WordPressページ内リンク(アンカーリンク)活用完全ガイド!

WordPress ページ内リンク

こんな悩みはありませんか?

「長い記事を読んでいる途中で、目次まで戻るのが面倒……」
「特定の見出しにすぐ飛びたいのに、スクロールが大変!」
「固定ヘッダーが邪魔で、リンク先が見えなくなる……」
「他の記事の特定セクションにサッと遷移させたい!」

WordPressでページ内リンク(アンカーリンク)を活用すれば、これらのストレスを一気に解消できます✨

「ボタンひとつで目的の場所へジャンプ」「目次自動生成で記事の回遊率アップ」「スムーススクロールで滑らかな読書体験」……

本記事では、初心者でも迷わないよう、基礎から応用までを徹底解説!

手順を追うだけで、あなたのサイトが使いやすく・わかりやすく進化します。

目次

アンカーリンクの基礎知識

アンカーリンクとは何か

アンカーリンクとは、同じページ内の特定の場所にジャンプできるリンクのことです。

  • ページをスクロールせずに目的のセクションへ一瞬で移動できる
  • 長い記事やFAQページでのユーザビリティ向上に役立つ
  • メニューや目次、CTAボタンなどでよく使われる😊

ポイント:URLの末尾に #ID名 を付けるだけで動作します。

背後にある仕組み

アンカーリンクはHTMLのID属性とURLの「#」を組み合わせています。

スクロールできます
要素説明
ID属性ジャンプ先に設定する一意の名前<h2 id="section1">見出し</h2>
リンク(URL)#ID名 をリンク先に指定<a href="#section1">移動</a>
  1. ID属性の指定
   <h2 id="about">サービス紹介</h2>
  1. リンクの設定
   <a href="#about">🔗 サービス紹介へジャンプ</a>
  • ブラウザはリンクをクリックすると、指定されたIDの位置まで自動的にスクロールします✨
  • 見出しや段落、画像ブロックなど、ほとんどすべてのHTML要素にIDを付与可能

ID属性を使った基本の設定方法

対象要素へのID付与手順

  1. 編集画面を開く
    • ブロックエディター/クラシックエディター、どちらでもOK
  2. IDを設定したい要素を選択
    • 見出しブロック、段落ブロック、画像など
  3. 属性パネルからIDを入力
    • ブロックエディター:右サイドバー → 「高度な設定」 → HTMLアンカー 欄に任意の名前を入力
    • クラシックエディター:テキストモードに切り替え、要素タグに id="任意の名前" を追加
  4. ID名のルール
    • 半角英数字とハイフン(-)のみ
    • スペースや日本語は避ける
    • 例:section-introfaq-2

😃 Tip:IDはページ内で一意に。重複すると正しい位置へジャンプしません!

リンク先URLへ「#ID」を指定する方法

  1. リンク元テキストやボタンを選択
  2. リンク設定に #ID名 を入力
    • ブロックエディター:リンクアイコン → 「URL」欄に #section-intro
    • クラシックエディター:<a href="#section-intro">本文</a> のように記述
  3. プレビューで動作確認
    • リンクをクリックし、IDを付与した要素までスクロールすればOK
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方法手順例
ブロックエディター1. テキスト選択 → リンクアイコンクリック
2. #your-id を入力
3. 適用ボタンを押す
クラシックエディターhtml<br><a href="#your-id">ここへ移動</a><br>

🚀 ワンポイント:ナビメニューやボタンでも同じ要領でIDリンクが使えます。


この設定をマスターすれば、WordPressの記事内でスムーズに読者を誘導できるようになります!

ブロックエディターでの設定手順

HTMLアンカーを簡単に追加する方法

  1. 該当ブロックを選択
    • 見出し・段落・画像など、IDを付与したいブロックをクリック
  2. サイドバーの「高度な設定」を開く
    • 右側の設定パネルをスクロールして、「高度な設定」セクションを表示
  3. HTMLアンカー欄に名前を入力
    • 半角英数字+ハイフンで分かりやすいIDを設定
    • 例:features-listcontact-form
  4. 保存して完了
    • ブロック上部にプレビュー表示される小さなラベルでIDが確認できます✨

🔑 ポイント:HTMLアンカーは1クリック+入力だけで設定できるので、手軽にページ内リンクを作成できます!

