パルワールド×ConoHa入門|for GAMEとVPSの違い/最短10分で専用サーバーを作る方法と注意点
「パルワールド、友達と遊ぶのは楽しいけど……ホストが落ちると全員が強制終了。
“いつでも入れるワールド”にしたくて、専用サーバーを調べ始めたものの、こんなところで手が止まっていませんか?
「ConoHaの for GAME と VPS、結局どっちを選べばいいの?」
「サーバーって難しそう……コマンドなしで本当に作れる?」
「料金が不安。時間課金って結局いくらになるの?」
「IP:ポートって何? どこに入力するの?」
「接続できないって聞くけど、ポート・セキュリティが怖い」
「重い・落ちるって話もあるし、何GBを選べば快適?」
専用サーバーは、いちど作れれば「ホスト不在でも遊べる」「ワールドを24時間稼働できる」「拠点運営が途切れない」などメリットが大きい一方で、選び方を間違えると“作ったのに入れない”“重くて落ちる”“想定外の課金”といった失敗も起きがちです。
そこで本記事では、ConoHaでパルワールド専用サーバーを立てる人に向けて、
- for GAME と VPS の違い(どっちがあなた向きか)
- 最短10分で作る手順(初心者向けに迷わせない)
- プラン選びの目安(人数・遊び方から逆算)
- よくある落とし穴(接続情報/通信設定/更新・再起動)
を、できるだけ専門用語をかみ砕きながら整理します。
料金・仕様など変わりやすい情報は、公式の一次情報を前提に「どこを見れば確実か」も含めて解説するので、初めてでも安心して進められるはずです。
ConoHa VPS 公式サイト
この記事でわかること(先に結論)
ConoHaでパルワールドを遊ぶ最短ルートは「for GAMEのテンプレート」
結論から言うと、初心者がいちばん迷いにくいのは ConoHa for GAMEの「パルワールド専用プラン」+ゲームテンプレート です。理由はシンプルで、サーバー構築の“面倒な部分”を最初から省けるからです。
テンプレートを選ぶメリット
- クリック中心で起動まで進めやすい(OSインストールやSteamCMD手作業が基本不要)
- 必要な通信(ポート)を想定した初期設計になっていて、ゼロからの設定より事故が減る
- 料金も 「1時間単位」+「月額上限あり」 の考え方で把握しやすい(使いすぎ請求が起きにくい)
初心者がまずやること(迷子防止の順番) ✅
- ConoHa for GAMEで「パルワールド専用プラン」を選ぶ
- テンプレートでサーバー作成 → 起動
- サーバーのIPアドレスと接続ポートを控える(ここが最重要)
- 友達に共有する情報を整える(下でテンプレを用意します)
友達に送る情報テンプレ(コピペ用) 📩
- サーバーアドレス:
xxx.xxx.xxx.xxx - ポート:
8211(変更していなければこれ) - 合言葉(サーバーパスワード):
(あなたが設定したもの) - 注意:バージョン違いだと入れないので、更新後は一度再起動する
※設定ファイルを触ったり、データをアップロードしたくなった場合は SSH/SFTPの許可設定(セキュリティグループ追加) が必要になることがあります。初心者のうちは「必要になったら追加」でOKです(最初から開けっぱなしにしないほうが安全です)。
ConoHa for GAME 公式サイト
迷ったらこのプラン:人数・遊び方別の目安
プラン選びで大事なのは「最大人数」よりも、ワールドの進み具合と拠点の規模です。パルワールドは遊び込むほど保存データやAI処理が増えやすく、メモリ不足=ラグやクラッシュの原因になりがちです。
まずは、公式の“専用サーバー要件”に沿って考えるのが安全です。目安として メモリ16GBが基準、安定重視なら32GB以上という考え方が基本になります。
ConoHa for GAME(パルワールド専用プラン)の主な仕様(共通)
- CPU:4コア
- ストレージ:NVMe SSD 100GB
- 課金:時間課金+月額上限あり(月額を超える請求は発生しない設計)
人数・遊び方別のおすすめ(迷ったらここ)
| 目安 | おすすめメモリ | 向いている遊び方 | コメント |
|---|---|---|---|
| お試し・少人数(2〜4人) | 8GB | まず動かしたい/短時間プレイ中心 | 起動はできるが、進行が進むと重くなりやすい |
| 標準(4〜8人) | 16GB | ふつうに拠点づくり・周回もしたい | “まずこれ”の無難ライン |
| 安定重視(8〜16人/拠点大) | 32GB | 拠点が増える・稼働時間長め | カクつき・落ち対策として強い |
| 大人数・長期運用(16人〜) | 64GB | 長期運用/大型拠点/イベント的運用 | 余裕を持って運用したい人向け |
迷ったときの決め方(失敗しない)
- 「短期のお試し」→ 8GBで開始 → きつくなったら上げる
- 「友達と普通に遊ぶ」→ 最初から 16GB
- 「落ちるのが嫌・長く遊ぶ」→ 32GBが安心
- 「大人数で常設したい」→ 64GBも検討
よくある失敗は「接続情報」と「通信(ポート/セキュリティ)」
ここが一番つまずきます。原因は大体この2つに集約されます。
1) 接続情報ミス(いちばん多い)
チェックリスト ✅
- IPアドレスは合ってる?(古いIPを送ってない?)
- ポート番号は合ってる?(基本は 8211)
- 入力形式は
IP:ポートになってる?(例:xxx.xxx.xxx.xxx:8211) - サーバーは起動中?(停止・再起動直後は入れないことがある)
- 参加者側のゲームが更新されている?(バージョン差で弾かれやすい)
コツ
最初は「自分が入れるか」を確認してから、友達に共有すると事故が減ります。
2) 通信設定ミス(ポート/セキュリティ)
ConoHaではセキュリティの都合で、必要な通信だけ通す(それ以外は制限) という設計が基本です。ここを知らないと「サーバーは動いてるのに入れない」が起きます。
最低限おさえるポイント 🔐
- パルワールドは基本的に UDP 8211 を使います
- ConoHaのゲーム用セキュリティグループには、パルワールド向けのポート定義が用意されています(例:8211/UDP など)
- 設定ファイル編集のためにSSH/SFTPを使う場合は、SSH用の許可を“必要な時だけ”追加する(常時開放は避ける)
“入れない時”の切り分け(最短) 🧭
- 自分も入れない → サーバー停止/再起動中 or ポート/セキュリティ設定の可能性大
- 自分は入れるが友達が入れない → IP:ポートの伝達ミス or 友達側の入力/更新が原因のことが多い
- 夜だけ重い/落ちる → スペック不足(特にメモリ)の可能性が高い(プラン見直しが早い)
ワンポイント(初心者がやりがちなNG)
- 最初から色々なポートを開ける → ❌(安全性が下がり、管理も難しくなる)
- 必要になったら「目的のポートだけ」追加 → ✅(運用がラクで安全)
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そもそも「パルワールドの専用サーバー」とは
公式マルチとの違い(ホスト型/専用サーバー型)
パルワールドのマルチは、大きく分けて ホスト型(手軽な協力プレイ) と 専用サーバー型(サーバー常設) の2つがあります。
「ConoHaで立てる」のは基本的に、後者の 専用サーバー型(=ゲーム機やPCとは別の場所でサーバーを動かす)です。
ホスト型(協力プレイ)のイメージ
- 誰か1人が“親”になり、その人のワールドに参加者が入る方式
- 参加には 招待コード などを使うことが多い
- 親がゲームを終了するとワールドも止まる(=遊べなくなる)
- 快適さは 親のPC性能・回線品質 に左右されやすい
初心者にとってのメリット
- 無料で今すぐ始められる
- サーバー管理(設定・バックアップなど)をほぼ意識しなくていい
気をつけたいポイント
- 遊べる時間が 親の在席時間に依存 する
- 途中で落ちたり重くなった時、原因が「親の環境」なのか「ゲーム側」なのか切り分けにくい
専用サーバー型(=ConoHaで立てる形)のイメージ
- ゲームクライアントとは別に、サーバーが独立して動く方式
- 参加は IPアドレス+ポート番号 で接続するのが基本
- ホストがログインしていなくてもワールドが稼働できる
- 人数枠を大きく取りやすく、コミュニティ運用にも向く
初心者にとってのメリット
- いつでもログインできる拠点(ワールドの常設)が作れる
- 遊ぶ人が増えても運用を続けやすい
- 「サーバー側で設定・再起動・バックアップ」などを管理しやすい(サービスによっては画面操作で可能)
気をつけたいポイント
- サーバー費用がかかる(ただしConoHaは“使った分”の考え方で始めやすい)
- 最低限、接続情報(IP・ポート・パス) の共有が必要
ざっくり比較(迷ったらここだけ見ればOK)
| 比較ポイント | ホスト型(協力プレイ) | 専用サーバー型(ConoHaなど) |
|---|---|---|
| 始めやすさ | とても簡単(すぐ遊べる) | 簡単〜普通(作成・接続情報の共有が必要) |
| ワールドの稼働 | 親がプレイ中だけ | 24時間稼働も可能 |
