WordPress更新完全ガイド!メリット、手順、トラブル対策、上級者向け応用など徹底解説!

WordPress 更新

「WordPressの更新って、本当に必要なの? 何を優先すればいいのかわからない……」
「更新したらサイトが真っ白になったらどうしよう? 怖くて手が出せない」
「バックアップの方法やステージング環境って何? 準備が大変そう……」

こんな不安や疑問を抱えたまま、気づけばWordPress本体もプラグインも古いまま放置していませんか?

  • セキュリティ面や機能面のリスクを放置したくない
  • でも「どの手順で」「どこまで自動化」すればいいのか知りたい
  • トラブル発生時の対処法や、上級者向けの応用テクニックも押さえたい

本記事では、初心者でも 安心して更新作業ができるように

  1. 更新のメリット
  2. 基本の手動手順
  3. トラブルシューティング
  4. 自動化&上級者向け応用

を順を追ってわかりやすく解説します。

これを読めば、もう「更新・管理は怖いもの」ではなく、サイト運営の “武器” に変わるはずです!🚀

目次

更新の意義とメリット

セキュリティリスクの軽減

WordPress本体やプラグインには脆弱性が見つかることがあり、不正アクセスや情報漏洩の原因になります。

  • 最新のセキュリティパッチ が適用され、外部からの攻撃手法に対抗
  • 悪意あるコードの実行を未然に防止
  • 定期更新を習慣化することで、ハッカーの標的から外れやすくなる🔒

ポイント: 更新を怠ると「既知の脆弱性」をそのまま放置することに。早めのアップデートが安全運営の基本です。

新機能・パフォーマンス向上

WordPressの新バージョンでは、機能追加や内部処理の最適化が行われています。

  • 新機能:ブロックエディターの改良、SEO支援ツールの統合など
  • 高速化:データベースアクセスの効率化やキャッシュ改善✨
  • 互換性向上:最新のPHPバージョンやSSL/TLSへの対応
スクロールできます
項目更新前更新後
ブロックエディターの起動速度約1.2秒約0.8秒
自動保存の安定性時々失敗ありほぼ100%成功
メディアライブラリの検索キーワード一致のみフィルター機能追加

ヒント: 表を参考に、更新前後の違いを実感してみましょう!

バグや操作トラブルの予防

バグ修正や不具合対応が含まれるマイナーアップデートは、日常的なサイト運用をスムーズにします。

  • 既知の不具合修正:特定テーマとの相性問題、編集画面のクラッシュなど
  • 操作性改善:メニュー移動、ウィジェット配置の安定化👍
  • ユーザー体験向上:管理画面での予期せぬ挙動を減らし、ストレスフリーに

注意: 大規模リリース(メジャーアップデート)後ほどバグ報告が増えますが、マイナーリリースで迅速に対策されることがほとんどです。

更新の種類と特徴

メジャーリリース(大規模アップデート)

WordPressのメジャーリリースは、機能追加大幅な設計変更が行われる重要なアップデートです。

  • リリース周期:およそ半年~1年に1回
  • 主な内容:エディターのUI刷新、ブロック機能の大幅改良、新APIの導入など
  • 注意点:
    • 互換性チェックが必須。プラグインやテーマが新仕様に対応しているか事前確認
    • 初期リリース後はバグ報告が増えるため、安定版が出揃うまで様子を見るのも一手

💡 ワンポイント:テスト環境で事前検証を行い、本番サイトへの影響を最小限にしましょう!

マイナーリリース(マイナーバージョンアップ)

マイナーリリースは、セキュリティパッチバグ修正が中心の軽微な更新です。

  • リリース周期:必要に応じて頻繁に(数週間~数か月ごと)
  • 主な内容:脆弱性の修正、細かなUX改善、既存機能の安定化
  • メリット:
    • 自動更新で対応可能
    • リスクが低く、迅速に適用してOK
  • 注意点:
    • 自動更新設定が無効化されている場合は手動で最新版を取り込む

スクロールできます
比較項目メジャーリリースマイナーリリース
主な内容新機能追加・設計変更セキュリティ修正・バグ修正
リスク高め(互換性・バグの可能性)低め(限定的な修正)
適用タイミング検証後・安定版待ち推奨できるだけ速やかに
更新方法手動/自動(推奨は手動)自動更新でも安心
テスト環境での確認必須任意(急ぎなら省略可)

まとめ
メジャーリリースは新機能を取り入れるチャンスですが、慎重な検証が必要です。一方、マイナーリリースは安全性向上のためにすぐ適用しましょう。これらを使い分けることで、サイト運用をより安定・安全に保てます。

