップが出やすいので注意です。
トラブル時の“最短ルート”(初心者向け)
- 障害か自分の設定かを切り分ける
- まずステータスページで全体障害を確認
- 再現条件を固定する
- どのページ/どの操作/どの端末・ブラウザで起きるか
- 証拠をまとめる(これが最重要)
- 画面キャプチャ
- 発生手順(1→2→3)
- URL
- エラーメッセージ(出たままコピペ)
- サポートへ投げる
- 文章は短く、箇条書きで
- 「期待していた結果」と「実際に起きたこと」を分けて書く
ログインできない・アカウント系の詰まり
- 「メールアドレスを忘れた」など、ログイン不能系は復旧フローが用意されています。
- 本人確認が必要になるケースもあるので、請求に紐づく情報(直近の請求が分かる明細など)は手元に置くとスムーズです。
始め方:最短で公開まで到達する手順
Squarespaceは「作る→公開→運用」までが一体型なので、初心者でもスピード公開しやすい反面、素材不足やテンプレ選びの迷いで手が止まりがちです。
ここでは「最短で公開」するために、先に準備すべきこと・選び方・公開手順を、チェックリスト形式で整理します。
準備:目的・ページ構成・素材を先に揃える
Squarespaceで最短公開するコツは、編集画面を触る前に「何を載せるか」を8割決めておくことです。
ここが固まると、テンプレ選びも編集も一気にラクになります。
ページ構成テンプレ(最小構成→拡張)
まずは“最小構成”で公開し、あとから拡張するのが成功パターンです。
(最初から全部作ろうとすると、公開が遅れます)
最小構成(これだけで公開できる)
- ホーム(何のサイトか+次の行動ボタン)
- サービス/実績(提供内容・制作物・メニューなど)
- プロフィール/会社情報(信頼の核)
- お問い合わせ(フォーム+返信目安)
拡張(必要になったら足す)
- 料金/プラン(価格帯・含まれる範囲・注意点)
- よくある質問(不安の解消、問い合わせ削減)
- 事例/お客様の声(成約率UPに直結)
- ブログ/お知らせ(検索流入・更新情報)
- 予約(サービス業なら強い)
- 特商法・プライバシーポリシー(販売や広告運用なら早め推奨)
迷ったときの判断基準
- 「問い合わせが目的」→ FAQ・事例を優先
- 「作品を見せたい」→ 実績ページを優先
- 「売る(EC)」→ 商品ページ+送料/返品の情報を優先
文章・写真・ロゴ・実績の用意
Squarespaceはテンプレがきれいなので、素材が揃うほど完成度が上がります。
最低限、次を先に用意しておくと編集が止まりません。
文章(コピペできる状態に)
- キャッチ(誰に・何を・どう良くするか)
- 提供内容(3〜5項目に分解)
- 強み(選ばれる理由を3つ)
- 実績(例:制作物、対応件数、得意領域)
- 問い合わせ前に必要な情報(対応エリア、納期目安、料金目安など)
写真・画像
- メイン画像(1枚:トップで使う)
- 実績画像(3〜10枚:ポートフォリオや事例)
- プロフィール写真(信頼に効く)
- ロゴ(なくても公開できるが、あると一気に“公式感”が出る)
初心者がラクになる小技
- 画像はまず「仮」でOK(公開後に差し替え前提で進める)
- 実績が少ない場合は、制作プロセス・得意分野・対応範囲を丁寧に書く
→ “何ができる人か”が伝われば公開できます
テンプレ選びで失敗しないコツ
Squarespaceは現在、バージョン7.1が中心です。
7.1は「テンプレの見た目を選ぶ」というより、“スタート地点(雛形)を選ぶ”感覚で考えると失敗しにくいです。
用途別の選び方(ブログ/店舗/作品集/EC)
テンプレは“おしゃれさ”より、最初から必要な要素が並んでいるかで選ぶのが正解です。
作品集・ポートフォリオ
- 作品が一覧で見やすい(ギャラリーが強い)
- 作品詳細→問い合わせへ自然に誘導できる
店舗・サービス業
- 予約/問い合わせボタンが目立つ
- メニュー・料金・アクセスが整理しやすい
ブログ中心
- 記事一覧が読みやすい(カテゴリ導線が作りやすい)
- 記事→関連記事→問い合わせ(またはメルマガ)の流れが作れる
EC(物販・デジタル)
- 商品一覧→商品詳細→カートの導線が短い
- 送料・返品・FAQが置きやすい
テンプレ選びの結論
- 「見た目が好み」かつ「必要な導線がある」なら、それが正解
- 迷うなら、目的別に“必要要素が最初から置かれている雛形”を選ぶ
バージョン差・テンプレ特性の捉え方
初心者が詰まりやすいポイントなので、最初に整理します。
- 7.1は“すべて同じテンプレファミリー”の考え方
→ 機能差を埋めるためにテンプレを変える、という発想は基本不要 - 7.1ではテンプレの切り替えができない
→ 大きく方向転換したいときは「スタイル変更」や「作り直し(Starting over)」で対応するのが現実的 - 編集は7.1の主要エディタであるFluid Engineが中心
→ “配置の自由度が高い”反面、最初に情報設計がないと迷子になりやすい
つまり、失敗しないコツはこれ
- テンプレ=デザインの完成形ではなく、ページ構成の雛形
- 雛形を選んだら、あとは
- 情報の順番
- ボタン導線
- 余白と統一感
の順に整えると、短時間で完成度が上がります
編集〜公開の流れ(チェックリスト付き)
ここからは「触りながら進める」手順です。
Squarespaceは公開状態(一般公開/非公開/パスワード)を切り替えられるので、“途中でも公開できる”進め方ができます。
ページ作成→導線設計→デザイン統一
Step 1:ページを作る(先に骨組み)
- 上で挙げた最小構成のページを作成
- ナビゲーション(メニュー)に表示するページを決める
- 例:ホーム / サービス / 実績 / プロフィール / お問い合わせ
- 表示しないページ(例:特商法・ポリシー)はフッターに置くとすっきりします
Step 2:導線を設計する(成果が出る形に)
初心者は「見た目」よりここが重要です。
- すべてのページに“次の行動”を1つ置く
- 例:問い合わせ、予約、見積もり、購入、メルマガ登録
- ボタン文言は具体的に
- 良い例:無料相談する / 予約枠を見る / 見積もり依頼
- 導線は増やしすぎない(迷わせない)
- 1ページあたりボタンは1〜2個が目安
Step 3:デザインを統一する(それっぽく仕上げる)
- フォントは2種類まで(見出し/本文)
- 色は3色まで(メイン/アクセント/グレー系)
- 余白を増やす(詰めない)
→ 余白は“高級感”と“読みやすさ”に直結します
公開前の最小チェック(時短版)
- 誤字脱字(特に見出しとボタン)
- スマホ表示で読めるか(文字サイズ・改行・ボタンの押しやすさ)
- お問い合わせが正常に届くか(テスト送信)
※この流れはSquarespace公式のローンチチェックリストの考え方とも相性がよいです(後述の出典)。
独自ドメイン接続→SSL→公開
公開前に「ドメイン」と「SSL(https鍵マーク)」で詰まる人が多いので、先回りします。
Step 1:独自ドメインを接続
- Squarespaceで取得したドメイン
- 他社(お名前.com等)で取得したドメイン
どちらでも接続できます。
重要:反映に時間がかかることがある
- ドメインの接続・DNS更新は、通常24〜48時間、場合によっては最大72時間かかることがあります
- 「すぐ表示されない=失敗」とは限らないため、焦らず待つのがコツです
Step 2:SSL(https)を確認
- Squarespaceは独自SSLの自動発行が基本です
- ただし、ドメインが完全に接続され、SquarespaceのDNSを使っている状態になってから証明書が生成されます
- もし「SSLが利用できない」表示が出ても、接続直後は最大48時間ほど待つ必要があるケースがあります
Step 3:公開(Site Availabilityを設定)
Squarespaceは公開範囲を選べます。
- 非公開:制作中(検索にも出ない)
- パスワード:関係者レビュー用
- 公開:一般公開(検索対象)
初心者におすすめの公開手順
- パスワード公開で知人に見てもらう
- 修正
- 一般公開に切り替える
SquarespaceのSEO:できること/限界/やるべき順番
