海外レンタルサーバー入門|メリット・選び方・おすすめサービスをやさしく解説
「海外のレンタルサーバーって、本当に速いの?」
「英語サポートが不安で、トラブルが起きたときに対応できる気がしない……」
「国内サーバーとの違いがよく分からないまま、なんとなく敬遠している」
「海外ユーザー向けにサイトを作りたいけれど、どのサービスを選べばいいのか決めきれない」
海外レンタルサーバーに興味はあるものの、こうしたモヤモヤを抱えたまま、結局いつもの国内サーバーを選んでしまう人は少なくありません。
実際、海外サーバーは料金・表示速度・データセンターの場所・表現の自由度など、国内サーバーにはないメリットがある一方で、言語の壁・時差・法律・為替レートといった独特の注意点も存在します。
この記事では、そうした不安や疑問を一つずつほどきながら、初心者でも判断しやすい視点で海外レンタルサーバーを解説していきます。
- 海外レンタルサーバーならではの仕組みや特徴
- どんなケースで海外サーバーが向き、逆に国内サーバーを選んだ方が良いのか
- 料金・スペック・サポートをどう比較すれば失敗しにくいか
- 代表的な海外ホスティングサービスの特徴
- 導入手順・初期設定・トラブル時の考え方
までを一通り押さえれば、「なんとなく不安だからやめておく」という状態から、自分の用途に合うかどうかを自分で判断できる段階まで進めるはずです。
海外レンタルサーバーは、決して上級者だけの特別な選択肢ではありません。
この記事を読み進めながら、ご自身のサイトの目的や将来像をイメージしつつ、「海外サーバーを選ぶべきか」「選ぶならどのタイプが良いか」を一緒に整理していきましょう。
海外レンタルサーバーの基本理解
海外レンタルサーバーの仕組みと概要
「海外レンタルサーバー」は、サーバー本体やデータセンターの所在地が日本以外の国にあるホスティングサービスを指します。
仕組み自体は国内サーバーと同じで、
- Webサイトのファイルやデータベースをサーバーに置く
- ドメインと紐づけて、ブラウザからアクセスできるようにする
- メール・SSL・バックアップなどの各種機能を組み合わせて運用する
といった流れです。
違いは「どこに置かれているか」と「どのような事業者が運営しているか」です。
アメリカやヨーロッパ、シンガポールなどにデータセンターを持つ会社が多く、その地域に近いユーザーほど表示が速くなる傾向があります。
海外レンタルサーバーは、たとえば次のような用途で選ばれることが多いです。
- 海外在住者向けサービスや英語サイト
- 海外の検索エンジン(Google.com など)からの流入を狙ったサイト
- 表現の自由度が国内より高い国のインフラを使いたいケース
- 世界各地からのアクセスが想定されるWebサービス
初心者から見ると「海外だから難しそう」と感じるかもしれませんが、管理画面が日本語対応・WordPress自動インストール付きのサービスも増えており、国内サーバーとほぼ同じ感覚で使えるものもあります。
国内サーバーと比べたときの環境・仕様の違い
海外レンタルサーバーと国内サーバーの違いは、ざっくり言うと次の3つです。
- サーバーの物理的な場所
- ネットワーク経路・回線品質
- サポート体制と言語・タイムゾーン
1. サーバーの所在地の違い
| 項目 | 国内サーバー | 海外レンタルサーバー |
|---|---|---|
| データセンターの位置 | 日本国内(東京・大阪など) | 米国・欧州・アジア各国など |
| 主なターゲットユーザー | 日本在住ユーザー | 海外ユーザー、グローバルなアクセス |
| レイテンシ(通信の遅延) | 日本からのアクセスは非常に低遅延 | 日本からは距離に応じて遅延が増えやすい |
日本向けサイトの場合、国内サーバーの方が表示速度で有利になりやすいです。一方で、アメリカ向けサイトなら、アメリカのデータセンターを使った方がユーザーの体感速度は上がります。
2. ネットワーク性能・回線の違い
海外サーバーの場合、日本からアクセスすると
- 太平洋・インド洋・ヨーロッパ方面の幹線回線を経由する
- 国際回線の混雑や障害の影響を受ける
といった要素が加わります。
そのため、日本から見ると「同じスペックでも少し重く感じる」ことがあります。
逆に、ターゲットがその国・地域のユーザーなら、現地サーバーの方が高速です。
3. サポート言語・タイムゾーンの違い
- 国内サーバー:
- サポートは基本的に日本語
- 営業時間も日本時間ベース
- トラブル時の説明も日本語のヘルプが充実
- 海外レンタルサーバー:
- 英語のみのチャット・チケットサポートが多い
- 対応時間が「米国時間・欧州時間」などになる
- 日本時間の昼間に問い合わせても、返事が深夜~翌朝になることもある
最近は、日本語UIや日本語サポートを用意した海外系サービスもあるため、言語不安がある場合はそのようなサービスを選ぶと負担が減ります。
海外サーバー特有の性質(回線・データセンター・料金体系など)
海外レンタルサーバーには、国内にはあまりない「性格」がいくつかあります。ここを理解しておくと、サービス選びで失敗しにくくなります。
1. データセンターのロケーションと拠点数
海外の大手ホスティングは、しばしば
- アメリカ(東海岸・西海岸)
- ヨーロッパ(ドイツ・オランダ・イギリスなど)
- アジア(シンガポール、香港など)
といった複数拠点を持っています。
プラン選択時に「どの国のデータセンターを使うか」を指定できるケースも多く、ターゲット地域の近くを選べるのが特徴です。
- 欧州向け:ヨーロッパのデータセンター
- 東南アジア向け:シンガポールのデータセンター
というように、ユーザーが多い地域の近くに置くことで、表示速度とSEOの両面でメリットがあります。
2. 料金体系・通貨・契約期間
海外レンタルサーバーでは、
- 通貨:ドル(USD)、ユーロ(EUR)など
- 支払い方法:クレジットカード、PayPal が中心
- 契約期間:12か月・24か月・36か月など長期契約で割引
- 初年度のみ大幅割引、2年目以降は通常料金に戻る
といった料金設計が一般的です。
そのため、「初年度は激安だが更新時に一気に上がる」ことも珍しくありません。
契約前に、
- 通常価格はいくらか
- 更新後の月額はいくらになるのか
を必ず確認しておきましょう。為替レートによって実質の日本円価格も変わるため、長期で運用する場合は「為替リスク」も頭に入れておくと安心です。
3. プラン構成と機能の考え方
海外サーバーは、次のようなプラン構成が多いです。
- 共有ホスティング(Shared Hosting):1台のサーバーを多人数で共有する、最も安価なプラン
- VPS / Cloud Hosting:仮想サーバーやクラウドベースで、リソースを柔軟に増減できるプラン
- Managed WordPress Hosting:WordPress専用に最適化されたマネージドプラン
特に海外では、WordPress専用プランが非常に充実しており、
- 自動バックアップ
- 自動アップデート
- ステージング環境
- キャッシュ最適化
などが標準で含まれていることもあります。
「技術的な設定はなるべく任せたい」「コンテンツ作成に集中したい」場合は、こうしたマネージド型サービスが選択肢に入ります。
4. コンテンツポリシーと規制の違い
海外レンタルサーバーは、利用規約や禁止コンテンツの基準が国ごと・事業者ごとに異なる点も重要です。
- 日本では制限されがちな表現でも、別の国では許容されている
- 逆に、特定のジャンルについては海外の方が厳しい場合もある
最終的には、
- サーバー設置国の法律
- 事業者のポリシー
- 日本国内での法的な扱い
の3つを確認する必要があります。
「海外だから何をしても大丈夫」というわけではないので、コンテンツジャンルによっては専門家に相談する姿勢も大切です。
海外レンタルサーバーは、「海外ユーザーを主なターゲットにする」「グローバルなインフラを持ちたい」といった目的がはっきりしているほど恩恵を受けやすいサービスです。
一方で、日本向けの小規模ブログであれば、国内サーバーの方がシンプルでトラブルも少なく済みます。
海外サーバーが向くケースと国内サーバーを選んだ方が良いケース
海外レンタルサーバーは「なんとなく安そうだから」「なんとなくカッコいいから」で選ぶと失敗しやすいです。
ポイントは、「誰に向けて」「どの国からのアクセスが多いサイトなのか」を起点に考えることです。
ここでは、よくある6つのケースごとに、海外サーバーと国内サーバーの向き・不向きを整理していきます。
海外向けWebサイト・ECサイトを運営したい場合
ユーザーの多くが海外在住なら、基本的に海外サーバーを検討する価値があります。
- アメリカ向けサイト → アメリカのデータセンター
- ヨーロッパ向けサイト → ドイツ・オランダなどのEU圏
- 東南アジア向けサイト → シンガポール・香港など
といったように、ユーザーの近くにサーバーを置くほど表示速度が上がりやすいためです。
表示スピードは、
- 離脱率(ユーザーがすぐ戻るかどうか)
- コンバージョン率(購入・問い合わせの発生率)
- 検索順位(SEO評価)
すべてに影響します。
海外ユーザーをメインターゲットにするなら、「ターゲット地域に近いデータセンターを選べる海外サーバー」が第一候補になります。
日本では制限されやすい表現やコンテンツを扱う場合
ここは慎重さが必要な領域です。
国によって、
- 取り扱えるコンテンツ
- 表現の自由の範囲
- 著作権・人格権・プライバシーの考え方
がかなり違います。
海外サーバーを選ぶと、
- サーバー設置国の法律
- その国の業者のポリシー
- 日本国内の法律
という「複数のルール」が関わってきます。
「海外に置けば日本の法律は一切関係ない」わけではありません。