事前チェック事項

現行バージョンの確認方法

更新作業を始める前に、まずは現在のWordPressバージョンとプラグイン・テーマの状態を把握しましょう。

  • ダッシュボードの「更新」画面
    • 管理画面左メニュー ▶ 更新 で、コア・プラグイン・テーマの最新版有無を一目で確認
  • サイトヘルス情報の活用
    • 管理画面 ▶ ツールサイトヘルス情報 タブで、WordPress本体のバージョンやPHP/MySQLバージョンを確認
  • WP-CLIコマンド
  wp core version
  wp plugin status
  wp theme status

CLI操作に慣れている場合は、ターミナルからサクッと取得できます💨

PHP/MySQLなど環境要件の検証

WordPress本体が快適に動作するための最低要件をクリアしているかチェックしましょう。

スクロールできます
環境項目推奨バージョン確認方法
PHP8.0 以上サイトヘルス ▶ 情報 ▶ PHP情報
MySQL/MariaDBMySQL 5.7 / MariaDB 10.3 以上サイトヘルス ▶ 情報 ▶ データベース情報
HTTPSTLS 1.2 以上対応ブラウザURL欄やサーバー設定で確認
メモリ制限128MB 以上phpinfo() かホスティング管理画面で確認

⚠️ 注意: 要件を下回る場合、更新後に管理画面が重くなったり、Fatal Errorが発生することがあります。

他ユーザー事例や互換性情報の収集

同じ環境でのトラブル報告や対応策を事前に調べることで、更新後の予期せぬエラーを減らせます。

  • 公式フォーラムやGitHub Issues
    • プラグイン/テーマのページ ▶ サポート タブや Issues で、最新バージョンの報告をチェック
  • レビューサイト・ブログ記事
    • 「プラグイン名 WordPress バージョン〇〇 互換性」などでサーチし、実際の動作感を把握🔍
  • ステージング環境での検証
    • 本番と同じ構成のサブドメインやローカル環境に複製し、事例を踏まえたテストを実施
  • 変更ログ(Changelog)の確認
    • プラグイン/テーマの最新版に含まれる修正内容を一つずつ確認し、影響範囲を把握

👍 ポイント: 公式情報だけでなく、ユーザーの声を取り入れると「実際の罠」を避けやすくなります。

更新前の準備

サイト全体のバックアップ取得

更新前には必ずサイト全体をバックアップし、万が一のトラブルに備えましょう。

プラグインを利用する方法

  • UpdraftPlusBackWPup などの専用プラグインをインストール
  • 手順:
    1. 管理画面 ▶ プラグイン ▶ 新規追加 ▶ プラグイン名を検索
    2. 有効化後 ▶ 設定画面で「バックアップを作成」をクリック
    3. 自動スケジュール設定 を活用して定期バックアップを有効化📅
  • メリット:簡単にスケジュール管理ができ、クラウド(Dropbox/Google Drive)連携も可能

サーバー提供のバックアップ機能

  • レンタルサーバー/VPS が用意する定期バックアップ機能を利用
  • 手順例(cPanelの場合):
    1. サーバー管理画面 ▶ バックアップウィザード
    2. 「フルバックアップ」を選択 ▶ ダウンロード先を指定 ▶ 実行
  • メリット:サーバー側で自動保存されるので、プラグイン不要/手間いらず

メンテナンスモードの設置

更新作業中に訪問者へメンテナンス中であることを通知し、サイトの不具合画面を隠します。

  • プラグイン利用
    • 「WP Maintenance Mode」「SeedProd」などをインストール
    • 管理画面 ▶ メンテナンス設定 ▶ テンプレート・メッセージをカスタマイズ
    • ON に切り替えれば即座にメンテ画面表示🛠️
  • コード追加(functions.php):
  function my_maintenance_mode() {
    if ( !current_user_can( 'administrator' ) ) {
      wp_die('現在メンテナンス中です。しばらくお待ちください。');
    }
  }
  add_action('get_header', 'my_maintenance_mode');
  • メリット:デザインやメッセージを自由に変更でき、ログインユーザーは通常通りアクセス可能

プラグイン・テーマの互換性チェック

更新後の不具合を防ぐため、事前に導入済みのプラグイン・テーマが最新WordPressに対応しているか確認します。

スクロールできます
チェック項目方法
対応バージョンの確認各プラグイン/テーマの公式ページで「対応WPバージョン」を確認
最新リリース日・更新頻度ダッシュボード ▶ プラグイン▶ 更新履歴 をチェック
Changelog(変更履歴)の確認GitHubや公式サイトで「修正内容」欄を読む
テスト環境での動作確認ステージング/ローカル環境で実際に更新して挙動を確認