Squarespaceは「サイト作成+ホスティング+基本SEO」が一体化している分、技術面の初期ミスは起きにくい一方で、“コンテンツ設計と情報の出し方”で差がつきやすいプラットフォームです。
ここでは「何ができて、どこが限界で、何から手を付けるべきか」を初心者向けに整理します。
標準で備わるSEO要素(サイトマップ/メタ/構造化/URL等)
Squarespaceは、SEOの土台になる要素をかなり自動化しています。まずは「標準機能でできること」を押さえると、ムダな遠回りが減ります。
サイトマップ(自動生成)
https://あなたのドメイン/sitemap.xmlが自動で用意される- ページ増減に合わせて自動更新され、検索エンジンに構造を伝えやすい
- 画像のメタデータも含まれる(画像検索・商品表示にも影響しやすい)
メタ情報(タイトル/ディスクリプション等)
- ページごとにSEOタイトル/SEOディスクリプションを設定可能
- 設定した内容は検索結果の表示(スニペット)に反映されることがある
- Squarespace側で基本的なメタタグ生成が自動化されている
構造化データ(Schema)
- Blog / Event / Organization / Local business / Product / Website などのスキーマが自動生成される
- ただし、編集や削除はできない(後述の「限界」に関係)
URL(スラッグ・リダイレクト)
- ページのURLスラッグ(末尾)を編集できる
- 変更したURLは自動で転送されないため、301リダイレクト(URL mappings)で引き継ぐのが基本
モバイル最適化・HTML構造
- テンプレートは基本モバイル対応
- 見出し(H1/H2)などのHTML構造も扱われ、検索エンジンが読み取りやすい設計になりやすい
Squarespaceで“順位が伸びない”典型パターン
「設定はできているのに伸びない」ケースは、だいたい原因がパターン化しています。Squarespace特有の“詰まりどころ”も含めて先回りします。
情報設計(カテゴリ・階層・内部リンク)の不足
よくある状態:
- 1ページ1テーマが守れておらず、何のページか曖昧
- 関連ページ同士がつながっていなくて、サイト全体の専門性が伝わりにくい
- ブログ/商品/サービスが混在しているのに、導線がない
改善の考え方:
- まず「親テーマ(ハブ)」→「子テーマ(詳細)」の2階層を作る
- 関連ページへ“次に読む理由”を添えて内部リンクを置く
- ブログならカテゴリ/タグを「読者が探す切り口」に合わせる(運営側の都合で増やしすぎない)
タイトル/見出し/メタの不整合
よくある状態:
- 検索意図とタイトルがズレている(例:「Squarespace 口コミ」なのに機能紹介中心)
- H2見出しが抽象的で、具体的な答えの形になっていない
- ディスクリプションが未設定・テンプレ文のまま
改善の考え方:
- タイトル:「何が、どう解決するか」を明確に(比較・料金・手順・注意点など)
- 見出し:読者の疑問文に答える形にする(How/Why/Which/Can I)
- メタ:検索結果でクリックされる要素なので、メリット+対象者+注意点を短く入れる
速度・画像最適化・不要コンテンツ
よくある状態:
- 画像が重い / 動画・アニメーションを盛りすぎる
- 外部スクリプト(計測・チャット・埋め込み)を足しすぎる
- 1ページに要素を詰め込み、結果として読み込みが遅い
改善の考え方:
- 画像はアップ前に軽量化(目安:500KB以下を基準に考える)
- 不要な埋め込み・外部タグを削る(特に複数の解析タグの重複に注意)
- ページサイズを意識して、長いページは分割も検討
やることリスト(初期設定→記事制作→改善)
「何からやればいい?」を最短化するために、優先順に並べます。
“まず土台→次にコンテンツ→最後に改善”の順が最も失敗しにくいです。
| フェーズ | 目的 | まずやること |
|---|---|---|
| 初期設定 | クロール/インデックスの整備 | Search Console接続、サイトマップ送信、noindex整理、URL設計 |
| 制作 | 検索意図を満たして評価を取る | 1ページ1テーマ、一次情報、E-E-A-Tの明示、内部リンク |
| 改善 | クエリごとに伸ばす | 低CTR改善、追記/再構成、リンク導線、速度/画像見直し |
初期設定:インデックス/サイト構造/計測
- Google Search Consoleを接続(インデックス状況・検索クエリが見える)
sitemap.xmlを送信して全体クロールを促す- 公開したくないページは noindex を使って整理(キャンペーンLP、テストページなど)
- URLスラッグは「短く・意味が伝わる英単語」を基本にし、変更したら301で引き継ぐ
※Search Consoleで「robots.txtによりブロック」等が出ても、Squarespaceの仕様上“正常”なものが混ざります。必要以上に慌てず、重要URLがインデックスされているかを確認します。
制作:検索意図→一次情報→E-E-A-T補強
SquarespaceでSEOを伸ばす本体はここです。
- 検索意図を分解する
- 「知りたい(概要)」「比較したい(他サービス)」「不安を消したい(デメリット/注意点)」「今すぐやりたい(手順)」
- 一次情報を入れる(E-E-A-Tに効く)
- 体験ベースのスクショ、運用上の詰まりどころ、導入の判断基準、失敗例
- “誰が書いたか”を明確に
- 運営者情報、問い合わせ、ポリシー、実績・経験、更新日
- 内部リンクで面として評価を取りに行く
- 「料金」「テンプレ選び」「日本での注意点」「SEO設定」などを相互に結ぶ
改善:クエリ別リライトと導線最適化
- Search Consoleで「表示回数は多いのにクリックされない」ページを優先
- タイトル/ディスクリプションの改善が効きやすい
- 「上位ページが答えている順番」に合わせて見出しを再配置
- 追記するなら“比較表”より先に、判断材料(条件・制約・注意点)を足す
- 速度・画像・外部スクリプトを定期点検(積み上げるほど遅くなりがち)
EC向けSEO(商品リッチリザルト等)
ECは「商品ページの作り」がそのままSEOになります。Squarespaceは商品情報を構造化し、Googleのリッチ表示につながりやすい土台を用意しています。
商品ページの構造化・画像・レビュー設計
- 商品名:検索される語を含めつつ、型番・用途・特徴を明確に
- 商品説明:短いコピーだけで終わらせず、購入判断に必要な情報を見出しで整理
- 例:サイズ、素材、使い方、配送、保証、FAQ
- 画像:altテキストを付け、画像自体も軽量化
- レビュー:可能ならレビュー導線を設計(レビューが増えるほど説得力が出る)
補足:Search Consoleで商品に関する構造化データの警告(offers/review/aggregateRatingなど)が出る場合がありますが、警告=即アウトではありません。表示対象になり得る状態かどうかを見つつ、できる範囲で情報の充実(価格・在庫・返品など)を整えるのが現実的です。
実運用で効く:集客→成約の導線設計(テンプレ例)
Squarespaceは「作る」だけで終わらず、集客した人を迷わせずに“次の行動”へ連れていくことで成果が伸びます。
ここでは、初心者でも再現しやすいように、目的別に「ページ構成・セクション順・CTA(ボタン)配置・メール導線」までテンプレ化して紹介します。
最初に共通ルールだけ押さえると、どの型でも失敗しにくいです。
- 1ページ=ゴールは1つ(問い合わせ/予約/購入/登録のどれか)
- CTA(ボタン)は1〜2種類に絞る(例:予約する or 見積もり依頼)
- “迷い”は3つで潰す
- 何が得られる?(価値)
- 自分に合う?(対象)
- 信用できる?(根拠)
ポートフォリオ型:実績→問い合わせ
ポートフォリオの成約率は、「作品の良さ」だけでなく “選びやすさ”で決まります。
見に来た人の心理はだいたいこうです。
- どんな人? → 2) 何ができる? → 3) 似た実績ある? → 4) 依頼したらどうなる? → 5) 連絡していい?
