パルワールド用レンタルサーバーおすすめ比較|初心者が失敗しない選び方と立て方

【当ブログは、WordPressテーマ「SWELL」、 レンタルサーバー「ロリポップ! ハイスピードプラン」で運営しています。】

「パルワールド、友だちと長時間遊びたいから専用サーバーを立てたい。」
でも……レンタルサーバー(VPS)って、正直ハードル高そうですよね。

たとえば、こんな声がよくあります。

「どのVPSを選べばいいの? 似たサービスが多すぎて比較できない」
「メモリ16GBって本当に必要? 8GBで足りるなら安く済ませたい」
「“テンプレートあり”って何がラクなの? 結局どこまで自分で設定するの?」
「サーバーを借りても IPとかポートとか って言われた瞬間に止まる……」
「建てたのに 入れない/重い/落ちる ってなったらどうすれば?」
「短期で遊ぶだけなのに、月額で損したくない。料金の見方がわからない」
「Steamだけじゃなく、PS5やXboxの友だちとも遊べるの? 仕組みがややこしい……」

レンタルサーバーは、うまく選べば 自宅PCをホストにせずに常設できて
みんなが好きな時間にログインできる“遊び場”を作れます。
一方で、選び方を間違えると「重くてやり直し」「設定で詰む」「想定より料金が高い」といった失敗も起こりがちです。

この記事では、初心者がつまずきやすいポイントを先回りしながら、

  • 失敗しない選び方(人数→メモリ、遊び方→テンプレ、運用→サポート)
  • 主要サービスの比較(料金・スペック変更・国内拠点・運用のしやすさ)
  • 立て方の手順(申し込み→起動→IP/ポート確認→フレンド参加)
  • 入れない/落ちる/重いときの切り分け
  • バックアップ・アップデートの基本

まで、ひとつの記事で迷子にならないようにまとめます。
読み終わるころには「自分に合うVPS」と「最短の始め方」がはっきりするはずです。

おすすめ比較のセクションへはこちらからジャンプできます。

目次

まず結論:迷ったらこの選び方

初心者は「Palworld用テンプレート+国内拠点+プラン変更可」を優先

初心者がつまずきやすいのは、最初の構築運用(再起動・バックアップ・更新)です。ここをラクにする条件が、この3点です。

  • Palworld用テンプレート(自動構築)がある
    申し込み時にテンプレートを選ぶだけで、専用サーバーの土台が整います。ConoHa for GAMEはパルワールド用テンプレートの提供を明記しています。
  • 国内拠点(国内サービス)を優先
    日本から遊ぶなら、基本は国内のほうが遅延面で安心しやすいです(絶対ではないですが、初心者はまずここで失敗しにくい)。
  • プラン変更(増強)ができる
    最初は控えめに始めても、重くなったらメモリ増量で対処できると気がラクです。

さらに初心者目線だと、次の“実務ポイント”が地味に効きます。

  • ブラウザで操作できる管理画面(起動/停止、バックアップ、設定変更)
    ConoHaは「Palworld manager」でブラウザ管理できる旨を案内しています。
  • サポート導線が分かりやすい(FAQ・手順ページが整っている)
  • バックアップが取りやすい(自動バックアップ or 手動の復元手順が明確)

✅ まとめると、「テンプレあり・国内・あとから増強OK」。この3点だけでも、最初の失敗率が下がります。

快適さ重視なら「メモリ16GB以上+十分なCPU性能+SSD/NVMe」から検討

ここは“体感”に直結します。パルワールド公式のサーバー要件では、CPUは4コア以上推奨、メモリは16GB、ストレージは高速SSD推奨とされています。さらに、8GBでも起動はできるが、メモリ不足でクラッシュしやすいとも書かれています。

初心者向けに噛み砕くと、目安はこんな感じです。

  • お試し・短時間:8GBでも動く場合はある
    ただし、公式が「メモリ不足によるクラッシュ可能性」を示しているので、常設や長時間なら不安が残ります。
  • 迷ったらここ16GB
    公式要件の基準ライン。まず快適さと費用のバランスが取りやすいです。
  • 人数多め・常設・重めの運用:32GB以上も視野
    公式ドキュメントでも「32GB以上推奨」に触れています。

ストレージは、言い切っていいです。SSD(できればNVMe)前提で考えるのが無難です。
例として、ConoHaのパルワールド専用プランはストレージをNVMe SSDとして案内しています。
ロリポップ! for Gamersのパルワールド向けページも、NVMe SSD表記があります。

⚠️ CPUは「コア数だけ」では決まりませんが、初心者はまず “公式推奨(4コア以上)+16GB+SSD/NVMe” を満たすかで足切りすると選びやすいです。

料金を抑えたいなら「短期・長期で総額が変わる」点に注意

同じ“16GB”でも、課金方式でトータルが大きく変わります。ここを見落とすと「思ったより高い/逆に損した」が起きがちです。

代表的な課金パターンは次の3つです。

  1. 時間課金(使った分だけ)
    ConoHaのパルワールド専用プランは、月額換算とあわせて「円/時」も表示されています。短期で触りたい人は計算しやすいです。
  2. 短期パック(例:3日など)
    XServer GAMEsは、パルワールドで短期利用(3日間)プランがある旨を案内しており、記事内でも「1,160円~」など短期前提の訴求があります(キャンペーン情報を含むため金額は変動し得ます)。
  3. 月額(契約期間で月額換算が変わるタイプ)
    シンVPSは「月額料金は契約期間の料金を1ヶ月あたりに換算」と明記しており、長期ほど月額換算が下がる設計です。

料金で迷ったら、先に「使い方」を決めると早いです。

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利用イメージ合う課金の傾向先に見るポイント
週末だけ試したい時間課金 / 短期パック最低利用期間、短期料金、停止のしやすさ
1ヶ月だけ常設したい月額 or 時間課金(総額比較)1ヶ月総額、バックアップ、増強可否
半年〜長期で常設長期契約で月額が下がるタイプ更新後料金、途中の増強、障害時の復旧

最後に1つだけ、現実的な節約術。
友だちと遊ぶなら、「月額 ÷ 人数」で割り勘すると体感コストが一気に下がります。特に常設だと効きます。

※価格は改定やキャンペーンで動くので、最終判断は各社の料金ページの表示を基準にしてください。

パルワールドのマルチ環境と“サーバー”の基礎

パルワールドの専用サーバーとは何か

パルワールドでいう「専用サーバー」は、ゲーム機(PC/PS5/Xboxなど)で遊ぶ本体とは別に、ワールドを動かし続ける“ホスト役”を用意する方式です。

ポイントはシンプルで、専用サーバー方式だと ホストのゲーム画面を起動しっぱなしにする必要がありません。公式のサーバーガイドでも、Dedicated server(専用サーバー)は「ゲームクライアントでワールドをホストする方法ではない」「ホストは常にゲームクライアントを起動しておく必要がない」と説明されています。

マルチプレイのやり方は大きく3パターン

「どれが正解」ではなく、遊び方(人数・時間・誰と遊ぶか)で向き不向きが分かれます。初心者はまず、この3つを整理すると迷いません。

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方式ざっくり特徴向いている人
公開サーバーで遊ぶ(公式/コミュニティなど)“サーバー一覧”から参加。運営主体やルールはサーバー次第野良でも遊びたい/まず試したい
招待・ホスト型(Invite Code)1人がワールドを作って招待コードで合流。手軽だけどホスト負荷あり少人数でサクッと/身内だけで
専用サーバー(常設)24時間運用や多人数に強い。設定・管理がしやすい長時間・複数人・遊ぶ時間がバラバラ

このあと、それぞれをもう少し具体的に説明します。

公式サーバーで遊ぶ(提供状況・仕様は変動)

ゲーム内には、サーバー一覧に表示される“公開サーバー”があります。ここはお金をかけずに参加できる一方で、次の点はサーバーごとに差が出やすいです。

  • 参加条件(パスワード有無、混雑状況)
  • ルールや設定(難易度・PvP等)
  • データの扱い(運営方針で変わる可能性)

