治療院ホームページ制作の教科書|予約が増える構成・費用・運用まで

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治療院のホームページ、こんなふうに悩んでいませんか?

「作ったのに予約が増えない…何が足りないの?」
「整体・整骨・鍼灸…同じような院が多くて、どう差別化すればいい?」
「費用の相場が分からない。安いプランで大丈夫?」
「制作会社に頼むべき? 自作でもいける? 判断基準が知りたい」
「Googleマップ(MEO)とSEO、どっちを優先すればいい?」
「“効果を断定しない”ってよく聞くけど、どこまで書いてOKなの?」
「公開してから何をすれば“集客が安定”するの?」

治療院のホームページは、ただ「きれいに作る」だけでは成果につながりません。
予約が増える院のサイトには共通して、次の3つがきちんと設計されています。

  • 予約につながる導線(電話/LINE/Web予約の置き方、迷わせない導き方)
  • 地域で見つけてもらう仕組み(SEO・MEOの役割分担、症状ページの作り方)
  • 信頼が積み上がる情報(料金の透明性、スタッフ情報、表現ルール、根拠の示し方)

そして重要なのが、ホームページは公開後が本番だということ。
小さく公開して、数字を見て改善し続けることで、サイトは「作業物」から「資産」に変わります。

この記事では、初心者でも理解できるように、治療院ホームページ制作を ゼロから順番に解説します。

  • まず押さえるべき結論(成果の決まり方)
  • 制作前の準備(ターゲット・強み・地域の言語化)
  • 必須ページと、予約が増える導線設計
  • SEO・MEOで地域集客を伸ばす方法
  • 表現ルール(法令・ガイドライン配慮)
  • 制作方法の選び方(自作/テンプレ/オーダー)
  • 費用相場の読み方と見積もりチェック
  • 制作会社・フリーランスの選び方
  • 公開後の運用・改善の回し方

「何から手を付ければいいか分からない」を、この記事で終わらせましょう。
読み終える頃には、あなたの治療院に必要な “最短で成果に近づく手順”が、はっきり見えるはずです。

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目次

まず押さえる結論:治療院サイトは「予約導線×地域集客×信頼」で成果が決まる

治療院のホームページは、デザインがきれいでも 「予約までの導線」 が弱いと成果が出ません。逆に言うと、次の3点を揃えるだけで“勝ち筋”が見えます。

  • 予約導線:迷わず予約できる(電話/LINE/Web予約)
  • 📍 地域集客:地名で見つかる(検索+マップ)
  • 🤝 信頼:初めてでも不安が消える(人・根拠・運営情報)

予約導線:ゴールは「予約ボタンを押す」ではなく「予約が完了する」

予約導線で大事なのは、ボタンの数ではなく “迷いを消す順番” です。

最低限そろえる導線セット(初心者向け)

  • 予約手段は3つまで:電話/LINE/Web予約(無理に増やさない)
  • 予約ボタンは固定表示(スマホの下部に常時表示が理想)
  • 予約前に必要な情報を先に見せる
    • 料金の目安(最低料金・追加の可能性)
    • 所要時間(初回の目安)
    • 受付時間・当日対応の可否
    • 場所(駐車場・入口の写真があると強い)

フォーム(またはLINE)で離脱を減らすコツ

  • 入力項目は「名前・連絡先・希望日時・簡単な相談内容」程度に絞る
  • 予約完了後の案内(返信のタイミング/当日の持ち物/キャンセル方法)を明確にする
  • “送ったのに返事が来ない不安”を消すために、返信時間の目安を書いておく

地域集客:検索とマップで「同じ情報」が確認できる状態にする

地域で探す人は、検索結果→サイト→地図(Googleビジネスプロフィール)を行き来します。ここで情報がズレると不信感が出ます。

まず統一すべき3点(よくある落とし穴)

  • 院名表記(全角・半角・カッコの有無まで揃える)
  • 住所(丁目・番地表記の揺れをなくす)
  • 電話番号(固定/携帯、どれを主に使うか決める)

“地域で見つかる”ための最短設計

  • トップに「地域+業態」が自然に入る(例:〇〇市の整体/整骨院/鍼灸院)
  • アクセスページを充実させる(地図・駐車場・目印・最寄駅からの道順)
  • 施術メニューや症状ページにも地域要素を入れる(不自然な詰め込みはしない)

信頼:治療院は「不安を減らす情報」がそのままCV(予約)に直結する

治療院の選択は、初回は特に「相性が合うか」「安全か」「誠実か」で決まります。ここを丁寧に作るのが E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の土台になります。

信頼を作る“3つの証拠”

  1. 人の情報:院長・スタッフの経歴、考え方、顔写真
  2. 提供内容の透明性:料金、施術の流れ、対応範囲(できる/できない)
  3. 運営の誠実さ:所在地、連絡先、プライバシー方針、キャンセル規定

初めての人が気にするポイント(ここを先回りして書く)

  • 何回通う前提なのか(断定ではなく“目安と理由”)
  • 痛い施術なのか、子ども連れはOKか、服装はどうするか
  • 保険の扱い(対象・対象外、必要なもの)

ホームページに期待する役割を1枚に整理する(新規/リピート/採用)

制作を始める前に、これだけは紙1枚にまとめてください。ここが曖昧だと、見た目は良くても「何を見せるべきか」がブレます。

1枚シート(テンプレ)

  • 目的(優先順位):新規集客/既存の再来院/採用(上から順に並べる)
  • 主なターゲット:誰のどんな悩み(例:デスクワークの肩こり/産後の不調)
  • 強み(3つまで):技術・通いやすさ・安心材料の3カテゴリで考える
  • 予約手段:電話/LINE/Web予約(メインを決める)
  • 成果指標:月の問い合わせ数、予約率、採用応募数など(1〜2個でOK)

目的別に“優先して作るページ”が変わる

  • 新規重視:症状別/メニュー/初めての方へ/料金/アクセス/FAQ
  • リピート重視:予約のしやすさ/空き枠案内/通院中のよくある質問/お知らせ
  • 採用重視:採用ページ(働く環境・教育・1日の流れ・スタッフの声)

成果が出ない典型パターン(作って終わり・情報不足・強み不明)

「頑張って作ったのに予約が増えない…」は、ほとんどが次のどれかです。先に潰しておけば、遠回りを避けられます。

失敗パターン1:作って終わり(更新されない・改善されない)

  • お知らせが数年前で止まっている
  • 予約や問い合わせの導線がそのまま(数値を見ずに放置)
  • 改善の優先順位がない(何から直すか決められない)

対策:月1回だけでいいので「予約導線」と「アクセス解析(クリック・流入)」を確認する

失敗パターン2:情報不足(初めての不安が消えない)

  • 料金が分かりにくい(追加の条件が不明)
  • 施術の流れが見えない(初回の所要時間・持ち物が不明)
  • 院長やスタッフの情報が薄い(誰が対応するのか分からない)

対策:不安が出やすい項目(料金/流れ/人/場所)を“先回り”で書く

失敗パターン3:強み不明(結局どこも同じに見える)

  • 「根本改善」「地域No.1」など抽象表現だけ
  • 何が得意で、誰に向くのかが書かれていない
  • 症状ページが薄く、検索意図に答えていない

対策:強みは「誰の」「何の悩み」を「どういう方針で」支えるかまで具体化する
(例:症状の考え方/施術の流れ/通院提案の基準/セルフケアの範囲 など)

失敗パターン4:検索エンジン向けになりすぎて、読者の納得が弱い

  • キーワードの詰め込みで読みにくい
  • 断定が多く、根拠や注意点がない
  • 同じような文章が量産されて“独自性”が出ない

対策:院の経験・方針・具体的な運用(受付、予約対応、対応範囲)を入れて“あなたの院らしさ”を作る

制作前の準備:ターゲット・強み・対応エリアを言語化する

ホームページ制作で一番つまずきやすいのが、「誰に、何を、どこで提供する院なのか」が言葉になっていない状態のまま作り始めてしまうことです。
ここを先に固めると、ページ構成・文章・SEOまで一気にブレなくなります。

患者さんの検索行動を想定して「来院理由」を分解する

治療院を探す人の検索は、ざっくり言うと 「場所」か「悩み」 から始まります。
この2ルートを先に分解しておくと、狙うキーワードも、作るべきページも自然に決まります。

地域名×業態(整体・整骨・鍼灸・マッサージ)

これは「今すぐ行ける院を探している」パターンです。比較検討が速いので、入口で迷わせない設計が重要になります。

よくある検索例

  • 「〇〇駅 整体」
  • 「〇〇市 整骨院」
  • 「〇〇区 鍼灸院」
  • 「近くの マッサージ」

この検索の人が見たいこと(優先度順)

  • どこにある?(地図・駐車場・道順)
  • いつ行ける?(受付時間・予約の取りやすさ)
  • いくら?(料金の目安・追加条件)
  • どんな人が施術?(院長・スタッフ・資格)
  • 自分の悩みは対応?(得意領域が一言で分かる)

制作メモ(ページに落とす形)

  • トップ:地域+業態+強み(1行で)
  • アクセス:写真つき(外観・入口・駐車場)
  • 料金:初回の総額イメージが持てる書き方

地域名×症状(腰痛/肩こり/産後/交通事故 など)

これは「悩みが深く、納得してから予約したい」パターンです。
検索意図は“院探し”というより 不安の解消と見極め に近いので、説明の厚みが成果に直結します。

よくある検索例

  • 「〇〇市 腰痛 整体」
  • 「〇〇駅 肩こり 鍼灸」
  • 「〇〇区 産後骨盤矯正」
  • 「〇〇市 交通事故 整骨院」

この検索の人が見たいこと

  • その症状に対して、どう考えて、どう進めるのか(方針)
  • 施術の流れ(初回〜通院の目安)
  • 自分が対象か(向いている人/注意が必要な人)
  • 料金(回数券の押し売りがないか、総額感)
  • 実例(※効果の断定ではなく、経過や対応の説明)

症状ページの“型”(初心者でも作りやすい)

  • 悩みの整理(どんな状態で困っているか)
  • 来院の目安(よくあるケースの例)
  • 当院の方針(強みとセットで)
  • 施術の流れ(初回に何をするか)
  • 料金と所要時間
  • 予約導線(迷わせない)

検索→ページの対応を1枚で見える化する(おすすめ)

文章作りが苦手でも、これを作ると迷いません。

スクロールできます
検索のタイプその人の気持ち用意するページ(最優先)予約に必要な情報
地域×業態近くで今すぐ行きたいトップ/アクセス/料金空き・予約方法・場所
地域×症状納得してから決めたい症状別/初めての方へ/料金方針・流れ・総額感
指名(院名)評判確認・最終チェック口コミ導線/スタッフ紹介/FAQ誠実さ・不安解消

