【徹底比較】ブログは無料と有料どっちがいい? メリット・デメリットを総整理
「ブログを始めたいけど、無料ブログと有料ブログ、どっちが正解なんだろう?」
「とりあえず無料で始めて、うまくいったら有料にしたほうがいい?」
「WordPressってよく聞くけど、初心者にはハードルが高そう……」
「副業として稼ぎたい場合と、趣味の日記の場合で、選び方は変わるのかな?」
ブログを始めようとすると、最初の一歩で必ずぶつかるのが、この「無料か有料か問題」です。
しかも、ネット上には
- 「絶対にWordPress一択!」という意見
- 「まずは無料で十分」という声
が入り乱れていて、どの情報を信じればいいのか分かりにくいのが正直なところだと思います。
本記事では、「どちらが良いか?」という二択ではなく、
- あなたの目的・予算・ブログにかけられる時間
- 将来、収益化やビジネス利用を考えているかどうか
といった要素から、自分にとってのベストな選び方が分かるように整理していきます。
具体的には、
- 無料ブログと有料ブログ(WordPress中心)の仕組みと違い
- 収益化・趣味・仕事など、目的別のおすすめパターン
- 「無料で始めて、慣れたら有料へ移行する」現実的なステップ
まで、順番にかみ砕いて解説します。
読み終わるころには、
「自分はまず〇〇ブログで始めて、〇〇を目指そう」
と、今日から具体的に動けるレベルまでイメージが固まっているはずです。
迷いを整理しながら、一緒に「あなたにとってちょうどいいブログの始め方」を決めていきましょう。
まず結論:収益を狙うなら有料、気軽さ重視なら無料
有料ブログと無料ブログのざっくり比較
まずは「細かい説明はいいから結論を知りたい」という人向けに、ざっくり全体像から。
| 項目 | 有料ブログ(主にWordPress) | 無料ブログ(はてな・アメブロなど) |
|---|---|---|
| お金 | 月500〜1,500円程度の維持費がかかる | 基本0円 |
| 収益化のしやすさ | かなり高い:広告・アフィリエイトの自由度が高い | 低〜中:規約・機能制限で頭打ちになりやすい |
| デザイン・機能の自由度 | テーマ・プラグインで自由自在 | テンプレ中心。細かい変更は難しいことが多い |
| ブログが消えるリスク | 自分でサーバーを契約するのでリスクはかなり低い | サービス終了・規約変更・アカBANの影響を受ける |
| 準備・管理の大変さ | 初期設定や管理はそれなりに必要 | アカウント作成だけでほぼOK |
| 向いている人 | 副業・ビジネス・長期的な資産作りをしたい人 | 日記・趣味・お試し程度で気軽に書きたい人 |
一文でまとめると、
「お金を生む“媒体”として育てたいなら有料ブログ、 とりあえず書いてみたいなら無料ブログ」
というのが大枠の結論になります。
ブログの「目的」から逆算して選ぶ考え方
「どっちが“いいか”」よりも、「自分は何のためにブログをやるのか」から考えたほうが失敗しません。
以下の3つを、一度紙にでも書き出してみてください。
- 目的
- 趣味の日記/アウトプット習慣作り
- 副業としての収益化
- 仕事・事業の集客やブランディング
- 期間
- 3ヶ月だけ試してみたい
- 1〜2年は続けるつもり
- できればライフワークにしたい
- 投資できるリソース
- お金:月1,000円前後を出せるか
- 時間:毎週どれくらいブログに当てられるか
- 学習意欲:WordPressの操作を覚える気があるか
ざっくりの目安はこんなイメージです。
- どこかで「お金を生み出したい」と思う可能性がある
→ 最初から有料ブログにしておいたほうが、あとで後悔しにくいです。
無料から有料への移行は「ドメインが変わる」「記事の引っ越し」など、想像以上にエネルギーを使います。 - 絶対に収益化は考えない。まずは書くことに慣れたいだけ
→ 無料ブログでOK。書くことが習慣化して「もっとちゃんとやりたい」と思ってから有料へ移行するルートもありです。 - ビジネスやキャリアに活かしたい(ポートフォリオ・集客など)
→ 有料ブログ(WordPress)一択に近いです。
独自ドメインで運営していくと、信用の積み上がり方がまったく変わります。
この記事の活用方法(どこから読めばいいか)
この記事は、これからブログを始める人が「有料か無料か」で迷わないようにすることをゴールに構成しています。
ざっくり、次のように読み進めると迷いにくいです。
- 「目的がまだぼんやりしている人」
- 次の章の「有料・無料の基本と仕組み」を読んで、そもそもの違いを抑える
- そのあと「どんな人に有料/無料が向いているか」の章で、自分のケースに近いところをチェック
- もう収益化したい気持ちは固まっている人
- 有料ブログのメリット・デメリットの章を重点的に読む
- そのまま「WordPressで始める手順」の章に進んで、開設まで一気に見てしまう
- 表や箇条書きだけ拾い読みしてもOKです
- とりあえず無料で始めるか迷っている人
- 無料ブログのメリット・デメリットの章を先に読む
- 「無料→有料への乗り換えタイミング」の部分で、将来の移行も含めてイメージしておく
必要に応じて、
- 「比較表」や「チェックリスト」だけをざっと見る
- あとで迷ったときに、「向いている人」の章だけ読み返す
といった使い方をしてもらえれば大丈夫です。
この先のパートでは、
「なぜ“収益を狙うなら有料”と言えるのか?」
を、数字や具体例も交えながらもう少し踏み込んで解説していきます。
有料ブログ・無料ブログの基本と仕組み
有料ブログとは何か(WordPress+有料プラン型)
レンタルサーバー+WordPressで運営するブログ
一般に「有料ブログ」と言うと、レンタルサーバー+独自ドメイン+WordPress の組み合わせを指すことが多いです。
しくみをざっくり言うと、
- レンタルサーバー会社と契約する(月500〜1,000円前後)
- 独自ドメインを取得する(年1,000〜3,000円ほど)
- サーバー上にWordPressをインストールする
- テーマやプラグインを入れてブログを構築する
という流れです。
ポイントは、
- ブログの中身(記事・画像・設定)は、自分が管理する資産になる
- デザイン・機能・広告配置まで、ほぼすべて自分で決められる
- その代わり、セキュリティ対策やバックアップなども自分の責任
という「自由と責任がセット」のスタイルであることです。

はてなブログProなど「サービスの有料プラン」を使うブログ
もう一つの有料ブログの形が、ブログサービスの有料プランを使うパターンです。
例:
- はてなブログPro
- Amebaブログの有料プラン
- FC2ブログの有料版 など
こちらは、
- サーバーの契約やWordPressのインストールは不要
- 管理画面にログインするだけで、そのまま記事を書き始められる
- 有料プランにすると、
- サービス側の広告を非表示にできる
- 独自ドメインを使える
- 容量や機能の上限が緩くなる
といった恩恵が得られます。
「WordPressほどガッツリやる自信はないけれど、無料版の制限は物足りない」という人が選びやすい中間地点のような位置づけです。

無料ブログとは何か(代表的なサービスのイメージ)
アメブロ・ライブドア・はてな無料版などの特徴
無料ブログは、「サービスにアカウント登録するだけで、すぐに書き始められるブログ」です。
代表的なもの:
- Amebaブログ
- livedoor Blog
- はてなブログ(無料版)
- 楽天ブログ
- FC2ブログ など
共通する特徴としては、
- 初期費用も月額費用もかからない
- デザインテンプレートを選ぶだけで、細かい設定なしで見栄えが整う
- サービス内のランキングや読者機能から、少しアクセスが入りやすい
- 一方で、
- URLにサービス名が含まれる(例:
https://ameblo.jp/○○) - 広告が強制表示されることが多い
- 規約変更やサービス終了の影響を避けられない
- URLにサービス名が含まれる(例:
といった制約もあります。
イメージとしては、
「自分の土地と家(有料ブログ)」ではなく
「マンションの1室を借りている(無料ブログ)」
と考えると違いがわかりやすいです 🏢
有料と無料で変わる主なポイント
費用(初期コスト・月額料金)の違い
ざっくりの目安は以下のとおりです。
| 種類 | 初期費用の目安 | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 無料ブログ | 0円 | 0円 |
| ブログサービスの有料プラン | 0〜数千円 | 500〜1,500円前後 |
| WordPress+レンタルサーバー | ドメイン代1,000〜3,000円程度 | 500〜1,500円前後 |
※テーマや有料プラグインにこだわると、さらに追加費用が発生することもあります。
「固定費を1円もかけたくない」のか、「将来の収益化のために月1,000円程度なら投資できるのか」が、大きな分かれ目になります。
独自ドメイン利用の可否
- 無料ブログ:
- 多くのサービスでは、初期状態では独自ドメインは使えず、
https://service-name.jp/ユーザー名のようなURLになります。 - 有料プランに切り替えると、独自ドメインを割り当てられるケースも。
- 多くのサービスでは、初期状態では独自ドメインは使えず、
