ブログ運営が劇的に楽になるWordPressプラグインまとめ【初心者必見】
「プラグインって結局どれを入れればいいの?」
「おすすめ◯選って記事を見ても、同じ名前ばかりで違いが分からない……」
「入れすぎると重くなるって聞くけど、何個くらいまでなら大丈夫?」
「セキュリティとかバックアップ、初心者はどこまで気にすべき?」
WordPressを使い始めると、必ずぶつかるのが「プラグイン問題」です。
便利そうなプラグインは無数にありますが、なんとなく追加していくと、
- サイトが重くなる
- 画面が真っ白になる
- セキュリティホールを自分で増やしてしまう
といったトラブルの原因にもなりかねません。
一方で、最低限おさえておくべき“必須級”のプラグインを上手に選べば、
- セキュリティやバックアップの不安が減る
- 表示速度やSEOの土台を整えられる
- 記事作成やデザインがグッと楽になる
といったメリットが得られます。
この記事では、長くWordPressサイトを運営してきた視点から、
- プラグインの基礎知識(そもそも何をするものか)
- 安全性・相性まで含めた「失敗しにくい選び方」
- 目的別に厳選したおすすめプラグイン一覧
を、初心者にも分かりやすく整理してお伝えします。
「とりあえず全部入れる」ではなく、
“最小限でよく働くプラグイン構成”を自分で判断できるようになることがゴールです。
これから WordPress サイトを育てていきたい方は、ぜひ一緒に基礎から整理していきましょう。
WordPressプラグインの基本知識
WordPressプラグインとは何をするものか
WordPress本体は「ブログやサイトを動かすための土台」にすぎません。
そこに機能を後から“増築”するための部品が、プラグインです。
- お問い合わせフォームを設置したい
- 画像を自動で圧縮したい
- 広告をキレイに配置したい
- セキュリティを強化したい
こういった「こうできたらいいな」を、コードを書かずに追加できるのがプラグインの役割です。
イメージとしては、以下のような感じです。
- WordPress本体:スマホ本体
- テーマ:壁紙やアイコンデザイン
- プラグイン:アプリ(カメラアプリ・メモアプリ・家計簿アプリ…)
スマホにアプリを入れるように、WordPressにプラグインを追加していくことで、自分のサイト専用の“使い勝手”を作っていきます。
プラグインで追加できる主な機能ジャンル
プラグインがカバーする範囲はとても広いですが、初心者がまず押さえておきたいのは次のようなジャンルです。
| ジャンル | できることの例 | 代表的な用途 |
|---|---|---|
| セキュリティ・バックアップ | 不正ログイン防止、データの自動バックアップなど | サイトを守る |
| 表示速度・パフォーマンス | キャッシュ、画像圧縮、コード軽量化 | ページ表示を速くする |
| SEO・集客 | サイトマップ生成、メタ情報の管理、検索最適化 | 検索からのアクセスを増やす |
| フォーム・問い合わせ | お問い合わせ・資料請求・見積もりフォームの設置 | ユーザーからの連絡窓口を作る |
| デザイン・レイアウト | スライダー、ギャラリー、吹き出し、表の装飾など | 見た目や読みやすさを強化 |
| 投稿・編集の効率化 | 旧エディタ化、装飾ボタン追加、ショートコード登録 | 記事作成のスピードを上げる |
| 広告・アフィリエイト | 広告の自動挿入、不正クリック防止、物販リンク管理 | 収益化の自動化・最適化 |
| アクセス解析・データ可視化 | Googleツール連携、ヒートマップ、クリック分析 | 改善のためのデータを集める |
実際の運用では、「セキュリティ+バックアップ+表示速度+お問い合わせ」あたりをまず固め、その後で“欲しい機能”を足していくのが安全です。
プラグインを導入する目的とメリット・デメリット
プラグインは便利ですが、「とりあえず人気のものを全部入れる」という使い方は危険です。
なぜ入れるのかを整理しておきましょう。
主な目的
- コードを書かずに機能を増やしたい
- 作業時間を短縮したい(自動化・省力化)
- セキュリティやバックアップなど、運営の“土台”を強くしたい
- デザインやUIを改善して、読者の満足度を上げたい
メリット
- 自分でプログラミングしなくても高度な機能が使える
- 同じ目的のユーザーが多く、ノウハウや情報が豊富
- 無料で使えるプラグインが多く、コストを抑えやすい
デメリット・注意点
- 入れすぎるとサイトが重くなる(表示速度低下)
- プラグイン同士やテーマと相性が悪いと不具合が出る
- 更新が止まると、セキュリティリスクになる
- 「何のために入れたか分からないプラグイン」が増えると管理が複雑になる
初心者ほど、「最低限で運用して、どうしても必要なときだけ追加する」という意識が大事です。
迷ったときは「そのプラグインを入れないと、本当に困るのか?」と一度立ち止まると、ムダな導入をかなり減らせます。
WordPress.comでプラグインは使えるのか
ここで混同しやすいのが、WordPress.org と WordPress.com の違いです。
- WordPress.org:
自分でレンタルサーバーを借りてインストールする“いわゆる普通のWordPress”。
→ 管理画面から自由にプラグインを追加できる。 - WordPress.com:
Automattic社が提供する「WordPress付きのブログサービス」。
→ 無料プランや低価格プランでは、プラグインを自由に追加できない(制限付き)場合があります。
一部の上位有料プランになると、外部プラグインを導入できる仕組みになっています。
「解説記事を読んでプラグインを入れようとしたのに、管理画面に“プラグイン”メニューがない……」というケースは、
WordPress.comの制限が理由であることが多いです。
- レンタルサーバーを借りて自分でインストールしたWordPressか?
- WordPress.comのどのプランを使っているのか?
を一度確認しておくと、後で混乱しにくくなります。