選ばれる理由を3つに絞る(技術・通いやすさ・安心材料)

「強み」は多いほど良さそうに見えますが、実は逆です。
初めての人は情報を全部読みません。だから 3つに絞って、繰り返し伝えるのが正解です。

強みの作り方(3カテゴリで各1つ)

  1. 技術・方針(何が得意か)
     例:デスクワーク由来の不調に強い/産後ケアに注力/運動指導も含めた再発予防
  2. 通いやすさ(選びやすさ)
     例:駅近/夜◯時まで/土日対応/駐車場あり/当日予約可
  3. 安心材料(不安を消す要素)
     例:担当者が変わらない/料金が明朗/説明に時間を取る/プライバシー配慮

強みを“刺さる文章”にするコツ

  • 「すごい」より “誰に向くか” を書く
    • ×「根本改善します」
    • ○「デスクワークの肩こり・首の重さがつらい方の来院が多い」
  • 「最短」「必ず」など断定を避け、方針と範囲を明確にする
  • 院長・スタッフ紹介ページと内容を一致させる(E-E-A-Tの一貫性)

院の方針に合わせて“自費/保険/併用”の見せ方を決める

ここは初心者が一番迷う部分ですが、結論はシンプルです。
「患者さんが誤解しない書き方」に寄せるほど、トラブルも離脱も減ります。

まず整理:何を“保険”として扱うのかは業態・条件で変わる

保険の扱いは、施術の種類や状況で条件があります。
ホームページでは、細かい制度説明よりも 「当院での扱い」 を分かりやすく書くのが重要です。

書き方の基本(誤解を防ぐ)

  • 保険が使えるケース/使えないケース を箇条書きで分ける
  • 「判断が必要な場合は来院時に確認」など逃げ道を用意する
  • 料金は “目安”+“変動条件” をセットで書く
  • 医師の同意が必要になるケースがあるなら、その旨を明記する

自費・保険・併用の見せ方(おすすめの型)

自費メインの院(ブランディング型)

  • メニュー:自費を中心に見せる
  • 保険:対象があるなら「条件つきで可」と控えめに
  • 料金:初回の総額感(施術+検査+カウンセリング等)を先に出す

保険メインの院(条件明確型)

  • 先に「保険の対象範囲」を短く提示
  • 対象外は自費になることを明確に
  • “保険のつもりで来たのに違った”を防ぐ説明を厚めに

併用の院(分岐誘導型)

  • 入口で分けるのが一番親切です
    • 「保険適用を希望の方」
    • 「自費施術を希望の方」
  • それぞれで
    • 対象条件/必要な持ち物/料金目安/所要時間
      を別々に見せる

料金ページで信頼を落とさないチェック

  • 「最安値」だけを大きく出していない(誤解が起きやすい)
  • 追加費用が出る条件が書かれている
  • 回数券があるなら、メリットだけでなく「向いている人」を書く
  • キャンセル規定、支払い方法が明記されている

ここまでの作業を“最短で終わらせる”実務チェックリスト

最後に、制作前にやることを最小単位にまとめます。

  • ターゲット:誰のどんな悩み?(1行で)
  • 対応エリア:どの駅・市区町村まで?(地図で囲む)
  • 検索ルート:地域×業態/地域×症状 で各5〜10個ずつ書き出す
  • 強み3つ:技術・通いやすさ・安心材料で各1つ
  • 料金の見せ方:自費/保険/併用 のどれが軸か決める

これができれば、制作会社に依頼する場合も、自作する場合も、打ち合わせが一気にスムーズになります。

基本のサイト構成:まずは「最低限これだけ」で信頼が整う

治療院のホームページは、最初から全部を完璧に作るよりも、「信頼に必要なページを揃えて、予約まで迷わせない」ことが最優先です。

ここでは、初心者でも迷わないように 必須ページ(最短公開セット)できれば用意したいページ(伸びる院セット) を分けて、各ページで「何を書けばいいか」を具体化します。

必須ページ一覧(最短で公開しても外せないもの)

まずはこの8ページがそろうと、サイトとしての信頼が一気に整います。
(ページ数を増やす前に、この8ページの“中身の質”を上げるのが近道です)

スクロールできます
ページそのページの役割最低限入れる内容よくある失敗
トップ3秒で「ここに相談しよう」と思わせる強み・対象・場所・料金目安・予約導線情報が散らばり結局何の院か分からない
メニュー/症状予約前の納得を作る対象・施術の流れ・目安回数・注意点抽象表現ばかりで選ぶ理由が弱い
料金/保険不安(追加費用・適用条件)を消す料金表・追加条件・支払い方法“最安だけ”強調で誤解を招く
院長・スタッフE-E-A-Tの核(誰が施術するか)資格・経歴・方針・写真顔が見えない/情報が薄い
アクセス「行ける」状態にする地図・駐車場・受付時間・写真駐車場や入口の説明がなく迷う
初めての方へ初回の不安を先回りで解消来院の流れ・持ち物・服装当日の流れが想像できない
よくある質問最後の迷いを潰す通院目安・支払い・キャンセル等重要質問がなく、結局電話になる
プライバシー等透明性と安心の担保プライバシーポリシー/必要なら特商法フォームがあるのに記載がない

以下で、ページごとの“中身の作り方”を説明します。

トップ(初回向けの要点+予約ボタンの固定)

トップは「院の説明ページ」ではなく、来院判断を助ける“案内板”です。
特にスマホでは、最初の画面で迷うと戻られます。

トップで必ず伝える5点(優先順)

  • どんな人の悩みに向くか(対象の一言)
  • 何が得意か(強みを3つまで)
  • どこにあるか(地域・駅・駐車場)
  • 料金の目安(初回の目安が分かる)
  • 予約方法(電話/LINE/Webの導線)

予約ボタンの“固定”で意識すること

  • スマホは下部固定が分かりやすい(常に予約に戻れる)
  • ボタンは増やしすぎない(迷いが増える)
  • 「受付時間外の対応」を明記して不安を減らす
    例:LINEは営業時間内に順次返信、など

施術メニュー/症状別ページ(選ぶ理由と流れが分かる)

治療院サイトの勝負ページです。
ここが弱いと、トップが良くても「結局よく分からない」で離脱します。

メニュー(施術内容)ページに必要な要素

  • 施術の目的・方針(何をどう捉えるか)
  • 施術の流れ(初回〜2回目のイメージ)
  • 向いている人/注意が必要な人(誠実さが信頼になる)
  • 所要時間・料金・予約導線(セットで)

症状別ページのおすすめ構成(そのまま使える型)

  • こんな状態で困っていませんか(共感)
  • よくある原因(断定しすぎず一般論で)
  • 当院の考え方/対応方針(院の独自性)
  • 施術の流れ(初回で何をするか)
  • 通院の目安(“個人差”を前提に目安の出し方を丁寧に)
  • 料金と予約方法

※注意:治療院は広告表現に制約がある領域です。
「必ず治る」「絶対改善」など断定は避け、方針・範囲・プロセスで信頼を作るのが安全です。

料金・保険の扱い(追加費用が出る条件まで明記)

料金ページは「高い・安い」の比較よりも、不安を消すページです。

料金ページの最低限チェック

  • 初回の料金(目安でOK。ただし“何が含まれるか”を明確に)
  • 追加費用が出る条件(例:検査、特別対応、延長など)
  • 支払い方法(現金・カード・電子決済)
  • キャンセル規定(当日キャンセル等)
  • 保険の扱い(該当する場合のみ、条件を分かりやすく)

誤解を防ぐ書き方(例)

  • 「保険適用の可否は症状・状況により異なります。来院時に確認します」
  • 「自費メニューと保険の併用の有無」
    → ここが曖昧だとトラブルになりやすいです。

院長・スタッフ紹介(資格・経歴・想い・写真)

E-E-A-Tの中心です。ここが整うと、同じ内容でも“安心感”が変わります。

最低限入れる内容

  • 氏名・顔写真(清潔感が伝わるもの)
  • 資格(国家資格等)・経歴(簡潔でOK)
  • 施術の考え方(なぜその方針なのか)
  • 対応範囲(できること/できないこと)
  • 院内で大切にしている約束(説明、同意、プライバシーなど)

写真で信頼を上げるコツ

  • 院長だけでなく、受付・施術スペースも“実際の雰囲気”が分かる写真を入れる
  • 加工しすぎない(現地とのギャップが不信につながる)

アクセス(地図・駐車場・受付時間・当日予約)

アクセスは「場所の説明」だけだと弱いです。到着までの不安を消しきると強くなります。

アクセスページの必須セット

  • Googleマップ(埋め込み or リンク)
  • 住所・電話・受付時間・定休日
  • 駐車場の有無、台数、場所(写真があると最強)
  • 入口の写真(初めての人はここで迷います)
  • 当日予約のルール(電話が早い/LINEは返信時間など)

初めての方へ(来院の流れ/持ち物/よくある不安)

初回に不安がある人ほど、このページで安心して予約します。

書くべき内容(箇条書きでOK)

  • 来院〜施術〜会計までの流れ(ステップ形式)
  • 初回の所要時間の目安
  • 服装・持ち物(着替えの有無など)
  • お子さま連れ、妊娠中など配慮事項(対応できる範囲)
  • 予約変更・キャンセルのやり方

ポイント

  • ここは“院の都合”より“患者さんの不安”に寄せるほど、信頼が上がります。

よくある質問(症状・通院回数・支払い・キャンセル)

FAQは「問い合わせ削減」ではなく、最後の迷いを解消して予約を後押しするページです。

入れておくと強い質問例

  • どれくらいの頻度で通う人が多いですか?
  • 痛い施術ですか?
  • どんな服装で行けばいいですか?
  • 支払い方法は?領収書は出ますか?
  • 当日キャンセルはどうなりますか?
  • 子ども連れでも大丈夫ですか?
  • 予約なしでも行けますか?