- WordPress+サーバー:
- 基本的に最初から独自ドメイン前提です。
- 自分のサイトURLを、
https://example.com/のように好きに決められます。
独自ドメインは、
- 検索エンジンから見た一貫した信頼の積み上げ
- 名刺やSNSプロフィールに載せたときのブランド感
に直結するので、長期運営・収益化を視野に入れるなら必須に近い要素です。
広告表示と商用利用の制限
このポイントは、「将来的にお金を生みたいかどうか」に直結します。
- 無料ブログ
- サービス側の広告が自動で表示されることが多く、
自分の広告と競合してしまうケースもあります。 - 規約で「アダルト系」「金融系」など、扱えないジャンルが決められていることもあります。
- 一部サービスでは、アフィリエイトリンク自体に制限がある場合も。
- サービス側の広告が自動で表示されることが多く、
- 有料ブログ(特にWordPress)
- 自分が貼った広告だけが表示されるように設計できる
- ASP案件・物販・自社商品販売など、基本的にジャンルも手法も自由
- 規約に縛られにくく、マネタイズの設計の幅が広くなる
「せっかくアクセスが増えたのに、広告の制限でほとんど収益にならない」という状態を避けたいなら、早めに有料ブログ側に寄せて考えるのがおすすめです。
デザイン・機能カスタマイズの自由度
- 無料ブログ
- テンプレートを選べば見た目は整いますが、細部のレイアウト変更には限界があります。
- 「問い合わせフォーム」「会員機能」など、ブログ以上のことはやりにくいです。
- WordPress
- テーマの変更だけで、ブログ型・メディア型・LP型などさまざまな形に変えられる
- プラグインで、
- フォーム
- 会員制
- 決済
- 多言語対応
など、後から機能を足していけるのが大きな魅力です。
デザインや機能は、
「途中で必ず欲しくなる要素」なので、最初からある程度の余地がある有料ブログのほうが、長期的には動きやすくなります。
サービス終了・規約変更などのリスク
- 無料ブログ
- 過去にも、大手の無料ブログサービスが終了・縮小した例があります。
- 規約変更により、
- 使えなくなる広告
- 突然削除されるアカウント
などのリスクをゼロにはできません。
- 有料ブログ(WordPress+サーバー)
- レンタルサーバー会社を変えることはできますが、記事データは自分がエクスポートして別サーバーへ移行可能です。
- 極端な話、サーバー会社が倒産しても、バックアップさえあれば復旧できる構造になっています。
長く続ければ続けるほど、
「サービス都合で消えるかどうか」はダメージの大きさが変わる部分です。
まとめると、
- 手軽さ・気軽さ重視 → 無料ブログ
- 収益化・資産化・自由度重視 → 有料ブログ(特にWordPress)
という構図になっています。
次のパートでは、
「じゃあ実際、有料ブログにはどんな具体的メリット・デメリットがあるのか?」をもう少し掘り下げていきます。
有料ブログ(主にWordPress)のメリット
収益性・ビジネス面での強み
収益化の手段が豊富で、広告・アフィリエイトを自由に扱える
WordPress などの有料ブログは、お金の入り口をいくつでも増やせるのが最大の強みです。
- クリック型広告(例:Googleアドセンス)
- 物販・サービスのアフィリエイト
- 自分の商品(教材・コンサル・オンライン講座など)
- 有料メルマガやサロンへの導線
- スポンサー記事・純広告
といった、複数の収益源を同じブログ上に並行して持てるので、
アクセスが増えれば増えるほど、収益の組み合わせで伸ばしやすい
という構造になります。
無料ブログだと「この広告はNG」「外部サービスへのリンクに制限」などに引っかかることもありますが、
自分でサーバーを借りる有料ブログでは、基本的にこうした縛りがありません。
キーワードSEOで検索流入を伸ばしやすい
有料ブログ、とくに WordPress は、検索エンジンからの集客(SEO)に最適化しやすいのもメリットです。
- タイトルタグ・ディスクリプションなどのメタ情報を細かく設定できる
- パーマリンク(URL構造)を、狙ったキーワードに合わせて整理できる
- 内部リンク構造を自分で設計しやすい
- 表示速度やモバイル対応など、SEOに効く要素をチューニングしやすい
たとえば「ブログ 有料 無料 違い」のような検索キーワードを想定して、
- 専用の記事を用意し
- 関連記事から内部リンクでつなぎ
- タイトル・見出しもキーワードに合わせて設計する
といった“狙って取りに行く”集客がしやすくなります。
広告制限がなく、高単価案件にも取り組みやすい
金融・投資・転職・不動産・通信など、高単価報酬が期待できるジャンルは、
無料ブログだと「そもそも規約でNG」「アカウント停止リスクが高い」ということも少なくありません。
自前の有料ブログなら、
- ASPが取り扱う高単価案件を、基本的に自由に紹介できる
- スポンサー企業と直接やり取りして、純広告やタイアップ案件を受けやすい
- 記事の掲載位置・期間・クリエイティブも、自分の裁量で決められる
といった形で、一件あたり数千〜数万円規模の案件にも取り組みやすくなります。
資産性・安全性の高さ
サービス終了でブログが消えるリスクが極めて低い
無料ブログは、運営会社の方針ひとつで、
- サービス終了
- 大規模な仕様変更
- 規約違反によるアカウント停止
といった事態が起こり得ます。
有料ブログ(WordPress+サーバー)の場合、
- サーバー会社を変えても、自分でデータをバックアップして移行できる
- ドメインとデータを持っていれば、別サーバーでも再構築可能
といった形で、サービス都合で「ある日突然全部消える」リスクはかなり低いのが特徴です。
記事やドメインが長期的な資産になりやすい
有料ブログは、「書いて終わり」の消耗品ではなく、積み上がる資産として育てやすいのもポイントです。
- 過去記事が検索で読まれ続け、毎月安定してアクセスを連れてきてくれる
- 更新を休んでいる期間でも、既存記事から収益が発生し続ける
- 長く運営している独自ドメインは、指名検索やリピーターが増えやすい
時間をかけて育てるほど、
「新記事の順位が上がりやすい」「紹介した商品が売れやすい」
といったドメイン自体の信頼も積み上がっていきます。
自分名義の独自ドメインでブランドを育てられる
https://example.com/ のような独自ドメインは、あなた自身やあなたのビジネスの「看板」になります。
- 名刺やSNSプロフィールに載せたとき、信頼感が出る
- 無料ブログのようにサービス名がURLに入らないので、「借り物感」がない
- 会社名・屋号・ペンネームなどと合わせたドメインにすれば、ブランドとして一貫性を出せる
特に、ライター・コンサル・フリーランスなど、仕事に直結するブログを作りたい場合は、
この「自分の看板として育てられるかどうか」が重要になります。

デザイン・機能面の自由度
テーマとプラグインで見た目も機能も思い通りにできる
WordPress の強みは、テーマとプラグインの組み合わせで、サイトの性格を大きく変えられることです。
- 有料テーマを導入すれば、専門知識なしでもプロっぽいデザインに
- プラグインで、
- 目次
- 問い合わせフォーム
- 人気記事ランキング
- 画像スライダー
などを簡単に追加できる
「ブログを続けていくうちに、やりたいことが増えてきた」
というときにも、後から機能を足していける伸びしろがあります。
ビジネスサイトやLP風のレイアウトにも対応しやすい
有料ブログは、「ブログ記事を並べる」だけでなく、
- 事業の公式サイト
- サービス紹介ページ
- 商品販売用のランディングページ(LP)
- セミナー・イベントの告知ページ
といった用途にも展開しやすいのが利点です。
1つのドメインの中に、
- ブログ記事で集客
- LPで商品販売
- 会社概要ページ・お問い合わせページで信頼性を補強
という「集客〜信頼〜販売」までの導線をまとめて作れるため、
副業レベルを超えたビジネス活用もしやすくなります。
スキル・キャリア面でのメリット
WordPress運営の知識がそのまま仕事に活かせる
WordPress は世界的に見てもシェアが高く、
企業サイトやメディアでも幅広く使われています。
そのため、個人ブログを運営するだけで、
- WordPressの基本操作・トラブル対応
- テーマ・プラグインの導入と設定
- バックアップやセキュリティの管理
といったスキルが自然と身につき、
Web制作・メディア運営の案件にもつなげやすくなります。
「ブログをやっていたら、気づいたら WordPress 案件を受けられるようになっていた」というケースは珍しくありません。
Webマーケ・SEO・サイト構築など価値の高いスキルが身につく
有料ブログを本気で育てようとすると、必然的に、
- キーワード選定・競合リサーチ
- 記事構成・ライティング・セールスライティング
- アクセス解析(Google Analytics / Search Console など)の読み方
- コンバージョン設計(どこで商品やサービスを提案するか)
といった、Webマーケティングの実務スキルを触らざるを得ません。
これらは、
- Webライター
- オウンドメディア担当
- マーケター
- フリーランスのクリエイター