リンク作成画面でアンカーを指定する方法

  1. リンクを設定したいテキストやボタンを選択
    • テキストを範囲選択、またはボタンブロックをクリック
  2. リンクアイコンをクリック
    • 小さな鎖マークのアイコンを押して入力フィールドを表示
  3. #ID名 を入力
    • #features-list のように先頭に「#」を付けて記入
  4. 適用ボタンを押して確認
    • プレビュー画面でリンクをクリックし、目的のセクションへ移動するかチェック
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操作場所手順概要
ブロック設定パネルHTMLアンカー欄に入力 → 自動保存
リンク入力モーダル#your-id を入力 → 適用アイコンをクリック

🚀 ワンポイント:リンク作成画面ではURL候補として自動でアンカー名が表示されることもあります。迷ったら候補リストから選んでOK!

クラシックエディター/手動タグ編集による設定

テキストエディターでのアンカー挿入手順

  1. 投稿編集画面を「テキストモード」に切り替える
    • ビジュアルタブの隣にある「テキスト」をクリック
  2. IDを付与したい要素を探す
    • <h2>見出し</h2><p>段落</p> など
  3. 要素タグに id 属性を追加
   <h2 id="section-contact">お問い合わせ</h2>
  1. アンカーリンクを設定する
   <a href="#section-contact">お問い合わせへ移動</a>
  1. プレビューで動作確認
    • 「プレビュー」ボタンを押し、リンククリックでスクロールするかチェック ✅

ポイント

  • ID名は半角英数字+ハイフンで一意に
  • 複数回使わないよう注意

ボタンブロックやメニュー項目への組み込み方

  1. ボタンとして表示したい場合
    • テキストエディタ内に以下のように記述
    <a class="button" href="#section-contact">✉️ お問い合わせ</a>
    • テーマのスタイルに合わせ、.button クラス名を調整
  2. ナビメニューにアンカーを設定する
    1. 外観>メニュー を開く
    2. 「カスタムリンク」 を選択
    3. URL欄に #ID名(例:#section-contact)を入力
    4. リンク文字列(例:「お問い合わせ」)を設定して「メニューに追加」
    5. メニューを保存
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組み込み先コード例/操作手順
ボタン(HTML)<a class="button" href="#section-contact">ボタン</a>
メニュー設定外観>メニュー > カスタムリンク > #ID を入力

🔧 コツ

  • メニュー項目はページ読み込み後も動作するため、ファーストビューに置くと便利
  • ボタンデザインはテーマ依存。必要に応じてCSSをカスタマイズ

プラグインを活用した自動追加手法

目次プラグインでアンカーを自動生成する

多くの目次プラグインは、投稿内の見出し(H2~H6)を自動で検出し、ID付きリンク付きの目次を生成してくれます。

  1. プラグインをインストール&有効化
    • 例:Easy Table of Contents、Table of Contents Plus
  2. 対象投稿・固定ページで有効化
    • 投稿編集画面のサイドバーに設定パネルが表示される
  3. 表示位置や対象見出しレベルを指定
    • 自動挿入:本文上部/特定のショートコード位置
    • 見出しレベル:H2~H4 など
  4. スタイル調整
    • 箇条書きデザイン、折りたたみ機能のオンオフ
    • 色やフォントサイズもプラグイン設定で変更可能

🎉 メリット

  • 手動でIDを付ける必要ナシ
  • 目次とアンカーリンクを同時に実装
  • 折りたたみ式や番号付きなど多彩なデザイン

見出しにリンクを自動付与するプラグイン紹介

見出しごとに自動でアンカーリンクを付与し、クリックでURLコピー短縮リンクを提供するプラグインもあります。

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プラグイン名主な機能ポイント
Auto Anchor Links見出しにアンカーアイコンを自動追加し、リンクを即コピー可能管理画面でアイコン表示ON/OFF切替可
Easy Anchor Linksショートコード不要で全見出しをリンク化CSSでアイコンの位置や色を自由に設定
Heading AnchorURL末尾にID付きリンクを生成&SNS共有ボタン組み込み可能SNSシェアと組み合わせたいときに便利

ポイント

  • 自動化で手間を大幅削減
  • テーマのデザインに合わせてCSSカスタマイズも容易
  • 見出し横に表示されるアイコンでユーザーもリンク先を把握しやすい

これらのプラグインを導入すれば、初心者でも簡単にアンカーリンクをページ内に配置でき、かつデザイン調整や動作確認もスムーズに行えます!

