エックスサーバー vs コアサーバー|どっちが最適?初心者が見るべき指標とは
「エックスサーバーとコアサーバー、結局どっちがいいの?」
レンタルサーバー選びでここに迷う人はとても多いです。両方とも有名ですし、スペック表を見ると“どちらも十分そう”に見える。だからこそ、決め手が見つからず止まりがちです。
たとえば、こんな悩みはありませんか?
「初心者だけど、WordPressって普通に動く? 設定で詰まらない?」
「料金が安い方にしたいけど、安さで選んで失敗したくない…」
「表示速度って何を見ればいいの? “速い”って結局どこで判断するの?」
「バックアップが標準って書いてあるけど、復元は本当に簡単?」
「将来PVが増えたり複数サイト運営になったら、どっちが安心?」
「乗り換えを考えているけど、SEOやメールに悪影響が出ないか不安…」
こうした疑問は、単純に「Aが速い」「Bが安い」だけでは解決しません。
サーバーは、契約して終わりではなく、運用して初めて差が出るサービスだからです。
この記事では、エックスサーバーとコアサーバーを「初心者が失敗しない」という視点で比較し、特に次のような “見るべき指標” に絞って整理します。
- 月額だけでなく、初期費用・更新費用まで含めた実質コスト
- 通常時の速さだけでなく、混雑時も崩れにくい安定性
- WordPress運用で致命傷になりやすいバックアップと復元の現実性
- 困ったときに前に進めるサポートと自己解決のしやすさ
- サイト数が増えたときに効く拡張性(ドメイン・DBなど)
「数字や仕様は見たけど、判断できない」を終わらせるために、用途別の結論まで落とし込みます。
読み終わるころには、あなたの状況ならどちらを選ぶべきかが、スッと決まるはずです。
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最初に結論:あなたの目的ならどっち?(用途別のおすすめ早見)
迷っている人ほど、「何を優先するか」で決めると失敗しにくいです。
ざっくり言うと、次のイメージでOKです。
| 目的 | まず検討したい | 理由(要点) |
|---|---|---|
| 初心者で、迷わず安定運用したい | エックスサーバー | 導入〜運用まで“困りにくい”設計。サポート面も安心材料になりやすい |
| とにかく費用を抑えて複数サイトを回したい | コアサーバー | 長期契約で月額をかなり抑えやすく、複数サイト運用と相性がいい |
| 法人・店舗サイトで保守と信頼性を重視 | エックスサーバー(またはコア上位プラン) | “止めない・戻せる・相談できる”を重視するならサポートと運用設計が重要 |
| 設定も触れる中級者以上で自由度を求める | コアサーバー | プラン設計が幅広く、やりたい運用に合わせて寄せやすい |
WordPress初心者で「迷わず安定」を取りたいなら
おすすめはエックスサーバー寄りです。理由は「速い・多機能」だけではなく、初心者がつまずきがちなポイントを“先回りで潰してくれる”要素が揃っているからです。
初心者が困りがちなところ(例)
- SSL化、バックアップ、復元の手順が分からない
- 速度が遅い原因が分からず、放置してしまう
- トラブル時に、どこへ聞けばいいか迷う
エックスサーバーを選ぶメリット(初心者目線)
- 無料お試しがあるので、管理画面や表示速度を触ってから判断しやすい
- ただし、申し込み方法によっては「お試しなし」になるケースがあるため注意(後述)
- 電話サポート(平日)+問い合わせ導線が分かりやすい
- 「詰んだときの逃げ道」があるのは、初心者にはかなり大きいです
- 月額は最安ではないものの、“迷う時間”や“事故対応”を減らしてくれる方向性
ここだけ注意(申し込み時の落とし穴)
- 申し込み方法によって、
10日間の無料お試しが付く場合/付かない場合があります。
早く始めたい人は便利な手順を選びがちですが、
「まず触って確かめたい」なら、無料お試しの有無を先に確認しておくのが安全です。
初心者向けの結論
- ブログを“最短で安定稼働”させたいなら、エックスサーバーを軸に考える
- そのうえで、
「費用最優先」「複数サイトで数を回したい」ならコアサーバーに寄せる
という順番が、判断ミスが少ないです。
費用を抑えつつ複数サイトも運用したいなら
この条件なら、コアサーバーがかなり強いです。
とくに「ブログを複数立ち上げて検証したい」「小さなサイトを並行して回したい」タイプは恩恵が出やすいです。
コアサーバーが刺さる理由
- 長期契約時の月額が低めに設定されていて、固定費を落としやすい
- プランによっては、マルチドメインやメール、DBが“実質無制限”で運用しやすい
- バックアップ世代数など、運用前提の要素がプランに明記されている
プラン選びの目安(考え方)
- 「複数サイトを回す前提」なら、まずは人気どころ(例:V2の中核プラン)から検討
- さらに安さ優先なら、V1系の低価格帯も候補
- ただし、“安い=万能”ではないので、制限(ドメイン数やDB数など)が自分の運用に合うかは要チェック
コスト面での注意点
- コアサーバーはプランによって、初期費用が発生するものがあります(無料トライアルは別)
- 一部条件(ドメイン同時申し込み等)で初期費用が実質無料になるケースもあるので、
「初期費用込みの総額」で比較するのがフェアです。
複数サイト運用の“現実的な落とし穴”
- 最安プランに寄せすぎると、
途中で「DB足りない」「サイト増やせない」「想定より制限が多い」になりがちです。 - 最初から完璧を狙わず、
“将来のサイト数”だけは少し余裕を見てプランを選ぶのがコツです。
法人・店舗サイトで「信頼性と保守」を重視するなら
この用途は、「サポートの厚さ」「復元しやすさ」「運用の安心感」が勝負です。
表示速度も大事ですが、法人サイトはそれ以上に「止まらない」「戻せる」「相談できる」が効きます。
おすすめの考え方
- 相談先が明確で、運用の安心材料が多い → エックスサーバーが無難
- ただしコアサーバーでも、電話サポート対象の上位プランなら法人運用に寄せられる
法人・店舗サイトで見ておくべきチェック項目
- 障害時の復旧導線(何を見れば状況が分かるか/復旧は誰がやるか)
- バックアップ運用(世代数、復元のしやすさ、復元できる範囲)
- サポートの連絡手段(電話の有無、受付時間、夜間はどうするか)
- セキュリティの基本装備(無料SSL、WAFなどが標準であるか)
現場目線の一言
- 店舗サイトや会社サイトは、
「制作」よりも「運用」が長いです。
月額が少し高くても、“困ったときに詰まない”設計を優先した方が結果的に安く済むことがあります。
サーバー設定も触れる中級者以上で「自由度」を求めるなら
ここは好みが分かれますが、コアサーバーのほうがハマりやすい人が多い印象です。
理由は、プラン設計が幅広く、目的(速度・コスト・サポート)に合わせて寄せやすいからです。
コアサーバーが向く人(例)
- サイト規模や用途ごとに、プランを使い分けたい
- 「このサイトはコスト優先」「このサイトは速度優先」みたいに最適化したい
- ある程度は自分で調べて設定できる(トラブル対応も含む)
エックスサーバーが向く中級者(例)
- 設定よりも運用に集中したい(記事や集客に時間を使いたい)
- 管理がラクで、安定稼働する“土台”を優先したい
- サポートの安心感も捨てたくない
迷ったらこの2択で整理
- 自由度と最適化を楽しめる → コアサーバー
- 余計な判断を減らして運用に集中 → エックスサーバー
最後はスペック表よりも、自分の運用スタイルで決めると後悔が少ないです。
エックスサーバー公式サイトCORESERVER 公式サイト
比較に入る前に:2社の立ち位置と、この記事で見る基準
「エックスサーバーとコアサーバーって、結局なにが違うの?」と感じるのは自然です。
まずは “サービスの性格” を掴んでから比較に入ると、料金表やスペック表を見ても迷いにくくなります。
サービスの特徴(ターゲット・強みの方向性)
同じレンタルサーバーでも、得意分野が少し違います。
ここでは細かい数値より、選び方の軸になる特徴を整理します。
エックスサーバーの立ち位置
- 「はじめてでも安定運用しやすい」 を重視した設計
- WordPress用途の情報・機能の打ち出しが強く、導入〜運用の迷いが起きにくい
- サポート窓口が複数用意されていて、困ったときに頼れる導線がわかりやすい
「とにかく最短でブログを立ち上げて、安定させたい」人に寄りやすいタイプです。
コアサーバーの立ち位置
- 「コスパと機能の幅」 を重視した設計
- プランの選択肢が広く、個人〜法人向けまで段階的に揃っている
- 機能一覧が細かく公開されていて、「何ができるか」を仕様から判断しやすい