など、さまざまな職種でそのまま武器になるスキルです。
「月に数千円〜数万円を稼ぐために勉強していたら、
気づいたら自分の市場価値も上がっていた」
そんな状態を目指せるのが、有料ブログの大きなメリットと言えます。
有料ブログのデメリットと注意点
有料ブログ(とくに WordPress)は「本気で取り組みたい人向け」の強力な選択肢ですが、当然ながら弱点もあります。
このパートでは、「始めてから後悔しがちなポイント」に絞って整理します。
コスト面のハードル
サーバー代・ドメイン代などのランニングコストが発生する
有料ブログを運営するには、毎月・毎年の固定費がかかります。
- レンタルサーバー代:月500〜1,500円前後
- 独自ドメイン代:年1,000〜3,000円ほど
合計すると、年間で1万円前後は見ておく必要があります。
問題なのは、ここに
- 「せっかく契約したから…」と義務感で更新し続けてしまう
- ほとんど書いていないのに、固定費だけが出ていく
という心理的なプレッシャーが乗ってくる点です。
「3ヶ月書いてみて向いていなければ、いったん閉じる」
といった撤退ラインを決めておくと、ムダな支出を抑えやすくなります。
有料テーマや有料プラグインに投資する場合もある
見た目や機能にこだわり始めると、
- 有料テーマ(数千〜数万円)
- 有料プラグイン(月額・買い切り)
など、追加投資の誘惑が出てきます。
もちろん、必要な投資ならリターンで回収できるのですが、
- まだ記事数が少ない段階からツールばかり買ってしまう
- 機能を増やしすぎて設定に追われ、肝心の記事作りが進まない
という「本末転倒」パターンにも陥りがちです。
最初は、
必須:サーバー代+ドメイン代
余裕があれば:1つだけ使い勝手の良い有料テーマ
くらいに絞って始めると、コスト管理がしやすくなります。
作業量・学習コストの高さ
開設までに「契約・設定」などの手順が多い
無料ブログなら「会員登録→タイトルを決める→即投稿」が定番ですが、
有料ブログは次のようなステップを踏みます。
- サーバー会社の選定・契約
- ドメインの取得・設定
- WordPressのインストール
- SSL化・パーマリンク設定など初期設定
- テーマや最低限のプラグイン導入
慣れれば1〜2時間で終わる作業ですが、初めてだと1つ1つで立ち止まりやすい部分です。
「準備が面倒そうだな…」と思う人は、
- 公式マニュアル
- 信頼できるブログの手順記事
などを見ながら、「今日はここまで」と小分けに進めると挫折しにくくなります。
セキュリティ・バックアップ・更新など管理作業が必要
有料ブログでは、自分がサイトの管理者です。
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
- 定期的なバックアップ
- 不要なプラグインの削除
- セキュリティ対策(ログインURL・二段階認証など)
といった「裏側のメンテナンス」も、自分で対応する必要があります。
放置していると、
- 脆弱性を突かれてサイトが改ざんされる
- 不具合で画面が真っ白になる
といったトラブルのリスクも上がるため、最低限のメンテナンス知識は必須です。
触りながら覚える時間と根気が求められる
有料ブログはカスタマイズの自由度が高い反面、
- 設定画面が多く、最初はどこを触ればいいか迷いやすい
- テーマごとに操作や仕様が微妙に違う
- プラグイン同士の相性問題で、思わぬエラーが起こることもある
という「慣れるまでの壁」があります。
この壁を越えるには、
- 完璧を目指さず、とりあえず記事を出すことを優先する
- わからないことは公式ドキュメントや信頼できる解説記事で調べる
- 1日で全部覚えようとせず、「必要になったらその都度調べる」スタイルを取る
といった、長距離走の発想が重要です。
成果が出るまで時間がかかる
開設初期はアクセスがほとんどない期間を耐える必要がある
有料ブログだからといって、いきなり人が押し寄せるわけではありません。
とくに検索流入をメインに考える場合、
- サイト開設から3〜6ヶ月は、記事を書いてもほとんど読まれない
- 検索順位が安定してくるまで、時間差がある
- 「このまま続けて意味あるのかな?」と不安になりやすい
という「試される時期」が必ずと言っていいほど訪れます。
ここで意識しておきたいのは、
- 初期は「アクセス」よりも「記事数と質」を積み上げるフェーズ
- 10〜20記事ではなく、50〜100記事くらいから徐々に傾向が見えてくる
- 数字に一喜一憂しすぎず、「改善→投稿」のサイクルを回し続けること
という視点です。
有料ブログは「短期の勝負」ではなく、
半年〜1年かけて土台を作る中長期戦だと割り切れるかどうかが、継続のカギになります。
無料ブログを選ぶメリット
コストゼロ・手軽さのメリット
初期投資なしで今すぐ始められる
無料ブログ最大の利点は、お金を一切かけずにスタートできることです。
サーバー契約もドメイン取得も不要で、
- 「ブログって自分に向いてるのかな?」
- 「三日坊主になるかもしれない…」
という段階でも、財布を気にせず試せます。
まずは無料ブログで「文章を書く」「公開する」感覚に慣れるだけでも、大きな経験になります。
会員登録だけで開設でき、設定もシンプル
無料ブログは、基本的に
- メールアドレスで会員登録
- ブログタイトルを決める
- テンプレートを選ぶ
この3ステップほどで公開まで進めます。
デザインもあらかじめ用意されたテーマから選ぶだけなので、
- HTML / CSS がわからない
- WordPress の初期設定で挫折したことがある
という人でも、数分で「見られる形」のブログが完成します。
サーバー管理やバックアップを気にしなくていい
無料ブログの場合、インフラ部分はサービス提供側が面倒を見てくれます。
- サーバーの不具合対応
- データベース管理
- システムのアップデート
といった、いわゆる「裏側の作業」はすべてお任せでOKです。
自分がやることは、
- ログインする
- 記事を書く
- 公開ボタンを押す
これだけに近い形になります。
「技術的なことはよくわからないから、とにかく文章を書くことだけに集中したい」という人にとっては、心理的ハードルをぐっと下げてくれる選択肢と言えます。
プラットフォーム内の集客とコミュニティ
サービス内の読者コミュニティからアクセスを得やすい
多くの無料ブログサービスには、
- 新着記事一覧
- 人気記事ランキング
- タグ・カテゴリごとの記事一覧
- 読者登録・フォロー機能
といった、サービス内で記事を見つけてもらう仕組みがあらかじめ組み込まれています。
そのため、開設してすぐのブログでも、
- 同じジャンルに興味のあるユーザー
- サービス内を回遊している読者
から、検索エンジン以外の経路でポツポツとアクセスが来やすいのが特徴です。
「最初の読者ゼロ期間がつらい」という人には、大きなメリットになります。
同じ趣味の人と交流しやすく、日記感覚で楽しめる
無料ブログは、「コミュニティ+日記」の色合いが強いサービスが多めです。
- コメントや「いいね」機能で、読者との距離が近い
- ブログ同士で相互に読者登録し合う文化がある
- 趣味やライフスタイルごとのカテゴリで人が集まりやすい
こうした環境は、
- 収益よりも「誰かと感想を共有したい」
- 日々の記録を残しながら、ゆるくつながりを持ちたい
という人にとって、とても相性が良いです。
「お金を稼ぐためのブログ」というより、
「自分の居場所としてのブログ」を作りたい人にとって、無料ブログは十分な価値がある選択肢と言えます。
無料ブログのデメリットと限界
収益化・SEO面での弱さ
掲載できる広告が限られ、収益性が低くなりがち
無料ブログは「タダで使える代わりに、商売には本気で使ってほしくない」という前提で設計されていることが多いです。
そのため、
- 利用規約で禁止されている広告ジャンルがある
- 特定のASPリンクや直契約案件がNG扱いになる
- 一部のサービスでは、アフィリエイトリンクそのものに制限がある
といった制約がかかりやすく、収益の上限が低くなりがちです。
「月数千円のお小遣い程度ならまだしも、月5万〜10万円以上を狙う」となると、
無料ブログのルールがブレーキになる場面はどうしても増えてきます。
強制広告が入り、収益を取りこぼしやすい
多くの無料ブログでは、ページの上下や本文近くに運営側の広告が自動挿入されます。
これが問題なのは、
- 読者の視線があなたの広告よりもサービス側の広告に流れてしまう
- 「広告多くてごちゃごちゃしているサイト」という印象になり、離脱率が上がりやすい
- クリックされても、報酬は運営会社側に入る(あなたには入らない)
という点です。
同じアクセス数でも、
- 有料ブログ:クリック・成約がすべて自分の収益につながる
- 無料ブログ:一部がサービス側に“横取り”される
という構図になりやすく、本来取れたはずの収益を取りこぼすリスクがあります。
検索エンジンからの集客力が弱めになりやすい
無料ブログだから SEO が絶対にダメ、というわけではありませんが、構造的に不利になりやすいポイントがいくつかあります。
- URL構造が
https://service.com/ユーザー名/記事番号のようになり、
キーワードを含めた設計がしづらい - テーマやテンプレートの影響で、
- 表示速度
- コードの最適化
- スマホ表示