💡 ポイント:互換性に不安がある場合は、当該プラグイン/テーマを一つずつ更新して動作状況を確認すると安全です。

手動更新の実践ステップ

プラグインとテーマの更新

  1. 管理画面左メニュー ▶ 「更新」 を開く
  2. プラグインテーマ の一覧が表示されるので、更新したいものにチェック
  3. 「プラグインを更新」「テーマを更新」 ボタンをクリック
  4. 更新中は進捗バーが表示されるので、完了までそのまま待機

ポイント: 先にプラグインとテーマを更新してから本体をアップデートすると、互換性トラブルが起きにくくなります 🔄

プラグインを一時停止

  1. 管理画面 ▶ 「プラグイン」 ▶ 「インストール済みプラグイン」
  2. 画面上部のチェックボックスで全選択し、アクション選択から「停止」を選択
  3. 「適用」 をクリックして一括停止

ヒント: 問題が起きた場合、プラグインの影響を最小化できます ✋

コア(本体)のバージョンアップ

  1. 管理画面 ▶ 「更新」 で「WordPress 本体を更新」ボタンをクリック
  2. 自動でファイルがダウンロード・設置されるのを待つ
  3. 完了後、「サイトを表示」や「管理画面に戻る」で正常に動作するか確認
# WP-CLIで行う場合(ターミナル操作が可能な方)
wp core update

注意: FTPで手動アップロードする方法もありますが、初めての方は管理画面からの更新が安全です。

停止したプラグインの再有効化

  1. 管理画面 ▶ 「プラグイン」▶「停止済みプラグイン」
  2. 全選択してアクションから「有効化」を選択
  3. 「適用」 をクリック

コツ: まとめて有効化せず、一つずつ有効化して動作確認すると、問題の切り分けがラクになります 🕵️‍♀️

動作確認とキャッシュクリア

更新後はサイト全体をチェックし、キャッシュを消して最新状態を反映させましょう。

スクロールできます
確認項目確認方法
フロントページ表示ブラウザで主要ページを閲覧し、正常に表示されるか
管理画面操作記事編集やメディアアップロードなど基本操作が可能か
モバイル表示スマホやタブレットでレイアウトが崩れていないか
キャッシュ消去キャッシュプラグイン ▶ 「キャッシュをクリア」 またはブラウザのリロード🔄

✨ ワンポイント

  • プラグインやサーバーキャッシュだけでなく、ブラウザのハードリロード(Ctrl+F5)も忘れずに行いましょう!

自動更新の活用法

自動更新の設定方法(ダッシュボード/コード/プラグイン)

  • ダッシュボードから
    1. 管理画面 ▶ 更新 を開き、右下の「設定」リンクをクリック
    2. 「自動更新の設定」画面で コア/プラグイン/テーマ の自動化を選択
  • コードで制御
    • wp-config.phpfunctions.php にフィルターを追加
    // マイナーアップデートのみ自動化 add_filter( 'allow_minor_auto_core_updates', '__return_true' ); // メジャーアップデートを無効化 add_filter( 'allow_major_auto_core_updates', '__return_false' );
    • カスタマイズしやすく、細かな制御が可能⚙️
  • プラグインを使う
    • Easy Updates ManagerAdvanced Automatic Updates などでGUI設定
    • プラグイン単位・テーマ単位で個別ON/OFFができ、ログ機能も充実

自動更新のメリット・デメリット

スクロールできます
メリットデメリット
手間軽減:更新作業の時間を大幅に削減⚠️ 予期せぬ不具合:一部のプラグイン・テーマと相性問題が起きる可能性
即時パッチ適用:セキュリティ修正をすぐに取り込める⚠️ コントロール低下:更新タイミングを細かく調整しにくい
運用の安定化:自動化で更新忘れを防止⚠️ ログ確認必須:何が更新されたか把握しづらく、トラブル時の原因特定が手間

💡 ポイント
自動更新は「マイナーリリースのみ」や「セキュリティパッチのみ」に絞ると、安心感を保ちながら手間を減らせます。

運用環境に合わせた自動化のコツ

  • 段階的導入
    • まずはステージング環境で自動更新を有効化し、本番サイトへの影響を検証
  • 更新対象の選別
    • マイナーアップデート/セキュリティのみ を自動化し、大規模リリースは手動で対応
  • 通知設定
    • 更新完了メールやログを受け取る設定にして、異常発生時にすぐ対処
  • 運用時間の考慮
    • トラフィックの少ない深夜帯に自動更新を実行するようスケジュール設定🌙
  • 定期レビュー
    • 月1回程度で自動更新ログをチェックし、問題の有無を確認

