ホームページビルダー徹底解説|時代遅れ?そう言われる理由と“勝てる使い方”
「ホームページビルダーって、今さら使うのは時代遅れなのかな?」
そう思って検索したものの、情報がバラバラで余計に迷っていませんか。
たとえば、こんな声がよくあります。
「買い切りで始められるのは魅力。でも、今のSEOで本当に戦える?」
「テンプレが古く見えそうで不安。今っぽく整えるコツはある?」
「スマホで崩れない? レスポンシブはちゃんと対応できるの?」
「公開って難しい? サーバー・ドメイン・SSL・FTPがよくわからない…」
「WixやSTUDIO、WordPressと比べて、結局どれが正解?」
「旧版を使ってきたけど、最新版に移行しても大丈夫? 文字化けや崩れが怖い」
結論から言うと、ホームページビルダーは“万能ではない”一方で、使い方を間違えなければ今でも十分に成果を出せます。
特に「小規模サイトを早く立ち上げたい」「買い切りで運用したい」「更新頻度はそこまで高くない」という人には、合理的な選択肢になり得ます。
この記事では、公式情報で確認すべきポイントを押さえつつ、
「時代遅れ」と言われる理由をひとつずつ分解し、初心者でも再現できる形で“勝てる使い方”に落とし込みます。
- どこが弱点で、何を割り切ればいいのか
- どうすれば古く見えず、スマホでも読まれ、SEOでも負けにくい形にできるのか
- 公開から改善まで、何を順番にやればいいのか
読み終えるころには、「自分はホームページビルダー向きか」「向くならどう運用すべきか」が判断できる状態を目指します。
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まず結論:おすすめできる人/やめたほうがいい人
向いている:Windowsで買い切り運用したい・小規模サイトを速く作りたい
ホームページビルダーは、Windowsで“インストールして使う買い切り型”のホームページ作成ソフトです。
サブスクの管理画面にログインして作るタイプとは違い、自分のPC上で編集→サーバーへ公開という流れが基本になります。
次のような人は相性が良いです ✅
- 月額課金ではなく、最初に購入して長く使いたい
- 目安として製品価格は 税込2万円台後半 で、バージョンアップ版も用意されています(※購入形態により変動)。
- サイト規模が小さめ(〜数十ページ)で、まず公開を急ぎたい
- テンプレートが豊富で、見た目の“たたき台”が作りやすい設計です。
- 制作を自分ひとりで進めることが多い
- ライセンスは基本的に「1ライセンス」を前提に設計されているため、個人制作と相性が良いです。
- WordPressほどの拡張は不要だが、最低限の更新は自分でやりたい
- お知らせ・固定ページ中心の運用(会社概要、サービス、アクセス、FAQなど)に向きます。
向いているサイト例(イメージ)
- 小規模な会社サイト(会社情報+サービス紹介+問い合わせ)
- 店舗サイト(メニュー・料金・アクセス・予約導線)
- イベント告知(概要・タイムテーブル・申し込み)
- ポートフォリオ(制作実績の掲載)
注意が必要:共同編集したい・頻繁にデザイン刷新する・拡張機能を増やしたい
一方で、次の条件が強い場合は「手間が増えやすい」ので注意です ⚠️
- 複数人で同時に編集・承認フローを回したい
- クラウド型サイト作成ツールのような「同時編集」「コメント」「バージョン管理」が主役ではありません。
- デザインをしょっちゅう変える/ABテストを回す
- LPを何本も作って高速に改善する運用は、クラウド型のほうが効率的なことが多いです。
- 機能をアプリ感覚で足していきたい(予約・会員・多言語・高度なSEO支援など)
- いわゆる“拡張エコシステム”が強いサービス(WordPressやWix等)に比べると、追加機能の選択肢は限られます。
- Macで作りたい
- 動作環境はWindowsが前提です。
- 運用で失敗できない(医療・金融・採用の重要ページなど)
- どのツールでも同じですが、特に重要領域は 法務(表記)・セキュリティ・アクセシビリティ・更新体制 まで含めた設計が必要です。
- ツール選びよりも「運用できる体制」が最優先になります。
判断のコツ
- 「作るのは1回、更新はたまに」→ ホームページビルダー寄り
- 「作ってから改善を回す(更新が多い)」→ WordPress / STUDIO / Wix寄り
- 「チームで管理する」→ WordPress(権限管理)やクラウド型寄り
目的別の最適解(会社/店舗/士業/採用/イベント/LP/ブログ)
目的から逆算すると、失敗が減ります。目安としての“勝ち筋”を表にまとめます。
| 目的 | ホームページビルダーが合うケース | 別ツールが向くケース |
|---|---|---|
| 会社サイト | 小規模で更新少なめ。まず整ったサイトを早く公開したい | 更新頻度が高い、複数部署で更新、IR/採用など情報量が多い |
| 店舗サイト | メニュー・料金・アクセス中心で十分。自分で更新できる | 予約/会員/クーポン等を強く回したい(拡張が必要) |
| 士業(事務所) | 事務所紹介+業務内容+相談導線が中心。信頼ページを丁寧に作れる | 記事で集客を伸ばす(コンテンツSEOが主戦場) |
| 採用 | “最低限の採用ページ”を短期間で用意したい | 募集要項の更新が多い、応募導線の改善を継続する |
| イベント | 単発の告知・申込ページを素早く作る | 申し込み管理やメール自動化を強くやりたい |
| LP(1枚) | テンプレから短期公開→必要最低限で運用 | ABテスト連発、広告運用で高速改善が必要 |
| ブログ | 「記事は少なめ」で補助的に運用する | 記事で集客が主目的ならWordPressが有利になりやすい |
どの目的でも“SEO・E-E-A-T”で効く共通ポイント(ここが差になる)
ツールに関係なく、検索評価で強く効きます。ホームページビルダーで作る場合も、最初から入れるのがおすすめです。
- 運営者情報:誰が、どんな根拠で情報を出しているか(実績・資格・所在地)
- 問い合わせ導線:電話/フォーム/メールなど、連絡手段を明確に
- ポリシー整備:プライバシーポリシー、免責、(必要なら)特商法表記
- 更新の仕組み:更新日・改訂履歴・根拠(一次情報)を明示
- ユーザーの不安を先回り:料金・提供範囲・よくある質問・比較検討材料
迷ったときの“即決ルール”
- 最速で形にして、更新は少なめ → ホームページビルダー
- 記事で集客を伸ばす/機能を増やす → WordPress
- デザイン重視&管理が簡単 → STUDIO / Wix系
- 社内共有や簡易サイト → Googleサイト
「ホームページビルダー」とは何かを1ページで整理
提供元・製品の位置づけ(ソフト+公開の仕組み)
ホームページビルダーは、株式会社ジャストシステムが提供するWindows向けのホームページ作成ソフトです。
ブラウザ上で作るクラウド型とは違い、基本は「PCにインストールして編集する」スタイルなので、次の流れで進みます。
- PCでページを作る(テンプレートやパーツで組み立て)
- 完成データを公開する(サーバーへアップロードして公開)
公開の選択肢は大きく2つあります。
- 自分で用意したレンタルサーバーに公開する
すでにサーバーや独自ドメインを持っている人、サーバーを自由に選びたい人向け。 - 公式の「ホームページ・ビルダー サービス」を利用する(別サービス)
サーバー周りをまとめて任せたい人向け。
※個人向けの製品構成では、サービスの利用権が付く扱いがあります(法人向けは付属しない扱いです)。
また、現行の「ホームページ・ビルダー23」は、ダウンロード型(メディアレス)が中心です。
インストール時にユーザー登録・ネット接続が必要で、ダウンロード可能な回数・期間に条件がある点は、初心者ほど先に把握しておくと安心です。
作り方が2系統:ノーコード系と作り込み系
ホームページビルダー23は、作り方が“別物レベル”に異なる2系統を同梱しています。
初心者が迷いやすいポイントなので、ここだけは最初に整理しておくのがおすすめです。
| 作り方 | どんな人向き? | 得意なこと | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ノーコード系(ホームページ・ビルダーSP) | 初めて作る/早く形にしたい | パーツを配置してページを作る、テンプレで時短 | 独自の細かい調整は限界がある |
| 作り込み系(ホームページ・ビルダー クラシック) | デザインやコードも触りたい/細部にこだわりたい | HTML/CSSを直接編集できる、微調整がしやすい | 学習コストが上がる(触るほど難度が上がる) |
初心者におすすめの進め方は、だいたいこの順番です👇
- まずはSPで“公開できる形”まで最短で作る
- どうしても表現したい部分だけ、必要に応じてクラシックで調整する
💡ポイント
- 「最初から完璧」を狙うと、公開が遅れて挫折しがちです。
- 先に公開してから、写真・文章・導線(問い合わせ/予約など)を磨くほうが成果につながりやすいです。
「ソフト」だけで完結する範囲/別途必要になるもの
ホームページビルダーは“作成ソフト”なので、ソフトだけで完結することと、公開・運用で別途必要になるものがあります。
ここを混同すると「作れたのに公開できない…」となるので、チェック表で整理します。
ソフトだけでできること(基本機能)
- ページ作成(テンプレート/パーツ配置/文章・画像の編集)
- デザイン調整(配色・レイアウト・フォント等、範囲内での変更)
- サイトデータの管理(素材の整理、ページ追加・更新)
- 公開用データの書き出し/転送(アップロードに必要なツール類を含む構成)
別途必要になりやすいもの(公開・運用)
- インターネット接続(インストールや登録、更新時にも必要になりやすい)
- 公開先(サーバー)
- 自前のレンタルサーバー or 公式の「ホームページ・ビルダー サービス」
- 独自ドメイン(例:◯◯.com)(信頼性・運用面で推奨)
- 常時SSL(https)(今は“あって当たり前”。未対応は信用を落としやすい)
- 運用素材(ロゴ、写真、文章、会社情報、実績、FAQなど)
✅初心者向け・最小構成チェックリスト
- Windows PC(対応OSであること)
- 公開先(レンタルサーバー or 公式サービス)
- ドメイン(できれば独自)
- 会社/店舗なら最低限:会社概要・問い合わせ・プライバシーポリシー
📌E-E-A-Tの観点で“最初から用意したいページ”
- 運営者情報(誰が、なぜ信頼できるか)
- 問い合わせ先(連絡できる安心)
- ポリシー(プライバシー、免責、必要なら特商法)
この3点は、デザインよりも「信頼の土台」になるので、早めに整えるほど後がラクです。
最新版(23)で何ができる?全体像と選び方
ホームページビルダー23は、ひと言でいうと「速く作る道(SP)」と「細部まで詰める道(クラシック)」を同梱した、Windows向けの買い切り制作ソフトです。
テンプレート・写真素材・公開(アップロード)までをまとめて扱えるので、初心者でも“公開できる形”に到達しやすいのが強みです。
購入形態の違い:新規向け/アップグレード向け
結論から言うと、迷うのはここだけです。
- 通常版(新規購入)
はじめて買う人/過去版を持っていない人向け。 - バージョンアップ版(アップグレード)
旧バージョン(12〜22、アカデミック版含む)を持っている人向け。
取り扱いが「直営ショップのみ」など条件があるので、購入前に対象か確認すると安全です。
加えて、初心者が見落としがちなのが「入手形態」です。
- パッケージ版 / ダウンロード版がある
ただし、いずれも“メディアレス”扱いで、インストール用プログラムはダウンロードが前提になりやすいです。
(ダウンロード回数・期間に制限がある旨が案内されています)
料金の見方のコツ
価格は「通常版」と「バージョンアップ版」で分かれます。
このあと比較検討するなら、ソフト代だけでなく、公開用のサーバー代・ドメイン代(あるいは公式サービス利用料)もセットで考えると、後でブレません。
編集モードの違いを理解する(ここで迷いが8割解決)
ホームページビルダー23は、用途に合わせて“制作の流儀”を選べます。
どれを選ぶかで、作業の気持ちよさも、将来の伸びしろも変わります。
ノーコード系:パーツ配置で組み立てる制作
これは「見たまま編集で、最短で形にする」ためのモードです。
向いているケース
- 会社・店舗の小規模サイトを、まず公開したい
- ページ数が少ない(例:トップ+サービス+料金+アクセス+問い合わせ など)
- デザインはテンプレートに任せて、文章や写真に集中したい
作るときの考え方(初心者向けのコツ)
- 最初は、テンプレを選んで“導線”を整えるのが最優先