「複数サイトを回す」「必要に応じてプランを最適化したい」人に向きやすいタイプです。
ざっくり言うと、
迷いを減らすならエックスサーバー/条件に合わせて寄せるならコアサーバー
という方向性で考えるとスムーズです。
レンタルサーバー選びで重要な評価軸(失敗パターンも含む)
初心者が比較するときは、速度や容量よりも “運用で困らないか” を先に見た方が失敗しにくいです。
重要度が高い順に並べると、だいたい次の通りです。
見るべき評価軸(優先順位つき)
- 安定性・復旧のしやすさ
- 障害がゼロのサービスはありません。
- 重要なのは「止まったときにどう戻すか」です(バックアップと復元)。
- WordPress運用のしやすさ
- インストールだけでなく、更新・移転・SSL・キャッシュ周りまで含めて“詰まらないか”を見る。
- サポートの頼りやすさ
- 連絡手段(チャット/メール/電話)と受付時間。
- とくに初心者は「いざというときに聞けるか」が効きます。
- 費用(総額)
- 月額だけでなく、初期費用・更新時・オプション費用も含めた“年間コスト”で比較する。
- スペック(容量・CPUなど)
- もちろん大事ですが、ブログ規模なら“過剰スペック”になりやすいので最後でOK。
よくある失敗パターン(あるある)
- 月額の安さだけで決めて、後から制限に気づく
- 例:サイトを増やしたらDB数や仕様の壁に当たる、移転が面倒、バックアップが弱い…など
- 「高速」を信じて契約したのに、体感が変わらない
- 原因がサーバーではなく、テーマ・画像・プラグイン・計測方法だった、というパターンは多いです
- トラブル時に相談先がわからず、放置して機会損失
- 個人ブログでも、表示崩れやSSL問題を数日放置すると地味に痛いです
注意:スペック表だけで判断しないための考え方
スペック表は大事ですが、“読めば正解が出る表”ではありません。
初心者ほど、次の3点を押さえるだけで判断精度が上がります。
1) 速度は「サーバー以外」で決まる割合が大きい
同じサーバーでも、次で体感が大きく変わります。
- WordPressテーマ(軽い/重い)
- 画像の圧縮やWebP対応
- キャッシュ設定(プラグイン含む)
- 広告タグの量、計測タグの種類
つまり、「速いサーバー=常に速いサイト」ではないんですね。
比較するなら、同条件で測る(同テーマ・同記事量・同プラグイン)意識が大切です。
2) 「無制限」表記は“条件付き”であることが多い
転送量やマルチドメインなどで「無制限」と書かれていても、
実際は 公序良俗・迷惑行為・過負荷・規約 などの条件がつきます。
なので、無制限の文字だけで安心せず、次を確認すると安全です。
- 規約で禁止されている運用(大量送信、公開アップローダー等)
- プランごとの上限(機能一覧や仕様ページの注釈)
3) 初心者は「バックアップ」と「サポート」を数字より上に置く
容量が500GBか700GBかより、初心者に効くのはこっちです。
- 自動バックアップがあるか
- 復元が現実的にできるか(手順・世代・対象)
- 困ったときのサポート導線(チャット、メール、電話の条件)
この3点を先に押さえると、比較記事が一気に“自分ごと”になります。
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料金・コストを比べる(毎月の支払いだけで決めない)
月額・契約期間・更新費用の見え方
レンタルサーバーは「月額いくら?」だけで決めると、後からズレが出やすいです。理由はシンプルで、契約期間(まとめ払いの長さ)で“見え方”が変わるから。
- 長期契約ほど、1ヶ月あたりが安くなる
同じプランでも、3ヶ月更新と36ヶ月一括では差が出ます。 - 更新のたびに“高い月額”が続くケースがある
「まず3ヶ月で様子見」はアリですが、結局ずっと短期更新だと割高になりがち。 - 初回キャンペーンと通常料金は分けて考える
初回だけ安い・キャッシュバックがある場合、翌年以降の支払い感が変わります。
→ 比較するときは “キャンペーンなしでも納得できるか” を一度チェックしておくと安心です。
代表プランの比較ポイント
まずは「個人〜小規模サイトで比較するなら、ここが基準」というところを押さえます。
(細かい上位プラン比較は、アクセス規模や法人要件が出てきてからでOKです)
エックスサーバー:個人〜小規模向けの基準プラン
エックスサーバーは、料金設計がわかりやすく、“迷いを減らす”方向のサービスです。
- 初期費用が基本不要で、契約期間を長くするほど月額が下がる構造
- 料金感は「スタンダードを軸に、必要なら上へ」という選び方がしやすい
- 独自ドメイン特典など、“サーバー以外の固定費”を下げる仕組みがある
「ブログやサイト運営に慣れていない人が、遠回りせずに始めやすい」タイプです。
コアサーバー:主要プラン(CORE-X/CORE-Yなど)の位置づけ
コアサーバーは、同じ“レンタルサーバー”でも思想が少し違って、コスト効率重視(長期前提で強い)に寄っています。
- V2プラン(CORE-X / CORE-Yなど)は、長期契約で月額がかなり下がる
- 一方で、V2の一部プランは初期費用が発生する(条件次第で相殺できる仕組みあり)
- “複数サイトを回す”など、運用側の発想がある人ほど噛み合いやすい
「支払いを抑える代わりに、選び方は自分で整理する」タイプです。
オプション料金で差が出やすい項目
自動バックアップ/復元
初心者ほど、ここは軽視しがちですが…正直、バックアップが“無料で・すぐ戻せる”かで、精神的な安全度が変わります。
- エックスサーバー
標準で自動バックアップが用意されており、一定期間分を保持。復元も含めて運用しやすい設計です。
→ 「やらかした時に戻れる」安心が、追加課金なしで取りやすい。 - コアサーバー
バックアップの世代数(保持数)がプランにより異なります。
たとえば CORE-X と CORE-Y で保持数が違うなど、“安いプランほど短い”傾向があるので、ここは要チェック。
→ 長期運用で「少し前の状態に戻したい」可能性があるなら、保持世代が多いプランが無難です。
ポイントは、「バックアップがあるか」ではなく「どこまで戻せるか」です。
メール・ドメイン・追加機能
月額の差より、実はここで総額が割れます。
- ドメイン費用(取得・更新)
独自ドメインは基本的に年単位で費用がかかります。
ただし、サーバー側の特典で「対象ドメインが無料」になる場合があり、これが地味に効きます。 - エックスサーバー:ドメイン特典の条件
契約期間によって無料対象数が変わるタイプなので、
「最初から1年〜2年以上で運用するつもりか?」で総額が変わります。 - コアサーバー:初期費用を相殺できるケース
V2プランは初期費用がある一方、条件を満たすと初期費用が実質ゼロになる仕組みがあります。
「ドメインも一緒に揃える」前提なら、初期費用の痛みは小さくできます。 - メールは“無料”でも運用で差が出る
どちらもメール機能は揃っていますが、
例えば「大量送信」「到達率重視」「外部メール(Google Workspace等)併用」になると別費用が出ます。
→ 個人ブログならそこまで気にしなくてOK。店舗・法人は最初に運用設計を決めておくと迷いません。
「安いのに高くつく」を避けるコスパ判断チェック
最後に、比較で事故りやすいポイントをチェックリスト化します。
ここを潰しておくと、「結局どっちが得?」がかなり明確になります。
- [ ] 運用予定は半年?1年以上?3年以上?(長期前提なら月額差が効いてくる)
- [ ] 短期更新を続ける可能性はある?(結果的に割高になりやすい)
- [ ] 独自ドメインは何個使う?(無料特典の価値が人によって変わる)
- [ ] バックアップで“何日前まで戻せれば安心”か決めた?(7世代で足りるか、15世代ほしいか)
- [ ] 将来プラン変更する可能性は?(上位移行で総額が変わる。移行のしやすさもコスト)
- [ ] サイト停止が許されない用途?(店舗・法人なら“保守のしやすさ”が実質コスト)
この結論としては、
「初心者が迷わず“事故を減らす”ならエックスサーバー」、
「費用を抑えて複数運用も視野ならコアサーバー(プラン選びは慎重に)」
という整理がいちばんブレにくいです。
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性能と安定性を比べる(体感速度・混雑耐性・稼働の安心感)
レンタルサーバーの「速さ」は、カタログ上の数値だけで決まりません。
とはいえ初心者でも、押さえるポイントを絞れば “体感として速い・落ちにくい” サーバーを選びやすくなります。
基礎スペックの見方(容量・転送・ストレージなど)
まずは、比較表で迷子にならないための“読み方”から。
ストレージは「HDDかSSDか」より「NVMeか」が効きやすい