などを細かく調整できない
- 設定画面がシンプルな分、
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- 構造化データ
などを細かくチューニングできないことも多い
結果として、
同じクオリティの記事を入れても、
有料ブログと比べて「検索からの流入が頭打ちになりやすい」
という状況が起こりやすくなります。
自由度・ブランド面での制約
デザイン・機能のカスタマイズに大きな制限がある
無料ブログは、誰でも迷わず使えるように、
- デザインはテンプレート+色変更程度
- サイドバーやフッターのカスタマイズはごく一部のみ
- 外部サービスとの連携や高度な機能追加はほぼ不可
といった形で、あえて自由度を絞ってあることが多いです。
そのため、
- 「お問い合わせフォームを増やしたい」
- 「LPっぽい1カラムページを作りたい」
- 「メルマガ登録やLINE誘導をしっかり組み込みたい」
といった“ブログ以上のこと”をしようとした瞬間、窮屈さを感じやすくなります。
URLにサービス名が入り、ブランド構築に不利
無料ブログのURLは、ほとんどの場合、
https://ameblo.jp/○○https://blog.service-name.jp/ユーザー名
のように、サービス名が前面に出る形になります。
これ自体が悪いわけではありませんが、
- 名刺やプロフィールに載せたときに「借り物の住所感」が出る
- サービスを乗り換えると URL が丸ごと変わってしまう
- 検索結果で見たときに、「個人のメディア」としての印象が弱くなる
といった意味で、長期的なブランドづくりには向きません。
「将来自分の名前や屋号で検索されるようになりたい」と考えるなら、
早い段階で独自ドメインの有料ブログに移行したほうが、一貫性のあるブランドを築きやすくなります。
サービス依存のリスク
規約変更やサービス終了でブログが消える可能性
無料ブログは、「サービスの都合」によって環境が変わるリスクを避けられません。
実際に、
- 広告やアフィリエイトに関する規約が厳しくなった
- 一部の機能が廃止された
- サービス自体が終了してしまい、データ移行が大変だった
といった事例は過去にもあります。
多くの無料ブログではエクスポート機能が用意されていますが、
- 画像の移行が手作業になったり
- レイアウトが崩れたり
といった問題も起こりやすく、大規模な引っ越しはかなりの負担になります。
アカウント停止などで突然アクセスを失うリスク
規約違反・スパム判定・通報などがきっかけで、
- アカウントが停止される
- 一部記事が非公開になる
- 広告機能だけが制限される
といった措置が取られることもあります。
意図せずグレーな表現を使ってしまったり、
外部リンクの貼り方を誤解されてしまうケースもゼロではありません。
無料ブログでは、
「運営会社に“ここまで”と言われたら、その範囲内でしか動けない」
という前提を忘れないことが重要です。
まとめると:
- 無料ブログは「気軽に始める」「趣味で続ける」には最適だが、
- 収益化・ブランド構築・長期運営を考えた瞬間に、構造的な限界が見えてくる
というのが現実です。
この先で、有料ブログ・無料ブログそれぞれにどんな人が向いているのかを整理していくと、
自分がどちら側に立つべきか、よりクリアに判断しやすくなります。
どんな人に有料ブログ・無料ブログが向いているか
「有料か無料か」で迷うときは、
サービスの機能を見る前に、“自分がどんなスタンスでブログをやりたいか”を先に整理すると決めやすくなります。
ここでは、性格・目的別に向き不向きを整理してみます。
無料ブログが向いているケース
完全な趣味や日記が目的で、収益化は考えていない人
- 日々の出来事をメモしておきたい
- 推し活や趣味の記録を残したい
- 家族・友人向けの近況報告ができれば十分
こういった目的なら、無料ブログでまったく問題ありません。
収益化を前提にしないのであれば、
- 強制広告が入っていても大きな支障はない
- デザインが多少シンプルでも困らない
といった形で、無料ブログのデメリットがほとんど気にならないはずです。
「好きなことを書き続けること」がゴールなら、
お金をかけるより、“続けやすさ”を優先したほうが長続きしやすくなります。


とりあえずブログ体験だけしてみたい人
- 書くのがそもそも続くかわからない
- WordPress の設定画面を開いただけで疲れそう
- 「ブログって自分に合ってるのかな?」を試したい
という段階では、無料ブログで「お試し運転」するのが合理的です。
具体的には、
- 無料ブログで10〜20記事書いてみる
- 書くペースやネタの出し方に慣れてくる
- 「これなら続けられそう」「もっとちゃんとやりたい」と感じたら有料ブログを検討する
という流れがおすすめです。
いきなり有料ブログから入ると、
- 設定やデザインに時間を使いすぎて
- 「そもそも記事が書けていない」状態になりがちなので、
「続くかどうかのテスト」だけなら無料ブログのほうがリスクが低いと言えます。
予算をかけずに情報発信を試したい人
- 副業に興味はあるが、いきなり固定費を増やすのが怖い
- 学生・主婦などで、毎月の出費を極力抑えたい
- SNSの延長線上として、ブログを試してみたい
こういった場合も、まず無料ブログから始める選択肢があります。
無料ブログでも、
- 読者の反応を確かめる
- どんなテーマなら書きやすいか探る
- 自分の書き方・キャラクターを固める
といった「実験」は十分にできます。
「0円で試して、手応えが出たら有料に移る」
という二段階戦略は、リスク管理の面でも現実的です。
有料ブログが向いているケース
将来的に広告収入やアフィリエイト収益を狙いたい人
- 副業として毎月数万円以上を目標にしたい
- アフィリエイトやアドセンスにきちんと取り組みたい
- 長期的には、ブログを軸にしたビジネスに育てたい
こんなイメージが少しでもあるなら、最初から有料ブログを選ぶ方が合理的です。
理由はシンプルで、
- 無料ブログは広告規約や機能制限で、どうしても頭打ちになりやすい
- 後から有料ブログに引っ越すと、URL変更などのダメージが大きい
からです。
「本気で稼ぎたい」と思った瞬間、
無料ブログのデメリットが一気に気になり始めるケースはよくあります。
仕事・副業として本格的にブログ運営したい人
- Webライター・マーケター・フリーランスとして仕事の幅を広げたい
- 自分のメディアを「実績」として見せられるようにしたい
- 将来、ブログ運営の知識を仕事に活かしたい
こうしたキャリア志向があるなら、有料ブログは「学びの場」兼「ポートフォリオ」になります。
有料ブログで鍛えられるのは、
- キーワード選定・記事構成
- サイト設計・内部リンク
- アクセス解析・改善サイクル
といった、仕事でもそのまま求められるスキルです。
「単に稼ぐためのブログ」ではなく、
“将来も使える実務スキル”を身につける場として考えると、
有料ブログに投資する意味がはっきりしてきます。
デザインや機能にもこだわり、自分のメディアを育てたい人
- 好きなテイストでサイトを作り込みたい
- ブログだけでなく、LP・サービス紹介ページもまとめたい
- 「自分だけのWebメディア」を作る感覚を味わいたい
そんな場合は、無料ブログではどうしてもカスタマイズの壁にぶつかります。
WordPress などの有料ブログなら、
- テーマでデザインをある程度自由に変えられる
- プラグインで機能をどんどん拡張できる
- ブログ以外のページも柔軟に作れる
ので、“サイトづくりそのもの”を楽しみたい人には向いています。
ビジネス用途・企業サイトとして信頼感を出したい人
- 個人事業主・フリーランスの公式サイトを作りたい
- 会社や店舗のホームページとして活用したい
- 名刺・SNSプロフィールに堂々と載せられるURLが欲しい
こういった用途では、独自ドメイン+有料ブログがほぼ必須です。
無料ブログのURLはどうしても、
- 「個人の日記」「趣味ブログ」の印象が強い
- ビジネス利用するには少しカジュアルすぎる
というイメージを持たれがちです。
信頼性を重視するなら、
https://your-brand.com/ のような独自ドメインで、有料ブログを運営する方が「仕事として本気でやっている」印象を与えやすくなります。
無料から有料に乗り換えるタイミング
「もっと稼ぎたい」「制限が邪魔」と感じ始めたとき
無料ブログを続けていると、ある段階でこう感じることがあります。
- 「貼りたい広告が規約でNGだった」
- 「案件の単価は上がっているのに、ブログ側の制限で伸びない」
- 「せっかくアクセスがあるのに、サービス側の広告に取られている気がする」
このように、収益・機能面で「もったいなさ」を感じ始めた瞬間が、
有料ブログへの乗り換えを真剣に検討すべきタイミングです。
迷ったら、
- 今のブログから月いくら稼ぎたいのか
- その金額を「サーバー代の○倍」として見返してみる
といった形で、「投資とリターン」を数字でイメージすると判断しやすくなります。
アクセスが伸びてきて、本格的に育てたくなったとき
無料ブログでも、
- ある程度記事がたまり
- 検索やサービス内から安定してアクセスが入るようになる
というフェーズに入ることがあります。
この時点で、
- 「このブログ、ちゃんと育てればもっと伸びそう」