例:予約/問い合わせ/資料請求ボタンをどこに置くか - その次に、文章・写真・実績・FAQで信頼を積む
E-E-A-Tは見た目より中身で効きます
作り込み系:細部調整・ソース編集も視野に入る制作
こちらは「HTML/CSSを触りつつ、見栄えも調整したい」人向けのモードです。
公式にも、HTML/CSSの直接編集やアクセシビリティチェックに触れられています。
向いているケース
- 細かな余白、見出し階層、表示崩れを自分で直したい
- 既存サイトのデータがあり、徐々に改善していきたい
- 制作会社ほどではないが、ある程度“Web制作の文法”を理解して運用したい
注意点(初心者がハマりやすい)
- 触れる範囲が広いぶん、「どこまでやるか」の線引きが大事
最初から完璧を狙うと、公開が遅れがちです
CMS運用したい場合:WordPressテンプレの考え方
「更新頻度が高い」「ブログやお知らせを育てたい」なら、CMS(WordPress)前提で考えるのが合理的です。
ホームページビルダー23はWordPress 6.7対応が明記されており、WordPressサイト用テンプレートや編集強化にも触れられています。
WordPressテンプレを選ぶときの判断軸
- “記事を増やして集客する”が目的ならWordPress寄り
(採用ブログ、コラム、施工事例、セミナー情報など) - 更新担当が複数になりそうならWordPress寄り
(共同編集・権限管理が必要な体制は、CMSのほうが運用しやすい) - 逆に、更新が少ない固定サイトなら、無理にCMSにしない選択もあり
初心者向けの結論
- WordPressで運用する場合、主戦場は「WordPressの管理画面」です
つまり、ホームページビルダーは“デザインや型を作る支援”として使いつつ、日々の更新はWordPress側で回す、という発想が失敗しにくいです。
デザインを完全に作る場合:フルCSSテンプレの立ち位置
フルCSSテンプレートは「テンプレの見栄えは良い。でも、触れば触るほど設計力が要る」という中間ポジションです。
フルCSSテンプレが強いところ
- 既製デザインの完成度が高く、“それっぽい見た目”が早い
- CSSベースなので、慣れてくると微調整が効く
向いている人
- まずはテンプレで公開しつつ、後から少しずつ改善したい
- コーディングに抵抗がなく、必要なら学びながら進めたい
向いていない人(時間を溶かしやすい)
- デザインをゼロから作りたいが、CSSはまだ触ったことがない
→ この場合は、まずSPで公開してから学ぶほうが成果に直結しやすいです
旧バージョンからの引き継ぎで起きやすいこと
旧版からの移行は可能ですが、初心者は「移せる」と「そのまま同じ見た目で動く」を分けて考えるのが大切です。
起きやすいポイント
- フォントや余白などの“見た目の差”
OSやフォント環境の違いで微妙にズレることがあります - 画像・リンクのパス問題
画像を別フォルダに置いていた場合、移行後に参照切れが起きることがあります - 公開設定(FTP等)の再設定
PC移行・バージョン移行のタイミングで、接続情報を入れ直すケースが出ます - 昔の作り方を引きずるほど、調整コストが増える
“直す”前提でスケジュールを組むと安心です
移行を失敗しにくくする手順(初心者向け)
- 旧PC(旧版)で、まずサイトデータをエクスポートして保管
- 新PC(23)に取り込み、ローカルで表示確認
- 問題がなければ、公開先でテスト公開(本番反映は最後)
- 仕上げに、スマホ表示・リンク切れ・問い合わせ導線を総点検
また、公式サポートでは「安心バックアップ・移行ツール」や、エクスポート/インポートによる移行手順が案内されています。
不安がある場合は、ツール前提で進めるのが安全です。
料金・追加費用・トータルコストの見積もり方
ホームページビルダーは「買い切りソフト」なので、費用はざっくり 初期費用(1回)+運用費(毎月/毎年) に分けると迷いません。
- 初期費用:ソフト代、初期設定に必要な外注や素材
- 運用費:サーバー、独自ドメイン、保守、更新の手間(人件費)
まずは次の式で考えると、見積もりが一気にラクになります。
トータルコスト(n年)= ソフト代 +(サーバー+ドメイン+保守)× n年 + 必要な追加(素材/外注/更新工数)
ソフト代の目安と、価格確認で見るべきポイント
ホームページビルダー23のソフト代は、公式に「通常版」と「バージョンアップ版」で分かれています。
また、パッケージ版/ダウンロード版で価格は同額の扱いです(公式価格表ベース)。
価格を見るときのチェックポイント
- 自分が「通常版」か「バージョンアップ版」か
- 旧バージョン登録ユーザー向けのアップグレード対象が決まっています
- 購入先の違い
- バージョンアップ版は直営オンラインのみ、など販売経路に条件があることがあります
- “税込表示”かどうか
- 比較するときは税込で統一するとブレません
- メディアレスの前提(地味に重要)
- 個人向けはインストール媒体が同梱されず、インターネット経由でダウンロードしてインストールする前提です
- 再ダウンロードには「回数・期限」に制限があるため、PC買い替えや再インストールを想定するなら、購入後にインストーラー保管なども考えておくと安心です
- 法人向けは別建て
- 法人向けは価格がオープンで、個人向けに付く「サービス利用権」が使えないなど構成が異なります
公開に必ずかかる費用:独自ドメイン/サーバー/SSL
ソフトを買っても、公開(インターネットに出す)には“置き場所”が必要です。
この置き場所がサーバーで、住所が独自ドメインです。
独自ドメイン(例:example.com)
- 年ごとに更新料がかかります(TLDや取得先で変動)
- 会社/店舗/士業などは、信頼性の面でも独自ドメインが基本的に有利です
サーバー(レンタルサーバー or 公式ホスティング)
- 月額(または年額)で費用が発生します
- メール機能やバックアップ、サポート範囲がプランで変わるため、料金だけでなく“中身”も要確認です
SSL(https)
- 現在は httpsが実質必須です(非対応だと警告表示や信用面で不利になりやすい)
- サーバー側で無料SSLが使えるケースも多い一方、構成によっては有料証明書が必要になることもあります
→ 初心者は「無料SSL込みのサーバー/プラン」を選ぶと失敗しにくいです
公式のホスティングを使う場合/別サービスを使う場合
公開方法は大きく2つ。ここで運用コストが変わります。
1) 公式ホスティング(ホームページ・ビルダー サービス)を使う
特徴は「申し込み〜公開までの導線がまとまっている」こと。
初心者は、サーバー選定や設定の迷いが減るのがメリットです。
公式側で案内されている料金イメージ(例)
- 初期費用:3,000円(税込)が設定されることがある(キャンペーンで無料になる場合あり)
- 月額:
- ぴったり10GBプラン:1,550円(税込)
- たっぷり50GBプラン:3,645円(税込)
- 独自ドメイン関連:オプションの年額料金が提示されています(追加ドメイン等)
1年コストのざっくり例(キャンペーンなし想定)
- 10GBプラン:ソフト代 + 初期費用3,000円 + 1,550円×12
- 50GBプラン:ソフト代 + 初期費用3,000円 + 3,645円×12
※実際は「無料期間」などが適用されるケースがあるため、申込画面の最終金額で確認するのが確実です。
向いている人
- サーバーやドメインで迷いたくない
- まずは小さく始めて、運用しながら整えたい
- “公開できる状態”までの到達を最優先したい
2) 別サービス(一般的なレンタルサーバー)を使う
特徴は「自由度が高い」こと。
サーバー移転やWordPress導入など、将来の拡張も視野に入れやすいです。
向いている人
- すでにサーバー/ドメインを持っている
- 将来WordPressに寄せる可能性がある(ブログ運用など)
- メール、バックアップ、速度などを自分で選んで最適化したい
初心者が迷わない基準
- 目的が固定サイト中心 → 公式ホスティングでも十分なことが多い
- 将来、記事で集客する可能性が高い → レンタルサーバー+WordPressの拡張余地を検討
見落としがちなコスト(素材、外注、更新工数、保守)
ソフト代・サーバー代よりも、実はここが効きます。
特にSEOやE-E-A-Tを意識するなら「中身の品質」にコストが乗ります。
1) 素材コスト(写真・ロゴ・図解)
- 写真素材は同梱分があっても、業種やイメージに合わないことがあります
- 店舗・士業・医療系は、実写真(外観/内観/スタッフ)を用意できると信頼性が上がりやすいです
2) 外注コスト(必要なところだけ頼むと効率が良い)
おすすめは「全部外注」ではなく、効果が大きい部分だけ外注です。
- ロゴ
- トップページのデザイン調整
- ライティング(サービス説明、FAQ、採用ページなど)
- 写真撮影
3) 更新工数(“時間=コスト”)
更新が止まると、情報の古さが信頼性に響きます。
最低限、次は“更新ルール”として予算化しておくと強いです。
- 営業時間・料金・キャンペーンの更新
- 実績・事例の追加
- よくある質問の追記(問い合わせ内容から増やす)
- お知らせ(重要変更がある業種ほど必須)
4) 保守(バックアップ・障害対応・セキュリティ)
- バックアップが自動か、復元が簡単か
- PC故障時に復旧できるか(制作データの保管先)
- 問い合わせ先(サポート範囲)
5) SEO/E-E-A-Tで“必須ページ”を整えるコスト
ここは削りすぎると逆効果になりやすい領域です。
- 運営者情報(資格・実績・監修体制)
- 会社概要/所在地/連絡先
- プライバシーポリシー、免責、必要なら特商法
- 引用・根拠の明記(一次情報、公式情報の参照)
導入前チェック:動作環境・ライセンス・サポート
対応OS/推奨スペック(重くなる要因も含めて)
まずは「動く/動かない」を決める条件を、公式情報ベースで押さえましょう。
公式に明記されている主な条件(個人向け)
- 対応OS:Windows 11 / Windows 10(いずれも日本語版)
- 64bit Windows上で32bit互換モード(WOW64)で動作
- Arm版Windowsは動作保証外
- ストレージ:空き容量 4.0GB以上
- 環境によっては Microsoft Edge WebView2 Runtime のインストールが追加で必要(目安 538MB)
- インストール時の必須条件:ユーザー登録+インターネット接続(プログラムはダウンロード導入)
「重くなる」代表パターン(体感に直結)
- 画像・動画を大量に扱う(高解像度素材、動画の取り込み・編集)
- ページ数が多い(多階層のサイト、商品一覧のような長いページ)
- フォントや装飾パーツを多用(表示・プレビューで負荷が増えやすい)
- WordPressも並行運用(サイト生成+テーマ編集+サーバー側要件も絡む)
快適運用のための“現実的な目安”(公式要件とは別の実務目安)
公式ページはOS/容量中心なので、作業ストレスを減らすなら次を意識すると失敗しにくいです。
- SSD搭載(読み書きがボトルネックになりにくい)
- メモリは余裕を持つ(ブラウザ・画像編集・資料を同時に開きがち)
- 大きめの画面(編集パネルが多く、視認性が効率に直結)
なお、WordPressサイト作成を行う場合は、サーバーがWordPressの動作環境を満たしていることも別途前提になります(PCだけ整っていても公開・運用で詰まりやすいポイントです)。
インストール台数・利用範囲(家庭/法人での注意)
「何台まで入れていい?」「会社PCと自宅PCで使える?」は、購入前に必ず整理しておくべき論点です。ポイントだけ噛み砕くと次の通りです。
台数の考え方(個人利用で揉めやすいところ)
- 公式情報として、同一ユーザーが使うPCは最大3台までが案内されています。
- ただし前提として、基本は1ライセンス=特定の利用者という考え方。
- 同時使用は不可(同時に使わない条件で複数台OK、という整理)
法人利用での注意(名義・運用ルールが重要)
- 法人の場合も基本は、従業員1名が利用する前提での許諾がベースです。
- 一方で、管理下の1台のPCに入れて複数人が使うといった扱いが例外的に認められる条件もあります(ただし“やり方”を誤るとライセンス違反になり得るため、運用形態が特殊なら契約文面で要確認)。
ダウンロード導入特有の落とし穴
- インストール前にユーザー登録が必要で、導入はダウンロードで行う形です。
- ダウンロード回数や可能期間に制限があるため、再インストールに備えて
- 登録情報(User ID等)を控える
- 解凍後に作成されるフォルダを保管する
を習慣化しておくと安心です。
困ったときの導線:公式FAQ・問い合わせ・マニュアル
「調べてもわからない」を最短で潰すには、当てずっぽうで検索するより、公式導線を順番に踏むほうが早いです。