| 快適さ | 親のPC/回線に依存 | サーバースペックに依存(選びやすい) |
| 人数 | 少人数向けになりがち | 多人数運用に向く |
| 管理 | ほぼ不要 | 再起動・設定・バックアップ等が発生しやすい |
※人数上限はモードやアップデートで変わる可能性がありますが、一般に「協力プレイは少人数」「専用サーバーは多人数」で設計されます。
専用サーバーが向く人・向かない人
向く:長時間・人数多め・ワールドを常時稼働したい
次のうち 2つ以上当てはまるなら、専用サーバーの満足度は高いです。
- 平日も週末も、各自の好きな時間にログインしたい
- 参加者が増える予定(友達の友達が来る、コミュニティ化する)
- 拠点や施設を作り込みたい(進行が進むほど負荷が増えやすい)
- 「今日は誰がホスト?」問題をなくしたい
- 落ちた/重い時に、サーバー再起動などで対処したい
- ワールドを残して長期運用したい(引っ越し・バックアップも視野)
ConoHaとの相性が良いパターン
- クリック中心で立ち上げたい(テンプレート運用)
- 「管理を難しくしたくない」けど「常設はしたい」
向かない:短時間・固定メンバーのみ・設定を触りたくない
次のどれかが強いなら、まずはホスト型で十分なことが多いです。
- 週1回、決まった時間だけ集まれればOK
- 参加者は2〜3人で固定、増やす予定がない
- サーバー費用はできるだけかけたくない
- 設定・再起動・バックアップなど、管理っぽいことを避けたい
- オフライン中心で、たまに一緒に遊べればいい
おすすめの始め方(失敗しにくい)
- まずホスト型で遊び、
「ログイン時間が合わない」「人数が増えた」「拠点が重い」
となった段階で専用サーバーへ移行すると、ムダが少ないです。
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ConoHaで建てる方法は2択:for GAME と VPS
ConoHa for GAME:テンプレートで“ほぼクリックだけ”
初心者がいちばん迷いにくいのは ConoHa for GAME(ゲーム向け) です。
理由は、ゲーム用のテンプレート(Palworld)を選ぶだけで、構築作業を大幅に省けるからです。
for GAMEが向いている人(結論)
- コマンド操作は避けたい(まず遊びたい)
- 友達とマルチを早く始めたい
- 料金が「使った分」で分かりやすいほうがいい
for GAMEで“実質ここだけ”押さえればOKなポイント
- 作成後に控えるのは IPアドレス(+必要ならポート番号)
- 接続の基本は
IP:ポート(パルワールドは通常 UDP 8211 がデフォルト) - 初心者の事故が多いのは、設定よりも 共有した接続情報の打ち間違い です
パルワールド専用プランの特徴(for GAME内の“最短ルート”)
- 初期費用:無料/最低利用期間:なし
- 1時間単位の時間課金+月額上限あり(上限を超えて請求されない)
- プランは 8GB / 16GB / 32GB / 64GB(CPUは4コア・SSD 100GBの構成)
迷ったら、公式要件(メモリ16GB、安定は32GB以上推奨)に沿って 16GB以上から選ぶのが安全です。
「とりあえず動かす」だけなら8GBでも起動はできますが、進行が進むほどメモリ不足で落ちやすくなります。
for GAMEの注意点(初心者がハマりやすい)
- “簡単”とはいえ、トラブルの9割はここ👇
- IPを間違えた(再作成後に変わっているのに古いIPを送った等)
- 通信(ポート/セキュリティ)が想定どおりに許可されていない
- サーバー運用を続けるなら、最低限は
再起動の手順/アップデートのタイミング/バックアップの考え方
を押さえると安心です(後の章で詳しく扱う想定)

ConoHa VPS:自由度は高いが手順と運用が増える
次に ConoHa VPS(汎用VPS) です。これは「自分でサーバーを作るための“素の箱”」に近く、自由度が高い代わりに、やることが増えます。
VPSが向いている人(結論)
- Linux操作やコマンドに抵抗がない(または学びたい)
- 自動再起動・監視・自動バックアップなど“運用”まで作り込みたい
- パルワールド以外にも、同じVPSで別用途(別ゲーム/ツール)を動かしたい
- CPU・メモリ構成をより細かく選びたい(プランの幅が広い)
VPSで最低限増える作業(ざっくり全体像)
- VPSを作成(OS選択:Linuxなど)
- セキュリティグループで通信を許可(例:UDP 8211)
- Palworld専用サーバーをインストール
- SteamCMDで導入する、または公式Docker等を使う、など
- 自動起動・更新・バックアップ設計
- ここを作るほど安定する一方、作業量は増える
VPSの注意点(初心者が詰まりやすい)
- 「サーバーは起動しているのに入れない」=だいたい UDP 8211の許可漏れか設定ファイルの不整合
- ストレージが遅い/不安定だとセーブ破損リスクが上がるため、SSD前提で考えるのが無難
- 公式要件の観点では、少なくとも CPU 4コア以上/メモリ16GB以上(安定は32GB以上) が目安
→ VPSのプラン選びも、ここから逆算すると失敗しにくいです

どっちを選ぶ? 目的別の判断フローチャート
迷ったら、次の順で判断するとブレません。
判断フロー(おすすめの決め方)
- Q1:コマンド操作なしで、早く遊びたい?
- はい → ConoHa for GAME
- いいえ → Q2へ
- Q2:自動バックアップや監視など、運用も自分好みに作りたい?
- はい → ConoHa VPS
- いいえ → Q3へ
- Q3:パルワールド以外にも同じサーバーで何か動かす予定がある?
- はい → ConoHa VPS
- いいえ → ConoHa for GAME(手間が少なく現実的)
結局どれが“初心者向け”か(超要約)
- 手軽さ・最短ルート重視:for GAME(テンプレート)
- 自由度・運用の作り込み重視:VPS
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料金とプランの選び方(時間課金・月額上限も整理)
時間課金の考え方:月のプレイ時間からざっくり試算する
ConoHaの「パルワールド専用プラン」は 時間課金(1時間単位) で、使った時間に応じて料金が増える仕組みです。
ただし後述のとおり 月額の上限があるため、長時間運用でも青天井にはなりません。
まずは公式の単価を把握しておくと迷いません(※表示は税込)。
| メモリ | 時間単価 | 月額上限 | CPU / SSD |
|---|---|---|---|
| 8GB | 7.3円/時 | 4,356円/月 | 4コア / NVMe SSD 100GB |
| 16GB | 16.0円/時 | 9,643円/月 | 4コア / NVMe SSD 100GB |
| 32GB | 36.5円/時 | 21,876円/月 | 4コア / NVMe SSD 100GB |
| 64GB | 72.9円/時 | 43,753円/月 | 4コア / NVMe SSD 100GB |
試算のやり方はシンプルです👇
- 月の稼働時間(h) × 時間単価(円/時)
- ただし 月額上限を超えた分は請求されない(=上限で頭打ち)
月の稼働時間を見積もるコツ(ざっくりでOK)
- 「遊ぶ日数 × 1日あたりの稼働時間」
- 例)週末だけ:週2日×4時間 → 月8日×4時間=約32時間
- 例)ほぼ毎日:25日×3時間=約75時間
- 例)常時稼働:24時間×30日=720時間
例:よくある遊び方の目安(上限前の概算)
※“だいたいこのくらい”の感覚をつかむ用です(実際は端数処理などで差が出ます)
| 稼働時間/月 | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
|---|---|---|---|---|
| 40時間 | 約292円 | 約640円 | 約1,460円 | 約2,916円 |
| 120時間 | 約876円 | 約1,920円 | 約4,380円 | 約8,748円 |
| 240時間 | 約1,752円 | 約3,840円 | 約8,760円 | 約17,496円 |
| 720時間(常時稼働) | 4,356円(上限) | 9,643円(上限) | 21,876円(上限) | 43,753円(上限) |
ここで大事なのは、「常時稼働=ほぼ月額固定」になる点です。
上限に到達する目安は各プランとも おおむね約600時間前後なので、
- 週末だけ・夜だけ遊ぶ → 時間課金が効いて安い
- みんなが好きな時に入れる常設 → 上限=実質月額(安心して運用)
というイメージでOKです。
8GB/16GB/32GB/64GBの違いを“体感”で説明
この専用プランは CPU/SSDが共通なので、体感差の中心はほぼ メモリ(RAM)です。
メモリが足りないと、次のような症状が出やすくなります。
- 参加人数が増えると 急にカクつく
- 拠点が育つほど 処理落ち・ワープ・巻き戻りが増える
- 最悪、落ちる(強制終了)/再起動が必要になる
「人数」だけでなく、拠点の規模・パルの数・稼働時間の長さでも負荷が上がるのがポイントです。