最小ページ構成(まずはこれだけでOK)
- ホーム(結論+代表作+問い合わせ)
- 実績(カテゴリ別に見せる)
- プロフィール(経験・得意領域・対応範囲)
- 依頼の流れ(納期・料金目安・進め方)
- お問い合わせ(フォーム)
ホームのセクション順テンプレ(上から)
- キャッチ(誰に/何を)+CTA
- 代表作3点(クリックで詳細へ)
- 強み3つ(短文+根拠)
- 依頼の流れ(3ステップ)
- FAQ(よくある不安だけ)
- CTA(同じボタンをもう一度)
CTAの文言例(押されやすい)
- 制作の相談をする
- 依頼可能か確認する
- 見積もりを依頼する
実績ページの“見せ方”で差がつくポイント
- 実績を「一覧」→「詳細」の2段にする
- 詳細には次を必ず入れる(E-E-A-Tにも効きやすい)
- 目的/課題
- あなたの担当範囲
- 工夫した点
- 成果(数値があれば)
- 使用ツール・制作期間
問い合わせを増やす小技
- 実績詳細の末尾に「同じ悩みの人へ」セクションを置く
- フォームの前に、“返信目安”と“必要情報”を箇条書きにする
- 例:返信は原則24時間以内/目的・希望納期・参考URL
店舗・サービス型:信頼→予約/見積
店舗・サービスは「まず信用」がないと予約されません。
Squarespace(+Acuity等)では、信頼→比較検討→予約/見積を自然に流す設計が重要です。
最小ページ構成(成果が出やすい鉄板)
- ホーム(価値+予約導線)
- サービス(メニュー/料金目安)
- 実績・お客様の声(信頼の核)
- よくある質問(迷いを除去)
- 予約 or 見積もり(ゴール)
ホームのセクション順テンプレ(上から)
- キャッチ+CTA(予約枠を見る/相談する)
- 誰のためのサービスか(対象を明確に)
- メニュー(人気順に3つだけ)
- お客様の声(短文+属性)
- 実績・資格・経験(根拠)
- 流れ(予約→当日→支払い)
- CTA(同じボタン)
予約と見積の使い分け(迷わせない)
- 定型サービス(料金が決まっている) → 予約が向く
- 個別見積(内容で変わる) → 見積フォーム/相談が向く
“両方やる”場合は、入口を分けます。
- 初回:相談(無料/有料)
- 2回目:正式プランの予約
サービス販売の導線パターン(3つ)
- 予約→支払い(予約システムで完結)
- 見積→請求→支払い(請求書・リマインドで回収)
- 支払いリンクで単発回収(相談料・追加料金など)
初心者はこの順で導入するとラクです。
- まず予約(または相談)だけ整える
- 次に見積・請求を追加
- 単発の支払いリンクで細かい回収を自動化
予約/見積の成約率を上げる“信頼パーツ”
- 顔写真 or 店舗写真(安心感が跳ねる)🙂
- 価格の「目安」と「含まれる範囲」(不安を消す)
- キャンセル規定・当日の流れ(トラブル予防)
- よくある質問は「購入前の壁」だけに絞る
- 例:当日必要なもの/所要時間/支払い方法/変更・キャンセル
EC型:比較→購入→リピート
ECは「集客」より、商品ページと購入後導線が売上を左右します。
SquarespaceのECは、カテゴリ整理・自動メール・カゴ落ち対策などを組み合わせると強くなります。
ECのページ構成(売れる型)
- トップ(おすすめ・カテゴリ・信頼)
- カテゴリ(迷わず探せる棚)
- 商品詳細(不安を消して買わせる)
- 配送・返品・FAQ(購入の壁を除去)
- レビュー(あれば強力)
- メール導線(離脱とリピートを回収)
商品詳細ページの“購入率が上がる”構成(上から)
- 商品名+一言ベネフィット
- 価格/バリエーション/在庫(迷いを減らす)
- 写真(最低3枚:正面・使用感・サイズ感)
- 特徴(3つ)→ それが嬉しい理由
- 仕様(サイズ・素材・同梱・注意点)
- 配送・返品・保証(不安が消える場所)
- FAQ(購入前の疑問だけ)
- CTA(カートに入れる)
ポイントは、“説明を増やす”より“迷いを減らす”です。
よくある迷いは「サイズ」「使い方」「失敗しないか」「いつ届くか」です。
LP・カテゴリ・商品詳細の役割分担
ECが伸びない原因の多くは、役割が混ざっていることです。
下のように分けると、導線がきれいになります。
| ページ | 役割 | 書くべきこと | 書きすぎないこと |
|---|---|---|---|
| LP(特集ページ) | 比較検討を前に進める | 誰向け/悩み/選び方/おすすめ3点 | 商品の細かい仕様 |
| カテゴリ(棚) | 探しやすくする | 絞り込みの軸/用途別の並び | 長文のストーリー |
| 商品詳細 | 購入の不安を消す | サイズ感/素材/配送/返品/FAQ | 競合比較の長文 |
初心者におすすめの運用はこれです。
- まず「カテゴリ」を整える(迷子を防ぐ)
- 売れ筋だけ「LP」を作る(比較を加速)
- 商品詳細は“迷い潰し”に集中する
カゴ落ち対策とメール導線
Squarespaceでは、カートやチェックアウト途中で離脱した人にリマインドメールを自動で送る仕組みがあります。
初心者でも効果が出やすいので、ECなら優先度高めです。📩
カゴ落ち対策の設計(現実的な最小構成)
- まずは自動メール(基本は1通)
- 件名はシンプルに
- 例:ご注文が完了していません/カートの商品が残っています
- 本文は3点だけ
- 商品の再提示(画像があると強い)
- 返品・配送など“不安要素の一言回答”
- 購入ボタン(チェックアウトへ)
やりすぎ注意(逆効果になりやすい)
- 割引を最初から連発(利益が削れ、ブランドも安く見える)
- 長文メール(読まれない)
- 期限を煽りすぎる(信頼を落とす)
リピート導線(購入後)も同じくらい重要
- 注文後:使い方/お手入れ/よくある質問