場合によっては、日本在住の運営者として日本の法令が問われることもあります。
- 日本では制限されやすいジャンルの情報
- グレーゾーンになりやすい表現
などを扱う際は、サーバーの選択以前に、専門家(弁護士など)に相談することが大前提です。そのうえで、サーバー会社の利用規約・禁止事項をよく読み、ルールに沿って運営する必要があります。
海外サーバーは「何でも自由にできる裏ワザ」ではなく、法令と規約の組み合わせが変わるだけだと考えた方が安全です。
海外在住ユーザー・海外顧客が多いビジネスの場合
- 海外在住の日本人向けメディア
- 越境EC(海外からの注文が多いネットショップ)
- 海外支社・現地法人のコーポレートサイト
といったビジネスでは、アクセスが集まりやすい地域に近いサーバーを置くのが基本です。
たとえば、
- ヨーロッパ在住の日本人向けサイト
- アメリカの現地企業と取引するBtoBサイト
などでは、現地サーバーの方がメリットが大きくなります。
このようなケースでは、
- 現地ユーザーの表示速度
- 現地の検索エンジン(Google.com / Google.de など)での評価
- 現地のIPから発信していることによる信頼性
といった要素が効いてきます。
「問い合わせフォームの送信が遅い」「商品ページの表示がモタつく」と売上に直結するため、海外サーバーの検討は必須と言えます。
日本国内向けサイトで表示速度と安定性を最優先したい場合
- 日本語だけのブログ・オウンドメディア
- 日本のユーザーだけを対象にしたサービス
- 日本向けECサイト・予約サイト
こういったサイトでは、ほとんどの場合、国内サーバーの方が有利です。
理由はシンプルで、
- 日本国内にデータセンターがある
- 日本の回線網を優先的に使える
- 国内同士の通信なので遅延が少ない
からです。
海外サーバーを使うと、
- 海外 → 日本 までの距離による遅延
- 国際回線の混雑・障害の影響
がどうしても入ってきます。
「ほんの数秒の差」がコンバージョンに響くジャンル(広告・EC・予約サービスなど)では、あえて海外サーバーを選ぶ理由はかなり限定的です。
💡 まとめると
メインターゲットが日本人で、日本国内からのアクセスが9割以上なら、基本は国内サーバー一択と考えて問題ありません。
障害発生時に日本語で迅速なサポートを受けたい場合
トラブル対応をどれだけ自分でこなせるかによって、選ぶべきサーバーは変わります。
海外サーバーでは、
- サポートが英語のみ
- 時差の関係で返信が遅い
- 電話ではなく、メールやチャットが中心
というスタイルが一般的です。
「英語で状況を説明する自信がない」「トラブル時に自分で調べて解決するのは不安」という人には、ハードルが高くなりがちです。
一方、国内サーバーなら、
- 日本語で状況を説明できる
- マニュアル・FAQも日本語で読みやすい
- 平日〜土日も日本時間ベースで対応してくれる会社が多い
といった安心感があります。
特に、
- クライアント案件のサイト
- 売上に直結するECサイト
- 企業の公式サイト
のように「止められないサイト」を運営する場合、サポート品質はコスト以上に重要です。
「何か起きたとき、自分はどこまで対応できるか?」を基準に、海外か国内かを選ぶと失敗しにくくなります。
複雑なサーバー構築を避けてマネージド型サービスを使いたい場合
ここは少しややこしいポイントです。
海外サーバーには、
- Managed WordPress Hosting(マネージドWordPress)
- Managed Hosting(マネージドホスティング)
といった、「面倒な管理をほぼ丸投げできる」タイプのサービスが多く存在します。
こうしたマネージド型の強みは、
- サーバーのチューニング・セキュリティ設定をプロが担当
- WordPressやプラグインの更新を自動化
- 自動バックアップ・復元機能が標準搭載
- キャッシュやCDNを最適化して高速化してくれる
といった「インフラ面の負担をほぼゼロにできる」点です。
「サーバー構築や運用には時間をかけたくない。記事やマーケティングに集中したい」という人には、非常に相性が良い選択肢です。
一方で注意点もあります。
- 英語サポートのサービスが多い
- 料金は国内の共用サーバーより高めになりやすい
- できることが「WordPressに特化」している場合もある
そのため、
- 英語の管理画面でもなんとか触れる
- ある程度のコストを「時間の節約料」として払える
という人なら、海外のマネージド型サービスは強力な選択肢になります。
逆に、「コストを抑えたい」「日本語以外は厳しい」という場合は、国内のレンタルサーバーや国内のマネージド型サービスを優先した方が現実的です。
ざっくり整理:どんなときに海外/国内を選ぶべきか
最後に、ここまでの内容をコンパクトにまとめます。
| 状況・目的 | 向いている選択肢 |
|---|---|
| 海外ユーザーがメインのWebサイト・ECサイト | 海外レンタルサーバー |
| 海外在住の顧客・パートナーが多いビジネス | 海外レンタルサーバー |
| 日本国内の一般ユーザー向けサイト | 国内サーバー |
| トラブル時は日本語でサポートしてほしい | 国内サーバー |
| インフラをほぼ丸投げしてコンテンツに集中したい | 海外 or 国内のマネージド型 |
| 英語サポートでもOK、かつ海外向けに高速表示したい | 海外マネージド型サーバー |
結論としては、「ターゲットの多くがどの国にいるか」「自分がどこまで技術的に対応できるか」で決めるのが一番現実的です。
目的に合わないサーバーを選ぶと、あとで「表示が遅い」「サポートで詰む」という遠回りになりやすいので、このパートを記事全体の判断基準として置いておくと、読者にもかなり親切な構成になります。
海外サーバー利用の長所と短所
海外レンタルサーバーには、国内サーバーにはないメリットがある一方で、日本から使うからこそ見えてくる弱点やリスクもあります。
ここでは、「なぜわざわざ海外を選ぶ人がいるのか」と「どこでつまずきやすいのか」をセットで押さえておきましょう。
海外サーバーならではの強み
価格面での優位性とコストパフォーマンスの高さ
海外ホスティングは、同じ価格帯でもスペックが高めに設定されていることが多いです。
- ディスク容量・転送量が潤沢
- 複数ドメイン・複数サイトをまとめて運用できる
- 無料のSSL・メールボックス・CDNが標準装備
といった「全部入り」に近いプランが、月数ドルで提供されているケースも珍しくありません。
ただし、コスパを見るときは以下もセットで確認しましょう。
- 初年度割引と更新後の通常価格の差
- 長期契約(12〜36か月)前提の料金ではないか
- 海外決済による為替レート・海外事務手数料
「見かけの月額」ではなく「2〜3年トータルの支払い額」で比較すると、国内と海外の本当のコスパが見えやすくなります。
海外ユーザーに対する表示速度・レスポンスの速さ
サーバーは「どこに置くか」で、体感速度が大きく変わります。
アメリカ向けサイトを例にすると、
- 東京のサーバー → 太平洋を越える国際線ルート
- カリフォルニアのサーバー → 国内ネットワーク内のやりとり
となり、海外ユーザーから見たときの表示速度は、現地サーバーの方が圧倒的に有利です。
- 海外ユーザーの多いECサイト
- 現地法人向けのBtoBサービスサイト
- 海外在住者向けのメディア
などでは、「ユーザーに近い場所にサーバーを置く」こと自体がUX改善施策になります。
さらに、欧州・アジア・北米など複数のリージョンを選べるホスティングなら、
- メインターゲットに近い国
- 将来的に伸ばしたい市場
を意識してデータセンターを選ぶことで、中長期のサイト戦略とも整合させやすくなります。
表現の自由度やコンテンツ規制の違いを活かせる
国が変われば、
- どこまでOKか
- どこからNGか
という「コンテンツのライン」が変わります。
- 政治・宗教・性表現などセンシティブなテーマ
- 日本では広告掲載が制限されやすいジャンル
を扱うサイトでは、サーバー設置国の法律・ホスティング会社のポリシーを踏まえたうえで海外を選ぶケースもあります。
ただし、ここは誤解しやすいポイントです。
- 日本在住の運営者である以上、日本の法令が問題になる可能性
- サーバー設置国の規制(GDPRなど)がむしろ厳しい場合
- 「利用規約違反」で一方的にアカウント停止されるリスク
などもあります。
「海外だから何でも許される」わけでは決してないので、リスクの高いジャンルを扱う場合は、法律の専門家に相談した上で判断するのがおすすめです。
グローバル展開・海外SEOを見据えたインフラとして使える
海外サーバーは、将来的に多言語・多地域に展開していく前提のサイトと相性が良いです。
たとえば、
- まずは日本語サイト+英語サイトから始め、将来は欧州・アジア向けにも拡張したい
- 現地ドメイン(.com / .de / .fr など)を組み合わせてブランド展開したい
といったロードマップを考えているなら、最初から
- 複数リージョンのデータセンター
- CDNとの連携
- 多言語サイト構築に強いマネージドサービス
を持つ海外ホスティングを選ぶことで、あとからの引っ越しコストを大きく減らせます。
SEOの観点でも、
- ターゲット地域に近いサーバー
- 適切なhreflang設定
- ローカライズされたコンテンツ
を組み合わせることで、「現地ユーザーにとって使いやすいサイト」という評価を得やすくなります。
IP分散などSEO戦略に活かせるアドレス分布
海外サーバーを複数組み合わせると、IPアドレスやリージョンが自然に分散しやすいという特徴があります。
- メディア群を複数運営している
- マルチサイト戦略を取りたい
- 一部のプロジェクトは別インフラに切り離したい