プラグインがサイト運営にもたらす重要性
プラグインは、単なる“便利ツール”ではなく、サイト運営の安全性と生産性を支えるインフラに近い存在です。
例えば:
- セキュリティ系プラグインがないと、ログイン総当たり攻撃や不正アクセスに気づきにくい
- バックアッププラグインがないと、トラブル時に「復元できない=ビジネスが止まる」リスクがある
- 表示速度改善プラグインがないと、ユーザーが離脱しやすく、SEO評価も下がりやすい
一方で、過剰に導入するとサイトが重くなり、かえってユーザー体験を損ねることもあります。
つまり、プラグインは:
- 入れないのは危険
- 入れすぎるのも危険
という、バランスが重要な存在です。
初心者のうちは、
- セキュリティ
- バックアップ
- 表示速度
- お問い合わせフォーム
このあたりの“土台”を少数精鋭のプラグインで固めることを優先し、その後で「収益化」「デザイン」「分析」など目的別に少しずつ足していくと、長く安定した運用につながります。
プラグインの安全性とリスクの考え方
WordPressのトラブル相談を見ていると、「原因はプラグインでした」というケースが圧倒的に多いです。
便利だからこそ、仕組みとリスクを理解したうえで使うことが大事です。
プラグイン自体に潜む危険性とその仕組み
プラグインは、単なる「追加機能」ではなく、WordPress本体と同じ権限で動くプログラムです。
つまり、次のようなことが「技術的には何でもできてしまう」存在だと理解しておきましょう。
- サイトのデータベースを読み書きできる
- 管理画面やログイン画面の挙動を変更できる
- 外部サーバーへデータを送信できる
- テーマや他のプラグインの動作に割り込める
この仕組み上、以下のようなリスクが生じます。
- 🧨 悪意あるプラグイン
意図的に情報を盗んだり、スパム配信に利用するコードが仕込まれているケース。 - 🐛 設計ミス・バグによる穴
開発者が悪意はなくても、入力チェック不足や権限管理の不備から
クロスサイトスクリプティング(XSS)やSQLインジェクションなどの脆弱性が生まれることがあります。 - 🔗 外部サービス連携の落とし穴
外部APIと連携するプラグインは、その外部サービスが乗っ取られたり設定ミスがあると
サイト側まで影響を受ける可能性があります。
「公式ディレクトリにある=完全に安全」ではなく、
“WordPressと同等の権限を持つプログラムを追加している”という意識を持っておくことが出発点です。
更新されていない古いプラグインが危険な理由
セキュリティの世界では、「古い=危険度が高い」と考えるのが基本です。
プラグインも例外ではありません。
古いプラグインが危険な主な理由は、次の3つです。
- 既知の脆弱性が放置されている可能性
一度見つかった脆弱性は、攻撃者にとって「攻略マニュアル」と同じです。
開発者が修正しなければ、攻撃コードだけがネット上に残り続けます。 - WordPress本体やPHPとのバージョン差が広がる
- WordPress本体は頻繁に更新されます。
- PHPのバージョンも変わります。
その中でプラグインだけ更新されないと、想定外の動作やエラーからセキュリティホールになることがあります。
- 開発が事実上終了している可能性
最終更新が何年も前で、サポートフォーラムも止まっているようなプラグインは、
不具合が見つかっても直る見込みが薄いです。
目安としては、
- 「最終更新が1年以上前」
- 「最新のWordPressバージョンと“未検証”と表示されている」
といった場合は、代替プラグインがないかを検討する価値が高いです。
プラグイン脆弱性への基本的な対策ポイント
完璧に守ることはできませんが、最低限これだけはやっておきたいという対策をまとめると、以下のようになります。
1. 公式ディレクトリ・信頼できる配布元から入手する
- WordPress.org公式ディレクトリ
- 著名な開発会社・テーマ開発元のサイト
など、出所がはっきりしている場所からだけ入れるのが基本です。
割れテーマや非公式配布サイトからの導入は、ほぼ「自爆」に近い行為だと思ってください。
2. 更新を「イベント」ではなく「運用ルール」にする
- 管理画面に更新通知がたまった状態を放置しない
- 大きなアップデート前にはバックアップを取る
- どうしても怖い場合は、まずテスト用環境(ステージング)で試す
という形で、「定期的に更新する前提でサイトを運営する」ことが重要です。
3. プラグインの数をそもそも絞る
- 入れていないプラグインは、脆弱性を抱えることすらない
- 「便利だから」という理由だけで増やさず、役割がかぶるものは整理する
プラグインの数が減れば、それだけ管理するリスクの総量も小さくなります。
4. 何かあったときに戻せる体制を作る
- BackWPup などで、定期バックアップを自動化
- 万が一トラブルが起きても「昨日の状態に戻せる」ようにしておく
セキュリティ対策とバックアップはセットで考えると、実務上とても安心です。
セキュリティを意識したプラグイン選びのコツ
最後に、「そもそも危険なプラグインを選ばない」ためのチェックポイントをまとめます。
インストール前に、次のような項目を確認してみてください。
| チェック項目 | 見るポイントの例 |
|---|---|
| 最終更新日 | 6か月以内なら安心度高め。数年放置は要注意。 |
| 有効インストール数 | 数万以上あれば、一定の信頼と実績があると判断しやすい。 |
| レビューと平均評価 | ★3以下が多いものは、内容(不具合・サポート)を要確認。 |
| サポート状況 | フォーラムで開発者が回答しているか、放置されていないか。 |
| 開発元・配布元の情報 | 会社・個人・公式プロジェクトなど、素性が見えるか。 |
| 互換性表示 | 「最新WordPressと検証済み」か、「動作未確認」か。 |
| 似た機能との比較 | 同じジャンルでより更新が新しく、評価の高いものはないか。 |
さらに、導入前に一つだけ自問してみてください。
「このプラグインが“もし不具合を起こしたら”、サイト全体にどれくらい影響が出るか?」
- ログイン関連・会員制・決済・フォーム系 = 影響大
- 記事の装飾・ちょっとした見た目変更 = 影響小
影響が大きい領域のプラグインほど、慎重に選び、慎重に更新することが求められます。
プラグインは、正しく選んで正しく運用すれば、小さな個人ブログでも「プロ並みの環境」に近づける強力な武器です。
逆に、仕組みやリスクを知らずに使うと、見えないところでサイトを危険にさらすスイッチにもなり得ます。
この章で挙げたポイントを「チェックリスト」として手元に置きながら、
次に導入するプラグインから、少しだけ“セキュリティ目線”を意識してみてください。
プラグインの選び方・チェックすべきポイント
「みんな入れてるから」と感覚で選ぶと、重くて不安定なサイトになりがちです。
ここでは、実務でトラブルを避けるための“見極め方”に絞って整理します。
初心者でも失敗しにくいプラグイン選定の3つの軸
プラグインを選ぶときは、まず次の3つだけ意識すれば大きな失敗は避けやすくなります。
- 安全性・安定性
- ちゃんと更新されているか
- 不具合報告が多すぎないか
- 開発元の情報がはっきりしているか
- 目的へのフィット感
- 「何となく良さそう」ではなく、自分の目的に合った機能があるか
- 公式ページの説明やスクリーンショットを見て、実際の画面イメージを確認する
- 軽さ・シンプルさ
- 機能が多ければ良いわけではなく、「使わない機能の塊」は負荷とリスクになる
- 同じ目的のプラグインが複数あるなら、よりシンプルで必要十分なものを選ぶ
この3つの軸で、「これは本当に入れる価値があるか?」を一度立ち止まって考えるだけでも、
ムダなトラブルのかなりは避けられます。
更新日・対応バージョン・インストール数の確認方法
公式ディレクトリや管理画面では、数字だけでも多くの情報が読めます。
どこを見ればいいか
WordPress管理画面からプラグインを検索すると、詳細画面に次のような情報が表示されます。
| 項目 | 見方のポイント |
|---|---|
| 最終更新日 | 半年以内が目安。数年放置は要注意。 |
| 対応するWordPressバージョン | 「お使いのバージョンと互換性あり」が理想。未検証は慎重に。 |
| 有効インストール数 | 数千〜数万以上なら実績あり。数十〜数百は様子見も。 |
具体的なチェック手順
- 管理画面 → プラグイン → 新規追加
- 気になるプラグイン名で検索
- 「詳細情報」を開き、
- 最終更新
- 対応バージョン
- 有効インストール数
を確認する
「星5でインストール数50」より「星4.5でインストール数10万」の方が現場では選ばれやすい、
という感覚も持っておくと判断しやすくなります。
レビュー・評価・開発元の信頼性を見極める
数字だけでなく、レビューの“中身”も大事です。
レビューで見るべきポイント
- 総合評価 ★4以上か
- 低評価レビュー(★1〜2)に何が書かれているか
- 「使い方がわからない」系ならまだマシ
- 「サイトが真っ白になった」「サポートが完全に無反応」などは要注意
- 不具合への開発者の反応があるか
- サポートフォーラムで質問に返信しているかどうかは重要
開発元のチェック
- 企業・団体が開発しているのか、個人なのか
- その開発者が他にも有名プラグインを出しているか
- 公式サイトの情報が整理されているか(サポートページ・ドキュメントなど)
「誰が、どれくらいの規模で、どんな頻度でメンテナンスしているか」を想像できるかどうかがポイントです。
テーマや他プラグインとの相性を事前にチェックする
どんなに良いプラグインでも、テーマや他のプラグインとケンカすると意味がありません。
事前にできるチェック
- 利用しているテーマの公式サイト・マニュアルに
- 「推奨プラグイン」
- 「非推奨プラグイン」
の記載がないか確認する
- 「テーマ名 + プラグイン名」で検索し、
- 相性問題の報告がないか調べる
導入時のコツ
- 1つずつインストール・有効化する
- 有効化したら、すぐに
- トップページ
- 記事ページ
- 管理画面の主要な画面
をざっとチェックする
- キャッシュ系プラグインを使っている場合は、キャッシュを削除して挙動を確認する
何かおかしくなったら、最後に入れたプラグインから疑うだけでも、原因特定がかなり楽になります。
機能の重複を避けて「入れすぎ」を防ぐ考え方
よくある失敗が、
- SEOプラグインを2つ
- キャッシュ系プラグインを2つ
- 目次プラグインを3つ試しに入れっぱなし
といった「同じ領域のプラグインが複数動いている状態」です。
重複を避けるための整理方法
- まず紙やメモアプリに、
- セキュリティ
- バックアップ
- 速度
- SEO
- フォーム
- デザイン
など、機能のカテゴリを書き出す
- それぞれのカテゴリに
- 「どのプラグインが何を担当しているか」を1つずつ割り当てる
- 1つのカテゴリに2つ以上名前が出てきたら、
- 本当に両方必要か
- 片方にまとめられないか
を検討する
「役割表」を作るイメージで整理すると、「なんとなく入れっぱなし」のプラグインを減らせます。
テーマが高機能な場合にプラグインを絞る判断基準
最近のテーマやブロックテーマは、プラグインがなくてもかなりのことができるようになっています。
例えば、テーマ側で以下が用意されていることも多いです。
- 目次ブロック
- 吹き出しブロック
- 広告の挿入位置指定
- SEO設定(タイトル・ディスクリプションなど)
- ボタン・ボックス・LP向けレイアウト
この場合、同じ機能をプラグインで重ねる必要はありません。
絞り込みの判断基準
- テーマのマニュアルを読み、
- 「この機能はテーマだけで完結できるか?」を確認する
- テーマにある機能は、基本的に 「テーマ機能優先・プラグインは補助」
という考え方で取捨選択する - もしテーマを乗り換える予定があるなら、
- テーマ依存を減らすためにプラグイン側で持たせる、という選択肢もアリ
大事なのは、「何でもプラグイン」か「何でもテーマ」かの極端にならないことです。
- サイトの“軸”になる機能 → 長期的視点でどちらに寄せるか決める
- 装飾レベルで済むもの → テーマ標準機能を優先する
このようにレイヤーを分けて考えると、将来のリニューアルやテーマ変更もスムーズになります。
プラグイン選びは、数を集めるゲームではなく、「最小限で最大の効果を出すパズル」に近い作業です。
ここで挙げたチェック項目を、自分なりの“導入チェックリスト”にしておくと、
この先プラグインを追加するときの迷いとトラブルを、かなり減らせるはずです。
WordPressプラグインの探し方・インストールと管理の流れ
プラグイン周りでつまずく原因の多くは、「どこから入手して、どう管理すればいいか」が曖昧なまま触っていることです。
ここでは、初心者でも迷いにくいように「探す → 入れる → 設定する → 管理する → トラブル対応」という流れで整理します。
プラグインの検索・入手方法の全体像
プラグインの入手ルートは大きく分けて次の3つです。
- WordPress管理画面から公式ディレクトリを検索する(最も安全・基本)
- 開発元サイトなどから ZIP をダウンロードしてアップロードする
- 他サイトが使っているプラグインを調べて、候補を絞る
基本は①だけで十分ですが、有料プラグインや配布タイプによって②が必要になることもあります。
公式ディレクトリから検索して導入する手順
いちばんよく使う方法です。無料プラグインの多くはこれで導入できます。
- WordPress管理画面にログイン
- 左メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 右上の検索ボックスに、
- プラグイン名
- もしくは「contact form」「cache」など目的のキーワード
を入力
- 候補一覧から、
- インストール数
- 最終更新
- 評価
を確認したうえで、目的に合うものを選ぶ
- 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック
これだけで、公式ディレクトリからの導入〜利用開始まで完了します。
ZIPファイルをアップロードしてインストールする手順
有料プラグインや、開発者サイト配布のプラグインで使う方法です。
- 開発元サイトからプラグインのZIPファイルをダウンロード
- 管理画面で「プラグイン」→「新規追加」
- 画面上部の「プラグインのアップロード」をクリック
- 「ファイルを選択」から ZIP ファイルを指定
- 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック
※ZIPファイルは解凍せず、そのままアップロードします。
※配布元が不明なZIPは、セキュリティの観点から使わない方が安全です。
他サイトやツールで使用プラグインを調べる方法
「このサイトのような機能を入れたい」というときは、既に使われているプラグイン名を調べると方向性が見えやすくなります。
主な方法は次のとおりです。
- ブラウザの「ページのソース」を開き、
wp-content/plugins/の文字列で検索してみる - 「サイト名 + 使っているプラグイン」などでGoogle検索してみる
- プラグイン解析系の外部サービスを試す(ただし精度はまちまち)
あくまで「候補探し」のヒントとして使い、最終判断は公式ディレクトリの情報やレビューを見て行うのがおすすめです。
インストール後の有効化と初期設定
プラグインはインストールしただけでは動かず、有効化と初期設定が必要です。
プラグインの有効化から動作確認までの流れ
- 「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を開く
- 追加したプラグインの「有効化」ボタンをクリック
- 有効化後、
- 左メニューに新しい項目が追加
- 「設定」メニュー内にサブメニューが追加
されていないか確認
- フロント側(サイト側)を実際に開き、
- 表示崩れがないか
- 速度が極端に遅くなっていないか
をざっとチェック
「入れっぱなしで動作確認しない」ことが、一番危険な使い方です。
最低限、導入直後に1回は画面を見て確認しましょう。
初期設定画面で最低限チェックしておきたい項目
プラグインによって設定項目は異なりますが、共通して見ておきたいのは以下です。
- 有効/無効の切り替えスイッチ(どこで制御するか)
- サイト全体に影響する設定(キャッシュ、セキュリティ、リダイレクトなど)
- メール送信系なら送信先アドレスや送信元アドレス
- 「ログを残す」「テストモード」など、検証用のオプションの有無
困ったときは、公式ドキュメントや日本語解説ブログを1つ読んでから触ると、
“危ない設定”に気づきやすくなります。
更新・停止・削除など日常的な運用方法
プラグインは入れて終わりではなく、運用フェーズの方が重要です。
プラグインのアップデートを安全に行う手順
- まず「BackWPup などでバックアップが取れているか」を確認
- 「プラグイン」画面で更新通知を確認
- 重要度が高いもの(セキュリティ系・脆弱性修正)は優先的に更新
- 更新はできれば1つずつ実行し、その都度サイトを確認
- 大型アップデート(メジャーバージョン)は、
- 変更点をざっと確認
- 不具合報告が出ていないか、検索してチェック
「通知が来たら何も考えずに全部まとめて更新」より、
“小分け更新+軽い動作確認”の方が、トラブル時に原因を特定しやすくなります。
一時的に無効化するときのポイント
- プラグイン名の下にある「停止」をクリックすると、一時的に無効化できます。
- 不具合の切り分けでは、
- 最近入れたものから順に停止してみる
- キャッシュ系・セキュリティ系・リダイレクト系は優先して確認する
無効化しても設定が残るプラグインが多いため、テスト目的なら「停止」で十分なことも多いです。
完全に削除するときの注意点
- 「削除」を押すと、ファイルはサーバーから消える
- ただし、
- データベース内の設定
- 生成済みのショートコード・ブロック
などは残る場合があります
削除前に:
- そのプラグインで作った
- フォーム
- 目次
- テーブル
などが、サイトで使われていないか確認しましょう。
「長期間使っていないもの」「目的が思い出せないもの」は、基本削除候補にしてOKです。
もともと入っている標準プラグインの扱い方
インストール直後のWordPressには、いくつかプラグインが初期状態で入っていることがあります。
- 使わないと判断したら「停止 → 削除」
- よくわからない場合は、
- プラグイン名で検索して役割を確認
- 不要と判断できれば削除
不要な標準プラグインを放置していても、セキュリティリスクや管理の手間が増えるだけです。
プラグインがインストールできないときの対処
「説明通りにやっているのにプラグインが入らない…」というケースもよくあります。
原因はだいたい次のどれかに収まります。
管理画面にプラグインが表示されない場合の確認事項
- 左メニューに「プラグイン」がそもそもない
- WordPress.com の無料プラン・一部プランでは、外部プラグインを追加できない
- ユーザー権限が「管理者」ではない(編集者・投稿者など)
この場合は、環境の制限なので操作では解決しません。
- レンタルサーバーでWordPress.org版を使う
- サイト管理者に権限を変更してもらう
といった方向で見直す必要があります。
プラグインが追加できない/エラーになるときのチェックポイント
インストール時にエラーが出る場合、次の要因が多いです。
- PHPバージョンが古く、プラグインの動作条件を満たしていない
- すでに同名のプラグインフォルダが残っている
- サーバー側のセキュリティ設定で通信がブロックされている
対処としては、
- 使用中のPHPバージョンをサーバー管理画面で確認・必要に応じて更新
- 「wp-content/plugins」内に同名フォルダがないか(FTPで確認)
- サーバー会社のサポートに、エラーメッセージとあわせて問い合わせ
と順番に潰していくと解決の糸口が見つかりやすいです。
ディスク容量・権限・FTPソフトを使った対処法
- サーバーのディスク容量不足
- 画像やバックアップファイルが溜まりすぎている場合、
不要なファイルを削除し、空き容量を確保する必要があります。
- 画像やバックアップファイルが溜まりすぎている場合、
- 権限エラー(パーミッションの問題)
- プラグインフォルダや
wp-contentの書き込み権限が不適切だと、
「ディレクトリを作成できません」などのエラーになります。
- プラグインフォルダや
- FTPソフトを使った手動インストール
- プラグインのZIPをローカルで解凍
- FTPソフトで
wp-content/plugins/にフォルダごとアップロード - 管理画面の「プラグイン」で有効化
ブラウザからのインストールに失敗するときでも、手動アップロードなら通るケースはよくあります。
プラグイン周りで重要なのは、
「入れ方」そのものよりも、「入れたあとにどう管理するか」「トラブル時にどう落ち着いて切り分けるか」です。
この流れを一度自分なりに手順書としてメモしておけば、
今後どんなプラグインを導入するときにも、ほぼ同じ型で安全に運用できるようになります。
まず押さえておきたい「必須級」プラグイン(目的別)
ここで挙げるプラグインを全部入れる必要はありません。
実務的には、
- セキュリティ系:1〜2個
- バックアップ系:1個
- 速度改善系:1〜2個
というように、役割ごとに“担当”を1つ決めるイメージで選ぶと失敗しにくくなります。
1. セキュリティ・バックアップ系の基本プラグイン
SiteGuard WP Plugin(ログイン防御・管理画面保護)
日本語環境との相性が良く、不正ログイン対策に特化したプラグインです。
ログインURLの変更、画像認証、ログイン履歴の記録など「まずここから」という機能がまとまっています。
国内サーバー各社が採用していることも多く、国産テーマとの組み合わせでも扱いやすいのが特徴です。

