ARKサーバーの立て方完全ガイド|どれが簡単?3つの方式と失敗しない選び方
「友達とARKを始めたいのに、サーバーの立て方が多すぎて何が正解かわからない…」
そんな状態で検索していませんか?
「レンタルって簡単そうだけど、結局いくらかかるの?」
「VPSって自由度が高いって聞くけど、初心者でもできる?」
「自宅PCなら無料に近い? でもポート開放とか怖い…」
「サーバーが一覧に出ない/タイムアウトするってよく見るけど、自分もなるのかな」
「ASEとASAの違いすら曖昧。そもそもどっちの話?」
「MODを入れたいけど、更新で壊れたり、入れなくなったりしない?」
ARKのサーバー構築がややこしく感じるのは、あなたの理解力が足りないからではありません。
「方式が3つあり、目的によって正解が変わる」のが原因です。
この記事では、初心者が迷うポイントを最初に整理したうえで、次の3方式を難易度・費用・自由度・失敗しやすさで比較し、あなたに合う最短ルートを提示します。
- 方式①:レンタル(ゲーム特化)…管理画面で完結しやすく、最短で遊べる
- 方式②:VPS…自由度が高く、MODや運用を作り込みたい人向け
- 方式③:自宅Windows PC…費用は抑えやすいが、回線・設定・保守の難易度は高い
さらに、検索需要が大きい「一覧に出ない/外から入れない/バージョン不一致」などの詰まりも、原因の切り分け手順付きで解説します。
読み終えた時点で、あなたは “何を選ぶべきか” と “どう進めれば失敗しないか” がはっきりします。

まず結論:あなたに最適な立て方はこの3択
「ARKでフレンドだけのプライベート環境を作りたい」とき、選択肢は大きく3つです。
結論から言うと、迷ったら①(ゲーム特化レンタル)にすると失敗しにくいです ✅
※補足:ARKには“サーバーを立てずに”遊べる方式(非専用ホスト等)もありますが、安定性・常時稼働・設定自由度を求めると、ここで紹介する「非公式サーバー(Dedicated)」が本命になります。
選び方早見表(ざっくり)
| 方式 | 立てやすさ | 自由度 | 目安コスト | こんな人におすすめ | つまずきやすい所 |
|---|---|---|---|---|---|
| ① ゲーム特化レンタル | ◎ | ○ | 低〜中 | まず遊びたい / 管理画面で完結したい | 人数に対してメモリ不足 |
| ② VPS+SteamCMD | ○ | ◎ | 中 | 設定・運用も自分でやりたい / 長期運用したい | コマンド・更新・ポート |
| ③ 自宅PC+ARK Server Manager | △ | ○ | 最安(ただし電気代) | とにかく出費を抑えたい / PCを常時稼働できる | 回線・ルーター周りが鬼門 |
①最短で遊びたい:ゲーム特化レンタル(管理画面で完結)
いちばん“初心者向き”です。
サーバー用のテンプレートや管理画面が用意されていて、難しいセットアップをすっ飛ばして始められます。
こんな人に向きます
- とにかく早くマルチを始めたい(今日中に遊びたい)
- Linuxやコマンドは触りたくない
- サーバーの更新・再起動をラクにしたい
料金・スペックの考え方(目安)
- 料金はサービス・契約方式で変わりますが、例えばConoHa for GAMEの料金ページでは、メモリごとの月額目安が提示されています(例:4GB/8GBなど)。
- ARKのテンプレートは4GB以上で利用可、快適さ重視なら8GB以上推奨という案内もあります。
- 別サービス例として、XServer GAMEsは「3日間/394円から」と案内されています(短期お試しがしやすいタイプ)。
プラン選びのコツ(失敗しにくい順)
- まずは 8GB相当を基準にする(人数が増える・設定を盛る・MODを入れると重くなりがち)
- 「遊ぶ頻度」が高いなら 月額(長期割引)系が向きやすい
- たまに遊ぶだけなら 時間課金系が相性いいことが多い
やること(初心者が迷わない最短手順)
- サーバー作成(ARKテンプレートを選ぶ)
- サーバー名 / 参加パス / 管理者パスを設定
- プラン(メモリ)を選んで起動
- 表示される IP(または接続情報)をフレンドに共有
- 入れない場合は、まず 起動直後の反映遅延とバージョン差を疑う(次章以降の方式より原因が単純)
注意点(ここだけ押さえる)
- “安いプランでとりあえず”は、メモリ不足でラグ→結局上位プランへが起きやすい
- サービスによっては「できる設定」「できない設定」があります(細かい運用は②が強い)

②自由に改造したい:VPS(Linux/Windows)+SteamCMDで構築
自由度が最強です。
その代わり、最初に少しだけ“サーバー運用の基本”を覚える必要があります。
こんな人に向きます
- 設定を細かく詰めたい(倍率・セーブ運用・自動再起動など)
- 長期で安定運用したい(仲間内の常設サーバー)
- できればコストも抑えつつ、性能は確保したい
必要スペックの考え方(超重要)
- ARK(ASE)のDedicated Serverは、少なくとも起動に6GB以上のRAMが必要とされ、接続人数や設定・MODで増えていきます。
- ARK(ASA)はさらに重いと言われやすく、コミュニティでは「1マップあたり約10GB」「16GBでも可だが32GBが好まれやすい」といった目安が語られています(※あくまで目安)。
初心者でも失敗しにくい“構築の全体像”
- ✅ OS更新(ここをサボると後で詰む)
- ✅ SteamCMD導入 → サーバープログラム導入
- ✅ 起動スクリプト作成(サーバー名・ポート・パス等)
- ✅ 常駐化(自動起動)(再起動で勝手に立ち上がる状態に)
- ✅ バックアップ(セーブデータ保護)
- ✅ 更新手順の固定(サーバー更新とクライアント更新のズレ対策)
VPSを選ぶときのチェック項目(見る順番)
- メモリ:最重要(人数・設定で伸びる)
- CPU:クロック重視(vCPU数より“1コアの強さ”が効く場面あり)
- ストレージ:SSD/NVMe推奨、容量も余裕を(ワールドやバックアップで増える)
- 回線:帯域と安定性(夜だけカクつく回線はストレス)
注意点(②の落とし穴)
- コマンドは「コピペで動く」ことも多いですが、更新・再起動・バックアップを“習慣化”できないと事故ります
- ポートやFWの設定が絡むので、入れない時の切り分けができると一気に安定します(後続のトラブル章で扱うのが王道)

③費用を抑えたい:自宅Windows PC+ARK Server Manager(難易度高)
お金だけ見ると最安になりやすい反面、回線・ルーター・PC常時稼働の壁があり、初心者がハマりやすい方式です。
ただし、条件がハマる人には強い選択肢になります。
こんな人に向きます
- すでに余っているWindows PCがある(常時稼働できる)
- 家庭のネットワーク設定に抵抗がない
- 「最初は身内だけ」「人数も多くない」想定
先に“適性チェック”(ここがOKなら進めてOK)
- ✅ PCを長時間ONにできる(スリープ/自動更新/再起動対策も必要)
- ✅ ルーターでポート開放ができる
- ✅ できればグローバルIPv4が使える(CGNATだと外部公開が難化)
- ✅ 回線が安定している(上りが弱いと体感が悪化)
ARK Server Managerって何?
