税理士ホームページ制作の教科書|「信頼」と「問い合わせ」を同時に伸ばす方法
税理士のホームページは、ただ「事務所紹介が載っている名刺代わり」のサイトではありません。
本来の役割は、初回相談につながる“信頼の入口”をつくることです。
とはいえ、いざ制作しようとすると、こんな悩みが一気に出てきませんか?
「開業したばかりで実績が少ないけど、信頼されるサイトって作れるの?」
「見た目を整えれば問い合わせは増える? それとも文章や構成が大事?」
「料金は載せた方がいい? 載せると値下げ競争にならない?」
「相続や法人顧問を増やしたいけど、何ページ作ればいいのか分からない…」
「制作会社に頼むとして、どこを比較すれば失敗しない?」
「SEOも気になるけど、何から手を付けるのが正解?」
実は、税理士サイトで成果が出るかどうかは、デザインの好みよりも
“設計 → 信頼 → 導線”の順で決まります。
- まず、誰に何を提供するのか(目的・ターゲット・主力サービス)を言語化する
- 次に、資格・体制・実在感・情報の透明性で不安を潰して信頼を積み上げる
- 最後に、迷わず相談できる導線(CTA/料金/フォーム/FAQ)で問い合わせにつなげる
この順番で作ると、開業前でも、実績が多くなくても、「安心して相談できる税理士事務所」として選ばれやすくなります。
この記事では、初心者でも迷わないように、
税理士ホームページ制作の全体像(必須ページ/デザイン方針/費用の考え方/制作会社の選び方/SEOと運用)を、実務目線で整理しました。
読み終える頃には、
「何から決めて、何を作り、公開後に何を改善すればいいか」
が一枚の地図のように分かるはずです。
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まず結論:税理士サイトで成果が出るのは「設計 → 信頼 → 導線」の順
「成果=問い合わせが増える/相談予約が入る/面談につながる」ために、税理士サイトは“見た目の良さ”より先に決めるべきことがあります。
それが 設計 → 信頼 → 導線 の順番です。
- 設計:誰に・何を・どこまで提供するかを決め、必要なページを組み立てる
- 信頼:専門家として安心して相談できる根拠(E-E-A-T)を揃える
- 導線:迷わず問い合わせできる入口(CTA・フォーム)を整える
この順に作ると、検索から来た人が「この事務所なら相談しても大丈夫そう」と納得し、次の行動(問い合わせ)に進みやすくなります。Googleも人の役に立つ、信頼できる情報を重視する方針を明確にしています(“人のためのコンテンツ”やE-E-A-Tの考え方)。
ホームページの役割は“名刺”ではなく「相談の入口」
税理士のホームページは、名刺代わりの「存在証明」だけではもったいないです。
本来は、見込み顧客が “不安を解消して相談に進むための窓口” です。
相談前のユーザー心理(よくある不安)
- 料金が不透明で、あとから高くならないか不安
- 自分の状況(法人/個人/相続など)に本当に強いのか分からない
- 連絡したらしつこく営業されそう
- 先生やスタッフの雰囲気が想像できず、話しづらそう
この不安をホームページ上で先回りして潰せると、紹介が多い事務所でも、地域集客でも、専門特化でも面談率が上がります。
“相談の入口”として最低限そろえたい情報
- 対応領域の明確化(例:法人顧問/確定申告/相続/会社設立/クラウド会計 など)
- 料金の考え方(目安・含まれる範囲・追加費用が発生する条件)
- 相談の流れ(初回相談→見積→契約→開始 など)
- 安心材料(実務経験、実績の示し方、守秘・個人情報への配慮、運営者情報)
- 連絡のしやすさ(返信目安、受付時間、問い合わせ方法の複数用意)
ポイントは、単に情報を並べるのではなく、「相談前の疑問に答える順番」で配置することです。
この“人の疑問から逆算する”姿勢が、SEOでも評価されやすい土台になります。
紹介・地域・専門特化のどれで勝つかを先に決める
税理士の集客は、同じ「ホームページ制作」でも勝ち筋が3つに分かれます。
ここを決めずに作ると、ページ構成も文章もブレて、結果的に刺さらないサイトになります。
| 勝ち筋 | どんな人に向く? | 強化すべきページ/要素 | SEOで狙いやすい方向 |
|---|---|---|---|
| 紹介強化型 | 紹介が多い/紹介を増やしたい | 事務所紹介・理念より“支援スタンス”/料金・流れ/FAQ | 指名検索・口コミ後の確認ニーズに強い |
| 地域集客型 | 地域で顧問を増やしたい | 対応エリア/アクセス/地域の相談事例/ローカル要素 | 「地域名+税理士」「駅名+税理士」など |
| 専門特化型 | 相続・医療・建設業など強みがある | 特設ページ(1領域=1ページ)/実績の出し方/監修体制 | 「相続 税理士 相談」「業種+税理士」など |
決め方(初心者向けの簡単チェック)
- すでに紹介が多い → まずは紹介先が安心して紹介できるサイトを作る(信頼最優先)
- 地域で新規を増やしたい → 地域×サービスのページ設計に寄せる
- 強い専門分野がある → 特設ページ主導で作り、問い合わせを一点集中させる
ここが決まると、次にやるべき“設計”が一気に具体化します。
やってはいけない:見た目から作り始める
「おしゃれなデザインにしたい」「競合みたいにしたい」から始めると、ほぼ確実に遠回りになります。
理由はシンプルで、デザインは“伝える中身”が決まらないと正解が出ないからです。
見た目先行で起こりがちな失敗
- 強みが曖昧なまま公開し、後で全面リライト(=追加費用・時間ロス)
- ページが増えるたびに導線が崩れて、問い合わせが減る
- “かっこいいけど何屋か分からない”サイトになる
- SEOで狙うテーマが定まらず、記事や特設ページが散らかる
おすすめの進め方(最短で成果に近づく順番)
- 設計:勝ち筋を決める → ページ構成(サイトマップ)を作る
- 信頼:プロフィール・実務経験・実績の示し方・守秘/個人情報対応を整える
- 導線:問い合わせ導線(ボタン配置・フォーム項目・返信目安)を固める
- ここまで決めてから、最後に見た目(デザイン)を当てはめる ✅
税理士業は特に「誰でもいい」ではなく、信頼で選ばれるサービスです。
そのため、検索エンジン側が重視する“信頼できる情報”の考え方(E-E-A-Tや人の役に立つコンテンツ)とも相性がよく、順番を守るほど評価されやすくなります。
目的とターゲットを言語化する(ここがブレると全部ズレる)
税理士のホームページ制作で一番ありがちな失敗は、「誰に何を届けるサイトか」が曖昧なまま作り始めることです。
目的がブレると、必要なページも、書くべき内容も、SEOで狙うべきキーワードもズレてしまいます。
まずは、目的を1つ(多くても2つ)に絞って、ターゲットを具体化しましょう。
新規顧問を増やしたい(法人/個人)
狙い:安定収益につながる「顧問契約」の相談を増やす
先に決めること(ここが分岐点)
- 法人顧問:
「月次・決算・節税・クラウド会計・経理体制づくり」など 継続支援 が主役 - 個人(確定申告):
「副業・不動産・フリーランス」など 単発〜準継続 が主役
サイトで強くするべき要素
- 料金の見せ方:
いきなり断定価格ではなく、
「目安」「含まれる範囲」「追加になりやすい条件」を整理して不安を減らす - “何が得意か”の言い切り:
「幅広く対応」より、まずは刺さる軸を作る(例:クラウド会計導入/スタートアップ支援) - 比較検討への回答:
「他事務所との違い」「対応スピード」「連絡手段(Chat/Zoom可否)」を明確に
最低限あると強いページ(例)
- 法人顧問:顧問サービス詳細/料金目安/サポート体制(連絡手段・返信目安)/導入事例(出せる範囲で)
- 個人:対象者別(副業・不動産など)ページ/必要書類/よくある質問/料金の考え方
相続・事業承継など高単価相談を増やしたい
狙い:単価が高い分、比較がシビア。最大のハードルは「安心できる根拠不足」です。
ユーザーが気にする“本音”
- うちのケースは複雑だけど対応できる?
- 料金が不透明で怖い(後出しがない?)
- 守秘・個人情報は大丈夫?
