WordPressトップページ完全ガイド!作成・カスタマイズ、プラグインなど徹底解説!

WordPress トップページ

「WordPressで作ったサイトの顔ともいえるトップページ、どうやってカスタマイズすればいいの?」
「HTMLやCSSの知識がほとんどないけど、自分らしいデザインに挑戦したい……」
「プラグインを入れたら表示が崩れてしまって困っている」
「スマホでもキレイに見えるようにしたいけど、何から手をつければいいの?」

そんなお悩みを抱えるあなたへ──

本記事では、初心者でも迷わず取り組めるように、WordPressトップページの基本設計から実践的なカスタマイズ手法おすすめプラグインの活用までを一挙に解説します。

  • まずは「そもそもトップページって何?」という疑問をスッキリ解消
  • 固定ページ設定やサイトエディターの使い方を丁寧にステップ解説
  • メニュー・ウィジェット・コンテンツ配置のコツを具体例付きで紹介
  • デザイン自由度を大幅にアップするページビルダー系プラグインもピックアップ

このガイドを読み終わったときには、あなたの理想のトップページがサクサク作れるようになっているはずです!

目次

WordPressホームページとは何か?

WordPressサイトの「ホームページ」は、訪問者が最初にアクセスする のようなページです。ここでサイト全体の印象が決まり、ユーザーがどこに何があるかを直感的に理解できます。

特に企業サイトやポートフォリオでは、ホームページの見せ方で信頼感やブランドイメージが大きく変わります。

「フロントページ」との呼び方の違い

  • フロントページ
    • WordPressの内部設定上は「Front Page」と呼ばれることが多い
    • 「表示設定」→「ホームページの表示」で固定ページを選ぶとこのページがフロントページに
  • ホームページ
    • 一般的な名称。Webサイトのトップ(入口)を指す
    • ブラウザに「/」(ドメイン直下)で表示されるページ全般を指す

💡 ポイント: 固定ページをフロントページに設定しない限り、デフォルトでは最新投稿一覧がホームとして表示されます。

投稿一覧ページとの違い

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比較項目フロントページ投稿一覧ページ
デフォルト表示固定ページまたは最新投稿のどちらか常に最新の投稿一覧
用途例企業紹介/商品PR/キャンペーン告知などブログ記事の一覧
カスタマイズ性固定ページなので自由なデザインが可能投稿ループのスタイル調整が中心
URL構造https://example.com/https://example.com/ (同じ)
https://example.com/blog/ などに分けることも可

👣 初心者の流れ

  1. 何を見せたいかを明確にする(企業情報?最新情報?)
  2. 固定ページを作成し、コンテンツを配置
  3. 「設定 → 表示設定」でフロントページに固定ページを指定
  4. デザイン(ウィジェットやメニュー)を整えて完了!

カスタマイズのメリット・必要性

WordPressのトップページをオリジナルに仕上げることで、サイトの効果を大きく向上させることができます。

以下では、具体的な利点をひとつずつ解説します。

ブランドイメージの強化

  • 一貫したビジュアル
    ロゴやカラースキームを反映させることで、訪問者に強い印象を与えられます。
  • 信頼感の醸成
    プロフェッショナルに整えられたデザインは、企業・個人ともに安心感を高めます。
  • 🎨 Tip: トーン&マナーをサイト全体で統一すると、ブランド価値がぐっと上がります!

ユーザー導線の改善

  • 明確なナビゲーション
    グローバルメニューやCTAボタンを最適配置し、迷わせない導線を設計。
  • 直帰率の低減
    目的のコンテンツにスムーズに誘導することで、訪問者の滞在時間が伸び、直帰率が下がります
  • 📈 効果測定: Google Analyticsやヒートマップツールで、改善前後のクリック率や滞在時間を比較しましょう。

最新情報やセールスコンテンツの訴求

  • 目立つエリアへの配置
    お知らせバーやバナーウィジェットを使い、新着情報キャンペーンをトップページ上部に表示。
  • 動的コンテンツ活用
    — WordPress Popular Postsプラグインで注目記事を自動表示
    — カウントダウンタイマーでセール終了を演出 🎯
  • コンバージョン向上
    期限付きオファーやフォームを目立たせることで、問い合わせ数や購入率がアップします。