書き方のコツ

  • 1回答は短く、必要なら「詳しくはこちら」へ誘導(読みやすさ優先)

プライバシーポリシー/特商法(該当する場合)

フォーム・LINE・Web予約などで個人情報を扱うなら、プライバシーポリシーは基本的に用意しておくのが安全です。

プライバシーポリシーに入れると安心な項目

  • 取得する情報(氏名、電話、相談内容等)
  • 利用目的(予約対応、連絡、サービス改善など)
  • 管理方法・委託先(予約システム等を使う場合)
  • 第三者提供の有無
  • 問い合わせ窓口

特商法が必要になりやすいケース(該当する場合のみ)

  • オンラインで回数券・施術費を事前決済する
  • 物販(サポーター等)を通販で販売する
  • オンライン相談など、ネット申込で有償役務提供をする

この場合は、求められる表示事項(事業者情報、支払い、提供時期、返品・キャンセル等)を整理して掲載します。

できれば用意したいページ(伸びる院が持っている)

必須ページが揃ったら、次は“差がつくページ”を追加すると、SEOにも信頼にも効きやすいです。

改善事例・症例の解説(誇張せず“経過と工夫”を伝える)

ここは「ビフォーアフターで煽る」より、誠実にプロセスを説明するほうが強いです。
検索エンジン的にも、ユーザー的にも“独自性”が出ます。

安全で信頼につながる書き方の型

  • 来院時の困りごと(一般化して説明)
  • 評価・方針(どう考えたか)
  • 施術の流れ(どんなアプローチをしたか)
  • セルフケアや生活面の提案(一般的な範囲で)
  • 経過(断定ではなく「こう変化したケースが多い」など慎重に)
  • どんな人に参考になるか

ポイント

  • 個人が特定されない配慮(年齢帯・職業もぼかす)
  • “効果の断定”より、“取り組み・考え方”で価値を出す

採用ページ(スタッフ募集をする院は必須)

採用は求人媒体だけだとミスマッチが起きがちです。
採用ページがあると、院の考え方に共感する人が集まりやすくなります。

最低限入れたい内容

  • どんな人と働きたいか(価値観)
  • 仕事内容・1日の流れ
  • 教育体制(未経験者への支援も含む)
  • 勤務条件(待遇・休日・勤務時間)
  • スタッフの声(可能ならインタビュー)
  • 応募方法(フォーム or メール)

最短公開の考え方(初心者が迷わない進め方)

最後に、失敗しにくい順番だけまとめます。

  1. 必須8ページを用意(薄くても“必要情報が揃っている”ことが大事)
  2. トップ→メニュー/症状→料金→アクセス→スタッフ紹介の順で中身を改善
  3. 余力が出たら、改善事例(症例解説)を追加して独自性を積み上げる

この順番なら、無理なく「予約導線×地域集客×信頼」を同時に強化できます。

予約・問い合わせを増やす導線設計(UI/UX)

治療院サイトのUI/UXは、デザインの好みよりも 「迷いを減らす設計」 が成果を左右します。
ここでは、初心者でもすぐ実装・改善できる形で、予約導線を具体化します。

予約ボタンは「電話/LINE/WEB予約」を並列に置く

予約手段は増やすほど便利に見えますが、実際は 選択肢が多いほど迷いが増えます
おすすめは 3択まで(電話/LINE/Web)に整理し、役割を分けることです。

3つの役割(この設計にすると迷いが減る)

  • 📞 電話:今すぐ・当日・急ぎ(最短で確定)
  • 💬 LINE:質問してから決めたい(心理的ハードルが低い)
  • 🗓️ Web予約:営業時間外・静かに完結したい(取りこぼし防止)

置き方の基本ルール

  • スマホでは 画面下に固定バー(常に予約に戻れる)
  • 3ボタンの並びは “よく使う順”(多くは 電話→LINE→Web)
  • 各ボタンに ひと言の補足を付ける(迷いを消す)
    • 例:
      • 電話「当日予約はこちら」
      • LINE「相談だけでもOK」
      • Web「24時間受付」

よくある失敗と改善

  • 失敗:トップにボタンはあるが、スクロールすると消える
    → 改善:固定バー+ページ内にも同じ導線(上と下に置く)
  • 失敗:「予約はこちら」だけで、手段の違いが分からない
    → 改善:上の補足文で用途を明確化

“電話が苦手”の人を逃さない一工夫

  • LINEの近くに 「返信目安」 を短く書く
    • 例:「営業時間内に順次返信します」
      これだけで不安が減り、LINEが機能しやすくなります。

フォームは最短入力(項目削減・確認画面の最適化)

フォームは 入力が増えるほど予約が減る と思ってOKです。
コツは「院側が欲しい情報」より “予約確定に必要な最小情報” に絞ること。

おすすめ最小構成(まずはこれで十分)

  • お名前
  • 連絡先(電話 or メール どちらか必須)
  • 希望日時(第1〜第3希望など)
  • 簡単な相談内容(自由記述でOK)

項目を削っても困らないようにする工夫

  • 相談内容は「選択式+自由記述」にすると入力がラク
    • 例:
      • お悩み:肩/腰/産後/スポーツ/交通事故/その他
      • 補足:自由入力
  • 住所や生年月日などは 初回に聞けばOK(フォームで聞くと離脱しやすい)

確認画面の扱い(初心者向け結論)

  • スマホ中心なら、確認画面は 省略または簡略が無難
    • 確認が必要な場合は、送信後ページで「入力内容」を表示して安心感を出す

送信後に必ず出すべき案内(ここが弱いと不安で離脱する)

  • 受付完了メッセージ(送信できたかが明確)
  • 返信の目安(例:当日〜翌営業日)
  • 緊急時の連絡先(電話など)
  • キャンセル/変更方法

ミスを減らす“地味に効く”設定

  • 入力形式(電話番号・メール)の自動チェック
  • スマホのキーボード最適化(電話番号欄は数字キーボード)
  • エラーは上部まとめ表示ではなく 該当箇所の近くに表示

ファーストビューで伝えるべき5点(誰向け/何が得意/場所/料金の目安/予約)

ファーストビューは「かっこよさ」より、初見の不安を5つだけ潰すのが最優先です。
この5点が見えれば、下まで読まれやすくなります。

5点セット(テンプレとして使えます)

  1. 誰向け:どんな悩みの人が多いか
  2. 何が得意:強みを3つまで(短く)
  3. 場所:地域名/最寄り/駐車場の有無
  4. 料金の目安:初回の目安(幅があるなら“理由”も)
  5. 予約:電話/LINE/Web(3択まで)

おすすめ配置(文章が苦手でも作りやすい並び)

  • 1行目:キャッチ(誰向け)
  • 2行目:補足(強みを短く)
  • その下:場所・受付時間・料金目安(横並びの小情報)
  • 最後:予約ボタン(3つ)

“信頼が上がる”ひと言例

  • 料金:
    • 「追加費用が発生する場合は事前にご説明します」
  • 予約:
    • 「ご相談だけでも大丈夫です」
  • 対応範囲:
    • 「状態によっては医療機関の受診をご案内します」
      こういう一文は、E-E-A-Tの「信頼」に直結しやすいです。

スマホ表示と表示速度(離脱を減らす最低ライン)

治療院サイトはスマホ閲覧が中心になりやすく、表示が遅い・押しにくい・読みにくいだけで離脱が増えます。
最低ラインとして、次の2つを意識すると改善が速いです。

1) スマホUIの最低ライン(体感で効く)

  • 文字サイズ:小さすぎない(読ませるより“見せる”)
  • 余白:段落は2〜4行で区切る(詰め込まない)
  • ボタン:押しやすいサイズ+間隔(誤タップ防止)
  • 電話番号:タップで発信できる(リンク化)
  • 画像:雰囲気は伝えるが、重くしすぎない(後述)

2) 表示速度の最低ライン(数値で管理する)
SEOの観点でも、ユーザー体験の観点でも、速度は土台です。
目標値は「完璧」より “合格ラインを切る” が現実的です。

Core Web Vitalsの目安(まずはここを目標に)

  • LCP:2.5秒以内(主要コンテンツが表示されるまで)
  • INP:200ms未満(タップしたときの反応)
  • CLS:0.1未満(表示のガタつき)

改善が効きやすい順(初心者向け)

  • 画像を軽くする(容量を下げる/必要以上に大きくしない)
  • ファーストビューの画像・スライダーを控える(重くなりがち)
  • 使っていないプラグインや計測タグを減らす(特にWordPress)
  • 予約ウィジェット(外部埋め込み)は表示位置を工夫(最初に読み込ませない)

速度だけに偏らない注意点

  • 速度は大事ですが、検索評価は「速度だけ」で決まりません。
    まずは コンテンツが見やすく、迷わず予約できることを優先しつつ、速度は合格点を狙うのが現実的です。

SEO・MEOの勝ち筋:地域で見つけてもらう設計

治療院の集客は、検索結果の「2つの入口」を同時に育てるのが近道です。

  • SEO(通常の検索結果):症状や院の強みを深く理解してもらう入口
  • MEO(Googleマップ/ローカル枠):近くで今すぐ行ける院として見つけてもらう入口

ローカル結果は主に 関連性・距離・知名度(人気度) の組み合わせで決まるため、やることはシンプルです。
「何の院かが明確で(関連性)」「情報が揃っていて(信頼)」「写真や情報で選ばれやすい(知名度)」状態を作ります。

狙うキーワードの優先順位(まず地域、次に症状)

初心者がいきなり「腰痛」「肩こり」だけを狙うと、競合が強くて消耗しがちです。
治療院は 地域が絡む検索 が強いので、基本はこの優先順位で組みます。

優先順位の考え方(最短ルート)

  1. 指名(院名)系
     例:「◯◯整体院」「◯◯整骨院 口コミ」
    → 取りこぼすと機会損失が大きいので、まず“受け皿”を整える
  2. 地域×業態
     例:「◯◯駅 整体」「◯◯市 鍼灸院」
    → 今すぐ客が多い。アクセス・料金・予約が揃っていると勝ちやすい
  3. 地域×症状
     例:「◯◯区 腰痛 整体」「◯◯駅 産後骨盤矯正」
    → 納得して予約する層。症状ページの質がそのまま順位と予約率に効く

キーワードを“ページ設計”に落とす早見表

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キーワード群用意するページそのページで勝つポイント
院名(指名)トップ/アクセス/料金/スタッフ情報の矛盾ゼロ(営業時間・住所・電話)
地域×業態トップ/アクセス/初めての方へ迷いを消す(場所・料金目安・予約)
地域×症状症状別ページ(症状ごと)不安→判断材料→予約の順で解消

“対応エリア”の決め方が順位にも効く

エリアは広げすぎると、内容が薄くなって逆効果になりやすいです。
まずは 実際に来院が多い地域(駅/市区町村)を優先 して、サイト内の地域言及も自然に揃えていくのが堅実です。

症状別ページの作り方(検索意図→不安→選ぶ理由→予約)

症状別ページは、文章が上手いかどうかより 構成が9割 です。
型を決めて、院の実情に合わせて具体化すると“独自性”が出ます。

1ページ1症状で作る(初心者が失敗しにくい基本)

  • 腰痛/肩こり/頭痛/産後/交通事故…のように 症状(テーマ)を分ける
  • 1ページに詰め込みすぎない(結局どれにも刺さらない)

“勝てる構成”テンプレ(そのまま使える流れ)