別ページやナビメニューへのリンク応用

別投稿・固定ページ内の指定位置へ飛ばす方法

  1. ジャンプ先ページでIDを設定
    • 対象ページの編集画面で、移動したいセクションにIDを付与
    • 例:
    <h2 id="features">特徴紹介</h2>
  2. リンク元ページでURLを組み立て
    • フルパスを使う:https://example.com/post-slug/#features
    • 相対パスを使う:/post-slug/#features
  3. リンクを貼る
   [特徴紹介を見る](https://example.com/post-slug/#features)
  1. 確認ポイント
    • ページURLとID名が正確か
    • スラッシュの有無(末尾 /)に注意
スクロールできます
方法サンプルURL説明
フルパスhttps://example.com/about/#teamドメイン+スラッグ+アンカー
相対パス/about/#teamドメイン省略で柔軟に運用

🔍 チェック:リンクをクリックして、他ページの指定箇所まで自動でスクロールするか確認しましょう!

グローバルメニューにアンカーリンクを組み込む

  1. 外観 → メニュー を開く
  2. 「カスタムリンク」を追加
    • URL欄に /#footer/services/#plan を入力
    • リンク文字列にはメニュー名を入力
  3. メニュー構造に組み込む
    • ドラッグ&ドロップで順序を調整
    • サブメニューとして階層化も可能
  4. メニューを保存して確認
    • サイトヘッダーのグローバルメニューから直接指定セクションへ移動
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手順操作例
カスタムリンクURL:/contact/#form
リンク文字列:「お問い合わせ」
メニュー配置ドラッグしてヘッダー右側に配置
保存&確認フロントでメニューをクリック

🚀 活用アイデア

  • 「お問い合わせ」 をページ下部のフォームに直結
  • 「料金プラン」 をサービス紹介ページの該当セクションに飛ばす

スムーススクロール設定とデザイン調整

CSSプロパティ「scroll-behavior」で滑らかスクロールを実現

html {
  scroll-behavior: smooth;
}
  • この一行を追加するだけで、ブラウザの標準機能としてページ内リンクの動きが滑らかになります✨
  • 適用箇所:テーマのカスタムCSS、子テーマの style.css、または「外観 > カスタマイズ > 追加CSS」
  • 対応状況:モダンブラウザのほとんど(Chrome、Firefox、Edge、Safari など)でサポート
ブラウザ対応状況
Chrome対応
Firefox対応
Edge対応
Safari対応 (※)

※古いバージョンのSafariでは動作しない場合があります。

🚀 ポイント:プラグインやJSを追加せずに導入できるため、パフォーマンスにも優しい方法です!

JavaScript/jQueryによるスクロール演出

  • より細かな制御オフセット調整が必要な場合は、JSを利用します。
  • 下記は jQuery を使った例です。
<script>
jQuery(document).ready(function($){
  $('a[href^="#"]').on('click', function(e){
    e.preventDefault();
    var target = $($(this).attr('href'));
    if (target.length) {
      $('html, body').animate({
        scrollTop: target.offset().top - 50  // ヘッダー分の余白を調整
      }, 600);
    }
  });
});
</script>
  • 解説
    • preventDefault() でブラウザのデフォルト動作を無効化
    • animate() でスクロール時間(ミリ秒)やオフセットを細かく設定
    • ヘッダーや固定メニューと重なる場合は、- 50 の部分を調整

メリット

  • 滑らかさ(速度、イージング)を自由にカスタマイズ可能
  • スクロール後のコールバック機能で、アニメーションやフォーカス移動も実装できる

サードパーティ製ブロック拡張(例:Emanon Blocks)

  • Emanon Blocks などの拡張プラグインを使うと、
    • ブロックエディター上でワンクリックでスムーススクロールを設定
    • デザインテンプレート付きのボタンや見出しに簡単にアニメーション効果を追加
  • 導入手順
    1. プラグインをインストール&有効化
    2. 投稿編集画面で「Emanon Blocks」ブロックを追加
    3. ブロック設定パネルから「スムーススクロール」のオン/オフを切り替え
  • 主な機能比較
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機能Emanon Blocks他の拡張プラグイン例
ワンクリック設定△(ショートコード必要)
豊富なデザインプリセット×
カスタムオフセット設定
アニメーション効果の追加△(別プラグイン要)