- 実績が見えない(失敗したくない)
サイトで強くするべき要素
- 対象範囲の明確化:
「相続税申告」だけか、「生前対策」「遺産分割」「二次相続」も含むか - 進め方の透明化:
相談〜契約〜必要資料〜申告までを、工程で見せる(不安が減る) - 実績の“出し方”を工夫:
守秘があるので、件数や属性を“匿名・統計”で示す(例:年間対応件数、資産規模帯の割合など) - 連携体制:
司法書士・弁護士などの連携可否(ワンストップ感は強い判断材料)
強いページ構成(例)
- 相続(または事業承継)の特設ページ(1テーマ1ページ)
- 料金の考え方(ケースで変動する理由と、見積りの出し方)
- よくある質問(「期限」「資料」「揉めている場合」など)
- 相談フォーム(状況を選べるチェック式が相性◎)
開業直後の“信用づくり”を最優先したい
狙い:実績が少なくても、設計次第で“安心して連絡できる事務所”に見せられます。
早期に信頼を作るコツ(実績が薄い前提)
- 専門領域を絞って見せる:
「何でもできます」より、「この領域は任せてください」が強い - 対応姿勢を具体化する:
返信目安、面談方法(オンライン可否)、資料のやり取り方法など“運用の見える化” - プロフィールは“ストーリーより根拠”:
経歴・保有資格・得意業種・対応実務を簡潔に(長文自分語りは逆効果になりがち) - 不安の先回り:
料金、守秘、契約までの流れ、無料相談の範囲を明記
まず揃える最小セット(例)
- トップ(強み1行+対応領域+相談導線)
- 業務案内(対象者別の整理)
- 料金(目安と条件)
- 事務所紹介(根拠中心)
- お問い合わせ(返信目安・相談の流れ)
- プライバシーポリシー
採用・スタッフ定着を強化したい
狙い:採用目的のサイトは「顧客向け」と評価軸が違います。混ぜると両方が弱くなりがちです。
採用で見られるポイント(候補者の目線)
- どんな仕事が多い?(法人/相続/確定申告などの比率)
- 教育体制は?(レビュー体制、資格取得支援)
- 働き方は?(繁忙期の実態、リモート可否、残業)
- 雰囲気は?(写真、代表の考え方、チーム構成)
施策の基本
- 採用ページを独立させ、仕事内容・評価・働き方を具体的に
- 顧客向けの文章とトーンを分ける(候補者は“現実”を見ています)
- 可能なら「1日の流れ」「入社後3か月のロードマップ」を載せる
ペルソナの決め方:業種/規模/地域/悩みで切る
初心者でも迷いにくい切り方は、この4軸です。
紙に書いて埋めるだけでも、サイト全体の精度が上がります。
- 業種:建設/医療/飲食/IT/不動産 など
- 規模:個人/1〜5名/6〜20名/それ以上
- 地域:市区町村/沿線/対応可能エリア(オンライン含む)
- 悩み:
- 法人:経理が回らない、クラウド会計にしたい、資金繰りが不安
- 個人:副業の申告が不安、不動産所得の扱いが難しい
- 相続:期限が迫っている、資料が揃わない、揉めそう
ここまで決まると、SEOでも「誰のどんな検索に答えるか」がブレません。
「誰の、何を、どう解決するか」を1行にする
最後に、サイトの“芯”になる1行を作ります。
この1行があると、トップページの訴求、サービスページの構成、記事テーマまで一貫します。
1行テンプレ(そのまま使えます)
- 「(ターゲット)に向けて、(悩み)を、(方法・強み)で解決する税理士事務所です。」
例
- 「クラウド会計に移行したい小規模法人に向けて、経理の仕組み化を含めて伴走支援する税理士事務所です。」
- 「相続税申告が初めてのご家族に向けて、手続きの見通しと費用の透明性を重視して支援する税理士です。」
- 「副業・不動産所得の申告に不安がある個人に向けて、必要資料から申告まで迷わない手順でサポートします。」
チェック(YESが多いほど強い)
- 誰向けかが一瞬でわかる
- 何を解決するかが具体的
- 他事務所と違う“理由”が入っている
- 相談した後の流れが想像できる
税理士サイトに必須のページ構成(最小セット→拡張セット)
税理士のホームページは、いきなりページを増やすほど成果が出るわけではありません。
初心者はまず 「相談まで迷わない最小セット」 を固め、公開後に 「差別化とSEOの拡張セット」 を追加するのが最短です。
ポイントはこの2つです。
- 各ページに役割を持たせる(同じ話を別ページで繰り返さない)
- “不安の解消”が最優先(料金・流れ・人柄・守秘など)
最小セット(まず公開する5〜8ページ)
最小セットは「見込み顧客が比較検討して相談する」までに必要な情報を、過不足なく揃える構成です。
下の表を“チェックリスト”として使うと、抜け漏れが減ります。
| ページ | 役割 | 最低限入れる要素 | よくある失敗 |
|---|---|---|---|
| トップ | 3秒で「誰向け・何が得意・どう相談するか」を伝える | 強みの一言/対応領域/相談導線/安心材料 | かっこいいが何屋か分からない |
| 業務案内 | サービスを悩み別に理解させる | 対象者/内容/範囲/向いている人 | メニュー羅列で比較できない |
| 料金 | 料金不安を下げる | 目安/含む範囲/変動条件/追加の考え方 | 安すぎる断定 or 何も書かない |
| 事務所紹介 | 信頼(E-E-A-T)を補強する | 経験・専門領域/方針/体制/守秘姿勢 | 自分語りが長く、根拠が薄い |
| お問い合わせ | 行動を起こさせる | 相談の流れ/返信目安/フォーム設計 | 入力が難しい・怖い・不親切 |
| アクセス/対応エリア | 地域性・来所可否を明確に | 地図/最寄駅/駐車場/対応範囲 | 住所だけで具体性がない |
| プライバシーポリシー | 個人情報の安心材料 | 利用目的/管理/第三者提供等 | 形だけで実態とズレる |
ここからは、各ページの「書くべき中身」と「コツ」を短くまとめます。
トップ(強みの一言+対応領域+相談導線)
トップは“全ページの中で最重要”です。
結論→根拠→次の行動を、上から順に並べます。
入れる要素(おすすめ順)
- 強みの一言(誰向け・何が得意)
例:クラウド会計で経理を仕組み化したい小規模法人向け、など - 対応領域(3〜6個程度)
法人顧問/相続/会社設立/確定申告…のように“柱”だけ - 相談導線(ボタンを1〜2種類)
「無料相談の申込み」「問い合わせ」など、迷わせない - 安心材料(短く)
実務経験、対応実績の示し方、連携体制、返信目安など
⚠️失敗しやすい例
- キャッチコピーが抽象的(“地域密着”“親身に対応”だけ)
- 写真だけ多く、何を頼めるかが分からない
業務案内(サービスを“悩み別”に整理)
業務案内は「サービスの説明」ではなく、悩みの解決策として提示します。
書き方の型(悩み→解決→内容→範囲→流れ)
- よくある悩み(例:経理が回らない/申告が不安)
- どう解決するか(何を、どこまで)
- 具体的にやること(箇条書き)
- 対象・対象外(向いている人/向かない人)
- 相談〜開始までの流れ(簡易でOK)
SEOのコツ
- 1ページに詰め込み過ぎず、柱(法人顧問/相続など)ごとに整理
※このあと「拡張セット」で特設ページに発展させやすくなります。
料金(目安・条件・追加費用の考え方)
税理士サービスはケースで変動しやすいので、“断定価格”より納得感が大切です。
最低限入れるべき項目
- 料金の目安(レンジでもOK)
- 含まれる範囲(何が基本料金内か)
- 変動する条件(売上規模、仕訳量、面談頻度、申告の複雑さ等)
- 追加費用が出る代表例(スポット相談、年末調整、税務調査立会など)
- 見積もりの出し方(ヒアリング→概算→正式見積)
✅おすすめの表現
- 「まず概算→資料確認後に正式見積」など、安心の手順を明記
- “安さ”ではなく 透明性 を前面に出す
事務所紹介(理念ではなく“選ばれる根拠”)
ここはE-E-A-Tの中心です。文章は短くてOKなので、根拠を揃えるのが大事です。
入れると信頼が上がる項目
- 代表者・担当者のプロフィール(経験、得意領域、対応姿勢)
- 事務所の体制(担当制/チェック体制/連絡手段)
- 守秘・個人情報の取り扱い方針(運用として)
- 対応可能な業種・相談が多いテーマ(ざっくりでOK)
- 事務所概要(所在地、営業時間、連絡先)
⚠️避けたい
- 長い自己紹介(読者が知りたいのは“安心して任せられる理由”)
お問い合わせ(不安を潰す入力設計)
問い合わせページは「フォーム」より先に、心理的ハードルを下げる説明が必要です。
入れる要素
- 相談の流れ(例:問い合わせ→日程調整→初回相談→見積)
- 返信の目安(例:原則24時間以内、など)
- 無料相談の範囲(有料になる条件も明確に)
- よくある相談内容の例(入力の助けになる)
- フォーム(入力は最小限)
フォーム項目(初心者向けの最小例)
- 氏名/連絡先(メールor電話)
- 相談内容(自由記述+選択式があると親切)
- 希望連絡方法/希望時間帯
✅コツ
- 入力例を添える(「例:法人設立予定、会計ソフトは○○」など)
アクセス/対応エリア
地域名で探す人ほど、ここを見ます。“通えるか/来てもらえるか”を明確に。
入れる要素
- 住所・地図・最寄駅(徒歩分数)
- 駐車場・ビルの目印
- 対応エリア(来所/訪問/オンラインの区別)
- 面談手段(Zoom等)と必要環境
プライバシーポリシー
個人情報を扱う業種なので、サイトの信頼性にも直結します。
最低限入れる項目(一般的な形)
- 個人情報の利用目的
- 管理方法(安全管理措置の方針)
- 第三者提供の有無
- 開示・訂正などの問い合わせ窓口
- クッキー等の取り扱い(アクセス解析を使う場合)
⚠️注意
- 実態とズレた内容は逆効果になり得ます(運用に合わせて整える)
拡張セット(差別化とSEOを伸ばす)
最小セットで「相談しやすさ」が整ったら、次に効くのが拡張セットです。
ここからは、“選ばれる理由の強化” と “検索からの入口を増やす” が目的になります。
相続・会社設立・クラウド会計などの特設ページ
拡張の主役はこれです。
1テーマ=1ページで作ると、SEOでも問い合わせでも強くなります。
特設ページに入れると強い要素
- その分野の「よくある状況」(例:相続期限が迫っている 等)
- サービス内容(範囲・成果物・進め方)
- 必要資料(例を箇条書き)
- 料金の考え方(目安・変動条件)
- よくある質問(その分野専用)
- 問い合わせ導線(そのページ専用の導線が理想)
✅コツ
- “網羅”より “対象者を明確にして深く” が勝ちやすいです。
お客様の声/支援事例(守秘に配慮した出し方)
税理士は守秘が前提なので、出し方が重要です。
無理に具体名を出すより、匿名・統計・プロセスで信頼を積み上げられます。
出し方の例(安全に強くする)
- お客様の属性だけ(業種・規模・地域はぼかす)
- 課題→対応→結果(数値が出せないなら“変化”で)
- どんな進め方で不安を解消したか(ここが刺さる)
- “声”は短文でもOK(長いほど信頼できるわけではない)
⚠️注意
- 実態以上に誇張した表現は避ける(信頼性を損ねます)
よくある質問(相談前の心理的ハードルを下げる)
FAQはSEO目的に見られがちですが、実は問い合わせ率を上げる装置です。
優先して入れたい質問
- 料金:追加費用が出る条件、見積の流れ
- 相談:無料相談の範囲、準備物、所要時間
- 契約:顧問の開始時期、途中解約の扱い
- 体制:担当者、連絡手段、返信目安
- 守秘:情報の扱い、資料の送付方法
✅コツ
- “質問=検索される言葉”なので、見出しは具体的に(ただし誇張しない)
コラム(“地域+悩み”を拾う記事設計)
コラムは「書けることを書く」より、相談に近い悩みを拾う方が強いです。
初心者が失敗しにくい記事テーマの作り方
- 相談で多い質問を、そのまま記事にする
例:必要資料、期限、よくあるミス、クラウド会計の導入手順 - 地域を絡めるなら、無理に地名を連呼せず“来所・対応”に紐づける
- 最終的に特設ページへ自然につながる導線を作る(押し売りはしない)
⚠️注意
- 税務は制度改正があるため、更新前提で運用する(古い情報は信頼を落としやすい)
第一印象で信頼を落とさないための“見せ方”チェック
税理士サイトは「内容が正しい」だけでは足りません。
訪問直後に “安心して相談していい相手か” を判断されます。
ここでは、初心者でもそのまま使える 見せ方の点検シート をまとめます。
(作り込みの前に、まず“信頼を落とさない最低ライン”を固めるイメージです)
3秒で「誰向け」「何が得意」が伝わるファーストビュー
ファーストビュー(最初に見える範囲)は、名刺交換の最初の一言と同じです。
ここで迷わせると、内容を読まれる前に離脱します。
3秒テスト(自分でできる簡易チェック)
- 3秒で見て、次の3つが言えますか?