1) まずは“公式Q&A”で購入前の疑問を潰す
- 旧バージョンとの共存、引き継ぎ、インストール条件など、購入前のつまずきポイントがまとまっています。
- 特に「旧版は消える?」「引き継げる?」のような質問は、ここで一気に解決しやすいです。
2) 次にFAQ(サポート)で症状ベース検索
- 「転送できない」「表示が崩れる」「挿入ができない」などは、FAQ側が強いです。
- 検索のコツは “症状+機能名”(例:転送/FTP、画像、テンプレート、WordPress など)で絞ること。
3) 解決しない場合は問い合わせ(チャット→必要に応じてオペレーター)
- 自動応対のチャット窓口が用意されていて、解決が難しい場合はオペレーター対応の案内につながる設計です。
- 商品利用中の相談は、User IDログインが必要になるケースがあります。
4) 事前に知っておくべき“サポート範囲の線引き”
- たとえば HTML/JavaScript/CSS/CGIの編集支援のような領域は、公式に「サポート対象外」とされている範囲があります。
- つまり「ソフトの操作」ではなく「コードそのものの書き方」相談になると、回答が得られにくい可能性があります。
→ その場合は、質問を「どの画面の、どの機能で、何をしたいか」に落として問い合わせるのが得策です。
できること/苦手なこと(用途別の現実ライン)
ホームページビルダーは「Windowsにインストールして作る制作ソフト」です。
その性格上、得意分野はハッキリしています。ここを押さえると、ツール選びで遠回りしません。
得意:静的サイト・更新頻度が低いサイト・スピード重視
結論から言うと、ホームページビルダーが強いのは “静的ページ中心の小〜中規模サイト” です。
テンプレートやパーツを使って、短期間で公開できる形に持っていきやすいのが最大のメリットです。
得意な用途(現実的に勝ちやすい) ✅
- 会社・事業の案内サイト(トップ/サービス/料金/会社概要/アクセス/問い合わせ)
- 店舗サイト(メニュー、営業時間、地図、予約導線の案内)
- 士業・個人事業(業務内容、実績、相談の流れ、FAQ)
- イベント告知(概要、日程、申込案内、注意事項)
- ポートフォリオ(制作実績やプロフィールを見せる)
「速い」が出る理由
- テンプレートがあるので、0→1が早い
- “見たまま編集”系(SP)で、文章と写真を入れるだけで体裁が整う
- 公開(アップロード)までの導線が想像しやすい
初心者が最短で成果を出すコツ 💡
- 最初はデザインより 導線(問い合わせ・予約・資料請求)を優先
- “信頼を作るページ”を最初から入れる
- 運営者情報/会社概要/問い合わせ/プライバシーポリシー
- 更新頻度が低いサイトでも、最低限ここだけは回す
- 料金・営業時間・キャンペーン・実績・FAQ(問い合わせから追記)
工夫が必要:大規模更新・会員/予約/ECなどの高度要件
ホームページビルダーでも「できなくはない」ことはあります。
ただし、次の要件は ツール単体で完結しにくいため、最初から“別設計”を前提にしたほうが安全です。
苦手になりやすい領域 ⚠️
- ページが多い・更新が頻繁(大量のニュース、記事、商品ページなど)
- 複数人での運用(同時編集、承認フロー、更新担当が複数)
- 会員機能(ログイン、マイページ、権限管理)
- 予約管理(空き枠、決済、リマインドメール、顧客管理)
- EC(ネットショップ)(商品管理、在庫、決済、配送、税設定)
- 高度なマーケ運用(ABテストの高速回転、LP量産、広告最適化)
ここでの“現実的な解決策”は、だいたい次の3パターンです。
1) 外部サービスを組み合わせる(最短で現実的)
- 予約:予約サービス(外部)+埋め込み/リンク導線
- 決済:決済リンク(外部)+購入ボタン
- フォーム:フォームサービス+埋め込み
- EC:ECサービス(外部)+「ショップはこちら」導線
👉 サイトは“信頼の入口”に徹し、機能は外部に任せると失敗しにくいです。
2) WordPressを主役にする(更新・記事・運用重視)
- 記事で集客したい
- お知らせ・事例・コラムを増やしていきたい
- 更新担当が複数になりそう
この場合は、最初から CMS運用(WordPress等)の設計に寄せるほうが伸びやすいです。
3) そもそもクラウド型のサイト作成ツールに寄せる(共同編集・改善重視)
- チームで運用したい
- LPを頻繁に変える、更新を高速で回す
- アプリ感覚で機能を足したい
こうした要件は、クラウド型がラクなことが多いです。
用途別の“無理しない判断”早見表(目安)
| やりたいこと | ホームページビルダー単体 | 現実的な組み合わせ |
|---|---|---|
| 会社サイト(固定ページ中心) | ◎ | 単体でもOK |
| 店舗サイト(簡易予約) | △ | 外部予約+リンク/埋め込み |
| コラムで集客を伸ばす | △ | WordPress中心に設計 |
| 会員サイト | ×寄り | 専用サービス/CMS/会員基盤 |
| ECで商品を管理・販売 | ×寄り | ECサービス中心+サイトは入口 |
セキュリティ/法令/アクセシビリティは“別途設計”が前提
ここは誤解が多いポイントです。
制作ソフトは「作る道具」であって、安全・法令・アクセシビリティを自動的に保証してくれるわけではありません。
セキュリティ(最低限の考え方)
- https(SSL)は必須
- どの公開方式でも、サーバー側でSSL設定が必要
- フォーム経由の個人情報は取り扱いルールが要る
- 取得目的、保管方法、問い合わせ対応フロー
- 制作データのバックアップは“自分で守る”
- PC故障=サイト更新不能、になりやすいので、定期バックアップが重要
法令・表示(やることが明確な領域)
業種や運用形態で必要項目が変わりますが、最低限ここは準備しておくと強いです。
- プライバシーポリシー(個人情報の取り扱い)
- Cookie/アクセス解析の扱い(利用ツールに応じて)
- 免責・注意事項(医療・健康・金融は特に慎重に)
- 特商法表記(販売・有料サービス・申込みが絡むなら検討)
アクセシビリティ(“配慮”ではなく成果にも直結)
アクセシビリティは、ユーザー体験だけでなく、離脱率やCVにも影響します。
初心者でも最低限ここは押さえると、品質が一段上がります。
- 画像に代替テキストを入れる(意味のある画像は特に)
- 見出し階層を崩さない(H2→H4に飛ばない等)
- 文字サイズとコントラスト(薄いグレー文字は読めない人が増える)
- ボタンやリンクは「ここ」ではなく内容が分かる文言にする
- キーボード操作でも辿れる導線(フォーム周りは特に)
ホームページビルダーには、作り込み側(クラシック)でチェック系機能に触れられているため、“作ったら確認する”習慣を持つと堅実です。
主要機能を短時間で把握(迷子にならない地図)
ホームページビルダーは、できることが幅広いぶん、最初に“地図”を持っておくと迷いません。
初心者はまず 「作る → 公開する → 改善する」 の流れで、必要な機能だけ使えばOKです。
- 作る:テンプレ/パーツ/画像
- 公開:転送(FTP)/更新手順
- 改善:SEO設定/SNS共有/計測(必要なら)
テンプレ・パーツ・レイアウトの基本
ホームページビルダーの時短は、ほぼ テンプレ+パーツ で決まります。
テンプレ選びのコツ(初心者向け)
- まずは見た目より ページ構成が近いテンプレ を選ぶ
例:会社サイトなら「サービス紹介+料金+問い合わせ」の導線があるもの - “全部完璧”より、60点で早く公開できる型 を選ぶほうが成果が出やすいです
パーツで作るときの基本ルール
- 先に見出し(H2/H3)だけを置いて、骨組みを作る
- 次に文章・写真を入れる(最初は文章短めでOK)
- 最後に導線(ボタン・リンク)を整える
おすすめのページ構成(小規模サイトの鉄板)
- トップ
- サービス(またはメニュー)
- 料金
- 実績/事例(なくてもOKだがあると強い)
- よくある質問
- 会社概要/運営者情報
- 問い合わせ
💡ポイント
レイアウトをいじる前に、「何を伝えて、何をしてもらうサイトか」 を先に決めると、テンプレの選び直しが減ります。
スマホ対応(レスポンシブ)の考え方と落とし穴
今は「スマホで見やすい」が前提です。レスポンシブは“機能”というより、チェックと調整の習慣で差がつきます。
基本の考え方
- 画面が狭いスマホでは、PCと同じレイアウトを詰め込めません
- そのため、スマホ表示は 「読みやすさ最優先」 に割り切るのがコツです
よくある落とし穴(初心者がやりがち)
- 文字が小さい、行間が詰まる
- 画像が大きすぎてスクロールが長くなる
- ボタンやリンクが小さくて押しづらい
- 表が横に飛び出す(スマホで崩れる)
失敗しにくい調整の順番
- 見出しと本文のサイズ・行間を整える
- 画像サイズを最適化(必要ならトリミング)
- ボタンを大きめにし、間隔を確保
- 表は「列を減らす/縦並びにする/画像化」などで逃がす
✅スマホの最終チェック(公開前に必ず)
- メニューは迷わないか
- 問い合わせボタンはすぐ見つかるか
- 電話番号がタップで発信できるか(店舗系)
画像・素材・編集ツール(見栄えを底上げする手順)
見栄えの差は、デザインより 素材の質 と 画像の整え方 で出ます。
初心者でも効く「見栄え改善」3点セット
- 写真の統一感:明るさ・色味・テイストを揃える
- 余白:詰め込まない(余白があるほど“ちゃんとして見える”)
- 文字入り画像は最小限:読みづらくなりやすいので注意
画像を入れる前の下ごしらえ(おすすめ手順)
- サイズを決める(例:横1200pxで統一など)
- トリミングで主役を中央へ
- 圧縮して軽くする(表示速度に直結)
- ファイル名を整理(例:service-webdesign.jpg)
- 代替テキスト(alt)を入れる(意味のある画像だけ)
📌ワンポイント
「画像を軽くする」=表示速度UP=離脱率改善 につながりやすいので、最初から意識するとSEO面でも得です。
フォーム/地図/SNS/埋め込みの実装
ここは“作成ソフトの機能”というより、外部サービスと組み合わせて完成度を上げる領域です。
フォーム(問い合わせ・予約の入口)
- まずは「問い合わせ」だけでも十分(最初から項目を増やしすぎない)
- 項目は 5〜7個 くらいが離脱しにくい目安
最低限入れると強い項目
- お名前/メール
- ご用件(選択式)
- 内容(自由記述)
- 個人情報の取り扱い同意(チェック)
地図(店舗・オフィス)
- 地図は“おしゃれ”より 迷わないこと が正義
- 住所だけでなく、近くの目印や駐車場案内があると親切です
SNS(信頼の補強)
- SNSのリンクや埋め込みは、運用しているなら有効
- ただし更新が止まっているSNSは逆効果になることもあるので、動いているものだけ出しましょう
埋め込み(動画・予約・カレンダーなど)
- 外部サービスの埋め込みコード(iframe等)を貼る形が一般的です
- 埋め込みが重い場合は、表示速度の観点で「リンクに切り替える」のも手です
公開機能(FTP/転送)と、更新フロー
ホームページビルダーは基本的に PCで編集 → サーバーへ転送 で公開します。
公開までのざっくり流れ
- 公開先(サーバー)を用意
- FTP情報を準備(サーバー会社の管理画面にあることが多い)
- ホームページビルダーで転送設定
- 公開(アップロード)
- ブラウザとスマホで表示確認
更新フロー(初心者が安全に回す型)
- 更新前:制作データと公開データをバックアップ
- 更新作業:ローカルで編集 → プレビュー確認
- 公開:差分をアップロード
- 公開後:リンク切れ/フォーム/スマホ表示をチェック
- 記録:いつ何を変えたかメモ(更新履歴としても使える)
⚠️よくある事故
- 「編集データはあるのに、公開先が古い」
- 「公開先のフォルダを間違える」
- 「上書きして元に戻せない」
→ 対策はシンプルで、バックアップ+テスト確認です。
SEO設定(タイトル/説明文/OGP/サイトマップ等)の範囲
SEOは“裏側の設定”よりも、まず ページの中身と構成 が効きます。
そのうえで、最低限の設定を押さえると評価されやすくなります。
まず必須:タイトルと説明文(スニペット対策)
- タイトル:ページの結論+差別化(30文字前後目安)
- 説明文:誰のどんな悩みを解決するか(80〜120文字目安)
例(会社サービスページ)
- タイトル:〇〇(サービス名)|△△の課題を□□で解決
- 説明文:料金・対応範囲・導入事例をまとめて紹介。無料相談の流れも解説。
OGP(SNSで共有されたときの見え方)
- 画像・タイトル・説明が整うと、SNS経由のクリック率が上がりやすいです
- OGP画像は 横長(1200×630目安) を用意すると崩れにくいです
サイトマップやインデックスの考え方