XO Security(総合的なセキュリティ対策)
ログイン制限、管理画面へのアクセス制御、各種攻撃の遮断など、WordPress全体の防御力を底上げしてくれます。
シンプルな画面で設定できるわりにカバー範囲が広く、「1つで広く守りたい」人向きです。
Wordfence Security(ファイアウォール&不正アクセス監視)
海外製の定番セキュリティプラグインで、ファイアウォールとマルウェアスキャンが強みです。
海外からの攻撃が多いサイトや、英語の管理画面に抵抗がない場合に検討するとよいでしょう。
一方で、サーバー負荷がやや高くなることもあるため、共用サーバーでは慎重に。

All In One WP Security & Firewall(セキュリティ状況の可視化)
ダッシュボード上で「安全度」をスコア表示してくれ、どこを強化すべきかが視覚的にわかるプラグインです。
細かなチェック項目が多いので、セキュリティを学びながら設定したい人に向いています。
ただし、同じ機能を持つプラグインと併用すると競合しやすいので、基本はこれ一択で構成するほうが安全です。
BackWPup(自動バックアップの取得と復元)
WordPressのデータベースやファイルを、スケジュール設定で自動バックアップできるプラグインです。
Dropbox など外部ストレージに保存する運用も可能で、「もしもの時に戻せる」環境作りに最適です。
復元手順はやや技術的なので、導入時に一度テストしておくと安心です。

UpdraftPlus(日本語対応のバックアップ管理)
BackWPupと同じくバックアップ系ですが、復元操作が比較的わかりやすいUIが特徴です。
バックアップを細かく分割して保存したり、クラウドストレージとの連携も柔軟に設定できます。
日本語訳も用意されているため、英語が苦手な方でも扱いやすい部類です。

Duplicator(バックアップ・移行をまとめて行う)
サイト引っ越しでよく使われる、バックアップ兼移行ツールです。
本番サイトのコピーをテスト環境に作る、といった用途にも向いています。
高度なこともできる反面、サーバー環境との相性によってはエラーが出ることもあるので、手順は慎重に。

Password Protected(サイト全体にパスワードをかける)
制作中サイトや会員向け限定サイトに、一括でパスワードをかけるためのプラグインです。
検索エンジンや一般ユーザーに見せたくない段階で、手軽にアクセス制限ができます。
運用開始後のかけ忘れ・解除忘れには注意が必要です。
Login rebuilder / WPS Hide Login(ログインURLの変更)
ログインページのURL(/wp-login.php など)を変更し、総当たり攻撃やボット攻撃の対象になりにくくするためのプラグインです。
ID・パスワード管理に加え、「そもそもログインページが見つかりにくい状態」を作る防御層として役立ちます。
URLを忘れると自分もログインできなくなるので、必ずメモを残しておきましょう。
Easy Updates Manager(更新の自動化・管理)
WordPress本体・テーマ・プラグインの更新を一元管理・自動化できるプラグインです。
セキュリティ上、更新放置は危険ですが、「手動で全部見る時間がない」という人にとっては心強い存在です。
ただし、自動更新で不具合が出るケースもあるため、重要なサイトでは自動・手動のバランスを見極めて使う必要があります。
2. スパムコメント・スパム送信の対策プラグイン
Akismet / Akismet Anti-Spam / Akismet Spam Protection(コメントスパム対策の定番)
WordPressに最初から同梱されていることが多い、スパムコメント自動判定の定番プラグインです。
コメント欄を開放しているブログでは、導入しておかないと短期間でスパムだらけになることも。
商用利用時のライセンス条件を確認したうえで、有効化・APIキー設定を行いましょう。

Advanced Google reCAPTCHA(フォームのスパム防止)
お問い合わせフォームや会員登録フォームに、Google reCAPTCHA(「私はロボットではありません」など)を組み込むプラグインです。
Contact Form 7 等と連携して使うことで、ボットによる自動送信を大幅に減らせます。
reCAPTCHAのバージョンや表示方法によってはユーザー体験に影響するので、実際の表示も確認しながら調整しましょう。

Invisible reCaptcha for WordPress(reCAPTCHAを各所に導入)
ユーザーにチェックボックスを押させず、画面上では見えない形でreCAPTCHAを動かすタイプのプラグインです。
ログインフォーム・コメントフォームなど、複数箇所に一括で適用できるのが強みです。
導入後に正当なユーザーの送信がブロックされていないか、テストは必須です。
Simple CAPTCHA Alternative with Cloudflare Turnstile(Turnstileでスパムを軽減)
Cloudflare が提供する Turnstile を使って、軽量かつユーザー負担の少ないスパム対策を行うプラグインです。
従来のCAPTCHAよりも「いかにもロボット判定」感が少なく、デザイン面でも自然に馴染みます。
Cloudflareアカウントとの連携が前提になるため、インフラ寄りの設定に抵抗がない方向けです。
3. 表示速度・パフォーマンスを改善するプラグイン
WP Super Cache(キャッシュによる表示高速化)
アクセスの多いページを静的HTMLとしてキャッシュすることで、表示速度を上げるプラグインです。
初心者でも「推奨設定」のまま比較的安全に使いやすく、共用サーバーとの相性も良好なことが多いです。
キャッシュ削除(パージ)の操作方法だけは、事前に確認しておきましょう。

W3 Total Cache(総合的なキャッシュ・高速化)
ページキャッシュ、データベースキャッシュ、CDN連携など、高機能な速度改善ツールです。
細かくチューニングしたい上級者向けで、設定項目もかなり多め。
誤った設定で表示がおかしくなることもあるため、チュートリアルや公式ドキュメントを見ながら慎重に進める必要があります。

Autoptimize(HTML・CSS・JSの最適化)
HTML・CSS・JavaScript をまとめて圧縮し、ファイルサイズを減らして表示を軽くするプラグインです。
キャッシュプラグインと組み合わせて使うことが多く、PageSpeed Insights で改善提案に出てくるような項目をある程度自動で解決してくれます。
テーマや他プラグインとの組み合わせによっては、JSの最適化で動作が崩れることもあるため、段階的な有効化が推奨です。

EWWW Image Optimizer(画像の自動圧縮・最適化)
アップロードした画像を、劣化を抑えながら自動で圧縮してくれるプラグインです。
画像が多いブログ・ECサイトほど効果が大きく、過去画像の一括最適化機能も便利です。
画質と圧縮率のバランスを確認しながら設定すると、「にじみ」や「粗さ」を防げます。

P3(Plugin Performance Profiler)(プラグインの負荷を見える化)
どのプラグインがどれくらい負荷をかけているかを調べるための診断ツール系プラグインです。
速度が遅いと感じたとき、原因がテーマなのかプラグインなのかを切り分けるのに役立ちます。
一時的に導入して調査し、不要になったら削除する「ツール」としての使い方が基本です。
4. 日本語サイト運営で必須となるプラグイン
WP Multibyte Patch(日本語環境の不具合・文字化け対策)
日本語を含むマルチバイト文字の処理を補強し、文字化けや一部機能の不具合を防ぐためのパッチです。
特に、古くからあるプラグインやテーマとの組み合わせでは、このパッチが前提になっていることもあります。
設定項目はほぼなく、有効化しておくだけで内部的に働いてくれる「地味だが重要なインフラ系」プラグインです。
5. サイトマップ・SEOの基本を整えるプラグイン
XML Sitemap & Google News / Google XML Sitemaps / XML Sitemaps(XMLサイトマップの自動生成)
検索エンジンに向けたXMLサイトマップを自動で生成・更新してくれるプラグイン群です。
記事を公開・更新するたびに、検索エンジンにクロールしてほしいURLをまとめたファイルを用意してくれます。
最近は一部SEOプラグインにサイトマップ機能が統合されていることもあるため、機能の重複には注意が必要です。