✅ 初心者は、まず「ワールドを継続したいか」「知らない人と同居してもOKか」を考えると選びやすいです。

招待・ホスト型で遊ぶ(気軽だがホスト負荷あり)

一番手軽なのがこの方法です。ホストがマルチ設定のワールドを作り、招待コード(Invite Code)を共有して合流します。手順はゲームメディアでも具体的に紹介されており、「ホストが招待コードを表示→参加側が“招待コードで参加”から入力」という流れです。

ただしデメリットも分かりやすくて、

  • ホストのPC/回線に負荷が乗りやすい
  • 基本的に ホストが起動していないと遊べない(常設しにくい)

という性質があります。ここが嫌になったら、次の「専用サーバー」に移行するイメージです。

専用サーバーで常設する(複数人・長時間向け)

専用サーバーは、公式ガイドの説明どおり「ゲームクライアントでホストしない」方式なので、ホスト役がゲームを起動し続けなくてよいのが最大のメリットです。

さらに、専用サーバーには「Dedicated server」と「Community server」があり、Community serverはゲーム内サーバー一覧に表示される(登録された)専用サーバーという位置づけです。

どのプラットフォームで建てられるか(Steam/PS5/Xbox等)

ここは混乱しやすいので、最初に切り分けます。

  • 遊ぶ環境:Steam版、PS5版、Xbox版…
  • サーバーを動かす環境:Windows / Linux など(=レンタルサーバー側)

公式のサーバー要件では、サーバーOSは Windows 64bit / Linux 64bit とされています。つまり「PS5で遊ぶ=サーバーもPS5で建てる」ではなく、サーバーは別のPC/サーバー(Windows/Linux)で動かすのが基本です。

また、公式の“About server”では、(専用サーバー/コミュニティサーバーが)Steam / Xbox Series+Microsoft Store版Windows PC / MacOS / PS5 でクロスプレイ対応である旨が書かれています。

“自分が遊ぶ環境”と“サーバーの対応”を切り分けて確認

初心者が失敗しがちなチェックポイントを、実務的にまとめます。

  1. 自分(と友だち)のプレイ環境を確認(Steam?PS5?Xbox?)
  2. 参加方法を決める(招待コードで遊ぶ/公開サーバー/専用サーバー)
  3. 専用サーバーを使うなら、「Dedicated」か「Community」かも確認
    • 公式ガイドでは「Xbox版やPS5版から参加したい場合、Community serverとして展開する必要がある」と案内されています。

この切り分けを最初にやっておくと、「借りたのに参加できない」「方式が違った」がかなり減ります。

なぜレンタルサーバー(VPS)が定番なのか

パルワールドで「身内サーバーを快適に回す」話になると、最終的に候補に上がりやすいのが VPS(仮想専用サーバー) です。
理由はシンプルで、“遊ぶPC(またはゲーム機)”と“ワールドを動かす役”を分けられるからです。

自宅PCをホストにしないメリット

自宅PCをホストにすると、どうしても 「起動しっぱなし」「回線・電源・熱」「ホストの負担」 がセットで付いてきます。VPSに任せると、この3つが一気に軽くなります。

24時間稼働させやすい/落ちにくい

VPSは、前提として サーバーを動かし続けるための環境 です。

  • ホストが寝ても、外出しても、ワールドは動かせる
  • 「ホストが落ちたから全員強制終了」が起きにくい
  • 電源・再起動・監視がサービス側の設計に寄っている(家庭より安定しやすい)

もちろん100%無停止ではありませんが、「家のPCをつけっぱなし」より現実的 になりやすいのは間違いないです。

自宅回線・ルーター設定の負担が減る

自宅ホストでよくある“つまずき”が、ルーターや回線まわりです。

  • ルーターの設定画面が分かりにくい
  • そもそも管理画面に入れない/パスワードが不明
  • 通信事業者の仕様で設定が難しいケースがある

ゲーム特化VPSだと、こうした「ネットワークの難所」をなるべく踏まずに済む導線が用意されていることが多いです。
初心者ほど、ここで精神力を削られがちなので、体験としてはかなり大きい差になります。

ゲーム中のPC負荷を抑えられる

ホスト兼プレイヤーになると、ざっくり言えば 「ゲームを動かす負荷+サーバーを回す負荷」 を1台で抱えます。

  • ホストだけ重い/処理落ちしやすい
  • 配信・録画・ブラウザ閲覧と同時にやると苦しくなる
  • 仲間が増えるほどホストの負担が増えがち

VPSに分離すると、プレイヤー側は “純粋に遊ぶ” だけになり、安定しやすくなります。

“ゲーム特化VPS”が向く人・“汎用VPS”が向く人

VPSといっても、ざっくり 「ゲーム向けに最初から整っているタイプ」「何でもできる代わりに自分で整えるタイプ」 に分かれます。
初心者はここを間違えると、難易度が急に上がります。

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比較ポイントゲーム特化VPS汎用VPS
初期構築かなり楽(テンプレ・自動構築が多い)自分で入れる前提になりやすい
運用管理画面が分かりやすい傾向自由度は高いが自己管理が多い
向いている人まず遊びたい/迷いたくない細かく触りたい/他用途も使いたい
つまずき所“できる範囲”が決まっていることも設定・セキュリティ・更新で迷いやすい

テンプレートで即構築したい → ゲーム特化が有利

初心者にとって一番ありがたいのは、「パルワールド用が最初から用意されている」ことです。

  • 申し込み時にテンプレを選ぶ
  • 数分〜しばらく待つ
  • 管理画面でIPなどを確認して参加

この流れができるだけでも、体感難易度はかなり下がります。
「まず身内で遊べる状態を作る」ことに集中できます。

細かく管理したい・他用途も使う → 汎用VPSも候補

一方、汎用VPSは“できること”が増える反面、あなたが管理者になります。

  • OSの扱い(Windows/Linux、リモート接続)
  • ファイアウォールやアクセス制限
  • 更新、障害時のログ確認
  • バックアップ設計

こういう作業が苦でない人、または「パルワールド以外にも色々載せたい」人には向きます。
ただ、最初からここを選ぶと、初心者は “遊ぶ前に疲れる” ことが多いです。

注意点:レンタルでも運用はゼロにならない

VPSは“丸投げ”ではなく、「運用の手間を減らす道具」 です。
最低限ここだけは押さえておくと、後で困りにくいです。

アップデート対応/バックアップ/障害時の切り分け

やることは多く見えますが、初心者は「3点セット」だけ意識すればOKです。

  • アップデート
    ゲームやサーバー側の更新で、起動しなくなったり不整合が出たりします。
    更新前に「バックアップ→更新→動作確認」の順を癖にすると安全です。
  • バックアップ
    “いつでも戻せる状態”があるだけで、トラブル時の焦りが激減します。
    自動バックアップがあるサービスは、それだけで価値があります。
  • 切り分け(原因を絞る)
    典型例はこの3つです。
    1. サーバーが起動していない
    2. 接続情報(IP/ポート/パスワード)が間違っている
    3. 通信が遮断されている(FWなど)

💡 個人的におすすめなのは、「友だちを呼ぶ前に、自分で一度参加テストをする」 ことです。
これだけで“つながらない地獄”の多くは回避できます。

必要スペックの考え方(人数・遊び方別)

パルワールドのサーバー性能は「人数」だけでなく、拠点の数・建築量・稼働時間・設定(ドロップ量など)でも体感が変わります。
そのうえで、まずは公式が示す“最低ライン”と“安定ライン”を基準にすると失敗しにくいです。

公式要件・推奨の見方(最新情報は必ず公式を参照)

パルワールドの公式サーバーガイドでは、専用サーバーの要件として次を提示しています。

  • CPU:4コア(推奨)
  • メモリ:16GB(ただし安定稼働のために32GB以上推奨
  • ストレージ:高速なSSD推奨(低性能ストレージだとセーブ破損の可能性に言及)
  • OS:Windows 64bit / Linux 64bit
  • ネットワーク:UDP 8211(デフォルト、変更可)をポート開放できること

ここで重要なのは、公式が「16GBでOK」と言いつつ、同じページで“安定のため32GB以上”とも明記している点です。
また、8GBでも起動はできるが、メモリ不足でクラッシュしやすいとも説明されています。