- サイトマップは「ページの一覧を伝える地図」
- 実務的には、
- 検索エンジンに見つけてほしいページが内部リンクで辿れるか
- 公開後に Search Console で状況確認できているか
が重要です
初心者でも効くSEOの“現実ライン”
- 見出しを論理的に(H2→H3の順序、結論→理由→具体例)
- 1ページ1テーマ(何のページか分かる)
- 会社/店舗/士業はE-E-A-Tを強化
- 運営者情報、実績、所在地、問い合わせ、ポリシー
最短で公開まで:制作ステップ(初心者でも迷わない)
「ホームページビルダー23」は、ノーコード寄りのSPと、作り込み寄りのクラシックを同梱しているのが特徴です。
最短で公開したいなら、まずは「SPで公開→必要な部分だけ作り込む」の順が失敗しにくいです。👍
体験版で試すときの注意点(期間・制限・確認すべき項目)
体験版が提供されている場合、やることは「使い勝手を確認する」だけでOKです。作り込みすぎないのがコツです。
体験版で見落としがちな注意点
- 体験期間が終わると編集・保存・公開などに制限が出ることがあります
→ 期間内に“判断材料”を集めるのが目的です - テンプレートや素材が一部制限されることがあります
→ 「自分の業種・目的で十分か」を確認 - 製品はメディアレス導入が前提で、インストール手順に条件があります
→ 自分のPC環境で引っかからないか(動作環境・空き容量・ネット環境)
体験版で必ず確認すべき項目(ここだけで判断できる)
- 作り方の相性:SP(パーツ配置)とクラシック(細部調整)のどちらが合うか
- スマホ表示:テンプレのままで読みやすいか/崩れを直せそうか
- 更新のしやすさ:文章や写真の差し替えがストレスなくできるか
- 公開のイメージ:FTP転送の設定が分かるか(公開先の用意まで含めて)
- 引き継ぎ性:制作データのバックアップ手順が理解できるか(PC故障・移行に備える)
💡おすすめの試し方
体験版は「トップ1枚」だけでOKです。
1ページで「導線(問い合わせ)」「スマホ表示」「公開(テスト)」まで通してみると、向き不向きが一気に分かります。
制作前の設計(ここを飛ばすとSEOで負けやすい)
“作りながら考える”でも公開はできますが、SEOやE-E-A-Tを意識するなら 最低限の設計が必要です。
ここを飛ばすと、あとでページが増えた時に内部リンクも見出しもぐちゃぐちゃになりがちです。😇
サイト目的(CV)とターゲットを1枚にまとめる
まずは、これを紙1枚(またはメモ)にします。
- 目的(CV)は何か
- 例:問い合わせ、電話、予約、資料請求、来店、採用応募
- ターゲットは誰か
- 例:地域の新規顧客、既存顧客、法人担当者、求職者
- 強みは何か(3つまで)
- 例:実績、料金、スピード、専門性、対応範囲、立地
- 不安を消す材料は何か
- 例:事例、口コミ、資格、監修、所在地、返金・キャンセル規定
✅この1枚があると、ページ構成・見出し・CTAがブレません。
必要ページの洗い出し(トップ/サービス/料金/会社概要/FAQ 等)
初心者が最短で「ちゃんとしたサイト」に見せるための、基本セットです。
- トップ(結論+導線)
- サービス(何ができるか/誰向けか)
- 料金(プラン・追加費用・注意点)
- 実績・事例(可能なら最優先)
- よくある質問(問い合わせ削減にも効く)
- 会社概要/運営者情報(E-E-A-Tの土台)
- 問い合わせ(フォーム/電話/営業時間)
- プライバシーポリシー(必要なら免責・特商法)
📌ポイント
ページ数が少ないほど、1ページの役割が重くなります。
だからこそ「料金」「実績」「FAQ」を先に入れると信頼が積み上がります。
導線設計(CTA・問い合わせ・資料請求・予約)
導線は「どこに置くか」より、何を約束するかが重要です。
- CTAは1ページに1〜2種類に絞る
- 例:問い合わせ+電話、または予約+LINE
- CTA文言は“次に起きること”を具体化
- 無料相談の流れが分かる/見積もりは何営業日など
- CTAの前に“不安解消ブロック”を置く
- 実績、対応範囲、料金目安、よくある質問へのショート回答
✅おすすめ配置(迷ったらこれ)
- トップ:ファーストビュー下/中盤/最後
- サービス:比較表や特徴の後/最後
- 料金:料金表の直後/最後
- FAQ:最後に「解決しない場合はこちら」
制作の手順(ノーコード系/作り込み系で分岐)
ここからは「SP中心で最短公開」→「必要ならクラシックで詰める」の順で進めます。
STEP1 テンプレ選定→ブランド要素を決める
最初に決めるのは“見た目”ではなく、統一ルールです。
- ロゴ(なければ文字ロゴでもOK)
- メインカラー1色+サブカラー1色
- フォント(テンプレ標準でOK)
- 写真のトーン(明るめ/落ち着き/硬め 等)
💡テンプレ選びのコツ
「理想のデザイン」より、ページ構成が近いテンプレを選ぶと速いです。
あとで色や写真で寄せられます。
STEP2 ページ骨格→見出しから先に作る
文章を書き始める前に、見出しだけ作ります(これが最速でSEOに効きます)。
- H2:ページの結論(何のページか)
- H3:理由・特徴・選ばれる根拠
- H3:料金・流れ・FAQなど不安解消
- H3:問い合わせ(次の行動)
✅おすすめ
まずは本文を空のままでもOK。
見出し=設計図なので、ここが固まると埋める作業が早くなります。
STEP3 コンテンツ投入→信頼性要素(根拠/実績)を入れる
文章は“うまさ”より“根拠”が大事です。
- 実績(件数、導入事例、対応年数など)
- 具体例(どんな人がどう良くなったか)
- プロセス(依頼〜納品の流れ)
- よくある不安への回答(追加費用、キャンセル、対応範囲)
E-E-A-Tが効く小技 ✅
- 会社概要に「所在地」「代表者」「連絡先」「営業時間」を明記
- 可能なら「資格」「監修者」「取引実績」を追加
- 料金ページに「含まれるもの/含まれないもの」を明記
STEP4 モバイル表示→崩れと読みづらさを潰す
スマホ最適化は、難しく考えずチェック順を固定すると速いです。
- 文字が小さすぎないか(行間が詰まってないか)
- 表が横に飛び出していないか
- ボタンが押しやすいか(指でタップできる大きさ)
- 画像が重くないか(読み込みが遅いと離脱します)
👀初心者あるある
PCでOKでも、スマホで「余白ゼロ」「文字ぎっしり」になると一気に読まれません。
スマホは“詰めない”が正解です。
STEP5 公開前テスト→リンク/フォーム/速度/表示確認
公開直前に、これだけチェックすれば事故が激減します。
- リンク切れ(メニュー、ボタン、フッター)
- フォーム送信テスト(自分宛に届くか)
- 主要ページの表示(スマホ/PC)
- 画像の重さ(表示が遅いページがないか)
- タイトル・説明文が入っているか(最低限でOK)
- OGP(SNSで共有したときの見え方)※必要なら
✅公開の小ワザ
いきなり本番ドメインに上げるのが不安なら、
まずはサーバー内のテスト用フォルダ(または仮URL)で確認してから本番反映すると安全です。
公開方法を完全図解レベルで整理(サーバー・ドメイン・SSL)
ホームページビルダーで「ネットに公開する」作業は、ざっくり言うとこの流れです。
(住所)ドメイン → (案内)DNS → (置き場所)サーバー
↓
(鍵)SSL(https)
↓
(転送)FTPでファイルをアップロード
↓
公開 → 動作確認
初心者がつまずくのは、たいてい 「DNS」「SSL」「FTPの設定」「公開フォルダ」 のどれかです。
ここでは、迷いどころを先回りして整理します。
自分でサーバーを用意して公開する流れ
ドメイン取得→DNS→SSL→公開までの全手順
「自分でサーバーを用意する」場合、やることは多く見えますが、順番通りに進めれば大丈夫です。
最短での“王道ルート”を、手順固定でまとめます。
0. 事前に決めること(ここで迷うと全体が止まる)
- 公開先:レンタルサーバー(例:一般的な国内レンタルサーバー)
- ドメイン:独自ドメイン(例:
example.com) - SSL:原則 独自ドメインに対して常時SSL(https) を使う
重要:最近のレンタルサーバーは「無料SSL(Let’s Encrypt等)をコントロールパネルから設定」できることが多いので、初心者は“無料SSLが簡単に使えるサーバー”を選ぶのが安全です。
1. ドメインを取得する(住所を確保)
- ドメイン販売サービスで取得
- 管理画面にログインできる状態にする(DNS設定で使うため)
2. サーバーを契約して、ドメインを追加する(置き場所を確保)
レンタルサーバー側の管理画面で、だいたい次の操作をします。
- 「ドメイン追加」→ 取得した独自ドメインを登録
- 公開フォルダ(例:
public_html/wwwなど)を確認
※名称はサーバーにより異なります
3. DNSを設定する(ドメインをサーバーへ案内)
DNSは「このドメインは、このサーバーへ行ってね」という案内板です。
ここが一番“ややこしく見える”場所ですが、やることは2パターンだけです。
A:ネームサーバー方式(初心者向け・簡単)
- ドメイン管理側で「ネームサーバー」をサーバー会社指定のものに変更
- 以後のDNS操作はサーバー会社側で行えることが多い
B:レコード方式(自由度高いがミスりやすい)
- ドメイン管理側で以下を設定(サーバー会社の指定どおり)
- Aレコード(
@→ サーバーIP) - CNAME(
www→ 指定のホスト名)など
- Aレコード(
反映待ちの注意
- DNS反映には時間がかかることがあります(すぐ反映されないのは普通です)
- 反映前にSSLを設定しようとすると失敗しやすいので、焦らず順番通りに
4. SSL(https)を有効化する(鍵をかける)
サーバー管理画面で以下を行います。
- 無料SSLを有効化(Let’s Encrypt等)
- 常時SSLにする(http→httpsへ統一)
- 可能ならリダイレクト設定(httpアクセスをhttpsに自動転送)
ありがちな落とし穴
- SSLを有効化したのに、サイトの一部が「保護されていない」表示
→ 画像や埋め込みが httpのまま(混在コンテンツ)になっていることが多いです
5. ホームページビルダーからファイルをアップロード(公開)
ここで初めて「FTP転送」を使います。
作ったデータをサーバーに置けば公開完了です。
- ホームページビルダーで「転送設定」を作成
- 公開(アップロード)
- ブラウザで確認
FTP設定でつまずくポイントと対処
FTPは、入力項目が似ていて混乱しやすいので、まず“全体像”を固定します。
FTP設定の入力項目(まずはこれだけ覚える)
- FTPサーバー名(ホスト名)
- FTPアカウント名(ユーザー名)
- FTPパスワード
- 公開先フォルダ(転送先フォルダ、初期フォルダ などの表記)
ホームページビルダー側でも「一覧にない場合は“その他”を選び、FTPサーバー名・アカウント名・パスワードを入力する」流れが案内されています。
つまずきがちな原因ベスト5(対処付き)
1)FTPサーバー名が違う
- 例:
example.comを入れてしまう(本当はftp.example.comなど) - ✅対処:サーバー会社の案内どおりのホスト名をコピペ
2)アカウント名が違う
- 例:メールアドレス形式がユーザー名のサーバーもあります
- ✅対処:サーバー管理画面の「FTPアカウント」を確認
3)パスワードが違う(メール用とFTP用が別)
- ✅対処:FTPパスワードを再発行して入れ直すのが早い
4)公開先フォルダが違う(アップしたのに表示されない)
- よくある症状:FTPは成功するがサイトが変わらない/404になる
- ✅対処:サーバー側の「公開フォルダ」を確認し、転送先フォルダ設定を合わせる
- 例:
public_htmlの下に入れる必要がある、など
5)接続方式の問題(セキュリティ強化でFTPが弾かれる)
- 最近は「暗号化された接続(FTPS等)」を求めるサーバーもあります
- ✅対処:サーバーが求める方式に合わせる(可能なら暗号化接続を選ぶ)
エラーメッセージ別の即対応(早見)
- 530 Login incorrect:ユーザー名/パスワードが違う → 再発行して入れ直す
- Connection timed out:ホスト名違い/ポート遮断/ネットワーク制限 → 回線・セキュリティソフト・ポート確認
- 403 Forbidden:公開フォルダ違い/権限不足 → フォルダ位置・パーミッション確認
- 404 Not Found:ファイルが置かれていない/URLが違う → indexファイルと公開場所を確認
公開後に必ずやるチェック(https/404/表示速度/スマホ)
公開できたら終わりではなく、ここからが「失敗しない運用」です。
初心者でも、次だけは必ずチェックしてください。
1)httpsになっているか