  1. 検索している人の状況整理(どんな場面で困っているか)
  2. 不安の言語化(これって治る?どこに行けば?悪化しない?)
  3. 判断材料の提示(当院の方針・対応範囲・向いている人)
  4. 施術の流れ(初回で何をするか/所要時間)
  5. 通院の目安の出し方(断定せず、目安の考え方を説明)
  6. 料金の目安(追加があり得る条件も)
  7. アクセス(駐車場・入口写真があると強い)
  8. よくある質問(痛み、服装、子連れ、支払いなど)
  9. 予約(ボタン+「当日」「相談だけ」など補足)

独自性を出す“中身”の作り方(コピペ感を消す)

検索上位と差がつくのは、次のような 院内の意思決定の具体 です。

  • どう評価して、何を見て方針を決めるか(説明できる範囲で)
  • どんなケースは医療機関の受診を勧めるか(安全配慮は信頼になる)
  • 通院提案の基準(回数券の有無より、基準の透明性が大事)
  • 施術以外で大切にしていること(説明時間、同意、プライバシー等)

※健康・医療に近い領域は信頼性が強く求められます。断定的な表現を避け、方針・範囲・プロセス を丁寧に書くほど評価されやすくなります(E-E-A-T的にも安全)。

構造化データで“基本情報の誤解”を減らす

サイト側では、営業時間や所在地などを検索エンジンに伝える手段として LocalBusiness 構造化データ も検討できます。
大きな裏技ではありませんが、「情報が正しく理解されやすい」方向に寄せられます。

Googleビジネスプロフィールの整え方(NAP統一・写真・投稿)

MEOは“テクニック”より 整備の精度 がものを言います。
やることをチェックリスト化すると、初心者でも漏れが減ります。

まずやること(精度を上げる基礎)

  • カテゴリ:実態に合うものを選ぶ(ブレると関連性が落ちやすい)
  • 営業時間:祝日や臨時休業を含めて最新に
  • サービス:提供内容を登録(わかりやすい言い方に統一)
  • 属性:該当するものを追加(ユーザーの絞り込みに効く)
  • サイトURL:予約ページやトップへ適切にリンク

NAP統一のコツ(やり方は簡単、でも効く)

NAP(Name / Address / Phone)は、要するに 院の身元情報 です。
ここがネット上で揺れると、ユーザーも検索エンジンも迷います。

  • 公式表記(院名・住所・電話)を“正”として決める
  • 公式サイト/Googleビジネスプロフィール/SNS/各種掲載先で表記を揃える
  • 表記ゆれ(丁目・番地、全角半角、ハイフンなど)を潰す

投稿(Posts)は「頻度」より「目的」を固定する

投稿は頑張って毎日やるより、来院判断に効くテーマ を回す方が成果につながりやすいです。

おすすめはこの3系統だけでOKです。

  • お知らせ(休診、受付時間の変更)
  • 季節の悩み(冷え、ぎっくり、花粉での不調など)※一般論で
  • 初めての人向け(予約方法、当日の流れ、院内ルール)

院内写真・外観写真・スタッフ写真がMEOに効く理由

写真は“映え”ではなく、来院の不安を減らす情報です。
不安が減るほど、クリック→電話→来院が増え、結果的にローカルでの強さにもつながりやすくなります。

写真が効くポイント(ユーザー行動の面)

  • 外観・入口がわかる → 迷わない
  • 院内の雰囲気がわかる → 怖くない
  • スタッフの人柄が見える → 任せやすい
  • 設備や清潔感が伝わる → 安心できる

撮るべき写真チェックリスト(最低限これだけ)

  • 外観(昼/夜、通りから見える位置)
  • 入口(看板が写る)
  • 駐車場(場所がわかる引きの写真)
  • 受付・待合(清潔感)
  • 施術スペース(プライバシー配慮が伝わる)
  • スタッフ(自然な表情、制服や名札など“実在感”)

ポイントは「盛る」ではなく、初見の人が当日困らない情報を写すことです。

ブログ運用の型(更新頻度より“テーマ設計”が大事)

治療院ブログは、更新回数の競争に入ると続きません。
勝ち筋は “検索されるテーマ”と“信頼が増すテーマ”を分けて設計 することです。

テーマ設計のおすすめ(4本柱で迷わない)

  1. 症状の理解:地域×症状ページを支える解説記事
  2. 不安解消:初めての人が気にすること(服装、痛み、通院目安など)
  3. 院の考え方:施術方針、説明の姿勢、通院提案の基準
  4. 地域性:アクセス、駐車場、院周辺の目印、受付の流れ

ブログ記事は単体で戦うより、症状ページへ内部リンクして“主役を押し上げる” 役割にすると強いです。

よくある悩み解説(セルフケアは一般論+注意書き)

セルフケア系はアクセスが集まりやすい一方、書き方を間違えると信頼を落とします。
安全で評価されやすい型はこれです。

  • まず「どんな人に多い悩みか」(一般的な説明)
  • 次に「悪化させやすい習慣」(断定しすぎない)
  • セルフケアは 短く・安全側(痛みが増す場合は中止、など)
  • 最後に 受診や相談の目安(しびれ・強い痛み・発熱等は早めに相談、など)

院の考え方(施術方針・通院提案の基準)

ここは“独自性の宝庫”です。上位サイトを真似しづらい領域なので、しっかり書くほど強くなります。

  • 初回で何を大切にしているか(説明、同意、評価など)
  • どういう時に通院を提案するか(頻度の考え方)
  • 逆に、どんな時は通院を勧めないか(安全配慮は信頼になる)
  • 回数券やメニューの考え方(押し売りしない基準)

“売り文句”より 判断基準の透明性 が信頼を作り、結果として予約につながります。

信頼性を落とさないための表現ルール(法令・ガイドライン配慮)

治療院のホームページは「集客ツール」であると同時に、信頼を積み上げる公的な案内板でもあります。
とくに健康・施術領域は、表現を一歩間違えると トラブル・行政指導リスク・口コミ炎上につながりやすい分野です。

ここでは初心者でも実践できるように、やってはいけない言い方(NG)→安全で伝わる言い方(OK)の形で整理します。
※法令解釈や個別ケースは地域・業態・資格・提供内容で変わるため、最終確認は専門家・所管窓口に相談してください。

「効果の断定」「過度なNo.1表現」を避ける基本

結論から言うと、強い表現で釣るより、誤解を生まない説明の方が予約率も長期的な評価も上がります。

効果の断定で危ないライン

避けたいのは、次の2つです。

  • 結果を保証する言い方(「必ず」「絶対」「治る」「完治」など)
  • 優良性を誤認させる言い方(根拠不明な「根本治療」「最高レベル」など)

NG→OKの言い換え例(使い回しOK)

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目的NG例OK例(安全で伝わる)
改善を伝えたい「必ず改善」「状態に合わせて施術方針をご提案します」
強みを言いたい「根本治療」「原因の可能性を整理し、再発予防も含めて対応します」
速さを言いたい「最短で治る」「初回で現状を評価し、通院の目安を一緒に確認します」
実績を言いたい「治療実績多数」「ご相談の多いお悩み:肩・腰・産後など(具体例)」

ポイントは、結果ではなく プロセス(評価→方針→提案)で価値を表現することです。

No.1表現(地域No.1、満足度No.1など)の安全ルール

「No.1」は魅力的ですが、根拠が弱いと不当表示になり得ます。
初心者は、まず No.1を使わない設計が安全です。

どうしても使うなら、最低限これを満たしてください。

  • 調査主体・調査方法・対象・期間・サンプル数が説明できる
  • 比較対象(何と比べてNo.1なのか)が明確
  • 誰が見ても「その結論になる」と言える 合理的根拠がある

安全な代替表現(おすすめ)

  • 「◯◯でお悩みの方のご相談が増えています」
  • 「初めての方が多い院です(予約の流れを丁寧にご案内します)」
  • 「◯◯のご相談を中心に対応しています」

“盛る”より、“選ぶ理由が分かる”情報の方が結局強いです。

口コミ・体験談・ビフォーアフター掲載の注意点

口コミや体験談は強力ですが、扱いを誤ると 信頼を落とす原因にもなります。
基本は「作らない・加工しない・断定させない」です。

口コミ掲載で気をつけること

最低限の安全チェック

  • 捏造・やらせは絶対NG(家族・関係者の“装った”口コミも危険)
  • 口コミを引用するなら、引用元・日時・内容の改変なしが原則
  • 「個人の感想です」を添えても、誤認を生む表現が免責されるわけではない

掲載するなら、この形が安全

  • 口コミは“結論だけ”ではなく、どんな不安が、どの説明で軽くなったかなど
    「体験の中身」を短く補足する(誇張はしない)
  • 口コミの横に、院の返答として
    「当院の考え方(一般論)」「個別判断は来院時に」をセットにする

ビフォーアフター(写真・数値)の扱い

ビフォーアフターは、受け手に「同じ結果が出る」と誤解されやすいので慎重に。

公開前チェックリスト

  • 本人の同意(書面・記録)を取っている
  • 個人が特定されない(顔・背景・日付・特徴物)
  • “同様の結果を保証しない”ことを明確にしている
  • 変化の説明が「断定」になっていない(言い切り回避)

おすすめは“症例の解説”方式
写真で煽るより、次のように 経過と工夫を文章で説明する方が安全で独自性も出ます。

  • 来院時の困りごと(一般化して説明)
  • 評価の視点(何を確認したか)
  • 方針と施術の流れ(プロセス)
  • 生活上の提案(一般論+注意書き)
  • 経過(個人差を前提に、言い切りを避ける)

資格・施術範囲・提供内容を誤解なく書く(院種別の違い)

治療院は業態の呼び方が多く、ユーザーが混乱しやすい領域です。
だからこそ、“できること/できないこと”を正しく書くだけで信頼が上がります。

まずやること:院の「名乗り」を整理する

サイト内で、次の表記が混在すると誤解されやすいです。

  • 院名(表記ゆれ)
  • 業態(整体・整骨・鍼灸・マッサージ等)
  • 資格(国家資格の有無)
  • 保険の取扱い(できる/条件あり/扱わない)

初心者向けの書き方(安全テンプレ)

  • 「当院は◯◯(業態)として、◯◯(主な提供内容)を行っています」
  • 「国家資格:◯◯(該当する場合)/担当:◯◯」
  • 「保険の取扱い:◯◯(該当する場合は条件も)」

「医療機関っぽく見せる」表現は避ける

ユーザーが誤認しやすいのは、次のような表現です。

  • 病院・診療所と誤解される言い方
  • 医師の診断・治療を連想させる言い方
  • 施術の範囲を超えた断定(原因を決めつける等)