- NVMe SSD は、WordPressの表示に直結する「読み書き」が速くなりやすい傾向があります。
- エックスサーバーは主要プランで NVMe SSD 採用を明記しています。
- コアサーバー(V2)は NVMe SSD を前提に、プランごとに容量が提示されています。
容量は「大きいほど正義」ではない
個人ブログなら、画像を最適化していれば意外と増えません。
- 「写真多め・レビュー多め」→ 容量に余裕があると安心
- 「テキスト中心」→ 容量差よりも、バックアップ・復元のしやすさが重要
「転送量 無制限」は“注釈”まで読む
転送量は多くのサーバーで「無制限」と表記されますが、実務上はこう捉えると安全です。
- 普通のブログ運用では、まず困らない
- ただし 急にバズった/大容量配布を始めた/負荷が継続した ときは、制御が入る可能性がある
- コアサーバーは「一定の規定量までは無制限、それ以上はベストエフォート」の注記があり、こういう書き方は判断材料になります
コアサーバーは「CPU割当・メモリ割当」が見えるのが特徴
V2プランは、プランごとに メモリ割当やCPU割当 が提示されています。
初心者でも「上位ほど余裕がある」と理解できるので、混雑耐性の目安になります。
一方で、エックスサーバーは“体感重視”で、リソース割当を細かく数字で出すより、運用機能や全体設計で勝負している印象です。
通常時の表示速度(レスポンスの傾向)
通常時の“速い/遅い”は、実はサーバー単体より 運用のセット で決まります。
体感の差が出やすいのは「サーバー応答+WordPressの処理」
初心者が見るべきポイントは2つだけでOKです。
- サーバー応答(TTFB):最初の反応が早いか
- 実表示(LCPなど):ユーザーが「表示された」と感じるまでが早いか
エックスサーバーの傾向(イメージ)
- 標準機能として、WordPress運用に必要な要素(バックアップ含む)がまとまっていて、
“変な遅さにハマりにくい” 方向に寄っています - つまり「速さを作り込む」というより、最初から平均点が高くなりやすい タイプ
コアサーバーの傾向(イメージ)
- V2の主要プランはNVMeに加えて、割当リソースが明記されているので
“構成を揃えると速さを出しやすい” 方向に寄っています - ただし、プランの選び方で体感が変わりやすいので、
「安いプラン=必ず満足」になりにくい点は意識したいところです
アクセス急増時の挙動(混雑に強い設計か)
アクセスが増えたときに重要なのは、単純な“最高速度”よりも 「崩れ方」 です。
落ちるのか、遅くなるだけなのか、耐えて復帰するのか。
混雑時に効く要素
- キャッシュの効きやすさ(同じ記事を多人数が読むときに強い)
- 同時処理の余裕(CPU/メモリの余白)
- バックエンドの詰まりにくさ(DB・PHP処理)
コアサーバーが読みやすいポイント
- V2はプランごとに「メモリ割当」「CPU割当」が見えるため、
アクセス増の耐性を“事前に想像しやすい” のが利点です - さらに、転送量は無制限表記でも注記があり、
極端な負荷が続いたときの扱い を把握しやすいのも安心材料になります
エックスサーバーで意識したいポイント
- 数字の割当よりも、運用面(復元・サポート・障害情報など)で
「万が一のときの戻しやすさ」 を取りやすい構造です - 急増時に絶対落としたくないなら、サーバー選びに加えて
- 画像最適化
- キャッシュ設定
- 重いプラグインの見直し
など“サイト側の軽量化”が効きます(ここはどちらでも共通)
稼働実績・障害時の情報公開・復旧の早さ
初心者がいちばん安心できるのは、スペック表よりも 「情報が出るか」「戻せるか」 です。
エックスサーバー
- 公式に 障害・メンテナンス情報ページ があり、直近の障害や予定メンテを確認できます
- 自動バックアップは、Web/メール/DBを対象に一定期間保持し、
マニュアル上も「バックアップから復元」手順が用意されています - 法人向けでは SLA(品質保証制度) の案内があり、稼働率確認の導線も提示されています
(個人用途で必須ではないですが、「運用の姿勢」を見る材料にはなります)
コアサーバー
- 「障害メンテナンス情報」で確認できる導線があり、
過去ログも ステータスページ としてまとまって公開されています - “いつ・どのサーバーで・どんな障害があったか”が時系列で追いやすく、
運用者としては判断しやすい設計です
ポイント
稼働率そのものは各社いろいろ掲げますが、初心者にとって本当に大事なのは、
- 情報が出る(障害の可視性)
- 直せる(復元の現実性)
- 迷わない(手順と窓口)
この3点です。
速度比較をするなら:計測方法と注意点(同条件で測る)
「A社のほうが速い!」は、測り方で簡単に逆転します。
ちゃんと比較するなら、次のやり方が一番ブレません。
比較の基本ルール(これだけ守ればOK)
- 同じWordPress(同バージョン)
- 同じテーマ(できればデフォルト系でも一回測る)
- 同じプラグイン構成
- 同じ記事(画像枚数・サイズも同じ)
- 同じ計測場所(日本から)
- 5回以上測って中央値を見る(1回勝負は事故る)
具体的な測り方(初心者向け)
- テスト用に「固定ページ」を1つ作る(画像あり・なし両方あると良い)
- キャッシュを有効にする(両方同条件)
- 次の指標を記録
- TTFB(初動の反応)
- LCP(体感の表示)
- 計測ツールは2つ使う
- PageSpeed Insights(指標がわかりやすい)
- WebPageTest(詳細を見たいとき)
注意(よくある勘違い)
- テーマや画像が重いと、サーバー差が埋もれます
- 広告・計測タグが多いと、どのサーバーでも遅くなります
- バズ対策はサーバーだけでなく、キャッシュ・画像最適化が効きます
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WordPressの運用しやすさを比べる(導入〜保守まで)
WordPress向けのレンタルサーバー比較で、初心者がいちばん後悔しやすいのは「スペック」よりも運用のしやすさです。
ここでは、導入 → 引っ越し → バックアップ → 管理画面 → 長期運用の流れで、つまずきポイントごとに整理します。
まず全体像だけ、サクッと把握しておくと迷いません。
| 観点 | エックスサーバー | コアサーバー |
|---|---|---|
| 導入のラクさ | 申し込みと同時にWPまで進めやすい(クイック系の導線が強い) | コントロールパネルからWPを入れる流れ(手順はシンプル) |
| 引っ越し | 公式の“簡単移行”機能がある | 手動移行・プラグイン移行のマニュアルが充実 |
| バックアップ | 自動バックアップ+復元手順がまとまっている | 自動バックアップ(世代数はプラン差)+復元申請/Installatronのバックアップ |
| 管理画面 | 初心者向けにメニューが整理されていて迷いにくい | 機能が多く、慣れると効率的(V1/V2で画面の考え方が違う) |
| 長期運用の効率 | サーバー側キャッシュやPHP切替など「いじりやすい」 | PHP切替やサーバー間コピーなど“運用者向け道具”が揃う |
かんたん導入(自動インストール/初期設定の楽さ)
エックスサーバー:初心者が“詰まりにくい”導線
エックスサーバーは、申し込み時点からWordPressまで一気に進められる仕組み(クイックスタート)が用意されていて、次のような作業が一括で片づきやすいのが特徴です。
- サーバー契約
- ドメイン設定
- SSLの初期設定(https化)
- WordPress本体の設置
- テーマ導入(手順に含まれるケースあり)
✅ 初心者に効くポイント
「WordPressを入れたのに、httpsにできない」「管理画面に入れない」みたいな初期トラブルが起きにくく、立ち上げのストレスが少なめです。
コアサーバー:管理画面から“CMSインストール”するタイプ
コアサーバーは、コントロールパネル上の手順に沿ってWordPressをインストールします。やること自体は難しくありません。
- ドメインを選ぶ
- WordPressを選ぶ
- インストール先パスなどを指定して実行
- 数分待ってからブラウザで初期設定へ
✅ 初心者に効くポイント
画面に沿って進めれば、迷う箇所は少なめ。
「申し込みと同時に全部自動」ではない分、自分が何を設定したか把握しやすいのもメリットです。
移転のしやすさ(引っ越し機能・移行サポートの有無)
エックスサーバー:専用の“簡単移行”があるのが強い
エックスサーバーには、他社サーバーからWordPressを移すための公式機能(WordPress簡単移行)があります。
- 画面の案内に沿って入力して進められる