これらのコツを取り入れることで、手間を抑えつつ安全にWordPressサイトを最新状態に保つことができます。

更新後の確認ポイント

サイトヘルスやバージョン表示で更新反映を確認

更新が正しく適用されたかをまずはダッシュボードでチェックしましょう。

  • サイトヘルス画面での確認
    • 管理画面 ▶ ツールサイトヘルス情報タブ
    • 「WordPress バージョン」欄で最新のバージョン番号が反映されているか
  • 更新画面での確認
    • 管理画面 ▶ 更新
    • 「現在最新の状態です」と表示されていればOK ✅
  • WP‑CLIでの確認
  wp core version

ターミナルに最新版のバージョン番号が出力されれば完了

デザインや機能に異常がないかテスト

更新後は必ずサイト全体を巡回し、見た目や動作に問題がないか確認します。

以下の一覧を参考にテストを実施してください。

スクロールできます
テスト項目確認内容方法
ページ表示ヘッダー・フッター・メニューが崩れていないかブラウザで主要ページを閲覧
フォーム送信お問い合わせフォームやコメント送信が正常に動作するか実際にフォームに入力して送信
画像・メディア画像アップロードや表示、ギャラリー機能に異常がないかメディアライブラリとフロント両方を確認
プラグイン機能各プラグイン(キャッシュ、SEO、セキュリティ等)が動作しているかプラグイン別の動作確認
レスポンシブ表示スマホ・タブレットでレイアウトが崩れていないかデベロッパーツールのデバイスモードで確認
コンソールエラーJavaScriptエラーなどが発生していないかブラウザの開発者ツールでConsoleを確認
ページ読み込み速度更新後に読み込みが極端に遅くなっていないかブラウザで体感チェック、またはPageSpeed Insights等で計測

✨ ワンポイント

  • まずは手動で主要ページをチェックし、問題がなければ自動テストツール(Uptime Monitoring)も併用すると安心です。
  • 小さなデザイン崩れや動作不良もユーザー体験を損ねるため、細部までしっかり確認しましょう。

トラブルシューティング

真っ白画面(White Screen of Death)

サイトにアクセスすると何も表示されず真っ白になる現象です。

原因はPHPエラーやメモリ不足、プラグイン/テーマの不具合など多岐にわたります。

バックアップからの復元方法

  1. FTPまたはサーバー管理画面でバックアップファイルを取得
  2. データベースファイル一式を最新の正常状態に戻す
  3. サーバーキャッシュがある場合は、復元直後にキャッシュクリアを実行
  4. 復元が成功したら、問題の切り分けのために一度更新を保留

🔄 ワンポイント:UpdraftPlusやBackWPupなどでバックアップを自動保存しておくと、復元がスムーズです。

プラグイン名フォルダのリネーム

  1. FTPで /wp-content/plugins/ フォルダにアクセス
  2. 問題が疑われるプラグインのフォルダ名を plugin-name_disabled のように変更
  3. 画面が表示されれば、そのプラグインが原因と特定可能
  4. 特定後は最新版への更新もしくは代替プラグインの検討を

⚠️ 注意:テーマが原因の可能性もあるため、同様に /wp-content/themes/ 以下も試してみましょう。

メンテナンスモードから戻らない

更新途中で .maintenance ファイルが残り、サイト全体がメンテ画面のままになるケースです。

  1. FTPまたはサーバーのファイルマネージャーで、サイトルートにある .maintenance ファイルを削除
  2. プラグインでメンテナンスモードを実装している場合、該当プラグインを一時停止
  3. 管理画面に入れない場合は、直接データベースの active_plugins オプションを書き換えて無効化

ヒント:プラグイン停止後は、必ずブラウザキャッシュをクリアして確認してください。

レイアウト崩れ・エラーメッセージの対処

更新後に表示崩れやJavaScriptエラーが発生した場合の基本対策です。

スクロールできます
問題対応策
CSSが反映されないブラウザのハードリロード(Ctrl+F5)・キャッシュプラグインの再クリア
JavaScriptエラー発生開発者ツールのConsoleで該当ファイル・行を特定 → プラグイン/テーマの最新版を確認・更新
レイアウト崩れテーマをデフォルト(Twenty Twenty系)に切り替えて挙動を比較
404エラー(リソース欠如)wp-content 配下に必要ファイルが存在するか、パーミッションをチェック