安全な落としどころ

  • 「症状の原因はさまざまです。まず生活状況やお身体の状態を確認します」
  • 「必要に応じて医療機関の受診をご案内します」

この一文があるだけで、誠実さが伝わりやすくなります。

監修・根拠の示し方(院長の経験+一次情報の参照方針)

E-E-A-Tを強くするなら、結論は「誰が、どんな基準で書いたか」を見せることです。
難しいことをする必要はなく、監修表記+情報ポリシーを整えるだけでOKです。

監修・執筆者情報の“最小セット”

ページの下部(または共通フッター)に、次を用意します。

  • 監修者(院長など)の氏名・資格(該当する範囲で)・略歴
  • 執筆/編集の担当(院内でも外注でもOK)
  • 最終更新日
  • お問い合わせ窓口(修正依頼・指摘受付)

効果

  • ユーザー:誰の情報か分かり安心
  • 検索エンジン:責任の所在が明確で信頼性が上がりやすい

根拠の示し方:3層に分けるとブレない

情報をこの3種類に分けて書くと、誇張や断定が減ります。

  1. 公的情報(一次情報):制度・ルール・定義など
  2. 一般的説明(広く妥当な範囲):よくある傾向、注意点
  3. 当院の方針(経験):説明の進め方、予約対応、通院提案の基準など

文章の中で、切り分けの合図を入れるだけでも誤解が減ります。

  • 「一般的には〜とされています」
  • 「当院では〜の方針でご案内しています」
  • 「状態により異なるため、来院時に確認します」

公開前の“表現チェック”10秒ルール

公開前に、各ページでこの3つだけチェックすると事故が減ります。

  • 言い切ってないか(必ず・絶対・治る・完治)
  • 比較してないか(No.1・最高・他院より優れる)
  • 誤解させないか(医療機関のように見える/資格が曖昧)

このチェックを通る表現は、結果的にクレームも減り、長期的に強いサイトになります。

制作方法の選択肢:自作・テンプレ・オーダーの判断基準

治療院サイトの制作方法は、大きく分けると 「テンプレで早く出す」→「必要に応じてカスタム」 が失敗しにくい流れです。
最初に判断軸をそろえると、業者選びや見積もり比較もブレません。

判断軸(迷ったらこの順で)

  • 公開スピード:いつまでに予約導線を用意したいか
  • 運用体制:更新担当は誰か(院長/スタッフ/外注)
  • 集客の方針:マップ中心(MEO)か、症状ページ中心(SEO)か
  • 差別化の必要度:立地・強み・価格帯で「似た院」と比べられやすいか
  • 予算配分:初期費用より「毎月の運用(更新・改善)」に回せるか

ざっくり費用感の目安(比較用)
※地域・ページ数・写真撮影・原稿作成・予約機能の有無で変動します。相場は「比較のものさし」として使ってください。

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方法初期の目安月額の目安向いている院
自作(CMS/ノーコード)低〜中低〜中院内で更新できる/まずは最短公開したい
テンプレ型(制作込みも含む)低〜中時間がない/文章・写真を渡して任せたい
セミオーダー競合が多いエリア/最低限の差別化が必要
フルオーダー中〜高中〜高ブランド戦略/採用・多店舗・中長期の投資
LP(特設1ページ)低〜中運用次第症状や施術を一点突破で伸ばしたい

すぐ公開したい:テンプレ型が向くケース

テンプレ型(既存デザインをベースに、写真・文章・色を当てはめる方式)は、「早く予約導線を用意する」のに強い選択肢です。
治療院はまず 営業時間・アクセス・料金目安・予約 が揃うだけで機会損失が大きく減ります。

テンプレ型が特に向くケース

  • 近々オープン/移転/メニュー改定があり、とにかく公開が先
  • 既にGoogleマップからの流入があり、受け皿(公式サイト)が弱い
  • 更新担当を院内で確保しづらい(忙しくて後回しになりがち)
  • 「凝った表現」より「迷わず予約できること」を優先したい

テンプレ型で成果を落とさないコツ(初心者向け)

  • デザインより先に、トップのファーストビューを固める
    (誰向け/得意/場所/料金目安/予約)
  • 文章は“長さ”より“誤解のなさ”
    (断定表現を避け、方針・範囲・プロセスで説明)
  • 公開後すぐにやる改善を決めておく
    例:症状ページを月1本追加、写真を月10枚追加、FAQを増やす…など

注意点(ここでつまずきやすい)

  • テンプレを選ぶだけで満足して「中身」が薄いまま
    → 結果、どの院とも似て見えて選ばれない
  • 修正回数や範囲が契約で決まっていて、後から直しにくい
    → 事前に「どこまで含まれるか」を確認するのが安全

差別化したい:セミオーダーが向くケース

セミオーダーは、テンプレのスピード感を残しつつ、“選ばれる理由”を見せる設計に寄せやすい方法です。
「近隣に似た院が多い」「価格競争に巻き込まれたくない」なら、セミオーダーが現実的な落としどころになりやすいです。

セミオーダーが向くケース

  • 駅前・住宅地など、同業が密集している
  • 強みが明確(産後特化、スポーツ特化、交通事故、女性スタッフ対応など)
  • 症状別ページを育ててSEOも取りに行きたい
  • 院の雰囲気(清潔感・安心感・説明の丁寧さ)を“言語化+視覚化”したい

セミオーダーで「差」が出るポイント

  • 構成(情報設計)を院に合わせて作り替える
    例:自費/保険/併用の見せ方、初回導線、当日予約の扱い
  • 写真の設計(外観・入口・駐車場・施術スペース・スタッフ)までセットで整える
  • 症状別ページのテンプレを院専用に作る
    (検索意図→不安→判断材料→予約、の順で統一)

見積もり比較で見るべきところ(価格より重要)

  • 原稿作成・撮影・図解・症状ページの雛形作成が含まれるか
  • 公開後の運用支援(軽微修正/相談窓口/改善提案)の有無
  • 追加費用が発生する条件(ページ追加、予約システム連携等)

ブランディング重視:フルオーダーが向くケース

フルオーダーは、デザインを作り込むためのもの…というより、「院の価値を伝える設計」そのものをオーダーメイドにする選択肢です。
ただし、初期費用が高くなりやすいので、目的が曖昧だと投資回収が難しくなります。

フルオーダーが向くケース

  • 採用(人材)も含めて“院の世界観”を作りたい
  • 多店舗展開・分院展開など、長期で資産化したい
  • 単価が高めで、1件の予約価値(LTV)が大きい
  • 写真・動画・ストーリー(院長の方針や理念)まで含めて設計したい

フルオーダーで失敗しないための条件

  • 予約・問い合わせのKPIを先に決める(見た目より成果)
  • 公開後の改善を前提にする(最初から完璧は作れない)
  • 運用体制をセットで確保する
    例:月1回の更新、季節ページ更新、症状ページ追加、写真追加など

ありがちな落とし穴

  • “かっこいいサイト”に全振りして、予約導線が弱くなる
    → 治療院は特に「迷いゼロの導線」が最優先
  • 更新ができず、情報が古くなって信頼を落とす
    → 更新導線(CMS・運用契約・担当者)まで含めて設計する

症状特化で集客したい:LP(特設ページ)の使いどころ

LP(ランディングページ)は、サイト全体を作り込む前でも、「特定の症状・メニューだけ」を一点突破で伸ばせるのが強みです。
とくに広告やSNS、Googleマップのリンク先として相性が良いです。

LPが効きやすい典型パターン

  • 「地域×症状」で勝ちたいテーマが1〜2個ある
    例:産後、交通事故、スポーツ、坐骨神経痛、四十肩など
  • 予約単価が高い/継続率が高い施術を伸ばしたい
  • まずは検証して、反応が良ければサイト全体に展開したい

LPで入れるべき要素(治療院向けの鉄板)

  • 対象の明確化(誰のどんな悩み向けか)
  • 不安の先回り(施術の考え方、向いている人、注意点)
  • 施術の流れ(初回で何をするか)
  • 料金目安(追加条件も)
  • 院長・スタッフ(資格・経験・方針)
  • アクセス(迷わない写真付き)
  • 予約(電話/LINE/Webを3択まで)

LPを作る前に決めておくと失敗しないこと

  • 1ページ1目的(予約/LINE相談/電話のどれを主にするか)
  • 流入経路(広告・マップ・SNS・SEO)で構成を変える
    例:広告→即決導線重視、SEO→納得材料重視

LPの位置づけ(現実的なおすすめ)

  • いきなりフルオーダーに行く前に、LPで反応を見て勝ち筋を掴む
  • 反応が取れたら、その内容を症状ページや全体サイトへ拡張する
    この順番だと、投資が無駄になりにくいです。

費用相場の読み方:初期費用だけで決めない

治療院のホームページ制作は、初期費用の安さだけで決めると、後から「追加費用が積み上がる」「運用できず放置」「移管できない」といった形で損をしがちです。
ここでは、見積もり比較でブレない“読み方”を、初心者向けに整理します。

料金が変動する主な要因(ページ数/写真撮影/原稿/機能)

費用が動くポイントは、だいたい次の4つに集約されます。
同じ「治療院サイト」でも、ここが違うと金額が大きく変わります。

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変動要因何が増えると高くなる?失敗しない決め方
ページ数症状別ページ、メニュー詳細、採用、症例などまずは“必須ページ”を固定して、症状別は段階追加
写真撮影撮影の有無、カット数、出張、レタッチ外観・入口・駐車場など「来院不安を減らす」写真を優先
原稿(ライティング)原稿作成の有無、取材、修正回数“院の方針・説明の基準”など独自情報だけは院側で提供
機能予約(Web/LINE連携)、フォーム、ブログ、速度改善「予約導線」と「更新性(CMS)」を先に決める

コストを読み違えないコツ
見積もり前に、次の4点だけでも紙1枚で決めるとブレません。

  • 公開したいページ数(例:8ページ+症状別3本)
  • 写真は「院内撮影あり/なし」+欲しいカット(外観、受付、施術スペース等)
  • 原稿は「院が用意/制作側が作成」どこまで任せるか
  • 予約は「電話・LINE・Web予約」どこまでやるか

月額費用に含まれる範囲を確認する(保守・更新・改善)

月額は一言で「運用費」と言われますが、中身は3種類あります。
この区別が曖昧だと、比較ができません。

1) 保守(止めない・守る)

  • サーバー/SSL更新
  • バックアップ
  • セキュリティ対応
  • CMS(WordPress等)の更新・不具合対応

2) 更新(情報を新しくする)

  • 営業時間・料金・メニューの軽微修正
  • お知らせ更新
  • 写真差し替え
  • ブログ投稿代行(含まれる場合)

3) 改善(成果を伸ばす)

  • アクセス解析レポート
  • CTA(予約ボタン)改善
  • 症状別ページの追加・リライト
  • MEO投稿・写真追加の運用支援

月額の確認で“必ず聞くべき質問”