- 7〜14日後:レビュー依頼(できる範囲で)
- 30日後:関連商品の提案(“用途”で提案すると自然)
初心者は「購入後メール=サポート」と割り切ると、無理なく続き、結果的にリピートにもつながります。
メリット・デメリットを公平に整理(選定の結論に直結)
Squarespaceは「デザイン性の高いサイトを、短期間で、保守込みで運用したい」人に強い一方、要件によっては“構造的にハマらない”こともあります。ここでは判断に直結するよう、強みと弱点を分けて整理します。
メリット:強みが出やすい領域
1) オールインワンで“迷う要素”が少ない
Squarespaceは、サイト作成・ホスティング・SSL・基本的なSEOやマーケ機能が同一プラットフォーム内にまとまっています。
初心者がつまずきやすい「サーバー契約」「更新」「セキュリティ」「表示崩れ」などの不安が減り、作業が“サイト内容”に集中しやすいのが大きな価値です。
- サイト作成〜公開までの工程がシンプル
- セキュリティ/SSLなどが検討事項になりにくい
- 機能が一体化している分、運用トラブルの切り分けがラク
2) デザインの完成度が出やすい(=信頼につながる)
テンプレ(雛形)と編集体験が洗練されているため、専門職や小規模ビジネスでも「それっぽい公式サイト感」が出しやすいです。
特に以下のタイプは相性が良いです。
- ポートフォリオ(作品を魅力的に見せたい)
- サービス業(信頼→問い合わせ/予約の導線を整えたい)
- 小規模EC(ブランド感のある商品ページを作りたい)
3) “最低限のSEO土台”は標準で揃う
SEOは魔法ではありませんが、Squarespaceはサイトマップ生成・モバイル最適化・メタ設定・構造化データなど、初期土台が用意されています。
初心者は「技術SEOで大きく失点しにくい」ことがメリットになります。
- 検索結果に影響しやすいメタ情報を編集できる
- シェア時のOG画像なども調整しやすい
- まずはコンテンツと導線改善に時間を使える
4) 公式の連携(Integrations)が“動く前提”で用意されている
Squarespaceは、公式にサポートする連携(Integrations)を案内しています。
初心者にとっては「つないだのに動かない」「どこに聞けばいいかわからない」が減り、導入の心理コストが下がります。
デメリット:ハマらないケース
「悪い点」ではなく、「要件によっては構造的に向かない点」です。ここを先に理解しておくと、後戻りが減ります。
1) “後から要件が増える”プロジェクトに弱い
最初は小さく始めるつもりでも、途中で
- 会員機能を作りたい
- 予約を複雑にしたい
- 独自の検索/フィルタを入れたい
- 外部DBや業務システムと深く繋ぎたい
といった要件が増えると、次の「拡張性の限界」にぶつかりやすいです。
拡張性(アプリ/連携/カスタム開発)の限界
Squarespaceは、WordPressのような“無限のプラグイン市場”とは思想が違い、拡張は 公式連携+埋め込み+カスタムコードが中心です。
できること(現実的に多い)
- 外部サービスの埋め込み(予約、フォーム、チャット、計測など)
- CSS/JavaScriptでの見た目や挙動の調整
- コードブロック/コードインジェクションでの追加実装
ただし重要なのはここです。
- カスタムコードは“公式サポートの範囲外”になりやすい
→ トラブル時は自己解決(または制作会社/開発者)前提になりがちです。 - “サーバー側の自由な処理”が必要な開発(独自API、複雑な会員管理、特殊な決済・在庫ロジックなど)は難易度が上がります。
ハマりやすい典型例
- 会員制サイトや学習サービス(LMS)をガッツリ作りたい
- 独自の検索・絞り込み・比較機能を作り込みたい
- 基幹システム/CRMと双方向で同期したい
- 構造化データやHTML構造を細かくコントロールしたい(一部は自動生成に依存)
結論としては、
「サイトがビジネスの中心システムになる」タイプは、Squarespace単体よりも別の選択肢(WordPress+専用プラグイン、Shopify、カスタム開発等)を検討する価値があります。
国内運用でのギャップ(言語/決済/商習慣)
日本で運用するときに、つまずきやすいのは主にこの3つです。
1) サポート対応と言語のギャップ
問い合わせはメール/ライブチャット/SNSが中心で、ライブチャットは英語時間帯が基本です。
初心者は「困ったときに日本語で即解決できる」前提だとギャップになります。
対策
- 重要な設定はスクショを残し、問い合わせ文は箇条書きで短くまとめる
- そもそも“英語サポートでも復旧できる運用”に寄せる(外部連携を増やしすぎない等)
2) 決済のギャップ(日本の購入体験とズレることがある)
日本では「コンビニ払い」「代引」「銀行振込」など、業種によって求められる決済が増えがちです。
Squarespaceは国・地域により利用できる決済手段が異なり、Squarespace Payments自体が提供対象外の国がある点も重要です。
対策
- 最初に「日本で提供したい決済手段が実現できるか」を先に確認
- 足りない場合は、外部の決済導線(別サービスの決済ページ)で“運用として成立させる”設計にする
3) 日本の商習慣(請求書・領収書・税表示)の期待値
B2Bや高単価サービスでは、請求書・領収書・税区分の提示などが必須になることがあります。
Squarespaceの標準機能で足りない場合、会計/請求書サービスと併用して埋める発想が必要です。
対策
- 「標準でできる」か「外部ツールで補う」かを最初に線引き
- 想定顧客が法人中心なら、請求/領収の運用を先に決めてからサイトを作る
他サービス比較:Squarespaceはどこで勝てる?