目安:プレイ人数からメモリを決める

まずはメモリを決めるのが最短ルートです。理由は簡単で、サーバー運用で一番“詰みやすい”のがメモリ不足だからです。

以下は、公式要件(16GB)と公式の安定推奨(32GB以上)を軸に、初心者向けに現実的な判断に落とした目安です。

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遊び方のイメージメモリの目安コメント
まず試す/短時間/最小構成8GB(起動は可)ただし公式はクラッシュ増の可能性に言及。常設には不向き。
身内でしっかり遊ぶ(迷ったら)16GB公式要件ライン。まずここから考えるのが安全。
常設・長時間・ワールドが育ってきた32GB以上公式が「安定のため32GB以上推奨」。快適性が上がりやすい。

少人数(身内)向けの下限目安

「4人くらいだし軽いでしょ」と考えたくなりますが、パルワールドは建築・拠点・作業パルなどでワールドが育つほど負荷が増えやすいです。

  • 最初から常設する予定なら、下限でも 16GB を基準にするのが無難です。
  • 逆に、本当に試すだけなら 8GB起動もあり得ますが、公式の注意(メモリ不足クラッシュ)を踏まえると“割り切り用途”です。

迷ったら16GBクラスから検討する理由

初心者が後悔しやすいのは「とりあえず安いプランにして、すぐ重くなってやり直す」パターンです。
16GBにしておくと、次のメリットがあります。

  • 公式要件を満たしている安心感がある
  • トラブル時に「スペック不足かも?」という疑いを減らせる
  • まず“遊べる状態”を作りやすい(原因切り分けがラク)

大人数・常設・MOD利用は上位メモリを視野に

人数が増えるだけでなく、次の条件が重なると上位メモリが効きやすいです。

  • 拠点が増えて自動化が進む
  • ワールドが進行して建築物が増える
  • 常時稼働(誰かがいつでも入れる)
  • MODや設定変更を積極的に使う

公式は安定のために32GB以上推奨としているので、こういう運用を想定するなら最初から視野に入れる価値があります。


CPU性能の重要性(コア数より“実効性能”が効く場面)

公式では「CPU 4コア(推奨)」が基準です。
ただ、CPUは“コア数”だけで実際の快適さを語りにくいのも事実です。

初心者向けに要点だけ言うと、CPUは次の考え方が実務的です。

  • 最低ライン:4コア相当(まずは公式推奨を満たす)
  • 体感に効くポイント:コア数が同じでも、世代や周波数(速さ)で差が出る
  • 迷ったときの判断
    • 「安いけどCPUが弱い」より、“16GB+そこそこCPU”のほうが満足度が上がりやすい

VPS選びでは「CPUの型番まで比較する」のは大変なので、まずは “ゲーム用途を想定したプランか” を確認し、レビュー・運用実績が多いサービスを優先すると安全です。

ストレージはSSD/NVMe前提で考える

公式はストレージについて、はっきりと「高速SSDを推奨」「低性能ストレージはセーブ破損の可能性」と書いています。

ここはケチると痛いポイントです。初心者は次のように覚えるのがラクです。

  • HDD前提の格安構成は避ける(ワールドデータは資産)
  • サービス表記で SSD / NVMe が明記されているプランを選ぶ
  • バックアップ機能があると安心(ストレージ問題の保険にもなる)

回線・設置リージョン(日本から遊ぶなら国内拠点が無難)

最後に、快適さを地味に左右するのが“距離”です。

  • 日本から遊ぶなら、まずは 国内拠点(国内サービス) を候補にする
  • 海外拠点は料金が魅力でも、ラグが出やすい/夜に混むなどの要因が増えがち
  • 身内で遊ぶ場合は、全員の居住地域が日本なら国内寄りが無難

さらに実用的なチェックとして、次も見ておくと失敗しにくいです。

  • ピーク時間帯(夜・週末)でも安定しやすいか
  • 障害情報やメンテ情報が見つけやすいか
  • プラン変更が簡単か(重くなったら増強して逃げられる)

パルワールド向けレンタルサーバーの選定ポイント

同じ「パルワールド向け」を名乗っていても、“始めやすさ”“続けやすさ”はサービスによって差が出ます。
初心者は、スペック表だけで決めるよりも「運用で困らないか?」まで含めてチェックすると失敗しにくいです。

Palworld用テンプレート(自動構築)の有無

まず最優先で見るべきは、パルワールド用テンプレート(自動インストール)が用意されているかです。ここがあるだけで、初回のハードルが一気に下がります。

チェックのコツは、サービスページで次の文言が明確に書かれているか。

  • 「パルワールド用テンプレート」や「専用プラン」の明記
    例:ConoHa for GAMEは「パルワールド」用テンプレート提供と専用プランを案内しています。
  • “何分で構築”のように、手順が簡略化されているか
    例:XServer GAMEsは、パルワールドが短時間で構築できる旨を打ち出しています。

テンプレートがあると何が嬉しい?(初心者向けの実利)

  • OS選びや初期インストールで迷いにくい
  • 最初から必要な構成が揃っている前提で話が進む(解説記事とも噛み合いやすい)
  • 「起動しない原因」が減る(=トラブル切り分けがラク)

迷ったら、テンプレートありを最低条件にすると選びやすいです。

管理画面の使いやすさ(再起動/バックアップ/設定変更)

専用サーバーは「立てて終わり」ではなく、たまに触る“管理作業”が必ず出ます。
初心者にとっては、ここが分かりやすいほど安心です。

見るべき機能は、だいたいこの3点です。

再起動・停止が迷わずできるか

  • ボタン1つで起動/停止/再起動できるか
  • “今どの状態か”が画面で分かるか(起動中/停止中など)

バックアップと復元が現実的か

バックアップは、「取れる」より「戻せる」が重要です。

  • 自動バックアップ/スナップショットの有無
  • 復元手順が用意されているか
  • ワールドが壊れたときに「戻る地点」を作りやすいか

例:ConoHa for GAMEは、ブラウザからバックアップ・復元や設定変更ができる「Palworld manager」を案内しています。

設定変更が“コマンド必須”か“画面で完結”か

初心者が疲れるポイントは、突然Linuxコマンドの世界に放り込まれることです。

  • 設定変更が管理パネルでできるか(難易度、ワールド設定など)
  • それともSSHでファイル編集が前提か

“自分がどこまで触りたいか”で選び方が変わります。
最初は「GUIでできる範囲が広い」ほうが、挫折しにくいです。

後からスペック変更できるか(増強・縮小のしやすさ)

パルワールドは、プレイが進むほどワールドが育ち、負荷も増えがちです。
だからこそ、最初から完璧を目指すより、必要になったら増強できるかが大事です。

チェックするポイントは以下。

  • プラン変更ができるか(特にメモリ増量)
  • 変更時にデータが消えない運用になっているか(手順が明記されているか)
  • 最低利用期間や、契約形態の制約があるか

例:シンVPSは料金ページで、月額料金の考え方(契約期間分の一括前払い・月額換算)や最低利用期間(3ヶ月)を明記しています。
このタイプは長期ほど有利になりやすい一方、「とりあえず数日だけ」には向きにくいケースがあります。

サポートの質(初心者向け導線/問い合わせ手段/対応時間)

初心者ほど、スペックよりも“困った時に解決できるか”が重要です。
サポートは「ある/ない」ではなく、迷子にならない設計かどうかで判断すると現実的です。

初心者向け導線の見分け方

  • 公式に「パルワールド向けの専用ページ」がある
  • よくある質問が “ゲーム用途” を想定して書かれている
  • 手順が「契約 → 構築 → 接続」まで一気通貫で載っている

例:ConoHa for GAMEのサポートFAQでは、セキュリティ対策の考え方(基盤は対策しているが、個々のVPSは利用者側でも対策が必要)を案内しています。
こうした“前提の説明”があると、初心者は判断しやすいです。