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項目カスタマイズ前カスタマイズ後
ブランディング感一般的・無機質統一感・専門性向上
ユーザー導線回遊が難しい直感的に誘導可能
コンテンツ訴求力見落とされやすい注目度アップ・CV向上

これらのメリットを意識してトップページを整えることで、訪問者体験の向上サイト成果の最大化が実現できます。✨

事前準備──構成設計と素材の用意

トップページをスムーズに作成するためには、まず設計と素材の準備が欠かせません。

この段階でしっかり計画を立てることで、後の作業が格段に楽になります。

サイト全体の導線プランニング

  • 🔍 ゴール設定
    • 何を最優先で伝えたいか(例:お問い合わせ、商品購入、ブログ閲覧)を決定
  • 🗺️ ページ構造マップ
    • トップ→下層ページへの流れを簡易図やリストで可視化
  • チェックリスト例
    • [ ] ホーム→会社概要ページへの導線
    • [ ] ホーム→サービス詳細ページへの導線
    • [ ] ホーム→問い合わせフォームへの導線

メインビジュアルやテキストなど素材を揃える

  • 📸 画像準備
    • 高解像度のロゴ・バナー・背景画像をフォルダにまとめる
  • 📝 キャッチコピーと本文
    • 短く魅力的なキャッチコピー(20〜30文字以内)
    • 説得力のあるサブテキストを3〜5文程度
  • 🔧 素材管理のポイント
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種類ファイル形式保存先フォルダ
ロゴ.svg/.png/assets/logo/
バナー画像.jpg/.png/assets/banner/
テキスト.docx/.md/docs/copy/

ページ構成要素の洗い出し

  • 🧩 ブロック単位で考える
    1. ヘッダー(ロゴ+メニュー)
    2. メインビジュアル(キャッチ+CTAボタン)
    3. サービス紹介セクション
    4. 最新記事・お知らせリスト
    5. フッター(著作権表記+SNSリンク)
  • 📋 要素リスト例
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項目役割必要性
グローバルナビゲーションページ移動の案内★★★★★
メインCTAボタン問い合わせや購入への誘導★★★★☆
サービスサマリー提供価値の即時提示★★★★★
ニュースウィジェット最新情報への動線★★★☆☆

これらを事前に整えておくことで、制作フェーズで迷うことなくスムーズに作業を進められます。✨

静的固定ページをホームに割り当てる方法

WordPressのトップとして固定ページを使うと、自由度の高いデザインが可能になります。

以下の手順で設定してみましょう。

固定ページの作成手順

  1. ダッシュボード固定ページ新規追加 をクリック
  2. ページタイトル(例:「ホーム」)と本文を入力
  3. 必要に応じてブロックエディターでレイアウトを整える
  4. 右上の 公開 ボタンを押して完成 🎉

「設定 → 表示設定」でフロントページに指定

  1. ダッシュボード左メニューから 設定表示設定 を選択
  2. 「ホームページの表示」で 固定ページ をチェック
  3. 「ホームページ」に先ほど作成したページをプルダウンで選ぶ
  4. 変更を保存 をクリック

設定後の表示確認(URLやキャッシュ対策)

  • 🌐 URLチェック
    • ブラウザで https://あなたのドメイン/ にアクセスし、新規固定ページが表示されるか確認
  • ⚙️ キャッシュクリア
    • サイトがキャッシュされている場合、変更が反映されないことがあるため、キャッシュプラグインやブラウザのキャッシュをクリア
  • 動作確認リスト
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確認項目チェック方法
固定ページが表示トップURLにアクセス
メニューリンク動作各メニューから下層ページへ遷移できるか
モバイル表示崩れなしスマホでレイアウトが崩れていないか確認

サイトエディター/ブロックテーマによる編集手順

WordPressの最新機能「サイトエディター」と「ブロックテーマ」を使えば、コードを書かずに直感的にトップページをカスタマイズできます。

サイトエディターでテンプレートを開く方法

  1. ダッシュボード外観サイトエディター(ベータ)を選択
  2. 左上の テンプレート アイコンをクリック
  3. 一覧から ブログホーム テンプレートを探して選択
    • ブログホーム テンプレートは「投稿一覧+ヘッダー・フッター」の構成
    • 編集画面で直接テキストや画像をクリックしてレイアウト調整
  4. 右上の 保存 ボタンを押して変更を反映 🎉