- Windows上でARKサーバーの導入・設定・起動をまとめて扱える管理ツールです(公式ではなく、コミュニティ系ツールの位置づけ)。
- ASA向けには別系統の管理ツールも公開されており、GitHubで手順が案内されています。
やること(“つまずき順”に先回り)
- ① サーバープログラムの準備(ツールから導入 or SteamCMD)
- ② サーバー設定(サーバー名・パス・倍率など)
- ③ Windowsファイアウォール許可
- ④ ルーターでポート開放
- ⑤ 外部からの疎通確認(フレンドに接続してもらうのが一番早い)
注意点(③が難しい理由)
- サーバー本体よりも、だいたい ネットワーク側(ルーター/回線)で止まります ⚠️
- 自宅回線は環境差が大きいので、同じ手順でも結果が変わりがちです
- “安く済む”代わりに、トラブル対応の手間がコストとして乗ります(最初だけでも①で経験を積むのはアリ)
最初に確認:ARKサーバーの「種類」と前提(ここで迷う人が多い)
ARKはどっち?ASE(Survival Evolved)とASA(Survival Ascended)の違い
最初にここを間違えると、このあと紹介される立て方が“全部ズレる”ので、先に整理します。
- ASE:ARK: Survival Evolved(旧作)
- ASA:ARK: Survival Ascended(UE5世代のリメイク版)
初心者が押さえるべき違いは、主にこの3つです。
1) サーバーの立て方・ツールが別物になりやすい
同じ“ARK”でも、ASAはゲーム仕様や周辺システムが更新されていて、サーバー手順・対応ツール・MOD運用の前提が変わります。
→ 記事や動画のタイトルに「ASE/ASA」が書かれていない場合は、まず疑ってOKです。
2) クロスプレイとMODの前提が変わる
ASAはストア説明でも「クロスプラットフォームのマルチ」「クロスプラットフォームのMOD」に強く言及されています。
→ PS5/Xbox/PC混在で遊びたい人ほど、ASA前提で情報を集めるのが安全です。
3) “同じ島(マップ)でも別ゲーム扱い”と思うのが安全
フレンドと遊ぶなら、最低でも次を揃える必要があります。
- 全員が 同じ作品(ASEかASA)
- サーバー側も 同じ作品
- さらにMODを入れるなら 同じMOD構成
ここまで一致して、やっと「立て方の話」が成立します。
公式/非公式の違い:Dedicated・Non-Dedicated・ローカルの整理
「公式/非公式」と「Dedicated/Non-Dedicated」は混ざりやすいので、軸を分けて理解すると迷いません。
軸A:公式サーバーと非公式サーバー
- 公式(Official)
運営が用意したサーバー。基本的に自分で細かい設定はできません(倍率・管理者権限・MODなど)。 - 非公式(Unofficial)
個人やコミュニティが立てるサーバー。あなたが“立て方”を調べて作るのは基本こっちです。
設定・運用(再起動/バックアップ/ルール)も自分で決められます。
軸B:遊び方の形(ローカル / Non-Dedicated / Dedicated)
初心者はここが一番大事です。理由は「快適さとトラブルの種類」が変わるから。
| 方式 | いつ遊べる? | 特徴 | つまずきポイント |
|---|---|---|---|
| ローカル(ソロ) | 自分だけ | オフライン中心 | 友達は基本入れない |
| Non-Dedicated(非専用ホスト) | ホストが起動してる間だけ | 友達を呼べるが、ホスト負荷が高い | 距離制限(テザー)など制約が出やすい |
| Dedicated(専用サーバー) | 24時間稼働も可能 | サーバーが独立して動く | 構築・運用(更新/バックアップ)が必要 |
特にNon-Dedicatedは、初心者が「サーバーを立てたつもり」で選びがちですが、実態は “友達を招待できるソロプレイ寄り” です。
ゲーム側にも「非専用ホスト向けの距離(テザー)設定」が用意されていて、仕組みとして“専用サーバーとは別枠”になっています。
結論:
- 安定性と自由度を重視 → Dedicated(レンタル / VPS / 自宅PC)
- とにかく今すぐ身内で → Non-Dedicated(ただし制約は受け入れる)
PS5/Xbox/PCは一緒に遊べる?(クロスプレイ可否の考え方)
ここは「作品(ASE/ASA)」で答えが変わります。
ASAの場合:クロスプラットフォーム前提で考えやすい
ストア情報では、ASAはクロスプラットフォームのマルチプレイが明記されています。
ただし、実際に混在で遊べるかは “どのサーバーに入るか” に依存します。
- 公式サーバー:クロスプレイ対応の枠が用意されていることが多い
- 非公式サーバー:サーバー側の設定で、参加可能なプラットフォームを制限できる場合があります
→ 「クロスプレイOKの非公式」に入れば混在が成立しやすい
また、注意点として、公式コミュニティWikiの記述では
“クロスプラットフォームのDedicatedを自前で立てるのは難しい/できないケースがある” 旨が示されています。
「PS5の友達も入れたいから、自宅PCで無料運用したい」という場合は、ここで詰まりやすいです。
初心者の安全な判断フロー
- 混在(PS5/Xbox/PC)で遊びたい → まず“クロスプレイ対応のサーバー”を選ぶ
- 自分で立てたい → サーバー方式(レンタル/VPS/公認ホスト)とクロスプレイ条件を先に確認
- “立て方”の手順は、その条件が決まってからでOK
ASEの場合:クロスプレイは「部分対応」
ASEは、プラットフォームの組み合わせで可否が変わります。
代表例として、Xbox側の公式発表では「XboxとWindows 10(Microsoft Store)間のクロスプレイ」が案内されています。
つまり、ASEはざっくり言うと…
- Xbox ↔ Windows 10(Microsoft Store版):成立しやすい
- PlayStation絡み:基本は同一プラットフォーム内になりやすい
- PC同士でも“どこで買ったか”で条件が変わることがある
なので、ASEでフレンド混在を狙う場合は、まず全員の「機種」だけでなく 購入先(Steam / Microsoft Store など) まで確認するのが安全です。
MODを入れたい場合に必要なこと(対応版・導入方式・更新事故)
MODは楽しい反面、サーバー運用の“事故率”が一気に上がります。
初心者は、次の順番で決めると失敗しにくいです。
1) そもそもMOD運用の土台がASEとASAで違う
- ASA:ゲーム内のMODコレクション(CurseForge連携)が前提になっていて、クロスプラットフォームMODを扱う思想が強い
- ASE:導入経路や対応範囲が環境依存になりやすい(同じ“MOD”でも前提が違う)
「MODの入れ方」記事は、ここが混ざって書かれていることがあるので要注意です。
2) “みんなが入れるMODだけ”を選ぶ(これが最重要)
特にクロスプレイをしたいなら、次を満たす必要があります。
- サーバーとクライアントで 同じMOD
- MODが 参加する全プラットフォームに対応(ASAなら“クロスプラットフォーム”前提の表記・カテゴリを確認)
3) 更新事故を防ぐ運用ルールを先に決める
MOD運用でよくある事故はだいたい同じです。
- ある日突然入れない(サーバーとクライアントでMOD版本がズレた)
- 再起動したら動かない(MODが更新されて依存が崩れた)
- セーブ破損や巻き戻り(バックアップがない)
初心者向けの“事故らないルール”
- MODは最初から盛りすぎない(まずは少数で安定化)
- 更新は「遊ばない時間」にまとめる(更新→再起動→動作確認)
- 重要な節目でバックアップ(ワールド/設定/MOD一覧)
4) “クロスプレイ+MOD”はホスティング条件が付く場合がある
ASAのCurseForge側の案内では、クロスプレイのMODサーバーは特定ホストでの提供が前提として示されています。
ここは「無料で自宅運用したい」人が見落としやすいポイントです。
立てる前の準備チェックリスト
サーバー構築は「手順」より先に、前提(作品・人数・ネットワーク)を固めるのが最短ルートです。
ここを押さえるだけで、失敗(入れない/重い/すぐ落ちる)をかなり防げます。
プレイ人数から決める:必要スペックの目安(CPU/メモリ/ストレージ)
まずはこの順番で決めると迷いません。
- ASEかASAか
- 同時接続人数(ピーク)
- MODの有無/マップ運用(1マップか複数か)
- 稼働方式(レンタル/VPS/自宅PC)
次の表は「最初に選ぶ目安」です。最終的には実際の使用量(メモリ使用率・保存サイズ)を見て調整するのが安全です。
| 想定 | CPUの考え方 | メモリの考え方 | ストレージの考え方 |
|---|---|---|---|
| 少人数(身内) | 高クロック寄りでOK | “起動だけで数GB”を前提に余裕を | SSD推奨、バックアップ分も確保 |
| 中規模(人数多め) | コア数+クロックのバランス | MOD・建築・分散行動で増える | マップ・MOD更新で増える前提 |
| MOD多め/複数マップ | CPUよりI/Oも重要 | メモリがボトルネックになりやすい | 容量は多め(“将来増える”) |
ASEの目安:少人数~中規模で必要になるリソース
ASE(旧ARK)のDedicatedは、サーバー起動の時点で最低6GBのRAMが必要とされ、人数や設定・MODで増加します。
さらに「誰も入っていない状態でも数GB使う」ため、ギリギリ構成は避けるのが無難です。
初心者向けの考え方はシンプルで、
- まずは“余裕のあるメモリ”を確保する(重くなったら増強が一番効く)
- CPUは「超多コア」より、安定して処理できる性能を優先
- ストレージはSSD推奨(セーブや読み込みが体感に出やすい)
✅ 迷ったら:メモリ優先 → 次にSSD → 最後にCPUの順で投資すると外しにくいです。
ASAの目安:メモリ/ストレージが増えやすい理由
ASA(Ascended)は、全体的に要求が上がりやすく、特にストレージとメモリに余裕が必要になりがちです。
- サーバー本体のインストール容量は「1サーバーで約10GB」という目安が示されている例があり、
MODや複数マップ・将来アップデートまで見込むとかなり大きめの空き容量を推奨するガイドもあります。 - メモリは環境差が出ますが、各種ガイドでは16GB以上を推すケースが目立ちます(MODや規模で増えます)。
✅ 迷ったら:ASAはメモリ16GB以上+SSD+空き容量多めを“スタート地点”にすると、後から困りにくいです。
必要なもの:Steam・SteamCMD(VPS/自前)・管理ツール(ASM等)
方式ごとに「必要なもの」が違うので、先に揃えるとスムーズです。
共通で必要になりやすいもの
- サーバー名/参加パス/管理者パス(運用ルールも含めて決める)
- バックアップ先(別ディスクや別フォルダでもOK)
- (可能なら)サーバーの固定アドレスまたは接続手段(後述)
VPS・自宅で立てる場合に必要
- SteamCMD:サーバーファイルを取得・更新するための公式CLIツール
→ 「更新事故」を減らすために、SteamCMDの扱いは最初に押さえる価値があります。 - 管理ツール(例)
- ASE:ARK Server Manager(ASM)系のGUIで管理する人が多い
- ASA:ASA向けの管理ツールが別に使われることがある(ツールの対象作品に注意)
レンタル(ゲーム特化)なら不要になりやすい
- SteamCMDやコマンド操作が不要なことが多く、管理画面で完結しやすい
→ その代わり「できる設定/できない設定」があるので、やりたいこと(MOD・倍率・再起動頻度)を先に決めるのがコツです。
ネットワーク要件:固定IP/ポート/回線と“家庭回線の落とし穴”
「立てたのにフレンドが入れない」原因の多くは、ゲーム側ではなくネットワーク側です。
最低限押さえるポイント
- 回線は上り(アップロード)が重要(ホスト側が弱いと全員が重くなる)
- 外部公開には基本的に
グローバルIPv4+ポート開放(またはそれに相当する仕組み)が必要 - 代表的な既定ポートとして、ゲーム用(例:7777)とクエリ用(例:27015)がよく使われます
※環境や設定で変わるので、実際は「自分のサーバー設定値」に合わせてください
固定IPについて(結論)
- レンタル/VPSは、接続先が固定されやすい(=楽)
- 自宅回線は、IPが変わることがある
→ 変わって困る場合は DDNS を検討(ただしCGNATだと別問題)
CGNAT・ヘアピンNAT・二重ルーターを先にチェック
ここを事前チェックすると、詰まりが激減します。
1)CGNAT(キャリア側NAT)かも?