- 誰向けの税理士か(法人/個人/相続/業種 など)
- 何が得意か(クラウド会計、会社設立、相続税申告など“主役”が1つ)
- どう相談するか(問い合わせ・無料相談・予約の入口が見える)
ファーストビューに置くべき要素(優先順)
- 対象者+強みを1文で(抽象語は避ける)
- 例:
- 「クラウド会計で経理を整えたい小規模法人を、月次から伴走支援」
- 「相続税申告を期限内に、手続きの見通しから整理してサポート」
- 例:
- 対応領域は3〜6個に絞る(多すぎると“結局どれが強いの?”になる)
- 相談導線は1〜2種類に限定(ボタンが多いほど迷う)
- 「無料相談を申し込む」+「問い合わせ」くらいが分かりやすい
- 安心材料は短く添える
- 例:返信目安/オンライン対応可否/対応地域/実務の軸(得意分野)
よくあるNG(離脱を招く例)
- 「地域密着」「親身に対応」だけで具体性がない
- 対応サービスを全部並べて、主役が分からない
- ボタンが多すぎて、何をすればいいか迷う
プロフィールは“経歴の羅列”より「安心材料の設計」
プロフィールは“人柄アピール”の場ではなく、相談前の不安を消すためのページです。
特に税理士は、依頼者が「失敗できない」テーマを抱えていることが多いので、安心の根拠が最重要になります。
顔写真/対応姿勢/専門領域/実績の示し方
顔写真(第一印象の土台)
- できれば 自然な表情の撮影写真(自撮り・暗い室内は避ける)
- 服装は“相談内容に合う信頼感”を優先(派手さより清潔感)
- 可能なら事務所の雰囲気も伝わる写真を1〜2枚(受付・面談スペースなど)
対応姿勢(相談しやすさの根拠)
- 「丁寧」より 行動ベースで書くと伝わります
- 例:返信目安/連絡手段(電話・メール・チャット等)/面談方法(来所・オンライン)
- 相談でよくある不安に先回りして回答
- 「初回相談の範囲」「見積りの出し方」「契約までの流れ」
専門領域(“強みの再確認”をする場所)
- 得意分野は 3つまでに絞ると伝わりやすい
- 「何でも対応」は一見安心ですが、比較検討では弱くなりがちです
→ “主役”を決めて、他はサブとして補足する方が信頼につながります
実績の示し方(守秘に配慮しながら強くする)
- 実名や詳細事例が出せなくても、伝え方はあります
- 対応領域の比率(例:法人顧問が中心、相続も一定数 など)
- 相談〜進行の流れ(どんな支援をどこまで行うか)
- 可能な範囲で“成果の種類”を示す(数値でなくてもOK)
- 例:「経理の運用が安定」「申告までの見通しが立った」など
- 反対に避けたいのは、根拠のない最上級表現
- 「必ず節税」「絶対に安心」「No.1」などは逆効果になりやすい
相談しやすさを作る:電話・フォーム・営業時間・返信目安
「相談したいのに、連絡しにくい」だけで機会損失になります。
相談のハードルは、“心理”と“操作”の両方で下げましょう。
相談しやすさチェック(この順に整える)
- 連絡手段を複数用意(電話だけ、フォームだけ、は人を選ぶ)
- 例:電話/フォーム/メール(または予約カレンダー)
- 営業時間と対応可能時間を分けて書く
- 例:受付時間、面談可能時間、土日対応の有無など
- 返信目安を明記(不安が減って送信率が上がる)
- 例:「原則24時間以内にご返信」など
- “無料相談の範囲”を明確に
- 例:無料はヒアリングと概算まで/具体的な税額試算は有料、など
フォームの入力設計(初心者がやりがちな改善ポイント)
- 項目は最小限(多いほど離脱)
- 相談内容は「自由記述だけ」より、選択式+自由記述が親切
- 入力例を置く(何を書けばいいか分からない問題を解消)
小技(効果が出やすい)
- 「よくある相談内容」を箇条書きで添える
→ “自分の相談も大丈夫そう”と感じてもらえます
信頼を支える表記(運営情報・規約・個人情報)
信頼は“雰囲気”ではなく、情報の揃い方でも判断されます。
ここが薄いと、丁寧に作ったページでも不安を残します。
最低限そろえるべき情報
- 運営者情報(事務所概要)
- 事務所名/所在地/連絡先/代表者名/受付時間 など
- 個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)
- 利用目的/管理方法/問い合わせ窓口/第三者提供の扱い など
- 規約・注意事項(必要に応じて)
- 無料相談の範囲、対応できないケース、免責の考え方(書き過ぎはNG)
- セキュリティの配慮(見せ方)
- 送信内容の取り扱い、資料共有方法(郵送・オンライン等)、保管の考え方
信頼を落としやすい例
- 住所や連絡先が見つからない
- 個人情報のページがない、または形だけで内容が薄い
- 相談範囲・料金条件が曖昧で、あとから揉めそうに見える
問い合わせが増える導線設計(税理士サイトの勝ちパターン)
税理士サイトの導線は、ゴールが明確です。
「相談したい」気持ちが生まれた瞬間に、迷わず行動できる状態を作れば、問い合わせは増えます。
そのために押さえるべきは、次の3点です。
- CTA(相談ボタン)で迷わせない
- 無料相談の範囲を明確にして不安とトラブルを減らす
- フォームを“入力しやすく・安全に・取りこぼさない”設計にする
CTA(相談ボタン)は“押させる”のではなく“迷わせない”
CTAで大事なのは、テクニックより「選択肢の整理」です。
税理士サイトは、ユーザーが慎重なので、押し売り感が出た瞬間に離脱しやすい傾向があります。
迷わせないCTAの基本ルール
- ボタン文言は2種類までに絞る
- 例:
- 「無料相談を申し込む」
- 「問い合わせ(見積もり相談)」
※「資料請求」「予約」「電話」「LINE」などを同列で並べると迷いが増えます
- 例:
- “いつ押すか”が自然な場所に置く
- ファーストビュー(最初の視界)
- サービス説明の直後(理解した直後)
- 料金説明の直後(不安が減った直後)
- FAQの直後(最後の不安が消えた直後)
- 押した後に何が起こるかを短く添える(不安を減らす)
- 例:
- 「原則24時間以内に返信します」
- 「相談内容は秘密厳守で取り扱います」
- 「入力は1分で完了します」
- 例:
“勝ちパターン”の導線(初心者向け)
ユーザーの頭の中はだいたいこの順で動きます。
- 自分向けか確認(対応領域・得意分野)
- 任せて大丈夫か判断(人・体制・実績の示し方)
- 費用感を把握(料金の考え方・追加条件)
- 相談しても損しないか確認(無料相談の範囲・流れ)
- 行動(フォーム)
CTAは、この流れを邪魔せず、最後に“背中を押す”役割です。
逆に、序盤で強すぎるCTAを連打すると、警戒されやすくなります。
無料相談の範囲を明確にしてトラブルを防ぐ
「無料相談」は強い導線ですが、範囲が曖昧だと 双方にとって不幸になりやすいです。
問い合わせ数が増えるほど、ここは必ず整えた方がいいポイントです。
無料相談で明確にしておくと良い項目(テンプレ)
- 時間:例)30分/60分
- 方法:来所/オンライン/電話
- 対象:法人顧問の検討者、相続の初回相談など(対象外も明記)
- 無料でできること:
- ヒアリング
- 方向性の整理
- 概算見積もり(可能な範囲)
- 無料ではできないこと(境界線):
- 個別具体的な税額の確定的判断
- 大量資料の精査・作業代行
- 申告書作成の着手
- 相談後の流れ:見積→契約→着手、の順番
- 守秘:相談内容は秘密厳守(安心材料として明記)
表現のコツ(押し売り感を消す)
- 「無料なので気軽に!」より、“何が分かるようになるか”を書く
- 例:
- 「必要な資料と進め方が分かります」
- 「費用が変動するポイントが整理できます」
- 「契約前に不安点を確認できます」
- 例:
こう書くと、無料相談が“価値ある入口”に見え、ミスマッチも減ります。
フォーム最適化:入力項目・離脱防止・自動返信
フォームは「最後の関門」です。
ここで離脱すると、どれだけ良いサイトでも成果が止まります。
入力項目は“最小”が正義(でも不足はNG)
おすすめは 最小限+分岐 の設計です。
最小限(まずこれだけでOK)
- 氏名(または法人名)
- メールアドレス(+任意で電話)
- 相談カテゴリ(選択式)
- 相談内容(自由記述)
- 希望連絡方法/希望時間帯
分岐(必要な人だけ追加で聞く)
- 相続:期限、対象財産の大まかな状況
- 法人:業種、売上規模感、会計ソフト
- 会社設立:設立予定時期、役員数 など
「全員に全部聞く」と、入力が重くなって離脱します。
まずは送ってもらい、詳細は返信・面談で確認する方がスムーズです。
離脱防止のチェックリスト
- エラー表示が分かりやすい(どこが原因か一目で分かる)
- 必須項目が多すぎない
- スマホで入力しやすい(フォーム幅、キーボード種別)
- 送信前に不安が残らない(返信目安・守秘・無料範囲が近くにある)
自動返信は“安心メール”として設計する
自動返信があるだけで、心理的にかなり安心します。
内容は難しくしなくてOKです。
自動返信に入れると効果的な要素
- 受付完了の明記
- 返信目安(例:24時間以内)