- 主要ページを開いて、URLが https で始まっているか
- httpで開けてしまう場合は、httpsへ統一(リダイレクト)
2)404が出ていないか(リンク切れ)
- メニュー
- ボタン(CTA)
- フッター(会社概要、プライバシーポリシー等)
- 画像リンク(クリックで別ページへ飛ぶもの)
✅おすすめ:公開直後に「全ページの主要リンクを1回ずつクリック」
3)表示速度が遅くないか(体感でOK)
遅い原因の9割は画像です。
- 画像が大きすぎないか(必要以上の高解像度)
- 同じような画像を大量に並べていないか
- ファイル形式の見直し(可能なら軽い形式へ)
4)スマホで読めるか(崩れ・読みづらさを潰す)
- 文字が小さすぎないか
- 余白がなくギュウギュウになっていないか
- ボタンが押しやすいか(小さすぎるとCVが落ちます)
公式の公開サービスを使う流れ(メリット/注意点)
「サーバーやDNSが不安」「早く公開したい」なら、公式のホスティング(ホームページ・ビルダー サービス)を使う方法があります。
流れ(最短ルート)
- プランを選んで申し込み
- 使うドメインを決める
- まずはサービス側のアドレス(サブドメイン)で開始
- 必要なら独自ドメインを追加
- SSL(https)を設定(コントロールパネルから設定できる案内あり)
- ホームページビルダーで「ホームページ・ビルダー サービス」用の転送設定を作成
- 公開(アップロード)→表示確認
メリット(初心者が得する点)
- サーバー選び・初期設定の迷いが減る
- サービス側の案内に沿って進めやすい
- 独自ドメインやメールなど、まとめて用意しやすい(プラン/条件による)
注意点(あとで困らないために)
- 月額コストが発生する(買い切りソフトとは別の継続費用)
- 将来、別サーバーへ移転したくなったときに手間が出る可能性(運用設計次第)
- SSLには「共有SSL/独自SSL」の考え方があり、ビジネス用途は独自SSLが推奨される案内があります
→ “信頼性を出したいサイト”ほど、最初から独自SSL前提で考えるのが安心です
SEOで負けないための実装チェックリスト
この章は「どの制作ツールでも通用する、SEOの最低限の型」をチェックリスト化したものです。
ホームページビルダーで作る場合も、ここを押さえるだけで「公開したのに検索に出ない/伸びない」をかなり減らせます。
キーワード設計:ページごとの役割分担(カニバリ回避)
狙うキーワードは「記事数」ではなく、ページごとの役割で整理すると勝ちやすいです。
同じ意図のページが増えると、評価が割れて順位が上がりにくくなります(カニバリ)。
最初に作るべき“1枚の設計表”
- 1ページにつき「主役キーワード(1つ)」+「補助(2〜5個)」まで
- 主役キーワードが被ったら、統合 or 片方を別意図に作り替え
例(会社サイトの役割分担イメージ)
- トップ:指名+総合(会社名/サービス名)
- サービス:提供価値(〇〇 代行/〇〇 サポート)
- 料金:料金意図(〇〇 料金/費用)
- 実績:比較・検討(〇〇 事例/実績)
- FAQ:不安解消(〇〇 納期/保証/解約)
- 問い合わせ:行動(〇〇 見積もり/相談)
カニバリを防ぐチェック
- ✅ 同じテーマのページが2つ以上ないか(「料金」ページが複数、など)
- ✅ トップに“何でも”詰め込みすぎて、他ページの検索意図を奪っていないか
- ✅ 似た内容のページを作るなら、対象者・用途・地域のどれかで明確に分けたか
- ✅ どうしても重なる場合は「統合+内部リンクで誘導」を優先
見出し設計:情報の階層化と“読み飛ばし耐性”
見出しはSEOというより、ユーザーが途中で迷子にならないための設計です。
結果的に滞在・回遊が改善し、評価もつきやすくなります。
“読み飛ばし耐性”が上がる型
- H2:結論のまとまり(読者の疑問に答える単位)
- H3:理由・手順・比較・注意点(読み飛ばされやすい要所)
- 各H2冒頭に、1〜2行で結論(要点)を置く(読む価値が伝わる)
見出しチェック(初心者でも効く)
- ✅ H2だけ読んでも全体が理解できるか
- ✅ H2→H3→本文の順で、話が飛ばないか(階層が崩れてないか)
- ✅ 見出しが“抽象語だらけ”になっていないか(例:概要/ポイント/まとめ)
- ✅ 重要な数字・条件・対象が見出しに入っているか(例:料金の内訳、対象エリア など)
タイトル/ディスクリプション:クリック率を上げる型
検索結果では、順位×クリック率(CTR)で流入が決まります。
タイトルと説明文は「中身の要約」ではなく、クリックする理由を作るパーツです。
タイトルの型(迷ったらこれ)
- 型A:主役キーワード+ベネフィット+差別化
- 例:〇〇の作り方|初心者でも失敗しない手順と注意点
- 型B:悩み直球+解決策(比較・選び方系に強い)
- 例:〇〇で迷ったら|選び方とおすすめの判断基準
チェック
- ✅ 各ページで固有になっている(使い回し禁止)
- ✅ 内容と一致している(誇張しない)
- ✅ 長すぎない(検索結果では端が省略されることがある)
ディスクリプションの型(80〜120文字の目安)
- 「誰の/何の悩み」を「何で」解決できるページかを一文で
- 次に、判断材料(料金・手順・注意点・事例など)を追加
チェック
- ✅ 全ページで固有(同じ文を量産しない)
- ✅ キーワードの羅列になっていない
- ✅ “ページを読めば何がわかるか”が具体的
※検索結果のタイトルやスニペットは、状況によってGoogle側で調整されることがあります。だからこそ「ページ内容と整合する、わかりやすい記述」が重要です。
内部リンク:回遊と評価集約の設計
内部リンクは「ユーザー導線」でもあり「検索エンジンの道案内」でもあります。
リンクが弱いと、良いページでも見つけてもらいにくくなります。
基本設計(小規模サイトの最適解)
- トップ →(サービス/料金/実績/FAQ/問い合わせ)に必ずリンク
- サービス → 料金・実績・FAQへリンク(検討フロー)
- 料金 → FAQ・問い合わせへリンク(不安解消→行動)
- 実績 → サービス・問い合わせへリンク(納得→行動)
- FAQ → 問い合わせへリンク(最後の背中押し)
内部リンクのチェック
- ✅ 重要ページが「トップから2クリック以内」になっているか
- ✅ アンカーテキストが具体的か(例:「こちら」ではなく「料金表を見る」)
- ✅ リンクが検索エンジンに辿れる形か(通常のリンクとして実装されているか)
- ✅ 孤立ページ(どこからもリンクされないページ)がないか
インデックス問題の切り分け(重複/ブロック/リンク構造)
「公開したのに検索に出ない」は、原因がだいたい決まっています。
まずはSearch ConsoleのURL検査とページ インデックスを起点に、機械的に切り分けるのが最短です。
切り分けの順番(この通りに見ればOK)
- noindexが入っていないか
- ありがち:テスト用に付けたまま忘れる
- robots.txtでブロックしていないか
- ブロックしていると、クロールできず評価が進みにくい
- 重複・正規化(canonical)で“別URLが代表”になっていないか
- 例:wwwあり/なし、http/https、index.html違い、似たページ量産
- 内部リンクで辿れるか(リンク構造の問題)
- 孤立ページは発見が遅れがち
- 404/ソフト404になっていないか
- 移動・削除後の放置で起こりやすい
- 「クロール済み/検出 – インデックス未登録」系
- 内容が薄い、同じ内容が多い、価値が弱い、など品質側の課題が多い
速度改善:画像圧縮・フォント・不要要素の棚卸し
速度は“満点を狙うゲーム”ではなく、遅い原因を潰す作業です。
初心者サイトで効きやすいのは、ほぼ画像と外部埋め込みです。
まずここ(効果が大きい順)
- 画像
- ✅ 表示サイズより大きい画像を置かない(横300px表示なのに3000px画像、など)
- ✅ 圧縮する(見た目を保って容量を下げる)
- ✅ 同じ画像の多用を避ける(特にトップ)
- ✅ 代替テキスト(alt)も整える(画像検索・アクセシビリティにも効く)
- フォント・装飾
- ✅ 読み込みが重いWebフォントを増やしすぎない
- ✅ アニメーションや装飾パーツを盛りすぎない
- 外部埋め込み(地図・動画・SNS)
- ✅ 埋め込みが重いなら「リンク表示」に切り替える判断もする
“体感チェック”の目安
- スマホ回線でトップが重い → まず画像を疑う
- スクロールでガクつく → 動画/埋め込み/装飾を疑う
- 表示が遅いページが特定できる → そのページの画像が原因なことが多い
計測:Search Console/GA4の最低限セット
「やりっぱなし」を防ぐ最低ラインです。難しい設定は不要で、まずは検索と行動が見える状態を作ります。
Search Console(最低限)
- ✅ プロパティを追加して所有権を確認(DNS or 既存の計測タグ等)
- ✅ サイトマップを送信(用意できる場合)
- ✅ URL検査で重要ページが認識されているか確認
- ✅ 「検索パフォーマンス」で
- クエリ(検索語)
- 表示回数
- CTR
- 掲載順位
を定点観測
GA4(最低限)
- ✅ GA4プロパティ作成 → データストリーム作成
- ✅ 計測タグを設置(サイトに反映)
- ✅ まず見るのはこの3つだけでOK
- ユーザー数
- 主要ページの閲覧
- コンバージョン(問い合わせ完了など、目的に合わせて)
E-E-A-Tを強化する“信頼ページ”の作り方
E-E-A-Tは「この情報は信頼できるか?」を支える土台です。
Googleのガイダンスでも、誰が作ったか(Who)が分かると、読者がE-E-A-Tを直感的に判断しやすい、という考え方が示されています。
ホームページビルダーで作るサイトでも、やることはシンプルで、
- 信頼情報を“専用ページ”として見える場所に置く
- フッターやナビで常に辿れるようにする
- 更新・引用・責任範囲を明文化する
この3点を押さえると、初心者サイトでも“ちゃんとしている感”が一気に上がります。
運営者情報(実名/実績/専門性/監修/連絡先の整備)
運営者情報は「誰が責任を持って書いているか」を伝えるページです。
ブログだけでなく、会社サイト・店舗サイトでも効果が高いです。
書くべき項目(初心者でもこのセットで十分)
- 運営者名(個人なら氏名、法人なら会社名)
- 肩書き・役割(代表、店長、編集責任者 など)
- 専門性の根拠(資格、実務経験、対応年数、担当領域)
- 実績(数字にできるものが強い:件数、導入数、取引先カテゴリなど)
- 監修がある場合(監修者の氏名・肩書き・関与範囲)
- 連絡手段(問い合わせページへのリンク+メール/電話のどちらか)
- 顔写真(任意。ただし“信頼の担保”として有効。難しければロゴでもOK)
初心者がやりがちなNG
- 抽象表現だけ(「安心・丁寧に対応」等)で、根拠がない
- 実績がゼロなのに盛って書く(後で信用を落とします)
- 連絡先がなく、問い合わせ先が不明
ホームページビルダーでの実装ポイント
- ページ名は「運営者情報」または「当サイトについて」にする
- フッターに必ず固定リンク(スマホでも辿れる位置)
- 主要ページ(トップ/サービス/料金)にも“控えめに”リンクを置く
- 例:「運営者情報はこちら」より「運営体制・連絡先」など、役割が伝わる文言が◎
会社概要・所在地・代表者・沿革(法人/店舗は特に重要)
法人・店舗・士業などは、ここがE-E-A-Tの“芯”になります。
「実在性」と「責任の所在」を示せるからです。
最低限入れる項目(小規模でもOK)
- 会社名(屋号)/法人番号(任意だがあると強い)
- 所在地(番地までが理想。難しければ最低限、市区町村+ビル名など)
- 代表者名
- 連絡先(電話またはメール、受付時間)
- 事業内容(箇条書きでOK)
- 設立(開業)年
- 沿革(大げさに書かず、事実ベースで短く)
店舗系の“信頼が跳ねる”追加項目
- 営業時間/定休日
- アクセス(地図+最寄り駅+目印+駐車場)
- 許認可(該当業種のみ)
- 予約・キャンセル規定(揉めやすい業種ほど重要)
ホームページビルダーでの実装ポイント
- 「会社概要」は単体ページとして独立させる(トップに詰め込みすぎない)
- フッターに固定リンク+ヘッダーにも置けるなら置く
- 地図は埋め込みが重い場合、地図ページへのリンクにする(速度対策)
編集方針・引用方針・更新履歴(一次情報の扱いを明示)
ここは“差がつく”パートです。
同じ内容でも、どう作られ、どう直されているかが見えるだけで信頼性が上がります。
編集方針に入れると強い項目
- 情報の優先順位
- 例:公式サイト・公的機関・一次情報を優先/推測は分けて記載
- 事実と意見の区別
- 例:レビューは体験ベース、仕様は公式根拠、など
- 更新基準
- 例:料金改定・制度改正・仕様変更があれば更新