🎉 おすすめポイント

  • コーディング不要で直感的に操作できる
  • デザイン性の高いボタンやセクションを簡単に導入でき、ビジュアル面でも優れています

トラブルシューティングと注意点

クリックしても動かないときのチェックポイント

  1. ID名の一致確認
    • リンク先の #your-id と、対象要素の id="your-id" が完全に一致しているか
  2. 先頭の「#」を忘れていないか
    • URL入力欄に your-id ではなく #your-id と記載
  3. キャッシュクリア
    • ブラウザやキャッシュプラグインの影響で古いコードが表示されている場合あり 🧹
  4. JavaScriptエラーの有無
    • ブラウザの開発ツール(Console)でエラーを確認し、プラグインやテーマの競合をチェック 🔍
スクロールできます
チェック項目確認方法
ID名の一致編集画面でID属性とリンクを再確認
「#」の有無リンク入力欄を再度クリックして確認
キャッシュブラウザ更新(Ctrl+F5)/キャッシュ削除
JSエラー開発ツールConsoleタブを確認

ID重複や要素の表示崩れへの対処法

  • IDの一意性
    • 同じページ内で同一IDを複数使うと、最初の要素にしかジャンプしません 🚫
    • 解決策:IDに連番やプレフィックスを付与(例:section-1, section-2
  • 固定ヘッダーとの重なり
    • 固定ヘッダーやナビバーがリンク先を隠してしまう場合あり
    • 解決策:CSSでオフセットを調整
    :target { padding-top: 80px; /* ヘッダー分の余白 */ margin-top: -80px; }
  • 表示崩れ
    • アンカー位置周辺のレイアウトがズレるときは、余白やマージンを見直しましょう ✨

目次機能との共存時に発生する衝突回避

  • 自動目次プラグインとのID重複
    • 手動で付けたIDとプラグイン生成IDが被ると意図しない動作に
    • 対策:プラグイン設定でIDのプレフィックスを変更、または手動IDと統一
  • スクロール挙動の二重制御
    • CSSの scroll-behavior とJSプラグインのスムーススクロールが干渉
    • 対策:どちらか一方を無効化、もしくはJSの設定でCSS版を優先
  • 折りたたみ目次の展開状態
    • 折りたたみ式目次が閉じているとリンク先が見えない
    • 対策:アンカークリック時に対応セクションを自動で展開するスクリプトを追加
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問題点解決策
ID重複プラグイン側プレフィックス変更
二重スクロール制御CSS or JS いずれかをオフ
折りたたみ目次で非表示クリック時に該当セクションを自動で開くスクリプト

活用例とベストプラクティス

記事内目次の自動生成と配置アイデア

多くのプラグインが自動生成する目次は、読者の視線を誘導しやすくなります。

  • ページ上部固定:スクロールしても常に目次が見えるように
  • 左サイドバー:サイドバーに目次を設置し、メインコンテンツと並行して表示
  • 折りたたみ式:初期は折りたたんでおき、必要時に展開(スマホ表示にも最適)
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配置パターンメリット注意点
ページ上部固定いつでも目次へアクセス可能😊スマホでは画面を圧迫する場合あり
サイドバー読み飛ばしを防ぎ、フローを保てるPC向き。スマホ時は非表示推奨
折りたたみ式スペースを節約しつつ、必要に応じて展開可能💡展開ボタンが分かりやすいデザインに

ボタンや画像と組み合わせた導線設計

視覚的アクセントを付けることで、ページ内リンクのクリック率をアップできます。

  • カラー付きボタン:CTAボタンとして設置し、明確な誘導を実現
  • アイコン付きリンク:ボタン内に矢印やマークを入れて直感的に
  • 画像バナー + キャプション:画像の下にリンクテキストを置き、バナー風に演出
<a class="button primary" href="#pricing">プランを見る</a>
![特典紹介](banner.png)  
[🎁 特典詳細へジャンプ](#bonus)

🎯 ポイント:色やアイコンを活用して、リンクが「押せる」デザインであることをアピールしましょう!

SEO・ユーザビリティ向上への効果

アンカーリンクはただの移動手段以上に、サイト全体の評価アップに貢献します。

  • 滞在時間増加:読者が目的の情報までスムーズに到達し、記事全体を読む確率が上がる
  • 直帰率低下:探している情報が見つかりやすいため、すぐに離脱しにくい
  • クローラー理解促進:見出し構造を明確にすることで、検索エンジンがコンテンツを正しく把握
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効果ユーザビリティSEO
滞在時間増加読者が迷わずに読み進められるページの深い部分まで評価対象に
直帰率低下必要な情報へダイレクトアクセス😊サイト全体の信頼性向上
構造化が進む見出し階層が整理され、読みやすいマークアップを評価されやすくなる

🚀 まとめ:アンカーリンクを効果的に配置することで、読者にも検索エンジンにも愛されるサイトを作れます!

