WordPressテーマ「THE THOR」徹底解説|“ガチ勢向け”テーマの実力とは
「THE THOR、気になってるけど本当に自分に合うのかな?」
「デザインと収益化に強いって聞くけど、設定が難しそうで踏み出せない……」
「SWELLやAFFINGERと比べて、どこが違うのかイマイチ分からない」
有料テーマを検討していると、こんなモヤモヤを感じる人は少なくありません。
- 無料テーマから卒業したいけれど、高いお金を払って後悔したくない
- どうせ買うなら、SEOと表示速度にも強い“ガチ系”テーマを選びたい
- 収益化機能に惹かれる一方で、多機能すぎて使いこなせるか不安
「THE THOR」は、まさにそうした人の候補に必ずと言っていいほど挙がるテーマです。
一方で、口コミを眺めているだけでは、
「初心者にはハードルが高いらしい?」
「ブロックエディターとの相性はどうなの?」
「結局、どんな人なら選んで正解なの?」
といった肝心なポイントがぼやけたままになりがちです。
この記事では、WordPressテーマ「THE THOR」の特徴を、
- デザイン性
- 収益化に特化した機能
- SEO・高速化まわりの設計
- ライセンス・価格・サポート体制
- 向いている人/向いていない人
といった切り口から、できるだけ具体的・中立的な視点で整理していきます。
公式サイトの宣伝文句をなぞるのではなく、
- どこが本当に強みと言えるのか
- どこでつまずきやすいのか
- 他テーマと比べたときの“現実的な立ち位置”
まで踏み込んで解説するので、読み終える頃には、
「自分のブログにはTHE THORが合うのか、今は見送るべきなのか」
を、自信を持って判断できるはずです。
「デザインも収益も妥協したくない」というあなたのテーマ選びの材料として、じっくり役立ててください。
【記事を読む前にまず公式サイトでデモサイトを確認しておくとスムーズです。】THE THORってどんなテーマ?(基本情報とコンセプト)
THE THOR(ザ・トール)は、「SEO・表示速度・デザイン・収益化機能」を一つにまとめた国産の有料WordPressテーマです。
特に、ブログやアフィリエイトサイト向けにチューニングされており、クラシックエディター前提で作り込まれた“高機能オールインワン系テーマ”という立ち位置になります。
有料テーマとしての位置づけと概要
- 国産の有料テーマで、フィット株式会社(FIT)が開発・販売している
- もともと「LION BLOG / LION MEDIA」などの無料テーマで実績を積んだ開発元が、
そのノウハウを集約して作った本格派テーマ - コンセプトは、公式いわく「究極のSEO最適化テーマ」
- 高度な内部SEO対策
- AMP / PWA、コード圧縮、画像遅延読み込みなど高速化機能
- 収益化向けのランキング・CTA・広告管理などを標準装備
ざっくり言うと、
「プラグインを足しまくって環境を作る」のではなく、
テーマ側に大体の機能が揃っているので、導入後すぐに“稼ぐ用サイト”を形にしやすい
というのがTHE THORの特徴です。
開発・販売会社およびサポート体制の概要
開発元:フィット株式会社(FIT / FIT THEME)
- SEOコンサルティングやWeb制作の実務経験を持つチームがテーマを開発
- 公式サイトでも「SEOコンサルタントとしてのノウハウを注ぎ込んだテーマ」と明言されています
サポートの主な形態
- 会員向けのオンラインマニュアル・操作ガイド
- ユーザー同士+運営が回答するQ&Aフォーラム / サポート掲示板
- アップデートや機能改善は、購入後も継続して提供(買い切り型)
「チャットで何でも聞ける」タイプの手厚い個別サポートではありませんが、
“マニュアル+フォーラム形式”で困りごとを調べたり質問したりできる環境が用意されています。
料金プラン・ライセンス・利用可能サイト数
※具体的な金額や条件は改定される可能性があるため、最終的には必ず公式サイトで確認してください。
現時点の代表的な情報を整理すると、だいたい次のイメージです。
| 項目 | 内容のイメージ |
|---|---|
| 価格(テーマ&サポート) | 16,280円(税込)前後の買い切り |
| 課金形態 | サブスクではなく一度購入すれば継続利用OK |
| 利用可能サイト数 | 自分名義のサイトなら複数サイトに使い回し可 |
| アダルトジャンル | 利用可能と明記した情報もあり(ただし要規約確認) |
| アップデート | 購入後も機能改善・バージョンアップを受けられる方式 |
ライセンスのポイントは次の2つです。
- 自分が運営者のサイト → 複数サイトOK
- 1回の購入で、自分名義のブログやメディアをいくつも構築できる
- クライアント案件・第三者サイト → 特別ライセンスが必要
- いわゆる「制作代行」をする場合は、
通常ライセンスとは別に、制作会社向けの特別ライセンス(約33,000円・有効期限あり)が求められます
- いわゆる「制作代行」をする場合は、
複数サイト運用・企業サイト・受託制作で使うときのルール
THE THORをどういう立場で使うかで、守るべきルールが変わります。
- 個人で複数ブログを運営する場合
- 自分が所有者のサイトであれば、
1ライセンスで複数サイト利用OK(現行の案内では「制限なし」とする情報が多いです)
- 自分が所有者のサイトであれば、
- 企業が自社サイトで使う場合
- 会社名義で購入し、その会社が運営する自社サイトに導入する形であれば、
基本的には「自分のサイト」と同じ扱いになります(ただし、利用規約を要確認)。
- 会社名義で購入し、その会社が運営する自社サイトに導入する形であれば、
- 制作会社・フリーランスがクライアントサイトを作る場合
- クライアントのサイトにTHE THORを組み込んで納品する場合は、
- 制作者側が特別ライセンス(3年有効)を取得
- さらに、クライアントごとにテーマ本体を購入する運用が推奨されています
- 規約違反になると、ライセンス取り消しや利用停止のリスクもあるため、
受託制作で使う前に、必ず公式の利用規約を読み込むのがおすすめです。
- クライアントのサイトにTHE THORを組み込んで納品する場合は、
後継テーマ「GOLD BLOG」との違いと選び分けの考え方
同じフィット社からは、後継テーマ「GOLD BLOG(ゴールドブログ)」もリリースされています。
GOLD BLOGは、THE THORのコンセプトを引き継ぎつつ、より新しい環境(WordPress 6系・ブロックエディター)に合わせて作り直したテーマという位置づけです。
ざっくり比較すると、次のような違いがあります。
| 項目 | THE THOR | GOLD BLOG |
|---|---|---|
| 開発元 | フィット株式会社 | 同じくフィット株式会社 |
| 位置づけ | 先代のフラッグシップテーマ | THE THORの後継・進化版テーマ |
| エディターとの相性 | クラシックエディター前提(Gutenbergは一部制約あり) | ブロックエディター前提で設計 |
| 特徴 | SEO・高速化・収益化機能が成熟しており、情報量が多い | デザインバリエーション・装飾数がさらに増えた新世代テーマ |
| 価格帯 | 買い切り、16,000円台前後 | 買い切り、1万円前後から(※値上げ済み。要公式確認) |
どう選べばいいか?
