WordPressにプリインストールされている初期プラグインはどうするべき?

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「WordPressをインストールしたけど、最初からいくつかプラグインが入っている……これって必要?」
「AkismetやHello Dollyって何のために入っているの? 消しても大丈夫?」
「サーバーによって違うプリインストール、どう判断すればいいのかわからない!」

こんな疑問を抱えていませんか?

  • 初期状態で何が入っているのか把握できず、使いもしないプラグインが増え放題……
  • いきなり削除してトラブルになるのが怖い
  • 本当に有効化すべきもの、不要なものの区別がつかない

WordPressを安全かつ軽快に運営するためには、「どのプラグインを残し、どれを無効化・削除すべきか」を見極めることが大切です。

本記事では、プリインストールされている代表的なプラグインの役割を分かりやすく解説し、初心者でも迷わない整理方法をお伝えします。

目次

プリインストールプラグインの役割と必要性

WordPressをインストールすると、最初からいくつかのプラグインが組み込まれています。

これらはサイト運営を助けるものもあれば、不要で削除しても差し支えないものもあります。

以下では代表的なプリインストールプラグインをまとめ、機能本番環境での有効化推奨度を表にしてから、詳細に解説します。

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プラグイン名主な機能本番サイトでの有効化
Akismet Anti-Spamスパムコメントの自動検知・ブロック✅ 推奨
WP Multibyte Patch日本語の文字化け防止・マルチバイト対応✅ 必須
Hello Dollyダッシュボードに歌詞をランダム表示❌ 不要
TypeSquare Webfonts for サーバー名サーバー提供のWebフォント連携⚪️ 任意
ConoHa WING コントロールパネルプラグインConoHa管理画面とのシームレス連携⚪️ ConoHa利用者のみ
ConoHa WING 自動キャッシュクリアキャッシュの自動クリアで高速化⚪️ ConoHa利用者のみ
SiteGuard WP Plugin不正ログイン防止・WAF連携⚪️ ConoHa利用者のみ
Site Kit by GoogleGoogle Analytics, Search Console連携⚪️ 任意

Akismet Anti-Spam

  • 役割:スパムコメントを自動で検出し、隔離します。
  • 有効化の必要性:公式コメント機能を使うなら✅。特に公開サイトでは必須級。

WP Multibyte Patch

  • 役割:日本語固有の文字コード問題を解決し、文字化けを防ぎます。
  • 有効化の必要性:日本語サイトでは✅必須。オフにすると投稿やテーマで不具合が発生する可能性あり。

Hello Dolly

  • 役割:ダッシュボードに歌詞をランダム表示する遊び心プラグイン。
  • 有効化の必要性:サイト運営に影響なし。管理画面をスッキリさせたいなら❌無効化推奨。

TypeSquare Webfonts for サーバー名

  • 役割:レンタルサーバーが提供するWebフォントを簡単に適用。
  • 有効化の必要性:デザイン重視サイトで⚪️。不要なら無効化して軽量化可能。

ConoHa WING コントロールパネルプラグイン

  • 役割:ConoHaの管理画面から直接WordPress操作が可能に。
  • 有効化の必要性:ConoHaユーザーのみ⚪️。別の方法で管理できるなら無効化OK。

ConoHa WING 自動キャッシュクリア

  • 役割:投稿更新時に自動でキャッシュをクリアし、最新表示を維持。
  • 有効化の必要性:ConoHaユーザーのみ⚪️。キャッシュプラグインを別途使うなら不要。

SiteGuard WP Plugin

  • 役割:ログインページの保護やWAF連携によるセキュリティ強化。
  • 有効化の必要性:ConoHaユーザーのみ⚪️。テーマや他プラグインとの相性に注意。

Site Kit by Google

  • 役割:Google Analyticsなどの連携をダッシュボードで一元管理。
  • 有効化の必要性:アクセス解析を効率化したいなら⚪️。十分なトラフィックがないとデータが乏しく、導入は後回しでもOK。

まとめ:日本語サイトでは「Akismet」「WP Multibyte Patch」は必ず有効化し、その他は用途やサーバー環境に応じて取捨選択しましょう。
🎯 ポイント:不要なプラグインは無効化または削除し、サイトの軽量化・セキュリティ向上を図ることが大切です。

サーバー環境ごとの違い

各ホスティングサービスでは、WordPressインストール時にプリインストールされるプラグインが異なります。

ここでは「共通で入るプラグイン」と「サービス依存で入るプラグイン」を比較し、選び方のポイントを解説します。

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分類共通プラグインサーバー依存プラグイン例
スパム対策Akismet Anti-Spam
文字コード対応WP Multibyte Patch
遊び心・おまけHello Dolly
WebフォントTypeSquare Webfonts for XServer, ConoHa など
管理画面連携ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
自動キャッシュ管理ConoHa WING 自動キャッシュクリア
セキュリティ強化SiteGuard WP Plugin(ConoHa限定)
分析・解析Site Kit by Google(任意でプリインストールされる場合あり)