- 緊急時の連絡手段(必要なら)
- 相談時にあると助かる情報(任意):会計ソフト、資料の有無など
- 個人情報の取り扱いへの一言(安心材料)
「何を書けばいい?」を消すプレースホルダー設計
自由記述欄は、ユーザーが一番迷う場所です。
ここを“書ける状態”にするだけで送信率が上がります。
使えるプレースホルダー例(コピペOK)
- 法人顧問:
「業種/売上規模感/会計ソフト/困っていること(例:経理が回らない、月次が遅い)」 - 相続:
「申告期限/相続人の人数/財産の種類(不動産・預金など)/現在の状況(資料が揃っているか等)」 - 確定申告:
「収入の種類(副業・不動産など)/申告が必要になった背景/不安な点」
ポイント
- “長文を書かせない”こと
→ 箇条書きでOK、と添えると入力が軽くなります。
スパム対策・二重送信防止
税理士サイトは、問い合わせフォームに個人情報が入るため、安全面の配慮が信頼にも直結します。
最低限やっておきたいスパム対策
- ボット対策(例:reCAPTCHAなどの導入)
- 送信回数の制限(短時間に連投できない設定)
- 入力値のサーバー側チェック(不正な文字列やURLの扱い)
- “見えない項目(ハニーポット)”を使う方法も有効
二重送信を防ぐ定番策
- 送信ボタンを押したら ボタンを無効化(連打防止)
- 送信後は 完了画面に遷移(同じ画面に戻さない)
- サーバー側で 同一内容の連続送信を弾く(安全策)
- フレームワークの標準機能(CSRF対策等)を適切に使う
“ちゃんとしている感”は、こうした細部にも出ます。
特に士業は、細部の配慮が信用に変わりやすいです。
SEO戦略:税理士は「ローカルSEO×専門ページ×コラム」で伸ばす
税理士のSEOは、やみくもに記事を増やすよりも 「地域で見つけてもらう」×「専門性で選ばれる」×「悩み検索で入口を増やす」 の3点セットが効率的です。
- ローカルSEO:近隣で税理士を探す層(今すぐ客)を取りこぼさない
- 専門ページ:相続・会社設立・クラウド会計など、単価の高い相談を取りにいく
- コラム:相談前の不安・疑問(比較検討層)で入口を増やし、専門ページへつなぐ
狙うべきキーワードの分類(地域/業務/悩み)
初心者はまず、キーワードを3つの箱に分けると迷いません。
「どの箱のページを作るか=どのユーザーを取りにいくか」が一目で整理できます。
1)地域(今すぐ税理士を探している)
- 意図:近くの税理士を比較して、早く相談したい
- 例:地域名+税理士/駅名+税理士/「税理士 近く」など
2)業務(依頼したい内容が決まっている)
- 意図:相続、会社設立、法人顧問など、目的が明確
- 例:相続 税理士/会社設立 税理士/クラウド会計 税理士 など
3)悩み(まだ依頼するか迷っている)
- 意図:何をすべきか分からない、費用や流れが不安
- 例:相続税 いくらから/顧問料 相場/確定申告 依頼すべきか など
例:地域名+税理士/駅名+税理士/相続+地域 など
この3分類に加えて、税理士は「誰向けか」が重要なので、余裕が出たら 業種・属性 で箱を増やすと強くなります。
- 業種:建設業/医療/不動産/IT など
- 属性:法人(小規模)/スタートアップ/副業/不動産所得 など
優先順位の付け方(初心者向け)
- まずは 地域(ローカル)+主力業務(専門) を先に固める
- 次に、相談が多い順に 悩み(コラム) を追加する
- 「全部やる」は挫折しやすいので、最初は 主力2〜3テーマ に絞るのが現実的です
“1ページ1テーマ”でサービスページを作る
税理士サイトのSEOで伸びやすいのは、「◯◯なら任せられそう」が明確な専門ページです。
コツは 1ページに詰め込まない こと。テーマを分けるほど、検索意図に刺さりやすくなります。
おすすめの“1ページ1テーマ”の作り方
- 例:
- 「相続税申告」ページ
- 「会社設立・創業支援」ページ
- 「クラウド会計導入支援」ページ
- 「法人顧問(小規模法人向け)」ページ
※それぞれ “対象者・悩み・流れ・料金の考え方” が違うため、分けるほど強いです。
1テーマページに入れると強い要素(型)
- 誰向けか(対象者・よくある状況)
- 何を、どこまでやるか(支援範囲)
- 進め方(ステップ)
- 料金の考え方(目安+変動条件)
- よくある質問(そのテーマ専用)
- 関連コラム(不安解消の入口)
- 相談導線(このページの内容に合う導線)
ありがちな失敗
- 1ページに「相続・法人・確定申告」を全部まとめる
→ 結果として誰にも刺さらず、検索意図も分散します。
Googleビジネネスプロフィール(MEO)とサイトの連携
「地域で税理士を探す」検索では、地図枠(ローカル)と通常検索の両方が重要です。
サイト単体ではなく、Googleビジネスプロフィール(GBP)とセット運用すると伸びやすくなります。
連携の基本(まずこれだけ)
- GBPの情報を最新に保つ(営業時間・住所・電話・カテゴリ・サービスなど)
- サイト側の「アクセス/対応エリア」ページを充実させる
- 問い合わせ方法(電話・フォーム・面談方法)をGBPとサイトで矛盾させない
ローカルで評価されやすい方向性(考え方)
- Googleのローカルは、ざっくり言うと
“検索意図に合う(関連性)/近い(距離)/信頼されている(知名度・評判)” が揃うほど強くなります。 - つまり、サイト側でできることは
- 何をしている事務所か明確にする(関連性)
- 対応エリア・面談方法を明確にする(距離の不安を減らす)
- 実態が伝わる情報を増やす(信頼性)
注意点
- 情報の不一致(例:営業時間・住所・電話番号)があると、ユーザーの不信にもつながります。
まずは「整合性」を最優先で整えるのが安全です。
公開後の改善:Search Console・GA4で見る指標
SEOは公開して終わりではなく、データで“当たりページ”を伸ばすのが最短です。
見る指標は最初から多くしないで、4〜6個に絞ると継続できます。
Search Consoleで見る(検索でどう見られているか)
- 表示回数:見られているテーマの発見
- クリック数:実際に流入しているテーマ
- CTR:タイトル・説明文・訴求が弱いサイン
- 掲載順位:伸ばすべきページの優先順位付け
GA4で見る(サイト内でどう動いたか)
- 流入別の質(例:自然検索の滞在・回遊)
- 重要行動(例:問い合わせ送信、電話タップ、予約クリック)
→ “重要な行動”は キーイベント として計測すると改善しやすくなります。
改善の回し方(初心者でも続く手順)
- Search Consoleで「表示は多いのにクリックが少ない」ページを見つける
- そのページのタイトル・導入・見出しの順番を、検索意図に寄せる
- GA4で「見たのに動かない」箇所(離脱しやすいページ)を確認
- よくある質問の追記、専門ページへの導線調整など“軽い改善”から当てる
※Search ConsoleとGA4は連携して見ると、検索→サイト内行動まで一本で追いやすくなります。
デザイン方針の決め方(“好み”ではなく“顧客心理”で選ぶ)
税理士サイトのデザインは「おしゃれにする」ことが目的ではなく、第一印象で“信頼できそう”を作り、相談の不安を減らすことが目的です。人はサイトを見た瞬間の印象で、関連性や信頼性をかなり早く判断します。
そこで初心者は、デザインを決める前に次の順で整理するとブレません。
- 誰に(法人/個人/相続)
- 何を不安に思っているか(料金・手続き・人柄・守秘)
- 何を見せれば安心するか(実績の出し方、体制、流れ、FAQ)
- 次の一歩は何か(無料相談/問い合わせ/電話)
この軸で、ターゲット別に“刺さる見せ方”を決めます。
法人向け:堅実・スピード・体制を伝える
法人顧客は「安心して任せられるか」に加えて、スピード感と組織としての対応力を見ます。デザインは“落ち着き+情報の整理”が効きます。
法人向けで強い見せ方(ページ上部でまず伝える)
- 何が得意か(例:月次の早期化、クラウド会計、資金繰り支援など)を1行で明確に
- 体制(担当制/チェック体制/連絡手段)を短く見せる
- 相談の流れ(最短で開始できる目安)を一目で分かる形に
デザインの方針(迷ったらこれ)
- 余白をしっかり取り、情報を“ブロック”で整理(ごちゃつきは不信のもと)
- 写真は「代表+事務所+面談」の最低限でOK(過剰な演出より実在感)
- 実績は盛らずに、支援範囲・進め方・対応領域で納得させる
法人が安心しやすいコンテンツ表現
- “料金”は断定より 「目安+変動条件+見積手順」 をセットで提示
- “スピード”は抽象語ではなく、行動で示す
例:返信目安/月次の進め方/オンライン対応可否
個人向け:親しみ・相談のしやすさ・料金の明確さ
個人は「怒られないかな」「何を用意すればいい?」のように、心理的ハードルが高めです。
デザインは“優しさ”だけでなく、迷わなさ(分かりやすさ)が成果に直結します。
個人向けでまず減らすべき不安
- 料金が分からない(追加費用が怖い)
- 相談のしかたが分からない(何を書けばいい?何を持っていく?)