- クラシックエディターの操作感が好き/既存サイトをTHE THORで運用中
- → そのままTHE THORを継続利用、もしくは
既存のノウハウ・情報量の多さを優先してTHE THORを選ぶ選択肢もアリ
- → そのままTHE THORを継続利用、もしくは
- これから新規でブログを作る/ブロックエディター前提で今後も運用したい
- → 後継のGOLD BLOGを第一候補にした方が、長期的なWordPressの流れには合いやすい
実際、THE THOR→GOLD BLOGへの移行手順を解説した記事や比較記事も多く、 「クラシック重視ならTHE THOR、そうでなければGOLD BLOG」という整理がよくされています。
この章のまとめとして、
- THE THORは「クラシックエディター前提の高機能オールインワンテーマ」
- 買い切り・複数サイトOKで、SEO・速度・収益化機能が一通り揃っている
- ただし、ブロックエディター時代の本命は後継のGOLD BLOG側に移りつつある
という前提を押さえておくと、
このあとメリット・デメリットや他テーマとの比較を読むときに、判断がかなりしやすくなるはずです。


THE THORの主な機能と特徴
THE THORは「後からプラグインで足していく」タイプではなく、最初からブログ運営に必要な機能をかなり詰め込んだオールインワン型のテーマです。
ここでは、初心者の方でもイメージしやすいように、役割ごとに分けて紹介します。
検索対策と表示スピードに関する機能
PWA・AMP・コード圧縮などの高速化オプション
THE THORは、表示速度とモバイルユーザーの快適さをかなり意識して作られています。
代表的な仕組みは次のようなものです。
- PWA設定
- サイトをスマホのホーム画面に追加して、アプリのように表示できる機能
- リピーターが多いブログやメディアでは、滞在時間アップにもつながりやすい
- AMP対応
- 記事ページをシンプルな構造にして、モバイルでの読み込みをさらに軽くする仕組み
- 全記事AMPにするかどうかはサイト方針次第なので、ON/OFFを選べます
- コード圧縮・画像の遅延読み込み
- HTML/CSS/JavaScriptを圧縮して、読み込むデータ量を軽くする
- 画面に表示されるタイミングで画像を読み込む「遅延読み込み(Lazy Load)」にも対応
技術用語は多いですが、実際の操作としては
「管理画面のチェックボックスをオンにする」レベルで使えるようにまとめられているのがポイントです。
構造化データ・メタ情報などSEOまわりの設定
検索エンジン向けの細かい設定も、テーマ側でカバーされています。
- 記事ごとのタイトルタグ・メタディスクリプションの入力欄
- パンくずリストや構造化マークアップの出力(リッチリザルト対策)
- noindex / nofollow の指定
- OGPやTwitterカードの設定
SEOプラグインを入れなくても、基本的な内部SEOはテーマだけで一通り回せる構成です。
中〜上級者になってからも、「SEOプラグイン+THE THOR」の二重設定にならないように役割を整理しやすいのも地味にうれしい点です。
デザイン面の強み
デモサイト・着せ替え機能で一気にデザインを整える
THE THORのわかりやすい魅力が、「デモサイトの着せ替え」機能です。
- 公式が用意した複数のデモサイトを、ワンクリックでインポートできる
- 配色・レイアウト・フォントなど、細かい部分までセットで読み込める
- そのまま一部の画像やテキストを差し替えるだけでも、かなり完成度の高いサイトになる
デザインに自信がない初心者でも、
まっさらな状態から作る
→ ある程度できあがったデモをベースに「自分用に調整する」
という流れにできるので、最初の挫折ポイントを一段下げてくれる機能と言えます。
見出し・ボックス・口コミ枠など豊富な装飾パーツ
記事の読みやすさを左右する「装飾パーツ」もかなり豊富です。
- 見出しデザイン(色・線・背景などのバリエーション多数)
- ふきだし・会話風ボックス
- レビュー枠・口コミボックス
- 注意書き・補足説明用のボックス
- ボタン・バッジ・スコア表示 など
こうした装飾は、ショートコードやボタン操作で挿入できるようになっているため、
毎回CSSを書く必要はありません。
「地味なブログ」から一歩抜け出して、“読者がスクロールしやすい記事のレイアウト”を作りやすいのがTHE THORの強みです。
収益化をサポートする仕組み
広告タグ管理でアフィリエイトリンクを一元管理
アフィリエイトをする人にとって一番ありがたいのが、広告タグ管理機能です。
- ASPで取得した広告タグを、管理画面で一括登録
- 記事内には「タグID」を呼び出すだけで広告を表示
- 広告側のURLが変わっても、管理画面側だけ変更すれば全記事に一括反映
こうした仕組みにより、
- 「記事ごとに貼ったバラバラのタグを探して貼り替える」という作業を回避
- 広告パフォーマンスの集計・テストもやりやすくなる
長く運営するサイトほど、“リンク管理のしやすさ=時間の節約”に直結します。
ランキング・CTA・レビュー枠などコンバージョン用パーツ
THE THORは、ただ広告を貼るだけでなく、「成約を取りにいくための見せ方」まで含めて仕組み化されています。
- ランキング機能(おすすめ案件を順位付きで並べる)
- CTAエリア(記事下やサイドバーに誘導ブロックを表示)
- レビュー枠(評価☆マーク・点数・長所短所の整理)
これらを使うことで、
- 「バナーを貼っただけのページ」ではなく
- 読者が比較検討しやすい、判断材料のそろったページ
に仕上げやすくなります。
アクセス解析・クリック計測など「見える化」機能
収益化では 「どのリンクがどれくらいクリックされているか」 を把握することが重要です。
THE THORには、テーマ側で以下のような「見える化」機能が用意されています。
- 広告ごとのクリック数や表示回数のログ
- どの記事でよくクリックされているかの一覧表示
- 内部リンク・関連記事の動きの確認 など
Googleアナリティクスだけでは気付きにくい部分も、テーマ側でざっくりと把握できるため、
「どの広告を強化し、どこを差し替えるべきか」を考える材料になります。
記事作成・編集を快適にする機能
クラシックエディター前提の操作感と特徴
THE THORは、クラシックエディター時代に最適化されたテーマです。
- ビジュアルエディター+ショートコードで装飾を挿入するスタイル
- クラシックエディター用のボタンが充実している
- 「文章を書きながら、必要な装飾だけ後からつけていく」操作感に近い
クラシックエディターに慣れている人にとっては、
「余計なブロックが増えず、文章主体で書ける」
という感覚が強く、ブログライティングに集中しやすい環境が整っています。
ブロックエディター(Gutenberg)への対応状況
一方で、WordPress本体はブロックエディターが標準になっています。
THE THORも最低限の互換性はありますが、
- ブロックエディター専用の装飾ブロックが豊富に用意されているわけではない
- テーマ機能の一部は、クラシックエディターのほうが使いやすい
といった事情から、「がっつりGutenbergで構築したい人」にはやや不向きです。
- すでにTHE THORでクラシックエディター運用をしているサイト
- 新規でも「文章中心のブログで、クラシック操作のほうが落ち着く」人
であれば、まだ十分現役で使えるテーマですが、
ブロックエディター前提で長期運営するなら、後継テーマ(GOLD BLOGなど)も視野に入れるのが現実的です。

サイト運営を助けるその他の便利機能
絞り込み検索・お問い合わせフォームなどの標準機能
THE THORは、「読者がサイト内を回遊しやすくなる仕組み」も用意しています。
- カテゴリやタグなどで条件を組み合わせて検索できる、絞り込み検索機能
- テーマ側で用意されたお問い合わせフォーム(プラグイン不要で使えるケースもある)
これにより、
- 商品レビューが多いサイトで、読者が条件で探しやすくなる
- 企業サイト・サービスサイトとしても最低限の問い合わせ導線を確保できる
といったメリットがあります。
ウィジェット・カスタマイザーでできる主な設定
サイドバーやフッターなど、レイアウト関連の設定は、
- ウィジェット
- カスタマイザー(外観 → カスタマイズ)
から行います。
代表的には、次のようなことが可能です。
- サイドバーにランキング、プロフィール、広告、検索窓を配置
- フッターにメニュー・コピーライト表記・バナーエリアを設定
- スマホ専用フッターメニュー(固定フッター)のカスタマイズ
- PCとスマホで表示内容を出し分け
細かい位置調整には慣れが必要ですが、
「読者の目線の動き」に合わせて導線を組み立てやすい自由度はしっかり確保されています。
この章をざっくりまとめると、
- THE THORは、SEO・高速化・デザイン・収益化機能が最初から一式そろったテーマ
- 特に、広告管理・ランキング・CTA・解析など「稼ぐための仕組み」がテーマレベルで用意されている