といった場合に、国内+海外を組み合わせることでインフラの分散性を高められるのは確かです。
ただし、SEO的には、
- 「IPが違うからリンクはすべて安全」という単純な話ではない
- 無理な自作自演リンク(PBN)はペナルティのリスクも高い
という点も押さえておくべきです。
IP分散はあくまで「健全なサイト群を独立したインフラで運営するための副次的なメリット」と捉え、「リンク目的だけ」で海外サーバーを増やすのは避けた方が無難です。
利用時に注意したいデメリット・リスク
日本からのアクセスが遅くなる・不安定になる可能性
日本から海外サーバーにアクセスする場合、
- 物理的な距離
- 国際回線の混雑状況
- 経由するネットワークの品質
といった要素が絡むため、どうしても国内サーバーよりレイテンシ(遅延)が大きくなりがちです。
- 管理画面の操作がモタつく
- 管理者だけ日本在住で、ユーザーは海外 → 管理者側だけが重く感じる
- 国際回線の障害で一時的にアクセスしづらくなる
など、運営側のストレスになる場面もあります。
日本向けメディアや、管理者も読者も日本国内が中心のサイトなら、素直に国内サーバーを選んだ方がストレスは少ないでしょう。
サポート言語や時差によるコミュニケーションのハードル
海外ホスティングの多くは、
- サポート窓口は英語(+現地語)のみ
- 対応時間は「現地の営業時間」ベース
- 電話ではなく、チャット・メール(チケット)が中心
といった体制です。
そのため、
- 障害時に英語で状況説明をする
- エラー文を貼り付けて質問し、回答を自力で解釈する
- 日本時間の夜〜早朝にしか返事が来ない
といった場面が普通にあり得ます。
もちろん、最近は日本語サポート付きの海外系サービスや、日本企業が運営する海外ロケーションのサーバーも増えてきましたが、選択肢はまだ限られます。
「英語でのやり取りはかなり負担」「障害時は電話で確認したい」という場合は、国内サーバーか、日本語サポートが明記されているサービスのみに絞るのが現実的です。
日本の法律と現地法・データプライバシー規制の違い
海外サーバーを使うと、法律や規制が「日本だけ」で完結しなくなります。
- サーバー設置国の法令(例:GDPRなどの個人データ規制)
- その国の裁判所・当局の権限
- 日本の個人情報保護法・業種ごとのガイドライン
などが重なり合う形になるため、次のような点を意識する必要があります。
- 個人情報を現地に保存しても問題ないか
- 利用規約・プライバシーポリシーにどこまで明記すべきか
- 事業内容によっては「国外サーバーNG」とされていないか
特に、
- 医療・金融・士業などのセンシティブな分野
- 会員制サービスで大量の個人情報を扱う場合
では、法務・コンプライアンスの観点から「国内サーバー以外は避けるべき」と判断されることも多いです。
ビジネス用途で海外サーバーを検討する場合は、運営規模が小さくても、一度は専門家に確認しておくと安心です。
支払い通貨・税金・為替レートによるコスト変動
料金ページで見ると、
- 「月3ドル」
- 「年49ドル」
など、非常に安く見えることがありますが、実際に支払うのは日本円に換算された金額+各種手数料です。
注意したいポイントは次の通りです。
- 毎回の支払いで、その時点の為替レートが適用される
- クレジットカード会社の「海外利用手数料」が上乗せされる場合がある
- 国によっては付加価値税(VAT)などが加算される
円安が進むと、同じ「3ドル」のつもりでも、数年のうちに実質の日本円コストがじわじわ上がることもあります。
また、会計処理を行う場合には、
- 外貨建ての領収書
- 為替レートの記録
なども必要になるため、経理・確定申告の手間が国内サーバーより増える点も無視できません。
海外レンタルサーバーは、うまくハマると「海外ユーザーに強く、コスパも良いインフラ」になりますが、
ターゲットや運営体制によっては、デメリットが一気に表面化する選択肢でもあります。
- 誰に向けたサイトか
- どの国からのアクセスが多いか
- どこまで英語・法務・経理の負担を許容できるか
この3点を軸に、「海外か国内か」を比較していくと、読者も自分ごととして判断しやすくなります。
海外レンタルサーバーの選び方・比較ポイント
海外レンタルサーバーは、「なんとなく安そう」だけで選ぶと失敗しやすいサービスです。
ここでは、申し込み前に必ずチェックしておきたいポイントを整理して解説します。
月額料金・契約期間・更新費用・支払い方法を確認する
海外サーバーは、初年度だけ極端に安いプランが多いです。見るべきは「今月いくらか」ではなく、更新後も含めたトータルコストです。
チェックしたい項目は次の通りです。
- 月額料金
- 契約期間(1か月・12か月・36か月など)
- 更新後の料金(割引終了後にいくらになるか)
- 支払い方法(クレジットカード / PayPal など)
- 通貨(ドル建て・ユーロ建て)と為替レートの影響
簡単に整理すると、こんなイメージです。
| 項目 | 見るポイントの例 |
|---|---|
| 月額料金 | 更新後の通常価格で見ても納得できるか |
| 契約期間 | 長期契約しか割引が効かない仕組みになっていないか |
| 更新費用 | 「初年度○%OFF」の後にいくらになるか |
| 支払い方法 | 海外決済手数料や通貨換算で思ったより高くならないか |
特に「2年目から急に高く感じる」ケースはよくあるので、必ず料金ページの細かい文字まで目を通しておきましょう。
容量・転送量・CPU・メモリなど基本スペックを比較する
「安いけど重くて使い物にならない」という失敗を避けるには、スペック表をざっくり読めるようになっておくことが大切です。
見るべき主な項目は次のとおりです。
- ストレージ容量(GB)
- 転送量・トラフィック制限(「無制限」の場合は注釈も読む)
- CPU・メモリ(共有プランでも目安値の記載がある場合あり)
- 同時アクセス数の目安
ブログや小規模サイトなら、最初から最高スペックは不要ですが、
- 画像が多い
- 将来的にPVが増えそう
- 複数サイトをまとめて運用したい
といった場合は、余裕のあるプランを選んでおく方が、あとで困りません。
サーバー応答速度と日本からのアクセス性能をチェックする
海外サーバーは、ユーザーの居場所によって体感速度が大きく変わるのが特徴です。
- ターゲットが海外:現地に近いサーバーを選ぶと速くなる
- 管理者が日本:管理画面の操作はやや重く感じる場合もある
速度を確認する方法としては、
- ベンチマーク比較記事を参考にする
- 実際に試せる無料トライアルを使ってみる
- Ping値・応答速度を計測しているレビューをチェックする
などがあります。
「価格だけ見て申し込む → 管理画面が重くてストレス」というパターンは非常に多いので、可能なら一度試してから本契約に進むと安心です。
データセンターの設置国・拠点数・ターゲット地域との距離を見る
海外サーバーの大きなメリットは、データセンターのロケーションを選べることです。
確認しておきたいポイントは次の3つです。
- どの国・地域にデータセンターがあるか
- 複数リージョンから選べるか(例:US/EU/Asia など)
- 将来のターゲット地域と矛盾していないか
たとえば、
- 今は日本が中心だが、将来は北米向けを強化したい
- 東南アジアのユーザーが少しずつ増えている
といった場合は、「アジア拠点を持つホスティング」を選んでおくと、のちのちの移転コストを減らせます。
稼働率保証(SLA)・バックアップ頻度・復旧体制を確認する
海外サーバー選びで盲点になりがちなのが、「止まったときにどうなるか」という視点です。
- 稼働率保証(SLA:Service Level Agreement)
- 99.9% / 99.95% など、どのレベルを保証しているか
- ダウンした場合の返金・クレジット付与ルールはどうなっているか
- バックアップ
- 自動バックアップの頻度(毎日・週1など)
- 復元可能な世代数
- 復元作業が自分でできるか、サポート申請が必要か
- 障害発生時の情報提供
- ステータスページや公式X(旧Twitter)などで障害情報が確認できるか
「安いけど、落ちたときに何も分からない」というサーバーは、長期運用には向きません。
ビジネス用途なら、SLAとバックアップの項目は必ずチェックしておきたいところです。
SSL・WAF・マルウェア対策などセキュリティ機能
海外サーバーは、セキュリティ機能がプラン内に最初から組み込まれていることが多いです。
たとえば、
- 無料SSL(Let’s Encrypt など)の自動更新
- WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の有無
- 自動マルウェアスキャン・隔離機能
- ログイン試行回数制限・二段階認証
などが挙げられます。
とくに初心者の場合、自分でセキュリティ設定を細かく調整するのは難しいので、
- 「セキュリティ周りはデフォルトである程度面倒を見てくれるか」
- 「オプション料金ではなく、標準機能として提供されているか」
という観点で比較すると、選びやすくなります。


WordPressなどCMSの自動インストール機能の有無
海外サーバーの多くは、WordPressを強く意識した設計になっています。
確認したいポイントは以下のとおりです。
- WordPressの自動インストール機能があるか
- インストールウィザードが分かりやすいか(画面キャプチャなどをチェック)
- 複数サイト(マルチサイト)にも対応しているか
- 自動更新・自動バックアップなど「運用を楽にする機能」が用意されているか
特に、技術にあまり自信がない場合は、
- WordPress専用プラン
- マネージドWordPressホスティング