問い合わせ手段と時間帯は「自分の遊ぶ時間」と合わせる

  • 夜や週末に触る人 → その時間帯に情報が見つけやすいか(FAQ充実など)
  • 平日昼に作業できる人 → チケット/メール中心でも問題になりにくい

ここはサービスで差が出るので、申し込み前にサポートページをざっと見ておくと安心です。

セキュリティ面(FW設定・アクセス制御・DDoS対策の考え方)

ゲームサーバーの安全は、難しい話に見えますが、初心者はまず“最低限の守り”だけ押さえれば大丈夫です。

FW(ファイアウォール)とアクセス制御は「最小限の穴だけ開ける」

基本ルールはこれです。

  • 必要な通信(例:ゲームのUDPポート)以外は閉じる
  • 管理用の接続(SSHなど)は、できればアクセス元を絞る

サービス側でも仕組みが用意されていることがあります。
例:シンVPSは「パケットフィルター」機能について案内しており、OS側FWとの重複に注意が必要だと説明しています。

DDoS対策は“個人で完璧にする”より“土台を選ぶ”

DDoSは個人で対策しきるのが難しいため、初心者は

  • サービス側で対策強化の取り組みが見えるか
  • 障害情報やお知らせが追いやすいか

を見ておくと良いです。

例:XServer VPS for Gameは、対外接続容量増強とあわせてDDoS対策強化に触れたお知らせを出しています。

「サービスが守る範囲」と「自分が守る範囲」を分けて理解する

VPSでは一般に、サービス側が基盤の安全を担い、個別のサーバー設定は利用者側の責任になります。
ConoHa for GAMEのFAQでもその考え方が示されています。

料金の見方(初期費用・時間課金・長期割引・更新料金)

料金比較でいちばん多い失敗は、“月額だけ見て総額を見ない”ことです。初心者は次の順で見ると分かりやすいです。

1) 初期費用の有無

初期費用が0円でも、別の名目(オプション)で乗ることがあるので、合計で見ます。
例:ConoHa for GAMEのパルワールド専用プランは初期費用無料を案内しています。

2) 課金方式:時間課金か、月額(長期割引型)か

  • 短期で試す → 時間課金や短期プランが計算しやすい
    例:ConoHa for GAMEは時間単価と月額換算を併記しています。
    例:XServer GAMEsは「3日間/1,160円から」と短期利用の入口を用意しています。
  • 長期で常設 → 長期契約で割安になるタイプが有利
    例:シンVPSは契約期間分の一括前払い・月額換算であることを明記しています。
    例:ロリポップ for Gamersは契約期間による月額差が分かる形で料金例を示しています(1ヶ月契約/36ヶ月契約)。

3) “更新料金”と“最低利用期間”を確認する

  • キャンペーン価格がいつまでか
  • 最低利用期間があるか(途中解約で損しないか)

特に「年末年始だけ」「春休みだけ」など、遊ぶ期間が決まっている人はここで差が出ます。

迷ったときの最終チェックリスト

最後に、初心者が判断しやすいように、要点を1枚にまとめます。

  • テンプレート(自動構築)がある
  • 管理画面で再起動・バックアップ・設定変更ができる(できればGUI)
  • メモリ増強(プラン変更)がしやすい
  • サポートページが「パルワールド向け」に整っている
  • FW/パケットフィルター等の基本機能が用意されている、または設定ガイドがある
  • 料金は“遊ぶ期間”に合う課金方式(時間課金/短期/長期割引)になっている

主要サービス比較(一覧表)

比較軸:料金・標準メモリ帯・テンプレート・拠点・運用のしやすさ

まず前提として、料金は「同じ16GB」でもサービスごとに課金ルールが違うので、単純な月額だけで判断しない方が失敗しにくいです。
(以下は2025年12月時点の各社公開情報をもとに整理しています。キャンペーンや改定で変わることがあります)

表の見方

  • テンプレート:Palworldを“選ぶだけ”で自動構築できるタイプ
  • 運用のしやすさ:再起動・バックアップ・設定変更の導線が分かりやすいか、を重視して評価
スクロールできます
サービス料金の目安(16GB近辺)課金の考え方Palworld自動構築拠点運用のしやすさ(ざっくり)
ConoHa for GAME16GB:9,643円/月(16.0円/時)時間課金+月額上限(使い方次第で短期向き)あり(専用プラン)国内管理画面がゲーム寄りで迷いにくい
XServer VPS for Game16GB:8,800〜9,750円/月(契約期間で変動)契約期間で月額が下がるタイプあり(ゲームテンプレ)国内テンプレ前提の導線が分かりやすい
ロリポップ! for Gamers16GB:4,300円/月(長期契約でさらに下がる例あり)月額固定+長期割引が強いあり(ゲーム選択型)国内ゲーム専用UI・設定が直感的
シンVPS16GB:3,700円/月〜(プラン/条件で変動)VPSとしてコスパ重視(ゲーム専用UIではない)基本は手動構築寄り国内“サーバー管理に慣れてる人”ほど強い
KAGOYA CLOUD VPS16GB:7,810円/月(上限)日額課金+月額上限(変動しにくい)基本は手動構築寄り国内仕様が明快、ただしゲーム特化ではない
さくらのVPS16GB:13,200〜15,400円/月(リージョン差)月額固定(リージョンで価格差)基本は手動構築寄り国内(複数)安定運用向け。ゲーム専用導線は薄め
XServer GAMEs3日:1,160円〜(短期の入口が作りやすい)短期利用向けの料金設計あり(短時間で構築)国内とにかく早く試したい人向け
GPORTAL(海外)3日:$1.35〜(表示・条件は地域で変動)短期パック系(外貨・海外リージョン前提)あり(ホスティング型)海外中心日本からは距離で遅延が出ることも

短期利用と長期運用で“お得なサービス”が変わる

同じ「16GBで遊ぶ」でも、遊ぶ期間で正解が変わります。ここを押さえると、ムダ課金を避けやすいです。

短期(数日〜1〜2週間)に強い考え方

  • 時間課金+月額上限のタイプは、触る日が少ないほど相性が良い
    例:ConoHa for GAMEは時間課金があり、上限も明示されています
  • 「週末だけ試したい」なら、短期パックがあるサービスがラク
    例:XServer GAMEsは3日からの案内があります
    海外ならGPORTALも短期価格が提示されています

中期(1〜3ヶ月)に強い考え方

  • “遊ぶ日数”より“常設したいか”がポイント
    • ほぼ毎日ログインする/誰かがいつでも入れる状態にしたい → 月額前提で考える
  • 契約期間で安くなるタイプは、1ヶ月より3ヶ月以上で差が出やすい
    例:XServer VPS for Gameは契約期間で月額が変動します

長期(半年〜)に強い考え方

  • 長期割引が明確なサービスは、総額で勝ちやすい
    例:ロリポップ! for Gamersは36ヶ月など長期前提の料金例が示されています
  • ただし、月額が安くても
    「ゲーム専用の管理画面がない=運用が難しくなる」ことがあります。
    サーバー操作に自信がないうちは、テンプレ+管理画面が整った“ゲーム特化”から入る方が、結果的にトラブルが少ないです。

おすすめレンタルサーバー(目的別)

料金・プラン仕様は変わりやすいので、申込前に必ず公式ページで「最新の料金」「対応リージョン」「テンプレート有無」を再チェックしてください。

初心者が始めやすいゲームVPS

ConoHa for GAME

「とにかく早く立てたい」「設定で迷いたくない」なら、最初の候補に入ります。
Palworld向けの専用テンプレート(自動構築)を前提にした導線が用意されていて、VPSに慣れていない人が“詰まりやすい工程”を短縮しやすいのが強みです。

  • 料金のイメージ(Palworld向け専用プランの例)
    • 8GB:時間課金 7.3円/月額上限 4,356円
    • 16GB:時間課金 16円/月額上限 9,643円
    • 32GB:時間課金 36.5円/月額上限 21,876円
      ※CPUコア数やストレージなどの条件も、同ページに記載があります。
  • 向いている人
    • ✅ 「1回で動かしたい」タイプ(手順の寄り道を避けたい)
    • 短期〜中期で遊ぶ可能性がある(時間課金+上限の仕組みが合う)
  • 気をつけたい点
    • アップデートや再起動、バックアップなど、運用がゼロになるわけではない(“遊べる状態の維持”は必要)
    • キャンペーン・割引パスなどで総額が変わるため、期間を決めてから比較するとブレません。
ConoHa for GAME 公式サイト