- 自分のケースでも対応してくれるか分からない(副業・不動産・フリーランス等)
デザインの方針(個人向けの勝ち筋)
- “文章量”で説得しない。図解・箇条書き・短い見出しで理解させる
- 「初回相談で分かること」を前に出す(押し売り感が薄くなる)
- 料金は 例(ケース) を添えると安心しやすい
例:副業の確定申告/不動産所得/複数収入源など(※断定価格ではなく目安で)
個人向けで使いやすいページ部品(あると強い)
- よくある相談例(箇条書きでOK)
- 必要書類の例(全部揃ってなくても相談可、など“逃げ道”も用意)
- FAQ(相談前の不安をつぶす)
相続向け:安心感・実績・手続きの見通し
相続は「期限」「家族関係」「金額」など、ストレスが高いテーマです。
デザインは“情報量を増やす”より、落ち着いて読めて、先が見えることが大切です。
相続で強い見せ方(ユーザーが知りたい順)
- まず 期限と全体の流れ(いつ何をするか)
- 次に 必要資料の目安(何が要るか、揃ってなくてもどうするか)
- 次に 費用の考え方(どこで変動するか、見積手順)
- 最後に 安心材料(守秘、対応体制、連携体制など)
デザインの方針(相続は“静かに強く”)
- 余白多め・文字大きめ・見出し短め(焦っている人ほど読み飛ばす)
- 強い売り文句より、手順の透明性で信頼を作る
- 実績は無理に詳細を出さず、対応範囲と進め方で納得させる(守秘の配慮も同時に伝わる)
相続ページに入れると成約率が上がりやすい要素
- 「よくある状況」→「対応方針」→「相談の流れ」をセットで提示
- 家族が一緒に見る前提で、専門用語を噛み砕く(注釈を短く)
写真撮影の優先度(自撮りは避ける理由)
写真は“雰囲気づくり”ではなく、実在感=信頼の材料です。自撮りが避けられがちなのは、次の欠点が出やすいからです。
- 画角が不自然(近い・歪む)→ 圧が強く見える
- 照明が弱い/影が出る → 疲れて見える・清潔感が下がる
- 背景が生活感(散らかり等)→ 信頼を落とす
写真の優先順位(これだけ撮れば足りる)
- 代表(または担当者)の自然な顔写真(明るい場所・正面寄り)
- 事務所の外観/入口(迷わない・実在感)
- 面談スペース(相談しやすさ)
- スタッフ・作業風景(体制のイメージ)
- アクセスに必要な周辺(ビル名、目印など)
撮影の簡単ルール
- 明るい自然光、背景はシンプル、加工は最小限
- “笑顔すぎ”より、落ち着いた表情の方が士業は合いやすい
- 写真はサイトだけでなく、Googleビジネスプロフィール等でも使い回せる品質にしておくと効率的です(ただしポリシーに沿うこと)
色・フォント・余白で「誠実さ」を作る
誠実さは「配色センス」より、読みやすさと整っている感で伝わります。初心者が迷わないための基準を置きます。
読みやすさの基準(まずはここだけ)
- 本文は小さすぎないサイズ(スマホで読める前提)
- 行間は詰めない(読み疲れ防止)
- 段落間に余白を入れる(視線の休憩を作る)
“誠実に見える”デザインの型
- 色数は増やしすぎない(ベース・文字・アクセントの少数で)
- フォントは種類を増やさない(見出しと本文で2種類まで)
- 余白をケチらない(情報量が同じでも“信頼感”が変わる)
- ボタンや見出しのルールを統一(ページごとに形が違うと不安になる)
SEOにも効くポイント(見た目と中身の接点)
- 表示が遅い・ガタつくサイトは体験が悪く、相談にも不利です
画像を重くしすぎない、動きを盛りすぎない、など「気持ちよく読める」設計を優先しましょう。
費用相場の考え方:価格は“ページ数”より「設計と運用」で決まる
税理士サイトの費用は、ざっくり言うと 初期費用(作る)+運用費(育てる) の合計で決まります。
そして金額差が出る最大要因は、ページ数ではなく 「設計」と「運用をどこまで任せるか」 です。
まずは、初心者が迷わないための“見立て”を置きます。
- 初期費用:設計/デザイン/実装/原稿・写真など素材/各種設定
- 運用費:更新・軽微修正/セキュリティ/バックアップ/改善(SEO・分析)
見積もり項目の内訳(制作/原稿/写真/機能/保守)
見積書の内訳は、最低でもこの5ブロックに分けて見ればOKです。
「何が含まれていて、何が別料金か」をここで仕分けできます。
| ブロック | 具体例 | ここが抜けると起きやすいこと |
|---|---|---|
| 制作(設計・デザイン・実装) | 構成設計、デザイン、コーディング、CMS構築 | “見た目は良いが問い合わせが増えない” |
| 原稿(ライティング) | トップ文、サービス説明、プロフィール、FAQ | 文章が薄くなり、信頼・SEOが伸びない |
| 写真・素材 | プロ撮影、画像加工、図解、アイコン | 実在感が弱くなり、第一印象で不利 |
| 機能・設定 | 問い合わせフォーム、予約、SSL、解析、Search Console、MEO連携 | “計測できない/改善できない”状態になる |
| 保守・運用 | 更新代行、軽微修正、バックアップ、監視、アップデート | 放置→表示崩れ・不具合・脆弱性のリスク |
初心者が特に見落としやすい追加費用
- 原稿の作成・添削(「文章は支給」と書かれているケース)
- 写真撮影(別日程・別費用になりやすい)
- 実績(事例)ページの作り込み、採用ページの追加
- 計測設定(GA4のイベント設計など)が「設置のみ」で終わる
相場がブレるポイント(採用強化・多拠点・特設ページ)
同じ「税理士サイト制作」でも、目的が違うと工数が一気に変わります。
費用が跳ねやすい代表例はこの3つです。
採用強化(採用ページ・導線・コンテンツ増)
- 採用は“会社紹介”ではなく、候補者向けの設計が必要
- インタビュー・写真・数字(働き方、体制)など素材が増えがち
多拠点(支店ページ・エリア別ページ・情報整理)
- 拠点ごとのアクセス・対応エリア・担当体制を整理する必要がある
- 似たページが増えるので、重複を避ける設計が必要
特設ページ(相続・会社設立・クラウド会計など)
- “1ページ1テーマ” の専門ページは強い一方、作り込みに工数がかかる
- 料金表・流れ・FAQ・事例(守秘配慮)など、ページ内の要素が多い
相場の目安感(税理士サイト制作の一例)
- 制作費の“発注データ”では、税理士サイトは 50万円以下/50〜150万円/150万円以上 と幅があり、平均・中央値も提示されています。
- つまり「ページ数」よりも、どこまで設計し、運用まで含めるかで分布が広がるイメージです。
月額型・買い切り型の違い(総額で比較する)
見積比較で失敗しやすいのが、「初期が安い=得」と判断してしまうことです。
税理士サイトは公開後に直す場面が必ず来るので、総額(TCO)で比べるのが安全です。
ざっくり違い
- 月額型(サブスク)
- 初期を抑えやすい/サポートや更新が付くことが多い
- ただし「やめたらどうなるか(データ移管・権利)」を要確認
- 買い切り型
- 初期は大きくなりやすいが、資産として残りやすい
- 運用(保守)を別契約にするケースが多い
初心者向けの比較方法(かんたん)
「2〜3年の総額」で並べると、ほぼ判断できます。
- 総額 = 初期費用 +(月額費用 × 24〜36ヶ月)+ 追加改修(必要になりそうな分)
さらに、次の確認だけで“地雷”をかなり避けられます。
- ドメイン・サーバーの名義は誰か(自分で管理できるか)
- 解約後にサイトは残るか(移管できるか)
- 更新回数や修正範囲に上限があるか(超過単価はいくらか)
- 原稿・写真・SEO改善はどこまで含むか
保守に含めるべきもの(更新・軽微修正・セキュリティ)
保守は「困ったときの保険」ではなく、信頼を落とさないための必需品です。
最低限、次は“含める(または確実に実施する)”のが安全です。
保守に入れておきたい最低ライン(チェックリスト)
- 更新・軽微修正(文言修正、写真差し替えなど)
- CMSやプラグイン等のアップデート対応(該当する場合)
- 定期バックアップ(復元できる形で)
- 障害・改ざんなどの初動対応(連絡窓口と対応時間)
- SSLやフォーム周りの動作確認(問い合わせ導線は最優先)
月額保守の相場が動くポイント
- 「保守だけ」なのか(監視・バックアップ中心)
- 「更新も含む」か(修正回数・ページ追加)
- 「改善も含む」か(SEO・解析・レポート)
見積の段階で、保守は必ず “作業内容のリスト” と “回数・範囲・超過単価” をセットで確認すると、後から揉めにくいです。
制作方法の選択肢(あなたに合うのはどれ?)
税理士のホームページ制作は、選び方を間違えると「見た目は整ったのに問い合わせが増えない」になりがちです。
初心者はまず、次の3軸で自分の優先順位を決めると失敗しにくくなります。
- スピード:最短で公開したい(開業直後・紹介先の確認用など)
- 差別化:相続・医療・建設など、強みを明確にして勝ちたい
- 運用負担:更新やセキュリティを自分でやりたくない/できない
その上で、下の選択肢から合う方法を選びます。
士業特化の月額サービス(スピード重視)
向いている人
- 「まず公開して、最低限の信頼を整えたい」
- 制作に時間をかけられない(開業直後・繁忙期)
- 更新・保守もまとめて任せたい
強み(メリット)
- 公開までが早い:設計がテンプレ化されていて迷いが少ない
- 士業の“型”が入っている:必要ページ(業務案内、料金、問い合わせ等)が揃いやすい
- 月額に運用が含まれることが多い:更新・保守の心理的ハードルが下がる
注意点(ここを確認しないと後悔しやすい)
- 資産の帰属:ドメイン・サーバー・サイトデータが「誰の名義」か
- 解約後:サイトは引き継げるのか/引き継げてもどこまでか
- 差別化の限界:強みを尖らせたい場合、テンプレが足かせになることがある
- SEOの自由度:ページ追加・構造変更・計測設定の自由度がサービスにより違う
費用感の見方(初心者向け)
- 月額型は「初期が安い」より、2〜3年の総額で判断が安全です。
例:初期+月額×36か月+追加改修(必要になりそうな分)
制作会社にフル依頼(差別化・設計重視)
向いている人
- 相続・事業承継など、高単価領域で勝ちたい
- 地域で競合が多く、“選ばれる理由”を設計から作りたい
- コラムや専門ページも含めて、中長期で育てたい
強み(メリット)
- 設計から作れる:ターゲット・導線・専門ページ設計まで一気通貫にできる
- 差別化がしやすい:強みの言語化、構成、見せ方(信頼の根拠)を最適化しやすい
- 成果の再現性が上がる:問い合わせ導線、SEOの土台、計測の整備まで作り込める
注意点(依頼前に必ず確認)
- 「デザインだけ」なのか、「設計・導線・SEOまで」なのか(範囲が全然違います)
- 原稿や写真は誰が用意するのか(ここが遅延・追加費用の原因になりやすい)
- 公開後の保守・改善は誰がやるのか(作って終わりだと伸びにくい)
相見積もりで比較しやすい“質問テンプレ”
- 目的(新規顧問/相続/採用)に合わせたページ構成案は出せますか?