- ただし、設計の軸はクラシックエディター側なので、ブロックエディター時代の運用方針とは相性を考える必要がある
という特徴があります。
次のパートでは、こうした機能をふまえて、
「メリット・デメリット」「どんな人に向いているか」を整理していくと、テーマ選びの判断材料がさらにクリアになります。
THE THORを選ぶメリット(良い点)
検索流入を増やしやすいテーマ設計
THE THORは「あとからSEOプラグインで何とかする」のではなく、最初から検索エンジン向けの土台が整っているテーマです。
具体的には、
- HTML構造や見出し階層が整理されており、クローラーに内容が伝わりやすい
- パンくずリスト・構造化データ・メタ情報など、内部SEOの基本をテーマ側でカバー
- カテゴリ・タグ・関連記事など、内部リンクが自然に増えるよう設計されている
つまり、「書いた記事がきちんと評価される下地」を作りやすいのがTHE THORの強みです。
もちろんキーワード選定や記事の質は別問題ですが、テーマ選びで大きく損をしにくい設計だと言えます。
ページ読み込みが速くユーザー体験に優れる
同じ内容の記事でも、表示速度が遅いだけで離脱率は上がります。
THE THORはここをかなり意識して作られています。
- 画像の遅延読み込み(Lazy Load)
- HTML/CSS/JavaScriptの圧縮
- AMP・PWA対応によるモバイル最適化
- 余計なスクリプトや装飾をテーマ側でできるだけ抑えた構成
これらが組み合わさることで、
- スマホ回線でもストレスなくページが開きやすい
- Core Web Vitals(LCP/FID/CLS)対策にもプラスに働きやすい
結果として、検索評価とユーザーの満足度の両方を支えやすいテーマになっています。
おしゃれなデザインのサイトを短時間で用意できる
デザインに時間をかけすぎると、肝心の「記事を書く時間」が削られてしまいます。
THE THORは、そのジレンマを軽くしてくれるテーマです。
- 公式が用意したデモサイトをインポートして、ほぼ完成に近い状態からスタートできる
- 配色・フォント・レイアウトなど、大枠はテンプレに任せて「中身」に集中できる
- 見出し・ボックス・ボタンなど、統一感のある装飾パーツが揃っている
結果として、
「CSSが書けないからダサくなる」
「デザインにこだわりすぎて記事が進まない」
といった状態を避けやすく、初心者でも見栄えの良いサイトを短期間で立ち上げやすいのがメリットです。
多機能なオールインワン設計でプラグインを減らせる
WordPress初心者がよくハマるのが、「便利そうなプラグインを入れすぎてサイトが重くなる・不具合が出る」というパターンです。
THE THORは、もともと以下のような機能をテーマ側に内蔵しています。
- 目次生成
- 広告管理
- 絞り込み検索
- CTA・ランキング・レビュー枠
- アクセス・クリック解析 など
そのため、
- 必要最低限のプラグインだけでサイトが完成しやすい
- プラグイン同士の相性問題やアップデート不具合のリスクを減らせる
- 管理画面もスッキリし、運営者がどこを触ればよいか迷いにくい
というメリットがあります。
「テーマ+少数精鋭プラグイン」というシンプルな構成にしやすいのは、長期運用において大きな安心材料になります。
ブログ・アフィリエイトの収益化向け機能が充実している
THE THORが特に評価されているのが、収益化まわりの機能がよく練られている点です。
- 広告タグ管理機能で、アフィリエイトリンクを一括登録・一括差し替え
- ランキング記事向けの専用レイアウトや、星評価つきレビュー枠
- 記事下やサイドバーに配置できるCTAエリア
- どの広告がどれくらいクリックされているかを把握しやすい計測機能
これらによって、
- 収益性の高い導線を、テーマの標準機能だけで組み立てやすい
- テストや改善のサイクルを回しやすく、「なんとなく貼った広告」に終わらせない
という環境が整います。
「ただの日記ブログではなく、ちゃんとお金を生むメディアに育てたい人」にとって、THE THORは相性の良いテーマです。
フォーラムなどのサポートが手厚く安心して運用できる
有料テーマを選ぶうえで、サポートの有無はとても重要です。
THE THORの場合は、次のようなサポート体制が用意されています。
- 専用のオンラインマニュアル・設定ガイド
- 購入者向けフォーラム(Q&A掲示板)
- 過去の質問と回答を検索して、自分の疑問に近い事例を探せる仕組み
この形式の良いところは、
- 初心者がつまずきやすいポイントが、過去ログとして蓄積されている
- 同じ悩みを持つユーザーの質問と、それに対する回答をまとめて確認できる
- 単発の「よくある質問」ページよりも、実際的な情報が集まりやすい
という点です。
「トラブルが起きたときに自力でググっても情報が少ないテーマ」は不安ですが、
THE THORはユーザー数も多く、情報・事例が蓄積されているため、長期運用でも不安が少ないテーマだと言えます。
全体として、
- SEOと表示速度に強く
- デザイン・収益化・運営のしやすさがバランスよく揃っている
というのがTHE THORを選ぶ大きな理由です。
「とりあえず無料テーマで始めて、あとから総入れ替え」よりも、
最初から“収益化を見据えた土台”でスタートしたい人には、特に検討する価値があるテーマと言えるでしょう。
THE THORの弱点・事前に知っておきたいデメリット
メリットの裏側には、どうしても「扱いづらさ」や「向き・不向き」が出ます。
ここでは、購入前に知っておきたいポイントを、実際の利用感も踏まえて整理します。
機能が多く設定項目が複雑になりやすい
THE THORは、良くも悪くも“詰め込み型の高機能テーマ”です。
- カスタマイザーのメニューが多い
- SEO・高速化・広告・デザイン…と、設定画面があちこちに分散している
- 何をどこで変更できるかを把握するまでに時間がかかる
その結果、
「とりあえずすべて触ってみたら、どこを変えたか分からなくなった」
「マニュアルを見ないと怖くて設定がいじれない」
という声が出やすくなります。
“最初から細かく作り込める反面、学習コストも高い”という点は、
初心者ほど事前に意識しておいた方が安心です。
ブロックエディターとの相性に課題が残る
THE THORは、もともとクラシックエディターを前提に作られたテーマです。
- ブロックエディター(Gutenberg)用の専用ブロックはほぼ用意されていない
- テーマの装飾機能の多くが、クラシックエディター+ショートコード前提
- 「ブロックで完結させたい人」には物足りなさを感じる場面が出やすい
そのため、
- これからブロックエディター中心で長く運営する予定
- 他のブロックテーマから乗り換えたい
といった人には、操作感のギャップが大きくなりがちです。
逆に「クラシックエディター派」なら問題ありませんが、
WordPressの今後の流れを考えると、この点はデメリットとして押さえておくべきポイントです。
初期費用がやや高めで初心者にはハードルになりうる
THE THORは買い切り型の有料テーマで、価格帯も安くはありません。
- 無料テーマ → 0円
- 一般的な有料テーマ → 1万円前後が多い
- THE THOR → その中でもやや高めのレンジ
当然、機能やサポートを考えれば妥当な価格ではありますが、
- 「ブログが続くか分からない段階」
- 「月数百円のレンタルサーバーすら悩んでいる段階」
の初心者にとっては、最初の一歩として心理的ハードルが高いのも事実です。
「とりあえず1〜2記事書いてみて、続きそうなら導入する」
「最初は無料+シンプルなテーマで慣れてから、THE THORに乗り換える」
といったステップを踏むのも十分アリです。
使いこなすとデザイン傾向が似たサイトが増えがち
THE THORは「デモサイト&着せ替え機能」がとても便利な反面、
- 多くのユーザーが同じデモをベースにサイトを作る
- 画像・色だけ変えても、レイアウトや雰囲気はどうしても似通う
という現象が起きやすいテーマでもあります。
ニッチなジャンルであれば問題になりにくいですが、
- 同じ案件を扱うアフィリエイトサイトが集まるジャンル
- 検索結果にTHE THORのサイトがずらっと並ぶ領域
では、「あ、またTHE THORだな」と分かるほどデザインの傾向が重なりがちです。
- 画像・フォント・余白の取り方
- アイキャッチのテイスト
- 一部ブロックや装飾の使い方
などを意識的に変え、「テンプレ+一手間」のオリジナル感を出す工夫が必要になります。
アップデート頻度やフッターのクレジット表記などの制約
THE THORには、運用面で少し気になるポイントもあります。
- 他テーマと比べると、アップデート頻度がそこまで多くない時期がある
- フッターに開発元のクレジット表記が入り、完全に消すには工夫が必要なケースがある
- WordPress本体やPHPのメジャーアップデート時に、情報が出るまで様子見した方が安心なことも
「常に新機能がバンバン追加されるテーマ」というよりは、
