WordPressの始め方 完全ロードマップ【超初心者でも10分で開設OK!】
「WordPressってよく聞くけど、正直むずかしそう……」
「サーバー? ドメイン? 専門用語が多すぎて、どこから手をつければいいのか分からない」
「できれば今日中にブログを立ち上げたいけれど、失敗してお金だけムダにしたくない……」
そんなモヤモヤを抱えたまま、解説サイトや動画を渡り歩いていないでしょうか。
実は、必要なポイントさえ押さえれば、WordPressブログは“最短10分”で形にすることができます。
難しく感じるのは、手順そのものよりも「情報がバラバラ」で、全体像が見えていないからです。
この記事では、実際に複数のWordPressサイトを立ち上げてきた経験をもとに、
- 何を準備すればいいのか
- どの順番で設定していけばいいのか
- 初心者がつまずきやすいポイントと、その回避方法
を、専門用語をかみ砕きながら、ひとつの流れとして分かりやすく整理しました。
「パソコンが苦手だけど、自分のブログを持ってみたい」
「将来の収益化も視野に入れつつ、まずは一歩踏み出したい」
そんな方でも、この記事を上から順に進めていけば、
読み終わるころには「自分のWordPressブログ」がちゃんと動いている状態までたどり着けるはずです。
WordPressってどんなサービス? ブログに向いている理由
「ブログをやるならWordPressがいいらしい」と聞いても、
そもそも何者なのかがぼんやりしていると、一歩目が出にくいですよね。
WordPressはひと言でいうと、
自分のサーバーにインストールして使う「サイト制作ソフト(CMS)」で、
ブログから企業サイトまでかなり自由に作れる仕組み
です。
レンタルサーバーと独自ドメインさえ用意すれば、自分専用のブログやサイトを、広告や規約に縛られず運営できます。

WordPressでできること(趣味ブログからビジネスサイトまで)
WordPressは「ブログ専用ツール」ではなく、汎用的なサイト制作ツールです。たとえば、次のようなサイトはすべてWordPressで作れます。
- 日記・趣味のブログ
- 旅行記、子育てブログ、推し活ブログなど
- アフィリエイト・広告収入を狙う特化ブログ
- 個人のポートフォリオサイト
- 企業のコーポレートサイト・採用サイト
- ネットショップ(ECプラグインを利用)
- 会員制サイト・オンラインサロン
- 講座配信・オンラインスクールサイト
同じWordPressでも、テーマ(デザイン)とプラグイン(機能追加)を組み合わせることで、見た目も役割も大きく変わります。
WordPressが選ばれる主なメリット
無料で使えるソフトウェアであること
WordPress本体はオープンソースで、ライセンス費用は0円です。
支払いが発生するのは、以下のような「環境部分」が中心です。
- レンタルサーバー代
- ドメイン料金
- 必要であれば有料テーマ・有料プラグイン
「毎月高額な利用料を払うサービス」は避けたい人にとって、本体は無料で、ランニングコストを自分でコントロールできるのは大きな魅力です。
情報・ノウハウがネット上に豊富
WordPressは世界的に利用者が多いため、日本語情報も山ほどあります。
- トラブル時の対処法を解説したブログ記事
- テーマやプラグインの使い方を解説したYouTube動画
- フォーラム・Q&Aサイトでの過去質問
初心者でも「同じところでつまずいた先輩」がほぼ必ずいるので、検索するだけで解決策が見つかる確率がかなり高いです。
テーマやプラグインでデザインと機能を自在に拡張できる
WordPressの強みは、土台+パーツ構成になっている点です。
- テーマ
→ サイト全体のデザイン・レイアウトを決めるテンプレート - プラグイン
→ 問い合わせフォーム、SEO強化、画像圧縮などの「追加機能」
HTMLやCSSが分からなくても、
- おしゃれなブログ風レイアウト
- 企業サイトっぽい落ち着いたデザイン
- ランディングページ特化の構成
などをテーマ選びだけで切り替えられます。
さらに、必要な機能はプラグインを足すだけでよいので、小さく始めて、必要に応じて拡張していく運用がしやすいです。
SEOに強い構造で検索に強くなりやすい
WordPress自体が、もともとブログ向けに設計されているため、
- 見出し構造(hタグ)が整えやすい
- パーマリンク(URL)を整理しやすい
- カテゴリー・タグで記事を整理できる
など、検索エンジンに理解されやすい作りになっています。
さらに、
- SEO用プラグインでタイトルやディスクリプションを細かく設定
- XMLサイトマップを自動生成して、検索エンジンに記事を送信
といったことも簡単です。
もちろん「WordPressだから絶対上位表示される」わけではありませんが、SEOの土台を整えるための機能が最初から揃っているのは大きなアドバンテージです。
多言語サイトや複数人運営にも対応しやすい
WordPressは、個人ブログから組織運営までスケールしやすい仕組みになっています。
- 多言語対応プラグインを使えば、日本語・英語など複数言語サイトを構築しやすい
- ユーザー権限機能があり、
- 管理者
- 編集者
- 投稿者
など、役割ごとにできることを分けられる
最初は一人で趣味ブログとして始めて、途中から外注ライターやスタッフを招待して記事を投稿してもらう、という運用も現実的です。
初心者が知っておきたいデメリット
メリットだけを見ると「最強ツール」に見えますが、自分で管理する自由さ=自分で責任を持つ範囲が広いという側面もあります。
セキュリティ対策を自分で意識する必要がある
WordPressは利用者が多いぶん、攻撃の対象になりやすい面もあります。
最低限、次のような点は意識しておく必要があります。
- 管理画面のパスワードを強固にする
- 本体・テーマ・プラグインを最新状態に保つ
- 怪しいプラグインを入れない
- バックアップを定期的に取る
「サービス側が全部守ってくれる」というタイプではないので、運営者がセキュリティリテラシーを少しずつ身につけることが大切です。
テーマやプラグインの相性問題が起きることがある
便利なプラグインをたくさん入れると、
- 画面が真っ白になる
- 特定の機能が動かなくなる
といった相性トラブルが起こることもあります。
- 有名どころ・更新が続いているプラグインを選ぶ
- 「とりあえず全部入れる」のではなく、本当に必要なものだけに絞る
- テーマ作者が推奨・非推奨としているプラグイン情報を確認する
といった工夫でリスクを下げられますが、多少のトラブルシューティングは避けられないと考えておいたほうが気が楽です。
設定次第では表示速度が遅くなることもある
- 画像を大量に載せる
- プラグインを入れ過ぎる
- 安価すぎるサーバーで負荷が高い
といった条件が重なると、ページ表示がもっさり重くなることがあります。
ただし、これは「WordPressだから遅い」のではなく、設定と環境の問題が大きいです。
- 画像を圧縮するプラグインを使う
- 不要なプラグインを削除する
- ある程度性能のあるサーバーを選ぶ
などを意識すれば、初心者でも十分実用的な速度にできます。
管理・更新作業の手間がかかる場合がある
WordPressはインストールして終わりではなく、その後も
- 本体・テーマ・プラグインのアップデート
- 定期的なバックアップ
- 不要プラグイン・不要ページの整理
といった「サイトの健康診断」的な作業が発生します。
一見面倒ですが、裏を返せば、
- 自分の資産(サイト)を自分でコントロールできる
- 急にサービス終了してデータが消えるリスクが小さい
というメリットにもつながります。
「SNSのアカウント」より一段階重い責任と引き換えに、自分の土台を持てる、という感覚に近いです。
メリット・デメリットをざっくり整理
| 項目 | 内容のイメージ |
|---|---|
| 主なメリット | 無料で使える/情報が豊富/デザインと機能を自由にカスタマイズ/SEOの土台が作りやすい/多言語・複数人運営もしやすい |
| 主なデメリット | セキュリティを自分で意識する必要がある/テーマ・プラグインの相性問題/設定によっては表示速度が落ちる/定期的な管理・更新の手間 |
まとめると:
- 「自分のブログ・サイトを自前の土台で育てたい人」
- 「将来的に収益化やビジネス利用も視野に入れている人」
にとって、WordPressはかなり相性の良い選択肢です。
逆に、とにかく何も考えずに今すぐ書き始めたいだけなら、最初は無料ブログサービスから試してみて、その後WordPressに乗り換える、というルートも十分アリです。
WordPressの種類と「無料/有料」の違いを整理しよう
WordPressとひとことで言っても、実は2つのサービス形態と、無料/有料の選択肢があります。
ここを曖昧なまま始めると、
- 「思ったより広告だらけだった……」
- 「このプランだと収益化できないの!?」
- 「サーバーって別で必要だったの?」
など、後から後悔しがちです。
この章では、最初に知っておくべき「仕組みの違い」を整理しておきましょう。
インストール型とサービス型の2パターン
WordPressには、大きく分けて次の2種類があります。
| 種類 | イメージ | サーバー | ドメイン | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| WordPress.org | 自前で動かすソフト | 自分で用意 | 自分で取得 | 収益化・カスタマイズ重視 |
| WordPress.com | ブログサービス | 用意済み | プランによる | 手軽さ優先の初心者 |
順番に見ていきます。

WordPress.org(サーバーに自分でインストールするタイプ)
公式サイトからWordPressをダウンロードし、レンタルサーバーに自分でインストールして使う形です。
特徴をざっくり言うと、
- サーバー・ドメインを自分で契約する
- テーマ・プラグインをほぼ自由に選べる
- 広告や課金方法も自分で決められる
- 代わりに、管理もトラブル対応も自分の責任
というスタイルです。
いわゆる「ブロガーがよく使っているWordPress」「アフィリエイトで稼ぐ人が使うWordPress」は、このWordPress.org+有料サーバーの組み合わせです。
WordPress.com(Webサービスとして提供されるタイプ)
一方の WordPress.com は、「サーバー込みのブログサービス」というイメージに近いです。
- アカウント登録するだけで使い始められる
- サーバーの契約やインストール作業は不要
- プランによって広告の有無や使える機能が変わる
手軽さは抜群ですが、無料プランや安いプランには制限が多いのがポイントです(独自ドメイン不可、勝手に広告が出る、プラグインが使えないなど)。
完全無料で始める方法の概要
「とにかくお金をかけずにWordPressを触ってみたい」という場合、完全無料でスタートする道もあります。代表的なのは以下の2つです。