- “1ページ1テーマ”の専門ページ設計はどこまで対応しますか?
- 重要行動(問い合わせ送信、電話タップ等)の計測設定は含まれますか?
- 保守に含まれる範囲(更新回数、軽微修正、セキュリティ対応)は?
テンプレ+自社運用(コスト重視)
向いている人
- とにかく費用を抑えたい(ただし時間は使える)
- 文章作成や更新を自分でできる(または社内で担当できる)
- まずは「紹介先が確認できる最低限」から始めたい
強み(メリット)
- 初期費用を抑えやすい
- 自分のペースで改善できる(差し替え・追記が速い)
- “運用しながら育てる”姿勢と相性が良い
失敗しやすい落とし穴
- テンプレを埋めただけで、誰向け・何が得意が弱いまま公開してしまう
- 料金・流れ・信頼の根拠が薄く、問い合わせが増えない
- セキュリティや更新が止まり、トラブル対応ができない
初心者が最低限やるべき“自社運用の必須タスク”
- 月1回:文章・料金・営業時間などの情報更新
- 月1回:バックアップ確認(復元できる形か)
- 四半期:問い合わせ導線の見直し(フォーム離脱、ボタン配置)
- 半年:専門ページの拡張(主力2〜3テーマから増やす)
WordPress/ノーコードの向き不向き
最後に「何で作るか(システム)」の話です。ここは目的で決めるのが正解です。
WordPressが向くケース
- コラムや専門ページを増やして、SEOで育てたい
- サイト構造を柔軟に変えたい(ページ追加、内部リンク設計、機能拡張)
- “自分の資産”として長く運用したい
WordPressの注意点
- 更新・セキュリティ・バックアップなど運用責任が発生しやすい
- テーマやプラグインの選定次第で、表示速度・安全性が変わる
- 「制作後に誰が面倒を見るか」を決めないと止まりがち
ノーコードが向くケース
- まずはスピード優先で公開したい(見た目と更新の簡単さ重視)
- 小規模で、ページ数が多くない(5〜20ページ程度からスタート)
- チーム内でデザイン調整まで行う体制がある
ノーコードの注意点
- 高度なカスタマイズや複雑な構造は、後から詰まりやすい
- 乗り換え(移管)のしやすさはサービス次第
- SEOは「設定すればOK」ではなく、結局は設計と中身が勝負
迷ったときの選び方(超シンプル版)
- 最短で公開したい/運用も丸投げしたい → 士業特化の月額サービス
- 相続・専門特化で勝ちたい/設計から作りたい → 制作会社にフル依頼
- 費用を抑えて自分で育てたい → テンプレ+自社運用
- SEOで記事も増やす前提 → WordPress寄り
- 少ページで素早く運用 → ノーコード寄り
「どれが正解」ではなく、あなたの優先順位に合うものが正解です。
特に税理士サイトは、信頼(E-E-A-T)と導線が成果を左右するので、制作方法より先に「ターゲット・主力サービス・相談導線」を固めるほど成功率が上がります。
税理士向け制作会社の選び方:比較で見るべき10項目
税理士サイトは「見た目」よりも、信頼(YMYL領域)と導線設計で成果が分かれます。
相見積もりでは、価格だけを比べるとほぼ失敗します。まずは下の 10項目を“同じ条件”で比較してください。
比較で見るべき10項目(一覧)
- 税理士・士業の制作実績(成果に直結する中身)
- ヒアリング力(強み・ターゲットの言語化)
- SEO設計(ローカル×専門ページ×コラムの分担)
- 原稿支援(取材・構成・監修の整え方)
- 写真・素材(実在感と安心材料の作り方)
- 計測・改善(Search Console/GA4/問い合わせ計測)
- 保守契約(速度・回数・範囲・セキュリティ)
- 著作権・データの帰属(退会・移管まで含む)
- セキュリティ/個人情報運用(フォームと運用ルール)
- 見積の透明性/体制(担当者・進行・修正ルール)
このあと、見出しごとに「何を見ればいいか」「落とし穴」を具体化します。
税理士・士業の制作実績(“数”より“中身”)
見るべきは実績の“数”ではなく、再現性です。次の観点で聞くと、実力差が出ます。
チェックポイント
- 実績の中に、あなたの狙いに近いものがあるか
例:法人顧問の集客/相続の相談増/採用強化 など - そのサイトは「どの導線で問い合わせを増やした」か説明できるか
(デザイン自慢だけだと危険) - サイト構成の意図が言語化されているか
例:「専門ページ→FAQ→問い合わせ」など、勝ち筋があるか
要注意サイン
- 実績URLを見せられない(守秘は理解できるが、説明ゼロは危険)
- どのページが成果に効いたか話せない
- 事例が“見た目の違い”しか語れない
ヒアリング力(強みの言語化を手伝えるか)
税理士サイトで最も重要なのは、「誰に」「何を」「どう解決するか」をブレなく決めることです。
ここを制作会社が一緒に作れないと、デザインやSEOを頑張っても成果が伸びにくいです。
チェックポイント
- ヒアリングが「好きな色・参考サイト」中心になっていないか
→ 正しくは「ターゲット・主力サービス・単価・対応体制・地域/オンライン」中心 - “強み”を抽象語で終わらせず、具体化してくれるか
例:「親身」→「返信目安」「連絡手段」「担当制」「進め方」へ落とす - 競合比較を踏まえて、勝ち方(ポジション)を提案できるか
要注意サイン
- 初回から「トップはかっこよく」など見た目の話が先行
- 「とりあえずページ数を増やしましょう」しか言わない
SEOの考え方(短期施策と中長期施策が分かれているか)
税理士SEOは、短期(ローカル/指名寄り)と中長期(専門・悩み系)を分けると失敗しにくいです。
チェックポイント
- ローカル(地域)・専門ページ・コラムの役割分担があるか
- ローカル:近隣で探す人の受け皿
- 専門:相続・会社設立・クラウド会計などの“決め打ち”
- コラム:相談前の不安を拾って専門ページへつなぐ
- “1ページ1テーマ”の設計ができるか(特に相続・法人顧問)
- 公開後の改善を前提にしているか(計測→改善の提案があるか)
要注意サイン
- 「SEOは記事を毎月◯本書けばOK」だけ
- 検索意図の話がなく、キーワードだけを並べる
原稿・写真・事例づくりの支援範囲
税理士サイトは、文章と素材が“信頼の本体”です。
ここが弱いと、どれだけ綺麗でも「相談して大丈夫?」で止まります。
チェックポイント(原稿)
- 原稿は誰が作るのか(制作側が作る/共同/完全支給)
- 取材(ヒアリング)から文章に落とす工程があるか
- 監修・プロフィール・体制・守秘など、信頼要素を設計できるか
チェックポイント(写真・事例)
- 写真撮影の提案があるか(代表・事務所・面談スペースなど最低限)
- 事例や声を、守秘に配慮しながら“出せる形”にしてくれるか
例:匿名・属性・プロセス中心での提示
要注意サイン
- 「文章は適当に埋めてください」で終わる
- 写真がフリー素材だらけ(実在感が弱くなりやすい)
保守契約の中身(対応速度・回数・範囲)
保守は「困ったら連絡」ではなく、不具合・改ざん・更新停止を防ぐ仕組みです。
見積の時点で、以下を必ず文字で揃えて比較してください。
チェックポイント
- 対応時間(平日何時まで/緊急時は?)
- 含まれる作業範囲
例:文言修正、画像差し替え、軽微レイアウト、ページ追加の扱い - 回数上限と超過単価
- バックアップ頻度・復元対応の有無
- CMS(例:WordPress)ならアップデート運用が含まれるか
要注意サイン
- 「保守一式」で中身が不明
- “更新は別料金”が多すぎて、結局動かせない
著作権・ドメイン・サーバーの取り扱い(退会時も確認)
ここを曖昧にすると、後から最も揉めます。
初心者ほど「データの持ち主」を最初に確定させてください。
チェックポイント
- ドメインの名義:自社(本人)か、制作会社か
- サーバーの契約者:自社か、制作会社か
- デザイン・原稿・写真の著作権/利用範囲(納品後に自由に使えるか)
- 退会・解約時:サイトの引き渡し(データ移管)の可否と費用
要注意サイン
- 「解約後はサイトが使えません」系の条件が強いのに説明が薄い
- ドメイン移管に非協力(将来の自由度が下がる)
セキュリティ/個人情報の運用ルール
税理士サイトは問い合わせで個人情報が集まりやすく、フォーム周りが狙われやすいです。
見た目より、運用ルールを聞くと信頼できる会社か分かります。
チェックポイント
- フォームの基本対策:スパム対策、二重送信防止、暗号化(SSL)など
- 運用面:権限管理(誰が更新できるか)、ログイン対策、バックアップ
- インシデント時:改ざん・不正アクセス時の初動と連絡フロー
- 個人情報の扱い:問い合わせ内容の保存期間、共有方法、委託範囲
要注意サイン
- セキュリティを「大丈夫です」で終わらせる
- バックアップや復元の話が出てこない
質問テンプレ:相見積もりで同条件にする聞き方
相見積もりは、質問を揃えるほど精度が上がります。下をそのまま使ってOKです。
A. 目的と成果(前提合わせ)
- 目的は「新規顧問(法人/個人)」「相続」「採用」のどれを主に想定しますか?
