SEOに強いWordPressテーマ|初心者でも失敗しない選び方とおすすめ比較
「SEOに強いWordPressテーマを選べば、アクセスって本当に増えるの……?」
ブログを始めると、こんなモヤモヤが次々出てきませんか。
「無料テーマのままでも検索上位は狙える? やっぱり有料に変えた方がいい?」
「SWELLとかAFFINGERが良いって聞くけど、どれも“SEOに強い”って書いてあって違いが分からない」
「デザインで選んだら後から『SEOに弱いテーマだった』って後悔しないか不安……」
「初心者の自分がテーマを変えて、検索順位が落ちたりしない?」
情報を調べれば調べるほど、
「結局、どのテーマを選べば“失敗じゃない”の?」
という不安だけが大きくなりがちです。
このブログでは、そんな悩みを持つWordPress初心者〜ブログ中級者向けに、
- そもそも「SEOに強いテーマ」とは何を指すのか
- テーマ選びでチェックすべき“最低限のポイント”
- 無料テーマと有料テーマ、それぞれどこまで戦えるのか
- SWELL・AFFINGER6・SANGO・Cocoon など代表的テーマの特徴と向き・不向き
を、実際の運用で差が出やすい観点から整理して解説します。
「このテーマなら、とりあえずSEO面で大きく損はしていない」と言い切れる土台を作れれば、
あとはコンテンツ作成とサイト運営に集中できます。
テーマ選びで何日も悩み続けるより、
“戦いやすいテーマ”をさくっと決めて、検索で評価される記事を積み上げていく方が、結果的に大きなリターンにつながります。
この記事を読み終えるころには、
「自分の目的とレベルなら、このタイプのテーマを選べばいい」
と自信を持って言える状態を目指して、一緒に整理していきましょう。
はじめに|このガイドで解説する内容
この記事で分かること(テーマ選び〜具体的なおすすめまで)
「SEOに強いWordPressテーマって、結局どれを選べばいいの?」
「有料テーマのほうが検索に有利って本当?」
こんな疑問を持っている人に向けて、このガイドでは次の流れで解説していきます。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | SEOとWordPressテーマの関係を理解する |
| 2 | 「SEOに強いテーマ」に共通する技術的な特徴を知る |
| 3 | 無料・有料テーマの違いと選び方の軸を整理する |
| 4 | 用途別(ブログ・アフィリ・企業サイト)におすすめテーマを知る |
| 5 | テーマ導入後にやるべきSEO対策(コンテンツ・内部リンク等)を押さえる |
この記事を読み終えるころには、
- 「どのテーマを候補にすればいいか」
- 「なぜそのテーマがSEOに向いていると言えるのか」
- 「テーマを変えただけでは順位が上がらない理由と、その先に何をすべきか」
まで、一本のストーリーとして理解できる状態をゴールにしています。
✅ テーマ比較の「結論」だけでなく、「なぜそう判断できるのか」という判断基準まで持てるようになる、というのがこのガイドの狙いです。
想定読者|ブログ初心者〜Web担当者・アフィリエイター
このガイドは、次のような人を想定して書いています。
- これからブログやアフィリエイトサイトを始める初心者
- 「とりあえずCocoonでいい?」
- 「最初から有料テーマを買うべき?」
といった迷いがある段階の方。
- 既にWordPressサイトを運営しているが、テーマに不安がある人
- 今のテーマが古く、アップデートも止まっていて心配
- 表示速度やモバイル表示に不満がある
- テーマ変更でSEOがどう変わるのか知りたいWeb担当者
- アフィリエイトや広告収益を伸ばしたい個人ブロガー・副業アフィリエイター
- 「SWELL/AFFINGER/SANGO/Cocoonあたりで迷っている」
- 「収益化に強いテーマを選びたいが、情報が多すぎて判断しづらい」
難しいコードの話やサーバー構築の話は最小限にして、「技術はそこまで詳しくないけれど、テーマ選びで失敗したくない人」を主な対象にしています。
この情報の信頼性と比較に用いた指標(実績・Lighthouseなど)
「どの記事も“うちのおすすめテーマが一番”と言うけど、何を信じればいいの?」
という不信感を持っている人も多いと思います。
このガイドでは、主観だけに頼らないための指標をあらかじめ明示します。
1. 技術的な評価指標
テーマの良し悪しを判断する際、次のような客観的な要素を重視します。
- Lighthouseなどのパフォーマンス指標
- ページ速度・モバイル・アクセシビリティ・ベストプラクティスなど
- HTML構造と内部SEO設計
- 見出し(
h1〜h3)の構造 - パンくずリスト・構造化データ(schema.org)への対応
- 見出し(
- コアウェブバイタルを意識した作りか
- 不必要なスクリプトを多く読み込んでいないか
- 画像・CSS・JSの最適化機能が備わっているか
※この記事自体で各テーマの細かな計測値を羅列することが目的ではなく、
「どういう観点で評価すべきか」をブレさせないために指標を明示しています。
2. 継続的なアップデートとサポート体制
SEOは検索エンジン側のアップデートと切り離せません。
- コアアップデートやアルゴリズム変更に合わせて、
テーマ側もコードや仕様を見直しているか - 不具合修正・PHPやWordPress本体のバージョン対応が継続しているか
- 開発者ブログ・マニュアル・ユーザーコミュニティが動いているか
こうした「時間軸の信頼性」を、テーマ評価の重要な軸として扱います。
3. 実務でよく求められる要件との適合性
企業サイト・BtoB・アフィリエイト・個人ブログなど、
現場でよくある利用シーンに対応できるかも重要です。
- ブログ型・オウンドメディア型・コーポレート型など、構成の柔軟さ
- CTA・問い合わせ・資料請求フォームなどの導線設計のしやすさ
- 広告やアフィリエイトリンクの管理・ABテストのやりやすさ
テーマの「評判」だけでなく、
具体的な用途にどれくらいフィットするかを踏まえて解説していきます。
4. アフィリエイトバイアスへの配慮
SEOに強いWordPressテーマ記事は、アフィリエイトリンクが絡みやすく、
どうしても「売りたいテーマに寄った書き方」になりがちです。
このガイドでは、
- 「どのテーマにも長所と短所がある」前提で書く
- 特定テーマだけを持ち上げず、用途やレベル別に向き・不向きを整理する
- 「テーマだけでSEOが決まるわけではない」という前提を明確にする
という方針で構成しています。
ここまでが「前提」と「このガイドのスタンス」です。
次のセクションからは、
- SEOとWordPressテーマの関係
- なぜ“SEOに強い”と言えるテーマが存在するのか
を、技術的な視点と実務での使いやすさの両面から掘り下げていきます。
SEOとWordPressテーマの基礎知識
SEO(検索エンジン最適化)の基本的な考え方
SEOは一言でいうと、「検索ユーザーと検索エンジンの両方にとって、分かりやすく価値のあるサイトに整えること」です。
専門用語は多いですが、やっていることは大きく分けると次の3つです。
- 技術面の最適化(テクニカルSEO)
- ページ表示速度
- モバイル対応
- クローラーがページを巡回しやすい構造
- エラーページやリダイレクトの整理
- コンテンツの質の向上(コンテンツSEO)
- 読者が本当に知りたいことに答える記事
- オリジナリティのある情報・経験・具体例
- 分かりやすい文章・見出し・構成
- 信頼性・権威性の積み上げ(E-E-A-T)
- 実体のある運営者情報(プロフィール・運営者ページ)
- 専門性のある記事の蓄積
- 他サイトからの自然な言及・被リンク
- 透明性の高い情報公開(免責・問い合わせ先など)
WordPressテーマは、このうち「技術面」と「一部の内部構造」に強く関わります。
コンテンツの中身そのものは書き手の仕事ですが、その土台をどこまで整えてくれるかが、テーマ選びの論点になります。