などの「WordPress前提で最適化されたプラン」を選ぶと、初期設定でつまずきにくくなります。

サポート体制(チャット・メール・電話)と対応言語・受付時間
海外サーバーで最も不安になりやすいのが、サポートとのやりとりです。
- 連絡手段:チャット / メール / チケット / 電話
- 対応言語:英語のみか、日本語サポートがあるか
- 受付時間:24時間365日か、平日のみか
- FAQ・マニュアル:英語だけか、日本語ドキュメントもあるか
英語でのやりとりに抵抗がある場合は、
- 日本語サポートが明記されている
- 日本企業が運営する海外ロケーションサーバー
といった選択肢に絞った方が、トラブル時のストレスは減ります。
プラン変更・スケールアップの柔軟性と解約条件
長く運用していると、
- アクセスが増えて、上位プランが必要になる
- 別のサーバーに移転したくなる
といったタイミングが必ず来ます。
そのときに重要なのが、
- プラン変更のしやすさ
- 同じ会社内で上位プランに簡単に移行できるか
- ダウンタイム(サイト停止時間)は発生しないか
- 解約条件
- 最低利用期間が設けられていないか
- 返金保証期間(30日返金保証など)があるか
- 解約手続きがオンラインだけで完結するか
「安いからとりあえず3年契約 → 1年で乗り換えたくなったが返金不可」
というケースも珍しくありません。成長や撤退も見越した契約設計になっているかを確認しておきましょう。
料金体系の分かりやすさと隠れコストの有無
最後に、意外と効いてくるのが「分かりやすさ」です。
海外サーバーでは、
- 初期設定料
- バックアップ復元手数料
- ドメイン更新費用
- セキュリティオプションの追加料金
などが別料金になっていることがあります。
料金ページを見るときは、
- ベースプランに何が含まれているか
- 何がオプション扱いなのか
- 将来必要になりそうな機能が有料かどうか
を整理しておくと、「思っていたより高くついた」という事態を避けやすくなります。
海外レンタルサーバーは、スペックと料金だけを見て選ぶと落とし穴が多い分野です。
ここで挙げたチェックポイントを一つずつ押さえていけば、
- 自分のターゲット
- 予算
- 技術レベル
に合ったサービスを冷静に選べるようになります。
有料海外レンタルサーバーのおすすめサービス比較
ここでは、「有料の海外レンタルサーバー」に絞って、代表的なサービスの特徴と選び方のポイントを整理します。
個別サービスの細かい料金は頻繁に変わるため、最新情報は公式サイトで必ず確認してください。
代表的な海外レンタルサーバー一覧と比較表
まずは、この章で扱う代表的なサービスをざっくり把握しておきましょう。
| サービス名 | 主なタイプ / 立ち位置 | 特徴のイメージ | こんな人に向く |
|---|---|---|---|
| Bluehost | 共有 / WordPressホスティング | WordPress.orgの長年の推奨ホスト。初心者向けツールが豊富 | 「とにかくWordPressブログを簡単に始めたい」 |
| DreamHost | 共有 / マネージドWP(DreamPress) | 長期返金保証と独自のマネージドWP「DreamPress」 | コスパ良くWordPressを安定運用したい |
| Kinsta | マネージドWordPress | Google Cloud基盤+世界中のデータセンターを選べる高品質WP専用ホスト | 高トラフィックやビジネス用途で「速さと安定」を最優先 |
| SiteGround | 共有 / マネージドWP | Google Cloudインフラ・WordPress最適化・サポート評価が高い | 小規模〜中規模ビジネスサイト・EC |
| Hostinger | 共有 / クラウド / VPS / マネージドWP | 低価格でも機能が充実。グローバル拠点が多くコスパが高い | 予算を抑えつつ性能も妥協したくない |
| Namecheap | 共有 / マネージドWP(EasyWP) | ドメインとホスティングを一括管理。低価格帯&無料ドメインなど | ドメインも含めてまとめて安く始めたい |
| HostGator | 共有 / VPS / 専用 / WP | 低価格+「なんでも揃う」総合ホスト。初心者にもわかりやすい | はじめての海外サーバーで選択肢を広く持ちたい |
| GoDaddy | 共有 / WP / ドメイン | 世界最大級のドメイン・ホスティング事業者。管理画面は一元化しやすい | ドメインもメールも一社でまとめたい |
| IONOS | 共有 / VPS / ビジネス向け | 欧州大手。ビジネス向け機能とスケーラビリティ、エコ志向も評価 | 欧州ターゲットのBtoBサイトや複数プロジェクト運用 |
| InMotion Hosting | 共有 / VPS / 専用 / WP | NVMeストレージ、ビジネス向けサポート、長めの返金保証が特徴 | 事業用途で「サポートと性能」のバランスを重視 |
| A2 Hosting | 共有 / VPS / 専用 / WP | 「Turboサーバー」による高速表示に特化したホスト | 表示速度をとにかく上げたい技術寄りユーザー |
| mixhost(海外ロケーション) | 日本企業の海外サーバー | 管理画面・サポートは日本語、サーバーは米国西海岸などを選択可能 | 日本語サポートを維持しつつ海外向けサイトを運営したい |
※実際に選ぶときは、「どの国・地域のユーザーを想定しているか」と「予算」を起点に絞り込むと迷いにくくなります。
WordPressとの相性が良いホスティング
WordPressサイトを作るなら、最初からWordPress向けに最適化されたホスティングを選んだ方が、表示速度・安定性・運用の手間が大きく変わります。
Bluehost(WordPress公式推奨の定番サービス)
- WordPress.orgの推奨ホストの一つとして、長年名前が挙がっている老舗サービスです。
- 初期設定ウィザードや1クリックインストール、ダッシュボードのガイド機能など、「初めてのWordPress」ユーザーでも迷いにくい設計になっています。
- 共有ホスティングからVPS、専用サーバーまでラインナップがあり、アクセスが増えたら上位プランに乗り換えやすいのもメリットです。
こんな人に:
「できれば英語表示には慣れていないけれど、ネット上に情報が多いメジャーサービスを使いたい」人
DreamHost(長年の実績があるWordPress向けホスティング)
- 通常のWordPressホスティングに加え、マネージドWordPressサービス「DreamPress」を提供。サーバー側のキャッシュや冗長構成、AIベースのエラーログ解析ツールなどが組み込まれています。
- SSDストレージ・自動WordPressアップデート・無料SSLなど、WordPress運用に必要な要素が一通り揃っています。
- 海外レビューでは、長年続く事業者として安定性とコスパのバランスが評価されています。
こんな人に:
「自動バックアップやアップデートまで任せつつ、価格も抑えたい」人
Kinsta(プレミアムなマネージドWordPressホスティング)
- Google Cloud Platform上に構築されたマネージドWordPressホスティングで、世界中にあるデータセンターから設置場所を選べます。
- サーバーレベルのキャッシュやCDN、ステージング環境、詳細な監視機能など、プロ向けの運用機能が標準装備。
- 価格帯は他社より高めですが、「速さ・安定性・運用の楽さ」に投資するタイプのサービスです。
こんな人に:
「海外向けの本格的なオウンドメディアやSaaSサイトを運用し、トラフィック増にも耐えたい」人

SiteGround(高速表示とセキュリティに強みがあるサーバー)
- Google Cloudを土台に、WordPress向けに最適化された共有・マネージドホスティングを提供。
- 自社開発のキャッシュプラグインやバックアップ機能、マルウェア対策など、パフォーマンスと安全性を両立する仕組みが揃っています。
- サポート品質の高さも評価されており、トラブル時の問い合わせに素早く対応してくれるとのレビューも多いです。
こんな人に:
「小〜中規模のビジネスサイトを、高速かつ安全に運用したい」人
コスパ重視で選びたいホスティング
「とにかく月額を安く抑えたい」「趣味ブログや小規模サイトから始めたい」という場合に候補になるサービスです。
Hostinger(低価格で高性能なエントリー向けサーバー)
- 海外の専門メディアでも、「価格と性能のバランスが良いホスティング」として高評価を得ています。
- 共有ホスティングでは、無料SSL・週次バックアップ・グローバルなデータセンターなどが含まれつつ、月数ドル台から始められるプランが多いです。
- 独自の管理画面(hPanel)やAIツールなど、初心者でも操作しやすいUIが特徴です。
ポイント:
「コスパ重視+とりあえず1〜2サイト運営」なら、候補から外す理由があまりない定番格です。
Hostinger 公式サイト
Namecheap(ドメインとサーバーを一元管理しやすいサービス)
- 元々はドメイン事業者として有名で、ドメインとホスティングを同じ会社でまとめたい人に人気があります。
- 共有ホスティングでは、初年度無料ドメイン・無料SSL・CDNの無料プランなどが含まれるプランがあります。
- マネージドWordPress「EasyWP」は、WordPressだけを簡単に運用したい人向けの軽量サービスです。
ポイント:
「ドメインを別会社に分けたくない」「支払い・更新管理をシンプルにしたい」場合に便利です。
HostGator(多彩なプランと比較的リーズナブルな料金)
- 共有・VPS・専用・WordPressホスティングまで、一通りラインナップが揃う総合ホスティング。