XServer VPS for Game

「国内運用の安心感+ゲーム用途の導線」を重視するなら有力です。
パルワールドを含むゲーム向けの利用を想定したページが用意されており、ゲームサーバー用途の情報がまとまっています。

  • 向いている人
    • ✅ 国内拠点で、安定運用を優先したい
    • 長期運用も視野(契約期間によって月額が変わるタイプは、長期で効きます)
  • 気をつけたい点
    • 「テンプレートの有無」「対応OS」「どこまで自動化されるか」は時期や提供形態で変わるため、申込画面で“Palworldテンプレート”の有無を最終確認するのが安全です。
XServer VPS for Game 公式サイト

コスパ・拡張性重視のVPS

シンVPS

「あとで人数が増えそう」「最初は控えめ、必要なら増強したい」みたいなケースで考えやすい選択肢です。
プラン体系や料金表は公式で公開されています。

  • 向いている人
    • 段階的にスペックを上げたい(まずは様子見→重くなったら増強)
    • ✅ ゲーム専用サービスよりも、VPSとしての汎用性も欲しい
  • 気をつけたい点
    • “ゲーム特化のテンプレートが常にある”タイプとは限らないため、テンプレート目的なら 「Palworld自動構築の有無」を要チェックです。
シンVPS 公式サイト

さくらのVPS

長く続く国内VPSの定番枠で、自分で手動構築しても運用できる人に向きます。
プラン・料金は公式で確認できます。

  • 料金の目安(例)
    • 16GBプラン:月額 15,400円(公式のプランページに記載)
  • 向いている人
    • ✅ Linux運用やサーバー管理に多少慣れている(または学びながらやれる)
    • ✅ ゲーム以外の用途も含めて、VPSを汎用的に使いたい
  • 気をつけたい点
    • “最短で立てる”観点では、ゲーム特化サービスより手順が増えやすい
    • セキュリティ設定(FW/ポート/アクセス制御)を自分で理解して進める場面が出ます
さくらのVPS 公式サイト

長期運用や法人利用も視野に入る選択肢

KAGOYA CLOUD VPS

「コントロールパネルで運用しやすく、必要に応じて増強したい」方向け。
KAGOYAは Palworld向けの案内ページで、推奨プラン(人数目安つき)を明示しています。

  • 料金・スペックのイメージ(公式の推奨プラン例)
    • 16GB:日額279円/月額上限7,810円、vCPU 8コア、NVMe SSD 1000GB
  • 向いている人
    • 長期運用を見据えつつ、月額上限で予算管理もしたい
    • ✅ ストレージ容量も重視したい(1TB NVMeの構成が明記)
  • 気をつけたい点
    • 自動構築の範囲や、具体的な運用導線はサービス側の設計次第。申込前に「できること/できないこと」を確認すると安心です
KAGOYA CLOUD VPS 公式サイト

料金重視で検討されやすいゲーム向けプラン

ロリポップ! for Gamers

「VPSに慣れていないけど、費用は抑えたい」人に刺さりやすいタイプ。
プランと月額は公式ページ・公式発表で確認できます。

  • 料金の目安(1ヶ月契約の例)
    • 16GB:月額 4,300円
  • ここが強い
    • ゲームを選ぶ→自動でセットアップの思想で、初心者導線がわかりやすい
  • 気をつけたい点
    • ゲームタイトルによって「最低プラン」が決まっている場合があります(パルワールドは16GBから、のように)。
ロリポップ! for Gamers 公式サイト

海外ゲームサーバー(日本からの遅延・サポート言語に注意)

Nitrado

“スロット制(人数枠)”で、プランを選んで借りるタイプ。
価格やロケーションは申込画面で確認できます(例として、16スロット30日で€17.09表示など)。

  • 向いている人
    • ✅ スロット制のわかりやすさを優先したい
    • ✅ 海外サービスの英語UIでも抵抗が少ない
  • 気をつけたい点
    • ロケーションは変更・選択が前提ですが、日本から遊ぶなら“近い拠点”が選べるかを必ず確認(選択方法のガイドあり)。

GPORTAL

こちらも“スロット制”のゲームサーバー寄り。
Palworldのページ上で Japan (Tokyo) を含むロケーションが選べ、価格例も表示されています。

  • 料金のイメージ(表示例)
    • 30日・10スロットが $11.92(※ページ上の表示例。割引は初回期間のみ等の注記あり)
  • 向いている人
    • ✅ “東京ロケーション”を選べる海外ホスティングを使いたい
  • 気をつけたい点
    • 料金表示はキャンペーンで動きやすいので、比較は「割引後」だけでなく「更新時」も見るのがコツです

迷ったときの現実的な決め方

  • まずは 国内・テンプレート重視で「最短で動く」体験を取る
    → ConoHa for GAME/ロリポップ! for Gamers/(条件が合えば)XServer VPS for Game
  • 次に “常設で重くならない”の基準で16GBクラスを比較する
    → ConoHaの16GB上限、KAGOYAの16GB上限、さくらのVPSの16GB月額など、課金の仕組みが違うので「遊ぶ期間」を決めてから総額で判断

レンタルサーバーでの建て方(初心者向け手順)

「VPSを借りたけど、どこから触ればいいの?」となりやすいので、ここでは “つまずきやすい順” に並べて解説します。
(サービスごとに画面名は違いますが、やること自体はほぼ共通です)

手順1:サービスとプランを決める(人数→メモリで決める)

最初に決めるのはCPUよりもメモリです。パルワールドの公式サーバー要件でも、メモリが重要な前提で書かれています。

  • まずの基準:16GB(公式の要件ライン)
  • 安定寄りで考える:32GB以上(公式が「安定した動作のために推奨」)
  • 8GBでも起動は可能。ただし公式は「メモリ不足でクラッシュしやすくなる」旨に触れています

目安を雑にまとめると、こんな考え方がしっくり来るはずです。

スクロールできます
あなたの遊び方まず選ぶメモリ
身内でまず試す(短期・軽め)16GB
常設で遊ぶ/ワールドを長く育てる32GB以上
大人数・常設・MODなども触りたい32GB以上を前提に検討

※ストレージは「SSD推奨(低性能ストレージはセーブ破損の可能性)」と公式に明記があるので、SSD/NVMe表記のあるプランを前提にしてください。

手順2:申し込み・初期設定(OS/テンプレート選択)

ここが“ラクになるかどうか”は、Palworld用テンプレート(自動構築)があるかで決まります。

  • テンプレートあり:画面でPalworldを選ぶ → 自動でセットアップが進む
  • テンプレートなし:OS(Windows/Linux)を選ぶ → 自分でインストールや設定を進める

公式の要件は Windows 64bit / Linux 64bit です。テンプレートがない場合は、この要件を満たすOSを選びます。

テンプレートありの例として、ConoHa for GAMEは「GAME」からサーバー追加→イメージタイプ「ゲーム」→「Palworld」を選ぶ手順を案内しています。
(このタイプだと、最初の“OS周りの迷子”が起きにくいです)

初期設定で迷いがちなポイント(先に決めておくと速い)

  • サーバー名(あとで自分が見分けられる名前でOK)
  • パスワード系(管理用/参加用が分かれていることがある)
  • 公開範囲(身内だけなら、まずは非公開〜パスワード推奨)

手順3:サーバー起動と基本設定(名前・パスワード・公開範囲など)

サーバーを作ったら、まずは「起動」して、最低限ここだけ整えます。

  • サーバー名(一覧で探しやすく)
  • 参加パスワード(身内ならほぼ必須)
  • 公開範囲(公開にするなら“知らない人が来る可能性”も前提に)
  • ついでに:バックアップ方針(自動バックアップがあるならON推奨)

ここで大事なのは、“完璧に設定してから友だちを呼ぶ”ではなく、まず自分が入れる状態を作ることです。
設定を盛りすぎると、失敗したときに原因が分からなくなります。

手順4:接続情報を確認してゲームから参加する

専用サーバーは基本的に、ゲーム内で IPアドレスとポート番号を指定して参加します。
ConoHaのガイドでも、ゲーム側で「専用サーバー」参加を選び、IPとポートを入力して接続する流れを説明しています。