  • 月額に含まれるのはどこまで?(保守だけ?更新も?改善も?)
  • 「軽微修正」の定義は?(文字数、回数、作業時間)
  • 緊急対応(サイトが表示されない等)の連絡手段と対応時間は?
  • 改善提案はある?(レポート提出の頻度・内容)

目安として、月額が安い=悪いではありません。
ただし「保守だけ」なのに、改善まで期待するとギャップが出ます。目的に合わせて選ぶのが正解です。

見積書チェックリスト(追加費用になりやすい項目)

見積書は、合計金額よりも「何が含まれていて、何が別料金か」を見るのがコツです。
特に追加になりやすいのは、“後から必要に気づく作業”です。

修正回数/ページ追加/原稿作成/写真素材/SEO設定

追加費用になりやすい代表例(チェック用)

  • 修正回数(回数制限、ラウンド制、どこまでが無料か)
  • ページ追加(1ページの定義:ボリューム・構成・画像点数)
  • 原稿作成(取材の有無、医療系表現のチェック含むか)
  • 写真(撮影費、素材購入費、レタッチ費、追加カット単価)
  • SEO初期設定(タイトル・ディスクリプション・見出し構造・内部リンク方針)
  • 計測設定(GA4、Search Console、タグマネージャ等)
  • 表示速度改善(画像圧縮、不要スクリプト整理、Core Web Vitals対応)
  • 予約機能(外部予約システムの初期設定・連携費)
  • 法令配慮ページ(プライバシーポリシー、必要なら特商法)
  • リニューアル時の引継ぎ(301リダイレクト、旧URL整理)

見積書の読み方(初心者がハマりがちな点)

  • 「一式」の内訳が書かれていない → 追加が起きやすい
    → “何ページ/何回修正/何の設定まで”を文章で明確化してもらう
  • 「SEO対策一式」 → どこまで?が曖昧になりやすい
    → 初期設定だけか、記事作成や改善運用まで含むかを分けて確認

データ所有権・移管の可否(ドメイン/サーバー/CMS)

ここが最重要です。
デザインや金額よりも、長期で揉めやすいのが「誰が何を持っているか」です。

ドメイン:院が“登録者”になっているか

  • 契約前に「ドメインの登録者(Registrant)が院名義か」を確認
  • gTLD(.com等)は、登録情報変更後に移管が一定期間できないルールがあり得ます(運用上の注意点)
  • .jpは、JPRSの仕組みとして「指定事業者変更」等の手続きが関わるため、移管方法を事前に把握しておくと安心

確認のやり方(最短)

  • ドメインの登録情報は、各レジストリ/登録事業者が提供する WHOIS で確認します(.jpならJPRS WHOISが基準)。

サーバー:管理権限が院側にあるか

  • サーバー契約が制作会社名義だと、解約時に移転が面倒になりやすいです
  • 理想は「院が契約者」+「制作会社は管理者権限で運用」

CMS(WordPress等):管理画面にログインできるか

  • 管理者アカウント(Admin)を院が保持しているか
  • テーマやプラグインが“独自ライセンスで縛られていないか”(移転可否)

制作物:文章・写真・デザインデータの扱い

最低限、契約書や発注書で次を確認するとトラブルが減ります。

  • 納品物の範囲(ページ、画像、原稿、バナー等)
  • 写真素材の利用範囲(購入素材の再利用可否)
  • 解約時の引き渡し(バックアップ提供の有無、費用、期限)
  • ドメイン/サーバー移管の手数料と手順

初心者向けの結論
「院がドメインとサーバーを持つ」+「制作会社は制作と運用を請ける」形が、独立性も安全性も高いです。

制作会社・フリーランス選び:治療院で失敗しない評価軸

治療院のホームページ制作で失敗が起きやすいのは、デザインの良し悪しよりも 「期待していた成果と、契約・運用の中身がズレる」 ことです。
ここでは、初心者でも判断しやすいように “見抜く軸”をチェックリスト化していきます。

“治療院の実績”は同業種だけでなく成果プロセスで見る

「治療院の制作実績があります」は参考になりますが、それだけだと弱いです。
見るべきは “結果が出るまでの手順が説明できるか” です。

実績の見方:この3段階で確認するとブレない

  • Before(現状):何が課題だったか(予約導線/情報不足/MEO弱い等)
  • 施策(やったこと):何をどう変えたか(ページ設計、症状ページ、写真、GBP整備など)
  • After(変化):どんな指標がどう動いたか(問い合わせ数、予約率、指名検索、マップ経由など)

ポイント:数字は“自慢”のためではなく、改善の因果関係を説明する材料です。

“同業実績が少ない”相手でもOKになる条件

フリーランスや新しめの制作会社でも、次が揃っていれば十分候補になります。

  • 導線設計の型を持っている(ファーストビュー、予約、料金、アクセスの整理)
  • 地域集客の型を理解している(MEO×SEOの役割分担)
  • 治療院の表現ルール(断定回避など)に配慮できる
  • 公開後の改善を前提に、検証→改善の流れがある

逆に“危ない実績アピール”

  • 「地域No.1」「必ず集客できます」など、強い断定で押す
  • 実績ページは多いのに、何をやって伸びたか説明できない
  • 画面キャプチャだけで、導線・ページ設計の話が出てこない

公開後サポートは「何を・いつ・どこまで」が重要

治療院サイトは公開がゴールではなく、公開後に 写真・症状ページ・FAQ・導線を育てて強くします。
だから月額の有無より、中身の定義が最重要です。

サポート内容は3種類に分けて確認する

  1. 保守(止めない・守る)
    • SSL、バックアップ、セキュリティ、CMS更新 など
  2. 更新(情報を新しくする)
    • 料金や営業時間の修正、写真差し替え、文章修正 など
  3. 改善(成果を伸ばす)
    • 解析、導線改善、ページ追加、MEO運用支援 など

“良いサポート”の合格ライン(例)

  • 月1回:数値の振り返り(マップ/検索/予約のどこが伸びたか)
  • 月1回:改善提案(次に直すページ・追加するページの優先順位)
  • 軽微修正:回数 or 作業時間が明確(例:月60分まで等)
  • 緊急時:連絡手段と対応時間が明確

“曖昧で揉めやすい言い方”に注意

  • 「修正無制限」→ 実際は“軽微”の定義が曖昧なことが多い
  • 「SEO対策込み」→ 初期設定だけ?記事作成も?改善も?が不明
  • 「サポートします」→ 何をいつ誰が、が抜けている

地域競合の扱い(同一エリアでの制作方針)

治療院は地域商圏が重なりやすいので、制作側が同じエリアで競合を抱えていると、提案が薄くなる/テンプレ化する/情報が混ざるなどのリスクがあります。
ここは遠慮せず、最初に確認した方が安全です。

競合リスクを減らす“現実的な落としどころ”

  • 完全排他(例:半径○km・○年)を求めると費用が上がりやすい
  • 代わりに、次のような条件が現実的です
    • 同一エリア内で「同一業態」制作の上限(例:整体は○件まで)
    • 同一駅・同一町名レベルは避ける、など“範囲”を決める
    • 競合がいる場合は、担当を分ける/データ共有しない運用を明記

確認すべきポイント(言質を取る)

  • 同一エリアで同業を担当しているか(いる場合は範囲)
  • コンテンツ・デザインの使い回しはあるか(文章テンプレの扱い)
  • 写真撮影や素材の使い回しルール
  • 予約導線・症状ページの“院専用設計”がされるか

提案の質を見抜く質問集(初回相談で確認すること)

初回相談で「この人は成果まで伴走できそうか」を見抜けます。
質問は多く見えますが、実際は 答え方の“筋の通り方”を見ます。

目的と現状把握

  • 何を成果と定義しますか?(予約/電話/LINE相談など)
  • 最初の1〜3か月で、何を優先して整えるべきですか?
  • うちの現状(マップ・検索・SNS)を見て、弱点はどこですか?

良い回答の特徴
「予約導線」「信頼情報」「地域で見つけられる状態」など、優先順位が明確。

設計(サイト構成・導線)

  • ファーストビューに必ず入れる情報は何ですか?
  • 電話/LINE/Web予約はどう配置するのが良いですか?
  • 症状ページは何本から始め、どう増やしますか?

良い回答の特徴
“型”がありつつ、院の事情(自費・保険・スタッフ体制)に合わせて調整できる。

SEO・MEOの方針

  • SEOとMEOは、どちらを先に伸ばす設計ですか?
  • Googleビジネスプロフィールは、誰がどこまで運用しますか?
  • ブログは「何を書くか」をどう設計しますか?(頻度よりテーマ)

良い回答の特徴
「まずMEOの土台+サイトの受け皿」「症状ページの増やし方」など、分業が明確。

表現・コンプライアンス(治療院はここが重要)

  • 効果の断定を避けつつ、強みをどう表現しますか?
  • 口コミ・体験談・症例の扱いはどうしますか?
  • 監修や根拠の示し方(院長プロフィール等)はどう設計しますか?

良い回答の特徴
“売れる言い回し”より“誤解を避ける設計”が優先になっている。

運用と契約(後から揉めないため)

  • 月額に含まれるのは「保守/更新/改善」のどこまでですか?
  • 修正回数・ページ追加・原稿作成・写真撮影は、どこが追加費用ですか?
  • ドメイン・サーバー・CMSの管理権限は誰が持ちますか?(WHOIS登録者も含めて)
  • 解約時に何を引き渡しますか?(データ、バックアップ、移管サポート)

良い回答の特徴
条件の明示が具体的で、「書面で残す」姿勢がある。

迷ったときの簡易採点(5分で比較できる)

候補が2〜3社あるなら、次の8項目を各0〜2点で採点すると決めやすいです。

  • 目的・KPIが言語化できる
  • 導線設計の型がある
  • 症状ページの作り方が具体
  • MEO運用の範囲が明確
  • 表現ルールに配慮できる
  • 公開後サポートの定義が明確
  • 追加費用ポイントが明確
  • 所有権・移管(ドメイン/サーバー/CMS)が明確

合計点が高いところは、長期で“揉めにくく、伸ばしやすい”傾向があります。

制作の進め方:公開までの流れと準備物

治療院サイト制作は、「要件整理 → 素材準備 → 公開前チェック」の3ステップで進めると、手戻りが激減します。
特に初心者は、デザインより先に 予約導線・信頼情報・地域で見つけてもらう設計を固めるのが近道です。

ステップ1:要件整理(目的・ページ構成・計測)

ここが曖昧だと、制作途中で「やっぱり症状ページも…」「予約はLINEも…」とブレて、費用も納期も膨らみます。
まずは 紙1枚で決まる粒度まで落としましょう。

1)目的を3つまでに絞る(優先順位つき)