比較で大事なのは「機能の多さ」ではなく、あなたの目的に対して“最短で成果が出る形”を作れるかです。
ここでは、初心者が迷いやすい代表4系統(WordPress / Wix / Shopify / STUDIO・Jimdo)と比べて、Squarespaceの“勝ち筋”と“負け筋”を公平に整理します。
WordPressと比較:自由度・運用負荷・費用の現実
WordPressは大きく 2種類あります。
- WordPress.org(自前運用):ソフトは無料。サーバー・ドメイン・保守は自分(または外注)
- WordPress.com(ホスティング込み):運用は軽いが、プランでできることが変わる(拡張・カスタム等)

1) 自由度:WordPressが上、Squarespaceは“設計済みの自由”
- WordPress(特に.org)
できないことがほぼない反面、「何をどう入れるか」を自分で決める必要があります。 - Squarespace
できる範囲は絞られますが、“サイトとして破綻しにくい自由”が最初から用意されています。
→ デザインの一貫性や、公開までの速さで勝ちやすい。
結論:
- 「特殊機能が将来的に増えそう」→ WordPressが有利
- 「早く整ったサイトを公開して運用したい」→ Squarespaceが有利
2) 運用負荷:初心者ほどSquarespaceがラク
- Squarespaceは、ホスティング・SSL・基本セキュリティがまとまっているので、運用の論点が少ないです。
- WordPress.orgは、テーマ・プラグイン・アップデート・速度最適化・セキュリティ等が“増えやすい”です。
うまく回せば強いですが、初心者はここで手が止まりがち。
結論:
運用に時間を取られたくない人ほど、Squarespaceの価値が大きいです。
3) 費用:WordPress.orgは“選び方で上下”、Squarespaceは“読みやすい”
- WordPress.org:
ソフトは無料でも、サーバー・ドメイン・有料テーマ・有料プラグイン・保守外注で変動します。
“安く始めて、後から増える”ことが多いです。 - Squarespace:
基本はプラン料金にまとまっており、ECなら「取引手数料・決済手数料・デジタル商品手数料」の差で考えやすい。
勝てるポイント(Squarespace)
- 予算の見通しが立てやすい
- “保守コスト(時間・外注)”が膨らみにくい
Wixと比較:作りやすさ・デザイン・拡張性
Wixは「作りやすさ」と「拡張(アプリ)」が強く、Squarespaceは「デザインのまとまり」と「ブランド感」で強い、という住み分けになりやすいです。

1) 作りやすさ:どちらも直感的。ただし“迷い方”が違う
- Wix:自由度が高く、パーツも多い。慣れると強い一方、初心者は「どれを選ぶか」で迷いやすい。
- Squarespace:選択肢が整理されていて、“迷いにくい編集体験”になりやすい。
2) デザイン:Squarespaceは“統一感を作りやすい”
- Squarespaceはテンプレ思想が一貫しているので、
余白・タイポグラフィ・写真の見せ方が揃いやすく、少ない手数で“プロっぽい”見た目になりやすいです。 - Wixは自由度が高い分、作る人の設計力がそのまま品質に出ます。
3) 拡張性:Wixのほうが“アプリ市場”が広い傾向
- Wix:App Marketで機能を追加していく発想が取りやすい
- Squarespace:拡張はExtensions(外部連携)や埋め込み中心。
できることは増やせますが、“WordPress的な増やし方”とは違う点に注意。
結論:
- デザインの完成度と統一感を最短で出したい → Squarespace
- 外部ツールをたくさん繋いで業務を回したい → Wix が合うことが多い
Shopifyと比較:ECの伸ばしやすさ・手数料・拡張
ここは一番判断が割れます。ポイントは「ECが主役か、サイトが主役か」です。

1) ECの伸ばしやすさ:本格運用ならShopifyが強い
- Shopify:
ECに特化しているので、アプリ・販促・在庫/配送・決済・多チャネル販売など、伸ばすための道具が揃っています。 - Squarespace:
“サイト+小〜中規模ストア”のバランスが得意。
商品点数が多い・販促が複雑・運用が高度…となるほど、Shopifyが強くなります。
2) 手数料:見るべきは「決済」と「プラットフォーム側の追加手数料」
- Shopifyは、利用する決済方法によっては第三者決済の取引手数料が発生する考え方があります(プランで率が変動)。
- Squarespaceは、新プラン体系だとEC関連の手数料が「取引手数料」「決済処理料」「デジタル商品手数料」などに分かれ、プランで差が出ます。
初心者のコツ
- 最初から“最安プラン”で決めず、
月の売上見込み × 手数料で比較すると失敗しにくいです。
3) 拡張:Shopifyはアプリの層が厚い
- ShopifyはApp Storeの規模が大きく、
広告、CRM、配送、在庫、B2B、越境、定期購入など「やりたいことに対する選択肢」が出やすいです。 - Squarespaceは、必要な範囲は揃いますが、“ECの伸長に合わせた細かい最適化”ではShopifyが有利になりがちです。
結論:
- ECが事業の中心で、伸ばす前提 → Shopify
- まずはブランドサイトを整えつつ、ECも無理なく始めたい → Squarespace
STUDIO/Jimdo等と比較:国内向け適性
国内サービスは、日本語UI・商習慣・決済・サポートの“地の利”が魅力です。
一方で、思想が違うので「得意領域」も異なります。
STUDIO:デザイン志向の国内ノーコード
- 強いところ:国内向けの制作現場で使いやすく、デザイン表現や制作フローに合いやすい
- 注意点:標準で“専用の多言語機能”があるわけではなく、運用設計(ページ管理・SEO・解析)が複雑になりやすいケースがある
- 向く人:日本語で制作体験を完結させたい/制作会社・デザイナー寄りの運用

Jimdo:小規模・超ライト運用
- 強いところ:小さく早く、運用も軽めに始めやすい
- 注意点:予約などは標準機能だけで完結しないことがあり、外部サービス誘導が前提になりがち
- 向く人:最小の情報発信、更新頻度も少なめ、まずは“名刺サイト”を持ちたい

Squarespaceが国内勢に対して勝ちやすいポイント
- デザインの洗練とテンプレ品質(写真・タイポの一貫性)
- サイト+EC+マーケ(メール等)を同じ思想でまとめやすい
- 「英語が混ざってもOK」な人なら、制作→運用の伸びしろが大きい
目的別のおすすめ早見表(最終判断)
| 目的 | 最有力 | 次点 | 理由(短く) |
|---|---|---|---|
| 早く“ちゃんと見える”コーポレート/ポートフォリオを公開 | Squarespace | STUDIO / Wix | 統一感と完成度が出やすい |
| 集客記事を育てて、将来かなり拡張したい | WordPress.org | WordPress.com | 拡張・運用の自由度が高い |
| 外部ツール連携で業務を回したい(予約/会員/連携多め) | Wix | Shopify | アプリ・連携の選択肢が多い |
| ECが事業の中心で、伸ばす前提(販促・拡張・運用高度) | Shopify | Squarespace | EC最適化・アプリ層の厚さ |
| ブランドサイトを作りつつ、ECも“無理なく”始めたい | Squarespace | Shopify | サイトとストアが馴染む |
| 日本語・国内商習慣で安心して最小運用したい | STUDIO / Jimdo | Squarespace | 日本語UI・国内向けの相性 |
代替案(乗り換え候補)と選び方
Squarespaceからの乗り換えは、「何が不満で、次に何を優先するか」を言語化できると失敗しにくいです。
ここでは“よくある4つの理由”別に、現実的な代替案と選び方をまとめます。
「デザイン重視」からの代替
まず決めるべき基準(デザイン系はここで差が出る)
- テンプレの完成度で勝つのか(短時間で整う)
- 自由なレイアウトで勝つのか(制作力が必要だが表現が広い)
- 更新担当が誰か(自分だけ/チーム/クライアント)
→ 更新のしやすさで最適解が変わります
乗り換え候補(おすすめの使い分け)