なぜWordPressテーマがSEOに影響するのか
同じ記事内容でも、テーマが違うだけで以下のような差が出ます。
- HTMLの構造(見出しタグの使い方・マークアップの正しさ)
- パンくずリストや構造化データの有無
- 不要なスクリプトや重いレイアウトの多さ
- 画像・CSS・JavaScriptの読み込み方
- モバイル表示の最適さ(レスポンシブデザイン)
検索エンジンは、内容だけでなく「サイトの作り」も採点対象にしています。
例えば、極端に表示が遅かったり、スマホで崩れて読めないレイアウトだと、それだけで評価が下がることがあります。
イメージとしては、次のような役割分担です。
| 項目 | 主にテーマ側が担当 | 主に運営者(あなた)が担当 |
|---|---|---|
| HTML構造・レイアウト | テーマ | 使い方の工夫 |
| ページ速度・軽量化 | テーマ+プラグイン | 画像最適化・運用 |
| モバイル対応 | テーマ | コンテンツ量・デザイン配置 |
| 記事の中身・キーワード設計 | − | あなた |
| 専門性・体験談・事例 | − | あなた |
| 被リンク・認知・ブランディング | − | あなた+外部要因 |
テーマをきちんと選べば、「技術的なマイナス点をゼロに近づける」ことができるため、
「コンテンツの質」で勝負しやすくなります。逆に、テーマ選びが悪いと、そもそもスタートラインに立てていない状態になります。
「インストールするだけで順位が上がるテーマ」は存在するのか
結論から言うと、インストールするだけで検索順位が一気に上がる“魔法のテーマ”は存在しません。
よくある誤解は、
テーマを変えたらPVが◯倍になりました!
という体験談を見て、「テーマを変えればSEOが解決する」と思い込んでしまうパターンです。
実際には、次のような要因が混ざっていることが多いです。
- 旧テーマがかなり古く、技術的に不利だった(遅い・モバイル非対応など)
- テーマ移行のタイミングでサイト構造や内部リンクも改善した
- テーマ変更後に記事を大幅リライトしている
- サイト運営期間の蓄積により、ちょうど評価が高まるタイミングだった
つまり、テーマはあくまで「マイナスを減らし、プラスを出しやすくするための環境」です。
ただし、これは裏を返せば、次のようにも言えます。
- テーマをきちんと整えないと、良いコンテンツを書いても本来の力を出し切れない
- テーマ選びでつまずくと、初心者ほど「原因不明の不調」に長く悩まされる
「テーマ=順位を上げる道具」というより、
「テーマ=SEOで戦うための土台・インフラ」と考えるとイメージしやすくなります。
有料テーマが初心者にも有利になりやすい理由
「お金をかけたくないし、無料テーマで十分では?」
という気持ちは自然ですが、SEOと運用の観点で見ると有料テーマが有利になりやすいのも事実です。
代表的な理由を挙げます。
- 内部SEOがあらかじめ整備されていることが多い
- パンくず・構造化データ・metaタグ・OGPなどの設定が簡単
- 余計なプラグインを入れなくても、基本的な対策が済む
- 表示速度やコード品質に投資されている
- コアウェブバイタルを意識した軽量化
- 不要なスクリプトを減らす工夫
- 長期的なアップデートで、PHPやWordPressの新バージョンに対応
- レイアウトや導線設計があらかじめ「型」になっている
- ブログカード・ランキング・CTA・LP風セクションなどがブロックで用意されている
- ブロックエディターの拡張機能により、ノーコードで「それっぽい構成」を再現しやすい
- 時間と学習コストを節約できる
- 無料テーマをカスタマイズして同じことをやろうとすると、
HTML/CSS/PHPの勉強やコード編集が必要になるケースが多い - 初心者の場合、技術の学習に時間を使うより、コンテンツ作成に時間を使った方がリターンが大きい
- 無料テーマをカスタマイズして同じことをやろうとすると、
もちろん、無料テーマでも工夫次第で十分戦えます。
ただし、
- 「最短で失敗を減らしたい初心者」
- 「副業で時間が限られている社会人」
- 「ブログやオウンドメディアでしっかり集客したい事業者」
といった人にとっては、有料テーマへの投資は「時間と機会損失を買い戻すコスト」に近い意味合いを持ちます。
このセクションでは、
- SEOとテーマの関係は「順位を決める魔法」ではなく「戦うための土台」
- テーマの品質は技術的なマイナスを減らし、コンテンツの力を素直に評価してもらうために重要
- 初心者ほど、有料テーマで“環境面の失敗”を減らすメリットが大きい
という前提を整理しました。
次のパートでは、具体的にどんな要素を満たしているテーマを「SEOに強い」と呼べるのかを、技術面・運用面の両側から掘り下げていきます。
「SEOに強いテーマ」と呼べる条件
「SEOに強い」と言えるテーマには、明確な共通点があります。
ここでは、実務でテーマをチェックするときに必ず見るポイントだけに絞って解説します。
サイト内部構造・HTMLマークアップが最適化されている
検索エンジンは、見た目ではなく「HTMLの構造」を読んで評価します。
たとえば、こんなテーマは安心して使えます。
- 1ページに
h1が1つだけ配置されている h2 → h3 → h4のように、見出しの階層が崩れていない- 重要な箇所はテキストでマークアップされており、画像だけに頼っていない
- リスト(
ul/ol)、表(table)などが正しく使われている
逆に、見た目は派手でも、
- 見出しが
divやspanで疑似的に表現されている h1が複数乱立している
といったテーマは、**検索エンジンに「構造の分かりにくいサイト」だと判断されやすくなります。
ページ表示速度が高速でコアウェブバイタルに配慮している
今のSEOでは、速度と快適さも評価対象です。
特に意識したいのが、Googleが提唱する「コアウェブバイタル」です。
ざっくり言うと、
- ページが素早く表示されるか
- 読み込み中にレイアウトがガタガタ動かないか
- 操作に対する反応が遅くないか
といった「ユーザー体験の指標」です。
SEOに向いたテーマは、次のような工夫がされています。
- 画像・CSS・JavaScriptの読み込みをできるだけ軽量にしている
- 不要なアニメーションや外部スクリプトを多用しない
- 遅延読み込み(Lazy Load)などの仕組みを持っている
テーマが重いだけで、良い記事が読まれず離脱されるのは非常にもったいないので、
「軽さ・安定感」は必須条件と考えておきましょう。
モバイル・レスポンシブ対応がしっかりしている
今は多くのサイトで、アクセスの半分以上がスマホです。
SEOに強いテーマは、単に「スマホで表示できる」だけでなく、
- フォントサイズが小さすぎない
- 行間や余白が詰まりすぎていない
- クリックできるボタンが近すぎない
- 画像や表が画面からはみ出さない
といった読みやすさ・操作しやすさまでデザインされています。
レスポンシブに非対応のテーマを選ぶと、
- モバイル検索で順位が落ちやすい
- 離脱率が高くなり、結果として評価も落ちる
という悪循環を招きやすいため、「モバイル前提」で作られたテーマかどうかを確認しましょう。

構造化データ・パンくず・サイトマップ等に対応している
検索エンジンにサイトの内容を正しく伝えるために、補助的な情報も重要です。
代表的なものは次の3つです。
- 構造化データ(schema.org など)
記事・レビュー・パンくず・FAQなどの情報をマークアップしておくと、
リッチリザルトとして表示されやすくなり、クリック率の改善につながります。 - パンくずリスト
「サイト内のどこにいるか」を示すナビゲーションです。
ユーザーの迷子防止だけでなく、検索エンジンにも階層構造を伝えられます。 - HTMLサイトマップ
人間が閲覧する「ページ一覧」的な役割。
探したい情報にすぐ辿り着ける導線にもなります。
SEOを意識したテーマは、これらをテーマ標準機能として提供していることが多く、
プラグインを増やさずに整えやすいのがメリットです。
タイトル・ディスクリプションなど基本的なメタ情報を設定できる
検索結果のクリック率を左右するのが、ページタイトルとディスクリプションです。
SEOに配慮したテーマは、
- 投稿画面からタイトル・メタディスクリプションを個別に設定できる
- OGP(SNSでシェアされたときのタイトル・画像など)も簡単に調整できる
といった機能を備えています。
これらを記事ごとに柔軟に変えられると、
- 狙ったキーワードをタイトルに入れやすい
- 検索ユーザーが思わずクリックしたくなる説明文を書ける
など、検索結果での“見せ方”を細かくコントロールできるようになります。
sitemap.xml / robots.txt などを整備しやすい
検索エンジンにページを効率よくクロールしてもらうためには、
- sitemap.xml(クロールしてほしいURLの一覧)
- robots.txt(クロールの許可・禁止のルール)
といったファイルの扱いが重要です。
SEOに強いテーマ単体でこれらを完全に制御するわけではありませんが、
- 不要なURL(タグ一覧、日付アーカイブなど)をインデックスさせない設定がしやすい
- SEOプラグイン(例:XMLサイトマップを生成するプラグイン)と干渉しにくい
といった形で、クロールの最適化を邪魔しない作りになっていることが大切です。
テーマが勝手に変なURL構造を量産したり、
リダイレクトの挙動とぶつかったりすると、インデックスの管理が一気に難しくなります。
更新頻度が高く、SEOトレンドやアップデートに追随している
テーマ選びで意外と見落とされがちなのが、「今もきちんとメンテナンスされているか」という点です。
チェックしたいポイントは次の通りです。
- 最近のアップデート履歴が公開されているか
- WordPress本体やPHPの新バージョンに対応しているか
- バグ報告に対して修正が行われているか
- 開発者ブログやマニュアルが更新されているか
SEOの世界は、アルゴリズムの変更や技術トレンドの移り変わりが早いため、
テーマが時代遅れになっていないことは、それだけで重要な安心材料になります。
ブロックエディター(Gutenberg)と相性が良く、カスタムブロックも豊富
今後のWordPressは、ブロックエディター前提の世界にどんどん進んでいきます。
SEOに強いテーマは、
- ブロックエディターでの編集が軽快に動作する
- カラム、CTA、吹き出し、FAQ、ボックスなどのカスタムブロックが充実している
- 作られるHTMLが過剰にネストされておらず、構造がシンプル
といった特徴を持っています。
これにより、
- コードを書かなくても、読みやすく構造化された記事を作りやすい
- デザインのためだけに余計なプラグインを追加しなくて済む
というメリットがあり、結果として内部SEOの乱れや速度低下を防ぎやすくなります。

CTA・広告・ランキング表示など集客・収益化に役立つ機能がある
SEOはあくまで「集客の入口」にすぎません。
せっかく検索流入を増やしても、収益や成果につながらなければ意味が薄れてしまいます。
そこで重要になるのが、
- 記事下にCTA(問い合わせ・登録ボタンなど)を簡単に設置できる
- 広告の挿入位置を柔軟にコントロールできる(記事上・中・下・サイドバーなど)
- ランキング表示や比較表をブロックで手軽に作れる
といった、「成果を後押しするためのパーツ」がどれだけ用意されているかです。
これらをコードなしで扱えるテーマなら、
- テストしたい施策をすぐ実装できる
- 細かな改善のPDCAを回しやすくなる
ため、SEOで集めたアクセスを最大限に活かせるようになります。
Lighthouseなどのスコアで客観的に評価できる
最後に、「なんとなく速い気がする」「たぶんSEOに強いはず」ではなく、
数字でテーマを評価できるかどうかも大切です。
Google Chromeのデベロッパーツールなどから計測できる
Lighthouseスコアは、その一つの目安になります。
- Performance(速度)
- Accessibility(アクセシビリティ)
- Best Practices(ベストプラクティス)
- SEO(基本的なSEO要件)
といった観点で点数化してくれるため、
- テーマ導入前後でどのくらい改善したか
- どの項目がボトルネックになっているか
を把握しやすくなります。
もちろん、スコアがすべてではありませんが、
「感覚ではなく、客観的な指標で改善できるテーマかどうか」は、
長期的な運用を考えるうえで大きな差になります。