XML Sitemap Generator for Google(検索エンジン向けサイトマップ送信)
上記と同じくXMLサイトマップを扱いますが、Google向けの送信や更新タイミングの制御に重点を置いたタイプです。
サイトの更新頻度や規模に合わせて、どのURLを含めるか・どの程度の優先度にするか細かく調整できます。
こだわりたい人向けのため、初心者はまずシンプルなサイトマップ系プラグインから始めても十分です。

WebSub(PubSubHubbub)(更新情報をGoogleに即時通知)
記事を公開・更新したタイミングで、「今更新されたよ」という情報をGoogleなどにプッシュ通知するプラグインです。
サイトマップ単体に比べて、インデックスが早くなることが期待できます。
ただし、これ単体で劇的なSEO効果が出るわけではなく、「基本を整えたうえでの+α」として捉えるのが現実的です。
6. お問い合わせフォーム・各種フォームの必須プラグイン
Contact Form 7(問い合わせフォームの定番)
もっとも有名な、問い合わせフォーム作成プラグインのひとつです。
ショートコードを使って、任意の固定ページにフォームを埋め込めます。
シンプルなテキストベースのUIですが、拡張プラグインも豊富で、確認画面・ファイル添付・ステップフォームなどにも対応しやすいのが強みです。


7. アクセス解析・データ計測の基盤プラグイン
Site Kit by Google(Search ConsoleやAnalyticsと連携)
Google公式のプラグインで、Search Console・Analytics・AdSenseなどをWordPressに統合して表示できます。
管理画面上で主要な指標を確認できるため、「毎回別タブで各ツールを開くのが面倒」という人には特に便利です。
計測そのものは JavaScript タグで行われるため、実装ミス防止という意味でも有効です。

Jetpack(アクセス解析・セキュリティなど多機能統合)
アクセス解析、画像のCDN配信、簡易なセキュリティ機能など、複数の機能をひとまとめにした統合プラグインです。
WordPress.com アカウントと連携して使う前提になるため、環境構築に少し手間はかかりますが、
「いろいろ入れるくらいならJetpackでまとめてしまいたい」というニーズにはマッチします。
機能を有効化しすぎると重くなることもあるので、必要な機能だけオンにする運用がポイントです。
Aurora Heatmap(ユーザー行動のヒートマップ分析)
ページ上のクリック位置やスクロール状況をヒートマップとして可視化してくれるプラグインです。
「どこまで読まれているか」「どのボタンが押されているか」を直感的に確認できるため、LPや記事の改善に役立ちます。
計測データは蓄積されるので、運用開始前にどのページを対象にするかを決めておくと、効率よく分析できます。
これらのプラグインは、どれも「多くの現場で使われている定番」です。
ただし、“必須級”とはいえ、サイトの目的・規模・サーバー環境によって最適な組み合わせは変わります。
実際に導入するときは:
- 各カテゴリから1つずつ候補を選ぶ
- テスト環境や小規模サイトで挙動を確認する
- 問題がなければ本番にも同じ構成を適用する
という流れで、少数精鋭のセットを固めていくのがおすすめです。
サイト運営をラクにする「便利系」プラグイン(目的別)
ここからは、なくてもサイトは動くけれど、あると作業効率や見た目が一気にラクになる「便利系」プラグインを目的別に整理します。
セキュリティ・バックアップ系より優先度は下げつつ、必要なものだけピンポイントで導入するイメージで選んでください。
1. 記事作成・編集を効率化するプラグイン
Classic Editor(旧エディターに切り替え)
ブロックエディター(Gutenberg)ではなく、昔ながらのシンプルな編集画面を使いたい人向けのプラグインです。
- 細かいレイアウトはテーマ任せで、テキスト中心に書きたい
- 既存記事を旧エディターで編集してきたので、その延長で運用したい
といったケースでは、Classic Editorを入れるだけで編集ストレスがかなり減ります。
Advanced Editor Tools / TinyMCE Advanced(編集画面の機能拡張)
Classic Editorや一部ブロックエディター環境で、文字装飾や表作成ボタンなどを追加してくれる拡張プラグインです。
- フォントサイズ変更
- 文字背景色
- 表作成・箇条書きの細かい調整
などをワンクリックで操作できるようになり、「毎回HTMLを書かなくて済む」編集環境が作れます。
Snow Monkey Editor(ブロックエディターの装飾強化)
ブロックエディターをベースに、見出し・ボックス・ボタンなどの装飾ブロックを追加するプラグインです。
テーマが対応していれば、
- 吹き出し
- 目立つボックス
- 注意書き
- FAQ風レイアウト
などを、コーディングなしで直感的に使えるようになります。
Post Snippets(ショートコード・テンプレの登録)
よく使う文章やコードをショートコードとして登録・再利用できるプラグインです。
- 定型の注意書き
- 広告枠
- アフィリエイトリンク
- よく使うHTML構造
などを登録しておけば、記事内で のように呼び出すだけで挿入できます。
「コピペのしすぎでミスが増える」人に特におすすめです。
Search Regex(記事内テキストの一括検索・置換)
サイト全体の記事を対象に、文字列の検索&置換を一括で行えるプラグインです。
- 商品名の表記をまとめて変更したい
- 古いURLを新しいURLに置き換えたい
といったときに役立ちますが、操作ミスの影響範囲が非常に大きいので、バックアップを取った上で慎重に使うことが前提です。
WP Revisions Control(リビジョン数の制限)
WordPressは記事の編集履歴(リビジョン)を自動保存しますが、放置するとデータベースが肥大化します。
このプラグインは、記事ごとのリビジョン数を制限して、無駄な履歴を残しすぎないようにするためのものです。
- 「直近数件だけ残せば十分」という人は、リビジョン数を絞ることでデータベースの負担を軽くできます。

AddQuickTag(定型コードを簡単挿入)
管理画面からよく使うタグ・コードを登録しておき、編集画面のボタンひとつで挿入できるようにするプラグインです。
- 太枠ボックス
- ショートコード
- アドセンスコード
などを登録しておけば、「タグを覚えなくても、ボタンを押すだけ」で使い回せます。

2. 目次・表・テーブルなど構造化表示プラグイン
Table of Contents Plus(記事内目次の自動生成)
見出し(h2〜h4など)から自動的に目次を生成してくれる定番プラグインです。
- 長文記事でも全体構成がひと目でわかる
- 記事冒頭に目次リンクを置くことで、ユーザーの離脱を防ぎやすくなる
シンプルなデザインで問題なければ、まず検討したい1本です。
Easy Table of Contents(ブロックエディタ対応の目次挿入)
Table of Contents Plusと似た機能ですが、ブロックエディターとの相性を意識した設計が特徴です。
- 記事ごとに「目次を表示する/しない」を柔軟に切り替えたい
- ブロックとして目次を操作したい
といった場合に使いやすい選択肢です。
Rich Table of Contents(デザイン性の高い目次表示)
目次のデザイン・配色・アイコンなどを細かく調整できるタイプの目次プラグインです。
- 目次もサイトデザインの一部としてこだわりたい
- スマホ表示での見やすさも重視したい
といったときに、他の目次プラグインよりも表現の幅を持たせやすくなります。
Flexible Table Block(ブロックエディタ用テーブル拡張)
ブロックエディターの標準テーブルよりも、行・列の追加やセル装飾を柔軟に行えるテーブルブロックを提供します。
- 比較表
- 料金表
- スペック一覧
など、整った表を作る機会が多いブログやメディアで重宝します。
TablePress(高度な表・テーブル作成)
専用の管理画面でテーブルを作成し、ショートコードで記事に埋め込むタイプの本格派テーブルプラグインです。
- 行・列の並び替え
- 並び替え・検索機能の付いたインタラクティブな表
- CSVのインポート・エクスポート
なども扱えるため、「表が主役」の情報サイト(比較サイトなど)に向いています。
3. 人気記事・内部導線を強化するプラグイン
WordPress Popular Posts(人気記事ランキングの表示)
アクセス数や閲覧数をもとに、人気記事ランキングを自動生成できるプラグインです。
- サイドバーに「よく読まれている記事」を表示
- 日別・週別・累計など期間ごとのランキング表示
といった形で、内部リンクを自然に増やしつつ、読者の回遊性を高めることができます。

4. デザイン・レイアウト・装飾を強化するプラグイン
Smart Slider 3(スライドショー・カルーセル作成)
トップページやLPに配置する、画像スライダーやカルーセルを直感的に作成できるプラグインです。
- メインビジュアルのスライドショー
- おすすめ記事・商品を横スクロールで見せるカルーセル
などを、ドラッグ&ドロップで編集できます。
Page Builder by SiteOrigin / Page Builder By Site Origin(ドラッグ&ドロップレイアウト)
ウィジェット感覚で、複雑なカラムレイアウトやコンテンツブロックを組み立てられるページビルダーです。
クラシックな設計のテーマとの相性が良く、「既存テーマを活かしつつ自由度を上げたい」ときに選択肢になります。
Elementor(ビジュアルページビルダー)
近年主流の、フロント側を見ながらページを組み立てるビジュアルビルダーです。
- LP
- 固定ページ
- トップページ
など「見た目重視のページ」をノーコードで作り込みたいときに向いています。
一方で、テーマや他プラグインとの相性・サイトの重さには注意が必要です。
Word Balloon(会話形式の吹き出し表示)
キャラクターアイコン+吹き出しで、会話形式のコンテンツを簡単に作れるプラグインです。
- 解説記事を「質問者×回答者」の形式にしたい
- ブログにキャラクター性を持たせたい
といったときに、読者の読みやすさや親近感アップに役立ちます。
Easy FancyBox / Unite Gallery Lite / NextGEN Gallery(ギャラリー表示・ライトボックス)
いずれも、画像ギャラリーやライトボックス表示を実現するプラグインです。
- 画像クリックで拡大表示(ライトボックス)
- 複数画像をスライドショー風に見せるギャラリー
写真・イラスト・作品のポートフォリオサイトなど、「画像をしっかり見せたい」サイトで効果を発揮します。
Smash Balloon Social Photo Feed(Instagramフィードの埋め込み)
Instagram投稿を、自動的にWordPressサイトへ埋め込み表示するプラグインです。
- 最新投稿をトップページに表示
- ハッシュタグ単位でのフィード表示
など、「SNSでの活動」と「サイト運営」をつなぐ導線を作るのに便利です。
5. SNS・シェアボタン・外部連携プラグイン
WP Social Bookmarking Light(SNSシェアボタン設置)
記事にSNSのシェアボタンを簡単に設置できる軽量プラグインです。
- Twitter(X)
- はてなブックマーク
- LINE
など、国内サイトでよく使われるサービスに対応しており、デザインもシンプルで扱いやすいです。
Blog Floating Button(フローティングボタンの追加)
画面端に常に表示されるフローティングボタンを追加できるプラグインです。
- 「この記事をシェア」
- 「ページ上部へ戻る」
- 「お問い合わせへ」
といった行動を、スマホ画面からワンタップで誘導できます。
やりすぎると邪魔になるので、配置や数は最小限に絞るのがコツです。
WP Associate Post R2(物販リンクの挿入)
Amazon・楽天などの物販アフィリエイトリンクを、見やすいボックス形式で挿入できるプラグインです。
- 商品画像
- 価格
- 各ECサイトへのボタン
をまとめて表示できるため、アフィリエイト記事の見た目やクリック率の向上につながります。
6. カスタム投稿・フィールドを扱うプラグイン
Custom Post Type UI(カスタム投稿タイプ作成)
管理画面から、ニュース・レビュー・商品情報など独自の投稿タイプを追加できるプラグインです。
- 「ブログ記事」とは別に「お知らせ」投稿タイプを作る
- 「物件情報」「事例紹介」など、用途別の投稿タイプを用意する
といった構造化ができるようになり、中規模以上のサイトで管理しやすくなります。
Advanced Custom Fields(カスタムフィールドの追加)
投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプに、任意の入力項目(カスタムフィールド)を追加できるプラグインです。
- 料金
- 住所
- 評価(★1〜5)
- 会社情報
など、記事ごとに共通して持たせたいデータ項目を整理して入力できるようになります。
テーマ側のテンプレート編集が必要になるケースも多いため、「デザインも含めてしっかり作り込みたい」段階で導入すると効果的です。