- Webflow
- 向く人:表現の自由度を上げたい/LP〜コーポレートまで“作り込む”前提
- 注意点:できることが増える分、設計・運用の判断が必要(初心者は制作ルールを決めると安定)
- Framer
- 向く人:動きのある表現、スピード感のある制作、デザイン主導のサイト
- 注意点:ECを本気でやるなら、Shopify連携寄りの設計になりやすい(後述)
- Wix(Wix Studio含む)
- 向く人:デザインも機能も“幅広く”やりたい/外部連携や追加機能を増やしたい
- 注意点:自由度が高く、作り方次第で品質がブレる(最初にテンプレ・ガイドラインを固める)
- STUDIO(国内)
- 向く人:日本語環境で、制作フローを国内向けに寄せたい/まずはコーポレート中心
- 注意点:多言語などは標準機能だけで完結しないことがある(必要なら外部サービス前提)
迷ったときの結論
- 「デザインに強い人(または外注前提)」→ Webflow / Framer
- 「機能や連携も増やしたい」→ Wix
- 「国内運用のしやすさ優先」→ STUDIO
「EC強化」からの代替
SquarespaceのECは“サイト+ショップ”として扱いやすい一方、
売上が伸びるほど 販促・在庫・配送・多通貨・拡張の要求が出てきます。ここが乗り換えの分岐点です。
乗り換え候補(ECの現実的な2強)
- Shopify
- 強いところ:EC運用に必要な機能・拡張・自動化が揃いやすい
- 伸びやすい領域:多通貨販売、海外向け、アプリ拡張、運用の自動化
- WooCommerce(WordPress)
- 強いところ:WordPress資産(記事・SEO・コンテンツ)を軸に、ECを深く拡張できる
- 向くケース:コンテンツ主導で売る/独自要件が多い/開発・保守を許容できる

「デザインはFramer、ECはShopify」みたいな分離もアリ
ECを伸ばすならShopify、表現はFramerで強化、という構成もあります(Shopify同期型のプラグイン運用)。
“見せ方”と“売り方”を分けたい人は検討価値があります。
失敗しない判断軸
- 商品点数が増える見込みがある(管理の負担が増える)
- 販促施策(クーポン、カゴ落ち、会員、定期など)を増やしたい
- 海外販売(多通貨・多言語)を視野に入れる
→ このどれかが強いなら、Shopify寄りが無難です。
「多言語・多通貨」からの代替
ここは“言語”と“通貨”を分けて考えると混乱が減ります。
言語(多言語化)で見るべきチェック
- URLを言語ごとに分けられるか(例:/en/ のような形)
- hreflang(検索エンジンへの言語指定)を適切に扱えるか
- 翻訳の運用:自動翻訳→人の校正、用語集、更新フロー
- 画像やCTAなど、言語ごとに差し替えられるか
候補
- Wix:多言語機能が用意されており、管理画面で運用しやすい
- Webflow:ローカライズ機能で、言語ごとの表現やSEOを含めて管理しやすい
- WordPress+多言語プラグイン:柔軟だが、設計と保守の負担は増える
- STUDIO:多言語は工夫や外部サービスが前提になりやすい
通貨(多通貨)で見るべきチェック
- 価格表示だけでなく、決済(チェックアウト)まで多通貨対応できるか
- 市場(国)ごとに通貨を切り替えられるか
- 税・送料・丸め処理の違いを吸収できるか
候補
- Shopify:市場(Markets)ベースで多通貨・多言語を管理しやすい設計
- Squarespace:決済・通貨は制約が出ることがあるため、要件が強い場合は乗り換え検討が現実的
- WooCommerce:可能だが、追加機能・運用の設計が必要(初心者は“保守負担”を見積もる)
迷ったときの結論
- 多言語だけなら:Wix / Webflow / WordPress で要件と運用体制に合わせる
- 多通貨決済が必須なら:Shopifyを軸に検討(最短で事故が少ない)
「拡張・自動化」からの代替
「問い合わせが来たらSlack通知」「購入後にCRM登録」「在庫が減ったらアラート」など、
運用が回り始めると自動化の価値が一気に上がります。ここは“どこまで自動化したいか”で選びます。
自動化のレベル感(初心者向け)
- レベル1:ノーコード連携(Zapierなどでフォーム→通知・登録)
- レベル2:ECや会員の条件分岐(購入金額・顧客タグで処理を変える)
- レベル3:API / Webhookで自社仕様(外部DBや基幹と双方向同期)
乗り換え候補(強い順に)
- Shopify(Flow+アプリ)
- 強いところ:ECイベント(注文・在庫・顧客)をトリガーに、条件分岐して自動処理しやすい
- Wix(Velo/Webhook)
- 強いところ:WebhookやAPIの考え方があり、外部連携・自社仕様に寄せやすい
- WordPress / WooCommerce(プラグイン+開発)
- 強いところ:やろうと思えば何でもできる
- 注意点:保守・更新の責任が自分側に寄る(トラブル時の切り分けが必要)
- Squarespace(Extensions/Zapierなど)
- 強いところ:公式の拡張(Extensions)やフォーム起点の自動化で“日常タスク”は効率化できる
- 注意点:高度な業務要件は、外部サービス依存になりやすい
迷ったときの結論
- 「EC運用の自動化が主目的」→ Shopify
- 「サイト全体を業務フローに組み込みたい」→ Wix / WordPress
- 「最低限の連携で十分(通知・登録中心)」→ Squarespace継続+Zapier も現実的
よくある質問(不安の解消を網羅)
Squarespaceは初心者でも運用できますか?
結論、初心者でも運用しやすい部類です。理由は「作成〜公開〜保守(SSLなど)」がまとまっていて、技術的な迷いが増えにくいからです。🙂
ただし、初心者がつまずくポイントも“だいたい決まっている”ので、先回りすると安定します。
初心者でも回しやすくなるコツ
- 最初は最小構成で公開(ホーム/サービスor実績/プロフィール/問い合わせ)
- デザインは作り込む前に、導線(次の行動)を先に決める
- 文章と写真は完璧を目指さず、仮素材で一旦公開→差し替えでOK
- 更新ルールを固定する
- 例:見出しの階層/CTAの文言/色は3色まで/フォントは2種類まで
初心者が詰まりやすい“あるある”
- テンプレを見比べすぎて決まらない
- 1ページに情報を詰め込みすぎて、結局「何のページか」曖昧になる
- 画像が重くて表示が遅くなる(気づきにくい)
おすすめの進め方(最短)
- ページの骨組みを作る
- 文章を入れる(短くてもOK)
- 問い合わせ動線を通す(テスト送信)
- 画像を入れて整える
- 公開 → Search Console等で改善
独自ドメインはどこで取るのが良い? 移管は可能?
結論、初心者は「管理を一箇所に寄せる」か「ドメインだけ分ける」かで決めると失敗しにくいです。どちらも正解があります。
どこで取るのが良い?
A. Squarespaceで取る(管理を一箇所に集約)
- ✅ ドメイン設定・請求・更新をまとめられて迷いにくい
- ✅ サポートに聞くときに話が早い
- ⚠️ すでに他社でドメインを持っているなら、移す/繋ぐ判断が必要
B. 外部レジストラで取る(ドメインを資産として分離)
- ✅ サイトを乗り換えてもドメイン運用が独立していて安心
- ✅ レジストラの選択肢が広い(価格や機能で選べる)
- ⚠️ DNS設定など“最初の接続”は手順を見ながら行う必要あり
移管(ドメイン移転)は可能?
可能です。よくあるのは次の2パターンです。
- 外部→Squarespaceへ移管(管理をSquarespaceに寄せる)
- Squarespace→外部へ移管(ドメインを外に出す)
Squarespaceから外へ移管する時の基本
- ドメインのロック解除(Domain LockをOFF)
- 認証コード(EPP/Auth code)を取得して移管先に入力
注意点(ここで詰まりやすい)
- 60日ロック
- ドメインを移管した直後などは、条件により一定期間移管できない(ロック)ことがあります
- 連絡先情報の変更でもロックがかかる場合がある
- 「いつでも移管できる状態」にしたい人は、連絡先変更時の設定に注意
SEOはWordPressと比べて弱い?