軽めに始める:まずは低め→重くなったら増強
- 8GBは「まず動かす」「短期イベント」「少人数で軽く」なら候補
ただし、進行が進む(拠点が育つ/自動化が増える)と重くなりやすいので、長期運用には不安が残ります。 - 16GBは「迷ったらこれ」にしやすい現実解
少人数〜中人数で普通に遊ぶなら、最初からここにしておくとストレスが減ります。
目安の考え方
- “いったん試す”なら 8GB
- “ちゃんと遊ぶ”なら 16GB以上
安定重視:最初から余裕を持つ
- 32GBは「重さの不安を減らす」方向の強化
拠点が大きくなる、参加者が増える、常時稼働したい──このあたりを想定するなら、初手32GBは安心です。 - 64GBは「大人数・長期・常設」向け
コミュニティ運用や、拠点をかなり作り込む前提なら検討価値があります。
選び方の一言まとめ
- 成長するワールド(=負荷が増える)ほど、“後から困る”より“最初に余裕”が効きます。
- ただし、短期なら時間課金が活きるので、まず16GBで様子見→必要なら上げるという発想も合理的です。
月額の“上限”と課金の注意点(想定外の請求を防ぐ)
月額上限があるとはいえ、初心者がハマりやすい「見落としポイント」があります。ここだけ押さえると安心です。
注意1:このプランは“時間課金のみ”
- パルワールド専用プランは 時間課金のみで、別の割引形態が使えない点があります。
→ その代わり、上限があるので「長時間=上限で固定」に近い運用ができます。
注意2:上限は“サーバー1台ごと”
- 友達用に複数サーバーを立てると、その分だけ上限も積み上がります。
→ まずは 1台運用を徹底すると管理も支払いもシンプルです。
注意3:端数処理で数円ズレることがある
- 表示は税込でも、税の端数処理などで 表示価格と請求額に差が出る場合があります。
- また、時間単価に小数があるプランは、請求時の端数処理ルールが明記されています。
→ 試算は「ピッタリ一致」より “だいたい合う”で考え、数十円程度のバッファを持つのが安全です。
注意4:オプションは別料金になり得る
- 追加ストレージやバックアップ系など、必要に応じて有料オプションが存在します。
→ まずは標準構成で運用し、「バックアップを自動化したい」など目的が出てから追加するとムダが少ないです。
想定外請求を避けるチェック(これだけ) ✅
- サーバーは1台だけで開始する
- 「常設したいのか/遊ぶ時だけなのか」を決めて稼働時間を見積もる
- 料金は 月額上限までと理解して、上限に近づく運用なら“実質月額”として家計管理する
- オプションを入れる前に、必要性を一度言語化する(「何のために?」)
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事前準備チェック(ここでつまずく人が多い)
Steam版/他プラットフォームの前提確認
最初にここを揃えるだけで、「接続できない」「検索に出ない」系のトラブルが激減します。
1) 参加メンバーの“遊ぶ版”を確認する(超重要)
- Steam版(PC)
- Xbox(本体)/Microsoft Store版(PC)
- PS5版
- Mac版
パルワールドのサーバーは複数プラットフォームに対応していますが、Xbox版やPS5版から参加したい場合は“コミュニティサーバー”として公開する必要があります(サーバー一覧に出る形)。
逆に、Steam版だけで遊ぶなら IP:ポート直打ち(専用サーバー接続) の運用でも問題になりにくいです。
2) “クロスプレイで混ぜるか”を決める
- 混ぜない(Steamだけ等)→ まずはシンプルに運用しやすい
- 混ぜる(Steam+Xbox/PS5など)→ コミュニティサーバー公開が前提になりやすい
※「友達がコンソール勢だった」を後から知って作り直すのが、初心者あるあるです
3) バージョン差対策:更新のタイミングを揃える
- マルチはクライアント(各自のゲーム)とサーバーのバージョンがズレると入れないことがあります
- ConoHa(Palworld manager)運用の場合、サーバーは起動時に更新の有無を確認して、可能なら更新する設計です
→ 「アップデート来た?」の日は、サーバーを一度停止→起動までやると噛み合いやすいです
必要な情報:サーバーIP・ポート・パスワード・管理用パス
「何を控えて、何を誰に渡すか」が整理できていないと、設定そのものより先に詰まります。
初心者向けに、“用途別に4点セット”で覚えるのがおすすめです。
A) みんなに共有する情報(参加用)
- サーバーIPアドレス(ConoHaのサーバー詳細に表示)
- ポート番号(基本は 8211/UDP。変更していなければ8211で考えてOK)
- サーバーパスワード(任意):参加者を絞るための合言葉
- 付けない運用もできますが、公開サーバー運用なら基本は設定推奨です
B) 管理者だけが持つ情報(管理用)
- 管理用パスワード(AdminPassword):ゲーム内で管理コマンドを使うための鍵
- “強い権限”なので、むやみに共有しない
- rootパスワード:ConoHaの管理画面(Palworld manager)に入るためのログイン用
- Palworld managerは、ユーザー名が「root」固定で、サーバー追加時に決めたrootパスワードでログインします
- これを忘れると、基本的に「思い出す」手段はなく、再構築が必要になるケースがあります
パスワードの種類が混ざる人向け:整理表
(“名前は似てるけど役割が別物”です)
| 種類 | 役割 | 共有範囲の目安 |
|---|---|---|
| サーバーパスワード(ServerPassword) | 参加時の合言葉(入室制限) | 参加メンバー全員 |
| 管理用パスワード(AdminPassword) | 管理コマンド用(強い権限) | 管理者のみ |
| rootパスワード | ConoHa管理画面(Palworld manager等)ログイン | 絶対に管理者のみ |
参加者に送るコピペ例(迷子防止)
- サーバー:
IPアドレス:8211 - 合言葉:
(ServerPassword) - 注意:入れない時は「アップデート後の再起動」と「入力ミス」を先に疑う
最低限のセキュリティ(強いパスワード・管理権限の扱い)
サーバーを立てた直後は、ゲーム設定より先に “守りの初期設定”を終えるのが安全です。
難しいことは不要で、次の3つだけでOKです。
1) パスワードは“強さ”より“運用”が大事
- 文字数は12文字以上を目安(長いほど安全)
- 英大文字・英小文字・数字・記号を混ぜる(可能な範囲でOK)
- 使い回さない(特にroot/管理系は使い回し厳禁)
- 共有は「テキストでベタ貼り」より、できれば一時的な共有手段を使う
2) 管理権限(AdminPassword)は“渡さない”が基本
- 管理コマンドは、荒らし対策にも便利ですが、同時に事故の原因にもなります
- ルール例(初心者でも揉めない)
- AdminPasswordは管理者だけ
- 設定変更は「変更内容→共有→実施→再起動→確認」の順
- ゲーム内の強制操作(キック等)はログ・理由を残す
3) 通信は“必要なものだけ”許可する
ConoHaではセキュリティグループで通信を制御します。
パルワールド用の定義(例:8211/UDP など)が用意されているので、むやみに穴を増やさないのがコツです。
- まずは Palworld用のセキュリティグループを適用する(必要ポートがまとまっていて安全)
- SSHやSFTPなど「サーバー内部を触る操作」は、必要になった時だけ許可する
(Palworld manager運用なら、SSHはデフォルトOFFのため、初心者は“触らない”選択がしやすいです)
小さなチェック(これだけで安全度UP) ✅
- サーバーパスワードを設定した
- AdminPasswordは管理者以外に渡していない
- rootパスワードは強くして、控えを安全に保管した
- 不要な通信(SSH等)を開けっぱなしにしていない
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【初心者向け】ConoHa for GAMEでの立て方(テンプレート手順)
手順1:ConoHaのコントロールパネルでサーバーを追加
まずは「ゲーム用サーバーを作る画面」まで進みます。ここは迷いやすいので、見る場所だけ固定して覚えるのがコツです。
やること(最短ルート)
- ConoHaにログイン
- 上部(またはサービス選択)で 「GAME」 を選択
- 左メニュー(またはボタン)から 「サーバー追加」 をクリック
つまずきポイント
- 「VPS」側で作ってしまう
→ 今回はテンプレートで簡単に立てたいので、必ず「GAME」側から始めます。
手順2:ゲームテンプレートからパルワールドを選択して作成
ここでは「テンプレート」と「スペック(メモリ)」の2点を決めればOKです。
初心者はオプションを盛りすぎず、まず動く構成を優先すると失敗しません。
やること(チェックリスト)✅
- イメージタイプ(またはテンプレート種別)で 「ゲーム」 を選ぶ
- 一覧から 「Palworld」 を選択
- プラン(メモリ)を選ぶ