- 共有プランでは、無料ドメイン・無料SSL・24時間サポートなどが含まれ、海外レビューでも「入門用として十分な性能」とされています。
- 管理画面やサポートは初心者にも分かりやすい一方で、長期契約でないと最安価格にならない点には注意が必要です。
ポイント:
「最初は安く始め、ゆくゆくはVPSや専用サーバーも視野に入れたい」人向け。
hostmonster(中小規模サイト向けのバランス型プラン)
- 共有ホスティングの低価格帯に加え、専用サーバーでは大容量ストレージや複数の専用IPを含むプランも用意されています。
- ただし、近年は専門メディアやレビューで「同じグループのBluehostやHostGatorの方がコスパが良い」という評価も多く、あえて選ぶ理由はやや薄くなりつつあります。
ポイント:
新規で契約するよりは、既に利用している場合に乗り換え先を含めて比較検討したいサービスです。
世界シェアの高い大手ホスティング
世界的に知名度が高く、「どこかに買収されて急になくなるリスクを避けたい」という観点で選ばれることも多いサービスです。
GoDaddy(世界最大級のホスティング&ドメイン事業者)
- ドメイン登録業者として超大手で、そのまま共有ホスティングやWordPressホスティング、メール、SSLなどを一括契約できます。
- 価格・機能のバランスは「最安級」ではありませんが、「全部GoDaddyでまとめてしまう」運用スタイルが分かりやすいのが利点です。
IONOS(欧州発の大手ホスティングプロバイダー)
- 欧州で大きなシェアを持つホスティング会社で、スケーラブルなVPSやクラウド、ビジネス向けメール機能などが充実。
- 風力発電などを活用した環境配慮型データセンターも評価され、エコ志向のユーザーにも選ばれています。
InMotion Hosting(ビジネス用途で評価の高いサーバー)
- 共有・WordPress・VPS・専用サーバーまで幅広く提供し、NVMeストレージ・無料SSL・長めの返金保証(多くのプランで90日)などが特徴。
- ビジネス向けホスティングとして、24時間365日の有人サポート・セキュリティ監視・サイト移転支援なども整備されています。
A2 Hosting(高速表示に特化した開発者フレンドリーなサーバー)
- 「Turboサーバー」プランでは、NVMeストレージ・最適化されたキャッシュ・高速HTTP/3対応などを組み合わせ、高速表示を実現しているとされています。
- 実測レビューでも、通常プランに比べて1.5〜3倍程度の高速化が報告されており、速度重視のユーザーから支持されています。
- SSHやGit、複数PHPバージョンなど、開発者向け機能が充実している点も特徴です。
日本企業が提供する海外拠点サーバー
「管理画面やサポートは日本語で扱いたいけれど、サーバーは海外に置きたい」というニーズに応えてくれるのが、日本企業が運営する海外ロケーション付きサービスです。
mixhostなど、日本語サポート付きで海外ロケーションを選べるサービス
- mixhost の「海外レンタルサーバー」プランでは、アメリカ西海岸(サンノゼ)にあるデータセンターを選択でき、海外向けサイトでの表示速度を向上させやすくなっています。
- 管理画面・サポートは日本語のため、海外サーバーでありがちな「英語サポートの壁」を避けつつ、海外にコンテンツを置くことが可能です。
- WordPressのインストールやステージング、アクセス集中時への耐性など、国産レンタルサーバーと同じ感覚で使える機能が揃っています。

まとめ:どう比較して絞り込むか
有料の海外レンタルサーバーを選ぶ際は、次のように考えると整理しやすくなります。
- ターゲット地域で選ぶ
- 北米・欧州が中心なら、その地域にデータセンターを持つホスト(Hostinger, SiteGround, Kinsta, InMotion, A2など)を優先。
- 用途で選ぶ
- ブログ・メディア中心 → WordPress特化系(Bluehost, DreamHost, Kinsta, SiteGround など)
- 複数サイトやビジネス用途 → InMotion, IONOS, GoDaddy など
- 予算感で選ぶ
- 月額を抑えたい → Hostinger / Namecheap / HostGator
- パフォーマンスと運用効率を重視 → Kinsta / SiteGround / A2 / InMotion
- サポート言語で選ぶ
- 英語OK → どの海外ホストでも選択肢広め
- 日本語が安心 → mixhostの海外ロケーションや、日本企業が提供する海外拠点プランを優先
最終的には、「ターゲット地域 × 予算 × サポート言語 × 運用の手間」を軸に2〜3社に絞り、
無料トライアルや返金保証期間を活用して実際の使い心地を確かめるのが失敗しにくい選び方です。
無料で使える海外レンタルサーバーの選択肢
海外レンタルサーバーには、完全無料〜格安のプランを用意しているサービスもあります。
ただし、無料ゆえの制約も多く、本番サイト向きではないことがほとんどです。
ここでは、
- 無料海外サーバーの「クセ」
- 代表的なサービス例
- 無料と有料をどう使い分けるか
を初心者向けに整理して解説します。
無料海外サーバーの特徴と制約事項
無料プランには、共通する傾向があります。メリット・デメリットをセットで理解しておきましょう。
メリット(うまく使えば便利な点)
- 初期費用・月額費用が0円
クレジットカード登録不要のサービスもあり、「とりあえず触ってみたい」段階で気軽に試せます。 - 海外サーバーの雰囲気を掴める
英語UIや海外の管理画面に慣れる練習として、「学習用のサンドボックス」として使うには悪くありません。 - テスト環境として使えることもある
開発中の小さな検証用サイト、HTML/CSSの練習、フォーム動作チェックなど、
「落ちても困らないもの」を置く場としては役立つことがあります。
制約・デメリット(ここを理解せずに本番運用はNG)
- 表示速度・安定性が低いことが多い
無料ユーザーが多数同居しているため、レスポンスが極端に遅くなったり、急に落ちることもあります。 - 広告表示・機能制限
- サーバー側の広告が自動で挿入される
- 独自ドメインが使えない、サブドメインのみ
- メール機能・データベース数がかなり制限される
など、「無料の代償」として制限が付くのが一般的です。
- サポートがほぼ期待できない
無料プランでは、サポートはフォーラムのみ・メールは有料のみといったケースが多く、
トラブル時に自力で解決する前提になります。 - 長期運用の前提では作られていない場合もある
サービス終了・仕様変更・無料枠縮小などが突然行われることも珍しくありません。
「いつ消えても困らないサイトだけ」に使うのが基本です。
代表的な無料海外ホスティングサービス
ここでは、無料海外サーバーのイメージしやすい例として、よく名前が挙がるサービスを2つ紹介します。
実際に利用する際は、必ず最新の公式情報・評判を確認してください。
domainpower(お試し向けの無料ホスティング例)
- 無料で利用できるレンタルサーバーとして、学習用・お試し用のホスティング例として言及されることがあるサービスです。
- 主な用途イメージは次のようなものです。
- HTML/CSSの表示確認
- ごく小さなテスト用サイト
- 海外サーバーの操作感を掴むための練習
ただし、無料プランは、
- ディスク容量や転送量がかなり限定的
- PHPやデータベース周りに制約がある場合もある
- 商用利用や高負荷サイトには向かない
といった前提が付きがちです。
「実験用の箱」として割り切って使うのが現実的です。
batcave(学習用・テスト用として利用されることの多いサービス)
- batcave も、無料ホスティングの一例として名前が出ることがあるサービスで、
プログラミング学習者や学生などが「試しにWebページを公開してみる」用途で使うケースがあります。 - こちらも、あくまで想定される主な使い方は、
- 個人の練習用ページ
- 小さなポートフォリオサイト
- 実験的なスクリプトの動作確認
といった「壊れても困らない用途」です。
どちらのサービスにせよ、
- 商用利用の可否
- 禁止コンテンツ
- 利用規約変更・サービス終了のリスク
などを踏まえ、本番ビジネス用に依存しないことが重要です。
無料プランを利用する際の注意点と有料プランとの使い分け
最後に、無料海外サーバーをどう位置付けるべきかを整理しておきます。
無料プランを使うときのチェックポイント
無料プランを選ぶ際は、最低限次の点を確認しましょう。
- 利用規約(商用利用可否・禁止事項)
- 容量・転送量の上限
- PHP / データベースの利用可否・バージョン
- 広告の有無(ページ上に挿入されるか)
- サービス継続性(最近の更新・公式アナウンスなど)
そして、次のようなサイトには使わないのが鉄則です。
- 収益化を目指すブログやアフィリエイトサイト
- 会社・店舗の公式サイト
- 個人情報を扱う会員サイト・問い合わせフォーム付きサイト
- 絶対に落ちてほしくない重要なWebサービス
無料と有料の賢い使い分け
無料海外サーバーは、うまく割り切って使えば、次のような役割で便利です。
- 学習用・検証用
- 新しいCMSやフレームワークのテスト
- Web制作の練習用サイト
- 実験的なコンテンツ
- A/Bテスト用の仮ページ
- アイデア段階のプロトタイプ
一方で、以下に当てはまる場合は、迷わず有料サーバーを選ぶべきです。
- 将来的に集客・収益化を考えている
- ブランド・信用が重要なサイトである
- SEOや表示速度をしっかり意識したい
- トラブル時にサポートを受けられる体制がほしい
目安として
- 「練習・勉強・実験」 → 無料海外サーバー