ある程度機能が完成しており、
そこからは大きく変えずに安定運用していくタイプ
に近いイメージです。
安定志向とも言えますが、
- 「常に最新トレンドを追いかけたい」
- 「ブロックエディターの新機能にも即対応してほしい」
という人にとっては、やや物足りなさ・不安を感じるポイントになりえます。
ふんわり・ポップ系の世界観には合いにくいケースもある
THE THORのデザインは、どちらかというと:
- 直線的でシャープ
- 余白を大きく取った“雑誌風”・“メディア風”
- ビジネス寄り・アフィリエイト寄りの雰囲気
が得意なテーマです。
そのため、
- パステルカラー中心の「ふわふわ系」
- 手書き風フォントやイラストを多用した“ゆるかわブランド”
- 個人の趣味ブログや日記系で、世界観を前面に出したいデザイン
とは、やや相性が悪くなる場合があります。
もちろん、画像や配色を工夫すればある程度寄せることはできますが、
「世界観そのものを売るクリエイターサイト」
「世界観が商品そのものになっているブランドサイト」
のようなケースでは、
最初からふんわり・ポップ系に特化したテーマを選んだ方が早いことも多いです。
まとめると、THE THORは
- しっかり使いこなせば「収益化を支える強力な土台」になる一方で、
- 設定の複雑さ・価格・ブロックエディターとの相性・デザインの個性といった点で、人を選ぶテーマ
でもあります。
「メリットがどれだけ魅力的に感じられるか」と同じくらい、
これらのデメリットを許容できるかを冷静にチェックすると、
自分にとって本当に合うかどうかが見えやすくなります。
実際の利用者レビューから見えるTHE THORの評価
公式サイトの宣伝だけでは、実際の使い心地は分かりません。
ここでは、X(旧Twitter)やレビュー記事、制作会社のブログなどを横断してリサーチしたうえで、生の声から見えるTHE THORの評価を整理します。
X(旧Twitter)などSNSでのポジティブな声
X上で「THE THOR」を追うと、デザイン性と機能性を評価する声が目立ちます。
- 「デザインテンプレが豊富で、検索機能も高機能で気に入っている」といった投稿
- 他テーマとの比較の中で「THE THORはトップページのデザインが特に良い」と推すツイート
SNSでの好意的な意見をざっくりまとめると、
- テンプレートを使えばデザインの下地がすぐ整う
- 見た目だけでなく、検索機能・高速化など“中身”も評価されている
- アフィリエイト向けテーマとして「選択肢の一つ」としてよく名前が挙がる
という傾向があります。
実際の導入者が高く評価しているポイント
個人ブロガーやアフィリエイターの詳細レビューを読むと、次のポイントが“推し要素”として繰り返し挙げられています。
- SEOと表示速度の両立
- 高速表示を支える機能がテーマ側に組み込まれており、「国内トップクラスの速さを目指せる」と評価している記事もあります。
- 装飾パーツとデザイン性
- 50種類を超える見出しデザインや、装飾ボックス・口コミパーツなどが標準装備されている点を、初心者でも「見栄えの良い記事が作りやすい」と評価。
- 収益化機能の充実
- タグ管理によるアフィリエイトリンクの一元管理や、クリック計測機能は「収益最大化に直結する」と高く評価され、アフィリエイト初心者に推奨するレビューも多く見られます。
- サポート・フォーラムの存在
- ユーザー専用フォーラムが活発で、1,000件以上の投稿があると紹介する記事もあり、「分からないことを検索すればたいてい解決策が見つかる」という安心感が語られています。
総じて、「ブログやアフィリエイトを本気でやる人向けのオールインワンテーマ」として満足度が高い、という印象です。
「ここが不便」と感じられがちなネガティブ意見
一方で、良い評判とセットで必ず出てくるのが、ブロックエディターまわりと設定の重さに関する不満です。
主な不満点は以下の通りです。
- 設定項目が多く、慣れるまで大変
「項目が多すぎてどこを触ればいいか分かりにくい」「慣れるまで時間がかかる」という声が複数のレビューで挙がっています。 - ブロックエディターと相性が良くない
「THE THORはブロックエディターに完全対応していない」「クラシックエディター前提のため、今から導入する人には勧めにくい」という指摘が、2020年代以降の記事でも繰り返されています。 - アップデート頻度への不安
デメリットとして、「アップデートが少ない」と明記しているレビューもあり、「長期的にWordPressの変化についていけるか心配」という声につながっています。 - プラグインとの相性やカスタマイズの難易度
一部プラグインとの相性の悪さや、「テーマ側の機能が多いため、独自カスタマイズ時には注意が必要」と書かれた記事もあります。
つまり、“高機能ゆえの扱いにくさ”が、そのままデメリットとして現れている、という構図です。
制作会社・ヘビーユーザーによる辛口レビューのまとめ
Web制作会社や、複数テーマを渡り歩いてきた上級者のレビューは、ややトーンが違います。
代表的な論点を整理すると、次のようになります。
- 「初心者には向くが、ガチのカスタマイズ用途には不向き」
制作会社のレビューでは、「柔軟なカスタマイズや細かいSEO施策を自分で突き詰めたい人にはおすすめしない」「コーディング知識がない初心者が、そこそこの成果物を省コストで作る場面に向いている」といった書き方がされています。 - 「オールインワンとしては優秀だが、テーマに依存しすぎる設計」
機能が多く、内部で完結しやすい反面、「テーマの仕様に合わせた運用が前提になるため、他テーマに乗り換える際の移行コストが重くなりがち」と指摘する声もあります。 - 「目的がハッキリしていればコスパは高い」
一方で、「収益化したいアフィリエイトサイトを短期間で立ち上げる」「低予算でメディアを量産する」といった用途がハマる場面では、コスパが良いテーマとして評価されています。
プロ目線の総評としては、
・“何でも自分で細かく作り込みたい制作側”より
・“広告収益を狙う運営者側”に向いたテーマ
という位置付けがしっくりきます。
評判を総合したときの強みと弱みのバランス
ここまでの利用者レビューを俯瞰すると、THE THORの「リアルな立ち位置」は、次のように整理できます。
強みとして共通して語られている点
- SEOと高速表示に強い“土台”が最初から用意されている
- 装飾パーツ・デモサイトが豊富で、デザイン面のレベルを一気に底上げできる
- 広告管理・クリック計測など、収益化に直結する機能がテーマ内で完結する
- フォーラムや解説記事が多く、使い方を調べやすい環境が整っている
弱みとして繰り返し指摘されている点
- 機能と設定項目が多く、「覚えるまで大変」と感じる人が多い
- ブロックエディターと完全には噛み合わず、今後のWordPressの流れとはややズレがある
- アップデート頻度や、デザインの“かぶりやすさ”に不安を持つ声もある
どういう人なら「買ってよかった」と感じやすいか
口コミを読み込んだうえでの結論としては、次のような人に向いています。
- 「文章を書く+広告で稼ぐ」に集中したくて、技術面はテーマに任せたい人
- 無料テーマやシンプルテーマからの“ステップアップ先”を探しているブロガー・アフィリエイター
- クラシックエディター主体でも問題なく、ブロックエディターの最新機能にはそこまでこだわらない人
逆に、
- ブロックエディター前提で自由にブロックデザインを作り込みたい人
- 子テーマ+コードでガッツリカスタマイズする制作寄りの人
にとっては、他テーマ(ブロック対応テーマやフレームワーク系)の方がストレスが少ない可能性があります。
まとめると、
THE THORは「ブログ×アフィリエイトの収益化特化型オールインワンテーマ」であり、 “運営者目線”の利便性が非常に高い一方、 “制作者目線”では制約もはっきり見えてくるテーマです。
このバランスを理解したうえで、「自分はどちら寄りか?」を考えると、
口コミに振り回されず、納得感のあるテーマ選びがしやすくなります。
THE THORが向いている人・向いていない人
「良いテーマかどうか」よりも大事なのは、自分のやりたいことと相性が合うかどうかです。
ここでは、機能や評判を踏まえて、向いている人・向いていない人をはっきり切り分けてみます。
特におすすめできるユーザー像
収益化を本気で目指すブロガー・アフィリエイター
THE THORは、「趣味ブログ」よりも「お金を生むメディア」向きのテーマです。
- 広告タグ管理・クリック計測・ランキング・CTA など、
収益化のための仕組みが最初から揃っている - SEO対策・高速表示を前提に設計されていて、検索流入を増やす土台を作りやすい
- 無料テーマ+プラグインでは組むのが面倒な仕掛けを、「テーマだけ」でかなりカバーできる
「アクセスを集めて、広告やアフィリエイトで収益化したい」という目的がはっきりしている人ほど、
投資分を回収しやすいタイプのテーマです。
デザイン性と機能性の両方を重視したい人
THE THORは、