- サーバー名(ネームタグ)を付ける(後で探しやすい名前)
- rootパスワードを設定して作成(後で管理画面ログインに使う)
プラン(メモリ)の選び方だけ先に結論
- 迷ったら 16GB(“普通に遊ぶ”ならストレスが少ない)
- 安定重視・常設・人数増えそう → 32GB以上
- お試し短期 → 8GB(ただし進行が進むほど重くなりやすい)
rootパスワードの注意(超重要)🔐
- 後で管理画面に入る鍵です。忘れると再構築が必要になるケースがあります。
- 12文字以上+英数+記号を目安に、必ず控えて保管しましょう。
手順3:IPアドレスを確認して控える(接続の要)
サーバーができたら、次にやるのは設定より先に IPアドレスを控えることです。
ここを飛ばすと「どこに接続するの?」で止まります。
やること(最短)
- 「GAME」→ 左メニュー 「サーバー」 を開く
- 作成したサーバーを見つける
- IPアドレスをコピーしてメモする
控えるべき情報(この2つだけでOK)
- IPアドレス:例
xxx.xxx.xxx.xxx - ポート:基本は 8211(変更していなければこれ)
初心者あるある(防止策)
- サーバーを作り直した後に、古いIPを友達に送ってしまう
→ 共有の前に、必ず「今のIP」をもう一度コピーするのが安全です。
手順4:通信設定(セキュリティグループ)を確認
「サーバーは起動しているのに入れない」原因で多いのがここです。
ただしテンプレート利用なら、基本は “適切な設定が最初から付いている” ことが多いので、初心者は「確認して終わり」でOKです。
ここだけ確認すればOK(要点)✅
- サーバーに Palworld用のセキュリティグループが適用されているか
- そのグループに 8211/UDP(+必要に応じて管理用の通信)が含まれているか
大事な考え方
- “開ければ開けるほど便利”ではなく、必要な通信だけ許可が基本です。
- SSHなどの追加開放は、必要になってからで十分(最初は触らないほうが安全でラク)。
手順5:初回起動〜接続確認まで(最初の10分でやること)
最後は「起動したらゲームで入れる状態になっているか」を確認します。
ここまでできれば、友達に情報を渡して合流できます。
最初にやること(順番が大事)🧭
- サーバーが 起動中(稼働中) になっているか確認
- コントロールパネルから 管理画面(Palworld manager) を開く
- ログイン(ユーザー名:
root/パスワード:作成時のrootパスワード) - 最低限の項目だけ設定して保存
- ゲーム側で接続テスト → 問題なければ友達に共有
Palworld managerで“最初に触るのはここだけ”
- サーバー名(表示名)
- 参加用パスワード(必要なら設定)
- 管理用パスワード(AdminPassword:管理者のみ保管)
- 公開方法(コミュニティサーバーとして公開するか/身内用か)
※設定変更後は、内容によって 再起動が必要なことがあります。
「反映されてない?」と感じたら、まずは再起動を1回入れると切り分けが早いです。
接続テスト(自分で入れるか確認)
- ゲーム内の参加方法で、サーバーアドレスに
IP:8211を入力 - パスワード設定している場合は入力
- 入れたら成功。次に友達へ共有します
友達に送る情報テンプレ(コピペ用)📩
- サーバー:
IPアドレス:8211 - 合言葉(設定している場合):
xxxxx - 入れない時:入力ミス→再起動→アップデートの順で確認してみて
ConoHa VPS 公式サイト
サーバーへの入り方(参加手順を迷わせない)
接続に必要な形式:IP:ポート(例)と入力場所
ConoHaで立てたパルワールドの専用サーバーは、基本的に 「IPアドレス:ポート番号」 で接続します。
初心者がつまずくのは「どこに入力するの?」なので、まずは“入力場所”を固定で覚えるのがコツです。
接続で使う形式(これだけ覚えればOK)
- 例:
203.0.113.10:8211 :(コロン)で IP と ポート をつなげます- ConoHa for GAMEのテンプレ運用なら、ポートは通常 8211 で考えてOKです
ゲーム内での入力場所(Steam版の定番)
- パルワールドを起動 → タイトル画面へ
- 「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」 を選ぶ
- サーバー一覧の 画面下部にある入力欄 に
IP:ポートを入力 - 「接続」 を押す
- うまくいけばキャラクター作成やロード画面に進みます
よくある入力ミス(先に潰す)
IP 8211のようにスペースで書いてしまう → ❌(必ず:でつなぐ)8211を入れ忘れる → ❌(一覧検索ではなく“直打ち”なので必要)- コピペしたつもりが末尾に余計な文字が入っている → ❌(改行・空白に注意)
うまく入れない時の最短チェック ✅
- サーバーは 起動中?(停止・再起動直後は入りにくいことがあります)
- 自分の入力は IP:8211 になってる?
- アップデート後なら、サーバー側も更新・再起動できている?
パスワード設定の基本(公開用・管理用の分離)
パルワールド(ConoHaのPalworld manager含む)では、パスワードが“似た名前で2種類”あるのが混乱ポイントです。
ここは 目的で分けて運用すると、トラブルと揉め事を一気に減らせます。
パスワードは2系統で考える
- 参加用(ServerPassword):サーバーに入るための合言葉
- 身内サーバーでも、荒らし対策として設定しておくと安心です
- 管理用(AdminPassword):管理コマンド等の“強い権限”に使うパスワード
- 基本は管理者だけが持ち、むやみに共有しません
初心者向けのおすすめ運用ルール
- 参加用は「メンバー全員に共有」してOK
- 管理用は「管理者だけ」で保管
- 変更が必要なときは、次の順番にすると事故が少ないです
- 変更内容をメモ(何を、なぜ変えるか)
- 設定変更
- 必要なら再起動
- 自分で接続確認
- メンバーへ案内
パスワード強度の目安(難しく考えなくてOK)
- 12文字以上を目安
- 英大文字・英小文字・数字を混ぜる(可能なら記号も)
- 使い回しは避ける(特に管理用)
友達に共有する情報テンプレ(コピペ用)
「どれを送ればいい?」が毎回ブレないように、コピペ前提でテンプレ化しておくとラクです。
“参加用だけ”に絞ってあるので、管理系の情報を誤って流す事故も防げます。
共有テンプレ(参加用) 📌
- サーバーアドレス:
xxx.xxx.xxx.xxx:8211 - 参加パスワード(設定している場合):
xxxxxxxx - 入れない時:
- ①入力が
IP:8211になってるか確認 - ②一度タイトルに戻って再接続
- ③それでもダメなら教えて(サーバー再起動/更新確認する)
- ①入力が
管理者だけの控え(これは送らない)
- AdminPassword(管理用)
- ConoHa側のログイン情報(rootパスワード等)
ConoHa VPS 公式サイト
サーバー設定の変え方(遊びやすさに直結)
難易度・経験値・ドロップ率など“よく触る項目”一覧
ConoHa for GAME(Palworld manager)なら、画面から数値を変えるだけで遊びやすさを調整できます。
ただし、反映の基本は「停止 → 変更 → 起動」です(起動したまま変更すると反映されない原因になります)。
まず押さえる手順(これだけでOK)
- Palworld managerにログイン
- Palworldサーバーを停止
- 変更したい項目を編集して保存
- Palworldサーバーを起動
- 自分で接続して、意図どおりか確認
触る頻度が高い設定(おすすめ順)
下の表は「初心者が触って満足度が上がりやすい」順でまとめています。
※名称は管理画面や設定ファイルで見かける“パラメータ名”も併記しています。
| 目的 | 代表的な項目 | 何が変わる? | 迷ったときの考え方 |
|---|---|---|---|
| レベル上げを楽に | ExpRate | 経験値の入りやすさ | 忙しい人ほど上げる(上げすぎると進行が一気に飛ぶ) |
| 周回の手間を減らす | CollectionDropRate / EnemyDropItemRate | 採集量・ドロップ量 | 素材集めが“作業”に感じたら上げる |
| 夜が長い問題を解消 | DayTimeSpeedRate / NightTimeSpeedRate | 昼夜の進み方 | 夜が邪魔なら「夜だけ早く」がおすすめ |
| 拠点運営を快適に | WorkSpeedRate | 作業速度 | 拠点が回らない・待ち時間が長いなら上げる |
| 捕獲ストレスを減らす | PalCaptureRate | 捕獲しやすさ | 新規が多いサーバーほど上げると楽しい |
| “理不尽死”を軽く | DeathPenalty | 死亡時に落とすもの | 身内サーバーは軽めが揉めにくい |
| 侵攻(襲撃)を調整 | bEnableInvaderEnemy | 襲撃イベントの有無 | 建築・育成に集中したいならOFFもあり |
| 卵孵化の待ちを短く | PalEggDefaultHatchingTime | 卵が孵るまでの時間 | “待つだけ”が苦痛なら短縮する |