- 移行の手順が「作業として」まとまりやすい
- 引っ越し時の確認用(動作確認URLなど)も用意されているため、初心者でも失敗を減らしやすい
📌 初心者向けのおすすめ運用
引っ越しをするなら、最初に
「移行 → 動作確認 → DNS切替」の順で進めるクセを付けると安心です。
コアサーバー:マニュアルが手厚く“手順通りならできる”
コアサーバーは、専用のワンクリック移行というより、
- プラグインで移行する方法(例:All-in-One WP Migration など)
- FTP+データベース操作で移行する方法
- hostsファイルで切替前に確認する方法
…といった「確実に運べるルート」が、マニュアルとして整備されています。
✅ 初心者に効くポイント
「何をすればいいか」が文章と画像で追いやすいので、作業自体は落ち着いて進められます。
ただし、手動移行は “ミスしたときに原因を切り分けにくい” のが難点。自信がない場合は、移行プラグイン利用を前提にした方が無難です。
バックアップ運用(自動保存・世代・復元手順)
ここは正直、初心者がいちばん守るべきポイントです。
「表示が崩れた」「プラグイン更新で真っ白」になったとき、バックアップがあるだけで気持ちが全然違います🙂
エックスサーバー:復元まで“一本道”になりやすい
エックスサーバーは、サーバーパネルで
- 自動バックアップの取得状況を確認
- 対象日を選んで復元
- DB(MySQL)も必要に応じて復元
といった流れが用意されています。
「とりあえず元に戻す」が現実的にできます。
コアサーバー:世代数(保管日数)がプラン差。復元も明確
コアサーバーは、バックアップ機能として
- 自動バックアップが標準で走る
- 最大15世代の保管(ただしCORE-Xは7世代などプラン差あり)
- コントロールパネルから復元を申し込む(反映まで数分目安)
という形で、仕様がわかりやすく書かれています。
さらに、Installatronで入れたWordPressなら、Installatron側のバックアップ・復旧手順も用意されています。
📌 初心者向けの結論(どちらを選んでも)
サーバーの自動バックアップに“全部乗っかる”のではなく、
- 月1回だけでも手動バックアップ(プラグイン or エクスポート)
- 重大更新(テーマ変更・大型プラグイン導入)の前にバックアップ
この2つをやっておくと、事故耐性が一気に上がります。
管理画面の分かりやすさ(初心者の迷いどころ)
エックスサーバー:初心者の“よくやる操作”が見つけやすい
エックスサーバーは、サーバー管理の画面が整理されていて、初心者が触ることの多い項目が比較的迷わず辿れます。
例:
- ドメイン追加
- SSL設定
- WordPress関連メニュー
- バックアップ復元
- PHP切替
注意点を挙げるなら、アカウント管理(契約まわり)とサーバー管理(設定まわり)で入口が分かれていること。
最初は「どっちの画面だっけ?」となりがちなので、よく使う画面はブックマーク推奨です。
コアサーバー:機能が多いぶん、最初だけ“地図”が必要
コアサーバーは、V1/V2で画面の構造が違う部分もあり、最初はメニューが多く見えるかもしれません。
ただ、慣れると「ツール」「サイト設定」「ドメイン」など、役割で分かれているので効率的です。
✅ 迷いを減らすコツ
初日はメモを残すだけでOKです。
- WordPress入れた場所(サイト設定/ツールのどこか)
- PHP切替の場所
- バックアップ復元の場所
これだけ控えておくと、半年後に触っても迷いにくくなります。
長期運用で効く機能(キャッシュ、PHP切替、ステージング等の有無)
長く運営すると「記事を書く」以外に、次の作業が増えます。
- テーマやプラグイン更新(不具合リスクあり)
- 表示速度の改善(キャッシュ)
- PHP更新(互換性チェック)
ここで“運用のラクさ”が差になります。
キャッシュ(高速化)
- エックスサーバーは、サーバー側の高速化機能(Xアクセラレータ、サーバーキャッシュ設定、ブラウザキャッシュ設定など)を管理画面から触れます。
→ 初心者でも「ON/OFFで試す」がしやすいのが良さです。 - コアサーバーは、WordPress側のキャッシュ運用(例:LiteSpeed Cacheなど)を中心に組み立てやすい環境です。
→ ただし、最適化(JS結合や圧縮など)を欲張ると崩れることがあるので、最初は“控えめ設定”が安全です。
PHP切替(互換性の保険)
- エックスサーバーはサーバーパネルでPHPバージョン切替が可能
- コアサーバーもコントロールパネルでPHPバージョン変更(全体/ドメイン別)が可能
✅ 初心者向けの運用ルール
WordPress本体や主要プラグインを更新したら、すぐPHPを上げるのではなく、
- 先にWordPress側を最新に
- 1〜2週間ほど様子を見る
- それからPHP更新を検討
この順番にすると、トラブルが減ります。
ステージング(テスト環境)/コピー
- エックスサーバーは「サイトコピー」のように、同一サーバー内でWordPressをコピーしてテスト環境を作る考え方が取りやすいです。
- コアサーバーも、Installatronのバックアップ・復旧や、サブドメインを使ったテスト運用などで“安全に試す”構成にできます。
📌 初心者向けの現実解
いきなり本格ステージングを作らなくても、まずは
- サブドメイン(test.example.com)を作る
- 本番をコピーして更新テスト
- 問題なければ本番に反映
この流れだけでも、更新事故はかなり減らせます。
エックスサーバー公式サイトCORESERVER 公式サイト
機能面を比べる(セキュリティ・メール・拡張性)
ここでは「できる/できない」だけでなく、運用で効いてくる差を中心に整理します。
(レンタルサーバーは“使える機能”より“困ったときに守れるか”が大事になりがちです)
セキュリティ(無料SSL、WAF、攻撃対策、ログ・制限機能)
共通して押さえたいポイント
どちらも、いまどき必須のセキュリティは一通り揃っています。
- 無料SSL(Let’s Encrypt)で常時SSL化ができる
- WAFでWordPressなどを狙う典型的な攻撃をブロックできる
- メールのウイルスチェック/スパム対策で業務・問い合わせの事故を減らせる
- DKIM/DMARCなど、なりすまし対策の設定に対応している
運用目線での違い(ざっくり)
- コアサーバー:機能一覧ベースで見ると、WAFに加えてIPS/IDS(侵入検知・防止)も明記されており、セキュリティ項目が比較的“防御寄り”に見えます。
また、メールについてもウイルスチェック・スパムフィルター・DKIM/DMARCが整理されていて、メール運用の安全性を重視する人には読みやすい設計です。 - エックスサーバー:WAFをはじめ、コントロールパネルから細かく調整できる系の情報がまとまっています。
さらに、Web改ざん検知のような「気づける仕組み」を積み上げていく運用が取りやすいのが強みです。
初心者がハマりやすい注意点
- WAFは万能ではなく、設定次第で“正常なアクセスまで弾く”ことがあります。
何かが突然403になる、管理画面に入れない、などが起きたら「攻撃」ではなく、WAFが過敏に反応しているだけのケースもあります。 - まずは「標準設定のまま運用」→問題が出た箇所だけ調整、が安全です。
メール運用(容量、迷惑メール対策、転送、Webメール)
メールを重視するなら見るべき3点
- 送受信の上限(特に法人・店舗)
- 迷惑メール対策の質(フィルタの種類/学習型か)
- なりすまし対策(DKIM/DMARC)を迷わず設定できるか
コアサーバーのメール機能の特徴
- メールアカウント数:無制限(プラン帯による)
- 1日あたりの送受信目安がプランごとに明記されていて、用途の見積もりがしやすい
- Webメール/転送/IMAP/POP/SMTPなど一通り対応
- ウイルスチェック/スパムフィルター/DKIM・DMARCが機能一覧で整理されている
容量については、メールボックスをディスク内で運用する考え方で、FAQ上は1メールボックス10GB程度を上限に設定するのが推奨とされています。
(「大容量にしすぎて管理が破綻する」を避けるための目安、と捉えると安全です)
エックスサーバーのメール機能の特徴
- ウイルス対策は、FAQ上で外部ベンダーのアンチウイルスを利用している旨が示されており、仕組みが明確です。
- 迷惑メールフィルタは、標準に加えて高性能スパムフィルタ(Cloudmark)など選べる方向性があり、実運用に寄せて調整しやすいタイプです。
- DMARC設定なども個別マニュアルが用意されていて、Gmail等の送信者ガイドラインを意識した運用に持っていきやすいです。
メールで失敗しない“現実的な運用”