WordPress.comの無料プランを使う場合
もっとも手軽なのは、WordPress.comの無料プランです。
- メールアドレス登録だけで開始できる
- サーバー費用・ドメイン費用ともに不要
- ブログサービス感覚で記事を書き始められる
その代わり、
- URLが「〇〇.wordpress.com」のようになる
- WordPress.com側の広告が表示される
- プラグインが使えない/テーマの自由度が低い
- 商用利用や収益化に制限があるプランもある
といった制約がつきまといます。
「まずはWordPressの操作感を触ってみたい」
「日記レベルで、収益化は考えていない」
という人には悪くない入り口ですが、本気でブログ運営したいなら、途中で.org+有料サーバーへの乗り換えがほぼ必須になります。
無料サーバー+無料ドメインで運用する場合
もう一つの完全無料ルートが、
無料レンタルサーバー + 無料サブドメイン
に、WordPress.orgをインストールする方法
です。
- WordPress.orgの仕組みで動かせる
- 一応、プラグインやテーマも(サービスの範囲内で)利用可能
というメリットはあるものの、
- サーバーが不安定で、表示速度が遅い
- 利用規約的に商用利用NGのことも多い
- サービス終了リスクが高い
- 容量・転送量の制限が厳しい
といった理由から、実運用にはあまりおすすめしにくいのが本音です。
技術的な検証や「試しに構築してみる練習」ならアリですが、長く育てたいブログには向きません。
無料版と有料版で変わるポイント
「無料」か「有料」かで、特に差が出やすいのは次の3つです。
ドメイン名の見た目・ブランド感の違い
- 無料環境
example.wordpress.comexample.freeblog.jpのように、サービス名がくっつく
- 有料(独自ドメイン)
example.comexample.jpなど、自分専用のURLになる
独自ドメインの方が、
- 読者にとって覚えやすく、信頼性も高い
- サービスを乗り換えてもドメインを育て続けられる
- 広告主やASPからも「本気度」が伝わりやすい
といった利点があり、「資産としてサイトを育てたいかどうか」の分かれ目になります。
サーバースペック・表示速度・安定性の差
無料サーバーや無料プランでは、
- CPU・メモリなどのリソースが絞られている
- アクセスが増えると急に重くなる
- メンテナンスや制限が突然入ることもある
一方、有料レンタルサーバーでは、
- WordPress向けに最適化された環境
- 表示速度を意識したチューニング
- 24時間稼働を前提にした運用体制
などが整っており、「読者がストレスなく読めるか」と「SEO評価」にも直結しやすい部分です。
広告表示の有無と制御できる範囲
- 無料ブログや無料プラン
- サービス側の広告が自動で挿入される
- 自分の広告を貼れない/貼れる場所が制限されることも多い
- 有料(独自運用)
- 自動広告は基本的になし
- 自分の広告(アフィリエイト、AdSenseなど)を自由に配置可能
ここは、収益化を考えるなら決定的な差になります。
「せっかくアクセスがあるのに、ブログサービス側だけが儲かる」という構造を避けたいなら、早い段階で有料環境に移行したほうが、長期的にはコスパが良いケースがほとんどです。
収益化を狙うなら有料WordPressを推したい理由
結論から言うと、
「ブログでお金を稼ぎたい」と少しでも考えているなら、
WordPress.org + 有料レンタルサーバー + 独自ドメイン 一択に近い
と考えておいて問題ありません。
その理由はシンプルで、
- どんな広告を、どこに、どのように貼るかを自分で決められる
- 規約変更ひとつでアカウントごと吹き飛ぶリスクが小さい
- サイトの価値(ドメイン・コンテンツ)を自分の資産として蓄積できる
からです。
無料ブログや無料プランは、
- 「ブログというものを触ってみる」
- 「日記的にライトに書きたい」
といった目的なら十分役に立ちますが、
- ASP広告をしっかり貼りたい
- 検索流入を増やして長期的に育てたい
- いずれは商品販売やサービス集客にも使いたい
といった方向性を少しでも考えるなら、最初から有料WordPressで始めた方が、後からの引っ越しコストを考えると結果的に安くつくことが多いです。
迷ったときのざっくり指針
最後に、選び方をざっくりまとめるとこんな感じです。
| あなたの目的 | 選びたい構成 |
|---|---|
| とりあえずWordPressに触れてみたい/日記ブログで十分 | WordPress.com無料プラン or 無料ブログサービス |
| 将来の収益化もぼんやり視野に入れている | 早めに WordPress.org + 有料レンタルサーバー + 独自ドメイン |
| 本気でブログ収益化・ビジネス集客を狙いたい | 最初から有料環境(.org+独自ドメイン)一択 |
この章で「仕組み」と「違い」がクリアになっていれば、
次のステップである サーバー選び・ドメイン取得・インストール作業 の判断がかなり楽になります。
WordPressを始める前に準備しておくこと
いきなりサーバー契約やインストールに走る前に、ここで整理しておくかどうかで、その後の運営の楽さがかなり変わります。
この章では、
- どんなサイトにするか
- 何を用意すれば始められるのか
- お金がどのくらいかかるのか
を、初心者向けにコンパクトに整理していきます。
事前に決めておきたいサイトの方向性
WordPressは自由度が高いぶん、方向性があいまいなまま始めると迷走しがちです。最低限、次の3点だけは決めておきましょう。
- 目的
例)日記・趣味ブログ/アフィリエイトで収益化/仕事の実績紹介/お店の集客 など - ターゲット
「誰に読んでほしいのか」を一文で言えるレベルまで絞る
例)「転職を考えている20代エンジニア」「子育て中の30代ママ」など - サイトのタイプ
- 更新中心:ブログ型(記事をどんどん追加)
- 情報整理中心:ホームページ型(固定ページがメイン)
- その両方を組み合わせたハイブリッド型
ノートに「このサイトで叶えたいこと」を3〜5行書き出すだけでも、
ドメイン名の決め方・デザイン・記事テーマがブレにくくなります。
WordPress開設に必要な3つの要素
WordPressで「自分の家のようなサイト」を持つには、ざっくり次の3つが必要です。
- 独自ドメイン(住所)
- レンタルサーバー(家を建てる土地)
- テーマ(内装・デザイン)
ひとつずつ、イメージを固めておきましょう。
独自ドメイン(サイトの住所)
独自ドメインとは、「◯◯◯.com」「◯◯◯.jp」などの自分専用のURLのことです。
- ブログの名刺代わりになる
- 名刺・SNS・プロフィールなど、あらゆる場所で統一して使える
- サービスを乗り換えても、ドメインを変えずに運営を引き継げる
という意味で、サイトのブランドの土台になります。
決めるときのポイントは、
- 短く・覚えやすく・打ちやすい
- テーマやジャンルを連想しやすい
- 他社の商標にかぶらない(○○amazon○○などはNG)
あたりを押さえておくと安心です。



レンタルサーバー(サイトを置く場所)
レンタルサーバーは、WordPressを置いて24時間ネットに公開してくれるコンピュータの貸しスペースです。
初心者向けには、
- WordPressの「簡単インストール」や「クイックスタート」がある
- 表示速度が速く、安定稼働している
- 自動バックアップやセキュリティ対策が標準で備わっている
- 日本語サポートやマニュアルがしっかりしている
といった条件を満たすサービスを選ぶと、技術に自信がなくても運営しやすくなります。


テーマ(デザインテンプレート)
テーマは、サイト全体の見た目やレイアウトを決めるテンプレートです。
- 無料テーマ:コストを抑えて始めたい人向け
- 有料テーマ:デザイン性・機能性・サポートを重視したい人向け
ポイントは、「今の自分のレベルで無理なく使えるかどうか」。
最初から完璧なテーマを選ばなくても、
- まずはシンプルな無料テーマでスタート
- 記事を書く習慣がついてから、有料テーマに乗り換え
という流れでもまったく問題ありません。

初期費用・ランニングコストの目安
「毎月どのくらいお金がかかるのか」が見えないと、不安で一歩目が出づらいですよね。
ここでは、一般的な個人ブログレベルを想定した目安をまとめます。
費用項目の内訳(サーバー料金・ドメイン費用・テーマ代など)
大きく分けると、費用は次の3カテゴリです。
| 項目 | 例 | 支払いタイミング |
|---|---|---|
| サーバー料金 | 共用レンタルサーバー代 | 月額 or 年一括 |
| ドメイン費用 | .com / .jp などの取得・更新 | 年間 |
| テーマ代 | 有料テーマ購入費 | 買い切り or 年間ライセンス |
※ここでは「有料サーバー+独自ドメイン」を前提にしています。
月額いくらくらいから始められるか
目安としては、次のようなイメージです。
- サーバー:月500〜1,500円前後(プランや契約期間により変動)
- ドメイン:年1,000〜3,000円前後(ドメインの種類による)
- 有料テーマ:1〜2万円台の買い切りが多い(※必須ではない)
これらをならすと、
- 最低限コストを抑えた構成
- サーバー:月700円前後
- ドメイン:年1,000〜2,000円
→ 月あたり1,000円くらいからスタート可能
- 有料テーマも使って本気で運営する構成
- 月1,000〜2,000円+初期に1〜2万円程度(テーマ代)
というのがおおまかなラインです。
趣味としては少しお金がかかりますが、
「サブスク1〜2本分で、自分のメディアを1つ持てる」と考えると、リターンを見込める投資とも言えます。
無料で始めた場合に起こりがちな制約
一方で、「完全無料」で始める選択肢も確かに存在します。
ただし、次のような制約は覚悟しておく必要があります。
- ドメインが「◯◯◯.wordpress.com」「◯◯◯.blogservice.jp」のように、サービス名付きになる
- 自分の意図しない広告が表示されることがある
- テーマやプラグインが制限され、やりたいカスタマイズができないケースが多い
- 商用利用・アフィリエイトに厳しい規約の場合もある
- 将来、有料WordPressに移行するときに記事の引っ越し作業が発生する
「とりあえず触ってみる」には便利ですが、
長く育てたいブログ・収益化を目指すサイトには不向きです。
まとめると:
- 方向性(目的・ターゲット・サイトタイプ)をざっくり決めてから
- 独自ドメイン+レンタルサーバー+テーマの3点セットを用意し
- 月1,000円前後は「自分のメディアの維持費」として見込んでおく
という準備ができれば、あとは手順に沿って作業するだけです。
ここまで固まっていれば、途中で「あれ、何のためにやってるんだっけ?」と迷いにくい状態になっています。
WordPressに適したレンタルサーバーの選び方
WordPressは「どのサーバーでも動く」一方で、サーバー選びで快適さもトラブル頻度も大きく変わるツールです。
ここでは、最初に押さえておきたい判断基準と、代表的なサーバーの特徴を整理します。

サーバー選びでチェックしたいポイント
表示速度と安定性
WordPressはPHP+データベースで動くため、非効率なサーバーだとすぐに表示が重くなります。
見るポイントは次のとおりです。
- 「WordPress向け高速化」など、公式に高速化をうたっているか
- SSDストレージ・LiteSpeed / Nginx などの記載があるか
- 「同時アクセス数」「転送量」の目安が公開されているか
ブログは速さそのものが離脱率やSEOに直結します。
迷ったときは「月数百円だけ安い遅いサーバー」より、「多少高くても速いサーバー」を選んだ方が、長期的にはメリットが大きいです。
WordPressの簡単インストール機能の有無
初心者がつまずきやすいのが、インストール作業とデータベース設定です。
ここをショートカットしてくれるのが、
- 「WordPress簡単インストール」
- 「WordPressクイックスタート」
- 「かんたんセットアップ」
といった機能です。
これらがあると、申し込み画面でブログ名やIDを入れるだけで、インストール〜SSL設定まで自動で完了します。
初めての人ほど、この機能があるサーバーを選んだ方が安心です。
セキュリティ・バックアップ体制
WordPressは世界的に利用者が多く、攻撃対象にもなりやすいサイトです。
サーバー側で、次のような機能が用意されているかを確認しておきましょう。
- WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の有無
- 不正アクセス防止機能(ログイン試行制限など)の有無
- 自動バックアップの頻度と復元のしやすさ
- 管理画面からのワンクリック復元に対応しているか
サイト運営に慣れていないうちは、「万が一のときに、サーバー管理画面から戻せる」ことが非常に重要です。
料金とキャンペーン、コスパ
サーバーの料金は、
- プラン(ディスク容量・性能)
- 契約期間(3ヶ月/12ヶ月/36ヶ月 など)
- キャンペーンの有無
で大きく変わります。
見るべきなのは「通常料金」と「更新時の料金」。
初年度だけ極端に安く、更新で一気に上がるパターンもあるので、
- 長期で使う前提なら、12ヶ月〜36ヶ月の総額で比較
- お試しなら、初年度費用を抑えつつ、更新前に見直せるプランを選ぶ
といった視点を持っておくと、「気付いたら高額になっていた」を避けやすくなります。
サポートの分かりやすさ・対応時間
初心者ほど、サポート品質が「保険」になります。
- マニュアル・ヘルプセンターが日本語で充実しているか
- チャット/メール/電話など、問い合わせ方法の種類
- 対応時間(平日昼だけなのか、夜や土日も対応しているのか)
WordPressは「ちょっとした操作ミス」で簡単にログインできなくなることがあります。
そのときに、日本語で相談できる窓口があるかどうかは、想像している以上に重要です。
人気レンタルサーバーの比較
ここからは、WordPressユーザーの間でも利用者が多い代表的なサービスを、特徴ごとに整理します。
ConoHa WINGの特徴とおすすめポイント
ConoHa WING は、WordPress特化の機能と速度のバランスが良いサーバーです。
- 「かんたんセットアップ」で10分開設が可能
申込画面でブログ名・ドメイン名などを入れるだけで、
ドメイン取得 → WordPressインストール → SSL設定まで自動で完了します。 - 表示速度に強みがある
サーバー側のチューニングに力を入れており、体感でも速いと感じる人が多い印象です。
画像の多いブログや、スマホユーザーが多いサイトとも相性が良いです。 - 管理画面が直感的で初心者にも扱いやすい
WordPressのインストール状況・ドメイン設定・メールなどが、
比較的分かりやすいUIでまとまっているため、「管理画面が怖い」という人にも向いています。 - セキュリティ対策が標準で充実している
WAFや不正アクセス対策、無料の独自SSLなど、
初心者が自力でやろうとすると大変な部分が最初から揃っています。 - キャンペーンでお得に始められることが多い
初年度の割引や、長期契約での月額ダウンなど、
タイミング次第でかなり安くスタートできるケースもあります。
「WordPress専用でサクっと始めたい」「管理画面の分かりやすさを重視したい」
という人には、候補に入れておきたいサーバーです。

エックスサーバーの特徴とおすすめ理由
エックスサーバーは、長年WordPressサイト運営者から支持されている王道のレンタルサーバーです。
- 長年の運用実績と高い安定性
法人サイトや大規模ブログでも使われることが多く、
「とにかく落ちない・速い」という点で評価されています。 - WordPressクイックスタートで即日ブログを公開できる
ドメイン取得・サーバー契約・WordPressインストール・SSL設定を
まとめて自動化してくれる機能があり、初心者でも迷いにくい構成です。 - 独自ドメイン永久無料などの特典がある場合も
キャンペーン期間中は、新規契約でドメインが1つ永久無料になることがあり、
長期運用を前提にするなら、この特典だけでもコスパが良くなります。 - サポートとマニュアルが豊富で安心
詳細なマニュアルが公開されており、
「困ったときに検索すると、だいたいエックスサーバーの解説記事に行き着く」というレベルで情報量があります。
「実績と安定性を重視したい」「将来アクセスが増えても安心なサーバーにしたい」
という場合は、最有力候補と言ってもよいサービスです。

その他の代表的なサーバー
上記2社以外にも、用途によっては候補に入れてよいサーバーがあります。
- ロリポップ!:低価格で始めたい人向け
月額数百円台から始められるプランもあり、
とにかく予算を抑えたい人・お試しで始めたい人にとって敷居の低いサービスです。 - さくらのレンタルサーバー:老舗で信頼感がある
長く運営されている国内サービスで、
安定感・堅実さを評価するユーザーに根強い人気があります。 - お名前.comレンタルサーバー:ドメインとセットで管理しやすい
ドメイン取得サービスと一緒に使うことで、
「サーバーもドメインも1つのアカウントでまとめて管理したい」という人に向いています。