- 誤りの指摘窓口
- 例:問い合わせフォームで受け付け、確認後に修正
引用方針(短くてOK)
- 引用の目的(根拠提示のため)
- 引用範囲は必要最小限
- 出典を明記し、改変しない
- 画像や図表は権利に配慮(使用許諾が必要なケースがある)
更新履歴(やりすぎないのがコツ)
- 各ページ末尾に
- 「初版:YYYY/MM/DD」
- 「更新:YYYY/MM/DD(料金・仕様を更新)」
のように1〜2行で十分です。
ホームページビルダーでの実装ポイント
- 「編集方針」ページを作り、フッターに固定リンク
- 重要ページにはページ下部に「最終更新日」を入れる(手動でもOK)
- 体験談・比較記事があるなら「根拠の出し方」をテンプレ化して統一する
法務:プライバシーポリシー/Cookie/特商法(該当時)
※ここは一般的な整理です。業種・地域・運用内容で義務が変わるため、重要度が高い場合は専門家に確認してください。
プライバシーポリシー(個人情報を扱うなら基本必須)
問い合わせフォームや予約がある時点で、基本的に用意しておくのが安全です。
入れるべき要点は次のとおりです(難しく書かなくてOK)。
- 取得する情報(氏名、メール、電話、問い合わせ内容など)
- 利用目的(例:問い合わせ対応、連絡、サービス改善)
- 第三者提供の有無(あるなら条件)
- 委託の有無(例:フォーム/予約/決済など外部サービス)
- 開示・訂正・削除などの窓口
- 事業者情報(会社名、住所、代表者 など)
ポイントは、利用目的を具体的にすることです(「運営のため」だけだと弱い)。
Cookie・アクセス解析(“外部送信”の見える化)
アクセス解析や広告タグを入れると、Cookie等の情報が外部に送信されるケースがあります。
その場合、利用者が確認できるように「何を」「どこへ」「何の目的で」送るかを分かる形で示すのが安全設計です。
最低限やること
- 使用ツールの明記(例:アクセス解析、広告配信 など)
- 送信先(提供事業者)と利用目的
- オプトアウトや設定方法への案内(用意できる範囲で)
特商法表記(通販・有料サービス・申込があるなら検討)
ネット上で申込みや販売が発生する場合、特商法に基づく表示が必要になることがあります。
代表的には次のような情報です(扱う商材で増減します)。
- 事業者名、住所、電話番号
- 販売価格、送料、支払方法・時期
- 引渡し時期
- 返品・キャンセル規定 など
ホームページビルダーでの実装ポイント
- 「プライバシーポリシー」「特商法に基づく表記」は固定ページとして作成
- フッターに固定リンク(全ページ共通)
- フォーム送信ボタン近くに
- 「プライバシーポリシーに同意のうえ送信」
のような一文+リンクを置く(安心感が上がります)
- 「プライバシーポリシーに同意のうえ送信」
問い合わせ導線:ユーザーと検索エンジン双方の安心材料
問い合わせ導線は「CVの入口」であると同時に、実在性・責任の所在を示す強い要素です。
連絡手段がないサイトは、ユーザーも不安になりやすく、信頼設計として弱く見えがちです。
置くべき導線(最小構成)
- ヘッダー:問い合わせ(ボタン or テキスト)
- フッター:問い合わせ、会社概要、運営者情報、プライバシーポリシー
- 主要ページ末尾:問い合わせへの導線(1つでOK)
問い合わせページに入れると“安心が増える”要素
- 対応時間(返信目安もあると親切:例「1〜2営業日」)
- よくある質問へのリンク(先に自己解決できる)
- 入力項目は少なめ(最初は5〜7項目程度が無難)
- 自動返信メールの案内(送信後に何が起きるかを明記)
ホームページビルダーでの実装ポイント
- CTA文言は「お問い合わせ」だけでなく
- 「無料相談をする」「見積もりを依頼する」など、次の行動が具体的なほうが強い
- フォームが重い/不安なら、まずは
- メールリンク+電話+フォーム(任意)
の“複線”にしてもOK(業種に合わせて)
- メールリンク+電話+フォーム(任意)
「時代遅れ」と言われる論点を分解し、回避策を提示
「ホームページビルダーは古い?」という話は、だいたい次の4点に集約されます。
- インストール型ゆえの“現代要件”とのズレ
- テンプレの見た目が古く見える
- モバイル最適化に限界がある(やり方次第で差が出る)
- 長期運用(更新・サポート・環境変化)が不安
結論としては、使い方と割り切りが合うなら今でも戦えます。
逆に、求める要件が「クラウド型の強み」寄りなら、最初から別解が安全です。
インストール型のメリットと、現代要件とのギャップ
インストール型が“いまでも強い”場面
ホームページビルダーの価値は、クラウド型と違って「制作がPC完結」になりやすい点です。
- 買い切りで始めやすい(月額の制作ツール代が不要)
- ローカルでサクサク作れる(通信状況に左右されにくい)
- 成果物(HTMLファイル等)を手元に残しやすい
→ 将来の移行やバックアップ方針を組みやすい - 小規模サイトを“早く公開”しやすい(テンプレ+パーツで形にできる)
向いているのは、たとえばこういうサイトです。
- 会社案内/店舗案内/士業サイト/イベント告知/小さめLP
- 更新頻度が低く、ページ構成が固まりやすいもの
“現代要件”でギャップが出やすいところ
一方で、クラウド型が標準装備しがちな要件は、インストール型だと工夫が必要です。
- 共同編集・承認フロー(複数人で更新する運用)
- 頻繁なデザイン刷新(短サイクルでの改善)
- 高度な機能追加(会員、予約、EC、マーケ自動化など)
- 運用の自動化(A/Bテスト、LP量産、動的パーソナライズ等)
ここを無理に全部やろうとすると「時代遅れ」と感じやすくなります。
回避策(考え方はシンプル)
- サイトは “信頼の入口” に寄せる(会社情報、サービス、料金、実績、FAQ)
- 高度機能は 外部サービスへ分離(予約/決済/フォーム/EC等)
- 更新が多いなら、最初から WordPressなどCMS中心 に設計する
テンプレが古く見える問題:変えるべき箇所の優先順位
テンプレが古く見える原因は「細部の足し算」より、“基礎のルール不足”で起きがちです。
逆に言うと、直すポイントを絞ると短時間で“今っぽく”できます。
優先順位1:余白と文字(ここが9割)
見た目の古さは、配色よりも「詰まり感」で出ます。
- 本文は 1行を長くしすぎない(読みやすさ優先)
- 行間はゆったりめに(ぎゅうぎゅう感を消す)
- 見出しは短く、強弱をはっきり(H2/H3を機能させる)
最小の改善で効くのは、次の3つです。
- 余白を増やす
- 見出しを大きくする
- 本文の行間を確保する
優先順位2:ファーストビュー(最初の1画面)
テンプレが古く見える最大要因は、ファーストビューに情報が多いことです。
- 伝えるのは「誰の何をどう解決するか」+CTAだけ
- “飾り”より、信頼要素(実績・対応範囲・料金目安)を短く
おすすめ構成(1画面で完結する型)
- キャッチ(悩み→解決)
- 補足(対象・強み)
- CTA(問い合わせ/予約/資料請求)
- 信頼の一言(実績数・対応年数など)
優先順位3:画像とアイコン(素材の統一)
古く見えるサイトは、素材のテイストが混在しがちです。
- 写真の明るさ・色味を揃える
- 影・立体ボタン・派手なグラデは控えめに
- アイコンは同じテイストで統一(線の太さ・角丸など)
優先順位4:ボタンとリンク文言(“古さ”が出やすい地雷)
- 「こちら」リンクを減らし、具体的なリンク文にする
- CTAは 1ページ1〜2個に絞る(迷わせない)
- ボタンは「次に起きること」を書く
- 例:無料相談を申し込む/見積もりを依頼する
モバイル最適化の限界:できること/割り切ること
スマホ最適化は、ツールの限界というより「設計と運用」で差が出ます。
ただし、インストール型で“割り切り”が必要な領域もあります。
できること(現実的に成果が出る)
- 1カラム中心の構成(スマホの基本)
- 画像を軽くして速度を上げる(体感が変わる)
- 表を減らし、要点は箇条書きに寄せる
- CTAを押しやすくする(ボタン大きめ、間隔確保)
スマホでの最終チェックはこの4つだけでOKです。
- 文字が読める(小さすぎない)
- ボタンが押せる(近すぎない)
- 表示が遅くない(特にトップ)
- 重要導線が見つかる(問い合わせ/予約)
割り切ること(無理をすると事故る)
- PCとスマホで“全く別デザイン”を作る発想
→ 運用が破綻しやすい(更新のたびに崩れる) - 凝った動き(過剰なアニメーション・重い埋め込み)
→ 表示速度と安定性を落としがち - 横幅固定のレイアウトや大きな表
→ スマホ崩れの原因になりやすい
迷ったら、スマホで読みやすい=PCでも見やすい方向へ寄せるのが正解です。
アップデート/サポート/長期運用のリスク管理
「時代遅れ」認定の最大要因は、見た目よりも長期運用の不安です。
ここは“仕組み”で潰せます。
1) 動作環境の変化リスク(PC買い替えで詰む問題)
ホームページビルダー23はWindows環境に依存します。特にここは把握しておくと安全です。
- Windows 11 / 10での動作条件
- 64bit Windowsでも互換モードで動作する点
- Arm版Windowsは保証外の扱い
対策
- 制作データを定期バックアップ(PC故障対策)
- 画像素材・文章原稿は、制作データとは別に“素材フォルダ”で管理
- 将来移行に備えて、公開データ(HTML等)も手元に保持
2) “ダウンロードできなくなる”リスク(地味に致命的)
ダウンロード販売型は、将来の再インストールに備える必要があります。
対策(必須)
- インストーラーとシリアル/ユーザー登録情報を安全に保管
- PC入れ替え前にアンインストール等、公式の案内手順を確認
- 重要サイトなら、制作環境(PC)の更新計画も立てる
3) サポートの変化リスク(旧版はいつか終わる)
旧バージョンはサポート対象外になっていくのが一般的です。
一方で、公式には新しいサポート導線(チャット等)も整備されています。
対策
- 公式サポート対象かを定期確認(対象外になったら計画的に移行)
- 相談窓口・FAQの導線を把握しておく(困ったときに迷わない)
- 公開方式(FTP/FTPSなど)や暗号化要件の変化に備え、更新は“止めない”
4) 長期運用の“現実的な出口戦略”
「いつか別の仕組みに移るかも」を前提にすると、今の運用がラクになります。
- ドメインは自分で管理(移転しやすい)
- サーバーも自分で選ぶ(ベンダーロックを避ける)
- 文章・画像・ロゴ等の資産を整理して保管(移行コストが激減)
- 更新が増えたら、CMS(WordPress等)へ寄せる判断を早めにする
他ツール比較:WordPress/Wix/STUDIO/Googleサイト等との選び方
「ホームページビルダー」を検討している人が迷いやすいのは、“作れるか”ではなく“運用まで含めてラクか”です。
ここでは、目的と将来の拡張を見据えて選べるように整理します。
比較軸(更新性/拡張性/コスト/SEO/共同編集/デザイン)
まずは6つの軸で、ざっくり結論が出るように比較します。
| ツール | 更新性(記事追加) | 拡張性(機能追加) | コスト構造 | SEOの自由度 | 共同編集 | デザイン自由度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ホームページビルダー | 低〜中(更新は手作業寄り) | 低〜中(外部サービス連携が中心) | 買い切り+サーバー/ドメイン | 中(設計次第) | 低(基本は単独制作) | 中(テンプレ〜作り込み) |
| WordPress | 高(記事量産に強い) | 高(プラグイン/外部連携) | サーバー+ドメイン+必要に応じ有料テーマ/保守 | 高(構造/速度/内部最適化) | 中(権限管理で複数人可) | 中〜高(テーマ次第) |
| Wix | 中(操作は簡単、規模が増えると管理が鍵) | 中(アプリで補う) | 月額+必要に応じ追加 | 中(主要設定は可能) | 中(権限設定で運用) | 高(テンプレ+編集) |
| STUDIO | 中(更新頻度が低いサイトに強い) | 中(CMS範囲内+外部連携) | 月額(小規模は低コストから) | 中(メタ情報など設定可) | 中〜高(チーム制作向き) | 高(見た目作り込み) |
| Googleサイト | 低〜中(社内向け・小規模向き) | 低(できる範囲が限定) | 原則追加費用なしで開始しやすい/独自ドメインは別枠 | 低〜中(自由度は高くない) | 高(共同編集が得意) | 低〜中(シンプル) |
| ペライチ等(LP系) | 中(ページ追加は容易) | 低〜中(範囲はサービス依存) | 月額(機能に応じ上位) | 低〜中(LP用途なら十分) | 中(運用体制次第) | 中(テンプレ中心) |
次に、軸ごとの“判断ポイント”だけ短く押さえます。