結論、“SquarespaceだからSEOが弱い”とは言い切れません。
ただし、強みの出し方と限界が違います。
Squarespaceが得意なSEO(初心者が成果を出しやすい領域)
- サイトマップ自動生成
- メタタイトル/ディスクリプションの設定
- モバイル最適化
- 構造化データ(自動付与)
- SSLなどの基本土台
つまり、技術SEOの初期ミスが起きにくいので、初心者は「検索意図を満たすコンテンツ」と「導線改善」に集中しやすいです。✅
WordPressが有利になりやすい場面(中〜上級者向け)
- 構造化データやHTMLの細かい制御をしたい
- 独自機能・独自データ連携・高度な拡張が必要
- SEOプラグインで運用を最適化したい(サイト規模が大きい等)
判断のコツ
- “まず成果を出す”なら、プラットフォーム差より
検索意図・一次情報・内部リンク設計の差が効きます - “高度な制御が必要”になって初めて、WordPress側のメリットが目立ちます
ブログ運用はどこまで本格的にできる?
結論、一般的なコンテンツマーケ(情報発信・集客)なら十分本格運用できます。
Squarespaceのブログ機能は、必要な土台が揃っています。
できること(代表例)
- 記事作成・下書き・公開
- カテゴリ/タグ
- コメント
- SNS共有
- 予約投稿
- RSS
- 記事の一部を有料化するような仕組み(設定次第)
“本格運用”で気をつけたい点
- 量産するときは、カテゴリを増やしすぎず
「読者が探す切り口」に絞る - 記事のテンプレ(見出し構成、導線)を固定しないと、品質がブレる
- できることが増えるほど、WordPressのような“追加プラグインで何でも”とは発想が違う
→ 何をSquarespace内で完結させ、何を外部で補うかを決めるのがコツです
ネットショップは小規模〜中規模で十分?
結論、小規模〜中規模なら現実的に運用できます。
Squarespace(7.1)のストアは、一定規模までの運用に必要な仕組みがあります。
規模感の目安(公式仕様)
- 7.1では 最大10,000商品まで追加可能
- 1商品あたり
- 最大6つのオプション
- 最大250のバリエーション組み合わせ
向くケース
- 商品点数が多すぎない(〜数千程度)
- ブランドサイトとショップを一体で運用したい
- シンプルな在庫・配送・税設定で回せる
- “まず売る”ところまで最短で作りたい
Shopify等を検討したくなるケース(乗り換えサイン)
- 多店舗在庫・複雑な配送・高度な販促が必須
- 多通貨決済・海外向けを本格的に伸ばしたい
- アプリで機能をどんどん追加して最適化したい
- 決済や通貨の要件が強い(国によって制限が出る)
日本運用の注意(決済まわり)
- Commerceで利用できる国・通貨・決済は条件があるため、
「日本で使う決済手段」→「対応状況」の順で確認すると安全です - PayPalは日本の事業者アカウントだと接続方法に注意点があります
解約・返金・更新のルールで気をつける点は?
結論、ここだけは最初に押さえておくと安心です。
Squarespaceは基本的に自動更新(auto-renew)が前提で、返金条件は明確に決まっています。
返金ルール(ざっくり早見)
| 対象 | 返金されやすい条件 | 返金されない代表例 |
|---|---|---|
| 年払いのサイトプラン | 初回支払いから14日以内に解約(自動で全額返金) | 14日以降/更新分(renewal) |
| 月払いのサイトプラン | 原則なし | 月払いは返金なし |
| Squarespaceドメイン | 登録から5日以内にキャンセル(全額返金) | 5日以降/更新(延長) |
※返金の処理には数営業日かかる場合があります。
解約したらすぐ止まる?
- 月払いの場合:解約しても 請求期間の終わりまでサイトは有効(返金はなし)
- 年払いの場合:条件を満たせば返金、以降はプランに応じた扱いになります
更新で気をつける点
- サイトプラン/ドメイン/追加サービスは、それぞれ別のサブスクとして更新日が違うことがあります
- 「意図しない更新」を避けたいなら
- 更新日(請求日)を確認
- auto-renewのON/OFFを整理
- 不要なサブスクを先に棚卸し
が安全です 🧾
検証方法・評価基準
ここでは、初心者でも再現できるように「評価軸 → 実機テスト → 情報更新」の順で、チェックリスト化して説明します。
評価軸(デザイン/SEO/運用性/拡張/費用/サポート)
まず、比較記事やレビューがブレる原因は「軸が混ざること」です。
Squarespaceはオールインワン型なので、特に “運用の現実” を軸に入れると判断が速くなります。
1) 評価軸のテンプレ(初心者でも判断できる形)
| 評価軸 | 何を見る? | 初心者が見落としがちなポイント |
|---|---|---|
| デザイン | テンプレ品質、余白、タイポ、画像の映え | “作り込まなくても整うか”が大事 |
| SEO | 土台(サイトマップ・メタ等)+運用のしやすさ | 設定より「情報設計・内部リンク」が伸びを左右 |
| 運用性 | 更新の簡単さ、権限管理、トラブル時の切り分け | 更新担当が自分以外だと差が出る |
| 拡張 | 連携(Extensions/埋め込み)、カスタムコードの余地 | 追加した機能が“サポート対象か” |
| 費用 | 月/年額+決済手数料+追加費用 | 売上が伸びた後に効くのは手数料と外部ツール費 |
| サポート | 連絡手段、対応言語、自己解決のしやすさ | 困った時に復旧できる導線があるか |
2) 目的別の“重み付け”例(採点がラクになります)
- ポートフォリオ/コーポレート(受注・問い合わせがゴール)
- デザイン 30 / 運用性 25 / SEO 20 / 費用 15 / サポート 10 / 拡張 0〜10
- 店舗・サービス(予約・見積がゴール)
- 運用性 25 / 導線(予約・フォーム)25 / デザイン 20 / SEO 15 / 費用 10 / サポート 5
- EC(購入・リピートがゴール)
- 費用(手数料含む)25 / EC運用性 25 / 拡張 20 / SEO 15 / デザイン 10 / サポート 5
ポイント:重み付けが決まると「結論が先に出る」ので、記事が冗長になりません。
実機テストの範囲(編集・速度・モバイル・計測)
Squarespaceは「触れば大体わかる」タイプのサービスです。
そこで、14日トライアルを前提に、現実的な“最短テストパック”を用意します。
テスト0:検証用サイトを作る(最初の30分)
- トライアル開始(クレカ不要の期間がある)
- 目的別に最小構成ページを作成
- ホーム / サービス(or 実績)/ プロフィール / お問い合わせ
- 画像は仮でOK(まず公開品質まで到達させる)
テスト1:編集(制作ストレス)を測る
初心者が途中で挫折する原因の多くは「編集体験」です。
チェック項目(できれば各5分で触る)
- セクションの追加、並び替え、余白の調整が直感的か
- ボタン・見出し・画像の一括スタイル(統一)が簡単か
- ブログ記事(見出し・画像・表)の書きやすさ
- ECなら商品追加〜商品ページの編集が迷わないか
判定の目安
- 30分触って、“同じ見た目を量産できそうか”
→ できそうなら運用向き、できなければ制作ルールが必要
テスト2:速度(表示品質)を測る
Squarespaceはテンプレが整っている反面、画像や埋め込みが増えると遅くなります。
ここは主観ではなく、数値で押さえると説得力が出ます。
おすすめの測り方(初心者でもOK)
- まずはトップ1ページだけで測定(複数ページは後回し)
- 同じページで画像を
- 重い状態 → 軽量化後
の2回測って差を見る