- お問い合わせ用(info@)と、送信用(no-reply@)は分ける
- 送信が多い業態(予約・通知が多い店舗など)は、「1日送受信の目安」を先に確認しておく
- DKIM/DMARCは、最初から完璧を狙わず
まずは 「レポート受信(監視)」→徐々に強化 が安全
マルチドメイン/サブドメイン/DB数などサイト運営の上限
ここは「将来、何個サイトを増やせるか」に直結します。
ブログを育てる人ほど後から効きます。
エックスサーバー
- マルチドメインは、所有ドメインであれば無制限に設定可能とFAQで明記されています。
- データベースも、仕様ページでMySQL DB数・ユーザー数が無制限と整理されています。
→ 複数サイト運用(ジャンル分け・検証用・法人サイト+採用サイトなど)を想定するなら、かなり気がラクです。
コアサーバー
- 機能一覧で、プラン帯によって
- エントリー寄り(CORE-MINI相当)は合計50まで
- それ以外は 無制限(※初期値上限などの注記あり)
のように差が出る形です。
- MySQL(MariaDB)は、機能一覧上は無制限として記載があります。
→ 「最安プランで始めたい」場合、ドメイン数の上限がボトルネックになりやすいので要注意です。
上級者向けの運用機能(SSH、Cron、各種ツール対応など)
初心者のうちは必須ではありませんが、次のどれかに当てはまるなら重要度が上がります。
- 定期処理(自動投稿、バックアップ整理、外部API連携など)をしたい
- 軽い開発・保守(WP-CLI、ログ解析、バッチ処理)も触りたい
- 移転や運用の自動化をしたい
コアサーバー
- マニュアルが用意されており、SSH利用が前提の設計になっています。
- cronジョブもマニュアルで設定手順が案内されています。
- 機能一覧ではSFTPにも触れられており、運用の自由度は高めです。
エックスサーバー
- 仕様一覧でSSH/Cronが利用可能と明記されています。
- パネルから設定できる範囲が整理されているので、初心者でも「必要になったら使う」導線を作りやすいのが特徴です。
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サポート体制を比べる(困った時に差が出る)
レンタルサーバーは「最初は順調」でも、ある日いきなり詰まります。
だから初心者ほど、性能よりサポートを重視すると失敗しにくいです。
ここでは、問い合わせ手段・自己解決のしやすさ・初心者が安心できる材料の3点で整理します。
問い合わせ手段(チャット/電話/メール)と対応時間
結論から言うと、エックスサーバーは“窓口が多い”、コアサーバーは“チャット+フォームが中心(電話は一部プラン)”という違いがあります。
連絡手段の比較(ざっくり)
| 項目 | エックスサーバー | コアサーバー |
|---|---|---|
| メール(フォーム) | 24時間受付 | フォームで問い合わせ(サポートページから案内) |
| チャット | 平日対応(営業時間あり) | 平日10:00〜17:00 |
| 電話 | 平日対応(営業時間あり) | CORE-Z / CORE-B / CORE-Cのみ(予約申請制) |
初心者目線のポイント
- 「急ぎのとき」は、チャットや電話があると助かります。
例:サイトが真っ白/SSLが外れた/メールが届かない…など。 - 一方で、メール(フォーム)対応が中心のサービスでも、
問い合わせ前に“やるべき確認”が整理されていると、解決まで早いこともあります。
迷いがちな人は、「平日昼に相談できるか」で選ぶと失敗しにくいです。
平日昼に時間が取れるならコアサーバーでも回せる。取れないなら窓口が多い方が安心、という考え方です。
マニュアル・FAQの充実度(自己解決のしやすさ)
サポートは「返信の速さ」だけでなく、自分で解決できる設計かが超重要です。
(自力で直せると、ストレスが激減します)
エックスサーバーの傾向
- FAQが「よくあるトラブルを前提」に作られているタイプ
例:サポート体制、問い合わせ窓口、電話番号、チャット開始案内などがまとまっている - 公式のお知らせや注意喚起の中にも、連絡先・受付時間が繰り返し明記されていて、迷いにくい
向いている人
- まずは“困る前提”で、頼れる窓口が欲しい
- 何かあったら、まず公式の案内を見て動きたい
コアサーバーの傾向
- サポートサイトが整理されていて、
「マニュアル(V1/V2)」「FAQ」「動画マニュアル」「障害情報」に分かれているのが特徴です。 - マニュアルは項目数が多く、
たとえば「メール」「データベース」「アクセス制限」「DKIM」など、運用で必要になる手順がカテゴリ別に用意されています。
向いている人
- 調べながら進めるのが苦じゃない
- “仕様と手順”を見て、自分で運用を組み立てたい
初心者がつまずきやすい場面での安心材料
ここは「実際に詰まる場面」を想定しておくと選びやすいです。
初心者が止まりやすいのは、だいたい次の5つです。
1) 申し込み直後(ログインできない/支払いが分からない)
- エックスサーバー:窓口が複数あるため「連絡ルート」を作りやすい
- コアサーバー:マニュアルが細かく、V1/V2の違いも含めて手順が追いやすい
安心のコツ
- 最初に「契約情報ページの場所」をブックマークしておく
- 受付メールが来ない場合のFAQを先に把握しておく
2) ドメイン・DNS(サイトが表示されない)
- これ、体感では一番多いです。原因はほぼ「設定反映待ち」か「入力ミス」。
- チャットがあると「今どの状態か」だけでも確認できて安心。
安心のコツ
- “DNSを変えた時刻”をメモする(問い合わせ時に話が早い)
- 反映待ちと断定せず、設定値(ネームサーバー)を一度見直す
3) SSL(https化できない/鍵マークが出ない)
- WAFやキャッシュより先に、まずここで詰まります。
安心のコツ
- https化の手順を「サーバー側」と「WordPress側」に分けて考える
- サーバー側:SSL発行
- WordPress側:URL統一、混在コンテンツの解消
4) WordPressの不具合(更新で崩れる/真っ白)
- この瞬間に必要なのは、技術力より 復元の導線です。
安心のコツ
- 重大更新の前にバックアップ
- もし崩れたら、焦って触り続けず「復元」か「原因切り分け」のどちらかに寄せる
- 相談できる窓口があるほど、事故の拡大を防げます
5) メール(届かない/迷惑メール判定される)
- 店舗や法人サイトだと、ここが致命傷になりがちです。
安心のコツ
- フォーム送信の通知メールは、無料メール宛だと届きにくいことがある
- まずは「送信元」「送信先」「迷惑メールフォルダ」「DNS(SPF/DKIM/DMARC)」の順で確認
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メリット・注意点を整理(強みと弱みを“選択基準”に落とす)
比較で迷うのは、どちらも「できること」が多いからです。
なのでここでは、“選ぶ理由になる強み”と、契約前に知っておくべき“引っかかりやすい点”をセットで整理します。
エックスサーバーの良い点(向いているケース)
強みとして評価されやすいポイント
- 初心者でも運用が破綻しにくい「標準装備」が揃っている
例:自動バックアップからの復元が、管理画面の手順として用意されています。
「何かあったら戻す」の道筋が見えるのは、初心者には大きいです。 - 申し込み〜WordPress立ち上げの導線が分かりやすい
WordPressをすぐ始めたい人にとって、手順がまとまっているのは強みです。
迷う時間が減る=継続しやすい、というメリットがあります。 - 困ったときに“連絡ルートが複数ある”安心感
チャットや電話の受付があるので、原因が分からないときでも前に進めやすいです。
サーバーは「詰まった瞬間に止まる」ので、この差は地味に効きます。 - 移行機能が用意されていて、引っ越しのハードルが下がる
すでに別サーバーでWordPressを動かしている人が、移転の負担を減らせます。
“引っ越しが面倒で放置”を防ぎやすいのは、長期運用では価値があります。
向いているケース(結論)
- 初めてのWordPressで、最短で安定稼働させたい
- サーバー設定より、記事作成や運用に集中したい
- トラブル時に「誰かに聞ける状態」を確保しておきたい
事前に知っておきたい弱点・制約
- 申し込み方法によって「無料お試し」の扱いが変わる
WordPressクイックスタートは便利ですが、無料お試しが付かない点は注意です。
「まず触って確かめたい」人は、申し込みの選び方が重要になります。 - 料金の最安値勝負ではない
長期で見れば納得できる人も多い一方、月額だけで見るとコアサーバーが魅力的に見える場面はあります。