更新性(ブログ/お知らせを増やすか)
- 増やす:WordPressが最有力
- 増やさない(固定ページ中心):ホームページビルダー / STUDIO / Wixでも十分
拡張性(予約・会員・EC・高度計測など)
- 将来的に増えそう:WordPress(追加のしやすさが圧倒的)
- 増やす予定は薄い:ホームページビルダー / STUDIO / Googleサイトで割り切れる
コスト(“総額”で見る)
- ホームページビルダー:ソフトは買い切りだが、公開にはサーバー/ドメイン等が別途必要
- Wix / STUDIO / ペライチ:月額にホスティングが内包されることが多く、見積もりがシンプル
- WordPress:本体は無料でも、公開にはドメイン・サーバーが必要(加えて保守の手間もコスト)
SEO(長期集客を狙うか)
- 集客を主戦場にする:WordPressが強い(構造・速度・内部リンク・拡張が効く)
- 名刺代わり+広告/紹介中心:STUDIO / Wix / ホームページビルダーでも戦える
- なおWixやSTUDIOは、タイトルや説明文など基本のSEO設定は可能です(“できる範囲の中で丁寧にやる”が重要)。
共同編集(複数人で回すか)
- 複数人で更新・承認が必要:Googleサイト(共有が強い)/STUDIO/Wix
- 1人で作って運用:ホームページビルダー/WordPress
デザイン(ブランド表現の優先度)
- 見た目の完成度を優先:STUDIO / Wix
- 目的優先(集客・更新・機能):WordPress
- テンプレで早く形にする:ホームページビルダー
目的別おすすめ早見
ここからは、迷いが一気に減る“目的→最適解”で整理します。
集客記事を増やす→WordPress
次のどれかに当てはまるなら、最初からWordPressが安全です。
- ブログ記事を継続的に増やして検索流入を取りたい
- 記事同士を内部リンクでつないで回遊を作りたい
- 将来、フォーム強化・計測・ABテスト・会員/予約なども視野にある
運用イメージとしては、
「サイト=育てるメディア」になりやすいのがWordPressです。

デザイン重視&運用軽め→STUDIO
STUDIOがハマるのは、こんなケースです。
- 会社/店舗/士業など、固定ページ中心で構成が固まりやすい
- 採用ページ、サービス紹介、事例紹介など“見せ方”が重要
- 共同制作や、デザイナーが関わる体制がある
ポイントは、運用を“増やす”より“整える”方向に強いこと。
更新頻度が低いほど、満足度が上がりやすいです。

最短で作って運用も簡単→Wix/ペライチ系
とにかく早く立ち上げたいなら、この系統が強いです。
- テンプレで形にして、あとから整える方が進めやすい
- 予約、フォーム、簡易ECなどを“機能として載せたい”
- サーバーやSSLなどを考える負担を減らしたい
注意点としては、ページ数や機能が増えてくると
「設計不足のまま増築」になりやすいので、初期の導線設計が重要です。


社内/小規模共有→Googleサイト
Googleサイトは、次の用途だと“最適解”になりやすいです。
- 社内ポータル、チーム共有、イベント案内など
- 公開してもよいが、デザインや拡張より“共有と管理”を優先
- 複数人で同時編集したい
独自ドメインなど“外向けの体裁”を整える段階になると、別ツールへ移行検討がしやすいです。

乗り換え時のSEO注意(URL設計・リダイレクト・評価移転)
乗り換えでSEOを落としやすいのは、ほぼ「URL」と「転送」の設計ミスです。
以下のチェックリスト通りに進めると事故が減ります。
1) まず決める:ドメインを変えるか、変えないか
- ドメイン維持(同一ドメイン):比較的安全。URL構造をできるだけ維持できる
- ドメイン変更:難易度が上がる。移行期間中の順位変動は起きやすい
2) URL設計の原則:できるだけ“同じ意味のページは同じURL”
- 旧URL一覧を作る(全ページ)
- 新URLを1対1で対応づける(行き先が決まらないURLを作らない)
- 迷ったら「トップやカテゴリに雑に集約」は避ける
→ 関連性が薄い転送は評価移転の効率が落ちやすい
3) 評価移転の要:301リダイレクトを正しく張る
- 恒久移転は301(永続的リダイレクト)を基本にする
- 旧URL→新URLへ、できる限り“ページ単位”で転送する
- 連鎖(A→B→C)を作らず、A→Cにする
4) 移行時に必ずやる更新
- サイト内の内部リンクを新URLへ更新
- サイトマップを新環境で再生成・送信
- 主要ページはインデックス状況を確認(Search Console等)
- 404が出たURLは、対応表を見直して追加リダイレクト
5) “移行後に落ちる”典型パターン
- 重要ページのURLが変わったのにリダイレクトなし
- タイトル・見出し構造が一気に変わり、検索意図がズレた
- 画像が重くなり表示速度が低下
- noindex/robots/canonicalの設定が想定外になった
乗り換えは「見た目」より「設計と引っ越し作業」がSEOの勝敗を決めます。
不安がある場合は、移行前に“URL対応表”だけでも作ると、失敗率が大きく下がります。
旧版ユーザー向け:アップグレード/移行の実務
「旧版から最新版へ」は、やること自体はシンプルです。
ただ、失敗パターンが毎回ほぼ同じなので、先に“落とし穴”を潰すのがコツです。
まず大前提として、ホームページ・ビルダー23には編集環境が複数あり、旧版で作ったサイトは“編集できる環境”が決まります。
旧版サイトをそのまま編集していくなら、基本は クラシック側 を軸に考えるのが安全です(SP側とは互換性がないため)。
移行前にやること(バックアップ・現状URL棚卸し)
移行の成功率を上げる準備は、次の「3バックアップ+棚卸し」です。
✅ これだけやれば“詰む確率”が一気に下がります。
1) 制作データのバックアップ(PC側)
- サイトのローカル保存フォルダ(HTML / CSS / 画像 / JS など一式)
- テンプレや部品、素材フォルダ(画像・PDF・ロゴなど)
- 追加で入れたフォントや、外部ライブラリの参照メモ(後で再現しやすい)
ポイント
- 「サイトのデータ」+「素材」+「設定」は別物です。フォルダ丸ごとだけでなく、設定も残す前提で進めます。
2) 設定情報のバックアップ(転送設定を含む)
移行で一番面倒なのは、実は制作データではなく FTPなどの転送設定です。
- FTPホスト名、ユーザー名
- 接続方式(FTPSなど)
- リモートディレクトリ(公開先のフォルダ)
- 転送の対象(サイト全体 / 一部ページ)
旧版→23へ「同じPC」で入れる場合、初回起動時に設定情報を引き継げるケースが多いですが、別PC移行だと“引き継ぎ手段”が必要になります。
3) サーバー側のバックアップ(公開中サイトの保険)
移行前に、念のためサーバー上の公開データも確保します。
- FTPで「公開ディレクトリ」を丸ごとダウンロード
- 可能なら zip 化して保管(復旧が速い)
これがあると、万一アップロードをミスっても「即戻せる」ので精神的に楽です。
4) 現状URLの棚卸し(SEOと復旧の生命線)
最低限、これだけは表にします(ExcelでもメモでもOK)。
- 主要ページURL(トップ / サービス / 料金 / 会社概要 / お問い合わせ / ブログ等)
- 画像やPDFなど重要ファイルの置き場所(例:/img/、/pdf/)
- 現在のトップページのファイル名(index.html なのか等)
ポイント
- 移行後に「表示はするけど一部画像だけ404」みたいな事故は、URL棚卸しがあると即原因特定できます。
崩れ/文字化け/素材欠けの典型パターンと対処
ここは“あるある”を先に知っておくと、復旧が速いです。
典型1:レイアウトが崩れる(余白・段組・表示位置)
よくある原因
- テンプレ/編集環境が違う(互換性のない側で開いている)
- CSSの指定が古く、ブラウザの解釈差が出た
- フォントが変わって文字幅がズレた
対処
- まず 旧版サイトを編集できる環境(クラシック側)で開いているかを確認
- 影響が大きいページから順に、
- 見出し周り 2. 画像周り 3. 段組(カラム) の順で直す
- “全部整える”より、ファーストビュー+主要導線を優先して復旧(成果が出やすい)
典型2:文字化けする(日本語が崩れる)
よくある原因
- HTMLの文字コード指定と、保存/出力設定が一致していない
- Shift_JIS前提の古いページが、サーバー側の既定設定で別扱いになった
- 機種依存文字(①、㈱、特殊記号など)が混ざっている
対処(短手順)
- ページの文字コードを統一する(UTF-8で揃えるか、既存方針に合わせて統一)
- 文字コードの設定変更後は、代表ページだけ先にテスト転送して確認
- 機種依存文字が疑わしい箇所は、一般的な表現に置換(例:①→(1))
典型3:画像・PDFが表示されない(素材欠け / リンク切れ)
よくある原因
- 画像パスが「PC内の絶対パス」になっている
- フォルダ名やファイル名の大小文字がサーバーと一致していない
(Windowsは気づきにくいですが、サーバー側は区別することが多いです) - 転送対象から素材フォルダが漏れている
対処
- 画像は原則「サイト内の相対パス」に統一
- 画像フォルダ(/img/ 等)を丸ごと転送対象に入れる
- “表示されない素材”のURLを開いて、404ならパス(場所/名前)、403なら権限を疑う
典型4:フォームが動かない(問い合わせが致命傷)
よくある原因
- 旧来のフォームCGI/PHPがサーバー仕様変更で動かなくなった
- ファイルはあるが、パーミッションや設置場所が不適切
- 外部フォームへの埋め込みコードが古い
対処
- 最短復旧は「外部フォーム(Googleフォーム等)に一時退避」
→ まず問い合わせ導線を復旧させる - 本格対応は、サーバー仕様(PHPバージョン、送信制限など)に合わせて再構築
公開URLを変えずに移行する手順(失敗しない手順書)
ここでは「ドメイン(URL)はそのまま」で移行する流れを、事故りにくい順番でまとめます。
※サーバーを変える場合でも、ドメインが同じならURLは維持可能です。
手順0:移行の“型”を決める(ここで8割決まる)
- 同じPCに最新版を入れる → 引き継ぎがスムーズになりやすい
- 別PCへ移行する → バックアップ/移行ツール等で設定とデータを持っていく
まずはこの分岐を確定させます。
手順1:現行サイトをバックアップ(PC+サーバー)
- PC側:サイトフォルダ一式+素材+(可能なら)設定情報
- サーバー側:公開ディレクトリを丸ごと退避
✅ ここまでで「最悪戻せる状態」になります。
手順2:最新版をインストール→旧版データを取り込む
- 同じPCなら、初回起動時の「設定情報の移行」で引き継げるケースが多い
- 別PCなら、バックアップ/移行の仕組みで
サイトデータ+設定(転送先) をセットで移す
注意
- 旧版サイトを“そのまま編集”したいなら、互換性のある編集環境で扱うこと(ここを間違えると、崩れや編集不可の原因になります)
手順3:ローカルで「URLが変わらない構造」になっているか確認
チェック項目(最重要)
- トップページのファイル名(index.html など)が同じ
- フォルダ構成(/img/ /css/ /js/ 等)が同じ
- 主要ページのファイル名が同じ
✅ URLが変わる最大原因は「ファイル名/階層の変更」です。
ここを維持できれば“移行でSEOが落ちる原因”を大半回避できます。
手順4:いきなり本番上書きしない(テスト転送が安全)
可能なら、サーバー上に一時フォルダを作ってテストします。
- 例:/test/ に転送 → 表示確認 → OKなら本番へ
- 画像、CSS、フォーム、スマホ表示を重点チェック
テストで見る場所(最低限)
- トップ / サービス / 料金 / お問い合わせ
- 画像が多いページ(崩れ検知が速い)
- スマホでの表示(読みづらさ・押しづらさ)
手順5:本番へ反映(公開URLは維持したまま)
- 転送先(リモートディレクトリ)が本番の公開先になっているか再確認
- “サイト全体”を転送して、ファイル欠けを防ぐ
- 反映後、次を確認
- https表示(SSL)
- 主要ページの404がない
- CSS/画像の欠けがない
- お問い合わせフォームが送信できる(テスト送信)
手順6:公開後のSEO最低限チェック(落ちた時の切り分け)
- 重要URLを数本、ブラウザで直アクセス(404/表示崩れを即発見)
- Search Consoleがあるなら、主要URLのインデックス状況を確認
- もしURLを1つでも変えたなら、301リダイレクト計画を作る
(URL維持が理想ですが、変えた場合の“保険”として)
よくある質問(購入前・制作中・公開後)
無料で使える? 体験版の制限は?