- デモサイト・着せ替え機能でデザインの土台を一気に整えられる
- 見出し・ボックス・口コミ枠・ボタンなど、記事装飾パーツが豊富
- それでいて、SEO・高速化・収益化機能も搭載済み
という特徴があり、「見た目だけ」「中身だけ」に偏らずバランスが良いテーマです。
- 「CSSは苦手だけど、ダサいサイトにはしたくない」
- 「デザインに時間をかけすぎず、記事制作と分析にもリソースを回したい」
という人にとって、“ちょうどいい落としどころ”になりやすい選択肢と言えます。
複数サイトを運営し、1つのテーマでまとめて管理したい人
THE THORは、自分名義のサイトであれば複数サイトに使いまわせるライセンス形態(※詳細は必ず公式規約を確認)です。
- 雑記ブログ、特化ブログ、ポートフォリオサイトなどをまとめてTHE THORで構築
- テーマの操作に慣れてしまえば、新しいサイトを立ち上げるたびに学び直さなくてよい
- 共通のデザイン・構造にしておくことで、運営・改善のノウハウも流用しやすい
「今は1サイトだけど、将来的には複数サイトを運営したい」と考えている人には、
“長く付き合えるテーマ”として選ぶ価値があるタイプです。
あまりおすすめしづらいケース
WordPressや有料テーマが初めてで設定に自信がない人
THE THORは、初心者でも使えますが、「超シンプルなテーマ」ではありません。
- 設定項目が多く、慣れるまで「どこを触ればいいか分からない」状態になりがち
- 最初から細かくいじろうとすると、そこで疲れて記事作成にたどり着けないことも
もし、
- WordPress自体が初めて
- まだ記事を書く習慣もない
- 「そもそもブログを継続できるか不安」
という段階なら、
① 無料 or もっとシンプルな有料テーマで慣れる
② 記事を書く流れが固まってから、THE THOR級の多機能テーマに移行
という2ステップも検討してみる価値があります。
ガーリー・ゆるふわ系デザインを最優先したい人
THE THORの得意分野は、
- 直線的でシャープなレイアウト
- 雑誌風・メディア風・オウンドメディア風のデザイン
- 「稼ぐ系」「ビジネス系」「レビュー系」サイト
といった世界観です。
逆に、
- パステルカラー多めの、ふんわりした世界観
- 手書き風アイコン・イラスト主体の「ゆるかわ」デザイン
- “世界観そのもの”が主役になるクリエイターサイト
を作りたい場合は、他のデザイン特化テーマの方が早いことも多いです。
THE THORでも色や画像を工夫すれば近づけますが、
「最優先が世界観・ブランド感」であれば、最初からその方向のテーマを選んだ方が効率的です。
ブロックエディター中心でサイト構築をしたい人
WordPressの流れは完全にブロックエディター(Gutenberg)中心になっています。
一方でTHE THORは、もともとクラシックエディター前提で作られたテーマです。
- テーマ独自の装飾は、クラシック+ショートコードのほうが使いやすい
- ブロックエディター用のリッチなブロックセットがあるわけではない
- ブロックテーマのような“完全ブロック設計”を求めると、物足りなく感じる
「今後10年、ブロックエディターでガンガン作り込んでいきたい」というスタイルなら、
- ブロック対応が強いテーマ(例:SWELL など)
- THE THORの後継として設計された新テーマ
の方が、WordPressの進化と足並みを揃えやすい選択になります。
他の人気テーマ(SWELL・AFFINGER・JINなど)とのざっくり比較
細かい比較は別記事に譲るとして、ここでは「雰囲気の違いをつかむためのざっくり比較」をしておきます。
| テーマ名 | ざっくり方向性 | 向いている人のイメージ |
|---|---|---|
| THE THOR | SEO・高速化・収益化機能が詰まったオールインワン。クラシック寄り。 | 広告・アフィリエイトで稼ぐブログを本気で育てたい人。複数サイトをまとめて運営したい人。 |
| SWELL | ブロックエディター特化。直感的でデザインの自由度が高い。 | ブロックエディターでおしゃれなブログをサクサク作りたい人。ノーコードでもデザインにこだわりたい人。 |
| AFFINGER | カスタマイズ性と収益特化機能が非常に豊富。やや上級者向け。 | 設定をいじり倒してでも、収益最適化を突き詰めたい人。検証・ABテストが好きなタイプ。 |
| JIN(/JIN:R) | デザインが柔らかく、ブログらしい世界観が出しやすい。 | ゆるめのブログ・雑記・個人ブランド発信に向く。デザインと書きやすさのバランス重視の人。 |
どれが「正解」ではなく、
- THE THOR:収益化×オールインワン×クラシック寄り
- SWELL:ブロック×デザイン×使いやすさ
- AFFINGER:細かい調整×ガチ収益化
- JIN系:親しみやすいデザイン×ブログらしさ
という特徴の違いを理解したうえで、 「自分の目的・性格・作りたいサイト像」と重ねてみるのが大事です。
まとめると、THE THORは
- 「ブログで稼ぐ」ことを明確なゴールにしていて
- クラシックエディター寄りの環境でも問題ない人
にとって、かなり心強いテーマです。
逆に、
- 「とりあえず気軽にブログを始めたい」
- 「ブロックエディターで、感覚的にページを組みたい」
という人は、まず他テーマを検討したうえで、
「収益化を本気でやりたくなった段階でTHE THOR級のテーマを導入する」という順番でも良いでしょう。



価格・コスパ・ライセンスをチェックして「後悔しないか」を判断する
有料テーマは「高い・安い」だけで決めてしまうと、あとから後悔しがちです。
ここでは、THE THORを例にしつつ、お金まわりをどう考えればいいかを整理しておきます。
買い切り価格と長期運用を考えたコスパの捉え方
THE THORはサブスクではなく、一度購入すればずっと使える“買い切り型”のテーマです。
ぱっと見は「1万円台中盤くらいの、そこそこ高い買い物」に感じるかもしれません。
ただ、ブログ運営は本来長期戦です。
- 1年運用 → 月あたり数百円〜千円台
- 2〜3年運用 → 「ちょっと良いランチ1回分」レベルに薄まる
例えば、
- テーマ代:16,000円前後
- 2年使うとすると:
- 16,000 ÷ 24か月 = 1か月あたり約667円
この金額で、
- 高速表示/SEO内部対策
- 広告管理・クリック計測
- デザインテンプレ/装飾パーツ
までセットだと考えると、“長く使う前提”ならコスパは悪くありません。
ポイントは、
「今いくらか」ではなく、
“何年使うつもりか・その間にどのくらい回収できそうか” で考える
ことです。
複数サイト利用・案件利用を見据えたライセンス確認
THE THORのライセンスで、特に重要なのはこの2点です。
- 自分が運営するサイトにいくつまで使えるか
- クライアント案件(制作代行)で使っていいか
多くの国産テーマと同じく、
- 自分名義(自社含む)のサイト → 複数サイトで利用OK
- クライアントのサイトに組み込んで納品 → 別ルール(または特別ライセンス)が必要
という形になっています。
そのため、
- 将来特化ブログを増やしたい人
- 会社として複数の自社メディアを運営したい人
にとっては、
1回買えば、自分のサイトには何度も使い回せる
という意味で、コスパが良くなりやすいテーマです。
一方で、
- Web制作を請け負って、
「お客さんのサイトにTHE THORを入れて納品したい」
という場合は、
- 制作者側用の特別ライセンスが必要だったり
- クライアントにもテーマを購入してもらう必要があったり
といった追加ルールが存在することが多いので、
「案件で使う前に、公式の利用規約を一度じっくり読む」ことを強くおすすめします。
サポート・アップデート体制から見る安心感
コスパを考えるとき、サポートとアップデートの中身も外せません。
THE THORの場合、代表的なのは:
- オンラインマニュアル・操作ガイド
- 購入者専用のQ&Aフォーラム
- テーマ本体のアップデート(機能改善・不具合修正など)
です。
ここで見るべきポイントは、
- マニュアルは初心者でも追えるレベルで整っているか
- Q&Aフォーラムに実際の質問と回答が蓄積されているか
- WordPressやPHPの大きなアップデート時に、ちゃんと追随する動きがあるか
といった点です。
サポート体制が弱いテーマだと、
- 不具合が出ても「自己責任でがんばるしかない」
- 情報が少なすぎて、ググっても何も出てこない
という状況になりがちです。
THE THORはユーザー数も多く、解説ブログやQ&Aも蓄積されているので、
「完全に一人で放り出される」タイプではない、というのは安心材料です。
テーマ選びで迷ったときの判断基準
最後に、
「THE THORにするか、他のテーマにするか」「そもそも有料テーマを買うべきか」で悩んだときに、
考えるべき軸をまとめておきます。
① 目的
- 収益化を本気で狙う → THE THOR級の“収益特化テーマ”を検討
- 日記や趣味メイン → 無料テーマや、もっとシンプルな有料テーマでも十分な場合あり