- ざっくり言うと、プロバイダ側でIPを共有している状態で、自宅でポート開放しても外から届かないことがあります。
- 見分け方の一例:
ルーターの「WAN側IP」と、外部サイトで表示される「自分のグローバルIP」が一致しない場合は要注意。
2)ヘアピンNAT(NATループバック)の有無
- “外からは入れるのに、同じ家のWi-Fiからだと入れない”症状が出ることがあります。
- これは不具合ではなく、ルーターが「内側からグローバルIP宛のアクセスを内側へ戻す」機能に対応していないだけ、というケースがあります。
→ その場合は、LAN内は プライベートIPで接続するなどの運用で回避できます。
3)二重ルーター
- ONUやホームゲートウェイ+市販ルーターなどで、ルーターが2台動いていると、ポート開放や通信が不安定になりやすいです。
- 対策の方向性:どちらかをブリッジ(AP)モードにしてネットワークを1本化。
✅ 実用的な確認法:
まず外部(スマホのモバイル回線)から接続テスト → 次に自宅Wi-Fi → ダメなら上の3項目を疑う、が早いです。
セキュリティ最低ライン:パスワード・権限・更新・公開範囲
身内サーバーでも、最低限ここだけは守ると安心です。
パスワードは“役割別”に分ける
- 参加パス:知らない人が入れないため
- 管理者パス(Admin):ゲーム内管理権限
- RCON等の管理用パス:外部管理を使う場合(使わないなら無理に開けない)
公開範囲を絞る
- 使わないポートは閉じる(開けるのは必要な分だけ)
- 可能なら管理用ポートはIP制限(VPSならFWで制限しやすい)
更新とバックアップを“先に仕組み化”
- いきなりMODを盛らない(まずバニラで安定化)
- 更新前にバックアップ(最小でも「セーブデータ」「設定」「MOD一覧」)
- 自動更新は便利ですが、遊ぶ直前に勝手に更新 → 入れないが起きやすいので、更新時間を決めると事故が減ります
アカウント権限を分ける(VPS/自宅)
- OSの管理者(root/Administrator)で常用しない
- サーバー専用ユーザーを作って運用する(万一の被害を小さく)
方法①:レンタルで立てる(初心者向け/最短ルート)

失敗しない選び方:料金体系・リージョン・スペック・同時接続の目安
レンタル型(ゲーム特化パネルで完結するタイプ)の強みは、「サーバー構築」と「公開運用」をほぼ自動化できることです。迷うポイントは次の4つに整理すると決めやすいです。
- 料金体系(損しにくさ)
- 短期で遊ぶ:時間課金・日数課金があるとムダが出にくい
- 1ヶ月以上遊ぶ:長期割引(期間前払い)で実質単価が下がりやすい
- 💡「毎晩ちょっとずつ」より「1〜2週間で集中して遊ぶ」タイプは、短期課金が相性◎
- リージョン(距離=体感ラグ)
- 基本は参加者が多い地域に近いリージョンを選ぶのが正解
- 海外フレンド混在なら「誰か一人が快適」ではなく、中央値(多い側)に寄せると不満が出にくい
- スペック(まずはメモリ基準で決める)
- ARKは「人数」だけでなく、拠点規模・恐竜数・建築密度・MODで負荷が跳ねます。
- 迷ったらメモリを1段階上げるのが安全(CPU/SSDはサービス側で十分なことが多い)。
- 目安(あくまで“迷わないための”基準)
- 小規模(身内でまったり):4〜8GB
- 中規模(拠点が増える/快適優先):8〜16GB
- 大規模(人も拠点も増える):16GB以上
- ✅ ASAは一般にメモリ・ストレージを食いやすいので、同人数でも1段階上を想定すると事故りにくいです。
- 同時接続(枠=快適さ ではない)
- 同時接続の“枠”を増やしても、スペックが同じなら重くなるだけのこともあります。
- 最初は実際に遊ぶ人数+αにして、重くなったら「枠」より先にメモリ増強を検討するのが無難です。
サーバー作成の流れ(申込→ゲーム選択→人数→起動まで)
サービス差はあっても、レンタル型の手順はだいたい共通です。初回だけこの順番でやると迷いません。
- アカウント作成 → 決済
- ゲーム選択(ARK)→ タイトル選択(ASE/ASAなど)
- プラン選択(メモリ中心に)
- サーバー新規作成(テンプレート適用)
- 初回起動 → 状態が“稼働中”になるのを待つ
- 接続情報(IP/ポート等)を控える → フレンド招待
サーバー名・参加パス・管理者パスを決める
最初に決める値は少ないですが、あとから揉めやすいので“基準”を作るのがおすすめです。
- サーバー名(セッション名)
- 検索で見つけやすいように「身内名+目的+マップ」などが◎
- 例:
○○鯖_PvE_TheIsland_夜だけ
- 参加用パスワード
- 公開サーバー化を避けたいなら基本ON
- 友達に渡すのは参加パスだけ(管理者パスは別)
- 管理者パス(Admin/管理用)
- 共有は最小限。渡すなら権限のある人だけ
- 🔒 使い回しNG(万一漏れるとサーバーが荒れます)
初回起動の待ち時間と“まだ入れない”の判断基準
「立てたのに入れない」の多くは不具合ではなく“準備中”です。判断はここだけ押さえればOKです。
- 判断の優先順位(上から順に確認)
- 管理画面の状態が“起動中/準備中”ではないか
- ゲーム側のサーバー検索に出るまで“時間差”がある前提で待つ
- Steamのサーバーブラウザ(お気に入り)で応答が返るか確認
- それでもダメなら「再起動」→「しばらく待つ」を試す
- ⏳ 目安として、初回や更新直後は起動に時間がかかることがあります。
“検索に出ない=失敗”と決めつけず、数十分スパンで待機→再確認が安全です。
基本設定:難易度/テイム倍率/経験値/アイテムロスト対策
レンタル型は「細かいini編集」まで行かなくても、まずは事故が少ない初期セットを作れます。身内PvEの定番はこの方向性です。
- 難易度(敵の強さ・ドロップ品質に影響)
- 最初は“ノーマル寄り”でOK
- 慣れてきたら上げる方が、序盤で折れにくい
- 経験値(Exp倍率)
- 社会人・短時間プレイ中心なら、少し上げると進行が気持ちいい
- 上げすぎると“成長の楽しみ”が薄くなるので、まずは控えめ推奨
- テイム倍率
- 身内鯖はここを上げると満足度が上がりやすい(待ち時間ストレスを削れる)
- ただし上げすぎると資源・麻酔のバランスが崩れるので、段階的に
- アイテムロスト対策(事故の種類で選ぶ)
- いちばん揉めるのは「デス回収ができない」「ラグで落ちた」系
- まずは次の“運用ルール”が効きます👇
- 重要品は共有チェストに戻してからログアウト
- 長距離移動は拠点近くで区切る
- ロストが続くなら、設定で救済(例:経験値/回収猶予)を検討
- ✅ 変更したら、「何を」「いつから」変えたかをDiscord等に一行メモしておくと混乱しません。
マップ変更・ワイプ・再生成(データを消さないための手順)
ここで事故る原因は、だいたいバックアップを取らずに変更することです。先に“型”を決めておくと安全です。
- 安全な基本手順(おすすめ)
- サーバー停止
- バックアップ取得(世代管理できるならなお良い)
- 変更作業(マップ変更/リセット等)
- 起動
- 入室テスト(管理者が先に入って確認)
- マップ変更の考え方
- 「今のデータを残して別マップへ」=移動やクラスター要素が絡む場合がある
- 「最初から遊び直す」=ワイプが早い
- ワイプ(初期化)する前のチェック
- スクショ・設定値・イベント物など、戻せない情報を残す
- “戻せる状態”を作ってから実行(バックアップは必須)
友達の入り方:IP確認→お気に入り登録→ゲーム内検索のコツ
“サーバー名検索”だけに頼ると迷子が増えます。IPでお気に入り登録 → ゲーム内でお気に入り表示が一番安定します。
- 手順(テンプレ)
- 管理画面でIPアドレスを確認してコピー
- Steamの「表示」→「ゲームサーバー」→「お気に入り」へ追加
- ARK起動 → サーバー検索でフィルターを“お気に入り”にする
- 表示されたサーバーを選んで参加(必要ならパス入力)
- 💡 コツ
- サーバーが“応答なし”でも、準備中や読み込み中の場合があります
- IPが正しいか確認しつつ、少し待って更新(焦って連打しない方が成功率が上がることも)
よくある詰まり:タイムアウト/フィルター/稼働停止/設定ON-OFF
最後に「詰まりやすい順」に、チェック項目を並べます。トラブル時は上から潰すと早いです。
- ホスト接続タイムアウト
- 初回参加や更新直後は読み込みが重く、タイムアウトしやすい
- ✅ 対策:数回リトライ/時間を置く/サーバー再起動
- サーバーが検索に出ない
- フィルターが原因のことが多い
- ✅ 対策:
- セッションフィルターが「お気に入り/非公式/パスあり」などになっているか
- “ソートや検索条件”を一旦リセット
- 稼働停止(課金・期限・自動停止)
- 短期プランや期間前払いの場合、期限切れで止まることがあります
- ✅ 対策:管理画面で契約状況・支払い・稼働状態を確認
- 設定のON/OFFで入れない
- 例:公開範囲、パスワード設定、クロスプレイ設定など
- ✅ 対策:
- 変更後は再起動が必要な項目がある
- “友達側のキャッシュ(古いサーバー情報)”もあるので、お気に入りから入り直す
方法②:VPSで立てる(自由度重視/中級者向け)

VPSの選び方:コア数・メモリ・NVMe・帯域・バックアップの見方
VPSは「安いプランを借りる」より、ARK向きの条件を満たすかで選ぶ方が失敗しません。見る順番はこれです。
- 作品の対応(ASEかASAか)
- ASE:Linuxでも動かしやすい(Dedicated ServerがLinux対応)
- ASA:Dedicated ServerがWindows向けの扱いになっているため、基本はWindows VPS前提で考えるのが安全です