  • 新規予約(例:月○件、電話 or Web予約の比率)
  • リピートの不安解消(例:初回の流れ、料金の透明性)
  • 採用(必要なら:応募数、問い合わせ数)

2)KPI(見る数字)を決める
初心者でも追える指標だけでOKです。

  • 予約・問い合わせ数(電話/LINE/Web)
  • 予約ページ到達数(予約ボタンのクリックなど)
  • マップ経由のアクション(経路検索、電話)
  • 検索で見られているページ(症状ページの伸び)

3)ページ構成を確定する(最初は少なくてOK)
例:最短公開セット(8ページ)+症状別3ページ、のように決めます。

  • トップ
  • メニュー/症状別
  • 料金(保険の扱い含む)
  • 院長・スタッフ
  • アクセス
  • 初めての方へ
  • よくある質問
  • プライバシーポリシー(必要なら特商法)

4)予約導線の仕様を決める

  • 予約手段:電話/LINE/Web(基本は3択まで)
  • 当日予約の扱い:電話優先などルールを明文化
  • 返信目安:LINE・フォームの返信時間を決める

5)計測の準備(最初に決めておくと後がラク)

  • GA4:設置(タグ or GTM)+動作確認
  • Search Console:所有権確認
  • 予約の計測:
    • Web予約:送信完了ページ(サンクス)で計測しやすい
    • 電話:タップ発信クリックをイベント化
    • LINE:クリック計測(リンクの管理)

要件整理のゴール(この状態なら制作が進む)

  • 目的(優先順位)/KPI/ページ一覧/予約手段/計測方法が決まっている
  • “やらないこと”も決まっている(例:最初はブログ週○本はやらない、など)

ステップ2:素材準備(写真・メニュー・料金・プロフィール)

治療院サイトは、素材の質で信頼が決まります。
「どんな院か分からない」状態をなくす素材を優先して集めましょう。

1)文章素材(原稿)に必要なもの

  • メニュー名・対象・所要時間・料金(追加費用の条件も)
  • 自費/保険/併用の方針(誤解が出ない表現)
  • 初回の流れ(来院〜会計まで)
  • キャンセル・変更ルール
  • 院の考え方(施術方針、説明の姿勢、通院提案の基準)
  • 院長・スタッフ紹介(資格・経歴・写真・ひと言)

2)写真素材(撮影 or 用意)チェックリスト
「来院前の不安」を消す写真が最優先です。

  • 外観(昼/夜)・看板
  • 入口(初見で迷うポイント)
  • 駐車場(場所が分かる引きの写真)
  • 受付・待合(清潔感)
  • 施術スペース(雰囲気とプライバシー配慮)
  • スタッフ(自然な表情・実在感)
  • 院内の導線(靴箱、着替えスペースなど必要なら)

3)症状別ページ用の素材(SEOをやるなら必須)
症状別ページは「文章量」より「具体の材料」が大切です。

  • よくある相談(例:腰痛でも“朝だけ”“座ると辛い”など場面)
  • 院としての見立ての方針(断定は避け、考え方を説明)
  • 対応範囲/受診を勧めるケース(安全配慮は信頼になる)

4)素材提出のコツ(制作が早くなる)

  • 文章は箇条書きでOK(制作側が整形しやすい)
  • 写真は「用途」が分かるファイル名にする
    例:01_外観_昼.jpg05_施術室.jpgスタッフ_院長.jpg
  • 料金・営業時間は「最新版」が1つにまとまっている状態にする(情報の食い違い防止)

ステップ3:公開前チェック(スマホ/予約/表示速度/法務)

公開前にここを押さえると、予約の取りこぼし信頼低下をかなり防げます。
初心者向けに“最低限ここだけ”をまとめます。

1)スマホ表示チェック(最重要)

  • 文字が詰まりすぎていない(段落は短く、余白あり)
  • 予約ボタンが常に見える(下部固定など)
  • 電話番号がタップで発信できる
  • 料金・アクセス・初回の流れが迷わず見つかる

2)予約チェック(必ずテストする)

  • 電話:タップで発信できるか(iPhone/Android両方が理想)
  • LINE:友だち追加〜相談導線が迷わないか
  • フォーム:
    • 必須項目が多すぎない
    • エラー表示が分かりやすい
    • 送信後の案内(返信目安・緊急連絡先)が出る

3)表示速度チェック(合格ラインを切る)

  • 画像が重すぎない(ファーストビューの大画像は特に注意)
  • 不要なプラグイン・外部スクリプトを入れすぎていない
  • Core Web Vitalsの目安(まずは合格を狙う)
    • LCP:2.5秒以内
    • INP:200ms未満
    • CLS:0.1未満

4)検索・計測チェック(公開後に困らない)

  • Search Console:所有権確認ができている
  • sitemap が用意されている(CMSなら自動のことも多い)
  • GA4:計測できている(リアルタイムで確認)
  • 予約クリックが記録される(最低限:電話・LINE・Web)

5)法務・表現チェック(治療院は特に大事)

  • 効果の断定、過度なNo.1表現がない
  • 口コミ・体験談・ビフォーアフターの扱いが安全
  • 資格・施術範囲・保険の扱いが誤解なく書けている
  • プライバシーポリシー(フォームやLINE運用があるなら基本は用意)

公開前チェックのゴール

  • 「スマホで迷わず予約できる」+「不安を残す表現がない」+「計測できる」
    この3つが揃えば、公開後の改善がスムーズに回ります。

公開後が本番:運用・改善で“資産化”する

治療院サイトは「作って終わり」だと、情報が古くなった瞬間に信頼が落ちます。
逆に、小さく公開→数字を見る→改善するを回すと、広告費を増やさずに予約が伸びる“資産”になります。

アクセス解析で見るべき指標(検索・地図・予約)

見る場所は3つだけでOKです。

  • 検索(SEO):Search Console(どんな検索語で、どのページが見られているか)
  • 地図(MEO):Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス(電話・経路・サイトクリックなど)
  • 予約(CV):GA4(予約・電話・LINEなど、成果に直結する動き)

初心者向けの「見る指標」早見表

スクロールできます
入口まず見る指標何が分かる?次にやること(典型)
検索(SEO)クリック、表示回数、CTR、平均掲載順位/検索クエリ/ページ別伸びるテーマ・伸びないテーマ、改善余地CTR低い→タイトル・説明文改善/順位が惜しい→本文強化・内部リンク
地図(MEO)検索・マップでの表示/行動(電話・経路・サイト)「近い院」を探す層の反応写真追加、カテゴリ・サービス整備、投稿のテーマ固定
予約(CV)予約完了、電話タップ、LINEクリック(=重要イベント)どの導線が予約に効いたか予約導線の配置改善、フォーム簡素化、FAQ追加

「予約」を正しく測る最小設計(これだけやれば運用が回る)

GA4で、次の3つを重要イベント(Key event)として計測すると判断が速いです。

  • 電話タップ(スマホでの発信クリック)
  • LINEクリック(友だち追加・相談導線へ)
  • Web予約完了(送信完了ページ到達など)

ポイントは「PVが増えた」より、予約に近い行動が増えたかで判断することです。

数字の読み違いを防ぐコツ

  • Search Consoleは「検索結果での反応」、GA4は「サイト内の行動」。役割が違うので、両方見てOK
  • まずは週1回、次の1点だけ確認すると継続しやすいです
    • 「予約に近い行動(電話/LINE/Web予約)が先週より増えたか?」

改善の優先順位(導線→内容→表示速度→拡張)

改善は、影響が大きい順にやるのがコツです。
おすすめの優先順位はこの通りです。

  1. 導線(予約のしやすさ)
  2. 内容(迷い・不安の解消)
  3. 表示速度(離脱の抑制)
  4. 拡張(症状ページや地域ページの増築)

1)導線:まず“予約の取りこぼし”を止める

すぐ効きやすい改善例です。

  • 予約ボタンを「電話/LINE/Web」で並列に(迷う時間を減らす)
  • ファーストビューに「誰向け・得意・場所・料金目安・予約」を置く
  • フォーム項目を削る(まずは相談を受けられる形に)

2)内容:信頼を落とす“空白”を埋める

治療院で離脱が起きやすいのは、次が不明なときです。

  • 料金(追加条件も含めて)
  • 保険・自費・併用の方針
  • 初回の流れ(所要時間・持ち物)
  • 通院の考え方(断定せず、基準の説明)
  • 院長・スタッフ(資格・経歴・方針・写真)

このあたりを整えると、順位だけでなく予約率が上がりやすくなります。

3)表示速度:最低限の合格ラインを切る

速度は「完璧を目指す」より、まずは重い原因を潰すのが現実的です。

  • 画像の圧縮(特にトップの大画像)
  • 不要なプラグイン・外部スクリプトを削る
  • スマホで表示が崩れていないか再確認

4)拡張:勝てるテーマから増築する

闇雲に記事を増やすのではなく、次の順が安全です。

  • すでに反応があるテーマ(Search Consoleで表示回数が多いクエリ)
  • 予約につながりやすいテーマ(産後、交通事故、慢性腰痛など院の強みと一致)
  • 地域名の粒度は「実来院エリア」から(広げすぎない)

改善が続く「月1ルーティン」(忙しい院でも回る)

  • ① 数字を見る(30分)
  • ② 直す場所を1つ決める(10分)
  • ③ 直す(60〜120分)
  • ④ 予約導線をテストする(5分)

大きな改修より、毎月1つの改善のほうが伸びます。

季節・イベントの打ち出し方(キャンペーンの注意点も)

季節ネタは、検索にもMEOにも効きます。ただし治療院は、表現を誤ると信頼を落としやすいので、「お得」より「安心」寄せが基本です。

季節テーマは“症状×生活シーン”で作ると独自性が出る

例(院の方針に合わせて調整してください)

  • 春:新生活(環境変化の疲れ、デスクワーク増)
  • 夏:冷え・睡眠の乱れ、運動量の増減
  • 秋:気温差、スポーツイベント
  • 冬:ぎっくり、交通量増の時期の相談、冷え

書き方のコツは、断定せずに

  • どんな人が困りやすいか
  • 受診・相談の目安
  • 院としての対応方針(プロセス)

を短くまとめることです。

キャンペーンは「条件の明確化」が最優先(誤解が一番危ない)

キャンペーンで揉めやすいのは、“安く見えたのに条件があった”ケースです。
最低限、次は必ず明記します。

  • 対象(初回のみ、特定メニューのみ、平日のみ等)
  • 期間(開始日・終了日)
  • 条件(予約方法、時間帯、人数制限、併用可否)
  • 通常料金と割引後料金(比較が分かる形)
  • 返金・キャンセル・変更ルール

「今だけ」「最安」「No.1」など強い言い方は、根拠が弱いとリスクが上がるので、初心者は避けるのが安全です。

プレゼント企画・紹介特典をやるなら“景品”の上限に注意

友だち紹介やSNSキャンペーンで特典を付ける場合は、内容によっては景品規制の対象になり得ます。
金額・条件設計の前に、景品表示法の枠組みを一度確認しておくと安心です。

治療院は「広告ガイドライン」視点もセットで持つ

特に、効果を断定する言い方や、比較で煽る言い方は避け、
説明(プロセス)・方針・範囲で伝えるほど、長期的に強い発信になります。

よくある質問(治療院ホームページ制作)

作ってから集客が安定するまで、どれくらい見ておく?