結論、買い切りソフトなので「ずっと無料」は基本できません。ただし、購入前に試せる体験版(無償体験)は用意されています。
体験版でチェックしておきたいポイントは次のとおりです。
- 自分のPCで快適に動くか(起動・編集・保存・画像処理)
- 作り方の相性(SP=ノーコード系/クラシック=作り込み系)
- 公開までの導線(FTP接続・転送・HTTPS表示)
- テンプレの雰囲気が自社・自店に合うか(「古く見えない」か)
制限内容は時期や版により変わる可能性があるので、体験版ページの注意事項(回数・期間・機能差)を確認した上で、上記の観点だけは必ずテストしておくのがおすすめです。
Macで使える? 仮想環境は現実的?
Macでは原則そのまま使えません。
ホームページ・ビルダー23の対応OSは Windows 11 / Windows 10(日本語版)が前提です。
また、仮想環境についても注意点があります。
- 「仮想環境・シンクライアント環境では利用できない」旨の案内があります
- そのため、Macで仮想化してWindowsを動かして使う運用は、安定性・規約面の両方でおすすめしづらいです
Mac中心なら、最初から クラウド型(Wix / STUDIO / Googleサイト)や WordPress を選ぶほうが、長期運用のリスクが減ります。
Windows 11で動く? 重いときの改善策は?
Windows 11対応です(ただし条件あり)。まず前提として、
- 対応OSは Windows 11 / Windows 10(日本語版)
- Arm版Windowsは動作保証外
- デスクトップモード推奨
という整理になります。
「重い」と感じるときは、原因がソフトそのものではなく 素材・設計・PC環境にあることが多いです。改善策は次の順で試すと効果が出やすいです。
- 画像を軽量化
- 写真は「大きすぎる原寸のまま貼らない」
- まず 横幅を表示サイズ相当に縮小 → 圧縮 の順が安定
- フォント・装飾を増やしすぎない
- 影・アニメーション・多フォントは表示も編集も重くなりがち
- ページ構造をシンプルに
- 1ページに要素を詰め込むより、情報を分割して回遊設計へ
- PC側の基本整備
- 同時起動アプリを減らす/ストレージ空き容量を確保
- OSと関連コンポーネントを最新に(更新は安定性に直結)
「編集画面は重いけど公開ページは速い」ケースもあるので、編集ストレスと閲覧速度は分けて評価するのがコツです。
SEOはどこまでできる? Search Console/GA4は使える?
できます。ただし「SEOは魔法ボタンで解決」ではなく、設計と実装の積み上げが前提です。
ホームページ・ビルダーで押さえるポイントはこの3段構えです。
- 基本:ページごとの役割設計
- 1ページ1テーマ(狙うキーワード・検索意図を混ぜない)
- 実装:検索に読まれる土台
- 見出し階層(Hタグ)を破綻させない
- 重要ページへ内部リンクを集める
- 計測:改善できる状態にする
- Search Console:所有権確認(HTMLファイル設置 or メタタグなど)
- GA4:計測タグ設置(GTMでも可)→ 主要イベントを定義
注意点として、公式のサポート範囲は「ソフトの操作・トラブル」が中心で、HTML/CSS/JavaScriptの作り込み支援や他社サービスの細かい使い方は対象外になりやすいです。
つまり「GA4タグをどこに貼るか」などは、自力で調べて実装できる体制だと強いです。
サーバーはどれを選ぶ? メールはどうする?
まず切り分けると迷いが消えます。
- ホームページ・ビルダー:サイトを作って、サーバーへ転送するための制作ソフト
- サーバー:サイトを置く場所(公開・SSL・速度・安定性を決める)
- メール:サーバー会社のメール機能 or 別サービス(Google Workspace等)
サーバー選びの実務ポイント
- 静的サイト中心なら:
- FTP(またはSFTP等)でアップできて、独自ドメイン+SSLが使えれば基本OK
- WordPressもやるなら:
- サーバーがWordPressの動作環境を満たすことが必須(PHP/MySQLなど)
メールの考え方(失敗しない型)
- 小規模で十分:サーバー付属メール(info@〜)で開始
- 事業用途で安定重視:Google Workspace / Microsoft 365 などに分離
- 「サイト移転」と「メール移転」を別々に扱えるので事故が減ります
困ったとき、公式サポートに聞く前に確認すること
サポートに連絡する前に、ここまで整理できていると解決が一気に早くなります。
- 何の画面で、何をしたら、どうなったか(再現手順を3行で)
- 使用バージョン(23か、SP/クラシックどちらか)
- OS(Windows 11/10、日本語版か、Arm版ではないか)
- 公開方式(自前サーバーか/公式サービスか)
- 直前に変えたこと(テンプレ変更、画像差し替え、FTP設定変更など)
- エラーメッセージ(スクショ or コピペ)
加えて、ジャストシステムは24時間チャットサポートの案内もあるため、電話の前にチャットで切り分けできるケースがあります。
「制作は進むが公開だけ詰まる」など、原因が設定に寄っているときほど有効です。
まとめ:7日で公開→30日で改善→90日で集客の型を作る
ホームページビルダーは「制作して終わり」ではなく、公開→改善→型化まで回すと一気に強くなります。
ここでは、初心者でも迷わないように「7日・30日・90日」の現実的な進め方に落とし込みます。
公開直後にやるチェックリスト
公開直後は、“検索以前の事故”を先に潰すのが最優先です。
チェックは「表示・導線・計測・検索」の順が最短です。
表示・安全性(最優先)
- httpsで開ける(httpのままになっていない)
- トップと主要ページが表示崩れしない(PC/スマホ両方)
- 画像が欠けていない(特にファーストビューとロゴ)
- 混在コンテンツがない(httpsページにhttp画像を埋め込んでいない)
導線(CVを失わない)
- 問い合わせフォームの送信テスト(自分に届く/自動返信が出る)
- 電話リンクが正しく動く(スマホでタップ)
- 予約・地図・SNSリンクが正しい(外部遷移も確認)
- CTAが見つかる(トップ・サービス・料金の末尾に最低1つ)
エラー(地味に致命傷)
- リンク切れがない(メニュー/ボタン/フッター)
- 404が出ない(削除したページの残骸がない)
- 表示されないファイルがない(PDF、画像、CSSなど)
計測(改善できる状態にする)
- GA4が計測できている(リアルタイムで自分のアクセスが見える)
- 基本イベントが取れている
- 最低限:問い合わせ完了ページの表示(または送信クリック)
- Search Consoleの設定(所有権確認できる状態)
検索(インデックスの“入口”を作る)
- noindexが入っていない(テスト用設定の消し忘れが最頻出)
- robots.txtでブロックしていない
- サイトマップを用意できるなら送信
- 主要ページをURL検査で送信(任意)
💡補足
公開してすぐ検索に出ないのは普通です。インデックスや順位の反映は数日〜数週間かかることもあります。
だからこそ、最初は「検索に出る状態」を作るのが勝ち筋です。✅
改善の優先順位(SEO/導線/信頼性の順で効かせる)
30日でやるべきことは「全部やる」ではなく、効く順に直すことです。
おすすめの優先順位はこの通りです。
1)SEOの土台(まず“読まれる状態”へ)
- ページごとに狙うテーマを1つに絞る(似たページを増やさない)
- 見出しを階層化し、H2だけ読んでも意味が通るようにする
- タイトル・ディスクリプションをページごとに固有化
- “誰の何を解決するか”+“得られる結果”を入れる
- 内部リンクを整える(トップ→重要ページ、重要ページ同士もつなぐ)
2)導線(少ないアクセスでも成果が出る形に)
- 重要ページ(サービス・料金・実績・FAQ)に次の行動を置く
- CTAの種類を絞る(1ページに1〜2個)
- 迷わせない=成約率が上がる 👍
- フォームの項目を減らす(最初は“必要最小限”が正解)
3)信頼性(E-E-A-Tの“見える化”)
- フッターに固定リンクを置く
- 運営者情報/会社概要/問い合わせ/プライバシーポリシー
- 会社・店舗なら所在地・代表者・連絡先を明記
- 実績や根拠を“短く”入れる
- 数字、事例、対応範囲、資格など(盛らない)
4)速度(画像だけで7割改善できる)
- 画像を「表示サイズ相当」まで縮小 → 圧縮
- 重い埋め込みを見直す(地図・動画・SNS)
- トップに詰め込みすぎない(重い+迷うのダブルパンチ)
5)90日で“集客の型”にする(運用テンプレを作る)
90日で狙うのは、サイトを大改造することではなく、改善が回る仕組みです。
- Search Consoleで「表示回数が多いのにCTRが低い」ページを優先改善
- タイトルと冒頭の結論を更新
- 「問い合わせにつながるページ」を特定して強化
- サービス・料金・実績・FAQの整合を取る
- 更新テンプレを固定化
- 月1回:リンク切れ・フォーム・https・主要ページ表示
- 週1回:Search Consoleでクエリ確認→追記・見出し調整
- 随時:実績・事例・お知らせの追加(信頼が増える)
✅ ゴール(型ができた状態)
- 重要ページが検索に出る
- 入口ページ→サービス→問い合わせ、の導線が自然に回る
- “何を見れば改善できるか”が数字で分かる(Search Console/GA4)
ここまで回せると、「一発勝負のサイト」ではなく「育つサイト」になります。
もしあなたが「買い切りで、まずは小さく早く公開したい」側の人なら、ホームページビルダーは十分“勝てる道具”です。
逆に、記事を量産して集客の中心にしたい、共同編集や拡張を前提にしたいなら、WordPressやクラウド型のほうが長期ではラクになります。
大事なのは、ツールのイメージではなく、目的と運用に合う選択をして、公開後に改善を回すこと。
この方針で進めれば、「時代遅れ」という不安は、具体的な手順とチェックリストで現実的に解消できます。
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