これらの条件を満たしているテーマほど、
「コンテンツに集中しながら、SEOの土台もきちんと整えられる」と言えます。
テーマ選定の考え方とチェック項目
「SEOに強いテーマ」が分かってきたら、次は自分のサイトに合うかどうかを見極める段階です。
ここでは、失敗しないための「考え方」と「チェックリスト」を整理します。
サイトの目的別にテーマを選ぶ(ブログ・アフィリエイト・企業サイトなど)
最初に決めるべきは、「どんなサイトを育てたいか」です。
目的によって、向いているテーマの種類が変わります。
| サイトのタイプ | 重視したいポイント | 向いているテーマの傾向 |
|---|---|---|
| 個人ブログ | 読みやすさ・更新しやすさ | ブロックエディターに強いブログ特化テーマ |
| アフィリエイトサイト | 収益導線・LP・ランキング | 広告・CTA・ランキング機能が充実したテーマ |
| 企業・コーポレートサイト | 信頼感・問い合わせ導線 | 固定ページ・サービス紹介が作りやすいテーマ |
| メディア型サイト | カテゴリ設計・回遊性 | トピッククラスターや関連記事が組みやすいテーマ |
同じ「SEOに強いテーマ」でも、
- ブログ向け
- アフィリエイト特化
- BtoB・企業サイト向け
と得意分野が違うので、「どのテーマが一番」ではなく、
「自分の目的に一番合うテーマはどれか」で見るのがポイントです。
デザインテイストがブランドイメージや読者層に合っているか
SEOだけを見て選んでしまうと、読者とデザインのミスマッチが起きることがあります。
- 真面目なBtoBサービスなのに、ポップすぎるブログ風デザイン
- 若い女性向けのコンテンツなのに、無骨な企業サイト風レイアウト
デザインだけで滞在時間や信頼感は大きく変わります。
チェックしたいのは次の3つです。
- 標準デザインの雰囲気
- デモサイトを見て、「自分の想定読者」が違和感なく読めそうか
- 色・フォント・余白の調整のしやすさ
- 自社やブログのブランドカラーに合わせやすいか
- PC/スマホの両方で、第一印象が良いか
- ヘッダーが重すぎないか、文字が小さすぎないかなど
「デザインが好みかどうか」は感覚の問題に見えますが、
SEOの観点では「離脱率」と「信頼感」にそのまま影響する要素だと考えてください。
機能の豊富さとカスタマイズのしやすさのバランス
機能が多いテーマは魅力的ですが、多ければ良いというものでもありません。
- ボタン1つで各種レイアウトが変えられる
- ランキング・CTA・吹き出し・ボックスなどが初めから用意されている
のは便利ですが、
- 設定画面が複雑すぎて、初心者には逆にハードルになる
- 使わない機能まで読み込まれて、サイトが重くなる
というデメリットもあります。
初心者なら、次のようなイメージでバランスを見てください。
- 「デザイン・レイアウトはプリセットにある程度乗る」
- 「細部のカスタマイズは、必要になったところだけ触る」
「全部自分で細かく決めたい」タイプでなければ、
“よく使うであろう機能”がシンプルにまとまっているテーマの方が長く使いやすいことが多いです。
価格・ライセンス・複数サイト利用の可否とコスパ
テーマは一度買うと数年単位で使うことが多い投資です。
値段だけで決めるより、次の点を見ておくと失敗しにくくなります。
- ライセンスの範囲
- 1ライセンスで何サイトまで使えるか
- クライアント案件にも利用してよいのか
- アップデートとサポート期間
- 買い切り型か、サブスク型か
- 料金にアップデート・サポートがどこまで含まれるか
- 自分の収益モデルとの相性
- アフィリエイト・広告収益を狙うなら、導線設計に強いテーマは投資回収しやすい
- 企業サイトで新規案件・リード獲得が増えれば、1件で元が取れることも多い
「安いから」ではなく、「このテーマで何年・何サイト運営するか」を前提に、 総コストと見合うかを考えると、判断がしやすくなります。
開発元の信頼性・サポート体制・コミュニティの活発さ
長く使うほど効いてくるのが、「作っている人」と「周りのユーザー」の存在感です。
チェックしておきたいポイントは以下の通りです。
- 開発者・販売元の情報がきちんと公開されているか
- マニュアルや公式ドキュメントが整っているか
- 不具合への対応やアップデート情報が定期的に発信されているか
- 質問フォーラム・オンラインコミュニティ・SNSでの情報共有が活発か
困ったときに、
- 「ググれば誰かの解決記事が出てくる」
- 「公式ドキュメントを読めばだいたい解決できる」
という状態は、初心者にとって非常に大きな安心材料になります。
逆に、情報がほとんど出てこないテーマは、トラブル時の解決コストが高くなりがちです。
テーマ同士のSEOスコアの見方と注意点(数値に頼りすぎないコツ)
Lighthouseや各種計測ツールを使うと、テーマごとに「スコア」を出すことができます。
これは便利な一方で、数字だけを追いすぎると判断を誤りやすいポイントでもあります。
意識しておきたいのは次の3点です。
- 同じ環境・同じ条件で比較する
- プラグイン構成・画像サイズ・キャッシュ設定などがバラバラだと、
テーマの差ではなく「環境の差」を測ってしまうことになります。
- プラグイン構成・画像サイズ・キャッシュ設定などがバラバラだと、
- 数ポイントの違いに一喜一憂しない
- たとえば「90点 vs 95点」の差だけを見てテーマを決めるのは危険です。
- コンテンツの質・サイト設計・リンク構造の方が、順位への影響は大きいことが多いです。
- スコアは「改善のヒント」として使う
- 点数そのものより、どの項目がボトルネックになっているかを見る
- それをテーマ側で改善しやすいかどうか、という観点で評価する
つまり、スコアは
「このテーマなら、どこを直せばもっと良くなるか」を教えてくれるチェックシート
くらいの感覚で使うのがちょうど良いバランスです。
数値“だけ”でテーマを選ばず、「目的・使いやすさ・将来性」とセットで判断することが、後悔しない選び方につながります。
このパートの内容を踏まえて候補を絞っていくと、
「なんとなく評判がいいから」ではなく、自分の戦略に合った“理由のあるテーマ選び”ができるようになります。
無料テーマと有料テーマの違い
「とりあえず無料で始めるべきか?それとも最初から有料にした方がいいのか?」
多くの人が最初につまずくポイントなので、一度ここで整理しておきましょう。
無料テーマのメリット・デメリット
無料テーマの主なメリット
- 初期費用ゼロでスタートできる
学生・副業の人でも、お金を気にせずブログを始められます。 - テーマ変更の心理的ハードルが低い
「合わなかったら変えればいい」と思いやすく、
WordPressに慣れるまでの“お試し用”として使いやすいです。 - 人気テーマなら情報が多い
Cocoon や Luxeritas などは、設定方法やカスタマイズの記事が豊富で、
調べながら自力で育てていきやすいのも強みです。
無料テーマの主なデメリット
- デザインや機能が「あと一歩」足りないことが多い
広告の挿入位置、CTA、ランキング表示など、
収益化に便利な細かい機能は、追加カスタマイズが必要になる場合があります。 - サポート体制はあくまで“善意ベース”になりがち
フォーラムや個人ブログの情報が頼りになるため、
トラブル時に「誰も答えてくれない」ケースもあります。 - 長期的なアップデート保証が弱いこともある
開発者の事情ひとつで、更新が止まることもあり得ます。
動いている間は快適でも、「数年後の安心感」という点では有料に劣りやすいです。
有料テーマのメリット・デメリット
有料テーマの主なメリット
- 内部SEOと表示速度を意識した設計になっていることが多い
構造化データ・パンくず・メタ設定・高速化などが一通り揃っているため、
プラグインを増やさずに「戦える土台」が整いやすくなります。 - 収益化や導線設計のパーツが充実している
ランキング、比較表、LP風セクション、CTAボックスなど、
アフィリエイトや商品販売を意識したブロックが初めから用意されていることが多いです。 - マニュアル・サポート・コミュニティが整っている
困ったときに公式ドキュメント・ユーザーコミュニティ・サポート窓口など、
相談先が複数あるのは大きな安心材料です。 - 複数サイトで使えるライセンスも多く、長期的には割安になりやすい
ブログを増やしたり、事業サイトを追加したりするほど、
1サイトあたりのコストは実質的に下がっていきます。
有料テーマの主なデメリット
- 初期費用がそれなりにかかる
数千円〜数万円の出費が必要で、「続けられるか不安」という人にはハードルに感じやすいです。 - 機能が多すぎて迷うことがある
カスタマイズ項目が豊富すぎて、
「どこを触ればいいのか分からない」という“設定迷子”になりやすいテーマもあります。 - テーマ選びの失敗が心理的に重くなる
買い直しがしにくいので、
「思っていたデザインと違った」「サイトの方向性と合わなくなった」と感じると後悔しやすくなります。
ブログ初心者はどちらを選ぶべきかの目安
結論から言うと、「目的」「予算」「継続する自信」の3つで決める」のが現実的です。
無料テーマから始めるのが向いている人
- まずは「記事を書く習慣」をつけるのが最優先
- ブログもWordPressも完全に初めてで、続くかまだ分からない
- HTML/CSSを少し触ることに抵抗がない、むしろ勉強してみたい
こういう場合は、Cocoon などの定番無料テーマで十分スタート可能です。
テーマよりも「記事を書く」「検索の基礎を覚える」ことを優先した方が成果につながります。
最初から有料テーマが向いている人
- 半年以上、ブログやサイトを継続するつもりがある
- アフィリエイトや事業の集客など、収益や売上アップが明確な目的になっている
- デザイン調整やコード編集に時間を割くより、コンテンツとマーケティングに集中したい
この場合は、最初から有料テーマを導入した方が、結果的に遠回りせずに済むことが多いです。
無料 → 有料への乗り換えは手間もリスクもあるため、「いずれ有料にする」と決めているなら早めが得策です。
テーマ乗り換え時に起こりやすいトラブルと回避策
一度テーマを決めても、途中で乗り換えたくなることはよくあります。
その際、よくあるトラブルと対処の考え方をまとめておきます。
よくあるトラブル
- 装飾やショートコードが崩れる
旧テーマ専用のショートコードが、新テーマでは認識されず、
記事中に「謎のコード」だけが残ってしまうことがあります。 - レイアウトが大きく崩れる
アイキャッチサイズ、カラム幅、ウィジェット位置などが変わり、
思った以上に「別サイト」のような見た目になることも。 - SEO的な設定がリセットされる
メタディスクリプション、パンくず、構造化データなどが、
新テーマの仕様に合わず、再設定が必要になる場合があります。 - プラグインとの相性問題が出る
以前は問題なかったプラグインが、新テーマでは動きにくくなることもあります。
回避策・ダメージを最小限にするコツ
- テスト環境(ステージング)やサブディレクトリで試す
いきなり本番サイトで乗り換えず、
クローズド環境や別インストールで「どれくらい崩れるか」を先に確認します。 - テーマ独自のショートコードやウィジェットの使用範囲を把握しておく
どの記事で何を使っているのか、ざっくりでも把握しておくと、
乗り換え後の修正対象がイメージしやすくなります。 - SEO関連の設定をスクリーンショットやメモで残しておく
タイトル・ディスクリプション・パンくずの設定など、
「どのプラグインで何を設定していたか」を記録してから作業するのがおすすめです。 - アクセスが少ない時間帯に作業する
一時的にデザインが崩れても影響が小さいタイミングを選ぶと、
心理的なプレッシャーも軽減されます。
無料・有料どちらを選ぶにしても、
大事なのは 「今の自分の目的とリソースに合っているか」 と 「数カ月後の自分から見て納得できる選択か」 という視点です。
テーマはSEOの“土台”ですが、
最終的な成果を決めるのは コンテンツの質と継続 です。
自分にとって続けやすい選択かどうかも、同じくらい重視してあげてください。
【無料】SEO面で優秀なWordPressテーマ
「とりあえず無料で始めたいけれど、SEOは妥協したくない」という人向けに、
無料でも十分“土台として戦える”代表的なテーマを整理しておきます。
まず全体像をざっくりつかむために、特徴を一覧にしておきます。
| テーマ名 | 一言でいうと | 向いているサイト像 |
|---|---|---|
| Cocoon | 無料とは思えない多機能テーマ | 雑記〜特化ブログ、アフィリ全般 |
| Xeory | コンテンツマーケ×SEO設計 | オウンドメディア、BtoB系ブログ |
| Luxeritas | とにかく速さ重視 | 技術系ブログ、SEOガチ勢 |
| LION BLOG / MEDIA | 無料でデザイン重視 | きれいめな個人ブログ・メディア |
| Lightning | 企業・事業サイト向け汎用型 | 中小企業サイト、店舗サイト |
| LIQUID LIGHT / PRESS系 | コーポレート寄りの実務向け | 制作会社・フリーランスの案件 |
| OnePress / Arkhe / beans ほか | 特定用途に尖った無料枠 | LP、シンプルブログ、検証用など |
ここからは、各テーマを初心者目線でかみ砕いて紹介します。
Cocoon|無料とは思えない多機能オールラウンダー
Cocoonは、無料テーマの中で「まず名前が挙がる定番」と言っていい存在です。
主な特徴
- 内部SEO対策(パンくず、メタ情報、構造化データなど)が一通りそろっている
- 吹き出し、ボックス、ランキング、アドセンス自動挿入など、ブログ向け機能が豊富
- 余計な装飾を削れば、速度面でも十分戦える
初心者にとってのメリット
- 設定画面からかなりの部分をクリック操作だけでカスタマイズできる
- 解説ブログやYouTubeが大量にあるため、「ググれば大抵出てくる」安心感がある
- 無料のまま、アフィリエイトブログ〜趣味ブログまで幅広く対応可能
注意したいポイント
- 機能が多いぶん、最初は設定画面がごちゃついて見える
- いろいろ触り過ぎると、逆にデザインがちぐはぐになりやすい
→ Cocoonを使うなら、「まずは最小限の設定だけに絞る」と決めておくと迷いにくくなります。