その分、エックスサーバーは「迷いにくさ」「復旧のしやすさ」「窓口の多さ」に価値を置く選び方が合います。 - 仕組みが親切なぶん、“中級者の細かい最適化”は後回しになりがち
初心者にはメリットですが、細かく自分流にチューニングしていきたい人は、物足りなさを感じることもあります。
(ただし、必要な機能が無いというより「最適化の自由度を楽しむタイプかどうか」の相性です)
コアサーバーの良い点(向いているケース)
強みとして評価されやすいポイント
- 長期契約のコスト効率が強い(複数サイト運用と相性が良い)
月額を抑えつつ、マルチドメイン・メール・DBなどを増やして運用しやすい設計です。
「検証用サイトを複数作る」「将来サイトが増える」人にはハマりやすいです。 - プランの違いが数字で見えやすい(CPU/メモリ割当、バックアップ世代など)
V2プランは、メモリ・CPU割当、バックアップ世代数がプランごとに明記されています。
何を増やすと安心度が上がるのか、判断しやすいのは利点です。 - 機能一覧・ヘルプが整理されていて“仕様で判断”しやすい
WAFなどのセキュリティ要素、メール周りの仕様、サポート体系が一覧で追いやすいです。
感覚ではなく、条件で決めたい人に向きます。 - サポートは「チャット+フォーム」が軸で、平日昼なら頼りやすい
ライブチャットの時間が明記されているので、日中に作業できる人は安心材料になります。
向いているケース(結論)
- コストを抑えつつ、サイトを複数運用したい
- 仕様を見ながら、自分の目的に合わせてプランを選びたい
- 平日昼に作業・相談できる(チャット対応時間内に動ける)
事前に知っておきたい弱点・制約
- 電話サポートは一部プランのみ(全員が使えるわけではない)
緊急時に電話で相談したいタイプの人は、プラン条件を把握しておく必要があります。
逆に「チャットとフォームで十分」なら問題になりにくいです。 - 初期費用が発生する前提がある(ただし条件で無料化も)
月額が安くても、初期費用込みで見ると印象が変わることがあります。
ドメイン同時申し込みなどの条件で初期費用が無料になる仕組みもあるため、合計で比較するのが安全です。 - プラン差がはっきりしているぶん、選択ミスが“体感差”になりやすい
例えばバックアップ世代数は、CORE-XとCORE-Yで差があります。
「あとから戻したい日数」を軽視すると、安さ優先が裏目に出ることがあります。 - 便利機能が多く、最初は画面や用語が情報量多めに感じる場合がある
慣れると効率的ですが、最初の数日は“地図作り”が必要です。
迷いやすい人は、導入直後に「バックアップ」「SSL」「WordPress設置場所」だけメモしておくと楽になります。
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結局どれを選ぶ? ユーザー別の最適解
「どっちが上?」ではなく、あなたの運用スタイルに合うかで決めるのがいちばん確実です。
ここでは “よくある5タイプ” に分けて、迷いを最短で終わらせます。
ブログ1サイトを安定運用したい(初心者〜中級者)
おすすめ:エックスサーバー寄り
1サイト運用は、スペック差よりも「詰まらず続けられるか」が勝ち筋です。エックスサーバーは、WordPressを始めるまでの導線がまとまっていて、運用に乗るまでがスムーズです。
こういう人に合う
- 最初の設定で迷いたくない(ドメイン・SSL・WordPressを一気に終わらせたい)
- 「困ったときに聞ける」窓口がある方が安心
- 速度よりも、まずは安定稼働と復旧のしやすさを優先したい
決め方のコツ
- 迷ったら「基準プラン」を軸にして、伸びたら上位へ(最初から上位にしなくてOK)
- サイトが育ってきたら、キャッシュ設定や画像最適化で“体感”は後から伸ばせます
複数サイトを運営したい(趣味〜副業まで)
おすすめ:コアサーバー寄り(V2のCORE-X / CORE-Y中心)
複数サイトは、月額差が積み上がります。コアサーバーは、長期運用前提のコスト設計と、複数サイト向けの仕様の見え方が強みです。
こういう人に合う
- テーマ違い・ジャンル違いで、サイトを複数立ち上げる予定がある
- 固定費を抑えて、検証を回したい
- 「プラン差(余裕)」を数字で判断して選びたい
プラン選びの目安
- まずは“軽めのサイトを複数”なら CORE-X
- 「バックアップの安心感も欲しい」「後から戻す場面がありそう」なら CORE-Y
(運用が長くなるほど、バックアップ世代数の差が効きます)
法人・店舗サイトで信頼性と保守を最優先したい
おすすめ:エックスサーバー(もしくは用途によりXServerビジネス/コアサーバー上位)
法人・店舗は「表示が遅い」より「止まった」「問い合わせが届かない」が致命傷になりやすいです。
この用途は “保守しやすい仕組み+相談のしやすさ” を優先するのが安全です。
こういう人に合う
- 予約・問い合わせ・採用など、メールやフォームが事業に直結している
- 担当者がIT専任ではなく、復旧の手順に時間をかけたくない
- 障害時に「状況を把握して、すぐ判断」できる体制が欲しい
判断のコツ
- 会社のサイトは、サーバー代そのものよりも “対応にかかる時間コスト” が高くつきがち
→ サポート窓口と復元の現実性で選ぶと、結果的に安く済むことが多いです
費用重視で最小コストから始めたい
おすすめ:コアサーバー寄り(ただし“最安=正解”ではない)
「まずは小さく始めたい」ならコアサーバーは選びやすいです。とはいえ、安さだけで決めると途中で詰まるので、最低限ここだけ確認しましょう。
最小コスト狙いのチェック
- そのプランで、今後増やしたい「サイト数」「ドメイン数」に余裕があるか
- バックアップの世代数が、自分の運用に足りるか(“戻したい日数”を想像する)
- 初期費用がある場合、キャンペーンや条件で相殺できるか
おすすめの始め方(現実的)
- 1サイトだけなら“まずCORE-Xで開始”→ 伸びたらCORE-Yへ
- いきなり最安に寄せすぎず、「将来のサイト数」だけ少し余裕を持たせる
自由度や設定の柔軟さを重視したい(中上級者)
おすすめ:コアサーバー寄り
設定や運用を自分で触れる人ほど、コアサーバーの「仕様の見え方」「選べる幅」が活きます。
逆に、作業の手間を減らして“運用に集中”したい中級者はエックスサーバーが合うことも多いです。
コアサーバーが向く人
- 目的別にプランを使い分けたい(検証用/本番用など)
- ある程度は自分で調べて調整できる(ログ、制限、運用設計)
- 必要な機能(SSH、cronなど)を前提に運用したい
エックスサーバーが向く中級者
- 自由度より「余計な判断を減らす」方が成果につながる
- 作業を標準化して、サイト運営のルーティンを崩したくない
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申し込み前チェックリスト
「どっちが良いか」はここまでで整理できても、最後に差が出るのは“申し込んだ後に後悔しないか”です。
以下を順にチェックすれば、ほぼ取りこぼしなく決められます。
将来のPV・サイト数の増え方を見込む
まずは、半年〜1年後の自分を想像してみてください。ここを見誤ると「安く始めたのに結局高くつく」になりがちです。
1サイト運用のままか、増えるか
- 当面は1サイトだけ(ブログ1本で育てる)
→ 運用の迷いが少ない方が楽。トラブル時の復旧導線も大切。 - 検証用を含めてサイトを増やす(趣味・副業で複数運用)
→ ドメイン数やDB、バックアップ世代数が効いてきます。プラン差を事前に確認。
どのくらい伸びる想定か(ざっくりでOK)
- 月数千PV:大差が出にくい。管理のしやすさが価値になりやすい
- 月数万PV〜:キャッシュやPHP周り、混雑耐性が気になり始める
- バズ・アクセス急増を想定:サーバーだけでなく、サイト側(画像・テーマ・広告タグ)も整える必要あり
サイトが増える人向けの簡易メモ
- 「今1つ」でも、今後 2〜3サイト作る可能性があるなら
ドメイン・DBの上限(または実質無制限の条件)は最初に押さえておくと安心です。
「バックアップ」「復元の簡単さ」「サポート」を軽視しない
初心者が本当に困るのは、速度や容量よりも“戻せない/誰にも聞けない”瞬間です。
この3点を軽視しないだけで、失敗率が一気に下がります。
バックアップは「あるか」より「戻せるか」
チェックするのはこの4つです。
- 自動バックアップが標準か
- 保持世代(何日前まで戻せるか)
- 復元の方法が現実的か(管理画面からできるか/申請が必要か)
- 復元対象(Webデータだけか、DBも含むか)
目安:WordPressは、更新・プラグイン追加のたびに事故が起こり得ます。