- 「集客・ビジネス・本気のブログ」 → 有料の信頼できるサーバー
と割り切ってしまうと判断しやすくなります。
海外の無料レンタルサーバーは、海外ホスティングを体験してみるための入り口としては悪くありません。
ただし、長く育てたいサイトやビジネス用途では、最初から有料の海外/国内サーバーを選んだ方が結果的に安く済むことが多い、という点は押さえておきましょう。
海外レンタルサーバー導入の流れと初期設定
海外サーバーだからといって、やることが大きく変わるわけではありません。
ただし「英語画面」「時差」「為替」など、国内サーバーにはない要素が少しだけ増えます。
ここでは、申し込み〜初期設定〜最低限のチューニングまでを、初心者向けに順番どおり解説します。
公式サイトからの申し込みとプラン選択の手順
- 公式サイトにアクセス
- まずは公式サイトのトップから「Hosting」「WordPress」などのメニューへ進みます。
- 日本語ページがある場合は、先に言語を「Japanese / 日本語」に切り替えると楽です。
- 用途に合うプラン種別を選ぶ
- ブログ・小規模サイト:Shared / Web Hosting / WordPress Hosting
- 複数サイト運営・中規模:上位の共有プラン or Managed WordPress
- 開発・特殊用途:VPS / Cloud
- プランのグレードを選択
- 独自ドメインは1つだけ → 最安プランでもOK
- 将来複数サイトを作る可能性あり → 2〜3番目のグレードを検討
- 長期割引が大きい場合、「12〜36か月契約」で総額を比較する
- 契約期間を決定してカートへ
- 「一番安く見える金額」が36か月契約前提になっていないか注意。
- 更新時の通常料金も必ず小さい文字まで確認しておきましょう。
新規ドメイン取得または既存ドメインの移管・紐付け
海外サーバーでは、以下の3パターンのいずれかになります。
- サーバー会社で新規ドメインを取得
- 「New Domain」「Register a new domain」などを選択。
.comやターゲット国のドメイン(例:.com,.net,.orgなど)を検索し、空いていればそのまま追加します。- ドメインとサーバー管理が同じ会社で完結するため、初心者には扱いやすい方法です。
- 他社ドメインを移管(Transfer)
- 既に持っている独自ドメインを、今回契約するサーバー会社へ移す形です。
- 元のレジストラ側で「Auth Code(EPPコード)」取得・ロック解除 → 新側でTransfer手続き、という流れになります。
- 手順がやや複雑なので、ドメイン管理を一本化したい人向けです。
- 他社ドメインをそのまま使う(ネームサーバー変更)
- ドメインは今の管理会社に残したまま、DNS(ネームサーバー)だけ海外サーバーに向ける方法です。
- サーバー会社側が提示する
ns1.example.comのようなネームサーバー情報を、ドメイン管理画面に設定します。
初心者であれば、「新規取得をサーバー会社でまとめる」か、
「今の管理会社をそのまま利用し、ネームサーバーだけ変える」のどちらかがおすすめです。
アカウント情報の登録と支払い方法(クレジットカード・PayPalなど)の設定
- アカウント情報の入力
- 氏名・メールアドレス・住所などを英語表記で入力します(日本住所はローマ字)。
- メールアドレスは普段から使うものを設定(契約・更新通知がすべてここに届きます)。
- 支払い方法の選択
- 一般的には以下のいずれかです。
- クレジットカード(Visa / Master / Amex など)
- PayPal
- 海外決済になるため、カードの海外利用可否や為替手数料も念のため確認しておくと安心です。
- 一般的には以下のいずれかです。
- 自動更新(Auto Renewal)の確認
- 多くの海外サーバーは、初期設定で自動更新が有効になっています。
- 「更新のたびに自分で判断したい」場合は、自動更新のオン・オフがどこで操作できるか、最初にチェックしておきます。
サーバー初期設定とSSL証明書の有効化
契約完了後、管理画面(Control Panel / Dashboard)にログインして、まずは最低限の初期設定を済ませます。
- データセンターの場所を確認(選択可能な場合)
- プランによっては、US/EU/Asiaなどから選べることがあります。
- 主なアクセス元に近いリージョンを選ぶことで、表示速度が安定します。
- SSL証明書の有効化
- 多くの海外サーバーは、Let’s Encrypt や独自の無料SSLを提供しています。
- ドメインごとの設定画面で「Enable SSL / Activate SSL」をオンにし、
自動発行を完了させます。 - その後、常時HTTPS化(HTTP→HTTPSリダイレクト)も忘れずに。
- PHPバージョン・基本設定のチェック
- 「PHP 8.1 以上」など、推奨バージョンに合わせます。
- タイムゾーン(time zone)設定ができる場合は「Asia/Tokyo」にしておくとログが読みやすくなります。
日本語環境の整備とWordPressなどCMSのインストール
海外サーバーでも、サイト自体は普通に日本語で運用可能です。
- 管理画面の言語を日本語にできるか確認
- 一部サービスでは、コントロールパネル自体を日本語表示にできます。
- できない場合でも、ブラウザの翻訳機能をうまく活用しましょう。
- WordPressなどのCMSをインストール
- cPanelや独自ダッシュボードに「WordPress Install」「Softaculous」などの自動インストーラがあります。
- インストール時に設定する主な項目:
- サイトURL(https://〜 を選ぶ)
- 管理者ユーザー名・パスワード(安易なものは避ける)
- サイト言語:Japanese
- インストール後、WordPressの「設定 → 一般」で
- サイトのタイトル
- メールアドレス
- タイムゾーン(東京)
を日本向けに調整します。

必須のセキュリティ設定・定期バックアップの仕組みづくり
海外サーバーでは、不正アクセス対策とバックアップが特に重要です。
- ログイン情報の強化
- 管理者IDを「admin」のようなありがちな文字列にしない。
- パスワードは英数記号を混ぜた長めのものに。
- 可能なら二段階認証(2FA)も導入。
- 不要なテーマ・プラグイン・サンプルファイルの削除
- 使わないものを残すほど、攻撃される入口が増えます。
- バックアップの仕組み
- サーバー標準の自動バックアップ機能があるか確認(頻度・世代数)。
- 可能であれば、
- サーバー側の自動バックアップ
- WordPressプラグインによるバックアップ
の二重構成にしておくと安心です。
- バックアップデータをサーバー外(クラウドストレージなど)にも保存しておくと、万一のときに復旧しやすくなります。
表示速度・パフォーマンスを最適化する基本的な調整
最後に、最低限やっておきたいパフォーマンス改善の下準備です。
- キャッシュ機能の活用
- サーバー側にキャッシュ機能(LiteSpeed Cache, Nginx Cache など)がある場合は有効化。
- WordPressなら、サーバー推奨のキャッシュプラグインを優先的に使うとトラブルが少なくなります。
- 画像サイズの最適化
- アップロードする画像は、事前に適切な大きさ・容量まで圧縮しておきます。
- 画像圧縮プラグインを使うと、自動で軽量化できて便利です。
- 不要なプラグイン・ウィジェットを減らす
- 入れすぎると、それだけ読み込むコードが増えます。
- 「絶対に必要なもの」だけを残すのが基本です。
- 速度計測ツールでチェック
- PageSpeed Insights や GTmetrix などを使い、
- どのページが重いのか
- どの要素がボトルネックか
を定期的に確認します。
- PageSpeed Insights や GTmetrix などを使い、
海外レンタルサーバーは、最初の導入さえクリアしてしまえば、国内サーバーと大きく変わらない感覚で運用できます。
上記の流れを一度自分の手で通してみることで、以後は別サーバーでも応用が効くようになるはずです。
海外サーバー利用時の注意点とトラブル対処法
海外レンタルサーバーは、うまく使えば非常に強力なインフラになりますが、
「言語」「時差」「為替」「法律」など、日本のサーバーにはない落とし穴もあります。
ここでは、初心者でも実践しやすい具体的な対処法だけに絞って解説します。
言語の壁を乗り越えるための実践的な工夫(翻訳ツール・テンプレ活用など)
海外サーバーで最初につまずきやすいのが、英語サポートとのやり取りです。
完璧な英語力は不要なので、「最低限これだけやる」と決めておくと楽になります。
1. エラーメッセージはコピペして問い合わせる
- エラー画面・ログに出ている英文をそのままコピーして、サポートに貼り付ける
- 「何が起きているか」を自分の日本語で説明しようとするより、原文を見せた方が伝わりやすいです
2. 翻訳ツールは“下書き”として使う
- 日本語で状況を書く → 翻訳ツール(DeepL / Google翻訳など)で英訳
- いきなり送らず、以下だけ軽くチェック
- 主語が入っているか(I / My website / Our account など)
- 意味が逆になっていないか
- 完璧でなくても、「何を聞きたいか」が伝われば十分です
3. テンプレ文をいくつか用意しておく
例えば、こんな感じの定型文をメモ帳に保存しておくと便利です。
My website is not accessible now.
Could you check if there is any issue on the server side?