Xeory|コンテンツマーケティング向けのSEO設計テーマ
Xeoryは、コンテンツマーケティングやオウンドメディア運営を意識した無料テーマです。
主な特徴
- 記事一覧やカテゴリページの構成が、コンテンツマーケ用に整理されている
- 記事の読みやすさを重視したシンプルなレイアウト
- 企業ブログやBtoB向けコンテンツと相性が良いデザインテイスト
こういう人に向きやすい
- 「アフィリエイト色が強すぎるデザインは避けたい」企業・個人事業主
- 役立つ記事を継続発信する“オウンドメディア型”サイトを作りたい人
注意点
- ブログパーツの装飾は、Cocoonなどに比べると控えめ
- デザインを大きく変えたい場合は、CSSの知識があると楽
見た目を“落ち着いたビジネス寄り”にしたいなら、
「無料でここまで企業寄りに振れるテーマ」は貴重な選択肢です。
Luxeritas|高速表示に特化した軽量テーマ
Luxeritasは、とにかく軽くて速いことを売りにした無料テーマです。
主な特徴
- コアウェブバイタルやページ速度をかなり意識した設計
- キャッシュや圧縮など、高速化の仕組みが豊富
- ブログ〜アフィリエイトまで幅広く使えるレイアウト
SEOの観点での強み
- 画像最適化やLazy Loadと組み合わせると、速度面でかなり有利になりやすい
- 「テーマのせいで遅い」という状態になりにくい
注意したいポイント
- 設定画面は細かく、やや“上級者寄り”
- 「まず触って慣れる」より、ガイドを見ながら一つずつ確認したいタイプ向け
速度を最優先に考えるなら、無料の中では有力候補の一つです。
LION BLOG / LION MEDIA|デザイン性の高い無料テーマ群
LIONシリーズは、「無料でも見栄えに妥協したくない」人に向いたテーマです。
主な特徴
- 無料とは思えないビジュアルクオリティ
- ブログ型(LION BLOG)とメディア型(LION MEDIA)で用途が分かれている
- 記事一覧・カードレイアウト・アイキャッチの見せ方が整っている
向いているサイト像
- きれいなレイアウトのブログを作りたい個人
- ニュースサイト・まとめサイト風のメディア運営
注意点
- カスタマイズの自由度は、他テーマに比べると抑えめ
- 細部をいじりたくなる人には、やや窮屈に感じる可能性も
「露骨に“無料っぽい”見た目は避けたいけれど、
まずはコストをかけずに試したい」というケースで候補になります。
Lightning|中小企業サイトにも相性の良い汎用テーマ
Lightningは、企業サイト・店舗サイトとの相性が良い無料テーマです。
主な特徴
- 固定ページを中心に、会社概要・サービス紹介・お問い合わせ導線をまとめやすい
- ビジネスサイトを意識した落ち着いたデザイン
- 拡張プラグインとの組み合わせで、より本格的なサイト構築も可能
こんなケースで使いやすい
- 会社・事務所・店舗の公式サイトをWordPressで作りたい
- ブログ機能はサブ的で、まずはサービス紹介ページをしっかり作りたい
注意点
- ブログをゴリゴリやるだけなら、Cocoonなどのほうが機能面では有利な場面もある
- 本格運用を考えると、将来的に有料アドオン導入を検討したくなるケースも
「名刺代わりのサイトをまず作りたい」中小企業や個人事業主には、
無料から始めやすいビジネス寄りテーマとして候補になります。
LIQUID LIGHT・LIQUID PRESS 系無料テーマ
LIQUIDシリーズは、制作現場でも使われやすい実務寄りのテーマ群です。
無料版のLIQUID LIGHTなどは、「シンプルなコーポレートサイト用テーマ」として扱われることが多いです。
主な特徴
- 無駄のないレイアウトで、企業サイトに合わせやすい
- 商用利用前提で設計されており、ビジネス用途で安心して使いやすい
- 上位版・有料版との互換性を意識して設計されているものも多い
評価しやすいポイント
- “おしゃれ”というより、「実務で困らない」方向に振られている
- 複数サイトで同じシリーズを使うと、運用も統一しやすい
注意点
- ブログ・アフィリエイト寄りの装飾は控えめ
- 「ビジュアル重視の個人ブログ」には、やや事務的に見えることも
企業案件や外部向けサイトを増やす予定がある人には、
「制作現場視点」を感じられるテーマとしてチェックする価値があります。
OnePress / Arkhe / beans などその他の代表的無料テーマ
最後に、特定の用途に向いた代表的な無料テーマをまとめて触れておきます。
OnePress
- ランディングページ風の1ページ完結サイトと相性が良い
- スクロールで情報を見せていくスタートアップサイトやイベントサイト向け
Arkhe
- シンプルで拡張性の高いテーマ
- 子テーマやカスタマイズ前提で、「自分好みの土台を作りたい人」に向く
beans
- 軽量でミニマルなブログ向けテーマ
- デザインよりも「文章を読ませる」ことを重視したい場合に候補になる
これらは、「万人にとって万能」というより、
特定の構成や運用スタイルにぴったりハマるタイプのテーマです。
無料テーマを選ぶときのポイントは、
- 「なんとなく評判がいいから」ではなく、「自分のサイトの目的と合うか」で見ること
- Cocoonなどの“王道枠”を1つ軸にして、用途に応じて他テーマを検討すること
です。
次のステップでは、有料テーマも含めて、
「具体的にどのテーマを候補にすると戦いやすいか」を整理していくと、
自分に合った“SEOに強いテーマの地図”がかなりクリアになってきます。
【有料】SEOに強いWordPressテーマ主要ラインナップ
有料テーマはどれも「SEOに弱い」ものはほとんどありません。
違いが出るのは、得意なサイトタイプ・使いやすさ・収益化のしやすさです。
ここでは、「どれを候補に入れるか決めるための地図」として読んでください。
全部覚える必要はなく、あなたの目的に合いそうなものだけメモすればOKです。
ブログ・アフィリエイト向け定番テーマ
SWELL|ブロックエディター特化の高速モダンテーマ
- 特徴
- Gutenberg前提で作られた、ブロックエディター世代の代表格
- 余計なプラグインなしでも、装飾・ボックス・CTAなどがほぼ完結
- コードが比較的シンプルで、速度と見た目のバランスが良い
- 向いている人・サイト
- ブログ・オウンドメディア全般
- 「コードは触りたくないけど、見た目にはこだわりたい」人
- 注意点
- 機能が豊富なので、最初は「どれを使うか」を決めておかないと迷いやすい

AFFINGER6|収益化・広告運用に強い多機能テーマ
- 特徴
- 広告挿入・ABテスト・ランキング・LPなど、収益導線のパーツがとにかく充実
- SEO設定項目も細かくいじれるため、追い込みたい人向け
- 向いている人・サイト
- アフィリエイト特化ブログ
- 案件ごとの成約率をとことん改善したい人
- 注意点
- 設定項目が多く、「とりあえず全部触る」と沼にハマりやすい
- 自分なりの「使う機能/使わない機能」を早めに決めておくと楽