これらの「便利系」プラグインは、入れれば入れるほど編集作業はラクになりますが、その分だけ管理コストと不具合リスクも増えます。
- まずは「記事作成系」から1〜2個
- その後「目次・表・デザイン系」を必要に応じて追加
という順番で、自分の作業スタイルに本当に必要なものだけを残す意識で取捨選択していくのがおすすめです。
SEO・集客を強化するプラグイン特集
まず前提として、SEOプラグインは「検索順位を上げる魔法」ではなく、技術面や内部施策を整えるためのツールです。
コンテンツの質やサイト構造が土台にあり、その上でプラグインを使って「設定漏れ・技術的ミスを減らす」のが本来の役割だと考えてください。
1. 総合SEOプラグインの比較
総合SEOプラグインは基本的にどれか1つだけに絞って使います(複数同時はトラブルの元)。
代表的なものの「キャラ」をざっくり整理すると、こんなイメージです。
| プラグイン名 | 特徴のざっくりイメージ |
|---|---|
| All in One SEO | 定番・日本語情報が多い・設定項目も豊富 |
| Yoast SEO | コンテンツチェック機能が充実 |
| SEO SIMPLE PACK | 国産・軽量・必要最低限に絞られていて扱いやすい |
| Rank Math | 無料でも多機能・機能てんこ盛りが好きな人向き |
| The SEO Framework | 自動最適化寄り・シンプルで軽い |
| Premium SEO Pack | 追加機能まで全部入りを求める中〜上級者向け |
All in One SEO / All in One SEO Pack(オールインワンSEO設定)
- タイトル・ディスクリプション・OGP・サイトマップなど、内部SEOで必要な設定を一通りカバー
- 日本語の解説記事が多く、困ったときに情報を探しやすい
- その分、画面がにぎやかになりがちなので、最初はウィザードで最低限の設定にとどめると混乱しにくいです。

Yoast SEO(コンテンツ最適化が得意)
- キーワード設定に応じて、「見出しに含まれているか」「本文量は十分か」などのチェックをしてくれる
- 記事単位の「読みやすさ」評価もあり、ライティングのクセを矯正するのに向いています。
- 日本語では文法チェックが完璧ではないので、目安として参考にする姿勢がちょうどよいです。

SEO SIMPLE PACK(シンプルで軽量な国産SEOプラグイン)
- 国産で、「必要最低限のSEO設定だけをサッと済ませたい人」向き
- 余計な機能がほとんどなく、テーマとの相性問題も起きにくい設計。
- 「ガチガチに細かくチューニングはしないけれど、タイトル・OGP・サイトマップだけ整えたい」場合に最適です。

Rank Math(多機能かつ無料で使いやすい)
- 無料版でもリッチスニペット・リダイレクト・404監視など多機能
- 管理画面がモダンで、ウィザードもわかりやすい一方、機能を盛り込みすぎると混乱しがち。
- 「SEO周りをプラグインひとつでまとめたい中級者」向けと考えておくとイメージしやすいです。

The SEO Framework(軽量・自動最適化志向)
- 余計な演出が少なく、「入れておけば静かに働いてくれるタイプ」のプラグイン。
- 自動生成ロジックが優秀で、細かい設定に時間をかけたくない人向きです。
- 派手なガイド機能がないぶん、自分でSEOの方針を持っている人向きと言えます。
Premium SEO Pack(高度なSEO機能一式)
- オールインワン系の中でも、機能の網羅性が高い“全部入り”タイプ。
- 画像SEO、リダイレクト、リンク管理など細かいことまでまとめてやりたい中上級者に向いています。
- サイト規模が小さいうちは持て余すことも多いので、ある程度育ってから検討しても遅くありません。
2. サイトマップ・検索機能を補強するプラグイン
XML Sitemap & Google News / Google XML Sitemaps / XML Sitemaps(検索エンジン向けサイトマップ)
- 記事や固定ページの更新に合わせて、検索エンジン用XMLサイトマップを自動生成してくれるプラグイン群です。
- 「クロールすべきURLを漏れなく渡す」のが目的で、インデックスの速度安定に役立ちます。
- 総合SEOプラグイン側にもサイトマップ機能がある場合は、どちらか片方に統一するのが鉄則です。

SearchWP Live Ajax Search(Ajax検索で使いやすさ向上)
- 入力と同時に検索候補を表示する、「ライブ検索」機能を追加できるプラグインです。
- 記事数が増えてきたサイトで、ユーザーが目的の記事にたどり着きやすくなります。
- 検索結果ページの改善は UX と SEO の両方に効くため、中〜大規模サイトで検討したい一手です。
Search & Filter(絞り込み検索の導入)
- カテゴリ・タグ・カスタムフィールドなどを組み合わせた、絞り込み検索フォームを作成できます。
- 「口コミ絞り込み」「条件で探す」など、比較系・ポータル系サイトの導線強化に有用です。
- きちんと設計すれば、内部リンク構造の整理にもつながり、SEO的にもプラスに働きます。
3. 外部サービス連携・アクセス解析系
Site Kit by Google(Analytics・Search Consoleと統合)
- Google公式プラグインで、Analytics・Search Console・AdSenseなどを一括連携できます。
- 設定をミスりやすいトラッキングコード周りを、自動で適切に挿入してくれるのが大きなメリット。
- 管理画面で「検索クエリ」「アクセス数」「人気ページ」がざっくり確認できるので、
“毎日GA4を開くほどではないけど数字は見たい”という運用スタイルと相性が良いです。

Google Analyticator(管理画面で閲覧できるアクセス解析)
- 旧来からある、Google Analytics のデータをダッシュボードに表示する系プラグインです。
- Site Kitほど多機能ではありませんが、
- トラッキングコードの設置
- 簡易レポートの表示
といった基本に絞って使いたい場合に検討できます。
- どちらにせよ、「同時に複数のGAプラグインを入れない」ことが重要です(二重計測の原因になります)。
4. SEOとユーザー行動の可視化
Aurora Heatmap(クリック・スクロールの可視化)
- ページ上でユーザーがどこをクリックし、どこまでスクロールしているかを色で可視化してくれるプラグインです。
- 例えば、
- 目次リンクがほとんど触られていない
- スマホだと広告の直前で離脱が多い
- CTAボタンが画面の“死角”に置かれている
…といった課題が一目で分かります。
- これらをもとに、
- 見出しの配置
- 内部リンクの位置
- CTAボタンの色・テキスト
を改善していくことで、検索流入からコンバージョンまでの“最後のひと押し”を高めることができます。
総合SEOプラグインやサイトマップ系、アクセス解析ツールは、それぞれ「役割がかぶらないように1セットずつ揃える」のが基本です。
まずは、
- 総合SEOプラグイン:1つ
- サイトマップ機能:1系統に統一
- アクセス解析:GA4+Site Kit など1パターン
- 行動分析:ヒートマップ(Aurora Heatmap)
という「最小構成」を決めてから、必要に応じて少しずつ追加・微調整していくと、
サイトを壊さずにSEOと集客のレベルを底上げしていけます。
広告・アフィリエイト・EC向けプラグイン
ここからは、「収益化」を意識したときに検討したいプラグインをまとめます。
どれも便利ですが、入れれば勝手に稼げるわけではなく、
- 広告の量と配置
- 読者の体験(UX)
- 規約・法律(AdSenseポリシー/ステマ規制など)
を意識して使うことが前提です。
1. 広告運用・アドセンスを効率化するプラグイン
Ad Inserter(記事内の任意の位置に広告挿入)
Ad Inserter は、「どこに、どの広告を、何個出すか」を細かくコントロールできる挿入系プラグインです。
できることの例:
- 記事本文の
- 「◯段落目の前/後」
- 「本文の真ん中」
に自動で広告を挿入
- カテゴリ・投稿タイプごとに、出す広告を切り替え
- デバイス(PC/スマホ)別に配置を変える
AdSenseコード・アフィリエイトコード・自社バナーなど、「コードを貼るタイプの広告」をまとめて管理するハブとして使えます。
使うときのポイント
- 広告だらけにすると離脱率が上がるので、
「本文:広告 = 最低でも 7:3」くらいを意識してみる - インフィード広告や関連コンテンツなど、テーマ側やAdSense自動広告と重複しすぎないように注意
- 配置を変えたら、クリック率だけでなく滞在時間や直帰率も一緒に見るとバランスを取りやすくなります
Advanced Ads(広告管理・A/Bテストなど高度な運用)
Advanced Ads は、「広告運用をちゃんと設計したい人」向けの多機能プラグインです。
代表的な機能:
- 複数の広告をグループ化してローテーション表示
- 掲載期間・掲載回数の制御
- A/Bテスト(広告文・バナーのテスト)
- 閲覧数・クリック数の計測(※機能による)
ブログ運営というより、「メディア運営」「自社広告の本格管理」に近いことをしたいときに真価を発揮します。
初心者には少し重たいですが、
Ad Inserter で物足りなくなったときの“次の一手”
として候補に入れておくと良いタイプです。
Ad Invalid Click Protector(AICP)(広告の不正クリック防止)
AdSense などでは、「不正クリック(同一ユーザーの連打・ボットなど)」が続くとアカウント停止のリスクがあります。
AICP は、それを軽減するための “監視役” のようなプラグインです。
主な役割:
- 同じIPからの短時間での連続クリックをブロック
- 不審なクリック数が検知されたときに広告の表示を一時停止
- ログを残しておき、何かあったときの状況把握に使える
大事なのは、「入れたから絶対安全」ではないという点です。
あくまで防御の一部として使い、
- アクセス元がおかしくないか
- 自分で広告をうっかり押していないか
- 広告を誘導する紛らわしい表現を使っていないか
といった運用側の意識とセットで考えることが重要です。
2. 物販・アフィリエイトリンク管理プラグイン
Rinker(物販アフィリエイトリンクを一元管理)
Rinker は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの物販リンクをまとめて管理できる国産プラグインです(PA-APIなどの条件に注意)。
主なメリット:
- 商品名を検索 → 各モールのリンクをまとめた「商品ボックス」を自動生成
- 商品ボックスをショートコードで呼び出せるので、同じ商品を複数記事で使い回しやすい
- あとから価格表示やデザインを変えても、登録済みの全ボックスに一括反映できる
「物販記事を本格的に増やしていく」つもりなら、
早い段階から Rinker などのリンク管理プラグインを導入しておくと、後の管理コストが大きく変わります。
※ 各ASPやAmazon PA-APIの利用条件・表記ルールは必ず確認し、「規約違反の表示になっていないか」をチェックしましょう。