- その目的なら、最小で何ページ構成が適切ですか?(理由も)
B. 設計と導線
- ファーストビューで「誰向け・得意分野・相談導線」をどう設計しますか?
- 問い合わせ導線(CTA/フォーム)はどこまで提案・実装しますか?
C. SEOと運用
- ローカル・専門ページ・コラムの役割分担をどう設計しますか?
- 公開後の改善(Search Console/GA4)をどこまで支援しますか?
D. 原稿・写真・事例
- 原稿は誰が作りますか?取材・構成・修正はどこまで含まれますか?
- 写真撮影は提案・手配できますか?最低限撮るべきカットは?
E. 保守と権利
- 保守に含まれる作業(回数・範囲・超過単価)を一覧で出せますか?
- ドメイン/サーバーの名義、解約時の移管、データ納品範囲を明記できますか?
F. セキュリティ
- フォームのスパム対策・二重送信防止・改ざん時の対応フローは?
- バックアップ頻度と復元対応の可否は?
このテンプレで回答が具体的な会社ほど、制作後の“運用”まで強いことが多いです。
制作の進め方(最短で公開し、公開後に育てる)
税理士サイトは「完璧に作ってから公開」より、最小セットで早く公開→公開後に改善の方が成果につながりやすいです。
理由はシンプルで、公開して初めて 検索データ・問い合わせデータ が取れ、当たり外れが分かるからです。
ここでは初心者でも迷わないように、制作を4ステップに分けて進め方を整理します。
ステップ1:要件整理(目的・ターゲット・提供サービス)
最初に固めるのは「デザイン」ではなく、作る理由と言葉です。ここがブレると全部ズレます。
最低限決めること(これだけでOK)
- 目的:新規顧問/相続・事業承継/採用(主目的を1つ)
- ターゲット:法人 or 個人、業種、地域、相談のきっかけ(悩み)
- 主力サービス:3つまで(例:法人顧問、会社設立、相続)
- 対応範囲:来所/訪問/オンライン、対応エリア、受付時間
- 相談の入口:無料相談の有無、範囲、返信目安
“軸”を1行にする(制作の羅針盤)
- 「(ターゲット)に向けて、(悩み)を、(強み)で解決する」
ここで決めておくと後がラク
- 料金の出し方:目安レンジ+変動条件+見積手順
- 実績の出し方:守秘に配慮して「件数/属性/プロセス」で示す、など
ステップ2:サイトマップと導線設計
ページを増やす前に、ページの役割と次の一歩(問い合わせ)をつなぎます。
最小サイトマップ(まず公開の5〜8ページ)
- トップ
- 業務案内(悩み別に整理)
- 料金
- 事務所紹介
- お問い合わせ
- アクセス/対応エリア
- プライバシーポリシー
- (必要なら)FAQ
導線設計の基本(迷わせない)
- CTA(相談ボタン)は2種類まで
例:無料相談/問い合わせ(見積相談) - CTAの置き場所は「納得した直後」
サービス説明後、料金後、FAQ後 - 各ページのゴールを1つに絞る
例:料金ページのゴールは「不安解消→問い合わせ」
専門ページの設計(伸ばす前提なら早めに構想)
- 相続/会社設立/クラウド会計などは 1ページ1テーマで作ると強い
- ただし最初は主力2〜3テーマに絞り、公開後に増やす
ステップ3:原稿・写真の準備(ここが遅延要因)
制作が遅れる最大要因は「素材待ち」です。ここを先に片付けると、公開が一気に早まります。
原稿準備:ページごとに“型”で集める
- トップ:強み1行+対象者+対応領域+安心材料(返信目安など)
- 業務案内:悩み→解決→範囲→流れ→料金の考え方
- 料金:目安/含む範囲/変動条件/追加費用の例/見積手順
- 事務所紹介:経歴の羅列ではなく、安心材料(体制・連絡手段・守秘)
- 問い合わせ:無料相談の範囲、流れ、フォーム入力の例
写真準備:最低限これだけで“実在感”が出る
- 代表(または担当者)顔写真
- 事務所外観/入口(迷わない)
- 面談スペース(相談しやすさ)
- (余裕があれば)スタッフ・作業風景
事例・お客様の声(守秘前提の現実的な出し方)
- 実名なしでもOK:属性(業種/規模)+課題→対応→変化
- 数値が出せない場合は「不安が減った」「進め方が見えた」などでも十分価値になる
ステップ4:デザイン→実装→公開前チェック
ここまで揃っていれば、デザインは「好み」ではなく顧客心理に合わせた型で迷わず決められます。
実装が終わったら、公開前に“事故るポイント”だけを潰します。
公開前チェックリスト(表示速度/スマホ/フォーム/SEO基本)
表示速度(体験=信頼)
- 画像が重すぎない(必要以上に高解像度にしない)
- フォントやアニメーションを盛りすぎない
- 主要ページが体感でサクサク開く
スマホ(税理士サイトはスマホ閲覧が多い)
- 文字が小さすぎない/行間が詰まっていない
- ボタンが押しやすい(タップしやすい間隔)
- 料金表・表が横はみ出ししない
フォーム(最後の関門)
- 必須項目が多すぎない
- エラーが分かりやすい(どこが原因か一目で)
- 自動返信メールが届く
- スパム対策が入っている
- 二重送信防止(連打で複数送信されない)
SEOの基本(まずは土台)
- タイトル・説明文がページの内容と一致している
- 見出しの順序が自然(内容が重複していない)
- 重要ページに内部リンクが通っている(トップ→業務→料金→問い合わせ)
- 画像に代替テキスト(説明)が入っている
- インデックスされる状態になっている(検索に出る設定)
- サイトマップ送信・計測導入(Search Console / GA4)
公開直後にやること(最短で“育てる”)
- Search Consoleでインデックス状況を確認
- 問い合わせ導線のテスト(自分で送信して運用フロー確認)
- 表示回数が出ているのにクリックが少ないページから改善(タイトル・導入・見出し)
公開後に差がつく運用(E-E-A-Tを積み上げる)
公開した瞬間から、税理士サイトの勝負は 「信頼を増やす運用」に移ります。
特に税理士は“お金・税”という重要テーマなので、検索でもユーザーでも 「安心して相談できるか」 が最優先です。
運用のコツはシンプルで、次の3つを回し続けることです。
- 情報の鮮度:制度・期限・手続きは古いと一気に不信に
- 実在感:誰が、どうやって、どんな経験で支援するのか
- 導線の改善:順位より「相談が増えたか」で判断する
更新ネタの作り方:相談で多い質問を記事化する
初心者が最もラクで強いのは、実務で出てくる質問を“そのまま記事の型”にすることです。
狙うのは「難しい専門論点」より、相談前の不安を消すテーマ。
1)相談を“3分類”すると、ネタが枯れません
- 不安系:いくらかかる?どう進む?何を用意?
- 比較系:税理士に頼むべき?自分でできる?丸投げ可?
- 条件分岐系:法人/個人、副業、不動産、相続などで何が違う?
✅ 相談メモ(電話・面談・メール)を、週1回まとめて「見出し」に変換するだけでOKです。
2)記事を“受注につながる形”に変えるテンプレ
記事は、読まれて終わりではなく「相談の入口」にするのが目的です。
- 冒頭:結論(まず安心)
- 次:判断の基準(あなたはどっち?)
- 次:必要な準備(これだけやれば進む)
- 最後:相談した方がいいケース(背中を押す)
- CTA:無料相談の範囲/返信目安/料金の考え方(トラブル予防にもなる)
3)優先順位の付け方(ネタが多すぎる問題の解決)
「書くべき順」を決めると継続できます。おすすめはこの表です。
| 軸 | 見るポイント | 判断のコツ |
|---|---|---|
| 相談頻度 | よく聞かれるか | 週1以上なら強い |
| 受注単価 | 事務所の利益に効くか | 相続・法人顧問などは優先度が上がる |
| 作りやすさ | すぐ書けるか | まず“書けるもの”から出して回す |
📌 「頻度が高い×作りやすい」 を先に量産すると、サイト全体の信頼が積み上がります。
4)E-E-A-Tを“記事に埋め込む”小技
- 監修・執筆者情報(資格・経歴・対応領域)を明示
- 更新日(いつ見直したか)を明確に
- 一次情報(国税庁・自治体・公的機関など)への参照リンクを置く
- 体験・現場の補足(例:相談で多い落とし穴、提出で詰まりやすい点)を短く入れる
事例・お客様の声の増やし方(守秘に配慮した型)
税理士サイトの「信頼」は、実績の派手さより “具体的な支援の形”で作れます。
守秘があるからこそ、匿名でも成立する事例の型を持つのが強いです。
守秘に配慮した「事例ページ」テンプレ(そのまま使える)
- 属性(ぼかす):地域/業種/規模感(例:従業員〜名、小規模法人など)
- 相談の背景:何に困っていたか(不安・期限・体制)
- 課題の整理:争点は何だったか(専門用語は噛み砕く)
- 対応内容:何をどこまで、どう進めたか(プロセスで見せる)
- 成果:数字が出せないなら「見通しが立った」「手戻りが減った」でもOK
- 期間感:初回相談〜完了までの目安(ざっくりで良い)
- ひとこと:同じ状況の人への注意点(トラブル予防)
✅ “数字”が弱くても、プロセスが具体的だと強いです。
(税理士は「どう進むか」が分かるだけで安心が大きい)
お客様の声が集まらないときの現実解
- 依頼完了のタイミングで、質問を3つに絞る
- 相談前に不安だったこと
- 依頼して良かった点
- 迷っている人への一言
- 実名NGなら「イニシャル・属性のみ」で掲載
- 文章が苦手な人には、口頭回答→こちらで整形(確認してもらう)
📌 注意:掲載は必ず同意を取り、掲載範囲(匿名・期間・修正可否)を決めておくと安全です。
順位より大事:問い合わせに繋がるページの改善
順位が上がっても、相談が増えなければ意味がありません。
改善は「流入があるページ」から着手するのが最短です。
まず見るべき指標(初心者はこれだけ)
- Search Console:表示回数/クリック/CTR(クリック率)
- GA4:重要行動(フォーム送信、電話タップ等)=キーイベント
- 自社指標:問い合わせ率(問い合わせ数 ÷ セッション)
✅ 改善の当たり所は2パターン
- 表示回数は多いのにクリックが少ない
→ タイトル・冒頭の結論・見出しの順番を見直す - クリックはあるのに問い合わせが少ない
→ ページ内の不安(料金・流れ・守秘・体制)とCTAを見直す
“問い合わせにつながる改善”の優先順位
やることを増やさず、効く順に直します。
- 不安を消す:料金の考え方/追加費用の条件/対応範囲/返信目安
- 迷いを消す:CTAを1〜2種類に絞る/設置場所を増やしすぎない
- 信頼を補強:顔写真、事務所情報、監修、事例、FAQ
- 読みやすさ:見出し短く、箇条書き、余白、図解
📌 税理士サイトは「強いセールス」より、安心の設計が成果につながりやすいです。
リニューアル判断の目安(いつ、何を直すべきか)
リニューアルは大きな投資なので、いきなり全改修せず “直すべき理由”を明確にします。
判断は「見た目」ではなく、目的・数値・リスクで決めるのが安全です。
リニューアルを検討しやすいタイミング
- 目的が変わった(例:法人顧問→相続特化、採用強化など)
- 主力サービスを増やした/減らした(設計が合わなくなる)
- スマホで読みにくい・フォームが使いづらい(機会損失が大きい)
- 表示速度や安定性が悪い(離脱や信頼低下につながる)
- 運用が回らない(更新が止まり、情報が古く見える)
- セキュリティ・保守が危うい(更新できないCMSなど)
まずは“全面”ではなく、部分改修で効くケース
次に当てはまるなら、全面リニューアルより 部分改善が先です。
- 流入はあるのに問い合わせが少ない
→ 料金・FAQ・CTAの改善が先 - 特定サービスの相談を増やしたい
→ 専門ページ追加(1テーマ1ページ)が先 - 地域の相談が欲しい
→ 対応エリア/アクセス/実在情報の強化が先
リニューアル時に“必ず変えるべき順番”
- ① 設計(誰に何を)
- ② 導線(どこで相談へ)
- ③ コンテンツ(不安を潰す)
- ④ 最後にデザイン(信頼を支える)
✅ この順番を守ると、「綺麗だけど成果が出ない」を避けられます。
よくある質問(税理士ホームページ制作)
開業前でも作れる? 最初は何ページ必要?