② 期間
- 3か月で飽きるかも → まずは無料 or 安価なテーマで様子見
- 1年以上は続ける気がある → 買い切りテーマの投資は回収しやすい
③ 自分のスキル・好み
- 設定を触るのは苦手/ブロックエディターで直感的に作りたい
→ ブロック特化の別テーマも候補に - クラシックエディター派/多少学ぶ手間は気にならない
→ THE THOR の高機能さを活かしやすい
④ 将来の展開
- 複数サイト・複数事業でメディアを育てたい → 複数サイト利用OKな買い切りテーマは有利
- 案件制作にも使いたい → 必ずライセンス条件を確認し、
「クライアントごとにどうするか」をイメージしておく
結論としては、
- 「長く運営するつもり」「収益化まで見据えている」「複数サイトも視野にある」
なら、THE THORクラスのテーマは価格以上のリターンを期待しやすい選択肢になりえます。 - 逆に、
「とりあえず今すぐ、低コストでブログを触ってみたい」
という段階なら、いったん無料やライトなテーマで練習 → 続きそうならTHE THORを検討、というステップを踏んだ方が後悔が少なくなります。
この章の内容を、「自分の場合に置き換えて」一度紙に書き出してみると、
感情ではなく数字と方針で、THE THORを選ぶかどうか判断しやすくなるはずです。
THE THORの購入手順とインストール方法
ここでは、「初めて有料テーマを買う人」でも迷わないように、THE THORの導入までの流れを順番に整理します。
実際の画面や文言は変わることがあるので、作業中は必ず公式サイトも開きながら進めてください。
公式サイトからの申し込みフロー
プラン選択からカート投入までの流れ
- THE THORの公式サイトにアクセスする
- 検索エンジンで「THE THOR 公式」などと検索し、販売元(フィット株式会社)のページに入ります。
- 商品ページで内容を確認する
- 含まれているもの(テーマ本体・会員サイト・サポートなど)
- ライセンス条件(複数サイト利用・商用利用など)
をざっとチェックしておきましょう。
- 販売プランを選ぶ
一般的には、次のようなパターンがあります。
| 例 | 内容イメージ |
|---|---|
| THE THORテーマ単体 | テーマ本体+会員サイト+マニュアル |
| THE THOR+サーバーセット | Xserverなどとの同時申込プラン(ある場合) |
- 「カートに入れる」「今すぐ購入」ボタンをクリック
- 選んだプランを確認し、数量は通常「1」のままでOKです。
- そのまま購入画面(決済ページ)に進みます。
支払い方法の選択と購入確定までのステップ
- 会員登録またはログイン
- 初めて利用する場合は、メールアドレス・パスワードを登録して会員アカウントを作成します。
- 購入者情報を入力
- 名前・メールアドレス・住所(必要な場合)を入力します。
- テーマのダウンロードURLや会員サイト情報が届くので、普段使っているメールアドレスを推奨します。
- 支払い方法を選ぶ
- クレジットカード決済
- PayPal
- 銀行振込 など
利用できる手段は販売サイトによって変わるので、その場で確認してください。
- 注文内容の最終確認
- プラン内容
- 価格
- 支払い方法
に間違いがないかチェックしてから、購入を確定します。
- 購入完了メールを確認
- 数分以内に「購入完了」や「会員登録完了」のメールが届きます。
- その中にダウンロードページへのリンクや会員サイトのログイン情報が記載されていることが多いので、大切に保管しておきましょう。
テーマファイルのダウンロードとWordPressへの導入

THE THORをインストールして有効化する方法
- 会員サイトにログイン
- 購入時に案内されたURLから会員サイトに入り、メールアドレスとパスワードでログインします。
- テーマファイルをダウンロード
- THE THOR本体
- 子テーマ(推奨)
の2種類が公開されていることが多いので、両方ダウンロードしてPCに保存します。
(ZIPファイルのまま解凍せずに使います)
- WordPress管理画面にログイン
https://あなたのドメイン/wp-adminにアクセスし、ユーザー名とパスワードでログイン。
- テーマのアップロード
- 左メニュー「外観」→「テーマ」→「新規追加」をクリック
- 「テーマのアップロード」→「ファイルを選択」で、ダウンロードしたTHE THOR本体のZIPを選ぶ
- 「今すぐインストール」をクリック
- 同じ手順で子テーマのZIPもアップロードする
- 子テーマを有効化
- テーマ一覧画面に戻り、THE THORの子テーマ(Child)を「有効化」します。
- カスタマイズは基本的に子テーマ側で行うことで、アップデート時に設定が飛びにくくなります。
Xserverなど対応サーバーでの簡単導入手順
Xserverなど一部のレンタルサーバーでは、WordPressとテーマのセット導入ができるキャンペーンや自動インストーラーが用意されることがあります。
一般的な流れは以下の通りです(サーバーによって異なります)。
- サーバーの管理パネルにログイン
- 「WordPress簡単インストール」などのメニューを開く
- ドメインを選び、サイトタイトル・ユーザー名・パスワードを入力
- インストールオプションに「テーマ同時インストール」や「おすすめテーマ」として
THE THORが表示されていれば選択 - インストール完了後、WordPress管理画面にログインすると
すでにTHE THORが有効化されている状態で使い始められる
必須ではありませんが、「サーバー契約+WordPress+テーマ導入」を一気に終わらせたい初心者には便利な方法です。
購入時の注意点とトラブルを避けるポイント
- 公式販売ページ以外から購入しない
中古アカウントや不正配布版は、ライセンス違反・セキュリティリスクの両方が大きく、完全にNGです。 - 対応環境(PHPバージョン・WordPressバージョン)を確認
使用中のサーバーのPHPが古すぎる/新しすぎると、エラーの原因になります。
購入前に「動作環境」をチェックしておきましょう。 - 子テーマを必ず有効化してからカスタマイズ
本体テーマを直接いじると、アップデート時に変更が消えてしまいます。 - キャッシュ系プラグインとの相性に注意
THE THOR自体に高速化機能が多いため、キャッシュプラグインを入れすぎると挙動が不安定になることがあります。
まずは最小構成で動かし、必要なものだけ追加していくと安全です。 - マニュアルとフォーラムを活用する前提で考える
設定項目が多いテーマなので、困ったときは「勘で触る」のではなく、
一度マニュアルやQ&Aを検索してから対応する方が、トラブルを減らせます。
この流れで進めれば、
「どこで何をダウンロードして、どのファイルをWordPressに入れるのか」がクリアになり、
初めての有料テーマ導入でも大きな失敗を避けやすくなります。
初期設定と基本的な使い方
ここでは、THE THORを入れたあとに最初にやっておくとラクになる設定と、基本的な使い方をまとめます。
「1記事も書いてないのに設定だけで疲れた……」となりがちなテーマなので、やる順番を意識してサクッと整えていきましょう。
デモサイトや着せ替え機能でデザインを整える
初期状態のデザインとカスタマイズ後の比較
THE THORを有効化した直後は、
- 文字サイズや余白は整っている
- でも“それっぽいブログ”にはまだ見えない
という、素の状態です。
ここでいきなり細かい色やフォントをいじると、どこを変えたのか分からなくなるので、
- 「こんな雰囲気のサイトにしたい」というイメージをざっくり決める
- それに近いデモサイト(着せ替え)をベースにする
という順番で進めるほうが、結果的に早く整います。
イメージとしては、
① 初期状態:骨組みだけの家
② 着せ替え後:家具が一式入ったモデルルーム
くらいの変化があるので、まずはモデルルーム化 → 細部の調整と考えておくとイメージしやすいです。
テンプレートをインポートして短時間で形にする方法
大まかな流れは次の通りです(メニュー名は実際の表示に合わせて読み替えてください)。
- 管理画面から着せ替え機能の画面へ
- THE THOR独自の「デザイン着せ替え」「デモインポート」メニューを開きます。
- デモ一覧から近いものを選ぶ
- ブログ型、メディア型、LP寄りなど、目的に近いものを1つ選びます。
- 注意書きを読んでからインポート実行
- 「既存のウィジェットやカスタマイザー設定が上書きされます」などの注意が出るので、
テストサイトまたは初期状態の段階で行うのが安心です。
- 「既存のウィジェットやカスタマイザー設定が上書きされます」などの注意が出るので、
- トップページとメニューを微調整
- ロゴ・メニュー・フッターのリンクなどを自分のサイト用に変更します。
- ここまで終わると「とりあえず公開しても恥ずかしくない見た目」になります。
コツは、最初から100点を目指さないこと。