- メモリ(最優先)
ARKは人数だけでなく、拠点密度・恐竜数・MODで伸びます。迷ったら「メモリを1段階上」に寄せるのが正解率高めです。 - CPU(次点)
“コア数だけ多い”より、安定して処理できるCPUが重要。
まずは「メモリ確保→CPU→最後に他」の順が堅いです。 - NVMe/SSD(体感差が出やすい)
セーブ・ロード・更新の時に差が出ます。NVMeならなお安心。 - 帯域・転送量(地味に効く)
同時接続が増えると、上りも使います。夜だけカクつく回線はストレスになりがちです。 - バックアップ(あると“復旧が速い”)
VPS側のスナップショット/自動バックアップがあると安心ですが、ARKは更新事故もあるので、アプリ側(Savedフォルダ)バックアップも必須です。
全体像:SSH接続→OS更新→ユーザー作成→サーバー導入→常駐化
最短で安定させる流れはこれです(この順番が大事)。
- SSHで接続
- OS更新(セキュリティ&依存関係の事故を減らす)
- 専用ユーザー作成(root運用を避ける)
- SteamCMDでサーバー本体を入れる
- 起動スクリプト作成(ポート・パス・人数)
- systemdで常駐化(落ちても戻る)
- 更新手順を固定(同期ズレ事故を防ぐ)
- バックアップ運用(復旧を速くする)
Ubuntuでの下準備(更新・依存パッケージ・スワップ)
以下は「Ubuntu(例:22.04/24.04系)」想定の型です。
1) 更新(まずこれ)
sudo apt update
sudo apt -y upgrade
sudo reboot
2) 専用ユーザー作成(例:ark)
sudo adduser ark
sudo usermod -aG sudo ark
3) SteamCMDに必要な依存(32bit系ライブラリが要ることが多い)
sudo apt install -y lib32gcc-s1 libc6-i386 screen curl tar
4) スワップ(メモリ不足の保険:ただし過信は禁物)
スワップは“延命”にはなりますが、根本的なメモリ不足は解決しません。
最低ラインとして、OOM(強制終了)を避けたい時にだけ入れるのがおすすめです。
# 例:4GBスワップ
sudo fallocate -l 4G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile
echo '/swapfile none swap sw 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab
サーバー本体の導入(SteamCMDが軸)
SteamCMDは「サーバー本体の取得・更新」を行う道具です。
VPS運用はここが軸になります。
ASE:SteamCMDで専用サーバーを導入する手順
1) SteamCMDの配置
su - ark
mkdir -p ~/steamcmd ~/arkserver
cd ~/steamcmd
wget http://media.steampowered.com/installer/steamcmd_linux.tar.gz
tar -xvzf steamcmd_linux.tar.gz
2) サーバー本体のインストール(Dedicated ServerのApp IDを使う)
cd ~/steamcmd
./steamcmd.sh \
+login anonymous \
+force_install_dir /home/ark/arkserver \
+app_update 376030 validate \
+quit
3) 初回起動(設定ファイル生成のため)
まず一度起動して、ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer/ が生成されるのを確認します。
(最初は生成されていないことがあります)
cd ~/arkserver/ShooterGame/Binaries/Linux
chmod +x ShooterGameServer
./ShooterGameServer TheIsland?listen?SessionName=MyARK?ServerPassword=JOINPASS?ServerAdminPassword=ADMINPASS?Port=7777?QueryPort=27015?MaxPlayers=10 -log
起動できたら、ログを確認して Ctrl+C で停止 → 次の設定編集へ進みます。
設定ファイルの位置(Linuxの基本形)
~/arkserver/ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer/GameUserSettings.ini~/arkserver/ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer/Game.ini
ASA:導入方式の考え方(Windows版を扱う場合の選択肢)
ASAは、Dedicated ServerがWindows向けの前提になりやすいので、選択肢は現実的にこの2つです。
- A:Windows VPSで立てる(推奨)
SteamCMDでASA Dedicated Serverを入れて運用します。
例として、Windows上でapp_update 2430930 validateを使う案内が広く共有されています。 - B:Linux VPSしかない → レンタル型へ寄せる(安全)
Linux上で無理やり動かす選択肢(互換レイヤ等)もありますが、初心者が安定運用する難易度が跳ね上がるので、まずは避けた方が無難です。
※さらに重要:ASAは、ASEと違って「SteamのQueryPort/PeerPortの考え方がそのまま当てはまらない」ケースがあります。
“ASEの知識でポートを決め打ちして沼る”のが一番あるあるです。
起動設定:起動オプション(Session名/Port/QueryPort/MaxPlayers)
初心者は「全部を理解してから」ではなく、まずは最低限のパラメータだけ固定すると安定します。
ASEでまず固定したいもの
SessionName:サーバー名(検索の見つけやすさ)Port:ゲームポート(既定は 7777 が多い)QueryPort:サーバー発見用(既定は 27015 が多い)MaxPlayers:最大人数ServerPassword:参加パス(身内なら推奨)ServerAdminPassword:管理者パス(厳重に)
起動コマンドの型(覚えるのはこの形だけでOK)
./ShooterGameServer TheIsland?listen?SessionName=MyARK?ServerPassword=JOINPASS?ServerAdminPassword=ADMINPASS?Port=7777?QueryPort=27015?MaxPlayers=10 -log
ポートの考え方(ASEの定番)
- UDP:ゲームポート(例:7777)
- UDP:ゲームポート+1(例:7778、設定によって必要になることがある)
- UDP:クエリ(例:27015)
- TCP:RCON(任意、例:27020)
参加パスと管理者パス(AdminPassword/RCON)
混同しやすいので役割で分けるのがコツです。
- 参加パス:
ServerPassword
→ 知らない人の侵入を防ぐ(身内鯖の基本) - 管理者パス:
ServerAdminPassword
→ コマンド権限。共有は最小限に - RCON(任意):外部ツールから管理したい時だけ
→ 使うなら「RCON有効化+RCONPort(例:27020/TCP)」を設け、強いパスにします
→ 使わないなら、最初は閉じてOK(開けるポートを減らすほど安全)
自動起動・再起動:systemdで“落ちても戻る”状態にする
VPS運用は「ログアウトしたら落ちた」が最悪パターンです。
systemdで常駐化して、落ちても復帰する形にします。
1) 起動スクリプト作成(例)
su - ark
nano ~/start_ark.sh
中身(例):
#!/bin/bash
cd /home/ark/arkserver/ShooterGame/Binaries/Linux
exec ./ShooterGameServer TheIsland?listen?SessionName=MyARK?ServerPassword=JOINPASS?ServerAdminPassword=ADMINPASS?Port=7777?QueryPort=27015?MaxPlayers=10 -log
権限付与:
chmod +x ~/start_ark.sh
2) systemdユニット作成
sudo nano /etc/systemd/system/ark.service
例:
[Unit]
Description=ARK Dedicated Server
After=network.target
[Service]
Type=simple
User=ark
WorkingDirectory=/home/ark
ExecStart=/home/ark/start_ark.sh
Restart=on-failure
RestartSec=10
LimitNOFILE=100000
[Install]
WantedBy=multi-user.target
有効化:
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable --now ark.service
sudo systemctl status ark.service
更新運用:クライアント更新とサーバー更新の同期(事故を防ぐ)