| バランスを丸ごと変える | PlayerDamageRateAttack/Defense / PalDamageRateAttack/Defense | 与ダメ・被ダメ | 上げ下げの影響が大きいので少しずつ |
注意して触る(負荷に直結しやすい)
- PalSpawnNumRate(パル出現数)
上げるほど賑やかになりますが、サーバー負荷が増えやすい設定です。動作が不安定になったら、まず戻すか、プラン増強を検討しましょう。 - BaseCampWorkerMaxNum(拠点パル数)/BaseCampMaxNum(拠点数)
拠点が増えるほどサーバーは重くなりやすいです。快適さ優先なら“上げすぎない”が正解です。
参加制御:パスワード/人数/公開範囲の考え方
ここは「荒らし対策」と「友達が迷子にならない」の両方に効きます。
初心者は、次の3点だけ決めれば十分です。
1) パスワードは2種類ある(混ぜない)
- 参加用パスワード(ServerPassword)
入室制限の合言葉。メンバーには共有してOK。 - 管理用パスワード(AdminPassword)
管理権限用。管理者だけが保持(基本は共有しない)。
運用ルール例(シンプルで揉めにくい)
- 参加用は共有、管理用は非共有
- 設定変更は「事前に一言」→「変更」→「再起動」→「確認」→「共有」
2) 人数は「最大同時接続」と「ギルド上限」を分けて考える
- ServerPlayerMaxNum:サーバーに入れる最大人数(ConoHaの管理画面では最大32まで設定可能)
- GuildPlayerMaxNum:ギルドの最大人数
おすすめの決め方
- “最大同時接続”は、実際のアクティブ人数に合わせる
(大きくしすぎても楽しくなるとは限らず、管理負担だけ増えがち) - ギルドは、固定メンバー中心なら大きく、入れ替わりが多いなら控えめに
3) 公開範囲は「身内」「コミュニティ公開」で設計が変わる
- 身内サーバー(非公開寄り)
- 合流の基本は「IP:ポート直打ち」+参加用パスワード
- サーバー一覧に載せない前提で、トラブルも少なめ
- コミュニティサーバー(公開寄り)
- サーバー名や説明文(ServerName / ServerDescription)を整える
- 外部公開に関する設定(PublicIP / PublicPort 等)が絡むことがある
- 公開しても、参加用パスワードは付けておくのが安全
さらに絞りたい場合(中級者向けの発想)
- “接続できるプラットフォーム”を制限する設定もあります(混在を避けたいときに有効)
再起動・停止・更新の運用ルール(トラブル予防)
設定や更新で揉めるサーバーは、だいたい「いつ誰が何を変えたか」が曖昧です。
そこで、最低限の運用ルールを決めておくと安定します。
おすすめ運用ルール(初心者向け)
- 変更は原則「管理者がまとめて」実施
- 変更前に、チャットで一言(5分でいい)
- 変更は“一度に1テーマ”
例:今日は経験値、次はドロップ、のように分ける(原因切り分けが楽) - 変更したら必ず再起動 → 管理者が接続テスト
- 大きくいじったら、元に戻せるようにメモしておく(簡易でOK)
ConoHa for GAMEの更新の考え方(重要)
- ConoHaのPalworldイメージは、サーバー起動時に更新の有無を確認し、可能なら更新する仕組みです。
つまり「更新したい日」は、管理画面から 停止 → 起動 が基本動作になります。 - 起動に時間がかかることがあるので、更新日は余裕を持った運用が安心です。
更新前にやること:バックアップ/告知/再起動順
更新や大きめの設定変更の前だけは、次の順番を“型”として固定すると安全です。
更新・大変更のテンプレ手順(コピペで運用できる)
- バックアップを取る
- Palworld managerの手動バックアップ機能を使う(名前に日付を入れると復元が楽)
- 可能なら自動バックアップもONにしておく
- 告知する
- 「何時から」「だいたい何分」「入れない間は何をしてね」を一言でOK
- 停止 → 起動(更新)
- 更新は起動時に走る前提で、まず停止してから起動
- 確認
- サーバーに入れるか(管理者が接続テスト)
- ワールドが巻き戻っていないか(拠点・所持品など)
- 問題があれば即リストア
- “悩む前に戻す”のが正解。原因調査は復旧してからでOKです。
ConoHa VPS 公式サイト
【引っ越し】他社サーバー・VPSからConoHaへワールド移行
移行前チェック:移せるもの/移せないもの
ConoHa for GAMEの「Palworld専用かんたんデータ移行」は、“すでに専用サーバーとして動いているPalworld” を、ConoHa側へ引っ越しさせるのが得意です。
まずは「自分の環境が対象か」をここで判定します。
| 区分 | 代表例 | だいたい移せる? | 理由(初心者向け) |
|---|---|---|---|
| 専用サーバー(Dedicated)→ 専用サーバー | 他社のPalworldサーバー、ConoHa VPSで建てたPalworld | 〇 | サーバーのワールドデータ一式を転送できるため |
| “ホスト型”のワールド → 専用サーバー | 友達のPCがホスト、公式マルチの部屋 | △ | 形式が違うので、変換・調整が必要になることがある |
| コンソール等のデータをそのまま | PC以外の保存形式 | △〜× | サーバー側がPC向け前提のケースが多い |
次に「移せるデータの中身」です。移行の成否は、どこまでを“正”としてコピーできるかで決まります。
基本的に引っ越し対象になるもの(重要度順)
- ワールドデータ(島・拠点・建築・配置など)
- プレイヤーデータ(プレイヤーごとの進捗)
- サーバー設定ファイル(難易度、経験値、ドロップ、最大人数、パスワード など)
引っ越しで変わる/引き継げないことが多いもの
- サーバーのIPアドレス(ConoHaに変わるので、友達への共有はやり直し)
- サーバー側のOSや周辺設定(監視・追加ツール等は別途再構築が必要な場合あり)
- “ホスト型→専用サーバー”における一部の扱い(例:プレイヤーIDのズレ等が起きることがある)
移行前に必ずやる安全策(ここだけは省略しない)✅
- 移行元でバックアップを取得(失敗時に戻せる状態を作る)
- 移行作業中は、移行元のPalworldサーバーを停止(データが書き換わると壊れやすい)
- 移行先(ConoHa)のストレージに、移行データが収まるか容量を確認
移行の全体像(必要情報と作業の流れ)
初心者が迷わないよう、先に“最短ルート”だけ示します。
ConoHa for GAMEには、サーバー作成時にスタートアップスクリプトで自動移行する方法があります。
最短ルート(ConoHaの「かんたんデータ移行」を使う)
ざっくり流れ(全体像)
- 移行元サーバー側の条件を満たす(SSH/停止/パスワード認証など)
- ConoHa for GAMEで Palworld サーバーを新規作成
- 作成時オプションで「〖Palworld専用〗かんたんデータ移行」を選び、必要情報を入力
- ConoHa側で転送→起動が完了したら、管理画面(Palworld manager)で結果を確認
- 参加テスト → 問題なければ切り替え(友達へ新IPを共有)
事前に揃える情報(入力ミスが一番多い)
ConoHaの移行スクリプトで入力するのは、次の4つです。
ここが揃っていれば、作業はかなりスムーズです。
- 移行元サーバーのIPアドレス
- 移行元サーバーの管理者ユーザー名(SSHでログインできるユーザー)
- 管理者パスワード(※鍵認証ではなく“パスワード認証”が前提)
- ディレクトリ(絶対パス)
- 目印:PalServer.sh が置いてある場所(ConoHaの案内がこの基準です)
移行元サーバー側の“条件チェック”(ここを満たさないと失敗しやすい)
ConoHaの自動移行は「ConoHa側から移行元へ取りに行く」動きになるため、移行元の準備が重要です。
移行元で必要な状態(チェックリスト)
- ポート 22 で SSH接続が可能
- Palworldサーバーが 停止している
- SSH認証方式が パスワード認証
- 転送データ容量が、移行先のストレージ内に収まる
うまくいかない時の現実的な代替案(初心者向け)
自動移行が通らない理由は、だいたい「SSH条件」か「ディレクトリ指定」のどちらかです。
その場合は、手動でセーブデータをSFTP転送して移す方法もあります。
手動移行の考え方(超シンプル)
- 移行元のセーブデータ(一般的に
Pal/Saved/SaveGames/0/配下)を丸ごと取得 - 移行先(ConoHa)の該当フォルダへ上書き
- サーバー起動 → 接続確認
※手動移行は環境差が出やすいので、初心者は「自動移行でダメだった時の保険」として覚えておくのがおすすめです。
移行後の確認:ワールド・プレイヤー・設定の検証
移行は「作業が終わった=成功」ではありません。
最低限の検証をしてから、完全に切り替えるのが安全です。
1) ワールド確認(まずは管理者だけで入る)
- サーバーに接続できる(
IP:8211など) - ワールドがロードできる