IPアドレスの確認

IPアドレスの確認場所はサービスで違いますが、だいたいは次のどちらかです。

  • コントロールパネルのサーバー一覧/ネットワーク情報
  • テンプレートの案内ページにある「IPを控える」手順

例えばConoHaのテンプレート案内では、作成したサーバーのIPアドレスをサーバー一覧で確認して控える手順が載っています。

メモ
友だちに教えるときは、コピペミスが本当に多いので、可能なら「テキストでそのまま貼れる形」で控えるのがおすすめです。

ポート番号の確認(既定値・変更時の注意)

ポートは「どの入口からサーバーに入るか」を決める番号です。
パルワールドの公式要件では UDP 8211(デフォルト・変更可能) と明記されています。

  • 変更していないなら:基本は 8211 で考えてOK
  • 変更したなら:
    • ゲームで入力するポートも変える
    • VPS側(サービスの設定 + OS側FW)で、そのポートを許可する

VPSでは「サービス側の許可」と「サーバーOS内のFW」で二重に閉じていることがあり、片方だけ開けても繋がらないケースがあります。
例としてConoHaは、コントロールパネルで「接続許可ポート」を設定できる旨を案内しています。

入力形式の例
123.45.67.89:8211
(IPの後ろに :ポート を付ける形が基本です)

手順5:フレンドへ共有して参加してもらう

最後に、友だちへ共有して参加してもらいます。ここで情報を盛りすぎると混乱するので、最小セットで渡すのがコツです。

共有する情報の最小セット(IP/ポート/パスワード等)

まずはこれだけでOKです。

  • サーバーIP(例:123.45.67.89)
  • ポート番号(例:8211)
  • 参加パスワード(設定している場合)
  • 参加手順の一言(迷子防止)
    • 例:「ゲーム起動 → マルチ参加(専用サーバー)→ IP:ポート 入力 → 接続」

共有テンプレ(そのまま送れる形)

  • サーバー:123.45.67.89:8211
  • パスワード:xxxx
  • 入れない時:IPの打ち間違いと“:8211”をまず確認

サーバー設定のカスタマイズ(できること・注意点)

パルワールドの専用サーバーは、設定ファイル(ini)を編集することで 遊びやすさ(難易度・進行速度)安定性(負荷・同期距離・拠点上限) も調整できます。公式の「Palworldサーバーガイド」に、設定ファイルの場所と主要パラメータがまとまっています。

設定ファイルの編集方法(例:PalWorldSettings.ini 等)

1) 編集するファイルは「PalWorldSettings.ini」

まず大前提として、DefaultPalWorldSettings.ini を直接編集しても反映されません。公式でも明記されています。

公式手順は「デフォルト設定をコピーして、PalWorldSettings.ini を編集する」です。

  • Windows(Steam/SteamCMD)例:
    steamapps\common\PalServer\Pal\Saved\Config\WindowsServer\PalWorldSettings.ini
  • Linux(SteamCMD)例:
    steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini

※注意:これらのフォルダは サーバーを一度起動した後に作られる 点も公式が注意喚起しています。

2) 編集の安全手順(初心者向けの“事故らない順”)

  1. サーバーを停止(稼働中に触ると、反映されない・上書きされる・原因切り分けが難しくなることがあります)
  2. PalWorldSettings.ini別名でバックアップ(例:PalWorldSettings.ini.bak
  3. メモ帳などで編集(文字コードは通常そのままでOK)
  4. 保存 → サーバー再起動(設定は再起動で反映されるのが基本です)

3) ありがちな落とし穴

  • 設定が多すぎて迷ったら、いきなり全部変えない
    1〜3項目だけ変えて動作確認、が一番早いです。
  • 公式も「廃止済み・将来予約のパラメータ名が混在する」と書いています
    → 反応しない項目があっても、まずは公式一覧にあるものから触るのが安全です。

よく触る項目の一覧(難易度・経験値倍率・ドロップ等)

「どれを触れば体感が変わる?」という視点で、初心者が触りやすい項目をピックアップします(いずれも公式の設定項目です)。

まずは“体感が変わりやすい”定番

スクロールできます
目的代表的な設定項目ざっくり意味
レベル上げ速度を変えるExpRate経験値入手倍率
素材集めを楽にするCollectionDropRate採集アイテム入手量倍率
敵ドロップを増減EnemyDropItemRateドロップ量倍率
捕獲の難しさを調整PalCaptureRate捕獲確率倍率
昼夜テンポを変えるDayTimeSpeedRate / NightTimeSpeedRate昼/夜の経過速度
死亡ペナルティを変えるDeathPenaltyロスト内容を選択(None / Item / ItemAndEquipment / All)

“サーバー運営っぽい”けど効果が大きい設定

スクロールできます
目的設定項目ポイント
参加人数の上限を決めるServerPlayerMaxNum人数を上げると負荷も上がりやすい
パスワードで身内限定にServerPassword公開事故を防ぎやすい
サーバー名・説明を整えるServerName / ServerDescription一覧で探しやすくなる
バックアップを有効化bIsUseBackupSaveData有効化でディスク負荷が増える点に注意

負荷対策の考え方(視界・オブジェクト・保存頻度など)

「重い」「ラグい」「カクつく」は、だいたい次の3方向に原因が寄ります。

1) “視界”に近いもの:同期距離を調整する

  • ServerReplicatePawnCullDistanceプレイヤーからのPalの同期距離で、範囲が大きいほど同期量が増えやすい項目です(最小/最大の目安も公式記載)。
    まずは デフォルト付近で様子見し、どうしても重い時だけ検討するのが無難です。

2) “オブジェクト量”:拠点・建築・パル数を増やし過ぎない

拠点や建築物は、長期運用ほど積み上がっていきます。公式も負荷増大に触れています。

  • BaseCampMaxNumInGuild:ギルド当たり最大拠点数。増やすほど処理負荷が増える
  • BaseCampWorkerMaxNum:拠点当たり最大パル数。増やすほど処理負荷が増える
  • MaxBuildingLimitNum:建築物数の制限(0は無制限)
  • PalSpawnNumRate:パル出現倍率。公式が パフォーマンスに影響と明記しています

実務的には、まずここを意識すると効きます。

  • 拠点数を増やす前に「本当に必要?」を確認
  • 拠点パルを上限いっぱいにしない(自動化しすぎると負荷の山ができやすい)
  • パル出現倍率は上げるほど楽しい反面、重さの原因にもなりやすい(上げたいならメモリ増強もセットで)

3) “保存頻度”:バックアップは便利だがディスク負荷も増える

bIsUseBackupSaveData はワールドバックアップを有効化できますが、有効化するとディスク負荷が高まると公式に明記されています。
また、バックアップは一定間隔で複数世代が残る仕様も公式が公開しています。

  • 便利さ:巻き戻しが効く(事故った時の保険)
  • 注意点:ストレージ性能が低いと、保存や同期が重く感じる原因になり得る

MOD導入の可否とリスク(不具合時の切り分け)

MODは魅力的ですが、導入前に“できる範囲”を誤解しないのが重要です。ここは公式がはっきり書いています。

1) 公式が示す前提(重要)

  • サーバー向けMODは 現時点でWindows版の専用サーバーでのみ動作
  • サーバーで動くのは サーバー用に作られたMODのみ
  • MOD利用は自己責任で、セーブ破損やクラッシュの可能性がある

つまり「入れればだいたい動く」ではなく、対応MODを選ぶところからスタートになります。

2) 導入の全体像(何をどこに置く?)