💡 Tip:

  • テンプレートの変更はサイト全体に影響します。先にバックアップを取るか、リビジョン機能を活用しましょう。
  • 個別のページだけ編集したい場合は「テンプレートパーツ」からヘッダーやフッターだけ編集できます。

ブロックテーマへの切り替えと活用

最近のWordPressテーマには「ブロックテーマ」と呼ばれる、サイトエディターを前提としたテーマがあります。

  1. 外観テーマ新規追加
  2. フィルターで「ブロックテーマ」を選択
  3. 気に入ったテーマを インストール有効化
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メリット内容
自由度の高さブロックエディターでパーツごとに見た目を細かく調整可能
リアルタイム編集プレビューを見ながら直感的に配置変更ができる
更新の安全性親テーマ更新後も子テーマでカスタマイズを保持できる
  • 活用例:
    • ヘッダーをカスタムブロックに置き換え
    • グリッドレイアウトでおすすめ記事セクションを作成
    • ボタンやアイコンブロックを組み合わせてCTAバナーを配置

初心者のポイント:

  • 最初は公式テーマの「Twenty Twenty‑Five」など、ブロックテーマ対応のものから始めると安心です。
  • カスタムCSSやPHPいじり不要で、視覚的にデザインを詰められるのが大きな魅力です!

ナビゲーションメニューの設定

トップページの 使いやすさ を左右するのがナビゲーションメニューです。

ここではグローバルナビゲーション(サイト全体の主要リンク)を構築する手順を解説します。

グローバルナビゲーションの設置

  1. 外観 → メニュー を開く
  2. メニュー名を入力し、新規メニューを作成 をクリック
  3. 「メニュー構造」エリアに移動

メニューアイテムの追加

  • 画面左側のブロックから追加したい項目を選択
    • ページ/投稿/カスタムリンク/カテゴリー など
  • 追加したい項目にチェックを入れ、メニューに追加 をクリック
  • 追加されたメニューアイテムはドラッグ&ドロップで並び替え可能

🌟 ワンポイント

  • 親メニュー・子メニューを入れ子にして、ドロップダウンを作成できます。

詳細オプションの調整

メニューアイテムの歯車アイコンをクリックすると、各種設定が表示されます。

代表的なものを下表にまとめました。

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オプション項目説明
ナビゲーションラベルメニュー上に表示する名称を任意の文言に変更
タイトル属性マウスオーバー時に表示される補足テキスト
開くリンク新しいタブ/同タブの選択
CSSクラス独自スタイルを当てたい場合にクラス名を設定

メニュー位置の割り当てと保存

  1. 「メニュー設定」セクションで 表示位置 にチェック
    • 例:ヘッダー、フッターナビゲーションなど
  2. メニューを保存 をクリック

確認ポイント

  • トップページ・内部ページともにナビゲーションが正しく表示されるか
  • モバイル時のドロワーメニューが機能しているか

以上で、サイト訪問者が迷わず目的のページへ移動できる グローバルナビゲーション が完成です!✨

ウィジェット・コンテンツブロックの配置

トップページで細かなパーツを追加・配置する際は、ウィジェットブロックを活用しましょう。

ここでは、要素の追加から並び替え、テーマ別のコツまでを解説します。

ウィジェット領域への要素追加

  1. ダッシュボード → 外観ウィジェット を開く
  2. 画面左側の「利用できるウィジェット」から、追加したいものを選択
  3. 右側の「ウィジェットエリア」(例:サイドバー、フッター、トップページ用)にドラッグ&ドロップ
  4. 各ウィジェットの設定パネルでタイトルや表示件数などを入力し、保存

🎯 ポイント

  • お知らせ、最新記事、検索フォームなど、訪問者がすぐにアクセスしたい情報を配置しましょう
  • 複数のウィジェットを組み合わせると、情報量が多くてもスッキリ見せられます