「70点くらいのデザインを1時間で作って、あとは運営しながら直す」くらいの感覚で十分です。
記事装飾・見出しデザインの活用術
会話風ボックス・レビュー枠・口コミボックスなどの使いどころ
THE THORは装飾が豊富ですが、全部を使おうとすると記事がごちゃごちゃします。
初心者のうちは、役割を決めて“主役級の装飾だけ”使うと読みやすくなります。
例えば:
- 会話風ボックス
→ 自分と読者の対話風に「悩み→回答」を見せたいとき - レビュー枠
→ 商品・サービスの評価を見出しの近くにまとめて表示したいとき - 口コミボックス
→ 自分以外の声(ユーザーの評判・引用)を強調して見せたいとき
目安として、
- 1スクロール内に「派手な装飾は1種類まで」
- 記事全体で「主役装飾(レビュー枠など)は3〜5回まで」
くらいに抑えると、落ち着いた見た目のまま“読みやすさだけ”を底上げできます。
スコアボックスやボタンを使った読みやすい記事設計
スコアボックスやボタンは、読者に「結論」を早く伝えるための道具として使うと効果的です。
- スコアボックス
- レビュー記事で「総合評価」を冒頭に置く
- 良い点・イマイチな点を箇条書きで並べて、本文を読む前の“要約”にする
- ボタン
- 「公式サイトを見る」「無料体験はこちら」など、1記事に1〜2個だけ“強い導線”を作る
- 同じテキスト・同じ色で統一し、何を押せばいいか迷わせない
ポイントは、ボタンを増やしすぎないこと。
「どれを押してほしいのか」がぼやけると、クリック率はむしろ下がります。
検索対策とアクセス解析の基本設定
タイトル・メタディスクリプション・構造化マークアップの設定
THE THORでは、記事ごとのSEO設定欄が用意されています。最低限、次の3つだけは意識しましょう。
- タイトルタグ(記事タイトル)
- キーワードを左寄せに入れつつ、読者がクリックしたくなる一文にする
- メタディスクリプション
- 2〜3行で「この記事を読むと何が分かるか」を簡潔に
- キーワードを自然に入れつつ、説明文として読んで意味が通るものにする
- 構造化マークアップ(パンくず・ブログ記事情報など)
- THE THOR側の設定で有効化しておけば、テーマが自動で必要なタグを出力してくれます
- 不要なプラグインを重ねず、「どちらが構造化を担当するか」を決めておくとトラブルを避けやすいです
まずは「タイトルとディスクリプションだけは毎回ちゃんと書く」を習慣にするだけでも、検索結果での見え方が大きく変わります。
PWA・高速化オプションのON/OFFと注意点
THE THORには、高速表示のためのオプションが多数ありますが、全部一気にONにすると不具合の原因にもなります。
おすすめは次の順番です。
- 画像の遅延読み込み・コード圧縮など → 比較的安全なものからON
- 体感速度が変わるか、自分のスマホで確認
- 問題がなければ、PWAなども検討
- AMPは「必要な場合だけ」。仕組みを理解してからONにする
また、高速化プラグイン(キャッシュ系)を追加する場合は、
- テーマ側の高速化オプションと役割が被らないか
- 表示崩れが起きていないか
を1つずつ確認しながら進めましょう。
「速さ」より「正しく表示されること」が最優先です。
広告・アフィリエイト機能の使い方
タグ管理で広告効果を分析する方法
THE THORの広告タグ管理は、「あとから広告を差し替える未来の自分」を助けるための機能だと考えると分かりやすいです。
基本的な流れは:
- 管理画面の「広告タグ管理」へ
- ASPで取得したタグを、広告ごとに登録
- タグ名:案件名や用途が分かるように
- 備考欄:単価・提携ASP・掲載箇所などを書いておくと後で楽
- 記事内では、登録した広告タグを呼び出して挿入
- クリック数や表示回数を、管理画面から確認する
こうしておくと、
- ASP側でリンクURLが変わったとき
- 成果の悪い広告を別の案件に差し替えたいとき
に、管理画面側のタグだけ変更すれば、全記事に一括反映できます。
長期運営するほど、この仕組みのありがたみが増していきます。
ランキング・CTA・絞り込み検索で回遊と成約を高める
THE THORには、「読者を次の行動へ導くための部品」が揃っています。
- ランキング機能
- 複数の案件を比較する記事では、
「結局どれがおすすめなのか」をひと目で伝える役割
- 複数の案件を比較する記事では、
- CTAエリア
- 記事を読み終えた読者に、
「次にやってほしいこと(申し込み・資料請求・別記事へ誘導)」を1つに絞って提示
- 記事を読み終えた読者に、
- 絞り込み検索
- レビュー記事の多いサイトで、
「条件で探したい読者」が欲しい情報に早く辿り着けるようにする
- レビュー記事の多いサイトで、
これらをバラバラに置くのではなく、
ランキング → 各商品の詳細記事
詳細記事の下 → CTAで行動を明確に提示
サイト全体 → 絞り込み検索で回遊しやすく
というように、サイト全体の“動線設計”として組み合わせると、
PVも成約率もじわじわ伸びやすくなります。
自分好みに仕上げるためのカスタマイズのコツ
THE THORは、いじろうと思えばいくらでもカスタマイズできますが、
初心者がやりがちなのは「全部を中途半端に触って迷子になる」パターンです。
おすすめは、
- 「世界観を決める3点」だけ先に固める
- ベースカラー(1〜2色)
- フォントの方向性(丸め・シャープ系など)
- ロゴ or サイトタイトルの見せ方
- その3点に合うように、
- 見出しデザイン
- ボタン
- ボックス装飾
を最小限だけ調整する
- CSSでの細かいカスタマイズは、
- サイト公開後
- アクセスが付き始めてから
「ここを変えた方がいい」と感じた場所から順番に行う
この順番にしておくと、
- 「デザインに凝りすぎて公開が遅れる」
- 「いじりすぎて、何がデフォルトだったか分からない」
という状態を避けやすく、
“そこそこ整ったサイトを早く公開しつつ、運営しながら育てる”という理想的な流れに乗せやすくなります。
THE THORは、初期設定でつまずきやすいテーマでもありますが、
「着せ替え → 必要最低限のSEO・広告設定 → 記事を書きながら微調整」という順番を守れば、
初心者でも十分に使いこなせます。
大事なのは、設定を完璧にすることより、「記事を公開するところまで一気に行くこと」です。
そのうえで、数字を見ながら少しずつテーマの機能を開放していくイメージで付き合っていきましょう。
THE THORに関するよくある質問(FAQ)
完全な初心者でも扱える? つまずきやすいポイントは?
結論:使える。ただし「最初から全部触ろうとしないこと」が条件です。
初心者がよくつまずくのはこのあたりです。
- 最初から色・フォント・レイアウトを細かくいじりすぎる
- 高速化・SEO・広告など、すべての設定を一気にONにする
- プラグインを入れすぎて、不具合の原因が分からなくなる
- クラシックとブロックエディターを行き来して、装飾が崩れる
対策としては、
- まずはデモの着せ替え+最低限の初期設定だけで公開してみる
- 記事を10本ほど書きながら、「本当に必要な機能」だけ順番に覚える
- 分からないことはマニュアル・フォーラムで調べてから触る
という進め方にすると、初心者でも十分扱えます。
何サイトまでインストールして使える?
ライセンスの考え方としては、
- 購入者本人(または自社)が運営するサイトであれば複数インストール可
- 友人・他社・クライアントのサイトに、同じライセンスをそのまま流用するのはNG
というスタンスになっています。
つまり、
- 自分のブログA・特化ブログB・自社サイトC …
→ 1ライセンスで使い回してOK(とされるケースが一般的) - 友達のブログ・受託案件のコーポレートサイト
→ 別途ライセンスや特別契約が必要になる可能性が高い
細かい条件や例外は必ず最新の利用規約をチェックしてください。
「何サイトまでOKか」は金額よりも法的な部分に関わるので、ここだけは曖昧にせず確認しておくと安心です。
企業サイトやクライアント案件にも利用できる?
ざっくり分けると、こう考えると分かりやすいです。
- 自社サイトへの利用
- 会社名義でTHE THORを購入し、自社のサービスサイト・オウンドメディアなどに導入する
- これは「自分のサイト」とみなされるので、通常ライセンスの範囲に入るケースがほとんどです。
- クライアントサイトへの利用(制作案件)
- 制作代行で「お客様のサイト」にTHE THORを入れて納品する場合は、
- 制作者側用の特別ライセンス
- クライアントごとのテーマ購入
など、追加のルールが用意されていることが多いです。
- 制作代行で「お客様のサイト」にTHE THORを入れて納品する場合は、
制作者側が勝手に1ライセンスを使い回すと、
後からライセンス違反を指摘されるリスクもあります。
制作案件で使いたい場合は、
- 公式のライセンス説明ページを読む
- 必要なら販売元に問い合わせて、契約形態を確認する
この2ステップを踏んでおくと安全です。
「検索に強い」と言われる理由は具体的に何?