キャンペーン・クーポンのチェックポイント
サーバーは、タイミング次第で初期費用が数千円単位で変わるジャンルです。
申し込む前に、必ず公式サイトや案内ページをチェックしておきましょう。
期間限定割引や初期費用無料の活用方法
よくあるパターンとしては、
- 初期費用無料
- 月額◯%OFF(12ヶ月以上の契約が条件)
- ドメインの取得・更新が一定期間無料
といったキャンペーンです。
注意したいのは、
- 「初年度だけ安く、2年目以降は通常料金に戻る」
- 「◯ヶ月以上の契約が条件」
といった条件の有無。
1〜2年運営する前提で、総額がいくらになるかをざっくり計算しておくと、「思ったより高かった…」を避けやすくなります。
限定クーポンなどの使いどころ
ASPやアフィリエイト経由で、
- 「◯円OFFクーポン」
- 「独自ドメインがさらにお得」
といった限定クーポンが配布されていることもあります。
- 公式キャンペーン
- 比較サイト・ブログ経由のクーポン
を一通りチェックし、一番トータルで安くなる窓口から申し込むのがおすすめです。
まとめると:
- サーバー選びでは「速さ・安定性・簡単インストール・セキュリティ・サポート」を軸に見る
- ConoHa WING と エックスサーバーは、WordPress初心者〜中級者にとって鉄板候補
- 料金は「キャンペーン込みの総額」で比較し、長期目線で判断する
このあたりを押さえておけば、「失敗したサーバー選び」のリスクはかなり減らせます。
WordPressブログ開設までの全体像
ここからは、「何を・どの順番でやれば、自分のブログがネットに公開されるのか」を、ざっくり俯瞰しておきます。
細かい設定に入る前に、まずは「全体の地図」を頭に入れておくことが大事です。
まずは大まかな流れをつかもう
WordPressブログが読める状態になるまでの流れは、シンプルにすると次の1本線です。
サーバー契約 → ドメイン取得 → SSL設定 → WordPressインストール → 初期設定 → 記事作成
それぞれの工程で「何が決まるのか」だけ押さえておきましょう。
- サーバー契約
サイトを置く「土地」を借ります。
→ レンタルサーバー会社・プラン・契約期間を決めるステップ。 - ドメイン取得
example.comのような、サイトの「住所」を取ります。
→ ブログ名やジャンルと相性の良いドメイン名を決める工程。 - SSL設定(https化)
アドレスをhttps://~にして、通信を暗号化します。
→ 今は常時SSLが前提なので、必須のステップと考えてOKです。 - WordPressインストール
サーバーの上に「WordPress本体」を入れます。
→ クイックスタートなら自動、手動なら自分で設定していく工程。 - 初期設定
サイトタイトル、パーマリンク、テーマ、プラグインなど、
「最低限これだけ整えておけば運営を始められる」という土台作りです。 - 記事作成
実際に記事を書いて公開していくフェーズ。
→ カテゴリー設計や、読まれるタイトルの付け方などは、ここで育てていきます。
最初は「専門用語だらけ」に見えますが、やっていることは「土地を借りて家を建てる」のと同じです。
流れさえ理解していれば、あとから多少つまずいても、どこまで戻ればいいか判断しやすくなります。
クイックスタート(自動インストール)の概要
最近のレンタルサーバーには、WordPress専用の「クイックスタート」や「かんたんセットアップ」機能が用意されています。
イメージとしては、
申込フォームの中で
「サーバー契約」「ドメイン取得」「SSL設定」「WordPressインストール」
を一気に自動処理してくれる仕組み
です。
たとえば、クイックスタートを使う場合の流れはこんな感じです。
- サーバーの申し込み画面にアクセス
- プランと契約期間を選ぶ
- 「WordPressクイックスタート」や「かんたんセットアップ」をオンにする
- 取得したいドメイン名を入力
- ブログタイトル・ユーザー名・パスワードを入力
- 支払い情報・アカウント情報を登録
- 数分待つと、WordPressにログインできるURLが届く
FTPやデータベースの知識が不要なので、
- 初めてWordPressを触る
- 細かい構成よりも「とにかく早く始めたい」
- セキュリティ設定(SSLとか)は自動で済ませてしまいたい
といった人に向いています。
●ポイント
- クイックスタートを使うと「サーバー契約だけして、インストールを忘れた」というミスが起きにくい
- その代わり、「お試し期間無し」「即時課金」になるケースもあるので、契約条件だけは事前にチェックしておきましょう。
手動インストールの概要(FTPやデータベースを使う方法)
一方で、「あえて」手動インストールを選ぶケースもあります。
たとえば、
- サーバーに慣れていて、自分のやり方で構成したい
- 一つのサーバーに複数のWordPressサイトを置きたい
- クイックスタート非対応のサーバーを使っている
などの場合です。
手動インストールのざっくりした流れは次のとおりです。
- レンタルサーバーを契約し、管理画面にログイン
- ドメインをサーバーに設定(ネームサーバーの切り替えなど)
- サーバー側でデータベース(MySQLなど)を作成
- 公式サイトからWordPress本体をダウンロード
- FTPソフトで、サーバーにファイルをアップロード
- ブラウザで
https://取得したドメイン/にアクセス - インストール画面で、データベース名・ユーザー名などを入力
- サイト名・管理ユーザーを設定してインストール完了
クイックスタートと比べると、正直手間は増えますが、
- サイト構成(ディレクトリ構造)を細かくコントロールできる
- 複数サイトをまとめて管理しやすい
- 「中身の仕組み」を理解しやすく、トラブル時の対処力がつく
といったメリットもあります。
ただし、初心者が最初の1サイト目から手動インストールに挑戦する必要はありません。
まずはクイックスタートで1つブログを立ち上げてみて、
「WordPressで記事を更新する感覚」
「サーバー管理画面の雰囲気」
に慣れてきた段階で、2つ目以降のサイトで手動インストールに挑戦するくらいが、現実的でストレスも少ない進め方です。

まとめると:
- 全体像は「サーバーとドメインを準備 → WordPressを入れて → 初期設定 → 記事を書く」の流れ
- 初めてなら、クイックスタート(自動インストール)を使うのが圧倒的に楽
- 手動インストールは「仕組みを理解したい」「複数サイトを本気で運用したい」段階で検討すればOK
この全体像が頭に入っていれば、以降の細かい手順も「今どのフェーズをやっているのか」が分かるようになり、迷子になりにくくなります。
クイックスタート/かんたんセットアップでブログを作る手順
ここでは、「サーバーの申込みをしながら、同時にWordPressブログも完成させてしまう」ための手順をまとめます。
細かい専門知識はほとんど不要なので、初心者ほどクイックスタート系の機能を使うのがおすすめです。
ConoHa WINGを使ったWordPress開設フロー
プラン選択と契約期間の決定
- ConoHa WINGの公式サイトにアクセス
- 「WINGパック」などのWordPress向けプランを選択
- サーバーのグレード(ベーシック/スタンダードなど)と契約期間を決める
ポイント
- 最初はベーシックで十分なことがほとんど
- 12ヶ月以上の契約にすると、月額が一気に下がるケースが多いです
アカウント情報・お客様情報の入力
続いて、ConoHaで使うアカウントを作ります。
- メールアドレス
- パスワード
- 氏名・住所・電話番号 など
をフォームに入力していきます。
ここで登録したメールアドレスに、請求や重要なお知らせが届くので、普段から確認するアドレスを使いましょう。
SMS・電話による本人確認
不正利用防止のため、SMS(ショートメッセージ)か電話で認証コードを受け取るステップがあります。
- 認証に使う電話番号を入力
- 「SMS認証」または「自動音声通話」を選択
- 送られてきた数字のコードを、画面に入力
ここでつまずく原因の多くは、番号の入力ミスか、SMS受信拒否設定です。うまく届かないときは、番号や設定を見直してみてください。
支払い方法の登録
支払い方法としては、主に以下のような選択肢があります。
- クレジットカード
- ConoHaチャージ(プリペイド的な前払い)
長く使う前提なら、毎月の更新を忘れにくいクレジットカード登録が一般的です。
短期検証なら、チャージを使って「いつまで使うか」を自分で決めるのもアリです。
WordPressかんたんセットアップで
ConoHa WINGの「かんたんセットアップ」を使うと、この段階でブログも一気に完成します。
独自ドメインの設定
- 希望するドメイン名(例:
example.com)を入力 - 取得可能かどうか、その場でチェック
ビジネス用でなければ、.com にこだわらず、.net や .blog なども候補に入れてみると、短くて覚えやすいドメインが見つかることもあります。
サイト名・ユーザー名・パスワードの入力
- サイト名:あとから変更可能なので、仮タイトルでもOK
- ユーザー名:安易に「admin」にしない(セキュリティ的に危険)
- パスワード:英数字・記号を混ぜた長めのものにする
この3つは、後でWordPressにログインするための鍵になります。
メモアプリやパスワード管理ツールに、忘れないように控えておきましょう。
自動で独自SSLを有効化する
かんたんセットアップでは、独自SSL(https化)の設定も自動で実行されます。
- サーバー側で証明書を発行
- WordPressのURLも
https://で作成
手動だと面倒な設定ですが、ここは「勝手に良い感じにやってくれている」と理解しておけば大丈夫です。
完了画面と開設完了メールの確認
すべての入力が終わると、
- 管理画面のURL
- サイトのURL
- 管理者ユーザー名(ID)
などが表示された完了画面が出ます。
同じ内容がメールでも届くので、そのメールは専用フォルダに保存しておくと安心です。
エックスサーバーのWordPressクイックスタート手順
申し込みフォームにアクセスする
エックスサーバーの公式サイトから「お申し込み」ボタンを押し、
- 新規申し込み
- プラン選択画面
へ進みます。
サーバープランと契約期間を選ぶ
- X10(スタンダード)プランなど、一般的なプランを選択
- 契約期間(3ヶ月~36ヶ月)を選ぶ
「あとで変更できる?」と不安になりますが、プラン変更や期間延長は後からでも可能なので、最初は無理のない期間を選べばOKです。
「WordPressクイックスタートを利用する」にチェック
申込み画面の途中にある、
- 「WordPressクイックスタートを利用する」
のチェックボックスをオンにすると、
- サーバー契約
- ドメイン取得
- WordPressインストール
- SSL設定
までを一括で処理するモードに切り替わります。
※クイックスタート利用時は「無料お試し期間なし・即時支払い」になることが多いので、注意事項を必ず読みましょう。
取得したいドメイン名を入力する
- 希望するドメイン名を入力
- 取得可能かどうか、その場で判定
エックスサーバーのキャンペーンによっては、独自ドメインが1つ「永久無料」になることもあるので、ここでしっかり決めておくとお得です。
WordPressの基本情報(サイト名・ユーザー名など)を登録
WordPressで使う情報を入力します。
- サイト名
- ユーザー名
- ログイン用パスワード
- メールアドレス
ConoHaのときと同じく、
- ユーザー名は推測されにくいもの
- パスワードは強固なもの
を意識しておけばOKです。
テーマの選択(無料/有料から選ぶ)
クイックスタートでは、申し込み時にテーマ選択画面が表示されることがあります。
- すぐに有料テーマを使う場合 → ここで同時購入
- いったん無料テーマで様子見 → 「とりあえず無料」を選択
どちらでも構いませんが、迷うなら一旦無料テーマで始めて、操作に慣れてから乗り換える方が心理的ハードルは低いです。
アカウント情報・支払い情報の入力
- Xserverアカウントとしてのログイン情報
- 氏名・住所・連絡先
- クレジットカード情報 など
を順番に登録していきます。
ここもConoHaと同様、今後の連絡が届くアドレスを使うことが重要です。
認証コードの確認・入力と申し込み内容の確定
不正申し込み防止のため、
- メールアドレスやSMSに認証コードが届く
- その数字を画面に入力
- 契約内容を確認して申し込みを確定
という流れになります。
「桁数が多くて覚えづらい」と感じたら、コピー&ペーストで入力すればOKです。
設定完了メールの受信と動作確認
申し込みが完了すると、数分〜十数分ほどで、
- サーバーの情報
- 管理画面URL
- WordPressログイン用のURL
などが書かれたメールが届きます。
届いたら、
- ブラウザでブログのURLにアクセス(表示されるか確認)
- 管理画面URL(
/wp-admin)にアクセスしてログイン
ができるかを試しておきましょう。
ここまでできれば、「開設」自体は完了です。
他社サーバーでの自動インストールの共通ステップ
ConoHa WING・エックスサーバー以外でも、最近のレンタルサーバーの多くには、WordPressの自動インストール機能が用意されています。
名称は違っても、流れはだいたい共通しています。
サーバー管理画面にログインする
- 契約後に送られてくるメールに記載されたURLから、
サーバーのコントロールパネルにログインします。
ID・パスワードを紛失しないよう、メールごと保存しておく習慣をつけると安心です。
「WordPress簡単インストール」メニューを探す
管理画面で、
- 「サイト設定」
- 「アプリケーション」
- 「簡単インストール」
などのメニューの中から、WordPressインストール用の項目を探します。
表記は多少違っても、アイコンや説明文に「WordPress」と書かれていることがほとんどです。
ドメインを選択し、サイト情報を入力
- インストール先となるドメイン(またはサブドメイン)を選ぶ
- サイトタイトル・ユーザー名・パスワード・メールアドレスなどを入力
ここで指定したドメイン配下に、WordPressが自動的にセットアップされます。
インストール完了後、管理画面URLを控えておく
インストールが終わると、
- サイトURL
- 管理画面URL(通常は
https://ドメイン名/wp-admin) - ログインID・パスワード
が表示されるか、メールで送られてきます。
この3つは、ブログ運営の入口となる「玄関」です。
ブックマークしておくのはもちろん、パスワード管理ツールやノートにも控えておきましょう。
まとめ
- クイックスタート/かんたんセットアップを使えば、サーバー契約と同時にWordPress開設まで完了できる
- ConoHa WING・エックスサーバーは、画面に沿って進めれば迷いにくい構成になっている
- 他社サーバーでも、「管理画面にログイン → WordPress簡単インストール → サイト情報入力 → URL控える」の流れはほぼ共通
ここまで終われば、次は「初期設定」と「デザイン調整」、そして記事作成に進む段階です。
難しいコードは一切触らなくても、ブログの土台はもう出来上がっています。
手動インストールでWordPressを導入する場合
クイックスタートが使えないサーバーや、
「仕組みをちゃんと理解したい」という人は、手動インストールに挑戦することになります。
やること自体はシンプルで、
「WordPressのファイルをサーバーに置いて、
データベースとつないであげる」
この2点です。順番に見ていきましょう。
公式サイトからWordPress本体をダウンロードする
- ブラウザで WordPress の公式サイトにアクセス
- 最新版の WordPress 本体(ZIPファイル) をダウンロード
- ダウンロードした ZIP を、自分のPC上で解凍する
解凍すると、
wp-adminwp-contentwp-includes- その他いくつかのファイル(
index.phpやwp-config-sample.phpなど)
というフォルダとファイル一式が出てきます。
このフォルダごと、のちほどサーバーに転送します。
FTPソフトを準備してサーバーにアップロードする
サーバーにファイルを送るには、FTP / SFTP クライアントソフトを使います。
よく使われるのは以下のようなものです。
- FileZilla
- WinSCP
- Cyberduck など
事前にやっておくことは2つだけです。
- サーバー管理画面で「FTPアカウント情報(ホスト名・ユーザー名・パスワード)」を確認
- FTPソフトにその情報を登録して接続できるかテスト
接続できたら、
- ルートディレクトリ(
public_htmlやwwwなど)に
解凍した WordPress ファイル一式をアップロードします。
サブディレクトリ配下に設置したい場合は、
example.com/blog/にしたい → サーバー側でblogフォルダを作り、その中にアップロード
という形でもOKです。
アップロードには少し時間がかかるので、転送完了まで待ちましょう。
データベース(MySQL等)を作成しておく
WordPressは、記事や設定をデータベースに保存します。
多くのレンタルサーバーでは、MySQL(MariaDB)が利用されます。
サーバーの管理画面から、次の手順で準備します。
- 「MySQL設定」や「データベース」メニューを開く
- 新しいデータベースを作成(例:
wp_blog) - データベースユーザーを作成し、パスワードを設定
- そのユーザーに、今作ったデータベースへの権限を付与
ここで控えておくべき情報は以下の4つです。
- データベース名(DB_NAME)
- データベースユーザー名(DB_USER)
- データベースパスワード(DB_PASSWORD)
- データベースサーバー名(DB_HOST:多くは
localhost)
この4点は、のちほどインストール画面か wp-config.php で入力します。
ブラウザからインストールスクリプトを実行する
ファイルのアップロードとデータベース準備が済んだら、
ブラウザでインストール用のURLにアクセスします。
- ルートに設置した場合
→https://あなたのドメイン/ blogフォルダに設置した場合
→https://あなたのドメイン/blog/
初回アクセス時に、WordPressのセットアップ画面が表示されます。
- 使用する言語の選択
- 「さあ、始めましょう」的なボタンをクリック
その後、
- データベース名
- ユーザー名
- パスワード
- データベースサーバー(ホスト名)
- テーブル接頭辞(通常は
wp_のままでOK)
を問われるので、先ほどメモした内容を入力します。
wp-configなど設定ファイルの作成と接続情報の入力
データベース情報の入力が終わると、WordPressが自動的に設定ファイル(wp-config.php)を生成します。
もし何らかの理由で自動生成がうまくいかない場合は、手動で以下の作業を行います。
- ローカルの
wp-config-sample.phpを開く - 該当部分を書き換える
define( 'DB_NAME', 'ここにデータベース名' );
define( 'DB_USER', 'ここにデータベースユーザー名' );
define( 'DB_PASSWORD', 'ここにパスワード' );
define( 'DB_HOST', 'ここにホスト名(多くはlocalhost)' );
$table_prefix = 'wp_';
- ファイル名を
wp-config.phpに変更 - そのファイルをサーバーにアップロード(WordPress本体と同じ階層)
これで、WordPressとデータベースの接続が確立されます。
インストール完了後、管理画面にログインして確認する
データベース接続が成功すると、続けて次の情報を聞かれます。
- サイトのタイトル
- 管理用ユーザー名
- 管理者パスワード
- 管理者メールアドレス
- 検索エンジンへの表示許可(インストール直後はオフでも可)
これらを入力して「インストール」を実行すると、WordPress本体のセットアップは完了です。
最後に、
- 管理画面URL(通常は
https://ドメイン/wp-admin/)へアクセス - さきほど設定したユーザー名とパスワードでログイン
- ダッシュボードが表示されるか確認
ここまでたどり着ければ、手動インストールは成功です。
あとは、
- サイトタイトルやキャッチフレーズの微調整
- テーマの有効化
- 最低限のプラグイン導入
といった「初期設定」へ進んでいけばOKです。
一度手動インストールを経験しておくと、トラブル時の切り分けや、複数サイト運営にも強くなります。
ブログ開設直後にやっておきたい初期設定
WordPressのインストールが終わったら、すぐに記事を書き始める前に、最低限の初期設定だけは整えておきましょう。
ここをサボると、あとからURL変更やSSL対応で余計な手間が増えがちです。