Domain: xxxx
Hosting plan: xxxx
毎回ゼロから英文を書くよりも、テンプレに状況だけ足して送る方が、心理的なハードルがかなり下がります。
時差を踏まえたサポート窓口の活用方法
アメリカ・ヨーロッパのホスティング会社を使うと、日本とサポート担当者の生活リズムがずれます。
1. 「いつ返事が来やすいか」を一度メモしておく
- 何度か問い合わせてみて、
- 何時ごろに返事が来ることが多いか
- どの曜日はレスが遅いか
を感覚でいいので把握しておくと、「待ち時間のストレス」がかなり減ります。
2. 緊急度で窓口を使い分ける
- 急ぎでない相談:チケット・メールでOK
- なるべく早く返事がほしい:サポートチャット(Live Chat)があれば最優先
- 相手が「営業時間外」の時間帯に投げるときは、経過や試したことを詳しめに書いておくと、1往復で解決しやすくなります。
3. 自分の中で“待てる時間”を決める
「2〜3時間は待つ、その間に自分でできることを確認する」など、
マイルールを作っておくと、イライラしにくくなります。
税金・為替レート・請求通貨を確認する際のポイント
海外サーバーの請求は、多くの場合 USD(米ドル)やEUR(ユーロ)建てです。
1. 「いくら引き落とされるか」のイメージを持つ
- 契約時の金額:3 USD / month など
- 実際の支払い:
- 為替レート(ドル→円)
- カード会社の海外手数料(数%程度の場合あり)
→ 「円安のときは実質値上げ」と考えておくと、予算管理がしやすくなります。
2. 自動更新と請求タイミングを必ず確認
- 年払い・3年払いの場合、次の更新時にまとめてどれくらい請求されるかをカレンダーにメモしておく
- 割引が効くのは初回だけ、更新時は通常価格…というパターンも多いので要注意です。
3. 個人事業主・法人なら、帳簿上の扱いもチェック
- 明細(Invoice)をダウンロードして保管しておく
- 税区分や勘定科目については、税理士・会計ソフトのガイドに従う
(ここは専門領域なので、自己判断せずプロに確認するのが安全です)
日本国内の法律と海外サーバー上のコンテンツの関係
よくある勘違いが、
「サーバーが海外なら、日本の法律は関係ないのでは?」
という考え方です。
実際には、
- 運営者が日本に住んでいる
- 日本語で情報を発信している
- 日本のユーザーが多い
といった場合、日本の法律やガイドラインが問題になる可能性は十分あります。
特に注意したいのは、
- 医療・健康・金融・投資などの分野
- 個人情報・プライバシーを扱うサービス
- 人権・差別表現・著作権など、紛争になりやすいテーマ
などです。
ここは技術の話ではなく法的な話になるため、具体的な判断は専門家(弁護士・専門団体)に相談する前提で考えるのがおすすめです。
海外サーバーは「規制をすり抜ける裏技」ではなく、
「インフラの場所が増えるだけ」と捉えておくと、危ない橋を渡らずに済みます。
サイトが表示されない場合のチェック手順
サイトが見えなくなったときは、焦る前に原因を切り分けるのが第一歩です。
- 自分だけか、全員見えないのかを確認
- スマホ・PC・別ブラウザで試す
- モバイル回線とWi-Fiの両方でアクセスしてみる
- ドメイン・DNSの状態をチェック
- ドメインの有効期限が切れていないか
- ネームサーバー設定を最近変更していないか
- 変更した直後なら、DNS伝播中で一時的に不安定なだけの可能性もあります。
- サーバー障害かどうかを確認
- 海外サーバーのステータスページや公式X(旧Twitter)で障害情報が出ていないか確認
- 管理画面(コントロールパネル)にログインできるかどうかもヒントになります。
- アプリ側(WordPressなど)の問題かどうか
- 管理画面にも入れない → プラグインの競合・テーマの不具合・PHPバージョン変更なども疑う
- エラー画面のメッセージをコピーしておき、サポートへの問い合わせに備える
- それでも不明なら、整理してサポートに連絡
- 「いつから見えないか」
- 「どのURLがエラーになるか」
- 「自分で試したことは何か」
を箇条書きにして伝えると、解決が早くなります。
メール送受信トラブルを切り分けるための確認ステップ
海外サーバーでよく起こるのが、独自ドメインメールのトラブルです。
原因を切り分ける順番を決めておくと、パニックになりません。
- Webメールで送受信できるか確認
- サーバー付属のWebメール(ブラウザで開くメール)で試す
- ここで送受信できる → サーバー側は生きている / メールソフト側の設定問題の可能性大
- メールソフト・アプリの設定を見直す
- メールサーバー名(ホスト名)
- ポート番号(SSLあり/なし)
- ユーザー名・パスワード
をサーバー側マニュアルと突き合わせてチェックします。
- 容量オーバー・迷惑メール扱いを疑う
- メールボックス容量が上限に達していないか
- 受信側で迷惑メールフォルダに入っていないか
- DNS(MXレコード)の設定を確認
- ドメインのDNSで、MXレコードが正しく海外サーバーを指しているか
- 別のメールサービス(Google Workspaceなど)を併用している場合は、優先度や設定の衝突に注意
- 外部への送信だけ失敗する場合
- サーバーのIPがブラックリストに入っていないか
- 送信制限(1時間あたりの送信件数など)に引っかかっていないか
→ ここはサポートに確認するのが早いです。
サーバー移転時に失敗しないための注意点と作業の順番
海外サーバーから別のサーバー(海外/国内どちらも)に移る場合は、順番を間違えると「アクセス不能」「メール消失」が起きやすくなります。
基本の流れを、できるだけシンプルにまとめると次の通りです。
- 新サーバー側の環境を先に作る
- ドメイン設定(アドオン・サブドメイン等)
- PHP・データベースなど、必要な機能を有効化
- ファイルとデータベースをコピー
- WordPressなどの場合は、
- ファイル一式(テーマ・プラグイン・アップロード画像)
- データベース(SQL)
を新サーバーに移します。
- WordPressなどの場合は、
- hostsファイルや一時ドメインで動作確認
- DNSを切り替える前に、新サーバー上でサイトが正常に動くかを確認
- 管理画面ログイン・お問い合わせフォーム・重要なページの確認は必須です。
- TTLを下げてからDNSを切り替える
- ドメインのDNSのTTL(キャッシュ時間)を、事前に短くしておくと切り替えがスムーズになります。
- 切り替え後、数時間〜48時間程度は「旧サーバーを見る人」「新サーバーを見る人」が混在する期間が出ることもあります。
- メールを使っている場合は特に慎重に
- MXレコードの切り替えタイミング
- メールボックスの内容(重要メールのローカル保存)
を事前に確認し、移転期間中にメールを取りこぼさない工夫が必要です。
- 新環境の安定を確認してから旧サーバーを解約
- アクセスログ・エラーログを数日〜1週間ほど見て、問題がなければ旧サーバーを停止
- すぐに解約せず、少し余裕を持って並行期間を作ると安心です。
海外レンタルサーバーは、トラブルの種類自体は国内と大きく変わりません。
違いが出るのは、「英語」「時差」「為替」「法的な扱い」の部分です。
この章の内容をチェックリスト代わりにしておけば、
何か起きたときにも、慌てずに一つずつ原因を潰していけるはずです。
海外レンタルサーバーでよく寄せられる質問
海外サーバーについての疑問は、だいたい
「お金のこと」「技術面の不安」「法律まわり」「どんな人に向くか」
に分けられます。
ここでは、初心者が特につまずきやすいポイントだけを、Q&A形式で整理します。
契約・料金・プラン変更に関するQ&A
海外サーバーで利用できる主な支払い手段と注意点
Q. どんな支払い方法が使えますか?
A. 多くの海外サーバーでは、次のいずれかが使われます。
- クレジットカード(Visa / Master / Amex など)
- PayPal
- 稀にデビットカード・仮想カード
注意したいのは次の3点です。
- 通貨が外国通貨(USD/EURなど)になる
→ 為替レート+カード会社の海外利用手数料が上乗せされます。 - 自動更新がデフォルトでONのことが多い
→ 契約画面やマイページで、自動更新の有無・更新日を必ず確認。 - プリペイド系カードが使えない場合もある
→ 申し込み前に「Accepted payment methods」をチェックしておくと安心です。
初期費用以外に発生しがちな追加コストの種類
Q. 表示されている月額料金以外に、どんな費用がかかりがちですか?
代表的なものは以下の通りです。
- ドメイン料金
- 「1年目無料」でも、2年目以降は通常料金で更新が必要です。
- バックアップ・復元料金
- 自動バックアップは無料でも、復元作業が有料のサービスがあります。
- セキュリティオプション
- 有料WAF、マルウェアスキャン、専用IPなどが別料金になることも。
- 為替レート・海外手数料
- 円安が進むと「同じドル額でも実質値上げ」になる点は忘れがちです。
契約前に、料金ページの細かい注記(※印や小さい文字)まで読むクセをつけておくと、想定外の出費を防ぎやすくなります。
契約期間の途中でプラン変更する際の確認ポイント
Q. 途中でアクセスが増えたら、プランは上げられますか?
A. 多くのサービスで上位プランへの変更は可能ですが、確認したいのは次の4点です。
- ダウンタイムの有無
- プラン変更中にサイトが止まらないか。
- 料金の扱い
- すでに支払った分が日割りで差し引かれるか、満額払い直しか。
- 返金保証との関係
- 30日返金保証などが、プラン変更でどう扱われるか。
- 支払い周期のリセット
- 変更と同時に契約期間がリセットされる場合があります。
「近いうちにPVが増えそう」と分かっているなら、最初から余裕のあるプランを選ぶか、
「簡単にスケールアップできる」と明記されているサービスを優先すると安心です。
技術仕様・運用面に関するQ&A
海外サーバーで日本語ドメインを運用できるかどうか
Q. 「日本語ドメイン」は海外サーバーでも使えますか?
A. 使えます。
ただし、実際には Punycode(ピュニーコード)という英数字表現で扱われます。
- 例)
日本語ドメイン.com→xn--… .comのような形で内部的に管理
やることは国内サーバーと同じで、
- ドメイン側でDNSを設定(ネームサーバー or Aレコードなど)