「少し前に戻せる安心」があるだけで、更新が怖くなくなります。
サポートは「窓口の数」より「詰んだ時の逃げ道」
初心者が詰みやすいシーンは、だいたい決まっています。
- ドメイン設定が反映されず、サイトが表示されない
- SSL(https)がうまく有効にならない
- 更新後に画面が真っ白/管理画面に入れない
- メールが届かない(店舗サイトだと致命的)
このとき重要なのは、“原因が分からない状態でも前に進めるか”。
チャットや電話があると早い場面もありますし、マニュアルが強いと自己解決が速い場面もあります。
個人的におすすめの判断ルール(迷ったらこれ)
- 「怖いのは更新事故」 → バックアップ世代と復元導線を最優先
- 「怖いのは初期設定で止まること」 → 申し込み〜開設の導線とサポートを優先
- 「怖いのは仕事に影響」(法人・店舗) → メール周りと復旧導線を優先
契約条件の確認(自動更新、解約、初期費用、キャンペーン適用条件)
最後は、契約の“仕組み”で損しないための確認です。ここは必ず一度チェックしてください。
自動更新(うっかり継続)を防ぐ
- エックスサーバーは、自動更新を使う場合の設定と、自動更新を止める期限が明記されています。
→ 「更新日ギリギリで止めるつもり」だと間に合わない可能性があるので、予定があるなら早めに対応が安心です。 - コアサーバーは、基本は「延長しなければ満了後に自動解約」の考え方ですが、
V2の“無料対象ドメイン”を今後使わない場合は自動更新を無効化する必要があるという注意が出ています。
→ ドメイン特典を使う人ほど、更新周りの仕様は必読です。
解約・データ削除のタイミング
- 「解約したら即消える」と思いがちですが、サービスによって削除タイミングの案内があります。
- コアサーバーは、解約後にデータが削除されるまでの目安(1〜7日程度)が案内されています。
→ 解約前に、自分でバックアップを落としておくのが安全策です。
初期費用の有無(見落としやすい)
- コアサーバーV2は、契約条件によって初期費用が無料になるキャンペーンがある一方、通常は初期費用が絡むケースがあります。
→ 「月額が安いから得」と早合点せず、初期費用込みの総額で比較するとブレません。
キャンペーン適用条件(ここを外すと損)
キャンペーンの“あるある落とし穴”は次の通りです。
- 対象が「新規契約」限定
- 契約期間が「12ヶ月以上」など固定
- 申込窓口が限定(公式の特設ページ経由が必須など)
- 特典がドメイン同時申込とセット
- クイックスタートなど、申込方式によって 無料お試しの有無が変わる
コツ:申し込みボタンを押す前に、
「対象プラン」「契約期間」「新規/更新」「支払い方法」「併用条件」の5点だけ確認すると事故りません。
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乗り換えを考える人へ:移行で失敗しない手順の要点
サーバー移転は、やること自体は難しくありません。
ただし 順番を間違えると「表示されない」「メールが届かない」「httpsが崩れる」 が起きがちです。
ここでは、初心者でも迷いにくいように 準備 → コピー → DNS → 確認 の流れで要点だけをまとめます。
移行の全体像(準備→コピー→DNS→確認)
0)移行前の準備(ここで8割決まる)
- 現状のメモを残す
- ドメインのDNS(ネームサーバー / Aレコード / MX など)
- WordPressのログイン情報
- 使っているメールアドレス一覧(店舗/法人は特に)
- “戻れる状態”を作る
- サーバーの自動バックアップがあるとしても、念のため
WordPress側でもバックアップ(エクスポートやプラグイン等)を1つ確保
- サーバーの自動バックアップがあるとしても、念のため
- 作業時間を決める
- DNS切替後は反映までバラつきが出ます。
“焦って触らない時間”を確保できるタイミングがベストです。
- DNS切替後は反映までバラつきが出ます。
1)移行先サーバーで受け皿を作る
- 移行先で ドメイン追加
- WordPressを新規設置(または移行ツールの受け皿を作成)
- (必要なら)メールアカウントも先に作成
2)コピー(データ移行)
移行方法は大きく2つです。
- 自動移行ツールを使う(初心者向け)
- 例:エックスサーバーなら「WordPress簡単移行」
- 手動(またはプラグイン)で移す(確実だが手間)
- コアサーバーは、手順に沿ってファイル+DBを移し、hostsで事前確認する流れがマニュアル化されています
3)DNS切替(ここで“本番切り替え”)
- ネームサーバー変更 or Aレコード変更で、ドメインの向き先を移行先へ
- 反映中は「古いサーバーが見える人」「新しいサーバーが見える人」が混在します
4)確認(最終チェック)
- 表示・ログイン・フォーム・メール・https・速度を一通りチェックして完了
ダウンタイムを避けるコツ
ダウンタイム(サイトが見えない時間)を避けるコツは、実はシンプルです。
コツ1:DNSを切り替える前に“新サーバー側”を完成させる
- コアサーバーは hostsファイルを使って、DNS変更前に独自ドメインで動作確認ができます。
これをやるだけで「切替後に初めて不具合に気づく」をほぼ防げます。
コツ2:切替直前まで旧サーバーを止めない
- 旧サーバーを先に解約すると、反映中に旧サーバーも新サーバーも見えなくなる事故が起きます。
- 目安としては、切替後もしばらく旧サーバーを残すのが安全です。
コツ3:切替直前〜直後は更新を止める
- 反映中に記事更新や注文・フォーム受付があると、データが分散します。
- 可能なら切替の直前〜直後は、
- 投稿・更新を止める
- 予約や注文があるサイトは“切替時間”を短時間に寄せる
など運用でカバーすると安心です。
ドメイン・メール・SSLの引き継ぎ注意点
ドメイン(DNS)の注意点
- どちらの方式で切り替えるかを決めます
- ネームサーバー切替:DNS管理を移行先(または別サービス)に寄せる
- Aレコード切替:DNS管理は今のまま、向き先だけ変更
- 初心者は「DNSをどこで管理するか」がブレると混乱しがちなので、
“DNS管理場所”を先に決めるのがコツです。
メールの注意点(これが一番事故りやすい)
- サイトは表示できても メールが届かない がよく起きます。
- よくある原因は次の3つです。
- MXレコードが旧サーバーのまま
- 送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)が未設定または不整合
- 旧サーバー側のメールボックスにだけメールが残っている
対策は、手順を固定すると楽です。
- 先に移行先でメールアカウント作成
- DNSでMX/SPF/DKIM/DMARCを整える(必要に応じて段階的に)
- 旧メールの必要分をバックアップ/移行(重要メールがある場合)
※コアサーバーはDKIMの設定手順がマニュアル化されていて、注意点(DNS反映前は迷惑メール扱いになる可能性)が明記されています。
SSL(https)の注意点
- 「SSLを入れる」だけでは終わりません。
重要なのは http→https への転送(常時SSL化) です。 - エックスサーバーは管理画面で HTTPS転送(常時SSL化) を設定できる案内があります。
また、サーバー側リダイレクト(サイト転送設定)も用意されています。
移行直後は、次の現象が出たら“https関連”を疑うと早いです。
- 鍵マークが出ない
- 画像が一部だけ表示されない(混在コンテンツ)
- httpのURLが残っている
移行後にやるべき最終チェック(表示・フォーム・速度)
作業が終わったら、最後にここだけ確認すれば安心です。
上から順に、5〜10分で終わります。
表示チェック
- トップ、人気記事、固定ページが表示できる
- スマホでも崩れていない
- 管理画面にログインできる
フォームチェック(超重要)
- お問い合わせフォームを実際に送る
- 自動返信が届く
- 管理者宛ても届く(迷惑メールに入っていないかも確認)
メールチェック
- 主要メールアドレスで送受信テスト
- Gmail宛てで迷惑メールに入らないか確認(店舗・法人は特に)
SSLチェック
- httpでアクセスして httpsへ転送 される
- 画像・CSSの混在がない(表示崩れがない)
速度チェック(最低限でOK)
- 体感が遅くなっていないか
- キャッシュ系プラグインは“入れ直し”や“再設定”が必要なことがある
(移行直後は触りすぎず、まず通常表示が安定してから調整がおすすめです)
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よくある質問(FAQ)
初心者でもWordPressは問題なく動かせる?