- 「長く付き合っていく“自分のメディア”にしていきたい」
と感じるなら、有料ブログへの移行を検討する価値が十分あります。
理由はシンプルで、
- 早い段階で独自ドメインに切り替えたほうが、長期的なブランドが作りやすい
- 記事数が増えれば増えるほど、引っ越し作業が大変になる
からです。
まとめると:
- 「続くかもわからない」「完全に趣味」と割り切れるなら → 無料ブログ寄り
- 「いつかは稼ぎたい」「仕事にも活かしたい」という気持ちが少しでもあるなら → 有料ブログ寄り
という判断軸になります。
有料ブログの種類と主な選択肢
自前運営型:レンタルサーバー+WordPress
メリット:自由度・収益性・資産性がトップクラス
レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを取得して WordPress を入れる形が、いわゆる「王道」の有料ブログです。
この形の強みはシンプルで、なんでも自分で決められることに尽きます。
- どの広告をどこに貼るか、基本的に制限なし
- テーマやプラグインで、デザインも機能もかなり細かく調整できる
- URL(独自ドメイン)もコンテンツも自分の管理下にあり、資産として積み上げやすい
- サービスの終了や規約変更の影響を受けにくく、長期運営に向く
収益の面では、
- アドセンス+物販+高単価アフィリエイト+自社商品
のように、収益源を組み合わせて設計しやすいので、「ブログでしっかり稼ぎたい」「事業の柱にしたい」なら最有力候補になります。
デメリット:準備と管理に一定の手間がかかる
一方で、自由度の高さはそのまま「自分でやることの多さ」にもつながります。
- サーバー契約・ドメイン取得・SSL設定など、開設までの手順が多い
- WordPress本体やプラグインの更新、バックアップ、セキュリティ対策などの管理が必須
- テーマやプラグインの相性問題で、表示崩れや不具合が起きることもある
「調べながら触って覚えるのが苦にならない人」には向きますが、
“書くだけに集中したい”タイプにはストレスになる場面もあるので、自分の性格と相談して選ぶのが大切です。
ブログサービスの有料プラン型
はてなブログPro・Amebaブログ有料プラン・FC2ブログProなど
もう一つの有料ブログの形が、既存ブログサービスの有料プランを使うパターンです。
例としては、
- はてなブログ Pro
- Amebaブログの有料オプション
- FC2ブログ Pro など
が代表的です。
これらは、
- サーバー契約や WordPress インストールは不要
- 管理画面の UI がシンプルで、操作に迷いにくい
- 無料版からのアップグレードなので、そのまま環境を引き継げる
といった特徴があり、「完全に自前でやるのは不安だけど、無料版のままでは物足りない」という人に向きます。
無料版から広告削除・独自ドメイン対応などが追加される
多くの有料プランでは、無料版と比べて次のような改善が期待できます。
- サービス側の強制広告を非表示にできる
- 独自ドメインを設定できる
- 容量・画像枚数などの制限が緩和される
- 追加デザインや高度なカスタマイズ機能が使える
つまり、
「インフラはサービスに任せつつ、商用利用やブランディングの条件を整えたい」
というニーズを満たしてくれる中間的な選択肢です。
ガチガチにカスタマイズするつもりはないけれど、
“趣味ブログ以上、事業サイト未満”くらいの使い方をしたい人には、とても現実的な選び方になります。
有料ブログを選ぶときのチェックポイント
有料ブログと言っても種類があるので、「なんとなく評判が良さそう」で選ぶのは危険です。
最低限、次のポイントだけは押さえて比較しましょう。
月額料金と機能のバランス
- レンタルサーバー+WordPress
- サーバー代:月500〜1,500円前後
- ドメイン代:年1,000〜3,000円ほど
- 初期設定の手間はかかるが、長期運用するほどコスパは良くなりやすい
- 有料プラン型ブログサービス
- 月額数百〜数千円
- サーバー管理込みで楽だが、プラットフォーム依存のリスクは残る
限られた予算の中で、
「この金額なら、何年くらい続けられそうか?」
「収益が出なくても、負担に感じないラインはいくらか?」
を一度書き出してみると、選択肢を絞りやすくなります。
独自ドメイン・広告の自由度
- 独自ドメインが使えるか
- ASPやアドセンス、各種広告の利用に制限がないか
- 規約が厳しすぎないか(特にアダルト・金融・投資ジャンルを扱う場合)
この3点は、収益化を視野に入れるなら必須チェック項目です。
「有料なのに、貼りたい広告が貼れない」という状態は、
後から気づくとダメージが大きいので、必ず事前に確認しておきましょう。
デザインカスタマイズのしやすさ
- テーマやテンプレートの種類
- CSSやHTMLの編集がどこまで許されているか
- ウィジェット・サイドバー・メニューなどを、どの程度自由に配置できるか
「名刺代わりのサイトとしての見た目をどこまでこだわりたいか」によって、必要な自由度は変わります。
- ブログサービスの有料プラン:
- そこそこ整ったデザインにはできるが、細部の自由度には限界がある
- WordPress:
- テーマによって難度は変わるものの、構造レベルから大きくいじれる
自分がイメージする「理想のサイト」に、どこまで近づけたいのかを考えながら選ぶと失敗しにくくなります。
サポートや情報量(ノウハウの豊富さ)
初心者ほど重要なのが、「困ったときにどれだけ情報を拾えるか」です。
- 公式サポートの対応範囲・レスポンス
- 解説ブログやYouTube、書籍などのノウハウの量
- 同じサービスを使っているユーザーコミュニティの有無
特に WordPress は利用者が圧倒的に多く、
- ほとんどのトラブルはググれば誰かが解説している
- テーマごとのカスタマイズ記事も豊富
という安心感があります。
逆に、利用者が少ないマイナーなサービスは、
トラブル時に情報が見つからず「詰む」リスクもあるので要注意です。
有料ブログ選びは、
- 「好きかどうか」
- 「なんとなく有名だから」
ではなく、
目的(収益・ブランディング・学習)
+
予算(どこまで出せるか)
を軸に、上記のチェックポイントで冷静に比較していくのが失敗しないコツです。
ブログ収益化と有料・無料の関係
ブログで稼ぐ代表的な方法
ディスプレイ広告(Googleアドセンスなど)
もっともイメージしやすいのが、クリックや表示回数に応じて収益が発生する広告です。
- ページの上下や記事中に自動で広告が表示される
- クリックされると数円〜数十円程度の報酬
- PV(アクセス数)が増えるほど、収益も比例して伸びやすい
単価は高くありませんが、「何かを売るのが苦手」でも収益化しやすい入口になります。
アフィリエイト(ASP・Amazon・楽天など)
アフィリエイトは、読者が商品やサービスを申し込み・購入したときに報酬が発生する仕組みです。
- ASP経由の案件(クレカ・転職・英会話など)
- Amazon・楽天の商品リンク
- サブスクサービスやデジタルツール など
1件あたりの報酬は数十円〜数万円まで幅がありますが、
その分「読者との信頼関係」「記事の説得力」が問われます。
少ないアクセスでも成約率と単価次第でしっかり稼げるため、
本格的に収益化を目指すなら欠かせない手段です。
自分の商品・サービス・オンライン講座の販売
ブログを「自分の店の入り口」と考えて、
- 電子書籍・テンプレート・ノウハウ資料
- オンライン講座・動画講座
- コンサルティング・コーチング・制作代行
といった自分の商品・サービスを直接販売する形です。
このパターンは、
- 利益率が高くなりやすい
- 少ないPVでも売上を作りやすい
- ブログ以外の活動(SNS・実店舗)とも相性が良い
という特徴があり、副業〜スモールビジネス寄りの収益化をしたい人に向いています。
スポンサー記事・寄付・サブスクなど
ある程度ブログの「ファン」や「専門性」が育ってくると、収益源の幅も広がります。
- 企業から依頼されるレビュー記事・タイアップ記事
- 読者からの投げ銭・寄付
- 有料メルマガ・会員制コミュニティ・サブスクコンテンツ
これらは、ブログのブランド力そのものに価値がついた状態で生まれる収益です。
時間はかかりますが、「長く続けた人だけが到達できるステージ」とも言えます。
収益化とプラットフォームの相性
有料ブログが収益面で有利な理由
有料ブログ(特に WordPress)は、収益化との相性が非常に良いです。主な理由は次のとおりです。
- 広告やアフィリエイトのジャンル・数・配置を自由に決められる
- 高単価ジャンル(金融・転職・通信など)も、規約に縛られにくい
- 記事構成・内部リンク・CTA(問い合わせや購入ボタン)まで、収益を意識した動線設計がしやすい
- サービス側の強制広告が入らず、読者のクリックがそのまま自分の収益になる
さらに、SEOを意識した設計がしやすいため、
「検索から安定してアクセスを集める → 複数の収益源でマネタイズする」
という王道パターンを作りやすく、中長期で見たときの“伸びしろ”が大きいのが特徴です。
無料ブログでも稼げなくはないが上限が低くなりがち
一方で、無料ブログでも
- アフィリエイトリンクを貼る
- ASPに登録して商品を紹介する
といった収益化は「不可能ではありません」。
ただし現実的には、