- サーバー側でそのドメインを追加
という流れです。
日本語ドメイン特有のSEOや運用のクセは別テーマなので、「海外だから動かない」という心配は基本不要と考えてOKです。
海外サーバーから日本国内の外部APIへ接続するときの注意点
Q. 海外サーバーから、日本のAPI(外部サービス)を叩いても大丈夫ですか?
A. 概ね問題ありませんが、次の点に注意してください。
- レイテンシ(応答速度)が遅くなる可能性
- サーバーが欧米にあると、日本のAPIサーバーまでの距離が長くなり、
一回のリクエストに時間がかかることがあります。
- サーバーが欧米にあると、日本のAPIサーバーまでの距離が長くなり、
- API側のIP制限
- ホワイトリスト方式(接続元IPを登録するタイプ)のAPIは、
海外サーバーのIPを登録しておく必要があります。
- ホワイトリスト方式(接続元IPを登録するタイプ)のAPIは、
- タイムアウト設定
- 通信に時間がかかる前提で、アプリ側・WordPress側のタイムアウト値を少し長めに設定する場合もあります。
API連携がサービスの要となる場合は、
事前にテスト環境でレスポンスを測り、「許容範囲かどうか」を確認してから本番運用にするのがおすすめです。
データベースの文字化けが起きた場合のチェック項目と対処法
Q. 海外サーバーに移行したら、日本語が文字化けしてしまいました…
文字化けは、だいたい次の3つを確認すれば原因が見つかります。
- データベースの文字コード
- MySQLなら
utf8mb4/utf8になっているか。 - テーブルやカラム単位で別の文字コードになっていないか。
- MySQLなら
- 接続時の文字コード指定
- アプリケーション(WordPressや独自PHP)側で、
SET NAMES utf8mb4など適切な指定が行われているか。
- アプリケーション(WordPressや独自PHP)側で、
- エクスポート・インポート時の設定
- 移行時に、エクスポート/インポートの文字コード指定が不一致だった可能性。
対処の基本は、
- 「どのタイミングからおかしくなったか」を特定
- 必要であれば、バックアップから正しい文字コードで再インポート
です。
データベースを直接触るのに不安がある場合は、サーバーサポートやエンジニアに相談した方が安全です。
日本から海外サーバーへ安全かつ安定して接続する方法
Q. 管理画面が遅かったり、不安定になったりします。改善できますか?
完全には消せませんが、次の工夫で「ある程度」改善できます。
- 通信環境を見直す
- 自宅Wi-Fiが不安定 → モバイル回線で試す、ルーターを再起動する。
- 不要なVPNを切る
- 別国経由のVPNを使っていると、余計に遅くなるケースがあります。
- SSH/FTPではSFTPやFTPSを使う
- セキュアなプロトコル(SFTP/FTPS)を使うことで、安全性を確保。
- 管理作業の時間帯を工夫する
- 先方のピーク時間帯(昼〜夕方)を外して作業すると、少し快適になることもあります。
「どうしてもストレスが大きい」と感じる場合は、
管理者だけ国内サーバー上のステージング環境で編集 → 反映時だけ海外サーバーに同期
といった運用も検討の余地があります。
法律・コンテンツ規制に関するQ&A
海外サーバーを利用していても日本の法律が及ぶケース
Q. サーバーが海外なら、日本の法律は関係ないですか?
A. 関係あります。
一般的に、
- サイト運営者が日本在住
- 日本語で情報発信している
- 日本のユーザーを主な対象にしている
といった場合、日本の法令やガイドラインの影響を受ける可能性が高いです。
たとえば、
- 景品表示法・特定商取引法・薬機法・金融商品取引法 etc.
- 個人情報保護法
- 著作権法・不正競争防止法 など
サーバーの場所に関係なく、
「誰が」「どこから」「誰に向けて」発信しているか によって、適用される法律が変わります。
日本で禁止されている表現を海外サーバーに置く際のリスク
Q. 日本でNGなコンテンツを、海外サーバーに置けば大丈夫ですか?
A. 原則として、リスクは消えません。
- 日本国内からアクセス可能であれば、
日本の法令やプラットフォームポリシー上の問題が指摘される可能性があります。 - サーバー設置国にも、その国独自の規制があります。
- ホスティング会社の利用規約違反として、一方的なアカウント停止のリスクもあります。
グレー・ハイリスクなジャンルを扱う場合は、
法律専門家への相談が必須であり、
「海外サーバーだから安心」という前提で動くのは非常に危険です。
海外のデータセンターに個人情報を保存する際の法的な注意点
Q. 会員情報などを海外データセンターに置いても問題ありませんか?
A. 分野や規模によって要件は変わりますが、少なくとも次の点は意識すべきです。
- 日本の個人情報保護法上の義務
- 利用目的の明示
- 安全管理措置
- 第三者提供に関するルール など
- サーバー設置国のデータ保護法
- EU圏ならGDPR、その他の国にも固有のルールがあります。
- 利用規約・プライバシーポリシーでの説明
- 「どの国のサーバーに保存されるか」
- 「どのような安全対策を行っているか」
実務では、
扱うデータの種類(住所・健康情報・金融情報など)によって求められるレベルが変わるため、
ビジネスとして運営するなら、法務・セキュリティの専門家と方針を決めるのが安全です。
サービス選び・利用シーンに関するQ&A
海外レンタルサーバーの市場シェアの目安と有名事業者
Q. 海外サーバーで「有名どころ」はどこですか?
統計の取り方で順位は変わりますが、
ホスティング/ドメインの分野で名前がよく挙がる事業者としては、たとえば次のような会社があります。
- Bluehost
- SiteGround
- Hostinger
- DreamHost
- GoDaddy
- IONOS
- HostGator
- A2 Hosting など
どれが「一番良いか」ではなく、
ターゲット地域・予算・用途(ブログ/EC/SaaSなど)に合うかどうかで選ぶのがポイントです。
無料海外サーバーを選ぶときに確認すべきポイント
Q. 無料の海外サーバーってどうなんでしょう?
無料ホスティングを試すなら、最低限これだけは確認してください。
- 商用利用が許可されているか
- 広告が自動挿入されるかどうか
- ディスク容量・転送量の上限
- サービス終了や仕様変更のリスク(最近更新されているか)
- サポートが一切ない前提でも耐えられるか
基本的には、
- 学習・検証用 → 無料でもOK
- 収益化・ビジネス目的 → 最初から有料を使う
くらいの切り分けで考えると失敗しにくいです。
どんな人・どのようなサイトに海外サーバーが向いているか
Q. 海外サーバーが向いているのはどんなケースですか?
ざっくりまとめると、以下のような人・サイトです。
- 海外ユーザーがメインのWebサイト・ECサイト
- 英語や多言語で情報発信し、海外SEOを重視したいメディア
- 北米・欧州・アジアなど、特定地域に拠点を置きたいサービス
- インフラ面を含めてグローバル展開を見据えている企業・個人
逆に、
- 日本語だけ
- 日本在住ユーザーがほとんど
- 技術・英語にあまり自信がない
といった場合は、国内サーバーの方がトータルで楽で安全なことが多いです。
国内企業が運営する海外サーバーを選ぶメリット・安心感
Q. 日本の会社が提供する「海外ロケーションサーバー」を選ぶメリットは?
利点は、ざっくり言うと「インフラは海外、サポートは日本語」というハイブリッドにあります。
- 管理画面・サポートが日本語
→ 英語サポートの壁を避けられる - 請求・契約条件が日本語で明記されている
→ 自動更新・解約条件を理解しやすい - サーバー自体は海外データセンター
→ 海外ユーザー向けの表示速度・SEOメリットも狙える
「海外ユーザー向けにサイトを出したいが、英語と海外決済が不安」という人にとって、
国内企業の海外ロケーションプランは“間をとる選択肢”として非常に有効です。
このQ&Aパートを記事に差し込んでおくと、
読者が「自分のケースだとどうだろう?」と考えたときに、
そのまま答えを探せる“辞書的なセクション”として機能します。
まとめ|自分の用途に合わせて最適な海外レンタルサーバーを選ぼう
海外レンタルサーバーは、「海外だから特別」というよりも、ターゲットユーザーの場所と、サイトの目的に合わせて選ぶインフラの選択肢のひとつです。国内サーバーと比べて、料金・表示速度・表現の自由度・リージョンの選択肢などで有利になる一方、言語や時差、法律や為替の問題といった独自のハードルもあります。
大切なのは、次の3点をはっきりさせてからサービスを比較することです。
- 誰に向けたサイトか(日本/海外/両方)
- どこまでビジネス色が強いか(趣味・検証レベルか、本格的な集客・収益か)
- 自分やチームがどこまで技術・英語・法務に対応できるか
そのうえで、
- 海外ユーザー向けのブログやECサイト、多言語メディア → 海外サーバーや海外ロケーション付きプランが有力候補
- 日本向け中心・トラブル時の日本語サポート重視 → 国内サーバー、または日本企業が提供する海外拠点サーバー
- まずは練習・検証から → 無料プランや低価格プランで「試す」ことを前提に利用
といった形で、用途に応じた住み分けをしていくと判断しやすくなります。
また、海外レンタルサーバーを検討するときは、スペック表や月額料金だけで決めるのではなく、
- 支払い通貨・更新後の料金
- サポートの体制と言語
- SLA(稼働率保証)やバックアップ方針
- セキュリティ機能と法令順守の考え方
といった「長く運用する前提の条件」もセットで確認しておくことが、後悔しない選び方につながります。
最後に、海外サーバーは一度契約したら一生固定されるものではありません。小さく始めて、アクセスやビジネスの状況に合わせて、プラン変更やサーバー移転を検討していけば十分です。
自分のサイトの目的・成長イメージを言語化したうえで、「今の自分にとって一番リスクとリターンのバランスが良い海外レンタルサーバーはどれか?」という視点で選んでいきましょう。