表示順序の入れ替え

  • ドラッグ&ドロップ で簡単に移動可能
  • 設定したいウィジェットエリア上で、上から順に表示されるため、優先度の高いものを上位に
  • 順序変更後は、必ずフロント画面で崩れがないかチェック
1. メインビジュアル
2. お知らせウィジェット
3. 最新記事リスト
4. SNSフォローボタン
5. フッターリンク

🔄 Tip: たまにキャッシュクリアを行い、並び替えが反映されているか確認しましょう。

テーマ別ウィジェット運用のポイント

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テーマカテゴリ特徴運用のコツ
クラシックテーマウィジェットエリアが多数用意されているフッターやサイドバーに分散配置
フルサイト編集対応ブロックウィジェットがメインブロックパターンで一括配置すると高速
ページビルダー系プラグイン管理のウィジェットビルダー内の専用ウィジェットを活用
  • クラシックテーマ:サイドバー配置→本文幅を調整し読みやすさを維持
  • フルサイト編集:ブロックエディターの「ウィジェット」パネルから直接配置
  • ページビルダー:ElementorやBeaver Builderのウィジェットウィジェットをドラッグ&ドロップ

ホームページに組み込みたい主要コンテンツ

トップページでは、訪問者の興味を引きつけ、行動を促すための核となる要素を配置しましょう。

以下のコンテンツが特に重要です。

キャッチコピーやメインビジュアル

  • 第一印象で勝負!
    • ページ上部に大きく配置し、サイトのテーマ訴求ポイントを一瞬で伝える
  • 🎨 デザインのコツ
    • 高解像度画像やイラストを背景に
    • キャッチコピーは20~30文字程度の短くインパクトある文言

提供サービス・商品紹介

  • 何を提供しているかを明確に
    • サービスや商品の特徴を3つ程度に絞って紹介
  • 📦 紹介ブロックの構造例
    1. アイコン+見出し
    2. 短い説明文
    3. 詳細ページへのリンクボタン

最新記事やお知らせ

  • 動的コンテンツで常に新鮮に
    • プラグイン(例:WordPress Popular Posts)で自動表示
  • 📅 表示例
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日付タイトルタグ
2025/07/20サイト速度改善のポイントパフォーマンス
2025/07/18ブロックテーマの選び方ガイドデザイン

問い合わせフォーム・CTAボタン

  • 行動を後押しする仕掛け
    • フォームは簡潔に、必須項目は最小限に
    • ボタンには具体的な文言(例:「無料相談はこちら」)を採用
  • 🔥 配置のポイント
    • メインビジュアル直下やサービス紹介後など、目につきやすい場所に設置

これらの要素をバランスよく配置することで、訪問者の目を引きつけ、サイトゴール(お問い合わせや購入など)への誘導がスムーズになります!✨

役立つプラグイン紹介

トップページ作成・運用を効率化してくれるおすすめプラグインを紹介します。

用途別にまとめましたので、目的に合ったものを選んでください。

ページビルダー系プラグイン

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プラグイン名特徴価格モデル
Elementor– ドラッグ&ドロップで自在にレイアウト可能
– 豊富なウィジェットとテンプレート 🎨
無料+有料版
Beaver Builder– シンプルで軽量
– コード編集にも対応 ⚙️
有料のみ
Landing Page Builder– LP制作に特化した機能
– カウントダウンやフォーム連携が簡単 ⏳
無料+有料版
  • Elementor
    • 初心者にも親切:直感的なUIでパーツ配置がすぐに理解できる
    • 豊富なテンプレート:トップページ向けのプリセットデザインが多数
  • Beaver Builder
    • 動作が軽い:高速表示を重視するサイトに最適
    • 開発者向け:HTML/CSSのカスタマイズも可能
  • Landing Page Builder
    • LP特化型:キャンペーンやセール用のページを素早く作成
    • マーケ連携:メール配信サービスやGoogle Analyticsと簡単に連携

SEO支援・動的表示プラグイン

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プラグイン名機能効果
Yoast SEO– メタタグ自動生成
– コンテンツ解析と提案 📝
検索順位の改善
WordPress Popular Posts– 人気記事ランキング表示
– カスタム期間設定が可能 📈
滞在時間/PV数の増加
  • Yoast SEO
    1. タイトル・ディスクリプションの最適化:ページ単位で編集できる
    2. 可読性分析:見出しバランスや文の長さを評価し、改善点を提示
  • WordPress Popular Posts
    1. 人気記事ウィジェット:サイドバーやフッターに設置可能
    2. 表示条件の柔軟性:期間(過去24時間、7日間など)や投稿タイプでフィルタリング

