本記事では、WordPressのプラグインとは何かを解説し、導入必須のものと、必須ではないがおすすめのものをご紹介します。
また、プラグインを導入する上での注意点も解説します。
なお、以下の記事では、WordPressについて初心者向けに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

WordPressのプラグインとは?
WordPressのプラグインとは、ブラウザの拡張機能のように、WordPressの機能を拡張できるものです。
WordPressの機能自体は最低限のものに限られていますので、安全・快適にWordPressブログを運用するにあたっては、プラグインの導入は必須です。
必須のWordPressプラグインおすすめ5選
まずは必須のプラグインを5つご紹介します。
・XML Sitemap Generator for Google【XMLサイトマップの作成】
・SiteGuard WP Plugin【セキュリティー機能強化】
・WP Multibyte Patch【日本語対応化】
・Site Kit by Google【Googleツール連携】
・Contact Form 7【問い合わせフォーム】
XML Sitemap Generator for Google【XMLサイトマップの作成】
XML Sitemap Generator for Googleは、XMLサイトマップを作成するために必要なものです。
XMLサイトマップとは、検索サイト向けにWebサイトの情報(URLや最終更新日、更新頻度など)を伝えるためのものです。
これにより、記事がクロール、インデックスされやすくなります。つまり、最新の情報が検索結果に掲載されやすくなるということです。



SiteGuard WP Plugin【セキュリティー機能強化】
SiteGuard WP Pluginは、WordPressのセキュリティー機能を強化してくれるプラグインです。
WordPressは世界シェアが高いので、ハッカーにとっても格好の攻撃対象です。
不正アクセスや改ざん、個人情報の漏洩などの被害に遭わないためにも、必ず導入しましょう。

WP Multibyte Patch【日本語対応化】
WP Multibyte Patchは、日本語の文字化け対策のプラグインです。
WordPressの標準言語が英語であるため、日本語で運用していると文字化けなどが起こってしまうことがあります。
本プラグインを導入しておけば、そういう心配がなくなります。
Site Kit by Google【Googleツール連携】
Site Kit by Googleは、Googleの公式プラグインで、WordPressとGoogleのさまざまなサービスを簡単に連携できるものです。
具体的には、「Search Console」「アナリティクス」「AdSense」「PageSpeed Insights」「タグ マネージャー」です。
これらのサービス、とくに最初の2つはブログを運営するにあたって必須のものです。
個別に連携する方法もありますが、方法が少し煩雑なため、Site Kit by Googleでサクッと連携しましょう。
なお、以下の8記事では、Site Kit by Google、Google Search Console、Googleアナリティクス、Google AdSense、PageSpeed Insights、Googleタグマネージャーについて初心者向けに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。








Contact Form 7【問い合わせフォーム】
Contact Form 7は、問い合わせフォームを簡単に設置できるプラグインです。
問い合わせフォームはブログの運営には必須です。
問い合わせフォームを設置するメリットは以下のようなものがあります。
とくに案件のお誘いはよく届きます。
その中には魅力的なものも多いので、収益を向上させたいなら、本プラグインを導入して問い合わせフォームを設置しておきましょう。
以下の記事では、Contact Form 7について初心者向けに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

必須ではないがおすすめのWordPressプラグイン6選
次に、必須ではないがおすすめのWordPressプラグインを6つご紹介します。
・EWWW Image Optimizer【画像軽量化】
・BackWPup【バックアップ】
・PS Auto Sitemap【訪問者向けのサイトマップ作成】
・Broken Link Checker【リンク切れチェック】
・Advanced Google reCAPTCHA【スパム対策】
・Rinker【物販アフィリエイトの商品リンク作成】
EWWW Image Optimizer【画像軽量化】
EWWW Image Optimizerは、画像を自動で圧縮して軽量化してくれるプラグインです。
サイトの表示速度が低下する原因の多くは画像によるものです。
とくに、画像を多用する場合は、体感できるレベルで表示速度が低下してしまいます。
これは、ユーザビリティを損ね、読者が離脱してしまう原因となってしまいます。
ひいては、検索順位の低下にも繋がります。よって、画像を多用する場合には必須のプラグインでしょう。

BackWPup【バックアップ】
BackWPupは、サイトのバックアップを自動で行ってくれるプラグインです。
自動バックアップはレンタルサーバー側でも行ってくれる場合も多いですが、自分でも取っておけば、万が一の場合にも、それまで積み重ねてきたサイト情報を失うことがなくなります。
レンタルサーバー側で行ってくれていない場合は導入必須です。
なお、以下の2記事では、WordPressのバックアップ、BackWPupについて初心者向けに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。


PS Auto Sitemap【訪問者向けのサイトマップ作成】
PS Auto Sitemapは、訪問者向けのサイトマップ作成してくれるプラグインです。
サイトの記事数が多くなってくると、読者はお目当ての記事にたどり着くことが難しくなってきます。
そこで、サイトマップ、つまりサイトの地図があれば、利便性が高まります。
また、内部リンクが強化されるため、SEO対策にもなります。
Broken Link Checker【リンク切れチェック】
Broken Link Checkerは、記事に挿入したリンクが切れていないか、自動でチェックしてくれるプラグインです。
リンク切れはユーザビリティを毀損しますし、SEOの観点からもよろしくありません。
また、アフィリエイトリンクが切れていると、本来発生していたはずの収益が得られなくなってしまいます。
ただ、記事に挿入したリンクを定期的に一つ一つ確認するのは現実的ではありません。
本プラグインを導入しておけばサイト全体を自動でチェックしてくれますので、導入をおすすめします。