- 規約によるジャンル制限・広告制限が多い
- 強制広告で読者の目線が分散し、クリックが取りづらい
- デザインや導線を最適化しづらく、成約率を上げる工夫に限界がある
といった理由から、狙える金額の天井が下がりやすいのは否めません。
「月数千円〜数万円までなら無料ブログでも届くことはあるが、
そこから先を狙うなら有料ブログがほぼ必須」というイメージで捉えておくと、判断しやすくなります。
コストとリターンをどう考えるか
月数百〜千円程度のコストを回収するイメージ
有料ブログの固定費は、おおよそ
- サーバー代:月500〜1,500円前後
- ドメイン代:月換算で数百円程度
と考えると、月1,000〜2,000円前後が目安になります。
この金額を回収するということは、たとえば、
- アフィリエイトで1件1,000円の案件を1〜2件成約させる
- アドセンスや物販で合計1,500円稼ぐ
といったレベルです。
いきなり大きく稼ぐことを目指す前に、
「まずは毎月のサーバー代をブログ収益でペイする」
という小さな目標を置いておくと、モチベーション管理もしやすくなります。
短期ではなく「1〜2年単位」で回収を考える
ブログ収益は、スタート直後から右肩上がりになるわけではありません。
- 最初の3〜6ヶ月:ほぼアクセスがなく、「準備運動」の期間
- 6〜12ヶ月:記事数と検索流入が少しずつ増え、ようやく成果の芽が見え始める
- 1〜2年:記事数・ドメインの信頼が溜まり、収益が安定しやすくなる
このタイムラインを前提にすると、
- 「1〜2ヶ月で元を取る」のではなく
- 「1〜2年かけて、投資したコスト以上のリターンを取りに行く」
という考え方が現実的です。
有料ブログは、
- 短期決戦で一気に稼ぐためのギャンブルではなく
- 「小さな固定費で、長期的な資産を育てていく仕組み」
だとイメージしておくと、
無料・有料どちらを選ぶにしても、ブレない判断がしやすくなります。
WordPressで有料ブログを始める具体的な流れ
「有料ブログ=難しそう」と感じやすいところですが、
やることを分解すると 「契約 → 設定 → 記事を書く」 の3フェーズに整理できます。
ここでは、最短でブログを公開するイメージで流れをまとめます。

準備するもの
レンタルサーバー契約
有料ブログの土台になるのがレンタルサーバーです。
- 目安:月500〜1,500円前後
- 初心者向けのポイント
- WordPress簡単インストール機能があるか
- サポート(チャット・メール)が用意されているか
- 表示速度や安定性の評判が悪くないか
「どれが一番速いか」よりも、日本語サポートがしっかりしていて、WordPress前提のプランがあるかを重視すると失敗しにくいです。
独自ドメインの取得
独自ドメインは、ブログの「住所」です。
- 例:
yourblog.com/blog-name.jpなど - ポイント
- 覚えやすく、短め
- 記事のテーマと大きくずれない
- 商標や他社ブランドを含まない
迷ったら、自分の名前+blog や、テーマを連想させる単語+blog など、無難な組み合わせから始めてOKです。
テーマ・プラグインの選定
WordPressの見た目・機能を決めるのがテーマとプラグインです。
- テーマ
- 最初は「日本語の解説が多い有名テーマ」を選ぶのが安全
- デザインよりも、読みやすさ・表示速度・モバイル対応を重視する
- プラグイン
- 入れすぎると不具合の原因になるので、最初は必要最低限でOK
- 例:SEO、キャッシュ、セキュリティ、問い合わせフォームなど
「まずは記事を書く」が最優先なので、最初から完璧を目指さないことが大事です。
開設までのステップ
サーバーとドメインの紐づけ
- サーバー側の管理画面で「ドメイン追加」を行う
- ドメイン会社の管理画面で、ネームサーバーをサーバー会社指定のものに変更
少し専門用語が出てきますが、多くのサーバー会社は マニュアルや図解つきのページを用意しているので、指示どおりに進めれば問題ありません。
WordPressのインストール
サーバーの管理画面から、
- 「WordPress簡単インストール」
- 「クイックスタート」
のようなメニューを使えば、ほぼ自動でインストールできます。
入力する主な項目は、
- サイトタイトル(後から変更可)
- ユーザー名・パスワード
- 管理者メールアドレス
くらいです。ここも深く悩まず、仮のタイトルで進めてしまってOKです。
初期設定(常時SSL・パーマリンク・基本情報など)
インストールが終わったら、まずは最低限の初期設定を行います。
- 常時SSL(
http→https)の有効化 - パーマリンク設定(記事URLを「投稿名」にする など)
- サイトタイトル・キャッチフレーズ・タイムゾーンの設定
- 不要なサンプル記事・サンプル固定ページの削除
ここを整えておくと、後からURL構造を変える手間やトラブルを避けやすくなります。
テーマ導入と最低限のプラグイン設定
次に、見た目と機能を整えます。
- テーマをインストールして有効化
- 子テーマが推奨されている場合は子テーマも設定
- 最低限のプラグインを導入
- SEO用
- キャッシュ(表示速度向上)
- セキュリティ
- 問い合わせフォーム
「細かいデザイン調整」は後回しでOKです。
まずは「読める状態」まで持っていくことをゴールにしましょう。
開設後にやること
ブログのジャンル・コンセプトを決める
いきなり何でも書き始めるより、ざっくりでいいので 「テーマの軸」を決めておきます。
- 読者は誰か(例:副業したい会社員・資格勉強中の人など)
- 何について書くブログなのか(例:節約・ガジェット・プログラミング勉強記録など)
- 読者にどんな変化を届けたいのか
このコンセプトがあるだけで、
- 書くネタがブレにくい
- 記事同士を内部リンクでつなぎやすい
- 「何のブログか」が一目で伝わる
というメリットがあります。
ASP登録と広告案件の選定
収益化を視野に入れるなら、早めに ASP に登録しておきましょう。
- 複数のASPに無料登録して、扱える案件をざっと確認
- ブログのテーマと相性が良い商品・サービスをピックアップ
- 「このブログでは、どのジャンルを主軸に紹介していくか」をイメージしておく
最初は無理に貼りまくる必要はありませんが、「将来どんな商品を扱うか」を意識しながら記事を書くと、動線設計がしやすくなります。
記事制作と内部リンク設計
ここからが本番です。
- 読者の悩みや質問を洗い出す
- それを1記事ずつ解決する形でコンテンツ化
- 関連する記事同士を内部リンクでつなぎ、「小さな特集」になるように構成する
例:
- 「ブログ 有料 無料」全体の比較記事
- 有料ブログの始め方の記事
- 無料ブログの選び方の記事
これらを相互にリンクさせることで、読者がブログ内を回遊しやすくなり、検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。
WordPressを無料で試す方法と限界
WordPress.com無料プランで触ってみる
「いきなりサーバー契約は怖い」という場合は、
WordPress.com の無料プランで管理画面の雰囲気だけ先に触ってみる方法もあります。
- メリット
- サーバー契約不要で、ブラウザだけで開始できる
- 投稿画面や基本操作を体験できる
- デメリット
- ドメインが
~.wordpress.comになる - 広告・プラグイン・テーマなどに強い制限がある
- ドメインが
あくまで「操作の練習用」と割り切ると、有料環境への移行もスムーズです。

無料レンタルサーバー+無料ドメインで構築する際の注意点
一部には、無料サーバー+無料ドメインで WordPress を動かす方法もありますが、収益目的だとかなりリスキーです。
- 表示速度や安定性が不安定になりがち
- データベースや容量に厳しい制限がある
- 広告が強制表示されるケースもある
- サービス終了・仕様変更のリスクが高い
「完全にお試し環境」として割り切るならアリですが、
本番サイトとして使うのはおすすめしづらいのが正直なところです。
収益化を本気で狙うなら有料環境に移行すべき理由
最終的に収益化を目指すなら、
- 独自ドメインで長期運営したい
- 広告・アフィリエイトの自由度を最大化したい
- ブログを資産として積み上げていきたい
といった理由から、有料サーバー+独自ドメイン環境に移行する価値は非常に大きいです。
無料環境はあくまで「操作になれるための練習用」として活用し、
「続きそうだな」「もっとちゃんとやりたいな」と思えたタイミングで
本命のドメインを取り、有料環境でスタートし直す
という二段階アプローチが、初心者にとって現実的でリスクの低い進め方になります。
無料ブログの始め方とおすすめサービス
無料ブログ開設の基本ステップ
サービス選びとアカウント登録
無料ブログは、難しく考えなくても「会員登録=開設」と思ってOKです。
ざっくり流れは次のとおりです。
- 利用したいブログサービスを1つ選ぶ
- メールアドレス・パスワードを入力して会員登録
- 規約に同意してログイン
この段階では、
「どのサービスがSEOに強いか?」と悩みすぎるよりも、
- スマホやPCから編集画面が使いやすいか
- 画面の雰囲気が自分に合いそうか
といった“触っていてストレスにならないか”を優先して選ぶほうが続きやすいです。