💡 ポイント:小さなCSSやJSの不整合も、ユーザー体験を大きく損なうため、必ず複数ブラウザで確認しましょう。

キャッシュクリアやプラグイン再停止の再確認

トラブル解決後も、キャッシュやプラグインの状態が残っていると再発することがあります。

  1. ブラウザキャッシュサーバーキャッシュCDNキャッシュをすべてクリア
  2. 問題の切り分けに役立ったプラグインは一度停止し、挙動を再チェック
  3. 必要に応じてステージング環境で再現テストを行い、同様の事象が起きないか確認

まとめ

  • 復元 → 切り分け → 修正 → 再検証 のサイクルを繰り返すことで、安定したサイト運用に戻せます。
  • まずは最小限の変更から試し、徐々に範囲を広げると原因特定がしやすくなります。

上級者向け応用

functions.phpでの自動更新制御

細かな自動更新設定はテーマの functions.php や専用プラグインでコード制御できます。

// マイナーアップデート(セキュリティ&バグフィックス)のみ自動化
add_filter( 'allow_minor_auto_core_updates', '__return_true' );

// メジャーアップデート(新機能リリース)を無効化
add_filter( 'allow_major_auto_core_updates', '__return_false' );

// プラグインの自動更新をすべて有効化
add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_true' );

// テーマの自動更新をすべて無効化
add_filter( 'auto_update_theme', '__return_false' );
  • 利点:GUIでは設定できない組み合わせも実現可能🎯
  • 注意点:テーマ更新時に子テーマ化や差分管理を怠るとカスタマイズが消失する恐れあり

ベータ版・開発版の導入方法

最新の機能をいち早く試したい場合、ベータ版や開発版を利用できますが、安定性には注意が必要です。

🚨 警告:開発版は必ずステージング環境で動作確認し、情報漏洩や致命的バグがないか十分テストしてください。

ステージング環境での事前検証

運用中サイトの“写し”を別環境に作り、更新検証を安全に行います。

  1. ステージング環境の用意方法
    • ホスティングのワンクリックステージング機能を利用
    • WP Staging プラグインで手動クローン
    • 手動コピー:FTPとphpMyAdminでファイル&DBを丸ごと複製
  2. 検証ポイント
    • コア・プラグイン・テーマの更新操作を実走行
    • フロント・管理画面・モバイル表示の一通りテスト
    • 外部連携(API、SNS連携、決済)なども含めて動作確認
  3. 本番反映の流れ
    • ステージングで問題が無いことを確認後、本番環境へ同手順を適用
    • 更新ログや差分を記録しておき、万一のロールバックに備える🔄

コツ:ステージング環境は自動消去設定を入れて、古い検証成果が残らないように管理すると便利です。


上級者向け設定を活用することで、更新フローをさらに安全・効率化できます。

運用方針に合わせて柔軟に組み合わせてみてください!

おすすめ運用

  • 手動更新と自動更新を組み合わせる
    手動でプラグイン・テーマ・コアの互換性をしっかりチェックしつつ、セキュリティパッチやマイナーリリースは自動更新に任せることで、手間を減らしながら安全性を確保できます。🔄
  • 「バックアップ → 検証 → 復元」のワークフローを徹底
    1. バックアップ…必ずサイト全体を丸ごと保存
    2. 検証…ステージング環境や限定公開で更新後の動作を確認
    3. 復元…万一のトラブル時には、バックアップから即時復旧
  • 定期的なログチェックとレビューを習慣化
    自動更新ログや変更履歴を月次で確認し、更新漏れや不具合の早期発見につなげましょう。📋
  • 運用時間帯を考慮したスケジューリング
    トラフィックが少ない深夜帯に更新を実行すると、ユーザーへの影響を最小限に抑えられます。🌙
  • ステージング環境を活用した事前検証
    本番に先駆けて必ずテスト環境で更新手順をシミュレーションし、想定外のエラーを防ぎましょう。

これらのポイントを押さえれば、初心者でも安全かつ効率的にWordPressサイトを常に最新状態に保つことができます。

まとめ

  • 更新のメリット:セキュリティ強化や新機能導入、パフォーマンス向上で快適な運用を実現
  • 手動更新のポイント:バックアップ→プラグイン&テーマ更新→本体更新→動作確認の流れを徹底
  • トラブル対策:真っ白画面やメンテモード残存は、「復元→切り分け→修正→再検証」で素早く解決
  • 自動化&上級者技:マイナーアップデート自動化や functions.php 制御、ステージング検証で効率化

まずはこの記事の手順を 一つずつ試しながら、更新作業に慣れていきましょう。

「安全なバックアップ環境」「検証ステージング」「自動更新設定」。

この3本柱を押さえれば、初心者でも安心・効率的にWordPressサイトを 最新&安定 の状態に保てます。🎯

さあ、今日からあなたのサイトを “最強” の状態にアップデートしましょう!✨

目次