- 拠点・建築・配置が残っている
- 目立つ巻き戻りがない(昨日の拠点が消えた等)
2) プレイヤー確認(次に“複数人”で試す)
- 管理者以外も入れる(友達が入室できる)
- キャラの進捗が残っている(レベル・所持品など)
- もし“新規キャラ作成”になった場合
→ いったん慌てず、移行元のバックアップと照合(移行元が止まっていたか、コピー範囲が不足していないかをチェック)
3) 設定確認(遊びやすさが維持されているか)
- 難易度・経験値・ドロップ率など、よく触る設定が意図通り
- 参加用パスワード/管理用パスワードの動作
- 最大人数や公開範囲の設定
4) 切り替えルール(トラブルを減らす運用)
- いきなり旧サーバーを消さない
→ “新サーバーが安定した”と確認できてから解約・停止が安心 - 変更があるときは一言告知(5分でOK)
→ 「今から切り替える」「新IPこれ」だけでも混乱が激減します - 直後にバックアップを1回取る
→ “引っ越し直後の正常状態”を保存しておくと復旧が早いです
ConoHa VPS 公式サイト
【上級者向け】ConoHa VPSで建てる場合の要点
アプリケーションイメージを使う(最短のVPSルート)
ConoHa VPSには、Palworld専用サーバーをインストール済みの「アプリケーションイメージ」があります。
“VPSでやりたいけど、OSから全部は面倒”という人は、このルートが最短です。
このルートの強み
- インストール作業を省略でき、初期設定だけで起動まで進めやすい
- ConoHa側の手順が公式ガイド化されていて、迷子になりにくい
- (条件を満たせば)Palworld managerを使った管理ができる
導入前に知っておくべき前提(重要)
- ConoHa VPSでのPalworldイメージ提供は、VPSバージョン2.0前提です
- 利用できるプランや推奨メモリが明記されています
- “起動はできるが不安定”が起きやすいラインもあるので、最低でも16GB以上を目安にすると安定しやすいです
- “長期・拠点育成・人数増”を想定するなら、32GB以上が安心です
最短で迷わない手順の考え方(要点だけ)
- VPS追加で「アプリケーションイメージ:Palworld」を選ぶ
- メモリ(16GB/32GB…)を決める
- セキュリティグループで 8211/UDP(ゲーム接続)を通す
- 起動→
IP:8211で自分が入れるか確認 - 友達に共有(IP、ポート、参加パスワード)
ポイント:VPSでも“つまずきの9割”は ポート(8211/UDP) と IPの共有ミスです。
先に「自分が入れる」を確認してから共有すると、ほぼ事故りません。
OSから構築する場合に必要な知識(Linux/Firewall/ポート)
OSから作るのは自由度が高い反面、「どこが悪いか」を自分で切り分ける力が必要です。
初心者が詰まる箇所を、先に“必要知識”として整理します。
必須で押さえる3点セット
1) Linuxの基本操作
- SSHでログインして作業できる
- ファイル編集(例:
nano/vim)ができる - サービス起動・停止(例:
systemctl)の考え方が分かる
2) Firewallとセキュリティグループの関係
- ConoHa側:セキュリティグループ(外からVPSへ入る通信の許可/拒否)
- OS側:
ufw/iptablesなど(VPS内部での許可/拒否)
おすすめの考え方はシンプルで、まずはConoHaのセキュリティグループを正しく、次に必要ならOS側を調整です。
(両方で二重に閉じていると「開けたのに入れない」になりがち)
3) ポートの必須・任意を分ける
- 必須:8211/UDP(ゲーム接続。デフォルトで変更可能)
- 任意:公開の仕方によって増える(“サーバー一覧に出す”などの運用要件で変わることがあります)
- ConoHaのセキュリティグループ定義では、Palworld用に 8211/UDP と 60000/TCP が用意されています(※用途は運用形態によって確認)
「OSから構築」ルートで、実務的に増える作業
- Palworld専用サーバーの導入(SteamCMD等)
- 設定ファイルの管理(変更→反映→再起動)
- 自動起動(systemd化)
- ログの保存・ローテーション
- バックアップの設計(スナップショット or 定期コピー)
作業量の目安(ざっくり比較)
| ルート | 立ち上げ速度 | つまずきやすさ | 伸びしろ(運用の自由度) |
|---|---|---|---|
| アプリイメージ | 速い | 低め | 中(“用意された範囲で快適”) |
| OSから構築 | 遅め | 高め | 高(監視/自動化/最適化を作り込める) |
運用で差が出る:監視・自動再起動・ログ管理
VPS運用の満足度は、「建てた瞬間」ではなく、更新・負荷・トラブル時にどれだけ早く復旧できるかで決まります。
ここを仕組みにすると、上級者らしい“強いサーバー”になります。
1) 監視(最低限だけでOK)
見たい指標は3つ
- メモリ使用量:足りないとクラッシュしやすい(特に拠点が育つほど)
- CPU使用率:高止まりなら処理遅延(カクつき)の疑い
- ディスクI/O:セーブ時に重い・不安定なストレージは事故につながりやすい
おすすめの運用
- まずは簡易で良いので「異常を通知」できる状態にする
- 「週末だけ重い」などの体感も、グラフがあると原因が見えます
2) 自動再起動(落ちても復旧する仕組み)
- Palworldは更新や負荷で落ちることがあります
- そのたびに手動復旧だと運用が続きません
考え方(実装はお好み)
- systemdで プロセスが落ちたら再起動
- ただし“無限再起動ループ”を避けるために
- 再起動回数制限
- 直前ログの保存
をセットにするのが定石です
3) ログ管理(困った時に原因を残す)
最低限これだけ
- サーバーログの保存先を決める
- ログを増えっぱなしにしない(ローテーション)
- 「更新した日」「設定を変えた日」をメモ(簡単でOK)
トラブル対応が速くなる“小技”
- 設定変更は一度にやりすぎない(原因切り分けが崩壊します)
- 更新前にバックアップ(“戻せる”が最強の保険)
VPSの料金タイプも運用に直結する
ConoHa VPSは大きく 時間課金 と 長期割引(まとめトク) の考え方があります。
- 検証・短期イベント:時間課金(必要な期間だけ)
- 常設・長期運用:まとめトク(コストを下げたい時)
「最初は時間課金 → 安定運用の目途が立ったらまとめトク」という流れが、ムダが少ないです。
ConoHa for GAME 公式サイトConoHa VPS 公式サイト
接続できない・重い・落ちる:よくある原因と対処
症状別チェックリスト(まずここだけ見ればOK)
タイムアウト:通信設定(ポート/セキュリティ)・IP誤り
「接続できない」「タイムアウト」は、原因の大半が “入り口(IP/ポート)”か“通信の許可” です。
以下を上から順に潰すと、最短で復旧できます。
まず1分で確認(最優先) ✅
- サーバーは 起動中(停止中だと当然入れません)
- 入力が
IP:8211になっている(:を忘れない) - 送ってもらったIPが 最新(作り直し・再作成でIPが変わることがあります)
次に“通信”を確認(ConoHaで多い) ✅
- セキュリティグループに Palworld用(8211/UDP) が付いている
- ルールが IN(外部→サーバー) になっている
- IPv4で接続している(迷ったらまずIPv4前提でOK)
ありがちな落とし穴 ⚠️
- TCPで開けている(Palworldは基本 UDP 8211 が前提)
- セキュリティグループは作ったが、サーバーにアタッチしていない
- “コミュニティサーバーに表示されるのに入れない”
→ まずは一覧経由にこだわらず、IP直打ちで入れるかを確認すると切り分けが速いです
それでもダメなら(切り分け)
- 自分だけ入れない → 入れない人側の回線・入力ミス・アップデート差の可能性
- 誰も入れない → サーバー側(通信/停止/更新/負荷)の可能性が高い
入れるが重い:メモリ不足・同時接続・ワールド肥大
「入れるけどカクつく」「操作が遅れる」「拠点周りだけ重い」は、たいてい 負荷の積み上がりです。
対処は“今すぐ軽くする”と“根本から安定させる”の2段構えが効きます。
今すぐ軽くする(効果が出やすい順) ✅
- サーバーを一度 再起動(メモリの溜まりをリセットできることがあります)
- 同時接続を一旦減らす(ピーク時間だけでも効果大)
- 負荷が高い設定を戻す(例:出現数を増やした/拠点上限を上げた 等)
- 襲撃(侵攻)をOFFにする(負荷スパイクを避けやすい)
“重くなる典型パターン”を知っておく
- 中盤以降、拠点が育つほど 常時稼働パルが増えて重くなる
- 探索が進むほど ワールドが肥大化してロード・セーブが重くなる
- 休日に人数が増えると 同時接続+拠点稼働で一気に重くなる
根本対策(結局ここが強い) ✅
- メモリを増やす(公式目安では 16GBが要件、安定には32GB以上推奨)
- SSDなどストレージ品質を落とさない(セーブが絡む不調の予防に直結)
- “常設サーバー”なら、定期再起動の運用を決めておく