公式ガイドでは、専用サーバーが読む場所として Mods/Workshop などの配置方法が案内されています。
さらに Mods/PalModSettings.ini有効化フラグ読み込むPackageName(Info.json内の値) を指定します。
複数MODは ActiveModList を複数行で追加する形です。

そして、反映にはサーバー再起動が必要です
(トラブル時に強制的に無効化できる -NoMods も公式が案内しています)

3) 不具合が出たときの“切り分け手順”

MOD環境のトラブルは、感覚で触ると泥沼化します。おすすめは次の順です。

  1. まずMODなしで起動できるか-NoMods で切り分け)
  2. 1つずつ有効化して再起動(原因MODを特定しやすい)
  3. MOD側の条件を確認
  • サーバー対応か(公式は Info.jsonInstallRule"IsServer": true が無い場合は未対応と説明)
  • 前提MODが必要か
  1. それでもダメなら、バックアップから戻す(導入前のバックアップが効く)

トラブルシューティング(よくある症状別)

まず共通のコツを1つだけ。
トラブル時は「いじる→悪化」を防ぐために、確認→切り分け→最小変更の順で進めると解決が早いです。

  • いきなり設定を総入れ替えしない
  • 変更するなら 1つずつ(何が効いたか分からなくなるのを防ぐ)

サーバーに入れない

セットアップが完了していない/起動していない

最初にここを疑います。意外と「作ったけど起動してない」が多いです。

チェックリスト(上から順に)

  • ✅ VPS(インスタンス)が 起動中 になっている
  • ✅ テンプレート型なら 初期構築が完了 している(数分〜かかることがある)
  • ✅ サーバープロセスが動いている(提供側パネルに「稼働中」「起動」などがある場合はそこで確認)

一度やると効く確認

  • サーバーを「再起動」ではなく、停止→起動してみる(起動処理が走り直る)

IP・ポートの入力ミス

体感で一番多い原因です。まずここを“機械的に”潰します。

  • IPアドレス:数字の打ち間違い(全角になってないかも含む)
  • ポート:パルワールドの待ち受けポートは、起動引数で変更できます。標準は -port=8211 として案内されています。

入力例

  • 123.45.67.89:8211

もしポートを変更したなら

  • 起動オプションに -port=xxxx を指定しているか(例:8211→8000など)
  • 参加側も 同じポートで接続しているか

FW/セキュリティグループ設定の問題

「IPもポートも合ってるのに繋がらない」は、だいたいここです。VPSは“二重扉”になりがちです。

  • 扉その1:サービス側(セキュリティグループ/ファイアウォール)
  • 扉その2:OS側(Windows Firewall / ufw / iptables など)

例として ConoHa for GAME では、コントロールパネルからセキュリティグループのルール追加(IN/IPv4/プロトコル/ポート)を案内しています。

初心者向けの切り分け手順

  1. まずは サービス側の設定で、UDP 8211(または自分で設定したポート)を許可
  2. 次に OS側FWでも同じポートを許可
  3. それでもダメなら、許可範囲(IP制限など)を一時的に広げて、繋がるか確認 → 繋がったら再度絞る

⚠️注意
「とりあえず全部開放」は簡単ですが、後から忘れがちです。落ち着いたら 必要なポートだけに戻すのが安全です。

起動しない・落ちる・更新後に動かない

アップデート手順の見直し

更新後に不安定になったときは、まず“やるべき順番”が守れているかを確認します。

基本の流れ

  1. サーバー停止
  2. バックアップ(最低でもセーブデータ)
  3. アップデート(プロバイダの更新機能 or SteamCMD/Steam)
  4. 起動してログ確認 → 接続テスト

この「止める→バックアップ→更新」が崩れると、原因が追いづらくなります。

設定ファイル不整合(カスタム項目の戻し方)

「設定をいじった後から落ちる」なら、設定ファイルを疑うのが早いです。

まず押さえるポイント

  • 公式ガイドは デフォルト設定ファイルをコピーして使う手順を案内しています。
    (編集対象は PalWorldSettings.ini 側という考え方)

戻し方(安全コース)

  1. サーバー停止
  2. PalWorldSettings.ini を別名退避(例:PalWorldSettings.ini.bak
  3. デフォルトの内容に戻す(またはコピーし直す)
  4. 起動して安定するか確認
  5. 安定したら、設定を 1項目ずつ戻す(原因特定のため)

「どの設定が悪いか分からない」時ほど、総当たりで少しずつが結局最短です。

ラグ・カクつきがひどい

メモリ不足の兆候と増強判断

メモリが厳しいと、典型的にはこうなります。

  • ✅ 人が増えるほど急に重くなる
  • ✅ 拠点が育つほど重くなる(長期ワールドほど発生しやすい)
  • ✅ 一度重くなると、再起動で一時的に軽くなるが再発する

増強の判断基準(実務的)

  • “常設で快適”を目指すなら、段階的に上げられるVPSにして、重くなったタイミングでメモリを増やすのが堅実です。
  • いきなり最大にするより、16GB→32GBのように“効き目が大きいところ”から上げると納得感が出ます。

CPUボトルネックの見分け方

CPUがネックの時は、瞬間的に処理落ちする症状が出やすいです。

  • ✅ ある場面で急にカクッと止まる(戦闘・拠点処理・同時行動が重なる時)
  • ✅ メモリを増やしても改善が薄い
  • ✅ サーバー側の負荷が高い時間帯に悪化

公式ガイドには、性能向上のための起動引数(例:-useperfthreads -NoAsyncLoadingThread -UseMultithreadForDS)が紹介されています。
「どうしてもCPUが苦しい」場合は、こうした起動オプションの検討価値があります(ただし、適用前にバックアップ推奨)。

拠点・回線の影響(国内/海外、混雑時間帯)

ラグは「サーバー性能」だけでなく「距離」と「混雑」でも発生します。

  • 日本から遊ぶなら、基本は 国内拠点が無難(体感差が出やすい)
  • 夜の時間帯に悪化するなら、回線混雑や、同居回線(家族の動画視聴など)の影響も疑う

すぐできる対策

  • サーバーを国内リージョンへ(可能なら)
  • 同時接続人数が多い日は、設定を軽く(次章の負荷対策項目を見直し)
  • 拠点・建築・自動化を一時的に抑える(原因が「拠点処理」かどうかを切り分け)

バックアップと復旧

自動バックアップの有無と設定

「自動バックアップがあるか」は、サービス側とゲーム側で別物です。

  • サービス側:スナップショット/自動バックアップ(VPS事業者の機能)
  • ゲーム側:ワールドバックアップ設定

公式の設定項目に bIsUseBackupSaveData があり、ワールドバックアップを有効化できます。
ただし公式は「有効化するとディスク負荷が増える」と注意しています。

運用の考え方(おすすめ)

  • まずは サービス側バックアップがあればそれをON(復旧が楽)
  • ゲーム側バックアップは、重くなるなら頻度や運用方法を調整(常時ONが最適とは限らない)

セーブデータの保全(移行・復元の考え方)

復旧で重要なのは「どこを残せば戻るのか」を知っておくことです。

最低限の方針

  • 何か作業をする前に、セーブデータを 丸ごと退避
  • 「復旧」は原則、退避したフォルダを元の場所へ戻すだけにする(部分復元は慣れてから)

設定ファイルの場所は公式ガイドにまとまっており、デフォルト設定をコピーして使用する手順も提示されています。
復旧時に設定まで戻したい場合は、セーブだけでなく 設定ファイルもセットで退避しておくと事故が減ります。

よくある質問(FAQ)

Q:初心者でも運用できますか?どこまで知識が必要?

結論から言うと、「ゲーム向けテンプレートあり(自動構築)+国内拠点+管理画面がわかりやすい」サービスを選べば、初心者でも十分いけます。

必要になる知識を、ざっくり難易度順に並べるとこんな感じです。

  • 最低限(これだけは必要)
    • サーバーの「起動・停止・再起動」を管理画面で触れる
    • 接続に使う IPアドレスポート番号 の意味がうっすらわかる(後述)
    • “誰かが入れない”ときに、まず 入力ミス/サーバー停止 を疑える
  • できると安心(トラブル回避力が上がる)
    • バックアップの取り方(自動バックアップ機能の有無も含めて)
    • アップデート時に「サーバー側も更新が必要」だと理解して動ける
  • 中級者以上(汎用VPSで手動構築する場合に必要になりがち)
    • SSHでの操作、ファイアウォール設定、ログ確認 など

なお公式のガイドでも、WindowsでSteamクライアントを使う方法は「経験が少ない人向け」とされています(ただしFW設定などは別途必要)。

Q:メモリは何GBを選べばいい?人数別の目安は?