THE THORが「SEOに強い」と言われる背景は、主に以下のような設計にあります。
- 内部構造が整理されている
- 見出し階層・パンくず・カテゴリー構造などが、検索エンジンに情報を伝えやすい形で出力される
- 表示速度に配慮した機能が多い
- 画像の遅延読み込み/コードの圧縮/PWA・AMP対応など
- Core Web Vitalsの改善にプラスになりやすい要素が多い
- 構造化データやメタ情報をテーマ側で出力
- ブログ記事として必要な情報を、適切なマークアップで検索エンジンに渡せる
ただし大前提として、
テーマは「土台」を整えるだけで、
実際に検索順位を決めるのはコンテンツの質とサイト全体の評価
です。
THE THORを入れた瞬間に順位が上がるわけではなく、
- キーワード選び
- 読者に刺さる記事作成
- 内部リンクの構築
といった運営側の努力と組み合わさって初めて、「検索に強いテーマ」らしさが活きてきます。
一緒に入れておきたいおすすめプラグインは?
THE THORは多機能なので、プラグインは“少数精鋭”がおすすめです。
例としては、次のような構成がよく使われます。
- お問い合わせフォーム
- Contact Form 7 など
- 企業サイト・サービスサイトでは必須に近い機能です。
- バックアップ系
- BackWPup / UpdraftPlus など
- テーマやプラグインの更新前にバックアップを取れるようにしておきましょう。
- 画像圧縮系
- EWWW Image Optimizer / Imagify など
- 画像点数が多いブログでは、読み込み速度に直結します。
- セキュリティ系
- SiteGuard / Wordfence など
- 管理画面への不正ログイン対策として最低限導入を検討。
逆に、
- 目次生成
- 高速化・キャッシュ
- クリック計測・広告管理
などは、THE THOR側にも機能があるため「重複させない」ことがポイントです。
「迷ったら、とりあえず入れない → 本当に必要だと感じてから1つずつ追加」が基本スタンスでOKです。

THE THORのアフィリエイト紹介は可能?
はい、THE THOR自体をアフィリエイト案件として紹介することは一般的に可能です。
- ASP(A8.net など)経由
- 販売元が提携している決済プラットフォーム経由
などで、専用の紹介リンクが提供されているケースが多く見られます。
紹介するときのポイントは、
- 実際に使ってみた感想(良い点・合わなかった点の両方)を書く
- 「広告」「PR」「アフィリエイトリンクを含みます」などのステマ規制に対応した表記を入れる
- 「これさえ買えば稼げる」ではなく、
どんな人に向いていて、どんな人には向かないかを正直に書く
といった点です。
信頼性を保ったまま紹介できれば、
自分のブログの権威性(E-E-A-T)にもプラスになります。
ブロックエディターとどう付き合えばいい?
今のWordPressはブロックエディターが中心ですが、THE THORはクラシックエディター前提で作られたテーマです。
おすすめの付き合い方は、次のどれかを選ぶことです。
- クラシックエディターで割り切って使うスタイル
- Classic Editorプラグインや「クラシックブロック」をメインに使う
- THE THORの装飾機能をフルに活かしやすい
- 「記事=クラシック」「LPや固定ページ=ブロック」のように役割分担する
- 普段のブログ記事はクラシックでサクサク書く
- 見せ方にこだわるランディングページだけ、ブロックエディター対応の別テーマ・別ツールを使う、など
- 長期的には“ブロック前提テーマ”も視野に入れておく
- 今はTHE THORで運用しつつ、
- 将来的なリニューアル時には、ブロック特化テーマや後継テーマ(GOLD BLOG など)への乗り換えも検討する
重要なのは、
- 1つのサイトの中でクラシックとブロックを混ぜすぎない
- エディターが変わると装飾の見え方も変わるので、「メインはどっちか」を決める
という点です。
このFAQをざっと押さえておくと、
「なんとなく不安だから見送る」のではなく、
自分の目的とスキルに照らして、THE THORを選ぶかどうか判断しやすくなります。
まとめ|THE THORは「収益化とデザイン」を両立したい人向けの本格派テーマ
特徴・利点・注意点の総まとめ
THE THORをひと言でまとめると、「広告収益を取りにいくための仕組みを、デザイン込みでパッケージ化したテーマ」です。
ざっくり整理すると、性格はこんな感じです。
主な特徴
- SEOと高速表示を意識したテーマ設計(PWA・AMP・コード圧縮などを搭載)
- デモサイト・着せ替え機能で、短時間でプロっぽいデザインに寄せられる
- 見出し・ボックス・口コミ・レビューなど、装飾パーツが最初から豊富
- 広告タグ管理・クリック計測・ランキング・CTAなど、収益化用の機能が一式そろっている
- 会員サイト・フォーラム・マニュアルなど、情報源がまとまっている
強み
- テーマだけで「SEO×高速化×デザイン×収益化」の土台を作りやすい
- 複数サイト運営にも向く買い切りライセンス(自分サイトなら使い回ししやすい)
- 日記ブログではなく、“メディアとして育てるブログ”と相性が良い
注意点・弱み
- 機能が多く、設定画面も複雑になりがち(慣れるまで時間がかかる)
- クラシックエディター前提の設計で、ブロックエディターとの相性は完璧ではない
- 初期費用はやや高めで、「お試しで少し触りたい」段階の人には重い
- 着せ替え頼みだと、他サイトとデザイン傾向が似やすい
要するに、「使いこなしたときのリターンが大きい代わりに、飲み込みもそれなりに必要」な本格派テーマです。
どんな人なら選んで後悔しにくいかの再確認
ここまでの内容を、最後にもう一度だけ整理しておきます。
選んで後悔しにくい人
- ブログやアフィリエイトで本気で収益化を目指している
- 無料テーマで少し慣れてきて、「そろそろ本命テーマで腰を据えたい」と感じている
- クラシックエディター寄りでも問題なく、細かい設定にある程度付き合う覚悟がある
- 将来、複数サイトを運営していくイメージを持っている
- デザインも機能も、それなりのレベルで両立させたい(どちらか一方に振り切りたくない)
慎重に考えたほうがいい人
- WordPressも有料テーマも初めてで、まずは「書く習慣」を作るところから始めたい
- ガーリー・ゆるふわ系の世界観を最優先したい(世界観特化テーマのほうが早い場合あり)
- ブロックエディターで直感的にページを組みたい、という思いが強い
- 「とりあえず数ヶ月だけ試したい」程度で、長期運用のイメージがまだない
このどちら側に自分が近いかを、1つずつチェックボックスを埋める感覚で考えてみると、
「なんとなく良さそう」で選んで後悔…というリスクをだいぶ減らせます。
迷っている人へのテーマ選び・スタートのアドバイス
最後に、THE THORを含めてテーマ選びで迷っている人へ、実務的なアドバイスをまとめます。
- 目的を先に言語化する
- 収益化が第一か
- 趣味ブログか
- 企業・サービスサイトか
ここが曖昧なままテーマを選ぶと、あとで必ず迷います。
- 期間のイメージを決める
- 「最低1年は続ける」と決められるなら、買い切り有料テーマは投資として成立しやすい
- 数ヶ月でやめる可能性が高いなら、まずは無料 or ライトな有料テーマから。
- 実際の利用者のサイトを3〜5個見る
- THE THORで作られたブログをいくつかチェックして、
「この方向性に乗りたいか」を感覚的に確認しておくと失敗しにくいです。
- THE THORで作られたブログをいくつかチェックして、
- 決めたら、設定をやり込みすぎずに「まず公開まで」行く
- デモ着せ替え+最低限のSEO設定+広告タグ登録くらいでひとまず公開
- 細かいデザイン調整やCSSは、アクセスが付き始めてからでOKです。
- どうしても決め切れないときの考え方
- すでに「収益化までやる」と覚悟がある → THE THORクラスの本格テーマを早めに導入
- まだブログそのものに不安がある → シンプル+ブロック対応のテーマで慣れてからステップアップ
THE THORは、「稼ぐブログを本気で作る」という覚悟がある人ほど味が出るテーマです。
逆に言えば、その覚悟が固まっていない段階で選ぶと、
「良さを出し切れないまま宝の持ち腐れ」になりやすいとも言えます。
自分の目的・期間・スタイルを一度書き出してみて、
「収益化とデザインを、そこそこのレベルではなく“本気のレベル”で両立させたいか?」
と自問して、YESがはっきり出るなら、THE THORは有力候補として十分検討に値するテーマです。
【最後に公式サイトでデモサイトを確認しておきましょう。】