ログインとダッシュボードの基本操作
- ブラウザで
https://あなたのドメイン/wp-admin
にアクセスします。 - インストール時に決めたユーザー名とパスワードでログイン。
ログイン後に表示される「ダッシュボード」が、WordPress管理のホーム画面です。
最低限、次のメニューの場所だけ覚えておくと十分です。
- 「投稿」…記事を書く場所
- 「固定ページ」…プロフィールやお問い合わせなどの固定情報用
- 「外観」…テーマやメニュー、ウィジェットの設定
- 「設定」…サイト全体の基本設定
最初は全部を覚えなくてOKです。
「記事は『投稿』、デザインは『外観』、その他は『設定』」くらいの感覚でスタートしましょう。
サイトタイトルとキャッチフレーズの調整
サイトの顔になるのが「タイトル」と「キャッチフレーズ」です。
- 「設定」 → 「一般」を開く
- 「サイトのタイトル」「キャッチフレーズ」を入力/修正する
タイトルは:
- テーマ(ジャンル)が伝わる
- 読者から見て覚えやすい
この2点を意識すると、後から変えたくなりにくいです。
キャッチフレーズは、一文でサイトの方向性を説明する場所です。
例)
「副業初心者のための、月5万円を目指すブログ」
「在宅フリーランスWebライターの仕事ノート」
SEO的にも、ここにキーワードを自然に含めておくとプラスに働きます。


パーマリンク設定でURLの形を整える
パーマリンクは、記事ごとのURLのルールです。
ここを最初に決めておかないと、途中で変更したときにリンク切れが大量発生します。
- 「設定」 → 「パーマリンク」を開く
- 「投稿名」または「カスタム構造」を選ぶのが一般的
例)
- 投稿名:
https://example.com/sample-post/ - カスタム構造(カテゴリ+投稿名など):
/category/%postname%/
初心者には、「投稿名」を選んでおくのが無難です。
日本語タイトルをそのままURLにすると文字化けしやすいので、スラッグ(post-name部分)は英数字で短く編集するのがおすすめです。

常時SSL(https化)の確認と設定
最近は、httpsでないサイトは実質NGです。
クイックスタートやかんたんセットアップを使っていれば、ほぼ自動で設定されていますが、念のため確認しておきましょう。


サーバー側で独自SSLを有効化する
レンタルサーバーの管理画面で、
- 「SSL設定」
- 「独自SSL」
- 「Let’s Encrypt」
といったメニューを開き、対象ドメインにSSLが有効になっているかチェックします。
- ステータスが「設定済み」
- 証明書が発行されている
といった表記があれば、サーバー側の準備は完了です。
WordPressの一般設定でURLをhttpsに変更する
WordPress側でも、URLが https:// になっているか確認します。
- 「設定」 → 「一般」を開く
- 「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」が
https://ドメイン名になっているか確認
もし http:// のままなら、s を足して https:// に修正し、変更を保存します。
.htaccessを使って常時SSLにリダイレクトするケースもある
一部のサーバーでは、httpアクセスをhttpsに自動転送する設定を .htaccess に書く必要があります。
一般的には、サーバー側の「常時SSL化」機能をオンにするだけで済むことが多いので、
- まずはサーバー管理画面のSSL関連メニューを確認
- そこに常時SSLの項目がない場合のみ、.htaccess編集を検討
という順番にすると安全です。


コメントやディスカッション設定の見直し
デフォルトのままだと、スパムコメントが大量に届くことがあります。
早めに設定を見直しておきましょう。
- 「設定」 → 「ディスカッション」を開く
- 次のようなところを確認・調整
- 「コメントの手動承認を必須にする」
- 「過去に承認されたコメントの投稿者のコメントを許可」
- 「コメント投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」
ブログのスタイルによっては、そもそもコメント機能を使わないという選択もあります。
その場合は、テーマ設定やプラグインでコメント非表示にしておくと、管理が楽になります。
メディア(画像サイズ)の初期値調整
画像をたくさん使うブログの場合、メディア設定を放置すると無駄に大きい画像が量産されてサイトが重くなることがあります。
- 「設定」 → 「メディア」を開く
- サムネイル・中サイズ・大サイズの幅・高さを確認
ここでは、
- 実際に記事で使うサイズだけ活かす
- 明らかに使わないサイズは小さめにする or 0にして生成しない
といった調整をしておくと、ディスク容量の節約と表示速度の改善につながります。
表示設定でトップページの見せ方を決める(記事一覧/固定ページ)
トップページを「最新記事一覧」にするか、「固定ページ(LP風)」にするかは、サイトのタイプによって変わります。
- 「設定」 → 「表示設定」を開く
- 「ホームページの表示」で以下から選択
- 最新の投稿
- → ブログ型サイト向け。新着記事が自動で並ぶ。
- 固定ページ
- → 会社サイトやサービス紹介など、最初に見せたい情報を固定ページで作るサイト向け。
固定ページトップにする場合は、
- 「ホームページ」用の固定ページ
- ブログ記事一覧を表示するための固定ページ(投稿ページ)
の2つを用意し、ここでそれぞれを指定します。
ひとまずここまで済んでいれば:
- URLの形
- 常時SSL
- タイトルやキャッチフレーズ
- トップページの表示形式
といった「あとから直すと大変な部分」は、最低限整った状態です。
この段階まで来たら、次はテーマ選び・プラグイン導入・実際の記事執筆へと進んでいきましょう。
テーマ設定とデザインの整え方
WordPressサイトの「第一印象」を決めるのがテーマです。
同じ記事でも、テーマ次第で「素人っぽいブログ」にも「ちゃんとしたメディア」にも見えます。
ここでは、どう選ぶか・どう入れるか・反映確認までを一気に整理します。

テーマを選ぶときのポイント
目的(ブログ/コーポレートサイトなど)に合っているか
まずは「何に使うサイトか」をはっきりさせましょう。
- 個人ブログ・アフィリエイト
→ 記事一覧・カテゴリー・関連記事・CTAボタンなどが整っているテーマ - 会社サイト・店舗サイト
→ 固定ページ中心(サービス紹介・料金表・アクセス・お問い合わせ)に強いテーマ - ポートフォリオ・LP
→ 1カラムで見せるレイアウトや、セクション構成が得意なテーマ
テーマの公式デモサイトを見て、
「自分が作りたいサイトが、このデモに近いか?」を基準にすると失敗しにくいです。
日本語情報・サポートの有無
初心者ほど、日本語の情報量は死活問題です。
- 日本語マニュアル・公式ドキュメントがあるか
- 解説ブログやYouTubeが多いか
- フォーラムやサポート窓口で日本語対応しているか
英語オンリーのテーマはおしゃれでも、
トラブル時に「何をどう調べればいいか」が分からず詰みがちです。
デザインの好みとカスタマイズ性
「いじり倒したい人」と「できるだけ触りたくない人」で、選ぶべきテーマは変わります。
- ほぼそのまま使いたい → レイアウトが完成されているテーマ
- 自分好みに細かく変えたい → 設定項目やカスタマイザが充実したテーマ
カスタマイズ性が高いテーマほど「設定画面の項目が多くて疲れる」面もあるので、
自分の性格と技量に合った「自由度」を選ぶのがポイントです。
初心者に人気の無料テーマ
※ここでは「日本語情報が多く、導入しやすいもの」を例として挙げています。
Xeory:SEOを意識したシンプルテーマ
- 余計な装飾が少なく、読みやすさ重視
- SEOを考えた構造になっていて、最低限の設定でも形になる
- ビジネスブログやオウンドメディア的な使い方と相性が良い
「まずは余計な機能なしで、記事の質に集中したい」人向けです。
Cocoon:汎用性が高くカスタマイズしやすい
- 無料とは思えないほど機能が多い
- ブログ運営に必要な要素(目次、広告挿入、吹き出し 等)が一通り揃っている
- 設定画面からレイアウトやデザインを細かく調整可能
初心者〜中級者まで広く使われている定番テーマで、
「情報量の多さ」と「無料でここまでできるのか」というコスパが魅力です。