SANGO|柔らかいデザインと高速表示が魅力のブログ向けテーマ
- 特徴
- 柔らかい色使い・丸みのあるUIで、読者にとって心理的なハードルが低い
- 独自ブロックや装飾が豊富で、「読むのが楽しい記事」を作りやすい
- 表示速度も悪くなく、ユーザー体験寄りのSEOに向く
- 向いている人・サイト
- 雑記・ライフスタイル・教育系ブログ
- 「売り込み感を出したくない」アフィリエイトサイト
- 注意点
- ガチガチの企業サイトよりも、「個人メディア寄り」の雰囲気

JIN / JIN:R|ブロガー・インフルエンサー向けデザインテーマ
- 特徴
- ブログや個人ブランドを前面に出すことを意識したデザイン
- 吹き出しやボックスなど、読み物としての演出が得意
- JIN:Rでは構造や速度も見直されており、SEO面もブラッシュアップ
- 向いている人・サイト
- 個人ブロガー、インフルエンサー、SNS発信と連動したブログ
- 注意点
- コーポレートサイトやBtoB案件にはややポップに見えることも

THE THOR|集客・広告・高速化が揃った上級者向けテーマ
- 特徴
- 高速化・広告管理・デザインカスタムなど機能が非常に多い
- LP・ブログ・コーポレート、幅広いサイトタイプを1つで対応可能
- 向いている人・サイト
- アフィリ+自社サービス+LPなど、「サイトを複合的に使いたい」ケース
- 注意点
- 機能を使いこなす前提のテーマのため、初心者にはややハードル高め

THE SONIC|サブスク型の軽量・高速テーマ
- 特徴
- サブスク課金モデルで、テーマ+ツール一式での運用を想定
- 速度と軽さを重視したミニマル設計
- 向いている人・サイト
- 複数サイトを立ち上げて検証を回したいアフィリエイター
- サブスクに抵抗がなく、「常に最新を使いたい」人
- 注意点
- サブスクを止めたときの運用方針(別テーマへの移行など)は事前に考えておく

STORK19 / STORK SE|スマホ閲覧に最適化したブログ特化テーマ
- 特徴
- スマホファーストのデザインとレイアウト
- 記事一覧・見出し・画像周りなどがモバイル閲覧前提で作られている
- 向いている人・サイト
- モバイル経由のアクセスが多いブログ
- 子育て・ライフスタイル・ノウハウ系など、スマホ読者中心のジャンル
- 注意点
- ガチな企業サイトやBtoBにはややカジュアルに見えることも

Diver / RE:DIVER|頻繁なアップデートでSEO対策を追い続けるテーマ
- 特徴
- 開発の動きが比較的活発で、仕様変更への対応が早い印象のテーマ
- CTA・ボックス・フォームなど、リード獲得寄りのパーツも多い
- 向いている人・サイト
- ブログ+LP+問い合わせ獲得を組み合わせたい個人・事業者
- 注意点
- 機能が豊富なぶん、「必要な機能だけを選んで使う」意識が大切


STREETIST|アフィリエイトサイト用に設計されたSEO特化テーマ
- 特徴
- 比較表・ランキング・商品紹介など、アフィリエイトに直結するUIが豊富
- カテゴリ構造や内部リンク設計を意識したレイアウト
- 向いている人・サイト
- 特化型アフィリエイトサイト
- レビュー・ランキングサイト
- 注意点
- ブログ的な日記・雑記より、「売るためのサイト」向きの設計
Xwrite|直感操作でサイトを構築しやすい国産テーマ
- 特徴
- 直観的にブロックを組み立てていく構成で、ノーコード色が強い
- テンプレートを活用すれば、LPやサービス紹介ページも作りやすい
- 向いている人・サイト
- デザインツール感覚で、見た目にこだわったページを作りたい人
- コーチ・講師・個人事業主のサービスサイト+ブログ
- 注意点
- カスタマイズし始めると「どこまで作り込むか」の線引きが難しくなることも