共通で入るプラグイン

  • Akismet Anti-Spam
    コメント欄に投稿されるスパムを自動判定し🛡️、管理画面で一括管理できます。
  • WP Multibyte Patch
    日本語をはじめとしたマルチバイト文字での文字化けを防止し、テーマや投稿の安定性を保ちます。
  • Hello Dolly
    ダッシュボードにランダムで歌詞を表示する遊び心プラグイン。運営には影響しないため、不要なら無効化がおすすめです。

レンタルサーバー依存のプラグイン

  1. TypeSquare Webfonts for ○○
    • サーバーが提供するWebフォントを簡単に利用可能にします。
    • デザイン重視のサイトなら有効化を検討しましょう。🎨
  2. ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
    • ConoHaの管理画面とWordPressを連携し、サーバー側操作をダッシュボードから実行できます。
    • ConoHa以外のユーザーは不要なので無効化してOKです。
  3. ConoHa WING 自動キャッシュクリア
    • 投稿やページ更新時に自動でキャッシュをクリアし、常に最新のコンテンツを表示。
    • 他社キャッシュプラグインと併用すると競合することがあるので注意が必要です。
  4. SiteGuard WP Plugin
    • ログインページのURL変更やWAFと連携した攻撃防御機能を提供します。
    • 他のセキュリティプラグインと重複しないよう、設定を確認してから使いましょう。
  5. Site Kit by Google (場合によってはプリインストール)
    • Google AnalyticsやSearch Consoleなどをダッシュボードで一元管理。
    • トラフィックが少ないうちは導入を後回しにしても問題ありません。📊

まとめ

  • 共通プラグイン は基本的にすべての環境で同じ機能を提供。
  • サーバー依存プラグイン はホスティングごとに異なるため、利用しているサービスの公式ドキュメントを確認のうえ、必要なものだけを有効化しましょう。
  • 不要なプラグインは無効化・削除して、サイトの軽量化とセキュリティ向上を図ることが重要です。✨

標準プラグインの選定と設定ポイント

スパム対策:Akismet Anti-Spam

  • 有効化のメリット
    • 💬 コメント欄に投稿されるスパムを自動でフィルタリング
    • 管理画面でスパム一覧を一括管理できる
  • 商用サイトでの利用制限
    • 無料プランは個人・非営利に限定
    • 商用利用は有料ライセンスが必要

文字化け防止:WP Multibyte Patch

  • 日本語サイトで必須の理由
    • マルチバイト文字(日本語)の正しい表示と処理をサポート
    • OFFにすると投稿編集時やテーマの日本語部分で不具合が生じる可能性あり

管理画面のお楽しみ:Hello Dolly

  • 機能概要
    • ダッシュボードにランダムで歌詞を表示するだけの遊び心プラグイン
  • 無効化しても問題ないケース
    • サイトのパフォーマンスやセキュリティには影響なし
    • 管理画面をスッキリさせたい場合は❌無効化推奨

フォント連携:TypeSquare Webfonts for ◎◎サーバー

  • 機能概要
    • サーバー提供のWebフォントを簡単に適用し、デザインを向上
  • サーバー名ごとの設定方法
    1. プラグインを有効化
    2. 設定>TypeSquare に移動
    3. サーバー名を選択し、フォントセットを登録
    4. テーマのfont-familyに適用するクラスを確認

ConoHa専用:WINGコントロールパネルプラグイン

  • 機能概要
    • ConoHa管理画面の操作をWordPressダッシュボードから実行可能に連携
  • 管理画面連携の活用法
    • サーバーのSSL設定やバックアップをダッシュボード内でワンクリック
    • サイト移行時のURLリセットやPHPバージョン切り替えも簡単

ConoHa専用:WING自動キャッシュクリア

  • 機能概要
    • 投稿更新やテーマ変更時に自動でキャッシュをクリアし、常に最新表示
  • キャッシュ運用の注意点
    • 他のキャッシュプラグイン(例:WP Super Cache)と併用すると衝突する場合あり
    • 高トラフィックサイトでは手動クリアタイミングを調整すると◎

ConoHa限定:SiteGuard WP Plugin

  • 機能概要
    • ログインページのURL変更、リクエスト制限など多層的に不正アクセスを防止
  • セキュリティ強化のおすすめ設定
    • 管理画面ロックアウト機能を有効化
    • WAF連携設定を確認し、IP制限ルールをカスタマイズ

(必要に応じて)Site Kit by Google

  • 機能概要
    • Google Analytics/Search Consoleなどをダッシュボードで一元管理
  • データが集まるまでの注意事項
    • 初期段階ではトラフィックが少なくグラフが空白になりやすい
    • ビギナーはまずURL検査と基本指標の確認に利用すると◎

ポイントまとめ

  • 必須級:Akismet、WP Multibyte Patch → 有効化してサイト品質を担保
  • オプション:Hello Dolly、TypeSquare → サイトの役割やデザイン優先度で判断
  • ConoHaユーザー専用:WING関連・SiteGuard → 利用環境に合わせて最適化