Simplicity2:細かく手を入れたい人に向いている
- 名前の通りシンプルな作りで、構造が分かりやすい
- 子テーマを作ってCSSやテンプレートをいじりたい人と相性が良い
- 「テーマで完結」ではなく「自分で育てる」前提の設計
コードに抵抗がなく、自分でカスタマイズしていきたい派に向いています。
有料テーマの代表例
有料テーマは、
- デザインの完成度
- 使いやすいブロックやパーツ
- マニュアル・コミュニティ・アップデート頻度
などで、無料テーマよりアドバンテージがあることが多いです。
SWELL:ブロックエディタに最適化された高機能テーマ
- Gutenberg(ブロックエディタ)に最適化された設計
- 装飾ブロックやパーツが多く、ノーコードでも「整ったデザイン」にしやすい
- 速度とデザイン性のバランスが良く、ブログ・メディア運営者に人気
「コーディングはしたくないけど、見た目にはこだわりたい」人には有力候補です。
SWELL 公式サイトでデモサイトを確認。
JIN:ブログ向けデザインが豊富
- いかにも「ブログらしい」親しみやすいデザイン
- カラーバリエーションやパーツが豊富で、世界観を作り込みやすい
- アフィリエイトブログとの相性も良い
見た目と使い勝手のバランスが良く、
「文章量は多くないけれど、雰囲気で読ませたいブログ」との相性が良い印象です。

テーマの導入・有効化の手順
管理画面から公式テーマを検索・インストールする方法
WordPress公式ディレクトリに登録されているテーマなら、管理画面から直接入れられます。
- 「外観」 → 「テーマ」 → 「新規追加」をクリック
- 右上の検索ボックスにテーマ名(例:
Cocoon)を入力 - 該当テーマが表示されたら「インストール」をクリック
- インストール完了後、「有効化」を押す
これだけで、サイト全体のデザインがテーマベースのものに切り替わります。
心配なら、事前に「ライブプレビュー」でざっくり見た目をチェックしてから有効化しましょう。
ダウンロードしたテーマZIPをアップロードする方法
有料テーマや、配布サイトからダウンロードしたテーマは、ZIPファイルで配布されます。
- テーマ販売サイトや公式ページからテーマをダウンロード(ZIPのまま保存)
- WordPress管理画面で「外観」 → 「テーマ」 → 「新規追加」
- 上部の「テーマのアップロード」をクリック
- 「ファイルを選択」でZIPファイルを指定し、「今すぐインストール」
- インストール後、「有効化」をクリック
子テーマが同梱されている場合は、
- 親テーマ(本体)
- 子テーマ
の順でインストールし、実際に有効化するのは子テーマにしておくと、
将来カスタマイズしてもアップデートで上書きされにくくなります。
テーマが正しく反映されたかの確認ポイント
テーマを有効化したら、必ず以下をチェックしておきましょう。
- サイトのトップページを表示して、
- レイアウトが崩れていないか
- 文字が異常に小さい/読みにくくなっていないか
- スマホ表示(レスポンシブ対応)を確認
- ブラウザの「検証」機能や、自分のスマホからアクセスしてチェック
- 投稿ページ・固定ページ・カテゴリーページなど、主要なページ種類を一通り見る
- メニューやウィジェットが「空」になっていないか
- テーマ変更時に再設定が必要なことが多い
もし「なんだか合わないな」と感じたら、別のテーマを試してみても問題ありません。
ただし、細かいカスタマイズを始めた後に頻繁にテーマを変えると、デザイン崩れや調整のやり直しが増えるので、
- いくつか候補を試す
- 「これで行く」と決めたら腰を据えて使い込む
という流れにすると、作業の無駄が少なくなります。
まとめ
- テーマは「目的」「日本語サポート」「好みと自由度」の3軸で選ぶ
- 無料テーマ(Cocoon など)でも十分戦えるが、デザインや作業効率を上げたいなら有料テーマも選択肢
- 導入は「管理画面からインストール → 有効化 → 表示確認」が基本の流れ
ここまで整えば、見た目の土台はほぼ完成です。
あとは、プラグインと記事コンテンツで「中身」を育てていく段階に進めます。
必須レベルのプラグインと便利ツールの導入
WordPressは「素の状態」でも動きますが、そのままだと、
- SEO設定
- 画像圧縮
- バックアップ
- アクセス解析
などが、ほぼ何も整っていません。
そこで力を発揮するのがプラグインと外部ツールです。
ただし、入れれば入れるほど良いわけではないのがポイント。
ここでは「まずこれだけ押さえておけばOK」というラインに絞って整理します。

プラグインとは何か(入れすぎ注意の理由)
プラグインは、WordPressに後から追加できる拡張機能です。
- 目次を自動で作る
- 画像を自動で圧縮する
- バックアップを定期的に取る
といったことが、コードを書かずに実現できます。
一方で、入れすぎるとこんなデメリットもあります。
- 表示速度が落ちる(読み込むファイルが増える)
- プラグイン同士やテーマとの「相性問題」でエラーが出る
- 更新が止まったプラグインがセキュリティホールになる
目安としては、本当に必要なものを10個前後に絞るイメージがおすすめです。
「なんとなく便利そうだから」で入れるのではなく、役割がかぶっていないかを常に意識しましょう。
初心者におすすめのプラグイン例
※すべてを必須にする必要はありません。
サイトの目的に合わせて、必要なものだけ取捨選択していきましょう。
All in One SEO / All in One SEO Pack:SEOの基本設定
- タイトルタグやメタディスクリプションの設定
- noindex設定(インデックスさせたくないページを除外)
- SNSでシェアされたときの表示調整
など、「SEOの土台」を一通り整えてくれる総合系プラグインです。
すでに別のSEOプラグイン(Yoast SEO / Rank Math など)を使う場合は、
SEOプラグインは1つだけに統一しましょう(複数入れるとバッティングします)。

XML Sitemap Generator for Google:検索エンジン向けサイトマップの自動生成
検索エンジンに対して、
「このサイトにはこんなURLがありますよ」
と教えるための「XMLサイトマップ」を自動生成してくれるプラグインです。
- 記事を公開・更新するたびにサイトマップを再出力
- 検索エンジン(特にGoogle)にクロールを促しやすくなる
SEOプラグインにもサイトマップ機能が付いていることがあるため、
All in One SEO 等でサイトマップを使う場合は、このプラグインは不要というケースもあります。

Akismet / Akismet Spam Protection:スパムコメント対策
世界中から飛んでくるスパムコメントを自動で仕分けしてくれる定番プラグインです。
- コメント欄を開放しているなら、ほぼ必須レベル
- コメントを「手動で1つずつチェックする」作業から解放される
商用利用の場合は利用条件を確認し、必要に応じてAPIキーを取得して設定します。

EWWW Image Optimizer:画像の自動圧縮で表示速度を改善
画像をそのままアップすると、1枚で数MBになることも珍しくありません。
EWWW Image Optimizerは、
- アップロード時に自動で画像を圧縮
- 既存の画像を一括で軽量化
してくれるツールです。
画像の最適化は、体感速度にもSEOにも直結する部分なので、
画像を多用するブログなら早めに導入しておくと効果を感じやすいです。

Contact Form 7:お問い合わせフォームの作成
- 「お問い合わせ」「仕事の依頼」「資料請求」などのフォームを簡単に設置
- メールアドレスをそのまま載せるより、スパムを受けにくい
シンプルで長く使われているプラグインです。
スパム対策として、reCAPTCHA等との連携も検討しておくと安心です。


Site Kit by Google:AnalyticsやSearch Consoleの連携
Google公式のプラグインで、以下をまとめて管理できます。
- Google アナリティクス(アクセス解析)
- Google サーチコンソール(検索パフォーマンス)
- AdSense など
WordPress側のダッシュボードで、
- アクセス数
- どんなキーワードで流入しているか
をざっくり確認できるようになるので、「毎回それぞれの管理画面にログインするのが面倒」という人に向いています。

BackWPup:バックアップの自動取得
WordPressは、テーマ・プラグイン・PHPの更新で、思わぬトラブルが起きることがあります。
BackWPupを使うと、
- データベース
- ファイル一式
を定期的にバックアップし、
Dropbox・Google Drive・FTPなどに自動保存しておけます。
「いざという時に戻せる場所があるかどうか」は、
精神衛生的にも大きな差になるので、バックアップ系は最低1つ入れておきたいところです。

Table of Contents Plus:目次の自動生成
- H2・H3などの見出しから自動で目次を生成
- 記事の上部に目次を表示し、長文でも全体像を把握しやすくする
ユーザーの読みやすさ向上に加え、
- 目次がそのまま「ページ内リンク」となり、検索結果にリッチスニペットとして表示されることもある
という意味で、SEO面のプラスも期待できます。
Classic Editor:旧エディタを使いたい場合に
ブロックエディタ(Gutenberg)がどうしても使いづらい場合、
Classic Editorを入れることで、従来の「クラシックエディタ」に切り替えられます。
- 旧来のエディタに慣れている人
- 一部の古いテーマやプラグインがブロックエディタ非対応な場合
に限定的に利用するとよいでしょう。
これから新しく慣れるなら、基本はブロックエディタに合わせていく方向をおすすめします。
Googleアナリティクス&サーチコンソールの設定
プラグインはあくまで「WordPress内部」の拡張ですが、
外部ツールと連携することで、サイト運営の精度が一気に上がります。
代表的なのが、
- Google アナリティクス(アクセス解析)
- Google サーチコンソール(検索パフォーマンス把握)
の2つです。


アナリティクスのアカウント作成とトラッキングコード設置
大まかな流れは次の通りです(GA4を前提)。
- Googleアカウントでアナリティクスにログイン
- 新しいプロパティを作成し、サイト情報を登録
- 「ウェブ」のデータストリームを作成し、測定ID(
G-XXXX...)を取得 - 設置方法を選択
- Site Kit by Google経由で連携する
- テーマの「ヘッダーにコード挿入」機能に、計測タグを貼り付ける
- 専用プラグインを使ってIDを登録する
初心者には、Site Kitで一括連携する方法がもっとも迷いが少ないです。
サーチコンソールのプロパティ登録とサイト認証
サーチコンソールは、
- どんなキーワードで検索されているか
- どのページがどれくらいクリックされているか
- インデックスのエラーが出ていないか
を確認するためのツールです。
設定の流れは以下の通りです。
- サーチコンソールにアクセスし、「プロパティを追加」
- ドメイン or URLプレフィックスを選択してサイトを登録
- 所有権の確認(サイト認証)を行う
- DNSレコードを追加
- HTMLファイルをサーバーにアップロード
- HTMLタグを
<head>内に追加 - もしくは、アナリティクスやSite Kit経由で連携して認証
個人ブログなら、アナリティクス連携 or Site Kitからまとめて設定してしまうのが手軽です。
XMLサイトマップの作成と検索エンジンへの通知
最後に、検索エンジンに「自分から挨拶に行く」ための設定として、XMLサイトマップを整えます。
- サイトマップを作る
- XML Sitemap Generator for Google を使う
- もしくは All in One SEO などのSEOプラグインのサイトマップ機能を使う
- サイトマップのURL(例:
https://ドメイン/sitemap.xml)を確認 - サーチコンソールで「サイトマップ」メニューを開く
- サイトマップURLを入力し、「送信」
これで、Googleに対して、
「このサイトはこういう構成です。新しい記事が出たら、ここを見れば分かります」
と伝えられます。


まとめ
- プラグインは「足りない機能を補う道具」。便利だが入れすぎは逆効果
- SEO・画像圧縮・スパム対策・バックアップあたりは、早めに整えておくと後が楽
- Googleアナリティクスとサーチコンソールで「読まれ方」を把握し、
XMLサイトマップで「検索エンジンへの案内板」を用意しておく
ここまでできれば、「とりあえず公開するだけのブログ」から一歩抜け出した状態になります。
あとは、データを見ながら少しずつチューニングしつつ、記事を積み上げていきましょう。
投稿ページと固定ページ、ブロックエディタの使い方
WordPressにログインした直後、多くの人がつまずくのがこの3つです。
- 「投稿」と「固定ページ」の違い
- ブロックエディタの操作
- 記事をどう書いて構成すればいいか
ここを押さえておくと、ブログ型サイトでもホームページ型サイトでも迷いにくくなります。
投稿と固定ページの役割の違い
ざっくり言うと、こう覚えておくと分かりやすいです。
| 種類 | 目的・イメージ | よく置くコンテンツ例 |
|---|---|---|
| 投稿ページ | 日々更新されていく「記事」 | ブログ記事・お知らせ・コラム |
| 固定ページ | ずっと残しておく「看板・案内板」 | 会社概要・サービス紹介・お問い合わせページ |
投稿ページの特徴
- 日付・カテゴリー・タグと紐づく
- アーカイブ(年月別・カテゴリ別)に自動で並ぶ
- ブログ・メディアの「記事」は基本すべて投稿で作る
固定ページの特徴
- 日付に縛られない「常設ページ」向き
- グローバルメニュー(ヘッダーメニュー)からリンクされやすい
- 「会社概要」「プロフィール」「プライバシーポリシー」などに使用
迷ったら
「数年後も“お知らせ”ではなく“説明ページ”として残しておきたいか?」
を基準に、投稿か固定ページかを選ぶと判断しやすくなります。

ブロックエディタの基本操作
WordPress標準の「ブロックエディタ(Gutenberg)」は、
「1つ1つの段落や画像をブロックとして組み立てる」仕組みです。