まず公式の前提として、サーバー運用に必要な目安は以下です。

  • メモリ16GBが基準
  • 32GB超が大規模向けの推奨
  • 8GBでも起動は可能だが、メモリ不足によるクラッシュが起きやすい

その上で、初心者向けの“決め方”を表にするとこうなります(迷ったら上に寄せるのが安全です)。

スクロールできます
遊び方のイメージ目安メモリ判断のコツ
身内で短時間・軽め(まず試す)16GB迷ったらここ。後から増強できるサービスだと安心
4〜8人でよく遊ぶ・拠点育ってきた16〜32GB「最近重い」が出たら32GB側を検討
常設・人数多め・建築多い・MODも触る32GB以上まずメモリを厚めに。次にCPUを見直す

ポイントは、人数だけでなく“ワールドが育った後の負荷”です。序盤は軽くても、拠点やパルが増えるほどジワジワ重くなります。

Q:誰もログインしていない時もサーバーは動き続けますか?

はい、基本は動き続けます。

  • 専用サーバーは「ゲームクライアントを起動し続けなくても世界をホストできる方式」で、プロセスが動いている限り常設されます。
  • 料金についてはサービスごとに違いはありますが、少なくともConoHaでは シャットダウン(停止)しても料金が変わらず、契約している限り課金されると案内されています。

「今日は遊ばないから費用もゼロにしたい」なら、停止ではなく “削除/解約” が必要になるケースが多い、という理解が安全です。

Q:無料のサーバーで専用サーバーは現実的?

正直、現実的ではないことが多いです。

理由はシンプルで、公式の目安が メモリ16GB(大規模なら32GB超推奨)だからです。
無料枠のVPSは、メモリが小さかったり、長時間稼働に制限があったりします。

どうしてもコストを抑えたいなら、無料よりも現実的な順番としては、

  • 時間課金で“遊ぶ日だけ動かす”(短期向き)
  • 長期割引で月額を下げる(常設向き)

のほうが失敗が少ないです。

Q:アップデートはどう対応すればいい?

基本は「止める → バックアップ → 更新 → 起動」の順です。
サーバーとクライアントのバージョンがズレると、接続できない/起動しない原因になります。

典型的な流れ(SteamCMD例):

  1. サーバーを停止(稼働中に更新を当てない)
  2. セーブデータをバックアップ
  3. SteamCMDでサーバー本体を更新(例:app_update 2394010 validate
  4. 起動して、ログインできるか確認

「更新後に落ちる/動かない」ときは、直前に触った設定(ini編集や起動オプション)を一旦戻して切り分けると早いです。

Q:支払い方法・解約手順・コストを抑えるコツは?

支払い方法はサービスにより差がありますが、ConoHaの公式ページでは クレジットカードが案内されています。
解約については、ConoHaの場合 VPS削除(時間課金)長期割引パスの自動更新OFFが案内されています。

コスト最適化の考え方は、だいたい次の2つに分かれます。

  • 短期(数日〜週末中心):時間課金・短期課金が有利になりやすい
    • 遊ぶ時だけ起動する運用を徹底(ただし“停止しても課金”タイプは注意)
  • 長期(常設):月額・長期割引が有利になりやすい
    • 自動更新の扱いを必ず確認(解約のつもりが更新…が起きやすい)

小ワザですが、最初から高スペック固定にせず「増強できる前提で16GBから」にすると、ムダ打ちしにくいです。

Q:自宅サーバーからVPSへデータ移行できる?

できます。ただし、いきなり本番移行するより 「複製→テスト→切り替え」が安全です。

基本の流れはこんな感じです。

  1. 旧サーバーを停止(セーブが書き込み中だと壊れやすい)
  2. セーブデータ一式をバックアップして、VPS側へ転送
  3. VPSで起動して、ワールドに入れるか・データが合っているか確認
  4. 問題なければ運用を切り替え

バックアップ面では、設定でワールドのバックアップを作る仕組みも用意されています(有効化するとディスク負荷は増える点に注意)。

Q:コンソール版でもレンタルサーバーで建てられる?

ポイントは「建てるのはVPS側、コンソールは 参加する側」という切り分けです。

公式ガイドでは、サーバーはSteam/Xbox/PS5/Macなどのクロスプレイ対象が示されつつ、Xbox版・PS5版から参加したい場合は“コミュニティサーバー”として公開が必要と明記されています。

  • Steamなど:IPアドレス+ポート番号で参加する“専用サーバー接続”が可能
  • Xbox/PS5:コミュニティサーバーとしてリストに表示される形が必要

コミュニティサーバー化は、起動オプションに -publiclobby を付ける方法が案内されています。

「コンソール勢も混ぜたい」のに誰も見つけられない場合は、まず コミュニティ化できているか-publiclobby)と、ゲーム内の“Community server”一覧から探しているかを確認すると解決が早いです。

まとめ:失敗しないための最終チェック

最後に、申込み前〜運用開始後まで「ここだけ押さえれば大外ししない」チェックリストを置いておきます。
迷ったら、この順に上から潰すのがいちばん堅いです。

人数→メモリ、遊び方→テンプレート有無、運用→サポート体制で決める

レンタルサーバー選びは、スペック表を眺めるよりも 「失敗の原因になりやすい順」で判断するとズレません。

1) 人数と運用スタイルからメモリを決める

  • ✅ まずの基準は 16GB(公式の目安ライン)
  • ✅ 常設・大人数・長期ワールドなら 32GB以上も視野(公式が大規模向けの推奨に触れています)
  • ✅ 8GBは起動できても、メモリ不足由来の不安定さが出やすい(公式が注意喚起)

迷ったら「最初は16GB → 重くなったら増強できるサービス」を選ぶのが、費用もストレスも少なめです。

2) 遊び方で「テンプレート(自動構築)」を選ぶ

  • ✅ “とりあえず動かしたい” → Palworldテンプレートありを優先(構築の迷子が減る)
  • ✅ “手動でも触れる/他用途にも使う” → 汎用VPSも候補(ただし手順は増えがち)
  • ✅ コンソール勢も混ぜたいなら「コミュニティサーバー化」など公開方式も事前に確認(後から詰まりやすい)

3) 運用は「サポート導線」で難易度が決まる

スペックが良くても、運用でつまずくと結局しんどくなります。

  • ✅ 管理画面でできること:再起動/バックアップ/FW(セキュリティ)設定
  • ✅ 問い合わせ手段:チャット・フォーム・営業時間(“夜に困る”が多い)
  • ✅ 障害時の情報:ステータスページや告知の分かりやすさ

まずは“16GBクラス+国内拠点+プラン変更可”から始めるとズレにくい

初心者が失敗しやすいのは、「最安で始めた結果、重くてやり直す」パターンです。
なので、初手は次の3点セットが無難です。

最初のおすすめ条件(結論)

  • 16GBクラス(基準ラインとして選びやすい)
  • 国内拠点(日本から遊ぶなら遅延の地雷を踏みにくい)
  • プラン変更(増強)がしやすい(ワールドが育つと負荷が増えやすい)

申込み前の最終チェック(コピペ用)

  • □ Palworldのテンプレート/自動構築が申込画面で選べる
  • □ まずは 16GB、常設や人数多めなら 32GBも検討
  • □ ストレージはSSD/NVMe表記(低速ストレージは不安)
  • □ 国内リージョンを選べる(または国内相当)
  • □ 料金は「短期/長期」の総額で試算(時間課金・長期割引・更新料金の差を確認)
  • □ バックアップ手段(サービス側 or ゲーム側)を決めてから運用開始
  • □ 解約・削除・自動更新の条件を事前に確認(“止めたつもりで課金継続”を防ぐ)

あなたが選ぶべきVPSは、最終的には 「何人で」「どのくらいの期間」「常設するか」「MODを使うか」で変わります。
本記事の比較表と手順を使って、まずは“ズレにくい条件”から選び、遊びながら必要に応じて増強するのが最短ルートです。

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