企業・BtoBサイト向けテーマ
Emanon Pro / Premium / Business|リード獲得・BtoB集客に特化
- 特徴
- 企業サイト・サービスサイトを意識したレイアウト(ヒーローエリア、事例、CTAなど)
- 資料請求・お問い合わせ・ホワイトペーパーダウンロードなど、BtoBマーケの動線を組みやすい
- 向いている人・サイト
- BtoBサービス企業・士業・コンサル・代理店
- オウンドメディア+サービス紹介を同じドメインで運用したいケース
- 注意点
- 個人ブログだけなら、ここまでの機能は少々オーバースペックなことも
AssetConversion|コーポレートサイト用の高スコアテーマ
- 特徴
- コーポレートサイト向けに、速度や構造をかなり意識したテーマ
- ランディングページ・サービス紹介・料金表など、BtoBコンバージョンに直結しやすい構成
- 向いている人・サイト
- 「SEOでリード獲得を狙う」ことを前提にした企業サイト
- 注意点
- ブログ単体というより、「事業サイト全体の基盤」として導入するイメージ
Snow Monkey / TCDシリーズ(GENSENほか)|制作会社採用の高デザインテーマ
- 特徴
- デザインテンプレートのバリエーションが豊富で、「業種別の完成形」を作りやすい
- Snow Monkeyはブロックベースでの拡張性が高く、開発者視点でも扱いやすい
- TCDシリーズは、ホテル・美容・メディアなど業種特化テンプレートが多い
- 向いている人・サイト
- 制作会社・フリーランスのWeb制作者
- 「自分でデザインをゼロから考えるのは難しい」中小企業
- 注意点
- ブログだけならオーバースペックになりやすく、サイト全体設計ありきの選択肢
そのほか用途別に使いやすいテーマ
LION系・LIQUID系・TCD系の位置づけと特徴
- LION系(LION BLOG / MEDIA など)
- 無料・有料問わず、「きれいなブログ・メディア」を素早く作りたいときに便利
- 無料版から有料版にスムーズにステップアップできるシリーズ構成も多い
- LIQUID系(LIQUID PRESS など)
- 実務寄りのコーポレートサイト向け
- 商用利用や制作案件で扱いやすいライセンス形態が多く、「仕事に耐える」設計
- TCD系
- 高級感のあるデザインで、「業種ごとの完成イメージ」がはっきりしている
- 写真とコピーを入れ替えるだけで、素早くプロっぽいサイトに見せられるのが強み
シンプル機能でカスタマイズ前提のミニマルテーマ群
一部のテーマは、あえて機能を絞り、「開発者・上級者が自分の好みに作り込む前提」で提供されています。
- 余計な装飾や機能をほとんど持たず、軽量・クリーンなコードが売り
- 子テーマで独自デザインを当てたり、プラグインで機能を足したりする運用スタイル
- 「テーマ=フレームワーク」と割り切れる人向け
メリット
- 不要な機能でサイトが重くなりにくい
- 大規模なサイトや独自仕様の案件にも対応しやすい
デメリット
- 初心者が「そのまま使う」には、やや味気なく感じることも
- ブログやアフィリをすぐ始めたいだけなら、もっと“最初から装備されたテーマ”の方が楽
有料テーマを選ぶときは、
- 「ブログ中心」か「事業サイト中心」か
- 「とにかく早く形にしたい」のか「長期的に育てる土台にしたい」のか
- 「自分でいじりたい度合い」はどれくらいか
を先に決めてから、2〜3個に候補を絞るのがおすすめです。
次のセクションでは、こうしたテーマを前提に、
「じゃあ実際にどれを軸に選べばいいのか?」をタイプ別に整理していきましょう。
代表的テーマの詳しいレビュー(SEO視点)
ここでは「名前はよく聞くけど、実際SEO的にどうなの?」という代表テーマを、
“初心者が実務で困らないか”という視点でかみ砕いて解説します。
SWELLをSEOで活かすポイント
SWELLの強み(ブロック、速度、操作性、マルチサイト利用など)
SWELLは、現時点で「Gutenberg時代の標準解」に近いテーマと言って良い立ち位置です。
- ブロックエディター専用に作られており、装飾用ブロックが非常に充実
- 余計なプラグインに頼らなくても、ボックス・吹き出し・CTAなどが完結
- CSSやショートコードに触らなくても、見た目と構造が両立した記事を作りやすい
- 画像遅延読み込みやCSS/JS最適化など、速度関連の機能も標準装備
- ライセンス的に複数サイトで使いやすいので、ブログを増やす人にも向く
SEOの観点では、
「書き手がコンテンツ作成に集中しても、構造面で足を引っ張られにくい」のが最大の強みです。
SWELLで設定しておきたいSEO関連項目
SWELLを入れた直後に、最低限ここだけは触っておくと良いポイントです。
- サイト全体の見出し階層とデザインパターン
- h2/h3の見た目を決めておくと、どの記事でも迷わなくなる
- 目次ブロックの設定
- 自動生成の目次は、回遊性と滞在時間の両方に効きやすい
- 画像の遅延読み込みとサイズ設定
- 「とりあえず大きい画像」を貼りがちな初心者ほど、ここで差がつきます
- ブログカード・内部リンク用ブロック
- 記事同士をつなぎやすくしておくと、サイト全体の構造が育ちやすい
細かい項目をすべて完璧にするより、
「よく使う機能を3〜4つに絞って使い倒す」意識のほうがSEO的にもプラスです。
向いているサイト例(ブログ・オウンドメディアなど)
- 雑記〜特化まで幅広い個人ブログ
- 企業のオウンドメディア(コラム・事例・ノウハウ記事)
- 写真や図解が多い解説系サイト
逆に、「とにかく細かいABテストや広告管理をやりたい」
ガチガチのアフィリエイト運用だけを考えるなら、AFFINGER系のほうがハマる場合もあります。
AFFINGER6で集客と収益を最大化する方法
豊富なカスタマイズ項目と広告パーツの活用
AFFINGER6は、「収益化寄りの機能を全部入りにしたい人」向けのテーマです。
- 広告の挿入位置を細かく制御(記事上・中・下・サイドバーなど)
- ランキング・バナー・ボタンなど、クリックを促すパーツが豊富
- 専用の管理画面から、色・レイアウト・フォントなどをかなり細かく調整可能
SEOの観点では、
- 広告を貼りすぎてUXを損なわない配置
- CTRを高める表現・デザインのテスト
を回しやすいテーマなので、「アクセス → クリック → 成約」までを一気通貫で改善したい人に向きます。
内部構造とSEO設定の特徴
AFFINGER6は、
- パンくずリスト、見出し構造、内部リンク向けパーツなどが整備されている
- タイトル・ディスクリプション・OGPなどの設定項目も細かい
- カテゴリーページやタグページの見せ方もある程度コントロールできる
といった特徴があり、内部SEOを“数値で詰めていきたい”人に合う設計です。
ただし、テーマだけで完結させようとせず、
- 基本部分はテーマ
- 細かいメタ情報やサイトマップはSEOプラグイン
というように、**役割分担を意識したほうが運用は安定します。
機能が多すぎて迷いやすい点と対処法
AFFINGER6の典型的な失敗パターンは、
「せっかく買ったから全部の機能を試したくなる」→ 設定だらけで疲れる
ことです。
対処法としては、
- 最初に「この3つだけ使う」と決める
- 例:広告管理、ランキング、ボックス装飾 だけ
- 残りは触らず、記事を30本書いてから追加機能を検討する
- テンプレート・デザイン配布をそのまま使う期間を作る
といった形で、機能よりコンテンツを優先する順番を自分で決めておくと、
SEO的にも成果が出やすくなります。
SANGOの強みと向いているジャンル
読者に優しいデザインと高速表示
SANGOは、「読んでいてストレスが少ない」ことを強く意識したテーマです。
- 柔らかい色使い・余白の広さ・フォントサイズなど、読者の負担が少ない
- 装飾がポップでも、全体としては落ち着いたトーンにまとまる
- 軽量で、モバイルでも比較的サクサク動きやすい
SEO的には、直帰率や滞在時間、スクロール深度が伸びやすいデザインと言えます。
オリジナルブロック・装飾機能の使い所
SANGOには、見出しボックスや吹き出し、囲み枠など、
「読者の理解を助ける装飾」が多数用意されています。
- 結論・要点・注意点をボックスで区切る
- 会話調の説明を吹き出しで見せる
- まとめやチェックリストを見やすく整理する
といった使い方をすると、読みやすさと情報整理を同時に達成できるため、
結果的にSEOにもプラスに働きます。
ただし、あまり多用しすぎると「ごちゃごちゃした記事」になるので、
1記事につき“主役の装飾”を2〜3種類に絞るのがおすすめです。
基本的なSEO設定をテーマ側でどこまで完結できるか
SANGOは、
- パンくずリスト
- 目次
- 内部リンクに使えるカードデザイン
- モバイルナビゲーション
といった部分をテーマ側で持っているため、
最低限のSEO周りは、プラグイン少なめでも形になります。
メタディスクリプションやXMLサイトマップなどはプラグインに任せつつ、
「読者目線の内部構造とデザイン」部分をSANGOに任せる、という分担がおすすめです。
Cocoon(無料)の実力と注意点
無料でここまでできる内部SEOと機能群
Cocoonは、「無料でここまでやるのか」と感じるほど機能が豊富です。
- パンくず・目次・広告挿入・ランキングなど、ブログ運営に必要な要素が揃っている
- AMP対応、構造化データ、OGPなども一通りサポート
- 子テーマも用意されており、カスタマイズ前提の運用もしやすい
SEOの土台としては、「無料テーマの上限にかなり近い」レベルと言ってよいです。
プラグインとの組み合わせと高速化のコツ
Cocoonは多機能なぶん、プラグインを盛り込みすぎると重くなりがちです。
- 目次、広告、SNSボタンなど、テーマ側とかぶる機能のプラグインは極力入れない
- 画像最適化系プラグインだけは、別途入れても良い(ただし1つに絞る)
- 速度計測ツールで、「どのプラグインがボトルネックか」を定期的にチェックする
このあたりを意識しておくと、「無料だから遅いテーマ」という状態を避けやすくなります。
有料テーマへの移行を見据えた使い方
Cocoonは、
- WordPressに慣れる
- SEOの基礎をテストする
という意味で非常に優秀ですが、
のちに有料テーマへ移行する可能性が高いなら、次も意識しておくと楽です。
- テーマ独自のショートコードを乱発しない
- 装飾はなるべく「見出し・リスト・テーブル」など標準的な要素で表現する
- 本番運用前に、有料候補テーマでテスト環境を一度作っておく
こうしておくと、将来テーマを変えたときに
記事修正の手間とSEOリスクをかなり抑えられます。
STREETISTなど実績豊富なテーマ
アフィリエイトサイトで評価されている理由
STREETISTのようなアフィリエイト特化テーマが評価される理由は、
- 比較表・ランキング・CTAなど、「商品を選んでもらうためのUI」が初めから整っている
- カテゴリーページやタグページの構造が、「ジャンル別のまとめ」に向く設計になっている
- レビュー・ランキング記事をテンプレート化しやすく、
サイト全体に一貫性を持たせやすい
といった点にあります。
これらはすべて、SEO的に見ると、
- 内部リンクの整理
- トピッククラスターの形成
- サイト全体の専門性の可視化
につながる要素です。
実績・スコア・サポート面から見た特徴整理
アフィリエイト特化テーマを検討する際は、次の観点で比較すると判断しやすくなります。
- 実績
- そのテーマを使ったサイトが、実際に検索上位にどれくらい存在するか
- 開発者自身が、どれくらいSEOやアフィリエイトに精通しているか
- スコア
- PageSpeed Insights や Lighthouse で、
「テーマ標準状態」でどの程度の点数が出るか - 画像や広告を入れても、極端にスコアが落ちないか
- PageSpeed Insights や Lighthouse で、
- サポート・コミュニティ
- アフィリエイト運営者向けのノウハウ共有や事例紹介があるか
- テーマ固有のトラブルに対して、情報が見つかりやすいか
STREETISTのようなテーマは、
「アフィリエイトサイト運営」を丸ごとパッケージ化したい人にとって心強い選択肢です。
一方で、企業のオウンドメディアやブランディング重視のサイトには、
やや「売るためのデザイン」が強く出ることもあるため、
用途と世界観が合うかどうかを最後に確認しておくと安心です。
このセクションで取り上げたテーマは、どれも「SEOに弱い」という評価とは無縁です。
違いが出るのは、
- どこまで操作を簡単にしたいか
- どのくらい収益化に寄せたいか
- ブログ/事業サイト/アフィリ特化のどれを中心にするか
という“戦い方”の部分です。
「自分の目的とスタイルに合うか」を軸に、
ここで挙げた特徴を照らし合わせてみてください。
集客・収益化を支えるテーマ機能
SEOで検索流入を増やせても、
「どこで問い合わせ・登録・購入につなげるか」が設計されていなければ成果は出ません。
ここでは、集客・収益化の観点から「テーマ側にあると嬉しい機能」を整理しておきます。
CTA・ランディング導線の設計がしやすいテーマの条件
CTA(Call To Action)は、
- 資料請求
- メルマガ登録
- 商品購入
- LINE登録
など、「次にしてほしい行動」を促すエリアです。
SEOに強いテーマほど、このCTA周りの作りやすさが意識されています。
CTA設計に強いテーマの条件は、例えば次の通りです。
- 記事下やサイドバーに専用のCTAブロックを配置できる
- カラー・ボタン文言・アイコンなどが管理画面から変更できる
- ランディングページ(LP)用のテンプレートやブロックが用意されている
- スマホ表示でもCTAが埋もれず、タップしやすい配置になっている
こうした機能がテーマ側で用意されていると、
1.「検索→記事を読む」
2.「記事内で価値を感じる」
3.「自然な流れでCTAにたどり着く」
という導線を、コードを書かずに組み立てやすくなります。
広告の表示位置管理・ABテスト・効果測定機能
アフィリエイトや広告収益を重視するなら、
「どこに・どの広告を・どれくらいの期間出すか」を柔軟に調整できるかが重要です。
広告運用に強いテーマは、だいたい次のような機能を持っています。
- 記事の「上・中・下・目次前・見出し手前」などに広告を自動挿入できる
- PCとスマホで別の挿入位置を指定できる
- ラベル付きのボタンやバナーを、ブロックとして何度も再利用できる
- テーマ独自の「クリック数カウント」や簡易ABテスト機能を持っている場合もある
ここで大切なのは、
- とりあえずベタベタ貼るのではなく、
- 「どの位置だと読みやすさを損なわず、クリックされるか」を少しずつ検証することです。
テーマに機能が揃っていると、
プラグインを増やさなくても 「広告配置の試行錯誤」を回しやすくなります。
Google Adsense やアフィリエイト広告の設置のしやすさ
広告の設置自体は、どのテーマでも基本的には可能です。
ただし「やりやすさ」の差は、初心者ほど大きく響きます。
広告設置がしやすいテーマには、例えば次のような配慮があります。
- Adsenseやアフィリエイトのコードを一括で登録するエリアがある
- ヘッダー・フッター・記事内など、よく使う位置にチェックひとつで挿入できる
- ショートコードやブロックで「この広告枠」を呼び出せる
- 広告とコンテンツのメリハリをつけるためのデザイン済みボックスが用意されている
これがないと、毎回コードをコピペしたり、
ウィジェットやカスタムHTMLを手作業でいじる必要が出てきます。
特に、
- 複数案件を切り替えながらテストしたいアフィリエイトサイト
- 記事ごとに広告の出し分けをしたいブログ
では、「コード管理が楽かどうか」が運用負荷と収益の両方に影響してきます。
アクセス解析・コンバージョン計測と連携しやすい仕組み
SEOや広告運用を改善するには、
「どの記事から、どのCTAや広告がどれくらい成約につながったか」を知る必要があります。
テーマ側で用意されていると嬉しいのは、例えばこんな機能です。
- Google Analytics / Google Tag Manager のコード挿入欄
head/body直後など、推奨位置に簡単に設置できる
- サンクスページや特定ボタンに、計測用のクラス・IDを付けやすい構造
- 外部計測ツール(ヒートマップ、CV計測ツールなど)と干渉しにくい作り
実際の運用では、
- テーマ側で計測用コードを設置
- Analytics・Search Console・ヒートマップなどで動きを確認
- 記事構成・CTA位置・広告配置を微調整
というサイクルを回していきます。
ここでテーマが邪魔してしまうと、
- 「特定ボタンだけイベント計測したいのに、クラスが触れない」
- 「サンクスページのURL構造がいじりにくい」
といった細かいストレスにつながります。
「解析タグを入れやすいか」「CTA周りのコードが素直か」は、
一見地味ですが、集客・収益化を伸ばしたい人ほどチェックしておきたいポイントです。
まとめると、
SEOに強いテーマを選ぶときは、
- 検索で上位を狙うための技術面(速度・構造)だけでなく
- 入ってきたユーザーを成果につなげるための導線・広告・計測機能
までセットで見ておくことが大切です。
「検索 → 記事 → 行動」の流れを、テーマの機能でどこまでサポートできるか。
ここを意識して比較しておくと、後から“テーマの限界”で悩みにくいサイト設計がしやすくなります。
特化ブログ・サイト設計でテーマの力を引き出す
SEOに強いテーマは、「どんなサイト構造にするか」で性能の活かされ方が大きく変わります。
とくに、ジャンルを絞った特化ブログ・専門サイトは、テーマの設計と相性が良く、内部SEOの恩恵を受けやすい形です。
特化ブログ・専門サイトにするメリット
内部リンク構造を整理しやすくなる
扱うテーマが一貫していると、
- カテゴリー
- タグ
- 関連記事
- ランキング・おすすめ記事
などの内部リンクの張り方に迷いが少なくなります。
SEOに強いテーマは、
- 関連記事ブロック
- 人気記事ウィジェット
- 内部リンク用のカードデザイン
といった機能を持っていることが多く、
特化サイトで使うほど 「同ジャンルの記事同士が自然につながる構造」 を作りやすくなります。
結果として、
- クローラーがサイト全体を巡回しやすくなる
- 読者が関連記事を渡り歩きやすくなる
という両面で、評価されやすいサイトに近づきます。