ブロックの追加・装飾・移動・削除
- 段落の左にマウスを置くと「+」ボタンが出る
- あるいは、空行で
/見出しのように入力して追加することもできる
ブロックを選択すると、上部にツールバーが表示されます。
- 太字・リンク・中央寄せなどの装飾
- 「上矢印・下矢印」でブロックの移動
- 「…」メニュー → 削除 でブロック削除
長い記事を書くときは、上部の「リストビュー(アウトライン表示)」を開くと、
見出し構造と各ブロックをまとめて確認・移動できて便利です。
画像や見出し、リストなどのよく使うブロック
初心者がよく使うのは次のあたりです。
- 段落
- 見出し(H2・H3・H4 …)
- 画像 / ギャラリー
- リスト(箇条書き・番号付きリスト)
- 引用
- ボタン
基本は、
- 段落で文章を書く
- 読みやすくしたいところで見出しやリストに分ける
- 必要に応じて画像やボタンを挿入
という3ステップだと迷いません。
記事の書き方の流れ
キーワードを決めて構成(見出し)を作る
いきなり本文を書き始めるのではなく、先に「テーマ」と「見出し」を決めるのがおすすめです。
- 狙いたいキーワードを1つ決める
- 例:「WordPress 始め方」「副業 ブログ 始め方」
- 読者の悩みを箇条書きにする
- その悩みを順に解決していくように、H2・H3の見出しを並べる
構成が先に決まっていれば、「どこから手をつければいいか」で迷わずに済みます。


タイトル・導入文・まとめの作り方
タイトル
- 読者の検索意図をそのまま載せる
- キーワードを自然に入れる
- 「誰向けなのか」「何が分かるのか」が一目で伝わるように
例)
「【初心者向け】WordPressブログの始め方|10分で開設する手順と注意点」

導入文
導入文では、次の3点をコンパクトに盛り込みます。
- 読者の現状・悩み
- 記事で分かること・得られること
- 読むことでどう楽になるか・何が解決するか

まとめ
- 記事全体の要点を3〜5行で再確認
- 「次にやるべきこと」を1つ提示する(関連記事・行動)
例)
「まずはサーバーとドメインを用意して、クイックスタートでWordPressを立ち上げてみましょう。そのうえで、本記事の初期設定を順に進めれば、今日から記事作成を始められます。」

カテゴリーやタグの設定
カテゴリー
- サイト内の「大きな棚」
- 10個前後に絞り、階層を作りすぎない
- 1記事につきメインカテゴリーは1つ(多くても2つ)に抑える

タグ
- キーワードやサブテーマを補足するラベル
- 無制限に増やさず、後から使い回せるものだけに絞る
「何でもかんでもタグをつける」のではなく、
検索や関連記事表示のときに意味があるかを意識すると、サイト構造が整理されます。

ホームページ型サイトを作る場合の構成例
ブログではなく、会社やお店のホームページとしてWordPressを使うケースも多いです。
その場合は、投稿よりも固定ページ中心の構成になります。

企業サイト用の固定ページ構成(会社概要・実績・問い合わせなど)
一例として、コーポレートサイトでよく使われる固定ページは以下の通りです。
- トップページ
- 事業内容 / サービス紹介
- 会社概要(所在地・代表者・沿革 など)
- 実績・導入事例 / 制作実績
- お客様の声(証言)
- よくある質問
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記(必要に応じて)
- 採用情報
これらを固定ページで作成し、
「外観 → メニュー」からヘッダーメニューに並べていくと、典型的な企業サイトの形になります。
ブログを併設する場合は、
- 固定ページで「お知らせ一覧」や「ブログ一覧」用のページを作る
- 投稿をその一覧ページに紐付ける
といった形もよく使われます。
コーポレートサイトで気をつけたいポイント(信頼感・導線など)
企業サイトでは、デザインよりもまず信頼感と分かりやすさが優先です。
- 会社情報(住所・電話番号・代表者名)を明記する
- お問い合わせボタンを各ページの分かりやすい場所に配置
- スマホでもストレスなく読めるレイアウトか確認する
- サービス内容が「誰向け・何を提供しているか」すぐ理解できるか
- 実績やお客様の声がある場合は、トップページからも見つけやすくする
また、
- 料金表
- 対応エリア
- 納品までの流れ
など、問い合わせ前に不安になりがちな情報を先回りして載せておくと、CV率(問い合わせ率)が上がりやすくなります。


このあたりを押さえておけば、
- ブログ型サイト → 投稿中心で、カテゴリーとタグを整理しながら記事を量産
- ホームページ型サイト → 固定ページ中心で、信頼感のある導線を設計
という2タイプどちらにも対応できるようになります。
あとは実際に1つ記事を書き切ることを目標に、ブロックエディタを触りながら慣れていきましょう。
無料でWordPressを始める場合の注意点
「まずはお金をかけずに触ってみたい」という場合、
WordPress.comの無料プランか、無料サーバー+無料ドメインという選択肢があります。
どちらも“お試し環境”としては便利ですが、本格的なブログ・収益化サイトには向かない場面が多いので、事前に特徴と限界を理解しておきましょう。

WordPress.com無料プランの使い方と制限
WordPress.comは、サーバー契約が不要な「WordPress付きブログサービス」です。
会員登録だけで、すぐに管理画面から記事を書き始められます。
ざっくりした流れは次の通りです。
- WordPress.comでアカウント登録
- サイト名やURL(
xxxxx.wordpress.com)を決める - 用意されたテーマを選んで、記事投稿を始める
無料プランは気軽ですが、次のような制限があります。
- 独自ドメインが使えず、URLが「サブドメイン形式」になる
- テーマやプラグインを自由にインストールできない
- 広告表示のコントロールができない(WordPress.com側の広告が出る場合がある)
- 商用利用やアフィリエイトに制限が付くプランがある
「WordPressの画面や操作感を試したい」「日記レベルのブログを作りたい」なら十分ですが、
自分の資産として育てるブログにしたいなら、有料プラン or 自前サーバーへの移行を前提に考えておくと安全です。
無料サーバー+無料ドメインで始める手順の概要
もう一つのパターンが、無料レンタルサーバーにWordPressをインストールする方法です。
無料レンタルサーバーのアカウント作成
- 無料枠のあるレンタルサーバーに登録し、ログイン情報を取得
- 容量・転送量・PHP対応状況などを確認(WordPress可かどうか要チェック)
無料ドメインの取得
- 無料のサブドメインサービスや、サーバーが提供する無料サブドメインを利用
- URLが
example.freehost.comなどの形式になることが多い
「好きな独自ドメイン」とは違い、ブランド性や信頼性はどうしても劣る点は押さえておきましょう。
無料サーバーにWordPressをインストール
- サーバーの「自動インストール」機能があればそれを利用
- ない場合は、公式サイトからダウンロード → FTPでアップロード → 手動インストール
サーバー側の機能が限定的なことも多く、有料サーバーより手間がかかる可能性があります。
管理画面にログインしてサイトを作ってみる
インストールが完了したら、
http(s)://取得したドメイン/wp-adminにアクセス- 管理者アカウントでログインし、テーマやプラグインを整えながら記事を作成
基本操作は有料サーバーと同じなので、「WordPress本体の練習」には向いています。
無料環境で運用するメリット・デメリット
お金をかけずに試せる反面、表示速度や広告制限がある
無料環境の一番のメリットは、当然ながらコストがゼロに近いことです。
- 仕組みや管理画面に慣れる
- 執筆習慣を付ける
- 続けられそうか試す
といった「お試し期間」としてはとても有用です。
その一方で、次のようなデメリットがつきまといます。
- サーバースペックが低く、表示速度が不安定になりやすい
- アクセスが増えた途端に制限・凍結されることがある
- サービス側の広告が表示され、自分で消せない
- サービス終了・規約変更のリスクをコントロールできない
長期的に見ると、読者の信頼・SEO評価・運営の自由度の面でかなり不利になりがちです。
商用利用・収益化の制約を確認しておく
無料プランや無料サーバーでは、利用規約で以下のような制限が設定されていることがあります。
- アフィリエイトリンクの貼り方に制約がある
- 自己発行の広告(バナー・スポンサー枠など)に制限がある
- 特定ジャンル(ギャンブル・アダルト等)が禁止されている
- 商用利用そのものを禁止、または条件付きにしている
「将来的に収益化したい」「ネットから仕事の問い合わせを受けたい」と考えているなら、
最初の段階で規約を確認し、
無料環境は“練習用”
本番は早めに有料サーバー+独自ドメインへ移行
という前提で進めたほうが、後からの引っ越しがスムーズです。
無料で始めること自体は悪い選択ではありません。
ただし、「どこまでが無料で許される範囲か」「いつ有料に切り替えるか」を決めずに使い続けると、
いざ本気でブログを育てたくなったときに足かせになりやすいので注意しておきましょう。
中級者向けの設定・カスタマイズ
「ひとまずブログは動いている」という状態から一歩進めて、
読まれやすく・成果が出やすいサイトにしていく段階の話です。
ここでは、デザイン・SEO・解析・周辺サービスを「中級者向け」の視点で整理します。
トップページのデザインを整える方法
トップページは、「はじめて来た人がサイトを続けて読むかどうかを決める場所」です。
単に記事一覧を並べるのではなく、役割を整理して作り込みましょう。
- ブログ型:
→ 新着記事・人気記事・カテゴリー別の導線を分かりやすく配置 - ホームページ型:
→ サービス概要・実績・問い合わせへの流れを1ページで伝える構成に
WordPressでの具体的な整え方は次の通りです。
- 「設定 → 表示設定」でトップページに使う固定ページを指定
- ブロックエディタで、以下のようなセクションを配置
- ファーストビュー(キャッチコピー+メイン画像orカラー)
- サイトの目的・提供価値を一言で伝えるブロック
- サービス/カテゴリーごとの導線(カード・ボタンなど)
- 実績・プロフィール・お問い合わせへのリンク
「何をしているサイトか?」が3秒で伝わるかを意識して、余計な要素は削るほうが洗練されます。

サイドバーやウィジェットの設定
サイドバーは、「今読んでいる記事のついでに、次の行き先を紹介するスペース」です。
よくある構成例:
- プロフィール(どんな人が書いているか)
- サイト内検索
- カテゴリー一覧
- 人気記事・おすすめ記事
- メルマガ登録やLINE登録へのバナー
- お問い合わせ・資料請求ボタン など
設定手順のイメージは、
- 「外観 → ウィジェット」を開く
- 使用中のテーマで「サイドバー」となっているエリアに、
テキスト・画像・メニュー・カテゴリーなどのウィジェットをドラッグ&ドロップ - 表示内容・順番を調整して保存
ポイントは、「目的の違うパーツを詰め込みすぎない」ことです。
- 回遊を増やしたい → 人気記事・関連記事・カテゴリー
- 信頼を伝えたい → プロフィール・実績・お客様の声
- リスト獲得を重視 → メルマガ登録フォーム・プレゼント企画
など、サイトのゴールに合わせて“主役級のパーツ”を2〜3つ決め、残りは思い切って削るとスッキリします。

SEOを意識した追加設定
初期設定だけではカバーしきれない、「中級レベルのSEO調整」として意識したいポイントです。
- タイトルとディスクリプションを記事ごとに適切に書く
- 検索結果でのクリック率に直結
- SEOプラグイン(All in One SEO など)で編集可能
- カテゴリー・タグの整理
- 似たカテゴリーを乱立させず、テーマごとにまとめる
- タグはキーワードのゴミ箱にせず、後から再利用するものだけに絞る
- インデックスさせないページをnoindexにする
- タグアーカイブや検索結果ページなど、価値が薄いページはインデックスから外す
- 画像の代替テキスト(alt)を適切に書く
- 画像の内容を簡潔に説明しつつ、無理のない範囲でキーワードも意識
- 内部リンクを意図的に張る
- 関連性の高い記事同士をつないで、滞在時間と評価を高める
「SEOのテクニック」よりも、
“読み終わった人に、次に読むべきページを示せているか?”を常に意識すると、自然と内部施策が整っていきます。
測定ツール・アクセス解析の活用方法
Googleアナリティクスやサーチコンソールを入れたら、
「数字を眺めて満足」で終わらせず、改善アクションに落とすところまでやりたいところです。
チェックしておきたい観点は、最低限この4つです。
- どの記事にアクセスが集まっているか
→ 上位記事はタイトルと導入を見直し、関連内部リンクを増やす - どの検索キーワードから来ているか(サーチコンソール)
→ 表示回数が多くクリック率が低いクエリは、タイトル・ディスクリプションの改善候補 - 滞在時間・直帰率
→ 極端に短いページは、- 読者の意図と内容がずれている
- 冒頭で離脱させてしまっている
可能性を疑う
- デバイス別の表示状況
→ スマホ比率が高いのに、スマホ表示で読みにくいレイアウトになっていないかを確認
「毎日全部を見る」のではなく、「週1〜月1で重点指標だけ振り返る」くらいが現実的です。
数字を見て「次何を直すか」を1つだけ決める習慣がつくと、自然とサイトが育っていきます。

メールアドレスの作成など、付帯サービスの設定
運営が軌道に乗ってきたら、ドメインと合わせた周辺環境も整えておきましょう。
- 独自ドメインメールの作成
info@yourdomain.com/contact@…など- レンタルサーバーの管理画面からメールアカウントを作成し、GmailやOutlookで送受信設定
- お問い合わせフォームの送信先や、名刺・提案書などにも利用
- お問い合わせ動線の強化
- Contact Form 7 などで作ったフォームに、独自ドメインメールを紐付け
- 送信後のサンクスページ(お礼ページ)で、次の行動(資料DL・別記事)を案内
- ニュースレター・メルマガの準備(必要に応じて)
- 将来的に情報発信や商品販売を考えるなら、
早めにメール配信サービスのアカウントを作ってフォームを設置しておくと有利
- 将来的に情報発信や商品販売を考えるなら、
- バックアップ・セキュリティ通知のメール送信先を整理
- BackWPup やセキュリティ系プラグインの通知メールを、
普段利用しているアドレスに届くよう適切に設定
- BackWPup やセキュリティ系プラグインの通知メールを、
「ブログを書く」以外の部分を整えておくことで、
問い合わせ対応・トラブル対応・信用力の面が一段階アップします。