更新事故のほとんどは「サーバーとクライアントのバージョン不一致」です。
初心者は次の“儀式”を固定すると安定します。
更新の型(これだけ覚える)
- プレイ停止を告知(身内でも一言あると親切)
- サーバー停止
- バックアップ
- SteamCMDで更新(validate付き推奨)
- 起動
- 管理者が入室テスト
- みんなに解放
更新コマンド(ASE例)
sudo systemctl stop ark.service
# バックアップ(後述のtarでもOK)
# → その後に更新
su - ark
cd ~/steamcmd
./steamcmd.sh +login anonymous +force_install_dir /home/ark/arkserver +app_update 376030 validate +quit
sudo systemctl start ark.service
バックアップと復元:セーブデータの場所・頻度・復元手順
ARKのバックアップは「丸ごとやる」が正解です。
最低でもこの2つを守ると復旧が速いです。
- 設定:
ShooterGame/Saved/Config/ - ワールド・プレイヤー:
ShooterGame/Saved/SavedArks/(運用によって配下が変わることがあります)
おすすめ頻度(迷ったらこれ)
- 毎日1回(深夜など)
- 更新前は必ず
- 直近7世代くらい残す(ストレージと相談)
バックアップ(例:停止中にtarで固める)
sudo systemctl stop ark.service
su - ark
mkdir -p ~/backup
ts=$(date +"%Y%m%d_%H%M")
tar -czf ~/backup/ark_${ts}.tar.gz -C ~/arkserver ShooterGame/Saved
sudo systemctl start ark.service
復元の型(これだけ守れば事故りにくい)
- サーバー停止
- いまの
ShooterGame/Savedを退避(念のため) - バックアップを展開して戻す
- 所有権(arkユーザー)を整える
- 起動→入室テスト
方法③:自宅Windows PCで立てる(費用最小/上級者寄り)
メリット/デメリット:電気代・回線・安定性・保守コスト
自宅PC運用は「月額がほぼ0にできる」反面、“家庭環境の差”がそのまま難易度になる方式です。先に現実的なメリット・デメリットを把握すると、途中で詰みにくくなります。
メリット
- ランニングコストを抑えやすい(レンタル/VPSの固定費が不要)
- 自由度が高い(設定、ファイル管理、バックアップ方針を自分で決められる)
- 物理アクセスができる(不具合時に直接触れる=復旧が速いことがある)
デメリット(ここが“上級者寄り”の理由)
- 電気代がかかる(PC性能・稼働時間で変動)
- 回線品質に左右される(特に上り回線/夜間混雑)
- 不意の停止が起きやすい(Windows Update再起動、スリープ、停電)
- 保守コストが自分持ち(更新、ログ確認、バックアップ、トラブル対応)
電気代のざっくり計算(目安の出し方)
- 消費電力(W)× 稼働時間(h)= 消費電力量(Wh)
- Wh ÷ 1000 = kWh
- kWh × 電気料金(円/kWh)= 電気代
例:PCが平均150Wで、1日12時間稼働
→ 150×12=1800Wh=1.8kWh/日 → 月約54kWh
(円/kWhは契約で違うので、自分の明細で置き換えると正確です)
安定運用の最低ライン(ここだけ先に設定)
- Windowsのスリープ/休止を無効
- 電源プランを高パフォーマンス寄り
- 自動更新の再起動タイミングを遊ばない時間に寄せる
- 可能なら有線LAN(Wi-Fiは不安定要因になりやすい)
- 停電が多い環境ならUPSも検討(必須ではないですが“突然死”を減らせます)
ARK Server Managerで構築する流れ(インストール→作成→設定)
ここでは「ARK Server Manager(ASM)」での典型的な流れを、初心者が迷いやすい順に整理します。
(注意:ASMは主にASE向けとして使われることが多く、ASAは別ツール/別手順になるケースがあります)
全体の流れ(迷わない版)
- ASMを入れる(信頼できる配布元から)
- 新規サーバー作成(インスタンス作成)
- マップ選択・基本設定(サーバー名、参加パス、管理者パス)
- ポート設定(後述の“主要ポート”を整理して決める)
- 起動 → ログで正常起動を確認
- Steamサーバーブラウザに登録 → フレンドが入れるか確認
- 安定したら、倍率やMODなど“楽しい設定”を追加
最初の設定で重要なポイント
- サーバー名(Session名):検索で見つけやすい名前にする
- 参加パス:身内鯖なら基本ON(公開事故防止)
- 管理者パス:共有は最小限(漏れると荒れます)
- 自動アップデート:便利ですが、最初はOFF〜慎重(“直前更新で入れない”を避ける)
- バックアップ:ASM側のバックアップ機能がある場合も、最低でも手動バックアップ手順は作る
保存先の容量見積もり(あとで詰むポイント)
自宅運用の“詰み”で多いのが、Cドライブが圧迫 → Windowsが不安定の流れです。最初に置き場所を決めて回避します。
容量が増える主な原因
- サーバー本体(更新で増減)
- ワールドデータ(拠点・恐竜・プレイ時間で増える)
- MOD(導入数で増える)
- バックアップ(世代数×サイズで増える)
おすすめの考え方
- 可能なら、サーバー一式は Cドライブ以外(Dドライブ等) に置く
- “本体+データ+バックアップ”で増えるので、最初から余裕のある空き容量を確保
- 迷ったら「最低でも数十GB」ではなく、最初から100GB以上の空きを作る方が安全(バックアップ世代を残すならなおさら)
バックアップの現実的なルール(初心者向け)
- 1日1回+更新前は必ず
- 直近7世代くらい残す(容量と相談)
- 失敗したら“戻せる”ことが正義なので、最初は多めに残してOK
必要なら日本語化・初期設定の考え方
ASMは設定項目が多いので、最初から全部触らないのがコツです。
初期はこの3つだけでOK
- 起動できること(ログにエラーが出ない)
- 外部から入れること(フレンドの回線から)
- 再起動しても同じ状態に戻ること(設定が保存されている)
そのうえで、必要になったら段階的に追加します。
- 倍率(経験値・テイムなど)
- MOD
- 自動バックアップ
- 自動再起動(深夜など)
ポート開放&ファイアウォール:公開に必要な最低ライン
ここが自宅運用の最大の山です。ポイントは「PC側」と「ルーター側」を分けて考えること。
チェック順(最短で原因に当てる)
- サーバーがPC上で起動している(ログで確認)
- PCのWindowsファイアウォールでブロックされていない
- ルーターでポート転送できている(転送先IPが正しい)
- 外部回線(スマホの4G/5Gなど)から到達できる
- それでもダメなら、家庭回線の罠(CGNAT等)を疑う
主要ポートの整理(どれを開けるべきか/重複しやすい罠)
まずは“最小構成”で覚えると迷いません。
※サーバー設定や複数インスタンスで増えますが、最初は1つだけ運用が安全です。
最小で開ける候補(よく使われる例)
- UDP 7777:ゲーム用
- UDP 7778:追加ポート(構成によって必要になりやすい)
- UDP 27015:クエリ(サーバー発見用)
- TCP 27020:RCON(外部管理を使うときだけ。不要なら閉じてOK)
やりがちな罠
- 「とりあえず大量に開放」→ セキュリティ的にも管理的にも逆効果
→ まずは上の最小構成で通す - ポート転送先が“毎回変わる”
→ PCのLAN側IPを固定(DHCP予約)して、転送先をブレさせない - “TCP/UDPどっち?”で迷う
→ ARKはUDPが主役。ただしRCONはTCPなど、役割で分かれます
Windowsファイアウォールは「アプリ許可」か「ポート許可」
- 初心者は アプリ(ShooterGameServer等)を許可 が分かりやすい
- うまくいかない場合だけ 受信の規則でポート指定 に切り替える
(※最終的にどちらでも同じゴールです)
家庭回線の罠:CGNAT・ルーター機能・疎通確認の順番
外部から入れない時、原因の多くは次のどれかです。
1)CGNAT(プロバイダ側のNAT)
- 症状:ポート開放しても外部から到達しない
- 典型的な見分け方:
ルーターのWAN側IPが 100.64.0.0/10(100.64.x.x〜100.127.x.x) など“CGNATっぽい範囲”になっている/外部サイトのIPと一致しない
対処の方向性
- ISPに「グローバルIPv4が欲しい(オプション含む)」を相談
- 可能ならIPv6や、メッシュVPN系の仕組みで“身内限定”運用に寄せる
(公開サーバーにしないなら、この方がラクなケースもあります)
2)二重ルーター
- ONU/ホームゲートウェイ+市販ルーターで、ルーターが2段になっている
- 対処:どちらかをブリッジ(AP)化して、NATを1段にする
3)ヘアピンNAT(NATループバック)
- 外部からは入れるのに、同じ家のWi-Fiから“自分のグローバルIP”で入れない
- 対処:LAN内はプライベートIPで接続する/設定対応のルーターを使う
疎通確認のおすすめ順
- まず自分のPCで「ローカル参加」できるか(サーバー自体が起動しているか)
- 次にスマホのモバイル回線から(外部到達の確認)
- 最後にフレンドに接続してもらう(“第三者環境”での確定診断)
参加方法:Steamサーバーブラウザでの登録・見つからない時の対処