Advanced Google reCAPTCHA【スパム対策】
Advanced Google reCAPTCHAは、スパムをブロックしてくれるプラグインです。
コメント欄や問い合わせフォーム、ログイン画面などに、「私はロボットではありません」というチェックボックスが出てきます。
スパムに悩まされているなら導入してみてください。
以下の記事では、reCAPTCHAについて初心者向けに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

Rinker【物販アフィリエイトの商品リンク作成】
Rinkerは、Amazon、Kindle、楽天、Yahoo!ショッピングへの商品リンクを簡単に作成してくれるプラグインです。
これらのサービスの物販アフィリエイトをするなら導入しておきましょう。
以下の記事では、物販アフィリエイトについて初心者向けに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

WordPressプラグインの導入方法
では、WordPressプラグインの導入方法を解説します。
まず、WordPressの管理画面左側の「プラグイン」→「新規プラグインを追加」をクリックします。

表示されたページ右上の「プラグインの検索」窓にプラグイン名を入力し検索します。
検索したプラグインが検索結果に出てきますので、「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが完了すると、「有効化」というボタンに変わりますので、クリックします。

これでプラグインの導入は完了です。
WordPressプラグインを導入する上での注意点
WordPressにプラグイン導入は必須ですが、注意点もあります。以下の8つです。
・プラグインの導入は最小限に
・長期間更新されていないプラグインは避ける
・有効インストール数の多いものを選ぶ
・評価が高いものを選ぶ
・他のプラグインやテーマとの相性を確認する
・インストール前にバックアップを作成する
・不要なプラグインは無効化ではなく削除する
・最新バージョンへの更新を怠らない
プラグインの導入は最小限に
プラグインは便利な機能を簡単に追加できるので、ついついたくさん導入してしまうこともあるでしょう。
しかし、数が増えるほどサイトの表示速度が低下したり、セキュリティーリスクが高まったり、プラグイン同士の相性が悪いと不具合が起きたりします。
WordPressのプラグインは最小限にするのが大原則です。
長期間更新されていないプラグインは避ける
長期間更新されていないプラグインはセキュリティーリスクが高いです。
プラグインのインストールの際には、最終更新がいつであるかを確認しましょう。
最終更新が何年も前のものは放置されている可能性が高いので避けてください。
有効インストール数の多いものを選ぶ
有効インストール数の多さは信頼性の高さを表しています。
有効インストール数の多いものは、それだけ高く評価されているということです。
評価が高いものを選ぶ
評価が高いだけでなく、評価数も多いものを選びましょう。
たくさん評価がつけられた中で高評価なものは信頼度が高いです。
他のプラグインやテーマとの相性を確認する
プラグイン同士、またはプラグインとテーマが干渉し合って不具合が生じることがあります。
また、そもそもテーマにその機能が備わっている場合もあります。
よく確認しておきましょう。
インストール前にバックアップを作成する
プラグイン導入による万が一の事態に備え、インストール前にはバックアップを作成しておきましょう。
不要なプラグインは無効化ではなく削除する
不要なプラグインは無効化するだけでは、セキュリティーリスクを回避できません。
また、サイトの表示速度にも影響します。
必要になれば再度インストールすればよいだけなので、使わない間は削除しておきましょう。
最新バージョンへの更新を怠らない
プラグインは機能面やセキュリティー面を改善するため、更新されます。
更新を怠ると、不具合が生じたり、セキュリティーリスクが高まったりしますので、必ず最新バージョンに更新しましょう。
自動更新を有効にしておけば安心です。
まとめ
本記事では、WordPressプラグインについて解説しました。まとめると、以下のとおりです。
必須のWordPressプラグインおすすめ5選
・XML Sitemap Generator for Google【XMLサイトマップの作成】
・SiteGuard WP Plugin【セキュリティー機能強化】
・WP Multibyte Patch【日本語対応化】
・Site Kit by Google【Googleツール連携】
・Contact Form 7【問い合わせフォーム】
必須ではないがおすすめのWordPressプラグイン6選
・EWWW Image Optimizer【画像軽量化】
・BackWPup【バックアップ】
・PS Auto Sitemap【訪問者向けのサイトマップ作成】
・Broken Link Checker【リンク切れチェック】
・Advanced Google reCAPTCHA【スパム対策】
・Rinker【物販アフィリエイトの商品リンク作成】
WordPressプラグインを導入する上での注意点8つ
・プラグインの導入は最小限に
・長期間更新されていないプラグインは避ける
・有効インストール数の多いものを選ぶ
・評価が高いものを選ぶ
・他のプラグインやテーマとの相性を確認する
・インストール前にバックアップを作成する
・不要なプラグインは無効化ではなく削除する
・最新バージョンへの更新を怠らない
プラグインとうまく付き合い、快適なブログ環境を整えましょう!