- 重い状態 → 軽量化後
見る指標(最低限)
- モバイルでのスコアと主要指標(LCP/CLSなどの傾向)
- 画像の重さ(合計サイズ)と読み込みの変化
改善が効きやすい順
- 画像を軽くする(最優先)
- 埋め込み・外部スクリプトを減らす
- 1ページに詰め込みすぎない
テスト3:モバイル(崩れ・押しやすさ)を測る
モバイルは「見た目」よりも、押しやすさが成果に直結します。
チェック項目
- CTAボタンが親指で押しやすい(サイズ・間隔)
- 文字サイズが小さすぎない
- 画像とテキストが詰まりすぎない(余白)
- メニューが迷わない(項目数が多すぎない)
最低限の合格ライン
- “問い合わせ/予約/購入”まで、スマホで迷わず到達できる
テスト4:計測(改善できる状態か)を測る
「作って終わり」にならないために、計測の導線を最初に作ります。
最低限のセット
- Search Console:サイト所有権の確認 → サイトマップ送信
- アクセス解析:PVだけでなく、問い合わせ/予約/購入の到達を見られる形にする
- ECなら:カゴ落ち(離脱)や購入までの導線を確認
Squarespaceで重要な確認
- サイトマップが自動で生成され、更新に追従するか
- メタ情報(タイトル/説明)をページごとに管理できるか
- URL変更時の転送(リダイレクト)で評価を引き継げるか
ECをやる人向け:追加テスト(60分だけ)
- 商品を3つ作る(通常商品/バリエーションあり/デジタル商品)
- チェックアウトの流れ(テスト購入)を通す
- 手数料の表示・計算根拠を確認する
- プラン別の取引手数料
- 決済手数料(Squarespace Payments等)
- デジタル商品手数料(該当する場合)
ここを実際に通しておくと、「思ってたのと違う」をほぼ防げます。
情報の更新方針(料金・仕様変更への追従)
Squarespaceは仕様や料金が更新されることがあります。
レビュー記事の信頼性を保つには、“どこを公式で追うか” を決めておくのが最重要です。
1) 何を“公式優先”で更新するか
最低限、この5つは更新対象にすると記事が陳腐化しにくいです。
- 料金プラン(プラン名・機能差)
- 手数料(取引手数料・決済手数料・デジタル商品手数料)
- 返金・解約・自動更新ルール
- サイトマップ/SEO関連の仕様
- 大型アップデート(編集機能やAIなど)
2) 更新の監視先(おすすめの組み合わせ)
- Pricing(料金ページ):プラン差が変わったら最優先で修正
- Help Center(サポート記事):手数料・返金・SEOの“公式定義”をここで確認
- Product Updates(公式ブログ):新機能・改善点を月次で拾える
- (EC/APIを深く扱う場合)Developer Changelog:開発者向け変更点を確認
3) 記事の更新ルール(運用しやすい形)
更新頻度のおすすめ
- 料金/手数料:毎月1回(月初など固定)
- 大型アップデート:公式の更新が出たタイミングで追記
- SEO/運用Tips:Search Console上の変化が出たときに見直し
更新時の書き方のコツ(読者にも検索エンジンにも親切)
- 「最終更新日」を明記する
- 料金や手数料は、本文中に“断定の固定値”をベタ書きしすぎず
- 重要箇所は表にまとめる
- 変更が起きやすい項目は「最新は公式で確認」の導線も用意
すると、更新コストが下がります(=継続しやすい)
まとめ:あなたが選ぶべき結論(タイプ別)
Squarespaceは「何でもできる万能ツール」ではありません。
ただ、ハマる人にとっては 最短で“見た目・信頼・運用”が整うのが強みです。ここではタイプ別に結論を出します。
今すぐSquarespaceで始めるべき人
1) 早く“ちゃんとした公式サイト”を公開したい人(最短主義)
- ポートフォリオ(制作・写真・デザイン・ライター等)
- 小規模事業のコーポレートサイト
- サービス紹介→問い合わせ獲得がゴール
理由:テンプレ品質と統一感が出やすく、ホスティング込みで運用の論点が少ないため、公開までの距離が短いです。
2) “運用負荷を増やしたくない”人(保守・更新を軽くしたい)
- サイトの主担当が非エンジニア
- 更新頻度は高くないが、見栄えと信頼は落としたくない
- まずはトライアルで触って決めたい
理由:無料トライアル(クレカ不要)で編集体験を確認し、そのままプランへ移行しやすいです。
3) “サイト+小〜中規模EC”を無理なく始めたい人
- 商品点数が多すぎない(まずは少数商品・限定販売から)
- ブランドの世界観を重視して売りたい
- 高度なEC最適化より「見せ方+導線」を優先したい
理由:プラン選択で手数料(コマース取引手数料やデジタル商品手数料など)の考え方が整理されていて、段階的に上げやすいです。
4) 結論:この3つに当てはまるなら“今すぐ”でOK
- 公開を先に(完璧より公開)
- デザインの統一感が欲しい
- 保守に時間を取られたくない
他を選ぶべき人(代替と次の一手)
Squarespaceが合わないのは「能力不足」ではなく、要件が違うだけです。次のタイプなら、別サービスが最短です。
1) 拡張・自動化・独自要件が強い人
- 会員・LMS・複雑な検索/比較・業務システム連携
- 構造化データやHTMLを細かく制御したい
- API/Webhook前提で育てたい
代替:WordPress(+必要ならWooCommerce)/Wix(Velo等)
次の一手:
- 「将来ほしい機能」を箇条書きで10個出す
- そのうち必須3個がSquarespace内で完結しないなら、最初から代替へ
2) ECが事業の中心で、伸ばす前提の人
- 多通貨・多言語・海外販売を本格的にやる
- アプリで販促/在庫/配送/CRMを積み上げたい
- 取引数が増えるほど最適化が必要
代替:Shopify
次の一手:
- 月商見込みを置き、手数料(決済+プラットフォーム)×注文件数で比較する
- 決済手段や国対応が要件に合うか最優先で確認する
3) 国内運用の“言語・商習慣”を最優先したい人
- 日本語サポート前提で運用したい
- 国内の決済・請求・運用フローに寄せたい
- 関係者レビューや更新を“日本語で完結”したい
代替:STUDIO/国内向けサービス(要件次第)
次の一手:
- 必要な「決済」「請求書」「領収書」「税表示」を先に確定
- その要件を満たすサービスから逆算して選ぶ
4) 最終判断の早見表(迷ったらここだけ)
| あなたのゴール | Squarespace | 代替の有力候補 | まずやること |
|---|---|---|---|
| 早く公式サイトを公開して問い合わせを取りたい | ◎ | Wix / STUDIO | 14日トライアルで最小構成を作る |
| 記事SEOを核に、機能も増やしながら伸ばしたい | △ | WordPress | 要件(必須3つ)を固定して構成設計 |
| ECを本気で伸ばす(多通貨・販促・拡張) | △ | Shopify | 決済/国対応→手数料試算 |
| 自動化・連携・独自開発を前提にしたい | △ | Wix / WordPress | 連携要件の棚卸し |
最後に、初心者が最短で失敗しないための“結論”はシンプルです。
- 目的(問い合わせ/予約/購入)を1つに絞る
- 最小構成で公開する(完璧に作ってから…をやめる)
- 公式情報で料金・手数料・制限を確認し、必要なら代替も含めて判断する
- 公開後は「導線」と「検索意図」を基準に改善する(SEOはここで効く)
この流れで進めれば、Squarespaceを選ぶ場合も、別サービスを選ぶ場合も、遠回りせずに“成果につながるサイト”へ到達しやすくなります。
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