WP Associate Post R2(Amazon等の広告リンク作成)
WP Associate Post R2 は、Amazonを中心とした物販リンクを、見やすいボックスで簡単に挿入できるプラグインです。
特徴イメージ:
- 記事編集画面から直接検索して、商品リンクを生成
- シンプルな商品ボックスで、「とにかく素早く貼りたい」ニーズに向く
- Rinkerほど多機能ではない分、初期設定のハードルが低め
「まずは少数の商品からアフィリエイトを試したい」
「ガチガチの物販サイトではなく、ブログの一部に商品紹介を入れたい」
という段階では、軽めの WP Associate Post R2 から試すのも選択肢です。
3. ECサイト構築に役立つプラグイン
Welcart e-Commerce(ショッピングカート機能の追加)
Welcart は、WordPress を本格的なネットショップに変えることを前提とした国産ECプラグインです。
できることの例:
- 商品登録(在庫・価格・オプションなど)
- カート機能・注文管理・顧客管理
- 配送方法・送料・決済方法(クレジットカード等)の設定
- 一部対応テーマとの連携で、ショップ用のデザインを簡単に適用
日本の商習慣(税率・送料・決済手段など)を前提に作られているため、
「海外製プラグインだとどうも日本のルールに合わせにくい…」という場面で選ばれることが多いです。
ただし、ECサイトは通常のブログよりも、
- SSL / セキュリティ対策
- 利用規約・特商法表記・プライバシーポリシー
- サーバーの安定性・バックアップ体制
など、運営者側の責任範囲が大きくなる領域です。
Welcartを導入する前に、
- 本当にWordPressでECをやるのか(ASP型カートやモール出店との比較)
- 月間売上・商品点数・運営体制のイメージ
を整理しておくと、後からの作り直しを減らせます。
広告・アフィリエイト・EC向けプラグインは、「どれだけ稼げるか」より「どれだけ管理できるか」で選ぶのがおすすめです。
- 広告:
→ 入れすぎず、読者体験を壊さない範囲で配置を工夫する - 物販:
→ 管理しやすいリンク構成にして、あとから商品を差し替えられるようにしておく - EC:
→ プラグイン選びと同じくらい、運用体制・セキュリティ・法対応もセットで考える
この視点を押さえておくと、単発の収益ではなく、「長く続けられる収益化」に近づいていきます。
初心者向けおすすめ構成例(用途別セット)
「どのプラグインが良いか」は個々のサイトで変わりますが、
初心者のうちは “役割ごとに最小セットを組む” と、トラブルになりにくくなります。
ここでは、目的別に「これだけ入れておけばスタートしやすい」構成例をまとめます。
※すべて入れる前提ではなく、上から優先度順に検討するイメージで読んでください。
セキュリティ・バックアップを最低限おさえる組み合わせ
「とにかくサイトを守る」「消えないようにする」ことを優先した、極力シンプルな構成です。
| 役割 | プラグイン候補 | ポイント |
|---|---|---|
| ログイン保護・不正アクセス対策 | SiteGuard WP Plugin または XO Security | ログインページ保護・不正アクセスのブロックに特化 |
| バックアップ | BackWPup または UpdraftPlus | 自動バックアップをスケジュール設定で運用 |
| 日本語環境の安定化 | WP Multibyte Patch | 日本語サイトでは「入れて有効化」しておくと安心 |
| 更新管理(おまけ) | Easy Updates Manager(必要なら) | 自動更新の制御に利用。慣れないうちはなくてもOK |
目安としては、
- セキュリティ系は1本だけ
- バックアップ系も1本だけ
- 残りは「必要だと感じたら足す」
くらいに絞ると、管理画面も混乱しません。
ブログ運営に向いたプラグイン構成例
個人ブログ・情報発信サイト向けの「書きやすさ+読みやすさ」を重視した組み合わせです。
上の「最低限のセキュリティ&バックアップ」に、下記を足すイメージです。
| 目的 | プラグイン候補 |
|---|---|
| 記事編集を快適にする | Classic Editor または Advanced Editor Tools(TinyMCE) |
| 画像の軽量化 | EWWW Image Optimizer |
| 目次を自動生成 | Table of Contents Plus または Easy Table of Contents |
| お問い合わせフォーム | Contact Form 7 |
| 人気記事を見せて回遊UP | WordPress Popular Posts |
| 基本的なSEO設定 | SEO SIMPLE PACK または All in One SEO |
| アクセス解析・検索連携 | Site Kit by Google |
よくある失敗は、似た機能のプラグインを重ねて入れてしまうことです。
- 目次プラグインはどれか1本
- SEOプラグインもどれか1本
- 画像圧縮も1本
と決めておくと、表示崩れやエラーの原因を追いやすくなります。
アフィリエイト重視サイトのプラグイン構成例
物販レビューや比較記事が中心のサイトで、「収益導線」を意識した組み合わせです。
ブログ構成に、以下を上乗せするイメージです。
| 役割 | プラグイン候補 |
|---|---|
| 商品リンクの一元管理 | Rinker または WP Associate Post R2 |
| 広告の位置・出し分け管理 | Ad Inserter または Advanced Ads |
| 広告の不正クリック対策 | Ad Invalid Click Protector(AICP) |
| SEO全般+構造化データ強化 | Rank Math または All in One SEO |
| ヒートマップで行動を可視化 | Aurora Heatmap |
構成の考え方としては、
- 「リンク管理+広告管理+計測・分析」で1セット
- まずは配置をシンプルにし、データを見ながら少しずつ改善
- 広告の量を増やす前に、「表示速度」と「読者の読みやすさ」を必ず確認
という順番でチューニングしていくと、
短期的なクリック率よりも サイト全体の信頼感と継続的な成果につながりやすくなります。
ECサイト・LP向けのプラグイン構成例
本格的なネットショップや、広告流入前提のランディングページ(LP)を作る場合の例です。
ここでは「ブログ型」よりも、販売ページの完成度と安全性を優先します。
ECサイト寄り(商品販売メイン)
| 役割 | プラグイン候補 |
|---|---|
| ショッピングカート機能 | Welcart e-Commerce |
| セキュリティ | SiteGuard WP Plugin などから1本 |
| バックアップ | BackWPup または UpdraftPlus |
| 画像最適化 | EWWW Image Optimizer |
| 基本SEO・サイトマップ | SEO SIMPLE PACK + XML Sitemap 系 |
| アクセス解析 | Site Kit by Google |
Welcartをベースにする場合、テーマとの対応状況が重要なので、
Welcart推奨テーマ・対応テーマから選ぶとトラブルが少なくなります。
LP寄り(1〜数ページを作り込む)
| 役割 | プラグイン候補 |
|---|---|
| LPのデザイン・レイアウト | Elementor または Page Builder by SiteOrigin |
| スライダー・ビジュアル | Smart Slider 3 |
| 問い合わせ・資料請求フォーム | Contact Form 7 |
| ヒートマップ分析 | Aurora Heatmap |
| セキュリティ・バックアップ | 上述の最低限構成(SiteGuard+BackWPup等) |
LPの世界では、
- 高速表示(キャッシュ・画像圧縮)
- フォーム送信の安定性(テスト送信の徹底)
- 計測タグ(GA4/広告タグ)の漏れを防ぐこと
が特に重要になります。
プラグインを増やす前に、1ページごとに
「きちんと測れているか」「崩れずに表示されているか」
を確認するクセをつけると、広告費をかけ始めたあとも安心です。
どの構成パターンでも共通しているのは、
- 1つの役割に対して プラグインは基本1つまで
- いきなり全部入れず、優先度の高いものから順に導入
- 追加するたびに、表示・速度・エラーの有無を軽くチェック
という3つのルールです。
この「ミニマム構成+小さく検証」のスタンスさえ守れば、
初心者でも WordPress プラグインを安全に活用しやすくなります。
プラグイン利用時の注意点と運用ルール
プラグインは「便利な拡張機能」ですが、入れ方・使い方を間違えると
表示崩れ・極端な重さ・最悪サイトダウンの原因になります。
ここでは、トラブルを防ぎながら長く運用するための「マイルール集」を整理します。
プラグインの追加は「必要最低限」にとどめる理由
プラグインは、入れるほど次のリスクが高まります。
- サイトが重くなる(読み込みファイルが増える)
- セキュリティホールが増える(脆弱性の入口が増える)
- 管理が複雑になる(更新・設定・相性チェックが大変)
- 原因不明の不具合が起きやすくなる(競合箇所が増える)
特に、同じジャンルのプラグインを複数入れるのはNGです。
- SEO系:1つだけ
- キャッシュ系:1つだけ
- バックアップ系:1つだけ
というように、「役割ごとに1本だけ」を基本ルールにすると、トラブル時の切り分けも圧倒的に楽になります。
プラグインを1つずつインストール・更新するべき理由
初心者ほど、「まとめてインストール/一括更新」は避けた方が安全です。
- 新しく入れるとき
- 1つ入れる
- 有効化する
- サイトの表示・管理画面の動作をチェック
- 問題なければ次のプラグインへ
更新も同じで、
- 1つ更新する
- 表示・管理画面・フォーム送信などの基本動作を確認
- 問題なければ次のプラグインを更新
このステップを守れば、
「いつの間にか何かが壊れているけど、どのプラグインが犯人かわからない」
という最悪パターンをかなり防げます。
テーマと機能がかぶる場合に優先すべきもの
最近のテーマは、以下のような機能を内蔵していることが多いです。
- 目次表示
- SNSシェアボタン
- ヘッダー・フッターにコード挿入
- 広告エリアの設定
「テーマでできること」と「プラグインでできること」が同じなら、原則どちらか片方だけに統一しましょう。
- テーマの機能
- テーマに最適化されており、デザインが崩れにくい
- ただし、テーマ変更時に設定を引き継ぎにくい
- プラグインの機能
- テーマを変えても使い続けやすい
- 他のプラグインと競合する可能性がある
長期的にテーマを固定するなら「テーマ優先」でもOKですし、
将来テーマ変更を視野に入れるなら「プラグイン側に寄せておく」選択もあります。
大事なのは、「被っている機能を同時にオンにしない」ことです。
長期間メンテナンスされていないプラグインを避ける
プラグイン一覧や公式ディレクトリでは、次の情報が確認できます。
- 最終更新日
- 対応している WordPress バージョン
- 有効インストール数
- レビュー(評価とコメント)
ここでチェックしたいポイントは、
- 最終更新が1年以上前 → 原則避ける
- 「お使いのバージョンと互換性あり」と表示されていない → 慎重に
- 利用者が少なすぎる、レビューが極端に低い → 候補から外す
更新されていないプラグインは、
- 発見された脆弱性が放置されている
- 最新のWordPressやPHPと相性が悪い