ブログタイトル・URL・デザインの初期設定
登録が終わったら、最低限の見た目を整えます。
- ブログタイトル
- 例:
- 「30代会社員の副業チャレンジ日記」
- 「○○(地域名)で暮らすミニマリストログ」など
- 完成形でなくてOK。後から変更できます。
- 例:
- URL(サブドメイン)
https://service-name.jp/ユーザー名の「ユーザー名」部分- あまり長くしすぎず、シンプルなものに。
- デザイン(テンプレート)
- 用意されているテーマから、読みやすいものを1つ選ぶだけで十分
- 色やヘッダー画像の変更は、最初から凝りすぎないほうが書くことに集中できます。
ここまでは15〜30分ほどで終わる作業なので、「今日中に公開までもっていく」を小さな目標にしてしまうと行動しやすくなります。
最初の投稿と簡単なプロフィール作成
ブログが表示される状態になったら、さっそく1本目の記事を書いてみましょう。
おすすめの初回記事は、
- 「このブログでどんなことを書くのか」
- 「自分はどんな人か(ざっくりでOK)」
- 「更新頻度の目安(週1回を目指します、など)」
といった内容の軽い自己紹介記事です。
あわせて、プロフィール欄も最低限だけ埋めておきます。
- ニックネーム
- 簡単な自己紹介文(1〜2行でも十分)
- アイコン画像(なければデフォルトのままでもOK)
プロフィールがあるだけで、
読者から見たときの安心感がぐっと増しますし、「誰に向けて書いているか」を自分でも意識しやすくなります。
代表的な無料ブログサービス
アメブロ・はてなブログ・ライブドアブログ
有名どころの無料ブログは、それぞれ色が違います。
- アメブロ
- 芸能人・インフルエンサーも多く利用
- コメント・いいねなど交流機能が充実
- 日記系・趣味系との相性が良い
- はてなブログ
- 文章を書くのが好きな人が多い印象
- シンプルな画面で、ブログらしいレイアウトにしやすい
- 技術系・雑記・レビュー系など、幅広いジャンルに使われている
- ライブドアブログ
- 無料でも独自ドメインが使えるのが特徴(※仕様は要確認)
- 5ちゃんまとめ系のイメージが強いが、普通の個人ブログも多い
- PC・スマホともに安定したレイアウト
「どれが一番いいか」ではなく、
「自分の書き方・読者層に合いそうか」で選ぶのがポイントです。
楽天ブログ・FC2ブログ・Blogger・note など
そのほかにも、目的に応じて選べるサービスがあります。
- 楽天ブログ
- 楽天市場との連携がしやすく、物販レビューと相性が良い
- FC2ブログ
- 歴史が長く、カスタマイズ好きな人に根強い人気
- Blogger
- Google提供のブログサービス。広告との相性は悪くないが、日本語情報はやや少なめ
- note
- ブログというより「文章・コンテンツ販売プラットフォーム」に近い
- 文章・音声・画像をまとめて発信しやすく、クリエイター寄り
どのサービスも無料で触れるので、
1〜2個試しにアカウントを作り、「書く画面の気持ちよさ」で決めるのも立派な選び方です。
無料版と有料版の差を確認するポイント
広告の有無・位置
無料版・有料版を比較するうえで、まず見ておきたいのが広告の扱いです。
- 無料版
- ヘッダー・フッター・記事中などに、サービス側の広告が自動表示される
- 位置を自分で動かせないことが多い
- 有料版
- 強制広告を非表示にできる
- 自分のアフィリエイトやバナーを目立つ位置に置きやすい
「見た目のスッキリ感」と「収益化のしやすさ」の両方に関わるので、
どこにどんな広告が出るのかは必ずチェックしておきましょう。
独自ドメイン対応の有無
将来、
- 有料プランに切り替える可能性がある
- 自分のブランド名・屋号でサイトを育てたい
と思うなら、
- 有料プランにすると独自ドメインが使えるか
- 既存のURLからのリダイレクトに対応しているか
も確認しておくと安心です。
「いつかは独自ドメインにしたいかどうか」を自分に問いかけてみると、
無料サービス選びの基準が少しクリアになります。
容量・機能制限の内容
無料版には、基本的に何らかの制限があります。
- 画像容量の上限
- 1ヶ月あたりの投稿数や文字数
- 一部の機能(アクセス解析・デザイン編集など)の制限
写真を多用するブログや、長期運営を考えている人にとって、
容量制限は後から効いてきやすいポイントです。
「とりあえず無料で始めて、
限界を感じてきたら有料プランやWordPressに移る」
という前提であれば、
どの制限が自分にとってボトルネックになりそうかを事前に把握しておくと、次の一手を打ちやすくなります。
番外編:ホームページ作成サービスの有料・無料との違い
ブログとよく混同されるのが、ホームページ作成サービス(サイトビルダー)です。
どちらも「サイトを作る」という意味では同じですが、得意分野と設計思想がかなり違うので、一度整理しておくと迷いにくくなります。
サイトビルダー系サービスの特徴
Wix・Jimdo・ペライチなどの無料/有料プランのイメージ
Wix・Jimdo・ペライチといったサービスは、
- ブロックをドラッグ&ドロップ
- テンプレを選んで文字や画像を差し替え
という形で、コーディングなしで「1枚もののページ」や「企業サイト風ページ」を作るのが得意なツールです。
ざっくりしたプランのイメージはこんな感じです(細かい仕様はサービスごとに異なります)。
- 無料プランの典型
- URL が
https://サービス名/ユーザー名になる - 画面下部などにサービスのロゴや広告が表示される
- 作成できるページ数や機能、フォーム送信数などに上限がある
- 商用利用はOKでも、本格的な運用にはやや物足りない
- URL が
- 有料プランの典型
- 独自ドメイン(
https://example.com)を接続できる - サービスロゴ・広告を非表示にできる
- フォーム・決済・会員機能などビジネス向け機能が増える
- 容量やページ数の上限が大幅に緩和される
- 独自ドメイン(
ブログというより「名刺代わりのサイト」「1枚のセールスページ」をサクッと作りたい人向けというイメージです。



独自ドメイン・広告表示・容量制限の違い
サイトビルダーの無料/有料の違いで、特にチェックしておきたいのは次の3点です。
- 独自ドメイン
- 無料:
サービス名.com/ユーザー名が基本 - 有料:自分のドメインを割り当て可能
→ 会社・店舗・専門家として信頼感を出したいなら、有料プラン+独自ドメインがほぼ必須です。
- 無料:
- 広告表示
- 無料:サービスのロゴ・バナーが目立つ位置に出ることが多い
- 有料:広告非表示 or かなり控えめ
→ LPや企業サイトとして使うなら、広告が出ないこと自体がブランディングの一部になります。
- 容量・機能制限
- 無料:アップロード容量・ページ数・フォーム送信数などに上限
- 有料:上限が緩くなり、EC・予約・会員機能などが解放されるプランも
→ 「とりあえず1ページだけ」の段階なら無料でも足りますが、事業が伸びるほど有料プラン前提になりやすい構造です。
ブログ運営とホームページ運営の使い分け
ブログ中心であればWordPress/無料ブログが基本
「ブログ 有料 無料」という文脈で考えると、
Wix などのサイトビルダーは、“記事を量産するツール”としては少し不向きです。
- 記事一覧・カテゴリ・タグ・月別アーカイブ…といった
ブログ標準の機能が、CMS(WordPress・ブログサービス)の方が圧倒的に使いやすい - 記事数が増えたときの管理性・内部リンク設計・SEO向けの構造なども、ブログ専用ツールに軍配が上がる
「日々の記事を積み上げて、検索流入を増やしていきたい」
「コンテンツマーケティングとしてブログを育てたい」
という目的なら、
- 本格的にやる:レンタルサーバー+WordPress
- お試し・趣味メイン:無料ブログサービス
のどちらかから選ぶのが基本になります。
企業サイト・LP中心ならサイトビルダーが便利な場合も
一方で、
- 会社の概要
- 店舗情報・アクセス
- サービス紹介と料金一覧
- お問い合わせフォーム
- 1枚のLP(申込ページ)
といった 「構成がほぼ決まった少数ページ」を作るだけなら、
サイトビルダー系のほうが有利な場面も多いです。
- デザインテンプレが「企業サイト・LP」向けに整っている
- フォント・色・レイアウトを画面上で直感的に調整できる
- 文章量が少なくても、それなりに“映える”ページになる
そのため、実務ではこんな使い分けもよくあります。
- 企業サイト・サービス紹介ページ:Wix/ペライチなど
- 集客用ブログ・ノウハウ記事:WordPress(有料ブログ)
このように役割でツールを分けると、
- 「ブログで検索流入を集める」
- 「サイトビルダーで問い合わせ・申込を受ける」
という導線設計もしやすくなります。
まとめると、
- 記事を積み上げていくなら → ブログ専用ツール(WordPress or 無料ブログ)
- 固定ページ中心で見せたいなら → サイトビルダー系の有料/無料プラン
という住み分けになります。
「ブログ 有料 無料」で悩むときも、
“ブログで何をしたいのか/どこまでやりたいのか”を決めてから、ホームページ作成サービスを検討すると、選択ミスを減らせます。
よくある質問Q&A
Q1:無料ブログからWordPressに引っ越すのは大変?