開業前でも作れます。むしろ開業前の方がスムーズなことも多いです。名刺・紹介・金融機関・提携先に「確認できる公式情報」を出せるようになります。
最初に必要なページ数の目安
- 最小:5〜8ページ(まず公開して信頼と導線を整える)
- トップ/業務案内/料金(考え方)/事務所紹介/お問い合わせ
- アクセス・対応エリア/プライバシーポリシー/(必要なら)FAQ
開業前に用意しておくと早い素材
- 「誰向け」「何が得意」を1文で(例:小規模法人の月次支援、相続、創業など)
- 相談の流れ(問い合わせ→面談→見積→契約)
- 返信目安(例:24時間以内など、運用できる範囲で)
- 顔写真(できれば撮影写真)と事務所情報(住所・対応エリア・面談方法)
※住所が未確定でも、「対応エリア」「オンライン可」「開業予定日」を明記して先に公開するのは現実的です。
料金は載せた方がいい?載せるならどう書く?
多くのケースで、載せた方が問い合わせは増えやすいです。理由は「料金が分からない不安」で離脱する人が多いからです。
ただし税理士業務は条件で変わるため、“断定価格”より透明性が重要です。
載せ方のおすすめ(初心者向けの安全な型)
- 料金の目安(レンジ):例「月額◯〜◯円が中心」など
- 含まれる範囲:何が基本料金内か
- 変動する条件:売上規模、仕訳量、面談頻度、業種の複雑さ等
- 追加費用が出る代表例:年末調整、税務調査対応、スポット相談など
- 見積手順:ヒアリング→概算→資料確認後に正式見積
トラブルを減らす一言
- 「正式なお見積もりはヒアリング後に提示します」
- 「税額の確定的判断は個別状況の確認が必要です」
“安さ”を強調するより、条件が明確な方が信頼されやすいです。
ブログは必要? 更新頻度は?
結論、必須ではありません。ただし、SEOや信頼の積み上げには役立ちます。
初心者が失敗しない考え方は「ブログ=集客装置」ではなく、相談前の不安を減らす資料庫として運用することです。
ブログが特に効きやすいテーマ
- 相談で多い質問(必要書類、期限、手続きの流れ、よくあるミス)
- 「依頼すべきか迷う」比較(自分でやる vs 税理士に頼む)
- サービスの“境界線”を明確にする内容(どこまで対応/何が別料金)
更新頻度の目安(続く設計が正解)
- まずは 月2本でもOK(質と継続が優先)
- 余裕があれば週1本
- 重要なのは「新規を量産」より、読まれている記事の追記・更新です
※税務は制度変更があり得るので、ブログをやるなら「更新する前提」で、更新日を出す運用が向いています。
ドメイン・メール・サーバーは誰が持つべき?
基本は 自分(事務所)が持つのが安全です。
制作会社に任せきりにすると、解約時に移管できず「サイトが資産にならない」リスクが出ます。
おすすめの持ち方(初心者向け)
- ドメイン:事務所名義で取得(更新も自分で管理できる)
- サーバー:事務所名義で契約(制作会社は“管理権限”のみ付与でもOK)
- メール:独自ドメインメールを事務所側で管理
- 送信の信頼性のため、SPF/DKIM/DMARCなどの設定が必要になることがあります
制作会社に運用を任せる場合の最低条件
- 「いつでも移管できる」ことが契約書・仕様書に明記されている
- ドメイン移管・データ引き渡しの費用と手順が明確
- 管理画面(CMS等)のアカウントを事務所側も保持する
契約で揉めやすいポイントは?
税理士サイトの制作は、揉める原因がだいたい決まっています。
契約前に「文章で」揃えるだけで回避しやすいです。
揉めやすいポイント(要チェック)
- 制作範囲:どこまでが制作費に含まれるか(ページ数、機能、原稿、写真、図解)
- 修正回数と定義:「軽微修正」の範囲、回数、超過単価
- 納品物:何が納品されるか(デザインデータ、文章、画像、CMS設定、マニュアル)
- 権利関係:原稿・写真・デザインの利用範囲、二次利用、素材のライセンス
- SEOの扱い:「順位保証」ではなく、何をやるのか(設計・計測・改善)が明確か
- 保守の中身:対応速度、対応時間、バックアップ、セキュリティ、更新作業
- 解約時:サイト移管・データ引き渡し・費用・期限
- スケジュール:素材提出の期限と、遅延時の扱い(ここが一番ズレやすい)
初心者向けの一言
- 口頭ではなく、仕様書(スコープ)に落としてから契約する
- 「含まれる/含まれない」を表で出してもらう
これだけで、トラブル確率がかなり下がります。
まとめ:今日やるべき3つ(迷ったらここから)
「税理士 ホームページ 制作」で成果を出す最短ルートは、作り込みではなく “迷いを消す3つの準備” から始めることです。
今日やるべきは、次の3つだけでOKです。
①目的とターゲットを1行で書く
まずは「誰の、何のためのサイトか」を固定します。ここがブレると、見た目もSEOも導線も全部ズレます。
1行テンプレ(そのまま使えます)
- 「(地域/属性)の(法人/個人)に向けて、(主な悩み)を(強み/進め方)で解決する税理士事務所です」
例(作り方のイメージ)
- 「都内の小規模法人に向けて、経理の負担と月次の遅れをクラウド会計×伴走支援で整える税理士事務所です」
- 「相続の手続きが不安なご家族に向けて、期限と流れを見える化して申告まで支援する税理士事務所です」
✅ ポイントは“抽象語を避ける”こと
- 「親身」「地域密着」ではなく、対象・悩み・進め方で書くと伝わります。
②最小のサイトマップ(5〜8ページ)を作る
最初から全部盛りにしない方が、早く公開できて改善も回ります。まずは「信頼と相談導線の最低ライン」を作ります。
最小サイトマップ(この順で作ると早い)
- トップ(誰向け・得意・相談導線を一目で)
- 業務案内(悩み別に整理)
- 料金(目安+変動条件+見積の流れ)
- 事務所紹介(安心材料:体制・対応姿勢・連絡手段)
- お問い合わせ(フォーム+無料相談の範囲+返信目安)
- アクセス/対応エリア
- プライバシーポリシー
- (必要なら)よくある質問
📌 迷ったら、各ページのゴールを1つに絞るのがコツです
- 例:料金ページのゴール=「不安が消えて問い合わせできる状態」
③比較軸を揃えて見積もりを取る
見積もり比較で失敗しやすいのは「金額だけ」を見ることです。必ず“同条件”で比較します。
比較で揃えるべきチェック項目(最低限)
- 制作範囲:ページ数/機能(フォーム・予約など)/原稿/写真
- 設計:ターゲット・導線・専門ページ(1ページ1テーマ)の考え方
- SEO:ローカル/専門ページ/コラムの役割分担
- 計測:GA4・Search Console・問い合わせ計測(キーイベント)
- 保守:更新回数/軽微修正の範囲/バックアップ/セキュリティ対応
- 権利:ドメイン・サーバー名義/解約時の移管/データ納品範囲
相見積もり用の質問テンプレ(コピペOK)
- 「税理士サイトで成果を出すために、どのページを最優先で作りますか?理由も教えてください」
- 「原稿・写真は誰が何をどこまで担当しますか?(取材/作成/修正回数)」
- 「保守に含まれる作業を“一覧”でください(回数・範囲・超過単価も)」
- 「ドメイン/サーバーの名義と、解約時の移管条件(費用・手順)を明記できますか?」
✅ これで、見積の“安い高い”ではなく「成果に必要な中身」で判断できます。
税理士サイトは、派手な演出よりも、安心して相談できる情報設計が強い世界です。
一度しっかり土台を作って、更新・事例・改善でE-E-A-Tを積み上げていけば、
広告に頼りすぎずに、紹介にも強い「選ばれる事務所サイト」になっていきます。
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