- 開発が止まっていて、今後も修正が期待できない
といったリスクを抱えています。
「どうしても同じ機能が必要な場合は、代替プラグインを探す」が基本です。
不具合が出たときの切り分け・ロールバック手順
プラグインが原因と思われる不具合が出たときは、焦らず「原因の特定」と「元に戻す方法」をセットで考えるのがポイントです。
1. まずバックアップを確保
- すでに BackWPup や UpdraftPlus を使っているなら、直近のバックアップがあるか確認
- なければ、データベースとファイルを手動でも良いので確保しておく
2. 最近触ったものから疑う
- 直近で
- インストールしたプラグイン
- 更新したプラグイン
- テーマの変更・更新
をメモに書き出す
- 思い当たるプラグインを一時的に停止して、症状が消えるか確認
3. それでも原因が分からない場合
- すべてのプラグインを停止
- テーマを標準テーマ(Twenty Twenty系など)に一時切り替え
- 1つずつプラグインを有効化し、どこで症状が再現するかを確認
4. ロールバック(元に戻す)方法
- バックアップから復元する
- プラグインによっては「旧バージョン」をダウンロードして戻すことも可能
いずれにせよ、
「いきなり本番で大きく変更しない」「変更前後で必ず表示や動作をチェックする」のが最大の予防策です。
プラグイン同士の競合を防ぐ考え方
競合が起きやすいのは、次のようなケースです。
- SEOプラグインを2つ以上入れている
- キャッシュ/高速化プラグインを複数同時に使っている
- セキュリティプラグインを重ねて入れて、同じ機能を二重に制限してしまう
これを避けるために、導入前に次のようなことを意識しましょう。
- 「このプラグインは、何の役割を担当させるのか」を一言で言えるか
- すでに同じ役割を持つプラグインがないかを確認する
- テーマやサーバー側の機能と機能かぶりを起こしていないかを見る
もし「どのプラグインが何をしているかよく分からなくなっている」なら、
一度リストアップして「役割マップ」を作ると整理しやすくなります。
使わないプラグインは「停止」ではなく削除する
「とりあえず停止しておけば安全」と思われがちですが、実はそうでもありません。
- 停止中でも、
- 古いプラグインは脆弱性を残している可能性がある
- データベースやディレクトリにファイル・設定が残り続ける
- 一覧が増えすぎると、
- どれが必要でどれが不要か分からなくなる
- 更新漏れ・設定漏れが発生しやすい
そのため、運用ルールとしては、
- 「しばらく使わない」ではなく「今後も使う予定がない」と判断したら削除
- 削除前に、
- 念のためバックアップ
- 公式ドキュメントに「アンインストール手順」がないか確認
- 削除後にサイトの表示・動作をチェック
を習慣化すると、プラグインまわりが常に“身軽な状態”に保たれます。
プラグイン運用は、
「たくさん入れて便利にする」より「少数精鋭を安全に使い続ける」ことが長期的な安定につながります。
- 入れる前に、本当に必要か一呼吸おいて考える
- 入れたあとも、定期的に見直して減らしていく
この2つを意識するだけでも、トラブル率は大きく下げられます。
プラグインに関するQ&A・トラブルシューティング
面白い・遊び心のあるプラグインはある?
あります。がっつり集客というより、読み物としての楽しさやブランド感を出したいときに役立ちます。
代表例をいくつか挙げると:
- Word Balloon
キャラクターの吹き出し会話を簡単に作れるプラグイン。
「管理人」と「初心者さん」の対話形式で解説する記事などに向いています。 - 季節系のエフェクト(雪・桜など)プラグイン各種
クリスマスや春の時期だけ、画面上に雪や花びらを降らせるタイプ。
長期間つけっぱなしにすると邪魔になりがちなので、イベント期間だけ有効化するのがおすすめです。 - クイズ・アンケート系プラグイン
診断風コンテンツや、簡単なアンケートフォームを作れるもの。
「読みっぱなし」から「ちょっと触ってもらう」方向へ動かしたいときに使えます。
どの「遊び系」プラグインも、入れすぎると表示速度が落ちる要因になるので、
「サイトの目的と合っているか?」を一度立ち止まってから導入すると失敗しにくいです。
おしゃれな装飾を簡単に追加できるプラグインは?
「CSSは書けないけど、見た目は整えたい」という方が頼りやすいのは次のあたりです。
- Elementor / Page Builder系
ブロックをドラッグ&ドロップしながら、LPや固定ページをビジュアル編集できます。
セクション・ボタン・装飾ボックスなど一式そろっているので、「1枚のページを作り込みたい」ときに向きます。 - Snow Monkey Editor などのブロック拡張
見出しボックス・注意枠・FAQ など、「記事中のちょっとした装飾」を増やすタイプ。
ブロックエディター前提なので、Gutenbergで記事を書いている人向きです。 - Advanced Editor Tools(TinyMCE Advanced)
Classic Editor派なら、これで文字色・背景色・表・装飾付きリストなどをワンクリックで使えるようになります。 - Word Balloon・目次プラグイン・テーブル系
直接の装飾というより「読みやすい紙面づくり」に効くタイプ。
目次や表が整うだけでも、かなり“ちゃんとしたサイト”に見えます。
ポイントは、「装飾プラグインは2〜3個に絞る」こと。
あれもこれも入れると、デザインがちぐはぐになり、CSSの上書き合戦で崩れの原因にもなります。
自作プラグインを作るにはどう学べばいい?
自作プラグインは、やってみると「思ったよりシンプル、だけど守るべきルールは多い」世界です。
学び方の流れはこんなイメージです。
- PHPとWordPressの基本を押さえる
- 変数・関数・配列・if文・ループなど、PHPの基礎
functions.phpに簡単なコードを書いて、動作を確かめてみる
- 公式ドキュメント・ハンドブックに目を通す
- WordPress Codex / Developer Handbook の「Plugins」セクション
- フック(Action / Filter)、テンプレートタグ、エスケープ関数など
- 超ミニプラグインから始める
- 例:記事の最後に定型文を自動で表示する
- 1ファイルのプラグインで、管理画面なしのものから作る
- 「プラグインとして認識させるためのヘッダーコメント」も実際に書いてみる
- セキュリティと性能に触れる
- 外部から受け取るデータは必ずサニタイズ・バリデーション
- SQLを使うならプレースホルダ付きで
- 不要な処理を毎ページで動かさない(適切なフックに絞る)
慣れるまでは、「子テーマでやるべきこと」「プラグインでやるべきこと」の線引きも学びポイントです。
「他のサイトにも使い回したい処理」はプラグイン化、それ以外はテーマ側、という分け方をすると整理しやすくなります。
プラグインが管理画面に表示されない場合の原因と対処
「インストールしたはずなのに、ダッシュボードの『プラグイン』に出てこない」というとき、主な原因は次のパターンです。
- WordPress.com(ホスティング)のプラン制限
- WordPress.com の無料〜安価プランでは、そもそもプラグイン自体が使えないケースがあります。
- 対処:WordPress.org(自前サーバー)か、プラグイン利用可能なプランかどうか確認。
- ユーザー権限が不足している
- マルチサイトや複数ユーザー環境で、「管理者」権限がないとプラグインメニュー自体が表示されません。
- 対処:サイト管理者に権限を確認してもらう。
- プラグインフォルダの配置ミス
wp-content/plugins/プラグイン名/の階層になっていない- ZIP を展開したら二重フォルダになっている など。
- 対処:FTP でフォルダ構造を確認し、正しい位置に配置する。
- PHPエラーで読み込みに失敗している
- プラグインのメインファイルに致命的なエラーがあり、WordPress が読み込みをスキップしているパターン。
- 対処:
wp-config.phpでWP_DEBUGを有効にし、エラー内容を確認 → プラグインを削除 or 修正版を入れ直す。
プラグインが追加・インストールできないときの原因と解決策
インストールボタンを押してもエラーになるときは、サーバー・権限・環境のどこかで制限に引っかかっている場合が多いです。
主な原因と対処は以下の通りです。
- ディスク容量不足
- 共有サーバーで容量ギリギリになると、プラグインの展開に失敗します。
- 対処:不要なバックアップ・画像・古いテーマを削除し、容量を空ける。
- アップロード制限・タイムアウト
- ZIPアップロード時にファイルサイズ上限やPHPの実行時間に引っかかることがあります。
- 対処:サーバーの管理画面で
upload_max_filesizeやmax_execution_timeの設定を確認/プランを見直す。
- ファイル・フォルダ権限の問題
wp-content配下の書き込み権限が厳しすぎる、あるいは逆に危険な設定になっているケース。- 対処:レンタルサーバーの推奨値(一般的にはフォルダ755、ファイル644)に合わせる。
- セキュリティ設定・プラグインがブロックしている
- セキュリティプラグインやWAFが、プラグインのダウンロード・展開を阻害していることがあります。
- 対処:一時的にセキュリティプラグインを停止/WAFのログを確認し、問題なければ例外設定を行う。
どうしても管理画面からインストールできない場合は、
公式サイトからZIPをダウンロード → FTPで /wp-content/plugins/ にアップロード
という「手動インストール」も選択肢になります。
プラグイン導入後に表示崩れが起きた場合のチェックポイント
新しいプラグインを有効化した直後にデザインが崩れた場合、次の順番で確認すると原因を絞りやすいです。
- そのプラグインを一度停止してみる
- 停止して直るなら、そのプラグインが原因の可能性が高いです。
- 直らない場合は、キャッシュ系プラグインやブラウザキャッシュもあわせて削除してから再確認。
- キャッシュ・最適化プラグインの影響を疑う
- Autoptimize やキャッシュ系プラグインが、CSSやJSをまとめる過程で不具合を起こすことがよくあります。
- 「縮小/結合」の設定を一度オフにしてみると、症状が変わるかチェックできます。
- テーマとの相性をテストする
- 一時的に標準テーマ(Twenty Twenty系)に切り替えてみて、崩れ方が変わるかを見る。
- 標準テーマなら崩れない → 今のテーマとプラグインの組み合わせで問題が起きている可能性。
- ブラウザの開発者ツールでエラーを確認
- コンソールでJSエラー、ネットワークタブでCSSファイルの読み込みエラーが出ていないかチェック。
- プラグイン名が含まれるファイルでエラーが出ていれば、ほぼ犯人です。
- 最終的には「その機能が本当に必要か」を再考する
- 見た目のためだけに不安定なプラグインを抱え続けると、今後も更新のたびに同じ問題が起きやすくなります。
- 代替プラグイン・テーマの機能・少量のCSSで代用できないか、一度立ち止まって検討すると良いです。
Q&Aとトラブルシューティングのポイントを押さえておくと、
「よく分からないけど壊れたから全部やり直し……」という事態はかなり減らせます。
- 何をしたときに
- どんな症状が出て
- 何をしたら戻ったか
この3つをメモしておく習慣をつけると、自分だけの「プラグイン運用ノート」になり、
次に同じ問題が起きたときの時間短縮にもつながります。
優先度が下がってきたプラグインと今後の付き合い方
プラグインには「旬」があります。
昔は必須だったものが、今は