結論、「早い反応(MEO・導線改善)」と「じわ伸び(SEO・指名検索)」で時間軸が違うので、最初から分けて考えるのがコツです。

  • 〜1か月:予約導線の改善(ボタン配置・フォーム短縮・営業時間/料金の明確化)で反応が変わる
  • 1〜3か月:Googleビジネスプロフィール整備+写真追加+投稿で、地図経由の露出が伸びやすい
  • 3〜6か月:症状別ページ・地域ページが評価され始める(検索流入の土台)
  • 6〜12か月:記事・症例・FAQが積み上がり、問い合わせが安定しやすい

✅ 最初の3か月は、やることを「増やす」より“数字で見て直す”のが近道です。

  • どのページが見られている?
  • 予約ボタンは押されている?
  • 地図(GBP)経由が増えた?

予約システムは必要? LINEだけでも良い?

LINEだけでも成立するケースはあります。ただし、院の運営スタイル次第で“機会損失”が出ます。

LINE中心で回る院(まずはOK)

  • 予約枠が少ない/営業時間が短い
  • 施術者が1人で、枠管理がシンプル
  • 既存患者が多く、やり取りが固定化している

予約システムを入れた方が伸びる院(早め推奨)

  • 電話に出られない時間が多い(施術中が長い)
  • スタッフが複数で、枠が複雑(担当制・コース別など)
  • 当日予約や新規が多い(即時予約の需要が強い)
  • 無断キャンセル対策(事前確認・注意事項同意)をしたい

📌 現実的な落としどころ(失敗しにくい順)

  1. 電話+LINE+簡易フォーム(最短)
  2. WEB予約(空き枠表示)を追加(取りこぼし対策)
  3. リマインド・事前問診・キャンセル規定まで含めて最適化(仕組み化)

写真撮影はプロに頼むべき? 最低限の撮り方は?

結論、プロが最も効くのは「人」と「空気感」です。特に治療院は“安心感”が予約を左右します。

プロ推奨(投資回収しやすい)

  • トップのメイン写真(院内の雰囲気)
  • 院長・スタッフのプロフィール写真
  • 施術風景(※誇張・断定表現につながらない構図で)
  • 外観・入口(初めてでも迷わない)

自分で撮るなら:最低限のコツ

  • 📱スマホでもOK。明るい昼間、窓際の自然光が正義
  • 三脚 or 固定してブレ防止(タイマー撮影)
  • 「広角で歪む」問題に注意(壁が曲がって見える)→少し下がって撮る
  • 背景は整理(生活感・個人情報・貼り紙の写り込みNG)
  • 患者役の写真は同意必須(顔出ししない構図も用意)

✅ 最低限そろえる“写真セット”

  • 外観(昼/夜)・入口の目印・駐車場
  • 受付・待合・施術室(広さが伝わる)
  • スタッフ(自然な笑顔)
  • 施術の手元(顔を写さず雰囲気を出す)

補助金・助成金を使う場合に必要な書類は?

まず大前提として、制度によって必要書類は変わります。ただし、共通して「計画 → 見積 → 証拠(発注・支払・納品)」が揃っていないと通りません。

よくある“共通”の準備物(チェックリスト)

  • 事業情報:法人/個人の基本情報、確定申告・決算関連の控え
  • 計画書:何を改善し、どう売上/集客につなげるか(目的と効果)
  • 見積書:制作範囲の内訳が明確なもの(ページ/機能/撮影/保守など)
  • 実績証拠:契約書、請求書、振込記録、納品物(公開URL等)

小規模事業者持続化補助金を想定した注意点(超重要)

  • 「ウェブサイト関連費だけ」での申請はできない(他経費とセットが前提)
  • ウェブサイト関連費は補助金交付申請額の1/4が上限
  • 申請にGビズID(プライム or メンバー)が必要、取得に時間がかかる
  • さらに、商工会/商工会議所で事業支援計画書(様式4)の発行が必要(締切後は不可)

👉 なので、補助金を考えるなら
「まずGビズID → 次に相談予約 → 見積の内訳を整える」の順が安全です。

※なお、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入系)は“登録されたITツール導入”が軸なので、単なるホームページ制作だけだと要件に合いにくいことがあります(予約・顧客管理などの“ITツール導入”として整理できるかがカギ)。

リニューアルの最適タイミングは?

おすすめは「デザインが古いから」ではなく、機会損失が出ているサインで判断することです。

見直しサイン(当てはまるほど優先度高)

  • スマホで見にくい/押しにくい(予約までたどり着けない)
  • 施術メニューや料金が現状とズレている(不信感の原因)
  • 表示が遅い、画像が重い(離脱増)
  • 症状ページが薄い(“誰向けか”が伝わらず比較で負ける)
  • 採用したいのに情報がない(人手不足の損失)
  • 予約が電話偏重で取りこぼす(施術中に対応できない)

SEOを落とさずリニューアルする最低条件

  • できる限りURLを維持する
  • 変える場合は旧→新の対応表を作り、301リダイレクト
  • 公開後:サイトマップ送信・主要ページの動作確認(予約/フォーム)

✅ “全部作り直す”より、まずは
予約導線・ファーストビュー・症状ページの中身から直す方が、成果が早いことも多いです。

まとめ:今日やることチェック(最短で成果に近づく手順)

「治療院 ホームページ 制作」で迷いがちなポイントは多いですが、最短で成果に近づくコツは “決める順番” を固定することです。
今日やるべきことだけ、チェックリストに落とし込みます。

3つだけ決める(目的/強み/地域)→必須ページ→予約導線

まずは、紙1枚で決まる範囲まで落とします。ここが固まると、制作も見積もりも一気にスムーズになります。

1)3つだけ決める(15分でOK)

目的(1つを最優先)

  • 新規予約を増やす(例:月◯件)
  • リピート・不安解消を強化する
  • 採用にも効かせる(必要なら)

強み(3つまで)

  • 技術:何が得意か(例:産後、交通事故、スポーツなど)
  • 通いやすさ:駅近、駐車場、夜間対応など
  • 安心材料:資格、説明の丁寧さ、プライバシー配慮など

地域(狙う範囲を絞る)

  • まずは「実来院が多い駅・市区町村」から
  • 広げるのは後でOK(薄く広げるより、濃く刺す)

ここで大事なのは、盛ることではなく、誤解なく伝えることです。言い切り・No.1表現は避け、方針とプロセスで信頼を作ります。

2)必須ページを決める(“最低限これだけ”で公開できる)

まずはこのセットで十分です(8ページ想定)。

  • トップ(誰向け/得意/場所/料金目安/予約)
  • メニュー・症状導線(症状別へつなぐ入口)
  • 料金(追加条件・保険の扱いも明記)
  • 院長・スタッフ(資格・経歴・写真・方針)
  • アクセス(地図+外観・入口・駐車場)
  • 初めての方へ(流れ/持ち物/不安の解消)
  • よくある質問(通院、支払い、キャンセル等)
  • プライバシーポリシー(フォームやLINE導線があるなら基本)

💡 余力があれば「症状別ページ」を最初は3本だけ作るのがおすすめです。
(例:院の強みと一致する“予約につながりやすい症状”から)

3)予約導線を確定(今日ここまでやれば強い)

予約は 「電話/LINE/Web」 の3択までに整理し、スマホで迷わせない設計にします。

  • スマホ下部に固定(いつでも予約に戻れる)
  • 各ボタンに補足を付ける
    • 電話:当日予約向け
    • LINE:相談だけOK
    • Web:24時間受付
  • フォームは最短項目
    • 名前/連絡先/希望日時/相談内容(自由記述)

見積は「総額」と「移管可否」で比較する

見積もり比較で失敗しやすいのは、初期費用の安さだけを見てしまうことです。
本当に重要なのは、次の2点です。

  • 総額:初期+月額+追加になりやすい項目まで含めて比較
  • 移管可否:ドメイン・サーバー・CMS・データを「院が持てるか」

“総額”で比較するための超シンプル計算

✅ 最低でも、こう比較します。

  • 初期費用(制作)
  • 月額(保守・更新・改善のどこまで含むか)
  • 追加費用になりやすい項目(ページ追加、原稿、撮影、修正回数、SEO設定、計測設定など)

見積書チェックリスト(そのままコピペで確認OK)

スクロールできます
確認項目見るポイント落とし穴
修正回数何回まで無料?“軽微修正”の定義は?「無制限」でも実質制限がある
ページ追加1ページの定義(文字量・構成・画像点数)想定より高い単価で積み上がる
原稿作成取材の有無/修正回数/表現チェックの方針“院の強み”が薄くなりがち
写真撮影の有無/カット数/レタッチ/追加単価素材購入費が後から発生
SEO設定タイトル・見出し・内部リンク・構造化など範囲「SEO一式」が曖昧で比較不能
計測GA4/Search Console/電話・LINEクリック計測公開後に数字が見れず改善できない
保守バックアップ/セキュリティ/CMS更新“止まった時”の対応条件が不明
改善月次レポート/提案の有無保守だけで成果を期待してしまう

「移管可否」で必ず確認する4点(ここが一番揉める)

✅ 今日、見積の段階で“言質”を取るべきことです。

  1. ドメイン:登録者は院名義か(WHOISで確認できる形か)
  2. サーバー:契約者は院か/管理権限を院が持てるか
  3. CMS:管理者アカウントを院が保持できるか
  4. 引き渡し:解約時に何を渡すか(バックアップ、画像、原稿、設定、移管サポート)

💡 結論:「院が資産(ドメイン・サーバー)を持ち、制作側は運用権限で支える」形が、長期的に安全で強いです。


ホームページは、作った瞬間に完成するものではありません。
しかし、最初に設計を間違えなければ、治療院サイトは確実に“資産”になります。

もし今、迷っているなら、まずは今日、
「目的・強み・地域」→「必須ページ」→「予約導線」
この順番で、1つずつ決めていきましょう。

それだけで、治療院ホームページ制作は“難しいもの”から“成果に近い手順”へ変わります。

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