専門性・権威性(E-E-A-T)を高めやすい
特化ブログは、書けば書くほど「専門家らしさ」が蓄積される形になっています。
- 同じジャンルで、入門〜応用まで幅広くカバーできる
- 体験談・失敗談・比較レビューなど、深いコンテンツを増やしやすい
- カテゴリーやシリーズ記事で「体系的な知識」を見せられる
SEOに強いテーマの中には、
- 著者ボックス
- 監修表記
- 実績・資格などを載せるための専用ブロック
といった E-E-A-T を補強するパーツが用意されているものもあります。
特化サイトではこれらをまとめて使いやすく、「この分野ならこのサイト」という印象づけに直結します。

収益ポイントを集中させやすい
ジャンルが絞れていると、
- どの案件・商品が収益の柱になりそうか
- どの導線にユーザーを流したいか
がはっきりしやすくなります。
SEOに強い+収益化に強いテーマでは、
- ランキングブロック
- 比較表
- CTAボックス
- LP用テンプレート
などが揃っているため、「収益ポイントに読者を集める設計」がしやすくなります。
特化ブログだと、
- 「このカテゴリーの読者は最終的にこのランキングに誘導」
- 「初心者向け記事の最後は、この入門プランのLPへ」
のように、導線設計をパターン化しやすいのも大きなメリットです。
特化サイト運営の注意点
参入ジャンルの選定難易度
特化サイトは、ジャンル選びを間違えると息切れしやすいのが弱点です。
- 競合が強すぎて、検索上位まで辿り着きづらい
- 案件単価は高いが、そもそもキーワードの母数が少ない
- 法規制や広告ポリシーの変化で、マネタイズしづらくなる分野もある
テーマ選び以上に、
- 自分の経験が活かせるか
- そこそこ長く情報を追いかけられる分野か
- リスクや規制の強さはどうか
といった観点で、「長期的に付き合えるジャンルか」をチェックしておく必要があります。
継続的に書き続けるための知識・経験の必要性
特化ブログは、狭い分野を深く掘るスタイルです。
そのため、
- ある程度の知識・実務経験
- 実際に試したレビュー・検証
- 自分の言葉で語れる失敗談や学び
のストックがないと、途中でネタが枯れやすくなります。
E-E-A-Tの観点では、
「どれだけ一次情報(自分の経験)を含められるか」が重要です。
- 実際の操作画面のキャプチャ
- 自分で計測した数値
- 時系列での改善の記録
などを載せると、テーマ側の見せ方(ブロック・ボックス・表)と相まって、
「その人にしか書けない記事」として評価されやすくなります。
カテゴリーページ・トピッククラスターの活用
特化サイトでは、カテゴリーページそのものを“入り口ページ”として育てるのがおすすめです。
- テーマによっては、カテゴリーページに説明文や固定ブロックを入れられる
- カテゴリートップで「このカテゴリーで分かること」「読む順番」などをナビゲートできる
- 重要な記事への内部リンクをまとめて配置できる
これにより、
- 読者にとっては「目次」の役割
- 検索エンジンにとっては「トピックのハブ」の役割
を兼ねたページになります。
さらに、トピッククラスター(関連するテーマ群のまとまり)を意識して、
- 中心となる「解説記事」
- 個別の「レビュー・比較・事例記事」
をカテゴリーページや内部リンクで束ねていくと、
テーマ側の機能(関連記事・カード・ボックス)がサイト構造の見える化に役立ちます。
著者ページ・プロフィール強化による信頼性アップ
SEOに強いテーマの多くは、
- 著者アーカイブページ
- プロフィールボックス
- 監修者情報・実績を載せるセクション
などを標準機能として備えています。
特化サイトではこれを活かして、
- なぜこのテーマについて語れるのか(経験・資格・実務)
- どんな人に向けて発信しているのか
- どのSNSや実績ページで活動しているのか
を著者ページにまとめておくと、サイト全体の信頼感が一段上がります。
とくに、
- YMYL寄りのテーマ(お金・健康・キャリアなど)
- BtoB・専門職向けの情報発信
では、「誰が書いているのか」が検索評価にも影響しやすくなっています。
特化ブログ×SEOに強いテーマは、
- 内部リンク構造
- カテゴリー設計
- 著者情報・実績の見せ方
といった部分で相乗効果が出やすい組み合わせです。
「テーマの機能をどこで使うか」を、
サイト設計の段階から意識しておくことが、同じテーマでも成果に差がつくポイントになります。
テーマだけに頼らないSEO強化の方法
どれだけ「SEOに強いテーマ」を選んでも、
中身と運営の仕方が弱ければ、検索結果では戦えません。
ここでは「テーマ以外で、必ず押さえておきたいSEO」の土台を整理します。
良質なコンテンツを継続的に作成する重要性
SEOの現場では、最終的に評価されるのは記事そのものの価値です。
- 読者の疑問・不安にきちんと答えているか
- 具体例・図解・体験談など、他記事にはない情報が入っているか
- 情報が古くなったら、更新や追記をしているか
この「コンテンツの強さ」は、どんなテーマでも代わりにやってはくれません。
目安としては、
- まずは“質を意識した10〜30本”をしっかり作る
- その後、「読まれている記事」と「読まれていない記事」を見比べて改善する
という流れで、“書きっぱなしではなく、育てる”意識を持てると強いです。
内部リンク・回遊性を高める設計
SEOに強いテーマには、関連記事・パンくず・ブログカードなどの機能があります。
これを「なんとなく」ではなく、設計して使うことが大切です。
- 同じテーマの記事同士を、内部リンクでしっかり結ぶ
- カテゴリごとに「入口記事」「まとめ記事」「詳細記事」を決める
- 記事下の「次に読んでほしい記事」を固定しておく
こうすると、
- 読者は迷わず読み進められる
- クローラーもサイト全体の構造を理解しやすい
という両方のメリットが生まれます。
テーマの内部リンク用ブロックやブログカードは、
「なんでもリンクする」のではなく、「導線を設計して配置する」意識で使うと効果的です。
自然な被リンクを増やすための施策
外部サイトからのリンク(被リンク)は、
今でも「信頼の票」として無視できないシグナルです。
ただし、買う・量産するのではなく、「貼られたくなる理由」を作る必要があります。
引用・シェアされやすい記事の書き方
- 自分で集計したデータ・比較表・実験結果を載せる
- 画像付きの丁寧な手順解説(公式マニュアルより分かりやすいもの)
- 他の記事から引用したくなる“定義”や“まとめ”を作る
こうした記事は、他メディアから自然に引用されやすい素材になります。
SNSでの拡散・バズを狙う工夫
- 記事タイトルとアイキャッチを、SNSタイムライン向けに整える
- 記事内に「図解」「一言で刺さるフレーズ」を入れて、切り抜きやすくする
- 投稿時に、関連するハッシュタグやコミュニティを意識する
いきなりバズを狙う必要はありませんが、
「シェアしたくなる一枚・一文」を意識して作るだけでも拡散率は変わります。
他メディアへの寄稿・インタビュー対応など
- 専門分野があるなら、関連メディアへの寄稿・共同企画を提案してみる
- メディアやブロガーからのインタビュー依頼には、できる限り丁寧に応じる
- オフラインの活動(登壇・セミナー・勉強会)も、レポート記事経由でリンクにつながる
こうした 「人とメディアとの関係づくり」 は時間がかかりますが、
長期的には、テーマやデザインよりも強い資産になります。
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識した運営
テーマで整えられるのは、あくまで技術的な土台です。
E-E-A-Tは、サイト運営全体の設計で積み上げていきます。
たとえば:
- 経験(Experience)
- 実際に試した手順・失敗談・ビフォーアフターを具体的に書く
- 専門性(Expertise)
- プロフィールに、実務経験・資格・実績などを明記
- 特定分野の記事を集中的に書き、カテゴリとして深くする
- 権威性(Authoritativeness)
- 有名サイトからの引用・取材・共同企画があれば掲載
- 書籍・講演・登壇歴などがあれば、プロフィールや実績ページに整理
- 信頼性(Trustworthiness)
- 運営者情報・お問い合わせ・プライバシーポリシー・免責などを整える
- アフィリエイトリンクの有無や、レビューの基準を分かりやすく示す
SEOに強いテーマは、著者ボックスや実績掲載用のブロックを持っていることが多いので、
「機能を埋める」のではなく、「信頼情報をどう載せるか」という視点で活用すると効果的です。
必要十分なSEOプラグインの導入と入れすぎの弊害
テーマと同じくらい悩みがちなものが「プラグイン」です。
特にSEO系プラグインは、“最低限でいい”と考えた方がうまくいきます。
代表的に必要になりやすいのは:
- メタ情報やXMLサイトマップを管理するプラグイン
- リダイレクトやインデックス制御ができるプラグイン
程度です。
入れすぎると、
- 機能が重複して、かえって設定が複雑になる
- テーマとぶつかって、意図しないタグやコードが出力される
- アップデートで互換性エラーが起きやすくなる
といったリスクが増えてしまいます。
「テーマでできること」と「プラグインに任せること」を分けて考える
のが、シンプルで強い構成を保つコツです。
読み込み負荷の大きいプラグインを避ける理由
SEOの観点でプラグインを語るとき、
「どれだけ便利か」より「どれだけ遅くならないか」のほうが重要です。
- アクセス解析を多重に入れる