- コア機能に取り込まれた
- テーマ側で十分代替できる
- 新しい仕組み(ブロックエディタなど)に主役の座を譲った
といった理由で、「絶対に入れる必要があるわけではない」ポジションに移動しているものも少なくありません。
ここでは、そうしたプラグインとの付き合い方を整理しておきます。
Classic Editorなど「旧来型」プラグインの現在位置
Classic Editor は、ブロックエディタ(Gutenberg)登場前の
旧ビジュアルエディタ(TinyMCE)を使い続けるためのプラグインです。
かつては、
- ブロックエディタが不安定だった
- 対応テーマやプラグインが少なかった
という事情もあり「とりあえずClassic Editorで」という選択が一般的でしたが、
現在は次のように位置づけが変わりつつあります。
- 新しいテーマやプラグインは、ブロックエディタ前提で設計されることが増えている
- WordPress本体のアップデートは、ブロックエディタの進化を中心に進んでいる
- 長期的には「旧エディタ依存」の方が、情報もノウハウも入手しにくくなる
そのため、
- これからサイトを始める人
→ 基本はブロックエディタに慣れていく方針が現実的 - すでに旧エディタで大量の記事を持っているサイト
→ Classic Editorを入れつつ、「新規記事だけブロックエディタで書く」など段階的移行を検討する
といった「ソフトランディング」が現実的です。
Classic Editor は「悪」ではありませんが、
“永遠に使い続ける前提”ではなく、移行の猶予をくれる存在と捉えると、判断しやすくなります。
Page Builder系プラグインとブロックエディタの関係
Elementor や Page Builder by SiteOrigin などの Page Builder 系プラグインは、
ブロックエディタが登場する前から、「ドラッグ&ドロップで凝ったレイアウトを作る」ための主役でした。
今も強力なツールであることに変わりはありませんが、
ブロックエディタやブロックテーマの進化により、次のようなバランスになっています。
Page Builder が向いているケース
- LP(ランディングページ)をピクセル単位で作り込みたい
- クライアントワークで、高度なデザイン要件を満たす必要がある
- テーマを前提にせず、ビルダー側にレイアウトを集約したい
ブロックエディタで十分なケース
- 通常のブログ・オウンドメディア
- 見出し・画像・ボックス・カラム程度の、「読みやすさ重視」のレイアウト
- テーマ側に豊富なブロックが用意されている場合
Page Builder 系の弱点としては、
- プラグインを外すとレイアウトが大きく崩れる(ロックイン問題)
- 機能が多い分、表示速度や管理画面の重さの原因になりやすい
- 将来の大きな仕様変更(フルサイト編集など)との相性を常にチェックする必要がある
といった点があります。
新規サイトなら、
- まずはブロックエディタ+テーマのブロック機能でどこまで作れるか試す
- どうしても届かない部分が出てきたら、Page Builderを局所的に導入する
くらいの順番で考えると、過剰なロックインを避けやすくなります。
以前は必須だったがテーマやコア機能に置き換わりつつある機能
WordPress は本体もテーマも進化し続けているため、
「昔の解説記事では“必須”と言われていたけれど、今はなくても困らない」機能が増えてきています。
代表的な例を挙げると:
- サイトマップ
- WordPress本体に、シンプルなXMLサイトマップ機能が標準搭載
- テーマや総合SEOプラグイン側がサイトマップ機能を持っていることも多い
- 目次・SNSボタン・OGP
- テーマ側で用意されていることが増えた
- 特に有料テーマは、「よく使う装飾・シェアボタン・目次」まで含めて一式提供している
- 画像の遅延読み込み
- ブラウザ側やWordPress側が対応するようになり、
「昔ほど“専用プラグインがないと絶対ダメ”というわけではない」
- ブラウザ側やWordPress側が対応するようになり、
こうした背景があるので、プラグイン導入前に
- 今使っているテーマの機能一覧を確認する
- WordPress本体のバージョンごとの変更点(特にメジャーアップデート)をざっと把握する
- 「昔のブログ記事だけ」を鵜呑みにしない
というステップを挟むと、“もう不要なプラグイン”を新規で入れてしまうミスを減らせます。
ざっくりしたチェックの目安は次の通りです。
| 機能 | まず確認したい場所 |
|---|---|
| 目次・SNSボタン | 現在のテーマ設定 |
| サイトマップ・OGP | SEOプラグイン/テーマ/WordPress本体 |
| レイアウト・装飾ブロック | テーマ独自ブロック・ブロックパターン |
| 画像軽量化・遅延読み込み | サーバー側機能・テーマ設定・ブラウザ |
「すでに備わっている機能を知らずに、同じ役割のプラグインを重ねる」
というのが、今いちばん避けたいパターンです。
将来のアップデートを見据えたプラグイン整理の考え方
長くサイトを運営する前提なら、「増やす技術」より「減らす技術」の方が大事になります。
将来のアップデートやテーマ変更を見据えて、次のような整理の仕方を意識すると楽になります。
1. プラグインの「棚卸し」を定期的に行う
半年〜1年に一度で良いので、
- 現在入っているプラグイン名
- 担当している役割(例:バックアップ、目次、SEOなど)
- 実際に使っている機能
をざっとメモに書き出し、
- 役割が重複しているもの
- ここ1年触っていない機能
- テーマやコア機能で代替できそうなもの
に印をつけておきます。
2. 「将来も残す基幹プラグイン」を決めておく
例えば、
- セキュリティ(1本)
- バックアップ(1本)
- SEO(1本)
- 画像最適化(1本)
- フォーム(1本)
- アクセス解析連携(1本)
のように、長く付き合う前提の“基幹プラグイン”だけを決めておき、 それ以外は「必要なときだけ入れる」という発想に切り替えるイメージです。
3. 新規導入時は「3〜5年後も残っていそうか」を意識する
「面白そうだから入れる」ではなく、
- 更新頻度は十分か
- インストール数はそれなりにあるか
- 開発者や運営元は継続して活動していそうか
といった “息の長さ”の観点 で見るのがポイントです。
将来大きなアップデートが来たときに、
そのプラグインがボトルネックになって、移行・改善を阻む存在にならないか
という目線を持っておくと、「短期的には便利だけれど長期的に足かせになるツール」を避けやすくなります。
まとめると、
- Classic Editor や Page Builder は、状況によってはまだ有効だが、永続前提での依存は避ける
- 昔“必須”だったプラグインも、今はテーマやコア機能で代替できるものが増えている
- 将来のアップデートやテーマ変更を見据え、少数精鋭のプラグイン構成に近づけていく
という方向性が、これからの WordPress では現実的な戦い方になります。
最小限のプラグインで安全かつ快適なサイト運営を
最後に、ここまでのポイントを「明日からどう動くか」という視点で整理します。
「入れすぎない・見極めて選ぶ」ことの重要性
WordPressのトラブル相談を見ていると、原因の多くは「プラグインの入れすぎ」か「役割の重複」に行き着きます。
- サイトが重い
- 表示がおかしい
- 管理画面が真っ白になる
こうした症状の裏側には、
- 同じジャンルのプラグインをいくつも入れている
- 更新されていないプラグインを放置している
- テーマの機能とプラグインの機能がかぶっている
というパターンが非常に多いです。
プラグインは「何となく便利そうだから」ではなく、
このプラグインは、サイトのどの問題を解決するために入れるのか?
と一度言語化してから導入する習慣をつけると、不要なプラグインが自然と減っていきます。
定番プラグインを軸にサイトの目的に合わせて追加する
初心者のうちは、次のような考え方で構成を組むのがおすすめです。
- まず「土台」になるジャンルだけ決める
- セキュリティ
- バックアップ
- SEO・サイトマップ
- 画像最適化
- フォーム(お問い合わせ)
- 各ジャンルで信頼性の高い定番プラグインを1つだけ選ぶ
- 利用者数・更新頻度・レビュー・開発元の情報を確認
- 日本語情報が多いかも、初心者には重要な判断材料
- そのうえで「サイトの目的」に応じて、必要なものだけを足していく
- ブログ寄り → 目次・編集補助・人気記事表示など
- アフィリエイト寄り → 広告管理・商品リンク管理・計測系
- EC寄り → カート機能・決済・在庫管理など
この順番を守ると、
- 何となく入れたプラグインが減る
- どのプラグインが何をしているか把握しやすくなる
- トラブル時に「どこを疑えばいいか」がすぐに見える
というメリットが生まれます。
定期的な見直しとアップデートでトラブルを未然に防ぐ
プラグインは「入れたら終わり」ではなく、運用し続けるソフトウェアです。
安全に使うためには、次の3つを習慣にしておくと安心です。
- 定期的に「棚卸し」をする
- 半年〜1年に一度で良いので、
- 使っていないプラグイン
- 機能がかぶっているプラグイン
- 最終更新が古すぎるプラグイン
を洗い出して、思い切って整理する。
- 半年〜1年に一度で良いので、
- アップデートは「バックアップ → 1つずつ → 動作確認」の順で行う
- まとめて更新しない
- 更新のたびに、表示・フォーム・管理画面の動作をざっと確認する
- もし不具合が出ても、「どの更新が原因か」すぐに特定できる状態にしておく。
- テーマやWordPress本体のアップデート時は、プラグインとの相性も意識する
- 大きなメジャーアップデート前には、
- バックアップの取得
- 利用プラグインの対応状況チェック
- 不安なら、テスト環境やステージング機能を用意し、そこで事前検証する。
- 大きなメジャーアップデート前には、
プラグインは、うまく使えば「小さなチームの代わり」をしてくれる頼もしい存在です。
一方で、選び方と運用を誤ると、サイトを不安定にする“見えない負債”にもなり得ます。
- 役割ごとに1つに絞る
- 定番を軸に、目的に合わせて少しずつ足す
- 定期的に見直して、古いもの・使わないものは手放す
この3つを押さえておけば、初心者でも「最小限のプラグインで、軽くて安全なWordPressサイト」を十分実現できます。
まとめ
WordPressのプラグインは、入れれば入れるほど便利になる“魔法ツール”ではなく、
「役割を明確にして、必要な分だけ選ぶべき道具」です。
この記事では、
- プラグインの仕組みと、安全に使うための基本的な考え方
- 更新頻度・インストール数・レビュー・テーマとの相性といった選定のポイント
- セキュリティ・バックアップ・表示速度・SEO・記事作成など、目的別のおすすめプラグイン
を通して、「入れすぎずに、しっかり守れて、運営が楽になる」構成を紹介してきました。
最後に、プラグイン運用で意識しておきたいのは次の3つです。
- 入れる前に「何の問題を解決したいのか」を一言で言語化する
- 同じ役割のプラグインを重ねない(1ジャンル1本が基本)
- 定期的に見直して、使っていない・古いプラグインは思い切って手放す
この3つを守るだけでも、
表示崩れやエラーに悩まされる確率は大きく下げられます。
これからプラグインを追加するときは、
「とりあえずインストール」ではなく、
サイトの目的と今の構成を一度立ち止まって見直してからにしてみてください。
最小限のプラグインで、軽くて安全、そして更新しやすいWordPressサイト。
それこそが、長く運営を続けていくためのいちばんの近道です。