- 例:週1回/大型アップデート後/重さを感じた翌朝 など
急に落ちる:更新直後・負荷増・設定変更ミス
「昨日まで動いてたのに急に落ちる」は、原因がだいたい3つに集約されます。
1) 更新直後(サーバーとクライアントの差)
- ゲーム側だけ先に更新された/サーバー側の更新が遅れた、などで不整合が起きがち
- 対策:サーバーを 停止→起動(更新確認)→接続テスト の順で実施
2) 負荷が増えた(人数・拠点・設定)
- “人数が増えた”“拠点が増えた”“出現数を上げた”の直後に落ちるなら、ほぼ負荷です
- 対策:
- 設定を元に戻す(増やしたものから戻す)
- メモリ増強を検討(16→32GBなど)
- しばらくはピーク人数を抑える
3) 設定変更ミス(反映手順のミス含む)
- 変更の反映は「停止→変更→起動」が基本(起動中に変えると挙動が不安定になりやすい)
- 対策:
- 直前に変えた項目を“1つ前に戻す”
- それで安定するか確認(原因切り分け)
最終手段:ログ確認→再起動→再構築の判断基準
初心者が泥沼化しやすいのが、「なんとなく触って余計に壊す」パターンです。
最終局面は、“戻せる状態を作ってから” 段階的に進めるのが安全です。
ステップ0:必ずバックアップ(最優先) ✅
- いじる前に 手動バックアップを1つ取る
- これがあると「最悪戻す」ができて、焦りが消えます
ステップ1:ログ(または手がかり)を取る
- エラーが出るタイミング(起動直後/セーブ時/人が集まった時)をメモ
- VPS運用でSSHが使える場合は、サーバープロセスの出力やログを確認できることがあります
- ここで“メモリ不足っぽい”“設定ファイルがおかしい”の当たりが付くと復旧が速いです
ステップ2:再起動で直るか(復旧の最短)
- まずは サーバー再起動
- 更新直後なら 停止→起動(更新確認)を優先
- 直ったら、その時点で再度バックアップ(“正常状態”を保存)
ステップ3:復元(リストア)を使う判断
- 「設定変更後からおかしい」「落ちるようになった」が明確なら、
直前のバックアップへリストアが最速です - リストア後に安定するなら、原因は “直近の変更” と確定できます
ステップ4:再構築を選ぶ判断基準(時間を節約する)
次のどれかに当てはまるなら、再構築(作り直し+バックアップ復元)の方が早いことが多いです。
- 起動すら安定せず、再起動してもすぐ落ちる
- リストアしても改善しない(=ワールドや環境側の問題の可能性)
- rootパスワード等の管理情報を失って、管理画面に入れない
- 何を変えたか不明で、切り分けに時間がかかりすぎている
ConoHa VPS 公式サイト
バックアップとデータ保護(“消えた”を防ぐ)
最低限やるべきバックアップ頻度
バックアップは「頻度」よりも、“どのタイミングで取るか”が重要です。初心者でも失敗しにくい運用を、用途別に整理します。
| 遊び方 | 最低限(これだけは) | 余裕があれば(より安心) |
|---|---|---|
| 週末に数時間だけ | 大きな設定変更・アップデート前に手動バックアップ | 月1回「イメージ保存(スナップショット)」 |
| ほぼ毎日・ワールド成長が早い | 1日1回+アップデート前に手動バックアップ | ピーク前(週末前)にも追加で1回 |
| 人数多め・常時稼働(落とせない) | 重要操作の前後で必ず手動バックアップ(前後で2つ) | 自動バックアップ+イメージ保存+定期バックアップの“三重化” |
“重要操作”の具体例(この前に必ず取る)
- サーバー設定を大きく変える(経験値、拠点上限、出現数など)
- アップデート直後/直前(ゲーム・サーバーどちらも)
- ワールド移行・引っ越し作業
- 原因不明の不調が出たとき(重い・落ちる・セーブが怪しい)
ConoHa for GAME(テンプレート運用)のポイント
- Palworld managerの自動バックアップをONにしておく(保持期間があるため、過信せず「手動」も併用が安全)
- 手動バックアップは、名前をルール化すると復元が速いです
- 例:
2026-02-13_更新前、設定変更_拠点上限UP前など
- 例:
上級者寄り(VPSで触れる人向けの補強)
- Palworld側の設定でバックアップ機能を有効化すると、セーブフォルダ内に
backupが作られ、短周期〜日次のバックアップが自動で残ります(ただし保持数に上限があるので、別途“外部バックアップ”があると盤石です)
復元の手順(いざという時に戻せる形にする)
復元は「戻す場所」を間違えなければ、難しくありません。“手順を固定化”しておくと、焦りにくいです。
1) ConoHa for GAME(Palworld manager)で復元する流れ
おすすめの復元手順(迷わない版)
- 参加者に一言連絡(復元中は入らないように)
- Palworldサーバーを停止(設定変更と同じく、停止→作業→起動が安全)
- Palworld managerの「バックアップ一覧」を開く
- 戻したいバックアップの「リストア」を実行
- サーバーを起動して、以下を確認
- ワールドが開ける
- 拠点・プレイヤーデータが想定どおり
- 直近の設定変更が戻っている(戻っていないなら“戻す対象”が違う可能性)
復元でミスりがちな点(先に潰す)
- “更新後に壊れた”場合、サーバー側の更新状態が合っていないと再発しやすい
→ まずは「停止→起動」で更新確認を挟むのが無難 - 「どのバックアップに戻すか」迷う
→ いきなり古いものへ飛ばず、1つ前→ダメならもう1つ前の順が安全
2) サーバー全体を戻す(自動バックアップ/イメージ保存)
「ワールドだけでなく、サーバー側の状態も丸ごと戻したい」場合に使います。
ただし、戻る範囲が大きい=影響も大きいので、最後の砦として覚えておくイメージです。
- 自動バックアップ(ConoHa側の機能)
- 週1回取得・世代管理があるタイプ
- 復旧は“バックアップから再構築”の形になることが多い
- イメージ保存(スナップショット)
- 任意タイミングで保存でき、バックアップや複製に使える
- 「大きな節目(大型アプデ前、移行前)」で取っておくと強い
3) VPSでファイルとして復元する(触れる人向け)
SFTP/SSHを使える場合は、セーブデータの場所を知っていると強いです。
- 代表的なセーブ場所:
Pal/Saved/SaveGames/0/配下(プロバイダや構成で差あり) - ここを丸ごとバックアップしておけば、ファイル単位で戻せます
セキュリティの基本:管理パス・公開範囲・権限
バックアップがあっても、管理情報が漏れる/荒らされると意味がありません。最低限ここだけ押さえると事故が激減します。
パスワードは3種類に分けて管理
- rootパスワード:サーバー管理(Palworld managerのログインにも使う)
- 忘れると復旧手段が限定されやすいので、パスワード管理アプリ推奨
- AdminPassword:ゲーム内コマンドの管理者パス(使う人だけに配布)
- ServerPassword:参加用パス(友達に配るのは基本これ)
公開範囲の考え方(初心者はここだけでOK)
- “友達だけ”で遊ぶなら、まず ServerPasswordを必須にする
- IP・ポートは、広くSNSに貼らない(DMや限定チャンネルで共有)
権限と接続口を絞る
- SSHは必要になるまでOFF(使うなら接続元IPを絞るのが安全)
- ConoHaのセキュリティグループは、Palworld用の通信(例:8211/UDPなど)だけを基本にし、不要な穴は開けない
- 管理用パス(Admin/root)は、共有範囲を最小限に
“復旧できるセキュリティ”にする小ワザ
- バックアップ名に「誰が」「何の前に」を残す(後で責任の所在が明確)
- 大型アップデート前は、手動バックアップ+イメージ保存の“二段構え”
ConoHa VPS 公式サイト
よくある質問(FAQ)
何人までなら快適?(人数×メモリの目安)
結論、「何人までOK?」は “人数” だけで決まらず、次の要素で体感が変わります。
- 拠点の規模(建築量・パルの稼働数)
- 同時に別エリアへ散らばる人数(同期量が増える)
- 自動化の進み具合(作業パルが多いほど負荷)
- ワールドの経過時間(セーブ・処理が重くなりがち)
それを踏まえた、初心者向けの目安はこんな感じです(あくまで「迷った時の基準」)。
| メモリ | 目安の快適人数 | 向いている遊び方 |
|---|---|---|
| 8GB | 2〜4人 | まず試す・週末だけ・拠点はコンパクト |
| 16GB | 4〜8人 | 普通に協力・拠点や自動化もそれなり |
| 32GB | 8〜16人 | 安定重視・建築や自動化をガッツリ |
| 64GB | 16人〜 | 人数多め・長期運用・イベント運営寄り |
ポイントは2つです。
- 公式目安として「16GB、安定のため32GB以上推奨」という考え方がベースになります(8GBでも起動はできるがクラッシュリスクが上がる)。
- 最大人数は設定で変えられますが、人数を増やす=快適さが落ちやすいので、人数上限を上げる前に「メモリに余裕を持たせる」のが安全です。🧠
24時間つけっぱなしだと料金はいくらくらい?