よくある質問(Q&A)

ページ内リンクが機能しない

原因と対処法を順にチェックしましょう😊

  1. ID名の誤り
    • リンクの #your-id と、要素の id="your-id"完全一致しているか確認
  2. 「#」の付け忘れ
    • URL欄やHTMLで your-id ではなく#your-id と記載
  3. ブラウザ/プラグインのキャッシュ
    • Ctrl+F5 で強制リロード、またはキャッシュ系プラグインを一時停止
  4. 固定ヘッダーによる隠れ
    • クリック後に要素がヘッダー裏に隠れていないか
    • 必要なら CSS でオフセット調整:
    :target { padding-top: 80px; margin-top: -80px; }
  5. JavaScript の競合
    • ブラウザの開発ツール(Console)でエラーを確認し、スムーススクロール系スクリプトと競合していないかチェック

他ページの特定箇所に遷移できない

外部ページへのアンカーリンクでは、URL形式に注意が必要です🔗

スクロールできます
問題点チェックポイント
URL の組み立てhttps://example.com/page-slug/#your-id または /page-slug/#your-id
対象ページのID設定リンク先ページで該当要素に 同名のID が付与されているか
ページの先頭読み込みJavaScript がリダイレクトやリロードを行い、アンカー処理が無効化されていないか
絶対パス vs 相対パスサイト全体で共通に使うなら絶対パス、同ドメイン内のみなら相対パスが簡潔

💡 ワンポイント

  • プレビュー環境本番環境でドメインやパスが異なる場合、リンク先がずれることがあります。
  • リンクをクリック後、URLバーに #your-id が付与されていれば、ID側の問題ではなくパス側を見直しましょう。

訪問者の利便性を高めるアンカーリンク活用法

  • 目的別にツールを選ぶ
    • 小規模サイトや簡単な設定には、ブロックエディターのHTMLアンカーとCSS一行追加の scroll-behavior だけでも十分。
    • 大規模記事や多機能を求める場合は、目次プラグインアンカー自動生成プラグインで手間を省略しましょう。
  • ユーザビリティ向上のポイント
    1. 一貫性のあるID命名:半角英数字+ハイフンで分かりやすく
    2. デザイン性のある誘導:カラー付きボタンやアイコンを活用🎨
    3. スマホ対応:折りたたみ式目次やサイドバーは、モバイル時に表示を最適化
  • パフォーマンス & メンテナンス
スクロールできます
項目推奨設定備考
CSSスムーススクロールhtml { scroll-behavior: smooth; }プラグイン不要で軽量
JSスクロール制御必要時のみ導入複雑なオフセット調整やアニメ追加に◎
プラグイン更新管理定期的に最新版へ競合やセキュリティリスクを回避
  • トラブル回避の心得
    • IDの重複「#」の付け忘れは最も多いミス。編集後はリンク動作を必ずチェック!
    • 固定ヘッダー対策やキャッシュクリアも忘れずに🧹。
    • 自動目次と手動IDの衝突は、プラグイン設定でプレフィックスを調整すれば解決します。

アンカーリンクをしっかり設計することで、訪問者はストレスなく情報へたどり着け、結果として離脱率の低下滞在時間の向上が期待できます。

今すぐあなたのサイトに取り入れて、読者をもっと満足させましょう!

まとめ

本記事では、WordPressのページ内リンクを次のステップで学びました:

  1. 基本のID設定 とリンクの貼り方
  2. ブロックエディター&クラシックエディター での手順
  3. プラグインによる自動生成 と目次作成
  4. 別ページやグローバルメニュー への応用
  5. スムーススクロール&デザイン調整
  6. トラブル対策 と注意点
  7. 具体的な活用例SEO・ユーザビリティ効果

これらを実践することで、

  • 読者は欲しい情報へスピーディにアクセスでき、満足度が向上
  • サイト滞在時間が伸び、離脱率が低下
  • 構造化された記事は検索エンジンにも好印象

ぜひ今日から、記事内にアンカーリンクを追加し、訪問者にやさしいサイトを実現しましょう!

あなたのブログがさらに読みやすく、使いやすくなること間違いありません🚀

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