ここまでの設定がひと通り終わっていれば、
あなたのWordPressサイトはすでに「ただ立ち上げただけ」から抜け出し、
“成果を出すために育てるメディア”の土台が整った状態と言えます。
あとは、データと反応を見ながら、
- デザイン
- 導線
- コンテンツ
を少しずつチューニングしていく段階です。
ブログ運営と収益化の第一歩
WordPressを立ち上げて初期設定まで終わったら、次は「どう運営して、どう収益につなげるか」です。
ここでは、最初の方向性づくり〜ASP・広告導入〜収益のイメージまでを、無理なく進めるための考え方として整理します。
ブログのテーマ・ジャンルの決め方
「何を書いてもいい」と言われると、逆に手が止まりがちです。
最初に、次の3つの軸でテーマを絞り込むと迷いにくくなります。
- 興味・経験があるか
- まったく興味がないジャンルは、数記事で手が止まりやすいです。
- 悩みを抱えている人がいるか
- 「検索されるテーマかどうか」が重要。
例:副業・資格・子育て・転職・ガジェット・ブログ運営など。
- 「検索されるテーマかどうか」が重要。
- マネタイズ手段があるか
- ASP案件(商品・サービス)がある
- 書籍・ツール・オンライン講座などと相性がいい
おすすめは、「自分が少しだけ先を歩いている領域」です。
- 完全な初心者 → 初心者に教えるのは難しい
- プロレベル → 初心者には難しすぎて伝わりにくい
「半歩〜1歩だけ先」の視点のほうが、読者のつまずきがよく分かり、記事も書きやすくなります。


読者の役に立つ記事の作り方
収益化を考える前に、まずは「検索してきた人の問題をちゃんと解決できているか」が最重要です。
記事作成の基本は次の流れです。
- 検索意図をはっきりさせる
- 例:
- 「WordPress 始め方」→ 手順と注意点を知りたい
- 「Cocoon 目次 消す」→ 目次の非表示方法だけ分かればいい
- 例:
- 結論と全体像を先に示す
- 導入文〜最初の見出しで「この記事で分かること」を明確に。
- 手順や考え方を具体的に書く
- スクショ・具体例・設定値・失敗例など、「明日から真似できるレベル」で書く。
- 最後に再度「何が解決したか」をまとめる
- 読者の不安がちゃんと消えているか振り返る。
「オリジナリティ」は、奇抜なことを書くよりも、
- 自分なりの工夫
- 実際に試してダメだった方法
- つまずきポイントとその乗り越え方
といった具体的な経験や検証結果を混ぜることで自然に出てきます。

ASP登録などアフィリエイトの準備
WordPressでの代表的な収益源の1つがアフィリエイトです。
そのためにまず必要なのが、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)への登録です。
大まかな流れは次のとおりです。
- ASPに会員登録
- メールアドレス・基本情報・サイト情報を入力
- サイトの審査が行われるASPも多いので、最低限のデザインと数記事は用意しておく。
- 掲載したい案件を探す
- 自分のブログテーマに合った商品・サービスに絞る
- 単価だけで選ばず「本当に読者にすすめられるか」を基準にする。
- 広告リンクを取得して記事へ貼る
- 「レビュー記事」「比較記事」「体験談」「使い方ガイド」などと組み合わせると自然。
注意したいのは、案件ありきでテーマを決めないことです。
ASP案件はあくまで「読者の悩みを解決するための手段」として使ったほうが、結果的にCV(成約)も伸びやすくなります。

Google Adsenseやその他広告の導入タイミング
クリック型広告(代表例がGoogle AdSense)は、
- PV(アクセス数)に比例して収益が増える
- クリックされやすい位置に自動で配置してくれる
といった特徴がありますが、導入するタイミングを見誤ると逆効果になることもあります。
目安としては、
- 記事数:20〜30記事以上
- 1日のアクセス:少なくとも数十〜100PV前後
くらいから申請・導入を検討するとバランスが良いです。
理由は、
- 初期の数記事の状態で広告だらけにすると、読者体験が悪くなる
- 審査に通らないケースも多く、何度も出し直すのは消耗する
からです。
また、
- クリック型広告(AdSense)
- 成果報酬型広告(ASP)
は、貼る場所やバランスを意識することが大切です。
- キャンペーンや商品をしっかり紹介したいページ
→ ASPのバナー/テキストリンクを中心に。 - 雑多な情報を扱う記事や日記寄りの記事
→ AdSense中心でよいケースも多い。
「どのページに、どの目的で広告を置くのか」を決めてから設置すると、サイト全体が雑多になりにくくなります。

収益化までの期間の目安と考え方
ここが一番勘違いされやすいポイントですが、
WordPressブログでの収益化は「時間がかかるのが普通」です。
あくまで目安ですが、こんなイメージを持っておくと現実的です。
- 1〜3か月目
- 基礎記事づくり・初期設定・テーマ調整に集中
- 収益はほぼ0〜数百円程度でも不思議ではない
- 4〜6か月目
- 検索からの流入が徐々に増え始める時期
- ASPやAdSenseで「たまに発生・クリックがある」程度が見え始める
- 半年〜1年以降
- 記事数・内部リンク・リライトが効いてくる
- テーマや努力量次第で、数千〜数万円台が現実的なラインに
もちろん、ジャンル・作業時間・ライティングスキルで差は出ますが、
「3か月で結果が出ないから向いていない」と判断するのは早すぎることが多いです。
大事なのは、
- 記事数ではなく「読者の役に立った回数」を増やす意識
- アクセス解析や検索順位を見て、記事を書きっぱなしにせずリライトすること
- 自分の経験や検証を積み重ねて、記事に「説得力」と「厚み」を持たせていくこと
この3つです。
最初は「サーバー代くらいは回収したい」という目標で構いません。
そこをクリアできれば、あとは記事の質・導線・案件選びを少しずつ磨いていくことで、
収益とともにブログ自体の価値も着実に育っていきます。
WordPressブログ開設時によくあるトラブルと対処法
WordPressは「ボタンひとつで完成!」とはいかず、
とくに開設直後に細かいトラブルが出がちです。
ここでは、初心者がつまずきやすい場面と、
「まずどこを疑えばいいか」「どこまで自力で対応できるか」を整理しておきます。
ログイン・表示まわりのトラブル
管理画面にログインできないときの確認ポイント
以下を上から順にチェックすると原因を絞りやすくなります。
- URLが正しいか
- 通常は
https://あなたのドメイン/wp-adminhttps://あなたのドメイン/wp-login.php - サーバーのクイックスタートを使った場合も基本は同じです。
- 通常は
- ID・パスワードの誤入力
- 大文字・小文字・全角/半角を再確認。
- 忘れた場合は「パスワードをお忘れですか?」から再発行。
- セキュリティ系プラグインによるロック
- ログイン試行回数が多いと、一時的にアクセス拒否されることがあります。
- 心当たりがある場合は、数十分置くか、サーバーのファイルマネージャー/FTPで
wp-content/pluginsフォルダ名を一時的に変更 → プラグインを無効化して確認。
- キャッシュ・ブラウザ側の不具合
- 別ブラウザ/シークレットウィンドウで試す。
- スマホとPC両方で試すと、端末側かサーバー側かの切り分けがしやすくなります。
「閲覧できません(Forbidden access)」と表示される場合
Forbiddenは「サーバーは生きているが、あなたのアクセスが許可されていない」という状態です。
- ファイル・フォルダの権限設定がおかしい
- 何かを編集した直後から出るようなら、パーミッション変更の有無を確認。
- WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の誤検知
- 管理画面へのアクセスや特定URLがWAFにブロックされることがあります。
- レンタルサーバーの管理画面からWAF一時解除/除外設定ができないか確認。
- .htaccessの設定ミス
- リダイレクトやベーシック認証をいじった直後なら、
.htaccessの記述ミスを疑うべきです(編集前のバックアップがあれば戻す)。
- リダイレクトやベーシック認証をいじった直後なら、
自力で原因が特定できない場合は、
「Forbidden表示のスクリーンショット」「直前に行った操作」を添えてサーバーサポートに相談すると話が早いです。
ブログURLにアクセスすると設定待ち画面やエラーが出るとき
開設直後によくあるのが、以下のような状態です。
- 「設定中/反映待ち」といったメッセージ
- 404エラー・サーバーエラーが出る
主な原因と対処は次のとおりです。
- DNSやドメイン設定の反映待ち
- ネームサーバー変更直後は、数時間〜最大1日ほどかかることがあります。
- 契約したサーバー側でドメイン設定(ドメイン追加)が完了しているかも確認。
- SSL証明書発行中
- 無料SSLを利用している場合、発行〜反映に時間がかかるケースがあります。
- 一度
http://でアクセスして表示されるか確認してみる。
- WordPressのインストール先のズレ
https://ドメイン/wordpress/にインストールしているのに、
トップをhttps://ドメイン/で見ようとしている、など。- 一度サーバーの「簡単インストール」画面や、
一般設定のURLを確認。
ドメイン・メール・認証関係のよくあるミス
メールアドレスの入力ミスで確認メールが届かない
会員登録・契約時によくあるのが「アドレスの打ち間違い」です。
- まずは迷惑メールフォルダ・プロモーションタブを確認。
- どこにも見当たらなければ、
- ログインできるなら会員情報画面からメールアドレスを修正 → 再送依頼
- どうしてもログインできない場合は、サポート窓口に「誤ったアドレス」と「正しいアドレス」を伝えて相談。
まだブログ構築前の段階であれば、一度解約→正しいメールアドレスで再契約したほうが早い場合もあります。
認証コードが届かない・認証に失敗する場合
SMS認証や電話認証でつまずく場合は、次を確認します。
- 電話番号の国番号・ゼロの有無(日本なら
+81で先頭の0を削るケースなど) - 電波状況や圏外の有無
- 同じ番号で短時間に何度も認証を試してロックされていないか
それでも届かない場合、
- 別の電話番号を登録してみる
- 「電話応答」か「SMS」か、方法を切り替えて再試行
- サポートに問い合わせて、認証回数制限解除や代替手段がないか確認
といった流れになります。
申し込んだサーバープランを変更したくなったときの対応
「一番安いプランにしたけれど、アクセスが増えて不安」「逆にオーバースペックだった」
といったケースは珍しくありません。
- 上位プランへの変更
- 多くのレンタルサーバーで、同一アカウント内でのアップグレードが可能。
- 管理画面のプラン変更メニューから申し込めることが多いです。
- 下位プランへの変更
- できない/タイミングが限られるサーバーもあるので、事前に規約を確認。
- 難しい場合は、契約更新のタイミングで見直す、というのも選択肢です。
いずれにせよ、プラン変更はサーバー会社固有のルールがあるので、
悩む前にヘルプページかサポートに一度確認してしまうのが早道です。
取得した独自ドメイン名を変更したくなった場合の考え方
独自ドメインは基本的に「名前の変更」ができません。
- 別のドメインを新規取得
- サイトを新ドメイン側に移行
- 旧ドメインから新ドメインへ301リダイレクト設定
という流れになります。
開設して間もないうちであれば、思い切って作り直してしまうのも現実的です。
ある程度記事や被リンクが集まってからの変更は、SEO上のリスクもあるため、
- 本当に変える必要があるのか
- 旧ドメインをどのくらいの期間残すか
を慎重に考えたうえで判断するとよいでしょう。
SSL・パーマリンクの不具合
SSL化が反映されない/httpで表示される
https化まわりのトラブルは、原因候補を順に潰していくのがコツです。
- サーバー側でSSLが有効か確認
- 無料SSLの「設定中」のまま止まっていないか。
- ドメインが正しく追加されているか。
- WordPressのURL設定を確認
- 「設定 → 一般」の
- WordPress アドレス (URL)
- サイトアドレス (URL)
がhttps://から始まっているか。
- 「設定 → 一般」の
- httpからhttpsへのリダイレクト設定
- プラグイン(Really Simple SSL など)を利用するか、
.htaccessにリダイレクト記述を追加するケースもあります。
- ブラウザ・キャッシュ・CDNの影響
- キャッシュ削除やシークレットウィンドウで再確認。
- CDNやキャッシュプラグインを使っている場合は一度無効化して様子を見る。
パーマリンクが文字化けしてしまう場合
URLの日本語部分が、%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%8B...
のような文字列になることがあります。
- 「設定 → パーマリンク設定」で投稿名などの分かりやすい形式に変更
- 各投稿の「スラッグ」を手動で英数字に調整
- 例:
wordpress-hazimekataのようにローマ字でそろえる
- 例:
すでに検索から少し流入している記事のURLを変更する場合は、
リダイレクト設定(301)をしておかないと、アクセスや評価が分散してしまう点に注意しましょう。