ConoHaの「パルワールド専用プラン」は時間課金(1時間単位)+月額上限ありです。
そして大事な注意点として、サーバーを停止(シャットダウン)しても料金は変わりません。
なので、24時間つけっぱなし運用=ほぼ月額上限まで到達する前提で見積もるのが簡単です。
| メモリ | 24時間稼働の目安(月額上限) |
|---|---|
| 8GB | 4,356円/月 |
| 16GB | 9,643円/月 |
| 32GB | 21,876円/月 |
| 64GB | 43,753円/月 |
「今月は遊ばない」なら、停止ではなく 削除(解約手続き)までやって初めて課金が止まります。
削除前にバックアップだけは必ず取ってください(後述)。🧯
サーバー公開は安全? 荒らし対策は?
公開の仕方は大きく分けて2つあります。
- 身内サーバー(非公開):IP:ポートを知っている人だけが入る前提
- コミュニティ公開(リスト表示):不特定多数にも見つかる可能性が上がる
荒らし対策は、まずこの順で固めるのが鉄板です。
最低限これだけ(必須)
- 参加用パスワード(ServerPassword)を必ず設定
- 管理用パスワード(AdminPassword)は別にして強固に
- 共有する情報を絞る(管理パスは絶対に渡さない)
- 必要な通信だけ許可(使うポート以外は閉じる)
一段強くする(おすすめ)
- 最大人数を絞る(“公開だけど少人数” は荒れにくい)
- サーバー名・説明に個人情報や合言葉を書かない
- 定期バックアップ(荒らされても戻せるのが最強)
- 管理者がログインできる体制(何かあった時に止血できる)
補足:パルワールドはデフォルトで UDP 8211 を使うのが一般的で、ConoHa側にもゲーム別のセキュリティグループが用意されています。
「公開する=攻撃される」ではありませんが、公開範囲を広げた瞬間に“リスクは上がる”ので、最初は身内運用が無難です。🔒
設定を変えたら反映されないときは?
「反映されない」は、だいたい原因がパターン化しています。まずこれだけ確認すればOKです。✅
チェック1:変更した場所が合っている?
- ConoHaの管理画面(Palworld manager)側で変えたのか
- VPS内の設定ファイルを直接いじったのか
→ 二重管理になると、起動時に上書きされて「戻る」ことがあります。
チェック2:再起動が必要な項目では?
- 多くのサーバー設定は、停止→起動(再起動)で反映が基本です。
- バージョン更新も、起動時にチェックして適用されるタイプがあります。
チェック3:変更手順が“途中で止まってない”?
- 変更→保存→停止→起動 のどこかが抜けていないか
- 起動直後は重くて反映が遅く見えることがあります(少し待つ)
それでもダメなら(最後の切り分け)
- 変更を1個だけにして再起動(同時に色々触ると原因が分からなくなる)
- ログを見てエラーが出ていないか確認
- 直前にアップデートしたなら、まずは設定を最小限に戻す
解約・停止するとデータはどうなる?
ここ、トラブルが多いので先に結論です。
- 停止(シャットダウン):データは残るが、料金は基本変わらない
- 削除(解約):復旧できない=データも戻せない前提
- 再構築:サーバー内データは削除されるため注意(バックアップ必須)
安全な手順はこれです。
- バックアップを取る(ワールドだけでなく設定も)
- 可能なら 別環境で復元テスト(最低でもファイルが取れているか確認)
- 問題なければ 削除(解約)
「また遊ぶかも」なら、削除せず停止で残しておきたくなりますが、前述の通り停止しても料金が変わらないので、
“使わない期間が長い”なら削除+バックアップ保管の方が安心で安く済みます。📦
ConoHa VPS 公式サイト
公式情報・一次情報
ConoHa公式:専用プラン/テンプレート/サポート
ConoHa側は「料金・スペック」「作り方(テンプレ)」「運用(管理画面)」「通信(セキュリティ)」が別ページに分かれているので、目的別に参照先を固定すると迷いません。
料金・スペックを確認したい(最新優先)
- パルワールド専用プランのキャンペーンページ
→ 時間単価/月額上限/CPU・SSD・メモリなどの“いまの条件”がまとまっています。 - ConoHa for GAMEの料金ページ(PRICING)
→ 他ゲームも含めた料金表の中で、パルワールド導線があり、全体像を掴みやすいです。
クリックだけで建てたい(テンプレ手順)
- 「Palworldゲームテンプレートを使う」サポート
→ サーバー追加〜テンプレ適用、必要に応じたSSH/SFTPの扱いまで、初心者向けに整理されています。
設定変更・バックアップ・更新など“運用”を知りたい
- 「Palworld managerを使う」サポート(for GAME)
→ ログイン方法(root認証)、設定項目、バックアップ/リストア、更新操作など、日常運用の一次情報です。
※VPSで建てた場合は「VPS版のPalworld manager」ページが別にあります(参照先を間違えると手順が噛み合いません)。
接続できない時の“通信”を確認したい
- ConoHaドキュメントのセキュリティグループ(ゲーム用)
→ Palworld向けのポート例など、ネットワーク面の公式説明として参照価値が高いです。
パルワールド公式:専用サーバー要件・ポート等
パルワールド側は「専用サーバーを動かすための最小要件」「推奨スペック」「設定パラメータ(何が何を変えるか)」が、公式のServer Guideにまとまっています。ConoHaの画面表示と、ゲーム側の設定名がズレるときは、ここが最終的な辞書になります。
スペックやポート(接続要件)を確認したい
- Requirements(要件)
→ メモリの目安(16GB、安定には32GB以上推奨など)や、UDP 8211(デフォルト・変更可)が一次情報として明記されています。
“重い・落ちる”の判断材料は、まずここで基準を作るのが早いです。
設定項目の意味を正確に知りたい
- Configuration(設定ファイル/設定パラメータ)
→ ServerPassword / ServerPlayerMaxNum / PublicIP / PublicPort など、「どの項目が何を変えるか」が一覧化されています。
ConoHaの管理画面で見える項目の意味を、公式定義で確認できます。
補足:見方のコツ
- URLにバージョンが入ったページ(例:
/ja/0.x.x/)と、入っていないページがあるため、迷ったら - “まず最新っぽいページ(バージョン表記が新しい/バージョン無し)”
- → “必要なら、自分のサーバー運用時期に近いバージョンのページ”
の順で確認するとズレにくいです。
ConoHa VPS 公式サイト
まとめ
パルワールドの専用サーバー作りで迷うポイントは多いですが、結論はシンプルです。
- 最短で遊び始めたい/コマンド操作を避けたい → ConoHa for GAME(テンプレート)
- “クリック中心”で立てられて、初心者がつまずきやすい工程をかなり省けます。
- 自由度を取りたい/運用を作り込みたい(監視・自動再起動・ログ管理など) → ConoHa VPS
- その分、OS・Firewall・ポート・更新など“運用の責任範囲”が広がります。
そして、失敗を減らすコツは「スペックの細かい比較」よりも、次の3点を先に固めることです。
- 接続情報を整理する(IP・ポート・参加用パス・管理用パスを混ぜない)
- 通信を正しく通す(ポート/セキュリティグループの確認が最優先)
- 運用ルールを決める(更新前の告知→バックアップ→再起動→確認の順番)
プラン選びについては、人数だけでなく「拠点の育ち方」「同時接続」「常時稼働かどうか」で体感が大きく変わります。迷ったときは、まずは“普通に遊ぶ”基準のプランを選び、重さを感じたら増強する──この考え方が最も安全です(最新料金・上限・仕様は必ず公式ページで確認してください)。
この記事の手順どおりに進めれば、専用サーバーの導入でつまずきやすい
「どっちを選ぶ?」「どう立てる?」「なぜ入れない?」「どこを直す?」が一気に解消できます。
あとは、あなたの遊び方(身内・常設・大人数)に合わせて設定を整え、快適なワールド運用に育てていきましょう。
ConoHa VPS 公式サイト