これらのプラグインを活用すると、デザインの自由度UP検索流入の増加サイト内回遊の促進が期待できます。

まずは無料版から試して、自分のサイトに合うものを見つけましょう!✨

上級者向け:テンプレートファイルの直接編集

WordPressのテンプレートファイルを直接いじることで、より細かなレイアウト調整や機能拡張が可能になります。

ただし、テーマアップデートで変更が消えるリスクもあるため、必ずバックアップと子テーマ運用をセットで行いましょう。

front‑page.php の設置・バックアップ

  1. ファイルの場所
    • 親テーマのルートに front-page.php を配置すると、固定ページ設定より優先して読み込まれます。
  2. バックアップ手順
    • FTP/SFTPで親テーマの front-page.php をダウンロード
    • ローカルで別名(例:front-page-backup.php)として保存し、変更前に必ずコピーを保持
  3. 基本構造の例
   <?php
   /* front-page.php */
   get_header();
   ?>
   <main>
     <?php
       // コンテンツループやカスタムHTML
       if ( have_posts() ) :
         while ( have_posts() ) : the_post();
           the_content();
         endwhile;
       endif;
     ?>
   </main>
   <?php get_footer(); ?>

🔒 注意: テスト環境で動作確認を行い、本番に適用する前に問題がないかチェックしましょう。

テンプレートパーツの活用

複数ページで共通部分を使い回す際は、get_template_part() を利用すると保守性が向上します。

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パーツ名用途呼び出し例
header.phpサイト全体のヘッダーget_header();
footer.phpサイト全体のフッターget_footer();
template-parts/hero.phpメインビジュアルセクションget_template_part('template-parts/hero');
  • カスタムパーツ作成手順
    1. wp-content/themes/your-theme/template-parts/ フォルダを作成
    2. hero.php のようにファイルを追加し、HTML+PHPを記述
    3. 親テンプレートから get_template_part() で読み込む

💡 メリット:

  • コードの重複を防ぎ、更新時はパーツファイルだけ修正すればOK
  • チーム開発やテーマ拡張がスムーズに

子テーマでのカスタマイズ手順

  1. 子テーマの準備
    • /wp-content/themes/ に新規フォルダ(例:your-theme-child)を作成
    • style.cssfunctions.php を以下のように用意
    /* style.css */ /* Theme Name: Your Theme Child Template: your-theme */ <?php // functions.php add_action('wp_enqueue_scripts', function() { wp_enqueue_style('parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css'); });
  2. テンプレートファイルの上書き
    • 子テーマフォルダに front-page.phptemplate-parts/ を親テーマと同構成で配置
    • WordPressは子テーマのファイルを優先して読み込みます
  3. 動作確認
    • 管理画面 → 外観 → テーマ から子テーマを有効化
    • フロントページをリロードし、変更が反映されているかチェック ✅

🔧 メンテナンスポイント:

  • 親テーマのアップデート後に子テーマと互換性があるか確認
  • 子テーマ内の functions.php では、不要な関数重複に注意

以上が、上級者向けにテンプレートファイルを直接編集する際の基本手順です。

バックアップ子テーマ運用を徹底し、安全かつ効率的にカスタマイズを進めましょう!

トラブルシューティング

トップページ設定や編集時に起こりやすい問題と、その対処法をまとめました。

順番にチェックしていきましょう。

ホームページが切り替わらない原因と対策

アドレス設定のミス修正

  • 問題例
    • 「設定 → 一般」でサイトアドレス(URL)が間違っている
    • 「表示設定」でフロントページに指定した固定ページが誤っている
  • 対策
    1. 一般設定にアクセスし、WordPress アドレスサイトアドレスが正しいか確認
    2. 表示設定で、意図した固定ページがフロントページに選ばれているか再設定
    3. 保存後はブラウザでトップURLにアクセスし、期待どおりのページが表示されるか確認 ✅