不要なプラグインは無効化または削除し、軽量で安全なWordPress運営を心がけましょう。

不要プラグインの整理方法

  • 無効化と削除の違い
  • 削除手順と事前バックアップのポイント

無効化と削除の違い

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操作内容メリット注意点
無効化プラグインを一時的に停止し、ファイルはそのまま残す– 即時に機能を停止できる
– 設定やデータが保持される
– ファイルは残るため、攻撃対象になる可能性あり
削除プラグインのファイル一式と関連データを完全にサーバーから消去– サイトが軽量化する
– セキュリティリスクを低減できる
– 設定や保存データも消える
– 元に戻すには再インストールが必要

削除手順と事前バックアップのポイント

  1. バックアップの取得
    • ファイルバックアップ
      1. FTP/SFTPやホスティングのファイルマネージャーで /wp-content/plugins/プラグイン名/ をローカルに保存
    • データベースバックアップ
      • phpMyAdmin やプラグイン(例:UpdraftPlus)で全データベースをエクスポート
    • 📌 ポイント
      • サイト全体が正常に戻せることを確認
      • バックアップファイルは安全な場所に保管
  2. プラグインの無効化
    • WordPress 管理画面 → 「プラグイン」
    • 該当プラグインの「無効化」をクリック
    • 無効化後にサイトの動作チェックを実施
  3. プラグインの削除
    • 無効化済みプラグインに対し、「削除」ボタンをクリック
    • 削除完了後、以下を確認:
      • サイトの主要ページ(トップ、固定ページ、投稿)が正常に表示されるか
      • フォームやウィジェットなど、連動機能に不具合がないか
  4. 事後チェック
    • キャッシュクリア:キャッシュプラグインや CDN を利用している場合、削除後にキャッシュをクリア
    • セキュリティスキャン:WordFence などで異常ファイルが残っていないか確認
    • ログ確認:サーバーログやプラグインのログでエラーが出ていないかをチェック

まとめ

  • まずは「無効化」で影響範囲を確認し、問題なければ完全に「削除」
  • 削除前後のバックアップ&チェックを徹底して、安全かつスムーズに不要プラグインを整理しましょう。

最終チェック&ベストプラクティス

  • 有効化すべき最低限のプラグインリスト
  • 定期的な見直しとセキュリティ対策

有効化すべき最低限のプラグインリスト

以下は、WordPress初心者がインストール直後に必ず有効化しておきたいプラグインです。

サイトの安定運用とセキュリティ保護に役立ちます。

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プラグイン名主な役割理由
Akismet Anti-Spamスパムコメントの自動除外コメント欄をクリーンに保ち、運営負荷を軽減 👍
WP Multibyte Patchマルチバイト文字対応日本語サイトでの文字化けや表示崩れを防止 🛡️
UpdraftPlus(※1)バックアップ・復元機能事故やトラブル時のリスクを最小化 🚨
Site Kit by Google(任意)アクセス解析のダッシュボード実データに基づく改善施策を立てやすくする 📈

※1 サーバーにバックアップ機能がある場合は不要ですが、初心者はプラグインでの管理が安心です。

定期的な見直しとセキュリティ対策

  1. プラグインの定期チェック
    • 📅 月1回 を目安にプラグイン一覧を確認
    • 未使用・更新停止中のものは「無効化→削除」で整理
  2. アップデート管理
    • コア、テーマ、プラグインは最新バージョンを維持
    • 更新前にバックアップを取得し、万が一に備える
  3. セキュリティ設定の強化
    • 管理者アカウント名を「admin」以外に変更
    • 二段階認証プラグイン(例:Two Factor)を導入
    • 定期的にログイン履歴やセキュリティログを確認 🔍
  4. パフォーマンス確認
    • キャッシュプラグイン(例:WP Super Cache)やCDNを導入
    • ページ速度測定ツール(例:PageSpeed Insights)で問題点を把握
  5. コンテンツとアクセス解析
    • Google AnalyticsやSearch Consoleのデータをチェック
    • ユーザー行動を分析し、不要プラグインが影響を与えていないか確認

まとめ
最低限のプラグインを整えたら、あとは「月1回の見直し」と「更新&バックアップの徹底」で、安全かつ快適なWordPress運営を実践しましょう!

まとめ

  1. 必須プラグイン(Akismet、WP Multibyte Patchなど)は「有効化」してサイトの信頼性・安定性を確保
  2. 遊び心・不要機能系(Hello Dollyなど)は「無効化/削除」で管理画面をすっきり
  3. サーバー依存プラグインは利用中のホスティング環境に合わせて取捨選択
  4. 削除前にはバックアップを必ず取得し、万一に備える

初期プラグインを適切に整理すれば、サイトの表示速度やセキュリティが向上し、運営の手間も大きく減ります。

この記事を参考に、無駄のないWordPress環境を整えてください。

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