検索に表示されない・インデックス遅延
作成したばかりのブログが検索結果に出ない理由
開設して数日〜数週間のサイトが検索に出てこないのは、むしろ普通です。
主な理由は、
- 検索エンジンがまだサイトを巡回していない
- コンテンツ量が少なく、評価対象になっていない
検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする設定がオンになっている
など。
まずは「設定 → 表示設定」の
検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする
のチェックが外れているか必ず確認しましょう。
検索エンジンに認識させるためにやること
- Googleサーチコンソールに登録し、サイトを追加
- XMLサイトマップを作成し、サーチコンソールから送信
- SNSや他サイトから1〜2本でもリンクを貼っておく(クロールの入口を作るイメージ)
- 定期的に記事を更新し、「動いているサイト」であることを示す
インデックスはあくまで検索エンジン側のタイミング次第なので、
焦るよりも「見に来たときに評価される状態」(記事の質・内部リンク)を整えておくほうが効果的です。
海外からの利用やスマホ利用に関するトラブル
海外からブログを作成・運営したい場合の注意点
日本のレンタルサーバーの中には、
- 管理画面やログインページへの海外IPアクセスを制限しているサービス
- 海外からのログインをWAFが弾く設定になっているサービス
もあります。
その場合の対策としては、
- サーバー側で「海外アクセス制限」「国外IP制限」の設定を確認し、必要に応じて解除・除外登録
- 日本のVPN経由でログインする
- どうしても難しい場合は、海外利用に配慮したサーバーを検討
また、WordPressの「設定 → 一般」でサイトのタイムゾーンを適切に設定しておくと、
投稿予約やログの時間表示ずれを防げます。
スマホだけでブログを立ち上げるときの限界と工夫
スマホだけでもWordPressブログは立ち上げられますが、以下のような制約があります。
- サーバー管理画面がPC前提のUIで、細かな設定がしづらい
- テーマカスタマイズや長文執筆が、画面サイズ的にかなり窮屈
- 画像のリサイズや細かいレイアウト調整が大変
工夫としては、
- ブラウザの「PC版サイトを表示」を使って管理画面を開く
- 文章はメモアプリやクラウドエディタで下書きし、WordPressにはコピペする
- 可能であれば
- Bluetoothキーボード
- タブレット
を用意しておくと、作業効率が大きく変わります。
本格的に育てるブログであれば、
初期構築だけでもPC環境で一度しっかり整え、その後の更新をスマホ中心にするという運用が現実的です。


開設直後のトラブルは、ほとんどが
- 設定反映待ち
- 入力ミス
- 仕組みを知らないがゆえの「想定内のエラー」
に収まります。
あわてて全消しする前に、
ここで挙げたチェックポイントを一つずつ確認していけば、
多くの問題は「原因の見当がつく状態」までは自力で持っていけるはずです。
初心者からよく寄せられるQ&Aまとめ
ここでは、これからWordPressを始める人が実際によく迷うポイントを
「質問 → 答え」の形でまとめておきます。
疑問が出てきたときに、ここだけ読み返しても理解できるように意識しています。
お金・環境まわりの質問
WordPressは本当に無料で使える? どこから費用がかかる?
WordPress本体(ソフトウェア)はオープンソースで無料です。
ただし、実際にブログやサイトとして公開するには、
- レンタルサーバー代
- 独自ドメイン代
- 必要に応じてテーマや有料プラグイン
といった「周辺のサービス」部分にお金がかかります。
イメージとしては、
- WordPress:無料の「家の設計図」
- サーバー:土地と建物の土台
- ドメイン:住所
- テーマ・プラグイン:内装や家具
のような関係です。
初期費用・年間費用はいくら見ておけば安心?
個人ブログ〜小規模サイトであれば、だいたい次のような感覚で考えておけば十分です。
- 初期費用
- サーバー契約:0円〜数千円(キャンペーン次第)
- ドメイン取得:数百円〜1,500円前後
- 年間費用の目安
- サーバー:年5,000〜15,000円程度(プランにより差あり)
- ドメイン更新:年1,000〜2,000円程度
ざっくり「月1,000円前後」をイメージしておけば、
趣味ブログでも現実的、かつ運営しやすいレンジに収まります。

無料ブログとWordPress、どちらから始めるべき?
迷う場合は、次のように考えると決めやすいです。
- 将来、収益化やビジネス活用を考えている
→ 最初からWordPressを推奨 - とにかく「文章を書く習慣」をつけたいだけ
→ 無料ブログで感覚をつかんでから、WordPressに引っ越しでもOK
ただし、無料ブログで始めると、
- サービス終了・規約変更のリスク
- デザイン・広告の自由度の低さ
- 引っ越し時の手間
といったデメリットが必ず出てきます。
「今は本気か分からないけど、できれば続けて育てたい」という感覚なら、
最初からWordPressで小さく始めるほうが、長期的にはコスパがよいことが多いです。

技術・難易度に関する質問
プログラミング知識がなくても使える?
結論から言うと、HTMLやPHPが分からなくても使えます。
- テーマ:デザインテンプレートを選ぶだけ
- ブロックエディタ:Wordで文書を書く感覚に近い
- プラグイン:必要な機能を追加インストールするだけ
細かいカスタマイズ(デザインを1px単位で変える、独自機能を作る)にはコードが必要ですが、
「ブログを運営する」レベルなら、設定画面と管理画面の操作だけで十分です。
独学だと習得にどれくらい時間がかかる?
目安としては、
- 1〜2日:
- 管理画面の構造になれる
- 記事を1本投稿できる
- 1〜2週間:
- 基本的な初期設定・テーマ変更・プラグイン導入を一通りこなせる
- 1〜3か月:
- トラブル対応や軽微なデザイン調整を自力で調べて解決できるようになる
大事なのは、「本や動画を見てから動く」のではなく、
実際に1サイト作りながら、分からないところをその場で調べていくことです。
サーバー・ドメイン選びに関する質問
レンタルサーバーはどう選べばいい?
初心者向けのチェックポイントは多くありません。次の5つで十分です。
- WordPressの簡単インストール/クイックスタートがあるか
- 表示速度や安定性に定評があるか
- 自動バックアップ・セキュリティ対策が標準でついているか
- サポートやマニュアルが分かりやすいか
- 料金(キャンペーン含め)と自分の予算感が合うか
「細かいスペック比較」にこだわるより、
初心者がつまずきにくいかどうかを優先したほうが失敗しにくいです。

ドメイン名を決めるときのポイントは?
絶対の正解はありませんが、次のあたりを押さえておくと無難です。
- シンプルで覚えやすい(長すぎない)
- サイトのテーマや屋号と完全にズレていない
- 可能なら、英単語やローマ字で読めるものにする
- ハイフンや数字を多用しすぎない
個人ブログなら、
- 自分のハンドルネームベース
- ブログのコンセプトベース
どちらかに寄せると、あとから方向性を変えても対応しやすいです。

ConoHa WING・エックスサーバー・ロリポップ!の違いは?
ざっくり言うと、こんなイメージです。
- ConoHa WING
- WordPressかんたんセットアップが使いやすく、スピードとコスパ重視の人向け
- エックスサーバー
- 長年の実績と情報量があり、「迷ったらここ」の定番サーバー
- ロリポップ!
- 低価格帯プランがあり、小規模サイトやお試しに向く
どれもWordPressには対応しているので、
「料金・速度・サポート・管理画面の使いやすさ」のバランスで選ぶとよいです。
テーマ・プラグインに関する質問
無料テーマでも問題ない? 有料にするタイミングは?
結論として、無料テーマでもまったく問題なく運営できます。
- 無料テーマの利点
- コストゼロで始められる
- 代表的なテーマは情報が多く、ググって解決しやすい
- 有料テーマの利点
- デザインの完成度が高く、設定画面だけで見栄えする
- ブログ向けの装飾やパーツがあらかじめ用意されている
有料テーマに移行するタイミングとしては、
- 10〜20記事ほど書き、「続けられそう」と感じた
- デザイン調整に時間を取られていて、本来の執筆時間を圧迫している
- 収益を少しでも得られ始めた
といった段階が一つの目安になります。
プラグインは何個くらいまでに抑えるべき?
明確な上限はありませんが、「必要だから入れる」を徹底することが大切です。
- 目安:10〜15個前後に収まっていると扱いやすい
- 同じような機能のプラグインを複数入れない
- 使っていないプラグインは停止→削除
プラグインを入れすぎると、
- 表示速度低下
- 競合・エラーの原因
にもなり得るので、「本当に必要か?」を毎回一度立ち止まって考える癖をつけておきましょう。
コンテンツ作成・運営に関する質問
どんな記事から書き始めればいい?
最初は次の3タイプから着手すると流れが作りやすいです。
- サイトの主軸となる「基本解説記事」
- 例:
- WordPressの始め方
- ○○の選び方
- 例:
- 自分の体験に基づく「レビュー・体験談」
- 例:
- 実際に使ってみた感想・失敗談
- 例:
- 読者のピンポイントな悩みを解決する「HowTo記事」
- 例:
- ◯◯の設定方法
- エラーの解消手順
- 例:
「日記」からスタートすると、検索からの流入が増えにくいので、
必ず誰かの役に立つ「困りごとベース」の記事を意識しましょう。

記事の文字数や画像サイズの目安は?
文字数については、
- 目安:2,000〜3,000文字前後
- テーマが広い場合は、4,000〜5,000文字になることも珍しくありません
ただし、「長さ」よりも読み終わったときに疑問が解消しているかが重要です。
画像サイズは、
- 横幅:1,200px前後まで
- ファイルサイズ:1枚あたり100KB前後を目標(圧縮ツールで調整)
といったイメージを持っておくと、
デザインと表示速度のバランスが取りやすくなります。


Google Adsenseの申請はいつ頃行うのが良い?
おすすめのタイミングは、
- 記事数:10〜20本程度
- 内容:
- 読者の役に立つ情報が中心
- 規約的にグレーなジャンルを避ける
くらいが目安です。
開設直後・記事がほとんどない状態で申請しても、
- 審査に通りづらい
- たとえ通っても、収益はほぼ発生しない
ため、まずは「土台づくり(コンテンツ作成)」を優先したほうが効率的です。


その他のよくある疑問
WordPressはブログ以外のサイトも作れる?
はい、ブログ以外にもさまざまなサイトが作れます。
- 企業・店舗のホームページ
- ポートフォリオサイト
- オンラインショップ(ECプラグイン利用)
- 会員サイト・オンラインスクール
- ランディングページ(LP) など
テーマとプラグインの組み合わせ次第で、かなり幅広い用途に対応できます。
ただし、ECや会員サイトなどは設計やセキュリティのハードルが上がるので、
最初はブログやコーポレートサイトから始め、慣れてから拡張するのがおすすめです。
スマホだけで開設から運営まで完結できる?
技術的にはスマホだけでも可能です。
- サーバー契約
- ドメイン取得
- WordPressのインストール
- 記事執筆
までは、スマホのブラウザと公式アプリでなんとかこなせます。
ただし、
- 管理画面がPC前提で見づらい
- 記事の装飾や画像加工が大変
- トラブル対応の調査・作業がやりにくい
といったストレスはどうしても出てきます。
現実的な運用としては、
- 初期構築:PC(またはタブレット)
- 記事の執筆・軽微な修正:スマホメイン
といった「PC+スマホ併用」スタイルが、作業効率と快適さのバランスが良いです。
WordPressで楽しくブログ・サイト運営を始めよう
開設のハードルは「思ったより低い」ことを再確認
ここまでの流れを振り返ると、WordPress開設に必要なことはそれほど多くありません。
- レンタルサーバーの契約
- 独自ドメインの取得
- WordPressのインストール
この3つができれば、ひとまず「自分のサイト」は形になります。
専門用語は多く見えますが、実際の作業は「フォームに入力してボタンを押す」の繰り返しです。
大事なのは、一気に完璧を目指すのではなく、「今日はここまで進める」という小さなステップで進めていくことです。
最短10分で形は作れるが、育てるのはこれから
クイックスタートやかんたんセットアップを使えば、環境構築そのものは本当に短時間で終わります。
ただし、そこから先の
- 記事を書く
- デザインや導線を整える
- 読者の反応を見ながら改善する
といった部分こそが、本当の意味での「サイト運営」です。
WordPressは、「開設がゴール」ではなく「スタートラインに立つための仕組み」だと捉えると、
焦らず腰を据えてコンテンツ作りに集中できるようになります。
迷ったら「有料サーバー+独自ドメイン」で小さくスタート
無料ブログや無料サーバーにもメリットはありますが、
長く続けるつもりなら、やはり
- 有料レンタルサーバー
- 独自ドメイン
という組み合わせが、自由度・安定性・信頼感の面で一歩抜けています。
とはいえ、いきなり大きな投資は不要です。
月1,000円前後のプランでも、個人ブログや小さなビジネスサイトなら十分戦えます。
「いつか本気でやりたくなるかもしれない」なら、
今のうちから自分のドメインで、少しずつ記事と経験を積み上げていきましょう。
WordPressは、それを支える土台として、長く付き合える相棒になってくれます。
まとめ
ここまで、WordPressブログを最短10分で立ち上げるための全ステップを一気に駆け抜けてきました。
- サーバー契約と独自ドメインの取得
- WordPressのインストール(クイックスタート/かんたんセットアップ)
- 初期設定・テーマ・プラグインの最低限の整え方
- ブログ運営と収益化へ向けた、次の一歩の踏み出し方
流れを通して見てみると、「思っていたよりシンプルだった」と感じたのではないでしょうか。
もちろん、今日この記事を読み終えた時点では、
まだ「スタートラインに立っただけ」です。
デザインを少しずつ整えたり、記事を書き溜めたり、アクセス解析を見ながら改善していく過程で、
あなたのサイトは少しずつ“メディア”らしい顔つきになっていきます。
大切なのは、完璧を目指すよりも、まずは動くものを作り、小さく改善を重ねていくこと。
迷ったらこの記事に戻り、「今の自分はどのステップをやっているのか」を確認しながら進めてみてください。
WordPressは、一度仕組みをつかめば、ブログにもホームページにも応用できる“長く使えるスキル”です。
今日作った最初の1サイトが、数か月後・数年後のあなたの仕事や収入、チャンスにつながっていくかもしれません。
さあ、あとは手を動かすだけです。
あなたの最初のWordPressブログを、一緒に育てていきましょう。