「不可能」ではありませんが、記事数が多いほど手間は増えます。
典型的な流れは次のとおりです。
- 無料ブログ側から記事データをエクスポート(対応していないサービスもあります)
- WordPress にインポート
- 崩れたレイアウトの修正(見出し・リンク・太字など)
- 画像パスの修正・再アップロード
- 旧URL → 新URLへのリダイレクト設定(できる範囲で)
記事数が10〜30本程度なら現実的ですが、
100本を超えてくると「修正作業だけで数週間」ということもありえます。
- 「いつかは WordPress に行きたい」と思っているなら、
できるだけ早めのタイミングで引っ越すほうが負担は小さくなります。
Q2:WordPressは初心者でもちゃんと扱える?
結論から言うと、「PCに極端な苦手意識がなければ十分扱えます」。
- 開設手順は各レンタルサーバーがマニュアル化しており、
画面どおりに進めれば、初めてでも1〜2日あれば形になります。 - 投稿画面は無料ブログと大差なく、
一度「下書き→公開」の流れを体験すればすぐ慣れます。
ただし、
- 初期設定(SSL・パーマリンク)
- テーマやプラグインの選定
- トラブル時の自己解決
など、少しずつ「調べて自分で触る姿勢」が必要です。
- 「完璧な設定をしてから始める」のではなく、
最低限の設定だけ済ませて、あとは記事を書きながら覚えるくらいの感覚がちょうどいいです。
Q3:無料でWordPressを使って収益化することは可能?
技術的には、次のような形で「無料に近い状態」で使うこともできます。
- WordPress.com の無料プラン
- 無料レンタルサーバー+無料ドメイン
ただし、収益化という観点ではかなり制約が多いのが実情です。
- 広告やアフィリエイトの利用に制限がある
- サービス側の広告が入り、自分の収益を圧迫する
- 表示速度・安定性・容量の面で不安定
- 商用利用としては、信頼性・ブランド面で弱い
「操作の練習」「WordPressの雰囲気を知る」目的ならアリですが、
本気で収益を取りに行くなら、早めに有料サーバー+独自ドメインに切り替えた方が合理的です。
Q4:どれくらいの期間で収益化できるのが一般的?
かなり個人差がありますが、現実的な目安はこんなイメージです。
- 0〜3ヶ月
- 設定に慣れつつ、記事を増やす準備期間
- ほとんど収益は出ない前提でOK
- 3〜6ヶ月
- 検索から少しずつアクセスが入り始める
- 数百〜数千円がチラホラ出始める人も
- 6〜12ヶ月
- 記事数・ドメインパワーが蓄積され、
月数千〜数万円が現実的に見えてくる層が出てくる
- 記事数・ドメインパワーが蓄積され、
- 1〜2年
- テーマ選定・記事の質・改善サイクルが回れば、
副業として「安定した収益」を狙える段階
- テーマ選定・記事の質・改善サイクルが回れば、
もちろん、
- ジャンル(高単価 or 低単価)
- 作業量(週1記事か、毎日更新か)
- ライティングスキル・改善力
によって前後します。
大事なのは、
「3ヶ月やってダメならセンスなし」ではなく、
最初の1年は“基礎工事期間”と割り切ること
です。
そのうえで、
- 月あたり何記事書くか
- どのジャンルに集中するか
- どんな導線で収益化するか
といった「戦略と継続」をセットで考えることが、
有料ブログでも無料ブログでも、結果を出すための前提条件になってきます。
迷ったときの最終判断フロー
最後に、「無料か有料か、結局どっちにすればいいの?」と迷ったときの判断フローのまとめです。
ここまでの内容をサクッと決められる形に整理します。
「少しでも稼ぎたい」なら最初から有料ブログを選ぶべき理由
もしあなたの心のどこかに、
- 「お小遣い程度でもいいから、いつかは収益が出てほしい」
- 「副業としてちゃんと結果を出してみたい」
- 「ブログを“資産”として育てたい」
という気持ちが少しでもあるなら、最初から有料ブログ(WordPress)を前提に考えた方が合理的です。
理由はシンプルで、
- 無料ブログは広告・規約・カスタマイズの制限が、後から必ずブレーキになる
- 引っ越し作業は、記事が増えれば増えるほど負担とリスクが大きくなる
- 独自ドメインで早めに育てた方が、SEO・ブランド・収益の伸び方が安定しやすい
からです。
「毎月のサーバー代+ドメイン代」は、だいたい月1,000〜2,000円前後。
このコストを、
- 「高い出費」ではなく
- 「将来の選択肢と学びを買う固定費」
と捉えられるなら、最初から有料ブログで始める決断をしてしまった方が、長期的にはラクです。
「まずは感覚をつかみたい」人向けの無料ブログスタート案
一方で、
- 「そもそもブログが続くか自信がない」
- 「文章を書く習慣がない」
- 「収益化の前に、“書くこと自体”に慣れたい」
という段階なら、無料ブログでの軽いスタートは十分アリです。
おすすめの進め方は、次のイメージです。
- 無料ブログサービスを1つ選ぶ
- 自己紹介+テーマ紹介の記事を含めて10〜20本書いてみる
- 「書くスピード」「ネタの出し方」「続けやすさ」を体感する
- 書くこと自体が苦ではなさそうなら、有料ブログ(WordPress)を検討する
このステップを踏むことで、
- 「ブログ自体が向いていない」
- 「思ったよりしんどい」
という状態を、お金をかけずに確認できるのがメリットです。
まだ「やる・やらない」も揺れているなら、
無料ブログ=“練習用グラウンド”として使うのは、とても合理的な選択と言えます。
無料スタート→慣れたらWordPressへ移行する二段階戦略
現実的で失敗しにくいのが、二段階戦略です。
1段階目:無料ブログで習慣化とテーマ探し
- 「毎週◯本書く」を目標に、3ヶ月ほど続けてみる
- アクセスや反応を見ながら、
- どのテーマなら書きやすいか
- どんな読者層が合いそうか
を探る期間にする
2段階目:方向性が見えたら WordPress で本命ブログを立ち上げる
- 独自ドメインを取得して、有料サーバーを契約
- 無料ブログで「手応えがあったテーマ」を軸に、本命ブログを構築
- 無料ブログの記事のうち、反応の良かったものだけをリライトして移す(すべてを丸ごと移行しようとしない)
この二段階戦略のポイントは、
- 無料ブログは「テストの場」
- WordPress は「本命の資産づくりの場」
と役割を分けて考えることです。
ざっくり判断フロー(チェックリスト)
最後に、迷ったときは次の質問に「はい/いいえ」で答えてみてください。
- 将来、月1万円以上はブログから収益を得たいと思うか?
- ブログ運営を通じて、Webスキル(SEO・マーケ・サイト構築)も身につけたいか?
- 「毎月1,000〜2,000円の固定費なら、1〜2年は払ってもいい」と思えるか?
「はい」が多い → 最初から有料ブログ(WordPress)寄り
「いいえ」が多い → 無料ブログからの練習スタート寄り
どちらを選んでも、
- 書く習慣をつける
- 読者の反応から学ぶ
- 小さくてもいいので、改善を続ける
ことができれば、ブログは必ず“自分の力”になっていきます。
大事なのは、完璧な選択よりも「とにかく始めて続けること」。
無料か有料かで立ち止まり続けるより、
今日、このあと30分だけ使ってでも「一歩目」を踏み出してしまうのがおすすめです。
まとめ
ここまで、無料ブログと有料ブログの違いから、目的別の選び方、具体的な始め方の流れまで見てきました。
あらためて要点を整理すると、
- 「少しでも収益化したい/将来ビジネスに活かしたい」
→ 独自ドメイン+WordPressを使った有料ブログが本命 - 「まずは書くことに慣れたい/趣味の日記がメイン」
→ 無料ブログで気軽にスタートしてOK - いきなり完璧を目指すより、
「無料で感覚をつかむ → 有料ブログで本命サイトを育てる」という二段階戦略も現実的
という形になります。
大事なのは、
無料か有料かで延々と悩み続けるよりも、
どんな目的で、どんな読者に向けて、どれくらいの期間続けるつもりかを、最初に決めてしまうこと。
その答えが見えてくれば、自然と「いま選ぶべきブログの形」も絞れてきます。
もし現時点で決めきれないなら、
- 無料ブログで10〜20記事書いてみる
- 書くことに慣れてきたら、WordPressで本命ブログを立ち上げる
という流れを、ひとつのモデルケースとして採用してみてください。
ブログは、今日始めた1記事が半年後・1年後に効いてくる世界です。
完璧な選択を探すよりも、「今できる最善の一歩」を早く踏み出すことのほうが、結果的に大きな差になります。
このガイドを、「無料か有料か」で迷ったときに何度でも立ち返れる“判断の軸”として、ぜひ活用してみてください。