“ゲーム内検索”だけに頼ると迷子が出がちなので、Steamサーバーブラウザの「お気に入り」登録が安定します。
参加までの手順(テンプレ)
- ホストがサーバーを起動(ASMで稼働を確認)
- フレンド側で Steam → 表示 → ゲームサーバー → お気に入り
- 「サーバーを追加」で IP:ポート を入れる
- ARK起動 → サーバー一覧で お気に入り を選んで参加
- 参加パスがあるなら入力
見つからない/出てこない時のチェック(上から順)
- サーバーが本当に起動している(ASMのログ/状態)
- フィルターが絞られていない(非公式/パスあり/お気に入り等)
- ルーター転送先IPが正しい(PCのLAN IPが変わってないか)
- Windowsファイアウォールでブロックされていない(アプリ許可/受信規則)
- 外部回線から到達できるか(スマホ回線テスト)
- CGNATの可能性(WAN IPと外部IPの不一致)
共通:サーバーを“快適に回す”ための設定ポイント
最初に決めるべき設定(難易度/倍率/PvE/PvP/保護設定)
サーバー運用で一番大事なのは、「あとから揉めやすい項目」を先に固定することです。
おすすめは、最初に“方針”→“数値”の順に決めるやり方です。
1) 方針を先に決める(ここがブレると荒れます)
- PvE / PvPのどちらか
- 身内で気楽に遊ぶなら PvE が圧倒的に安定
- PvPはルール作りが必須(後述の“保護設定”をセットで考える)
- 1日の稼働時間
- 24時間稼働か、夜だけかで「資源の湧き」「ブリーディング」「イベント消化」のテンポが変わります
- 目標の遊び方
- 「建築・恐竜・探索を楽しむ」か「ボス攻略を急ぐ」かで倍率の正解が変わります
2) 数値は“やりすぎない範囲”から(後で微調整が一番ラク)
初心者向けに事故が少ないのは、いきなり極端にせず “少し快適” に寄せることです。
| 項目 | まずの考え方 | 失敗しにくい調整イメージ |
|---|---|---|
| 難易度(生物レベル/戦利品品質に影響) | 上げると世界が強くなる | 慣れてから段階的に上げる |
| 経験値 | 上げるほど進行が速い | 生活リズムに合わせて少し上げる |
| 収集(Harvest) | 上げると資源集めが楽 | 建築勢なら少し上げると満足度が高い |
| テイム | 待ち時間ストレスに直結 | 身内鯖では上げるメリットが大きい |
| ブリーディング | 長期運用か短期運用かで決める | 短期なら緩和、長期なら控えめでもOK |
💡コツ:数値を変えたら、「いつから」「何を」変えたかを1行で共有(Discord固定メッセージなど)すると混乱しません。
3) PvE/PvPの保護設定(トラブルを“仕様”で防ぐ)
- PvEで揉めやすいポイント
- 拠点の取り合い、恐竜の放置、資源独占
→ 対策は「ルール」と「保護設定」の両方が効きます - 例:拠点間距離の目安、共有ボックス、放置恐竜の扱い、資源採取エリアの共有
- 拠点の取り合い、恐竜の放置、資源独占
- PvPで必須になりやすい保護
- オフライン襲撃で不満が爆発しやすい
→ いきなり本格PvPにするより、最初は以下のいずれかが現実的です - 週末だけPvP、オフライン保護、身内戦(事前宣言制)
- オフライン襲撃で不満が爆発しやすい
4) “変更したら反映する条件”を把握する(沼回避)
- 変更が 即反映 されるもの/再起動が必要 なものがあります
- さらに、サーバーによっては「設定ファイル」「管理パネル」「起動オプション」のどこで触っているかで反映条件が変わります
✅おすすめ:
重要設定は「どこで変更したか」をメモし、反映方法(再起動の要否)もセットで運用する。
MOD運用のコツ:導入・更新・一致しない時の復旧
MODは面白さが跳ねる一方で、不具合の8割が“更新と不一致”です。
ここは“手順を固定”すると一気に安定します。
1) 導入は“少数から”が鉄則
- 最初は 2〜5個程度で安定させる
- いきなり大型オーバーホールを入れない(設定・難易度・素材体系が変わりやすい)
- MODを増やすのは「3日ほど問題ゼロ」を確認してから
2) 更新タイミングを決める(事故を減らす最短手段)
おすすめの運用ルール
- 更新は「遊ばない時間」にまとめる
- 更新前にバックアップ
- 更新後は管理者が先に入って確認
- OKなら全員に解放
これだけで「今日入れない」が激減します。
3) ASAのMODは“前提条件”を先に確認
ASAはクロスプラットフォームMODの仕組みが整備されていますが、“クロスプレイ×MOD”のサーバー提供条件が絡むことがあります。
「自宅PCでクロスプレイMOD鯖を無料で…」のような想定は、先に公式・運営側の前提を確認しておくと安全です。
4) 一致しない時の復旧(初心者が迷わない手順)
症状例:
- サーバーが見つかるのに入れない
- 入室中に戻される
- MOD関連のエラーが出る
切り分けの順番(早い順)
- サーバーとクライアントの更新状況(どっちかが古い)
- MOD一覧が一致しているか(数・順番・必須依存)
- キャッシュを疑う(反映が遅れている/古い情報を掴んでいる)
- 最後に復旧(バックアップから戻す)
✅運用の小ワザ:
MOD一覧(名前+ID/プロジェクト)をテキストで固定しておくと、「何が入ってる?」が即答できます。
ラグ対策:メモリ不足・保存I/O・ワールド肥大の見分け方
ラグは原因が1つとは限りません。
初心者向けには、「どこが詰まっているか」を3系統で見分けるのが近道です。
1) メモリ不足のサイン(最優先で疑う)
- プレイヤーが増えると急に重くなる
- 一定時間で不安定(落ちる/再起動が必要)
- MOD追加後に悪化
対策はシンプルで、まずは
- メモリを増やす(プラン変更)
- MODや常駐マップを減らす
- ワールドの整理(放置恐竜・不要拠点の間引き)
💡参考として、マップごとの初期メモリ使用量の目安が整理されている資料もあります。
“人数が少ないのに重い”場合は、まずここを疑うと当たりやすいです。
2) 保存I/O(セーブ周り)のサイン
- 一定間隔でカクつく(周期的)
- 拠点が増えるほど悪化
- セーブ中に一斉に重くなる
対策は
- SSD/NVMeに置く
- バックアップやログを同じディスクに溜め込みすぎない
- セーブデータ肥大の原因(拠点密集・恐竜密集)を減らす
3) ワールド肥大(“生活感”が増えるほど重くなる)
増えやすいのはこの3つです。
- 大規模建築(特に密集)
- 恐竜の大量飼育(繁殖含む)
- アイテム・構造物の放置
“快適さ”と“自由”のバランスを取るコツ
- 主要拠点を分散しすぎない(読み込み負荷が広がる)
- 恐竜は目的別に上限を決める(「繁殖枠」など)
- 使ってない拠点や施設は整理する(身内ルールでOK)
4) CPUは“コア数より効き方”がある
ARKサーバーは、一般に「コア数を増やせば直線的に速くなる」というより、処理の性質上、シングルコア性能が効きやすいと言及されることがあります。
なので、CPUより先に メモリ・ディスク・ワールド肥大を疑う方が、初心者は早く解決しがちです。
セキュリティ:管理者権限・RCON・パスワード・公開範囲
身内鯖でも、最低限のセキュリティを入れると「荒らし」だけでなく「事故」も減ります。
1) パスワードは“用途別に分ける”
- 参加パス:身内だけにする鍵
- 管理者パス:運用者だけが持つ鍵(共有しない)
- RCONパス:外部管理を使う場合だけ(使わないなら閉じる)
鉄則
- 同じパスを使い回さない
- 管理者パスは配らない(配るなら“副管理者”だけ)
2) 公開範囲は“最小”にする
- 開けるポートは必要な分だけ
- 管理用(RCON等)を使うなら、可能なら IP制限 をかける
- 使ってない機能はONにしない(設定ミスの元)
3) 更新と権限分離で“被害と手間”を小さくする
- OS/サーバー更新の手順を固定(更新前バックアップ必須)
- VPSなら root運用を避ける(専用ユーザーで動かす)
- 自宅PCなら Windowsの自動再起動対策(活動時間外へ)
4) “復旧できること”が最強のセキュリティ
完全防御より、まずはこれが効きます。
- 定期バックアップ(世代管理)
- 更新前バックアップ
- 復元手順を1回リハーサル(緊急時に迷わない)
トラブルシューティング(検索需要が大きい“詰まり”を網羅)
「どこで詰まっているか」を早く特定できるように、各トラブルを “最短で切り分ける順番” に並べます。
迷ったら、まずは ①外部(スマホ回線)からの接続テスト → ②Steamお気に入り(IP:ポート)登録 を試すと原因が絞れます。
サーバーが一覧に出ない(検索フィルター/反映遅延/ポート)
まず前提として、ARKの「一覧」は複数あります。
どの一覧に出ないのかで、見るべき場所が変わります。
- ゲーム内のサーバー検索(非公式一覧)
- Steamのサーバーブラウザ(お気に入り/履歴)
- 直接接続(IP指定)
最短チェック(上から順に)
- フィルターを疑う(最優先)
- 「非公式」になっているか
- 「パスあり」や「MODあり」等の条件が合っているか
- 「お気に入り」タブで見ているか(Steam側)
- “反映遅延”を疑う(次に多い)
- 初回起動・更新直後は、一覧反映が遅れることがあります
- ✅判断基準:
- サーバー自体は起動していて、Steamお気に入りで応答があるのに「ゲーム内だけ出ない」→ 反映待ちの可能性が高い
- “一覧に出ない”と“入れない”を切り分ける
- Steamお気に入りに IP:ポート を入れて、応答が返るか
- 応答が返るなら「サーバー稼働+到達」はOKで、残りは検索側(反映/条件)の問題になりやすい