- スライダーやアニメーションを多用する
- ページごとに重いスクリプトを読み込む
こうしたプラグインは、表示速度とコアウェブバイタルを悪化させやすい代表例です。
結果として、
- せっかく速いテーマを選んでも、プラグインで台無しになる
- モバイルユーザーの離脱が増え、SEO評価にもマイナスに働く
という状況を招きます。
プラグイン選びの基本は、
- 「本当にこの機能がないと困るか?」
- 「他のプラグインやテーマと役割がかぶっていないか?」
を確認し、“できるだけ少なく・軽く”で構成することです。
まとめると、
SEOに強いテーマはあくまで「スタートラインに立つための土台」であり、
- コンテンツの質と継続
- 内部リンクとサイト構造
- 被リンク・E-E-A-T・プラグイン設計
といった運用面の積み重ねが、検索結果で長く戦ううえで欠かせません。
テーマ選びが終わったら、
「ここからが本番」という気持ちで、サイト全体の育成に目を向けていきましょう。
よくある疑問・Q&A(テーマとSEO)
ここでは、テーマ選びでよく聞かれる疑問を、できるだけ実務寄りにまとめておきます。
「結局どう考えればいいの?」というときの確認用メモとして使ってください。
無料テーマだけでも検索上位を狙えるのか
結論から言うと、無料テーマでも上位表示は十分可能です。
検索順位を決める主な要素は、
- 検索意図に合った内容か
- 競合よりも分かりやすく、網羅的か
- サイト全体の信頼性が積み上がっているか
といったコンテンツと運営の部分であり、
「無料だから上がらない」「有料だから必ず上がる」という単純な話ではありません。
ただし、
- 内部リンクの作りやすさ
- 表示速度の最適化
- CTAや広告などの導線設計
といった“土台”の部分では、有料テーマのほうが時間を節約しやすいのは事実です。
無料テーマを使う場合は、
「コンテンツ制作に集中しつつ、足りない機能だけ補うイメージ」で考えると失敗しにくくなります。
テーマ変更はSEOにどの程度影響するのか
テーマ変更は、やり方次第で影響の大きさが変わる作業です。
- 見出し構造・パンくず・内部リンクの出し方が大きく変わると、
一時的に順位が上下しやすくなります。 - 画像サイズ・レイアウトが変わることで、表示速度が改善/悪化することもあります。
- 広告やCTAの位置が変われば、直帰率や滞在時間も変わります。
とはいえ、適切に移行すれば、
中長期的には「より良いテーマにした分だけプラスに働く」ことが多いです。
ポイントは、
- テスト環境で崩れ具合を確認してから本番に反映する
- 主要記事のレイアウトと内部リンクを優先的にチェックする
- Search Consoleでエラーや急激な変化がないか確認する
といった「慎重な移行」を意識することです。
「一番速いテーマ」を選べば上位表示できるのか
速度は重要ですが、“それだけ”で上位表示はほぼ不可能です。
- 表示速度は、ユーザー体験とコアウェブバイタルに関わるため、
「遅いよりは速い方が良い」のは間違いありません。 - ただし、コンテンツの質・サイト構造・被リンク・E-E-A-Tなど、
他にも大きな要素がたくさんあります。
極端な話、
- 世界一速いテンプレサイト
- そこそこの速度だけれど、内容が圧倒的によく、信頼も厚いサイト
が競った場合、後者が勝ち続けるのは想像しやすいはずです。
テーマ選びでは、
- 「十分に速い」ラインをクリアしているか
- そのうえで、コンテンツと導線にリソースを割けるか
を基準にしたほうが、実務的には成果につながりやすくなります。
テーマとSEOプラグインの相性で注意すべき点
テーマとSEOプラグインは、役割がかぶるとトラブルの元になります。
たとえば:
- テーマもプラグインも、タイトル・ディスクリプションを書き換える
- パンくずリストを両方で出力してしまう
- 構造化データを二重に出して、エラー扱いになる
といったケースです。
注意したいのは、
- 「どこまでをテーマに任せるか」
- 「どこからをプラグインの管轄にするか」
を最初に決めておくことです。
具体的には、
- メタ情報・XMLサイトマップ・リダイレクトなどはプラグイン主導
- デザイン・内部リンク・パンくず表示はテーマ主導
のように担当を分けて設計すると、後々のトラブルを減らせます。
BtoB企業サイトに合うテーマ選びのコツ
BtoBサイトでは、個人ブログとは優先順位が少し違います。
重視したいのは:
- 会社・サービスの信頼感が伝わるデザイン
- 事例・料金・資料請求・お問い合わせへの導線
- スマホでも読みやすいが、ビジネスらしい落ち着いたトーン
といったポイントです。
そのうえで、SEO的にチェックしたいのは、
- サービスごとのランディングページを作りやすいか
- 事例・ブログ・FAQなど、コンテンツを増やす導線を組みやすいか
- 資料請求や問い合わせ完了ページで、コンバージョン計測がしやすい構造か
といった“集客〜リード獲得”までの流れです。
BtoBでは、
- 「派手なブロガー向けテーマ」よりも
- コーポレートやオウンドメディア向けに設計されたテーマ
のほうが、結果的に信頼性とコンバージョン率の両方で有利になりやすいです。
テーマ選びや運用で迷ったときは、
「この選択は、読者と検索エンジンの両方にとってわかりやすくなるか?」
と問い直してみてください。
その視点さえ外さなければ、テーマもプラグインも、
“目的を達成するための道具”として、バランスよく使いこなせるようになっていきます。
まとめ|SEOに強いテーマは「戦いやすい土台」、勝敗を分けるのはコンテンツと運用
ここまで見てきた通り、「SEOに強いWordPressテーマ」は
スタートラインを前に出してくれる“土台”にすぎません。
- 表示速度・内部構造・レスポンシブ対応などは、テーマで整えやすい
- しかし順位を決めるのは、最終的にはコンテンツの質とサイト運営の継続
この前提を押さえたうえで、最後に「どう選び」「どう生かすか」を整理して締めましょう。
テーマ選びで決めておきたい3つの軸
テーマを探す前に、次の3つだけははっきりさせておくと迷いにくくなります。
- サイトの目的・役割
- 個人ブログ/アフィリエイト/企業サイト/オウンドメディア…
- 「何のためのサイトか」で、必要な機能と世界観がほぼ決まります。
- 自分の作業スタイル・スキル感
- コードは触らずブロック操作中心でいきたいのか
- 少しはCSSやHTMLをいじる前提で、シンプルなテーマを育てたいのか
自分のスタイルとテーマの設計がズレると、必ずどこかでストレスになります。
- 予算と運営期間のイメージ
- 「半年様子を見るブログ」なのか、「数年育てるメディア」なのか
- 複数サイトを作る予定があるのか
有料テーマは“今の値段”ではなく“何年・何サイト使うか”で考えると判断しやすくなります。
最終的におすすめしやすいテーマのタイプ別整理
細かい名前はさておき、最終的には次のどれかに当てはまる人が多いはずです。
| タイプ | 合いやすいテーマの方向性 | ポイント |
|---|---|---|
| ブログ・アフィリ中心 | ブロックエディタ対応+収益化パーツが豊富な有料テーマ | 記事作成と広告導線をまとめて整えられるものを選ぶ |
| まずは低リスクで始めたい | Cocoon など情報量の多い無料テーマ | テーマに時間をかけすぎず、「書く習慣づくり」を優先 |
| BtoB企業・店舗サイト | コーポレート/ビジネス向け設計のテーマ | 事例・サービス・問い合わせ導線を作りやすいかを重視 |
| 制作・カスタマイズ前提 | シンプルで拡張性重視のミニマルテーマ | 子テーマで作り込む覚悟があるなら自由度の高さを優先 |
重要なのは、「人気だから」ではなく「自分の戦い方に合うか」で選ぶことです。
そのうえで、無料・有料どちらを選んでも、コンテンツ側で勝ちにいく覚悟のほうが検索結果に効いてきます。
テーマを選んだあとに取り組むべき優先度の高いSEO施策
テーマを導入したら、次の順番で手を付けていくと、遠回りを防ぎやすくなります。
- 基本設定と計測の準備
- パーマリンク、サイト名・キャッチフレーズ、SSL化を確認
- Googleアナリティクス・Search Console を連携
- テーマ側のSEO設定(パンくず・OGP・目次など)を最低限整える
- 重要ページとサイト構造の設計
- トップページ/主要カテゴリー/問い合わせ・プロフィールページを先に形にする
- カテゴリー構成とメニューで「サイトの地図」を作る
- 質の高い記事を少数でもいいので積み上げる
- まずは「このテーマならこのサイト」と言える柱記事を10〜30本
- その後、アクセスが伸びている記事から順にリライト・内部リンク強化
- 内部リンクと回遊性の改善
- 関連記事、ブログカード、目次、カテゴリーページを使って“読み進めやすい道”を作る
- 特化ブログなら、トピッククラスター(まとめ記事+個別記事)を意識する
- ページ速度・プラグインの見直し
- 計測ツールで重い要因を特定し、「不要なプラグイン」「大きすぎる画像」から削る
- テーマが持っている機能とかぶるプラグインは整理する
- E-E-A-Tの強化
- プロフィール・運営者情報・実績・ポリシーページを整える
- 体験談や検証・失敗からの学びなど、「自分にしか書けない要素」を少しずつ増やす
SEOに強いテーマ=ショートカットではなく、長期戦を戦いやすくする装備です。
- テーマで土台を固める
- コンテンツと運用で信頼を積み上げる
この二段構えを意識して育てていけば、
時間はかかっても、検索結果で「選ばれるサイト」に近づいていきます。