結論、どちらでも動きます。違いは「迷いにくさ」と「運用のクセ」です。
- エックスサーバー
申し込み〜WordPress設置までの導線がまとまっていて、最初の“つまずき”が起きにくいタイプ。
「まず1サイトを安定させたい」「設定に時間を使いたくない」人に向きます。 - コアサーバー
WordPressは普通に動きますが、機能や管理の考え方が“仕様ベース”なので、自分で手順を追うのが得意な人ほど相性が良いです。
複数サイト運用や、コスト最適化をしたい人が選びやすいです。
どちらを選んでも、初心者が詰まる原因はだいたい同じで、サーバー性能というより
- ドメイン(DNS)の設定
- SSL(https化)
- 画像やプラグイン入れすぎで重くなる
このあたりです。サーバー選びと同じくらい、運用の基本が効きます。
どのプランを選べば不足しない?(後から変更できる?)
まず、初心者が不足しがちなのは「容量」よりも バックアップの世代数 や サイト数の増加です。
以下の考え方で選ぶと失敗しにくいです。
迷ったときの基準(ざっくり)
- ブログ1サイトを育てる:基準プランでOK(運用を安定させるのが先)
- 趣味〜副業でサイトが増える:最初から少し余裕のあるプランが結果的に楽
- 法人・店舗:復元しやすさ/バックアップの安心を優先(数百円差より事故対応の時間が高い)
プラン変更のしやすさ
- エックスサーバー:契約途中でもプラン変更が可能で、上位プランへはいつでも申請できる案内があります(差額精算の考え方も明記)。
- コアサーバー:V2は CORE-X→CORE-Y のような上位プランへの変更(アップグレード)が案内されています。一方で「同一プラン内での移動は不可」など、制約も明記されています。
「今は足りるけど、将来が不安」なら、エックスサーバーは気軽に上げやすい。
コアサーバーは“どこまで増えそうか”を先に想像しておくと、後悔が減ります。
表示速度は何を見れば判断できる?
「サーバーが速いか」を知りたいとき、初心者がやりがちなのが 体感だけで決めること。
体感は大事ですが、ぶれやすいので、次の順で見ると判断が安定します。
1)まずは“指標”を固定する(迷子防止)
おすすめはこの3つです。
- TTFB:サーバーが返事する速さ(サーバー要因が出やすい)
- LCP:ユーザーが「表示された」と感じる主役部分の表示完了まで
- INP:クリックなど操作に対する反応の良さ
目安としては、LCPは 2.5秒以下が良好、4秒超は改善余地が大きい、といった基準がよく使われます。
2)測り方で差が出る(同条件で測る)
速度比較でズレないコツは、条件を揃えることです。
- 同じページ(トップだけでなく記事ページも)
- 同じ時間帯(夜は遅く感じやすい)
- 同じ計測ツール(PageSpeed Insightsなど)
- キャッシュの有無を揃える(初回表示/2回目表示で結果が変わる)
3)結局、速度は“サーバーだけ”では決まらない
レンタルサーバーを変えても速くならない代表例はこれです。
- 画像が重い(圧縮・WebP未対応)
- テーマが重い、プラグイン過多
- 広告タグや計測タグが多い
- リダイレクトが多い
サーバー比較は大事ですが、サイト側の整備で伸びる余地も一緒に見ておくと「変えたのに変わらない」を避けられます。
バックアップは標準で十分? 復元は簡単?
まず前提として、どちらも自動バックアップは用意されています。
ただし、初心者ほど「あるか」より 戻せるか(復元が現実的か) が重要です。
エックスサーバー
- 自動バックアップからの復元手順がマニュアル化されており、保持期間はサーバーパネルで確認できる案内があります(旧環境など一部例外の注記もあり)。
コアサーバー
- 自動バックアップは標準で開始され、世代数(保管日数)がプランごとに明記されています。
例として、バックアップは最大15世代、CORE-Xは7世代という整理です。 - 復元もコントロールパネルから操作でき、手順マニュアルが用意されています(ただし「自動バックアップは完全保証ではないので自分でもバックアップを」と明記あり)。
初心者向けの結論
- どちらを選んでも、大きな更新(テーマ変更・大量プラグイン導入)の前だけは自分でもバックアップを取るのが安全です。
- 「復元できる」安心があると、更新が怖くなくなり、結果的にサイトが育ちます。
乗り換え時にSEOやメールに影響は出る?
出ます。ただし、ポイントを押さえると“ダメージを最小化”できます。
SEOへの影響
- URLが変わらない移転(サーバー変更・DNS切替だけ)なら、基本は大きなSEO変更は起きにくいです。
Googleも、URL変更がない移行の手順(新環境の準備→DNS切替→トラフィック監視)を案内しています。 - URLが変わる移転(http→https、ドメイン変更など)は、301リダイレクトなどが必要になります。ここは別物として扱うのが安全です。
移転直後に順位が少し揺れることはあります。
ただ、URLを変えない移転で大きく落ちるときは、だいたい 表示崩れ・noindex混入・robots設定・内部リンク不整合など“別の原因”が潜んでいます。
メールへの影響(こっちの方が事故りやすい)
メールはDNS設定(特にMX)が絡むので、サイトよりトラブルが起きやすいです。
- MXが旧サーバーのままだと、新サーバー側で受信できません
- SPF/DKIM/DMARCなど認証がズレると、迷惑メール判定が増えることがあります
- 旧サーバーにだけメールが残って「消えた」と感じるケースもあります
店舗・法人サイトなら、移転当日はフォーム送信とメール受信のテストまでセットでやるのがおすすめです。
エックスサーバー公式サイトCORESERVER 公式サイト
まとめ:迷ったらここだけ押さえる(選択の最短ルート)
ここまで読んでも迷うときは、比較軸を増やさず「優先順位」を決めるのが近道です。
レンタルサーバー選びは、“全部80点”を探すより、“あなたの不安を消せる1社”を選ぶほうが失敗しません。
重視する優先順位(安定・速度・費用・運用の楽さ)で決める
次の順で考えると、判断がブレにくいです。
1)安定(トラブル時に戻せるか)
- ここを最優先にするなら、見るべきは バックアップ世代 と 復元の現実性です。
- 「更新で崩れた」「誤操作で消した」みたいな事故は、速度より先に来ます。
判断の目安
- 戻したい日数が長い/復元に迷いたくない → バックアップ仕様と復元導線が分かりやすい方を選ぶ
2)運用の楽さ(迷わず回せるか)
- 初心者がつまずくのは、だいたい「ドメイン・SSL・メール・移行」です。
- だから “機能の多さ”より、導線の分かりやすさやサポートの取り回しが効きます。
判断の目安
- 設定が苦手・時間がない → 立ち上げの手順がまとまっている方が楽
- 調べながら運用できる → 仕様が整理されている方が安心
3)費用(合計でいくらか)
- 月額だけで決めると、初期費用や契約条件でズレます。
- “複数サイト化”する人は、月額差が積み上がります。
判断の目安
- 複数サイトを想定 → コスト優位が出やすい
- 1サイトで安定運用 → 数百円差より「復元・相談のしやすさ」を優先しやすい
4)速度(体感の伸びしろはどこか)
- サーバー差もありますが、実務では 画像・テーマ・プラグイン・広告タグの影響がかなり大きいです。
- なので「サーバーで勝負」より、運用で伸ばせる余地があるかで見ると後悔しにくいです。
判断の目安
- 速度に不安があるなら、契約前に「自分のサイトの重さ」を一度疑う(画像最適化、テーマ、プラグイン過多)
おすすめ結論の再掲(あなたのケースに当てはめて終了)
最後に、用途別に「決め打ち」できる形に落とします。
ブログ1サイトを安定運用したい(初心者〜中級者)
- エックスサーバー寄り
理由:立ち上げ〜運用までの導線がまとまっていて、困ったときの逃げ道も作りやすい。
複数サイトを運営したい(趣味〜副業)
- コアサーバー寄り(V2のCORE-X/CORE-Y中心)
理由:固定費を抑えつつ、サイト数が増えても運用を組みやすい。
法人・店舗サイトで信頼性と保守を最優先
- エックスサーバー寄り(もしくは上位・法人向け選択も視野)
理由:「止まった・届かない」が致命的になりやすいので、復旧導線と相談のしやすさを優先した方が安全。
費用重視で最小コストから始めたい
- コアサーバー寄り
ただし、最安に寄せるほど「上限(サイト数など)」や「戻せる日数」で詰まりやすいので、最初だけ少し余裕を持つのがおすすめ。
自由度や設定の柔軟さを重視(中上級者)
- コアサーバー寄り
理由:仕様が整理されていて、運用者が自分で組み立てやすい。
サーバー選びは、正解が一つではありません。
でも「あなたの運用に合う方」は必ずあります。この記事のチェックポイントに沿って選べば、スペック表に振り回されず、納得して決められるはずです。
CORESERVER 公式サイト