- ポート・FWを疑う(自前/VPSの場合)
- 典型例(ASE):
- ゲーム用(UDP)
- クエリ用(UDP)
- 追加ポート(UDP、構成によって)
- RCON(使うならTCP)
- ありがちなミス:
- UDPを開けたつもりでTCPだけ開けている
- ルーター転送先IPがズレている(DHCPでPCのIPが変わった)
- Windowsファイアウォールでアプリが遮断されている
- 典型例(ASE):
“一撃で原因が分かる”確認方法
- 外部(スマホのモバイル回線)から、Steamお気に入り経由で接続
- これで見えない/入れない → ポート/回線/ISP側の問題が濃厚
- これで入れるのに、ゲーム内検索だけ出ない → フィルター or 反映待ちが濃厚
ホスト接続タイムアウト(初回読み込み/稼働状態/回線設定)
タイムアウトは「サーバー側が落ちている」より、初回の読み込み・回線品質・更新ズレが原因になりがちです。
最短チェック(上から順に)
- 稼働状態を確認
- レンタル:管理画面が「起動中」か
- VPS/自宅:プロセスが生きているか(サービス状態/ログ)
- 初回読み込み(特にMODあり)を疑う
- 初回参加は、クライアント側で追加ダウンロードが発生して時間がかかります
- ✅コツ:
- 一度失敗しても、数分置いて再試行
- 可能なら、参加者に「最初は時間がかかる」ことを共有しておく
- Wi-Fi→有線へ(効果が大きい)
- タイムアウトは “パケットロス” に弱いです
- 自宅ホストなら、ホストPCも参加PCも 有線が安定
- 回線混雑を疑う
- 夜だけダメ、週末だけダメ、という場合は混雑/品質の可能性
- ✅切り分け:
- 同じPCで、別回線(テザリング等)だと通る → 回線要因が濃厚
- サーバー負荷(メモリ/保存I/O)を疑う
- 参加できても、入った瞬間固まる/落ちる場合は負荷寄り
- ✅対処の方向性:
- メモリを増やす(プラン変更)
- 拠点/恐竜の密集を減らす
- セーブ先をSSD/NVMeへ
バージョン不一致で入れない(更新タイミングと待ち方)
これは“手順を固定”すればほぼ防げます。
よくあるパターン
- ゲームが先に更新 → サーバーが古くて入れない
- サーバーが先に更新 → クライアントが古くて入れない
- MODが更新途中 → 参加者ごとに状態がズレる
安全な更新手順(テンプレ)
- 遊ぶのを止める(身内でも一言)
- サーバー停止
- バックアップ(ここが命綱)
- サーバー更新(レンタルは管理画面、VPS/自宅は更新コマンド/ツール)
- 起動
- 管理者が入室テスト
- OKなら全員に解放
“待ち方”のコツ(初心者向け)
- 不一致が出たら、まずは 全員いったんゲームを終了 → 更新が落ち着いてから再起動
- MODありの場合、参加者側に「ダウンロードが終わるまで待つ」時間が必要なことがあります
外から入れない(ポート開放・CGNAT・二重ルーターの切り分け)
ここは “外部からの到達” ができているかの問題です。
切り分けは、必ずこの順でやると迷いません。
切り分け手順(最短ルート)
- サーバーは起動しているか(ログ/状態)
- LAN内からは入れるか
- LAN内から入れる → サーバー本体は概ねOK
- LAN内からも入れない → サーバー設定/起動の問題が濃厚
- 外部(スマホ回線)から入れるか
- これが最重要テストです
- 家のWi-Fiで試すと “同一LAN問題(ヘアピンNAT等)” が混ざってややこしくなります
- ルーターのポート転送を確認
- 転送先IP(ホストPCのローカルIP)が合っているか
- UDPが対象になっているか
- ルーター側で二重NATになっていないか
- Windowsファイアウォール/セキュリティソフトを確認
- まずは「アプリ許可」で通すのが簡単
- ポート許可は最後でOK
- CGNATの可能性を疑う
- 症状:どれだけポート開放しても外部から到達しない
- ありがちな環境:回線/契約によっては “そもそもポート開放が成立しない” ことがあります
- ✅対処の方向性:
- グローバルIPv4オプションの有無を確認
- もしくは公開型をあきらめて、VPS/レンタルへ寄せる(時間コスパが良い)
- 二重ルーターの可能性を疑う
- ONU/ホームゲートウェイ+市販ルーターでNATが2段になると、転送が効かないことがあります
- 対処:片方をブリッジ/AP化してNATを1段に
同一LANから入れない(ヘアピンNAT等の対処)
これは「外部からは入れるのに、家のWi-Fiだと入れない」系のトラブルです。
原因はだいたい ヘアピンNAT(NATループバック)非対応です。
典型症状
- フレンド(外部回線)は入れる
- 自分(同じ家のWi-Fi)は、グローバルIPで入れない
対処(現実的に効く順)
- LAN内はローカルIPで接続する
- サーバーPCのプライベートIP(192.168.x.x等)を使う
- “外向けのIP”と“内向けのIP”を使い分けるだけで解決することが多いです
- ルーターが対応していれば ヘアピンNATを有効化
- 機種/設定名がメーカーで違うので、「NATループバック」「ヘアピンNAT」で探す
- (上級)ローカルDNSで解決
- “家の中だけ別のIPに向ける”設定で統一できます
- 家族/複数端末で管理したい場合に有効
突然入れなくなった(MOD更新・設定変更・障害時の確認順)
「昨日まで遊べたのに…」は、原因が限られます。
焦って設定をいじる前に、時系列で確認すると復旧が速いです。
まず確認すること(10分チェック)
- サーバーは起動しているか
- レンタル:停止/期限/支払いなどで止まっていないか
- VPS:サービスが落ちていないか(再起動後に自動起動しているか)
- 自宅:Windows Update再起動、スリープ、セキュリティソフト更新を疑う
- 直前に変えたものは何か
- MOD追加/更新
- 設定変更(倍率、パス、クロスプレイ等)
- マップ変更/ワイプ
- これが分かると、戻すのが一瞬になります
- バージョン不一致の可能性
- ゲーム更新直後は最有力です
- “全員が同じ状態”になってから再試行
- ディスク容量不足
- 自宅PCは特に多いです(バックアップ世代、MOD、セーブ肥大)
- 容量が逼迫すると、更新失敗やセーブ破損に繋がります
復旧の最短手順(MODが怪しい時)
- まず MODなし(または最小構成)で起動できるか を確認
- 起動できるなら、MODを 1つずつ戻す(原因特定が早い)
- どうにもならない時は、更新前バックアップへ復元が最短です
よくある質問(FAQ)
何人まで快適? 人数別に“先に見るべきスペック指標”は?
結論、ARKは「人数」より ワールドの育ち方(拠点・恐竜・MOD・分散行動) で重くなりやすいです。なので、最初に見るべき指標はこの順番が鉄板です。
先に見るべきスペック指標(優先度順)
- メモリ(最優先):不足すると“カクつき”より先に 不安定化(落ちる・入れない) が起きやすい
- ストレージI/O(SSD/NVMe):周期的な引っ掛かり、セーブ時の固まりに直結
- CPU(次点):人数が増えた時の処理落ち、拠点密集で影響が出やすい
- 回線(とくに上り):外部公開・同時接続が増えるほど効く(タイムアウト増加の原因に)
初心者向け:人数別の“外しにくい目安”(ASE/バニラ寄り)
※MOD多め・拠点巨大・複数マップ運用は、1〜2段階上げるのが安全です。
| 同時接続の目安 | まず優先すること | 安定しやすい考え方 |
|---|---|---|
| 〜4人 | メモリに余裕を作る | “最低ライン”で組まない |
| 5〜10人 | メモリ+SSD | 拠点が育つ前提で余裕を見る |
| 11人〜 | メモリ増強+I/O強化 | 1台に詰め込まず分散も検討 |
快適さを“測る”コツ(数字で判断)
- メモリ使用率が高止まりしている/徐々に増え続ける → メモリ不足 or ワールド肥大 を疑う
- 一定間隔で全員が同時にカクつく → セーブI/O を疑う
- 拠点密集地だけ極端に重い → 建築・恐竜密度 が原因になりやすい
- 夜だけタイムアウトが増える → 回線混雑・パケットロス を疑う
マップを追加したい/複数マップを行き来したい(クラスターの考え方)
複数マップを“行き来”したいなら、基本は クラスター(CrossARK) の発想になります。ポイントは「複数サーバーを、同じ引っ越し口(アップロード先)で束ねる」ことです。
クラスターの基本(初心者向けに超要点)
- マップごとに サーバーは別プロセス(=メモリも基本的に加算)
- 各サーバーを 同じクラスタID にそろえる
- キャラ・恐竜・アイテムは、オベリスク等で アップロード → 別マップでダウンロード の流れ
まず決めるべき設計(迷子を防ぐ)
- 「いつでも自由に移動」なのか、「イベント時だけ移動」なのか
- 移動できるもの(キャラだけ/恐竜も/アイテムも)をどうするか
- 事故防止のルール(アップロード中の落ち対策、移動前のバックアップ)
方式別:現実的な組み方
- レンタル:管理画面でクラスタ連携できるなら最短(提供側の仕様に乗るのが安全)
- VPS/自宅:
- 各マップを別ポートで立てる
- 同一クラスタID+共有の保存先(クラスタデータ置き場)を全サーバーから参照できるようにする
- “同じPC内”なら共有フォルダでOK、“別VPS”なら共有ストレージ/マウントが必要
初心者がやりがちな落とし穴
- 1台で複数マップを立てて メモリが足りなくなる(マップ追加=負荷追加)
- クラスタIDが揃っていない/クラスタ保存先が一致していない
- 「アップロードしたつもり」で、実は保存されていない(移動前に確認が必要)
シングルのデータをサーバーに移行できる?