プラグインの無効化/キャッシュクリア

  • 問題例
    • キャッシュプラグインやセキュリティプラグインが設定を阻害
    • 古いキャッシュが残っていて最新設定が反映されない
  • 対策
    1. 問題解決用にすべてのプラグインを一時無効化し、トップページが切り替わるか確認
    2. 有効化→動作確認をプラグインごとに行い、原因プラグインを特定
    3. キャッシュ系プラグインとブラウザキャッシュをクリアし、再度表示をチェック 🔄

編集画面が表示されない場合の解決法

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問題原因対策
固定ページ編集画面が真っ白テーマやプラグインのPHPエラーデバッグモードを有効化し、エラー箇所を修正 🔍
ブロックエディターが開かないJavaScriptの競合や古いブラウザキャッシュブラウザキャッシュをクリアし、別ブラウザで確認
「編集」ボタンが動作しない管理画面のスクリプト読み込み失敗テーマを一時的にデフォルトに戻して動作確認
  • デバッグモードの使い方
    1. wp-config.php に以下を追加
    define('WP_DEBUG', true); define('WP_DEBUG_LOG', true);
    1. wp-content/debug.log を確認し、エラー行を修正
  • ブラウザキャッシュのクリア方法
    • Windows: Ctrl + F5
    • Mac: Cmd + Shift + R

これらのポイントを順に確認すれば、ほとんどのトラブルは解消できます。

問題が解決しない場合は、バックアップから復元するか、専門フォーラムでエラー内容を共有してみましょう。

参考情報・その他リソース

WordPress の権限一覧

ユーザーごとに操作できる範囲が異なるため、適切な権限設定がサイト運営の安全性を高めます。

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権限レベル主な操作内容
管理者すべての操作が可能(テーマ・プラグインのインストール/設定変更など)
編集者投稿・固定ページの公開・管理、他ユーザーの投稿編集
投稿者自分の投稿の作成・公開、メディアアップロード
寄稿者自分の投稿の作成(下書き保存のみ)、メディアアップロード不可
購読者プロフィール編集のみ

テンプレート階層図

WordPress がどのテンプレートファイルを読み込むかを理解すると、カスタマイズ時のファイル配置がスムーズになります。

front-page.php
  └── home.php
       └── page.php
            └── singular.php
                 └── index.php

single-{post_type}.php
  └── single.php
       └── singular.php
            └── index.php

category-{slug}.php
  └── category.php
       └── archive.php
            └── index.php

archive-{post_type}.php
  └── archive.php
       └── index.php

search.php
  └── index.php

404.php
  └── index.php

🔍 見方のポイント
上から順に「より優先的に読み込まれる」ファイルとなっています。

作業を効率化するヒント集

  • 📂 ローカル開発環境の構築
    • MAMP/Local by Flywheel などでテストサイトを用意
  • 🔄 バージョン管理の導入
    • Git でテーマ編集の履歴を管理し、変更箇所を追跡
  • ショートカット活用
    • エディターのコードスニペット機能でテンプレートタグを一発挿入
  • 🌐 プラグインで自動化
    • WP‑CLI でテーマ/プラグインの一括インストールや設定
  • 🗒️ 作業ログを残す
    • 変更内容と日時をドキュメント化し、チームで共有

これらのリソースを活用して、安全かつ効率的にトップページをカスタマイズしましょう!✨

まとめ

本記事では、WordPressトップページの作成からカスタマイズ、トラブル対策、プラグイン活用までを幅広くカバーしました。

  1. トップページの役割と基本設定を理解し、固定ページの割り当て方法をマスター
  2. サイトエディター/ブロックテーマで直感的にレイアウトを編集
  3. ナビゲーションやウィジェット配置でユーザー導線を最適化
  4. キャッチコピー・メインビジュアル・CTAなど、掲載すべきコンテンツを整理
  5. ElementorやBeaver Builderなどのページビルダーでデザインの幅を拡大
  6. Yoast SEO・WordPress Popular Postsで集客力&回遊率をアップ

これらのステップを順に実践すれば、訪問者にとって魅力的かつ使いやすいトップページが完成します。

ぜひ今日からチャレンジして、あなただけのオンリーワンサイトを作り上げてください! 🚀✨

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