可能です。ただし「まるごと移行(ワールド+拠点+恐竜+キャラ)」は、環境差でつまずきやすいので、初心者は 段階移行 が成功率高いです。
おすすめの移行手順(事故を減らす型)
- サーバー側を停止(必ず)
- 既存データをバックアップ(戻れる状態を作る)
- シングル側のセーブを取り出す
- サーバー側の保存場所へアップロード(上書きは慎重に)
- 起動して動作確認(まず管理者だけで入って確認)
初心者向け“段階移行”のやり方
- まず ワールド(拠点・恐竜)だけ を移す
- 次に キャラクター(プレイヤープロファイル) を移す
- うまくいかなければ、キャラだけ作り直して「拠点・恐竜だけ引き継ぐ」でも十分遊べます
注意点(ここで詰まりやすい)
- マップ名が違うと読み込まれない(Islandのデータを別マップに置いても基本は動きません)
- MOD環境が違うと、オブジェクトが欠けたり、ロードに失敗することがある
→ 移行前にMOD構成を揃えるか、まずバニラで確認するのが安全 - ASA/ASEでファイル構成や前提が異なる場合がある
→ 「自分がどっちのARKか」を最初に揃えるのが重要です
パスワードを後から変えたい/管理者権限を渡したい
どの方式でも基本は同じで、参加パスと管理者パスは“別物” として扱うのが安全です。
パスワードを後から変える(安全な手順)
- サーバー停止(推奨)
- 管理画面/設定ファイル/起動オプションのいずれかで変更
- 起動 → 管理者が入室テスト → 参加者へ周知
※変更が反映されない時は、だいたい 再起動が必要な項目 を再起動していないケースです。
管理者権限を渡す時のコツ(事故を防ぐ)
- 管理者パスは むやみに共有しない(渡すなら運営担当のみに)
- 一時的に渡すなら、作業が終わったら 管理者パスをローテーション(変更)
- 外部管理(RCON等)を使う場合は、使う人と範囲を絞って 公開範囲を最小化(使わないなら閉じる)
バックアップから戻すと何が戻る?(キャラ/恐竜/拠点)
基本的に、バックアップは「その時点の世界に巻き戻す」ものです。つまり 戻るものも多い反面、戻した後に“失うもの”も出ます。
戻りやすいもの(典型例)
- 拠点・建築物・設置物:ワールド(マップ)データに含まれる
- 恐竜(野生/テイム)・配置:同じくワールドデータに含まれる
- キャラクター(レベル・所持品など):プレイヤープロファイル側のデータに含まれる
- トライブ情報:トライブデータに含まれる
失いやすいもの(バックアップ以降の変化)
- バックアップ以降に作った建築・テイム・進行状況
- バックアップ以降に作成/転送したキャラや恐竜
- クラスター運用なら、クラスターデータ側(アップロード分)を戻していないと整合が崩れることがあります
初心者向け:復元前の“必須確認”
- いまのデータを別名で退避(戻し直し用の保険)
- ワールドだけ戻すのか、プレイヤー/トライブも含めて戻すのかを決める
- クラスター運用なら、クラスターデータも同じ時点に合わせる(片方だけ戻すとズレやすい)
一次情報・公式ガイド(信頼性を担保する参照先)
SteamCMDを使う前提知識(専用サーバー導入の基本)
SteamCMDは、専用サーバー(Dedicated Server)を インストール/更新/検証するための“土台”です。
VPS・自宅PCで立てる場合は、ここを押さえるだけで「更新で壊れた」「入れない」の事故が減ります。
まず理解しておくべきこと(初心者が迷うポイント)
- Steam(ゲーム本体)とSteamCMD(サーバー導入ツール)は別物
サーバーはSteamCMDで管理するのが基本です。 - “何を入れるか”はApp IDで決まる
似た名前のものを入れ違えると、起動しない/別ゲームになる、が起きます。 - 更新は「サーバー側」も必須
クライアントだけ更新しても、サーバーが古いと バージョン不一致で入れません。 - インストール先(ディレクトリ)設計が重要
サーバー本体・セーブ・バックアップがごちゃつくと、容量不足や復旧困難につながります。
運用で効く“安全ルール”
- ✅ 更新前にバックアップ(最重要)
- ✅ 更新→起動→自分で入室確認→全員解放 の順で固定
- ✅ 不具合時は「検証(validate)」で“ファイル欠損”をまず潰す
- ✅ Linux系は 32bit互換ライブラリなど、前提パッケージ不足で落ちやすい
(「SteamCMDは入ったのに動かない」系の典型原因)
SteamCMDの一次情報で見るべき項目
- SteamCMDの役割(何ができる/できない)
- 基本コマンドの考え方(インストール、更新、検証)
- OS別の前提(Linux依存関係、権限、実行ユーザー)
- 自動化(スクリプト化)する時の注意点(更新タイミング、ログ保全)
ARK Wiki:Dedicated/Non-Dedicatedなど方式の整理
ARKは“立て方”の言葉が似ていて、初心者ほど混乱します。Wikiは 用語と方式を整理する辞書として使うのがコツです。
最初に確認したい3つ(迷いの9割がここ)
- Dedicated(専用サーバー):24時間稼働・参加人数や設定の自由度が高い
- Non-Dedicated(非専用):ホストのPC/ゲームに依存しやすく、制約が出やすい
- ローカル(ソロ):基本は自分だけ、進行や設定は手軽だが共有には不向き
さらに重要:ASEとASAを混ぜない
- ARKは ASE(Survival Evolved) と ASA(Survival Ascended) で、サーバー周りの前提(導入・設定・MOD等)が変わる部分があります。
Wikiの該当ページで “どちらの話か” を先に確定させるのが安全です。
Wikiを“調べる順番”(初心者向けの最短ルート)
- Dedicated server setup(立て方の全体像・必要ポート等の土台)
- Server configuration(設定ファイル、起動オプション、反映の仕方)
- Host/Local Settings(Non-Dedicated/ソロの設定概念の整理)
読み方のコツ
- 何か設定を触る前に「その設定が どこで管理されるか(起動オプション/ini/管理画面)」を確認
- 「再起動が必要か」「どのタイミングで反映されるか」を必ずセットで確認
→ “反映されない”の多くは、ここを飛ばして起きます。
各ホスティング事業者の公式手順(管理画面・制限事項の確認)
レンタル(ゲーム特化)や一部VPSは、提供会社が “できること/できないこと” を明確に決めています。
公式手順は、設定よりも先に 制限事項と運用ルールを確認するために使うのが正解です。
事業者の公式手順で必ず見るべきチェック項目
- 対応タイトル:ASE/ASAどちらか、対応プラットフォーム(PCのみ等)
- クロスプレイの扱い(Steam/Epic、コンソール混在など)
※事業者側の初期設定で無効化されていることもあります - MOD対応の範囲(導入方法、更新タイミング、制限、トラブル時の復旧)
- バックアップ仕様(頻度、保存世代、復元方法、復元できる範囲)
- 更新方法(自動/手動、更新の反映に必要な“再起動”の種類)
- ネットワーク:ポート開放の可否、FW/セキュリティグループの扱い(VPS系)
日本のサービスで特に見落としがちな例
- 管理画面で「起動/停止」と「ゲームプロセス起動/停止」が分かれている
→ 停止したつもりで更新して失敗、が起きやすい - 初期設定が変更されることがある(例:ボイスチャット対応のためにクロスプレイ設定が変わる等)
→ 運用中サーバーにも適用されるケースがあるので、告知ページは定期チェック推奨
海外ホスト(例:Nitrado / G-Portal等)を使う場合の見方
- “管理画面で何が設定できるか”が整理されている公式ガイドがある
- Expert/Advanced設定(ini直編集)に入ると、反映条件(停止→待機→保存→再起動など)が厳密
→ 公式手順の順番を守るだけで事故が激減します
まとめ
ARKサーバーの立て方は、正しく整理すると「難しい」のではなく、目的に合わせて選ぶべき方式が違うだけです。迷ったら、まずは次の結論に沿って選ぶのが最短です。
- 最短で遊びたい/設定に時間をかけたくない
→ レンタル(ゲーム特化)が最適
管理画面で完結しやすく、ポートやOSの罠も避けやすいので、初心者の成功率が高いです。 - MODや設定を自由にいじりたい/長期で安定運用したい
→ VPSが最適
自動再起動・更新手順・バックアップを仕組み化でき、遊び方を作り込めます。 - 費用を最小にしたい/ネットワークやPC保守に慣れている
→ 自宅Windows PCも選択肢
ただし、回線品質・CGNAT・二重ルーター・Windows更新など、詰まりやすい要因が多いので、初心者は“いきなり本命”にしない方が安全です。
また、どの方式でも快適さを左右するのは「設定の小技」より先に、次の土台です。
- メモリ不足を避ける(人数より拠点・恐竜・MODで増える)
- SSD/NVMeでセーブI/Oの引っ掛かりを減らす
- 更新は“停止→バックアップ→更新→入室確認→解放”の型で固定
- 接続トラブルは、外部回線(スマホ)での到達テスト→Steamお気に入り登録で切り分ける
もし今あなたが「どれが簡単?」で迷っているなら、結論はシンプルです。
“最短で成功したい”ならレンタル、 “自由度と運用力”ならVPS、 “費用最小”は自宅PC(ただし上級者向け)。
この先は、あなたの環境(ASE/ASA・人数・MODの有無・遊ぶ期間)に合わせて、該当する方式の手順だけを上から順に進めてください。
途中で詰まっても、本記事のトラブルシューティングに沿って切り分ければ、原因は必ず絞れます。

